~正人も知らないファンタジー・オペラの世界へ!~
オペラには様々な作品がありますが、そのひとつのジャンルとして、魔法やこの世ならぬ世界を描くファンタジー・オペラがあります。
先日大好評のうちに東京公演が閉幕したモーツァルト『魔笛』は、ファンタジー・オペラの代表格であることをオペラを好きな方であれば誰もが知るところでありますが、東京二期会が来年2月にボン歌劇場との共同制作によりペーター・コンヴィチュニーの新演出でワールド・プレミエ上演する『影のない女』は、リヒャルト・シュトラウスがこの『魔笛』を大いに意識して作曲されたと言われる魔法のオペラというのはご存知でしょうか。ただ、この作品は大作がゆえに国内でも上演機会が少なく、ご覧になったことがある方もあまり多くはないのではないのでしょうか。
テノール高田正人
そこで、いよいよ9月18日(土)より二期会オペラ愛好会先行発売、10月2日(土)より一般発売が開始されるこの機会に『影のない女』を詳しく知っていただこうと、これまでも数々のレクチャーコンサートやNHKラジオ深夜便「ミッドナイトオペラ」で、その独自の視点からのお話がオペラファンはもとより、初心者でも分かりやすいと大好評のテノール高田正人が講師をつとめるレクチャーコンサートを、9月28日(火)19時より、めぐろパーシモンホール小ホールにて開催いたします!
今回は『影のない女』を中心に、『魔笛』や演奏各曲にまつわる楽しいトークを繰り広げながらお贈りします。歌唱ゲストには2月公演『影のない女』で本キャストをつとめる、皇后役のソプラノ冨平安希子、バラク役のバリトン清水勇磨を迎え、高田と共に様々な楽曲をお楽しみいただきながら皆様をめくるめくファンタジーの世界に誘います。
ぜひのお越しを会場でお待ちしております!
2020年9月『フィデリオ』マルツェリーネ役 冨平安希子
2021年2月『タンホイザー』ヴォルフラム役 清水勇磨
* * *
公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
高田正人の『魔笛』と『影のない女』!
~正人も知らないファンタジー・オペラの世界~
日時:2021年9月28日(火) 19:00開演(18:30開場)
会場:めぐろパーシモンホール 小ホール
(東急東横線「都立大学駅」より徒歩7分)
料金:(全自由席) 一般¥2,500、学生¥1,000
※二期会オペラ愛好会会員割引あり
出演:高田正人(講師/テノール)、冨平安希子(ソプラノ)、
清水勇磨(バリトン)、木下志寿子(ピアノ)
演奏予定曲
【第一部】
グノー作曲 『ファウスト』より "宝石の歌" (冨平)
ジョルダーノ作曲 『アンドレア・シェニエ』より "祖国の敵" (清水)
モーツァルト作曲 『魔笛』より
"この素晴らしい絵姿" (高田)/"パ・パ・パ" (冨平・清水)
【第二部】
コルンゴルト作曲 『死の都』より "ピエロのアリア" (清水)
R.シュトラウス作曲 「私は花束を編みたかった」 (冨平)
R.シュトラウス作曲 『影のない女』より
"私の夫はどこへ行ったの" (冨平)/"あいつらにも子供の時代があった" (清水)
※演奏予定曲は都合により変更となる場合がございます。
▼公演情報ページ
・高田正人の『魔笛』と『影のない女』!|コンサート・ラインアップ - 東京二期会
●ご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
▼2022年2月 R.シュトラウス『影のない女』公演情報ページはこちら
・《二期会創立70周年記念公演》ボン歌劇場との共同制作公演 R.シュトラウス『影のない女』! - 東京二期会オペラ劇場
2022年2月9,11,12,13日 東京文化会館 大ホール
指揮:アレホ・ペレス/演出:ペーター・コンヴィチュニー/管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
▼二期会オペラ公演 モーツァルト『魔笛』は今秋、山形・高崎・札幌の3都市で開催!
・〈2021グランドオペラフェスティバル in Japan〉モーツァルト『魔笛』(山形・高崎・札幌公演) - 東京二期会
山形公演:2021年10月9日(土)14:00 やまぎん県民ホール 大ホール
高崎公演:2021年10月14日(木)18:00 高崎芸術劇場 大ホール
札幌公演:2021年11月6日(土)14:00 札幌文化芸術劇場 hitaru
指揮:阪 哲朗(山形)、川瀬賢太郎(高崎・札幌)/演出:宮本亞門
管弦楽:山形交響楽団(山形)、東京フィルハーモニー交響楽団(高崎)、札幌交響楽団(札幌)
東京二期会2021-2022シーズンが、いよいよ開幕します!
シーズンラインアップ第1弾は、2015年に上演し大好評を博しました、リンツ州立劇場との共同制作公演、宮本亞門演出のW.A.モーツァルト作曲オペラ『魔笛』を、明日9月8日(水)から12日(日)まで東京文化会館大ホールにて上演いたします。〔4回公演(9/10休演日)〕
2013年オーストリア・リンツでの初演以来、オーストリアと日本で延べ5万人もの観客を感動の渦に巻き込んだプロダクション。プロジェクションマッピングの最新技術を駆使した、色彩豊かで躍動感あふれる『魔笛』のファンタジー世界は、現地メディアからも高い評価を受け、ロングラン公演で連日満席を記録。2015年の東京凱旋公演(東京二期会主催公演)でも連日の大入りとなり大きな評判を呼びました。国内ではさらに、倉吉(鳥取県)、横須賀でも上演され、今秋にはさらに山形、高崎、札幌の3都市でも上演を予定しています。
今回の公演では、2015年公演にも出演した亞門演出を習熟する歌手も多数キャスティングされ、6年を経た今、さらにパワーアップしたパフォーマンスが期待されます。
尚、当公演には当初リオネル・ブランギエ氏を指揮に迎える予定でしたが、新型コロナウイルス感染症に係る14日間の待機期間に伴うスケジュールの都合で、来日が不可能となりました。代わって当公演の指揮を務めるのは、フランクフルト歌劇場のプレミエ公演に登場するなど、今、欧州で大きな注目を集める若手女性指揮者のギエドレ・シュレキーテ。今シーズンからリンツ・ブルックナー管弦楽団の首席客演指揮者就任し、バイエルン州立歌劇場でのデビューも決まっている逸材が、早くも日本で初めてのタクトを執ります。
愛をテーマにお贈りする感動のステージにどうぞご期待ください。
▼指揮ギエドレ・シュレキーテからのメッセージ
VIDEO
また、このたびの公演は新型コロナウイルス感染防止対策を行って開催させていただきます。ご来場のお客様におかれましてはこちらのご案内をあらかじめお読みの上、ご理解、ご協力くださいますようお願いいたします。
・主催公演開催時における、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する対策とお願い
【9/11(土),12(日)公演チケット販売停止について】
政府による緊急事態宣言及び東京都による緊急事態措置の延長により、9月『魔笛』のチケット販売につきまして、11日(土)と12日(日)公演は予定来場者数が収容定員の50%を超えているため、新規チケット予約受付を停止させていただきました。両日は当日券の販売もございません。8日(水),9日(木)の公演につきましては、引き続き新規のご予約を承っております。
尚、本公演は予定通り開催させていただきます。すでにお客様のお手元にあるチケットは有効となります。ご来場を心よりお待ちいたしております。
それでは、期間中の公演当日のご案内を致します。 【9/8(火)17:55掲載】
リンツ州立劇場との共同制作公演
二期会創立70周年記念公演《東京二期会オペラ劇場》
2021年9月公演〈二期会名作オペラ祭〉
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト作曲 『魔笛』 オペラ全2幕
<日本語字幕付原語(ドイツ語)上演>
指揮:ギエドレ・シュレキーテ/演出:宮本亞門/管弦楽:読売日本交響楽団
当日券と公演タイムテーブルのご案内
9月8日 (水) 9月9日 (木) 9月11日 (土) 9月12日 (日)
当日券 S A B C D 学 S A B C D 学 販売なし 販売なし
当日券販売 /窓口受付 17:00~ 12:30~ 12:30~ 12:30~
開場 17:30 13:00 13:00 13:00
開演 18:30 14:00 14:00 14:00
第1幕 65分
休憩 20分 19:35~19:55 15:05~15:25 15:05~15:25 15:05~15:25
第2幕 85分 終演予定 21:20 16:50 16:50 16:50
東京文化会館 =アクセス= <JR>
[山手線][京浜東北線][上野東京ライン][宇都宮・高崎線][常磐線]
[東北・上越・北陸・秋田・山形新幹線]=「上野駅」公園口から徒歩1分
<地下鉄>
[銀座線][日比谷線]=「上野駅」7番出口から徒歩5分
<京成電鉄>
[京成本線]=「京成上野駅」正面口から徒歩6分
お車でご来場のお客様は東京文化会館ウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - 東京文化会館|来場者の皆様へ
◆緊急事態宣言の延長にともない、開催ガイドラインに従っての開催となります。ホール客席は歌唱を伴うステージとお客様との十分な距離を確保するため、1階席の1~2列目は販売致しません。それにより最前列が3列目となりますが、以降の座席は前後左右の間隔を空けない通常配席での販売となります。11日(土)と12日(日)公演は緊急事態宣言延長が発表された時点での予定来場者数が収容定員の50%を超えていたため、新規チケット予約受付を停止させていただきました。両日は当日券の販売もございません。
◆上記、8日(水)と9日(木)公演の販売予定当日券は7日17:00現在の情報 です。本記事公開以降、販売状況が一般席、学生席をあわせて収容定員の50%を超えますと当日券販売前でも販売終了とさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
◆8日(水)と9日(木)公演では「当日学生席」 を発売致します。公演当日開演90分前より開場受付にて2,500円 で発売致します。ご希望の方はご本人の学生証を必ずお持ちください。
◆公演タイムテーブルは総稽古の実測時間を元にしておりますが、当日の演奏・進行により変わってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
▼『魔笛』公演情報ページはこちら
・2021年9月公演 W.A.モーツァルト『魔笛』 - 東京二期会オペラ劇場
〈主催〉公益財団法人東京二期会
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
Gettiiなら公演当日も前売券が開演の1時間前までご予約可能!
昨年7月から1年の延期を経て、ついに東京二期会オペラ劇場 A.ベルク『ルル』は明日8月28日に初日を迎えます!
新宿文化センター 大ホールにて、28日(土)、29日(日)、31日(火)の3回公演となります。
指揮は、2014年フランス人として初めてのネスレ・ザルツブルク音楽祭ヤング・コンダクターズ・アワード受賞者であるマキシム・パスカル 。今年1月の東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ公演 サン=サーンス『サムソンとデリラ』では来日できなくなったジェレミー・ローレルに代わり急遽タクトを執り、フランスオペラの真髄を披露しました。今回は来日直前にザルツブルク音楽祭で得意とする20世紀音楽の傑作選などを指揮。同じく20世紀の作品となる『ルル』の指揮に期待が高まります。
演出は、「『ルル』は私の演出家としての集大成」といい、今こそ『ルル』を上演する時代と公演への力強い意志を表明しているカロリーネ・グルーバー による新演出。主人公ルルは男性を悲劇に陥らせる「運命の女(ファム・ファタル)」の代表的存在であり、それゆえに、ルルの美貌、魔性、そして官能性が際立つように描かれてきました。しかし、それはルルという女性の、男性からみた一面に過ぎないのではないかと問いかけ、自分(女性)の側から物語を捉え直し、ルルの内面、彼女の魂を描きたいと語っています。
今回の公演に向けては、日本アルバン・ベルク協会との共催で、『ルル』の物語を深く知るための講演動画を公演詳細ページに複数アップしております。
▼公演詳細ページはこちら
・2021年8月公演 A.ベルク『ルル』 - 東京二期会オペラ劇場
▼カロリーネ・グルーバーの演出プランも事前に発表されていますので、事前にお知りになりたい方はこちらをご覧ください
・8月公演 A.ベルク『ルル』ワールド・プレミエ~カロリーネ・グルーバーの演出プランを発表!|2021/5/25 - オペラの散歩道(二期会blog)
・『ルル』は私の演出家としての集大成~カロリーネ・グルーバー緊急プレトーク・リポート|2020/3/6 - オペラの散歩道(二期会blog)
また、『ルル』を初めてご覧になる方の予習として、公爵/従僕役で出演するテノール高田正人がわかりやすく『ルル』の物語について連続ツイートしており、まとめサイトに編集・登録いたしました。
▼こちらからご覧いただけます
・8月28日開幕!東京二期会オペラ劇場公演A.ベルク『ルル』 テノール高田正人による解説~私観『ルル』について - Togetter
このたびの公演は新型コロナウイルス感染防止対策を行って開催させていただきます。ご来場のお客様におかれましてはこちらのご案内をあらかじめお読みの上、ご理解、ご協力くださいますようお願いいたします。
・主催公演開催時における、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する対策とお願い
それでは、期間中の公演当日のご案内を致します。 【8/27(金)18:30掲載】
《東京二期会オペラ劇場》 2021年8月公演
アルバン・ベルク作曲 『ルル』 オペラ全2幕
<日本語および英語字幕付原語(ドイツ語)上演>
指揮:マキシム・パスカル/演出:カロリーネ・グルーバー
公演タイムテーブルと当日券のご案内
8月28日(土) 8月29日(日) 8月31日(火)
当日券 S A B C少 学 S A B C 学 S A B C 学
当日券販売 /窓口受付 15:30~ 12:30~ 12:30~
開場 16:00 13:00 13:00
開演 17:00 14:00 14:00
第1幕 65分
休憩 25分 18:05~18:30 15:05~15:30 15:05~15:30
第2幕 75分
終演予定 19:45 16:45 16:45
新宿区立 新宿文化センター =アクセス= <地下鉄>
【副都心線/都営大江戸線】=「東新宿駅」A3出口から徒歩5分 A3出口からの行き方
※副都心線東新宿駅は各駅停車のみ停車
【丸ノ内線】=「新宿三丁目駅」E1出口より徒歩7分/B3出口(伊勢丹前)より徒歩11分
【都営新宿線】=「新宿三丁目駅」C7出口より徒歩10分
<JR・京王線・小田急線>
「新宿駅」東口より徒歩15分
<西武新宿線>
「西武新宿駅」より徒歩15分
駅からの地図、バスでお越しのお客様は新宿文化センターのウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - 新宿区立新宿文化センター
※駐車場はございません。駐輪場は台数に限りがありますので公共交通機関をご利用ください。
◆上記、販売予定当日券は27日18:00現在の情報 です。以降の販売状況により公演当日より前に販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆学生席(28歳未満の学生の方が対象、2,000円)は全日程ご用意がございます。ご予約は公演の「前営業日まで」に二期会チケットセンター(電話・ネット予約)にてお申し込みください。
◆今回の公演では「当日学生席」 を発売致します。公演当日開演90分前より開場受付にて2,500円 で発売致します。ご希望の方はご本人の学生証を必ずお持ちください。
◆公演タイムテーブルは総稽古の実測時間を元にしておりますが、当日の演奏・進行により変わってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
▼『ルル』公演情報ページはこちら
・2021年8月公演 A.ベルク『ルル』 - 東京二期会オペラ劇場
〈主催〉文化庁、公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新宿未来創造財団(新宿区立新宿文化センター)
〈制作〉公益財団法人東京二期会
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
Gettiiなら公演当日も前売券が開演の1時間前までご予約可能!
日本アルバン・ベルク協会が、今回の東京二期会によるベルク『ルル』ワールド・プレミエ公演に向け、すでに発表されているカロリーネ・グルーバーの演出プランを受けて、オンライン・プレ講演を公開しました!
二期会のYouTubeチャンネルよりご覧いただけます。
講師は、先日公開したカロリーネ・グルーバーのオンライン・トークで聞き手を務められた森岡実穂氏。
開幕前にどうぞご覧ください。
* * *
◆Part 1 グルーバーによる『ルル』演出プランを読むために
VIDEO
『ルル』作品概要
グルーバーの問いかけ~ルルは「ファム・ファタル(運命の女)」か?
プロローグ~オペラが始まる前のルルの人生
ルルの「運命」の背後にある社会構造~家父長制
◆Part 2 さまざまな演出での「肖像画」を通してルルの人物像を考える
VIDEO
作中での肖像画の登場場面
「肖像画」の分類、登場する場面での主な着目点
I 肖像画あり
A 「絵」として表現
B 別形態(写真・ビデオ・マネキン)で表現
II 肖像画なし
言葉のみ、輪郭のみ
カロリーネ・グルーバーの演出プランでは?
* * *
▼『ルル』公演情報ページはこちら
・2021年8月公演 A.ベルク『ルル』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年8月28日(土)17:00、29日(日)14:00、31日(火)14:00 新宿文化センター 大ホール
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
明日8月12日(木)、明後日8月13日(金)の2日間、東京オペラシティ コンサートホールにて二期会スペシャル・コンサート ヴェルディ作曲「レクイエム」を上演致します。
トップクラスの4人の二期会ソリストをはじめ、合唱もプロメンバーで構成される二期会合唱団。オーケストラは東京フィルハーモニー交響楽団、そして、指揮には同楽団首席指揮者のアンドレア・バッティストーニという最高の布陣によりヴェルディ・サウンドをお届けします。
尚、当公演は新型コロナウイルス感染拡大防止のために関係機関等より発表されたガイドラインに基づき、最大限の感染予防・拡大防止策を講じて開催させていただきます。ご来場のお客様におかれましては以下リンク先のご案内をあらかじめお読みの上、ご理解、ご協力くださいますようお願いいたします。
(リンク)・主催公演開催時における、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する対策とお願い
【8/11(水)18:00現在】
二期会スペシャル・コンサート
《2021東京二期会 夏のヴェルディ・フェスティバル》
ジュゼッペ・ヴェルディ作曲 「レクイエム」
指揮:アンドレア・バッティストーニ*/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
ソプラノ:木下美穂子/メゾソプラノ:中島郁子/テノール:城 宏憲/バス:妻屋秀和/合唱:二期会合唱団
2021年8月12日(木)・13日(金)両日19:00開演(18:30開場)
会場:東京オペラシティ コンサートホール
演奏時間:約90分(途中休憩なし)
8月12日(木) 8月13日(金)
当日券 S・A・学 S・A・学
当日券販売開始時間 18:00~ 18:00~
東京オペラシティ コンサートホール =アクセス= 所在地:
〒163-1403 東京都新宿区西新宿3-20-2
東京オペラシティタワー3F
<鉄道>
[京王新線(都営地下鉄新宿線乗り入れ)]=「初台駅」東口から徒歩約5分
(東京オペラシティビル直結)
詳細案内図や、バス・お車でご来場のお客様は東京オペラシティのウェブサイトをご覧ください
>>交通・アクセス - 東京オペラシティ文化財団
◆感染拡大防止ガイドラインに従い、各日のチケット発券数が会場収容定員の50%を超えた時点で発売を終了させていただきますので、上記、販売予定当日券情報掲載時(11日18:00現在)以降の販売状況により、当日券発売開始時刻より前に販売終了となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
◆今回の公演では「当日学生席」 (28歳未満の学生の方が対象)を発売致します。公演当日開演60分前より開場受付にて2,500円 で発売致します。ご希望の方はご本人の学生証を必ずお持ちください。
◆「東京二期会 夏のヴェルディ・フェスティバル」キャンペーンのごあんない
東京二期会ではこの夏、7月『ファルスタッフ』、8月「レクイエム」の2つのヴェルディ作品を続けて上演することを記念し、「東京二期会 夏のヴェルディ・フェスティバル」キャンペーンを開催! 両公演ともにご来場のお客様にちょっと素敵な“おみやげ”が当たるスクラッチカードを進呈いたします。(8月「レクイエム」公演会場内に開設するキャンペーンデスクにて『ファルスタッフ』「レクイエム」両公演のチケット半券をご提示ください)
キャストやソリストのサイン入りポスター、プログラム、DVDなどに加え、日本ヴェルディ協会様のご協力により豪華賞品が当たります。ぜひ両公演とものご来場をお待ちしております。
▼キャンペーン当選品の内容はこちらの記事でご案内しております
・夏のヴェルディ・フェスティバル スクラッチカード・キャンペーン企画
7月の『ファルスタッフ』にご来場の皆様はどうか『ファルスタッフ』のチケット半券もお忘れなくご持参ください!(中止となった7月16日公演のチケットも有効です。すでに払戻し手続きを済まされた方は会場のキャンペーンデスクにてお問合せください)* * *
▼ヴェルディ「レクイエム」公演情報ページはこちら
・二期会スペシャル・コンサート G.ヴェルディ「レクイエム」 - 東京二期会
2021年8月12日(木)、13日(金)両日19:00開演 東京オペラシティ コンサートホール
*…【謹告】当初、本公演に出演を予定しておりました指揮者ダニエーレ・ルスティオーニは、新型コロナウイルス感染症に係る14日間の待機期間に伴うスケジュールの都合で、来日不可能となりましたため、代わりまして本公演の指揮にアンドレア・バッティストーニ(東京フィルハーモニー交響楽団首席指揮者)が出演致します。
なお、指揮者変更に伴うチケット代金の払戻しはございません。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
1年の延期を経て、いよいよ8月28日(土)、新宿文化センター 大ホールにて開幕する東京二期会オペラ劇場 A.ベルク『ルル』。
開演に向けて、日本アルバン・ベルク協会との共催により実現しました、演出カロリーネ・グルーバーとのオンライン・トークの模様を収録してお届けいたします(聞き手は、中央大学教授の森岡実穂さん)。
昨年2月には『ルル』が自身の集大成と意気込みを語り(参照記事1)、1年の開催延期を受けて、先月、演出プランを発表!(参照記事2)
今回のオンライン・トークは、さらにグルーバーの思考に深く迫る内容になっています。
オペラご鑑賞前に、ぜひご覧ください!
▼参照記事1
・『ルル』は私の演出家としての集大成~カロリーネ・グルーバー緊急プレトーク・リポート|2020年03月06日
▼参照記事2
・8月公演 A.ベルク『ルル』ワールド・プレミエ~カロリーネ・グルーバーの演出プランを発表!|2021年05月25日
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VIDEO
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▼『ルル』公演情報ページはこちら
・2021年8月公演 A.ベルク『ルル』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年8月28日(土)17:00、29日(日)14:00、31日(火)14:00 新宿文化センター 大ホール
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
2021/2022シーズンのオープニングを飾る、9月公演『魔笛』。
夜の女王役で出演するのは、日本を代表するコロラトゥーラ・ソプラノのひとり安井陽子。
『ナクソス島のアリアドネ』ツェルビネッタ、『魔笛』夜の女王、『ホフマン物語』オランピアなど、いずれもコロラトゥーラの王道ともいえる難役で絶賛を博してきました。
何度も演じてきた夜の女王役ですが、今回の舞台にかける思いをあらためて聞きました。
安井陽子
* * *
――これまで何度も演じて、コンサートでも歌ってきた夜の女王は、どのような人物でしょうか。
安井: 深い悲しみと過剰なほどの母性愛が豹変して激しい復讐の念に燃える尊大な悪女だと思いますが、女性を強調した衣裳からも強烈な恐ろしさの中に魅惑的な女性の本質も描かれているように感じます。
――名曲揃いの『魔笛』で、一番好きなところ、一番感動されるところは?
安井: 『魔笛』は、登場人物みんなが主役のような作品で、序曲からアンサンブル、アリア、最後の華やかなフィナーレまで、どこを取っても魅力的で素晴らしいので、「一番」とは難しいですね。序曲や、有名な夜の女王アリアはもちろんですが、特に好きなシーンをあえていうとすると、20番パパゲーノのアリア「娘かかわいい女房がひとり」から「パパパの二重唱」、フィナーレの合唱に続いていくところ。
グロッケンシュピールの幻想的な可愛らしいメロディーは本当に魅力的なので、大好きで幸せな気持ちになります。童子たちに導かれてパパゲーナが現れて、「パパパの二重唱」が歌われるシーンは愛と喜びと幸せが満ち溢れていて皆が笑顔になれる場面なので大好きです。
――人生で最初に触れたモーツァルトの音楽は?
安井: 小学校2年生のときに母に連れて行ってもらった、ヤマハホールで上映された映画の『魔笛』です。やはり夜の女王アリアは聴いたことのないような超高音で驚いた記憶がありますが、正に美しいメルヘンの雰囲気で、パパゲーノとパパゲーナが軽やかな動きで素敵だったのは印象深く「オペラって楽しいなー!」と心から感じ、オペラの世界へ魅了された初めての作品です。母に感謝です!
――これまでで一番印象に残っているモーツァルトの舞台、演奏は?
安井: 初めて夜の女王役をフォアアールベルク州のゲツィス(Götzis)の小さな劇場で歌ったときです。1ヶ月くらい滞在して、雪が降っている中、稽古場へ通うのは厳しいものもありましたが、刺激的な大変充実した日々でした。
雪の上を歩きながら、毎日ブツブツ台詞を言いながら歩いていた私は怪しい人だったかも(笑)
演出は至ってオーソドックスでしたが、共演者の方々全員が『魔笛』に愛情を注いでいるような、とても温かい舞台で、多くの方は自分以外の役のセリフも歌も、まるで童謡を口ずさむかのように当たり前に自然に覚えていて、さすがオペラ文化が根付いていると肌で感じました。出演者の年齢層の幅が広くて、小さい劇場での手作り感が、「モーツァルトが芝居小屋で上演していた当時もこんな雰囲気だったのかな」と、勝手に自分で想像して盛り上がりながら、プレミエの時も一瞬一瞬を大切に演奏させて頂きました。
この時が一番、寝ても覚めても、夜の女王役をどう歌い演じるか、役と向き合った時間だったような気がします。
――歌い継ぐ価値があるからこそ「名作」と謳われる所以でありますが、今、この『魔笛』を上演することの意味、お客様にお伝えしたいこと、公演に向けて意気込みをお願いいたします。
安井: 今のこの大変な状況だからこそ、ぜひオペラを観て頂きたいです!私自身も昨年の自粛期間に「音楽」に救われました。予定していた公演が次々と中止になり残念な悲しい思いも沢山しましたが、その時間は自分に与えられた充電期間と思い直し、今回の宮本亞門さんの『魔笛』も新たな気持ちで挑戦してみようと受けました。
素敵な舞台で、この大変な状況の中でも大好きな役を歌わせて頂けている私は本当に幸せ者だと痛感しております。どこへ行っても「守る」ことに重点を置いている緊張感のある困難な状況の日々ですが、ぜひ、劇場に足を運んで頂き、この時ばかりは、大変な日常を忘れて頂いて窮屈な「守る」ではなく、音楽=音を楽しむ!オペラを「楽しむ」良い時間を過ごして頂ければ幸いです!!!(マスク着用は窮屈ですみません)
これから稽古で「夜の女王」に深い色付けをして頂き、皆様に喜んで頂けますよう、公演に向けて精進してまいります!!
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▼安井陽子へのインタビューはこちらもご覧ください!
・『魔笛』を彩る女性たちが母娘を語る|オペラを楽しむ - 東京二期会
▼『魔笛』公演情報ページはこちら
・2021年9月公演 W.A.モーツァルト『魔笛』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年9月8日(水)18:30*、9日(木)14:00、11日(土)14:00*、12日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
*…夜の女王 安井陽子 出演日
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
※緊急事態宣言の延長により、11日(土)と12日(日)公演は予定来場者数が収容定員の50%を超えているため、新規チケット予約受付を停止させていただきました。両日は当日券の販売もございません。 8日(水),9日(木)の公演につきましては、引き続き新規のご予約を承っております。尚、本公演は予定通り開催させていただきます。すでにお客様のお手元にあるチケットは有効となります。ご来場を心よりお待ちいたしております。
7月公演『ファルスタッフ』と、来たる8月12日(木)、13日(金)の「レクイエム」。今夏、ヴェルディ作品を立て続けに上演することを記念して、「東京二期会 夏のヴェルディ・フェスティバル」と銘打ち、両公演ともにご来場いただいたお客様に、ちょっと素敵な“おみやげ”が当たるスクラッチカード・キャンペーンを開催します。
出演キャストやソリストのサイン入りポスター、プログラムのほか、日本ヴェルディ協会の全面協力により、ヴェルディにちなんだグッズを多数ラインアップいたしました。
スクラッチカードみほん
<スクラッチカード・キャンペーン グッズ一覧>
1.パルマ王立劇場製『ファルスタッフ』万年カレンダー
2.ヴェルディ肖像画 コースター
3.ヴェルディ肖像画 ピンバッジ
4.ヴェルディ2枚組クリアファイル
5.2021年7月公演『ファルスタッフ』指揮レオナルド・シーニ サイン入り公演プログラム
6.小畑恒夫さん(NPO法人日本ヴェルディ協会理事長)ご提供 書籍『ヴェルディのプリマ・ドンナたち』
7.加藤浩子さん(音楽評論家)ご提供 書籍『ヴェルディ オペラ変革者の素顔と作品』
8.加藤浩子さんご提供 書籍『マエストロ・バッティストーニの ぼくたちのクラシック音楽』
9.2021年8月ヴェルディ「レクイエム」ソリスト・サイン入り公演ポスター
10.テアトロ・レアル『ファルスタッフ』(ロラン・ペリー演出)DVD
「レクイエム」公演会場ロビーに開設いたしますキャンペーン・カウンターに、お客様ご自身の『ファルスタッフ』と「レクイエム」両演目のチケット半券をご提示ください(中止となった7月16日『ファルスタッフ』公演のチケットも有効です)。尚、ご当選された“おみやげ”は当日お持ち帰りいただきます。
7月『ファルスタッフ』をご覧になったお客様は、ぜひ8月12日・13日は東京オペラシティ コンサートホールでの「レクイエム」にもお越し頂き、ヴェルディ作品のライブをご堪能ください。
1年の延期を余儀なくされましたが、今こそ世界に向けて「祈り」を捧げる時と信じ、二期会のヴェルディ「レクイエム」をお届けしたいと思います。
「レクイエム」公演当日には、7月『ファルスタッフ』のチケット半券もお忘れなく!
(※「レクイエム」チケット半券のみのご提示ではキャンペーンにご参加いただけません)
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▼ヴェルディ「レクイエム」公演情報ページはこちら
・二期会スペシャル・コンサート G.ヴェルディ「レクイエム」 - 東京二期会
2021年8月12日(木)、13日(金)両日19:00開演 東京オペラシティ コンサートホール
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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東京二期会オペラ劇場『ルル』開幕に向けて、舞台を想定した「立ち稽古」が始まりました。
今回は、ゲシュヴィッツ伯爵令嬢役の増田弥生(8/28、31出演)に話を聞きました。
新国立劇場や東京二期会オペラ公演への出演、そして年末の第九演奏会でのソリストなどオーケストラとの共演実績も多い実力派。ウィーンに留学し、その後もモーツァルト、ワーグナー、R.シュトラウスなど、ドイツオペラの王道を歩んできました。20世紀初頭ウィーンで活躍したアルバン・ベルクの作品に、今どのように向かい合っているのでしょうか。
増田弥生
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――立ち稽古が始まりました。演出カロリーネ・グルーバーとの稽古はいかがですか?
増田: オーディションの時に、審査員席のど真ん中にグルーバーさんが威厳を放って座って聴いてらしたので、とても緊張したのを覚えています。
昨年2月に、プレトークで来日された際には、個人的にお話しする機会に恵まれました。「『ルル』は確かに難しい作品だけど、型にはめて考えないで、ゲシュヴィッツ伯爵令嬢が一人の人間としてルルを愛するということを考えてきて。」と言われたのが、ストレートに心に響きました。
立ち稽古前のテクスト読み合わせでは、内容によっては1語1語細かく噛み砕いて、丁寧に説明して下さいました。全体を知るためにテクストをよく読むこと。当たり前のことと言われたらそうなのですが、基本を大切に作り上げていく誠実さ、そして「型にはめて考えないで」の言葉通り、演出においては大胆さを持ち合わせた方だな、という印象を受けています。
――それでは、増田さんが演じるゲシュヴィッツ伯爵令嬢は、どのような役柄、人物でしょうか。
増田: ゲシュヴィッツは、原作では「男のような服装で」と描かれており、この出で立ちはゲシュヴィッツが男性的な立場を取りたい同性愛者であることを特徴付けていると感じます。他の男達と同様に、ルルを自分の欲望のままにあやつりたい。「男性の格好をして、その靴のかかとで私の顔を蹴って欲しい」と、ルルに対して、ある種暴走した欲望の持ち主で、怪しげな一面があります。
一方で、命をかけてルルの脱獄を計画する自己犠牲愛や、自分の位を捨てても構わないという気高い勇気も持ち合わせています。これは、「noblesse oblige」(身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務がある、という欧米社会の道徳観)の精神に基づくものと思います。
境地に立たされたルルを、危険も顧みずに救うその姿には、母親にも似たルルへの無償の愛を感じます。どちらも、彼女の本能的な愛の形なのだと思います。
――アルバン・ベルクの出会いについてお聞かせください。
増田: アルバン・ベルクの音楽との出会いは、大学に入学して割と直ぐの頃でした。門下の先輩が、「7つの初期の歌(1905-1908)」を歌っていらして、その情感溢れ別世界へ誘われるようなメロディに魅了されました。これが後期ロマン派の音楽なのかあ、と当時は単純に考えていましたが、ウィーン留学時代は、リーダーアーベントで「7つの初期の歌」をはじめ、「作品2、4つの歌(1907)」などを聴く機会も多く、白井光子さんのCD録音も大好きで、その濃密な音楽にハマりました。
『ルル』は、初期の歌曲作品から約10年後に作曲されていますが、「ほんとうに同じ作曲家の作品なのか!」と、単純に、信じ難い驚きを抱きます。調性が崩れていく自由さや、ストーリー展開に伴う音楽の凄まじさに感動を覚えます。
私はワーグナーを語れる身分ではありませんが、ワーグナーの音楽はR.シュトラウスや、アルバン・ベルクを含む新ウィーン楽派と比較すると、古典的なのかなと思います。しかし、『ルル』の楽曲中、短い主題や動機が繰り返し使われており、こういった「ライトモティーフ」の手法は、ワーグナー以降のドイツオペラには脈々と継承されていることを感じます。
――最後にお客様に向けてメッセージをお願いいたします。
増田: なかなか上演される機会の少ない『ルル』。二期会でも18年ぶりの公演となります。
中村蓉さんのコンテンポラリーダンス、上田大樹さんの映像のコラボレーションと共に、異世界の舞台をお楽しみ頂けることと確信しております。
コロナ感染が急拡大していて、まだまだ日常で心配なことが続きますが、もし状況がお許しになれば、ぜひ、新宿文化センターに駆けつけていただけたら嬉しいです。
一人でも多くのお客様と、舞台を分かち合うことが出来ますように、心から願っております。
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▼『ルル』公演情報ページはこちら
・2021年8月公演 A.ベルク『ルル』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年8月28日(土)17:00*、29日(日)14:00、31日(火)14:00* 新宿文化センター 大ホール
*…ゲシュヴィッツ伯爵令嬢 増田弥生 出演日
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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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2014年、フランス人として初めてのネスレ・ザルツブルク音楽祭ヤング・コンダクターズ・アワード受賞者であるマキシム・パスカル。8月の東京二期会『ルル』でタクトを執るためのまもなくの来日を前に、今年のザルツブルク音楽祭に再登場しました。
7月23日には、SWR交響楽団と、得意とする20世紀音楽の傑作選としてフーバー、ノーノ、シェルシ作品の演奏会を指揮。
▼7月23日の公演ページ(ザルツブルク音楽祭)
・Quod est pax? — Neue Vocalsolisten · Bachchor Salzburg · SWR Symphonieorchester · Pascal - Salzburger Festspiele
続く7月24日には、手兵のル・バルコンとライフワークとする作曲家のシュトックハウゼンの「祈り」を取り上げ、2日間好評を博しました。
▼7月24日の公演ページ(ザルツブルク音楽祭)
・Inori — Le Balcon · Pascal - Salzburger Festspiele
さて、次はいよいよ東京。20世紀オペラの最高峰、アルバン・ベルクの『ルル』を、世界が切望するマキシム・パスカルの指揮による上演にどうぞご期待ください!
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▼『ルル』公演情報ページはこちら
・2021年8月公演 A.ベルク『ルル』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年8月28日(土)17:00、29日(日)14:00、31日(火)14:00 新宿文化センター 大ホール
指揮:マキシム・パスカル/演出:カロリーネ・グルーバー/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
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二期会チケットセンター 03-3796-1831
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コロナ禍の影響を受けて、1年間の開催延期を余儀なくされていた、東京二期会オペラ劇場『ルル』は、いよいよ来月8月28日に開幕します! 今回は、このオペラで二期会オペラデビューを果たす、ゲシュヴィッツ伯爵令嬢役のメゾソプラノ川合ひとみ(8/29出演)に、稽古後、話を聞きました。
川合ひとみ
* * *
――今日は演出のカロリーネ・グルーバーとの稽古2日目でした。今回は、立ち稽古が始まる前に、ドイツ語のテクストの読み合わせが行われました。稽古場の様子をおきかせください。
川合: まずはやはり、演出のカロリーネ・グルーバーさんから、ものすごく作品を読み込んでいらっしゃることが伝わってきました。
そして、私たちは母国語でないドイツ語に向かわなければなりませんが、この「外国語の壁」を乗り越えていけるように、グルーバーさんは根気強く、かみ砕いて教え、伝えてくれています。私たちがまだ腑に落ちていないところはわかるまで説明をしてくれますし、逆に私たちの意見も、よいところは取り入れてくれます。グルーバーさんと歌手との信頼関係、コンタクトがよくできている現場だなという印象です。
「こうだ」と言われて、「はい、わかりました」では、この作品は成立しないので、これからも、立ち稽古を重ねていく中で、私たち歌手から出てくるものを(グルーバーさんが)織りあわせて作っていくんだろうな、と思います。
――川合さんにとって、今回の『ルル』ゲシュヴィッツ伯爵令嬢が二期会デビューとなります。
川合: とてもご縁を感じています。東京芸大の学部時代から、先生のお部屋には二期会の『フィガロの結婚』のポスターが貼られていて、作品や役のお話を聞いていたので、憧れでした。
振り返ってみると、実は、初めて見に行った二期会公演が『ルル』だったんです(2003年11月3幕版日本初演)。それまでの、恋とか~、愛とか~のようなオペラのイメージとは全然違うもので、こんなにもリアルに人間を描く作品があるのか、と非常に印象にも残っていました。
それから、ドイツに留学するきっかけを与えてくれるほどに印象的だったのが、コンヴィチュニーさん演出の『皇帝ティトの慈悲』(2006年4月)でした。
同じ頃に芸大オペラでも同じ作品を取り上げていて、私は合唱で参加していました。そのときに芸大で歌われていた方の中に郷家暁子さんもいらっしゃって、今回のプロダクションでご一緒することになったので、これもとてもご縁のあることだと思っています。
――ドイツでは、すでに多くの劇場の舞台に立っている川合さん。印象に残っている舞台は?
川合: ミュンヘンのPasinger Fabrikという市立の劇場で歌った『チェネレントラ』のタイトルロールは、自分のキャリアで大きなものになりました。小さな劇場ですが、少し特徴的で、ひとつのプロダクションをシーズン通して80公演くらい行うんです。しかも、字幕装置がないので、『チェネレントラ』はドイツ語上演でした。あの大量のテクストが全部ドイツ語なんです!しかも、まわりの歌手やスタッフの人たちもみんなドイツ語なので、まさにドイツ語のシャワーを浴び続けました。字幕がないので、一度でも噛んだら終わりという・・・(笑)
そういった経験も、今回のゲシュヴィッツ伯爵令嬢に活かせる、と思っています。
ドイツでは、オペラをたくさん観ることができました。ベルリンに住んでいたときは、今度二期会が11月に行う『こうもり』のオリジナル公演(アンドレアス・ホモキ演出)も観ることができました。
ドイツの劇場では、100年や200年以上前に誕生したオペラを、環境がどんどん変化していく現代の人たちにも伝わるものにするために、新しい演出が生まれています。今回の『ルル』も、カロリーネ・グルーバーさんの演出によって、たとえば私が演じるゲシュヴィッツ伯爵令嬢でいえば、ジェンダーの問題が取り入れられてると思います。そうやって、現代の変化に応じた視点を舞台に取り入れることで、オペラが今なおアクティブな芸術のシンボルになっていくんじゃないかなと思います。
= = =
1年延期して開幕を待つ『ルル』
演出カロリーネ・グルーバーを稽古場に迎えて、一気に舞台が近づいてきたような印象です。
最後にお客様に向けてのメッセージを映像に収めましたので、どうぞご覧ください!
VIDEO
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・2021年8月公演 A.ベルク『ルル』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年8月28日(土)17:00、29日(日)14:00*、31日(火)14:00 新宿文化センター 大ホール
*…ゲシュヴィッツ伯爵令嬢 川合ひとみ 出演日
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
東京二期会オペラ劇場 G.ヴェルディ作曲オペラ『ファルスタッフ』公演開催につきまして、7月16日(金)の初日公演を中止させていただきましたが、17日(土)以降の公演につきましては、感染対策をさらに徹底し、安全な公演体制が取れることを確認した上で、開催のご案内を各公演日当日の朝に発表させていただきます。
ご来場のお客様におかれましてはこちらのご案内をあらかじめお読みの上、ご理解、ご協力くださいますようお願いいたします。
・主催公演開催時における、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する対策とお願い
それでは7/17(土)以降に開催が予定される公演当日のご案内を致します。 【7/17(土)10:00掲載】
テアトロ・レアル、ベルギー王立モネ劇場、フランス国立ボルドー歌劇場との共同制作公演
二期会創立70周年記念公演《東京二期会オペラ劇場》 2021年7月公演
ジュゼッペ・ヴェルディ作曲 『ファルスタッフ』 オペラ全3幕
<日本語および英語字幕付原語(イタリア語)上演>
指揮:レオナルド・シーニ/演出:ロラン・ペリー
当日券と公演タイムテーブルのご案内
7月17日 (土) 7月18日 (日) 7月19日 (月)
当日券 S A B C D 学 S A B C D 学 S A B C D 学
当日券販売 /窓口受付 12:30~ 12:30~ 12:30~
開場 13:00 13:00 13:00
開演 14:00 14:00 14:00
第1幕 35分
第2幕 45分
休憩 30分 15:20~15:50 15:20~15:50 15:20~15:50
第3幕 40分 終演予定 16:30 16:30 16:30
東京文化会館 =アクセス= <JR>
[山手線][京浜東北線][上野東京ライン][宇都宮・高崎線][常磐線]
[東北・上越・北陸・秋田・山形新幹線]=「上野駅」公園口から徒歩1分
<地下鉄>
[銀座線][日比谷線]=「上野駅」7番出口から徒歩5分
<京成電鉄>
[京成本線]=「京成上野駅」正面口から徒歩6分
お車でご来場のお客様は東京文化会館ウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - 東京文化会館|来場者の皆様へ
◆各公演日における公演開催の有無につきましては、各公演当日の朝に発表致します。
◆上記、販売予定当日券は17日10:00現在の情報 です。以降の販売状況により公演当日より前に販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆学生席(28歳未満の学生の方が対象、2,000円)は全日程ご用意がございます。ご予約は公演の「前営業日まで」に二期会チケットセンター(電話・ネット予約)にてお申し込みください。
◆今回の公演では「当日学生席」 を発売致します。公演当日開演90分前より開場受付にて2,500円 で発売致します。ご希望の方はご本人の学生証を必ずお持ちください。
◆公演タイムテーブルは総稽古の実測時間を元にしておりますが、当日の演奏・進行により変わってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
<今回の『ファルスタッフ』公演について>
虹色の糸が織りなす絨毯のように、きめ細やかなニュアンスと全体が美しい、巨匠ヴェルディ最後の声の芸術品。
二期会では1982年、2001年(創立50周年記念公演)に続く20年ぶり3度目となる公演を、テアトロ・レアル、ベルギー王立モネ劇場、フランス国立ボルドー歌劇場との共同制作により、欧州各地で絶賛を受けているロラン・ペリー演出の細部まで生き生きと描かれた、ファンタスティックな舞台でお贈りします。
▼ロラン・ペリーから公演に向けての動画メッセージをどうぞ!
VIDEO
尚、当公演には当初ベルトラン・ド・ビリー氏を指揮に迎える予定でしたが、新型コロナウイルス感染症に係る入国時の14日間の待機期間に伴うスケジュールの都合で、来日不可能となりました。
代わりまして当公演の指揮にレオナルド・シーニが出演致します。
シーニは、2017年のショルティ国際指揮者コンクールに優勝し、今後ドレスデン、シドニー、ハンブルク等でのデビューが予定される1990年生まれの期待の若手イタリア人指揮者です。また本年11月に当プロダクションと同じロラン・ペリーの演出の『愛の妙薬』でパリ・オペラ座でのデビューも予定されており、当公演は、世界が注目する彼の記念すべき日本デビューになります。
また東京二期会では、7月『ファルスタッフ』、8月「レクイエム」と、この夏にヴェルディ作品を続けて上演することを記念し、「東京二期会 夏のヴェルディ・フェスティバル」キャンペーンを開催! 両公演ともにご来場のお客様にちょっと素敵な“おみやげ”が当たるスクラッチカードを進呈いたします。(8月「レクイエム」公演会場内に開設するキャンペーンデスクにて、両公演のチケット半券をご提示ください)
キャストやソリストのサイン入りポスター、プログラム、DVDなどに加え、日本ヴェルディ協会様のご協力により豪華賞品が当たります。ぜひ両公演とものご来場をお待ちしております。
▼『ファルスタッフ』公演情報ページはこちら
・2021年7月公演 G.ヴェルディ『ファルスタッフ』 - 東京二期会オペラ劇場
〈主催〉文化庁、公益財団法人東京二期会 〈制作〉公益財団法人東京二期会
●お問合せ・チケットのご予約は
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インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
Gettiiなら公演当日も前売券が開演の1時間前までご予約可能!
いつでも、どこでも、オペラ歌手の歌声が届けられるようにと、新しい声楽コンサート番組「うたすき!」が、この夏、有料配信されることとなりました!(製作・著作:株式会社サニー・デイ)
今をときめくオペラ歌手が、音楽のジャンルを越えたアーティストとのコラボレーションでお届けするオンライン・ガラ・コンサートです。
このコロナ禍によって、クラシック音楽もインターネット配信の試みがなされています。その中でも、音質と映像にひときわこだわりをもって制作されました。ライブ感は損なわず、配信ならではの映像の臨場感と親近感を味わっていただきます。
司会MCには、アニメ『ラブライブ!』などで活躍する声優・歌手の新田恵海さん。そして、共演ミュージシャンには、オーバージャンルに活躍中のキーボーディストで作曲・編曲家の園田涼さん。まさにオペラ、声楽、クラシック音楽のジャンルを越えた人気アーティストとのコラボレーションが実現しました。
第1回には、9月東京二期会オペラ劇場〈二期会名作オペラ祭〉『魔笛』キャストのソプラノ 種谷典子(パパゲーナ)、嘉目真木子(パミーナ)、テノール 市川浩平(タミーノ)、バリトン 杉浦隆大(僧侶I)の4人が出演します!
視聴チケットの発売は、明日7月16日(金)10時00分から。配信スタートは、8月13日(金)18時00分!配信でしか聴けない、見られないパフォーマンスにご期待ください!
▼「うたすき!」第1回 ダイジェスト映像
VIDEO
◆◆◆ 配信情報 ◆◆◆
うたすき!~届けたい“うた”がある
#1 「魔法少女はオペラの夢を見る!?」
配信日:2021年8月13日(金)18:00~2021年8月22日(日)23:59
<視聴チケット>
料金:2,200円(税込)
販売期間:2021年7月16日(金)10:00~2021年8月22日(日)18:00
販売サイト:チケットぴあ PIA LIVE STREAM
今後、番組公式Twitterから、予告編動画など発信も予定されています。
▼詳しくは番組HPへ!
・Home | Utasuki | うたすき!| 配信音楽番組 |
▼番組公式Twitter
・うたすき!@utasuki2021 - Twitter
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▼9月『魔笛』公演情報ページはこちら
・二期会創立70周年記念公演〈二期会名作オペラ祭〉 2021年9月公演 W.A.モーツァルト『魔笛』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年9月8日(水)18:30、9日(木)14:00、11日(土)14:00、12日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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先日のブログ記事でもご紹介いたしました、ソプラノ木下美穂子とニューヨーク・メトロポリタン・オペラ・オーケストラ・ミュージシャンズ(MOM)とのリモート・コンサートの模様が、ついに全篇公開となりました!
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米ニューヨーク メトロポリタン・オペラ オーケストラメンバー×東京二期会 木下美穂子リモートコラボレーションコンサート
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<企画・主催>
三井不動産株式会社/東京ミッドタウンマネジメント株式会社
<協力>
Mitsui Fudosan America, Inc.
MET Orchestra Musicians Fund
公益財団法人東京二期会
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長年アメリカを拠点に活動してきた木下美穂子にとって、リモートとはいえ、ニューヨークとの縁をあらためて感じる時間にもなったようです。そして、リモートであるがゆえに、コロナ禍に覆われた世界に想いを寄せながらの歌となりました。今回のコラボレーションについて、木下にあらためて振り返ってもらいました。
―― Q1.今回のリモート・コンサートについて、日本では、音と映像とをわけて収録が行われました。普段のコンサートやオペラの舞台とは勝手が違うことばかりだったと思いますが、心掛けたことは?
木下: 録音は、事前に私のテンポ感や音楽の作りをピアニストと演奏したものを送っていましたが、やはり間合いや休符後のタイミングなど合わせるのに若干苦労しました。
でも、2~3回METオーケストラの音源を聞いていくうちに、自然とタイミングを感じられるようになりました。
映像では、ライブで歌っているように、アリアの心情をしっかり表現するよう心がけました。
―― Q2.自分の録音にあわせて撮影を行うという経験は初めてでしたか?
木下: 一度だけ、デビューまもない頃(2003年)に、NHK-BSのオペラ特番で、長崎のグラバー邸からオーケストラ録音に合わせて、今回と同じように蝶々さんのアリアを生放送で歌ったことがあります。眼下に広がる港に実際に船が汽笛を鳴らしながら入ってくる光景の中歌った記憶が、今回の撮影で一気に蘇りました。
今回は、東京ミッドダウン日比谷の6階屋上庭園からの撮影でしたが、目の前にひろがる皇居外苑の緑やビル群があの時の光景と重なるような感じがしました。
『ルサルカ』は、ちょうど撮影している時間帯が帰宅時間帯と一緒になり、通行される方々が大勢いらっしゃる中での撮影になりました。
そして、最後に撮影した『オテロ』は、深夜11時をこえ、静まりかえった1階アトリウムで行われました。全てのショップが閉まり、人通りもまったくない静寂の中での「アヴェ・マリア」は、これまで経験したことのない独特の雰囲気で、きっと一生忘れないと思います。
―― Q3.長くアメリカで過ごしてきた木下さんですが、今回のコラボでまたニューヨークが恋しくなられたのでは?
木下: はい、ニューヨークは4年ほど住んでいましたし、ヒューストンに引っ越ししてからも、1〜2ヶ月に一度はニューヨークにレッスンなどで行っていましたので、今回のMETオーケストラミュージシャンの方々とのコラボはとても嬉しかったです。オンラインでミーティングを行った際、日本側は夜、NYはちょうど朝でした。NYの現地の朝の様子を懐かしく感じました。NYに住んでいる頃は、毎日レッスンとオーディションに明け暮れる日々で、苦しい時期でもありましたが、頻繁にMETに足を運び、勉強していました。1日も早くMETが再開して、またオペラを観れる日が来て欲しいと心から思います。
NYの私のコーチや友人らと会いたい!と心から思いました。
―― Q4.今回の作品の公開にあたって、お客様にむけてのメッセージをお願いいたします。
木下: 世界中のパンデミックの中、多くの方々が苦しい思いをされ、日常を奪われてしまいました。そして世界中の音楽家も厳しい状況にあります。これまで当たり前のように劇場で、コンサートホールで、皆さんと同じ時間を共有してきましたが、それが思うように叶わない中、このようなオンラインでコラボということができ、心から嬉しく思います。オンラインではありますが、METオーケストラ・ミュージシャンズの方々との音楽の息遣いを感じていただければと思います。そして映像を通して、オペラシーンを感じていただければ幸いです。
今後は、8月のヴェルディ「レクイエム」ソプラノ・ソロに続いて、11月『こうもり』でもロザリンデ役で出演が決定した木下。ライブでの活躍にもどうぞご期待ください!
▼今回の本配信に先駆けたライブトークのご案内記事(6/18)はこちら
・6/18(金)21:30から生配信も!ソプラノ木下美穂子と米ニューヨーク・メトロポリタンオペラ・オーケストラ・ミュージシャンズとのリモート・コラボレーション・コンサートが実現! - オペラの散歩道(二期会blog)
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▼8月ヴェルディ「レクイエム」公演情報ページはこちら
・〈二期会スペシャル・コンサート〉 G.ヴェルディ「レクイエム」 - 東京二期会
2021年8月12日(木)19:00、13日(金)19:00 東京オペラシティ コンサートホール 《チケット発売中!》
▼11月オペレッタ『こうもり』公演情報ページはこちら
・〈二期会名作オペラ祭〉 J.シュトラウスII世『こうもり』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年11月25日(木)18:30、26日(金)14:00*、27日(土)14:00、28日(日)14:00* 日生劇場
*…ロザリンデ 木下美穂子 出演日
《7/3(土)よりチケット一般発売開始!》
●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
二期会研究会による夏の風物詩「二期会研究会駅伝コンサート」。昨年も6月に公演が予定されていましたが、新型コロナの影響で中止となりました。あらためて今年8月、プログラムを見直し、12団体ある研究会のうち、8団体が出演して歌のたすきを繋ぎます。
本日は、コンサート実行役の二人よりコンサート開催に向け、メッセージが届いていますので、ご紹介いたします。
* * *
「第15回 二期会研究会駅伝コンサート」へ向けて
まだまだ不安な毎日ですが、今年は駅伝コンサートを催す事になりました。今回、駅伝コンサート実行委員会の結束により、感染対策チームを作り、当日の公演が東京文化会館の新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインに基づき、無事に終了するように万全に務めて参ります。
各研究会は、昨年の延期により各々の研究会がテーマを変える事になりましたが、今、我々が出来る最大のパフォーマンスとは!と、試行錯誤して当日を迎えようとしています。今でこそ、お客様に強いメッセージを与えると信じています。どうぞ我々の演奏を楽しんで下さるとありがたいです。
―――二期会研究会代表幹事 岸本 力
今年で記念すべき第15回目を迎える、「二期会研究会駅伝コンサート」は、予期せぬ新型コロナウイルスとの共生の中での開催となりました。
出演者間の距離を保ち、合唱や連弾も廃止して、それぞれが現在、できうる形での練習の結果の片鱗をご覧に入れる所存です。
このコロナ禍で私達の出来ること、それは歌うことです。クラシックコンサートの中で1番飛沫対策をしなければならないのが歌のステージです。私達研究会は万全な体制でお客様をお迎え致します。安心安全を目に見える形でこの駅伝コンサートを開催いたします。
演奏家たちの取り組みと「今」を身近に感じていただければ幸いです。
―――二期会研究会駅伝コンサート実行委員長 黒田晋也
* * *
PDFちらし■■■ 公演情報 ■■■
第15回 二期会研究会駅伝コンサート
開催日時:2021年8月20日(金) 15:00開演(14:30開場)
会場:東京文化会館 小ホール 【アクセス 】
(JR「上野駅」公園口より 徒歩1分)
料金:全自由席 一般¥4,000、学生¥2,000
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
〈予定時刻と出演研究会〉
・15:00~ オペレッタ研究会
・15:20~ イタリア歌曲研究会
・15:40~ 英語の歌研究会
・16:00~ ロシア歌曲研究会
<大休憩60分>
・17:20~ 日本歌曲研究会
・17:40~ ドイツ歌曲研究会
・18:00~ イタリアオペラ研究会
・18:20~ ロシア東欧オペラ研究会
<終演予定 18:40>
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
▼公演詳細ページはこちら 《好評発売中!》
・第15回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
▼お問合せ・チケットご予約
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
チケットお取扱い
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
東京二期会7月公演『ファルスタッフ』は7月16日(金)の公演初日に向けて、6月中旬より立ち稽古が開始し致しました!
当公演の原作者は没後400年を経ても演劇、映画等様々に上演され続ける、皆様ご存知シェイクスピア。
そのシェイクスピアの『ウインザーの陽気な女房たち』を主な題材に、最晩年のヴェルディが描いた、言葉と音楽が結びついた喜劇オペラの金字塔です。
今回のプロダクションは、世界中の歌劇場を席巻するロラン・ペリー演出のカラフルな舞台で、とても細かく音楽と演技の関係が計算されています。
舞台デザインや衣裳、またキャラクターの造形等は、より私たちの生きる現代に近く設定されており、より物語を身近に感じて頂けるはず。
〈初日のコンセプト説明の様子〉
〈オペラの冒頭はファルスタッフが入り浸るバーから開始〉
主役のファルスタッフはヴェルディ自身も大変気に入っていたキャラクターのようですが、過去の武勇伝を語ったり、お金目当てにラブレターを書くなど、もしも隣に住んでいたらちょっと大変だろうなと感じます(笑)。
その他の登場人物も、ファルスタッフに負けず劣らず個性的な面々。それぞれの思いを語る大アンサンブルは、コミカルながらも胸に迫るこのオペラの聴きどころと言えるでしょう。
〈アンサンブルシーンの第1幕2場の様子〉
今月末からは指揮者のレオナルド・シーニが合流予定。欧州主要歌劇場へのデビューを控えた新鋭は、今回が日本デビュー公演です。
最初から最後までとにかく楽しい、今だからこそご覧頂きたい『ファルスタッフ』。
引き続きご期待ください!
〈出演者一同お待ちしております!〉
* * *
▼『ファルスタッフ』公演情報ページはこちら
・二期会創立70周年記念公演 2021年7月公演 G.ヴェルディ『ファルスタッフ』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年7月16日(金)18:30、17日(土)14:00、18日(日)14:00、19日(月)14:00 東京文化会館 大ホール
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』キャスト・インタビュー最終回は、アリーチェ役のソプラノ髙橋絵理(7/16,18出演)です!
『道化師』のネッダが二期会公演のデビュー・ロール。その後、『ホフマン物語』のアントニア、『エロディアード』のサロメで主演。他にも『ラ・ボエーム』ムゼッタとミミ、『メリー・ウィドー』ハンナなど主演を続けてきました。オーケストラとの共演も多く、昨年はついにNHK交響楽団の第九演奏会でソプラノ・ソロを務めあげました!
10年ぶりに演じるというアリーチェには、「女性としての誇りを表現したい!」と語っています。
VIDEO
東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』アリーチェ役の髙橋絵理です。
アリーチェは、10年くらい前だったと思うんですけど、一度歌わせていただいていて、それからずっと思っているのは、とてもパワフルで、豪快で、何かトラブルが起こったとしても、自分の力で道を切り開く、とても力強い女性だということです。
ファルスタッフからラブレターを貰って、それがご近所の友達のメグに来たものとまったく同じものが来たところで、「懲らしめてやりましょ!」ってなるんですけど、ただいじめるのではなくて、フォードの嫉妬とも絡めながら、面白おかしく、女性の誇りを守っていくんです。
『ファルスタッフ』には、個人的に大好きな音楽があって。フォードは、娘ナンネッタの結婚相手に齢の離れたカイウスというお医者さんをと企てるんですが、最後にフェントンとナンネッタが二人で登場すると、アリーチェは、「ごらんなさい、このふたり、お似合いでしょう?」と言うのですが、そこのところの音楽がとってもきれいで!
崇高で、これまでのいたずらとかお笑いが一掃されるような、そういうとても心が洗われる音楽となっているので、そこをどうか聴いていただけたらな、と思います。
ヴェルディといえば、悲劇や愛国心の強い作品が多かった、というか、そういう作品に定評があった作曲家ですけども、だからこそヴェルディが最後に言う「この世のすべては笑い」「笑いが大事」というメッセージは、すごく深いと思っています。だから、今のような難しい時代に、偶然にも歌わせていただくというのも、有意義なことなんじゃないかな、と思っています。
オペラ『ファルスタッフ』は、人間の欲や、弱い部分、貧しさ、ずぶとさ、たくらみ、赦し、全てが笑いになるという作品です。そういう全部ひっくるめて人間とは何なのかを提示している作品だと思います。
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▼『ファルスタッフ』公演情報ページはこちら
・二期会創立70周年記念公演 2021年7月公演 G.ヴェルディ『ファルスタッフ』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年7月16日(金)18:30*、17日(土)14:00、18日(日)14:00*、19日(月)14:00 東京文化会館 大ホール
*…アリーチェ 髙橋絵理 出演日
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』キャスト・インタビューは、ついに、ファルスタッフ役 今井俊輔(7/16,18出演)の登場です!
深くそして柱のように太い芯のある声で、役柄に応じた人間味あふれる歌を聴かせ、多くのファンをもつバリトン。二期会公演でも、『マクベス』タイトルロール、『椿姫』ジェルモンといったヴェルディ作品、『トスカ』スカルピア、『蝶々夫人』シャープレス、『外套』ミケーレ、『ジャンニ・スキッキ』タイトルロールといったプッチーニ作品でいずれも重厚な役を好演してきました。叙情的な日本歌曲の歌唱に魅了される方もいらっしゃるのでは。
ファルスタッフは、本人曰く「バリトンにとって名誉な役」。また新しい一面を聴かせてくれるに違いありません!
VIDEO
東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』ファルスタッフ役の今井俊輔です!
ファルスタッフはですね、ちょっとお金に困っていたり、やっぱり女性が好きで。「自分のお腹には名誉だとかいろいろなものが詰まっているんだ。(だから)俺が痩せたらファルスタッフじゃない!」というような役・・・・・・でございます。
(ファルスタッフの聴きどころは)やっぱり言葉の入れ方とか、言葉遊びがすばらしい。それをイタリア語としてどう聴かせられるかということが大事になってきます。あと、フォードという、これまた英雄的な声のバリトン役の方がいらっしゃるので、そのバリトンとバリトンの組み合わせ方とか、声の質の違いとかも聴きどころですかね。(フォードとは)一緒に歌っていてすごい気になるところ。同じバリトンとして、こう、ちょっと、ライバル心を燃やしたりしながらやっています(笑)。本当にファルスタッフがやれるということはとても名誉なことだと思うので、気合を入れて頑張ります。
ヴェルディの音楽をお聴きいただき、どうぞ魂を揺さぶられてください。お客様の心に栄養をお与えすることができますように、頑張ります!
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▼『ファルスタッフ』公演情報ページはこちら
・二期会創立70周年記念公演 2021年7月公演 G.ヴェルディ『ファルスタッフ』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年7月16日(金)18:30*、17日(土)14:00、18日(日)14:00*、19日(月)14:00 東京文化会館 大ホール
*…ファルスタッフ 今井俊輔 出演日
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
いよいよ今週末、めぐろパーシモンホール大ホールにて二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 ヘンデル作曲オペラ『セルセ』を上演致します。
指揮は、二期会ニューウェーブ・オペラ劇場において2015年『ジューリオ・チェーザレ』、18年『アルチーナ』とヘンデル・オペラの上演を成功に導いた鈴木秀美。今回もフレッシュな二期会の歌手たち、オーケストラたちのニューウェーブ・メンバーが18世紀の世界に導きます!
演出は、気鋭のダンサーで振付家の中村 蓉。今回がオペラ初演出。身体表現者ならではの動きのある演出が見どころのひとつです。
▼指揮 鈴木秀美からのメッセージ
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▼演出 中村 蓉からのメッセージ
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また、このたびの公演は緊急事態宣言の延長に伴い、関係機関等より発表された新型コロナウイルス感染防止ガイドラインに基づき、最大限の感染予防・拡大防止策を講じることで開催させていただきます。
尚、予定来場者数がすでに会場収容定員の50%を超えているため、新規チケット販売は終了させていただきました。また、当日券の販売もございません。
会場座席は歌唱を伴うステージとお客様との十分な距離を確保するため、1階席前方 オーケストラピット(1~5列目)に続く6・7列目にはお座りいただけません。それ以降の座席は通常配席となっており、前後左右の間隔は空いておりません。
ご来場のお客様におかれましてはこちらのご案内をあらかじめお読みの上、ご理解、ご協力くださいますようお願いいたします。
・主催公演開催時における、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する対策とお願い
それでは、期間中の公演当日のご案内を致します。 【5/21(金)19:30掲載】
二期会創立70周年記念公演
《二期会ニューウェーブ・オペラ劇場》 2021年5月公演
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル作曲 『セルセ』 オペラ全3幕
<日本語字幕付き原語(イタリア語)上演>
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉
公演タイムテーブルのご案内
5月22日(土) 5月23日(日)
当日券 発売なし 発売なし
開場 16:00 13:00
開演 17:00 14:00
第1幕・第2幕前半 65分
休憩 20分 18:05~18:25 15:05~15:25
第2幕後半・第3幕 50分
終演予定 19:15 16:15
めぐろパーシモンホール =アクセス=
<東急電鉄>
[東横線]=「都立大学駅」から徒歩7分
<東急バス>
「めぐろ区民キャンパス」バス停からすぐ
[多摩01]多摩川駅⇒東京医療センターゆき
[黒07]目黒駅⇒弦巻営業所ゆき
都立大学駅からの地図はめぐろパーシモンホールのウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - めぐろパーシモンホール
◆公演タイムテーブルは総稽古の実測時間を元にしておりますが、当日の演奏・進行により変わってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
▼演奏予定楽曲一覧はこちら
・ヘンデル『セルセ』演奏予定楽曲について - オペラの散歩道(二期会blog)
▼『セルセ』公演情報ページはこちら
・二期会創立70周年記念公演 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場2021年5月公演 G.F.ヘンデル『セルセ』 - 東京二期会
2021年5月22日(土)17:00、23日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ
〈主催〉公益財団法人東京二期会 〈共催〉公益財団法人目黒区芸術文化振興財団
●公演のお問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
いよいよ今週末5/22(土)、23(日)に開催する二期会ニュー・ウェーブ・オペラ劇場『セルセ』。気鋭のダンサーで振付家の中村 蓉がオペラ初演出。身体表現者ならではの舞台が見どころのひとつです。
そして今回、『セルセ』公演の開催にちなんで、中村 蓉によるダンス・ワークショップをオンラインで開催します! 先着30名様限定で、どなたでもご参加お申込みいただけます!
『セルセ』の「序曲」に合わせて踊ってみよう!
今回とりあげる序曲は、登場人物の“自己紹介ダンス”!あなたのキャラクターにぴったりの登場人物が見つかるかも!?
どなたでもチャレンジ出来るダンスです。演出・振付の中村 蓉といっしょに、体を動かしてみましょう。
このダンスは、公演で実際にソリスト、ダンサーが躍っている振付と同じです。
今日はあなたも出演者になった気分でトライしてみませんか?
みんなで楽しくレッツくるくる!
受講をご希望の方は、5月22日(土)22:00までに下記要領によりお申込みください。受け付け完了次第、Zoomの招待メールをお送りいたします。
尚、応募締切前に定員に達した場合は、締切らせていただきます。
〈イベント詳細〉
中村 蓉のダンス・ワークショップ「ヘンデル『セルセ』の「序曲」を踊ろう♪」
開催日時:2021年5月23日(日) 11:00開始(約45分)
講師:中村 蓉(二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』演出)
参加料:無料(要予約)
参加申込:下記「お問い合わせフォーム」に
「お名前」
「e-mail」および
「本文」欄に
(1)ダンス・ワークショップ参加希望
(2)連絡先電話番号
(3)年齢
をご明記の上、送信してください。
募集人数:30名(先着順)
申込期限:5月22日(土) 夜22:00まで
※定員に達した場合は締め切りとさせていただきます
※原則ご本人様からのみ1名ずつのお申込みとさせていただきます
※参加料は無料ですが、ウェブ会議ツールZoomによるオンライン受講環境のご用意(PC、タブレット、スマートフォン等の設定および通信費のご負担)は、受講者様ご自身にてお願いいたします
※受け付け完了次第、ご登録いただいたメールアドレスに「workshop@nikikai.net」よりZoomの招待メールをお送りいたしますので、あらかじめ受信許可にしていただきますようにお願いいたします
▼受講お申込みはこちらから
▼ウェブ会議ツールZoomについてはこちらから
・Zoomミーティング - Zoom
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▼『セルセ』公演情報ページはこちら
・二期会創立70周年記念公演 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場2021年5月公演 G.F.ヘンデル『セルセ』 - 東京二期会
2021年5月22日(土)17:00、23日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ
【ご案内】
本公演は、新型コロナウイルス感染拡大防止のために関係機関等より発表されたガイドラインに基づき、最大限の感染予防・拡大防止対策を講じることで開催させていただきます。
尚、予定来場者数がすでに会場収容定員の50%を超えているため、新規チケット販売は終了させていただきました。また、当日券の販売もございません。何卒ご了承くださいますようお願いいたします。
●公演のお問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』キャスト・インタビュー第8弾は、アリーチェ役のソプラノ大山亜紀子(7/17,19出演)です!
ヴェルディ、プッチーニの主要な役を中心として活躍する大山。二期会では『蝶々夫人』タイトルロールでデビュー以降、『仮面舞踏会』アメーリア、『オテロ』のデズデモナを好演。そして『カヴァレリア・ルスティカーナ』ではサントゥッツァにも挑戦し好評を博しました。今回のアリーチェは初役。「アリーチェが上司だったら女性でも惚れる(笑)」と語っていた、憧れの女性を演じる意気込みをどうぞお聞きください!
VIDEO
みなさんこんにちは。東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』公演において、アリーチェ役にて出演いたします大山亜紀子です。
アリーチェはとっても頭の回転が速い、知的な女性だと思います。ファルスタッフを懲らしめるために、作戦を考え、指示し、みんなで実行に移すのですが、実行中、思いもよらない展開が起こります。しかし、そんな場面においても彼女は素早く臨機応変に対応し、成功に導いていくんです。本当にかっこいい女性だなと思います。もし、私だったら恐らく動揺して・・・失敗したと思います。
『ファルスタッフ』は喜劇ということもありますが、最後まで突き進むという感覚があります。そのなかでアンサンブルを重視する場面がいくつもあり、大変面白く思います。たとえば第1幕2場に男性陣と女性陣が一緒に歌うアンサンブルがありますが、男性陣は2分の2拍子、女性陣は8分の6拍子、これが一つになって大きなアンサンブルになっているんです。そして、オペラの最後の最後で出てくる「大フーガ」。これは、ソリスト10人と合唱全員で歌われる、大アンサンブル。大変聴きごたえのある曲だと思います。
大変な時期だとは存じますが、ぜひ会場にお越しいただき、この喜劇の最後まで突き進む感覚、そして素晴らしいアリアやアンサンブルの音楽を体感していただきまして、見終わったあと笑顔でお帰りいただけたらと思います。会場にてお待ちしております。
* * *
▼『ファルスタッフ』公演情報ページはこちら
・二期会創立70周年記念公演 2021年7月公演 G.ヴェルディ『ファルスタッフ』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年7月16日(金)18:30、17日(土)14:00*、18日(日)14:00、19日(月)14:00* 東京文化会館 大ホール
*…アリーチェ 大山亜紀子 出演日
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
2021年5月22日(土)、23日(日)めぐろパーシモンホール大ホールで公演する、二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 ヘンデル作曲オペラ『セルセ』の演奏予定楽曲についてお知らせいたします。
* * *
= 前半 =
《第1幕》
・序曲
・ジーグ
・Nr.2 アリア セルセ 「緑の木陰がこれほどいとしく(オンブラ・マイ・フ)」
・Nr.3 シンフォニア
・Nr.4 アリオーゾ ロミルダ、アルサメーネ、エルヴィーロ 「おお 皆さま…」
・Nr.5 アリア ロミルダ 「可愛い綺麗なあの小川は」
・Nr.6 アリア セルセ/アルサメーネ 「彼女に愛していると伝えよう」(※一部カットあり)
・Nr.7 アリア アタランタ 「ええ、そうよ 愛しい方」
・Nr.10 アリア ロミルダ 「ましてや心に不実の影がさし」
・Nr.11 アリア アマストレ 「姿は変えても、心は変えない」
・Nr.12 兵士の合唱 「かつて喇叭は戦闘に隊伍を組めと響いたが」
・Nr.13 アリア アリオダーテ 「運命(の星)を我が意に従わせようとは思わない」
・Nr.14 アリア セルセ 「この心の炎を思えば思うほどに」(※一部カットあり)
・Nr.19 アリア アタランタ 「なよやかな仕草、気取ったほほ笑み」
《第2幕》
・Nr.21 アリエッタ エルヴィーロ 「美しいお庭で咲いたお花はいかが」
・Nr.23 アリオーゾとレチタティーヴォ アタランタ 「泣き暮らすようにと愛は私に定めているのだわ」 エルヴィーロ 「ああ!美しいお庭の花はいかが?」
・Nr.24 アリエッタ エルヴィーロ 「ああ 不実な虎だ!」
・Nr.26 アリア アタランタ 「あの方はおっしゃるでしょう」
・Nr.27 二重唱 セルセ 「彼を愛するのか?」、ロミルダ 「愛します」
・Nr.28 アリア セルセ 「そなたを蔑む者を」(※一部カットあり)
・Nr.29 アコンパニャート ロミルダ 「あの人を愛する?」
・Nr.30 アリア ロミルダ 「それは妬みです」
= 後半 =
・Nr.31 アリア アマストレ 「不実な人よ 私は裏切られました」
・Nr.34 アリオーゾ アルサメーネ 「この苦しみを終わらせるために」
・Nr.39 アリア エルヴィーロ 「愛する愛しいバッカスの飲み物の国に」
・Nr.40 二重唱 アマストレ、セルセ 「嫉妬とは大きな苦しみだ」
・Nr.42 アリア ロミルダ 「抗(あらが)う星々の怒りに屈する者は」
《第3幕》
・Nr.43 シンフォニア
・Nr.44 アリエッタ アタランタ 「大丈夫よ、お姉さまに軽蔑されても」
・Nr.47 アリア アリオダーテ 「天上の愛のかくも素晴らしい運命を」(※一部カットあり)
・Nr.48 アリア アマストレ 「私の苦悩の原因は私自身にあるのだ」
・Nr.49 二重唱 アルサメーネ、ロミルダ 「私の真心をあまりにも侮辱なさる」
・Nr.50 合唱 「ゼウスが定めたことを」
・Nr.50a 合唱 「幸薄くあった者が」
・Nr.51 アリア セルセ 「恐ろしい地獄の残忍な復讐の神々よ」
・Nr.53 合唱 「私たちには平和が戻り」
邦題訳:諏訪羚子(日本ヘンデル協会出版 『新訳《セルセ》対訳』より)
*上記楽曲間にレチタティーヴォ等を演奏する箇所がございます。 *上演予定時間:約2時間15分(休憩1回を含む)
* * *
▼『セルセ』公演情報ページはこちら
・二期会創立70周年記念公演 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場2021年5月公演 G.F.ヘンデル『セルセ』 - 東京二期会
2021年5月22日(土)17:00、23日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ
【ご案内】
本公演は、新型コロナウイルス感染拡大防止のために関係機関等より発表されたガイドラインに基づき、最大限の感染予防・拡大防止対策を講じることで開催させていただきます。
尚、予定来場者数がすでに会場収容定員の50%を超えているため、新規チケット販売は終了させていただきました。また、当日券の販売もございません。何卒ご了承くださいますようお願いいたします。
●公演のお問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』キャスト・インタビュー第7弾は、ナンネッタ役のソプラノ三宅理恵(7/16,18出演)の登場です!
煌めくような明るさに満ちた声と美しい発音で、国内の主要なオーケストラとの共演も多い三宅。今年は新国立劇場『夜鳴きうぐいす』題名役で主演するなど、オペラでの活躍も際立っています!ナンネッタは自分自身の声やポジションに自然と合う役のひとつと語っています。アンサンブルの中でキラリと光らせる三宅の個性にご注目ください!
VIDEO
東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』ナンネッタ役の三宅理恵です。
ナンネッタは、アリーチェとフォードに愛されて育った娘なんですけれども、大人の仲間入りがしたいという気持ちもあり、でもそこはやっぱり年頃の女の子で、恋愛に夢中。愛するフェントンを探しては、隙あらば二人でイチャイチャして、愛をささやきあう。本当にかわいらしい役ですね。
私自身の声とキャラクターとが合致するオペラの役というのが実は少ないと思っている中で、ナンネッタは、何の無理もなく、歌うことのできる役のひとつかなと思っています。
見どころは、なんといってもフェントンと愛をささやきあうシーン。本当にとってもすてきで、メロディも本当にきれいなんです。あとナンネッタには最後に有名なアリアがひとつありまして、それを演出のロランさんがどのようなシーンに作って、歌うことができるかというのが今から楽しみです。
『ファルスタッフ』はとにかく、音楽ですべてが表現されているなと思うんです。
とくに私がすごい好きなところは、本当にちょっとしたところなんですけれども、3幕1場で、ファルスタッフがテムズ川に投げ出された後、暖を取っているときに、クイックリーがやってきてアリーチェからの手紙を渡すのですけれど。その手紙を「ファルスタッフが受け取る」というときの音っていうのが、書かれているんですよね!ファルスタッフが受け取るタイミングはここしかないでしょ、というような音楽があるんですけど、このオペラにはそういうシーンが随所にあって、本当にワクワクします!
ヴェルディ自身、人生80年、奥さんを亡くされたり、お子さまを亡くされたり、色々なことを経験してこられましたが、最後に「世の中すべては冗談だ」と終えたということには、とても意味があるんじゃないかと。
今の苦しい状況に立たされている私たちにも、なにか大きなメッセージになるんじゃないか、と思います。「生きている限りは、笑っていよう」というメッセージを、舞台から、音楽と一緒に、お届けできたらな、と思います。
* * *
▼『ファルスタッフ』公演情報ページはこちら
・二期会創立70周年記念公演 2021年7月公演 G.ヴェルディ『ファルスタッフ』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年7月16日(金)18:30*、17日(土)14:00、18日(日)14:00*、19日(月)14:00 東京文化会館 大ホール
*…ナンネッタ 三宅理恵 出演日
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』キャスト・インタビューもいよいよ最後のご紹介となりました。最後は、セルセ王の弟アルサメーネの従僕であるエルヴィーロという男を演じる、菅原洋平(すがわら ようへい・5/22出演)と堺 裕馬(さかい ゆうま・5/23出演)です!
* * *
――『セルセ』出演おめでとうございます。
菅原・堺: ありがとうございます!
――エルヴィーロはどのような人物でしょうか?
菅原: エルヴィーロは王弟アルサメーネの従者です。自由奔放な振る舞いで、おどけたり、焦ったりと世話しなく動きます。
堺: このオペラの中でとりわけ喜劇的な要素が強い存在のように感じています。キャラクターとしては『魔笛』のパパゲーノのようなお調子者で怠け者、でもどこか憎めないような人間性を持っていると思います。
菅原: アルサメーネの手紙を騙しとられてしまったり、アマストレの自刃を止めたりと、エルヴィーロが登場するとストーリーの何かが動き出します。
菅原洋平
――『セルセ』をコミカルにしている重要人物なのですね!どのような歌を歌うのでしょうか?
菅原: エルヴィーロにはダ・カーポ アリアがありませんが、第2幕に歌う「Del mio caro bacco amabile」があります。
堺: 「水は憂鬱になるだけだけど、ワインなら天まで登るような気持ちになるんだ!」という感じで。
菅原: 落ち込んでいる雰囲気の中で、気持ちを励まそうと酒の神バッカスを賛美し歌いだすんです。
堺: 短い曲ではあるのですが、軽快でかっこ良い曲調です。
『セルセ』の登場人物は、恋する気持ちや、恋の悩みを歌っていることが多いと思うのですが、エルヴィーロだけ「俺はお酒が好きなんだ〜!」と歌っているという、そのギャップが好きで、そんなかっこ良い音楽とギャップを楽しんでいただきたいです。
堺 裕馬
菅原: 短いアリアですが、その中に、彼の人間性が込められてると思います。欲望とは生きる原動力である、と訴えかけるような旋律が、オーケストラとのユニゾンに表れています。
『セルセ』の全アリアの中で、一曲を通して歌手とオーケストラがユニゾンで演奏するのは珍しく、エルヴィーロのアリアにはそれが顕著に表れており、音の進行にユーモアが描き出されています。
――二人は今回が初顔合わせと聞きました。稽古場での印象は、いかがですか?
菅原: 堺 裕馬さんはいつも周りを和ませる雰囲気をお持ちで、柔らかな笑顔が魅力的です。
役のことなどでちょっとした相談をしても快く答えてくれて、頼れる存在です(笑)
声には優しさがあって、その中には知的さと誠実さが溢れている、素敵なバリトンです!
堺: 菅原さんのことは、実はこうしてお会いする前からSNS等ではお見かけしていて、あるとき菅原さんが「しばんばん」という犬のキャラクターが大好きとおっしゃっているのを見かけて、実は僕も以前「しばんばん」の手帳を使っていたことがあったので勝手に親近感を感じていました(笑)
お会いしてからも色々と役のことで相談する機会も多く、組は違いますが二人で一緒に魅力的なエルヴィーロという役を演じていきたいです。
――二人協力して作り上げられているようすがとても印象的です。それでは最後にお客様にメッセージを
菅原: エルヴィーロは普段チャレンジしないタイプの、いわゆる三枚目の役ですが、今回は自分の新たな可能性を切り開いていこうと思います。ブッフォなキャラクターに難しさもありますが、向き合うほどに変化が感じられて楽しくもあります。エルヴィーロは物語の中心にはおりませんが、料理のスパイスの様にちょっとしたアクセントとして彩ります。そのフワッとした香りを味わって頂けたら幸いです。
ご来場お待ちしております!
堺: 今回が自分にとって二期会のオペラデビューということで、出演が決まってからずっとワクワクしております。このワクワクの気持ちをそのままに、公演までエルヴィーロという役に命を吹き込んでいきたいです。
皆様のご来場心よりお待ちしております。
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・二期会創立70周年記念公演 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場2021年5月公演 G.F.ヘンデル『セルセ』 - 東京二期会
2021年5月22日(土)17:00、23日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』キャスト・インタビュー第6弾は、ナンネッタ役のソプラノ全詠玉(ちょん よんおぎ、7/17,19出演)の登場です!
東京二期会オペラ公演には、2014年『ドン・カルロ』天よりの声役で初登場。2018年プッチーニ〈三部作〉公演では『修道女アンジェリカ』に出演し、今回の『ファルスタッフ』と同じベルトラン・ド・ビリーの指揮で歌いました。
「ちゃっかりなところは私と似ているかも(笑)」というナンネッタ役、恋人フェントンとともにハートいっぱいの歌を歌いたいと語っています!
VIDEO
東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』ナンネッタ役の全詠玉です。
ナンネッタは、とっても天真爛漫で、チャーミングな役どころだと思っています。
恋人のフェントンとは、とにかく恋に夢中。フェントンはとにかく猪突猛進という感じなんですけれども、ナンネッタは、少し機転をきかせたり、ちょっと駆け引きを楽しんでみたり、後のアリーチェ(ナンネッタの母)を彷彿とさせるようなキャラクターなのかな、と思います。
ナンネッタのアリアは、なんていうか、とても浄化されるような、癒しの効果をもたらすようなアリアでして、それがすごくオペラのドタバタの中で、ものすごおく解き放たれるというか、とても神秘的なアリアだと思います。今このストレスフルな時代に、癒しが与えられる歌が歌えたらなあと思っています。
『ファルスタッフ』はすごく重唱が多くて、重唱、重唱、重唱という感じなんですけれども、その合間にフェントンとナンネッタの愛の二重唱が入ってくると、まるでストップモーションがかかったように、愛が舞台に溢れるっていう印象がすごくありまして、なんていうか、ハートが飛んでいるような感じがすごくかわいらしくて、すごく満たされます。そうした場面が随所に出てきますので、そこも楽しんでいただけたらな、と思います。
ヴェルディは、『椿姫』だったり、『リゴレット』だったり、ご存じのとおり本当に傑作が多いのですけれども、『ファルスタッフ』はやっぱり独特だなと思っています。玉手箱のように話がどんどん変わって、音楽もすごく立体的で、楽譜をめくるのがたいへんなほどテンポも早くて・・・80歳というお歳とは真逆に、若々しくエネルギッシュなので、すごいなと、ただただ感嘆してしまいます。
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・二期会創立70周年記念公演 2021年7月公演 G.ヴェルディ『ファルスタッフ』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年7月16日(金)18:30、17日(土)14:00*、18日(日)14:00、19日(月)14:00* 東京文化会館 大ホール
*…ナンネッタ 全詠玉 出演日
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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2021年5月22日(土)、23日(日)めぐろパーシモンホール大ホールで公演する、二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 ヘンデル作曲オペラ『セルセ』。
2015年『ジューリオ・チェーザレ』、18年『アルチーナ』につづいて、同シリーズでヘンデル・オペラを指揮してきた鈴木秀美からメッセージが届きました!
今回も、二期会の歌手、オーケストラともフレッシュなメンバーを18世紀の世界に導きます。
VIDEO
みなさん、こんにちは。鈴木秀美です。
今回はヘンデルの『セルセ』を上演します。
なんと言っても「オンブラ・マイ・フ」という有名なアリアがありまして、今まで(二期会ニューウェーブ・オペラ劇場で)やってきた『ジューリオ・チェーザレ』や『アルチーナ』と比べると、「ブッファ」というと語弊がありますが、そんなに深刻じゃない、軽い場面がたくさんあります。
今回は(ダンサーの)中村 蓉さんが演出されるので、歌手も踊りますし、動きがたくさんあるというところが、大きな魅力になるんじゃないかなと思います。二期会のソリストたちも、オーディションで受かった若い人たちが歌いますので、バロックのものを若い間に一度経験して、そういう習慣の違いとか楽譜の読み方の違いとか、あるいはオーケストラのいつもと違った音を経験するというのは、決して無駄にはならず、必ず役に立つときが出てくると思いますから、今回も若い人たちとそういう話のできる、そういう経験が一緒にできるということは、とても楽しみです。どうぞ聴きにいらしてください。会場でお待ちしております。
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・二期会創立70周年記念公演 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場2021年5月公演 G.F.ヘンデル『セルセ』 - 東京二期会
2021年5月22日(土)17:00、23日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』キャスト・インタビュー第6弾は、アリオダーテ将軍役の髙崎翔平(たかさき しょうへい・5/22出演)と田中夕也(たなか ゆうや・5/23出演)の登場です!
『セルセ』はオペラ・セリアでありながらコミカルな筋書きの物語ですが、その背景には古代ギリシャとの戦争があります。セルセ王に忠誠を誓うペルシャ軍の将軍がアリオダーテです。娘ロミルダが王家に嫁ぐとなれば、この上なき幸せ、のはずではありますが…
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――アリオダーテはどのような役ですか?
髙崎: 私が演じるアリオダーテはペルシャの将軍でセルセ王の腹心の部下です。
また、このドタバタ劇の中心となるロミルダ、アタランタ姉妹の父親でもあります。
田中: 将軍なので威厳はありますが、自分の良い様に事を考え、勝手に確信するという、少し変わった性格の持ち主です。
髙崎: そして、王に忠実な軍人の無骨さ故でもあるでしょうか、セルセとのやりとりの中で勘違いをしてしまい、その勘違いが物語をクライマックスへ導きます。
髙崎翔平
――アリオダーテの歌にもそんな性格が表れているようですね。
髙崎: アリオダーテのアリアは2曲ですが、最初に歌う”Soggetti al mio volere”は、ムーア人との戦争を指揮し勝利に導いたアリオダーテへの褒美として、「王家の者とアリオダーテの娘ロミルダを結婚させる」とセルセから約束を受けた直後に歌います。
セルセは自分がロミルダと結婚できるよう上手く王の立場を利用していったのですが、それを知らないアリオダーテは「高望みをしてはいませんが、天の導きであればいつでも名誉をお受けします。」と有頂天になった内心を歌います。
全編を通して”無骨な軍人”という印象のアリオダーテですが、このアリアでは軍人としての無骨さと予想外の褒美への抑えきれない喜びが混在しているような気がします。アリオダーテの人間的な魅力に溢れたアリアです。
田中: その後、“Del Ciel d’amore”では、自分の娘であるロミルダがアルサメーネと結婚できるということを確信して、「愛に満ち溢れた天に、こんな素晴らしい運命を誰が望んだだろうか?」と歌います。結局、これが勘違いであったのですが。
短いアリアですが、音の跳躍やメリスマがあるので、目の前にある幸せが音に表れているようで、歌っていて凄く楽しいです。どのような演出が付くのか今からとても楽しみです!
田中夕也
――将軍とはいえ、とても愛すべきキャラクターなのですね。ところで、二人は先輩後輩の関係と伺いました。
田中: はい、髙崎さんは大学時代の先輩で、師事していた先生も同じです。なので、僕には頼りになるお兄さんといった感じに思っています。仕事現場でもご一緒するので、いつもたくさんの事を学んでおります。
髙崎: 田中さんは、とっても心優しく、誰にでも好かれ頼りになる人です!
今回ダブルキャストということで、毎回の稽古を楽しみにしています。田中さんが歌ったり演じたりしているのを見ることで、アリオダーテという役の音楽やキャラクターを客観的に見ることができるので、とても勉強になります。
これまでの稽古の中でも、自分とは違った田中さんのアプローチに大変刺激を受けました。
本番までお互いに切磋琢磨できるよう、私も頑張りたいと思います。
田中: 先輩と同じ役が出来るなんてとても光栄です!
――最後にお客様に向けてメッセージを。
髙崎: キャスト全員で、毎回必死にこのオペラに取り組んでいます。
これから5月の本番に向けさらに密度の高い稽古が続いていくと思います。
“Ombra mai fu”だけではないオペラ『セルセ』の魅力をお伝えできるように頑張りますので、ぜひ会場でお聴きください!
田中: この作品が僕の二期会のオペラデビューとなり、今から楽しみと不安でドキドキしています。まだまだ未熟な僕ですが、僕なりのアリオダーテを精一杯演じます!お越し下さる皆様、楽しみにしていて下さい!
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・二期会創立70周年記念公演 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場2021年5月公演 G.F.ヘンデル『セルセ』 - 東京二期会
2021年5月22日(土)17:00、23日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』キャスト・インタビュー第5弾は、お待ちかね、ファルスタッフ役の黒田 博(7/17,19出演)の登場です!
ご存じのとおり、東京二期会のみならず日本を代表するカヴァリエ・バリトン。老いたる騎士で皆から笑い者にされるファルスタッフを演じます。ファルスタッフを「人間的な魅力にあふれている」と語る黒田。その新境地にどうぞご期待ください!
VIDEO
東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』ファルスタッフを演じます、黒田 博です。
ファルスタッフは…女性が大好きで、食べることも、お酒を飲むことも大好きで、思ったことを行動に移す行動力がありますし、他の出演者からは、いろいろといじめられたり、ひっかけられたりしますけれども、まあ最終的には自分が自分らしく生きるということに専念しているような男性に思います。非常に、僕は魅力的な人物だと思います。
音楽的にも、このオペラ全体の中で、こまかくてかわいらしいアンサンブルであるとか、難しいソロのパッセージであるとか、それらがそれぞれの役に与えられてて、しっかりしたキャラクターを持っていますので、合唱も加わってアンサンブルをするのが、「このオペラの一番の聴きどころかな、と思います。
『ファルスタッフ』はヴェルディの最後のオペラ。そのひとつ前に書かれた同じシェイクスピア原作の『オテロ』の2作は、それまでのヴェルディの作品とはかなり変わっています。
アリアとして取り出すところももちろんあるんですけど、その前後の音楽とずっとつながっていますし、非常に壮大なそれも混沌とした音楽で、同じ年に生まれたドイツのワーグナーの影響……というと多分ヴェルディが怒って出てくるかもしれませんけれども、でも、その音楽から得たものが非常に出ている気がします。それがイタリアの歌と見事にマッチしているので、とてもワクワクすると思います。
『オテロ』のイアーゴや、今回のファルスタッフとか、それまでのヴェルディ・バリトンとしては毛色が違うかなと。ていねいにそのカンタービレに歌うというよりは、この後に来る時代を先取りしているとうか、自分の感情などを露わに吐き出すかのような。ファルスタッフも、ファルセットやら、「ウエッ!」という肉声やら色んな声が必要になってきて、難しいといえば難しいですけれども、(演技と音楽がマッチしていて)やっていてとても楽しいですし、ある程度の年齢になってきて、そのようなあまり美しくない声を出しても負担にならない方法もだんだんとわかってきましたので、いろいろ駆使してみたいなと思います。
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・二期会創立70周年記念公演 2021年7月公演 G.ヴェルディ『ファルスタッフ』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年7月16日(金)18:30、17日(土)14:00*、18日(日)14:00、19日(月)14:00* 東京文化会館 大ホール
*…ファルスタッフ 黒田 博 出演日
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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サントリーホールブルーローズで二期会歌手が競演する夢の3日間「NIKIKAI Days@Blue Rose」。
各公演ご案内第2回は、1日目を飾るブラームス・ワルツ集「2つの愛の歌」から。
出演のメゾソプラノ加納悦子がブラームス歌曲の聴きどころと、その魅力をお届けします。
* * *
ブラームスの歌曲を歌うとき、いつもシャープ・フラットといった臨時記号に気を付けています。これらがミソなのです。ブラームスの歌は一見どっしり構えて安定していますが、よく観察すると、多くの色があるので、これが臨時記号になって書かれていると私は思っています。
例えば《愛の歌・ワルツ集》と同じ詩人、ゲオルグ・フリードリヒ・ダウマーの詩による《Wie bist du, meine Königin なんと君は、私の女王様》というブラームスの曲があります。各節の終わりに “wonnevoll, wonnevoll!=「喜びいっぱい、喜びいっぱいに」”が繰り返される、たおやかな愛の歌で、演奏していても聴いていても穏やかな心地よさに包まれます。
歌い始めから全然臨時記号がありません(譜読みが簡単!)。第2節目の終わりに現れる1回だけの臨時記号【♭】がついた言葉を見ると、“Ach=「あぁ」”という溜息。そこで「ヨハネス・ブラームスはこのように、ふと少し低く溜息を漏らしたのだなぁ」と読み取る訳です。そのあとの第3節では思いが千々に乱れ♯と♭のオンパレードになり、ブラームスのパッションの開花となるのです(素敵!)。
音符と言葉の世界で想像、ときに妄想の翼を広げながら、特にブラームスでは、全体を簡単に俯瞰しただけでは分からないが、分け入って詳しく味わってみると、彼の魅力、言い換えればエロスが垣間見られるというのが、ブラームス歌曲の楽しみの一つだと私は思っています。
バリトン 小森輝彦 ソプラノ 佐々木典子 メゾソプラノ 加納悦子
テノール 松原 友 ピアノ 小林道夫 ピアノ 井出德彦
さて、家庭音楽という分野(?)があって、まさしく家族や仲間が睦まじく合唱・合奏するためにある音楽ですが、まずは楽しめるように、それほど難しくない曲で、でも十分芸術的な雰囲気が溢れている、といったらブラームスの《愛の歌・ワルツ集》は代表的な作品です。“ブンチャッチャー・ブンチャッチャー”のリズムの「レントラー」という南ドイツ圏特有の素朴なワルツに乗せて、男女の恋愛についての〈あれやこれや〉が歌われていきます。
ただし「それほど難しくない」と言いましたが、ここにもヨハネス・ブラームスのエロスは漂っていて、めまぐるしい転調があり(つまり予期せぬシャープやフラットです。)、特に!!その転調を四人の歌手の内側!にいる人(アルト!)が一生懸命お仕事をして成し遂げていると自負しています。《愛の歌》の数々に出現する情緒の揺らぎやパッションの表現を、声楽アンサンブルの内側の声の人が担っている、とでも言いましょうか。見え隠れしながら奮闘する、真の愛の奉仕です。
また、この曲集はピアノが連弾なので、家族や仲間との演奏ももちろん楽しいのですが、時には思いを寄せている二人が連弾するのも、時々指が触れたりしてスリリングですね。
私にとってはドイツ・ケルン音大留学中に、学内のリート・クラスの演奏会で歌って以来の《愛の歌》です。恋愛の〈あれやこれや〉には多分もうドギマギしません。しかしこのブラームスの〈あれやこれや〉にはうろたえてしまう。今年の二期会Daysの《愛の歌》のメンバーは各々が恋のい・ろ・はを熟知しつつも、ブラームスの音楽に翻弄されて、皆でドギマギするのでしょうか。
1874年に公表された《愛の歌》作品52と、好評を博して翌年公表された《新・愛の歌》作品65の計33曲。全て三拍子、ワルツです。ドイツ・リートを愛してやまない四人の歌手と二人のピアニストの手に汗握る丁々発止が生まれますように。
――加納悦子
* * *
ちらし(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days@Blue Rose 2021
■会場:サントリーホール ブルーローズ
■料金(全席指定・税込):
プレミアム席6,000円(オリジナルクリアファイル付)、普通席4,500円
<第1日 ブラームス・ワルツ集「2つの愛の歌」>
■日時:2021年5月16日(日) 14:00開演
■出演:
佐々木典子(ソプラノ)、加納悦子(メゾソプラノ)、松原 友(テノール)、
小森輝彦(バリトン)、小林道夫(ピアノ)、井出德彦(ピアノ)
▼演奏予定曲等、公演情報ページはこちらから
・NIKIKAI Days @ Blue Rose 2021 - 主催・制作コンサート - 二期会21
●ご予約・お問合せは 《好評発売中》
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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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東京二期会2021-2022シーズンの開幕を飾る、宮本亞門演出モーツァルト『魔笛』のチケットが、いよいよ4月10日(土)から一般発売です!
(ネット予約 は午前0時(=4月9日(金)24時)より、電話予約は午前10時より受付開始)
2013年にオーストリア・リンツ州立劇場でワールド・プレミエ、15年に東京文化会館でジャパン・プレミエを迎えた本プロダクションは、再演を望まれる声を本当にたくさんいただきました。その舞台がシーズン開幕に帰ってきます!
この一般発売日に向け、予告編映像を公開しました!
2015年東京公演の舞台の様子と宮本亞門からのメッセージをどうぞご覧ください。
VIDEO
この度の再演にむけて、演出・宮本亞門がロング・インタビューに答えています。
・『魔笛』の演出を手掛ける宮本亞門さんの情熱(文:林田直樹)|オペラを楽しむ - 東京二期会
また、キャストを代表して、パパゲーノ役の二人、萩原潤と近藤圭のインタビューもぜひご覧ください!
・『魔笛』出演歌手の素顔 萩原 潤・近藤 圭(取材・文:吉浦由子)|オペラを楽しむ - 東京二期会
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・二期会創立70周年記念公演 2021年9月公演〈二期会名作オペラ祭〉 W.A.モーツァルト『魔笛』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年9月8日(水)18:30、9日(木)14:00、11日(土)14:00、12日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』キャスト・インタビュー第5弾は、アマストレ役の和田美樹子(わだ みきこ・5/22出演)、長田惟子(おさだ ゆいこ・5/23出演)です!
アマストレは、セルセ王の許嫁とされる貴族の娘。異国の地に住んでいますが、セルセの姿をひとめ見ようと、男性に変装してペルシャにやってきました。しかし、そこで見た将来の夫の姿は・・・
* * *
――『セルセ』出演おめでとうございます。
和田・長田: ありがとうございます!
――アマストレはどんな役ですか?
和田: アマストレは異国にする王女で、ペルシャ王セルセの婚約者です。
変装してペルシャにやってきますが、そこで王が他の女性に惹かれている様子を目の当たりにします。セルセを一途に愛するアマストレは、彼の心変わりに苦しめられます。
和田美樹子
長田: アマストレは小さい時から自分に婚約者がいることを知っていて、彼への熱い想いを胸の片隅で大切に育ててきたと思います。だから彼女にとってセルセは憧れの王子様で、自分だけを永遠に愛してくれる人だと信じていたと思うんです。
女の子は王子様に憧れちゃうんですよ。この人は運命の王子様だわ!と自分ばかりが盛り上がっていたけれど、蓋を開けたら相手の中の「私」の存在は小さいものだった、なあんてこと、よくあるんじゃないでしょうか?(笑)
そんな男性のために喜んだり、ときめいたり、苦しんだり、狂ったり、でも諦めきれなくてあげくの果てに悟ったり…
長田惟子
――インターネットも写真も油絵具もない時代、当たり前ですが、変装して会いにでも行かない限り、婚約者を知ることなんてできないですものね。でも、憧れの人に会いたいという人間の気持ちは今も昔もそれほど変わるものではない、ということでしょうか。
アマストレのアリアについてはいかがですか?
長田: 今回の上演では、アマストレには3つのアリアがあるのですが、色んな姿のアマストレが表現されています。どの姿も、人間味があって、自分のことのように共感してしまうので、彼女のキャラクターを愛さずにはいられないんです。
――それでは3曲の中から、それぞれの1曲を教えてください。
和田: 私は、第2幕で歌われる「Anima infida, tradita io sono」です。
セルセの心変わりを確信したアマストレが、苦しみに耐えられず自殺を図ります。そこにきた王の弟アルサメーネの従者エルヴィーロに止められ、「死ぬ前にあの残酷な心に言ってやる」「不実な心よ 私は裏切られた 来い、私を殺せば お前を許す」と歌うアリアです。
――凄まじい感情ですね。
和田: 愛する人の裏切りによって、常軌を逸したアマストレが、激昂して歌います。
このアリアのあとにエルヴィーロが「È pazzo affé! 本当に気が狂ってる!」と言うのですが、お客様にもそう思って頂けるように演じ歌い上げたいです。
長田: 感情をむき出しにしてしまった2幕とは一転して、3幕の終盤で歌われるアリア「Cagion son io del mio dolore」では、自分を裏切った彼のことを一途な心で愛し過ぎてしまった私自身がこの苦しみの原因なんだ、とひとり静かに歌います。
この曲を最初に聴いたとき、歌詞に反して音楽はあっさりしていて綺麗なのに、どこか胸が締め付けられるような寂しさを感じました。セルセのことになると周りが見えなくなっていたアマストレが、外側から自分のことを見て最終的にあっけらかんとした気持ちでこのアリアを歌っていると思うのですが、そこには押し寄せる寂しさや苛立ちと向き合い、自問自答の末に心の成長をとげた、ちょっぴり切ないアマストレの姿も垣間見えると思います。
――J-Popでも描写されるような、とても現代的な感情にも思えますね。
長田: かなしみの中にもアマストレのさっぱりした気持ちが感じられて、特に共感を覚えるアリアです。
愛してしまった自分自身にも原因がある、なんて思えるアマストレはなんて一途でいい子なんでしょうね!こんなアマストレを苦しめるセルセは許せません!(笑)
――さて、二人は二期会オペラ研修所の同期です。それぞれの印象は?
和田: 長田さんと初めて会ったのは研修所の入所試験の時です。その時にチラッと彼女の歌声が聴こえて、なんと素敵な歌声!!と思ったのを今でも鮮明に覚えています(笑)
その後、マスタークラスで同じクラスになり、切磋琢磨してきました。
彼女は明るくて人柄が良く、音楽に関しても素晴らしい才能を持っていて、人としても歌手としても、とても素敵で魅力的な方です。
今回またご一緒できて、嬉しいです!
長田: いつも呼んでいる名前で呼ばせていただきますが、みっこちゃんは本〜当にしっかり者なんです!みっこちゃんはクラスではインペクといってクラスをまとめ役をされていたのですが、そのくらいリーダーシップがある方です。
観察力や洞察力に優れているだけでなく、相手への思いやりや気遣いも忘れないし、どんなことにも感情的にならないで冷静に対応出来るんです。とにかく頑張り屋さんなので、ちゃんと休んでいるかなってたまに心配になることもあります(笑)
私にない部分をたくさん持っていて、とっても尊敬出来る女性です。
――二期会の研修所同期ならではの絆が伝わってきます。それでは、最後に本番への意気込みを。
和田: 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』で二期会デビューが出来ることを、とても嬉しく思います。
ひたすらにアマストレと向き合い、フレッシュでエネルギッシュな『セルセ』をお届けできるよう、精進して参ります!
長田: 『セルセ』の登場人物は、演じる私たちと等身大の若者たちです。まだまだ未熟な私たちですが、若さを味方にして、バロックオペラの息吹きを現代に伝えられたら、と思います。すばらしい音楽と演出を皆様にお楽しみいただけるよう精一杯頑張ります!
和田・長田: たくさんのお客様のご来場、お待ちしております!
* * *
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・二期会創立70周年記念公演 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場2021年5月公演 G.F.ヘンデル『セルセ』 - 東京二期会
2021年5月22日(土)17:00、23日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ
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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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サントリーホールブルーローズで二期会歌手が競演する夢の3日間「NIKIKAI Days@Blue Rose」。今年は、コロナ禍のため中止となりました昨年のプログラムを改めて5月に上演致します。
第1日は5月16日(日)14時、ブラームス・ワルツ集「2つの愛の歌」 。少し日にちをおきまして第2日は5月28日(金)19時、オペラ『光太夫』 (演奏会形式)。そして第3日は5月29日(土)14時、<タイトルロールな歌姫(ディーヴァ)たち> をお贈りします。
公演まで約1か月となり、チケットも多くご予約頂いている中、ここで各公演のご案内をしてまいります。
初回のご案内は5月28日(金)19時からの第2日、ファルハング・フセイノフ作曲 オペラ『光太夫』 は、初演から28年ぶりの待望の再演。ロシア語(日本語字幕付)で上演いたします。
激動の時代を生きた光太夫を今注目のバリトン、加耒 徹が演じます。
こちらの対談動画ではオペラ『光太夫』の魅力と聴きどころを、プロデューサーの岸本 力(ラックスマン役でも出演)と、加耒 徹が語っています。
VIDEO
また、岸本からのメッセージも届いておりますので、ご紹介いたします。
今回のオペラ『光太夫』は、ファルハング・フセイノフ作曲で、井上靖氏著の「おろしや国 酔夢譚(すいむたん)」に描かれた大黒屋光太夫が題材となっています。18世紀の終わりの江戸鎖国時代、異国で過ごした光太夫が、苦難を乗り越え帰国した壮大な男のロマンの物語です。
光太夫は、当時のロシア女帝・エカテリーナにペテルブルグの宮殿で謁見し帰国し、日露文化交流を最初に成し遂げた画期的な偉業の人物とされています。
今回は1993年、日本でロシア語による演奏会形式の世界初演以来、28年ぶりの上演です。二期会Daysの演目として、昨年の5月29日に予定されていましたが、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言により延期され、今回の上演となりました。
本公演チケットはおかげさまで、「プレミアム席」がすでに予定販売数を終了、現在は「普通席」のみのご案内となっております。良いお席はお早目にお求めください。
ちらし(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days@Blue Rose 2021
■会場:サントリーホール ブルーローズ
■料金(全席指定・税込):
プレミアム席6,000円(オリジナルクリアファイル付)、普通席4,500円
<第2日 ファルハング・フセイノフ作曲 オペラ『光太夫』>
■日時:2021年5月28日(金) 19:00開演
■出演:
長田雅人(指揮)、太田麻衣子(構成)、大山大輔(ナレーター)、松本康子(ピアノ)
<キャスト>
光太夫:加耒 徹(バリトン)、ソフィア:内田智子(ソプラノ)、
ラックスマン:岸本 力(バス)、エカテリーナII:小野綾香(メゾソプラノ)、ほか
▼演奏予定曲等、公演情報ページはこちらから
・NIKIKAI Days @ Blue Rose 2021 - 主催・制作コンサート - 二期会21
●ご予約・お問合せは 《好評発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』キャスト・インタビュー第4弾は、フェントン役を演じるテノール山本耕平(7/17,19出演)の登場です。
東京二期会では、2014年『ドン・カルロ』で衝撃のタイトルロール・デビューを果たし、翌年『リゴレット』でもマントヴァ公爵を歌ったテノール山本耕平。その後の二期会公演では、『後宮からの逃走』ベルモンテ、『金閣寺』柏木、『天国と地獄』オルフェと、まるで自分自身の可能性に挑戦するかのように、まったく性格の異なる役を演じレパートリーを広げてきました。
そして、今年、待望のヴェルディ・オペラでの出演。ノーブルな響きで歌われるフェントンのラブソングにどうぞご期待ください!
VIDEO
東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』フェントン役の山本耕平です。
フェントンの仕事は、ずばり、恋をすること!
もうとにかく、恋で頭がいっぱいなんですね。登場人物たちと、わちゃわちゃと話をしているところもあるんですけれど、そうかと思うと、急に、ナンネッタの顔を見て、恋に一気に夢中になってしまう。そうすると、フェントンの恋のフレーズだけが、(他の人物たちのアンサンブルの)上からすっと聴こえてきたりするんです。音楽的にもすごくうまく作られているんです。
後半にアリアのような部分があるんですが、フェントンは、もう…なんですかね。みんながファルスタッフのまわりで、ドンガラガッシャンってやっている中に、風が吹いてくるような、本当に恋へのあこがれを歌うんです。そういう意味では、比重が、恋にある!
『ファルスタッフ』は、お芝居と音楽のバランスが対等といいますか、ファルスタッフが、ふざけたことをずっと言っているのに、それを、もっともらしく、重めかしくしゃべるところなんか、本当にこの原作の雰囲気が音楽に忠実に書いてあるなあ、という印象があります。
そして、何といっても、最後のフーガが僕の好きなところなんですけど。「もう、すべておふざけ、最後に笑った人が、一番多く笑うんだよ」という、このメッセージというのが、なんとも……『ベニスの商人』にある「誰しもが人生の舞台において自分の役を演じねばならぬ」というフレーズが、シェイクスピアらしさというか、その死生観を表していると思うんですけれど、このフィナーレにもそれが出ていると思います。今この鬱屈したたいへんな時に、いろいろあってもそれを笑いとばすといういうエネルギーは、今まさに必要なんじゃないかな。
キャスト表を見ますと、みなさん相当細かいおふざけの芝居を入れ込んでこられることが今もう予想できます(笑)そのような細かい芸をキャッチしていただくために、ぜひ予習をしていただきたいというか、当日までの間も楽しんで過ごしていただけると、本番も一層お楽しみいただけるでしょう!
* * *
▼『ファルスタッフ』公演情報ページはこちら
・二期会創立70周年記念公演 2021年7月公演 G.ヴェルディ『ファルスタッフ』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年7月16日(金)18:30、17日(土)14:00*、18日(日)14:00、19日(月)14:00* 東京文化会館 大ホール
*…フェントン 山本耕平 出演日
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』キャスト・インタビュー第4弾は、アタランタ役の雨笠佳奈(あまがさ かな・5/22出演)、新宅かなで(しんたく かなで・5/23出演)です!
アタランタは、この物語のヒロイン的存在であるロミルダの妹。ロミルダの恋人である王弟アルサメーネに恋心をふくらませています。あるとき、王のセルセがロミルダを見初めたことを知って、これはチャンスと行動に出ます。アルサメーネからロミルダに宛てられたラブレターを、自分宛だとうそぶくのですが・・・・・・オペラ『セルセ』の世界に事件を巻き起こし、面白くしているのが、このアタランタなのです。
* * *
――二人は今回が初顔合わせと聞きました。まずはそれぞれの印象を教えてください。
新宅: 雨笠さんにはこれまでお会いしたことはありませんでしたが、私は二期会オペラ研修所で1期下でしたので、もちろん存じ上げていました。研修所を優秀な成績で修了され、今年11月には二期会本公演『こうもり』にもアデーレ役でご出演なさる、ソプラノの星のような方だと思っていました。
稽古場で実際にお会いしお話ししてみると、美しい声としなやかな身のこなしが印象的な、笑顔溢れる素敵な方でした!
雨笠: 「なんと可愛らしい方だ!」というのが第一印象です(微笑)。
歌声もチャーミングでいろんな音色を持っていらっしゃる。まだ数回しか稽古でご一緒していないのですが、すでに同じ役でも全く違うアタランタが生まれそうな予感がしております。たくさん刺激し合って、それぞれの魅力が溢れるアタランタを一緒に作って行けたら嬉しいです!
雨笠佳奈
――アタランタはそれぞれどのような役どころと捉えているでしょうか。
雨笠: 簡単に言ってしまうと、このオペラを引っ掻き回す役どころ。とにかく、よく嘘をつくんです!
新宅: 本当に!自己中心的で負けず嫌い。感情豊かで愛嬌のある小悪魔的な性格だと思います。
自分の内から燃え上がる恋の炎に突き動かされて、自由で軽やかに自分の魅力を振りまきながら、嘘や悪賢い立ち回りで物語を混乱させます。すべては自分の“恋”を成就させるため、王まで騙してしまうんです。
それなのに、アルサメーネは一度も振り向くことなくロミルダと結婚してしまい、アタランタの恋物語は“独り相撲”に終わってしまうのですが、彼女は悔しがりながらも自分で見切りをつけ、次の恋へと向かいます。
雨笠: アタランタには、「fra sé」と呼ばれる、かっこ書きのセリフが楽譜の中にも多く見られるんです。これは他の登場人物には聞こえていない彼女の「独り言」といいますか。お客様と彼女の秘密の会話とでもいうような箇所になります。
にっこり笑って心の中で舌を出している、そんな役どころでしょうか(笑)
新宅: 一方で、姉への競争心や嫉妬心を持ち、また、アルサメーネに抱いてしまった自分の恋心そのものを持て余して揺れる乙女心も見せますよね。多面的で人間らしい女性に描かれていると思います。
――今の話だけでも、すでに違う表情のアタランタが見られそうです。それでは、アタランタのアリアについて聞かせてください。
雨笠: アタランタに与えられたアリア、アリエッタ、アリオーゾは全部で6曲。今回はそのうちの5曲を演奏します。
2段しかない短いアリオーゾを除いた4曲のうち、2曲が嘘で人を操ろうとするもの、そして残りの2曲が彼女の本心、本質が露になるもの、と私は捉えています。
――その中から、あえて1曲選ぶとすれば?
新宅: 私は第1幕「Un cenno leggiadretto」をあげたいと思います。
アタランタは、姉ロミルダと恋仲のアルサメーネに片思い中。姉が王セルセに見初められたことをチャンスだと思い、アルサメーネを自分のものにすると言い、「彼を奪うためには騙すことさえも厭わない。こうやって落とすのよ」と、男性を魅了する振る舞い、愛嬌のある笑顔、目線など、様々なテクニックを、音型やリズムを使って次々と表現豊かに披露してみせる曲です。
新宅かなで
――お客様に聴いてほしいポイントは?
新宅: 自分のことをよくわかっていているアタランタは、この曲を通して自分の魅力を余すところなく披露します。愛嬌(vezzosetto)たっぷりに多彩な表現で、エネルギッシュな恋心と、絶対姉に勝ちたいという闘争心に燃えて演じるさまをお楽しみいただけましたら幸いです。
――雨笠さんのおススメは?
雨笠: 私は、2幕に歌われる「No, se tu mi sprezzi」です。短いアリエッタではありますが、彼女がひた隠しにしてきた本質や人間臭さが見える曲だと思います。
この曲は姉の恋人であるアルサメーネを手に入れるための策略が失敗に終わったときに歌われます。
「たとえあなたが私を軽蔑したって、死にたいとは思わない。私の美しさを持ってすれば、新しい恋人なんていくらでも見つかるわ」
と歌いますが、言葉とは裏腹にその旋律は縫うように蛇行したり、跳躍が見られたり。なかなか歌いにくい旋律です。ここに彼女の隠しきれない本心が現れているように私は感じます。最後はムキになって爆発してしまうような感覚を抱いています。
プライドの高いアタランタですが、最後は弱さが垣間見えてしまう。実際にいたら、あまりお友達にはなりたくはないけれど・・・・・・どこか憎めないキャラクターが、そこで表現できるのではないかと考えています。
――やはり、それぞれ違いの出るアタランタになりそうです。最後にお客様に向けて。
新宅: 今回 素晴らしい機会をいただけたことに心から感謝いたします。
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場でのデビューに、私の心は震えるばかりですが、アタランタは王様のセルセまでをも巻き込むほどの力強いエネルギーを放ち、チャーミングで、豊かな表現力と、へこたれない心を持つ女性です。そのキャラクターから力と勇気を得て、精一杯努めさせていただきたいと思います!
雨笠: 先日、指揮の鈴木秀美さんから「バロックのオペラは言葉をより重要視する」という教えを受けました。言葉から受けるインスピレーションや、その言葉をよりわかりやすく伝えるためにはどんな歌い方をしたら良いか、どんな装飾を足したら良いか、その時に感じ、生まれたものを音にする。だからこそ、その瞬間瞬間の感じ方によって違うものが生まれる。それが面白い!バロックの音楽はより「生の音楽」であると私は感じております。
公演当日フレッシュな音楽を生み出せるよう、作品に向き合っていきたいと思います。お客様にも劇場でその瞬間に立ち会っていただけましたら幸いです♪
雨笠・新宅: みなさまのご来場をお待ちしております!
* * *
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・二期会創立70周年記念公演 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場2021年5月公演 G.F.ヘンデル『セルセ』 - 東京二期会
2021年5月22日(土)17:00、23日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』キャスト・インタビュー第3弾は、フォード役を演じるバリトン小森輝彦(7/17,19出演)の登場です。
これまで『マクベス』題名役、『椿姫』ジェルモン、『オテロ』イアーゴを演じてきた小森も、フォードは初役。とてもやりたかった役の一つと話します。
その小森にとってのフォードの人間像は「ほんとうに奥さんのことが好きなんだなあ」と思ってしまうような、「焼きもちやき」の愛すべき男。ヴェルディの喜劇にフォードあり!というところを魅せます!
VIDEO
東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』フォード役の小森輝彦です。
初めてやらせていただくんですが、同じシェイクスピアの原作でニコライ作曲の『ウィンザーの陽気な女房たち』のフルート氏、つまり同じ役なんですが、こちらは実は2度やらせていただいています。ドイツに留学する前の日本での最後のオペラが『ウィンザー』で、17年間ドイツにいて、日本に引き揚げてくる前の最後のオペラもこれだったんです。ある意味、人生の節目で歌わせていただいている「フルート氏」なんです。
フォードはアリアがすごく魅力的ですね。僕はコンクールとか、いろいろなところでアリアだけは歌っていたので、非常にやりたい役のひとつだったんです。
このフォードがいかに嫉妬深い男か、ということで。普通、オペラの中ではどちらかというと、女性のほうが嫉妬を見せる気がするんですけれども、たとえば『フィガロの結婚』のアルマヴィーヴァ伯爵とか、あと(『コジ・ファン・トゥッテ』の)グリエルモも少し嫉妬がありますかね。ただ、オペラがドラマティックで、ロマンティックになってきてから、フォードのようにはっきり嫉妬を見せる役はあまりないと思う。すごく、なんていうんでしょうね、愛すべき人物というか、かわいらしいというか。「自分の奥さん本当に好きなんだな」というのが分かって、魅力的です。そういうフォードができたらな、と思っています。
ヴェルディのオペラはドラマと音楽の関係が密接だと思います。(『ファルスタッフ』に至ると)それがますます密になっていて、ある意味息つく暇がないくらい、ドラマが、なんというか、うねっていってしまう。瞬きする暇もないような気がします。ちょっとでも気を抜くと、物語から置いていかれそうになるほど密なドラマが描かれているという気がします。
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・二期会創立70周年記念公演 2021年7月公演 G.ヴェルディ『ファルスタッフ』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年7月16日(金)18:30、17日(土)14:00*、18日(日)14:00、19日(月)14:00* 東京文化会館 大ホール
*…フォード 小森輝彦 出演日
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』キャスト・インタビュー第3弾は、ロミルダ役の牧野元美(まきの もとみ・5/22出演)、塚本正美(つかもと まさみ・5/23出演)です!
ロミルダは、将軍アリオダーテの娘。王セルセから求婚をされるも、実は王の弟アルサメーネと恋仲にある、という複雑な状況にあります。さらに、ロミルダには、アタランタという妹がいて、このアタランタが、あろうことか姉の恋人であるアルサメーネの気を引こうとするという・・・一途な思いを持ち続けるロミルダは、いつでもこの恋物語の中心にいるのです!
* * *
――『セルセ』出演決定おめでとうございます。
牧野・塚本: ありがとうございます!
塚本: 新たな冒険に、心躍っております。
――二人が演じるロミルダは、どのような役ですか?
塚本: セルセ王の弟であるアルサメーネの恋人役です。
牧野: あるとき、セルセ王に見初められ結婚を迫られてしまいます。しかし、彼女はいつも誠実で、アルサメーネのことを心から愛しています。
ロミルダは、美しく清純な娘です。また、周りに振り回されない芯の強さを持った女性でもあります。
牧野元美
塚本: 一言であらわすと、「武士の娘」。きっと心に薙刀を持っているのでしょう。どんなにセルセが愛を囁いても、決して揺らぐことのない女性です。
オペラ・ブッファ寄りの役が多い中、彼女は常に芯のある、オペラ・セーリアを担う役だと思っております。
――まさにこの物語のヒロイン役なのですね。ロミルダにはたくさん曲がありますが、あえて「これは」という曲を選ぶと?
牧野・塚本: 「È gelosia quella tiranna」です!
――二人意見が揃いました!どのような内容のアリアでしょうか?
牧野: セルセに熱く口説かれた上、妹アタランタの画策によりアルサメーネの浮気を知らされたときに歌うアリアです。
塚本: ロミルダは、アルサメーネがアタランタに書き綴った、愛の言葉の書かれた手紙を読ませられます。でも、本当は、それはロミルダに宛てられた手紙なのです。
ふだんは決して揺るがないロミルダも、愛するアルサメーネに裏切られたと思い込み、動揺しながら思いの丈をぶつけるアリアです。
塚本正美 ©Yoshinobu Fukaya/aura.Y2
牧野: ロミルダのアリアは美しく優しいメロディーの曲が多いのですが、この曲は躍動感ある旋律でインパクトがあります。
――このアリアの好きなところと聴きどころを教えてください。
牧野: ロミルダの怒りと苦しみに満ちていて、かっこいい曲です。恋に翻弄されるロミルダですが、それに必死に抗い、彼女の芯の強さが表現されているところが好きです。
恋愛の壁にぶつかったロミルダがこのアリアを経て、どう成長してゆくのか楽しく聴いていただきたいです!
塚本: セルセの前では、「アルサメーネを愛します」と動揺を隠そうとしていたロミルダですが、このアリアでは嫉妬心を露わに歌い上げるところが気に入っております。
1曲の中で、怒りの移り変わりや、普段は凛としているロミルダが、動揺し、激昂する様をお楽しみください。
――二人は今回初顔合わせだそうですが、お互いの印象は?
塚本: 修了の期は違うのですが、お名前は存じておりました。ふだんの地声から深いところで喋ってらして、その声の美しさに惹かれました。
それぞれ違ったロミルダになるのではないかと、今から楽しみです!
牧野: 塚本さんは第一印象で、とても積極的で明るく、作品やキャラクターに関してしっかりした自分の考えを持っている方だなと思いました。まさにロミルダにぴったりな人なのです!
ここだけの話、私が悩んだり迷ったりしたときは、塚本さんに相談してみようかなと勝手に…思っています!
――それでは、最後に、本番への意気込みを。
牧野: 昨年は、ほとんどの舞台がキャンセルとなり、これまで当たり前と思っていた活動が出来なくなってしまいました。今回オペラが大好きな同年代の仲間と、切磋琢磨できることをとても幸せに思います。公演に関わってくださる全ての方に、感謝の気持ちでいっぱいです。どうぞ会場にお越しください!
塚本: バロック音楽にコンテンポラリーダンスと、私にとっては初体験の多い作品となっております。演出家の中村蓉さんのエネルギーを、皆様にお伝えできるようなロミルダを演じたいと思います。
心の薙刀が見えれば幸いです。
* * *
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・二期会創立70周年記念公演 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場2021年5月公演 G.F.ヘンデル『セルセ』 - 東京二期会
2021年5月22日(土)17:00、23日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』キャスト・インタビュー第2弾は、フォード役を演じるバリトン清水勇磨(7/16,18出演)の登場です。
カルロ・フェリーチェ劇場『ドン・パスクァーレ』題名役でイタリア・デビューを果たし、ボローニャ市立劇場『椿姫』ジェルモンにも出演した清水。
東京二期会では打って変わってドイツオペラに進出し、『ばらの騎士』ファーニナルでデビュー。去る2月の『タンホイザー』でヴォルフラム役を好演したばかりです。
落ち着いた佇まいながら、時折人間味あふれる表情を見せるという役回りは、今の清水が最も得意とするところでしょう。その朗々たる声が、二期会においてもヴェルディ作品で遂に披露されます!
VIDEO
東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』フォード役の清水勇磨です。
フォードは、(ナンネッタの)お父さんであり、(アリーチェという)妻もいる。ファルスタッフのようにクセのある、特徴的な人物ではないです。
(聴きどころは)特にアリアですね。「このままでいいのか、夢だったのか」と彼の感情が非常に出てくる。彼の人間らしいところが初めて現れるという感じがしまして、この役の肝だという感じがいたします。
『ファルスタッフ』は(作曲した)ヴェルディも(台本作家の)ボーイトも、これは「オペラ・ブッファ」じゃなくて、「コメディア・リリカ(喜歌劇)」とおっしゃっています。(ブッファなら)バッソ・ブッフォとか、決まった役柄があるのですが、この作品にはないんですよね。人物ひとりひとりに個性が与えられています。
このオペラで一番大事なところは、やっぱり最後のフーガだと思うんですね。実は、ヴェルディはこのフーガを最初から入れ込もうと思っていたわけではありませんでした。作曲の途中、半分遊びのような感じで書いたのだそうです。このフーガをどこかで使えないかとボーイトに相談してみると、「それでは最後の大団円のところにしようか」となったようです。これが非常に躍動的なラストを生み出す結果となったのでした。
『ファルスタッフ』は、やっぱり、最後笑っている者が一番なんだ、と。世の中色々ありますけれども、この笑いをみなさまと共有して、明るく生きていこうというメッセージがあります。どうなるか非常に楽しみです。
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・二期会創立70周年記念公演 2021年7月公演 G.ヴェルディ『ファルスタッフ』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年7月16日(金)18:30*、17日(土)14:00、18日(日)14:00*、19日(月)14:00 東京文化会館 大ホール
*…フォード 清水勇磨 出演日
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』キャスト・インタビュー第2弾は、ペルシャ王セルセの弟アルサメーネを演じるメゾソプラノ櫻井陽香(さくらい はるか・5/22)、本多 都(ほんだ みやこ・5/23)です!
* * *
――アルサメーネはどんな役ですか?
本多: 私たちが演じるアルサメーネは、王でありタイトルロールでもあるセルセの弟役です。
ヒロインであるロミルダと恋仲なのですが、セルセもロミルダを見初めてしまうため、実の兄と対立することになります。
櫻井: ロミルダの妹アタランタからも想いをよせられています。
ロミルダに一目惚れをした兄のセルセに対して、自分の恋人であるとは言えず、誤魔化してしまったところから、物語が動いていきます。恋人であると言ったところで、だからなんだ?と一蹴されてしまいそうですが…
ロミルダを信じきれないことや、兄であるセルセに対して、強気に出ることができない面がある一方、ロミルダだけは譲らない、という強い意志を見せることもできるキャラクターだと思っています。
櫻井陽香
――姉妹両方から好かれるとは、アルサメーネは、モテ役なのですね。アルサメーネのキャラクターがわかるおススメの曲を教えてください。
櫻井: 第1幕で、ロミルダに一目惚れをしたセルセが、彼女に想いを伝えるぞ「Io le dirò che l’amo」、と意気込んで去っていった後に、ロミルダはあなたの気持ちに応えるわけがない「Tu le dirai che l’ami」、と歌う曲があります。それまでセルセに対して強く出ることができなかったのですが、この曲で初めてアルサメーネ自身の強さ、そしてロミルダへの想いが表れていると思うので、とても気に入っています。
また、セルセが歌ったメロディーと同じメロディーを、言葉を変えて歌うことで、皮肉がより効くようになっているところが面白いと思います。短い曲ですが、是非聞いて頂きたいです。
本多: ロミルダとの関係や想いが表れている二重唱も大好きです。劇後半で、恋人であるロミルダと口論になり、そこで歌われる二重唱「Troppo oltraggi la mia fede - Troppo inganni la mia fede」があります。お互いに、「私の誠実さを大いに裏切った野獣の魂よ、恩知らずの心よ!」と、とても強い言葉を相手に投げつけます。二人が交互に歌いあう様子がまさに喧嘩を表現しているようで、とても面白い曲だと思います。
でもその一方で、音楽が一区切りする時の最後は二人でハーモニーを作るのです。喧嘩をしていながらも二人の仲の良さを感じることができる曲でもあると感じます。そんなカップルの微笑ましさを、お楽しみいただければと思います。
本多 都 ©平舘 平
――お二人は今回が初対面と伺いました。それぞれの印象は?
櫻井: 本多さんは研修所の一期上の先輩で、今回初めてご一緒させて頂きます。
いつかご一緒させて頂けたら…と密かに思っていたので、今回同じ役を演じることが決まり、とても嬉しく光栄に思っています!
本多: 実は、直接お会いする以前に、私は「第96回二期会オペラ研修所コンサート」で櫻井さんの演奏を聴いたことがありました。
『サムソンとデリラ』のデリラのアリアをとても妖艶に歌っていらして、そのドレス姿が印象的だったので、ズボン役でご一緒することになるとは驚きました。でも実際にお会いしてお話しさせていただくと、スラっとした佇まいや物腰がとても素敵で、きっと格好良いアルサメーネを演じられるのだろうと、今からワクワクしております。
櫻井: なんて…ありがとうございます!本多さんとは、先日、キャスト全員が集まるワークショップで初めてお会いして、とても優しくしていただきました。これから一緒にお稽古していくことが、私もとても楽しみです。
――同じ声種、レパートリーも近い方どうしが稽古場で一緒になって力を合わせることができるのも、ダブルキャストならではですね。それでは、最後に本番への意気込みをお願いします。
本多: まだ二期会研修所を修了して間もない私は、至らぬ点ばかりだと思います。それでも、この舞台に立てることへの感謝を持って、幕が下りるその瞬間まで、音楽や演技に誠実に向き合いたいと思います。
櫻井: 大好きなズボン役で出演させていただけること、とても嬉しく思っております。ロミルダ、アタランタという2人の女性から想いを寄せられていることを納得していただけるような、魅力的なアルサメーネを演じることができるようにお稽古に励みたいと思います。
本多・櫻井: ご来場、お待ちしております!
* * *
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・二期会創立70周年記念公演 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場2021年5月公演 G.F.ヘンデル『セルセ』 - 東京二期会
2021年5月22日(土)17:00、23日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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5月の『セルセ』に続き、東京二期会オペラ劇場2021年7月公演『ファルスタッフ』キャスト・インタビューも始動!
最初に登場するのは、東京二期会では2017年『蝶々夫人』ピンカートンでデビューしたテノール宮里直樹です。
格調高いリリックな声を持ち、卓越した音楽性ですでに多くのオーケストラと共演。2020年にはNHKニューイヤーオペラコンサートにも初出演を果たした俊才が、今年7月ヴェルディの名作『ファルスタッフ』にフェントン役で出演します!
VIDEO
東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』フェントン役の宮里直樹です。
このオペラは、ファルスタッフが年甲斐もなくフォードの奥さんに言い寄って、奥さんとその仲間たちに貶められて、辱めを受けるというオペラになるんですけれども、僕の演じるフェントンという役はフォード家の娘ナンネッタとドタバタの中でどうやって逢引きをするかをずっと考えている可愛い役です。すごいきれいなアリアもいただいております。このオペラの中の清涼剤である、と僕は思っております。
『ファルスタッフ』は、ヴェルディのオペラ26作あるうち2曲だけ書いた喜劇のうちの一つです。80歳を越えて書いた最後の作品であり、物語の展開が早く、初期の作品と比べても和声がすごく複雑になっています。音楽と舞台がこれ以上ないくらいに融合している作品だと思います。
フェントンを歌ってみると、他の作品のテノール役と比べて、かなり軽い声の性質があるなと思います。曲調もそうですし、音の運び方もかなり軽い表現です。強い声だけで勝負するというよりは、もっと繊細な優美な旋律を歌いあげなければいけないので、かなり難しい作品だなと感じています。
まだコロナ禍の明けない日々が続きますが、こうして一つ一つ舞台を重ねて切磋琢磨して作っていきたいと思います。ぜひご来場お待ちしております。
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▼『ファルスタッフ』公演情報ページはこちら
・二期会創立70周年記念公演 2021年7月公演 G.ヴェルディ『ファルスタッフ』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年7月16日(金)18:30*、17日(土)14:00、18日(日)14:00*、19日(月)14:00 東京文化会館 大ホール
*…フェントン 宮里直樹 出演日
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
いよいよ来週に迫りました「ハンサム四兄弟 とびきり甘い夜2021」!
当初の予定通り、3月18日(木)19:00より開催致します。
ここで、気になるSS席のお客様にプレゼントされる「ハンサム四兄弟オリジナル特典」をご紹介します!
それは・・・
ハンサム四兄弟の秘密が明かされる「フォトBOOK」!
これを手にすれば、ますますハンサム四兄弟を好きになること間違いなし。そして彼らが活躍するオペラの紹介も含め、見ごたえ、読みごたえのある「フォトBOOK」となっています。
こんな感じでゲラも上がってきていますので、ちょっとだけお見せしちゃいます!
SS席のお客様は、当日場内ロビーの特典引き換えカウンターにてチケットをご提示の上、お受取ください。SS席特典フォトBOOKはハンサム四兄弟の直筆サイン入りです!
お引換済みの方のチケットにはハンサム四兄弟ロゴのスタンプを押印いたします。
そしてSS席以外の方にも「朗報」です!なんとこのフォトBOOKは有料(1冊1,000円)でも販売※いたします!
この機会に超お宝版のフォトBOOKをぜひ手に入れてください!
(※…有料販売分のフォトBOOKには直筆サインは入りません)
さて、ご周知いただいておりますように、当公演は新型コロナウイルス感染対策を行って開催させていただきます。
会場内ではマスクご着用、ご入場時の検温・手指消毒、来場者カードのご提出等、ご協力をお願いします。
尚、出演者への花束、プレゼント等の贈り物は辞退させていただきます。
また、終演後の面会、サイン会等は実施致しません。あらかじめご了承ください。
詳しい感染対策情報は公演情報ページ をご覧ください。
▼「来場者カード」の事前ダウンロードはこちらから
・【PDF版】 ・【MS Word版】
こちらをプリントしてご記入の上、会場にお持ちいただければご入場がスムーズです。
(来場者カードは当日会場にもご用意がございます)
ハンサム四兄弟たちは現在、公演に向けて順調にリハーサルを重ねています。
公演に駆け付けてくださった皆様に最高のパフォーマンスをお届けいたしますので、どうぞご期待ください!
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PDFちらし■■■ 公演情報 ■■■
ハンサム四兄弟 とびきり甘い夜2021
日時:2021年3月18日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:紀尾井ホール 【アクセス 】
料金:全席指定 SS席8,500円、S席6,000円、A席3,000円 (税込)
出演:ハンサム四兄弟(加耒 徹、近藤 圭、与那城 敬、宮本益光(以上バリトン))
ピアノ 加藤昌則
▼演奏予定曲等、詳しい公演情報ページはこちら
・ハンサム四兄弟 とびきり甘い夜2021|主催・制作コンサート - 株式会社二期会21
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
二期会にヘンデル・オペラの祭典が戻ってきました!2015年『ジューリオ・チェーザレ』、18年『アルチーナ』に続いて上演する『セルセ』。今回も出演者と聴きどころをご紹介するキャスト・インタビュー・シリーズをお楽しみいただきましょう。
まずは、セルセ役のテノール新堂由暁(しんどう よしあき・5/22出演)と澤原行正(さわはら たかまさ・5/23出演)。
セルセは、紀元前5世紀に生きたアケメネス朝ペルシャの王クセルクセス1世のこと。
当時オリエントから地中海世界にかけて勢力を拡大していたペルシャはついにギリシャ世界と衝突、世にいう「ペルシャ戦争」が起こります。このオペラはまさにこの戦争に向かわんとする時の王を描いているとされています。玉座を継いだクセルクセス1世(セルセ)は、父のなしえなかったバビロニアとエジプトの反乱を制し、ギリシャへ――物語自体は完全なフィクションですが、血気盛んな王としてオペラにも登場します。
* * *
――『セルセ』タイトル・ロール出演決定おめでとうございます。セルセはどんな人物ですか?
新堂・澤原: ありがとうございます!
新堂: ペルシャ帝国の若き王という役どころです。ぜひとも民に愛される人格者であってほしいところですが…本作でのセルセは、自身の恋の成就のために権力をも振りかざしてしまう、少々困った人物です。
新堂由暁 ©平舘 平
澤原: オペラの登場人物特有?とも言える内面の弱さであったり、弟アルサメーネへの不器用な愛や、ロミルダへの強い欲求、アマストレへの懺悔など、強い権力者としてだけでなく、人間としての甘さや弱さも感じさせる、そんな役です。ちょっと意地悪な言い方をすると、不器用極まりない、どうしようもない奴、といったところでしょうか(笑)
また、初演がカストラートであったことから、メゾ・ソプラノや近年ではカウンター・テノールによって歌われることが多いのですが、今回は男声による「王としての魅力」を表現できればと思っています!
――セルセ役は「オンブラ・マイ・フ」が有名ですが、実は他にもたくさんいい歌があるのですね。二人からのおススメは?
澤原: 僕のおススメは、第2幕の「もしあなたが愛することを望むならSe bramate d’amar」です。
このオペラに登場するほとんどの人物が、ロミルダの妹アタランタに嵌められることになり、セルセも例外ではありません。
セルセは、アタランタから、ロミルダと恋仲と思っていたセルセの弟アルサメーネが、「実は私を愛しているのよ」と聞かされます(これが嘘)。だまされたセルセは、ロミルダに「俺の弟はお前を裏切っている、そんな男を愛するというのか!」と迫るのがこのアリアです。
澤原行正
新堂: 僕は最後のアリア「Crude furie」にもご注目いただきたく思います。
ようやく意中の女性が自分のものになると思っていたところに、その女性は自分の弟と結婚してしまい、婚約者には”恩知らず!”と罵られる手紙を送りつけられ、この世の全てを呪うかの如く激昂して歌うアリアとなります(※公演詳細ページ の《ものがたり》をご参照ください)。
ロミルダが弟と結婚することになったのは自らの曖昧な物言いが原因ですし、婚約者を裏切ったのも他でもない自分自身なので、同情の余地が全くないのですが、楽曲は素晴らしいです(笑)
――なんだか、セルセはいつも怒っているんですね。それぞれの聴きどころは?
澤原: バロック・オペラの特徴ですが、このオペラ全体一人で歌う割合がかなり多く、二重唱は3曲だけです。3つのうちの1つがこのアリアの前にあるのですが、突然曲想が変わり、その後のレチタティーヴォも再び曲想が変わるのです。僕の主観ではありますが、そこがすごく不思議な印象を得るのです。まるでロミルダとセルセの噛み合わない感じが出ているような気がします。
セルセは冒頭から数多くのアリアがあり、このアリアは中でも最もエネルギッシュなものの1つです。
新堂: 音楽の表現技法の一つに、メリスマと呼ばれる歌詞を伴わず細かく音符を連ねていくものがあるのですが、最後のアリアではセルセの怒りや苛立ちを表現するためにその技法が実に効果的に使われていると思います。アジリタ、コロラトゥーラとも呼ばれたりしますね。
現代の楽器とは音のテンションや響きが大きく異なる、古楽器オーケストラによる演奏の音色や空気感ともあわせて、バロック・オペラの醍醐味を感じていただけるかと思います。
――二人それぞれの印象は?
澤原: 実は新堂さんとは東京藝術大学学部生の時からの付き合いなのです!僕は他大学を出てきましたので、彼は2学年上の先輩ですが僕が年上…二期会オペラ研修所では僕が2期上…という不思議な関係性です(笑)
新堂: もう10年以上の付き合いになりますね!一緒に朝まで飲み明かしたり、夜中にレンタカーで温泉地を目指したり、実に若者らしい一コマを共に過ごさせていただきました(笑)
澤原: 彼はとても人当たりが良く、その明るさと誠実さは歌にも表れています。そして、関西出身の人ならではの面白さも魅力でしょう(笑)
新堂: 実に多岐にわたるレパートリーをお持ちのテノールだという印象があります。才能をお持ちであることはもちろんのこと、常に学ぶことをやめない勤勉な姿勢が、現在に至るキャリアを裏打ちしているのでしょう。同年代のテノールと同じ現場にソリストとして立てる機会は稀有なものなので、存分に刺激を受けたいと思っております。
澤原: コロナ禍により食事等へもなかなか行けませんが、この公演が終わり、またお酒を交わしながらセルセ談義をしたいなぁと思っています!
新堂: いいですね!また朝までいっちゃいましょうか(笑)!?
――すでに盛り上がってきましたね!それでは、お客様にむけて、本番への意気込みをお願いします。
新堂: 3年に一度のバロック・オペラの祭典、二期会ニューウェーブ・オペラ劇場公演。私にとっては、二期会オペラ公演へのデビュー作品となります。是非たくさんのお客さまに足をお運びいただけますと幸いです。フレッシュなエネルギーをお届けできますよう、全力で臨みたいと思います!
澤原: 先日、演出の中村蓉さんが「オンブラ・マイ・フ」で歌われるプラタナスの木は成長が早く、このニューウェーブ公演にはぴったりだというお話をされていました。実は私の家の近所にもプラタナスの木があり、最近は出かけるときには必ずその木を見ながら歩いています。5月の公演時には、気持ちの良い新緑のもと、プラタナスに負けない大きな葉を広げ、舞台に立ちたいと思います。どうぞ劇場に足をお運びください!!
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▼『セルセ』公演情報ページはこちら
・二期会創立70周年記念公演 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場2021年5月公演 G.F.ヘンデル『セルセ』 - 東京二期会
2021年5月22日(土)17:00、23日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
2021年5月22日(土)、23日(日)めぐろパーシモンホール大ホールで公演する二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』。ここでオペラ初演出を果たすのは、気鋭のダンサー・振付家の中村 蓉(なかむら よう)です。
国内外で活躍し、最近ではドイツ・マインフランケン劇場『ニクソン・イン・チャイナ』を手掛けました。
東京二期会では2015年の『ジューリオ・チェーザレ』で振付を務め、今年は『セルセ』に続く8月の『ルル』では振付を担当するとともにソロダンサーとして出演を予定しています。
5月の公演に向けて、二期会の新進オペラ歌手、そして古楽界の世界的マエストロ鈴木秀美とともに、ヘンデルの世界をどのように舞台化するのでしょうか。メッセージをお聴きください!
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二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』演出の中村 蓉です。
ヘンデルの音楽は、とってもキャッチーですよね!
振付家なので、ふだんいろんな音楽に合わせて踊るんですけど、私にとっては、わかりやすくて、イメージしやすい、情景が浮かびやすい音楽です。
今、指揮の鈴木秀美さんから、ここでオーボエや金管が入ってくる意味とか、昨日の稽古でも「ここで一拍お休みが入るけども、どういう意味だと思う?」って謎かけみたいにして、教わることが多くて、ああ奥深い……!
今回の『セルセ』のテーマは、「恋愛は、原動力」!
いくつかカットしている曲もあるんですけど、7割くらいは恋の歌。その中に、喜怒哀楽が本当に鮮やかに入っています。
たとえば、恋をして走り出す!みたいな、J-POPでいうと、嵐の「Happiness」!「♬走りだせ~」みたいな前向きな曲もあれば、恋愛にうまくいかなくて、悩んで、悲しいとか。また、恋がうまくいかなくて怒る、っていうちょっと特殊な恋もあります。
私が一番好きなのは、恋の苦しみによって恋や愛が何であるかを悟る、という悟りの境地にまでいっちゃっているアリアっていうのもあって、恋や愛を原動力として進んでいく物語だな、と。aikoの「えりあし」みたいな歌詞だなと思うところもあったり、とても共感しやすく、皆様にも共感していただきやすいオペラに出来たらいいな、と思っています。
「結ばれてハッピー」というよりは、走り出したり苦んだりすることが多くて…それってちょっと、私の好みというか、私の恋愛観だなと思いまして、オペラを演出させてもらえるというのは本当にありがたい機会ですけれども、『セルセ』と出会えたのは、偶然じゃなく、必然の出会いかな、と思ってみたり。自分の恋愛観をこんなに投影できるオペラがあってよかったな、と思ってます。
「オンブラ・マイ・フ」という有名な歌があります。
プラタナスの木にセルセが歌いかけるのですけども、プラタナスって、手のひらの形のおっきい葉っぱの落葉樹なんですけれども、成長が早いから新宿御苑や道や公園やいろいろなところに植わっているのだそうです。
成長が早いことって、このニューウェーブ・オペラにぴったりだな、って思っています。声や身体、もう肉体から出てくる生き生きしたエネルギーを、全力で舞台にあげるオペラにしようと思っております!
今回のキャストの方々は、踊らないともったいないぞって。声はもちろん、すごく個性が身体からにじみ出ていて、役柄以前に人間として個性豊かな方々に、今回集まってもらっているんだと思っています。
プラタナスの木のように、どんどん成長していっている私たちが集結して、とにかく生き生きした、できたら今まで見たことないようなフレッシュな、見て元気になるオペラを。
今、舞台に立てるということの喜びと感謝が伝わるような舞台を作っていこうと思っております。ぜひ春、新しい季節、劇場でお待ちしております。ぜひ見に来てください。
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・二期会創立70周年記念公演 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場2021年5月公演 G.F.ヘンデル『セルセ』 - 東京二期会
2021年5月22日(土)17:00、23日(日)14:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
指揮:鈴木秀美/演出:中村 蓉/管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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二期会創立70周年記念公演シリーズ第1弾、ワーグナー『タンホイザー』が終幕しました。多くのお客様のご来場、誠にありがとうございました!
記念公演シリーズ、続いては5月公演 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』、そして、7月公演 東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』です。
ワーグナーの『タンホイザー』は22年ぶりの二期会公演でありましたが、ヴェルディの『ファルスタッフ』は2001年以来。それでももう20年になるのですね。二期会創立70周年記念公演シリーズでは、このヴェルディ最後のオペラ作品と、翌22年7月にはワーグナー最後のオペラ作品『パルジファル』(ヴァイグレ指揮、宮本亞門演出※新制作、管弦楽:読売日本交響楽団)ほかをラインアップしています。また、今年9月『魔笛』からの来シーズンのセット券もただいま好評発売中です。どうぞお楽しみに!
さて、今回の『ファルスタッフ』は、テアトロ・レアルで大好評を博したロラン・ペリーの演出。ご存じの方もいらっしゃると思いますが、実はこのテアトロ・レアルでの公演はブルーレイおよびDVDでご覧いただけます。しかも、指揮は東京二期会2014年『蝶々夫人』、2017年『トスカ』公演でも好評を博したダニエーレ・ルスティオーニです!
ダニエーレ・ルスティオーニ(指揮)
Bel Air Classiques
BD:BAC477/DVD:BAC177
ナクソス・ジャパン
▼テアトロ・レアルの公式トレイラーはこちら!
VIDEO
Tráiler 'Falstaff', de Giuseppe Verdi | Teatro Real 200 años 18/19
プロダクションを予習されたい方は、こちらをご覧いただくことで本公演がより一層お楽しみいただけることでしょう。
これから続く二期会創立70周年記念公演シリーズにどうぞご期待ください!
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▼『ファルスタッフ』公演情報ページはこちら
・二期会創立70周年記念公演 2021年7月公演 G.ヴェルディ『ファルスタッフ』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年7月16日(金)18:30、17日(土)14:00、18日(日)14:00、19日(月)14:00 東京文化会館 大ホール
指揮:ベルトラン・ド・ビリー/演出:ロラン・ペリー/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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『タンホイザー』に続く東京二期会オペラ劇場公演は7月。ヴェルディの『ファルスタッフ』を、2019年テアトロ・レアルで絶賛を博したロラン・ペリーの演出でお贈りいたします。
細部まで生き生きと描き、ウィットに富んだ幻想的な舞台で非常に高い評価と人気を誇る演出家が、二期会公演に初登場いたします。
公演に向けての動画メッセージをどうぞ!
VIDEO
「『ファルスタッフ』は音楽と演劇が見事に平等で、シェイクスピアの劇に、ヴェルディのモダンで創意に富んだ音楽が合わさった、すばらしい作品です。
オペラのテーマは、とても残酷で、そしてとても人間的。
人間性、寛大さ、愚かさ、嘘、偽善…
描かれる人物は、豊かで多面的です。私にとって最も偉大なオペラのひとつなのです。」
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・二期会創立70周年記念公演 2021年7月公演 G.ヴェルディ『ファルスタッフ』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年7月16日(金)18:30、17日(土)14:00、18日(日)14:00、19日(月)14:00 東京文化会館 大ホール
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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二期会創立70周年記念公演 ワーグナー『タンホイザー』が2月17日(水)に東京文化会館大ホールで開幕。日本に、そして世界に、ワーグナー・オペラの上演が復活しました!
▼指揮セバスティアン・ヴァイグレからのメッセージ
VIDEO
「今、こうして音楽ができることに喜びと感謝の念を抱いています。
今、聴衆はオペラを、音楽を求めています!
誰もが音楽を必要としています!
音楽のある人生、それが大事です。
すばらしいバレエと日本の歌手のみなさん、そして私たちのオーケストラ!
どうぞご近所やお知り合いをお誘いして、『タンホイザー』にお越しください!
ベストを尽くします。
そして、どうかご自愛を」
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初日(片寄・田崎)組のゲネプロより
2日目(芹澤・竹多)組のゲネプロより
また、各ウェブメディアに当公演のゲネプロレポートが掲載されました。
▼ぶらあぼONLINEでは初日組のレポート
・【ゲネプロレポート】東京二期会《タンホイザー》が開幕 - ぶらあぼONLINE
▼スパイスには2日目組のレポート
・東京二期会《タンホイザー》 聖と俗、あるいは国家と個人の間で引き裂かれた男の物語 ゲネプロレポート(18・21日組) | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス
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公演は20日(土)と21日(日)の残り2回。両日とも当日券をご用意してお越しをお待ちしております。
▼当日券発売情報、タイムテーブル等の公演当日情報はこちら
・ついに日本にワーグナー・オペラが帰ってくる!~2/17(水)開幕!ワーグナー『タンホイザー』公演当日のごあんない - オペラの散歩道(二期会blog)
また、このたびの公演は新型コロナウイルス感染防止対策を行って開催させていただきます。ご来場のお客様におかれましてはこちらのご案内をあらかじめお読みの上、ご理解、ご協力くださいますようお願いいたします。
・主催公演開催時における、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する対策とお願い
▼『タンホイザー』公演情報ページはこちら
・2021年2月公演 R.ワーグナー『タンホイザー』 - 東京二期会オペラ劇場
〈主催〉公益財団法人東京二期会、公益社団法人日本演奏連盟
・都民芸術フェスティバル2021参加公演
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
Gettiiなら公演当日も前売券が開演の1時間前までご予約可能!
いよいよ2022年二期会創立70周年の記念公演シリーズが、当公演から始まります。
明日2月17日(水)から21日(日)まで東京文化会館大ホールにて、東京二期会オペラ劇場 R.ワーグナー作曲オペラ『タンホイザー』を上演いたします。〔4回公演(2/19休演日)〕
「巡礼の合唱」「大行進曲」「ヴェーヌス讃歌」「夕星の歌」など、大長編ながら、ワーグナーの音楽の力で一気に引き込まれてしまう『タンホイザー』は、1966年に二期会が初めて手がけたワーグナー作品でもあります。
今回の舞台は、《東京リング》で評判を呼んだ、世界的演出家キース・ウォーナーがフランス国立ラン歌劇場で演出し話題となった舞台でお贈りします。
また、題名役の片寄純也(2012年『パルジファル』題名役)、ヴェーヌス役の池田香織(2016年『トリスタンとイゾルデ』題名役)など、二期会を代表するワーグナー歌手とともに、もう一人の題名役 芹澤佳通、ヴォルフラム役 清水勇磨、エリーザベト役 竹多倫子など、数々の若き才能が主演いたします!
尚、当公演には当初アクセル・コーバー氏を指揮に迎える予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大にともなう新規入国制限のため、来日が不可能となりました。
代わりまして当公演の指揮を務めますのは、今回ピットに入る読売日本交響楽団の常任指揮者セバスティアン・ヴァイグレ。
2007年ワーグナー『ニュルンベルクのマイスタージンガー』でバイロイト音楽祭にデビュー。2011年まで指揮し、世界的注目を浴びました。東京二期会では、2017年『ばらの騎士』、2019年『サロメ』において、読売日本交響楽団とともに公演を成功に導き、『サロメ』では、第28回三菱UFJ信託音楽賞を受賞するなど、ドイツオペラ最高のシェフとも称されています。
新しい時代のワーグナー・オペラにどうぞご期待ください。
▼指揮セバスティアン・ヴァイグレからのメッセージ
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また、このたびの公演は新型コロナウイルス感染防止対策を行って開催させていただきます。ご来場のお客様におかれましてはこちらのご案内をあらかじめお読みの上、ご理解、ご協力くださいますようお願いいたします。
・主催公演開催時における、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する対策とお願い
それでは、期間中の公演当日のご案内を致します。 【2/16(火)22:30掲載】
2021都民芸術フェスティバル参加公演/フランス国立ラン歌劇場との提携公演
《東京二期会オペラ劇場》 2021年2月公演
リヒャルト・ワーグナー 台本・作曲 『タンホイザー』 オペラ全3幕
<日本語字幕付原語(ドイツ語)上演/パリ版準拠(一部ドレスデン版を使用)にて上演>
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ/原演出:キース・ウォーナー/演出補:ドロテア・キルシュバウム
当日券と公演タイムテーブルのご案内
2月17日 (水) 2月18日 (木) 2月20日 (土) 2月21日 (日)
当日券 S A B C 学 S A B C 学 S A B 学 S A B 学
当日券販売 /窓口受付 15:30~ 12:30~ 12:30~ 12:30~
開場 16:00 13:00 13:00 13:00
開演 17:00 14:00 14:00 14:00
第1幕 67分
休憩 25分 18:07~18:32 15:07~15:32 15:07~15:32 15:07~15:32
第2幕 68分
休憩 25分 19:40~20:05 16:40~17:05 16:40~17:05 16:40~17:05
第3幕 55分 終演予定 21:00 18:00 18:00 18:00
東京文化会館 =アクセス= <JR>
[山手線][京浜東北線][上野東京ライン][宇都宮・高崎線][常磐線]
[東北・上越・北陸・秋田・山形新幹線]=「上野駅」公園口から徒歩1分
<地下鉄>
[銀座線][日比谷線]=「上野駅」7番出口から徒歩5分
<京成電鉄>
[京成本線]=「京成上野駅」正面口から徒歩6分
お車でご来場のお客様は東京文化会館ウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - 東京文化会館|来場者の皆様へ
◆上記、販売予定当日券は16日18:00現在の情報 です。以降の販売状況により公演当日より前に販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆学生席(28歳未満の学生の方が対象、2,000円)は全日程ご用意がございます。ご予約は公演の「前営業日まで」に二期会チケットセンター(電話・ネット予約)にてお申し込みください。
◆今回の公演では「当日学生席」 を発売致します。公演当日開演90分前より開場受付にて2,500円 で発売致します。ご希望の方はご本人の学生証を必ずお持ちください。
◆公演タイムテーブルは総稽古の実測時間を元にしておりますが、当日の演奏・進行により変わってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
▼『タンホイザー』公演情報ページはこちら
・2021年2月公演 R.ワーグナー『タンホイザー』 - 東京二期会オペラ劇場
〈主催〉公益財団法人東京二期会、公益社団法人日本演奏連盟
・都民芸術フェスティバル2021参加公演
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
Gettiiなら公演当日も前売券が開演の1時間前までご予約可能!
スポーツ・芸術・文化を発信するオウンドメディア「カルティベータ (cultivator)」。声楽家とアスリートの相似研究として、ハンサム四兄弟を取り上げていただきました。
ハンサム四兄弟(加耒 徹、近藤 圭、与那城 敬、宮本益光)がスポーツ文化ジャーナリストの宮嶋泰子氏のインタビューを受け、宮嶋氏が主宰する「カルティベータ」のYouTubeチャンネルでインタビュー動画が公開。4人それぞれへのインタビューの他、本番に向かう姿勢はアスリートに通じているところがたくさん!という言葉も印象的。是非ご覧ください。
▼こちらからインタビュー動画をご覧いただけます
VIDEO
▼一般社団法人「カルティベータ」のウェブサイトはこちら
・カルティベータ|スポーツ・芸術・文化を発信するオウンドメディア
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PDFちらし■■■ 公演情報 ■■■
ハンサム四兄弟 とびきり甘い夜2021
日時:2021年3月18日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:紀尾井ホール 【アクセス 】
料金:全席指定 SS席8,500円、S席6,000円、A席3,000円(税込)
出演:ハンサム四兄弟(加耒 徹、近藤 圭、与那城 敬、宮本益光(以上バリトン))
ピアノ 加藤昌則
▼演奏予定曲等、詳しい公演情報ページはこちら
・ハンサム四兄弟 とびきり甘い夜2021|主催・制作コンサート - 株式会社二期会21
ハンサム四兄弟 とびきり甘い夜2021
今年もやります!!
バレンタイン☆Chocoっと企画
<ハンサム四兄弟に今後歌ってほしい曲、メッセージを添えて大募集!!>
まもなくバレンタインデー
応援してくれる皆さんが希望する曲をハンサム四兄弟に歌ってもらいませんか?
メッセージを添えてリクエストしてみましょう! いつかのコンサートであなたの希望する曲を歌ってくれるかも!?
3月18日、紀尾井ホールでの公演に向け、ハンサム四兄弟(宮本益光、加耒 徹、近藤 圭、与那城 敬)へのメッセージもあわせて募集します。
[募集期間] 2021年2月28日(日)まで
[応募方法] 専用の「メッセージフォーム」から承ります。
[メッセージ例]
「ハンサムのコンサートで歌う近藤さんの「ラック・ア・レディ」(Guys&Dolls)が好きです!他のメンバーがコーラスで盛り上げてくれる…他にもそんな曲はないですか?」
「与那城さんの甘い声でラブ・ソングを歌ってほしいです。」
「声楽を習い始めてイタリア歌曲を歌っています。ハンサムさんたちのイタリア歌曲を聴かせてください。」
「4人で歌う曲をもっと聴きたいです。メドレーとかも!!」
[いただいた希望曲・メッセージについて]
・全ての内容をハンサム四兄弟にお伝えします。
・回答する場合には公開となります。個別に回答・返信はいたしません。
★メッセージをお送りいただくには、「メッセージフォームはこちら」のバナーをクリックして、以下をご記入の上、フォーム内の【メッセージを送る】ボタンをクリックしてご送信ください。
・e-mailアドレス
・ニックネーム(ハンサム四兄弟から呼んでもらいたい呼び名)
・歌って欲しい曲およびメッセージ(150字以内で簡潔に)
▼ ▼ ▼
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』キャスト・インタビュー、6回目は、エリーザベト役のソプラノ竹多倫子です。
イタリアでは『蝶々夫人』題名役でデビュー。その後、日生劇場『ルサルカ』でも題名役で好評を博し、満を持して、当公演が二期会デビューとなります。
これからも大役を任されることが期待される竹多ですが、エリーザベト役は憧れの役だったと語っています。その想いをどうぞお聞きください!
VIDEO
東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』エリーザベト役の竹多倫子です。
エリーザベトは、とても純粋で清純な女性。一方で、心の中に強い芯をもった女性です。
タンホイザーとは清らかな愛で結ばれていましたが、ある日突然、タンホイザーはいなくなり、禁断の地ヴェーヌスベルクに入ってしまいます。そのようなことは露も知らないエリーザベトは悲しみと不安の中で、ひたすら彼の帰りを待ちわびます。
するとまた突然タンホイザーは帰ってきます。エリーザベトにとってこの上ない喜び!そこで歌合戦が開催されるのですが、テーマは「愛」。あろうことか、タンホイザーは自分がヴェーヌスベルクにいたことを告白してしまいます。
しかし、エリーザベトは身を挺してタンホイザーを庇うのです。彼に救済の道が許されることを皆に切々と訴えます。誰よりもショックを受けているのはエリーザベト本人のはずなのに。ここに、彼女の一途な愛があって、彼を信じ、そして赦しているんですね。それはまるで天使のようです。本当に愛する人を見つけた人の心の強さ、清らかさというものは素晴らしいと感じる場面です。(中略)彼女の人生を皆様に見ていただいて、その純粋な心に触れていただきたいと思います。
本当になんでも当たり前だった日々がどれだけ大切なものだったかということを、私自身実感しています。『タンホイザー』を稽古場で毎日歌っていて、やっぱり音楽って私の心を救ってくれるんだな、私にとって生きていくために音楽は必要なんだなって、日々実感しています。音楽にあらためて感謝しています。皆様にも生の音楽に触れていただいて、心をオープンにしていただいて、すてきな空間に身を置いていただけたら嬉しいなと思います。
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▼『タンホイザー』公演情報ページはこちら
・フランス国立ラン歌劇場との提携公演 2021年2月公演 R.ワーグナー『タンホイザー』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年2月17日(水)17:00、18日(木)14:00※、20日(土)14:00、21日(日)14:00※ 東京文化会館 大ホール
(※…エリーザベト竹多倫子 出演日)
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
【チケット追加発売のご案内】
新型コロナウイルス感染症対策の為、発売当初より一部座席を販売停止しておりましたが、その一部(1階1〜2列目を除く)を順次開放し、12月19日(土)より追加販売致しております。尚、追加販売より座席間隔を空けない配席での販売となりますので何卒ご了承ください。
2月24日(水)にHakuju Hallにて開催の「二期会オペラ研修所 第64期マスタークラス修了試演会」。
新型コロナウイルス感染対策を行いながら、立ち稽古も順調に進み、いよいよ本番まで残り3週間となりました。
この度、試演会のプログラム(演目・場面)が決定しましたのでご案内いたします。
研修所での最終試験である今回は、研修生自身が、今後レパートリーにしたいと考えている作品に臨みます。研修生一人ひとりの研鑽の成果に、どうぞご期待ください!
PDFちらし■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ研修所
第64期マスタークラス修了試演会
開催日:2021年2月24日(水)
会場:Hakuju Hall 【アクセス 】
・小田急線 代々木八幡駅南口より 徒歩5分
・千代田線 代々木公園駅1番出口より 徒歩5分
料金:全席指定 各クラス1,500円 (2クラスセット券 2,500円)
※クラスごとにチケットが必要です
〈予定プログラム〉
◆大野徹也クラス 12:00開演
1. メノッティ作曲『電話』(後半)より
2. ロッシーニ作曲『セヴィリアの理髪師』第1幕より
3. マスカーニ作曲『カヴァレリア・ルスティカーナ』より
4. ヴェルディ作曲『運命の力』第2幕より
《休憩》
5. マスネ作曲『マノン』第1幕より
6. レオンカヴァッロ作曲『道化師』第1幕より
7. グノー作曲『ロメオとジュリエット』第4幕より
8. ヴェルディ作曲『アイーダ』第4幕より
《休憩》
9. R.シュトラウス作曲『ばらの騎士』第2幕より
10. プッチーニ作曲『マノン・レスコー』第2幕より
11. ベッリーニ作曲『清教徒』第1幕より
12. ドニゼッティ作曲『アンナ・ボレーナ』第2幕より
◆佐々木典子クラス 17:00開演
1. レオンカヴァッロ作曲『道化師』第1幕より
2. プッチーニ作曲『トスカ』第1幕より
3. ヴェルディ作曲『リゴレット』第2幕より
4. ヴェルディ作曲『オテロ』第1幕より
5. ドリーブ作曲『ラクメ』第1幕より
《休憩》
6. ヴェルディ作曲『シモン・ボッカネグラ』第1幕より
7. グノー作曲『ファウスト』第3幕より
8. ドニゼッティ作曲『ランメルモールのルチア』第2部 第1幕より
9. レオンカヴァッロ作曲『道化師』第1幕より
10. ワーグナー作曲『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第2幕より
《休憩》
11. チャイコフスキー作曲『エフゲニー・オネーギン』第3幕より
12. ドニゼッティ作曲『ランメルモールのルチア』第2部 第1幕より
13. ヴェルディ作曲『リゴレット』第2幕より
14. オッフェンバック作曲『ホフマン物語』第3幕より
15. ヴェルディ作曲『椿姫』第2幕より
※プログラムは都合により変更になる場合がございます。各演目の配役及びタイムテーブルは、後日ご案内いたします。
(2月9日 一部修正更新)
▼出演者等の公演情報ページはこちらです
・二期会オペラ研修所 第64期マスタークラス修了試演会 - 東京二期会
▼お問合せ・チケットご予約
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
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▼チケットお取扱
・Hakuju Hallチケットセンター (オンライン予約のみのお取扱い)
東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』キャスト・インタビュー!
2012年、二期会創立60周年記念公演 タンホイザー『パルジファル』クンドリに抜擢され、その後『ナクソス島のアリアドネ』『サロメ』『ルサルカ』など、数々の題名役を担ってきました。今年の始めにはNHKニューイヤーオペラコンサートにも出演を果たし、名実ともに日本を代表するソプラノとなりました。
指揮セバスティアン・ヴァイグレとは、三菱UFJ信託音楽賞を受賞した2019年6月の『サロメ』に次いで2度目の共演となります。
今回の『タンホイザー』に向かう想いをどうぞお聞きください!
VIDEO
東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』エリーザベト役の田崎尚美です。
エリーザベトは、本当に心からタンホイザーのことを愛していて、彼がヴェーヌスベルクでヴェーヌスと浮気、というか、長い年月を過ごしていたことをわかっていても、でもなお彼を庇えるという。なんでしょうね、神に近い女性というふうに私は捉えております。
このオペラには、エリーザベトとヴェーヌスという二人の女性がでてくるのですけれども、二人の「愛の違い」というか、お互いが「愛」というものをどうとらえているかということが歌の中にも表れていると思います。
何よりも第3幕で、エリーザベトが死を覚悟して歌うアリアがあるのですけれども、実は私はそこが一番好きです。聴いていただきたいなというよりも、なんでしょう、視覚的な動きはあまりないのですけれども、音楽の動きがすごく心にくると思います。そういうところを皆様にお届けできたらいいなと思っています。
私が最初にワーグナー作品にかかわらせていただいたのが、実は共同制作公演の『タンホイザー』でした(エリーザベトのカヴァー・キャスト)。そこで初めてこの「序曲」を聴いて、もう、すべてのクラシック音楽の中で一番というくらい好きになったんですね。13,4分くらいですが、ずっと一人で歌っていられるくらい好きなんで(笑)
そんな印象もあって、そこで勉強させていただいたエリーザベトを今回歌わせていただけるというのが本当に嬉しいです!
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▼『タンホイザー』公演情報ページはこちら
・フランス国立ラン歌劇場との提携公演 2021年2月公演 R.ワーグナー『タンホイザー』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年2月17日(水)17:00※、18日(木)14:00、20日(土)14:00※、21日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
(※…エリーザベト田崎尚美 出演日)
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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【チケット追加発売のご案内】
新型コロナウイルス感染症対策の為、発売当初より一部座席を販売停止しておりましたが、その一部(1階1〜2列目を除く)を順次開放し、12月19日(土)より追加販売致しております。尚、追加販売より座席間隔を空けない配席での販売となりますので何卒ご了承ください。
東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』キャスト・インタビュー!
第4回は、タンホイザー役の片寄純也の登場です。
持前の力強い歌声で2012年二期会創立60周年記念公演ワーグナーの超大作『パルジファル』題名役を歌い切り、大きな評判を呼んだ片寄が、今回も記念公演の『タンホイザー』に登場することで大きな注目を集めています。
実は二期会でのキャリアのスタートも、このタンホイザー役でした。メッセージをどうぞお聞きください。
VIDEO
東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』タンホイザー役を歌わせていただきます、片寄純也です。
演出家の方にも言われたのですけれども、とても「アグレッシブ」な役だと思っています。
日本人は、「アグレッシブ」を「積極的な」とか、わりと良い意味でとらえていると思うのですけれども、英語でいうと「挑戦的な」とか「攻撃的な」とかの意味がありまして、タンホイザーにはそれが合っていると思います。
2幕の歌合戦のところでは、仲間であるヴォルフラムやヴィーテロルフ、ヴァルターに対して攻撃的で、馬鹿にする感じがありますし、禁断のヴェーヌスベルクの世界に入って、官能の限りを尽くすところでは、挑戦的という意味で、彼の性格が出ているのではないかなと思います。
全幕歌いがいがあるというか、それぞれに声の出し方が違っていて、(1幕の)ヴェーヌスベルクでは「ヴェーヌス讃歌」と言われる曲を3番まで歌うのですが、テンションや色を変えながら歌っていったり、(2幕の)歌合戦では、仲間を馬鹿にしたり侮辱したりするところは、きれいに歌うというよりはむしろ攻撃的に荒く歌うようなところで、3幕では長い「ローマ物語り」というものがあります。そこが一番の聴かせどころかなと思っています。
私は2012年『パルジファル』でパルジファル役を歌わせていただいたときに、音楽が壮大で、長時間なんですけれども、始まってしまうとあっという間に終わってしまいました。
あと、二期会の研修所を出て初めていただいた仕事が、1999年『タンホイザー』公演でのタンホイザー役のアンダースタディーでした。それで、音源を探しているときにスパス・ヴェンコフさんという、1970年から80年代にかけて活躍されたテノールの方なのですけれども、彼がバイロイトでタンホイザーを歌っているものを聴く機会があって、あまりにも立派な声で、ほんとうにすばらしく歌われていて、すごく感動して。いつか自分もこのタンホイザー役に挑戦してみたいなと思ったきっかけになりました。
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・フランス国立ラン歌劇場との提携公演 2021年2月公演 R.ワーグナー『タンホイザー』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年2月17日(水)17:00※、18日(木)14:00、20日(土)14:00※、21日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
(※…タンホイザー片寄純也 出演日)
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東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』キャスト・インタビュー!
続いて第3回は、ヴォルフラム役のバリトン大沼 徹の登場です。
これまで数多くのオペラに出演してきた大沼。『トスカ』スカルピア、『オテロ』イアーゴとヴォルフラムを比べると…自分に似ているのは、果たして!?
飯守泰次郎指揮『さまよえるオランダ人』で初めてワーグナー作品に出演。以来、ワーグナー作品でもバリトンの大役を重ねてきましたが、今回の稽古場でヴォルフラムを演じながら、ワーグナー作品に通底するものを感じていると語ります。
VIDEO
東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』ヴォルフラム役の大沼 徹です。
ヴォルフラムは、友人であるタンホイザーと同じ女性を愛してしまっている。有り体にいえば、三角関係ということになります。
私もこれまでに『トスカ』スカルピアや、『オテロ』イアーゴなどやらせていただきました。彼らの場合は、力ずくで、あるいは頭脳を使って、女性を手に入れようとしたり、相手を貶めようとしたりするのですけれども、このヴォルフラムという男は冷静で、一歩引いていて、エリーザベトに対する気持ちはありつつも、友情も大事にしていて、最終的には自分が身を引く。ちょっと大人な、僕のような男でございます(笑)
最初に歌わせていただいたワーグナーの役は、飯守泰次郎先生指揮の『さまよえるオランダ人』のオランダ人でした。そこから『パルジファル』のアムフォルタスとか、『トリスタンとイゾルデ』のクルヴェナールといった役もやらせていただきました。
ヴォルフラムは後半になってくると、どこかちょっと男くさい、クルヴェナールに似たようなところがあったりします。ワーグナーは、オペラによって全然違うんですけれども、バリトンの役には何か通底するようなものがあるのかもしれませんね。それは今回稽古場に入って気が付いたことです。たとえば、クルヴェナールは武人でありますし、トリスタンの家来として、また後見人として、ずっと彼に忠誠を尽くし最終的には命を散らす。
一方、ヴォルフラムはそこまでの激烈性はないのですけれども、恋敵であるが友人でもあるタンホイザーを救おうとするんですね。自分のエリーザベトへの気持ちは表に出さずに、彼と彼女の救済を志すわけです。
そういったところに、ワーグナーが描いたバリトン像というのでしょうか、自己犠牲という重要なモチーフが彼の中にありますけれども、そういったところを感じることが最近多いですね。
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・フランス国立ラン歌劇場との提携公演 2021年2月公演 R.ワーグナー『タンホイザー』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年2月17日(水)17:00※、18日(木)14:00、20日(土)14:00※、21日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
(※…ヴォルフラム大沼 徹 出演日)
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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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いよいよ2021年、日本の劇場にワーグナー作品が帰ってきます。
2月17日に東京文化会館で初日を迎える東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』から、
ヴォルフラム役のバリトン清水勇磨のビデオ・インタビューです。
イタリアで学び、日本ワーグナー協会のすすめで国際ワーグナー歌唱コンクールにヴォルフラムの歌う「夕星の歌」で参加し、セミファイナリストになった清水。友情に篤く、人のために生き、正直者で、一途な想いを大切にするヴォルフラムに深く魅せられていきました。
ヴォルフラムの全篇を演じ切るにあたって、清水のメッセージをお聞きください。
VIDEO
ヴォルフラムは正直で、一途な想いが役を貫いていると思います。エリーザベトのことが好きなんだけれども、そこを耐えて、親友であるタンホイザーとの友情を大事にしています。
エリーザベトには、想いは遂げられないけれども、彼女の苦しみだけは癒してあげたいと願う。そこに愛の深さ、度量の深さというものを感じます。
ヴォルフラムで一番有名なのが「夕星の歌」です。このアリアの前で、苦しむエリーザベトが、今にも天国に行こうと坂をのぼっていこうとする。その姿をみていたヴォルフラムは、普段はそこまで感情を表さないのにただ一言、「私もお供させていただけませんか」と言う。
ですが、彼女は仕草で、感謝しているけれどもやめてください、という気持ちを示します(楽譜のト書き通りです)。ここでは、彼女の、言葉では言い表せないヴォルフラムへの感謝と、しかし同時にあの世に行くのは自分だけで、あなたは生きてください、という気持ちがある、と僕は受け止めています。
日本ワーグナー協会からのすすめで、3年に1度開催されている国際ワーグナー歌唱コンクールにエントリーすることとなり、急ぎ勉強したのが「夕星の歌」でした。
それが、あれよ、あれよといううちに、ドイツ・カールスーエの劇場まで進むこととなり、満席の中、ワーグナーさんのお孫さんの前でも歌わせていただきました。このおかげで、ヴォルフラムが私にとって初めて触れたワーグナーでした。
この曲を勉強していく中で、ヴォルフラム人となりに感じ入り、その奥深さに、音楽と相まって非常に感慨深いものがありました。
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・フランス国立ラン歌劇場との提携公演 2021年2月公演 R.ワーグナー『タンホイザー』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年2月17日(水)17:00、18日(木)14:00※、20日(土)14:00、21日(日)14:00※ 東京文化会館 大ホール
(※…ヴォルフラム清水勇磨 出演日)
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新年あけましておめでとうございます。
昨年は「特別な」年となりました。インターネットの時代でも、直に触れあうことの大切さ、生の歌を伝えることのかけがえのなさは、本当に何も変わらないことを知る年となりました。
皆様にとりまして2021年が素晴らしい年となりますように心よりお祈り申し上げますとともに、今年、再び世界に平穏が戻り、皆様が私たち東京二期会および二期会21の主催オペラ公演・コンサートに変わらぬご愛顧賜りますことを切に願っております。
さて、明日1月5日(火)と6日(水)の2日間、東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールにおいて、二期会の2021ニューイヤー・オペラ、東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ カミーユ・サン=サーンスの名作オペラ『サムソンとデリラ』(新制作/セミステージ形式)を上演いたします。
コンチェルタンテ・シリーズならではの、指揮者、オーケストラ、キャストが、映像と照明を駆使したスペクタクル感満載のステージと一体となってお贈りするオペラをどうぞお楽しみください。
また、このたびの公演は新型コロナウイルス感染防止対策を行って開催させていただきます。ご来場のお客様にはこちらのご案内をあらかじめお読みの上、ご理解、ご協力くださいますようお願いいたします。
・主催公演開催時における、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する対策とお願い
それでは、こちらに2日間の公演当日のご案内を致します。 【1/4(月)21:00掲載】
サン=サーンス没後100周年記念公演 〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉 2021年1月公演
カミーユ・サン=サーンス作曲 『サムソンとデリラ』 オペラ全3幕(セミ・ステージ形式上演)
<日本語字幕付原語(フランス語)上演>
指揮:マキシム・パスカル※
当日券と公演タイムテーブルのご案内
1月5日(火)
1月6日(水)
当日券 S A B 学 S A 学
当日券販売 /窓口受付 17:30~ 17:30~
開場 18:00 18:00
開演 19:00 19:00
第1幕 約50分
休憩20分 予定時刻 19:50~20:10 19:50~20:10
第2幕 約45分
休憩15分 予定時刻 20:55~21:10 20:55~21:10
第3幕 約35分
終演予定 21:45 21:45
Bunkamura オーチャードホール =アクセス= <JR>
[山手線][埼京線][湘南新宿ライン]=「渋谷駅」ハチ公口から徒歩7分
<地下鉄>
[銀座線]=「渋谷駅」から徒歩7分
[半蔵門線][副都心線]=「渋谷駅」A2出口より徒歩5分
<東急電鉄>
[東横線][田園都市線]=「渋谷駅」A2出口より徒歩5分
<京王電鉄>
[井の頭線]=「渋谷駅」から徒歩7分、「神泉駅」北口から徒歩7分
お車でご来場のお客様はBunkamuraウェブサイトをご覧ください
>>お車でお越しの場合|アクセス - Bunkamura
◆上記、販売予定当日券は4日18:00現在の情報 です。以降の販売状況により公演当日より前に販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆本公演は「学生席当日券(2,500円)」を発売致します。28歳未満の学生の方が対象です。お求めには学生証のご提示が必要です。尚、通常(前売)の学生席と価格が異なりますのでご了承ください。
◆公演タイムテーブルは、当日の演奏・進行によって上記より異なってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
◆この公演は2020年4月25、26日に予定されていた公演の振替公演です。尚、2020年4月の日程が記載されたチケットそのままではご入場いただけません。 ご来場前にチケットの振替手続が必要です。詳細は下記、二期会チケットセンターにお問合せください。
※…当初予定の指揮者から変更となりました。
▼『サムソンとデリラ』公演情報ページはこちら
・東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ 2021年1月公演 C.サン=サーンス『サムソンとデリラ』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年1月5日(火)19:00、6日(水)19:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:マキシム・パスカル、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取* の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
前売券が公演当日の開演1時間前までご予約が可能 です!!
(*…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでの支払・受取は出来ません)
二期会創立70周年記念公演シリーズ 第1弾でお送りするのは、ワーグナーの人気大作『タンホイザー』。今回、初タイトルロールで主演を果たすのが、テノール芹澤佳通(せりざわ よしみち)です。
今年はグランドオペラ共同制作公演 プッチーニ『トゥーランドット』神奈川公演でカラフを見事に歌い切った新鋭が、早くもワーグナー作品で登場します。
小さい頃はピアニストに憧れていたという芹澤。座右のCDはレスリー・ハワードによるフランツ・リスト集だそう。今でもリストを聴き、その作品から自身のアーティストとしての姿勢を学んでいると語ってくれました。
VIDEO
東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』タンホイザー役の芹澤佳通です。
このタンホイザーがワーグナー・デビューでもあり、タイトルロール・デビューでもあります。テノールのタイトルロールというのは少ないのですけれど、まさかこのタンホイザーが最初にくるとは、まったく思っておりませんでした。
タンホイザーはとても「人間らしい」ですね。人間の快楽に溺れてしまったタンホイザーは、最初、ヴェーヌスから、誘惑とか、色々な愛の形を教え込まれる。それでも一度は飽きてしまって、元の世界に戻る。しかし、また快楽を求めてしまう。
そして、赦しを請いにローマに行くんですけれども、赦されず、またその事実に耐えられなくて、ヴェーヌスを求めてしまう。そういった人間の弱いところが全面に出ている人物だと、僕は思っております。
欲望に負けているところ、立ち直ろうとしているところ、ローマに行く直前のところ、そして、戻って結局赦されなかったところ。それらの心の移り変わるさまがこの役の聴きどころ、見どころでしょうか。
最後の一番長い歌、通称「ローマ語り」と呼ばれているところでは、登場からすでに心は暗いんですね。そこからだんだんと、人格が壊れていく、といいますか、破綻していくさまというものを、クライマックスとして楽しんでいただければと思います。
――音楽を志すきっかけとなった一枚のレコードなど、思い出のCD、レコードがあれば教えてください。
小さいころ、ピアニストになりたかったんです。
ただ、自分が好きで集めているCDに、レスリー・ハワードのフランツ・リストの全曲集というのがありまして。70枚以上のすごい長いシリーズになるんですけれど。
リストはいろんな人の作品をピアノに編曲しているんですね。オペラの重唱なども。そのような作品では、必ず、彼の独特の、ピアニストとしてのテクニックを披露する場所が入っているんです。それを聴いたときに……(続きは動画でご覧ください!)
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・フランス国立ラン歌劇場との提携公演 2021年2月公演 R.ワーグナー『タンホイザー』 - 東京二期会オペラ劇場
2021年2月17日(水)17:00、18日(木)14:00※、20日(土)14:00、21日(日)14:00※ 東京文化会館 大ホール
(※…タンホイザー芹澤佳通 出演日)
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
【チケット追加発売のご案内】
新型コロナウイルス感染症対策の為、発売当初より一部座席を販売停止しておりましたが、その一部(1階1〜2列目を除く)を順次開放し、12月19日(土)より追加販売致します。尚、追加販売より座席間隔を空けない配席での販売となりますので何卒ご了承ください。
東京二期会によるニュー・イヤー・オペラとなる『サムソンとデリラ』のキャスト・インタビュー。続いては、老ヘブライ人役(1月6日出演)の妻屋秀和の動画インタビューです。
主人公サムソンの精神的支えであり、経験豊かな賢者たる老ヘブライ人は、まさに日本を代表するバス妻屋にふさわしい役柄。ここぞというところで現われる低音を精魂こめて歌うと語ります。そして、実はテノールになりたかったというエピソードも飛び出しました!
VIDEO
東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『サムソンとデリラ』老ジプシー(老ヘブライ人)役のバスの妻屋秀和です。
ヘブライ人の老人の役なのですけれども、賢者であり、世の中をよく知った人物なんですね。世の中を俯瞰し、預言者のように、人々にお告げする役なんですね。サムソンに対しても、デリラという女性は危険だぞ、と諭す役割をしています。
老ヘブライ人の聴きどころといえば、何といっても、出番の最後に、低い「ミ」の音を1小節のばすところがあるんですね。それが、この役の一番の聴かせどころで、最後の最後にこの音をきっちり安定させた声で伸ばすということが一番の課題であり、この音のために頑張って全部歌っている、という感じです。
サン=サーンスの音楽は、もちろんとてもフランス的ですが、マスネとかとは違っていて、この時代ワーグナーが流行していく時代で、本人はワーグナー的と言われることをすごく嫌っていたらしいのですけれど、その割には、フランス音楽とは思えないほどにすごく重厚で、和声的にも(ワーグナーの)影響をうけたとしか思えないようなところがあります。ヘブライ人たちの大合唱や、神殿が壊れるところのシーンには、けっこう影響を感じますね。
ワーグナーだけではないですね。「あれ、どこかに聴いたことがあるな」と思ったら、ヴェルディの『ファルスタッフ』的だったり、やっぱり、同時代の音楽の影響というのをサン=サーンスからはすごく感じられますね。
そして、『サムソンとデリラ』では、合唱を多用しています。男声合唱のユニゾンや、混声合唱のすごい勇壮な響きで、聴きごたえのある重厚な作品に仕上がっています。
――日本を代表するバスの妻屋さん。思い出のレコード、録音があれば教えてください。
高校生の頃、歌を志し始めた頃ですけど、CDなんてまだないんですよ。レコードの世界ですけれど、うちにはポータブルのレコード・プレーヤーくらいしかなくて、クラシック音楽を聴くといったら、もっぱらNHK FMだったわけです。
ラジカセにテープをあらかじめ仕込んでおいて、(FMを聴きながら)「これいいな」と思ったら(録音ボタンを)ぽちっと押すわけです。なので、僕の録音は全部途中からなんです。
中でも受験準備のときにもテープが擦り切れるくらい聴いたのが、ペーター・シュライヤーの「水車小屋の娘」や、フリッツ・ブンダリッヒの「詩人の恋」、それからフランシス・アライザのモーツァルト…全部、テノールなんですけれど、実はずっとテノールになりたくて、ずっとテノールを聴いていたのです(続きは動画で!)
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・2021年1月公演 C.サン=サーンス『サムソンとデリラ』〈セミ・ステージ形式〉 - 東京二期会
2021年1月5日(火)19:00、6日(水)19:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:ジェレミー・ローレル/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
※本公演は、当初2020年4月25,26日に予定されていた公演の延期公演です。
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura
●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
神学博士の加藤 隆氏と1月公演『サムソンとデリラ』デリラ役のメゾソプラノ池田香織によるオンライン特別対談、TOPIC 2のYouTube動画配信がスタートしました!
前回、TOPIC 1では加藤博士に、オペラ『サムソンとデリラ』の時代背景を、「旧約聖書」に立ち返って解説していただきました。
TOPIC 2では、デリアの名アリア「あなたの声に私の心は開く」について、「旧約聖書」を紐解きながら、その魅力に深く迫ってみました。
「旧約聖書」には、もちろんデリラのアリアは出てきません。しかし、サムソンの心がデリラに揺れ動く場面は、「聖書」の中でも特異な雰囲気を醸し出していました。現代にもそのまま通じ合うような男女の諸相が3,000年前の世界にも描かれていることの秘密を、加藤博士は「聖書」研究の立場から読み解き、池田香織はデリラを演じる生身のアーティストととしてその心情に迫ります!
VIDEO
↑画像クリックでTOPIC 2をご覧いただけます。
【配信ラインアップ】
サン=サーンス没後100周年記念特別企画 オペラ『サムソンとデリラ』の世界を語る
★TOPIC 1:『聖書』の中のサムソンとデリラとその時代
~オペラ『サムソンとデリラ』の原作とその時代背景にせまります
▼TOPIC 1はこちらからご視聴いただけます
・オペラ『サムソンとデリラ』の世界を語るTOPIC1~『聖書』の中のサムソンとデリラとその時代
★TOPIC 2:デリラのアリアの秘密…《今回配信》
~デリラの歌う名曲「あなたの声に私の心は開く」についてディープな話題が展開します
★TOPIC 3:「どうしてサムソンもデリラも死んだ?」オペラのラストから考える《近日配信》
~サムソンに怪力が戻りダゴンの神殿を破壊する…ハッピーエンドを越えてカタルシスに満ちたオペラのラストから、私たちの問題を考えます。
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・2021年1月公演 C.サン=サーンス『サムソンとデリラ』〈セミ・ステージ形式〉 - 東京二期会
2021年1月5日(火)19:00、6日(水)19:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:ジェレミー・ローレル/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
※本公演は、当初2020年4月25,26日に予定されていた公演の延期公演です。
※公演日程変更に伴い、指揮者の準・メルクルがスケジュールの都合で出演できなくなりましたため、代わりましてジェレミー・ローレルが出演致します。
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura
●公演のご予約・お問合せは《再発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
明日11月25日(水)から29日(日)までの5日間、東京二期会オペラ劇場 F.レハール作曲オペレッタ『メリー・ウィドー』を日生劇場にて上演いたします。(5回公演)
当公演には、第56回ブザンソン国際指揮者コンクール優勝の沖澤のどか、俳優座気鋭の演出家眞鍋卓嗣を迎え、キャスト陣には二期会きっての演技派&実力派歌手がベテランから若手まで揃いました!
このたびの公演は新型コロナウイルス感染防止対策を行って開催させていただきます。
今回は発売席数を減らし、舞台と客席、またお客様同士の間隔を開けていただけるよう配席いたしました。そのため、お蔭さまで全日満席となっており、当日券の発売はございませんので、何卒ご了承ください。
尚、ご来場のお客様にはこちらのご案内をあらかじめお読みの上、ご理解、ご協力くださいますようお願いいたします。
・主催公演開催時における、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する対策とお願い
それでは、期間中の公演当日のご案内を致します。 【11/24(火)20:00掲載】
《東京二期会オペラ劇場》 2020年11月公演
フランツ・レハール作曲 『メリー・ウィドー』 オペレッタ全3幕
<日本語訳詞上演(歌唱部分のみ字幕付)>
指揮:沖澤のどか/演出:眞鍋卓嗣
当日券と公演タイムテーブルのご案内
11月25日 (水) 11月26日 (木) 11月27日 (金) 11月28日 (土) 11月29日 (日)
当日券 発売なし 発売なし 発売なし 発売なし 発売なし
窓口受付 17:15~ 17:15~ 12:45~ 12:45~ 12:45~
ピロティ開場 17:45 17:45 13:15 13:15 13:15
開場 18:00 18:00 13:30 13:30 13:30
開演 18:30 18:30 14:00 14:00 14:00
第1幕 約45分
休憩 25分 19:15~19:40 19:15~19:40 14:45~15:10 14:45~15:10 14:45~15:10
第2・3幕 約80分
終演予定 21:00 21:00 16:30 16:30 16:30
日生劇場 =アクセス= <JR>
[山手線][京浜東北線]=「有楽町駅」日比谷口徒歩10分
<地下鉄>
[千代田線][日比谷線][都営三田線]=「日比谷駅」A13番出口徒歩1分
[有楽町線]=「有楽町駅」徒歩10分
[丸ノ内線]=「銀座駅」徒歩10分
お車のお客様は日生劇場ウェブサイトをご覧ください
>>アクセス - 日生劇場|東京・日比谷
◆当公演は全日程で予定販売数終了につき、当日券の発売はございません。
◆公演タイムテーブルは、当日の演奏・進行によりずれる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
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・2020年11月公演 F.レハール オペレッタ『メリー・ウィドー』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年11月25日(水)18:30※、26日(木)18:30、27日(金)14:00、28日(土)14:00、29日(日)14:00 日生劇場
(※…25日はプレビュー公演)
指揮:沖澤のどか/演出:眞鍋卓嗣/管弦楽:東京交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】
●公演に関するお問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
11月公演『メリー・ウィドー』キャスト・インタビュー動画第8回、ヴァランシェンヌ役のソプラノ盛田麻央(もりた まお/11/26、28出演)から公演に向けてのメッセージです!
メッセージ収録日は、グリゼットたちとフレンチ・カンカンを特訓中でした。「頑張って汗流しているので、ぜったいに見逃さないで!」と盛田。2011年『ドン・ジョヴァンニ』以来となるバリトン宮本益光との共演も楽しみで仕方ないといいます。
想い出の歌では、なんとお父さんが作曲した歌を披露してくれました。小さい頃はお父さんのギターに合わせて歌っていたという盛田。今でも、車の運転中や、ふとしたときに口ずさんでいる一曲であるそうです。
VIDEO
東京二期会オペラ劇場『メリー・ウィドー』ヴァランシェンヌ役の盛田麻央です。
ヴァランシェンヌは、ポンテヴェドロ王国のツェータ男爵の妻。ツェータさんが王国の危機に頭がいっぱいで、ヴァランシェンヌのことなんて頭にないんですね。それで、ヴァランシェンヌは、さみしい気持ちをいつも私のことを見てくれているカミーユに心を移してしまう…んですね。いけない恋、そして、本当はツェータさんにどんなことを思っているのか、みたいなところを見せられたらいいな、と思っています。
――おすすめシーンについて
ちょうど今も稽古をしてきたんですけれども、グリゼットさんたちと一緒に踊るカンカン。私的には舞台上で、きれいな衣裳を着て激しい踊りをおどるというのが初めてです。汗だくになりながら練習していますので(笑)、ぜひ見ていただけたらいいな。
――ダニロ役のバリトン宮本益光とは2011年『ドン・ジョヴァンニ』以来。
(『ドン・ジョヴァンニ』のときは、ドン・ジョヴァンニとツェルリーナ役で共演しましたが)今回はダニロ役ということで、益光さんの色気と、そして、男としての人生を描いたダニロという役柄の味わいと深みが、稽古場からもうどんどんでてきて、こちらが見入ってしまって。ちょっと困って、次自分の出番があるのにどうしよう、どうしよう、みたいな。やっぱり素晴らしいなと思っています。
――盛田さんにとっての思い出の歌は?
実は、父が若い時ときシンガーソングライターをしておりました。父が作曲した「あじさい」という曲があるんですけれども、私が小さいときから、父がギターを弾いて、いっしょに私が歌ったりとか、少し大きくなったら一緒にハーモニーを奏でてみたりとか。最近になって、父はこの曲を楽譜におこしたいということで、私が楽譜におこしたり。ずっと長い間、歌う続けてきた曲なので、すごくシンプルで、きれいな曲なんですよ。こんな曲なんですけれど…(続きは動画でご覧ください)
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・2020年11月公演 F.レハール作曲オペレッタ『メリー・ウィドー』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年11月25日(水)18:30※、26日(木)18:30★、27日(金)14:00、28日(土)14:00★、29日(日)14:00 日生劇場
(※…プレビュー公演/★…ヴァランシェンヌ役 盛田麻央 出演日)
指揮:沖澤のどか/演出:眞鍋卓嗣
管弦楽:東京交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]
●公演のお問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
※11/18現在、お蔭さまで全日程チケット予定販売数終了 となりましたが、一部の売止席の調整により、数席に限りご案内できる可能性がございます。詳しくは二期会チケットセンターへお電話でお問合せください。尚、売切れの節は何卒ご容赦願います。
2021年の年明けを飾るサン=サーンス『サムソンとデリラ』公演に向けて企画した、オンライン特別対談「オペラ『サムソンとデリラ』の世界を語る」TOPIC 1~『聖書』の中のサムソンとデリラとその時代」をYouTubeより配信スタートしました!
VIDEO
著名な『聖書』研究者として、「NHK100分de名著」でも講師を務められた加藤隆千葉大学教授を、今回初めて二期会の企画にお迎えし、TOPIC 1ではこのオペラの歴史的な背景を解説していただきました。
サムソンが活躍したとされる時代は、紀元前1300年ユダヤ民族の一部がエジプト王国を脱出しパレスティナに移住したときから紀元前1000年ユダヤ王国が誕生するまでの時代。まだ「王」がいない時代にあって、部族をまとめるリーダー(士師)の中に、オペラの主人公になるサムソンのような人物もいたのではないか、とされます。
一方、デリラの祖先は「海の民」と呼ばれ、地中海から渡り来て、パレスティナ沿岸に到着。デリラは、今でいうところの娼婦。とはいえ、サムソンと出会うということはそれなりの地位のある女性であったのでは?と加藤先生。
では、『旧約聖書』とは、いつ、どうして成立したのでしょう?
加藤先生によれば、一般的な説に従うと、紀元前7世紀末、すでに北のイスラエル王国は絶え、ユダ王国(南王国)も崩壊しつつある情勢の中で、人々の「なぜ神は私たちに繁栄と平和を与えてくださらないのか」「なぜ神は私たちを愛してくださらないのか」という「神の愛」の問題に答えなくてはならない状況が背景にありました。
サムソンの物語も、そうした背景をもって編纂されていきます。オペラでは、デリラの誘惑劇という色が濃く、「サムソンはデリラを本当に愛してしまうのか…!?」がドラマの核心にありますが、『聖書』を知っていくと、「サムソンは本当に神に愛されたのか?」が大きな問題であることが見えてきます。
なぜサムソンは最後に力を取り戻すことができたのでしょうか?そして、なぜ自分も命を落とさなければならなかったのでしょう?『聖書』の世界を紐解くことで、オペラを鑑賞する上でも、ドラマを大きく俯瞰して考える視座を得られるのではないでしょうか。
公演前にぜひご覧ください!
【以降順次配信予定!】
サン=サーンス没後100周年記念特別企画 オペラ『サムソンとデリラ』の世界を語る
★TOPIC 1:『聖書』の中のサムソンとデリラとその時代
~オペラ『サムソンとデリラ』の原作とその時代背景にせまります
★TOPIC 2:デリラのアリアの秘密…《近日配信》
~デリラの歌う名曲「あなたの声に私の心は開く」についてディープな話題が展開します
★TOPIC 3:「どうしてサムソンもデリラも死んだ?」オペラのラストから考える《近日配信》
~サムソンに怪力が戻りダゴンの神殿を破壊する…ハッピーエンドを越えてカタルシスに満ちたオペラのラストから、私たちの問題を考えます。
▼オンライン対談はYouTube「nikikai21チャンネル」にて動画配信いたします。
・nikikai21 - YouTube
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・2021年1月公演 C.サン=サーンス『サムソンとデリラ』〈セミ・ステージ形式〉 - 東京二期会
2021年1月5日(火)19:00、6日(水)19:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:ジェレミー・ローレル/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
※本公演は、当初2020年4月25,26日に予定されていた公演の延期公演です。
※公演日程変更に伴い、指揮者の準・メルクルがスケジュールの都合で出演できなくなりましたため、代わりましてジェレミー・ローレルが出演致します。
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura
●公演のご予約・お問合せは《再発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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2021年1月開催、東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『サムソンとデリラ』キャスト・インタビュー後半戦。続いては、アビメレク役(1月6日出演)のジョン ハオの動画インタビューです。
実は「フランス音楽が大好きデスネ!」と話すジョン。〈死の舞踏〉や〈動物の謝肉祭〉などのオーケストラ作品で多くの人に耳馴染みのある音楽を残したサン=サーンスは「天才的!」と言って、『サムソンとデリラ』へ向けてのワクワク感を話してくれました。
VIDEO
東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『サムソンとデリラ』アビメレク役のジョン ハオです。
(アビメレクは)ペリシテ人でガザの太守で、ペリシテ人が崇拝するダゴンの神を称え、ヘブライ人の信じるヤハウェを愚弄する、最後にサムソンに襲い掛かるが返り討ちにあって、殺サレマシタ。そういう役でした。
出番少ないですけど、アリアのような歌うたって、内容はさっき言ったような、ヘブライ人たちを愚弄する…「ダメですネ、アナタたちの神サマ!自分の神サマ、一番エラい!」とにかく「自分が一番エラい!」そういうところをぜひ聴いてください。
このオペラは、ラブストーリー、と思われるんですが、実際はちょっとエロいなスパイの話。誰でも弱いトコロあるじゃないですか。サムソンも、デリラに誘惑されて、自分の力の秘密の、髪の毛切れないのがバレちゃって。デリラがサムソン寝てるところで髪切って、力なくなって。ラブストーリーよりも、そのスパイの話が面白いな、と思っています。
とにかく、ボクはフランス音楽が大好きですね!美しく、繊細な感じで、あと、ちょっとボンヤリな感じで、大好き。サン=サーンスとても天才的な作曲家で、色んなジャンルの曲を残しているんですよね。オペラ以外に〈死の舞踏〉や〈動物の謝肉祭〉とか、けっこうクラシック音楽そんなにわからない方でも聴いたら、「あ、どっかで聴いたことある!」という名作ですね。
2021年1月東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『サムソンとデリラ』は、僕ら最高レベルのオペラの舞台を達成するため、精一杯、ガンバリマス!
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・2021年1月公演 C.サン=サーンス『サムソンとデリラ』〈セミ・ステージ形式〉 - 東京二期会
2021年1月5日(火)19:00、6日(水)19:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:ジェレミー・ローレル/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
※本公演は、当初2020年4月25,26日に予定されていた公演の延期公演です。
※公演日程変更に伴い、指揮者は準・メルクルがスケジュールの都合で出演できなくなりましたため、代わりましてジェレミー・ローレルが出演致します。
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura
●公演のご予約・お問合せは《再発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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11月公演『メリー・ウィドー』キャストからのインタビュー動画、第7回は、ヴァランシェンヌ役のソプラノ箕浦綾乃(みのうら あやの/11/25、27、29出演)の登場です。
インタビュー開口一番、『メリー・ウィドー』が大好きで、憧れの作品でした!と切り出した箕浦綾乃。これが二期会デビュー公演です。小学校6年生のときに舞台に立つことを決意した大切な思い出を、歌声とともに話してくれました!
本番に向けてのメッセージをどうぞ。
VIDEO
東京二期会オペラ劇場『メリー・ウィドー』ヴァランシェンヌ役の箕浦綾乃です。
もともと『メリー・ウィドー』がすごく好きでした。
ヴァランシェンヌは、お話の中で、本当に様々な表情を見せる役どころだと思っています。重唱が多いんですけれども、その重唱がとてもきれいで、今回初めてご一緒するカミーユ役の高田正人さんと歌っていると、すごく歌に色気がある方なので、それにつられて心が動いていくのがとても楽しいな、と思ったりします。
指揮者の沖澤のどかさんとは、もちろん初めてご一緒するのですけれど、同年代で、すごく活躍されている女性の指揮者ということで、どういう音楽をされるのかな、というのをすごくワクワクして稽古に臨みました。
――ハンナの歌う「ヴィリアの歌」は彼女の故郷の歌。箕浦さんの想い出の歌は?
私は、田んぼに囲まれた地方で、夜になると本当にカエルの合唱が聞こえてくるような場所に育ったので、故郷を思い出す歌とかいうと、音という意味では、カエルの声なんですけれど……歌うんですよね(笑)
母が、宝塚歌劇が大好きだったので、小さいころから舞台の鑑賞によく行っていました。自分も舞台に立ちたい!と強く思うきっかけになったと思うのは、小学校6年生のときだったかな……
――二期会デビューの舞台に向けて
本当に『メリー・ウィドー』が大好きで、憧れの舞台です。あまりデビューということにこだわらずに、自分自身が楽しく輝いて、ヴァランシェンヌという役に体当たりして臨んで、いい舞台にしていけたらなと思っています。
* * *
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・2020年11月公演 F.レハール作曲オペレッタ『メリー・ウィドー』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年11月25日(水)18:30※★、26日(木)18:30、27日(金)14:00★、28日(土)14:00、29日(日)14:00★ 日生劇場
(※…プレビュー公演/★…ヴァランシェンヌ役 箕浦綾乃 出演日)
指揮:沖澤のどか/演出:眞鍋卓嗣
管弦楽:東京交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]
●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
※11/5現在、11/27(金)公演のA席および学生席が各数席ご用意可能です。その他の公演日、席種はすべて予定販売数終了 となりました。
今年4月から2021年1月に公演が延期となりました、東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『サムソンとデリラ』。公演に向けましてキャスト・インタビューの後半戦をスタート致します!
今回は、アビメレク役(1/5公演)の後藤春馬(ごとう かずま)の登場です。後藤には自己紹介、役紹介とあわせて、『サムソンとデリラ』鑑賞の予習にもなるようなCDを推薦してもらいました。今回の推薦が1946年の録音ものということで、なかなかCDショップで見つけるのが難しそうなのですが、「古い録音は好きですね。なぜだかわからないのですが、同業者ほど古い録音が好きで聴いているような。一方で、新しい録音も聴いて、トレンドというか、世界の歌劇場の今を知ることは大事ですね」と話してくれました。
VIDEO
アビメレク役の後藤春馬です。
アビメレクという役は、ペリシテ人でして、神ダゴンの太守です。太守というのはリーダーですね。パレスチナのガザという地区を支配しています。
登場時間は2分くらいしかないのですが、オペラの中でも熱い、エネルギーのあるシーンだと思っています。アビメレクはヘブライ人たちを支配しているんですよ。(サムソンとアビメレクの)どっちが正義かというのはわかりませんが、自分が貫いている正義をぶつけ合う、強いエネルギーをもったシーンです。
●後藤春馬のお薦めCDは?
僕が好きなのは、1946年にパリのシャンゼリゼ劇場で録音されたものなのですが、サムソンがジョゼ・ルッショーニさん、デリラがエレヌ・ブヴィエさん、そして、アビメレク役がシャルル・カンボンという方なのですけれど、往年の歌手たちの輝かしい歌唱をぜひ聴いていただきたいですね。
Saint-Saens: Samson et Dalila
ルイ・フレスティエ指揮
パリ・オペラ座管弦楽団
1946年シャンゼリゼ劇場
PRCD20061
いろいろなCDを聴いていくと、アビメレク役は、若い歌手―僕も若いかもしれないですけれど―が歌うことが多いと感じました。エネルギーをもった歌手でないと歌えない役だと思います。バスの役なのですけれど、バスの役というと、お父さんとか、○○長とか、「偉い人」。アビメレクも偉い方なのですけれども、他のバスの役とはちょっと違ったエネルギッシュな役だと思います。
僕の声種はバス・バリトンというのですけれど、(この声種は)「バスの明るい響き」と思っているのです。今、バス・バリトンという声種がとても増えていると思っています。世界の歌劇場でも、有名なバス・バリトンの歌手が増えてきていますし、そういう歌手が主役を歌うことがとても多くなってきていると思います。僕も早く主役を歌えるように頑張っていきたいです。
●お客様に向けて
歌手とオーケストラと指揮者がひとつとなって作り上げる音楽はきわめて高いエネルギーがあると思います。ぜひご自身の肌で感じていただいて、我々がなぜオペラをやるのか、オペラに何の価値があるのかというのをぜひ体感していただければと思いますので、ご来場お待ちしております。
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・2021年1月公演 C.サン=サーンス『サムソンとデリラ』〈セミ・ステージ形式〉 - 東京二期会
2021年1月5日(火)19:00、6日(水)19:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:ジェレミー・ローレル/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
※本公演は、当初2020年4月25,26日に予定されていた公演の延期公演です。
※公演日程変更に伴い、指揮者は準・メルクルがスケジュールの都合で出演できなくなりましたため、代わりましてジェレミー・ローレルが出演致します。
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura
●公演のご予約・お問合せは《再発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
11月公演『メリー・ウィドー』キャストからのインタビュー動画、第6回は、ミルコ・ツェータ男爵役のバスバリトン三戸大久(さんのへ ひろひさ/11/25、27、29出演)の登場です。
ミルコ・ツェータ男爵役は三戸の大学時代の師で、バリトンの故・小田 清氏の持ち役でした。自分が同じ役を受け継ぐこととなった今、そのことをどうしても伝えたかったんだ、と話してくれました。
そして、今回の『メリー・ウィドー』では、三戸をはじめ、指揮の沖澤のどか、クロモー役 福山 出、オルガ役 加賀ひとみ、シルヴィアーヌ役 内田智子と、期せずして、同郷の同志が集まりました。青森県勢、頑張っています!
VIDEO
東京二期会オペラ劇場『メリー・ウィドー』ミルコ・ツェータ男爵役の三戸大久です。
ポンテヴェドロという架空の小さい国があるんですけれど、その国の在パリの公使の役であります。偉いんですけれど、いろんなことに翻弄されているという、愛すべき公使様、という役であると思います。
僕は武蔵野音楽大学を卒業していまして、そのときの師匠がバリトンの小田 清さんでした。小田先生は、3、40年くらい前の二期会を代表するバリトンだったのですが、先生がよく歌っていらしたのがミルコ・ツェータ男爵役だったんですね。
僕自身、先生の舞台を直接拝見したことはないんですけれども、二期会に入って、先生方や先輩方に、僕が小田 清の弟子だということを言うと、「君、小田さんの弟子なんだ!」という話になって、「小田さんは、本当にお芝居も上手だったし、歌も上手だったし、なにせすごく舞台映えのする、すごい歌手だったんだよ」という話をきいて、それが、とても嬉しかったんですね。今回、『メリー・ウィドー』で小田先生と同じ役を歌えるというのが、僕にとって、とても嬉しいことだな、と思うんですね。
●青森県勢、頑張っています!~僕の思い出の歌は・・・
沖澤のどかマエストロなんですけども、僕と同じ青森出身なんですね。今回の『メリー・ウィドー』には青森出身の方が多くて、僕と同じ組は内田智子さん、違う組では加賀ひとみさんとか福山 出さんと、青森県勢がとても頑張ってますんで、青森から日生劇場にお越しいただければとても嬉しいなと思っています。
青森市を全国区に押し上げてくれたのは、石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」、そして、青森から上京してきたときの、今も胸に来る1曲がありまして…
* * *
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・2020年11月公演 F.レハール作曲オペレッタ『メリー・ウィドー』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年11月25日(水)18:30※★、26日(木)18:30、27日(金)14:00★、28日(土)14:00、29日(日)14:00★ 日生劇場
(※…プレビュー公演/★…ツェータ役 三戸大久 出演日)
指揮:沖澤のどか/演出:眞鍋卓嗣
管弦楽:東京交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]
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※10/17現在、11/26(木)・28(土)・29(日)公演は予定販売数終了 となりました。
11月公演『メリー・ウィドー』キャストからのインタビュー動画、第5回は、宮本益光とともにハンサム四兄弟のひとり、ダニロ役のバリトン与那城 敬(11/25、27、29出演)が登場です。何度も演じてきたダニロ役。ハンナに対しては素直になれないがマキシムでは踊り子たちと自由奔放に遊ぶ…粋なのに不器用な一面も垣間見られる与那城のダニロはとても人間味にあふれています。今回は、稽古場で仲間たちとの再会を楽しみにしているようです!
VIDEO
東京二期会オペラ劇場『メリー・ウィドー』ダニロ役の、与那城 敬です。
ダニロは今まで何回かやらせていただいているのですけれども、私のイメージとしては、「天邪鬼」という感じでしょうか。なかなか自分の気持ちに素直になれず、ハンナに気持ちを打ち明けることができず、悩み続けている…でも、その一方で、ものすごく自由奔放なところもあって、マキシムに行って、踊り子たちと踊ったりというようなシーンもあったりして。そこは演じてても楽しい瞬間ですね。
あとは、ハンナに素直に気持ちを打ち明けられないシーンなのですけれど、王子と王女のたとえ話をしながら、実際は自分の気持ちを歌っている、というところ。自分自身でもこだわって作っていきたいなと思いますし、(今回の演出で)どういうふうになるのか、すごく楽しみです。
今回、本当に今まで何度も共演したことのあるメンバーが集まっていて、なんていうんでしょうね…舞台上で本当に飲み会をやっているんじゃないか(笑)というくらい、楽しく演じられるのでは。
ハンナ役の嘉目真木子さんは何度もご一緒させていただいています。いつも本当にすばらしいキャラクターを作られていて、今回もどんなハンナになるかというがすごく楽しみです。高田正人さんや三戸大久さんとはプライベートでもとても仲がいいので、稽古場で合うのがとても楽しみです!
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・2020年11月公演 F.レハール作曲オペレッタ『メリー・ウィドー』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年11月25日(水)18:30※★、26日(木)18:30、27日(金)14:00★、28日(土)14:00、29日(日)14:00★ 日生劇場
(※…プレビュー公演/★…ダニロ役 与那城 敬 出演日)
指揮:沖澤のどか/演出:眞鍋卓嗣
管弦楽:東京交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]
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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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※9/17現在、11/26(木)・27(金)・28(土)・29(日)公演は予定販売数終了 となりました。
11月公演『メリー・ウィドー』キャストからのインタビュー動画、第4回は、ハンナ・グラヴァリ侯爵夫人役のソプラノ腰越満美(11/26、28出演)が登場です。ハンナは、腰越の当たり役のひとつ。様々な舞台で何度も演じても、いつも心にグッとくるシーンがあるといいます。それは……
VIDEO
東京二期会オペラ劇場『メリー・ウィドー』ハンナ役の腰越満美です。
原語のタイトルでは、「陽気な未亡人」なのですけれども、もともと宮本益光さんが演じるダニロと恋人どうしだったのですが、身分の違いによって一緒になることがかなわず、齢の離れた大富豪と結婚してしまうんですね。
その大富豪の主人がなくなって、莫大な財産を相続し、そしてその後、ダニロと再会するというところから、このオペレッタの始まりとなります。
私の好きなシーンはですね、2幕のフィナーレ。ダニロが、王子様と王女様にたとえたアリアを歌うんですけれども、その曲がとっても大好きで、ダニロの歌を聴いて、「あっ、ダニロが私のことを本当に好きなんだな」っていうことに気づくんです。このシーンが大好きです。
Q.ハンナが歌う「ヴィリアの歌」は故郷の恋物語の歌。腰越さんの想い出の歌はありますか?
ええ~、恥ずかしいから、歌いませんよ(笑)!
小学校の頃にピアノのお稽古に通っていたんですけど、ピアノのお稽古はきらいで(笑)、よく歌謡曲とか、フォークソングとかを、こう…適当なコード、というかだいたいは全部ハ長調で弾き語りをする、というのにハマっていまして。当時、ユーミン、ですかね。荒井由実さんの「あの日に帰りたい」とか、小学校の頃だったと思うんですけれども、大人びた内容だったから、意味はわかってなかったと思いますけれども、そういうのもずいぶんと弾き歌いをしました。
●お客様にむけて
オペレッタは本当に楽しい演目ですので、最後は必ずハッピーエンド。レハールのすばらしいメロディを口ずさみながら帰っていただけるような、楽しいオペレッタにしたいと思っております。ぜひ皆様いらしてください。
* * *
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・2020年11月公演 F.レハール作曲オペレッタ『メリー・ウィドー』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年11月25日(水)18:30※、26日(木)18:30★、27日(金)14:00、28日(土)14:00★、29日(日)14:00 日生劇場
(※…プレビュー公演/★…ハンナ・グラヴァリ役 腰越満美 出演日)
指揮:沖澤のどか/演出:眞鍋卓嗣
管弦楽:東京交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]
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11月公演『メリー・ウィドー』キャストからのインタビュー動画、第3回は、ミルコ・ツェータ男爵役のバリトン池田直樹(11/26、28出演)が登場です。1977年『フィデリオ』のドン・フェルナンド役で二期会本公演にデビューした池田。今回の『メリー・ウィドー』が43年目の舞台となります。
VIDEO
東京二期会オペラ劇場『メリー・ウィドー』ミルコ・ツェータ男爵役の池田直樹です。
このオペレッタの舞台は、架空の国「ポンテヴェデロ公国」の公邸です。今、この国はたいへんな財政危機に陥ろうとしていました。
ハンナ・グラヴァリというこのオペレッタの主人公が、事情があってこの国の大富豪と結婚します。けれども、わずか8日で、この大富豪が天に召されてしまったので、ハンナは大変な財産を手にすることになったのです。
この財産が我が国の銀行から消えると、大変な財政危機に陥る。つまり、パリの男とハンナが結婚すると大変なことになるのです。それを阻止するため、ハンナを我が国の男と結婚させたい……そのために色々と策略をめぐらす。それが私の使命であります。さて、どうなりますやら。
27歳のときに、東京二期会の『フィデリオ』で、最後に出てくる大臣ドン・フェルナンドの役でデビューしました。それからもう43年が流れました。この長い間に、たくさんのすてきな役を演じさせていただいております。今回も若い人たちの中でどういうふうに自分の持ち味をいかすことができるか、とても楽しみにしています。
まあ、たくさんの舞台を踏んできましたから、みんなの足を引っ張ることなく、刺激を与えられる存在でありたいと思っています。
●『メリー・ウィドー』でハンナが歌う名曲「ヴィリアの歌」は彼女故郷の恋物語の歌。池田さんの故郷の歌はなんでしょうか?
高校2年の夏に東京に出てきて、それまで考えたこともなかった音楽の道に進むことになりました。そのことを親父に言ったら、父はちょっと寂しそうな顔をして、「おい、お前に鹿児島の歌を教えてやろう」と言って教えてくれました。「鹿児島浜節」です。
* * *
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・2020年11月公演 F.レハール作曲オペレッタ『メリー・ウィドー』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年11月25日(水)18:30※、26日(木)18:30★、27日(金)14:00、28日(土)14:00★、29日(日)14:00 日生劇場
(※…プレビュー公演/★…ミルコ・ツェータ男爵役 池田直樹 出演日)
指揮:沖澤のどか/演出:眞鍋卓嗣
管弦楽:東京交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]
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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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※9/17現在、11/26(木)・27(金)・28(土)・29(日)公演は予定販売数終了 となりました。
大人気のフトメン・ボーカルグループ IL DEVU(イル・デーヴ)、待望の3rdアルバム「LOVE CHANGES EVERYTHING」が、9月30日(水)に日本コロムビアから発売されます。 2ndアルバム「NUKUMORI」から5年の歳月を経て、更に芳醇な響きを纏ったハーモニー、そしてメンバーの想いが詰まった収録曲の数々を是非お聴きください。
IL DEVU (左から望月哲也、河原忠之、大槻孝志、山下浩司、青山 貴)
写真提供:日本コロムビア
●●● CD情報 ●●●
IL DEVU(イル・デーヴ)
3rdアルバム「LOVE CHANGES EVERYTHING」
【収録曲】
1. 夜明けのうた
(岩谷時子作詞、いずみたく作曲、萩森英明編曲)
2. いのちの理由
(さだまさし作詞・作曲、萩森英明編曲)
3. 糸
(中島みゆき作詞・作曲、信長貴富編曲)
4. 鷗
(三好達治作詞、木下牧子作曲・編曲)
5. 花は咲く
(岩井俊二作詞、菅野よう子作曲、森田花央里編曲)
6. 夕焼け
(高田敏子作詩、信長貴富作曲・編曲)
7. アンパンマンのマーチ
(やなせたかし作詞、三木たかし作曲、内門卓也編曲)
8. ラヴ・チェンジズ・エブリシング
(ドン・ブラック&チャールズ・ハート作詞、アンドルー・ロイド=ウェバー作曲、
萩森英明編曲)
9. ユー・アー・ソー・ビューティフル
(ビリー・プレストン&ブルース・フィッシャー作詞・作曲、森田花央里編曲)
10. ポル・ウナ・カベサ
(アルフレド・レ・ペラ作詞、カルロス・ガルデル作曲、森田花央里編曲)
11. ケ・セラ・セラ
(レイ・エバンズ作詞、ジェイ・リビングストン作曲、内門卓也編曲)
【アーティスト】
IL DEVU(イル・デーヴ)[テノール:望月哲也、大槻孝志/バリトン:青山 貴/バスバリトン:山下浩司/ピアノ:河原忠之]
【発売情報】
2020年9月30日発売 日本コロムビア COCQ-85504 ¥3,000+税
▼発売に先駆けてアルバム全曲試聴の配信がスタート!是非チェックを
・LOVE CHANGES EVERYTHING | ディスコグラフィ | イル・デーヴ - 日本コロムビアオフィシャルサイト
▼IL DEVU レーベルサイト
・イル・デーヴ - 日本コロムビアオフィシャルサイト
▼プロモーション動画「アンパンマンのマーチ」~メンバーコメントあり!
(ColumbiaMusicJp公式より)
VIDEO
そ・し・て!ニューアルバム発売後初となるコンサートの開催も予定されています。
芳醇なハーモニーを生で体感されてみませんか!
■■■ 公演情報 ■■■
◆午後の特等席 Vol.4 IL DEVU
日時:2020年10月16日(金) 14:00開演(13:30開場)
会場:住友生命いずみホール(大阪)
料金:一般 5,500円
ご予約・お問合せ:いずみホール チケットセンター 06-6944-1188
▼公演詳細はこちら
・午後の特等席Vol.4 IL DEVU - 住友生命いずみホール公演スケジュール
◆市民参加事業「IL DEVUコンサート~学生合唱団を迎えて」
日時:2020年10月18日(日) 14:00開演
会場:大和市文化創造拠点 シリウス1階 芸術文化ホール メインホール(神奈川県)
料金:一般 S席4,000円、A席3,000円/学生26歳未満 S席2,000円、A席1,500円
ご予約・お問合せ:やまと芸術文化ホール チケットデスク 046-263-3806(9:00~20:00)
▼公演詳細はこちら
・チケット発売中★曲目決定 市民参加事業IL DEVUコンサート~学生合唱団を迎えて~|芸術文化ホール - 大和市文化創造拠点
11月公演『メリー・ウィドー』キャストからのインタビュー動画、第2回は、ダニロ役のバリトン宮本益光(11/26、28出演)が登場です。
「意外だ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ダニロは今回が初役。そこには並々ならぬ想いがありました。
VIDEO
東京二期会オペラ劇場『メリー・ウィドー』ダニロ役の、速水もこ…宮本益光です。
ダニロ役は「二枚目役」とされるかもしれないけれど、決してそうは思っていなくて。ひょうきんな面もあれば、人間的な面もある。登場のときには、「書類は面倒で、自分は働くのは嫌いなんだ」って言う。ちょっと肩の力の抜けた、大好きな役です。
ダニロという人は、人生を楽しむ術を心得ている、と思う。社会の歯車のひとつとして生きるのではなくて、人生を謳歌する。そこには失恋もあるのかもしれないし、成就した恋もあるのかもしれない。その洒脱な部分を、なんとかうまく演じて、見ていらっしゃる方、特に男性の方に、あんな生き方できたらいいなあ、ああいう生活送ってみたいなあ、と思っていただけたらと思います。
●故・立川清登氏への想い
二期会といえば『メリー・ウィドー』。
私が生まれる前から上演していて、その頃ダニロを演じていたのが、立川清登さん。若い方はもう知らないかもしれないし、私もお会いしたことはないけど、私にとってはヒーローのような方です。すごくユニークな方。だけど、本物。クラシック音楽の裾野を広げるために尽力を惜しまなかった。天才だと思っているんですよね。
その立川さんがずっと大事にしてこられたダニロという想いがあるものですから、今回私は、それに少しでも追いつけ、できれば追い越したい、という想いで臨むと強く決意しています。
―Q『メリー・ウィドー』の中でも最も有名なナンバーの一つにハンナが歌う「ヴィリアの歌」があります。ハンナの故郷の恋物語の歌です。この歌にちなんで、宮本さんの故郷の歌、想い出の歌があれば教えてください。
(考えながら)あのね、クラシックじゃないけど、高校生の頃、玉置浩二さんにドハマりしていて、ピアノや歌の練習の傍ら、そればっかり弾いちゃ歌ってたんですよ……
* * *
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・2020年11月公演 F.レハール作曲オペレッタ『メリー・ウィドー』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年11月25日(水)18:30※、26日(木)18:30★、27日(金)14:00、28日(土)14:00★、29日(日)14:00 日生劇場
(※…プレビュー公演/★…ダニロ・ダニロヴィッチ伯爵役 宮本益光 出演日)
指揮:沖澤のどか/演出:眞鍋卓嗣
管弦楽:東京交響楽団
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※9/17現在、11/26(木)・27(金)・28(土)・29(日)公演は予定販売数終了 となりました。
新国立劇場でのベートーヴェン『フィデリオ』で開幕した東京二期会2020-2021シーズン。続いては、11月に日生劇場で開幕するオペレッタの名作レハール『メリー・ウィドー』です。
今回は、新型コロナウイルス感染拡大対策のため、客席内でのソーシャルディタンスを保つため、左右の席に空席を設け間隔をあけているため、座席数が少なくなってしまい、11月26日~29日の4日間がすでに販売数終了。残すは追加となった25日(水)のプレビュー公演のみとなっています。
追加公演にも出演するハンナ役のソプラノ嘉目真木子。公演に向けてインタビューをおこないました。
VIDEO
みなさま、こんにちは。東京二期会オペラ劇場『メリー・ウィドー』ハンナ役の嘉目真木子(よしめ まきこ)です。
私が演じるハンナは、たいへんお金持ちの未亡人です。私にとっては初役で、憧れの役のひとつでもありました。今回、初めてチャレンジさせていただくことになり、とても嬉しく思っております。
指揮者の沖澤のどかさんとは、彼女が音楽スタッフ時代に何度か現場でご一緒させていただきましたので、彼女の二期会本公演デビューでも、ぜひご一緒させていただきたいなと思っていました。
(ダニロ役で)共演の与那城 敬さんとも何度かご一緒させていただいております。ただ、恋のお相手役というのは初めてなので、どのようになるかドキドキしながらも、信頼している先輩の胸を借りるつもりで、安心して身を預けていけたら、と思っています。
― Q.ハンナの歌う「ヴィリアの歌」は故郷の恋の歌。嘉目さんの故郷の歌といえば?
高校(大分県立上野丘高等学校)の校歌が、自分の心の中にあります。
その校歌は少し変わっていて、混声四部合唱のバージョンがあり、合唱部の方が入学式の際に歌ってくださるのです。実は中山悌一先生(二期会の創立者)が作曲されているのですが、高校の時はまったく意識したことがなく、ただ「かっこいい」校歌だなと思い、自分も合唱部に入りました。
そこから、本格的に、音大に行くにどうしたらいいのかな、歌の勉強を始めるにはどうしたら…と考えるようになったので、(校歌が)歌の道を歩き始めるきっかけとなったのです。ソプラノのパートですが、今でも歌えます(笑)私の「故郷の歌」です。
(動画では嘉目の「故郷の歌」が聴けます!)
* * *
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・2020年11月公演 F.レハール作曲オペレッタ『メリー・ウィドー』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年11月25日(水)18:30※★、26日(木)18:30、27日(金)14:00★、28日(土)14:00、29日(日)14:00★ 日生劇場
(※…プレビュー公演/★…ハンナ・グラヴァリ役 嘉目真木子 出演日)
指揮:沖澤のどか/演出:眞鍋卓嗣
管弦楽:東京交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]
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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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いよいよ明日9月3日(木)から6日(日)まで新国立劇場オペラパレスにて、〈ベートーヴェン生誕250周年記念公演〉東京二期会オペラ劇場 オペラ『フィデリオ』を上演いたします。〔4回公演〕
東京二期会にとって、2月の『椿姫』公演以来、およそ半年ぶりのフルステージのオペラ公演。今回は新国立劇場運営財団、日本オペラ振興会とのタッグで国内本格オペラ公演の復活をお贈りします。
指揮は、当初予定されていましたダン・エッティンガーが新型コロナウイルスの影響で入国かなわず、日本人唯一バイロイト音楽祭でタクトを執った経験のある大植英次がつとめます。
演出は、二期会オペラ三作目の演出となる映画監督・演出家 深作健太。レオノーレのアリア「希望よ、来たれ!」にあるように、希望、救済といったものを表現したいと語っています。
尚、本公演は新型コロナウイルス感染防止対策をもって開催させていただきます。ご来場にあたってはこちらのご案内をお読みください。
・主催公演開催時における、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する対策とお願い
▼また今回の公演について、WEBぶらあぼにおいて稽古場レポートが掲載されていますので、ご紹介いたします。
・開幕直前!東京二期会 オペラ《フィデリオ》稽古場レポート - WEBぶらあぼANNEX 東京二期会特設サイト
それでは、期間中の公演当日のご案内を致します。 【9/5(土)20:00更新】
ベートーヴェン生誕250周年記念公演
《東京二期会オペラ劇場》 2020年9月公演
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲 『フィデリオ』 オペラ全2幕
<日本語字幕付原語(ドイツ語)上演>
指揮:大植英次/演出:深作健太
当日券と公演タイムテーブルのご案内
9月3日 (木) 9月4日 (金) 9月5日 (土) 9月6日 (日)
当日券 S A B C 学 S A B C 学 S A少 B C僅 学少 S A少 B C少 学
当日券販売 /窓口受付 17:00~ 12:30~ 12:30~ 12:30~
開場 17:30 13:00 13:00 13:00
開演 18:30 14:00 14:00 14:00
第1幕 約75分
休憩 20分 19:45~20:05 15:15~15:35 15:15~15:35 15:15~15:35
第2幕 約50分
終演予定 20:55 16:25※ 16:25 16:25
新国立劇場 =アクセス= <鉄道>
[京王新線(都営地下鉄新宿線直通)]※京王線は止まりません
「初台駅」中央口直結
詳しい行き方、お車でご来場のお客様は新国立劇場ウェブサイトをご覧ください
>>アクセス - 新国立劇場
◆上記、販売予定当日券は5日18:00現在の情報 です。以降の販売状況により公演当日より前に販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆学生席(28歳未満の学生の方が対象、2,000円)は全日程ご用意がございます。ご予約は公演の「前営業日まで」に 二期会チケットセンター(電話・ネット予約)にてお申し込みください。
◆今回の公演では「当日学生席」 を発売致します。公演当日開演90分前より開場受付にて2,500円 で発売致します。ご希望の方はご本人の学生証を必ずお持ちください。ただし、9/5(土)公演の発売枚数は僅少となっております。
◆公演タイムテーブルは、当日の演奏・進行によりずれる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
※…9/4(金)公演では終演後に平日マチネ・スペシャルイベントとして、本公演の演出 深作健太による「アフタートーク」を開催致します。9/4(金)公演のチケットをお持ちのお客様は無料でご参加いただけます。
▼『フィデリオ』公演情報ページはこちら
・2020年9月公演 L.v.ベートーヴェン『フィデリオ』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年9月3日(木)18:30、4日(金)14:00※、5日(土)14:00、6日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
(※…アフター・トークイベント開催日)
指揮:大植英次*/演出:深作健太
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会
*…【指揮者変更のお知らせ】当初、本公演の指揮を予定しておりました、ダン・エッティンガーは、新型コロナウイルス感染拡大による、当該国からの入国制限措置の解除の見通しが立たないため、出演が不可能となりました。代わりまして本公演の指揮は、大植英次が務めます。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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#希望よ、来たれ!
いよいよ開幕直前となりました。「オペラ盟友」広瀬大介と深作健太による特別対談も、いよいよ最終回。歴史的な開幕を目前にして、いよいよ今回の舞台の内容に迫ります!?
VIDEO
それでは本公演をどうぞお楽しみに!
* * *
広瀬×深作コンビのオンライン・プレ・トークをお楽しみいただいた後は、ぜひ9月4日(金)の公演にお越しください。当日終演後に開催を予定しておりますアフター・トークは、この二人による生対談を開催いたします!
■■■ イベント情報 ■■■
東京二期会オペラ劇場 2020年9月公演 ベートーヴェン『フィデリオ』
【平日マチネ・スペシャル】演出・深作健太アフター・トーク
日時:2020年9月4日(木) 終演後
会場:新国立劇場オペラパレス内(実施場所は近日ご案内します)
料金:9月4日の『フィデリオ』公演チケットをお持ちのお客様は無料でご参加いただけます。
出演:深作健太(映画監督、演出家/東京二期会『フィデリオ』演出)
広瀬大介(音楽評論家、青山学院大学教授)
▼(ご参考)開催のご案内記事はこちら
・9/4(木)『フィデリオ』2日目の終演後に、演出・深作健太によるアフター・トークを開催します - オペラの散歩道(二期会blog)
公演とあわせてぜひご参加ください。
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▼『フィデリオ』公演情報ページはこちら
・2020年9月公演 L.v.ベートーヴェン『フィデリオ』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年9月3日(木)18:30、4日(金)14:00※、5日(土)14:00、6日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
(※…アフター・トークイベント開催日)
指揮:大植英次*/演出:深作健太
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会
*…【指揮者変更のお知らせ】当初、本公演の指揮を予定しておりました、ダン・エッティンガーは、新型コロナウイルス感染拡大による、当該国からの入国制限措置の解除の見通しが立たないため、出演が不可能となりました。代わりまして本公演の指揮は、大植英次が務めます。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
#希望よ、来たれ!
ベートーヴェン生誕250周年記念公演 東京二期会オペラ劇場『フィデリオ』キャスト・インタビュー。続いては、皆様お待ちかねフロレスタン役 小原啓楼の登場です!
VIDEO
東京二期会オペラ劇場『フィデリオ』フロレスタン役を歌います、小原啓楼です。
フロレスタンは、自由の騎士として戦い、囚われ、今は牢獄につながれています。
今年は戦後75年という、ある意味で節目の年です。加えて、このコロナ禍で迎えたベートーヴェンの生誕250周年の記念の年。劇場関係者は大変な思いをして、このオペラ文化の継続に取り組んでいるわけですが、色々な意味でメモリアルな公演になる、と出演者一同、頑張っています。
演出の深作健太さんとは、『ローエングリン』(2018年)に続いて2作目ですが、非常に深いところで通じあい、内容の濃い稽古を重ねています。レオノーレ役の木下美穂子さんとは、もう数多くの公演でご一緒していて、内輪では「戦友」と呼び合っています。おかげさまで非常にチームワークよく取り組めております。
今回の『フィデリオ』、非常に意欲的な演出となっております。この歴史的瞬間を劇場で目撃していただきたい。感染対策も行っています。ぜひ劇場に足をお運びいただけたらと思います。
ベートーヴェンの曲は、年末の「第九」をはじめ、「荘厳ミサ」のソロなどで、これまでたくさん歌わせていただいてきました。どの曲を歌っていても、その音楽の険しさ、難しさ、そして壮大さ、荘厳さに圧倒されます。歌い終わって、すっきりしたことなどなく、(ベートーヴェンが)許してくれない、というのが素直な気持ちですけれども、声楽的な難しさということだけではなく、精神的な要求が非常に高いと感じます。『フィデリオ』を歌っていても非常にそのことを感じています。
ベートーヴェンの精神性が高い壁のように感じています。この「壁」が今回の舞台で大きな表現となっています。ぜひお楽しみにいらしてください。
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▼『フィデリオ』公演情報ページはこちら
・2020年9月公演 L.v.ベートーヴェン『フィデリオ』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年9月3日(木)18:30、4日(金)14:00※、5日(土)14:00、6日(日)14:00※ 新国立劇場オペラパレス
(※…フロレスタン役 小原啓楼 出演日)
指揮:大植英次*/演出:深作健太
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会
*…【指揮者変更のお知らせ】当初、本公演の指揮を予定しておりました、ダン・エッティンガーは、新型コロナウイルス感染拡大による、当該国からの入国制限措置の解除の見通しが立たないため、出演が不可能となりました。代わりまして本公演の指揮は、大植英次が務めます。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
#希望よ、来たれ!
苦悩を乗り越えて歓喜へと至る。まるでベートーヴェンの道程のように言われるこの言葉どおり、今、私たちは新型コロナ禍の困難の前にいて、お客様はじめスタッフ、関係者の安全安心を第一にしながらも、新国立劇場にて新シーズンの幕開けにふさわしい本格的なオペラの舞台上演を目指しています。
今回『フィデリオ』の指揮を務めることとなったマエストロ大植英次。
すでに二期会の稽古に合流し、演出深作健太、二期会キャストとも精力的に稽古を重ねています。ベートーヴェンへの愛と敬意、情熱あふれるその指揮に、スタッフも含めて一丸となって本番に向かうことができています。
その大植マエストロから、稽古の合間にメッセージが届きました!
VIDEO
師であるバーンスタイン氏から「『フィデリオ』を勉強しないと、本当の意味でベートーヴェンはわからない」と教えられた、と語りはじめる大植マエストロ。
1989年の東西ドイツ統一の「第九」のときも指揮をしたバーンスタインの傍におり、その時のエピソードも披露。興味深い話も聞けました!
(動画メッセージで語られているのは実はほんの一部。より詳しくは、『フィデリオ』公演プログラムに記事を掲載しています。メッセージを聴いて興味を持たれたお客様は、会場内でぜひお買い求めください!)
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▼『フィデリオ』公演情報ページはこちら
・2020年9月公演 L.v.ベートーヴェン『フィデリオ』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年9月3日(木)18:30、4日(金)14:00※、5日(土)14:00、6日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
(※…演出 深作健太アフター・トークイベント開催日)
指揮:大植英次*/演出:深作健太
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会
*…【指揮者変更のお知らせ】当初、本公演の指揮を予定しておりました、ダン・エッティンガーは、新型コロナウイルス感染拡大による、当該国からの入国制限措置の解除の見通しが立たないため、出演が不可能となりました。代わりまして本公演の指揮は、大植英次が務めます。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
#希望よ、来たれ!
2020年9月3日、ベートーヴェン・イヤーに世界に先駆けて開幕する東京二期会オペラ劇場『フィデリオ』に向けて、本公演を演出する深作健太と世界的オペラ演出家のペーター・コンヴィチュニーのリモート対談が実現しました!
オペラ演出を通して、現代を生きる私たちに問題を提起する二人が、オペラを演出することについて、そしてベートーヴェン『フィデリオ』について語り合います。
1989年当時17歳だった深作は、「ベルリンの壁が壊れ、バーンスタイン指揮の『第九』に感動した」ことを伝えれば、コンヴィチュニーは、なんと奇しくも同年、『フィデリオ』をスイス・バーゼルで演出していたと話します。
話題は、今回の二期会『フィデリオ』の演出コンセプトに及びます。
コンヴィチュニーに自身のアイデアをぶつける深作。
ついに明かされる『フィデリオ』の舞台コンセプト!ぜひお楽しみに!
VIDEO
また、今回の特別対談にあたって、事前に皆様から質問を募集しました。
応募いただいた質問から厳選の上、2つの質問に答えています(文面はいただいた質問から編集しています)。
Q.オペラ演出に社会的視点を盛り込むことで、現代社会に与える影響について、お二人はどのように思われますか?
Q.音楽大学の声楽科志望の者です。歌の技術はもちろんのことですが、演出家の視点から、ほかにどのようなことを身につけたらよいでしょうか。
こちらの質問の二人の回答はいかに?
こちらもぜひ動画でご覧ください!
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▼『フィデリオ』公演情報ページはこちら
・2020年9月公演 L.v.ベートーヴェン『フィデリオ』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年9月3日(木)18:30、4日(金)14:00※、5日(土)14:00、6日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
(※…演出 深作健太アフター・トークイベント開催日)
指揮:大植英次*/演出:深作健太
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会
*…【指揮者変更のお知らせ】当初、本公演の指揮を予定しておりました、ダン・エッティンガーは、新型コロナウイルス感染拡大による、当該国からの入国制限措置の解除の見通しが立たないため、出演が不可能となりました。代わりまして本公演の指揮は、大植英次が務めます。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
【お詫びと訂正】本記事掲載当初、深作氏の1989年当時の年齢を15歳と記載しておりましたが、正しくは17歳でした。お詫びの上、訂正いたします。
現在、二期会オペラ研修所では、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底し、少人数制の対面授業とオンライン授業を併用して行っています。
8月は、感染拡大の影響で休講となった期間の振替授業を実施しています。予科・本科・マスタークラスの全期とも、研修生たちは夏の暑さに負けない熱量で、日々研鑽を積んでいます。
今年も11月に、公益財団法人北区文化振興財団と東京都北区のご協力を得て、「二期会オペラ研修所コンサート」を開催します!定期試験により選抜された、各期の成績優秀者17名が、オペラの名場面からアリアや重唱の数々を披露いたします。
チケットは9月9日(水)より一般発売開始です。
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公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
《北とぴあ国際音楽祭2020 関連公演》
第97回 二期会オペラ研修所コンサート
日時:2020年11月13日(金) 18:30開演(18:00開場)
会場:北とぴあ さくらホール
(JR京浜東北線王子駅北口徒歩2分・地下鉄南北線王子駅5番出口前)
料金:(全席指定)A席¥3,000、B席¥2,000
《9月9日(水)よりチケット一般発売》
出演:
【ソプラノ】 石野真帆、川合真桜子、川越未晴、北門華音、小谷美佳、小林香奈、佐藤初音、佐野円香、重田 栞、鈴木遥佳、竹内明菜、早野由美、渡辺智美
【メゾソプラノ】 武藤あゆみ
【バリトン】 宮下嘉彦
【バス】 後藤駿也、目黒知史
【ピアノ】 木下志寿子
現在、各出演者の得意としている曲や、研修所の授業にて深く掘り下げて勉強した曲の中から、プログラムを準備中です (近日発表予定) 。どうぞご期待ください!
▼コンサート概要ページはこちら
・第97回 二期会オペラ研修所コンサート - 東京二期会
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
▼北とぴあ国際音楽祭(2020年11月3日(火・祝)~11月22日(日))の情報はこちら
・北とぴあ国際音楽祭2020 - 公益財団法人 北区文化振興財団
*車椅子席をご希望の方は、発売日より公演一週間前までに、公益財団法人北区文化振興財団 03-5390-1221へご予約ください(席数に限りがございます)。
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
今の状況下で一時は開催も危ぶまれた、「キハラ良尚&モーツァルト・シンガーズ・ジャパンの『魔法の笛』」。9月5日(土)、かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホールにて、新型コロナウィルス感染症への十分な安全対策を講じて開催いたします。
今回の『魔法の笛』で久しぶりのオペラ出演となるキャストたちも、公演に向け活き活きと稽古に臨んでいます。モーツァルトのオペラ『魔笛』を"より分かりやすく、より楽しく、より美しく"をテーマに構成し、大人からお子さままでお楽しみいただけます!
稽古中のワンショット。
もちろん対策しながらの稽古なので見えづらいのですが、左からパパゲーノ宮本益光、タミーノ望月哲也、侍女I増田のり子、侍女II小泉詠子、侍女III中島郁子、指揮 キハラ良尚
公演をどうぞお楽しみに!
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チラシ(PDFファイル)■■■ 公演情報 ■■■
五島記念文化賞 オペラ新人賞研修成果発表
キハラ良尚&モーツァルト・シンガーズ・ジャパン『魔法の笛』
日時:2020年9月5日(土) 14:00開演(13:15開場)
(13:30よりキハラ良尚によるプレトークあり)
会場:かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール
料金:全席指定 一般4,000円、学生2,500円(税込)
主催:公益財団法人東急財団、モーツァルト・シンガーズ・ジャパン
株式会社二期会21
共催:葛飾区文化資質指定管理者
後援:葛飾区/葛飾区教育委員会
協力:京成電鉄株式会社
制作:株式会社二期会21
<出演>
(指揮)キハラ良尚
(ザラストロ)金子 宏 (タミーノ)望月哲也 (夜の女王)針生美智子
(パミーナ)文屋小百合 (侍女I)増田のり子 (侍女II)小泉詠子
(侍女III)中島郁子 (パパゲーノ)宮本益光 (パパゲーナ)鵜木絵里
(モノスタトス)伊藤達人 (魔法の笛)上野由恵 (魔法の鈴)作本美月
(童子I)横森由衣 (童子II)松原典子 (童子III)加藤麻子
(ナレーション)長谷川初範
(管弦楽)東京交響楽団オペラアンサンブル
<スタッフ>
(構成)宮本益光
(振付)成平有子
(コレペティートル)山口佳代、石野真穂、髙田恵子
<プログラム>
モーツァルト作曲 オペラ『魔笛』より (セミ・ステージ形式上演)
当日は新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインに基づき、お客様の安全を第一に、最大限の感染予防ならびに拡大防止対策を講じることで開催させていただきます。
▼ご来場にあたってはこちらをお読みください
・主催公演開催時における、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する対策とお願い
▼公演概要ページはこちら
・キハラ良尚&モーツァルト・シンガーズ・ジャパン『魔法の笛』|主催・制作コンサート - 二期会21
本公演は、東京都芸術文化活動支援事業「アートにエールを!」での配信を予定しています。当日収録のため、ステージ上と客席内にカメラが設置されますので予めご了承ください。
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
クラシック音楽を24時間配信!世界中から音楽FESが中止や延期・縮小になる中、8月29・30日(土・日)に東京・西麻布の霞町音楽堂から世界に向けて24時間音楽配信します!
二期会のテノール樋口達哉、ソプラノ高橋 維、IL DEVU(望月哲也、大槻孝志、青山 貴、山下浩司)ほか、人気・有名アーティストが続々登場!なんと出演は24時間、24組、総勢47名のアーティスト!この時期でしか集まらなかった奇跡のキャスティングです。「二度とこんな出演者揃いません」とプロデューサーの永井美奈子談。配信が初めての方でも簡単!スマホやPCからお好きなスタイルでご覧いただけます。
8月最後の週末は音楽漬けの24時間をお楽しみください。
《見どころ》
☆テノール樋口達哉 「カンツォーネ リアルタイムリクエスト大会!」
☆元宝塚雪組トップスター早霧せいな 中井美穂 エンタメ対談
☆歌舞伎役者 片岡千之助 朗読初挑戦「えんとつ町のプペル」を読む!
☆重量級クラシックボーカル IL DEVU 3rdアルバムレコーディング後 初お目見え!
☆ヴァイオリン 三浦文彰 舞夏 兄妹共演
☆世界的アーティスト福間洸太朗と吉田誠の椿姫~カルメンファンタジー
☆コロナ禍 医療従事者のために病院の屋上からヴァイオリンを演奏して世界中を感動させたクレモナ在住の横山令奈のクレモナからの貴重映像!
等々 24時間24アーティストが それぞれの企画を引っ提げて「音楽堂夏FES(おんなつ)」を盛り上げます。
このたび24時間の配信タイムテーブルも公開されました!
↓画像をクリックでPDFがダウンロードいただけます。
おんなつタイムテーブル PDFダウンロード
■■■ 公演情報 ■■■
音楽堂夏FES.(おんなつ)【動画配信】
日時:2020年8月29日(土)19:00~30日(日)21:00
★霞町音楽堂よりPIA LIVE STREAMにて無観客ネット配信ライブ(一部収録)
(2時間のメンテナンス時間を含む)
出演者:24時間24アーティスト
・日本三大テノール:ジョン健ヌッツォ、笛田博昭、樋口達哉
・ソプラノ:小林沙羅、高橋 維、三谷結子(ウィーン在住)
・カウンターテナー:村松稔之
・重量級クラシックボーカル:IL DEVU(イル・デーヴ)
・ピアノ:河原忠之、芥川怜子
・フルート:上野星也
・朗読:片岡千之助(歌舞伎役者)
・ヴァイオリン:三浦文彰、服部百音、枝並千花、横山令奈(クレモナ在住)
・チェロ:古川展生
・和太鼓:吉井誠悟
・津軽三味線:浅野 祥 ほか
このほか最新情報は随時SNS上で発表!
料金:ライブ視聴券 3,600円より
(配信ですが発売チケット数には上限がございます。お早めにご購入下さい)
▼視聴はこちらから
・ライブ配信サービス「PIA LIVE STREAM」 - チケットぴあ
▼24組総勢47名のアーティストが出演で3600円チケット購入はこちら
・【動画配信】音楽堂夏FES.(おんなつ)(ドウガハイシンオンガクドウナツフェスオンナツ) - チケットぴあ
▼ライブ配信が初めての方、購入したは良いけれど当日まで不安な方、
当日までの流れのご説明はこちら
・おんなつの見方!(PDFファイル)
▼おんなつSNSはこちら
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・Instagram
#希望よ、来たれ!
なかなかライブでのイベントの開催がままならない状況ではありますが、9月3日『フィデリオ』の開幕に向けて、オンライン・イベント特別対談第1弾として、音楽評論家の広瀬大介氏と、本公演 演出の深作健太によるリモート・トーク・セッションを実施しました。
8月18日現在、全3回の第2回まで好評配信中です!
第1回は、ベートーヴェンという存在の偉大さについて真正面から語ります!作曲家の想いをどのように受け止め舞台に表していくのかについてヒントとなるような話題が次々と展開しています。
VIDEO
第2回は、深作健太のオペラの出会いと遍歴について。映画監督がどのようにしてオペラを演出することとなったのか。そこには、オペラへの深い憧憬と愛がありました。
今年、コロナ禍で欧州の歌劇場が封鎖されるというまさにその日、深作氏は、ベルリンにいました。
VIDEO
そして第3回のテーマは、いよいよ今回の『フィデリオ』の舞台について。近日中に配信いたしますので、どうぞお楽しみに!
* * *
広瀬×深作コンビのオンライン・プレ・トークをお楽しみいただいた後は、ぜひ9月4日(金)の公演にお越しください。当日終演後に開催を予定しておりますアフター・トークは、この二人による生対談での開催が決定いたしました!
■■■ イベント情報 ■■■
東京二期会オペラ劇場 2020年9月公演 ベートーヴェン『フィデリオ』
【平日マチネ・スペシャル】演出・深作健太アフター・トーク
日時:2020年9月4日(木) 終演後
会場:新国立劇場オペラパレス内(実施場所は近日ご案内します)
料金:9月4日の『フィデリオ』公演チケットをお持ちのお客様は無料でご参加いただけます。
出演:深作健太(映画監督、演出家/東京二期会『フィデリオ』演出)
広瀬大介(音楽評論家、青山学院大学教授)
▼(ご参考)開催のご案内記事はこちら
・9/4(木)『フィデリオ』2日目の終演後に、演出・深作健太によるアフター・トークを開催します - オペラの散歩道(二期会blog)
公演とあわせてぜひご参加ください。
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▼『フィデリオ』公演情報ページはこちら
・2020年9月公演 L.v.ベートーヴェン『フィデリオ』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年9月3日(木)18:30、4日(金)14:00※、5日(土)14:00、6日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
(※…アフター・トークイベント開催日)
指揮:大植英次*/演出:深作健太
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会
*…【指揮者変更のお知らせ】当初、本公演の指揮を予定しておりました、ダン・エッティンガーは、新型コロナウイルス感染拡大による、当該国からの入国制限措置の解除の見通しが立たないため、出演が不可能となりました。代わりまして本公演の指揮は、大植英次が務めます。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
「関ジャム完全燃SHOW」でも話題を集めている彌勒忠史率いる男声ヴォーカルグループ“La Dill(ラ・ディル)”が、今年も9月13日(日)に千葉市にある青葉の森公園芸術文化ホールでコンサートを開催!心に響く4オクターブの珠玉のハーモニーをお届けいたします。
左から 彌勒忠史、岩田健志、金山京介、坂下忠弘
今回のテーマは「ポップスで聴くクラシックの名曲」。誰もが一度は聞いたことのあるクラシックのメロディーがポップスの名曲の中に蘇ります。新アレンジでお届けする珠玉のハーモニーをお楽しみに!
■■■ 公演情報 ■■■
La Dill コンサート
日時:2020年9月13日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:青葉の森公園芸術文化ホール 【アクセス 】
(千葉市中央区青葉町977-1)
料金:全席自由 3,500円(※未就学児のご入場はご遠慮ください)
出演:La Dill [カウンターテナー彌勒忠史、バリトン坂下忠弘、テノール金山京介、バリトン岩田健志、ピアノ吉田貴至]
予定曲目:
・ジュピター(平原綾香)
・情熱の花(ザ・ピーナッツ)
・少年時代(井上陽水)
・誰も寝てはならぬ(プッチーニ)
・エリーゼのために(ベートーヴェン)
・歓喜の歌(ベートーヴェン) ほか
ご予約・お問合せ:
青葉の森公園芸術文化ホール
043-266-3511 (9:00~17:00/月曜休館)
#希望よ、来たれ!
ベートーヴェン生誕250周年記念公演 東京二期会オペラ劇場『フィデリオ』キャスト・インタビュー。続いては、ドン・フェルナンド役 小森輝彦の登場です!
VIDEO
みなさん、こんにちは。
ドン・フェルナンド役の小森輝彦です。
大臣、司法大臣なのかな。刑務所で行われている不正を暴く、というのが作品の設定なのですけれど。オペラの最後でドラマのテンションが高くなったところで登場します。ある種の存在感とか品格が求められる役で、ベートーヴェンの音楽の荘厳さを纏って出ていくというのがこの役の役割かなと思っています。
僕は長くドイツに住んでいたので、ベートーヴェンもよく聴いていたのですが、印象的だったのは、演奏者も聴衆もドイツの人はベートーヴェンが大好きなんだな、と。
(特に)『フィデリオ』が上演されるときは、なんというか、エンターテインメントとして聴いているだけではないような気がします。カーテンコールの時とかの熱狂ぶりがすごいんです。
ベートーヴェンの、人生哲学、というか、そういうものを『フィデリオ』という作品を通してみんな受けとめるんですね。そういう意味で、特別な作品だと思います。さらに生誕250年という記念の年に出演できるということは楽しいし名誉なことだと思います。
今はまだ幕が開くずっと前なので(演出の)深作さんのコンセプトをお話しすることができないのが本当残念なのですが、先日そのコンセプト説明を受けて私などは大変衝撃を受けて…でも、本当に、ああ、そうだよね、と思うことばかりでした。ベートーヴェンの音楽が持つ、人間性というのでしょうか、力強さ、人間のすばらしさというものを深作さんは引きずり出す。つまり、ベートーヴェンがよりベートーヴェンになるプロダクションになるのではないかな、と思います。
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▼『フィデリオ』公演情報ページはこちら
・2020年9月公演 L.v.ベートーヴェン『フィデリオ』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年9月3日(木)18:30、4日(金)14:00※、5日(土)14:00、6日(日)14:00※ 新国立劇場オペラパレス
(※…ドン・フェルナンド役 小森輝彦 出演日)
指揮:大植英次*/演出:深作健太
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会
*…【指揮者変更のお知らせ】当初、本公演の指揮を予定しておりました、ダン・エッティンガーは、新型コロナウイルス感染拡大による、当該国からの入国制限措置の解除の見通しが立たないため、出演が不可能となりました。代わりまして本公演の指揮は、大植英次が務めます。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
世界中から音楽FESが中止や延期・縮小になる中、8月29日(土)19時から30日(日)21時まで東京西麻布の霞町音楽堂から世界に向けて「音楽堂 夏FES.(おんなつ)」を24時間配信します!
な、なんと出演は24時間で24アーティスト!この時期でしか集まらなかった奇跡のキャスティングです。配信が初めての方でも簡単!スマホやPCからお好きなスタイルでご覧いただけます。8月最後の週末音楽漬けの24時間をお楽しみください。リアルタイムで見られなくても、約6時間ほどの追っかけ再生※でご覧いただけます。(視聴にはチケットのご購入が必要です。)
この音楽堂 夏FES.に二期会からテノール樋口達哉をはじめ、IL DEVU(望月哲也、大槻孝志、青山 貴、山下浩司)、ソプラノ高橋 維が出演を予定しています。
樋口達哉
IL DEVU (左から)望月哲也、大槻孝志、青山貴、山下浩司、(ピアノ)河原忠之
高橋 維
《見どころ》
☆テノール樋口達哉 「カンツォーネ リアルタイムリクエスト大会!」
☆歌舞伎役者 片岡千之助 朗読初挑戦「えんとつ町のプペル」を読む!
☆重量級クラシックボーカル IL DEVU レコーディング後 初お目見え!
☆ヴァイオリン 三浦文彰「四月は君の嘘」で「殴り合い二重奏」と言われた『序奏とロンド・カプリチオーソ』を現役音大生 妹 三浦舞夏と共演!
☆コロナ禍の中医療従事者のために病院の屋上からヴァイオリンを演奏して世界中を感動させたクレモナ在住の横山令奈のクレモナからの貴重映像!
等々、24時間で24アーティストが、それぞれの企画を引っ提げて「音楽堂夏FES(おんなつ)」を盛り上げます。
■■■ 公演情報 ■■■
音楽堂夏FES.(おんなつ)【動画配信】
日時:2020年8月29日(土)19:00~30日(日)21:00
★霞町音楽堂よりPIA LIVE STREAMにて無観客ネット配信ライブ(一部収録)
(2時間のメンテナンス時間を含む)
出演者(確定者のみ):24時間24アーティスト
・日本三大テノール:ジョン健ヌッツォ、笛田博昭、樋口達哉
・ソプラノ:小林沙羅、高橋 維、三谷結子(ウィーン在住)
・カウンターテナー:村松稔之
・重量級クラシックボーカル:IL DEVU(イル・デーヴ)
・ピアノ:河原忠之、芥川怜子
・フルート:上野星也
・朗読:片岡千之助(歌舞伎役者)
・ヴァイオリン:三浦文彰、服部百音、枝並千花、横山令奈(クレモナ在住)
・チェロ:古川展生
・和太鼓:吉井誠悟
・津軽三味線:浅野 祥
ほか交渉中の方が複数あり。決定次第随時SNS上で発表!
料金:ライブ視聴券 3,600円より
▼視聴はこちらから
・ライブ配信サービス「PIA LIVE STREAM」 - チケットぴあ
▼公演詳細・チケット購入はこちら
・【動画配信】音楽堂夏FES.(おんなつ)(ドウガハイシンオンガクドウナツフェスオンナツ) - チケットぴあ
▼おんなつSNSはこちら
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※…本記事掲載後、視聴可能時間が変更になりました。
#希望よ、来たれ!
9月3日(木)開幕!ベートーヴェン生誕250周年記念 東京二期会オペラ劇場『フィデリオ』キャスト・インタビュー。続いては、ドン・フェルナンド役 黒田 博の登場です!
ドン・フェルナンドは監察大臣。政治犯として捕らえられているフロレスタンの友人で、妻レオノーレとともに絶対絶命のシーンに到着。二人を救い出します。
VIDEO
皆様、こんにちは。ドン・フェルナンド役の黒田 博です。
『フィデリオ』は、これまでいくつかのプロダクションにかかわってきたのですが、その度に思い出すのが、自分の大叔母のことです。
満州にいた大叔母は、戦後、大叔父と子どもとともに日本に引き揚げてきます。そのとき、彼女は頭を坊主にして胸には晒を巻き、女性であることがばれないように還ってきたということです。
『フィデリオ』のレオノーレと同じように、髪の毛を切って男装するというのは、命懸けのかなりの覚悟での帰還であったと思います。
『フィデリオ』にかかわる度に、女性の強さを思い出します。それがこのオペラが表現していることではないかと思います。男性は、「人の命を守る」と口では言いますけれども、女性のほうがはるかに行動に起こしますし、また、自分の命をとても大切にするのも、僕は女性だと思います。
今は新型コロナの影響でたいへんな世の中ですけれども、やはり女性が命を守ってくれている。僕たちはそのことに感謝をして日々を過ごしています。人間の心に一番近いところにあるのが音楽であり、芸術です。
ご来場お待ちしています。
* * *
▼『フィデリオ』公演情報ページはこちら
・2020年9月公演 L.v.ベートーヴェン『フィデリオ』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年9月3日(木)18:30※、4日(金)14:00、5日(土)14:00※、6日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
(※…ドン・フェルナンド役 黒田 博 出演日)
指揮:大植英次*/演出:深作健太
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会
*…【指揮者変更のお知らせ】当初、本公演の指揮を予定しておりました、ダン・エッティンガーは、新型コロナウイルス感染拡大による、当該国からの入国制限措置の解除の見通しが立たないため、出演が不可能となりました。代わりまして本公演の指揮は、大植英次が務めます。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
五島記念文化賞オペラ新人賞を受賞し、ニューヨークで研鑚を積んだバリトン桝 貴志が、
その研修成果発表として、9月12日(土)14時より浜離宮朝日ホールにて「桝 貴志 バリトンリサイタル」を開催いたします。
バリトン 桝 貴志
研修先のニューヨークでは、“様々な言語の声楽作品を幅広く演奏する為の知識と技術の習得”を目指し研鑚を積み、帰国後も数々のオペラで活躍しています。
今回のリサイタルでは、第一部は11曲からなるチクルス、寺山修司 詞、中田喜直作曲《木の匙》をソプラノ三宅理恵を迎えて演奏します。
第二部はクィルターの歌曲のほか、モーツァルト、チャイコフスキー、マスネのオペラアリア等を、言語のスペシャリストでもある佐藤正浩のピアノでお届けします。
チラシ(PDFファイル)■■■ 公演情報 ■■■
五島記念文化賞 オペラ新人賞研修成果発表
桝 貴志 バリトンリサイタル
日時:2020年9月12日(土) 14:00開演(13:30開場)
会場:浜離宮朝日ホール
(都営大江戸線「築地市場駅」A2出口すぐ)
料金:全席指定 一般4,500円、学生2,500円(税込)
*学生席は二期会チケットセンターのみのお取扱い
出演:桝 貴志(バリトン)、三宅理恵(ソプラノ)、佐藤正浩(ピアノ)
主催:公益財団法人東急財団
後援:公益財団法人東京二期会
制作:株式会社二期会21
<予定プログラム>
[第一部]
二人のモノローグによる歌曲集 『木の匙』
中田喜直 作曲(1923~2000)、寺山修司 作詞(1935~1983)
I 小さな五つの歌(桝・三宅)
II テーブルについて(桝・三宅)
III つぶやき(三宅)
IV 愛について(桝)
V 生活について(桝)
VI やがて生まれてくる子のための子守唄(三宅)
VII 城砦(桝)
VIII 妻の童話(桝・三宅)
IX 夏がくると(桝)
X 悲しくなったときは(三宅)
XI 世界(桝)
[第二部]
《シェイクスピアの詩による3つの歌》Op.6/R.クイルター(1877~1953)
来たれ、死よ
おい、俺の彼女
吹けよ、吹け、冬の風よ
歌劇『フィガロの結婚』より/W.A.モーツァルト(1756~1791)
「私は見ることになるのか召使いの幸せを!」
歌劇『セビリアの理髪師』より/G.ロッシーニ(1792~1868)
「私は街の何でも屋」
「それじゃ私なのね」(フィガロ:桝、ロジーナ:三宅)
歌劇『ゼッキンゲンのトランペット吹き』より/V.E.ネスラー(1841~1891)
「神よ、護り給え」
歌劇『ロメオとジュリエット』より/C.グノー(1818〜1893)
「私は夢に生きたい」(三宅)
歌劇『スペードの女王』より/P.チャイコフスキー(1840~1893)
「私はあなたを愛しています」
歌劇『エロディアード』より/J.マスネ(1842~1912)
「幻想のアリア」
当日は新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインに基づき、お客様の安全を第一に、最大限の感染予防ならびに拡大防止対策を講じることで開催させていただきます。
▼ご来場にあたってはこちらをお読みください
・主催公演開催時における、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する対策とお願い
▼公演概要ページはこちら
・桝 貴志 バリトンリサイタル|主催・制作コンサート - 二期会21
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
#希望よ、来たれ!
東京二期会オペラ劇場2020年9月公演ベートーヴェン『フィデリオ』。
フロレスタン役で出演する福井 敬に動画インタビューを行いました!
VIDEO
みなさまこんにちは、フロレスタン役の福井 敬です。
フロレスタンという役は、政治犯として牢獄に入れられて、殺されようとしています。
絶望の淵から自分自身がいかに這い上がっていくか、そして、愛の力によって、救出されていくというところが、圧倒的にベートーヴェンらしいと思います。
フロレスタンは、牢獄の中で、おそらくほとんど食事も水も与えられず、希望の光を見いだせない状態から始まります。そこに、一筋の希望の光となるのが、フロレスタンの妻である、「フィデリオ」と名乗り牢獄に入ってきたレオノーレです。
希望の光をフロレスタンに与えるために、彼女がいかに献身的に尽くしていくか、そこが最大の見どころだと思います。
それだけの愛を受けるフロレスタンとはどういう人間だったのか。
実は、このオペラの中ではまったく描かれていないんですね。
でも、それだけフロレスタンとしての誇り、それだけ愛される要素を、どれだけ演技の中で表現できるか。そこが今から楽しみであり、不安でもあります。
『フィデリオ』は、世界的にみても、例えば、第二次世界大戦のあと、復興した歌劇場で上演されたり、何か、人々が抑圧されていたり、不自由な状況から解放されたときに、よく上演されてきました。
現在の私たちも、新型コロナのことや様々な問題で、自分たちの意のままにならない、自由にならない状況に置かれています。
そのような時、人間の愛の力によって何とか打破していこう、そして自由になったとき、人間というものはこんなにもすばらしいものだということを、このオペラは語り続けていると思います。
* * *
▼『フィデリオ』公演情報ページはこちら
・2020年9月公演 L.v.ベートーヴェン『フィデリオ』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年9月3日(木)18:30※、4日(金)14:00、5日(土)14:00※、6日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
(※…フロレスタン役 福井 敬 出演日)
指揮:大植英次*/演出:深作健太
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会
*…【指揮者変更のお知らせ】当初、本公演の指揮を予定しておりました、ダン・エッティンガーは、新型コロナウイルス感染拡大による、当該国からの入国制限措置の解除の見通しが立たないため、出演が不可能となりました。代わりまして本公演の指揮は、大植英次が務めます。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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五島記念文化賞オペラ新人賞を受賞し、オーストリアとドイツで指揮者・コレペティトゥアとして研鑽を積んだキハラ良尚が、バリトン宮本益光が主宰するモーツァルト・シンガーズ・ジャパンのメンバーらと共にモーツァルトのオペラ『魔法の笛』を9月5日(土)に上演します。
キハラ良尚
指揮者・キハラ良尚に、研修成果発表での演目に『魔法の笛』を選んだ理由について伺ってみました。
「今回の演目「魔法の笛」は、モーツァルトのオペラ『魔笛』が元となっています。
モーツァルトは私が大好きな作曲家であり、『魔笛』は、私が最も好きなオペラの一つです。また『魔笛』は、留学先で一番最初に勉強したオペラでもあります。
宮本益光氏が構成をしてくださることとなり、今回、出演をしてくださる皆様との共演が実現することとなりました。とても楽しみです。
現在、世の中がこのような状況ではありますが、本番に向かって進んでいます。
皆様に楽しんでいただけるような公演にしたいです。」 キハラ 良尚
宮本益光
バリトン宮本益光が、モーツァルト最後のオペラ『魔笛』を、「より分かりやすく、より楽しく、より美しく」をテーマに構成。
モーツァルト・シンガーズ・ジャパンのメンバーをはじめとする国内外、第一線で活躍する歌手が集結し、俳優の長谷川初範がナビゲート。
上野由恵の魔法の笛や、ダンサー作本美月の登場も必見。豪華キャストが揃う『魔法の笛』をどうぞお楽しみに!
* * *
チラシ(PDFファイル)■■■ 公演情報 ■■■
五島記念文化賞 オペラ新人賞研修成果発表
キハラ良尚&モーツァルト・シンガーズ・ジャパン『魔法の笛』
日時:2020年9月5日(土) 14:00開演(13:15開場)
(13:30よりキハラ良尚によるプレトークあり)
会場:かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール
料金:全席指定 一般4,000円、学生2,500円(税込)
主催:公益財団法人東急財団、モーツァルト・シンガーズ・ジャパン
株式会社二期会21
共催:葛飾区文化資質指定管理者
後援:葛飾区/葛飾区教育委員会
協力:京成電鉄株式会社
制作:株式会社二期会21
<出演>
(指揮)キハラ良尚
(ザラストロ)金子 宏 (タミーノ)望月哲也 (夜の女王)針生美智子
(パミーナ)文屋小百合 (侍女I)増田のり子 (侍女II)小泉詠子
(侍女III)中島郁子 (パパゲーノ)宮本益光 (パパゲーナ)鵜木絵里
(モノスタトス)伊藤達人 (魔法の笛)上野由恵 (魔法の鈴)作本美月
(童子I)横森由衣 (童子II)松原典子 (童子III)加藤麻子
(ナレーション)長谷川初範
(管弦楽)東京交響楽団オペラアンサンブル
<スタッフ>
(構成)宮本益光
(振付)成平有子
(コレペティートル)山口佳代、石野真穂、髙田恵子
<プログラム>
モーツァルト作曲 オペラ『魔笛』より (セミ・ステージ形式上演)
当日は新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインに基づき、お客様の安全を第一に、最大限の感染予防ならびに拡大防止対策を講じることで開催させていただきます。
▼ご来場にあたってはこちらをお読みください
・主催公演開催時における、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する対策とお願い
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・キハラ良尚&モーツァルト・シンガーズ・ジャパン『魔法の笛』|主催・制作コンサート - 二期会21
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
【ご案内】
本公演は、新型コロナウイルス感染拡大防止のために関係機関等より発表されたガイドラインにしたがって開催させていただくこととし、会場の座席につきましては、間隔を空けてお座りいただくことと致しました。
そのため、お座席の調整・ご案内にお時間が必要になりましたことから、チケットの発売につきましては、一旦7月31日(金)まで休止とし、8月1日(土)10時よりあらためて発売を再開させていただきます。
尚、すでにチケットをご購入いただいているお客様には別途ご案内いたします。
何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
7月11日(土)、東京文化会館大ホールにて、東京二期会スペシャル・オペラ・ガラ・コンサート「希望よ、来たれ!」を開催しました!
ご来場の皆様、またご来場はかなわなかったものの成功をお祈りいただいたすべての皆様に篤く御礼申し上げます。ステージ写真で当日を振り返ります。
ロビー、客席内ではウイルス感染拡大防止対策を施してのスタートとなりました。
感染対策のため空けていただくお席にカバーがつきました
ご入場口も感染対策仕様です
指揮は沖澤のどか。11月公演『メリー・ウィドー』で二期会オペラ初登場に先駆けて、この日颯爽と指揮台に上りました。
指揮 沖澤のどか (c)Lasp Inc.
トップはソプラノ木下美穂子。9月公演『フィデリオ』よりレオノーレのアリア「希望よ、来たれ!」。木下の歌声によってレオノーレの普遍的な希望メッセージが届けられました。9月の本公演もぜひご期待ください。
ソプラノ 木下美穂子 (c)Lasp Inc.
テノール城 宏憲は、『トスカ』よりカヴァラドッシの名アリア「星は光りぬ」を。カヴァラドッシ役は、2017年2月、二期会で初本役として主演し評判を呼びました。
テノール 城 宏憲 (c)Lasp Inc.
続く中島郁子が聴かせるメゾソプラノの名曲は、『セビリャの理髪師』より「今の歌声は」。4年前の日生劇場主催公演で演じたロジーナの名唱に大きな拍手が送られました。
メゾソプラノ 中島郁子 (c)Lasp Inc.
第1部最後は、バリトン黒田 博。同じく『セビリャの理髪師』から、黒田がこれまで数えきれないほど歌い続けてきたフィガロのアリア「私は町のなんでも屋」で締めくくりました。
バリトン 黒田 博 (c)Lasp Inc.
『魔笛』の序曲からは始まった第2部は、バス妻屋秀和がザラストロのアリアを披露。国内外で屈指のキャリアを誇る妻屋にとって、ザラストロは東京二期会本公演最初の役でした(2015年宮本亜門演出)。この日も貫禄の歌唱でした。
バス 妻屋秀和 (c)Lasp Inc.
そして、ソプラノ森谷真理。
本来であればまさにここでルルを演じていた森谷と、同じく『ルル』の舞台に立っていたダンサーの中村 蓉による特別なコラボレーション・ステージとなりました。2つの身体で紡ぐ、ルルという一人の女性の心象を。
ソプラノ 森谷真理(左)、ダンサー 中村 蓉(右) (c)Lasp Inc.
ラストはテノール福井 敬。万感の想いを込めたという『トゥーランドット』カラフのアリア「誰も寝てはならぬ」。待ちに待っていたためか、福井の歌声「Vincerò!」が以前にもまして大ホールにいっそう豊かに響きわたりました。皆様はどのように感じられたでしょうか。
テノール 福井 敬 (c)Lasp Inc.
#希望よ、来たれ!
東京二期会、続く主催公演は9月3日からのベートーヴェン『フィデリオ』。
新シーズンは、お客様によりいっそう安全に安心してオペラ鑑賞をお楽しみいただけますように準備してまいります。皆様のご来場をお待ちしております。
カーテンコールより (c)Lasp Inc.
* * *
▼次回オペラ公演 9月『フィデリオ』公演情報ページはこちら
・2020年9月公演 L.v.ベートーヴェン『フィデリオ』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年9月3日(木)18:30、4日(金)14:00、5日(土)14:00、6日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
指揮:ダン・エッティンガー/演出:深作健太
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会
●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
古今東西を問わず、芸術家が様々な形で描き、人生の一大イベントでもある「結婚」。
7月30日に開催致します、今回の「高田正人のオペラ Why not?」では名曲の数々をお聴きいただきながら理想の結婚に迫ります。
開催3週間前となり、高田よりメッセージ(動画)が届きました。
VIDEO
今回はスペシャルゲストとして、東京二期会9月公演『フィデリオ』演出の深作健太も登場します。共演の木下美穂子、大沼 徹も交え、珠玉のオペラアリアだけでなく、中々聞けないオペラ歌手の結婚観が聞けるかも!?
是非お誘い合わせの上お越しください!
* * *
チラシ(PDFファイル)■■■ 公演情報 ■■■
高田正人のオペラ Why not?
~理想の結婚はオペラの中に~
日時:2020年7月30日(土) 19:00開演(18:30開演)
会場:文京シビックホール・小ホール
(東京都文京区春日1-16-21 文京シビックセンター2階)
料金:全自由席(税込) 一般¥3,000、学生¥1,000
(二期会オペラ愛好会会員割引あり)
※学生席は二期会チケットセンターのみのお取扱い
出演:高田正人(講師/テノール)、木下美穂子(ソプラノ)、大沼 徹(バリトン)、平塚洋子(ピアノ)
スペシャルゲスト:
深作健太(映画監督・演出家/2020年9月東京二期会『フィデリオ』演出)
主催:公益財団法人東京二期会
共催:文京シビックホール(公益財団法人文京アカデミー)
演奏予定曲:
ベートーヴェン作曲 『フィデリオ』より
“ああ、なんという瞬間だ”、“悪者よ!どこに急ぐのか”
ベートーヴェン作曲 交響曲第九番より
“おお友よ、このような音ではない!”
プッチーニ作曲 『蝶々夫人』より “ある晴れた日に”
モーツァルト作曲 『フィガロの結婚』より “もう飛ぶまいぞ、この蝶々”
中田喜直作曲 歌曲「結婚」
ディ・カプア作曲 「オー・ソレ・ミオ」
ほか
●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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7/11(土)に開催される「希望よ、来たれ!」オペラ・ガラ・コンサートの指揮、沖澤のどかから、公演に向けてメッセージが届きました!
沖澤のどか
「2月末から予定していた公演が次々と中止になり、しばらくは楽譜を開いてもなかなか身が入らない日々が続きました。
外出制限が始まる前にトイレットペーパーではなく木材を買い貯めていたので、まずは夫と一緒にピアノを囲む壁面収納を自作し、単純なもので、それからはピアノの前で過ごす時間が増えましたが、やはり決定的に何かが欠けている感覚が拭えませんでした。
自作の壁面収納!
ベルリンでは3月頃に医療従事者に向けてバルコニーから一斉に拍手をしたり、ベートーヴェンの「第九」を同時に演奏したりと、人々を結びつけるような動きがあり、私も実際に参加して心を動かされました。
しかし、そこで「音楽の力を信じてみんなで心を合わせて頑張ろう!」と、きれいにまとめたところで、前へ進める状況ではなかったことも事実です。
音楽は美しいものだけを表現するわけではありません。
愛情も憎悪も、オペラの中では凄まじい熱量で放出されます。
(芸能人の不倫で大騒ぎするくらいなら、オペラを観に来てくださったらいいのに!)
自粛期間中、桜並木や菜の花畑を歩いたり、湖に白鳥の親子を見に行ったり、ベランダで猫たちと一緒に読書したりと、日々を過ごす中で私が思い知らされたのは、人間にはドラマが必要だということ、そして音楽が、特に生身の人間の声というものがどれだけ私たちに生命力を与えてくれるかということです。
愛猫たちと白鳥の親子
このコロナ禍の中で初めて出演するコンサートがオペラ・ガラ・コンサートというのは予想していなかっただけに喜びもひとしおです。
7月11日に行われる「希望よ、来たれ!」コンサートでは、素晴らしい歌手の皆さんが珠玉の名アリアを披露します。
生誕250周年という記念すべき年を迎えたベートーヴェンの唯一のオペラ『フィデリオ』で幕を開け、モーツァルト、ロッシーニ、プッチーニそしてベルクとオペラの歴史を作ってきた作曲家の代表作を生でお届けできる、こんなに嬉しいことはありません。
レオノーレとルルという、実に対照的な女性の生き方にもご注目いただきたいです。本来なら7月11日に上演される予定だったオペラ『ルル』のアリアでは、中村蓉さんのダンスも加わり、私たちが戻りたくてたまらない劇場の雰囲気を少しでも味わっていただけたら幸いです。
この公演が私たち音楽家だけでなく音楽に携わるみなさま、音楽を愛するみなさまにとって大きな一歩となることを確信しています。
会場でその特別な瞬間を共有できることを心から楽しみにしています!
* * *
▼「希望よ、来たれ!」コンサート公演情報ページはこちら
・東京二期会スペシャル・オペラ・ガラ・コンサート「希望よ、来たれ!」 - 東京二期会オペラ劇場
2020年7月11日(土)15:00開演 東京文化会館 大ホール
指揮:沖澤のどか/管弦楽:東京交響楽団
ソプラノ:木下美穂子、森谷真理/メゾソプラノ:中島郁子
テノール:城 宏憲、福井 敬/バリトン:黒田 博
バス:妻屋秀和/ダンサー:中村 蓉
〈主催〉文化庁、公益財団法人東京二期会
〈共催〉株式会社二期会21
〈協力〉公益財団法人東京交響楽団
沖澤のどかは2020年11月東京二期会『メリー・ウィドー』でもタクトを執ります!
▼『メリー・ウィドー』公演情報ページはこちら
・〈NISSAY OPERA 2020提携公演〉F.レハール『メリー・ウィドー』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年11月26日(木)18:30、27日(金)14:00、28日(土)14:00、29日(日)14:00 日生劇場
指揮:沖澤のどか/演出:眞鍋卓嗣
管弦楽:東京交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]
※11/28(土)および29(日)公演はチケット予定販売数終了
●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
平成26年度第25回五島記念文化賞オペラ新人賞を受賞し、イタリア・マントヴァで研修を積んだテノール山本耕平。
その後も文化庁在外研修員としとしてイタリアでの研鑚を続け、帰国後は、二期会『後宮からの逃走』ベルモンテ、『金閣寺』柏木、『天国と地獄』オルフェ等、多くのオペラで活躍しています。
山本耕平
そしてこの度、イタリアでの研修成果発表として、8月8日(土)東京文化会館小ホールでリサイタルを開催します。
プログラムは以下の通り。前半はトスティやレスピーギの歌曲、後半はオペラ・アリアを中心にじっくりと歌い上げます。
チラシ(PDFファイル)■■■ 公演情報 ■■■
五島記念文化賞 オペラ新人賞研修成果発表
山本耕平 テノールリサイタル
日時:2020年8月8日(土) 19:00開演(18:20開場※)
会場:東京文化会館 小ホール
料金:全席指定 4,000円(税込)
出演:山本耕平(テノール)、前田拓郎(ピアノ)
主催:公益財団法人東急財団
後援:公益財団法人東京二期会
制作:株式会社二期会21
<予定プログラム>
[前半]
トスティ 魅惑 セレナータ 悲しみ
レスピーギ 霧 雨 朝
トスティ 「アマランタの4つの歌」
[後半]
モーツァルト 歌劇『ドン・ジョヴァンニ』より“恋人を慰めて” 歌劇『魔笛』より“なんと美しい絵姿”
ドニゼッティ 歌劇『愛の妙薬』より“人知れぬ涙"
ヴェルディ 歌劇『リゴレット』より“ほほの涙が”
グノー 歌劇『ファウスト』より“清らかな住まい”
トスティ かわいい口元
ガスタルドン 禁じられた音楽
ほか
予定プログラムが一部変更になりました(8/4)
当日は新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインに基づき、お客様の安全を第一に、最大限の感染予防ならびに拡大防止対策を講じることで開催させていただきます。
▼ご来場にあたってはこちらをお読みください
・主催公演開催時における、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する対策とお願い
▼公演概要ページはこちら
・山本耕平 テノールリサイタル|主催・制作コンサート - 二期会21
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
【ご案内】
本公演は、新型コロナウイルス感染拡大防止のために関係機関等より発表されたガイドラインにしたがって開催させていただくこととし、会場の座席につきましては、間隔を空けてお座りいただくことと致しました。
そのため、お座席の調整・ご案内にお時間が必要になりましたことから、チケットの発売につきましては、一旦7月31日(金)まで休止とし、8月1日(土)10時よりあらためて発売を再開させていただきます。
尚、すでにチケットをご購入いただいているお客様には別途ご案内いたします。
何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
9月公演『フィデリオ』は先日のスタッフ会議での打ち合わせ事項を元に、各デザイナーが演出・深作健太の意図を具体化していく作業に入りました。
衣裳についての打ち合わせは、深作の目指すリアルさと、各役のキャラクターを際立たせる衣裳デザインとのバランスについて念入りに行われ、最終的にはふたりのアイディアが合わさったものとなりました。
衣裳打ち合わせの1コマ 衣裳デザイン・前田文子(左)、演出・深作健太(右)
また、一方で装置についての打ち合わせも別日に実施。
舞台模型を用いながら、新国立劇場の舞台機構も計算に入れたプランが装置の松井るみから提案されました。同席している照明、映像、音響、そして舞台監督がそれぞれの観点から意見を出し合い、場面ごとに演出家のイメージを具現化していきます。
装置の説明を行う、装置デザインの松井るみ(右端)
ベートーヴェン自身の言葉「苦悩を突き抜け、歓喜に至る。」の精神に満ちた、オペラ『フィデリオ』。
演出コンセプト「希望よ、来たれ!」を体現する当プロダクションに引き続きご期待ください!
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▼『フィデリオ』公演情報ページはこちら
・2020年9月公演 L.v.ベートーヴェン『フィデリオ』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年9月3日(木)18:30、4日(金)14:00、5日(土)14:00、6日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
指揮:ダン・エッティンガー/演出:深作健太
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会
●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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9月公演『フィデリオ』の開催に向けて、急ピッチで準備を進めています。
緊急事態宣言が明けて、久しぶりのスタッフ会議がようやく対面で行えました。出席のスタッフも口々に「集まれて良かった!」と再会を喜んでいました。
演出 深作健太(左下)ほか会議に集まったスタッフたち
ご存知のように『フィデリオ』は楽聖ベートーヴェンが唯一残したオペラ。この演目は例えば1955年のウィーン国立歌劇場の再開演目であり、日本では1963年カール・ベーム指揮ベルリン・ドイツ・オペラによる、日生劇場のこけら落とし公演等、困難な状況からの復活や、新たな出発の際に上演される性格を持っています。
演出の深作健太はベートーヴェンの生誕250周年となる今年に、戦後75年という節目も重ねたプロダクションにしたいと語ります。コンセプトはまだ詳しくお話できませんが、現代、まさにこのタイミングでの上演に意義のある演出になりそうです。
レオノーラの歌うアリア「希望よ、来たれ!」に乗せて二期会公演の新たな第1歩となる当公演に、どうぞご期待ください!
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・2020年9月公演 L.v.ベートーヴェン『フィデリオ』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年9月3日(木)18:30、4日(金)14:00、5日(土)14:00、6日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
指揮:ダン・エッティンガー/演出:深作健太
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会
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9月公演『フィデリオ』キャスト・メッセー第2弾は、レオノーレ役で主演するソプラノ土屋優子です。
2015年5月二期会ニュー・ウェーブ・オペラ劇場『ジューリオ・チェーザレ』コルネリア役で二期会デビュー後、イタリア・ヴェローナ、パルマで研鑽を重ねてきました。
土屋優子
公演に向け土屋から届いたメッセージをどうぞ!
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2017年5月よりイタリア・ヴェローナに留学しており、昨年秋よりパルマ音楽院に入学したため拠点をパルマに移しました。
現在、世界中から来ている高いレベルの仲間たちと切磋できる喜びを感じながら学んでおります。
この音楽院では、通常の授業の他、一流音楽家を迎えてのマスタークラスを無料で受講でき、私はソプラノのフィオレンツァ・チェドリンス氏やマリエッラ・デヴィーア氏など素晴らしい方々にご指導いただきました。
パルマ音楽院
ヴェローナ在住時にはプラシド・ドミンゴ氏やレオ・ヌッチ氏に声を聴いていただくなど、今まで録音音源で聞いてきたような伝説の歌手たちとの交流は夢のようで、日本を飛び出すとこんなに可能性があるのかと実感しております。このような機会に恵まれたのは、たくさんの人の支えがあってこそだと、感謝の気持ちでいっぱいです。
パルマ音楽院で学ぶ傍ら、師匠マリア・ホセ・シーリ氏とのレッスンのため、ヴェローナにもしばしば通っております。彼女のように世界中を飛び回る歌手になることが私の夢の一つです。
ミラノ・スカラ座の楽屋にマリア・ホセ・シーリ氏をたずねて
9月の『フィデリオ』にむけて、パルマにある語学学校でドイツ語も学び始めました。ドイツ人の先生からイタリア語でドイツ語を学ぶため、脳がしばしば混乱していますが、とても楽しいです。
新型ウイルスの影響で音楽院も語学学校も閉鎖となり、授業は全てリモートに切り替わりました。3月末には、イタリアからの飛行機がしばらく欠航になるとのアナウンスがあり、最終便にて一時帰国しました。
現在はリモート授業を受ける他、仲間たちと流行りのリモート演奏にも挑戦してみました。
生の演奏とは違う難しさがあって大変でしたが、一日もはやく皆で一緒に歌いたいという想いを込めて制作しました。
【リモート演奏】赤とんぼ Akatombo 【日本の歌】Subtitles JP/EN/IT
VIDEO
(共演:ソプラノ髙山美帆/テノール吉田 連)
実は今年3月、パルマにあるレージョ劇場にて、子ども向け公演ですがトゥーランドット役を歌う予定でした。子ども向けとはいえ、歴代の歌手たちが着た衣裳や楽屋を使い、舞台で歌える喜びを夢みておりましたが、残念ながら中止となってしまいました。
ずっと応援してくださる方から、たとえどのような状況になっても大丈夫、この先良い事があると信じて待ちましょう、というメッセージをいただきました。
ヴェローナの夜景
パルマ通学路の空
私の演じるレオノーレは、必ず夫を助け出す、と確固たる希望を胸に持つ強い女性です。私もレオノーレのように、希望を胸に抱き、素敵な共演者の方々と一緒に歌えることを願っています。
皆様に劇場でお会いできる日を、楽しみにしております。
パルマといえば・・・
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・2020年9月公演 L.v.ベートーヴェン『フィデリオ』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年9月3日(木)18:30、4日(金)14:00、5日(土)14:00、6日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
指揮:ダン・エッティンガー/演出:深作健太
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会
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新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、7月に予定していた東京二期会オペラ劇場『ルル』は、来年8月に開催を延期させていただくことを先日発表致しました。
また、4月28日(土)に開催を予定していた本公演の関連イベント、東京二期会×日本アルバン・ベルク協会 『ルル』特別シリーズ講演会 第1回も、動画での配信に代えさせていただきました。
今日は、先日公開した長木誠司氏による基調講演に続いての後半、本公演にルル役で出演を予定するソプラノ森谷真理との対談篇を公開しました!
二人の対談は、ルルの印象から始まり、他のオペラのヒロインとの違い、森谷の「歌と語り」について、出版譜に残されたベルクの記譜について、ヴェーデキントの原作との関係、女性から見た男性社会の問題、そして『ルル』は悲劇なのか否かについて、話題が多岐に及びました。どうぞご覧ください!
▼東京二期会×日本アルバン・ベルク協会『ルル』特別シリーズ講演(全3回)
第1回後半・ルル役森谷真理×長木誠司 対談篇
VIDEO
▼既に公開中の前半はこちらからご覧いただけます。
・東京二期会×日本アルバン・ベルク協会『ルル』特別シリーズ講演第1回を動画公開!(2020/5/18) - オペラの散歩道(二期会blog)
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▼『ルル』本公演は来年8月に開催を延期させていただきました。
・2021年8月公演 A.ベルク『ルル』〈新制作〉 - 東京二期会オペラ劇場
2021年8月28日(土)17:00、29日(日)14:00、31日(月)14:00 新宿文化センター 大ホール
指揮:マキシム・パスカル/演出:カロリーネ・グルーバー/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会 〈共催〉公益財団法人新宿未来創造財団(新宿区立新宿文化センター)
※『ルル』延期公演の発売日は近日発表致します。既にチケットをお求め頂いているお客様には6月下旬頃に振替え・払戻しのご案内を差し上げます。
〈お問合せ〉
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
新型コロナウイルスの感染が世界的な拡大を受け、東京二期会が7月に予定していたベルク『ルル』、ヴェルディ「レクイエム」も来年8月に延期を余儀なくされました。
お客様の安全を第一としながら、同時に、少しでも早くオペラ公演をお届けしたい一心で、9月公演ベートーヴェン『フィデリオ』の幕を開けるべく、準備を進めています。
本日は、レオノーレ役(9/4,6出演)木下美穂子からのメッセージをお届けいたします!
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~ 木下美穂子より メッセージ ~
「2001年イタリアへ留学。そしてアメリカにわたりトータル18年。今年の1月に日本へ完全帰国し、4月より東京音楽大学で後進の指導にあたっています。
海外で出会った方々は、私のオペラ歌手としての人生だけではなく、人としての人生に大きな影響を与えてくれました。自分の仕事のほかに、スピーチの勉強をしている友人や、瞑想などを積極的に取り入れてメンタルコントロールして生きている人、趣味に陶芸をしている方など。
私は歌うこと、練習することが最優先になり、どうしてもほかのことに目を向けたり、時間を割いたりすることが少なかったけれど、彼らとの出会いで、歌と並行して歩む人生も大事だと考えるようになりました。子どもを持ったということも大きいと思います。
ドイツオペラにはかなり苦手意識があった私ですが、2018年の東京二期会『ローエングリン』をきっかけに、ドイツ語を独学し、昨年の夏はウィーン大学のドイツ語コースで、1か月間、若い学生に交じって、大学生活を送りました。最初は途方に暮れるほど全く分からなかったドイツ語も、一か月経つとほんの少し理解できるようになる!この年で新しいことにチャレンジできる喜びを味わった一か月でした。
ウィーンにて人生初のホイリゲを楽しみました
今年9月の公演のオペラ『フィデリオ』のレオノーレを歌います。ドイツ語のセリフ付きです。指揮のダン・エッティンガーさんとの初共演も楽しみです。
残念ながら、7月に予定していたヴェルディ「レクイエム」公演は、新型コロナ禍の影響を受けて来年8月に延期となりました。また来年の夏、私の愛してやまないこの曲を、祈りをこめて歌いたいと思います。
あらためて、新しい舞台へとむかうことのできる幸せを噛みしめて。」
2018年2月 東京二期会 ワーグナー『ローエングリン』より
エルザ役の木下美穂子
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▼『フィデリオ』公演情報ページはこちら
・2020年9月公演 L.v.ベートーヴェン『フィデリオ』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年9月3日(木)18:30、4日(金)14:00、5日(土)14:00、6日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
指揮:ダン・エッティンガー/演出:深作健太
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会
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東京二期会オペラ劇場 A.ベルク『ルル』公演に向けて、2020年4月28日(土)に開催を予定していた、第1回東京二期会×日本アルバン・ベルク協会 『ルル』特別シリーズ講演会(全3回)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、動画での配信とさせていただきました。
今回は、その前半、日本アルバン・ベルク協会常務理事・長木誠司氏による基調講演をお届けいたします。
▼東京二期会×日本アルバン・ベルク協会『ルル』特別シリーズ講演(全3回)
第1回前半・基調講演(講師:長木誠司)
VIDEO
後半(近日公開)では、ルル役のソプラノ森谷真理との特別対談をお届けします。後半もどうぞ楽しみにお待ちください!
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▼『ルル』公演情報ページはこちら
・2020年7月公演 A.ベルク『ルル』〈新制作〉 - 東京二期会オペラ劇場
2020年7月10日(金)18:30、11日(土)14:00、12日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
指揮:マキシム・パスカル/演出:カロリーネ・グルーバー/管弦楽:東京交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
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「Komm, Hoffnung!(希望よ、来たれ!)」
レオノーレが歌うこの言葉が、オペラ『フィデリオ』の劇中で最も重要な言葉と語る、演出・深作健太。
東京二期会オペラ劇場『フィデリオ』公演2日目の9月4日(木)は、終演後に演出・深作健太によるアフター・トークを開催いたします。
先のメール・インタビューでは、今『フィデリオ』を上演する意味を熱く語っていた深作氏。公演を終えて、あらためてお客様とともにこの作品の意味、意義を考えます。
9月4日公演をご鑑賞のお客様は無料でご参加いただけます。皆様のご参加をお待ちしております!
深作健太
■■■ イベント情報 ■■■
東京二期会オペラ劇場 2020年9月公演 ベートーヴェン『フィデリオ』
【平日マチネ・スペシャル】演出・深作健太アフター・トーク
日時:2020年9月4日(木) 終演後
会場:新国立劇場オペラパレス内(実施場所は近日ご案内します)
料金:9月4日の『フィデリオ』公演チケットをお持ちのお客様は無料でご参加いただけます。
出演:深作健太(映画監督、演出家/東京二期会『フィデリオ』演出)、ほか
▼前回ワーグナー『ローエングリン』公演のときのアフタートークのレポート
・【イベント・レポート】2月22日(木)『ローエングリン』平日マチネ・スペシャル~演出・深作健太アフタートークを開催しました! - オペラの散歩道(二期会blog)
▼チケット発売前にメール・インタビューしました
・暗い〈壁〉を打ち破り、〈自由〉へ! 9月公演『フィデリオ』演出・深作健太からのインタビュー・メッセージ - オペラの散歩道(二期会blog)
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▼『フィデリオ』公演情報ページはこちら
・2020年9月公演 L.v.ベートーヴェン『フィデリオ』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年9月3日(木)18:30、4日(金)14:00、5日(土)14:00、6日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
指揮:ダン・エッティンガー/演出:深作健太
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会
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4月11日(土)から、2020/2021年シーズンの開幕となるオペラ『フィデリオ』のチケットを発売します。
2020年は楽聖ベートーヴェンの生誕250周年。クラシック音楽界にとって、世界規模、最大級のメモリアル・イヤーですが、その意味は今や大きく変わりました。
現在、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、世界中の人々がこの感染症に苦しみ、またはその恐怖、不安に直面し、自由を制限された生活を余儀なくされています。
この時代の状況で、私たちの『フィデリオ』公演が、皆様に少しでも明るい希望を提供するものになるのなら……!
今回、演出をつとめる深作健太に、さっそくメールでインタビューを行いました。今、お届けしたいメッセージを、どうぞ。
* * *
――深作さんにとっての、ベートーヴェンの「原体験」を教えてください。
1989年、僕が高校一年生の時、ベルリンの壁が壊れました。
その時、バーンスタイン指揮の記念コンサートの映像で「第九」を聴いたのが、最初のベートーヴェン体験です。それはもう衝撃的でした。歌詞の “Freude(歓喜)” を、あえて “Freiheit(自由)” に変えて歌っていて。
冷戦が終わり、これからヨーロッパがひとつになる新しい時代が来るんだ、という実感と共に、二百年も前の時代にベートーヴェンさんが音楽に籠めた、壮大な〈自由〉への祈りに、全身が震えました。
深作健太
――『フィデリオ』の演出を決められたときの心境を教えてください。
とても嬉しかったです!『フィデリオ』はベートーヴェンが遺した唯一のオペラ。それを生誕250周年の記念の年に、演出させていただけるなんて。
だけど演出家としては、ものすごく難しい作品なんですよね。台本の構成がシンプルすぎて、そのまま演出したのでは、ベートーヴェンさんが当時、訴えたかったはずの、激しいまでの〈自由〉への渇望が、現代の観客には伝わらなくなってしまう。
フランス革命当時の、女性が男性に化けて夫を救うという設定の、ジェンダーの問題しかり。国家権力と闘って、政治犯として監獄に囚われる事の意味も、現代とはかなり違う訳で……。
そのあたりをどう演出するか、大きな挑戦が必要だと思います。
――最初にオペラ演出をされた『ダナエの愛』のときに、楽譜をとおして、作曲家リヒャルト・シュトラウスと、対話するということおっしゃっていました。『ローエングリン』のときは、ワーグナーが深作さんの夢枕に立たれたとか…今、『フィデリオ』からは作曲家のどのような言葉が聞こえてきているのでしょうか。
ベートーヴェンさんの時代に比べて、今の僕達は、平和で豊かですよね。
だからこそ、聴こえてこない〈音〉ってあると思うんです。楽譜を読んでると、
「おい。君達は今、本当に自由なのか?〈自由〉って何だ?」
って、ベートーヴェンさんに問いただされている気がして(笑)。
ひょっとしたら、まだあまり〈自由〉になれてないんじゃないかって思うんですよ。
今年は、戦後75年の節目の年でもあるんですが、世界中で何千万人の死という大きな犠牲を経て、親達から受け継いだはずの〈自由〉の根底が今、大きく崩れ始めています。格差は開く一方だし、不安だから、弱い僕達はまた、せっかく壊したはずの〈壁〉を、国境にも、自分達の心にも、あちこちに建て始めている。それはとても後ろ向きで、哀しい事です。
芸術は常に、他者を拒む〈壁〉ではなく、他者を繋ぐ〈橋〉にならなくてはなりません。ベートーヴェンさんの音楽に響く情熱を、いかに〈国境〉を越えて次の世代に伝えるか。とても大切な責任だと思っています。
東京二期会オペラ劇場2015年10月公演 R.シュトラウス『ダナエの愛』
演出:深作健太(舞台上演日本初演) (写真:三枝近志)
――最後に、お客様に向けたメッセージをお願いいたします。
今は危険なウイルスが蔓延して、チケットをお求めになるお客様も、御自身の健康や公演の成否など、とても不安な時かと思います。だからこそ、このメッセージが〈希望〉を込めて、皆様に届きますよう。
これから世界がどうなってゆくのかは、まだ誰にもわかりません。だけど人類は、いくつもの大きな戦争や災害、パンデミックを乗り越えて、自分達の〈自由〉を獲得して来ました。その永い闘いはこれからも続くし、その一端に〈芸術〉も存在しています。
ベートーヴェンさんもまた音楽を武器に、数多くの苦難と闘い続けた先輩でした。僕達は今、この降り注ぐ苦難が、一刻も早く収束する事を祈りつつ、世界中で活躍される同年代のマエストロ、ダン・エッティンガーさんや、大好きな東京二期会の歌手の皆さん、東京フィルハーモニー交響楽団の皆さんと力を合わせ、現代に生きる僕達でしか響かせられない音楽を、お届けしたいと願います。
ベートーヴェンさんがいつもそうであったように、革新的な冒険心を忘れずに。
これは戦後75年に及ぶ、〈自由〉をめぐる人類と〈壁〉の闘いのオペラです。
「希望よ、来たれ!」とは、劇中でレオノーレが歌う大切なアリアですが、今こそ、それが歌われるのに、最もふさわしい時だと思います。
〈復興〉への願いと、祈りを込めて――。
東京二期会オペラ劇場2018年2月公演 ワーグナー『ローエングリン』
演出:深作健太 (写真:三枝近志)
* * *
第二次世界大戦後に再建されたウィーン国立歌劇場の杮落とし公演など、特別な機会に上演されることも多い『フィデリオ』。この度も、祝祭の年に合わせた上演でしたが、今はそれ以上の重みが感じられます。
9月に皆様と新国立劇場オペラパレスでお会いできますように!
▼『フィデリオ』公演情報ページはこちら
・2020年9月公演 L.v.ベートーヴェン『フィデリオ』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年9月3日(木)18:30、4日(金)14:00、5日(土)14:00、6日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
指揮:ダン・エッティンガー/演出:深作健太
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会
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「五島記念文化賞オペラ新人賞」は豊かな生活環境の創造に力を尽くした、故・五島昇東急グループ代表の事績を記念し、芸術文化の分野における優秀な新人を顕彰することを目的に1990年に創設されました。
美術とオペラの分野で次代を担う若手芸術家に「五島記念文化賞」(美術新人賞・オペラ新人賞)を授賞し、海外研修への助成および研修終了後の成果発表の機会を提供しています。
▼五島記念文化賞について
・五島記念文化賞|文化・芸術 - 公益財団法人東急財団
その五島記念文化賞オペラ新人賞を得て海外で研修した俊英、山本耕平(テノール)、キハラ良尚(指揮)、桝 貴志(バリトン)が、その成果発表となる演奏会を、本年8月~9月に開催することになりましたので、ご案内致します。
* * *
◆まずは8月8日(土)、2度のイタリア留学で研鑚を積んだテノール山本耕平が、トスティの歌曲やモーツァルトやヴェルディのオペラ・アリア等を演奏します。
山本耕平
山本耕平 テノールリサイタル
日時:2020年8月8日(土) 19:00開演(18:20開場)
会場:東京文化会館 小ホール
料金:全自由席 3,000円(税込)
発売日:2020年4月9日(木)
出演:山本耕平(テノール)、前田拓郎(ピアノ)
▼演奏予定曲等、公演詳細ページはこちら
・山本耕平 テノールリサイタル - 主催・制作コンサート - 二期会21
* * *
◆オーストリアとドイツで、指揮者・コレペティトゥアとして研鑽を積んだキハラ良尚。モーツァルト声楽作品のエキスパートたちによる「モーツァルト・シンガーズ・ジャパン(MSJ)」とタッグを組み、モーツァルトのオペラ『魔法の笛』(演奏会形式)を9月5日(土)に上演します。
キハラ良尚
キハラ良尚&モーツアルト・シンガーズ・ジャパン
『魔法の笛』 〈演奏会形式〉
日時:2020年9月5日(土) 14:00開演(13:15開場)
※13:30よりキハラ良尚によるプレトークあり
会場:かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール
料金:全席指定 一般4,000円、学生2,500円(税込)
発売日:2020年4月7日(火)
指揮:キハラ良尚
構成:宮本益光/振付:成平有子
コレペティートル:山口佳代、石野真穂、髙田恵子
出演:モーツァルト・シンガーズ・ジャパン〔(ザラストロ)金子 宏/(タミーノ)望月哲也/(夜の女王)針生美智子/(パミーナ)文屋小百合/(侍女I)増田のり子/(侍女II)小泉詠子/(侍女III)中島郁子/(パパゲーノ)宮本益光/(パパゲーナ)鵜木絵里/(モノスタトス)伊藤達人〕
(童子)シンフォニーヒルズ少年少女合唱団/(魔法の笛)上野由恵/(魔法の鈴)作本美月
ナレーション:長谷川初範
管弦楽:東京交響楽団オペラアンサンブル
▼公演詳細ページはこちら
・キハラ良尚&モーツァルト・シンガーズ・ジャパン『魔法の笛』 - 主催・制作コンサート - 二期会21
* * *
◆そして9月12日(土)、多様な文化的背景を持つアーティストたちと共にニューヨークで学んだバリトン桝 貴志のリサイタル。前半は、若い夫婦の物語を歌にのせて描いた、2人のモノローグによる歌曲集《木の匙》(中田喜直 曲・寺山修司 詞)、後半はオペラのアリアをお楽しみいただきます。
桝 貴志
桝 貴志 バリトンリサイタル
日時:2020年9月12日(土) 14:00開演(13:30開場)
会場:浜離宮朝日ホール
料金:全席指定 一般4,500円、学生2,500円(税込)
発売日:2020年4月17日(金)~
出演:桝 貴志(バリトン)、三宅理恵(ソプラノ)、佐藤正浩(ピアノ)
▼演奏予定曲等、公演詳細ページはこちら
・桝 貴志 バリトンリサイタル - 主催・制作コンサート - 二期会21
* * *
いずれの公演も、まもなくチケット発売となります。
どうぞお楽しみに!
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『サムソンとデリラ』は、古代パレスティナの都ガザを舞台にした物語。ユダヤ教を信仰するヘブライの人々の国でしたが、ここに異教徒が進出してきます。ダゴンの神を信仰する、ペリシテの人々です。
平和な日々を奪われたヘブライ人を救うべく立ち上がったのが、神から怪力を授かった英雄サムソン(4月25日 福井 敬/26日 樋口達哉)。彼の活躍により、一度はヘブライ人のための平和が取り戻されます。
武力、腕力、知力ではサムソンにはかなわない。そこで、ペリシテ人がサムソンに差し向けたのが、絶世の美女デリラでした(25日 池田香織/26日 板波利加)。彼女はその美貌を武器に、サムソンを誘惑します。異邦の民らしいエキゾチックで、真実の愛と紛うような官能的な旋律が、デリラの真骨頂。けれども、プライドが高く、また我が民のためとはいえ、敵の武将を裸同然となって迎えようとするデリラの心情たるやいかばかりかと。これこそ、オペラでなければ表現しえない、すさまじい情念。そう思うと、サン=サーンスの音楽は、かえって恐ろしいくらいにエレガントなのですね。
タイトルロールを演じる池田香織と板波利加から、公演に向けて映像メッセージをお届けします!
☆池田香織
VIDEO
デリラは、自分の魅力を最大限に活用し、宗教上の敵であるサムソンの弱みを握ろうとします。現代のように、夜まで明るくなかった時代には、心地よい響きの声というのも異性を惹きつける大きな魅力のひとつだったのではないでしょうか。
男性はおおむね、マザコンかな?と思うので、メゾソプラノの少し低めの声で包まれるような体験をすると、サムソンも抵抗できなくなってしまうのでは?
有名なアリアを3曲歌うのですが彼女の持つ強さ賢さそして女性としての魅力に溢れた名曲揃いです。
これぞフランスオペラと思わせてくれる繊細で濃厚なアリア「あなたの声に心は開く」など数々の名曲があるのですけれども、それ以外にも、どことなく『トリスタンとイゾルデ』を思わせるような、とてもドラマティックな素敵な二重唱、軽やかな勝利の大合唱からのドラマティックな展開、まだまだ皆様に知って頂きたい素敵な音楽のドラマがたくさんあることがわかりました。
ぜひ生のサウンドでお楽しみいただきたいと思います!
☆板波利加
VIDEO
これまでに、私はたくさんの「悪女」を演じてきました。デビュー役の『カルメン』題名役、そして『ナブッコ』のアビガイッレ、『サロメ』のヘロディアス(『エロディアード』の題名役も)、さらに『マクベス』のマクベス夫人……
ただ、これまでの女性は、すべて相手の男の人をとても愛していたので、演じている私からしてみれば、そんなに悪女とは感じませんでした。
ただし、このデリラという役は、サムソンを優しい言葉、甘い旋律で酔わせ、愛する人をだまします。これはもう「悪女」ではないか、と私は思っています。
20年間、私はイタリアで勉強とキャリアを積んできました。当時の私の恩師であるジュリエッタ・シミオナート先生とは、このデリラのアリアを何回も繰り返して勉強してきましたので、とても思い出深い曲なのです。
先生が私に繰り返しおっしゃっていたのは、「デリラという役は、子宮で歌いなさい」。
……私はまだ20代だったので、それがどういう意味なのか、あまり分からなかったんですけれど、今回、もう一度、デリラを勉強しなおしていたときに(気づき始めたことは)、まずは、ベルカント技術について。のどで歌うのではなく、女性としての身体全体を使い、テクニックとして子宮に重心を感じて歌うということ。そして、もうひとつは女性の「本能」で歌いなさい、ということ。そういうこと私に言いたかったのではないかと、最近になって感じています。
先生が亡くなって10年が経ちました。私にとっては大きな年となります。『サムソンとデリラ』の大役を日本で、そして東京二期会で歌わせていただけることは、先生からの天国からプレゼントなのではと個人的には感じています。
* * *
▼『サムソンとデリラ』公演情報ページはこちら
・2020年4月公演 C.サン=サーンス『サムソンとデリラ』〈セミ・ステージ形式〉 - 東京二期会
2020年4月25日(土)17:00、26日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:準・メルクル/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura
●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止とさせていただきました「バリトン4名が贈る White Day とびきり甘い夜2020」。
公演中止発表による反響は大きく、ハンサム四兄弟へ新たな声援もたくさんお寄せいただきました。
みなさま、ありがとうございます。
この度、ハンサム四兄弟(宮本益光、加耒徹、近藤圭、与那城敬)から、公演を楽しみにしていてくださった方々に歌のメッセージが届きました。
また、公演当日ご来場いただいた方々に配付する予定でしたプログラムも公開させていただきます。
ハンサム四兄弟の想いを是非ご覧ください。
★ハンサム四兄弟から歌のメッセージ
VIDEO
★配付予定だったプログラム
↑画像クリックで誌面(PDF)がご覧いただけます!
そして…今回は大変残念でしたが、ハンサム四兄弟はこれに代わるコンサートを計画しています。決まり次第発表致しますので、もうしばらく待っててくださいね!
去る2月22日(土)に開催した演出家カロリーネ・グルーバーのプレトークには、緊急の開催決定にもかかわらず事前のご予約で満席となりました。多くの方のご来場、誠にありがとうございました。
グルーバー氏からは、これまで日本ではあまり語られてこなかった演出家を目指すことになった軌跡についての話があり、そして今『ルル』を演出するにあたっての自身の想いが語られました。
プレトークの内容をテーマごとにご報告します。
* * *
<オペラ演出家を目指すまで>
KON-NICHIWA!
東京に戻って来られて、また今回、私自身がオペラ演出家となった軌跡を話す機会をいただいたこと、とてもうれしく思っています。
私の両親はオーストリアの山の中に住んでいて、若いころの私はそこで、クラシック音楽とはまったく無縁の環境で育ってきました。
ただ、「物語」に関することにはとても興味がありました。映画を観たり、本を読んだりすることで、小さいころは「映画監督になりたい」と思っていました。
ウィーンで演劇学を学ぶようになって、友人がウィーン国立歌劇場に連れて行ってくれました。
当時は、学生用の桟敷席が非常に安く買えたので、たくさんのオペラを観ることができたのです。
最初に観た作品は、フランコ・ゼッフィレッリ演出、ジュゼッペ・シノーポリ指揮の『ラ・ボエーム』。ミミ役にはミレッラ・フレーニがいました。
とにかくその他の演目でも、すぐれた指揮者、アーティストが登場して、その世界に夢中になり、頭の中が“BAKUHATSU!”してしまいそう。私が19歳のときです。カルロス・クライバー指揮の『ばらの騎士』は、もう、圧巻でした!
あるときのこと。次に観る演目が『フィガロの結婚』だったので、事前にストーリーを読んでおいたのです。フランス革命前夜の様子や、文明の衝突、そして階級の対立など、さまざまな要素が織り込まれていて、それはとても興味深いものでした。
そして、期待して公演を観たのです。ところが、それが、音楽も舞台も美しいのですが、どうしてももの足りない。事前に読んできたストーリーが見えづらいし、スリルが足りないと感じてしまいました。学校でも、友人たちにそのことを訴えていたのです。すると、私はこう言われました。
「そんなに言うんなら、自分でやれば?」
<オペラを女性の側からとらえなおす>
オペラを演出するとき、私はまずストーリーを見ます。
そして、自分の側から、すなわち、女性の側から物語をとらえなおすのです。
演出を始めたのは私が23歳のとき。まだ女性のオペラ演出家などほとんどいなかったような時代に、当時の劇場のインテンダントは、女性を起用したいという気概を持った方だったので、とてもラッキーでした。
オペラは、これまで男性の視点から描かれ、上演されてきました。たとえば、なぜオペラでは最後に女性が死ななければいけないの?とか。何か別のエンディングがないだろうか、と考えます。オペラは、いつも自分の心の問題とつながっています。どのような作品にも、必ず心を打つ何かがあります。たとえば『リア』では、父と娘の関係性が描かれますが、現代の人々の人生にも関わるテーマです。私の仕事は、そのようにして、作品の中から、人々の心を打ち、胸に迫るものを掘り起こすことなのです。
私のキャリアの中で、一時期、演劇に移ったことがありましたが、やがてオペラに戻ってきました。なぜなら、オペラには音楽があるからです。バロックから現代まであらゆる時代のオペラを演出してきましたが、どの音楽も大好きです。音楽を聴くことで、単なる筋書きではない、物語の深層に迫っていくことができるからです。
カロリーネ・グルーバー演出 2011年11月 東京二期会 モーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』より(撮影:三枝近志)
<オペラ『ルル』への特別な想い>
以前から、『ドン・ジョヴァンニ』や『ルル』のような作品を、女性の側から描いてみたいという想いがありました。
『ルル』は私にとって特別な作品です。その理由の一つは、私が、作曲家のアルバン・ベルクと同じオーストリア人であるということ。『ルル』からは、20世紀という、音楽が大きく変化してしていった時代の、ウィーンという町の魂を感じます。ベルクは『ルル』を完成せずして早くに亡くなりましたが、それゆえに『ルル』の価値はさらに高まっていると思います。
また、これまでに、同じ女性のアーティストとして、指揮者のシモーネ・ヤングと5つのプロダクションで協働してきました。彼女とは、会う度に、今度は『ルル』をやろうと話してきました。それはいまだに実現しないままでいますが、私は、今こそ『ルル』を上演するときだと思っています。
「#MeToo 」運動がさかんに行われる今、『ルル』は、ある意味で「#MeToo」オペラだと思います。ルルは男性と女性で捉えられ方がまるで違います。男性からみればルルは蠱惑的な存在で、そのように描かれてきたことが多いのは事実。ですが、私かからみると、むしろ彼女は哀れな存在です。幼いころに貧民院で育ち、やがてシェーン博士に囲われて成長していく中で、彼女は自分自身の感性や内面を形成していく。ある意味、犠牲者です。今回、私は、ルルの内面、彼女の魂を描きたい。
『ルル』は、私のオペラ演出の集大成になるでしょう。
* * *
7月公演『ルル』を演出するカロリーネ・グルーバー。
今こそ上演されるべき新しい『ルル』にむけて、ルルの内面を表現するために、今回初めてダンサーの起用を決意。気鋭コンテンポラリー・ダンサー中村 蓉が起用されました(中村は、2021年5月公演ヘンデル『セルセ』を演出することも先に決定、発表 されています)。
「自身の集大成」とまで語ったグルーバーの『ルル』 に、どうぞご期待ください!
* * *
▼『ルル』公演情報ページはこちら 《チケット発売中》
・2020年7月公演 A.ベルク『ルル』〈新制作〉 - 東京二期会オペラ劇場
2020年7月10日(金)18:30、11日(土)14:00、12日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
指揮:マキシム・パスカル/演出:カロリーネ・グルーバー/管弦楽:東京交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
●『ルル』公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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3月12日(木)の紀尾井ホールでの公演に向け、ハンサム四兄弟(宮本益光、加耒 徹、近藤 圭、与那城 敬)へのたくさんのメッセージや質問をお贈りいただきまして、ありがとうございました。
公演当日もハンサム四兄弟から何らかの回答があるとおもわれますが、本日はその中から・・・
よなごのドゥーカ さん からいただきましたご質問をハンサム四兄弟からご回答させていただきます!
4人ともいつも素敵でいらしてドキドキしながら活躍を拝見しております♡
バリトンのみなさんにとって、テノールとはどんな存在ですか?
↓ ↓ ↓
<宮本益光>
いつもギュー、チューして、実にけしからんと思います。私もテノールになりたい…と何度夢見たことか。
<与那城 敬>
やはりテノールはヒーロー的な存在です。戦隊モノで言うと、正義感が強く常に熱いレッドのイメージ。手に汗を握る時もあるけど(笑)いつも勇気と希望を貰います。
<近藤 圭>
高音をスコーンと出す憧れの存在で、自分もなれるものならなりたい存在です。
が、テノールの人達を見ていると、性格から何から何まで別次元で、自分には無理だと思ってしまいます。
<加耒 徹>
テノールと言っても本当に様々なタイプの方がいらっしゃるので、一概には言えませんが、声種に対してはバリトンより高い声を出すので、それをバリトンとして支えてあげたい!守ってあげたい!って思える存在です。アンサンブルの場合はテノールを生かせるように、生きていきたいです。
このほかにもいただいたメッセージ、質問は、当日の公演の中でも回答するコーナーがございますので、どうぞお楽しみに!
先日、プログラム冊子用の写真撮影が行われました。どんなプログラムが出来上がるか、ご期待ください!
* * *
PDFちらし ■■■ 公演情報 ■■■
バリトン4名が贈るWhite Day
とびきり甘い夜2020
日時:2020年3月12日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:紀尾井ホール (東京都千代田区紀尾井町6番5号)
料金:(全席指定・税込) SS席15,000円、A席5,000円、B席2,500円
※SS席は出演歌手4名とのティーパーティー付
※S席とA席は二期会オペラ愛好会割引あり
※二期会オペラ愛好会割引は二期会チケットセンターのみの取扱い
※SS席は二期会チケットセンター電話受付のみの取扱い
※B席は舞台の一部が見えづらい場合がございます
出演:宮本益光(バリトン)、加耒 徹(バリトン)、近藤 圭(バリトン)、
与那城 敬(バリトン)、加藤昌則(ピアノ)
予定プログラム:(構成/宮本益光)
●恋する歌曲
F.P.トスティ 「愛して! 」(加耒)
R.シューマン 「献呈」(近藤)
S.カルディッロ 「カタリ カタリ(つれない心)」(与那城)
越谷達之助 「初恋」(宮本)
●ドン・ジョヴァンニ饗宴
カタログの歌(レポレッロ/近藤)
シャンパンの歌(ドン・ジョヴァンニ/宮本)
窓辺においで(ドン・ジョヴァンニ/加耒)
君たちの半分はこっちに行きたまえ(ドン・ジョヴァンニ/与那城)
●本気で勝負!オペラ・アリア対決!
コルンゴルト 『死の都』より 「我が憧れ、我が幻」(宮本)
マスネ 『エロディアード』より 「幻想のアリア」(加耒)
ヴァーグナー 『タンホイザー』より 「この気高き集いを見渡せば」(近藤)
ベッリーニ 『清教徒』より 「ああ、永久に私はあなたを失った」(与那城)
●For you
見果てぬ夢 ~『ラマンチャの男』(加耒)
雨に唄えば(近藤)
虹の彼方に ~『オズの魔法使い』(与那城)
上を向いて歩こう(宮本)
そのうたは(全員)
▼公演詳細ページはこちら
・バリトン4名が贈るWhite Day とびきり甘い夜2020 - 主催・制作コンサート - 二期会21
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
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いよいよ明日2月19日(木)から23日(日)まで東京文化会館大ホールにて、東京二期会オペラ劇場 G.ヴェルディ作曲オペラ『椿姫』を上演いたします。〔4回公演(2/21休演日)〕
指揮は、欧州で最も注目を集めているイタリア人指揮者ジャコモ・サグリパンティ。ヨーロッパの主要劇場で活躍し、本プロダクションの直前にはバイエルン州立歌劇場にてネトレプコが主演した『トゥーランドット』を指揮、今回の『椿姫』がジャパン・デビューとなります。また、今後は『セヴィリアの理髪師』の指揮でニューヨーク・メトロポリタン・オペラでのデビューも予定されています。
演出は、宝塚歌劇団に所属し、第20回・24回読売演劇大賞 優秀演出家賞、第43回菊田一夫演劇賞を受賞するなど、演劇界をはじめ各方面から大きな期待と注目を集める原田 諒が満を持してオペラ初演出。ヴェルディの名作を美しい舞台でお贈りします。
ピットは東京都交響楽団。岡崎大樹や元タカラジェンヌをはじめとする10人のダンサーたちのパフォーマンス。そして、ヴィオレッタ、アルフレード、ジェルモンをはじめとするキャスト陣がこの舞台でどう歌い演じるのか。どうぞご期待ください!!
初日組ゲネプロより アルフレード城 宏憲(左)とヴィオレッタ大村博美(撮影:三枝近志)
▼今回の公演について、稽古場および2/12に開催されたプレ・トークのレポートなどがウェブメディアに掲載されていますので、ご紹介いたします。
・初来日の新鋭指揮者登場!二期会《椿姫》いよいよ - チケットぴあ[クラシック オペラ・声楽]
・東京二期会『椿姫』/話題の新制作、マエストロ・サグリパンティを迎えトークショー「ワルツのリズムに耳を傾けて」 - SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス
・開幕直前!東京二期会《椿姫》稽古場レポート - WEBぶらあぼANNEX 東京二期会特設サイト
・原田 諒(演出)インタビュー〜宝塚歌劇団所属演出家が手掛ける《椿姫》 - WEBぶらあぼANNEX 東京二期会特設サイト
それでは、期間中の公演当日のご案内を致します。 【2/18(水)18:00掲載】
2020都民芸術フェスティバル参加公演
《東京二期会オペラ劇場》 2020年2月公演
ジュゼッペ・ヴェルディ作曲 『椿姫』 オペラ全3幕
<日本語字幕付原語(イタリア語)上演>
指揮:ジャコモ・サグリパンティ/演出:原田 諒
当日券と公演タイムテーブルのご案内
2月19日 (水) 2月20日 (木) 2月22日 (土) 2月23日 (日・祝)
当日券 S A B C 学 S A B C少 学 S A B 学 S A B 学
当日券販売 /窓口受付 17:00~ 12:30~ 12:30~ 12:30~
開場 17:30 13:00 13:00 13:00
開演 18:30 14:00 14:00 14:00
前 半 第1幕・第2幕1場 約80分 途中3分程の舞台転換がございます
休憩 25分 19:50~20:15 15:20~15:45 15:20~15:45 15:20~15:45
後 半 第2幕2場・第3幕 約60分 途中4~5分程の舞台転換がございます
終演予定 21:20 16:50※ 16:50 16:50
東京文化会館 =アクセス= <JR>
[山手線][京浜東北線][上野東京ライン][宇都宮・高崎線][常磐線]
[東北・上越・北陸・秋田・山形新幹線]=「上野駅」公園口から徒歩1分
<地下鉄>
[銀座線][日比谷線]=「上野駅」7番出口から徒歩5分
<京成電鉄>
[京成本線]=「京成上野駅」正面口から徒歩6分
お車でご来場のお客様は東京文化会館ウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - 東京文化会館|来場者の皆様へ
◆上記、販売予定当日券は18日18:00現在の情報 です。以降の販売状況により公演当日より前に販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆学生席(28歳未満の学生の方が対象、2,000円)は全日程ご用意がございます。ご予約は公演の「前営業日まで」に二期会チケットセンター(電話・ネット予約)にてお申し込みください。
◆今回の公演では「当日学生席」 を発売致します。公演当日開演90分前より開場受付にて2,500円 で発売致します。ご希望の方はご本人の学生証を必ずお持ちください。
◆公演タイムテーブルは、当日の演奏・進行によりずれる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
※…2/20(木)公演では終演後に平日マチネ・スペシャルイベントとして、本公演の演出 原田 諒による「アフタートーク」を開催致します。2/20(木)公演のチケットをお持ちのお客様は無料でご参加いただけます。
▼『椿姫』公演情報ページはこちら
・2020年2月公演 G.ヴェルディ『椿姫』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年2月19日(水)18:30、20日(木)14:00、22日(土)14:00、23日(日・祝)14:00 東京文化会館 大ホール
指揮:ジャコモ・サグリパンティ/演出:原田 諒/管弦楽:東京都交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会、公益社団法人日本演奏連盟
・都民芸術フェスティバル2020参加公演
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
バレンタイン☆Chocoっと企画
まもなくバレンタイン♥ デーですね。
3月12日(木)紀尾井ホールでの公演に向け、ハンサム四兄弟(宮本益光、加耒 徹、近藤 圭、与那城 敬)へのメッセージや質問を募集します。
当日ご来場できない方もご参加OK !
お贈りいただいたメッセージやご質問には、ハンサム四兄弟からできる限り回答させていただきます。
皆様のお気持ちをお待ちしております。
* * *
[募集期間] 2020年2月3日(月)~2月14日(金)
[応募方法] 専用の「メッセージフォーム」から承ります。
[メッセージ例]
「SS券を購入しました!コンサートも楽しみですがティーパーティも本当に楽しみ!!」
「私は宮本さんのファンですが、前回の公演で与那城さんのスキップを見てから与那城さんのことも気になっています。」
「ティーパーティでは一緒のテーブルに座ってもらえるのですか?」
「ドキドキです♡当日は何を着て行こうかな。」
[いただいたメッセージ・ご質問への回答について]
・SNS・ブログ・HPなどで、できる限り回答させていただきます。
・回答は公開となります。個別に回答・返信はいたしません。
・内容によっては回答を控えさせていただく場合がございます。
★メッセージをお送りいただくには、こちらから。
↓ ↓ ↓
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PDFちらし ■■■ 公演情報 ■■■
バリトン4名が贈るWhite Day
とびきり甘い夜2020
日時:2020年3月12日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:紀尾井ホール (東京都千代田区紀尾井町6番5号)
料金:(全席指定・税込) SS席15,000円、A席5,000円、B席2,500円
※SS席は出演歌手4名とのティーパーティー付
※S席とA席は二期会オペラ愛好会割引あり
※二期会オペラ愛好会割引は二期会チケットセンターのみの取扱い
※SS席は二期会チケットセンター電話受付のみの取扱い
※B席は舞台の一部が見えづらい場合がございます
出演:宮本益光(バリトン)、加耒 徹(バリトン)、近藤 圭(バリトン)、
与那城 敬(バリトン)、加藤昌則(ピアノ)
予定プログラム:(構成/宮本益光)
●恋する歌曲
F.P.トスティ 「愛して! 」(加耒)
R.シューマン 「献呈」(近藤)
S.カルディッロ 「カタリ カタリ(つれない心)」(与那城)
越谷達之助 「初恋」(宮本)
●ドン・ジョヴァンニ饗宴
カタログの歌(レポレッロ/近藤)
シャンパンの歌(ドン・ジョヴァンニ/宮本)
窓辺においで(ドン・ジョヴァンニ/加耒)
君たちの半分はこっちに行きたまえ(ドン・ジョヴァンニ/与那城)
●本気で勝負!オペラ・アリア対決!
マスネ 『エロディアード』より 「幻想のアリア」(加耒)
ヴァーグナー 『タンホイザー』より 「この気高き集いを見渡せば」(近藤)
ベッリーニ 『清教徒』より 「ああ、永久に私はあなたを失った」(与那城)
コルンゴルト 『死の都』より 「我が憧れ、我が幻」(宮本)
ほか
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・バリトン4名が贈るWhite Day とびきり甘い夜2020 - 主催・制作コンサート - 二期会21
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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美味しいものに目がないテノール大槻孝志が企画する“五感で愉しむ”コンサート。世界各国の歌曲、豪華なオペラアリアなどを、お料理仕立てでお届けします。
華と実力を兼ね備えるメゾソプラノ小林由佳のドイツリート、ピアノ松本和将さんが届けするリスト作曲「リゴレット・パラフレーズ」、ヴァイオリン上里はな子さんによる「タイスの瞑想曲」ほか、親しみやすい楽曲もたくさん。コンサートの時間以外も、お客様に楽しんでいただこうと、何やら思案中の大槻。きっと楽しい一夜になることでしょう。
* * *
■■■ 公演情報 ■■■
Hakuju サロン・コンサート vol.5
大槻孝志&小林由佳
~ 五感で愉しむ音のBistro ♪ ~ 『コスモポリタンな音楽晩餐会』
日時:2020年2月14日(金)19:00開演(18:30開場)
会場:Hakuju Hall 【アクセス 】
・小田急線「代々木八幡駅」南口より徒歩5分
・千代田線「代々木公園駅」出口1より徒歩5分
料金:全席指定 5,000円(税込)
出演:大槻孝志(テノール)、小林由佳(メゾ・ソプラノ)、松本和将(ピアノ)
スペシャル・ゲスト:上里はな子(ヴァイオリン)
▼予定プログラム等、詳しい公演情報はこちらをご覧ください
・Hakuju サロン・コンサート vol.5 大槻孝志&小林由佳 - ハクジュホール
●お問合せ・ご予約は
Hakuju Hallチケットセンター TE L03-5478-8700
10:00~18:00 火~土(祝日・休館日を除く)
期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
二期会アーティスト出演新春初回は、すでに二期会オペラでも活躍中のテノール北嶋信也が登場!2月の二期会サロンコンサートに先駆け、ソロ・ステージをお贈りします。
北嶋は海外派遣奨学生としてベルリンのフンボルト大学に留学し、チューリッヒ歌劇場インターナショナル・オペラ・スタジオにて研鑽を積み、同歌劇場で活躍し帰国。充実のときを迎えたその華やかな歌声をご堪能ください。
それでは今回のコンサートに向けて、北嶋から届きましたメッセージをご紹介いたします。
* * *
テノール 北嶋信也 ピアノ 浅野未麗
――声楽の道に進むことを決めたきっかけは?
声楽の道で生きていこうと決めたのは、25歳の大学院在学中にベルリンのフンボルト大学へ1年間留学して帰ってきた頃でした。
小学生の頃からピアノ、アルトサックス、作曲、歌と音楽に触れ合う機会は多かったと思います。当時は、漠然と音楽に関わる職業に就きたいと思っていましたが、大学、大学院にお世話になった声楽の師匠の影響でオペラの面白さに目覚めました。その時、一生やっても飽きないものをやっと見つけられたと思いました。ただ、これを職業として良いものかと悩み、ベルリンに1年間海外派遣奨学生として実際に見て、学んで来ようと思い、ドイツ語を猛勉強したのを覚えています。ベルリンでは、コレペティや声楽の先生にも恵まれ、毎日が充実していたと思います。1年間でコンサートやオペラを100公演以上見に行きました。そこで、オペラ、声楽の世界にどんどん引き込まれていき、今度は自分が舞台側の人間になるんだと決意し帰国しました。帰国後は、二期会の研修所で研鑽を積みながら、もう一度海外で勉強したいと思っていたところ、チューリッヒの歌劇場の研修生として機会を得て、2年間みっちり劇場のノウハウや舞台を体験させて頂きました。チューリッヒ歌劇場では、研修生も劇場の歌手とほぼ同じ扱いを受けて、本舞台で歌います。この経験は自分に取って一生の宝物です。チューリッヒ歌劇場の話も色々したいのですが、長くなりすぎてしまうので、また別の機会にお話出来ればと思います!
――自身の声種やレパートリー、目指す役などを教えて下さい
自分の声は、明るくて柔らかい音色だと思っています。テノールは若い役を演じる機会が多いので、自分の特性を生かしていきたいと思っています。コミカルな役もシリアスな役も演じ分けられる、歌い分けられる歌い手を目指しています。舞台では自分とは全く違うキャラクターを演じなければならない時もあります。でも、それが楽しいんです!
――今回のコンサートのテーマと選曲のポイントは?
今回のコンサートテーマは、お客様に楽しんで頂きたいという思いで選曲しました!!!
オペラ好きなら、クラシック好きなら聴いたことのあるメロディー、聴いたことが無くても楽しめるメロディー、テノールの高音が聴かせられる華やかな曲などオペラ、オペレッタ、カンツォーネ、歌曲から厳選したものをお届けしたいと思っています。
――共演ピアニストの浅野未麗さんについて
最近では、二人でリートデュオを組み、リートデュオ・リサイタルを行っています。彼女の演奏解釈、ピアノの音色には定評があります。歌に寄り添うピアニストだと思っています!
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■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第268回【二期会New Face】
北嶋信也テノールリサイタル ~君は我が心のすべて~
日時:2020年1月20日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,600円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:北嶋信也(テノール)、浅野未麗(ピアノ)
演奏予定曲:
グリーグ:「君を愛す」
トスティ:「可愛い口もと」
シューベルト:「セレナーデ」
ドニゼッティ:オペラ『愛の妙薬』より「人知れぬ涙」
レハール:オペレッタ『ジュディッタ』より「友よ、人生は生きる価値がある」
ほか
さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
(東京都港区新橋2-12-5 池伝ビルB1)
・JR「新橋駅」日比谷口より徒歩4分
・地下鉄銀座線「新橋駅」8番出口より徒歩4分
・地下鉄三田線「内幸町駅」A1出口より徒歩2分
3月12日(木)19時より紀尾井ホールで開演の、「バリトン4名が贈るWhite Dayとびきり甘い夜2002」。宮本益光、加耒 徹、近藤 圭、与那城 敬の“ハンサム四兄弟”が、この日来場されるお客様だけのために、素敵な歌の贈り物をお届けします。
今日は宮本益光よりメッセージが届きましたのでご紹介いたします!
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ハンサム四兄弟 PRESENTS
White Day とびきり甘い夜 ホワイトデーとは、バレンタインデーに女性からチョコなどを頂戴し、その返礼を行う日である…というのが一般的ですよね。なんと素晴らしいのでしょう。女性にお礼をお贈りできる日なんて。
そうです、私たち加耒 徹、近藤 圭、与那城 敬、そして宮本益光のオペラ歌手四兄弟は、お客様に日頃の感謝を込めて、皆様に歌のお礼をお贈りしたいのです。
レパートリーが重なるバリトン4人、貴女の名誉のために戦いましょう。
普段ならコンサートで取りあげないような歌の花束を貴女にお届けしましょう。
そして貴女を、とびきり甘い夜へと誘いましょう。
とってもハンサム、ちょっぴりオチャメな四兄弟が、本気の歌声で貴女をギュッ。もちろん男性のお客様も大歓迎。いつもより強めに握手だね。
それぞれが常に大舞台で活躍する仲良し四兄弟の集結を最も心待ちにしているのは私たち自身です。そこにお客様のとびきり甘いご声援をたまわりますと、それこそ私たち四兄弟、ホワイトデーを迎える準備にも気合が増すというものです。
皆様とともに過ごす甘い時間、どうぞご期待ください。
宮本益光
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PDFちらし ■■■ 公演情報 ■■■
バリトン4名が贈るWhite Day
とびきり甘い夜2020
日時:2020年3月12日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:紀尾井ホール (東京都千代田区紀尾井町6番5号)
料金:(全席指定・税込) SS席15,000円、A席5,000円、B席2,500円
※SS席は出演歌手4名とのティーパーティー付
※S席とA席は二期会オペラ愛好会割引あり
※二期会オペラ愛好会割引は二期会チケットセンターのみの取扱い
※SS席は二期会チケットセンター電話受付のみの取扱い
※B席は舞台の一部が見えづらい場合がございます
出演:宮本益光(バリトン)、加耒 徹(バリトン)、近藤 圭(バリトン)、
与那城 敬(バリトン)、加藤昌則(ピアノ)
予定プログラム:(構成/宮本益光)
●恋する歌曲
F.P.トスティ 「愛して! 」(加耒)
R.シューマン 「献呈」(近藤)
S.カルディッロ 「カタリ カタリ(つれない心)」(与那城)
越谷達之助 「初恋」(宮本)
●ドン・ジョヴァンニ饗宴
●本気で勝負!オペラ・アリア対決!
マスネ 『エロディアード』より 「幻想のアリア」(加耒)
ヴァーグナー 『タンホイザー』より 「この気高き集いを見渡せば」(近藤)
ベッリーニ 『清教徒』より 「ああ、永久に私はあなたを失った」(与那城)
コルンゴルト 『死の都』より 「我が憧れ、我が幻」(宮本)
ほか
▼公演詳細ページはこちら
・バリトン4名が贈るWhite Day とびきり甘い夜2020 - 主催・制作コンサート - 二期会21
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
おいしいビールとお食事とともに毎夜ヴァラエティ豊かなオペラのステージが展開しているアルテリーベ東京。毎週月曜日は、オペラ界期待の若手が登場し、ビュッフェ形式のお食事と飲み放題制のドリンクで人気の「月曜フレッシュコンサート」が開催されています。
今度12月9日(月)は、「二期会レコメンド」と冠し、東京二期会オペラ本公演のキャストによるコンサートをお届けします。
去る11月公演『天国と地獄』ヴィーナス役で二期会オペラデビューを飾ったソプラノ中野瑠璃子と、来る2020年4月『サムソンとデリラ』に老ヘブライ人役で出演予定のバスバリトン狩野賢一によるデュオ・ステージ。同じ群馬県出身の二人ですが、共演はこれが初めて。ピアノには清水 新が出演します。
出演の二人にオペラ公演のことと今回のステージについて、話を聞きました。
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まずは、デビューを果たしたばかりの中野瑠璃子から。
――中野さん、『天国と地獄』の舞台はいかがでしたか?
ソプラノ 中野瑠璃子
中野: 正直に申し上げまして、「天国と地獄ロス」です。
楽しい稽古場、音楽、演出、全て恋しいです。上演中は、お客様方の笑い声、拍手が耳に届くたび、喜びを感じていました。お笑いであるオペレッタですから、お客様に沢山笑っていただいて、とても嬉しかったです。最後の「運動会の曲(ギャロップ)」では、会場が一体となって盛り上がって、最高でした。ご来場いただきました皆さま、本当にありがとうございました。
続いて、狩野賢一は、〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉で2018年の『ノルマ』(オロヴェーゾ役)に続き、来年の同シリーズ『サムソンとデリラ』(老ヘブライ人役)でもバス妻屋秀和とのダブルキャストで出演します。
――狩野さん、公演にむけての意気込みを。
バスバリトン 狩野賢一狩野: 妻屋さんは僕にとって、学生時代からの憧れの人であり、舞台上のスターであり、はるか遠い存在でした。妻屋さんと初めてご一緒させていただいたのは、2015年の『魔笛』公演でした。そのときは稽古で一緒になることも少なく、なかなかお話しできる機会もなかったのですが、2017年『ばらの騎士』東京公演でカヴァーを務めさせていただいた際には色々なお話をさせていただき、第一線のバスとして活躍されている「生のアドヴァイス」を沢山いただけました。僕自身はカヴァーとしての役割を上手く果たせずご迷惑をお掛けしっ放しだったのですが、そんな中でも親身にお声を掛けて下さり、本当に有り難かったです。
そして、『ノルマ』では初めてダブルを組ませていただき、今回『サムソンとデリラ』で再び……数年前から考えてみると本当に夢のようで、大変光栄に感じています。
あまりにも偉大な先輩とダブルを組ませていただくのには難点もありまして、どうしても比べられてしまうのです。妻屋さんは常人離れした身体と能力を持っておられるので、常人の僕には「そんなの無理、無理!」と思うことも多々あります…が、今回もよーく観察して沢山盗みたいと思っています。
――それではお二人に、今回のアルテリーベのステージについて
中野: 狩野さんはバスバリトン、私はソプラノ・リリコのレパートリーを中心にお届けします。この組み合わせは私自身も初めてで、今から楽しみです。今日だけはオトナNightとの副題通り、バスバリトンとソプラノ・リリコ、オトナな渋い魅力を堪能していただきたく思っております!
狩野: 中野さんとは今回初めてご一緒させて頂きます。大変舞台映えのする容姿をお持ちの方で、このように優れた歌い手が同郷から出て来るということは大変嬉しいことですし、心強いです。良い意味で群馬県人らしからぬ(?)華やかさを、是非お楽しみ頂きたいです。そして僕の健気な引き立てっぷりもお見逃しなく(笑)!
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■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
【二期会レコメンド】急遽結成!瑠璃&賢~今夜だけはオトナnight~
日時:2019年12月9日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,600円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:中野瑠璃子(ソプラノ)、狩野賢一(バスバリトン)、清水 新(ピアノ)
演奏予定曲:
第1部
瑠: ツィーラー『観光案内人』より「愛する、美しいドナウの町」
賢: ブラームス〈5つの歌〉より 「アルテ・リーベ 昔の恋」
瑠: ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』より「あたりは静けさに包まれ」
賢: モーツァルト『フィガロの結婚』より 「もう飛ぶまいぞこの蝶々」
瑠&賢:ベッリーニ『清教徒』より「おお、愛する叔父さま」
…第2部につづく
さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
12月1日(日)、葉山町立福祉文化会館で開催されている葉山室内楽鑑賞会にて、二期会のアーティストによる『カルメン』『椿姫』という2大名作オペラの名曲をお届けします。
出演するのは、ソプラノ谷原めぐみ(『椿姫』ヴィオレッタ)、メゾソプラノ加藤のぞみ(『カルメン』タイトルロール)、テノール高田正人(『カルメン』ホセ、『椿姫』アルフレード)、バスバリトン加藤宏隆(『カルメン』エスカミーリョ、『椿姫』ジェルモン)。ピアノには三澤志保。
去る10月の神奈川県民ホール共同制作『カルメン』で鮮やかにタイトルロールを歌った加藤のぞみと、来年2月の東京二期会オペラ劇場『椿姫』主演デビューを飾る谷原めぐみが揃う貴重な機会!今シーズン注目のふたりのヒロインにぜひ会いにお越しください。
■■■ 公演情報 ■■■
葉山室内楽鑑賞会『カルメン』名曲集と『椿姫』ハイライト
日時:2019年12月1日(日) 14:30開演
会場:葉山町立福祉文化会館 【アクセス 】
(神奈川県三浦郡葉山町堀内2220番地)
料金:当日券 5,000円
お問合せ:0468-876-0787(葉山室内楽鑑賞会 峰松様)
ところで、冬の葉山なら、やっぱり穏やかで美しい海景色が眺められる神奈川県立近代美術館がおすすめです!コレクション展ではちょうど音楽にちなんだ企画「音をみる、色をきく 美術が奏でる音楽」が開催中。午前は美術館に立ち寄って、ランチは併設のカフェ・レストラン「オランジュ・ブルー」で。そして午後はオペラと、葉山で芸術なの一日を過ごされてみては。※美術館とホールは徒歩とバスで約20分、車なら10分以内です。
▼美術館の公式サイトはこちら
・葉山館 - 神奈川県立近代美術館
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▼『椿姫』公演情報ページはこちら
・2020年2月公演 G.ヴェルディ『椿姫』 - 東京二期会オペラ劇場
2020年2月19日(水)18:30、20日(木)14:00、22日(土)14:00、23日(日・祝)14:00 東京文化会館 大ホール
指揮:ジャコモ・サグリパンティ/演出:原田 諒/管弦楽:東京都交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会、公益社団法人日本演奏連盟
・都民芸術フェスティバル2020参加公演
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会アーティスト登場回は12月2日(月)。ソプラノ森川 史(もりかわ ふみ)とメゾソプラノ本多 都(ほんだ みやこ)がフレッシュな歌声を披露します!
では今回もコンサートに向けて、出演の二人からメッセージが届いておりますので、ご紹介いたします。
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ソプラノ 森川 史
――声楽の道に決めたときのことなど自己紹介を
はじめまして、ソプラノの森川 史です。
中学から合唱を、高校からは副科で声楽をやってはいましたが大学の途中までは声楽の道に進むことは全く考えていませんでした。しかし素晴らしい先生との出会いがあったり、その他様々な出来事が重なり気がつくと歌の世界にどっぷりと浸っていました。
――自身の声種やレパートリー、目指している役などを教えて下さい
ソプラノの中でも「レッジェーロ」と呼ばれる声種です。
R.シュトラウスの作品が好きで、研修所でも勉強した『アラベラ』のズデンカ、『ナクソス島のアリアドネ』のツェルビネッタ、『ばらの騎士』のゾフィーはいつか全幕演じてみたい役柄です。
また、ズデンカもそうですが、11月の『天国と地獄』でアンダースタディとして勉強したキューピッドなど少し変わった役にもとても魅力を感じます。
――今回のコンサートのテーマと選曲のポイントは?
プログラムを決めるにあたりまず始めに考えたのは、二人で演奏する二重唱の曲でした。それらを中心に他の曲を考えていくと、「花」と「愛」という二つのテーマが自然と浮かび上がり今回のタイトルとなりました。
――共演者をご紹介下さい
本多さんとは研修所のマスタークラスで出会い、一年間に二つの演目で共演しました。優しくしっかり者で歌も演技もいつも安定感があり、何度本多さんの歌と人柄に助けられたか分かりません。研修所修了後も公私共に関わりが深い大切な友人です。本日こうしてまた一緒に演奏出来ることを心から嬉しく思います。
また、本多さん演じる男役(ズボン役)はとても素敵でいつもクラスで大人気でした。本日のプログラムの中でも是非注目していただきたいポイントのひとつです。
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メゾソプラノ 本多 都――声楽の道に決めたきっかけはどんなものでしょうか?自己紹介をお願いします。
メゾソプラノの本多都と申します。
中学生の時に地元の町民ミュージカルに参加し、舞台に立つことの楽しさ、喜びを知りました。また、その時の歌唱指導の先生に「メゾソプラノは珍しいから。」という理由で声をかけていただき、声楽のレッスンにも通い始めたので、「だったら自分は歌で舞台に立ちたいな。」と思い、今に至ります。
――自身の声種やレパートリー、目指している役などを教えて下さい
メゾソプラノは、女性はもちろん、時には男性の役を演じることもある面白い声種です。男性役なら、『ばらの騎士』のオクタヴィアン、女性なら、『ウェルテル』のシャルロッテなどの役に憧れます。そのほか演じてみたい役は沢山ありますが、その時の自分に適した役を丁寧に勉強していきたいです。
――今回のコンサートについてテーマ、選曲のポイントをお教えください
共演させていただく森川さんと選曲の相談をする際、候補の曲をいくつか出したのですが、花と愛に関する曲が多いことに気がつきました。そこでテーマをシンプルに「花と愛」とし、プログラムの前半では「花」を、後半では「愛」を題材に、歌曲やオペラのナンバーを詰め合わせた構成にいたしました。
――共演者をご紹介下さい
森川さんは、二期会研修所のマスタークラスが同じで、年に3回ある試演会のうち、2回もご一緒させていただきました。『ナクソス島のアリアドネ』と『ばらの騎士』という、どちらもシュトラウスの大変難しい作品で、常に二人で試行錯誤していたからか、まるで古くからの親友のような、とてもマスタークラスで1年間一緒だっただけとは思えないほどの仲になったと感じています。そんな最も信頼している歌手の一人である森川さんと、こうしてまたご一緒できる機会をいただき、本当に嬉しいです。二人で素敵な時間をお届けできればと思います。
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■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第265回【二期会New Face】花と愛
日時:2019年12月2日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,600円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:森川 史(ソプラノ)、本多 都(メゾソプラノ)、大貫瑞季(ピアノ)
演奏予定曲:
ビゼー オペラ『カルメン』より 「ハバネラ」
ヴェルディ オペラ『リゴレット』より 「慕わしい人の名は」
R.シュトラウス オペラ『ばらの騎士』より 「けだかくも美しき花嫁に」(ばらの献呈)
ベッリーニ オペラ『カプレーティ家とモンテッキ家』より 「ああ、僕のジュリエッタ」
ほか
さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
いよいよ明日11月21日(木)から24日(日)まで日比谷の日生劇場にて、東京二期会オペラ劇場 J.オッフェンバック作曲オペレッタ『天国と地獄』を上演いたします。(4回公演)
これまでもブログ記事などで、稽古場の様子やキャストによる登場人物の紹介などをお伝えしてまいりましたが、隅から隅までとにかく愉しいプロダクションに仕上がっております!
VIDEO
指揮 大植英次より 開幕直前メッセージ!
▼今回の公演について、インタビューや稽古場取材記事などがウェブメディアに掲載されていますので、ご紹介いたします。
・かなり楽しい!二期会《天国と地獄》が21日開幕! - チケットぴあ[クラシック オペラ・声楽]
・出演者たちもハイテンション! 爆笑必至の愉快なオペレッタ、東京二期会『天国と地獄』 - SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス
・又吉秀樹(テノール) & 山本耕平(テノール)インタビュー〜東京二期会《天国と地獄》 - WEBぶらあぼANNEX 東京二期会特設サイト
・《天国と地獄》見どころ聴きどころ - WEBぶらあぼANNEX 東京二期会特設サイト
それでは、期間中の公演当日のご案内を致します。 【11/22(金)10:00更新】
《東京二期会オペラ劇場》 2019年11月公演
ジャック・オッフェンバック作曲 『天国と地獄』 (『地獄のオルフェ』)オペレッタ全2幕
<日本語訳詞上演(歌唱部分のみ字幕付)>
指揮:大植英次/演出:鵜山 仁
当日券と公演タイムテーブルのご案内
11月21日 (木) 11月22日 (金) 11月23日 (土・祝) 11月24日 (日)
当日券 S A B S A B(少) S A S A
当日券販売 /窓口受付 17:00~ 12:30~ 12:30~ 12:30~
ピロティ開場 17:30 13:00 13:00 13:00
開場 18:00 13:30 13:30 13:30
開演 18:30 14:00 14:00 14:00
第1幕 約90分
休憩 25分 20:00~20:25 15:30~15:55 15:30~15:55 15:30~15:55
第2幕 約60分
終演予定 21:25 16:55 16:55 16:55
日生劇場 =アクセス= <JR>
[山手線][京浜東北線]=「有楽町駅」日比谷口徒歩10分
<地下鉄>
[千代田線][日比谷線][都営三田線]=「日比谷駅」A13番出口徒歩1分
[有楽町線]=「有楽町駅」徒歩10分
[丸ノ内線]=「銀座駅」徒歩10分
お車のお客様は日生劇場ウェブサイトをご覧ください
>>アクセス - 日生劇場|東京・日比谷
◆上記、販売予定当日券は22日10:00現在の情報 です。以降の販売状況により公演当日より前に販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆学生席(前売のみ)は全日程ご用意がございます。ご予約は公演の「前営業日まで」に二期会チケットセンターへお電話にてお申し込みください。
◆公演タイムテーブルは、当日の演奏・進行によりずれる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
▼オペレッタ『天国と地獄』公演情報ページはこちら
・2019年11月公演 J.オッフェンバック オペレッタ『天国と地獄』 - 東京二期会オペラ劇場
2019年11月21日(木)18:30、22日(金)14:00、23日(土・祝)14:00、24日(日)14:00 日生劇場
指揮:大植英次/演出:鵜山 仁/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会アーティスト登場回は11月18日(月)。大内美佳(おおうち みか)&鷲津美帆(わしづ みほ)、二人のソプラノがフレッシュな歌声を披露します!
今回もコンサートに向けて、出演の二人からメッセージが届いておりますので、ご紹介いたします。
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ソプラノ 大内美佳
――声楽の道に決めたときのことなど自己紹介を
幼少期から歌う事が大好きでした。
音楽好きな母の影響もあり、幼稚園の頃初めて見たオペラに感動し、「オペラ歌手になりたい!」と母に言ったそうです。3歳からピアノを習い始め、小学6年生の頃、ピアノの先生から表現力をつける為に声楽を学ぶよう勧められました。声楽の先生に「いい声ね!」と褒められながら歌う事で表現できる楽しさを感じ、本格的に勉強したいと思うようになりました。
――自身の声種やレパートリー、目指している役などを教えて下さい
声種はリリコ・ソプラノです。『シモン・ボッカネグラ』のアメーリア、『イル・トロヴァトーレ』のレオノーラなど目指している役はたくさんありますが、一番の目標は研修所でも勉強させていただいた『蝶々夫人』の蝶々夫人です。
――今回のコンサートのテーマと選曲のポイントは?
これまで大事に歌ってきた各々のレパートリーを中心に、自分達が好きな歌、今歌いたい歌を中心に選びました。
ソプラノ二人ですが、声種の違うソプラノですので、それぞれのキャラクターを生かしたアリアや、重唱など、盛りたくさんでお送りできればと思っております。
――共演者をご紹介下さい
今回共演する鷲津さんは、二期会の研修所時代の同期で、一緒に切磋琢磨した仲間です。才色兼備であり、とても努力家な彼女の音楽に対する熱意や真摯な態度に良い刺激を受けています。研修所では一緒に歌う機会が無かったので、今回共演することができて嬉しいです!
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ソプラノ 鷲津美帆――自己紹介をお願いします。声楽の道に決めたきっかけはどんなものでしょうか?
声楽を始めたのは20代を過ぎてからで、普通大学の四年生の時に、卒業旅行でイタリアを訪れた際、野外オペラを観て”私もオペラの舞台に立ちたい!”と思ったのがきっかけです。人の声ってこんなにも人を感動させることができるんだ、と感銘を受けたことを鮮明に覚えています。
――自身の声種やレパートリー、目指している役などを教えて下さい
リリコ・レッジェーロです。性格的にも声的にも、明るいもの・コミカルなものが合うので、そういう役柄をレパートリーにしています。一番好きなキャラクターはデスピーナです。
――今回のコンサートについてテーマ、選曲のポイントをお教えください
共演者が決まった段階で、それぞれの声や性格の違いからくるキャラクターの対比を押し出していこうと決めていました。同じソプラノでも色んなタイプがあるんだなと感じていただければと思っています。
――共演者をご紹介下さい
共演の大内さんは、もともと持ち声が良いのでしょうが、しっかりと声の訓練を積んで来られた印象があります。性格はちょっとおっちょこちょいですが(笑)、自身の価値観をしっかり持っておられるので、筋が通っていて話しやすいです。
みなさまのご来場、心よりお待ちしております。
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■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第263回【二期会New Face】歌の贈り物
日時:2019年11月18日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,600円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:大内美佳(ソプラノ)、鷲津美帆(ソプラノ)、相田久美子(ピアノ)
演奏予定曲:
プッチーニ 歌劇『ラ・ボエーム』より 「私の名はミミ」
プッチーニ 歌劇『マノン・レスコー』より 「この柔らかなレースの中で」
モーツァルト 歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』より 「女も15になれば」
ドニゼッティ 歌劇『ドン・パスクワーレ』より 「騎士はあのまなざしを」
ほか
さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
二期会オペラ研修所には、予科・本科・マスタークラスの3年間の研修課程があり、現在125名の研修生が、それぞれの目標に向かって、日々研鑽に励んでいます。
第63期マスタークラス「大倉由紀枝クラス」「鹿野由之クラス」では現在、オペレッタ作品を日本語訳詞にて取り組んでいます。台詞やダンスも、随所に取り入れています。11月下旬の中期試演会が近づき、日頃の練習にもますます熱が入っています。
大倉クラスの授業風景より(J.シュトラウスII世『こうもり』のワンシーン)
さて、そのマスタークラス研修生たちの研修所での最終試験となる修了試演会が、2020年3月4日(水)、Hakuju Hallで行われます。
今回は、R.シュトラウス『ばらの騎士』、ヴェルディ『リゴレット』、ドニゼッティ『ドン・パスクワーレ』、マスネ『マノン』、をはじめ、オペラのハイライトシーンの数々をご披露いたします。
チケットは本日11月8日(金)より発売を開始致しました。全指定席で、完売も予想されますので、どうぞお求めはお早目に。
マスタークラス研修生44名の研鑽の成果を、ぜひご覧ください!
※演目・シーン等、プログラム詳細は後日改めてご案内します。
* * *
PDFちらし ■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ研修所
第63期マスタークラス修了試演会
開催日:2020年3月4日(水)
「大倉由紀枝クラス」12:30開演
「鹿野由之クラス」17:00開演
会場:Hakuju Hall 【アクセス 】
・小田急線 代々木八幡駅南口より 徒歩5分
・千代田線 代々木公園駅1番出口より 徒歩5分
料金:全席指定 各クラス1,500円(2クラスセット券 2,500円)
※クラスごとにチケットが必要です。
※クラスごとに入れ替えがございます。
※セット券は二期会チケットセンターのみの取扱
▼出演者等の公演情報ページはこちらです
・二期会オペラ研修所 第63期マスタークラス修了試演会 - 東京二期会
▼お問合せ・チケットご予約
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
▼チケットお取扱
・Hakuju Hallチケットセンター TEL 03-5478-8700
(10:00~18:00 火~土*祝日・休館日を除く)
期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会アーティスト登場回は10月28日(月)。石井飛鳥(いしい あすか)&和田美菜子(わだ みなこ)、二人のソプラノがフレッシュな歌声を披露します!
今回もコンサートに向けて、出演の二人からメッセージが届いておりますので、ご紹介いたします。
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ソプラノ 石井飛鳥
――声楽の道に決めたときのことなど自己紹介をお願いします
はじめまして。ソプラノの石井飛鳥と申します。
幼い頃に自分から親にお願いしてピアノを習わせてもらうほど、音楽が好きな子供でした。その頃から音楽に関わる仕事がしたいという気持ちを持ち続け、短大のピアノ科に進学しましたが、そこで必修科目だった副科声楽のレッスンで歌うことの楽しさに目覚め、声楽の先生から転科を提案され、声楽の道に進むことを決めました。また、その頃に声楽の先生が出演されていた二期会のオペラ公演を観にいき、オペラの魅力に惹かれたこともきっかけとなりました。
――自身の声種やレパートリー、目指している役などを教えて下さい
これまでは主にリリコソプラノの曲を歌ってきました。大学や二期会オペラ研修所などでは『ラ・ボエーム』のミミ、『椿姫』のヴィオレッタ、『夕鶴』のつう、『カプレーティ家とモンテッキ家』のジュリエッタ、『カルメン』のミカエラ、といった役を勉強させていただきました。
R.シュトラウスの曲が大好きなので『アラベラ』や『ばらの騎士』などは憧れの作品です。また、日本人なので日本語のオペラや歌曲も積極的に歌っていけたらと思っています。
――今回のコンサートのテーマと選曲のポイントは?
テーマは"恋する乙女"というタイトルの通り、オペラのヒロインたちによる愛の歌を中心に選曲しました。敷居が高いと思われがちなオペラですが、そこに登場するヒロインも恋をすれば普通の女の子と同じです。「この恋が叶わなければ死ぬわ!」というような普通より激しいことを言い放つ傾向はありますが…(笑)それでも恋をして舞い上がったり、叶わぬ想いに嘆き苦しんだりといった"恋する乙女"の姿は今も昔も変わりません。魅力溢れるヒロインたちが歌う恋の名曲をお聴きいただき、オペラをもっと身近に感じていただければ嬉しいです。
――共演者をご紹介下さい
今回、共演させていただくソプラノの和田美菜子さんは二期会オペラ研修所の同期で、共に切磋琢磨しながら勉強してきた仲間の1人です。初めて見た時、彼女の持つ上品な雰囲気に一目惚れしてしまったことを今でも覚えています。その時はクラスが違ったので話す機会はなかったものの、アリア試験などで見かける度に「あの麗しの美女だ…」と勝手に思っていたので、マスタークラスに進級して同じクラスになると分かった時は本当に嬉しかったです。約1年越しで念願叶っていざ話してみるととっても気さくでしっかり者な面もあり、また歌っている時には愛らしくてチャーミングな面も見せてくれます。今回は一緒に演奏できることになり、今からとっても楽しみです。
* * *
ソプラノ 和田美菜子――自己紹介をお願いします。声楽の道に決めたきっかけはどんなものでしょうか?
ソプラノの和田美菜子と申します。
私は幼少期より歌うのが大好きでした。小学生でヴァイオリンをはじめ、ジュニアオーケストラへ入団し、音楽高校へもヴァイオリンで進学をしました。将来の事を考えはじめた時に、自身の地声は特徴があるのではないか。と感じ、実は声優さんの道を考えたり、興味を持った時期もありました。
そんな中、音楽高校で声楽を始めると…
やはり唯一無二の声を使いたい!大好きな歌を歌いたい!とスイッチが入り声楽家へ転向することを決心したのがきっかけです。
――自身の声種やレパートリー、目指している役などを教えて下さい
私の声種はソプラノ・レッジェーロです。軽やかに動くアジリタを歌うのが好きです。
今後演じてみたい役は…チャーミングなキャラクターは自身に合っていると思うので、『こうもり』アデーレや『愛の妙薬』アディーナなどを演じてみたいです。夢は、R.シュトラウス『ばらの騎士』ゾフィーを全幕演じることです。
これからも表現に磨きをかけ、オペラの魅力を伝えられるような歌い手でありたいです。
――今回のコンサートについてお教えください
~秋の夜に紡ぐ愛の詩(うた)~ 副題は《恋する乙女》です。
第一部は、イタリア語・ドイツ語・フランス語の歌曲を中心に《乙女と夜》をテーマにお届けいたします。第二部では、恋をして成長してゆく女性たちをテーマにアリアを中心に選曲いたしました。それぞれの《恋する乙女》の心を表現したいと思います。
――共演者をご紹介下さい
共演者のソプラノ石井飛鳥さんとは、二期会研修所で本科在籍中に出会いました。とっても美人で、心優しくて、素晴らしい歌声の持ち主です。そんな素敵な飛鳥さんとご一緒できる機会を頂けて感謝しております。
本科の時は朝と夜でクラスが違った為、なかなかお話ができませんでしたが、度々すれ違うたびに「可愛らしくて素敵な子だな~」と思いながら密かに片思いをしていました。(笑)
マスターに進学した時に、やっと同じクラスになり意気投合したのを思い出します。
2人で奏でる音色・声色が、どのような音楽になるか今からとても楽しみです。
秋の夜に愛の詩(うた)を、紡いでいきたいと思います。ぜひ飲みに遊びにいらしてください!
心よりお待ちしております。
* * *
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第260回【二期会New Face】恋する乙女 ~秋の夜に紡ぐ愛の詩~
日時:2019年10月28日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,600円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:石井飛鳥(ソプラノ)、和田美菜子(ソプラノ)、松原裕子(ピアノ)
演奏予定曲:
グノー 歌劇『ロメオとジュリエット』より 「私は夢に生きたい」
プッチーニ 歌劇『ジャンニ・スキッキ』より 「私のお父さん」
ドビュッシー 「星の夜」
シューマン 「リーダクライス」作品39より 「月の夜」
ほか
さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
明日10月13日(日)神奈川県横須賀市にある「よこすか芸術劇場」にて、東京二期会オペラ劇場 G.プッチーニ作曲オペラ『蝶々夫人』を上演いたします。
このたびの公演は、宮本亞門演出によるニュープロダクション。10月3日~6日に東京文化会館で開催された東京公演ではご来場いただいた大変多くのお客様から、大喝采、ご高評を頂戴いたしました。そして本プロダクションは来年以降、ドレスデン、コペンハーゲン、サンフランシスコ旅立ちます。明日の横須賀公演はその前の国内最後となる公演です。
今年一番の話題となった本公演をまだご覧でない方も、東京でご覧いただいてもう一度ご覧になりたい方も、ぜひ明日の横須賀公演へお越しください。
尚、今回は台風19号の接近・通過に伴う交通機関への影響から、12日正午までに発表された鉄道各社の運行情報を鑑み、開演時刻を予定より30分遅らせ、15:30開演と致します。何卒ご了承くださいませ。
第1幕より(撮影:三枝近志)
▼東京公演のレポートが、各ウェブメディアに掲載されていますので、ご紹介いたします。
・【公演レポート】宮本亜門演出、東京二期会オペラ「蝶々夫人」が横須賀へ - ステージナタリー
・日本人の美意識で描く宮本亞門演出のオペラ「蝶々夫人」が開幕、高田賢三手掛ける衣装が舞台彩る - FASHIONSNAP.COM
【28歳未満の学生さんに朗報!】
通常、公演当日には発売しておりません二期会オペラの学生席について、横須賀での上演を記念して、今回に限り公演当日にも発売致します!
お値段は変わらず2,000円で、13:45より会場受付にて発売です。学生証を忘れずにお持ちの上、ぜひご来場ください。
それでは、期間中の公演当日のご案内を致します。 【10/12(土)15:00掲載】
ザクセン州立歌劇場(ゼンパーオーパー・ドレスデン)、デンマーク王立歌劇場およびサンフランシスコ・オペラとの共同制作公演
《東京二期会オペラ劇場》 横須賀公演
ジャコモ・プッチーニ 作曲 『蝶々夫人』 オペラ全3幕
<日本語および英語字幕付原語(イタリア語)上演>
指揮:アンドレア・バッティストーニ/演出:宮本亞門
当日券と公演タイムテーブルのご案内
10月13日(日)
当日券 S A B C 学
当日券販売 /窓口受付 13:45~
開場 14:15
開演 15:30
第1幕 約55分
休憩 25分 16:25~16:50
第2・3幕 約85分
終演予定 18:15
よこすか芸術劇場 =アクセス= <京浜急行>
[京急本線]=「汐入駅」から徒歩1分
<JR>
[横須賀線]=「横須賀駅」から徒歩8分
お車でご来場のお客様は横須賀芸術劇場ウェブサイトをご覧ください
>>アクセス - 横須賀芸術劇場
◆上記、販売予定当日券は11日18:00現在の情報 です。以降の販売状況により公演当日より前に販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆今回の公演において学生席は、当日券のご用意がございます。(28歳未満の学生の方が対象) お求めの際は、有効の学生証のご提示が必要ですので、忘れずにご持参ください。
◆公演タイムテーブルは、当日の演奏・進行によりずれる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
▼オペラ『蝶々夫人』横須賀公演情報ページはこちら
・2019年10月公演 G.プッチーニ『蝶々夫人』〈横須賀公演〉 - 東京二期会オペラ劇場
2019年10月13日(日)15:30 よこすか芸術劇場
指揮:アンドレア・バッティストーニ/演出:宮本亞門/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉文化庁、公益財団法人東京二期会
←公演当日でも前売券がお求めいただけます。(学生席を除く) 24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取のインターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
いよいよ明日10月3日(木)から6日(日)まで東京文化会館大ホールにて、東京二期会オペラ劇場 G.プッチーニ作曲オペラ『蝶々夫人』を上演いたします。(4回公演)
このたびの公演は、宮本亞門演出によるニュープロダクション。ドイツのザクセン州立歌劇場(ゼンパーオーパー・ドレスデン)、デンマーク王立歌劇場、そしてアメリカのサンフランシスコ・オペラとの共同制作で、そのワールドプレミエとなります。また、国内では10月13日(日)にも、よこすか芸術劇場で上演。日本でプッチーニのオペラを初めて指揮するアンドレア・バッティストーニ、髙田賢三による新デザインの衣裳も大注目です。
稽古場にて 指揮アンドレア・バッティストーニと演出宮本亞門(撮影:西原朋未)
▼今回の公演について、インタビューや稽古場の様子が取材され、ウェブメディアに掲載されていますので、ご紹介いたします。
・東京二期会×宮本亞門『蝶々夫人』 ”悲劇の女性”を覆しガラスの箱から飛び立った21世紀の蝶々さんは必見! - SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス
・演出家、宮本亞門にきく~オペラとミュージカルの違い、《蝶々夫人》で描くテーマ - Webマガジン「ONTOMO」
・髙田賢三(衣裳) × 大村博美(ソプラノ) インタビュー〜衣裳から紐解く、新しい《蝶々夫人》 - WEBぶらあぼANNEX 東京二期会特設サイト
それでは、期間中の公演当日のご案内を致します。 【10/2(水)19:00掲載】
ザクセン州立歌劇場(ゼンパーオーパー・ドレスデン)、デンマーク王立歌劇場およびサンフランシスコ・オペラとの共同制作公演
《東京二期会オペラ劇場》 2019年10月公演
ジャコモ・プッチーニ 作曲 『蝶々夫人』 オペラ全3幕
<日本語および英語字幕付原語(イタリア語)上演>
指揮:アンドレア・バッティストーニ/演出:宮本亞門
当日券と公演タイムテーブルのご案内
10月3日 (木) 10月4日 (金) 10月5日 (土) 10月6日 (日)
当日券 S A B C S A B C S A B C S A B
当日券販売 /窓口受付 17:00~ 12:30~ 12:30~ 12:30~
開場 17:30 13:00 13:00 13:00
開演 18:30 14:00 14:00 14:00
第1幕 約55分
休憩 25分 19:25~19:50 14:55~15:20 14:55~15:20 14:55~15:20
第2・3幕 約85分
終演予定 21:15 16:45 16:45 16:45
東京文化会館 =アクセス= <JR>
[山手線][京浜東北線][上野東京ライン][宇都宮・高崎線][常磐線]
[東北・上越・北陸・秋田・山形新幹線]=「上野駅」公園口から徒歩1分
<地下鉄>
[銀座線][日比谷線]=「上野駅」7番出口から徒歩5分
<京成電鉄>
[京成本線]=「京成上野駅」正面口から徒歩6分
お車でご来場のお客様は東京文化会館ウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - 東京文化会館|来場者の皆様へ
◆上記、販売予定当日券は2日18:00現在の情報 です。以降の販売状況により公演当日より前に販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆学生席(前売のみ)は全日程ご用意がございます。ご予約は公演の「前営業日まで」に二期会チケットセンターへお電話にてお申し込みください。
◆公演タイムテーブルは、当日の演奏・進行によりずれる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
◆10月13日(日)の横須賀公演の当日情報につきましては後日ご案内致します。
▼オペラ『蝶々夫人』公演情報ページはこちら
・2019年10月公演 G.プッチーニ『蝶々夫人』〈東京公演〉 - 東京二期会オペラ劇場
2019年10月3日(木)18:30、4日(金)14:00、5日(土)14:00、6日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
指揮:アンドレア・バッティストーニ/演出:宮本亞門/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉文化庁、公益財団法人東京二期会
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
北とぴあ さくらホールにて毎年開催している「二期会オペラ研修所コンサート」。
今年は、宮本益光(第65期予科宮本クラス主任)が企画構成/司会を務め、リニューアル。
マスタークラス・本科・予科、全7クラスから選抜された研修生15名が、賛助出演の研修所講師3名とともに、オペラ・アリアや重唱の数々をお届けします!
コンサートに向けて、宮本からのメッセージをご紹介します。
「どんな音楽家にも「初めて」はあり、その「初めて」を導く存在があり、そしてその始まった道は果てしない深淵へと続きます。
二期会オペラ研修所で学ぶ音楽家、まさにこれからと言うオペラ歌手の未来は、私たち研修所の講師にとって希望であり、彼らと共に学ぶことはかけがえのない瞬間の繰り返しです。そして私たち講師は、彼らとの時から逆にたくさんのことを学んでいます。
今回のコンサートは、その原石(研修生)たちと、それを共に磨き合う講師たちとのステキな共演です。いいえ、原石とは言え、しっかりとした実力を携えた成績優秀な若者たち。彼らとの学び舎から創られた音楽、私たちの芸の道を感じ、楽しんで頂けたら幸いです。
しかし「先生」と呼ばれながら舞台に一緒に立つなんて…いつも以上に緊張します。」
そしてこの度、予定プログラム全曲が決定しましたのでご案内いたします。
チケット好評発売中です。良いお席はお早目に。ぜひご期待ください!
* * *
公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
《北とぴあ国際音楽祭2019 関連公演》
第96回 二期会オペラ研修所コンサート
「オペラのススメ」Encouragement of OPERA
日時:2019年11月15日(金) 18:30開演(18:00開場)
会場:北とぴあ さくらホール
(JR京浜東北線王子駅北口徒歩2分・地下鉄南北線王子駅5番出口前)
料金:(全席指定)A席¥3,000、B席¥2,000
《チケット発売中》
出演と予定プログラム:(企画構成・司会:宮本益光) S=ソプラノ、M=メゾソプラノ、T=テノール、Br=バリトン
<第1部>
第65期予科
1. J.シュトラウスII世 『こうもり』より “侯爵様、あなたのようなお方は” S根本璃音
2. ロッシーニ 『セビリアの理髪師』より “私は町のなんでも屋”
Br宮下嘉彦
3. モーツァルト 『ドン・ジョヴァンニ』より “お手をどうぞ” ツェルリーナ:S根本璃音、ドン・ジョヴァンニ:Br宮本益光(講師)
4. モーツァルト『コジ・ファン・トゥッテ』より “素敵なセレナードを” フェランド:T鈴木 准(講師)、グリエルモ:Br宮下嘉彦、ドン・アルフォンソ:Br宮本益光(講師)
第64期本科
5. レハール 『ロシアの皇太子』より “誰かがきっとやってくる” S杉山紗英
6. グノー 『ファウスト』より “宝石の歌” S石野真帆
7. ヴェルディ 『ドン・カルロ』より “私は死んでゆきますが” Br室岡大輝
8. モーツァルト 『フィガロの結婚』より “そよ風に寄せる”(手紙の二重唱) スザンナ:S杉山紗英、伯爵夫人:S増田のり子(講師)
9. モーツァルト 『ドン・ジョヴァンニ』より “信用してはいけません、不幸な御方よ” ドンナ・エルヴィーラ:S石野真帆、ドン・ジョヴァンニ:Br室岡大輝、 ドンナ・アンナ:S増田のり子(講師)、ドン・オッターヴィオ:T鈴木 准(講師)
第63期マスタークラス
10. トマ 『ミニヨン』より “私はティターニア” S傳田実咲
11. グノー 『ロメオとジュリエット』より “神よ!恐ろしい戦慄が” S小村知帆
12. マスネ 『マノン』より “瞳を閉じると見える、慎ましい隠れ家が” T山中志月
13. モーツァルト 『フィガロの結婚』より “ひどいぞ!どうして今まで私を” スザンナ:S小村知帆、伯爵:Br室岡大輝(本科)
14. モーツァルト 『魔笛』より “パ、パ、パ” パパゲーナ:S傳田実咲、パパゲーノ:Br宮本益光(講師)
<第2部>
第63期マスタークラス
15. プッチーニ 『ラ・ボエーム』より “ああミミ、君はもう戻ってこない” ロドルフォ:T秋山和哉、マルチェッロ:Br菅原洋平
16. サン=サーンス 『サムソンとデリラ』より “恋よ! 弱い私に力を貸して” M櫻井陽香
17. マスネ 『ウェルテル』より “何故私を目覚ますのか春風よ” T宮脇 臣
18. チレア 『アドリアーナ・ルクヴルール』より “苦い喜び、甘い責め苦” M長田惟子
19. プッチーニ 『ラ・ボエーム』より “冷たき手を” T秋山和哉
20. モーツァルト 『ドン・ジョヴァンニ』より “ああ、何という痛ましい光景が” ドンナ・アンナ:S角南有紀、ドン・オッターヴィオ:T鈴木 准(講師)
21. モーツァルト 『コジ・ファン・トゥッテ』より
“このハートをあなたに差し上げます” ドラベッラ:M櫻井陽香、グリエルモ:Br宮本益光(講師)
22. モーツァルト 『コジ・ファン・トゥッテ』より
“もうすぐ誠実な許婚の胸に” フェランド:T山中志月、フィオルディリージ:S増田のり子(講師)
23. ヴェルディ 『リゴレット』より “いつかあなたに会ったときから” ジルダ:S金治久美子、マッダレーナ:M長田惟子、マントヴァ公爵:T宮脇 臣、 リゴレット:Br菅原洋平
24. プッチーニ 『ラ・ボエーム』より “あなたの愛の呼ぶ声に” S角南有紀
25. モーツァルト 『魔笛』より “恐れることはない、若者よ” S金治久美子
26. コルンゴルト 『死の都』より “我が憧れ、我が幻” Br菅原洋平 【ピアノ】 山口佳代
▼コンサート概要ページはこちら
・第96回 二期会オペラ研修所コンサート - 東京二期会
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
▼北とぴあ国際音楽祭(2019年11月4日(月・休)~12月1日(日))の情報はこちら
・北とぴあ国際音楽祭2019 - 公益財団法人 北区文化振興財団
*車椅子席をご希望の方は、発売日より公演一週間前までに、公益財団法人北区文化振興財団 03-5390-1221へご予約ください(席数に限りがございます)。
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の【二期会New Face】登場回は9月16日(月・祝)。ソプラノ上石知加子とバリトン田中夕也による「瀬戸内の風に乗せて」をお贈りします!
上石は山口県岩国市出身、田中は瀬戸内海を挟んで四国 香川県の出身。瀬戸内の穏やかな気候に育まれた二人による心洗われる名曲の数々。秋の優美な時間を清新な歌声の生演奏でお楽しみください。
ソプラノ 上石知加子 バリトン 田中夕也
コンサートに向けて、出演の二人からのコメントをご紹介します。
* * *
上石: アルテリーベ東京の月曜フレッシュコンサートに二期会オペラ研修所第61期を修了した同期の田中夕也さんと出演します。是非聴きにいらしてくださいませ。ご予約お待ちしております。
田中: 2019年6月、有り難いことに第37回ソレイユ声楽コンクールにて第二位をいただく事ができました!
そして、この度のアルテリーベ月曜フレッシュコンサートでは、同期の上石知加子さんと
また昨年、学部生の頃から憧れだった、大学院オペラで演じたモーツァルト『魔笛』パパゲーノ役を演じることができました。
アルテリーベでは、まず1曲目をパパゲーノとパパゲーナの楽しい「パパパ」の二重唱(ドイツ語原語歌唱)で開始します。その他にも大好きなオペラアリア、名曲の数々や、美しい歌曲、2部では、オペラセリアの代表作、ドニゼッティ作曲 歌劇『ランメルモールのルチア』からの聴きどころを二重唱「こちらにおいで、ルチア」などをお届けします。
* * *
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第254回【二期会New Face】瀬戸内の風に乗せて
日時:2019年9月16日(月・祝) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:上石知加子(ソプラノ)、田中夕也(バリトン)、相田久美子(ピアノ)
演奏予定曲:
モーツァルト オペラ『魔笛』より 「パパパの二重唱」
ドニゼッティ オペラ『ランメルモールのルチア』より 「こちらへおいで、ルチア」
ドニゼッティ オペラ『シャモニーのリンダ』より 「この心の光」
ワーグナー オペラ『タンホイザー』より 「夕星の歌」
ほか
さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
東急百貨店 渋谷・本店で今週末から開催される「東急百貨店2019年秋冬新作コレクション 錦裳会」。その最終日9月9日(月)のイベントに、東京二期会オペラ劇場『蝶々夫人』の指揮アンドレア・バッティストーニと蝶々夫人役 大村博美、ピンカートン役 樋口達哉が登場します!
メインステージは17時から。渋谷・本店の屋上プレミアムビアガーデンに特設されたステージで「秋空の音楽会」と題して開催されます(ワンドリンク制)。
指揮のバッティストーニのトークと本キャストによるミニ・コンサート!ぜひお酒を飲みながら、涼やかな夕暮れどきの空の下で、特別なひとときをお気軽にお楽しみください。
「秋空の音楽会」は、東急百貨店と東京フィルハーモニー交響楽団とのコラボで、7日(土)、8日(日)にも開催。詳しくは東急百貨店の公式ホームページでご確認ください。
さらに9日(月)は、15時から百貨店1階正面口の特設スペースにてプレ・コンサートも開催。こちらには、蝶々夫人役カヴァーの梶田真未、ピンカートン役カヴァーの前川健生が登場予定。渋谷の街に向かって響き渡る歌声をどうぞお楽しみに。
■■■ イベント情報 ■■■
東急百貨店 2019年秋冬新作コレクション 錦裳会
特別イベント「秋空の音楽会~東京二期会オペラ劇場『蝶々夫人』スペシャルイベント」
日時:2019年9月9日(月) 17:00より(16:00開場予定)※上演約30分
会場:東急百貨店 渋谷・本店 屋上プレミアムビアガーデン
※会場にてお飲み物をご注文いただきます(有料)
※当日14:00~15:00、3階イベントサロンにて、当日分の座席指定券を先着50枚配布いたします(お一人様2枚まで)
※座席指定券不要の立ち見ゾーンあり(混雑時は入場制限となることがあります)
※雨天の場合、座席指定券は配布せず、1階正面口特設スペースでの開催(お飲み物、お席のご用意はございません)
出演:アンドレア・バッティストーニ(お話)
大村博美(ソプラノ)、樋口達哉(テノール)、湯浅加奈子(ピアノ)
秋空の音楽会 プレイベント<オペラミニコンサート>
日時:2019年9月9日(月) 15:00より ※約15分
会場:東急百貨店 渋谷・本店 1階正面口特設スペース
※ご鑑賞無料、予約不要
出演:梶田真未(ソプラノ)、前川健生(テノール)、湯浅加奈子(ピアノ)
▼イベントの詳しい情報はこちらをご覧ください
・2019 錦裳会|イベント - 東急百貨店公式ホームページ
* * *
▼東京二期会『蝶々夫人』の本公演情報はこちらから 《チケット発売中!》
・〈ザクセン州立歌劇場とデンマーク王立歌劇場との共同制作公演〉2019年10月公演 G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会オペラ劇場
2019年10月3日(木)18:30、4日(金)14:00、5日(土)14:00、6日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
2019年10月13日(日)15:00 よこすか芸術劇場
指揮:アンドレア・バッティストーニ/演出:宮本亜門/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉文化庁、公益財団法人東京二期会/〈制作〉公益財団法人東京二期会
●本公演のお問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
総重量500kgの大きくて優しい声楽+ピアニストによる大人気の5人組、IL DEVU(イル・デーヴ)が、今年秋も9月20日(金)の新潟・三条を皮切りに、長野・松本、大分、大阪・茨木、東京・渋谷、千葉・浦安、愛知・岡崎の全国各地でコンサートを開催します。
結成から9年。全員がオペラ、コンサートの第一線で活躍する、テノール望月哲也、大槻孝志、バリトン青山 貴、バスバリトン山下浩司、そして彼らが全幅の信頼をおく、心優しく、美しい音色のピアニスト河原忠之が作り出す響き。
心あたたまる歌のコンサートに、ぜひお出かけください。
IL DEVU (左から望月哲也、大槻孝志、青山 貴、山下浩司、河原忠之)
■■■ 公演情報 ■■■
◆三条公演(新潟県)
三条別院 あかりコンサート
日時:2019年9月20日(金)18:45開演(18:30開場)
会場:三条別院本堂(新潟県三条市本町2-1-57)
問合:ステージえんがわ 070-2827-8887
▼コンサート情報ページ
・三条別院あかりコンサート2019開催(IL DEVUと三条声明会出演) - 三条教区・三条別院
◆松本公演(長野県)
IL DEVU(イル・デーヴ) 松本場所
日時:2019年9月22日(日)16:00開演(15:30開場)
会場:松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)
問合:松本市音楽文化ホール 0263-47-2004
▼コンサート情報ページ
・IL DEVU(イル・デーヴ) 松本場所 - 松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)
◆大分公演(大分県)
ワンコインリレーコンサート イル・デーヴ 声楽アンサンブル
日時:2019年10月2日(水)
[昼公演]未就学児対象公演 15:00開演(14:30開場)
[夜公演]一般公演(※未就学児入場不可) 19:00開演(18:30開場)
会場:iichiko総合文化センター iichiko音の泉ホール
問合:iichiko総合文化センター 097-533-4004
▼コンサート情報ページ
・ワンコインリレーコンサート イル・デーヴ 声楽アンサンブル|財団主催・共催事業 - iichiko総合文化センター
◆茨木公演(大阪府)
IL DEVUコンサート<茨木場所>
日時:2019年10月5日(土)14:00開演(13:30開場)
会場:茨木市市民総合センター(クリエイトセンター)センターホール
問合:(公財)茨木市文化振興財団 072-625-3055
▼コンサート情報ページ
・IL DEVUコンサート<茨木場所> - 茨木市文化振興財団
◆Hakuju Hall公演(東京都渋谷区)
IL DEVU リサイタル ~熟成された声~
日時:2019年10月
9日(水)19:00開演(18:30開場)【チケット完売】
12日(土)17:00開演(16:30開場)【チケット完売】
会場:Hakuju Hall(ハクジュホール)
問合:Hakuju Hallチケットセンター 03-5478-8700
▼コンサート情報ページ
・IL DEVU リサイタル - ハクジュホール
◆浦安公演(千葉県)
総重量約500kgの重量級クラシック・ボーカル・グループ IL DEVU イル・デーヴ
日時:2019年11月3日(日・祝)14:00開演(13:30開場)
会場:浦安音楽ホール コンサートホール
問合:浦安音楽ホール 047-382-3035
▼コンサート情報ページ
・IL DEVU イル・デーヴ|公演・イベント案内 - 浦安音楽ホール
◆岡崎公演(愛知県)
ようこそコロネットシリーズ IL DEVU(イル・デーヴ)コンサート
日時:2019年11月30日(土)15:00開演(14:30開場)
会場:岡崎市シビックセンター コンサートホール
問合:岡崎市シビックセンター 0564-72-5111
▼コンサート情報ページ
・ようこそコロネットシリーズIL DEVU(イル・デーヴ)コンサート|イベント詳細 - 岡崎市シビックセンター
いよいよ明日9月1日(日)、横浜みなとみらいホール大ホールにて、二期会シーズン・オープニング・コンサート V.ベッリーニ作曲オペラ『清教徒』(演奏会形式)を公演いたします。
指揮はヨーロッパで250もの公演を指揮し、現在フランクフルト歌劇場で活躍する注目の指揮者、森内 剛。物語のヒロイン、エルヴィーラ役はウィーン・フォルクスオーパーの専属歌手として活躍し、カターニャのベッリーニ大劇場でも当役を演じたソプラノ幸田浩子。その恋人アルトゥーロ役はベルカント・オペラを得意とする超絶高音の持ち主、テノール大澤一彰。今回演奏の最後に出てくる音で、世界でも歌えるテノール歌手は極めて稀という超高音「ハイF」を実声でお聴きいただけます。そして恋敵リッカルド役は10年にわたりウィーン国立歌劇場の専属ソリストを務めた甲斐栄次郎。その他ソリストには、ジョン ハオ、峰 茂樹、加藤のぞみ、伊藤達人。そして管弦楽は神奈川フィルハーモニー管弦楽団と、ベッリーニの最高峰オペラを最高の布陣でお贈りします。
本公演は1日限りの演奏会、どうぞお聴き逃しなく!
それでは、公演当日のご案内です。 【8/31(土)19:00掲載】
二期会シーズン・オープニング・コンサート
ヴィンチェンツォ・ベッリーニ作曲 『清教徒』 オペラ全3幕
<演奏会形式・日本語字幕付原語(イタリア語)上演>
指揮:森内 剛/管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
当日券と公演タイムテーブルのご案内
9月1日(日)
当日券 S・A・B・C
当日券販売 /窓口受付 13:30~
開場 14:00
開演 14:30
第1幕 約70分 休憩 20分 15:40~16:00
第2・3幕 約85分 終演予定 17:25
横浜みなとみらいホール =アクセス= <東急東横線直通~みなとみらい線>
「みなとみらい駅」クイーンズスクエア横浜連絡口より徒歩3分
<JR京浜東北・根岸線/横浜市営地下鉄>
「桜木町駅」動く歩道からランドマークプラザ経由でクイーンズスクエア1階奥(徒歩12分)
駅からのアクセス方法・お車でご来場のお客様は横浜みなとみらいホールのウェブサイトをご覧ください
>>交通・アクセス - 横浜みなとみらいホール
◆上記、販売予定当日券は8月31日18:00現在の情報 です。以降の状況により販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆公演タイムテーブルは、当日の演奏・進行により若干変わる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
▼オペラ『清教徒』公演情報ページはこちら
・二期会シーズン・オープニング・コンサート V.ベッリーニ『清教徒』 - 東京二期会
2019年9月1日(日)14:30 横浜みなとみらいホール 大ホール
〈主催〉公益財団法人東京二期会、株式会社二期会21
〈共催〉公益財団法人神奈川フィルハーモニー管弦楽団
←公演当日も前売券が開演時間の1時間前までお求めになれます! 24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取のインターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
二期会オペラ研修所では、予科・本科・マスタークラスの3年間の研修課程のなかで、現在125名の研修生が、日々切磋琢磨しています。
「二期会オペラ研修所コンサート」は、定期試験により選抜された成績優秀者が出演するコンサートです。今年も、公益財団法人北区文化振興財団と東京都北区のご協力を得て、11月に開催いたします。
今回は、宮本益光(第65期予科主任)が企画と司会を務め、全7クラスの研修生15名が、オペラの名場面より、アリアや重唱の数々をお届けします。
そして重唱には、3名の研修所講師、宮本、増田のり子(第63期マスター鹿野クラス副主任)、鈴木 准(第63期マスター鹿野クラス講師)が賛助出演いたします。
現在プログラムを準備中です。どうぞご期待ください!
チケットは9月4日(水)より一斉発売いたします。
* * *
公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
《北とぴあ国際音楽祭2019 関連公演》
第96回 二期会オペラ研修所コンサート
「オペラのススメ」Encouragement of OPERA
日時:2019年11月15日(金) 18:30開演(18:00開場)
会場:北とぴあ さくらホール
(JR京浜東北線王子駅北口徒歩2分・地下鉄南北線王子駅5番出口前)
料金:(全席指定)A席¥3,000、B席¥2,000
《9月4日(水)よりチケット一般発売》
出演:
【第63期マスタークラス】
大倉由紀枝クラス (ソプラノ) 角南有紀 (メゾソプラノ) 長田惟子 櫻井陽香 (テノール) 宮脇 臣 (バリトン) 菅原洋平
鹿野由之クラス (ソプラノ) 小村知帆 金治久美子 傳田実咲 (テノール) 秋山和哉 山中志月
【第64期本科】
小森輝彦クラス (バリトン) 室岡大輝
川上洋司クラス (ソプラノ) 石野真帆
佐々木典子クラス (ソプラノ) 杉山紗英
【第65期予科】
加賀清孝クラス (バリトン) 宮下嘉彦
宮本益光クラス (ソプラノ) 根本璃音
【賛助出演(研修所講師)】 (ソプラノ) 増田のり子、(テノール) 鈴木 准、(バリトン/企画構成・司会) 宮本益光
【ピアノ】 山口佳代
▼コンサート概要ページはこちら
・第96回 二期会オペラ研修所コンサート - 東京二期会
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
▼北とぴあ国際音楽祭(2019年11月4日(月・休)~12月1日(日))の情報はこちら
・北とぴあ国際音楽祭2019 - 公益財団法人 北区文化振興財団
*車椅子席をご希望の方は、発売日より公演一週間前までに、公益財団法人北区文化振興財団 03-5390-1221へご予約ください(席数に限りがございます)。
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
Bunkamuraオーチャードホールで2018年から2020年の3年連続で開催される、パーヴォ・ヤルヴィとN響によるオペラ・コンチェルタンテシリーズ。
昨年の『ウェスト・サイド・ストーリー』に続く第2弾となる本年は、オペラ『フィデリオ』が2020年のベートーヴェン・イヤーに先駆け、8/29(木)と9/1(日)に上演されます。本公演のジャキーノ役にテノール鈴木 准が出演いたします。
鈴木 准
マエストロが声を聴いて「即OKを出した」という鈴木は、昨年の新国立劇場『フィデリオ』でも同役を演じ好評を博すなど、各方面から高い評価を受け日本を代表する活躍を続けています。
↓『フィデリオ』の見どころについて語る鈴木の動画です。ぜひご覧ください!
VIDEO
■■■ 公演情報 ■■■
ベートーヴェン生誕250周年記念
パーヴォ・ヤルヴィ&N響 オペラ『フィデリオ』(演奏会形式)
日時:2019年8月29日(木) 19:00開演/9月1日(日) 14:00開演
会場:Bunkamuraオーチャードホール
料金:(全席指定・税込)S席22,000円、A席18,000円、B席15,000円、C席12,000円
出演:
(指揮)パーヴォ・ヤルヴィ(N響首席指揮者)
(レオノーレ[男装:フィデリオ])アドリアンヌ・ピエチョンカ
(フロレスタン)ミヒャエル・シャーデ
(ロッコ)フランツ=ヨーゼフ・ゼーリッヒ
(ドン・ピツァロ)ヴォルフガング・コッホ
(マルツェリーネ)モイツァ・エルトマン
(ジャキーノ)鈴木 准
(ドン・フェルナンド)大西宇宙
(合唱)新国立劇場合唱団[合唱指揮:冨平恭平]
(管弦楽)NHK交響楽団
▼詳しい公演情報、チケットのご予約はこちらをご覧ください
・パーヴォ・ヤルヴィ&N響 ベートーヴェン生誕250周年記念 オペラ『フィデリオ』 - Bunkamura
二期会研究会による夏の風物詩、「第14回二期会研究会駅伝コンサート」。令和元年を記念して「祝い」をテーマに9団体のプロフェッショナルたちが満を持して、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎます。
15:30開演のオープニングステージから、19:25のゴールまでのロングラン!趣向を凝らした演奏の数々をお楽しみください。
途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみください。
今年も二期会blogでは、公演に向けて出演研究会紹介の“たすき”を繋いでまいりました。
いよいよ最終ランナーとなる「イタリアオペラ研究会」をご紹介致します。
* * *
<19:00~>
(9)【イタリアオペラ研究会】
[出演]後藤美奈子、石橋佳子、伊藤 潤/[ピアノ]小野寺美樹
・プッチーニ
『トスカ』より “歌に生き、愛に生き”
『蝶々夫人』より “花の二重唱”
・マスカーニ
『カヴァレリア・ルスティカーナ』 より
“サントゥッツァ、お前がここに”
“乾杯の歌”
今年、創立17年目となるイタリアオペラ研究会は、皆さんにもお馴染みの有名オペラからアリアや重唱をお届けします。まずは、プッチーニの代表的なオペラ『トスカ』から主人公トスカのアリア“歌に生き、愛に生き”をお楽しみください。ソプラノ後藤美奈子が絶望・悲しみを美しく切々と歌います。
同じくプッチーニの傑作『蝶々夫人』からは蝶々さんとスズキの“花の二重唱”をソプラノ後藤美奈子とメゾソプラノ石橋佳子の二重唱でお送りします。プッチーニらしい華やかなハーモニーがこのオペラの悲しい最期を際立たせます。
後半は『カヴァレリア・ルスティカーナ』から2曲お届けします。メゾソプラノ石橋佳子とテノール伊藤 潤がサントゥッツアとトゥリッドウの激しい愛憎劇を甘く情熱的な旋律で演じていきます。 そして研究会フィナーレは、駅伝最終ランナーにふさわしく、テノール伊藤 潤がトゥリッドウの“乾杯の歌”を輝かしく高らかに歌い上げます。“泡立つ酒に乾杯!”と! 魅力あふれるイタリアオペラをどうぞご堪能ください。
* * *
それでは公演当日、多くのお客様のご来場を一同会場にてお待ち申し上げております。
公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
第14回 二期会研究会駅伝コンサート 「祝い」
日時:2019年7月27日(土) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・15:30~ オープニングステージ
・15:35~ オペレッタ研究会 ~祝おう!!ウィーンのオペレッタがここから生まれた~
・15:55~ ロシア東欧オペラ研究会 ~ロシアのお祝いのオペラ・アリアを集めて~
・16:15~ イタリア歌曲研究会 ~レスピーギ生誕140周年記念~
<休憩15分>
・16:50~ ドイツ歌曲研究会 ~後期ロマン派歌曲への誘い~
・17:10~ フランス歌曲研究会 ~音楽の祝祭 フランス、旋律の系譜~
<休憩15分>
・17:45~ 日本歌曲研究会 ~平成に生まれた歌たち~
・18:05~ ロシア歌曲研究会 ~ロシアのお祝いのロシア歌曲を集めて~
<休憩15分>
・18:40~ バッハ・バロック研究会
・19:00~ イタリアオペラ研究会
・19:20~ エンディングステージ
<終演予定 19:25>
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
▼公演詳細ページはこちら 《好評発売中!》
・第14回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
令和元年夏、2日連続の豪華キャストとピアノの名手総勢43名が、深遠なるオペラの世界へと誘います。
わが国の声楽・オペラ界を牽引する、二期会のプリマ、プリモ、ホープそして重鎮が勢揃いしてのガラ(祭典)。主催公演ならではの華麗な演奏の数々に、心もときめきます!
さて、今回の演奏予定曲については既に二期会ホームページで発表しておりましたが、このたび演奏(出演)順も決まりましたので、ご案内いたします。
* * *
公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
二期会サマーコンサート Nikikai Gala 2019 オペラに魅せられて
会場:渋谷区文化総合センター大和田(4F) さくらホール
(「渋谷駅」JR西口より徒歩5分)
料金:(各日毎・全席指定・税込)
A席¥4,500、B席¥4,000
※二期会オペラ愛好会会員割引あり
出演と予定演奏プログラム:
◆Operaに魅せられて Part1 ◆ 8月23日(金) 18:30開演(18:00開場)
(ピアノ:大藤玲子)
<第1部>
1. 木梨あずさ(ソプラノ)
プッチーニ 歌劇『トゥーランドット』第3幕より “氷のような姫君も”
2. 福嶋由記(ソプラノ)
プッチーニ 歌劇『マノン・レスコー』第2幕より “あの柔らかなレースの中で”
3. 岡村彬子(メゾソプラノ)
サン=サーンス 歌劇『サムソンとデリラ』第2幕より “愛よ!私を助けにきておくれ”
4. 上田純子(ソプラノ)
グノー 歌劇『ファウスト』第3幕より 「宝石の歌」
5. 新海康仁(テノール)、小林啓倫(バリトン)
ドニゼッティ 歌劇『愛の妙薬』第2幕より “女は変な動物だ”
6. 金見美佳(ソプラノ)
マスネ 歌劇『タイス』第1幕より “私を美しいと言って”(鏡のアリア)
7. 又吉秀樹(テノール)
チレア 歌劇『アルルの女』第2幕より “ありふれた話”
8. 松永知史(ソプラノ)、成田伊美(メゾソプラノ)、
新津耕平(テノール)、藪内俊弥(バリトン)
フロトー 歌劇『マルタ』第2幕より “もっと近くへおいで、はにかみやのお嬢さん”
<第2部>
9. 全 詠玉(ソプラノ)
ヴェルディ 歌劇『リゴレット』第1幕より “慕わしい人の名は”
10. 山本耕平(テノール)
ヴェルディ 歌劇『リゴレット』第2幕より “頬にかかる涙が”
11. 西岡慎介(テノール)、倉本晋児(バス)
ニコライ 歌劇『ウィンザーの陽気な女房達』第1幕より “あなたのお嬢さんをください”
12. 愛 もも胡(ソプラノ)
トマ 歌劇『ミニヨン』第2幕より “今宵、私はティターニア”
13. 加耒 徹(バリトン)
チャイコフスキー 歌劇『スペードの女王』第2幕より “私は貴方を愛しています”
14. 小林由佳(メゾソプラノ)
ベルリオーズ 歌劇『ファウストの劫罰』第4部より “激しい炎のような愛は”
15. 三縄みどり(ソプラノ)、岩森美里(メゾソプラノ)
チレア 歌劇『アドリアーナ・ルクヴルール』第2幕より “さあ、答えがないわ、開けてください”
◆Operaに魅せられて Part2 ◆ 8月24日(土) 13:30開演(13:00開場)
(ピアノ:山岸茂人)
<第1部>
1. 佐藤優子(ソプラノ)、狩野賢一(バスバリトン)
ベッリーニ 歌劇『清教徒』第1幕より “おお、最愛の叔父様”
2. 菊地美奈(ソプラノ)
ニコライ 喜歌劇『ウィンザーの陽気な女房たち』第1幕より “いらっしゃい、陽気な移り気よ”
3. 吉田伸昭(テノール)
チャイコフスキー 歌劇『エフゲニー・オネーギン』第2幕より “青春は遠く過ぎ去り”
4. 小林菜美(ソプラノ)
トマ 歌劇『ハムレット』第4幕より “皆様に私の花を差し上げましょう”
5. 日比野 幸(ソプラノ)、与儀 巧(テノール)
ヴェルディ 歌劇『椿姫』第3幕より “パリを離れて”
6. 山下牧子(メゾソプラノ)
サン=サーンス 歌劇『サムソンとデリラ』第2幕より “あなたの声に心は開く”
7. 中島康晴(テノール)
ドニゼッティ 歌劇『ランメルモールのルチア』第3幕より “我が祖先の墓よ”
8. 山口道子(ソプラノ)
レハール 喜歌劇『メリー・ウィドー』第2幕より 「ヴィリアの歌」
<第2部>
9. 鈴木 准(テノール)、大川 博(バリトン)、多田羅迪夫(バスバリトン)
モーツァルト 歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』第1幕より
“我がドラベッラはそんなことありえない~女の操はアラビアの不死鳥のようなもの~美しいセレナーデを”
10. 嘉目真木子(ソプラノ)
ドヴォルザーク 歌劇『ルサルカ』第1幕より 「月に寄せる歌」
11. 行天祥晃(テノール)
ヴェルディ 歌劇『リゴレット』第3幕より 「女心の歌」
12. 塩田美奈子(ソプラノ)
パブロ・ルーナ サルスエラ『ユダヤの子』より “私はスペインから来た”
13. 与田朝子(メゾソプラノ)
マスネ 歌劇『ウェルテル』第3幕より 「手紙の歌」
14. 岸本 力(バス)
ムソルグスキー 歌劇『ボリス・ゴドゥノフ』第4幕より “ボリスの死~さようならわが子よ”
15. 腰越満美(ソプラノ)
ヴェルディ 歌劇『ドン・カルロ』終幕より “世の空しさを知る神”
16. 今井俊輔(バリトン)
ジョルダーノ 歌劇『アンドレア・シェニエ』第3幕より “祖国の敵”
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
* * *
鮮やかに記憶に残る贅沢な夏のひとときを、大切な方とご一緒にお過ごしください。皆様のご来場をお待ちしております。
▼「ららら♪クラシックコンサート」の公式ホームページでおすすめいただきました!
・二期会サマーコンサート2019【2日連続公演】 - ららら♪クラブ
▼公演ページはこちら 《好評発売中!》
・二期会サマーコンサート2019 - 東京二期会
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
令和元年、二期会研究会による夏の風物詩、「第14回二期会研究会駅伝コンサート」は、「祝い」をテーマに、照明や構成にも趣向を凝らしたスペシャルステージでお届けいたします。
満を持して出演する9研究会が、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎ、15:30開演のオープニングステージから、19:25のゴールまでのロングラン!
途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみください。
今年も二期会blogでは、公演に向けて出演研究会紹介の“たすき”を繋いでまいります。
今回は、出演6番目の「日本歌曲研究会」をご紹介いたします。
* * *
<17:45~>
(6)【日本歌曲研究会】~平成に生まれた歌たち~
[出演]斉藤京子、丹羽京子、山本富美、清水邦子/[ピアノ]髙木由雅
・朝岡真木子 組曲「春に、あこがれ」より “きっと 春は くる”
・木下牧子 「古風な月」より “月光”
・信長貴富 「時に人が通る」より “風景”
・中田喜直 「歌をください」
令和元年最初の駅伝コンサート、日本歌曲研究会は過ぎ去った平成の時代に敬意を表してこの時代に生まれた曲の数々を集めてみました。
取り上げる作品は、朝岡真木子 組曲「春に、あこがれ」より“きっと春はくる”。木下牧子「古風な月」より“月光”。平成29年に私たち日本歌曲研究会が委嘱した作品、信長貴富 歌曲集「時に人が通る」より“風景”。そして平成12年に亡くなった中田喜直の最晩年の作品「歌をください」というラインナップです。
日本歌曲研究会では毎年新作を時の作曲家に委嘱し、定期演奏会で初演しています。そしてそれらの作品は既に第2巻まで出版されています。そして、今後この駅伝コンサートにおいてもこれらの作品を大いに取り上げ、皆様にお届けしたいと思っています。
(日本歌曲研究会代表 宮本哲朗)
* * *
公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
第14回 二期会研究会駅伝コンサート 「祝い」
日時:2019年7月27日(土) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・15:30~ オープニングステージ
・15:35~ オペレッタ研究会 ~祝おう!!ウィーンのオペレッタがここから生まれた~
・15:55~ ロシア東欧オペラ研究会 ~ロシアのお祝いのオペラ・アリアを集めて~
・16:15~ イタリア歌曲研究会 ~レスピーギ生誕140周年記念~
<休憩15分>
・16:50~ ドイツ歌曲研究会 ~後期ロマン派歌曲への誘い~
・17:10~ フランス歌曲研究会 ~音楽の祝祭 フランス、旋律の系譜~
<休憩15分>
・17:45~ 日本歌曲研究会 ~平成に生まれた歌たち~
・18:05~ ロシア歌曲研究会 ~ロシアのお祝いのロシア歌曲を集めて~
<休憩15分>
・18:40~ バッハ・バロック研究会
・19:00~ イタリアオペラ研究会
・19:20~ エンディングステージ
<終演予定 19:25>
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
▼公演詳細ページはこちら 《好評発売中!》
・第14回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
令和元年、二期会研究会による夏の風物詩、「第14回二期会研究会駅伝コンサート」は、「祝い」をテーマに、照明や構成にも趣向を凝らしたスペシャルステージでお届けいたします。
満を持して出演する9研究会が、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎ、15:30開演のオープニングステージから、19:25のゴールまでのロングラン!
途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみください。
今年も二期会blogでは、公演に向けて出演研究会紹介の“たすき”を繋いでまいります。
6回目は、7番目に出演する「ロシア歌曲研究会」のご紹介です。
* * *
<18:05~>
(7)【ロシア歌曲研究会】~お祝いのロシア歌曲を集めて~
[出演]福成紀美子、清水知加子、筧 聰子、岸本 力/[ピアノ]小笠原貞宗
・リムスキー=コルサコフ
「雲雀の歌は高らかに」Op.43-1
「八行詩」Op.45-3
・チャイコフスキー
「陽は沈み」Op.73-4
「自然と愛」(三重唱)
「森よ お前たちを祝福する」Op.47-1
ロシアにも多くの喜びのお祝いの楽しい歌があります。
今回はリムスキー=コルサコフ(1844-1908)とチャイコフスキー(1840-1893)の作品を5曲を演奏させていただきます。
リムスキー=コルサコフ「雲雀の歌は高らかに」A.トルストイ作詩、1897年作曲。「八行詩」A.マイコフ作詩、1899年作曲。いずれもリムスキーの後期の作品であり、彼の"歌の年"としての円熟期の代表的な作品の数々です。
チャイコフスキー作曲「日は沈み」Д.ラートガウス作詩、1893年作曲で、晩年の作品です。「自然と愛」(三重唱)チャイコフスキー作詩、1870年作曲で、ロシアの冬から春への憧れの歌です。「森よ お前達を祝福する」A.Kトルストイ作詩、1880年に作曲されたこの作品はオペラアリアのような、スケールの大きい歌曲です。どうぞリムスキー=コルサコフとチャイコフスキーの作品をお楽しみ下さい。
(二期会ロシア歌曲研究会代表 岸本 力)
* * *
公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
第14回 二期会研究会駅伝コンサート 「祝い」
日時:2019年7月27日(土) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・15:30~ オープニングステージ
・15:35~ オペレッタ研究会 ~祝おう!!ウィーンのオペレッタがここから生まれた~
・15:55~ ロシア東欧オペラ研究会 ~ロシアのお祝いのオペラ・アリアを集めて~
・16:15~ イタリア歌曲研究会 ~レスピーギ生誕140周年記念~
<休憩15分>
・16:50~ ドイツ歌曲研究会 ~後期ロマン派歌曲への誘い~
・17:10~ フランス歌曲研究会 ~音楽の祝祭 フランス、旋律の系譜~
<休憩15分>
・17:45~ 日本歌曲研究会 ~平成に生まれた歌たち~
・18:05~ ロシア歌曲研究会 ~ロシアのお祝いのロシア歌曲を集めて~
<休憩15分>
・18:40~ バッハ・バロック研究会
・19:00~ イタリアオペラ研究会
・19:20~ エンディングステージ
<終演予定 19:25>
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
▼公演詳細ページはこちら 《好評発売中!》
・第14回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
令和元年、二期会研究会による夏の風物詩、「第14回二期会研究会駅伝コンサート」は、「祝い」をテーマに、照明や構成にも趣向を凝らしたスペシャルステージでお届けいたします。
満を持して出演する9研究会が、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎ、15:30開演のオープニングステージから、19:25のゴールまでのロングラン!
途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみください。
今年も二期会blogでは、公演に向けて出演研究会紹介の“たすき”を繋いでまいります。
今回は「フランス歌曲研究会」のご紹介です。
* * *
<17:10~>
(5)【フランス歌曲研究会】音楽の祝祭~フランス、旋律の系譜~
[出演]荒井恵美、岡村彬子、三上道子、宮地里美/[ピアノ]須江太郎
・ラモー オペラ『プラテー』より 「アポロンの憂鬱に」
・プーランク 歌曲集『月並み』より 「すすり泣き」
・ベイツ 歌曲集『鳥たちのための歌』より 「青い鳥」
・メシアン 歌曲集『天と地の歌』より 「復活」
ほか
フランス歌曲研究会が選んだ祝いをテーマとした曲目は、ラモーのオペラ『プラテー』よりフォリーのアリア「アポロンの憂鬱に」です。このオペラは、ルイ15世の息子ルイ王太子の婚礼のお祝いとしてヴェルサイユ宮殿内で1745年に上演されました。この王太子は早世したため不幸にも王位にはつけませんでした。しかし王位を継いだルイ16世はフランス革命で処刑され、王制は終焉を迎えましたので、ルイ王太子は断頭台を免れた幸運な王子だったとも言えるでしょう。
歌曲は独唱曲を3曲、二重唱曲を2曲並べました。プーランク「すすり泣き」、ベイツ「青い鳥」、そしてメシアン「復活」は、それぞれが違った作風の個性的な作品です。いずれも20世紀に生まれた美しい歌曲です。フォーレ「この世ですべての魂は」、ショーソン「夜」の二重唱も合わせて、フランス歌曲の豊かな旋律の美しさをお楽しみください。
(フランス歌曲研究会代表 鎌田直純)
* * *
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第14回 二期会研究会駅伝コンサート 「祝い」
日時:2019年7月27日(土) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・15:30~ オープニングステージ
・15:35~ オペレッタ研究会 ~祝おう!!ウィーンのオペレッタがここから生まれた~
・15:55~ ロシア東欧オペラ研究会 ~ロシアのお祝いのオペラ・アリアを集めて~
・16:15~ イタリア歌曲研究会 ~レスピーギ生誕140周年記念~
<休憩15分>
・16:50~ ドイツ歌曲研究会 ~後期ロマン派歌曲への誘い~
・17:10~ フランス歌曲研究会 ~音楽の祝祭 フランス、旋律の系譜~
<休憩15分>
・17:45~ 日本歌曲研究会 ~平成に生まれた歌たち~
・18:05~ ロシア歌曲研究会 ~ロシアのお祝いのロシア歌曲を集めて~
<休憩15分>
・18:40~ バッハ・バロック研究会
・19:00~ イタリアオペラ研究会
・19:20~ エンディングステージ
<終演予定 19:25>
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
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・第14回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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令和元年、二期会研究会による夏の風物詩、「第14回二期会研究会駅伝コンサート」は、「祝い」をテーマに、照明や構成にも趣向を凝らしたスペシャルステージでお届けいたします。
満を持して出演する9研究会が、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎ、15:30開演のオープニングステージから、19:25のゴールまでのロングラン!
途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみください。
今年も二期会blogでは、公演に向けて出演研究会紹介の“たすき”を繋いでまいります。
第4回目となる今回は「ドイツ歌曲研究会」のご紹介です。
* * *
<16:50~>
(4)【ドイツ歌曲研究会】~後期ロマン派歌曲への誘い~
[出演]伊藤祐子、近藤悦子/[ピアノ]中山真理
・R.シュトラウス 「献呈」(お祝い)
・J.マルクス 「夜想曲」「森の幸福」「愛がお前に触れたなら」
・R.シュトラウス 歌曲集『乙女の花』より 「矢車菊」「ケシの花」「睡蓮」
ドイツ歌曲研究会は、1991(平成3)年発足。二期会で最も歴史のある研究会のひとつです。年間10回の例会、スタジオコンサート、隔年のホール演奏会などが主な活動です。ドイツ歌曲に様々な角度からアプローチでき、その素晴らしさを共有できる素敵な研究会です。
さて、今回の駅伝コンサートでは後期ロマン派歌曲の世界へお誘いします。
お祝いの歌として、R.シュトラウスの「献呈」を選びました。敬虔な想いと感謝の気持ちが歌われている曲です。
「夜想曲」「森の幸福」「愛がお前に触れたなら」の作曲者J.マルクスは、新ウィーン学派の影響を受けながらも印象派や神秘主義の響きを取り入れ、美しく格調高い歌曲を数多く残しています。いずれも親しみやすくかつ甘美なメロディーは魅力的です。
R.シュトラウスの「乙女の花」からは全4曲のうち、「矢車菊」「ケシの花」「睡蓮」を演奏いたします。どの曲も花になぞらえて、乙女たちの姿を男性目線で描いています。愛と時にはユーモアを交えながら描かれるその姿に、何ともいえない愛おしさを感じます。
初めてお聴きになる曲目もあるかもしれませんが、是非この機会に後期ロマン派の佳曲に触れてみてはいかがでしょうか。
* * *
公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
第14回 二期会研究会駅伝コンサート 「祝い」
日時:2019年7月27日(土) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・15:30~ オープニングステージ
・15:35~ オペレッタ研究会 ~祝おう!!ウィーンのオペレッタがここから生まれた~
・15:55~ ロシア東欧オペラ研究会 ~ロシアのお祝いのオペラ・アリアを集めて~
・16:15~ イタリア歌曲研究会 ~レスピーギ生誕140周年記念~
<休憩15分>
・16:50~ ドイツ歌曲研究会 ~後期ロマン派歌曲への誘い~
・17:10~ フランス歌曲研究会 ~音楽の祝祭 フランス、旋律の系譜~
<休憩15分>
・17:45~ 日本歌曲研究会 ~平成に生まれた歌たち~
・18:05~ ロシア歌曲研究会 ~ロシアのお祝いのロシア歌曲を集めて~
<休憩15分>
・18:40~ バッハ・バロック研究会
・19:00~ イタリアオペラ研究会
・19:20~ エンディングステージ
<終演予定 19:25>
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
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・第14回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会アーティスト登場回は6月17日(月)。加藤花南(かとう かな)&竹内伶奈(たけうち れいな)、二人のソプラノがフレッシュな歌声を披露します!
今回もコンサートに向けて、出演の二人からメッセージが届いておりますので、ご紹介いたします。
* * *
ソプラノ 加藤花南
――声楽の道に決めたときのことを教えて下さい
幼少の頃からピアノを習い音楽に親しんでいました。中学2年の夏にその先生に声がいいからと勧められたのがきっかけで声楽に出会いました。もともと歌うことが大好きですぐにのめり込んだのを覚えております。そして大学生活の中でオペラを勉強していく中で、その世界に魅了され今に至っております。
――自身の声種やレパートリー、目指している役などを教えて下さい
声種はリリコ・ソプラノです。研修所時代は『椿姫』ヴィオレッタ、『マノン』、『トスカ』などを勉強させていただきました。
今回のプログラムにも入っている『トスカ』は目標としている私の憧れの役の1つです。
――今回のコンサートのテーマは?
今回は「私たちの好きな歌」というテーマにさせていただきました。
タイトル通り私たち2人がこれまで大事に歌ってきた各々のレパートリー達と共に梅雨や夏をテーマにした季節の曲も所々に取り入れながらせっかくの機会なのでソプラノ二重唱も…となかなか欲張ったプログラムになっております。
私たちの好きな歌が来ていただいた皆さんの好きな歌になったら嬉しいな…という思いを込めて。
――共演者をご紹介下さい
竹内さんとは研修所で二年間共に勉強してまいりました。可愛いらしい容姿とそれを裏切らない華やかな歌声と表現力の持ち主です。
今回共演は初めてですが、2人で奏でる演奏がどのような音楽になるのか今からとても楽しみにしております。
* * *
ソプラノ 竹内伶奈――声楽の道に決めたきっかけはどんなものでしょうか?
幼少期よりピアノ、ヴァイオリン、児童合唱団に所属しており、音楽が常に身近にありました。中でも歌うことが大好きだったので、誰に言われるでもなく自然な流れで、声楽の道に進みました。
――自身の声種やレパートリー、目指している役などを教えて下さい
現在はスーブレットや娘役を、歌わせていただく機会が多いです。見た目にも合っているのかなと(笑)歳を重ねるにつれ、いずれは少しずつリリックな役柄にも挑戦出来たらなと思っております。
――今回のコンサートのテーマは?
今回のテーマはずばり「私たちの好きな歌」ということで、自分達が好きな歌、今歌いたい歌を中心に選びました。またちょうど梅雨の時期ということで、雨、そして水にちなんだ選曲となっております。この曲はどこに水が登場するのかな…?というようにも楽しんでいただけたらと思います。
――共演者をご紹介下さい
共演者の加藤さんは研修所時代の同期で、一緒に切磋琢磨した仲です。研修所では一緒に歌う機会が無かったので、今回が初共演となります。相田先生の素敵なピアノと共に、皆さまにお楽しみいただけたらと思います!
* * *
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第245回【二期会New Face】私たちの好きな歌 ~梅雨によせて~
日時:2019年6月17日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:加藤花南(ソプラノ)、竹内伶奈(ソプラノ)、相田久美子(ピアノ)
演奏予定曲:
ヴィヴァルディ 『グローリア』より「我らは主をたたえ」
プッチーニ 歌劇『ジャンニ・スキッキ』より「私のお父さん」
プッチーニ 歌劇『トスカ』より「歌に生き、恋に生き」
R.シュトラウス 歌劇『アラベラ』より「もしぴったりな人が現れたら」
ほか
さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
東京二期会は、5月30日(木)に記者会見を開催し、2020年から2021年にかけてのオペラ公演のラインアップを発表しました!
2020年は、楽聖ベートーヴェンの生誕250周年。東京二期会でも記念公演として20年9月に『フィデリオ』を上演します。二期会では26年ぶりの上演となります。
そのほか、ラインアップ概要はこちらになります!
■ジュゼッペ・ヴェルディ『椿姫』オペラ全3幕《新制作》
2020年2月19日(水)/20日(木)/22日(土)/23日(日)
指揮:ジャコモ・サグリパンティ/演出:原田 諒
管弦楽:東京都交響楽団
東京文化会館 大ホール
■カミーユ・サン=サーンス『サムソンとデリラ』オペラ全3幕〈セミ・ステージ形式上演〉《新制作》
2020年4月25日(土)/26日(日)
指揮:準・メルクル
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
Bunkamura オーチャードホール
■アルバン・ベルク『ルル』《新制作》
2020年7月10日(金)/11日(土)/12日(日)
指揮:マキシム・パスカル/演出:カロリーネ・グルーバー
管弦楽:東京交響楽団
東京文化会館 大ホール
■ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン『フィデリオ』《新制作》
2020年9月3日(木)/4日(金)/5日(土)/6日(日)
指揮:ダン・エッティンガー/演出:深作健太
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
新国立劇場オペラパレス
■フランツ・レハール『メリー・ウィドー』《新制作》
2020年11月26日(木)/27日(金)/28日(土)/29日(日)
指揮:沖澤のどか/演出:眞鍋卓嗣
管弦楽:東京交響楽団
日生劇場
■リヒャルト・ワーグナー『タンホイザー』《新制作》
~フランス国立ラン歌劇場との提携公演~
2021年2月17日(水)/18日(木)/20日(土)/21日(日)
指揮:アクセル・コーバー/演出:キース・ウォーナー
管弦楽:読売日本交響楽団
■ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル作曲オペラ(演目近日発表)《新制作》
2021年5月22日(土)/23日(日)
指揮:鈴木秀美/演出:(近日発表)
管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)
■ジュゼッペ・ヴェルディ『ファルスタッフ』《新制作》
~テアトル・レアル、ベルギー王立モネ劇場、フランス国立ボルドー歌劇場との共同制作公演~
2021年7月16日(金)/17日(土)/18日(日)/19日(月・祝)
指揮:ベルトラン・ド・ビリー/演出:ロラン・ペリー
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
▼2019-2020.7までのシーズンラインアップ一覧ページはこちら
・東京二期会 2019-2020 シーズンラインアップ
▼2020.9-2021.7のシーズンラインアップ一覧ページはこちら
・東京二期会 2020-2021 シーズンラインアップ
会見ではラインアップに加えて、2019-2020の日本のオペラシーズン開幕を告げるコンサートとして、9月1日(日)にみなとみらいで開催するコンサート形式『清教徒』の情報もリリース!
ソプラノ幸田浩子が自身の欧州デビュー役であるエルヴィラで出演。共演者は、超絶的な高音とテクニックが要求されるアルトゥーロ役に二期会を代表するレッジェーロ・テノール大澤一彰。そしてリッカルド役にはウィーン国立歌劇場の専属歌手として活躍した甲斐栄次郎など、豪華布陣。これは必聴です!
《東京二期会シーズン・オープニング・コンサート》
■ヴィンチェンツォ・ベッリーニ『清教徒』オペラ全3幕
〈演奏会形式上演〉日本語字幕付き原語(イタリア語)上演
日時:2019年9月1日(日) 14:30開演
会場:横浜みなとみらいホール
料金:(全席指定) S席10,000円~C席4,000円、学生席2,000円
指揮:森内 剛
管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
▼全てのキャスト等、『清教徒』公演概要ページはこちら
・〈東京二期会シーズン・オープニング・コンサート〉V.ベッリーニ『清教徒』(演奏会形式上演) - 東京二期会
また、新時代を迎えるにあたり、東京二期会の新ロゴを発表。
伝統を受け継ぎ次の時代を担う、という二期会創立以来のコンセプトを盛り込み、劇場文化、そして歌そのものへの愛を込めた新ロゴを胸に、これからも、皆様に感動をお届けする活動を行なって参ります。
これからの東京二期会にどうぞご期待ください!
* * *
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
令和元年、二期会研究会による夏の風物詩、「第14回二期会研究会駅伝コンサート」は、「祝い」をテーマに、照明や構成にも趣向を凝らしたスペシャルステージでお届けいたします。
満を持して出演する9研究会が、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎ、15:30開演のオープニングステージから、19:25のゴールまでのロングラン!
途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみください。
今年も二期会blogでは、公演に向けて出演研究会紹介の“たすき”を繋いでまいります。
今回は「イタリア歌曲研究会」をご紹介致します。
* * *
<16:15~>
(3)【イタリア歌曲研究会】~レスピーギ生誕140周年記念~
[監修・ナビゲーター]鴨川太郎/[出演]石原友利子、大町加津子、里村照子、鈴木葉子、村田由紀子、中野沙枝子(会友)、村松織部、室井栄子(会友)、鴨川太郎、酒井 崇(会友)/[ピアノ]須江太郎
O.レスピーギ 作曲
・「舞踏への誘い」(酒井)
・≪6つのメロディーア≫より「マッティナータ」(村田、室井、大町、石原)
・≪森の神々≫より「牧羊神ファウヌスたち」(中野)
・≪森の神々≫より「花園の音楽」(村松)
・≪6つのリーリカ≫より「おお鎌形の月よ」(鴨川)
・≪4つのトスカーナのリスペット≫より「あなたが生まれたとき」(鈴木、里村/合唱)
今年5月、「令和」と名付けられた新しい時代が誕生しました。皆様、おめでとうございます!
イタリアでは今から140年前の7月、近代イタリア音楽に巨大な足跡を残したオットリーノ・レスピーギが生まれています。そうです、あの交響詩ローマ3部作(《ローマの噴水》《ローマの松》《ローマの祭り》)で大変有名なレスピーギが、今年、生誕140周年を迎えます。今回のイタ研の出し物は、「令和」と「レスピーギ」の誕生をお祝いして、レスピーギの歌曲だけでプログラミングされました。
小気味よくロマンティックにご婦人をエスコートする〈舞踏への誘い〉、世紀末の大詩人ダンヌンツィオの詩による〈マッティナータ〉と〈おお鎌形の月よ〉、独特な音使いで古代の神話世界を描き出す歌曲集《森の神々》から〈牧羊神ファウヌスたち〉と〈花園の音楽〉、花々や小鳥たちばかりか、天体までもが誕生を祝福するという〈あなたが生まれたとき〉。
イタ研の精鋭メンバーによる歌と鴨川太郎のナビゲート、そして駅伝のイタ研コーナーとしては初参加の須江太郎がピアノで盛り上げます!!
* * *
公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
第14回 二期会研究会駅伝コンサート 「祝い」
日時:2019年7月27日(土) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・15:30~ オープニングステージ
・15:35~ オペレッタ研究会 ~祝おう!!ウィーンのオペレッタがここから生まれた~
・15:55~ ロシア東欧オペラ研究会 ~ロシアのお祝いのオペラ・アリアを集めて~
・16:15~ イタリア歌曲研究会 ~レスピーギ生誕140周年記念~
<休憩15分>
・16:50~ ドイツ歌曲研究会 ~後期ロマン派歌曲への誘い~
・17:10~ フランス歌曲研究会 ~音楽の祝祭 フランス、旋律の系譜~
<休憩15分>
・17:45~ 日本歌曲研究会 ~平成に生まれた歌たち~
・18:05~ ロシア歌曲研究会 ~ロシアのお祝いのロシア歌曲を集めて~
<休憩15分>
・18:40~ バッハ・バロック研究会
・19:00~ イタリアオペラ研究会
・19:20~ エンディングステージ
<終演予定 19:25>
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
▼公演詳細ページはこちら 《好評発売中!》
・第14回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
令和元年、二期会研究会による夏の風物詩、「第14回二期会研究会駅伝コンサート」は、「祝い」をテーマに、照明や構成にも趣向を凝らしたスペシャルステージでお届けいたします。
満を持して出演する9研究会が、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎ、15:30開演のオープニングステージから、19:25のゴールまでのロングラン!
途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみください。
今年も二期会blogでは、公演に向けて出演研究会紹介の“たすき”を繋いでまいります。
第2回目は「ロシア東欧オペラ研究会」をご紹介致します。
* * *
<15:55~>
(2)【ロシア東欧オペラ研究会】~お祝いのロシア東欧オペラ・アリアを集めて
~
[出演]牧野舞子、堺 裕貴、石井真弓、渡部智也/[ピアノ]小笠原貞宗
リムスキー=コルサコフ 『サルタン帝物語』より “白鳥のアリア”
プロコフィエフ 『戦争と平和』より “クトゥーゾフ将軍のアリア”
グリンカ 『イワン・スサーニン』より “ヴァーニャのアリア”
チャイコフスキー 『エフゲニー・オネーギン』より “グレーミン公のアリア”
『スペードの女王』より 劇中劇“プリルーパと羊飼いの二重唱”
最初はリムスキー=ルサコフの民話オペラ『サルタン帝物語』より"白鳥のアリア"(実は白鳥になっているが私は王女なのよ!)と歌われる。続いて、プロコフィエフの文豪レフ・トルストイ原作のオペラ『戦争と平和』からクトゥーゾフ将軍のアリア(ロシア軍に必ず勝利をもたらす!)と平和と希望を込められて歌われる。グリンカはロシア音楽の父とされていて、彼のオペラ『イワン・スサーニン』の"養子ヴァーニャのアリア"は、スサーニン家の幸せを祈って歌われる。続いてチャイコフスキーのオペラ『エフゲニー・オネーギン』のグレミン公爵のアリアは(タチヤーナと結婚して、何と幸せな事か!)と人生の喜びに満ちて歌われる。同じくチャイコフスキーのオペラ『スペードの女王』から、仮面舞踏会の中でのプリレーパと羊飼いとの劇中劇は、二人の楽しげな二重唱である。 岸本 力
* * *
公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
第14回 二期会研究会駅伝コンサート 「祝い」
日時:2019年7月27日(土) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
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予定時刻と出演研究会:
・15:30~ オープニングステージ
・15:35~ オペレッタ研究会 ~祝おう!!ウィーンのオペレッタがここから生まれた~
・15:55~ ロシア東欧オペラ研究会 ~ロシアのお祝いのオペラ・アリアを集めて~
・16:15~ イタリア歌曲研究会 ~レスピーギ生誕140周年記念~
<休憩15分>
・16:50~ ドイツ歌曲研究会 ~後期ロマン派歌曲への誘い~
・17:10~ フランス歌曲研究会 ~音楽の祝祭 フランス、旋律の系譜~
<休憩15分>
・17:45~ 日本歌曲研究会 ~平成に生まれた歌たち~
・18:05~ ロシア歌曲研究会 ~ロシアのお祝いのロシア歌曲を集めて~
<休憩15分>
・18:40~ バッハ・バロック研究会
・19:00~ イタリアオペラ研究会
・19:20~ エンディングステージ
<終演予定 19:25>
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
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・第14回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
新しい元号「令和」が発表されました!
今年から来年にかけて国際的なスポーツの祭典が日本で開催され、日本全体が新しい時代にむけて花開かせようとしている中、東京二期会も新しい時代の幕開けにプッチーニの不朽の名作『蝶々夫人』のニュープロダクションをお贈りします!
チケットもついに先週末4月13日(土)から発売開始となりました!
演出 宮本亜門、衣裳デザイン 髙田賢三といった日本を代表する国際的アーティストが東京二期会オペラに集結!そして、来る2020年の五輪イヤーには名門ザクセン州立歌劇場(ゼンパーオーパー・ドレスデン)と、デンマーク王立歌劇場でも上演されることが決定しています。まさに、日本から発信するワールドプレミエ公演です。
それではまず、この公演にかける演出 宮本亜門からのメッセージをどうぞ。
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そして、日本で初めてプッチーニのオペラを披露する、指揮アンドレア・バッティストーニから!
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蝶々夫人役 森谷真理インタビュー
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ピンカートン役 樋口達哉インタビュー
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シャープレス役 黒田博インタビュー
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ここまで初日公演を中心に、チケットのご予約が殺到しております。
どうぞよいお席でご鑑賞いただけますよう、ご予約はお早めに!
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▼公演詳細はこちらから
・《ザクセン州立歌劇場とデンマーク王立歌劇場との共同制作公演》G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会オペラ劇場
2019年10月3日(木)18:30、4日(金)14:00、5日(土)14:00、6日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
指揮:アンドレア・バッティストーニ/演出:宮本亜門
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団/合唱:二期会合唱団
〈主催〉文化庁、公益財団法人東京二期会
〈制作〉公益財団法人東京二期会
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
東京二期会「二つのサロメ」プロジェクト。4月公演J.マスネ『エロディアード』と6月公演R.シュトラウス『サロメ』。
今回は、日本リヒャルト・シュトラウス協会が主催する、「二つのサロメ」公演関連のイベントをご紹介いたします!
このイベントに東京二期会から登壇するのは、4月公演『エロディアード』エロディアード役、6月公演『サロメ』ヘロディアス役と続けて2作品の同一人物を演じるメゾソプラノ池田香織。そして、『エロディアード』エロデ役で出演するバリトン小森輝彦、二人のキャストです。小森は同協会の常務理事を務めております。司会は、同協会事務局長で音楽評論家の広瀬大介氏。
メゾソプラノ 池田香織 バリトン 小森輝彦
違うオペラの同一人物を続けて演じる池田。一方、小森も二期会オペラデビューとなった、2000年東京二期会・新国立劇場共催公演の『サロメ』でヨカナーン役を演じました。
「二つのサロメ」の経験者が二人揃うという稀有な機会。ここでしか聴けない話題が展開することでしょう。
ぜひお楽しみください!
■■■ イベント情報 ■■■
日本リヒャルト・シュトラウス協会
第182回例会「『エロディアード』と『サロメ』をめぐって」
日時:2019年5月12日(日)14:00開始/15:30頃終了予定
会場:東京文化会館 4階大会議室
出演:メゾソプラノ池田香織、バリトン小森輝彦
司会:広瀬大介(日本リヒャルト・シュトラウス協会事務局長、音楽評論家)
入場料:協会非会員2,000円[協会年誌付] (協会会員は無料)
《協会より》
第182回例会は、4、6月の東京二期会公演に関連してシンポジウム「『エロディアード』と『サロメ』をめぐって」を開催します。両公演にご出演の池田香織さんをお招きして、当協会常務理事で『エロディアード』エロデ役を歌う小森輝彦さんと共に、作品と演奏の現場にまつわるお話を伺います。どうぞふるってご参加下さい。
●お申込み方法
日本リヒャルト・シュトラウス協会へ電話またはメールにてご予約ください。
電話:03-3582-1266(平日13:00~17:00/不定休)
メール:japanrs@tkk.att.ne.jp
お申込締切日:5月7日(火)
※お席に限りがございますので、定員になり次第、締め切らせて頂きます。
▼協会のウェブサイトはこちら
・日本リヒャルト・シュトラウス協会
オペラの原作に迫る!
4月27日(土)・28日(日)にBunkamuraオーチャードホールで公演するマスネ『エロディアード』本公演を前に、この原作であるフローベール『三つの物語』の魅力を翻訳者の谷口亜沙子さんが解説します!
『三つの物語』は、19世紀フランスを代表する小説家ギュスターヴ・フローベール晩年の傑作短編集。その中の「エロデア(ヘロディアス/エロディアード)」が、後にオペラ化されていきます。
今回、『エロディアード』への理解を深めて、よりご鑑賞を深くお楽しみいただけるように、このフローベールの小説に着目して、昨年10月に光文社古典新訳文庫から『三つの物語』の新訳を出版したフランス文学者の谷口亜沙子さんを講師に迎え、講演会を開催いたします!
会場は、Bunkamuraに隣接する渋谷の東急百貨店本店7階。2月公演『金閣寺』でも、東急百貨店とは特別なコラボレーション企画を実施してきました。今回も、丸善・ジュンク堂書店のある7階の特別室を提供いただいての開催です。
入場無料(但し、事前のお申込みが必要)のイベントです!ぜひご来場ください。
『三つの物語』の「訳者あとがき」には、「フローベールの『三つの物語』は、フランスの本屋さんであれば、かなり小さなお店であっても、一冊はポケット版が置かれているような、大変ポピュラーな作品です」とあります。しかし、日本ではよく知られている作品とはまだいえないようです。
オペラ『エロディアード』本篇とともに、今回の機会が、お客様にとりましても「新しい名作との出会い」となることを願っています!
■■■ イベント情報 ■■■
東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『エロディアード』プレ企画
オペラの原作に迫る!フローベール『三つの物語』の魅力
日時:2019年4月24日(水) 19:00開始、18:30当日受付開始
会場:東急百貨店 本店7階 特別室 (東京都渋谷区道玄坂2-24-1)【アクセス 】
料金:参加無料(※要事前予約 下記お申込参照)おひとり2名様まで
講師:谷口亜沙子(明治大学文学部准教授・フランス文学)
[プロフィール] Asako Taniguchi
1977年生まれ。早稲田大学文学学術院博士課程フランス文学専攻単位取得退学。パリ第7大学文学博士。現在、明治大学文学部フランス文学専攻准教授。専門は「詩(ポエジー)」を中心とした近現代のフランス文学。主要論文に「ミシェル・レリス〈偽=ゲームの規則〉の発見」(『日本フランス語フランス文学会』第90号)、「シャルロット・デルボ――アウシュヴィッツを「聴く」証人」(『声と文学』、平凡社)、「ユベール・マンガレリ『冬の食事』――ホロコーストにおける「草の根」の執行者たち」(『フランス文化研究』、獨協大学)など。著書に『ジョゼフ・シマ 無音の光』(水声社)。訳書にルネ・ドーマル『大いなる酒宴』(風濤社)、ギュスターヴ・フローベール『三つの物語』(光文社古典新訳文庫)。
●イベントのお問合せ・ご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
もしくは 「お問い合わせフォーム ※」 からもお申込みいただけます
(※フォームには、お名前、メールアドレス、電話番号、ご住所と、4/24イベント予約希望と明記の上、送信ください)
《ご案内》
*本イベントへのご参加は事前のご予約(無料)が必要になります
*おひとり2名様までご予約いただけます
*チケットの発券はございません。直接会場にお越しください
*定員になり次第受付を締め切らせていただきます
▼『エロディアード』の本公演情報はこちらから 《チケット発売中!》
・〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉2019年4月公演 J.マスネ『エロディアード』 - 東京二期会オペラ劇場
2019年4月27日(土)17:00、28日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:ミシェル・プラッソン、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura
●本公演のお問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
リリックテナーとして輝く声、詩への追究を深める望月哲也。Hakuju Hall(ハクジュホール)でのシューベルト三大歌曲シリーズ最終回は、ギターの松尾俊介さんを迎え、「白鳥の歌」をお贈りします。
テノール 望月哲也
「白鳥の歌」にはギターのための楽譜がないため、松尾さんが自ら14曲すべての編曲に挑みました。その難しさだけでなく、ギターのために書かれたのでは、と思うほどの転調の妙、作曲家シューベルトの技法に迫る編曲の過程は、「現代ギター3月号」の特集で詳しく話されています。望月も、ギターとの共演を経験する中で、その音色や、繊細な表現、集中度の高いアンサンブルは、自身の歌の世界を間違いなく広げてくれる、と語ります。
2人の演奏者が、ロマン派のひとつの到達点ともいえるシューベルトに魅了され、その作品の深い世界へ降りていく、僥倖ともいえる一瞬。
公演はいよいよ4月6日(土)17時より。どうぞお楽しみに!
リハーサルの様子から
■■■ 公演情報 ■■■
望月哲也 シューベルト三大歌曲シリーズ
vol.3 <白鳥の歌>
テノールとギターで辿る<歌曲の王>シューベルトの最高傑作
日時:2019年4月6日(土)17:00開演(16:30開場)
会場:Hakuju Hall(ハクジュホール)
・小田急線「代々木八幡駅」南口より徒歩5分
・千代田線「代々木公園駅」出口1より徒歩5分
料金:全席指定 5,000円(税込)
出演:望月哲也(テノール)、松尾俊介(ギター)
予定演奏曲:
シューベルト(松尾俊介編) 歌曲集「白鳥の歌」D.957 全曲
<ギター伴奏によるシューベルトの名曲>
「魔王」「野ばら」 ほか
▼公演の詳細、チケットのお求めは公式サイトをご覧ください
・望月哲也 シューベルト三大歌曲シリーズ vol.3 <白鳥の歌> - ハクジュホール
きらめく音楽性、親しみやすさと高い芸術性を備えた美しい歌声で聴衆を魅了する、ソプラノ鵜木絵里。
これまでに数多くのオペラに出演していますが、モーツァルトのオペラ「魔笛」のパパゲーナ、『フィガロの結婚』スザンナ、2006年『コジ・ファン・トゥッテ』デスピーナ(宮本亜門演出/文化庁芸術大賞受賞)は、生気あふれる歌唱、センスのよい類まれな演技力が高く評価されました。新国⽴劇場にも『魔笛』パパゲーナ、『イェヌーファ』羊飼いの女、『ドン・カルロ』天の声、17年『ジークフリート』森の小鳥等、出演多数。日生劇場「アリスのクラシックコンサート」シリーズでは、たくさんの子どもたちに、夢のような音楽の世界を届けました。
そんな鵜木が3月27日(水)、Hakuju Hallの「スーパー・リクラニング・コンサート」に出演、ソロ・コンサートを開催いたします。
コンサートを前に、メッセージをお届けします。
* * *
―― 公益財団法人ソニー音楽財団が各地で展開する、小さい子どもからその家族が楽しめる「Concert for KIDS〜0才からのクラシック®」は、とても人気があり、日生劇場「アリスのクラシックコンサート」では11年間、アリス役をつとめました
誰しも自分の仕事が何かしら社会に貢献出来たらと思うのではないでしょうか。音楽は物質的に社会貢献する事が難しく、歌を聴いたら排気ガスが出なくなる、とか歌を聴いたら東京-新大阪間の移動時間が短くなる、などと言う事は出来ません。しかし、Concert for KIDSや日生ファミリーコンサートに長く出演させて頂いた事によって、これは私なりの社会貢献なのではないかと考えるようになりました。子供向けのコンサートは普通のコンサートと違い、会場に来るのは小さい子供と「ハレの日の時間を楽しみたい」親御さんがほとんどです。その特別な時間を最高に思い出深い時間として提供する、それは会場に来た方にもそして自分にとっても幸せな時間なのではと思っています。
―― 3月のHakuju Hall「スーパー・リクライニング・コンサート」について
コンセプトの「心身ともにリラックス」「アーティストと音の交流が密にできる」「好奇心を刺激する」を念頭に選曲しました。メロディックで聴いたことのある日本歌曲、限られた空間で楽しめる繊細なテクニックのモーツァルトの曲、そして次回も他のコンサートにも行ってみよう!と思ってもらえるような華やかなオペラの有名アリア曲を選びました。リラックスした空間で色々な音楽の世界を楽しんでいただける1時間にしたいと思っております。
―― 明るく気さくで、さりげない気配り。劇場スタッフにも愛される存在です。親しい人たちとはいわゆる「お上品な会話」は好まず、天真爛漫。
プライベートでは、戦国好きで本も大好き。最近のツイートでは、「歴史の愉しみ方 忍者・合戦・幕末史に学ぶ」磯田道史著(中公新書)読了後、愉しい文章を書いています
個人的にオススメなのは加治将一(かじまさかず)さんの「幕末 維新の暗号」が非常に面白かったです。(つぶやき:こんな恐ろしい本読んじゃってタイホされないかしら、アタシ。)加治さんの最新刊「第六天魔王 信長」は買ったのですがまだ読んでいません。現在は呉座勇一さんの「応仁の乱」を読んでいます。
鵜木絵里のTwitterアカウント⇒ @eunokie
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春のひととき、鵜木絵里のリクライニング・コンサートへぜひお越しください。
■■■ 公演情報 ■■■
第143回 スーパー・リクライニング・コンサート
鵜木絵里 ソプラノ・リサイタル
卓越した美声と磨かれた音楽性、魅惑のソプラノ
日時:2019年3月27日(水) 15:00/19:30開演
(2回公演、開場は各開演の30分前、休憩なし約1時間)
会場:Hakuju Hall 【アクセス 】
・小田急線「代々木八幡駅」南口より徒歩5分
・千代田線「代々木公園駅」1番出口より徒歩5分
料金:全席指定 リクライニング 2,000円(税込)
出演:鵜木絵里(ソプラノ)、松本康子(ピアノ)
▼公演詳細、お問合せ、ご予約はこちらから
・第143回 スーパー・リクライニング・コンサート 鵜木絵里 ソプラノ・リサイタル - ハクジュホール
▼鵜木絵里のプロフィールと最新スケジュールはこちら
・鵜木 絵里(ウノキ エリ)ソプラノ | 二期会アーティスト検索 - 二期会21
いよいよ今週末22日(金)に開幕を迎える、東京二期会オペラ劇場『金閣寺』。
公演直前の稽古場で受けた取材レポート記事が各メディアより多数公開されています。リンクよりどうぞご覧ください!
▼ぴあニュース on web [2019/2/18]
・仏で大成功!亜門が挑む日本人オペラの金字塔!いよいよ開幕 - チケットぴあ
※写真多数あり
▼日経電子版 NIKKEI STYLE「エンタメ!」 [2019/2/19]
・宮本亜門 オペラ「金閣寺」新演出で三島由紀夫を語る|エンタメ! - NIKKEI STYLE
※インタビュー動画、写真あり
▼CLASSICA JAPAN ニュース&トピックス [2019/2/19]
・東京二期会オペラ劇場『金閣寺』本番直前リハーサル・レポート - CLASSICA JAPAN
※インタビュー動画、写真あり
▼CLASSICA JAPAN コラム&インタビュー [2019/2/7]
・「音楽評論家 奥田佳道が推す今どきのマエストロ、オーケストラ」 第11回 【劇場を、新たな創造を愛してやまない鬼才マキシム・パスカル】 - CLASSICA JAPAN
※クラシカ・ジャパン会員(登録無料)限定公開
▼The Japan Timesの公演紹介記事 [2019/2/12]
・'Kinkakuji': Staging a Japanese classic with a German twist - The Japan Times
また、先日2月9日(土)に開催しました、東急百貨店本店 7階MARUZEN & ジュンク堂書店での特別講演「三島由紀夫『金閣寺』の変奏(バリエーション)/講師:山中剛史」の模様をYouTubeにアップしました!
当日ご参加できなかった方や、もう一度お聞きになりたい方も、オペラ『金閣寺』ご鑑賞の予習にぜひどうぞ!
▼【Radio 二期会】東急百貨店 本店×東京二期会オペラ劇場特別企画 MARUZEN&ジュンク堂書店 講演 三島由紀夫『金閣寺』の変奏(バリエーション) - YouTube
VIDEO
▼オペラ『金閣寺』公演情報ページはこちら
・2019年2月公演 黛 敏郎『金閣寺』 - 東京二期会オペラ劇場
2019年2月22日(金)18:30、23日(土)14:00、24日(日)14:00 東京文化会館大ホール
指揮:マキシム・パスカル、演出:宮本亜門、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益社団法人日本演奏連盟
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。バレンタインデーも間近の建国記念の日にあたる2月11日の祝日、二期会New Faceに登場するのは、ソプラノ朝倉春菜とテノールの澤原行正です。 二人とも東京藝術大学大学院出身の精鋭で、朝倉は在学中に安宅賞、卒業時に同声会賞受賞し2012年よりウィーンへ留学、研鑽を積んで帰国。一方、澤原は二期会オペラ研修所第61期マスタークラス修了。修了時、優秀賞および奨励賞受賞。現在、東京藝術大学音楽学部教育研究助手も務め国内オペラでも活躍しています。 今回はこの二人の初共演で、イタリア・フランスオペラやオペレッタ等人気のナンバーをお贈りします。ピアノは歌手たちからの信頼も厚い相田久美子。ご期待ください!
それでは、今回出演の二人からメッセージが届きましたので、ご紹介しましょう。
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ソプラノ 朝倉春菜
――声楽の道を志すきっかけ等、自己紹介をお願いします 高校一年生の時です。学校の部活で合唱を始めたり、声楽の個人レッスンを受けるようになって、歌ってこんなに楽しいんだ!と思い、何か音楽に携わる仕事がしたいと思い音楽大学を目指すようになりました。その時は子供達に歌の楽しさを知って貰いたいと、先生に憧れていました。
――自身の声種、レパートリー、将来演じてみたい役は?
声種はソプラノ・レッジェーロです。オペラは非現実的な設定である事が多いですが、どんな役でもどこかに共感できる部分があると、その役がより愛おしく感じますし、舞台に立てる幸せをより深く感じます。これから声に合った沢山の役に巡り合えることが私の目標です! 歌曲の世界も大好きです。役柄が限定されない分、より演奏側の色や個性が映し出されると思うので、自分自身も磨きながら良い音楽を奏でられるようになりたいです。
――今回のコンサートのプログラムついて
バレンタインが近いという事で、日頃の感謝を込めて歌の贈り物をしたいと思いました。プログラムはイタリア・フランスオペラやオペレッタ等人気のナンバーばかりです。バレンタインが楽しみな人も、関係無いと思っている人も(笑)、是非歌の贈り物を受け取りにいらして下さい。
――共演者をご紹介下さい
テノールの澤原さんは大学院でご一緒でした。ソロ科とオペラ科で科が違ったので、廊下や食堂でお会いする位でしたが、在学中から素晴らしい声の持ち主でしたのでいつか共演出来たら良いなと思っていました。今回はソプラノとテノールのデュエットも多数ご用意しているので、華やかなコンサートになるのではと楽しみにしています。
* * *
テノール 澤原行正――声楽の道に決めたきっかけはどんなものでしょうか?自己紹介をお願いします
初めまして、テノールの澤原行正(タカマサ)といいます。(全部ア母音なのです…!) 名前が少し難しいですが、ぜひ覚えていただけると嬉しいです! 僕は高校を卒業するまでは全く声楽の世界を知らず…。最初は教育学部の音楽専攻に入学し、教員を目指す中で声楽のレッスンを初めて受けました。以前から歌うことは好きでしたが、専門的に学んでいくうちにすっかり歌の世界に魅了されていました。 教育学部を卒業後、もっと歌を磨きたい、もっと歌を勉強したい…という思いが強くなり、音大への再入学を決めました。 現在も指導してくださっている師匠をはじめ、たくさんの人との出会いと共に、僕はこの世界に自然と進んできたように思います。
――自身の声種、レパートリー、将来演じてみたい役は?
声種はテノールでも比較的明るく、軽い方だと思っています。 学生時代は主にイタリアオペラを中心に学んできましたが、卒業後はドイツ語、フランス語など色々な作品のレパートリーを日々開拓中です!2018年3月に二期会オペラ研修所を修了し、二期会会員として活動を始めたばかりですが、東京二期会の本公演にキャストとして出演することが今一番の目標です!
――今回のコンサートのプログラムついて
今回はソプラノとテノールのコンサート、そして2月14日も近い…ということで、“バレンタインコンサート”として、いろいろな「愛」、「恋」の曲をお送りします。プログラムはすべてオペラ・オペレッタ作品から!さらにイタリア語・ドイツ語・フランス語と言語もバラエティ豊かなプログラムになっています!熱く、甘く…そんなひと時を楽しんでいただけたらと思っています!
――共演者をご紹介下さい。
ソプラノの朝倉さんとは今回初めてご一緒します!おそらく同世代のはずですが…僕は音大が再入学だったため、「先輩」としてのイメージがあります!とても清楚で華のある演奏をされる方です!今回ご一緒できるのをとても嬉しく思っていますし、先輩との共演ということで少し緊張もしたり…(笑) アルテリーベ東京へも今回初めて出演しますし、初めて尽くしの楽しみなコンサート!皆様とお会いできるのを楽しみにしております!!!
* * *
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第228回【二期会New Face】Valentine concert~珠玉のオペラの贈り物~
日時:2019年2月11日(月・祝) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:朝倉春菜(ソプラノ)、澤原行正(テノール)、相田久美子(ピアノ)
演奏予定曲:
プッチーニ 『ラ・ボエーム』より 「愛らしい乙女よ」
ドニゼッティ 『愛の妙薬』より 「素晴らしい妙薬!俺のものだ ~ ララ、ラララ」
レハール オペレッタ『メリー・ウィドー』より 「唇は閉ざして」
ほか
さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
来る1月29日(火)で、第18回を迎える、フランス料理とオペラ歌手とのマリアージュ、ラリアンス・オペラ・コレクションwith二期会。今回は、4月公演『エロディアード』に出演する、ソプラノ徳山奈奈とバリトン小林啓倫が登場します。ピアノは梅田麻衣子。
ソプラノ 徳山奈奈
バリトン 小林啓倫
ピアノ 梅田麻衣子
ソプラノ徳山奈奈は、4月公演『エロディアード』バビロニアの娘役で二期会オペラ・デビューを果たす、期待の新人。清澄な響きが持ち味で、これまでにも『カルメン』ミカエラ、『コジ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージ、『フィガロの結婚』伯爵夫人などを演じてきました。ラリアンスではその得意なアリアを披露します!
バリトン小林啓倫は、2017年二期会創立65周年記念、ベルリン・コーミッシェオーパー・日生劇場提携公演『こうもり』ファルケ役で二期会デビューし好評を博したのに続き、昨年9月にも二期会〈プッチーニ三部作〉より『ジャンニ・スキッキ』マルコ役で出演した逸材。若々しい豊かな歌声と優しいニュアンスの表現力で、『魔笛』パパゲーノ、『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』タイトルロールなどで本領を発揮してきましたが、現在ますますレパートリーを拡大中。ラリアンスではまずは彼のこれの魅力をご堪能ください。
第1部では二人の十八番から、第2部ではオペラ『エロディアード』出演にちなんで、フランス・オペラのアリアをそれぞれお届けします。
この春注目の二人のステージとラリアンスの新春フルコースをどうぞお楽しみください。
■■■ イベント情報 ■■■
第18回 ラリアンス・オペラ・コレクション with 二期会
日時:2019年1月29日(火)19:00開宴(18:30開場)
第1ステージ 19:30~/第2ステージ 20:30~
(各15~20分の予定)
※ご予約はお好きな時間で承ります
会場:神楽坂「ラリアンス」メインダイニング
(「飯田橋駅」JR西口より徒歩2分・地下鉄B3出口より徒歩1分)
料金:お一人様 8,500円~(サービス料・税込)
※ミュージックチャージ等の特別料金は一切かかりません
出演:徳山奈奈(ソプラノ)、小林啓倫(バリトン)、梅田麻衣子(ピアノ)
予定プログラム:
<第1部>
・モーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』より 「セレナーデ」
・ビゼー『カルメン』より 「ミカエラのアリア」
・モーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』より 「お手をどうぞ」
<第2部>
・マスネ『エロディアード』より 「彼は優しい人」
・グノー『ファウスト』より 「この地を離れる前に」
・レハール『メリー・ウィドー』より 「高鳴る調べに」
お料理は上質なフレンチをカジュアルに楽しめる「魅惑の食彩コース 8,500円」と、こだわりの食材を使った本格的フレンチ「神楽坂の晩餐コース 13,500円」、神話の国、伊勢志摩から届く食材でお愉しみいただくお祝いの宴「伊勢志摩の祝宴コース 18,500円」の3コースからお選びいただけます。
▼イベント案内、詳しいメニュ内容はラリアンスHP をご覧ください
・第18回 ラリアンス・オペラ・コレクション with 二期会|イベント・限定メニュ・お得情報 - 神楽坂 フレンチレストラン ラリアンス
●イベントのお問合せ・ご予約は
ラリアンス TEL03-3269-0007(フロント)まで
▼小林は4月27日(土)、徳山は4月28日(日)に出演! 《チケット発売中!》
・〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉2019年4月公演 J.マスネ『エロディアード』(セミ・ステージ形式) - 東京二期会オペラ劇場
2019年4月27日(土)17:00、28日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:ミシェル・プラッソン、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
二期会オペラ研修所マスタークラスを優秀な成績で修了した、若き歌手の声を聴くシリーズ、Hakuju Hall「二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ」。
今シーズン最後となります第3弾は、1月24日(木)に開催されます。
今回は二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ初の出演者3名でお贈りいたします。
コンサートを直前に控えた出演の三人よりメッセージが届きましたので、ご紹介いたします。
写真左からピアノ朴 令鈴、ソプラノ内田千陽、ソプラノ徳山奈奈、テノール澤原行正
■内田千陽(うちだ ちはる)
この度は、二期会モーニングディーヴァ,ディーヴォに出演することが出来、大変光栄に思っております。澤原さん、徳山さんと共演させて頂くのは初めてで、とても楽しみでわくわくしております。朴先生にはクラスでも大変お世話になり、この度の共演も心強く感じております。
各々個性豊かで濃い選曲となっております。新年に相応しい福袋のような、聴き応えたっぷりのプログラムをお届け致します。皆様のご来場を心よりお待ちしております!
■徳山奈奈(とくやま なな)
二期会モーニング ディーヴァ、ディーヴォに出演する機会をいただき嬉しく思っております。これまで素晴らしい先輩が演奏されたこの公演で、新たに二期会の会員となった私たちが歩み出せることはとても幸せなことです。今回の公演はオペラのアリアや重唱を中心とした、盛りだくさんな内容になっていますが、三者三様の個性や魅力を感じていただければと思います。私は初めて挑戦するアリアや研修所での思い出の重唱曲など演奏致します。ご来場の皆様にきっと楽しんでいただける公演になると思いますので、是非Hakuju Hallへお越しください!心よりお待ちしております!
■澤原行正(さわはら たかまさ)
テノールの澤原行正です。
もしかしたら!?読みにくい名前かもしれません…是非この機会に覚えてください!笑
今回は初の3人の歌い手でのコンサートということで、『3人だからこそできる』そんな選曲にしました。僕の今回のお勧めは、二重唱です!ソプラノの徳山さんとは修了試演会でも演奏した「マノン」の二重唱を演奏します。美しく、劇的なマスネの音楽は必聴です!今回初めてご一緒するソプラノの内田さんとは「ルチア」の二重唱を演奏します。ドニゼッティの代表的作品で「狂乱の場」が有名ですが、この二重唱は負けず劣らずの名旋律!名曲揃いのこのコンサート、出演者の僕自身今からとても楽しみです!是非ご来場ください!
* * *
ディーヴァ,ディーヴォ初となる、3人の新星によるひとときをどうぞご堪能ください。
■■■ 公演情報 ■■■
二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ <第18回>
二期会新星トップ7名による、ときめきのデビューコンサート!
日時:2019年1月24日(木) 11:00開演(10:30開場) ※休憩なし約1時間
会場:Hakuju Hall (ハクジュホール)
料金:全席自由 500円(税込)
出演:内田千陽(ソプラノ)、徳山奈奈(ソプラノ)、澤原行正(テノール)、朴 令鈴(ピアノ)
予定プログラム:
・ドリーヴ:歌劇『ラクメ』より “花の二重唱” 〔内田・徳山〕
・モーツァルト:歌劇『魔笛』より “なんと美しい絵姿” 〔澤原〕
・プッチーニ:歌劇『トスカ』より “歌に生き、恋に生き” 〔徳山〕
・ドニゼッティ:歌劇『ランメルモールのルチア』より “そよ風に乗って届くでしょう” 〔内田・澤原〕
・ドヴォルザーク:歌劇『ルサルカ』より “月に寄せる歌” 〔徳山〕
・ヴェルディ:歌劇『エルナーニ』より “エルナーニよ、一緒に逃げて” 〔内田〕
・ヴェルディ:歌劇『椿姫』より “燃える心を” 〔澤原〕
・ヴェルディ:歌劇『運命の力』より “神よ、平和を与えたまえ” 〔内田〕
・マスネ:歌劇『マノン』より “君か…いや、あなたか!” 〔徳山・澤原〕
主催:Hakuju Hall/株式会社白寿生科学研究所
協力:二期会オペラ研修所
後援:公益財団法人東京二期会
▼コンサート詳細ページはこちらをご覧ください
・第18回 二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ - Hakuju Hall
▼ご予約・お問合せは
・Hakuju Hall チケットセンター 03-5478-8700
10:00~18:00(火~土/祝日・休館日を除く)
期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
今年最初の二期会New Face登場回は1月28日(月)。 昨年の春に二期会オペラ研修所第61期マスタークラスを優秀な成績で修了した二人のソプラノ、牧野元美と横森由衣が晴れやかな歌声を披露します。
今回出演の二人からメッセージが届きましたので、ご紹介しましょう。
* * *
ソプラノ 牧野元美
――声楽の道を志すきっかけ等、自己紹介をお願いします。
ソプラノの牧野元美と申します。この度は月曜フレッシュコンサートに出演させていただけること、大変嬉しく思っております。
私は幼い頃から歌うことが大好きでした。小学生の時、合唱団に入ったのをきっかけに、歌の魅力にどんどんはまってゆきました。そして綺麗な声で様々な音域を歌う声楽家に憧れるようになりました。良い声になるように勉強をすれば、大好きな歌がもっと素敵に歌えるのかもしれないと胸を高鳴らせていたのです。その時の気持ちは、今でも私の原動力となっています。
――今回のコンサートのプログラムついて。
今回のコンサートでは、ドイツのオペラと歌曲をたっぷりお届け致します。
プログラム前半では、ウェーバー作曲『魔弾の射手』より二重唱とアリアを演奏させていただきます。この演目は、東京二期会の本公演にて、アンダースタディとして大変貴重な経験をさせていただきました。その経験を生かし、精一杯演じたいと思っております!
後半は、リヒャルト・シュトラウスの歌曲とオペラ『アラベラ』の二重唱を歌わせていただきます。シュトラウスの美しい音楽をお楽しみいただけますよう、日々練習に励んでいます!
――共演者をご紹介下さい。
ソプラノ横森由衣さんとは、初めての共演となります。大学院やアンダースタディで一緒に勉強してまいりましたが、なかなか共演の機会に恵まれなかったので、今回がとても楽しみです。横森さんの時に可愛らしく、時に芯の強いキャラクターを演じていらっしゃる姿は、とても魅力的で、いつも刺激をいただいています!声種は同じソプラノ同士ですが、それぞれに声も性格も全く違いますので、ソプラノの様々な色が楽しんでいただけること間違いなしです。どうぞご期待ください!
* * *
ソプラノ 横森由衣
――声楽の道に決めたきっかけはどんなものでしょうか?自己紹介をお願いします。
幼い頃からピアノやクラシックバレエを習い、舞台で表現をすることに興味を持っていました。同じく声楽科出身の父の影響もあり、中学生の頃から声楽を始めました。
――将来演じてみたい役は?
R.シュトラウス『アラベラ』のズデンカを演じてみたいです。家庭の事情から男の子として育てられているズデンカが、成長につれ葛藤を抱いていく様子に大きな魅力を感じています。シュトラウスが巧みに描いた彼女の純粋な心を表現してみたいです。
――今回のコンサートのプログラムついて。
ドイツリート、ドイツオペラをテーマにお送りします。
ファーストステージでは、ウェーバー『魔弾の射手』をハイライト形式で演奏します。今回共演の牧野さんとは、昨年の二期会公演『魔弾の射手』にて共にアンダースタディを務めました。その時の経験を活かせたらと思い選曲しました。
セカンドステージでは、R.シュトラウスのリートや、目標の役であるズデンカを演奏します。お楽しみいただければ幸いです。
――共演者をご紹介下さい。
共演の牧野さんは大学の先輩で、大学院のオペラ科でもご一緒しましたが、重唱をさせていただくのは初めての経験で今からとても楽しみです。ピアニストの相田さんとは今回初めて共演させていただきます。楽しい舞台をお届けできるよう、準備を進めてまいります。
* * *
ビュッフェスタイルのお料理&フリードリンクとともに素敵な音楽をお楽しみいただく、アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。是非お早めにご予約ください!ご来場お待ちしております。
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第226回【二期会New Face】2人のソプラノによる~新春の調べ~
日時:2019年1月28日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:牧野元美(ソプラノ)、横森由衣(ソプラノ)、相田久美子(ピアノ)
演奏予定曲:
J.シュトラウスII世 オペレッタ『こうもり』より 「公爵様、あなたのようなお方は」
R.シュトラウス オペラ『アラベラ』より 「もしぴったりな人が現れたら」
R.シュトラウス 「献呈」「万霊節」
ほか
さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
二期会オペラ研修所マスタークラスを最優秀の成績で修了した歌手に贈られる「川崎静子賞」。二期会の創設メンバーのひとりであるその名を冠した賞を昨年春に受賞したのが、ソプラノ金見美佳です。今年度より二期会のアーティストとして活動しています。
福岡県柳川市出身。初オペラの役は『カルメン』のフラスキータ。そして、今年4月の〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉マスネ『エロディアード』にバビロニアの娘役で二期会オペラ公演デビューを果たします!
フレッシュな才能の歌声をご堪能いただきたく、1月16日(水)に神楽坂の「アグネスホテル東京」で開催されるランチタイム・コンサートに登場します。ピアノは髙木由雅。入場無料。
ソプラノ 金見美佳
ピアノ 髙木由雅
今回、コンサートを前にして金見に話を聞きました。
* * *
――マスネ『エロディアード』で二期会オペラ・デビューを控えた今の心境を
金見: フランスの作品は言葉が難しそうで敬遠していましたが、学生時代にフランスの音楽に触れるようになり、その美しさに魅了されました。
特にマスネのオペラが大好きなので今回『エロディアード』での本公演デビューは大変嬉しく思っております。
――アグネスホテルではオールフレンチプログラムになりました。フランス音楽の魅力は?
金見: フランス語の美しさ、フランス音楽のお洒落さが伝われば幸せです。例えばイタリア音楽ですと一番言いたいことや盛り上がっている時には音が高くなったり大きくなったりすることが多いのですが、フランス音楽の場合は逆にあっさりしていたりするところがスマートで面白いと思います。
――柳川のご出身。柳川といえば、詩人 北原白秋ゆかりの地でもあります。
金見: はい。私は白秋と同じ小学校の出身ですので、白秋の作品は大変身近に感じていますし積極的に歌っていきたいと思っています。
最近知ったのですが、アグネスホテルのすぐ側に白秋が住んだことがあるそうです。ちょうど1月11日に映画『この道』が公開されたところですし、色々とご縁を感じています。
――金見美佳のこれからについて
金見: 私は昔から歌うことが好きでした。そして舞台に立たせてもらうようになってからは舞台を作り上げていく過程や本番の緊張感も含めて舞台が大好きになりました。
これからも勉強し続けて、歌手としてお客様に楽しんでいたただくために、歌い続けたいです。
* * *
アグネスホテルのサロンホールは、100席ほどの座席にスタインウェイが置かれ、シックな雰囲気と豊かな音響が魅力。フランス音楽にはぴったりの雰囲気です。オペラ『エロディアード』からもアリアを披露する予定ですので、ぜひ聴きにいらしてください。
■■■ イベント情報 ■■■
アグネスホテル東京 ランチタイム・コンサート
第166回「フランス歌曲とオペラの午後」
日時:2019年1月16日(水) 12:00開場/12:30開演(30分)
会場:アグネスホテル東京・B1F アグネスホール
料金:無料(先着順・予約不要)
出演:金見美佳(ソプラノ)、髙木由雅(ピアノ)
予定プログラム:
アーン 「クロリスに」「私の詩に翼があったなら」
フォーレ 「月の光」「夢のあとに」
トスティ 「口づけ」
プーランク 「セーの橋」
マスネ 『エロディアード』より “彼は優しく、美しい”
▼公演詳細、会場アクセスはこちらから
・ホテルイベント - THE AGNES HOTEL AND APARTMENTS TOKYO (OFFICIAL WEB)
▼金見美佳のデビューは4月27日(土) 《チケット絶賛発売中!》
・〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉2019年4月公演 J.マスネ『エロディアード』(セミ・ステージ形式) - 東京二期会オペラ劇場
2019年4月27日(土)17:00、28日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:ミシェル・プラッソン、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
2月公演『金閣寺』の若きフランスの指揮者マキシム・パスカルに続いて東京二期会に登場するのは、2019年4月〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉マスネ『エロディアード』を指揮するミシェル・プラッソンです。
1933年パリ生まれ。85歳の今もなおフランス音楽の真髄を伝えていくことを自らの使命とし、タクトを執りつづけるフランス音楽の最高峰の指揮者です。
プラッソンは、長きにわたってトゥールーズ・キャピトル歌劇場およびトゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団の音楽監督を務めあげてきました。そこで残してきた録音も膨大な数にのぼっています(限定盤でリリースされていた管弦楽全集がCD37枚組、フランス・オペラ全集が38枚組!)。
同時に、モントリオール響、オスロ・フィル、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、スカラ・フィル、ロシア・ナショナル管、パリ管などに客演。1994年から7年間ドレスデン・フィルの首席指揮者を務めました。
オペラ・ファンにとっては、ブルーレイ/DVDもリリースされている2010年パリ・オペラ座のヨナス・カウフマン主演マスネ『ウェルテル』の公演が有名でしょうか。その他、オランジュ音楽祭で『トゥーランドット』、ジュネーヴで『サムソンとデリラ』を指揮するなど、オペラの指揮にも枚挙に暇がありません。
昨年は、ジュネーヴ大劇場においてグノー『ファウスト』を指揮。また、久しぶりの来日を果たし、新日本フィルとともにフランク〈交響曲ニ短調〉とドビュッシーをますます薫り高く奏で、私たち日本のファンに深い感銘を与えました。直近では、11月にロッテルダム・フィルとサン=サーンス〈交響曲第3番オルガン付〉、ドビュッシー〈牧神の午後への前奏曲〉などを指揮しています。
今なお、管弦楽とオペラの両方を指揮し、世界中の尊敬を集めるマエストロ。東京二期会には2010年ベルリオーズ『ファウストの劫罰』、13年オッフェンバック『ホフマン物語』に続いて、6年ぶり3度目の登場となります。しかも、演目はマスネの大作『エロディアード』。ライブでプラッソンの指揮で聴けるのは、4月27日(土)と28日(日)の2日間、Bunkamuraオーチャードホールだけでしょう。
奇跡の瞬間を、どうか逃されませんように!
▼『エロディアード』公演情報ページはこちら
・〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉2019年4月公演 J.マスネ『エロディアード』(セミ・ステージ形式) - 東京二期会オペラ劇場
2019年4月27日(土)17:00、28日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:ミシェル・プラッソン、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831 《発売中!》
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
カワイ表参道コンサートサロン パウゼにて、毎回大好評の「二期会サロンコンサート」シリーズ。新春を寿ぐ2019年の初回は、二期会期待の若き二人のソプラノ、大網かおり(おおあみ かおり)と渡邊仁美(わたなべ ひとみ)が息もぴったりに、選りすぐりの名曲の数々をお届け致します。
ピアノは、14回ショパン国際ピアノコンクール アジア大会 一般部門金賞受賞、演奏活動の他、多数の演奏会に楽曲提供など、積極的に作曲・編曲活動をしている飯田彰子(いいだ しょうこ)です。
左からソプラノ大網かおり、ピアノ飯田彰子、ソプラノ渡邊仁美
ここで、今回出演の大網と渡邊からのメッセージをご紹介します。
* * *
みなさんこんにちは!
ソプラノの大網かおり です。二期会のサロンコンサートには初めて出演させていただきます。お客様との距離が近いサロンコンサートなので、アットホームな雰囲気で皆様に楽しんでいただけたらと思います。
アンサンブルは私の原点。合唱や重唱をするのが好きで、渡邊さんとは大学のころから色々なステージで重唱やコンサートで共演してきました。普段のソロのコンサートとは違う、ソプラノデュオならではの響きの重なりを沢山の人に楽しんでもらえたらと思います。皆様、是非お誘い合わせの上、ご来場下さいませ!
* * *
ソプラノの渡邊仁美 です。この度、第198回二期会サロンコンサートに出演させていただきます。
今回のコンサートは副題の「うたの福袋」のとおり、色々な曲をお届けいたします。そのほとんどがソプラノデュオです。ショーソンやドビュッシー、日本の曲、そしてピアニスト飯田彰子さんによるオリジナルアレンジの曲なども演奏いたします。
共演のソプラノ大網かおりさんは大学の同級生で、これまでにも何度も一緒に演奏してまいりました。 息の合ったアンサンブルで、笑いあり涙ありのバラエティ豊かな内容になっております。新年最初の二期会サロンコンサート、皆様と楽しい時間を過ごせましたら幸いです。ご来場心よりお待ちしております。
* * *
どうぞお楽しみに!
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報■■■
二期会サロンコンサート 2018-2019 シーズン
Vol.198 うたの福袋 ~華麗なるソプラノデュオの世界~
日時:2019年1月24日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:カワイ表参道コンサートサロン パウゼ
料金:全自由席 3,500円(二期会オペラ愛好会会員割引あり)
出演:大網かおり(ソプラノ)、渡邊仁美(ソプラノ)、飯田彰子(ピアノ)
予定演奏曲目:
ショーソン 2つのデュエットOp.11「夜」「目覚め」
サン・サーンス 「アヴェマリア」
スコットランド民謡 「広い河の岸辺」
見岳 章 「川の流れのように」
ほか
▼コンサート概要ページはこちら
・二期会サロンコンサートVol.198 うたの福袋 ~華麗なるソプラノデュオの世界~ - 東京二期会
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
2018年の大晦日に、東京二期会オペラ劇場2019年2月公演『金閣寺』の演出 宮本亜門と、柏木役 テノール樋口達哉がTV出演いたします。
宮本亜門
宮本亜門は、午後9時20分からのNHK-Eテレ「クラシック・ハイライト2018」に司会として登場。平成時代の30年間をふりかえる内容で、番組後半には平成を生きた作曲家のひとりとして、黛 敏郎が紹介されます。
『金閣寺』のワンシーンも流れる予定ですので、どうぞお見逃しなく!
◆◆◆ 放送情報1 ◆◆◆
「クラシック・ハイライト2018」
放送日時:2018年12月31日(月) 午後9:20~午後11:45
放送局:NHK Eテレ
▼内容詳細はNHKホームページをご覧ください
・クラシック・ハイライト2018 - NHK番組表
樋口達哉
樋口達哉は、毎年カウントダウン演奏の生中継で人気の午後11時30分からのテレビ東京「東急ジルベスター・コンサート2018-2019」に出演。祝祭的な雰囲気にふさわしいオペラ・アリアを披露します。
また、こちらの指揮は、アンドレア・バッティストーニ。バッティストーニと樋口は、来年10月公演『蝶々夫人』で再び共演することになりますので、どうぞご期待ください。
◆◆◆ 放送情報2 ◆◆◆
「東急ジルベスター・コンサート2018-2019」
放送日時:2018年12月31日(月) 午後11:30~午前0:45
放送局:テレビ東京系各局
▼内容詳細は番組ページをご覧ください
・東急ジルベスターコンサート2018-2019 番組情報ページ - テレビ東京
▼オペラ『金閣寺』公演情報ページはこちら
・2019年2月公演 黛 敏郎『金閣寺』 - 東京二期会オペラ劇場
2019年2月22日(金)18:30、23日(土)14:00、24日(日)14:00 東京文化会館大ホール
指揮:マキシム・パスカル、演出:宮本亜門、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益社団法人日本演奏連盟
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
井ノ上了吏、上原正敏、片寄純也の美声揃いの素敵な3人のテノールが、女性トリオの演奏にのせて、歌って踊って、新年の福を呼び込みます!
《青薔薇海賊団》の6人により4月に行われた陽春コンサートも大盛況で、「もっと聴きたい!」とのお客様の要望に応え、このたび新春1月6日(日)に開催する運びとなりました。
2019年新春オープニングは、ジョルダーノ作曲オペラ『フェドーラ』より “愛さずにはいられぬ思い” にはじまり、イタリア古典歌曲、3人のテノールがそれぞれの持ち味を発揮するオペラアリアの数々を。後半は、北村晶子編作による「青薔薇ガールズ魅惑の調べ」(ピアノトリオ)、「私の好きな歌」(シューベルトの小夜曲に乗せた精霊の歌、つれない心、カルディルロ)やスペシャルメドレーを歌いまくります。
また、今回は初春ならではの楽しい趣向を凝らしてお待ちしております。
「青薔薇海賊団」
後列左から、ヴァイオリン川口静華、テノール井ノ上了吏、テノール上原正敏
前列左から、テノール片寄純也、チェロ荒 庸子、ピアノ&編曲 北村晶子
「青薔薇海賊団は、テノール3人とピアノトリオで構成し、オペラ、映画音楽、聴きたい音楽のオンパレードに加え、今回は初春ならではの楽しい趣向を凝らしてお待ちしております。テノールが良いと、オペラ全体がとても楽しく良かったと思えるものです。だって男性が女性の音域を、フィギュアスケート選手のように四回転サルコからトリプルアクセル、そして優雅なステップのように声で表現するようなものですから。
随分と長い年月歌っています。今思うことは若い時に出来なかった演奏が、演技が考えてバランスよく出来るようになった。とても心地よい演奏ができてると感じます。 歌うのが今とても楽しい、この気持ちをお客様に伝え楽しい時間を分かち合いたい。」と語るのは最年長でリーダー格の井ノ上了吏。現在も輝かしい美声で多くのファンを魅了しています。
親しみやすいMCも好評の上原正敏もデビューからはや30年。「イタリアで私の歌った歌をあちらのおばちゃま達が涙を流して聴いてくれたときに感じた歌詞や感情が伝わる喜び。この喜びを日本でも感じたく、演奏活動の中で曲の説明や、時にはクラシック調にアレンジしたポピュラーな曲を披露することもしてまいりました。 音楽は、分かるものではありません。感じるもの。どうぞ感じて下さい。
聴いた方一人ひとりの中にその人の人生や感情の発露を促すスタイルの芸術活動が理想です。」と。
そして、2018年7月に東京二期会『魔弾の射手』でマックスを演じ、高い評価を得た片寄純也も、今まさに歌い盛り、旬のテノールとして活躍中!2019年も6月の東京二期会『サロメ』のヘロデ役で主演します。
会場の浜離宮朝日ホールは朝日新聞東京本社・新館2階、都営地下鉄大江戸線。「築地市場駅」A2出口を出てすぐ。2019年の新春は、ぜひ、青薔薇海賊団コンサートへ。個性豊かなテノールたちの三人三様の魅力をどうぞたっぷりとご堪能ください!
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■■■ 公演情報 ■■■
青薔薇海賊団 新春スペシャルコンサート
日時:2019年1月6日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:浜離宮朝日ホール
(都営地下鉄大江戸線「築地市場駅」A2出口すぐ
料金:全自由席 5,000円
出演:井ノ上了吏、上原正敏、片寄純也(以上、テノール)
川口静華(ヴァイオリン)、荒 庸子(チェロ)、北村晶子(ピアノ・編曲)
演奏予定曲:
・「マリオ・ランツァ」メドレー
・C.M.v.ウェーバー『魔弾の射手』より “森を通り 野を越えて”
・G.ドニゼッティ『アルバ侯爵』より “天使のような美しさ”
・P.マスカーニ『カヴァレリア ルスティカーナ』より “お母さんこの酒は強いね”
ほか
後援・マネジメント:公益財団法人東京二期会
▼公演情報ページはこちら《チケット絶賛発売中!》
・青薔薇海賊団 -新春スペシャルコンサート- - 東京二期会
▼6月6日(木)・9日(日) 片寄純也、ヘロデ役にて出演!《チケット発売中!》
・2019年6月公演 ハンブルク州立歌劇場との共同制作公演 R.シュトラウス『サロメ』 - 東京二期会オペラ劇場
2019年6月5日(水)18:30、6日(木)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00 東京文化会館大ホール
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ、演出:ヴィリー・デッカー、管弦楽:読売日本交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人読売日本交響楽団
●「青薔薇海賊団コンサート」&『サロメ』のお問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
東京二期会オペラ劇場2月公演『金閣寺』有為子/女役のソプラノ嘉目真木子が、今週12月20日(木)14:20頃より、横浜のコミュニティラジオ FMサルースの「SALUS all in one」に出演します。
嘉目真木子 ©Klara Beck
嘉目は、これまでも、フランス・デビューを飾ったストラスブールで、また東京に帰国後も、『金閣寺』にむけてインタビューに答えてきました。
▼ストラスブールと「ぶらあぼ」でのインタビューの内容は、こちらに掲載されています!
・東京二期会特設サイト - WEBぶらあぼANNEX
今回は、東京凱旋公演を間近に控えるようになって、フランスで演じた「女」のほかに、「有為子(ういこ)」も演じることとなるなど、宮本亜門演出の「東京バージョン」の様子が少しずつ垣間見えるようになってきたところでの新しいメッセージが聞けることでしょう。
FMサルースは放送局周辺のFM電波だけでなく、YouTubeライブ配信をはじめとする様々な方法で配信を行っていますので、インターネット環境があれば、どこからでもお手軽に聴取いただけます。ぜひお聴きください。
◆◆◆ 放送情報 ◆◆◆
「SALUS all in one」
放送日時:2018年12月20日(木) 13:00~16:00
イッツコムスタジオ・たまプラーザからの生放送!
(嘉目の出演は14:20頃からの予定です)
放送局:FMサルース(FM84.1Mhz 横浜市青葉区周辺)
出演:[パーソナリティ]山田太一、[ゲスト]嘉目真木子
▼YouTubeライブ配信および、その他の聴取方法はこちらから
・横浜市青葉区のコミュニティFMラジオ|FMサルース 84.1MHz
サイマルラジオ、Listen Radio、FM++ のネットラジオの他、
ケーブルテレビ「イッツコムチャンネル10ch」でもスタジオのライブ映像をご覧いただけます。
▼最新情報は番組公式Twitterで
・@salus_allinone - Twitter
『金閣寺』フランス公演から ©Klara Beck
▼オペラ『金閣寺』公演情報ページはこちら
・2019年2月公演 黛 敏郎『金閣寺』 - 東京二期会オペラ劇場
2019年2月22日(金)18:30、23日(土)14:00、24日(日)14:00 東京文化会館大ホール
指揮:マキシム・パスカル、演出:宮本亜門、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益社団法人日本演奏連盟
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
日本のオペラシーンで活躍するトップスターによるユニット、The JADE(ザ・ジェイド)が贈る、平成最後の、そして新たな時代を祝う2019年のニューイヤーコンサート。
2019年は浜離宮朝日ホールでの開催です。その上質な響きのホールで、オペラ・アリアから日本の歌、そしてポップスまで幅広いジャンルからプログラムされた歌の数々を、彼らの圧倒的な歌声と最高のハーモニーでご堪能ください!
ザ・ジェイド(左から高田正人、樋口達哉、北川辰彦、高野二郎、成田博之)
ピアノ 金井 信
■■■ 公演情報 ■■■
The JADE ニューイヤーコンサート 2019
日時:2019年1月12日(土) 16:00開演(15:30開場)
会場:浜離宮朝日ホール 音楽ホール
料金:全席指定 6,500円(税込)《発売中!》
出演:
The JADE(ザ・ジェイド)
[テノール樋口達哉、高野二郎、高田正人/バリトン成田博之/バスバリトン北川辰彦]
ピアノ 金井 信
プレイガイド:
・チケットぴあ (Pコード 132-586)0570-02-999
・ローソンチケット (Lコード 71428)0570-084-003
・イープラス
お問合せ:スーパーキャスト 03-5573-2299 (平日10:00~19:00)
▼チケットご予約方法の詳細はThe JADE公式サイトをご覧ください。
・The JADE ニューイヤーコンサート 2019|NEWS - The JADE
日本人で初めて、ベルリン・ドイツオペラから新作の委嘱を受けた黛敏郎。また、パリを愛し、フランス音楽を愛した作曲家のオペラ、『金閣寺』フランス初演が今年3月に果たされました。
今回は、作曲家 黛敏郎について、そしてオペラ『金閣寺』の音楽について、事前に触れて起きたいという方に、これは欠かせない!という書籍、CDをご紹介いたします。
戦後の楽壇を、クラシックから映画音楽、放送音楽、ポピュラー音楽にいたるまで切り拓いてきた黛氏の生涯と音楽的業績を紹介しているのが、ヤマハミュージックから出版されている「日本の音楽家を知るシリーズ 古代と現代を極めた天才 黛 敏郎」(黛りんたろう監修/新・3人の会[西 耕一、德永洋明、清道洋一]著)です。
最先鋭の音楽技法を取り入れつつ、読経や寺院の鐘の響きから新しい音響を見出し、オペラ『金閣寺』に結晶化させていったその足跡を、歴史的な写真とともにたどることができます。オペラのご鑑賞前にご覧いただければ、より感動が深まることでしょう。
また、昨年その没後20周年を記念して、タワーレコード限定にて、『金閣寺』舞台上演日本初演のライブ録音が、唯一の全曲版として再プレスされています。
こちらも、歴史的価値ある録音もさることながら、ベルリン・ドイツオペラの委嘱を紹介した音楽評論家吉田秀和、また黛敏郎本人によるブックレットは貴重な資料となっています。再リリース時から人気の盤でしたが渋谷店やオンラインショップ等にはまだ在庫あり、とのこと。ご興味のあるかたは、ぜひお急ぎください!
▼書籍取扱いサイトはこちら
・日本の音楽家を知るシリーズ 黛 敏郎 | 書籍 読み物 - ヤマハミュージックメディア
▼オンラインでのCDのお求めはこちらから
・〈最終プレス!タワレコ限定〉三島美学を具現化した黛敏郎のオペラ『金閣寺』唯一の全曲盤! - TOWER RECORDS ONLINE
▼オペラ『金閣寺』公演情報ページはこちら
・2019年2月公演 黛 敏郎『金閣寺』 - 東京二期会オペラ劇場
2019年2月22日(金)18:30、23日(土)14:00、24日(日)14:00 東京文化会館大ホール
指揮:マキシム・パスカル、演出:宮本亜門、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益社団法人日本演奏連盟
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
4月27日(土)プレミエ〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉J.マスネ『エロディアード』と、6月5日(水)プレミエ〈東京二期会オペラ劇場/ハンブルク州立歌劇場との共同制作〉R.シュトラウス『サロメ』の「同時!」二期会オペラ愛好会先行予約が、いよいよ12月13日(木)から受付スタートします!
二つの「サロメ」プロジェクト始動――
紀元1世紀、古代パレスチナ副王ヘロデの後妻ヘロディアの娘である、サロメ。
その少女時代と洗礼者ヨハネの処刑にまつわる物語をモチーフとした芸術作品は、ヨーロッパ中世から現代に至るまで、数多に誕生してきました。
中でも、音楽作品を代表するものが、今回、東京二期会が上演する『エロディアード』と『サロメ』です。フロベールの小説をオペラ化した『エロディアード』は、フランスオペラの重鎮マスネらしい叙情性に富んだ旋律とハーモニーで、高潔な預言者ジャン(ヨハネ)に惹かれるサロメの愛と、そのジャンを処刑に追い込むエロディアードとの母娘の悲劇。一方、世紀末芸術の頂点ともいうべきオスカー・ワイルドの戯曲を原作とするR.シュトラウス『サロメ』は、シュトラウスならではの極彩色の和声とドラマティックな音響で、少女サロメの純粋無垢さから、ヨカナーンの首を求める官能や残酷を描いた異色の名作です。
同じ物語をモチーフとしながらも、まったく異なるドラマが誕生しました。
最高の音楽を届けるために
指揮 ミシェル・プラッソン
『エロディアード』を指揮するのは、現在85歳のフランス音楽の最高峰、ミシェル・プラッソン。東京二期会においても、2011年ベルリオーズ『ファウストの劫罰』、13年オッフェンバック『ホフマン物語』を指揮。フランス音楽の真髄を伝えてきました。今回は、Bunkamuraとの共催による〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉で、マスネの音楽の魅力を全面に引き出すプロダクションとなっています。『エロディアード』という上演の少ない名作だけに、4月27日、28日のわずか2日間ですが、巨匠プラッソンのフランス・オペラを生で聴くこの機会を、どうか逃されませんように!!
東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ 2018年3月公演『ノルマ』より
指揮 セバスティアン・ヴァイグレ
演出 ヴィリー・デッカー
『サロメ』の指揮は、2019年読売日本交響楽団の常任指揮者に就任するセバスティアン・ヴァイグレ。今回はその読響とともに、シュトラウスの名作を奏でます。東京二期会では、ヴァイグレ×読響の最初のオペラ演奏となった17年『ばらの騎士』(東京公演)に続いての登場で、前回の好演にますますの期待が高まります!
また『サロメ』は、ハンブルク州立歌劇場との共同制作により、ヴィリー・デッカー演出の舞台でお届けします。16年『トリスタンとイゾルデ』に続いてのデッカー演出ですが、独特の世界観を具現化したような圧倒的な舞台で、ある意味ワーグナー以上に生々しく扇情的なドラマをどのように表現するのかどうぞご期待ください!
ハンブルク州立歌劇場公演 『サロメ』より
▼4月『エロディアード』公演情報ページはこちら
・2019年4月公演 J.マスネ『エロディアード』(セミ・ステージ形式) - 東京二期会
2019年4月27日(土)17:00、28日(日)14:00 東京文化会館大ホール
指揮:ミシェル・プラッソン、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura
▼6月『サロメ』公演情報ページはこちら
・2019年6月公演 R.シュトラウス『サロメ』 - 東京二期会オペラ劇場
2019年6月5日(水)18:30、6日(木)14:00、7日(土)14:00、8日(日)14:00 東京文化会館大ホール
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ、演出:ヴィリー・デッカー、
管弦楽:読売日本交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会 〈共催〉公益財団法人読売日本交響楽団
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←《インターネットなら発売日は午前0時より受付開始!》 24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取のインターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
2019年2月公演、オペラ『金閣寺』は、東京公演でのジャパン・プレミエにむけて、東京ニューバージョンとなって生まれ変わります。
フランス公演の際にはカットされていた部分も上演されることとなり、新バージョンとなったことでキャストが追加されました。今回、新たに歌手からキャスティングされたのは、娼婦 役のメゾソプラノ郷家暁子 (2月22日,24日)と中川香里 (2月23日)。
昨年、二期会オペラ研修所を修了した同期の二人です。今年5月二期会ニューウェーブ・オペラ『アルチーナ』ブラダマンテ役で郷家がデビューを先駆けましたが、同9月の東京二期会プッチーニ〈三部作〉~『修道女アンジェリカ』では中川もデビューを決めて、郷家とともに共演を果たしました。
郷家暁子
中川香里
また女 役の嘉目真木子 (22,24日)と冨平安希子 (23日)が、それぞれ有為子 役(22,24日=冨平、23日=嘉目)でも出演が決定!この二人は全日出演となりますので、ぜひお聴きのがしなく!
嘉目真木子
冨平安希子
そして、今回、溝口という青年の内面劇を描くための、もうひとりの溝口の存在が。
「(溝口が)昔若かった、本当にピュアな自分、ある意味ピュアすぎるがゆえに、執着心が強くなっていくもうひとりの溝口」-宮本亜門
フランス公演でも話題となり、「束縛から放たれた主人公の分身が踊る、その流れるような身のこなしは、まさに演出家・宮本亜門の詩的な筆致そのもの」(ブノワ・フォシェ『ディアパゾン』)など、絶賛されたもうひとりの溝口 役に、東京公演では注目を集める二人の若きダンサーが選ばれました。
2月22日,24日出演の前田晴翔 は、2017年に赤坂ACTシアター/梅田芸術劇場でのミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』で主役ビリーを演じ大きな話題を呼びました。2月23日出演の木下湧仁 は、劇団四季『ライオン・キング』にて、ヤングシンバ役を演じたほか、ミュージカル『赤毛のアン』や『アニー』にも出演しています。
前田晴翔
木下湧仁
二人の若い才能が、宮本亜門の演出する東京二期会の舞台で、どのような活躍を見せるのかにもぜひご注目ください!
▼オペラ『金閣寺』公演情報ページはこちら
・2019年2月公演 黛 敏郎『金閣寺』 - 東京二期会オペラ劇場
2019年2月22日(金)18:30、23日(土)14:00、24日(日)14:00 東京文化会館大ホール
指揮:マキシム・パスカル、演出:宮本亜門、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益社団法人日本演奏連盟
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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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2018-2019シーズン最後の公演は、2019年2月22日(金)にプレミエを迎える、東京二期会オペラ劇場『金閣寺』です。
東京二期会において、邦人作品の上演は、2004年の新国立劇場共催公演での間宮芳生『鳴神』『俊寛』以来となります。
原作 三島由紀夫、作曲 黛 敏郎という、日本の偉大な芸術家が遺した名作。1976年6月23日ベルリン・ドイツ・オペラで世界初演が行われました。
オペラ『金閣寺』の誕生と上演の歴史は、戦後から平成最後の年にいたるまでの日本の歴史そのものをたどるようです。
――1950年(昭和25)年7月2日に起きた金閣寺焼失事件。
日本人にとって、戦後という時代がどのような方向に向かうのかを考えさせられる、象徴的で衝撃的な事件であったと思われます。それ故か、金閣寺焼失事件をモチーフとした多くの小説やルポルタージュや劇が生まれました。中でもとりわけ多くの人々の心をつかんだものが、事件から6年後の1956(昭和31)年に書かれた三島由紀夫の『金閣寺』でした。
時を戻して、黛 敏郎と三島由紀夫との出会いは1951(昭和26)年のパリ。帰国後も、互いに歯に布着せぬ芸術論を展開したり、三島の戯曲の音楽を黛が担当するなど、公私にわたっての親交があったそうです。
ベルリン・ドイツ・オペラから、三島由紀夫『金閣寺』のオペラ化の委嘱を受けた黛が、この原作者のもとを訪れたのが、1970(昭和45年)。台本製作は断ったものの、オペラ化の快諾と初演の観劇を約束した三島でしたが、その年の秋に自決の日を迎えます。結果、二人が会った最後の時となりました。
日本初演は、1982(昭和57)年に演奏会形式で行われましたが、舞台上演日本初演は、1991年(平成3)年。実にベルリンから15年の時を経てようやく実現に至りました。指揮はいずれも岩城宏之氏でした。
今回、宮本亜門演出による東京二期会とフランス国立ラン歌劇場との共同制作公演で、まずは2018年3月にフランス初演を成功。二期会からもソプラノ嘉目真木子とバス志村文彦がその舞台に立ちました。
~僕が初めて三島由紀夫のことを知ったのは、僕が高校生のとき、三島由紀夫が自決したときでした。「三島の小説は絶対に読むな」と親から言われたのが、かえって好奇心を刺激され、読んだ小説が『金閣寺』。主人公たちが高校生、大学生ということもあって、強く、感性を刺激されました。
「どう生きるのか」というのが、三島のテーマです。社会と自分、時代と自分、そして、今後、何を目的に生きればよいのかというテーマが、この小説の中で、すごく深く書かれていて、それが三島の実人生とうまく重なって書かれたのが、『金閣寺』だと思います~(宮本亜門 フランス国立ラン歌劇場のビデオ・インタビューに応えて)
インタビューの全篇はこちらです。ぜひご覧ください!
VIDEO
フランスで絶賛された、宮本亜門演出による『金閣寺』の舞台。
いよいよ東京でその幕が開きます。どうぞご期待下さい!
▼オペラ『金閣寺』公演情報ページはこちら
・2019年2月公演 黛 敏郎『金閣寺』 - 東京二期会オペラ劇場
2019年2月22日(金)18:30、23日(土)14:00、24日(日)14:00 東京文化会館大ホール
指揮:マキシム・パスカル、演出:宮本亜門、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益社団法人日本演奏連盟
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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カワイ表参道コンサートサロン パウゼにて、毎回大好評の「二期会サロンコンサート」シリーズ。表参道のイルミネーションも眩い12月の第197回は、“ウィンターコンサート ~珠玉の名曲で贈る~”と題して、内外の名曲の数々をお届け致します。
出演は、二期会オペラ研修所第60期を修了し今後の活躍に注目が集まる内田稚菜(ソプラノ)と下村将太(テノール)に加え、賛助出演として、際立つ歌唱と堂々たる体躯、華ある演唱で絶賛を浴びる大沼 徹が登場。『こうもり』より“時計の二重唱”や、『ドン・カルロ』より“我らの胸に友情”なども楽しみ!オペラの音楽スタッフ、声楽、器楽の伴奏者として活躍中の相田久美子のピアノでお贈りします。
ソプラノ内田稚菜
テノール下村将太
バリトン大沼 徹
ピアノ相田久美子
ここで、若手の2人、内田稚菜と下村将太からのメッセージをご紹介します。
* * *
皆さま、こんにちは。ソプラノの内田稚菜(うちだ わかな)です。
今回、12月13日のサロンコンサートに出演させて頂くことになりました。
共演は二期会オペラ研修所の同期であるテノールの下村将太さんです。下村さんとは2年間同じクラスで共演もさせて頂きました。年齢も同い年でありますので、同級生コンビならではの歌声と掛け合いがお見せできると思います!
そして、バリトンの大沼 徹さん。大沼さんのような素晴らしい方と共演させて頂けて、少し緊張もありますが今からとても楽しみです!
以上の3人でお送りする名曲揃いのサロンコンサート。クリスマスムード漂う表参道で皆様をお待ちしております!!
* * *
みなさま、こんにちは。テノールの下村将太(しもむら しょうた)です。
今回のサロンコンサートは「ウィンターコンサート」と銘打って、お馴染みの名曲から知られざる名曲まで、盛りだくさんでお送りします。クリスマスソングや、年末らしくオペレッタ「こうもり」からも重唱をご用意致しました。
共演は二期会研修所同期のソプラノ、内田稚菜さん。内田さんとは研修所時代から多くの演目でご一緒してきました。「こうもり」の~時計の二重唱~では息の合った演唱をお届けできるかと思います!
そしてなんといってもバリトンはあの大沼 徹さん!私自身今からワクワクが止まりません…!「ドン・カルロ」の友情の二重唱等で一緒に歌わせて頂きますが、大柄な男二人が繰り出す圧力をぜひ目と耳で感じ取ってください(笑)
12月13日、光り輝く表参道でみなさまのご来場を心よりお待ちしております!
* * *
どうぞお楽しみに!
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報■■■
二期会サロンコンサート 2018-2019 シーズン
Vol.197 ウィンターコンサート ~珠玉の名曲で贈る~
日時:2018年12月13日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:カワイ表参道コンサートサロン パウゼ
料金:全自由席 3,500円(二期会オペラ愛好会会員割引あり)
出演:内田稚菜(ソプラノ)、下村将太(テノール)、大沼 徹(バリトン)、相田久美子(ピアノ)
予定演奏曲目:
中田喜直 「歌をください」
レスピーギ 「雪」
コルンゴルト オペラ『死の都』より 「ピエロの歌」
J.シュトラウス オペレッタ『こうもり』より 「時計の二重唱」
ヴェルディ オペラ『ドン・カルロ』より 「我らの胸に友情を」
ほか
▼コンサート概要ページはこちら
・二期会サロンコンサートVol.197 ウィンターコンサート ~珠玉の名曲で贈る~ - 東京二期会
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
明日、11月22日(木)から東京・日比谷の日生劇場にて、〈日生劇場開場55周年 モーツァルト・シリーズ NISSAY OPERA 2018提携〉W.A.モーツァルト『後宮からの逃走』が開幕します!
それではご来場のお客様に、期間中の公演当日のご案内を致します。 【11/21(水)20:00掲載】
日生劇場開場55周年 モーツァルト・シリーズ NISSAY OPERA 2018 提携 《東京二期会オペラ劇場》 2018年11月公演 W.A.モーツァルト作曲『後宮からの逃走』 オペラ全3幕 <日本語字幕付原語(ドイツ語)上演> 指揮:下野竜也/演出:ギー・ヨーステン
当日券と公演タイムテーブルのご案内
11月22日 (木)
11月23日 (金・祝)
11月24日 (土)
11月25日 (日)
当日券
S|A|B
S|A|B
S|A|B
S|A|B
当日券販売 /窓口受付
17:00~
12:30~
12:30~
12:30~
ピロティ開場
17:30
13:00
13:00
13:00
開場
18:00
13:30
13:30
13:30
開演
18:30
14:00
14:00
14:00
第1幕 及び 第2幕
約80分
休憩25分 予定時刻
19:50~20:15
15:20~15:45
15:20~15:45
15:20~15:45
第3幕
約40分(カーテンコールを含む)
終演予定
20:55
16:25
16:25
16:25
日生劇場 =アクセス=
<JR> [山手線][京浜東北線]=「有楽町駅」日比谷口徒歩10分 <地下鉄> [千代田線][日比谷線][都営三田線]=「日比谷駅」A13番出口徒歩1分 [有楽町線]=「有楽町駅」徒歩10分 [丸ノ内線]=「銀座駅」徒歩10分
お車のお客様は日生劇場ウェブサイトをご覧ください
>>アクセス - 日生劇場|東京・日比谷
※上記、当日券は11/21(水)16:00現在での発売予定です。以降の販売状況により、開演前に発売終了となる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
※公演タイムテーブルは、当日の進行により変動する場合がございますので、あらかじめご了承ください。
▼『後宮からの逃走』公演情報ページはこちら
・2018年11月公演 W.A.モーツァルト『後宮からの逃走』 - 東京二期会オペラ劇場
2018年11月22日(木)18:30、23日(金・祝)14:00、24日(土)14:00、25日(日)14:00 日生劇場
指揮:下野竜也、演出:ギー・ヨーステン、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
《便利!》
◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ) 】では、前売券が公演当日の開演1時間前までご予約が可能 です!!
チケットはご来場の途中にお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取いただけます(※)ので、余裕をもってお越しいただけます!是非ご利用ください!!
24時間受付、予約手数料0円。左の「Gettii」ボタンからお進みください。
(※…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでの支払・受取は出来ません)
* * *
《『後宮からの逃走』公演会場イベント情報》
◇◆◇ 11/22(木)プレミエ・キャンペーン ◆◇◆
11月22日(木)初日公演のご来場先着120名様に「ベルギービール人気NO1の「ヴェデット」330ml二期会オリジナルラベル」を、お1人様につき1本進呈いたします!
※17:30のピロティ開場時より専用受付にて、先着順でお引換券をお渡しします。
※未成年の方にはお渡しできません。あらかじめご了承ください。
※お引換券とプレゼントとのお引換は当日の公演終了後となります。
11月2日(金)に開催したベルギー大使館での11月公演『後宮からの逃走』記者会見の模様をレポートします!
今回の『後宮からの逃走』公演は、ベルギー出身の演出家ギー・ヨーステンの本邦初プロダクションで11月22日がワールド・プレミエ公演になることにあたり、ベルギー大使館から後援をいただいています。
▼会見の開催を伝えるベルギー大使館のツイート
初の日本での二期会アーティストとの稽古について、
「日本では、お昼でも夜でも、その日の稽古の始まりの挨拶は“オハヨウゴザイマス”。いつでも朝の挨拶をすることで、常にフレッシュでエネルギッシュな気持ちで稽古に臨まれていることに、敬意を覚えました」
「『後宮からの逃走』は、若いカップルたちのラブストーリー。トルコの後宮を舞台に、彼らはお互いを探しあい、自分探しをし、「愛」とは何かを探しもとめていきます。
彼らを演じる歌手も、若い人たちがキャスティングされました。若者たちの成長の物語とともに彼らの成長をみてください」とヨーステン。
演出コンセプトについては、昨年、京都旅行での知見が今回の舞台に示唆を与えたと話し、「日本には、三種の神器が納められた箱があり奉られていることを知りました。誰もがその箱の中に‘何が入っているか’を知っていながら、実際に中を開けて見ることはありません。存在することは知っていながら‘見ることはできない’。それは「愛」にも言えることです」
会見の後半には、セリム役の大和田伸也が、コンスタンツェ役の安田麻佑子、ブロンデ役の冨平安希子とともに登場。
大和田は、「この歳になって自分がオペラに出演できるとは夢にも思っていませんでした」と喜びを口にしました。「昔、劇団四季にいたころは日生劇場が本拠地でした。今回45年ぶりの里帰りです」
セリム役については、ちらりとヨーステン氏に目を送って、「今、演出家からは、ダンディとは何かを学ばせてもらっています」と深みのある声でジョーク交じりに話すと、一瞬にして会場は笑いで和んで大和田の空気に。「セリムは、人間的な魅力に溢れ、慈愛にみちた人物。若いコンスタンツェも一度はその魅力に惹かれながら、最後はベルモンテのもとへとかえっていく。それを赦す懐の深さを」
一方、安田麻佑子は「13年ほど前からフランスで活動をしており、今回、コンスタンツェで二期会デビューの機会をいただき、一時帰国しております。(コンスタンツェ役は)最初どのように演じればよいかわからなかったのですが、最初の大和田さんと稽古をご一緒したときに、セリムの人間的な魅力にコンスタンツェは惹かれていったのだなあ、とストンと腑に落ちました。たくさんの演技のヒントをいただいています」と大和田との共演の喜びを口にしました。
冨平安希子は「バイエルン国立歌劇場での研修はとても厳しいものでしたが、そこで鍛えられたことで、今の自分があります。今回はドイツ語の歌唱とともにドイツ語の台詞もありますが、ヨーステンさんが言葉の細やかなニュアンスまで伝えてくださるので、ほんとうにそれぞれのキャラクターが生き生きと浮かびあがってきます。楽しい舞台になると確信しています」と充実した稽古を重ねている様子を伝えました。
東京二期会『後宮からの逃走』ワールド・プレミエまで、あと2週間!
どうぞお楽しみに!
▼この記者会見の模様は、各ウェブメディアでも紹介されました
・オペラ初出演!大和田伸也が会見~東京二期会《後宮からの逃走》 - WEBぶらあぼANNEX
・大和田伸也が45年ぶり日生劇場「故郷に帰るよう」(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
・大和田伸也 71歳でオペラに…「まさかこの年で参加できるとは」 - デイリースポーツ online
▼『後宮からの逃走』公演情報ページはこちら
・2018年11月公演 W.A.モーツァルト『後宮からの逃走』 - 東京二期会オペラ劇場
2018年11月22日(木)18:30、23日(金・祝)14:00、24日(土)14:00、25日(日)14:00 日生劇場
指揮:下野竜也、演出:ギー・ヨーステン、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
二期会オペラ研修所の成績優秀者20名が出演する、「二期会オペラ研修所コンサート」。今月16日の本番に向け、二期会のスタジオでは各出演者のピアノ合わせが順調に進んでいます。
プッチーニ 『ラ・ボエーム』の四重唱(塚本・中野・戸森・下牧)のピアノ合わせの様子
「二期会オペラ研修所コンサート」の過去の出演者からは、研修所修了後まもなく二期会オペラ本公演に出演したり、カヴァーキャストとして起用される等、多くの歌手が活躍しています。
例えば、今月の東京二期会『後宮からの逃走』のベルモンテ役、金山京介(第56期マスタークラス修了)は、研修所コンサートでも、同作品のアリア“コンスタンツェ、おお何と不安げに”を演奏しています。
今回の出演者たちも、高い志を胸に、自身が得意としている曲や、今後演じたい役のアリアをお届けします。どうぞご期待ください!
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
北とぴあ国際音楽祭2018関連公演
第95回 二期会オペラ研修所コンサート
日時:2017年11月16日(金) 18:30開演(18:00開場)
会場:北とぴあ さくらホール
・JR京浜東北線王子駅北口徒歩2分
・地下鉄南北線王子駅5番出口前
料金:全席指定 A席3,000円、B席2,000円《発売中》
出演:
(ソプラノ)雨笠佳奈、石井飛鳥、金治久美子、小松原明紀、酒本春恵、
新宮雅美、塚本正美、傳田実咲、戸森冴耶、西村知花子、
野村優子、森川 史、安江 秋、山口 愛、山﨑わかな
(メゾソプラノ)本多 都、武藤あゆみ
(テノール)中野智貴、宮脇 臣
(バリトン)下牧寛典
(ピアノ)石野真穂
▼予定プログラムはこちらをご覧ください
・第95回 二期会オペラ研修所コンサート|コンサートラインアップ - 東京二期会
▼チケットのお求めは
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝休)
*車椅子席をご希望の方は、発売日より公演一週間前までに公益財団法人北区文化振興財団 03-5390-1221へご予約ください(席数に限りがございます)。
*未就学児のご入場はお断り申し上げます。
*やむを得ぬ事情により、出演者・演奏内容等が変更になる場合がございますので予めご了承ください。
現在開催されている「AICHI ARTS CENTER FESTIVAL 2018」にて、<愛知県芸術劇場プロデュース オペラ『バスティアンとバスティエンヌ』>が上演され、テノールの吉田 連が青年バスティアン役で出演します。
吉田 連
『バスティアンとバスティエンヌ』は、“神童”と呼ばれた少年モーツァルトが、12歳という若さで作曲したオペラ作品で、ジングシュピール(セリフのあるドイツの音楽劇)の形式を取っています。
親しみやすい物語と音楽で、どなたでもお楽しみ頂けるのではないでしょうか。
【ストーリー】*~*~*~*~*~*~*~*
牧歌的な村を舞台に繰り広げられる若い男女の恋物語。
ドキドキしたり、ヤキモキしたり…。
魔法使いの導きで二人の恋は成就するのでしょうか…??
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
プログラムの前半では、モーツァルトのオペラ作品から数々のアリア・重唱を演奏。
モーツァルトの世界をたっぷりとご堪能頂けます。
皆さまのご来場をお待ちしております♪
■■■ 公演情報 ■■■
愛知県芸術劇場 AICHI ARTS CENTER FESTIVAL 2018
モーツァルト作曲 オペラ『バスティアンとバスティエンヌ』
〈ドイツ語歌唱・字幕付き・日本語セリフ、全1幕〉
日時:2018年11月16日(金) 19:00開演
11月17日(土) 14:00開演/18:00開演
(開場は各30分前)
会場:愛知県芸術劇場 小ホール
(名古屋市営地下鉄「栄駅」徒歩3分、名鉄瀬戸線「栄町駅」徒歩2分)
出演:
娘バスティエンヌ:伊藤 晴(16日19:00/17日18:00)、柴田紗貴子(17日14:00)
青年バスティアン:中井亮一(16日19:00/17日18:00)、吉田 連(17日14:00)
魔法使いコラス:田中大揮
指揮:角田鋼亮
管弦楽:愛知室内オーケストラ
演出:太田麻衣子
台本:大山大輔
舞台監督:礒田有香
プログラム:
<第一部>
W.A.モーツァルト作曲
オペラ『フィガロの結婚』より “恋人よ、早くここへ”(スザンナ)
オペラ『ドン・ジョヴァンニ』より “彼女の心の安らぎこそ”(ドン・オッターヴィオ)
オペラ『魔笛』より “何と美しい絵姿”(タミーノ)
オペラ『ドン・ジョヴァンニ』より “手を取り合って”(ドン・ジョヴァンニ、ヅェルリーナ) ほか
<第二部>
W.A.モーツァルト作曲
オペラ『バスティアンとバスティエンヌ』(ドイツ語歌唱・字幕付き・日本語セリフ、全1幕)
主催:愛知県芸術劇場
▼公演詳細・チケットのお求めはこちらから
・モーツァルト作曲 オペラ『バスティアンとバスティエンヌ』|主催事業|イベント情報 - 愛知芸術文化センター
期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会New Face登場回は11月19日(月)。テノール宮之原良平とバリトン堺 裕馬がフレッシュな歌声を披露します!
コンサートに向けて、二人からのメッセージが届きましたのでご紹介します。
* * *
テノール 宮之原良平
――声楽の道を志すきっかけ等、自己紹介をお願いします。
私は母が中学校の音楽の教師で幼い頃からクラシック音楽に親しむ家庭に生まれ、小学校の高学年からチェロを習い始め、高校は音楽高校へ進学し地元のジュニアオーケストラで数々のオーケストラ作品を演奏していました。大学へ入った時は声楽専攻にもかかわらず歌の演奏会よりもオーケストラの演奏会に行く機会が多かったかもしれません(笑)
声楽を始めたのは音楽高校時代の副科で声楽を選択したのが始めたきっかけだと思います。そこにテノールの先生がいらして生身の人間が楽器となり一般的な人が出すことがない音を出す事に魅力を感じました。大学進学を考えた時に声楽を極めてみたいと思いました。
――声種やレパートリー、目指している役などを教えて下さい。
学生の頃はバリトンだったのですが年々高い音も出せるようになりテノールにスイッチしました。今はタミーノやネモリーノ等の役をレパートリーとしていますが将来的にはドン・ホセ、カヴァラドッシを歌える役者を目指しています。
――今回のコンサートのプログラムついて。
今回は前半に歌曲を中にドイツ、イタリアの歌曲に加えてミュージカルの歌そして二重唱の作品をプログラムしてます。後半はオペラ、オペレッタ作品からアリアと二重唱を準備してます。
僕自身出演者が全員男声という組み合わせは初めてのことなのでテノールとバリトンの魅力を伝える事ができたら嬉しいです。
――共演者をご紹介下さい。
堺くんは二期会研修所のクラスメイトで授業では度々一緒に歌いました!彼はすごく深みのある声で下から支えてくれた印象があります。今回再び一緒に歌う事ができて嬉しいです。
* * *
バリトン 堺 裕馬
――声楽の道に決めたきっかけはどんなものでしょうか?自己紹介をお願いします。
元々バンドのボーカルがやりたかったのですが、声が低く高い声が出なかったため、本格的に歌を学びたいと思ったのがきっかけで声楽のレッスンを受け始めました。大学で本格的に声楽を勉強していくうちにクラシックが自然と好きになっていき、声楽の道に進もうと思いました。
――自身の声種、レパートリー、将来演じてみたい役は?
声種はバリトンでノーブルな声と良く言われます。レパートリーは歌曲ではフランスや英米の歌曲。オペラでは『カルメン』のエスカミーリョや『フィガロの結婚』のアルマヴィーヴァ伯爵が得意です。やりたい役を挙げたらきりが無いですが、今一番は、『アンドレア・シェニエ』の革命家、ジェラールを演じたいです。
――今回のコンサートのプログラムついて。
男2人のコンサートということで、男らしく熱いコンサートにしよう!というこで話を進めて参りました。オペラの重唱を中心に置いていますが、その他にも聞き馴染みのある有名な曲を選んでいます。
――共演者をご紹介下さい。
宮之原さんとは研修所時代一緒のクラスでしたが、二人だけでの重唱は演奏したことがなかったので今回ご一緒できるのが楽しみです。二人で楽しい演奏会にしたいと思います。
* * *
ビュッフェスタイルのお料理&フリードリンクとともに素敵な音楽をお楽しみいただく、アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。是非お早めにご予約ください!ご来場お待ちしております。
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第220回【二期会New Face】情熱の一夜をあなたに ~若き男達の共演~
日時:2018年11月19日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:宮之原良平(テノール)、堺 裕馬(バリトン)、相田久美子(ピアノ)
演奏予定曲:
ビゼー オペラ『カルメン』より 「闘牛士の歌」
レハール オペレッタ『微笑みの国』より 「君は我が心のすべて」
J.シュトラウスII世 オペレッタ『こうもり』より 「一緒に行こう、パーティーへ」
プッチーニ オペラ『ラ・ボエーム』より 「おおミミ、君はもう戻ってこない」
ほか
さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
11月公演モーツァルト『後宮からの逃走』キャスト・メッセージ。これまで4回にわたってキャスト本人から、自身の役柄と見どころ聴きどころを紹介してきました。ラストはトルコの後宮の番人、オスミン役の加藤宏隆と斉木健詞です。
<オスミン>
「これまでの仕事ぶりがパシャ様に認められてブロンデという女を与えていただいた。もろタイプ♡なんだが、ペドリッロとかいう西洋からきた庭男が俺の女にちょっかいをかけてきやがる。ムカつくぜ!西洋の男はいつ見ても、女のお尻を追いかけているか酒を飲んでいるかのどちらかだな。いったいいつ仕事しているんだ!?」(by斉木オスミン健詞)
トルコ人のオスミンは、他の4役が高声の西洋人であることに対して、ひとり低声のソロ役で異文化のキャラクターを歌い演じます。粗野で暴力的で頑固でありながら気弱な面も見せる。表現する幅が広い分、高い歌唱力も要求されるオスミンに、今が旬のバスが臨みます。
* * *
加藤宏隆 (かとう ひろたか)
11月22日(木)・24日(土)出演
アメリカとイタリアでオペラを学んだ加藤は、ヴェルディ『ドン・カルロ』宗教裁判長という大役で東京二期会デビューを果たし、今年は7月にウェーバー『魔弾の射手』カスパールを好演した注目の若きバス・バリトンです。説得力ある声の魅力もさることながら、先のカスパールでみせた演技力にもご期待ください。
《オスミン役について》
加藤: オスミンはトルコの太守セリムにつかえる番人です。非常に頭が固く、よそ者には常に不信感を抱き、とても粗暴な性格をしています。セリムから与えられたブロンデに恋心を寄せていますが、自分の範疇に無いリベラルな考え方をするイギリス人のブロンデに翻弄され、情けない一面を見せたりもします。
《オスミンの見どころ・聴きどころ》
加藤: 歌手の視点からみると、どのキャラクターにおいても技巧的な歌唱が多く出てくることが、このオペラの最初の魅力だと感じます。オスミンですと、非常に早口で歌うところもありますし、また音域は全体的に広く、アリアでは下のレの音まで出てきます。他のオペラの中でここまで低い音を歌った経験は今までにありません。それだけに歌い甲斐のある役とも言えるのですが。
《このオペラのテーマ、メッセージ》
加藤: このオペラには現代の我々にも通じる、とても明確な普遍的テーマを内包していると思います。物語は相反するものの対比がいくつか描かれています。この対比の先にあるものが「赦し」です。この「赦し」をどう捉えるか、これは時代を越えた我々への問いかけ、課題であるように思います。
東京二期会オペラ劇場 2018年7月公演 ウェーバー『魔弾の射手』より
カスパール役 加藤宏隆
* * *
斉木健詞 (さいき けんじ)
11月23日(金・祝)・25日(日)出演
先月、共同制作公演『アイーダ』のランフィスを歌い、全国満員御礼の公演の成功に大きく貢献したばかり。豊かな声と抜群の容姿で、東京二期会のみならず新国立劇場、兵庫県立芸術文化センター、びわ湖ホール、日生劇場ほか、第一線のオペラの舞台に欠かせないバスとして活躍が続いています。加藤宏隆とは2014年東京二期会『ドン・カルロ』以来のダブル・キャスト競演。
《オスミン役について》
斉木: オスミンを表現するキーワードは「剛腕、酒、女性」でしょうか。
実は、仕事ができる優秀な人物だと思います。だからこそ、太守セリムに可愛がられ、信頼も厚い。後宮の番人としての今の地位を得ているのです。ブロンデは、そんな仕事ぶりが認められた「褒美」としてオスミンに与えられたものでした。
《オスミン役の見どころ、聴きどころ そして このオペラのテーマとメッセージ》
斉木: とにかく、超早口と超低音!同じモーツァルトのオペラでも、『フィガロの結婚』バルトロより早口で、『魔笛』ザラストロよりはるかに低い音域を歌わなければならない、難役です。
今回の演出では、オスミンも若者で、愛を探しています。
オスミンのことは、たいていどのように考えられているでしょう。オスミンにとって女性は所有物であり、その扱いは乱暴で、粗暴。そのように思われていないでしょうか。
では、彼に愛は無いのでしょうか?西洋の価値観、西洋の愛だけが、愛なのでしょうか?
オスミンを通して、このオペラの、今回の舞台のテーマが見えてくると思います。
ぜひ、ご来場ください!
2013年5月 東京二期会オペラ劇場 ヴェルディ『マクベス』より
バンコー役 斉木健詞
* * *
▼これまでにブログでご紹介しました、キャストからのメッセージはこちら
・第1回:コンスタンツェ役 ソプラノ松永知史&安田麻佑子
・第2回:ベルモンテ役 テノール金山京介&山本耕平
・第3回:ブロンデ役 ソプラノ冨平安希子&宮地江奈
・第4回:ペドリッロ役 テノール升島唯博&北嶋信也
▼『後宮からの逃走』公演情報ページはこちら
・2018年11月公演 W.A.モーツァルト『後宮からの逃走』 - 東京二期会オペラ劇場
2018年11月22日(木)18:30、23日(金・祝)14:00、24日(土)14:00、25日(日)14:00 日生劇場
指揮:下野竜也、演出:ギー・ヨーステン、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
二期会オペラ研修所には、予科・本科・マスタークラスの3年間の研修課程があり、現在約140名の研修生が、それぞれの目標に向かって、日々研鑽に励んでいます。
今年度、第62期マスタークラス「大倉由紀枝クラス」「鹿野由之クラス」では現在、オペレッタ作品を日本語訳詞にて取り組んでいます。こちらは、両クラスのJ.シュトラウス『こうもり』の立ち稽古の様子。台詞やダンスも随所に取り入れています。
大倉クラスの稽古風景より
鹿野クラスの稽古風景より
さて、研修所での最終試験となる修了試演会が、2019年3月6日(水)、Hakuju Hallにて一般公開で行われます。
今回は、ヴェルディ『リゴレット』、ドニゼッティ『ランケルモールのルチア』『連隊の娘』、R.シュトラウス『アラベラ』をはじめ、オペラのハイライトシーンの数々をご披露いたします。
チケット発売日は11月9日(金)。43名の研修生が、丁寧に磨き上げた技術や表現力を、ぜひご覧ください!
※演目・シーン等、プログラム詳細は後日改めてご案内します。
11月9日よりチラシPDFをダウンロードいただけます
■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ研修所 第62期マスタークラス修了試演会
日時:2019年3月6日(水)
「大倉由紀枝クラス」12:30開演
「鹿野由之クラス」17:00開演
会場:Hakuju Hall(ハクジュホール)
・小田急線 代々木八幡駅南口より 徒歩5分
・千代田線 代々木公園駅1番出口より 徒歩5分
料金:全指定席 各クラス1,200円
(2クラスセット券 2,000円)
※クラスごとに入れ替えがございます。
※セット券は二期会チケットセンターのみの取扱
《チケット発売中》
チケット発売日:2018年11月9日(金)~
▼お問合せ・チケットのお求めは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
▼チケットお取扱
・Hakuju Hallチケットセンター TEL 03-5478-8700
(10:00~18:00 火~土 *祝日・休館日を除く)
今年5月、二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』のアルチーナ役で主演デビューを果たしたソプラノ渡邊仁美。さまざまな人間の感情や精神を表現するための豊かな声量と叙情性をたたえたリリック・ソプラノの中で、そのもっとも若い世代の実力派のひとりとして、注目度が高まっています。
その渡邊が、11月5日(月)に新橋にある音楽レストラン、アルテリーベ東京で開催される「月曜フレッシュコンサート」にソロで出演します。
ソプラノ 渡邊仁美
コンサートへの意気込みと聴きどころは?本人に話を聞きました。
――二期会のオペラ研修所を修了して3年目のシーズン。今年は二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』で主演デビューを果たしました。この3年間を振り返ってみて。
渡邊: 1年間の研修所生活は無我夢中で、目前の課題に立ち向かう日々でした。とても濃厚で、あっと言う間の1年間だと感じていましたが、修了後の3年は更に短かったように感じます。ありがたいことに、アンダースタディやカヴァー・キャストで所謂“タイトルロール”を学ばせていただく機会を多くいただき、本当に貴重な経験をさせていただきました。
『アルチーナ』は、稽古から本番まで夢のようなひとときでした。もちろん課題はたくさんありましたが、素晴らしいスタッフと共演者に恵まれ、音楽はもちろん、舞台も衣裳も本当に美しく…毎日幸せを噛み締めて歌わせていただいておりました。様々な方への感謝の気持ちの尽きない3年間でした。
2018年5月 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場
ヘンデル『アルチーナ』公演(めぐろパーシモンホール)より
――今回のアルテリーベでのコンサートについて。
渡邊: 大好きなR.シュトラウスの歌曲集op.10からこの時期に合いそうなものを中心に何曲か、そして日本の歌を第1部で、第2部は“読書の秋”をイメージしてゲーテやハイネの作品や童話が原作となっているオペラのアリアを何曲か歌わせていただきます。
――共演のピアニスト吉武 優さんについて。
渡邊: 吉武 優さんは東京芸術大学時代の同級生で、大切な友人です。彼のピアノの音色は本当に美しく、一緒に音楽を作り上げる工程はいつもとても楽しいです。今回短いですがピアノソロも1曲弾いていただく予定です。どうぞお楽しみに!
ピアノ 吉武 優
――渡邊仁美のこれからについて。オペラだけでなく、オーケストラ・コンサートでの活躍も期待されます。今回のステージからステップしていきたいことは。
渡邊: R.シュトラウスは本当に好きな作曲家です。
歌を始めたきっかけはミュージカルに出たかったから…中学高校時代のクラブ活動は合唱とミュージカルで、オペラとは無縁の青春時代を送っていました。そんな私が歌うことの楽しさにすっかりはまってしまい、色々な出会いを経てオペラや歌曲を勉強するに至ったのですが、R.シュトラウスの作品はずっと、観るのも聴くのも歌うのも、オペラはもちろん、歌曲も大好きです。また、モーツァルテウム大学では歌曲・宗教曲科を専攻しておりましたので、モーツァルトのコンサートアリアや、様々な作曲家の歌曲・宗教曲を勉強させていただきました。修了時のリサイタルではオーケストラ伴奏に編曲されている歌曲作品を中心にプログラムを組み、R.シュトラウス、A.ベルク、ラヴェルなどを演奏いたしました。無節操と思われるかもしれませんが、ベートーヴェンやマーラー、ワーグナーはもちろん、国を問わず歌ってみたい作品や作曲家は尽きません。出会える限りたくさんのものに出会い、勉強したいです。
* * *
ビュッフェ形式のお食事とフリードリンクをお楽しみいただきながらのコンサートですが、歌のメニューもかなり本格的になりそうとのこと。その歌声を聴かれたい方はぜひご予約を!
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第218回 秋に歌うリートとドイツの詩人たち
日時:2018年11月5日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:渡邊仁美(ソプラノ)、吉武 優(ピアノ)
演奏予定曲:
<第1部> 秋を歌う歌曲から
R.シュトラウス 《最後の葉による8つの歌》作品10より
「献呈」「ダリア」「万霊節」
山田耕筰 「鐘が鳴ります」
ほか
<第2部> 読書の秋をアリアで紡ぐ
C.グノー 『ファウスト』より “宝石の歌”
ほか
さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
東京二期会オペラ劇場11月公演『後宮からの逃走』にむけて、ベルモンテ役で出演するテノール山本耕平が、「ぜひ、この舞台を、オペラを初めてご覧になる方や学生の方にも見ていただきたい!」という想いから、東京二期会オペラ「教室」として、2回にわけて、みずから作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの半生をナビゲートしました!
人間モーツァルトを知れば知るほど、その魅力に惹かれて、想像力が膨らみ、音楽の味わいも深まることでしょう。天才作曲家の歩みを振り返りながら、山本自身もどのように感じたかも興味深いところでしょうか。どうぞお聞き下さい!
第1回:旅するモーツァルト
VIDEO
モーツァルトの生い立ちから『後宮からの逃走』の作曲を始める直前までを〈序曲〉に乗って駆け足でご紹介!(2018/10/3公開)
第2回:『後宮からの逃走』作曲!
VIDEO
いよいよ『後宮からの逃走』を作曲するモーツァルト。ウィーンで大きな転機を迎えます。(2018/10/24公開)
*ラジオのように、お気軽に音声でお楽しみください*
* * *
▼『後宮からの逃走』公演情報ページはこちら
・2018年11月公演 W.A.モーツァルト『後宮からの逃走』 - 東京二期会オペラ劇場
2018年11月22日(木)18:30、23日(金・祝)14:00、24日(土)14:00、25日(日)14:00 日生劇場
指揮:下野竜也、演出:ギー・ヨーステン、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
総重量約500kgの重量級5人で結成されたIL DEVU(イル・デーヴ)。普段からそれぞれがオペラ、コンサートに、第一線で活躍しているテノール望月哲也・大槻孝志、バリトン青山 貴、バスバリトン山下浩司と、多くの歌手から厚い信頼を寄せられ全国引っ張りだこのピアニスト河原忠之による太メン・ユニット。今年もこの秋、東京Hakuju Hallの公演を皮切りに、福岡、札幌、横浜、那須野が原、北上と全国各地でコンサートを展開。IL DEVUファンはもちろん、歌を愛するすべての人に、心あたたまるハーモニーをお届けします。
■■■ IL DEVU コンサートツアー2018 スケジュール■■■
●東京公演:Hakuju Hall(ハクジュホール)
2018年10月27日(土) 17:00開演 [完売]
2018年10月30日(火) 19:00開演 [完売]
詳細≫ IL DEVUリサイタル ~哀愁のIL DEVU~ - ハクジュホール
●福岡公演:福岡シンフォニーホール(アクロス福岡)
2018年11月7日(水) 12:00開演
詳細≫ アクロス・ランチタイムコンサート vol.70《スペシャル版》IL DEVU(イル・デーヴ)コンサート2018 - アクロス福岡
●札幌公演:札幌コンサートホールKitara 大ホール
2018年11月10日(土) 13:00開演
特別出演 シモン・ボレノ(第20代札幌コンサートホール専属オルガニスト)
詳細≫ 市民交流プラザ開館記念連携事業<KitaraランチタイムコンサートII> IL DEVU(イル・デーヴ) - 札幌コンサートホール Kitara
スペシャルメニューとお食事の割引企画≫ 11月10日 IL DEVU(イル・デーヴ) スペシャル企画のご案内 | お知らせ - 札幌コンサートホール Kitara
●横浜公演:横浜みなとみらいホール
2018年11月14日(水) 14:00開演
詳細≫ イル・デーヴ IL DEVU コンサート - 神奈川芸術協会
●那須野が原公演:那須野が原ハーモニーホール(栃木県)
2018年11月18日(日) 14:30開演
共演 那須野が原少年少女合唱団
詳細≫ IL DEVU CONCERT ~イル・デーヴ コンサート~ - 那須野が原ハーモニーホール
●北上公演:北上市文化交流センターさくらホール 中ホール(岩手県)
2018年11月27日(火) 19:00開演
詳細≫ 公演案内 自主事業ラインナップ - 北上市文化交流センター さくらホール
・聴くなら今でしょ!イル・デーヴ 市民でつくるコンサート
* * *
そして、2019年のお正月1月3日(木)19:00から「第62回NHKニューイヤーオペラコンサート2019」 に出演(NHK EテレとNHK-FMでNHKホールから生中継されます)。
豪華なオペラコンサートの中の「コーナー出演」は、IL DEVUの5人によるとびきりのステージ!
詳細≫ 第62回 NHKニューイヤーオペラコンサート - NHKプロモーション
まもなくIL DEVUの旅が始まります。どうぞお楽しみに!
▼IL DEVUのオフィシャルホームページはこちら
・IL DEVU(イル・デーヴ) - 日本コロムビア オフィシャルホームページ
今春、二期会オペラ研修所マスタークラスを優秀な成績で修了した、若き歌手の声を聴くシリーズ、Hakuju Hall「二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ」。今シーズンの第2弾は、11月8日(木)に開催されます。
このたびのコンサートに向けて、出演の二人よりメッセージが届きましたので、ご紹介いたします。
ソプラノ金見美佳(左)とソプラノ横森由衣
■金見美佳(かねみ みか)
この度は、二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォに出演する機会を頂き、心より幸せに思っております。横森さんとの初めての共演にも大変胸が躍ります。今回は様々な国の音楽をご用意致しました。私は木下牧子さんの日本歌曲、プーランクとデュパルクのフランス歌曲、日本を舞台にしたマスカーニのオペラ『イリス』のアリア、マスネの『エロディアード』よりサロメのアリアを演奏致します。この『エロディアード』は来年4月の二期会コンチェルタンテ・シリーズにて上演され、私もバビロニアの娘役で出演致します。
当日はそれぞれの曲の魅力が伝われば幸いです。是非Hakuju Hallへお越し下さいませ。
■横森由衣(よこもり ゆい)
この度は二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォに出演させていただけますこと、大変うれしく思っております。当日は“情熱”をテーマに、R.シュトラウスとチャイコフスキーの歌曲、モーツァルトとプーランクのオペラアリアをお届けします。ご一緒させていただく金見さん、髙木先生とは今回が初共演ということもあり、当日が今からとても楽しみです。11月8日の朝は、是非Hakuju Hallへ足をお運びください‼︎皆様のご来場を心よりお待ちしております。
* * *
2人のソプラノの魅力をどうぞお楽しみください!
■■■ 公演情報 ■■■
二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ <第17回>
二期会新星トップ7名による、ときめきのデビューコンサート!
日時:2018年11月8日(木) 11:00開演(10:30開場) ※休憩なし約1時間
会場:Hakuju Hall (ハクジュホール)
料金:全席自由 500円(税込)
出演:金見美佳(ソプラノ)、横森由衣(ソプラノ)、髙木由雅(ピアノ)
予定プログラム:
・木下牧子:うぐいす 〔金見〕
・木下牧子:竹とんぼに 〔金見〕
・木下牧子:おんがく 〔金見〕
・R.シュトラウス:バラのリボン 〔横森〕
・R.シュトラウス:熱愛 〔横森〕
・プーランク:パガニーニ 〔金見〕
・プーランク:C(セー)の橋 〔金見〕
・デュパルク:前世 〔金見〕
・チャイコフスキー:ただ憧れを知る者だけが 〔横森〕
・チャイコフスキー:昼の光が満ちようと 〔横森〕
・モーツァルト:歌劇『魔笛』より “愛の喜びは露と消え” 〔横森〕
・マスカーニ:歌劇『イリス』より “私は悲しい夢を見た” 〔金見〕
・プーランク:歌劇『ティレジアスの乳房』より “いいえ、旦那様” 〔横森〕
・マスネ:歌劇『エロディアード』より “彼は優しく、美しい” 〔金見〕
主催:Hakuju Hall/株式会社白寿生科学研究所
協力:二期会オペラ研修所
後援:公益財団法人東京二期会
▼コンサート詳細ページはこちらをご覧ください
・第17回 二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ - Hakuju Hall
▼ご予約・お問合せは
・Hakuju Hall チケットセンター 03-5478-8700
10:00~18:00(火~土/祝日・休館日を除く)
今夏「バイロイト音楽祭」において、P.ドミンゴ指揮の『ワルキューレ』でグリムゲルデ役を歌い演じ、大きな話題となったメゾソプラノ金子美香。来る11月16日(金)にはJTアートホール アフィニスにて、11月末のファーストCDアルバム「南天の花」のリリースを記念したリサイタルが開催されます。
メゾソプラノ 金子美香
ピアノ 朴 令鈴
ファースト・アルバムでは、金子が得意とする日本の歌を、ピアニスト朴 令鈴とともに収録しました。これまでに、ワーグナーのほか、モーツァルト、プッチーニ、ヴェルディほか数々のオペラに出演。イタリア語、フランス語、ドイツ語、英語、チェコ語、と色々な言語の作品、さまざまな国から来た指揮者、それに世界的な歌手と交流する中で、金子は「今まで培ってきた日本歌曲のレパートリーを大切にしたい」と語ります。
日本に生まれ育った作曲家が、日本各地の風景、その文化、日本語にこめた思い。まだ海外渡航が珍しい時代に、ヨーロッパに学び、同時代の作曲家から刺激を受けて、自らの可能性を追究した楽曲群。時代を経て共感し、また演奏を通して見出される日本歌曲の魅力。――
深まる秋のひととき、日本歌曲の最高峰といわれる橋本國彦の「舞」ほか、金子美香の深みのある歌の数々をお楽しみください。
■■■ 公演情報 ■■■
金子美香 CD発売記念 リサイタル
日時:2018年11月16日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:JTアートホール アフィニス
・地下鉄「虎ノ門駅」3番出口より徒歩4分
・地下鉄「溜池山王駅」9番出口より徒歩5分
・地下鉄「霞ヶ関駅」A13番出口より徒歩7分
料金:全席自由 4,000円
出演:金子美香(メゾソプラノ)、朴 令鈴(ピアノ)
演奏予定曲:
團 伊玖磨「花の街」
山田耕筰「赤とんぼ」「夜曲」「南天の花」
別宮貞雄「さくら横ちょう」
猪本 隆「悲歌」
木下牧子「海と涙と私と」「さびしいカシの木」
中田喜直「ちいさい秋みつけた」「桐の花」
橋本國彦「お菓子と娘」「舞」
ほか
お問合せ:
音音(おとね)工房 e-mail: otonekobo@gmail.com FAX: 050-3488-6056
チケット取扱:
・チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード125-279)
・イープラス
●●● CD情報 ●●●
日本歌曲を集めた 1st Album
「南天の花」
メゾソプラノ金子美香、ピアノ朴 令鈴
2018年11月下旬発売予定/税込2,700円
収録曲:
「赤とんぼ」「ペィチカ」「むこうむこう」
「竹とんぼに」「秘唱」「小さな空」 他
ご予約:
音音(おとね)工房 e-mail: otonekobo@gmail.com FAX: 050-3488-6056
※CD発売記念リサイタル(11/16)会場にて特別先行発売&サイン会を開催します!
▼金子美香のプロフィール、スケジュールはこちら
・金子美香 メゾソプラノ - 二期会21
東京二期会オペラ劇場11月公演モーツァルト『後宮からの逃走』ベルモンテ役の金山京介が、指揮者の下野竜也にインタビューを敢行しました!
この日は、指揮者と二期会キャストとの最初の音楽リハーサル。午後2時から夜9時まで両組キャストとモーツァルトを奏でました。心地よい疲れとすることができたのか、清清しい表情でインタビューは行われました!
話題は、最初の稽古で二期会キャストの印象、『後宮からの逃走』の魅力、そして、日生劇場周辺おすすめスポットまで話が及び、最後は二人の握手で締めくくられました。ぜひお聞きください!
VIDEO
「今回は“初めてづくし”のプロダクション。『後宮からの逃走』を指揮するのも初めてなら、金山さんはじめ、初めてご一緒する歌手ばかりです。最初のリハーサルを終えて、あらためて二期会の層の厚さを感じました。これから稽古が進んでいって、それぞれの組の特色や個性が出てくることがとても楽しみです。
(『後宮からの逃走』は)名曲のオンパレード。トルコ風の音楽も随所にみられ、当時としては斬新な音楽であったと思うし、モーツァルトにとってもチャレンジだったと思います。音楽の百貨店(!?)とでもいうべき多彩さがありますね。そして、5人の歌手によって、本当に幅広い音域が声で表現されることになります。まさに声の饗宴です。」
* * *
モーツァルト5大オペラのひとつ『後宮からの逃走』は、モーツァルトが26歳の時に、初めてウィーンで書き上げた超意欲作。モーツァルトが生前にもっとも成功を収めた作品といわれています。
今回インタビュアーをつとめた金山京介が、『後宮からの逃走』のあらすじをご紹介してしますので、ぜひこちらもチェックしてみてください!
VIDEO
*ラジオのように、お気軽に音声でお楽しみください*
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▼『後宮からの逃走』公演情報ページはこちら
・2018年11月公演 W.A.モーツァルト『後宮からの逃走』 - 東京二期会オペラ劇場
2018年11月22日(木)18:30、23日(金・祝)14:00、24日(土)14:00、25日(日)14:00 日生劇場
指揮:下野竜也、演出:ギー・ヨーステン、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会New Face登場回は10月29日(月)。池田斐咲子と清永千裕、二人のソプラノがフレッシュな歌声を披露します!
コンサートに向けて、二人からのメッセージが届きましたのでご紹介します。
* * *
ソプラノ 池田斐咲子
――声楽の道を志すきっかけ等、自己紹介をお願いします。
初めまして、ソプラノの池田斐咲子(いけだ ひさこ)と申します。
私は小さい頃から歌うことが好きで、小中高とコーラス部に入っていました。地元の福島は合唱の部活動がとても盛んで、とにかく授業以外の時間はほぼ練習に充てていたくらい、部活漬けの毎日でした。学校は勉強しに行くところというよりも朝昼晩歌いに行くところ、というような感覚でした(笑)。(そして、テストは赤点ばかりで先生に叱られていました…)
ずっとそんな生活を送っていたので、大学の進路を決める時も歌うことから離れるという選択肢があまり考えられず、最初から音大受験することを決めていました。今振り返ると、進路について何も口を挟むことなく、快く東京へ送り出してくれた両親には感謝の気持ちしかありません。
――声種やレパートリー、演じてみたい憧れの役について教えて下さい。
声種は、ソプラノ・リリコ・レッジェーロです。今までは、『フィガロの結婚』スザンナ、『清教徒』エルヴィーラ、『ばらの騎士』ゾフィー等を勉強してきました。やはりゾフィーはずっと憧れの役です。『夕鶴』つうにも憧れています。深くて柔らかい音色の引き出しをもっと沢山増やしていきたいと思っています。
――今回のコンサートのプログラムついて。
共演者の清永さんとは声の性質や種類が近いので、逆にどのようなプログラムにすればよいか迷ったのですが、清永さんはイタリア物、私はフランス物を中心に勉強しているので、ソロではそれぞれの好きな分野から選曲させて頂きました。
重唱では、日本歌曲や秋らしい曲を中心に選曲しました。お楽しみ頂けますと幸いです。
――共演者をご紹介下さい。
清永さんとは昨年1年間同じクラスで、楽しかった時も辛かった時もたくさんお世話になりました。声の種類も似ていますが、性格も勝手に少し似ているところがあるなと感じています(笑)。今回一緒に歌う機会を頂けてとても嬉しいです!息の合ったハーモニーを届けられるよう頑張ります。
* * *
ソプラノ 清永千裕
――声楽の道に決めたきっかけはどんなものでしょうか?自己紹介をお願いします。
初めまして。福岡県出身の清永千裕(きよなが ちひろ)です。
私の家族はみんな音楽が好きで、私は小さな頃からいつも音楽に囲まれて育ちました。元は中学の教員になりたかったのですが、高校の時に恩師から音大受験を勧められ、気づけば私もいつか大きな舞台で演奏してみたいと思うようになっていました。
私の人生初オペラは高校の授業で見た映画版の『サロメ』で、当時の私にはなかなか刺激的だったので、実は大学生になるまでオペラが大っ嫌いだったのですが...今ではその面白さが分かるようになりとっても大好きになりました!笑
――自身の声種、レパートリー、将来演じてみたい役は?
声種はソプラノ・リリコ・レッジェーロです。
研修所では『コジ・ファン・トゥッテ』デスピーナ、『天国と地獄』ユリディス、『リタ』リタなどを勉強させていただきました。
演じてみたい役は沢山ありますが、特に『ランメルモールのルチア』ルチア、『連隊の娘』マリーをやってみたいなと思います。
――共演者の紹介とコンサートへの抱負を。
共演者の池田さんとは研修所のマスタークラスの同級生で、プライベートでもご飯に行ったりするくらい今でも仲良しです。音楽に対してとても真っ直ぐ、でも時々天然で可愛らしい彼女のことが、私は大好きです!
今回一緒に演奏できることに感謝しつつ、そして当日は楽しい演奏会にできたらいいなと思っています。
* * *
ビュッフェスタイルのお料理&フリードリンクとともに素敵な音楽をお楽しみいただく、アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。是非お早めにご予約ください!ご来場お待ちしております。
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第217回【二期会New Face】秋の夜空に想いを寄せて
日時:2018年10月29日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:池田斐咲子(ソプラノ)、清永千裕(ソプラノ)、松原裕子(ピアノ)
演奏予定曲:
アルディーティ 「口づけ」
ドビュッシー 「星の夜」
ドリーブ オペラ『ラクメ』より 「花の二重唱」
メンデルスゾーン 「6つの二重唱曲」より “秋の歌” “すずらんと花々”
ほか
さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
東京二期会11月公演『後宮からの逃走』は、公演に向けて演出家のギー・ヨーステンが早々に来日!いよいよ日生劇場の舞台を想定した立ち稽古が始まります。
さてこのたび、稽古が進む『後宮からの逃走』から指揮の下野竜也と演出のギー・ヨーステンが共に登場する特別イベントの開催が決定いたしました。
文化芸術推進フォーラムが主催する、文化行政推進のための連続フォーラム「今こそ文化省!」(10/20~11/15 の期間中全6回開催)の第1回が10月20日(土)に西新宿の芸能花伝舎で行われることとなり、二人がパネリストとして登場いたします!
今回、『後宮からの逃走』の現場を題材として、オペラ制作のプロセスや文化助成のあり方など、普段あまり一般に話すことのないテーマについてディスカッションが展開されます。ヨーステンによる演出コンセプト説明などもあり、本公演にむけて絶好の話題が展開されますので、どうぞお越しください。
また、当日はパネルディスカッションだけでなく、ミニ・コンサートも開催!『後宮からの逃走』キャストから、コンスタンツェ役のソプラノ松永知史とベルモンテ役のテノール金山京介が出演し、それぞれの歌声を披露します。ピアノは同プロダクションにコレペティトゥアを務める中原達彦です。
指揮者 下野竜也
演出家 ギー・ヨーステン
ソプラノ 松永知史
テノール 金山京介
ご参加を希望の方は、事前に下記へお申込みください(参加費無料)。
■■■ イベント情報 ■■■
BIG WAVE FOR ARTS《連続フォーラム「今こそ文化省!」》
第1回 芸術の創造、制作、経済、助成~オペラ『後宮からの逃走』スタッフが語る
日時:10月20日(土) 13:00~15:30
会場:芸能花伝舎(『後宮からの逃走』稽古場)
パネリスト:
・下野竜也(指揮者・広島交響楽団音楽総監督)
・ギー・ヨーステン(演出家・国際オペラアカデミー(ベルギー)総支配人)
・山口 毅(東京二期会常務理事・事務局長)
司会:石田麻子(昭和音楽大学教授)
プログラム:
<第1部>ミニ・コンサート『後宮からの逃走』より
・松永知史(ソプラノ・『後宮からの逃走』コンスタンツェ)
・金山京介(テノール・『後宮からの逃走』ベルモンテ)
・中原達彦(ピアノ)
<第2部>報告と意見交換(日本語通訳付き)
主催:芸術家会議
共催:日本オーケストラ連盟、文化芸術推進フォーラム
協力:日本芸能実演家団体協議会
▼詳しいご案内はこちらをご覧ください
・10/20~11/15連続フォーラム「今こそ文化省!」を開催します|新着情報 - 文化芸術推進フォーラム
●第1回フォーラムのお問合せ・参加お申込み
芸術家会議 TEL:03-3539-5131 /FAX:03-3539-5132
日本オーケストラ連盟 TEL:03-5610-7275 /FAX:03-5610-7276
※【お名前、ご所属、連絡先、参加人数】をご連絡ください(参加費無料)。
●連続フォーラム全体に関するお問合せ
文化芸術推進フォーラム (芸団協内)
TEL:03-5353-6600
北区王子の北とぴあ さくらホールにて毎年開催している「二期会オペラ研修所コンサート」。今年も、定期試験により選抜された、予科・本科・マスタークラス各期の成績優秀者20名が出演します。
得意としている曲、授業の中で演技も付け、深く掘り下げて勉強した曲、そして挑戦したい曲…、各出演者から寄せられた、多数のオペラアリアや重唱の中から、予定プログラム全曲が決定しました!どうぞご期待ください。
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
北とぴあ国際音楽祭2018関連公演
第95回 二期会オペラ研修所コンサート
日時:2017年11月16日(金) 18:30開演(18:00開場)
会場:北とぴあ さくらホール
・JR京浜東北線王子駅北口徒歩2分
・地下鉄南北線王子駅5番出口前
料金:全席指定 A席3,000円、B席2,000円《発売中》
出演者と予定プログラム:
<第1部>
1. モーツァルト 『コジ・ファン・トゥッテ』より 「ねえ見て、妹よ」
フィオルディリージ:山口 愛(ソプラノ)/ドラベッラ:武藤あゆみ(メゾソプラノ)
2. トマ 『ハムレット』より 「私も遊びの仲間に入れてください」
金治久美子(ソプラノ)
3. モーツァルト 『皇帝ティートの慈悲』より 「どうかこの一瞬だけでも」
本多 都(メゾソプラノ)
4. モーツァルト 『フィガロの結婚』より 「訴訟に勝っただと?」
下牧寛典(バリトン)
5. ビゼー 『カルメン』より 「母さんの話をしておくれ」
ミカエラ:傳田実咲(ソプラノ)/ドン・ホセ:宮脇 臣(テノール)
6. ヴェルディ 『イル・トロヴァトーレ』より 「ある静かな夜のこと」
石井飛鳥(ソプラノ)
7. オッフェンバック 『ホフマン物語』より 「庭木に小鳥が」
森川 史(ソプラノ)
8. モーツァルト 『魔笛』より 「復讐の炎は地獄のように燃え」
小松原明紀(ソプラノ)
9. ドニゼッティ『愛の妙薬』より 「そんなに愛していたの!」
アディーナ:安江 秋(ソプラノ)/ドゥルカマーラ:下牧寛典(バリトン)
10. グノー 『ファウスト』より 「清らかな住まい」
中野智貴(テノール)
<第2部>
11. ヴェルディ 『リゴレット より 「愛は心の太陽」
ジルダ:酒本春恵(ソプラノ)/マントヴァ公爵:宮脇 臣(テノール)
12. ヴェルディ 『リゴレット』より 「慕わしい方の名は」
山﨑わかな(ソプラノ)
13. ドニゼッティ 『アンナ・ボレーナ』より 「あなたは泣いているの?~私の生まれたあのお城」
野村優子(ソプラノ)
14. ベッリーニ 『カプレーティ家とモンテッキ家』より 「今、私は婚礼の衣裳を着せられ~ああ幾度か」
塚本正美(ソプラノ)
15. ドリーブ 『ラクメ』より 「おいで、マリカ(花の二重唱)」
ラクメ:新宮雅美(ソプラノ)/マリカ:本多 都(メゾソプラノ)
16. グノー 『ファウスト』より 「宝石の歌」
戸森冴耶(ソプラノ)
17. グノー 『ロメオとジュリエット』より 「私は夢に生きたい」
雨笠佳奈(ソプラノ)
18. ヴェルディ 『イル・トロヴァトーレ』より 「ばら色の愛の翼に乗って」
西村知花子(ソプラノ)
19. ドリーブ 『ラクメ』より 「どこへ行く 若いインドの娘よ」
新宮雅美(ソプラノ)
20. プッチーニ 『ラ・ボエーム』より 「それじゃあ、本当に終わってしまったんだね?」
ミミ:塚本正美(ソプラノ)/ロドルフォ:中野智貴(テノール)/
ムゼッタ:戸森冴耶(ソプラノ)/マルチェッロ:下牧寛典(バリトン)
ピアノ:石野真穂
▼コンサート概要ページはこちら
・第95回 二期会オペラ研修所コンサート|コンサートラインアップ - 東京二期会
▼チケットのお求めは
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝休)
*車椅子席をご希望の方は、発売日より公演一週間前までに公益財団法人北区文化振興財団 03-5390-1221へご予約ください(席数に限りがございます)。
*未就学児のご入場はお断り申し上げます。
*やむを得ぬ事情により、出演者・演奏内容等が変更になる場合がございますので予めご了承ください。
秋も深まるこの10月、新日本フィルハーモニー交響楽団による<サントリーホール>、<横浜みなとみらい>の両シリーズに、ソプラノ山口清子、メゾソプラノ清水華澄、テノール与儀 巧、バリトン原田 圭が出演します。
曲目は、ブルックナー作曲の「テ・デウム」。新日本フィルの音楽監督を務める上岡敏之氏の指揮で、新国立劇場合唱団の皆さまと共演します。神への賛美が豊かに表現された、力強く荘厳な響きをお楽しみください。
皆さまのご来場を、お待ちしております!!
ソプラノ 山口清子
メゾソプラノ 清水華澄
テノール 与儀 巧
バリトン 原田 圭
■■■ 公演情報 ■■■
新日本フィルハーモニー交響楽団
●第596回 定期演奏会 ジェイド<サントリーホール・シリーズ>
日時:2018年10月27日(土) 14:00開演
会場:サントリーホール
料金:全席指定 S席8,000円~C席4,500円
●特別演奏会 サファイア<横浜みなとみらいシリーズ>第7回
日時:2018年10月28日(日) 14:00開演
会場:横浜みなとみらいホール
料金:全席指定 S席7,000円~C席2,000円
指揮:上岡敏之
ソプラノ:山口清子*
メゾソプラノ:清水華澄*
テノール:与儀 巧*
バリトン:原田 圭*
合唱:新国立劇場合唱団*
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
プログラム:
・ブルックナー/交響曲第9番 ニ短調 WAB109
・ブルックナー/テ・デウム WAB45*
▼公演詳細・チケットのお求めはこちらから
・第596回定期演奏会ジェイド<サントリーホール・シリーズ> JADE - [公式]新日本フィルハーモニー交響楽団
・#7 特別演奏会 サファイア<横浜みなとみらいシリーズ> | SAPPHIRE - [公式]新日本フィルハーモニー交響楽団
年末の金沢で毎年歌い継がれる恒例の「クリスマス・メサイア」。今年70年の記念を迎えます。
この記念となる今年の公演に、二期会からメゾソプラノ田中展子とバス大塚博章が出演致します。
昨夏、東京二期会R.シュトラウス『ばらの騎士』〈グラインドボーン音楽祭との提携公演〉において、爽やかなオクタヴィアン役が注目されたメゾソプラノ澤村翔子は、今後「田中展子」の名で歌手活動を行うことになりました。今年は、3月びわ湖ホール『ワルキューレ』のワルトラウテ、6月の日生劇場『魔笛』では侍女IIとして、開幕からの9公演(学校公演・一般公演含む)に出演。若き演出家佐藤美晴、日本を代表する指揮者沼尻竜典と日生劇場が創り上げた新しいオペラの世界を、華やかさと自由さを持って演じ、アンサンブルも高く評価されました。
大塚博章も昨夏の東京二期会『ばらの騎士』でオックス役をつとめるなど、これまでに数多くのワーグナーやR.シュトラウス等の作品に出演。今やドイツ・オペラの公演には欠かせない、豊かな声を持つバス歌手です。
メゾソプラノ 田中展子
バス 大塚博章
柳澤寿男氏の指揮のもと、オーケストラ・アンサンブル金沢による精緻なサウンドと聖なる声の共演に、どうぞご期待ください。
■■■ 公演情報 ■■■
オーケストラ・アンサンブル金沢
クリスマス・メサイア公演
金沢で歌い継がれて70年記念
日時:2018年12月9日(日) 15:00開演(14:15開場)
会場:石川県立音楽堂 コンサートホール
(JR「金沢駅」兼六園口(東口)より徒歩1分)
料金:全席自由 一般3,500円(当日4,000円)、高校生以下1,500円(当日2,000円)
演目:G.F.ヘンデル作曲 オラトリオ「メサイア」(全曲)
指揮:柳澤寿男
独唱:朝倉あづさ(ソプラノ)、田中展子(メゾソプラノ)、志田雄啓(テノール)、大塚博章(バス)
合唱:北陸聖歌合唱団(合唱指揮:朝倉喜裕、犀川裕紀)
管弦楽:オーケストラ・アンサンブル金沢
▼公演情報ページ、お問合せ・ご予約はこちら
・クリスマス・メサイア公演 - オーケストラ・アンサンブル金沢
田中展子 (たなか のぶこ) メゾソプラノ
東京学芸大学卒業。二期会オペラ研修所マスタークラス修了。04年国際ベルヴェデーレ・オペラオペレッタコンクール日本代表。ボローニャにて研鑽を積む。これまでに二期会ニューウェーブ・オペラ『子どもと魔法』子ども、東京二期会『カヴァレリア・ルスティカーナ』ローラ、『ダナエの愛』オイローパ、松本市民オペラ『フィガロの結婚』ケルビーノ等に出演するほか、『コジ・ファン・トゥッテ』ドラベッラ、『セビリャの理髪師』ロジーナ、『カルメン』メルセデス、『ナクソス島のアリアドネ』作曲家、『ヘンゼルとグレーテル』ヘンゼル等を演じる。17年東京二期会『ばらの騎士』オクタヴィアンで出演し高い評価を得ている。二期会会員
大塚博章 (おおつか ひろあき) バス
玉川大学卒業。二期会オペラ研修所修了。文化庁海外派遣研修員としてドイツに留学。東京二期会『トゥーランドット』ティムール、『ドン・ジョヴァンニ』レポレッロ、『魔笛』ザラストロ、『ホフマン物語』クレスペル、日生劇場『フィガロの結婚』ドン・バルトロに出演するほか、新国立劇場『ドン・カルロ』、『黒船』、『カルメン』『マノン・レスコー』『トスカ』『魔笛』等数多くの舞台に出演。コンサートではV.ゲルギエフ指揮NHK音楽祭2014『サロメ』、V.アシュケナージ指揮EUユースオーケストラ日本公演『不死身のカシュチェイ』など国内外の著名な指揮者との共演も多い。17年東京二期会『ばらの騎士』オックス男爵で出演し高い評価を得ている。二期会会員
期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会New Face登場回は10月15日(月)。林 道代と山﨑明日実、二人のソプラノがフレッシュな歌声を披露します!
コンサートに向けて、二人からのメッセージが届きましたのでご紹介します。
* * *
ソプラノ 林 道代
――声楽の道を志すきっかけ等、自己紹介をお願いします。
はじめまして。ソプラノの林 道代(はやし みちよ)です。宜しくお願い致します。
幼い頃からピアノを習っておりましたが、家での練習は嫌いで歌にも興味はなく、学校の音楽室にあるアコーディオンで遊ぶ日々でした(笑)
中学校の授業で合唱曲をたくさん歌ったことをきっかけに、歌に興味を持ち、高校では合唱部に。もっとうまく歌えるようになりたいと思い、音大へ進むことを決めました。
大学卒業後は教育にも興味があったので演奏から離れた時期もありましたが、やはり歌いたい!学び足りない!という想いが募り、二期会オペラ研修所へ入りました。修了した今も勉強は続きますが、とても充実した日々を送っています。
――声種やレパートリーについて教えて下さい。
声種はソプラノ・レッジェーロです。
研修所では『コジ・ファン・トゥッテ』デスピーナ、『ドン・パスクワーレ』ノリーナ、『天国と地獄』ユリディス を歌わせていただきました。軽い声の中にも艶やかさ、豊かさが感じられる歌声を目指しています。
――共演者と今回のプログラムについてご紹介下さい。
共演の山﨑さんとは研修所で一年間同じクラスで学びました。同じソプラノでも重さも色も違う声に、当時から魅力を感じていました。
秋らしい曲もたくさん演奏しますので、気軽にお楽しみいただけるかと思います。頑張ります!
* * *
ソプラノ 山﨑明日実
――声楽の道に決めたきっかけはどんなものでしょうか?
ソプラノの山﨑明日実(やまさき あすみ)です。
小学生の頃から、地元の島根県松江市の合唱隊に所属し、歌うことも人前に立つ事も好きな子供でした。成長するにつれ他の子よりも上手になりたい、素敵な歌が歌いたい、と思うようになりました。そして、中学生になり初めてオペラを観たときに、「合唱も大好きだけど、オペラがやりたい!」と思い、個人レッスンにも通うようになりました。
――自身の声種、レパートリー、目指している役やステージは?
声種はリリコ・ソプラノです。ヴェルディやプッチーニの作品、ヴェリズモの作品、最近はワーグナーの作品にも挑戦しています。
やりたい役は蝶々夫人です!初めて観たオペラが蝶々夫人でした。
――今回のコンサートのプログラムついて。
ソプラノふたりですが、声種の違うソプラノですので、色とりどりのパレットのようなコンサートにしたいと思っています。
唱歌や日本歌曲で彩るブロックと、オペラアリアを中心に聴かせるブロックに分けそれぞれの声の色を生かした選曲になるように考えました♪
――共演者をご紹介下さい。
林さんは同い年で、研修所の予科では同じクラスでした。ほんわか優しい性格の彼女らしく、柔らかい高音でとっても素敵です。
予科で同じクラスだったのはもう三年前ですので、こうして一緒に歌うと彼女の成長を肌で感じました。これからも負けないよう頑張ろうと思います!
* * *
ビュッフェスタイルのお料理&フリードリンクとともに素敵な音楽をお楽しみいただく、アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。是非お早めにご予約ください!ご来場お待ちしております。
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第215回【二期会New Face】ソプラノふたりの秋色パレット
日時:2018年10月15日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:林 道代(ソプラノ)、山﨑明日実(ソプラノ)、相田久美子(ピアノ)
演奏予定曲:
グノー オペラ『ロミオとジュリエット』より 「私は夢に生きたい!」
ワーグナー オペラ『ローエングリン』より 「ひとり寂しく悲しみの日々を」
小林秀雄 「落葉松」
フンパーディング オペラ『ヘンゼルとグレーテル』より「踊りましょう!」
ほか
さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
11月公演モーツァルト『後宮からの逃走』キャスト・メッセージ紹介連載3回目は、ブロンデ役のソプラノ冨平安希子と宮地江奈です!
<ブロンデ>
ブロンデはスペイン貴族の娘コンスタンツェの侍女で、コンスタンツェとともにトルコの後宮に幽閉されています。太守に狙われているコンスタンツェの横で、ブロンデもまた守番のオスミンに迫られますが、そこは自由闊達で自尊心旺盛なイギリス娘(18世紀当時最も経済、思想とも進歩的だったのがイギリスでした)、まったく動じる気色を見せません。
明るく軽やかで、しかも芯の強さも持ち合せた女性ブロンデには、まさにぴったりの二人がキャスティングされました!
冨平安希子 (とみひら あきこ)
11月22日(木)・24日(土)出演
名門バイエルン州立歌劇場の研修所に学び、その本舞台で『魔笛』『ばらの騎士』など数多の経験を重ねてきた冨平安希子。抜群の表情豊かな歌唱で、国内ではオペラだけでなく、宮本亜門演出ミュージカル『サンデー・イン・ザ・パーク』に出演するなど幅広い活躍を見せています。今年は、7月『魔弾の射手』エンヒェンに始まり、ブロンデにつづいては2月『金閣寺』にも出演が決まっており、大活躍の年を迎えています!
《ブロンデ役について》
冨平: ブロンデは、コンスタンツェとともに海賊にさらわれトルコの太守セリムに売られてしまい、今はセリムの宮殿に監禁されています。
ブロンデは、この状況を嘆くしかしないコンスタンツェに希望を持つよう元気づける役です。「明るく希望を持つ者にこそ運はついてくる」という台詞がありますが、それが彼女の信念です。決断力に富み、太守ゼリムの家来であるオスミンさえも手玉にとってしまうようなしっかり屋です。
《ブロンデからみた見どころ・聴きどころ》
冨平: オペラ全体に東洋風の旋律が聞こえ、音楽的に非常に魅力的な作品です。
「私たちの国(=ヨーロッパ)ではこんな風に女性に振る舞うものよ」とオスミンに教えるブロンデのアリアから二幕が始まり、それに続く台詞で二人の関係性が垣間見えてきます。とても優美で可愛らしい旋律にのってオスミンにチクリと念を押す様子がよく表れていて、歌い甲斐があるとても好きな曲です。オスミンとのシーンは私自身も楽しみにしているシーンです。
もうひとつのアリア「なんという喜び」では恋人のベルモンテがついにやって来たという知らせをコンスタンツェにやっと伝えられる喜びを爆発させて、息継ぎする暇もないほどの目眩く旋律にのって一気に歌い上げます。
ベルモンテと再会できた時の四重唱では、その重唱の中で再会の喜びから一転してそれぞれの感情が変化し、ドラマがどんどん展開します。このオペラのキーともなる見応えのあるシーンになるのではないでしょうか。
ブロンデはこのオペラの中での一種の清涼剤のような存在だと思うので、その役割をきちんと踏まえて歌い演じたいです。
《『後宮からの逃走』のテーマ、メッセージ》
冨平: コンスタンツェ、そして彼女の侍女であるブロンデは、言ってみれば非日常の世界に今は身を置いていて、太守セリムから酷い仕打ちを受けるどころか手厚い待遇を受けています。ブロンデはセリムの家来のオスミンから好意を寄せられていて、その不器用さと無骨さが彼女には新鮮にうつります。ふたりとも自分の恋人を思いその好意を拒んではいますが、完全に拒んでいるわけではなく、非日常の中で揺らいでしまう自分自身と戦っているのではと思われる場面もあったりします。最後は監禁を解かれ、自分達の日常へと帰ってはいきますが、果たしてその日常が以前と全く同じものになるのかは疑問です。
コジ・ファン・トゥッテの結末にも似ています。その後の日常が劇中では描かれていないところも同じです。非日常な空間に置かれ、予測外のことが起こった場合、彼女たちのように日常では考えられないような考えや行動に陥ってしまうことは、現代に生きる私たちにも理解できないことではありません。彼女達の葛藤を見透かしたかのように詰るベルモンテとペドリロ、それに対してそんなことを思うなんてひどい、と開き直る女性陣が描かれる4重唱は今現在私たちのごく身近でもよく見られる会話ですし、それ以外の場面にもこのように覚えがあるような会話が頻繁に登場します。
現代に生きる私たちが感情移入しやすいキャラクターが多く登場するオペラですから、そんな点からもお客様にはより楽しんで頂けるのではと思います。
東京二期会2018年7月公演『魔弾の射手』より(撮影:三枝近志)
エンヒェン 冨平安希子(左)
* * *
宮地江奈 (みやち えな)
11月23日(金・祝)・25日(日)出演
二期会オペラ研修所を経て、新国立劇場オペラ研修所に進んだ宮地江奈。その間、冨平と同じバイエルン州立歌劇場研修所とミラノ・スカラ座にも学び、修了した今年5月、二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』モルガーナ役でデビューを果たしました!
『後宮からの逃走』ブロンデ役の後も、来年6月再び日生劇場にて『ヘンゼルとグレーテル』露の精、眠りの精役で出演を予定しており、今後ますます目が離せません!
《ブロンデ役について》
宮地: いつも前向きで、人生を明るく楽しく生き抜く術を知っている女性だと思います。
「物事は考え方次第で、悪い方向に考えたら、本当に悪い方向に転んでしまいます!」と、いつもコンスタンツェを励まし、発破をかけます。セラムに囚われているような状況でも、目の前にある楽しいこと、美しいものを見つけられる柔軟さと、傲慢なオスミンにも全く物怖じをしない強さ、どちらも持ち合わせているのが、彼女の魅力です。
《ブロンデからみた見どころ・聴きどころ》
宮地: どのようなシーンになっていくのか、私自身とても楽しみなのが、オスミンとのやりとりです。短い台詞のシーンですが、最初は偉そうだったオスミンが、たったの数分でブロンデに言い負かされるシーンがあります。
今回たまたま、二人の体格の差も相まって、より面白いシーンになると確信しています!
《『後宮からの逃走』のテーマ、メッセージ》
宮地: やはり登場人物の恋愛模様かと思います。自分の恋人とは全く違うタイプの男性からの猛アプローチを受け、それに対して女性陣の心は動いてしまうのか?それとも、全く動じないのか?それとも、理性を保ち、心とは反対の行動をとるのか?登場人物たちの、細かい感情の移り変わりが楽しめるオペラではないでしょうか。
悩めるコンスタンツェと、それを励ますブロンデのやりとりは、まるで今の「女子会」の会話みたいですし、恋愛における「嫉妬」や「疑い」は、きっと今も昔も変わらない、不動のテーマだと思います。
自分と近いキャラクターを見つけて、共感して、どっぷりとこのオペラの世界に浸って頂きたいです!
二期会ニューウェーブオペラ2018年5月公演『アルチーナ』より(撮影:三枝近志)
モルガーナ 宮地江奈(左)
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▼『後宮からの逃走』公演情報ページはこちら
・2018年11月公演 W.A.モーツァルト『後宮からの逃走』 - 東京二期会オペラ劇場
2018年11月22日(木)18:30、23日(金・祝)14:00、24日(土)14:00、25日(日)14:00 日生劇場
指揮:下野竜也、演出:ギー・ヨーステン、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
同世代の声楽家として、互いに尊敬し信頼を寄せるテノール望月哲也とバリトン宮本益光。
オペラ歌手を志し、東京藝術大学の学生として出会ってから20年あまり。これまでにオペラやコンサートでの共演は数多くありますが、来る10月7日(日)にトッパンホールで開催する「ジョイントリサイタル」は、二人にとって初めての企画となります。
テノール 望月哲也
バリトン 宮本益光
リサイタルのテーマは「近代歌曲の肖像」。第一次世界大戦の前に生まれ20世紀に活躍した作曲家と、その時代に焦点を当てたプログラムをお送りします。
イタリアから〈チマーラ〉〈レスピーギ〉。フランスから〈ラヴェル〉〈デュパルク〉。そしてドイツからは〈マーラー〉〈R.シュトラウス〉を取り上げます。日本人作曲家からは、山田耕筰が1910年にベルリンへ留学し西洋音楽の黎明期を経た次の世代となる〈橋本國彦〉(文部省留学生として1934~37年に渡欧、シェーンベルクにも師事)と、ラヴェル、ドビュッシーの音楽に親しみ、オペラ作品も残した〈清水 脩〉。
この時代に芸術を志し、母国を出て、異国の芸術に親しんだ作曲家たち。多様な文化が、初めて同時代的に推移し、戦争の風に吹かれた時代でもあります。
オペラ、声楽界の第一線で活躍する類まれなる盟友が、特別な思いを秘め、珠玉の作品を選んでお届けする歌曲の夕べ。その芸術を生み出した時代、作曲家の人生、そして受け継がれてきた詩情豊かな世界。秋のひととき、その深い魅力へ誘います。
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
望月哲也・宮本益光 ジョイントリサイタル
「近代歌曲の肖像」
日時:2018年10月7日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:トッパンホール【アクセス 】
(東京都文京区水道1-3-3)
料金:全席指定 5,000円 《チケット発売中!》
出演:望月哲也(テノール)、宮本益光(バリトン)、山口佳代(ピアノ)
予定プログラム:
・レスピーギ 「四つの抒情歌」より 〈宮本〉
ナイアデ
古き歌に寄せて
・チマーラ 〈望月〉
海辺の光景
マリーンの鐘
海のストルネッロ
・ラヴェル 「ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン=キホーテ」全曲 〈宮本〉
空想的な歌
英雄的な歌
酒の歌
・デュパルク 〈望月〉
悲しき歌
旅への誘い
ロズモンドの館
・マーラー 「リュッケルトによる5つの歌曲」より 〈宮本〉
この世に私はいない
たおやかな香りをかいだ
真夜中に
・R.シュトラウス 「四つの歌曲」 〈望月〉
憩え、我が魂
チェチーリエ
ひそやかな誘い
明日には!
・清水 脩 〈宮本〉
サーカス
・橋本國彦 〈望月〉
お六娘
▼公演概要ページはこちらから
・望月哲也・宮本益光ジョイントリサイタル 近代歌曲の肖像 - 東京二期会
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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◆望月は今後、10月末~11月にかけてフトメン・ユニット、IL DEVU(イル・デーヴ)待望となる今年の全国ツアーが予定されています。10/27(土)のHakuju Hall(完売)を皮切りに、福岡、札幌、横浜、栃木、岩手で4人の熱い歌をお届けします!詳しいご案内は後日。
◆宮本は2019年2月の東京二期会オペラ劇場 黛 敏郎『金閣寺』溝口役への出演にご注目ください!
▼東京二期会『金閣寺』公演情報はこちらから
・フランス国立ラン歌劇場との共同制作 2019年2月公演 黛敏郎オペラ『金閣寺』 - 東京二期会オペラ劇場
指揮:マキシム・パスカル/演出:宮本亜門/管弦楽:東京交響楽団
9/22(土)~二期会オペラ愛好会先行予約、10/6(土)~一般発売
11月公演モーツァルト『後宮からの逃走』キャスト・メッセージ紹介連載2回目は、ベルモンテ役のテノール金山京介と山本耕平です!
<ベルモンテ>
ベルモンテは、18世紀スペイン貴族の青年。トルコにさらわれた婚約者コンスタンツェを救出するため果敢に異国の地へ乗り込みます。
モーツァルトは、ベルモンテにアリアを4曲用意しました。コンスタンツェへの愛と救出の決意、そして不安を表す1幕の二つのアリア、コンスタンツェとの再会を喜ぶ、そして、いよいよ後宮を脱出せんとするときの心情を独白する3幕のアリアといずれも聴き応え十分です!
『魔笛』のタミーノ王子にも似て、いえタミーノ以上に、溌剌とした細かいパッセージとともに息の長い優美なレガートを多用した音楽で書かれていて、一途で勇敢でありながら、どこか優雅で王子様気質を感じさせるベルモンテ。二期会のふたりのプリンス・テノールは、どのように感じているでしょうか。メッセージをどうぞ。
金山京介 (かなやま きょうすけ)
11月22日(木)・24日(土)出演
2015年東京二期会『魔笛』タミーノで鮮烈なデビュー。そのとき演出の宮本亜門からも「オペラ界の貴公子」と称された逸材。その歌唱力と演技と舞台容姿に、新世代のモーツァルト・テノールとして大きな注目を集めています。
《ベルモンテ役について》
金山: 彼のキャラクターを考える上で一番強く感じるのは「若さ」でしょうか。若さゆえの行動力、若さゆえの熱情、若さゆえの向こう見ずなど、良くも悪くも「若さ」から来る感情で動いている人物と考えています。
《『後宮からの逃走』の見どころ・聴きどころ》
金山: 何といってもこのオペラはアリアがとても多いです。ダブルキャストですと両日の歌い手により演技、表現などは変わるものですが、アリアが多いということは、それだけ作品として違う面をお届けできるのではと思います。ぜひ両日ご覧頂き、キャストによる違いをお楽しみください。
《『後宮からの逃走』テーマ、メッセージ》
金山: この作品の大きなテーマの一つは「赦し」だと思います。人としての倫理的な「赦し」だけでなく、恋人同士の愛の「赦し」などいくつかの「赦し」をもって物語が進んでいく。これは現代にもよくみられる共通のテーマと思います。
東京二期会2015年7月公演『魔笛』より(撮影:三枝近志)
タミーノ 金山京介(左)、パミーナ 嘉目真木子
山本耕平 (やまもと こうへい)
11月23日(金・祝)・25日(日)出演
二期会オペラ主演デビューとなった2014年『ドン・カルロ』で、テノール福井 敬とのダブルキャストでドン・カルロ役を務め上げ、翌年『リゴレット』のマントヴァ公爵役の座もオーディションで勝ち得た山本。さらにその後、3年にわたるイタリアでの研修を経て、今回のベルモンテは、いわば日本再デビューです!
《ベルモンテ役について》
山本: 人間関係が変化していく中で一貫した立場を取り続ける軸のような役割を持っている役だと思います。人物としては、慎重が求められる救出作戦中でも、自分の召使が悪く言われているのを聞いて
「いいや、あいつは良いやつだ」とかばってひと悶着起こしてしまうあたり、とてもいい人なのではないかと感じています。
コンスタンツェには尻に敷かれるタイプでしょう。
《見どころ、聴きどころ》
山本: 聴きごたえのある難易度の高いアリアが各役に割り当てられています。
ソプラノとテノールが2組という面白い編成でいつの世も変わらない男女のやりとりが面白おかしく描き出されている4重唱や、当時の聴衆にとってエキゾチックに響いただろうモーツァルトによるトルコのエッセンスなど、聴きどころは枚挙に暇がありません。
《このオペラのテーマ、メッセージ》
山本: 拒絶ではなく対話、報復ではなく許しを選ぶことが出来れば人は分かり合える、という大きなメッセージの後ろに、
「わからないものや、自分と違うものは怖いけれど、だからこそちょっと魅力的に映るよね!」
というモーツァルトの軽やかな遊び心が聴こえるように感じます。
人との違いをどう愛し楽しむかは自分次第だよ、ということかもしれません。
東京二期会2014年2月公演『ドン・カルロ』より(撮影:三枝近志)
ドン・カルロ 山本耕平(中央)
▼『後宮からの逃走』公演情報ページはこちら
・2018年11月公演 W.A.モーツァルト『後宮からの逃走』 - 東京二期会オペラ劇場
2018年11月22日(木)18:30、23日(金・祝)14:00、24日(土)14:00、25日(日)14:00 日生劇場
指揮:下野竜也、演出:ギー・ヨーステン、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
今春、二期会オペラ研修所マスタークラスを優秀な成績で修了した、若き歌手の声を聴くシリーズ、Hakuju Hall「二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ」。今シーズンの第一弾は、9月27日(木)に開催されます。
このたびのコンサートに向けて、出演のソプラノ牧野元美とテノール根津久俊の二人よりメッセージが届きましたので、ご紹介いたします。
写真左から、テノール根津久俊、ソプラノ牧野元美、ピアノ河野紘子
■牧野元美(まきの もとみ)
この度は二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォに出演させていただけますこと、大変幸せに思っております。このコンサートでは、モーツァルトとリヒャルト・シュトラウスを演奏させていただく予定です。私はモーツァルトの作品から、オペラの素晴らしさや面白さを学び、またリヒャルト・シュトラウスの作品を勉強して、歌い手としての表現の幅を広げることができたように感じています。これまでの成果が出せるよう、精一杯歌わせていただきます!テノールの根津くんとは、研修所のマスタークラスで一緒だったのですが、共演の機会が少なかったので、今回がとても楽しみです。二重唱ではお互いの想いをぶつけ合って、それぞれの魅力が伝わる演奏にしたいですね!皆様と会場でお会いできるのを楽しみにしています。
■根津久俊(ねづ ひさとし)
今年で6年目になる二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ、出演させていただける事になり大変光栄に思います。ソプラノとテノールのデュオという事で、選択肢には困りませんでした。それはもう…「綿密」な打ち合わせを経て、数ある曲目の中から各々が良い意味で没頭し、我々はもちろん皆様にも楽しんでいただけるプログラムになっているかと思います。ただランチタイムコンサートですので開演時間が11時とお早めです。どこかの朝の弱いぽっちゃり系テノールのように、お寝坊には十分ご注意して起こし下さい。
* * *
期待のソプラノとテノールの共演をぜひお楽しみください!
■■■ 公演情報 ■■■
二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ <第16回>
二期会新星トップ7名による、ときめきのデビューコンサート!
日時:2018年 9月27日(木) 11:00開演(10:30開場) ※休憩なし約1時間
会場:Hakuju Hall (ハクジュホール)
料金:全席自由 500円(税込)
出演:牧野元美(ソプラノ)、根津久俊(テノール)、河野紘子(ピアノ)
予定プログラム:
・チマーラ:海の詩 〔根津〕
・ピツェッティ:牧人たち 〔根津〕
・R.シュトラウス:献呈 〔牧野〕
・R.シュトラウス:万霊節 〔牧野〕
・R.シュトラウス:ツェツィーリエ 〔牧野〕
・R.シュトラウス:夜に 〔牧野〕
・ドニゼッティ:歌劇『愛の妙薬』より “人知れぬ涙” 〔根津〕
・R.シュトラウス:歌劇『アラベラ』より “私のエレメール!” 〔牧野〕
・チレア:歌劇「アルルの女」より “フェデリコの嘆き” 〔根津〕
・モーツァルト:歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』より “夫の腕の中に” 〔牧野&根津〕
主催:Hakuju Hall/株式会社白寿生科学研究所
協力:二期会オペラ研修所
後援:公益財団法人東京二期会
▼コンサート詳細ページはこちらをご覧ください
・第16回 二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ - Hakuju Hall
▼ご予約・お問合せは
・Hakuju Hall チケットセンター 03-5478-8700
10:00~18:00(火~土/祝日・休館日を除く)
国内では初となる、クラシックの野外イベント「スタンドアップ!クラシックフェスティバル2018」が、9月23日(日)横浜赤レンガ倉庫エリアで開催されます。
イベントには総合司会の松下奈緒さんをはじめ、国内で注目を集めるアーティストが多数出演。その中、HARBOR stage(ハーバー ステージ)で16:00から開催の「クラシック紅白歌合戦!」に、二期会からは11月の『後宮からの逃走』ベルモンテ役で今注目を集めるテノール山本耕平と、先日開催され大きな話題となったプッチーニ〈三部作〉で『外套』タルパと『ジャンニ・スキッキ』シモーネの2役を好演したばかりのバスバリトン北川辰彦が参加します。
ハーバー ステージ、グラス ステージ、そして無料で楽しめるサンデー・ブランチ・クラシック ステージの3つの野外ステージで繰り広げられる熱い演奏を楽しみに、皆様揃ってお出かけください!
テノール 山本耕平
バスバリトン 北川辰彦
■■■ 公演情報 ■■■
STAND UP! CLASSIC FESTIVAL'18
[スタンドアップ!クラシックフェスティバル2018]
日時:2018年9月23日(日・祝)
9:30開場/10:30開演/20:30終演予定
会場:横浜赤レンガ倉庫特設会場
・JR・地下鉄「桜木町駅」または「関内駅」より徒歩約15分
・みなとみらい線「馬車道駅」または「日本大通り駅」より徒歩約6分
《山本耕平・北川辰彦 出演ステージ》
クラシック紅白歌合戦!~オペラからミュージカルへ~
時間:16:00〜17:10
会場:ハーバー ステージ
出演:
LE VELVETS(ヴォーカルユニット)
伊礼彼方(ヴォーカル)
小林沙羅(ソプラノ)
丹呉由利子(メゾソプラノ)
中井亮一(テノール)
北川辰彦(バスバリトン)
山本耕平(テノール)
岩村 力(指揮)
STAND UP! ORCHESTRA
予定曲目:
・ビゼー オペラ『カルメン』より
・ヴェルディ オペラ『椿姫』より
・ヴェルディ オペラ『リゴレット』より
・プッチーニ オペラ『トゥーランドット』より 「誰も寝てはならぬ」
・バーンスタイン ミュージカル『ウエスト サイド ストーリー』より
・ミュージカル『レ・ミゼラブル』より 「民衆の歌」
ほか
▼イベント開催概要、アクセス、チケット情報は公式サイトをご覧ください
・STAND UP! CLASSIC FESTIVAL'18 [スタンドアップ!クラシックフェスティバル 2018] 公式サイト
バイロイト音楽祭や欧州の歌劇場で豊富な実績を持ち、深みのある美声と圧倒的な存在感で日本を代表するメゾソプラノの小山由美。今年も海外はもとより、国内でもびわ湖ホール『ワルキューレ』でフリッカを演じるなど、第一線で変わらぬ活躍を続けています。
その小山が二年ぶりに東京で開くリサイタルでは、プーランク、ラフマニノフ、ベルク、シェーンベルクなど、かねてより構想を重ねてきた20世紀の作曲家たちを取り上げます。
小山が愛してやまないこれらの作曲家たち。絶対的な信頼を寄せ、現在オペラ指揮者として大活躍の佐藤正浩さんを共演者に得て、今回もどう魅せて(聴かせて)くれるのか楽しみです。
是非、ご来場ください!!
■■■ 公演情報 ■■■
小山由美 メゾ・ソプラノ リサイタル
20世紀の知られざる名曲の濃密なひととき~世界が認めるメゾ・ソプラノが歌う
日時:2018年9月22日(土) 15:00開演
会場:Hakuju Hall
(小田急線「代々木八幡駅」南口または千代田線「代々木公園駅」出口1よりいずれも徒歩5分)
料金:全席指定 5,000円(税込)
出演:小山由美(メゾソプラノ)、佐藤正浩(ピアノ)
予定プログラム:
プーランク 「偽りの婚約」より “ヴァイオリン”
ラフマニノフ 「6つのロマンス」より “語るな、美しい人よ”
ベルク 「4つの歌曲」より “眠れ、目覚めることなく”
シェーンベルク 「架空の庭園の書」より “この天国のような木立の中で”
ほか
▼公演詳細、チケットのお求めはこちらから
・小山由美 メゾ・ソプラノ リサイタル - ハクジュホール
2018/19のオペラ・シーズンの先陣を切った東京二期会オペラ劇場プッチーニ〈三部作〉が、9月9日(日)に新国立劇場での4日間の公演を終えました。みなさまご来場ありがとうございました。
さて次の東京二期会オペラ劇場公演は、11月22日(木)から日生劇場でのモーツァルト『後宮からの逃走』です!
<『後宮からの逃走』ものがたり>
18世紀のトルコ。スペインの貴族ベルモンテの恋人コンスタンツェは、女中のブロンデとともに海賊に襲われ、トルコ人の太守セリムによって、後宮(ハーレム)に囚われている。ベルモンテは、彼の後宮に乗り込み、召使のペドリッロ(ブロンデと恋仲)とともに2人を救うために奮闘する。
コンスタンツェは、セリムからの執拗な求愛にも応じず、ベルモンテへの愛を貫いていた。後宮の番人オスミンもブロンデに言い寄るが、こちらも相手にされない。
ペドリッロが案じた一計が見事に成功し、4人は再会し喜び合う。いよいよ脱出を試みるのだが、再びオスミンに捕えられ、セリムの部屋に連行される…
すでに音楽稽古を中心にキャスト陣のリハーサルが進められている中、二期会blogでは公演の紹介やインタビューなど『後宮からの逃走』の魅力の数々を、公演に向けて皆様にお伝えしてまいります。
まずは出演者から、自分自身が演じる役の紹介と聴きどころを紹介していきましょう。同じ役でも人によって役柄の捉え方は違いますし、キャスト各々が、現代人の一人として、この時代にオペラに取り組むためのテーマを持って臨んでいます!
<コンスタンツェ>
海賊にさらわれトルコの後宮に幽閉されてしまったコンスタンツェ。しかし、恋人ベルモンテへの愛の忠誠は揺らぐことはなく、太守セリムからの求愛にも毅然とした態度をとります。
今回の公演の最大の注目のひとつ。ヨーロッパで活躍する実力派の新星ソプラノふたりがコンスタンツェ役にて揃って二期会オペラ主演デビューを果たします!
松永知史 (まつなが ちふみ)
11月22日(木)・24日(土)出演
すでにドイツ・ミュンヘンで『ラ・ボエーム』のミミを50回以上も演じた実績を誇る松永。2015年には東京二期会『ダナエの愛』ダナエ役のカヴァー・キャストを務めて、いよいよ今回が本役デビューとなります!
《役柄について》
松永: 私の思うコンスタンツェは、とても正直な女性です。恋人ベルモンテへの一途な愛を貫くだけでなく、セリムの自分への愛に対しても、ごまかすことなく、正直に向き合います。自分の葛藤や感情を隠そうともしないし、隠せない。へりくだりもしないし、屈しない。どの人間に対しても真っすぐ向き合う彼女に、真の強さと高貴さ、そして人としての純粋さを感じます。
《コンスタンツェの見どころ・聴きどころ》
松永: コンスタンツェは、自分の愛の在り方を貫くために苦しみながら闘う。一方で、ブロンデは起きたことを受け入れ、その中から楽しみや良いこと探しをしてポジティブに生きる女性です。
その各々の異なる生き方への哲学や、敵から受けた憎しみに対し、同じ憎しみではなく許しと無償の愛という選択で、このオペラをハッピーエンドにしたモーツァルトのねらいや時代背景に思いを馳せながら、彼の音楽に隠れ潜んでいるたくさんのメッセージを探していただくと、よりオペラならではの楽しみを味わっていただけるのではと思います。
《『後宮からの逃走』テーマ、メッセージ》
松永: かたちの違うたくさんの愛と、生き方のスタイルがあります。どれが正しく、間違っているわけではない。その中で、憎しみを受けたとき、同じ憎しみで返すのではなく、どう返すことが愛で、私たち皆の幸せにつながるのかというテーマを、時が経っても、モーツアルトが今の時代を生きる私たちに、改めて強く問いているような気がします。
安田麻佑子 (やすだ まゆこ)
11月23日(金・祝)・25日(日)出演
パリを拠点に活躍する安田。フランスでの十分な実績をもって、今年3月、国内での本格的なオペラデビューとなった神奈川県民ホール・オペラ・シリーズにて宮本亜門演出『魔笛』夜の女王を好演したばかり。新たなモーツァルト歌手、コロラトゥーラの新星として、満を持してのコンスタンツェのお披露目となります。
《役柄について》
安田: コンスタンツェは、スペイン貴族ベルモンテの婚約者です。
質の良い教育を受けて、大事に育てられた箱入り娘なのでしょう、思慮深く真面目で誠実な若い娘ですが、少し悲劇的でネガティブ思考な所があり、頑固な性格です。
イギリス人の召使いブロンデには、いつもあきれ顔をしつつ、内心彼女のように楽天的で明るく生きて行けたらどんなに良いだろうと羨ましく思っています。
《コンスタンツェの聴きどころ/観どころ》
安田: 突然捕らえられ、遠い異国の宮殿へ売り飛ばされてしまった自分の運命を半ば絶望しながら、それでも太公セリムに対して臆する事なく強気に振る舞っているコンスタンツェは、アリアの中でそんな自分の感情を抑えきれなくなったのか、一瞬発狂してしまったのかと思うほどのコロラトゥーラ技法を使ってその心情を歌います。声楽的にもドラマ的にもとても難しい役です。
性格の明るいおきゃんなブロンデとは、同じ境遇に置かれても受け止め方が全く違うのです。この2人の性格対比も観どころの1つだと思います。
ベルモンテとコンスタンツェ、ペドリロとブロンデが再会する喜びの4重唱や、後宮からの逃走を試みるもセリムに捕まってしまった時、死を覚悟する若い2人の2重唱など、はっとするほど美しい音楽はお客様にたっぷり聴いていただきたい所だと思いますし、私自身もそれが楽しみです。
《このオペラのテーマ、メッセージ》
安田: 突然自分が異国の太公へ売り飛ばされるというとんでもない非日常。婚約者の迎えは来るのか、来ないのか。無事に後宮から逃げられるのか、一生ここで過ごすのか。
海賊に捕らえられたのち異教の国に売り飛ばされるという物語の始めの部分は、そら恐ろしさを思い浮かべてしまいますが、売り飛ばされて着いた先は豪華絢爛な宮殿で、太公セリムはコンスタンツェに愛を打ち明ける……
どんな状況下でも逞しく順応する力のある女性がいる一方で、コンスタンツェは、生き別れた婚約者ベルモンテとはまた会えるのかすら分からないにもかかわらず、頑なに彼に忠実でいようとするのです。
果たして自分だったらコンスタンツェの様に絶望するのか、それともブロンデの様に楽観するのか。それを考えながらこのオペラを観るのもまた楽しいかもしれません。
▼『後宮からの逃走』公演情報ページはこちら
・2018年11月公演 W.A.モーツァルト『後宮からの逃走』 - 東京二期会オペラ劇場
2018年11月22日(木)18:30、23日(金・祝)14:00、24日(土)14:00、25日(日)14:00 日生劇場
指揮:下野竜也、演出:ギー・ヨーステン、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
東京都交響楽団と東京芸術劇場が贈る特別な「サラダ音楽祭」。赤ちゃんから大人まで誰もが音楽を楽しめる27の多彩なプログラムが、9月17日(月・祝)東京芸術劇場を中心に池袋西口公園や近隣商業施設で開催されます。
その中でも注目の音楽祭メインコンサート〈プルミエ・ガラ〉の第II部、舞踊と合唱による世俗カンタータ《カルミナ・ブラーナ》に小林大祐がバリトン・ソロで出演します。
バリトン 小林大祐
■■■ 公演情報 ■■■
TOKYO MET SaLaD MUSIC FESTIVAL 2018[サラダ音楽祭]
音楽祭メインコンサート〈プルミエ・ガラ〉
カルミナ・ブラーナ×Dance!!
日時:2018年9月17日(月・祝) 19:00開演(18:00ロビー開場/18:20開場)
会場:東京芸術劇場コンサートホール
(「池袋駅」西口より徒歩2分/地下通路2b出口と直結)
チケット:〈予定販売数終了〉
出演:
(指揮)大野和士
(振付/ダンス)近藤良平
(ハープ)吉野直子
(ソプラノ)光岡暁恵
(テノール)藤木大地[カウンターテナー]
(バリトン)小林大祐
(ダンス)コンドルズ
(合唱)新国立劇場合唱団
(児童合唱)東京少年少女合唱隊
(管弦楽)東京都交響楽団
(司会)木佐彩子
プログラム:
I部
・古関裕而 「オリンピック・マーチ」(1964)[指揮 小池都知事]
・J.シュトラウス2世 喜歌劇『こうもり』より
オルロフスキー公爵の歌「僕はお客を呼ぶのが好きだ」
・ニーノ・ロータ「ハープ協奏曲 ト長調」より第1楽章
・ラヴェル「ラ・ヴァルス」
II部
・オルフ 舞踊と合唱による世俗カンタータ《カルミナ・ブラーナ》
▼サラダ音楽祭の公式サイトはこちら
・[サラダ音楽祭]TOKYO MET SaLaD MUSIC FESTIVAL 2018
今年で結成4年を迎えるLa Dill(ラ・ディル)が今年も青葉の森公園芸術文化ホール(千葉市)に登場します。
今回は東京二期会『三部作』で注目を集めたソプラノ北原瑠美をゲストに迎え、尾崎亜美さんの名曲「オリビアを聴きながら」をはじめ新アレンジ5曲も披露します。青葉の森に響き渡る“4オクターブの軌跡のハーモニー”にご期待ください!
La Dill(ラ・ディル)
ピアノ 吉田貴至
ソプラノ 北原瑠美(ゲスト)
■■■ 公演情報 ■■■
La Dill(ラ・ディル)コンサート
ジャンルを超えて心に響く 4オクターブ珠玉のハーモニー
日時:2018年9月15日(土)14:00開演(13:30開場)
会場:青葉の森公園芸術文化ホール【アクセス 】
(千葉市中央区青葉町977番1号)
料金:全席指定 S席3,000円、A席2,500円
出演:La Dill〔彌勒忠史、岩田健志、坂下忠弘、金山京介〕、ピアノ吉田貴至
ゲスト:北原瑠美(ソプラノ)
演奏予定曲:
・歌劇『椿姫』より「乾杯の歌」
・歌劇『ホフマン物語』より「舟歌」
・喜歌劇『微笑みの国』より「君こそ我が心のすべて」
・威風堂々
・Piacer d'amor
・小さな空
・松島音頭
・砂山
・荒城の月
・初恋
・木蓮の涙(スターダストレビュー)
・どんなときも(槇原敬之)
・オリビアを聴きながら(尾崎亜美)
・スマイル(尾崎亜美)
▼公演詳細、チケットのご予約等、公演情報ページはこちら
・イベントスケジュール|イベント情報 - 青葉の森公園芸術文化ホール
●お問合せ
青葉の森公園芸術文化ホール TEL 043-266-3511
いよいよ明日9月6日(木)から9日(日)まで新国立劇場オペラパレスにて、東京二期会オペラ劇場G.プッチーニ作曲〈三部作〉~『外套』『修道女アンジェリカ』『ジャンニ・スキッキ』オペラ各1幕を上演します。
プッチーニ〈三部作〉は今年、NYメトロポリタン歌劇場(MET)での初演からちょうど100年。指揮はそのMETでも11月に〈三部作〉を指揮するベルトラン・ド・ビリーが二期会オペラに初登場!
演出は、2014年の『イドメネオ』につづいて二期会再登場となるダミアーノ・ミキエレット。ウィーン、コペンハーゲン、ローマで絶賛を浴びた本プロダクションは、同じ歌手が作品をこえて別役を一人で演じることで、3つの物語が絶妙に関連付けられ、大きなテーマを抱いたひとつの物語として描き出されていきます!
また、二期会、新国立劇場、藤原歌劇団合同の合唱が編成されるなど国内3団体が手を組んでお贈りする公演。どうぞご期待ください!
▼指揮 ベルトラン・ド・ビリーより、公演直前、日本の音楽ファンにむけたメッセージをご覧ください!
VIDEO
それでは、4日間の公演当日のご案内を致します。 【9/5(水)19:30掲載】
《デンマーク王立歌劇場とアン・デア・ウィーン劇場との提携公演》 東京二期会オペラ劇場 2018年9月公演G.プッチーニ作曲〈三部作〉~『外套』『修道女アンジェリカ』『ジャンニ・スキッキ』 オペラ各1幕 <日本語字幕付原語(イタリア語)上演> 指揮:ベルトラン・ド・ビリー/演出:ダミアーノ・ミキエレット
当日券と公演タイムテーブルのご案内
9月6日 (木)
9月7日 (金)
9月8日 (土)
9月9日 (日)
当日券
S|A|B|C
S少|A少|B|C
S|A|B|C少
S|A|B|C少
当日券販売 /窓口受付
17:15~
13:00~
13:00~
13:00~
開場
17:45(※1)
13:30
13:30
13:30
開演
18:30
14:00
14:00
14:00
外套/修道女アンジェリカ
約105分
休憩30分 予定時刻
20:15~20:45
15:45~16:15
15:45~16:15
15:45~16:15
ジャンニ・スキッキ
約50分
終演予定
21:35
17:05
17:05
17:05
新国立劇場 =アクセス=
<鉄道> 京王新線(都営地下鉄新宿線直通)=「初台駅」中央口(新国立劇場口)直結
お車・バスなどでご来場のお客様は新国立劇場ウェブサイトをご覧ください
>>アクセス - 新国立劇場
◆上記、販売予定当日券は5日18:00現在の情報 です。以降の販売状況により公演当日より前に販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆学生席(前売のみ)は全日程ご用意がございます。ご予約は公演の「前営業日まで」に二期会チケットセンターへお電話にてお申し込みください。
◆公演タイムテーブルは、当日の演奏・進行によりずれる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
(※1)ジャパン・プレミエとなる9月6日(木)公演に、ミキエレット本人が、開演前の幕前でプレ・トーク を開催します! ・日時:2018年9月6日(木)本公演開演前(18:00開始予定) ・会場:新国立劇場オペラパレス 客席内 ・料金:プレ・トーク自体は無料ですが、9月6日公演の入場券が必要です ・出演:ダミアーノ・ミキエレット(演出家) ※プレ・トーク開催のため、当日のみ開演45分前(17:45)の開場に変更となります。 ※プレ・トークには自席でのご参加をお願いいたします。
▼プッチーニ〈三部作〉公演情報ページはこちら
・2018年9月公演 G.プッチーニ〈三部作〉 外套/修道女アンジェリカ/ジャンニ・スキッキ - 東京二期会オペラ劇場
2018年9月6日(木)18:30、7日(金)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
指揮:ベルトラン・ド・ビリー、演出:ダミアーノ・ミキエレット、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
合唱:二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
《便利!》
◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ) 】では、前売券が公演当日の開演1時間前までご予約が可能 です!!
チケットはご来場の途中にお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取いただけます(*)ので、余裕をもってお越しいただけます!是非ご利用ください!!
24時間受付、予約手数料0円。左の「Gettii」ボタンからお進みください。
(*…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでの支払・受取は出来ません)
新国立劇場オペラパレスで皆様のご来場をお待ちしております!
9月18日(火)は、神楽坂のフレンチレストラン「ラリアンス」にて、「ラリアンス・オペラ・コレクション with 二期会」の開催が決まりました。通常のフレンチのディナーに、2つのオペラのステージが加わる特別な一夜です。
和のテイストとフレンチの幸福なマリアージュ「フランコジャポネ」をテーマに創作されるお料理は、シェフ自ら日本全国に足を運んで厳選された食材から生まれています。
今回出演するのは、ソプラノ冨平安希子、テノール高柳 圭、ピアノ天日悠記子。テーマは「日本の歌とオペラの夜長」。星や月や夜そのものが表現されたオペラの名曲をお贈りします。
ソプラノ冨平安希子は今年大忙し!7月公演『魔弾の射手』エンヒェン役に出演した後、11月『後宮からの逃走』ブロンデ、2019年2月『金閣寺』女役と立て続けに出演します。
テノール高柳 圭は、2012年二期会ニューウェーブ・オペラ『スペイン時間』ゴンザルヴェ役でデビュー。今シーズン2019年2月『金閣寺』若い男役で、東京二期会オペラ劇場に初登場となります。
フランスでの公演を大成功に収めた宮本亜門演出のオペラ『金閣寺』東京公演もぜひお楽しみに!
ソプラノ 冨平安希子
テノール 高柳 圭
ピアノ 天日悠記子
■■■ イベント情報 ■■■
ラリアンス・オペラ・コレクション with 二期会
日時:2018年9月18日(火)19:00開宴(18:30開場)
会場:神楽坂「ラリアンス」メインダイニング
(「飯田橋駅」JR西口より徒歩2分・地下鉄B3出口より徒歩1分)
料金:おひとり様 8,500円~
出演:冨平安希子(ソプラノ)、高柳 圭(テノール)、天日悠記子(ピアノ)
予定演奏曲目:
ヴェルディ 『椿姫』より 「乾杯の歌」
小林秀雄 「落葉松」
團 伊玖磨 『夕鶴』より 「与ひょう、私の大事な与ひょう」
プッチーニ 『トスカ』より 「星は光りぬ」
ドヴォルザーク 『ルサルカ』より 「月に寄せる歌」
プッチーニ 『ラ・ボエーム』より 「愛おしい乙女よ」
●お問合せ・ご予約は
ラリアンス TEL03-3269-0007(フロント)まで
▼ブロンデ役 冨平安希子は11月22日(木)と24日(土)!『後宮からの逃走』公演情報ページはこちら
・2018年11月公演 W.A.モーツァルト『後宮からの逃走』 - 東京二期会オペラ劇場
2018年11月22日(木)18:30、23日(金・祝)14:00、24日(土)14:00、25日(日)14:00 日生劇場
指揮:下野竜也、演出:ギー・ヨーステン、管弦楽:東京交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】
《チケット絶賛発売中!》
▼若い男役 高柳 圭と女役 冨平安希子は2月23日(土)に共演!『金閣寺』公演情報ページはこちら
・2019年2月公演 黛 敏郎『金閣寺』 - 東京二期会オペラ劇場
2019年2月22日(金)18:30、23日(土)14:00、24日(日)14:00 東京文化会館大ホール
指揮:マキシム・パスカル、演出:宮本亜門、管弦楽:東京交響楽団
<フランス国立ラン歌劇場との共同制作>
〈主催〉公益財団法人東京二期会
《チケット10月6日(土)~一般発売》
●東京二期会オペラ劇場公演のお問合せ・ご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
若手メゾソプラノの中でも、ひときわ光る存在の杉山由紀。9月10日(月)は白寿本社ビル1階ロビーで開催される「東日本大震災チャリティロビーコンサート」に出演します。
杉山は、二期会オペラ研修所を最優秀賞並びに川崎静子賞、所長賞受賞を得て修了。2015年ウィーン夏期国際音楽ゼミナールにてヴィクトリア・ルキアネッツ氏のクラスを受講・選抜者によるコンクールにて第3位受賞、ディプロマ取得。2015年鈴木秀美指揮二期会ニューウェーブ・オペラ『ジューリオ・チェーザレ』でタイトルロール、2016年には二期会『ナクソス島のアリアドネ』で作曲家役、今年5月には二期会ニューウェーブ・オペラ『アルチーナ』にルッジェーロで出演し、著しい成長を示しています。
今回、杉山が得意とするモーツァルトのオペラのアリアをはじめ、メゾソプラノならではのオペラの名曲もお届けします。ピアノは朴 令鈴。
コンサートは9月10日(月)18時と19時、それぞれ30分のコンサート。今後の活躍が多いに期待される杉山の表情の豊かな歌の世界。ぜひお楽しみください。皆様のご来場が、チャリティにつながります。
メゾソプラノ 杉山由紀
ピアノ 朴 令鈴
■■■ 公演情報 ■■■
HAKUJU 東日本大震災チャリティ ロビーコンサート
日時:2018年9月10日(月) 17:30開場
1回目18:00開演/2回目19:00開演(演奏時間 各回約30分)
会場:白寿本社ビル(Hakuju Hall)1Fロビー
(小田急線「代々木八幡駅」南口または千代田線「代々木公園駅」出口1より徒歩5分)
出演:杉山由紀(ソプラノ)、朴 令鈴(ピアノ)
入場料:500円(税込・1ドリンク付)
※前売券はございません。当日直接ご来場ください(予約不要)
※未就学児入場可(要入場料)
※入場料、ドリンク代、および募金は福島県相馬市「学校法人みどり幼稚園」へ全額寄付いたします。
※社屋エントランススペースが会場のため、人の出入りや外からの騒音など、あらかじめご了承ください。
主催:株式会社白寿生科学研究所
お問合せ:Hakuju Hall 03-5478-8700
2011年の東日本大震災から7年。被災地にも支店を持つ株式会社白寿生科学研究所は、「東北復興支援プロジェクト・被災地支援チーム」を組織して避難施設への健康機器の貸し出しを実施する等、継続的な支援を続けています。その支援事業のひとつ、「微力であっても、目に見えるところで具体的な支援を」を目標に、代々木公園にほど近い同社本社ビル(Hakuju Hall 1Fエントランスロビー)にて、月1回の「東日本大震災チャリティ ロビーコンサート」を継続して開催しています。
会場には募金箱も設置いたしますので、皆様のあたたかいご支援をいただけましたら幸いです。
9月8日(土)、びわ湖ホール人気の室内楽シリーズ<びわ湖の午後>の第52回に、ソプラノ森谷真理が登場します。
メトロポリタン歌劇場での鮮烈なデビュー以来、二期会やびわ湖ホールのオペラをはじめ、国内外で活躍目覚ましい、今もっとも輝くディーヴァ、森谷真理がお届けする珠玉のステージ。
公演を前に森谷からのメッセージも届きました。是非びわ湖ホールへお越しください!
~森谷真理からのメッセージ~
今回のプログラムは、4曲組の歌曲を4つ組み合わせてみました。
フランス、スペイン、ドイツ、そして日本からの歌曲集4作品。
それぞれの国の特性をお楽しみいただければと思っております。
ソプラノ 森谷真理
ピアノ 山田武彦
■■■ 公演情報 ■■■
<びわ湖の午後52> 森谷真理ソプラノ・リサイタル
日時:2018年9月8日(土) 14:00開演
会場:滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 小ホール
(滋賀県大津市打出浜15-1)
料金:全席指定 一般4,000円、青少年(25歳未満)1,500円
出演:森谷真理(ソプラノ)、山田武彦(ピアノ)
予定プログラム:
ドビュッシー「四つの青春の歌」
ロドリーゴ「四つの愛のマドリガル」
林 光「四つの夕暮れの歌」
R.シュトラウス「四つの最後の歌」
▼公演詳細、チケットのお求めはこちらから
・<びわ湖の午後52> 森谷真理ソプラノ・リサイタル - 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール
ソプラノの福田美樹子が9月8日(土)に稲城市立iプラザホールにてリサイタルを開催致します。
福田は国立音楽大学を経て、バルセロナのリセオ音楽院を最優秀賞の成績で卒業。更にフランスのボルドー音楽院、パリ市立音楽院にて研鑽を積み、20世紀フランスを代表するコロラトゥーラ・ソプラノ、マディ・メスプレに師事しました。
国内外で活躍し、2016年にはオクタヴィアレコードよりリリースしたオールフランス・コロラトゥーラのレパートリーによるソロアルバム 《歌う思い出》が、同年9月のタワーレコード渋谷店月間売り上げ第2位を記録して話題を呼びました。
今回のリサイタルでは、昨年の「二期会サマーコンサート2017」での共演がきっかけとなったピアニストの山岸茂人さんを迎え、『ルチア』の狂乱の場、『ラクメ』の鐘の歌などメスプレ仕込みのコロラトゥーラの名アリアから、スペイン、フランス、イタリア、日本の名歌まで、坪井ユキさんのフルートも加わっての多彩なプログラムを披露致します。
土曜の昼下がり、是非ご来場ください!
ソプラノ 福田美樹子
ピアノ 山岸茂人
フルート 坪井ユキ
■■■ 公演情報 ■■■
稲城市ゆかりの音楽家
福田美樹子 ソプラノ・リサイタル
日時:2018年9月8日(土) 14:00開演
会場:稲城市立iプラザ ホール
(京王相模原線「若葉台駅」北口から徒歩3分)
料金:全席指定 1,800円
出演:福田美樹子(ソプラノ)、山岸茂人(ピアノ)、坪井ユキ(フルート)
予定曲目:
ドニゼッティ:オペラ『ランメルモールのルチア』より 狂乱の場
オッフェンバック:オペラ『ホフマン物語』より オランピアのアリア “生垣に小鳥が”
ドリーブ:オペラ『ラクメ』より 鐘の歌 “若い娘はどこへ行く?”
ロドリーゴ:「4つの愛のマドリガル」より “お母さん、ポプラの林に行ってきたよ”
山田耕筰:からたちの花
武満 徹:翼、小さな空
ほか
▼公演詳細ページ・チケットのお求めはこちらから
・ホールイベント案内 | 0908福田美紀子ソプラノリサイタル - 稲城市立iプラザ
ミュンヘン市立リヒャルト・シュトラウス音楽院修後、ドイツを中心に欧州で活躍してきたソプラノ松永知史。11月公演『後宮からの逃走』コンスタンツェ役にて二期会オペラ主演デビューを果たします。その松永の歌声の前披露の場として、9月17日(月)、新橋の音楽レストラン「アルテリーベ東京」にてソロ・ディナー・コンサートが開催されます。
以前、当ブログでご紹介していましたように、ドイツではすでに『ラ・ボエーム』ミミ役だけで50回以上の舞台に立っている松永。二期会オペラでは、2015年のR.シュトラウス『ダナエの愛』でダナエ役のカヴァー・キャストを務めました。待望となる本公演のデビュー役は、モーツァルト・オペラの中でも、超絶的な技巧とリリカルな歌唱力、そして台詞回しの演技力も問われる、難役中の難役コンスタンツェとなりました。
▼4年前、松永の海外消息を伝えるブログ記事
・ソプラノ松永知史、ミュンヘン・パーシングで『ラ・ボエーム』ミミを歌う|2014年07月30日 - オペラの散歩道(二期会blog)
デビューにむけて、松永は、
「続けていると、こういうご褒美を頂けることもあるのかと思いました。
そして、故・伊藤 叔先生が、『続けられるということも才能の一つなのよ』と、闘病中にくれた言葉が頭をよぎりました。『好きだけじゃだめなのよねぇ・・、どうしたものか・・』というニュアンスの会話が前後にあったことは都合よく割愛し、その言葉だけがいつも私の心の中にありました。
私は本当に人との出会いに恵まれていて、いつでもどこに行っても、音楽への情熱がいっぱいの方たちに囲まれた環境に身を置くことができましたし、いつも応援してくれるお客様たちがいてくれたことが励みとなって続けてこられました。その方たち一人ひとりに感謝の思いを込めて、このオペラを全うしたいと思います。そして、最後は、ただモーツアルトの音楽に身も心も声もすべて委ねて、舞台に立ちたいと思います」
と意気込みを語りました。
コンスタンツェ役と向き合う松永。彼女は、「とても正直な女性」。その魅力は、
「一途で無私の愛を貫く強さを持った女性ですが、セリムから受け取る愛に対しても真っすぐ向き合うところ、時には感情的になる人間臭いヒロインであるところを魅力に感じます。歌い手としての視点では、テクニックも表現もごまかしのきかないところに、魅力?恐怖?を感じます」
松永は11月22日(木)ワールド・プレミエ公演と24日(土)に出演。ぜひそのデビューにぜひお立会いください!
さて、9月17日(月)のアルテリーベ東京では、前半のステージで、本公演にちなんでモーツァルトのアリアにオペレッタを加えて。後半では、日本歌曲をお贈りする予定。お食事を召し上がりながら、リラックスした気持ちで、松永の歌をご堪能いただけます(フリードリンク、ビュッフェ形式)。
「モーツァルトから日本歌曲まで、様々な歌の魅力をお楽しみ頂き、お聴き頂いたお客様に、11月公演のモーツァルトのオペラ『後宮の逃走』も見てみたい!と、思って頂きたいという、熱ーい思いのこもったコンサートです!お越し頂けましたら、とても嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします」
さあ、月曜は新橋でオペラ!
クリックで拡大
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第211回【二期会New Face】ソプラノ松永知史リサイタル
日時:2018年9月17日(月・祝) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:松永知史(ソプラノ)、池浦七菜子(ピアノ)
予定プログラム:
<第1ステージ>19:00~ モーツァルトとオペレッタ
・レハール 『メリー・ウィドー』より 「ヴィリアの歌」
・レハール 『ジュディッタ』より 「熱い唇づけを」
・モーツァルト 『コジ・ファン・トゥッテ』より
「岩のように動かず」
「女も15になれば」
<第2ステージ>20:00 日本歌曲
・なかにしあかね 「よろこびが集まったよりも」「今日もひとつ」
・小林秀雄 「落葉松」
・山田耕筰 「赤とんぼ」
ほか
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
* * *
▼コンスタンツェ松永知史は11月22日(木)と24日(土)!『後宮からの逃走』公演情報ページはこちら
・2018年11月公演 W.A.モーツァルト『後宮からの逃走』 - 東京二期会オペラ劇場
2018年11月22日(木)18:30、23日(金・祝)14:00、24日(土)14:00、25日(日)14:00 日生劇場
指揮:下野竜也、演出:ギー・ヨーステン、管弦楽:東京交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】
●『後宮からの逃走』のお問合せ・ご予約は《チケット絶賛発売中!》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
2018年のセイジ・オザワ 松本フェスティバル(OMF)が8月18日(土)、華々しく開幕しました。
本年のOMFオペラは、3月の小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXVIで好評を得たプッチーニ『ジャンニ・スキッキ』が、9月1日(土)まつもと市民芸術館・主ホールにて上演されます。
二期会からも、清水多恵子(ネッラ)、金澤桃子(チェスカ)、河野鉄平(ベット)、佐原壮也(スピネロッチオ)、松澤佑海(ピネッリーノ)が出演。ロベルト・ディ・カンディア、アナ・クリスティといった世界的名歌手との共演で、プッチーニの傑作オペラを盛り上げます。
清水多恵子
金澤桃子
河野鉄平
佐原壮也
松澤佑海
また、子どものためのオペラ『ジャンニ・スキッキ』にも、上記歌手に加え、ラウレッタ役で、藤井玲南が参加します。長野県内中学校1年生を対象にしたオペラ公演で、今年は長野県内59校、約4,400人の生徒が鑑賞する予定だそうです(一般の方のご入場はできません)。
藤井玲南
指揮はデリック・イノウエ、演出はデイヴィット・ニース、そして、小澤征爾音楽塾オーケストラによる、プッチーニ作曲 名作喜劇『ジャンニ・スキッキ』をどうぞお楽しみに!
■■■ 公演情報 ■■■
小澤征爾音楽塾オーケストラによるOMFオペラ
プッチーニ「ジャンニ・スキッキ」
日時:2018年9月1日(土) 14:00開演
会場:まつもと市民芸術館・主ホール
料金:S席8,000円、A席6,000円、B席4,000円、C席2,000円
(※小学生~高校生 各半額)
出演:
ジャンニ・スキッキ ロベルト・ディ・カンディア
ラウレッタ アナ・クリスティ
ツィータ 牧野真由美
リヌッチオ フランチェスコ・デムーロ
ゲラルド 髙畠伸吾
ネッラ 清水多恵子
ベット 河野鉄平
シモーネ ドナート・ディ・ステファノ
マルコ 駒田敏章
チェスカ 金澤桃子
スピネロッチオ 佐原壮也
アマンティオ・ディ・ニコラーオ 寺田功治
ピネッリーノ 松澤佑海
グッチオ 松田亜蘭
管弦楽:小澤征爾音楽塾オーケストラ
指揮:デリック・イノウエ
演出:デイヴィッド・ニース
▼公式ページはこちら
・小澤征爾音楽塾オーケストラによるOMFオペラ - セイジ・オザワ 松本フェスティバル
ウィーン、コペンハーゲン、ローマで絶賛を浴びた、ダミアーノ・ミキエレット演出による今回のプッチーニ『外套』『修道女アンジェリカ』『ジャンニ・スキッキ』の〈三部作〉。
そのジャパン・プレミエとなる9月6日(木)公演に、ミキエレット本人が、これから始まる舞台について幕前でプレ・トークを行うことが決定しました!
ダミアーノ・ミキエレット
プッチーニ〈三部作〉プレミエ・スペシャル!
演出ダミアーノ・ミキエレット 「プレ・トーク」
日時:2018年9月6日(木)本公演開演前
(18:00開始予定/17:45開場)
会場:新国立劇場オペラパレス 客席内
※6日(木)当日のみプレ・トーク実施のため、開演45分前の開場に変更いたします。
(7日以降の公演の開場は開演30分前です。)
※当日公演のご鑑賞者様限定の企画です。
※プレ・トークには自席でのご参加をお願いいたします。
今回の来日にあたって、ミキエレットがお客様に直接語りかける唯一の機会です!
ぜひ6日(木)のプレミエにお越しください!
▼公演前には、こちらのインタビュー記事もご覧下さい
・ダミアーノ・ミキエレットから日本のファンに贈るメッセージ|オペラを楽しむ - 東京二期会
▼プッチーニ〈三部作〉公演情報ページはこちら
・2018年9月公演 G.プッチーニ〈三部作〉 外套/修道女アンジェリカ/ジャンニ・スキッキ - 東京二期会オペラ劇場
2018年9月6日(木)18:30、7日(金)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
指揮:ベルトラン・ド・ビリー、演出:ダミアーノ・ミキエレット、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
合唱:二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会New Face登場回は9月3日(月)。共に国立音大卒、東京音大大学院修了、二期会オペラ研修所でも同期という、ソプラノ田中優里とバリトン児玉興隆の二人によるスペイン音楽を中心としたプログラムをお楽しみください。
コンサートに向けて、出演の二人から抱負とメッセージが届いておりますので、ご紹介いたします。
* * *
ソプラノ 田中優里
――声楽の道を志すきっかけ等、自己紹介をお願いします。
はじめまして。ソプラノの田中優里(たなか ゆり)です。
私は子供の頃はエレクトーンやピアノを習い、音楽が大好きな子供でした。そんな中、小学生の頃にミュージカルを見たことがきっかけで歌が大好きになりました。
高校生の時、自分の進路を考える時期になり、「音楽が大好きだから音楽大学に行きたい!」という漠然とした考えで進路を決めました。さてどの楽器で音楽大学に入ろうかと考えた時に「綺麗な歌声が出せるようになりたい」というさらに漠然とした考えで声楽科を目指すことになりました。(笑)
無事に国立音楽大学に入ることができ、大学二年生の時に見た二期会の「蝶々夫人」でその美しい舞台、所作、何よりも素晴らしい声に感動し、そこからオペラが大好きになりました。そのまま大学を卒業してもオペラ研修所へ通い、沢山のオペラについて勉強ができたのは自分の財産となりました。
――声種やレパートリー、目指している役や舞台、ステージについて教えて下さい。
私の声種はソプラノ・リリコ・レッジェーロと認識しています。
研修所では、グノー作曲の「ロメオとジュリエット」のジュリエットや、「椿姫」のヴィオレッタを勉強させていただきました。一本通してやってみたい役は、やはりジュリエット、ヴィオレッタ、そして「夕鶴」のつうです。
――今回のコンサートのテーマ、選曲のポイントについて。
今回、アルテリーベへの出演が決まり、児玉さんと一緒にできる演目はスペインものしかないと思っていました!
スペインの歌曲やサルスエラ(スペイン風のオペレッタ)、そしてスペインのポップスなども取り上げたいと思っております。
――共演者をご紹介下さい。
児玉さんとは二期会のスペイン音楽研究会で出会いました。共に国立音楽大学卒業で、東京音楽大学の大学院修了なので共通点も多いです。もちろん二期会の研修所では同期ではあったのですが、同じクラスになったことはなかったので今回共演することができて嬉しいです!
新橋にスペインの風を吹かせられるよう頑張ります♪
* * *
バリトン 児玉興隆
――自己紹介をお願いします。声楽の道に決めたきっかけはどんなものでしょうか?
はじめまして。バリトンの児玉興隆(こだま こうりゅう)です。
僕は、家が寺院で、両親は二人とも僧侶という環境に生まれました。ただ、小さいときにピアノや習い事をいくつか習わせてくれて、その時は何が好きかまだ良く分かりませんでしたが、成長していくなかで小学2年生の時にある出来事がありました。
クラシックが好きだった母に連れられて、家族でウィーン少年合唱団の日本公演を観に行ったことです。その後から、ボーイソプラノの声を真似してずっと歌っていたそうで、これでは喉を壊すのでないかと心配した両親が声楽の先生の教室に連れて行ってくれて、声楽とピアノだけは決してやめませんでした。大学受験の時に、やりたいことは音楽しかないと断言し、小さいときから目指していた国立音大に合格出来ました。そして、井ノ上了吏先生と出会い、東京音大大学院、二期会オペラ研修所を修了(2年間研修所を休学、修行し、僧侶資格を取得しました)し、現在に至ります。
――自身の声種、レパートリー、目指している役や舞台、ステージは?
声種はバリトン(ハイ・バリトン)です。
レパートリーは、ドニゼッティ「愛の妙薬」ベルコーレ、「ドン・パスクアーレ」マラテスタ、ロッシーニ・モーツァルトのフィガロ役、プッチーニ「ラ・ボエーム」マルチェッロ役など明るく若いバリトンの役。今年4~7月に渡伊し、師匠マウロ・アウグスティーニ氏(バリトン)より、今一番合うのは上記などだが、テクニックを正しく習得したら、ヴェルディ「椿姫」ジェルモン、「イル・トロヴァトーレ」ルーナ伯爵、「リゴレット」タイトルロールなど、何でも歌えると言って頂いたので、このまま研鑽を積み、二期会の大舞台でこのような役を演じることを目指します。
――今回のコンサートのテーマ、選曲のポイントについてお教え下さい。
今回、アルテリーベ出演のお話を頂き、あまり人が取り上げていないことをしたいと思いました。そこで、大学の時に師匠の導きにより始めたスペイン音楽を誰かと出来ないかと思い、唯一研修所同期でスペイン音楽を勉強している田中さんを誘い、このテーマにしました。
スペイン音楽は、イタリア・ドイツ・フランス音楽などに比べたらまだまだ浸透が薄いように感じますが、いい曲がたくさんあります。歌曲、サルスエラ(スペイン風オペレッタ)、ポピュラー音楽、スペインが舞台になったオペラなど幅広く取り上げ、ご紹介できればと思います。
――共演者をご紹介下さい。
田中さんとは大学から二期会オペラ研修所までの経歴が全て一緒で、驚くほどの共通点ですが、大学院を修了してから知り合ったり、研修所も同期であるがクラスが違ったり、一緒に演奏する機会は全くありませんでした。オペラ研修所が足掛け5年で修了というところまで一緒です。(笑)
* * *
アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」は、ビュッフェスタイルのお料理&フリードリンクとともにお楽しみいただいております。
是非ご予約はお早めに!一同、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第209回【二期会New Face】Pasión 〜スペインの風〜
日時:2018年9月3日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:田中優里(ソプラノ)、児玉興隆(バリトン)、相田久美子(ピアノ)
演奏予定曲:
ホセ・ラカジェ作曲 アマポーラ
チャピ作曲 サルスエラ『人騒がせな女』より 二重唱
ロッシーニ作曲 オペラ『セビリアの理髪師』より 私は街の何でも屋さん
ほか
さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
長年に亘り、好評を頂いている「二期会サマーコンサート」。
今年はヴァージョンアップして、二期会ならではの豪華キャストが勢ぞろい。わが国オペラ界を牽引してきた著名な歌手から次代を担う新星まで、2夜連続で公演します。
8月23日(木)第一夜は、イタリアオペラからアリアと重唱、8月24日(金)第二夜は、ドイツ・オペラとフランスオペラのプログラム。福井 敬が歌う「誰も寝てはならぬ」(オペラ『トゥーランドット』より)さながらに、重鎮たちの名演奏や重唱に酔いしれ、選ばれし旬の若手たちと出会える歌合戦の会場は、まるで歌の殿堂のよう。
今回の出演者の中から、三人のフレッシュなアーティストに、自身の演奏曲について解説していただきました。
【8月23日出演】 テノール 市川浩平
「ドニゼッティ『愛の妙薬』より “人知れぬ涙”」
ドニゼッティのオペラの中で、特に有名な『L'elisir d'amore(愛の妙薬)』。主人公のネモリーノが恋するアディーナの涙をみて歌う愛のアリア、「Una furtiva lagrima(人知れぬ涙)」は、珠玉のオペラアリアとして有名です。『愛の妙薬』という題名ですが、ネモリーノが、恋がかなう愛の妙薬(惚れ薬)と信じて、アディーナを射止めようと、高値で買った秘薬で、実は安ワイン。それでも結末はハッピーエンド!
そして、私はワインが大好き。中でも畑の個性、作り手の哲学を感じるワインは格別!最近醸造技術の進歩で最近は、味わいが均一化されつつあるようですが、昔の歌手は一声聴くだけで「この声はっ!」とわかる歌手も多かったですね。私も、この声・音楽は「市川浩平だ!」とわかっていただけるような演奏が出来るよう日々精進を重ねて参ります。
【8月24日出演】 ソプラノ 朝倉春菜
「J.シュトラウスII世『こうもり』より “田舎娘の姿で”」
オペレッタ『こうもり』の中で女優志望の女中アデーレによって歌われるアリアです。前日の舞踏会で、自分のパトロンになってくれると言った刑務所長のフランクの元へ、本当にパトロンになってくれるようフランクの仕事場まで押しかけます。「私にはこんなに女優の才能があるの!」と、アデーレは色々な役を演じてみせます。ある時は純朴な田舎娘、ある時は偉大な女王様、そしてある時はパリのマダムが若い男と浮気してるところへ突然ダンナが帰って来て見つかってしまう、でも最後には許してもらうの!という一場面まで。「私の才能を見たら女優にするしかないでしょう!?」と、フランクを口説きます。
アデーレはとても愛すべきキャラクター。そのちゃっかりさにいつも楽しまされる、私の大好きな役です。
【8月24日出演】 テノール 隠岐速人
「マスネ『ウェルテル』より 春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか」
マスネが2年の歳月をかけて制作したものの、ヒットまで時間のかかった名作オペラ《ウェルテル》は、ゲーテの実体験を基にした小説『若きウェルテルの悩み』が原作となっています。この小説は当時の若者たちを虜にし、主人公ウェルテルの生き様を模倣して失恋して自殺する若者が出るほど人気を博しました。
第3幕で歌われるこのアリア「春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか?」は、若く純粋な青年ウェルテルの悲痛な叫びです。ウェルテルはシャルロッテに一目惚れしたのですが彼女にはすでに婚約者がいました。その後結婚したシャルロッテと再会したウェルテルは再び思いを告げますが、断られてしまいます。ウェルテルはそれでも諦めきれずその思いをオシアンの詩に託します。
出演者一同、ご来場をお待ち申し上げております。
両日とも良いお席が少なくなっておりますので、ご予約はお急ぎください。
■■■ 公演情報 ■■■
二期会サマーコンサート2018 ☆2夜連続公演☆
<第一夜>イタオペ三昧パートII ~イタリアオペラよりアリア重唱~
日時:8月23日(木) 18:30開演(18:00開場)
出演:【ソプラノ】大倉由紀枝、大山亜紀子、清野友香莉、谷原めぐみ、中村真紀、山口清子、横山恵子、吉田愼知子/【メゾソプラノ】森永朝子/【テノール】市川浩平、城 宏憲、福井 敬、星 洋二、吉田 連/【バリトン/バス】大井哲也、佐藤泰弘、友清 崇、成田博之、増原英也/【ピアノ】鳥井俊之
<第二夜>重厚華麗な独仏オペラ ~ドイツ、フランスオペラよりアリア重唱~
日時:8月24日(金) 18:30開演(18:00開場)
出演:【ソプラノ】朝倉春菜、熊谷美奈子、品田昭子、田崎美香、橋爪ゆか、藤井玲南、増田のり子、松田昌恵/【メゾソプラノ】磯地美樹、押見朋子、杉山由紀/【テノール】隠岐速人、金山京介、菅野 敦、成田勝美/【バリトン/バス】青戸 知、石崎秀和、大塚博章、小森輝彦、鹿野由之/【ピアノ】山田武彦
司会:大野徹也(両日)
会場:渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
(「渋谷駅」JR西口より徒歩5分)
料金:全席指定・各夜 A席4,500円、B席4,000円(税込)
※二期会オペラ愛好会会員割引あり
▼両日の演奏曲や順序はホームページでご確認いただけます
・二期会サマーコンサート2018【2夜連続公演】 - 東京二期会
●ご予約・お問合せ
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」でもお求めいただけます!!
(8月22日:隠岐速人の演奏曲解説を追記しました)
11月公演『後宮からの逃走』は、ベルギー出身の演出家ギー・ヨーステンが初来日し、新制作世界初演(ワールド・プレミエ)の舞台を作ります。
ベルギー王国大使館からの後援を受けている本公演ですが、11月22日(木)のプレミエ公演では、「ワールド・プレミエ・キャンペーン」として、ベルギー・ビールを先着120名様に進呈します!
バラエティが豊かで近年大流行のベルギー・ビールですが、今回のキャンペーンでは、中でも人気銘柄のひとつVEDETT(ヴェデット)を、『後宮からの逃走』公演オリジナル・ラベルでご用意しました!
NISSAY OPERA 2018提携:日生劇場開場55周年記念 モーツァルト・シリーズ
東京二期会オペラ劇場 『後宮からの逃走』
◇◆◇ WORLD PREMIERE ワールド・プレミエ・キャンペーン ◆◇◆
11月22日(木)初日公演にて受付先着120名様に、公演オリジナル・ラベル版ベルギー・ビールVEDETT(ヴェデット)330mlをお一人様につき1本プレゼント!
・受付場所:日生劇場 1階ピロティ
・受付開始:17:45のピロティ開場時より先着順で引換券をお渡しします
※写真はプレゼント商品のイメージです。(グラスは付属いたしません)
※未成年の方にはお渡しできません。あらかじめご了承ください。
※引換券とプレゼントとのお引換えは公演当日の終演後、会場内のみとなります。
▼『後宮からの逃走』公演情報ページはこちら
・2018年11月公演 W.A.モーツァルト『後宮からの逃走』 - 東京二期会オペラ劇場
2018年11月22日(木)18:30、23日(金・祝)14:00、24日(土)14:00、25日(日)14:00 日生劇場
指揮:下野竜也、演出:ギー・ヨーステン、管弦楽:東京交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】
●お問合せ・ご予約は《チケット絶賛発売中!》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会New Face登場回は8月6日(月)。共に国立音大出身、二期会オペラ研修所でも2年間同じクラスで研鑽を積んだ小藤恵理子と志賀早紀子、二人のソプラノによる美しい夏メドレーなどもまじえての充実のプログラムをお楽しみください。ピアノは歌手たちの信望も厚い髙田恵子です。
コンサートに向けて、出演の二人から抱負とメッセージが届いておりますので、ご紹介いたします。
* * *
ソプラノ 小藤恵理子
――声楽の道を志すきっかけ等、自己紹介をお願いします。
はじめまして。ソプラノの小藤恵理子(ことう えりこ)と申します。
小さい頃からリトミック、ピアノ、マリンバ、吹奏楽など様々な音楽に親しみました。高校生の頃、音楽大学の教育科を受験しようと声楽のレッスンに通っていたのですが、そのうちに歌うことが楽しくなり、声楽をもっと学びたいと思うようになりました。
大学卒業後すぐに入った研修所では、信頼できる先生方や仲間たちから、たくさんの学びをいただきました。
――声種やレパートリーなどについて教えて下さい。
声種はソプラノ・レッジェーロです。まあるい音色を目指し、日々練習を重ねています。
研修所では、スザンナ、ノリーナ、ジルダなどを勉強させていただきました。
――今回のコンサートと共演者について。
志賀さんとは研修所で二年間同じクラスで学びました。同じ曲に取り組んだこともありますが、それぞれ雰囲気が違い、周りはみていて面白かったそうです。そんな私たちのキャラクターの違いにも注目していただきたいです。
* * *
ソプラノ 志賀早紀子
――自己紹介と、声楽の道に決めたきっかけはどんなものでしょうか?
ソプラノの志賀早紀子(しが さきこ)です。宜しくお願いします。
幼い頃からとにかく歌うことが好きで、よく幼稚園の帰りの会で自作の歌を披露していました(笑)
漠然と音楽の道に進みたいという思いはあったものの明確な目標は無かったのですが、高校生のときたまたまテレビでオペラアリアのコンサートを見て、とても感動して…。そのときはコロラトゥーラソプラノの人の演奏を聴いたんですけど、物凄い技術と声の美しさに圧倒されて、そこからオペラの世界にのめり込んでいきました。私もあんな風に歌ってみたい!と思ったのがきっかけで、勉強を始めました。
音大を卒業して、研修所を修了した現在でも、毎日が勉強の連続ですが、とても充実しています。
――自身の声種、レパートリー、目指している役や舞台、ステージは?
声種はソプラノ・リリコ・レッジェーロです。
「フィガロの結婚」スザンナ、「ドン・パスクワーレ」ノリーナ、「カルメン」ミカエラなどを研修所では歌わせていただきました。いつか「椿姫」のヴィオレッタを歌いこなせるようになりたいです。
――今回のテーマ、選曲のポイントと共演者について。
とにかく聴きに来てくださった皆様に音楽に親しんでいただけるよう、様々なジャンルの曲を選びました。耳でも目でも楽しめる“華やか”なステージになるよう準備を進めています!
共演の小藤さんとは学年は違いますが出身大学が同じで、また研修所でのクラスが2年間一緒だったので、プライベートでも仲良しです。研修所の時から「いつか一緒にコンサートをやりたいね」と話していたので、このような機会をいただけて本当に幸せです!
二重唱の曲も沢山盛り込んだので、二人で素敵なハーモニーを奏でられるように頑張ります!
* * *
アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」は、ビュッフェスタイルのお料理&フリードリンクとともにお楽しみいただいております。
尚、今回の公演はお蔭様をもちまして、ご予約のお客様にて《満席》 となりました。誠にありがとうございます。(8月3日追記)
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第205回【二期会New Face】華やかな夏の調べ
日時:2018年8月6日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)《満席》
出演:小藤恵理子(ソプラノ)、志賀早紀子(ソプラノ)、髙田恵子(ピアノ)
予定プログラム:
<第1ステージ>19:00~
1. 山口景子編曲 「夏メドレー」 (小藤&志賀)
2. 成田為三作曲 「浜辺の歌」 (小藤&志賀)
3. 弘田龍太郎作曲 「浜千鳥」 (小藤)
4. 木下牧子作曲 「ある日のたび」 (志賀)
5. 古謝美佐子作曲 「童神」 (小藤&志賀)
6. BEGIN作曲 「涙そうそう」 (小藤&志賀)
7. 寺島尚彦作曲 「さとうきび畑」 (小藤&志賀)
<第2ステージ>20:00~
1. アルディーティ作曲 「口づけ」(小藤)
2. ヴォルフ=フェラーリ作曲 「4つのリスペット」Op.12 (志賀)
I あなたがあの角に現れるのを見た時
II ああ、あの高貴な鳥をご覧なさい
III 元気で美しく繊細な天使よ
IV この世を作られた方に祝福あれ
3. モーツァルト作曲 オペラ『後宮からの誘拐』より
“私は恋をして幸せでした” (小藤)
4. メサジェ作曲 オペラ『お菊さん』より
“恵みの太陽のもとで~聞け蝉の声を” (志賀)
5. ロイド=ウェッバー作曲 「レクイエム」より
ピエ・イエズ (小藤&志賀)
さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!
▼アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
テノール高田正人による、オペラ歌手ならではの視点で語る解説が大好評のNHK「ラジオ深夜便」“ミッドナイトオペラ”。今度の放送は7月30日(月)深夜から翌31日(火)未明にかけて、昨年末のご登場が好評だった文学紹介者の頭木弘樹氏を交え、《絶望オペラ》をテーマに生放送でお送りします。
前半は遠藤周作の不朽の名作に松村禎三が作曲した『沈黙』を、日付けが変わって後半はドニゼッティの代表的なオペラ・ブッファ『愛の妙薬』をお届けします。
夏の夜のひととき、ぜひお楽しみください♪
高田正人
◆◆◆ 放送予定 ◆◆◆
NHK「ラジオ深夜便」
【ミッドナイトオペラ】
放送日時:2018年7月30日(月)深夜~31日(火)未明
放送局:R1 NHKラジオ第1
放送内容:
●前半〔7月30日 午後11時台(11:10~)〕
《絶望オペラ》
・松村禎三 オペラ『沈黙』より
●後半〔7月31日 午前0時台(ニュース、スポーツ等に続き)〕
《絶望オペラ》
・ドニゼッティ オペラ『愛の妙薬』より
出演:高田正人、頭木弘樹、遠藤ふき子(アンカー)
▼詳しい番組情報はNHKのウェブサイトをご覧ください。
・ラジオ深夜便 - NHK
(番組予定表「7月30日」の文字をクリックしていただくと当夜の情報が表示されます。)
☆そして当ブログにて既報の通り、8月16日(木)には高田正人がラジオを飛び出し、お客様の前で生解説!(もちろん演奏もあり!)
錦糸町の大横川親水公園に面した場所にある、すみだパークギャラリーSASAYAにて高田も出演する東京二期会9月公演プッチーニ〈三部作〉のプレ講座&ミニ・ライブを開催します。入場無料(要事前申込)のプレ・イベントです。こちらもどうぞお楽しみに!
▼プレ講座&ミニ・ライブの詳細はこちらの記事をご覧ください
・プッチーニの魅力を語りつくし、歌いつくす!8/16(木)は、すみだパークギャラリーで〈三部作〉プレイベント開催! - オペラの散歩道(二期会blog)
▼高田は6日と8日の『外套』に出演!プッチーニ〈三部作〉公演情報ページはこちら
・2018年9月公演 G.プッチーニ〈三部作〉 外套/修道女アンジェリカ/ジャンニ・スキッキ - 東京二期会オペラ劇場
2018年9月6日(木)18:30、7日(金)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
指揮:ベルトラン・ド・ビリー、演出:ダミアーノ・ミキエレット、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
合唱:二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会
●プレ・イベントおよび〈三部作〉のお問合せ・ご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
去る7月16日に東京文化会館小ホールにおいて行われた、第54回日伊声楽コンコルソ2018(日伊音楽協会、読売新聞社 主催)本選の結果、二期会の新進ソプラノ、土屋優子が、見事1位入賞を果たしました!
▼コンクール本選結果速報はこちら
・ニュース:第54回日伊声楽コンコルソ2018 本選 結果速報 - 日伊声楽コンコルソ
土屋優子(写真右)と本選でピアノ伴奏をつとめた谷川瑠美さん。会場の楽屋ロビーにて
このコンクールを終えて、今後の抱負を聞きました。
* * *
この度、第54回日伊声楽コンコルソで1位をいただきました。
私一人の力ではなく、予選・本選で素晴らしいピアノを弾いてくださった伴奏者の方々、指導してくださった先生方、あたたかく応援してくださる私の周りの方々、そして両親のおかげです。本当にありがとうございます。
実は、このコンクールは、これまでにも何度か挑戦してきました。しかし、いつも一次予選を通過しても二次予選から先に進むことができませんでした。悔しい思いを重ねてきましたが、今回初めて二次予選を通過し、本選で歌うことができました。昨年5月からイタリアで勉強を始めたので、言葉の理解度や技術面で、少しずつでも成長することができた結果かもしれない、と思います。
また、二期会オペラ研修所在籍中に、アリア試験やコンサートで取り組んだマクベス夫人のアリアを、今回の本選で歌いました。審査員の先生から講評をいただく場で、厳しいお言葉もたくさんいただきましたが、イタリア語の捌き方、役の理解の深さや演じ方を褒めていただけたのは何よりも嬉しかったです。
これからも感謝の心を忘れず、この結果に驕ることなく、より良い音楽を演奏出来るよう精進して参ります。
今後とも、あたたかく見守ってくださいますよう、お願いいたします。
* * *
土屋は今後、ミューザ川崎シンフォニーホールで8月10日(金)15:00開演の「フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2018 東京ニューシティ管弦楽団“センター争奪、灼熱のアリアバトル”」に出演。プッチーニのオペラからアリアと重唱を演奏します。ご来場、お待ちしています。
▼フェスタ サマーミューザKAWASAKI 2018の公演情報はこちら
・東京ニューシティ管弦楽団 センター争奪、灼熱のアリアバトル - フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2018
東京二期会オペラ劇場『魔弾の射手』が7月22日で閉幕致しました。多くのお客様のご来場、誠にありがとうございました!
さて、ドイツ・ロマン派オペラの名作の次は、イタリア・オペラの集大成ともいうべき、プッチーニの〈三部作〉です!絶筆となった『トゥーランドット』を除けば、プッチーニが書き下ろした最後の作品群となります。19世紀末から隆盛したヴェリズモオペラの潮流を纏め上げるような『外套』、プッチーニ芸術の真骨頂が奏でられる慈しみ深いヒロインの悲劇『修道女アンジェリカ』、そして、イタリア文化の原点に立ち戻るかのようにルネッサンス前夜のフィレンツェを舞台にした美しい喜劇『ジャンニ・スキッキ』。一度に三作すべてが上演される機会が少ない中で、今回のダミアーノ・ミキエレットによる演出は、作曲者の望んだとおりに幕が開きます。
そこで、改めてこの機会にプッチーニの魅力、そして〈三部作〉の観どころ聴きどころを皆様に知っていただこうと、プレイベントを開催します!
NHKラジオ深夜便“ミッド・ナイト・オペラ”にも出演し、歌声とともに知的でわかりやすく淀みのない解説でも大人気のテノール高田正人(『外套』流しの唄うたい役で出演)の進行で、『ジャンニ・スキッキ』のラウレッタをはじめ、1人3役を演じるソプラノ新垣有希子たちと、歌とお話で展開します。8月16日(木)の午後7時から錦糸町の大横川親水公園に面したところにある、すみだパークギャラリーにて。
入場無料(但し、事前のお申込みが必要)のイベントです!どうぞご来場ください。
テノール 高田正人
ソプラノ 新垣有希子
ピアノ 三澤志保
■■■ イベント情報 ■■■
〈二期会プレ・ソワレ〉すみだパークギャラリー・イタリアオペラ夏の夜
東京二期会プッチーニ〈三部作〉プレ講座&ミニ・ライブ
日時:2018年8月16日(木) 18:30開場/19:00開演
会場:すみだパークギャラリーSASAYA 【アクセス 】
(東京都墨田区横川1-1-10 すみだパークスタジオ内 )
料金:入場無料(※要事前予約、※お申込はお一人様2名まで)
出演:高田正人(テノール)、新垣有希子(ソプラノ)、三澤志保(ピアノ)
●ご予約・お問合せ:《受付中!》
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
(月~金10:00~18:00、土10:00~15:00、日祝休)
FAX 03-3796-4710 または メール でも24時間受付いたします
▼プッチーニ〈三部作〉公演情報ページはこちら
・2018年9月公演 G.プッチーニ〈三部作〉 外套/修道女アンジェリカ/ジャンニ・スキッキ - 東京二期会オペラ劇場
2018年9月6日(木)18:30、7日(金)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
指揮:ベルトラン・ド・ビリー、演出:ダミアーノ・ミキエレット、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
合唱:二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
連日続く猛暑!こんな暑い夏の一日を涼しいホールで楽しみながらゆっくり過ごせると言えばもちろん、二期会研究会による夏の風物詩、「二期会研究会駅伝コンサート」。
13回目となる今年も満を持して出演する10の研究会が、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎます。16:00開演から20:10の終演予定まで実に4時間10分(休憩含む)のロングラン!もちろん、途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみいただけます。
さて出演研究会紹介もいよいよ最終走者!先週の「オペラワークショップ研究会 」から「英語の歌研究会」 へ“たすき”を繋ぎます。
* * *
<19:50~>【英語の歌研究会】 ~L.バーンスタイン生誕100年~
[アドヴァイザー]藤井多恵子、竹村靖子
[出演]佐橋美起、臼井まゆみ、川口美和、川畑順子、小針絢子、柴田智子、関口志津子、高居洋子、西野伸子、野澤知佳、藤原映子/[ピアノ]原島慈子
今年は、Leonard Bernstein生誕100周年の年にあたり、英語の歌研究会は、Bernsteinの作品をお届けいたします。
20世紀を代表する世界的な指揮者の一人であり、熱心に若手音楽家を指導する教育者であり、且つ作曲家としても、多くの有名な作品を残しました。「ウェスト・サイド・ストーリー」「キャンディード」「オン・ザ・タウン」「ピーター・パン」など、多くのミュージカルを作曲した一方、クラシック音楽では、ジャズやロックの要素を加え、一つの作品の中に複数のジャンルの要素が融合されているのが特徴の一つです。
今回は、Bernsteinを作曲家として世に知らしめた「ウェスト・サイド・ストーリー」から“I Feel Pretty”,“Somewhere”、歌手、演奏者、踊り手のための舞台作品「ミサ曲」から“Simple Song”、歌曲“Two Love Songs”,“Four Recipes”をお聴きいただきます。
多くの方が耳にしたことのある馴染み深い曲も、あまり演奏される機会の少ない曲とともに、Bernsteinの世界をお楽しみください。
第12回二期会研究会駅伝コンサートにて
(2017年7月23日 東京文化会館小ホール)
* * *
さて、これで研究会紹介は出演全研究会のたすきが繋がり、無事ゴールとなりました。次はいよいよ今週末7月29日(日)の「駅伝コンサート」本番です!
公演当日、東京文化会館小ホールのロビーにおいては、各研究会がブースを出展し様々なご案内やCD販売なども行うなど、演奏を聴くほかにもお楽しみがございます。
多くの皆様のご来場、お待ちしております!
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第13回 二期会研究会駅伝コンサート
日時:2018年7月29日(日) 16:00開演(15:30開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・16:00~ オペレッタ研究会 ~エメリッヒ・カールマンの世界~
・16:20~ フランス歌曲研究会 ~ドビュッシー没後100年を記念して~
・16:40~ イタリア歌曲研究会 ~没後150年ロッシーニのヴェネツィア~
<休憩15分>
・17:15~ ロシア東欧オペラ研究会 ~リムスキー=コルサコフ没後110年記念~
・17:35~ イタリアオペラ研究会 ~ヴェルディ不朽の名作たち~
・17:55~ <特別コーナー>ヴェルディ『ナブッコ』より 合唱“行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って”
<休憩15分>
・18:15~ ドイツ歌曲研究会 ~ドイツ歌曲への誘い~
・18:35~ 日本歌曲研究会 ~日本の歌の情景~
・18:55~ ロシア歌曲研究会 ~リムスキー=コルサコフ没後110年記念~
<休憩15分>
・19:30~ オペラ・ワークショップ研究会 ~その恋果たしてハッピーエンド?~女はみんな、恋をする。~
・19:50~ 英語の歌研究会 ~L.バーンスタイン生誕100年~
<終演予定 20:10>
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
▼出演者・演奏予定曲等 公演詳細はこちらから
・第13回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
いよいよ明日7月18日(水)から22日(日)まで東京文化会館大ホールにて、東京二期会オペラ劇場C.M.v.ウェーバー作曲オペラ『魔弾の射手』を公演します。
本公演の演出、ペーター・コンヴィチュニーは東京プレミエに向けて、どのような想いとメッセージを持って来日したのでしょうか。今回の舞台について、多くのウェブメディアに取材、報道が掲載されていますので、公演を前にその一部をご紹介いたします。ご来場前に是非お読みください!
▼「ONTOMO」ウェブマガジンの取材により、音楽ライターの林田直樹氏との濃密なインタビューが稽古場で行われました。
・物議をかもすオペラ演出家、ペーター・コンヴィチュニーが考える「良い演出とは?」 - ONTOMO
▼去る6月27日に開催されたドイツ文化センターでのコンヴィチュニーによるプレ・トークの様子は、「WEBぶらあぼ」でもレポートされました!
・コンヴィチュニーが語る《魔弾の射手》|東京二期会特設サイト - WEBぶらあぼANNEX
▼稽古場の様子も報道されてきました。
・人は神も悪魔もなく生きていけるのか 東京二期会がオペラ「魔弾の射手」、18日から上演 - 産経ニュース
・オペラの稽古場より―――7月18日から東京文化会館で計4公演《魔弾の射手》は、二重・三重構造で積み上げられた緻密な舞台! - オペラ・エクスプレス
また、今回は同時期に兵庫県立芸術文化センターでも『魔弾の射手』が上演されます。
先に東西競演特別企画として、オットカール侯爵役の大沼 徹(東京)と小森輝彦(兵庫)対談をご紹介してきましたが、このたび兵庫の佐渡 裕総監督から、応援メッセージも届きました!
VIDEO
エール交換で、東京からザミエル役 大和悠河のメッセージを贈っています!
VIDEO
それでは、期間中の公演当日のご案内を致します。 【7/21(土)10:40更新】
《ハンブルク州立歌劇場との共同制作》 東京二期会オペラ劇場 2018年7月公演C.M.v.ウェーバー作曲 『魔弾の射手』 オペラ全3幕 <日本語および英語字幕付原語(ドイツ語)歌唱、日本語台詞上演> 指揮:アレホ・ペレス/演出:ペーター・コンヴィチュニー
当日券と公演タイムテーブルのご案内
7月18日 (水)
7月19日 (木)
7月21日 (土)
7月22日 (日)
当日券
S|A|B|C
S|A|B|C
S|A|B
S|A|B|C
当日券販売 /窓口受付
17:00~
12:30~
12:30~
12:30~
開場
17:30(※1)
13:00
13:00
13:00
開演
18:30
14:00
14:00
14:00
第1・2幕
約95分
休憩25分 予定時刻
20:05~20:30
15:35~16:00
15:35~16:00
15:35~16:00
第3幕
約55分
終演予定
21:25
16:55 (※2)
16:55
16:55
東京文化会館 =アクセス=
<JR> [山手線][京浜東北線][上野東京ライン][宇都宮・高崎線][常磐線] [東北・上越・北陸・秋田・山形新幹線]=「上野駅」公園口から徒歩1分 <地下鉄> [銀座線][日比谷線]=「上野駅」7番出口から徒歩5分 <京成電鉄> [京成本線]=「京成上野駅」正面口から徒歩6分
お車でご来場のお客様は東京文化会館ウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - 東京文化会館|来場者の皆様へ
◆上記、販売予定当日券は21日10:00現在の情報 です。以降の販売状況により公演当日より前に販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆学生席(前売のみ)は全日程ご用意がございます。ご予約は公演の「前営業日まで」に二期会チケットセンターへお電話にてお申し込みください。
◆公演タイムテーブルは、当日の演奏・進行によりずれる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
(※1)7月18日(水)初日公演限定で「プレミエ・キャンペーン」を実施致します ご来場先着500名様に、東京二期会とハンブルク州立歌劇場共同制作を記念した「オリジナル・ボールペン 」をプレゼントいたします。 ◆17:30の開場よりご入場受付先着順でお渡しします。プレゼント品が無くなり次第、終了となります。
(※2)7月19日(木)公演ご鑑賞者様限定企画:平日マチネ・スペシャルイベント「演出 ペーター・コンヴィチュニーによるアフター・トーク」を開催致します。 今回の『魔弾の射手』東京公演の舞台について、演出家自ら詳細をお話しいたします。 ・日時:2018年7月19日(木)公演終了後 ・会場:東京文化会館 大ホール1階席(自由席) ・料金:参加無料(※イベント自体は無料ですが、7月19日公演の入場券が必要です) ・出演:ペーター・コンヴィチュニー(演出家)、ほか
▼『魔弾の射手』公演情報ページはこちら
・《ハンブルグ州立歌劇場との共同制作》 C.M.v.ウェーバー『魔弾の射手』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
《便利!》
◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ) 】では、前売券が公演当日の開演1時間前までご予約が可能 です!!
チケットはご来場の途中にお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取いただけます(*)ので、余裕をもってお越しいただけます!是非ご利用ください!!
24時間受付、予約手数料0円。左の「Gettii」ボタンからお進みください。
(*…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでの支払・受取は出来ません)
東京二期会『魔弾の射手』、いよいよ開幕です! 東京文化会館にどうぞお越しください。
今年も国内では自然の猛威にさらされ、各地で発生した大きな災害のニュースには心を痛めるばかりです。
2011年の東日本大震災から7年。被災地にも支店を持つ株式会社白寿生科学研究所は、「東北復興支援プロジェクト・被災地支援チーム」を組織して避難施設への健康機器の貸し出しを実施する等、継続的な支援を続けています。その支援事業のひとつ、「微力であっても、目に見えるところで具体的な支援を」を目標に、代々木公園にほど近い同社本社ビル(Hakuju Hall 1Fエントランスロビー)にて、月1回の「東日本大震災チャリティ ロビーコンサート」を継続して開催しています。
次回は7月30日(月)の開催。二期会から若きソプラノ田中紗綾子(たなか さやこ)が出演致します。
開演は18時と19時、それぞれ30分のプログラム。確かな技術を持ち、近代・現代の作品も得意とする田中が、日本歌曲やドビュッシー、そしてストラヴィンスキーのオペラのアリアもご紹介します。
18時の回と19時の回と、続けてお聴きになっても、どちらかだけいらっしゃっても、お楽しみいただける素敵なプログラム。厳しい暑さの夏ですが、ほっと音楽のひとときは、夕涼みにもぴったりです。
ピアニスト髙田恵子によるピアノソロも。ベーゼンドルファーのピアノの音色もお楽しみください。
入場料は当日、会場にて直接500円(1ドリンク付)をお支払ください。また会場には募金箱も設置いたしますので、皆様のあたたかいご支援をいただけましたら幸いです。
ソプラノ田中紗綾子
ピアノ髙田恵子
■■■ 公演情報 ■■■
HAKUJU 東日本大震災チャリティ ロビーコンサート
日時:2018年7月30日(月) 17:30開場
1回目18:00開演/2回目19:00開演(演奏時間 各回約30分)
会場:白寿本社ビル(Hakuju Hall)1Fロビー
(小田急線「代々木八幡駅」南口または千代田線「代々木公園駅」出口1より徒歩5分)
出演:田中紗綾子(ソプラノ)、髙田恵子(ピアノ)
入場料:500円(税込・1ドリンク付)
※前売券はございません。当日直接ご来場ください。
※未就学児入場可(要入場料)
※入場料、ドリンク代、および募金は福島県相馬市「学校法人みどり幼稚園」へ全額寄付いたします。
※社屋エントランススペースが会場のため、人の出入りや外からの騒音など、あらかじめご了承ください。
主催:株式会社白寿生科学研究所
お問合せ:Hakuju Hall 03-5478-8700
暑さ本番!暑い夏の日は涼しいホールで良い音楽と過ごしませんか!夏といえばもちろん、二期会研究会による夏の風物詩、「二期会研究会駅伝コンサート」。
13回目となる今年も満を持して出演する10の研究会が、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎます。16:00開演から20:10の終演予定まで実に4時間10分(休憩含む)のロングラン!もちろん、途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみいただけます。
さて出演研究会紹介第9回は、先週の「日本歌曲研究会 」から「オペラワークショップ研究会」 へ。ラストスパートへと“たすき”を繋ぎます。
* * *
<19:30~>【オペラワークショップ研究会】 ~その恋果たしてハッピーエンド?~女はみんな、恋をする。~
[出演]板橋晶子(会友)、郡 由美、髙藤真理子、平野真理子、宮﨑恵美子(会友)、髙村清子(会友)/[ピアノ]服部尚子
「その恋、果たしてハッピーエンド? ~女はみんな、恋をする~」と題して、オペラアリア2曲と、二重唱2曲で世界各地を案内します。
まずはパリ。プッチーニ『ラ・ボエーム』からは、有名なムゼッタのワルツ「私が街の中をひとりで歩く時には」。世の中の全ての男性に注目され、愛されていたい、ワガママでコケティッシュな魅力たっぷりのパリ娘・ムゼッタを板橋晶子が演じます。
次にインド。ドリーブ『ラクメ』からは、「花の二重唱」と呼ばれるシーン「おいで、マリカ」。朝靄の漂う小川のほとりで、ジャスミンやバラや睡蓮を摘みながら歌われる、絵のように美しい場面です。高僧の娘・ラクメを髙藤真理子、その忠実な侍女・マリカを髙村清子が務めます。
そしてシチリア。ヴェルディ『シチリア島の夕べの祈り』から、「ありがとう、愛する友よ」。フランスの占領下にあるシチリアの公女・エレナを郡 由美が演じます。民衆の蜂起前夜の不穏な空気の中、束の間の平和をもたらす筈の結婚式は…。ボレロ風のリズムに乗せて歌われる喜びのアリアです。
最後は古代バビロニア。ロッシーニ『セミラーミデ』より、二重唱「よろしい、さあ手を下しなさい」。美しく妖艶なセミラーミデは、王である夫の殺害に加担し、幼い息子は行方知れずに。それから15年。女王となったセミラーミデは若き武将・アルサーチェに恋をします。彼こそが生き別れの息子であることも知らずに。やがて事実を知った二人の懊悩を、セミラーミデ平野真理子、アルサーチェ宮﨑恵美子が歌います。
(二期会オペラワークショップ研究会)
* * *
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第13回 二期会研究会駅伝コンサート
日時:2018年7月29日(日) 16:00開演(15:30開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・16:00~ オペレッタ研究会 ~エメリッヒ・カールマンの世界~
・16:20~ フランス歌曲研究会 ~ドビュッシー没後100年を記念して~
・16:40~ イタリア歌曲研究会 ~没後150年ロッシーニのヴェネツィア~
<休憩15分>
・17:15~ ロシア東欧オペラ研究会 ~リムスキー=コルサコフ没後110年記念~
・17:35~ イタリアオペラ研究会 ~ヴェルディ不朽の名作たち~
・17:55~ <特別コーナー>ヴェルディ『ナブッコ』より 合唱“行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って”
<休憩15分>
・18:15~ ドイツ歌曲研究会 ~ドイツ歌曲への誘い~
・18:35~ 日本歌曲研究会 ~日本の歌の情景~
・18:55~ ロシア歌曲研究会 ~リムスキー=コルサコフ没後110年記念~
<休憩15分>
・19:30~ オペラ・ワークショップ研究会 ~その恋果たしてハッピーエンド?~女はみんな、恋をする。~
・19:50~ 英語の歌研究会 ~L.バーンスタイン生誕100年~
<終演予定 20:10>
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
▼出演者・演奏予定曲等 公演詳細はこちらから
・第13回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
マルチな活躍を続ける青島広志によるわかりやすいお話と、オペラ本公演のキャストによる歌唱で毎回大好評いただいています「二期会オペラ講座」。こんど7月31日(火)開催の回は、11月の東京二期会公演モーツァルト『後宮からの逃走』を主に取り上げつつ、この演目の背景にある「東洋趣味」に迫ります。
「東洋趣味」とは音楽だけではなく、絵画等にも流行した、ヨーロッパから見たアジア、及びアフリカ等への興味や憧れが生んだ現象といえるでしょう。『後宮からの逃走』に関連して言えば、打楽器を用いたリズミカルな音楽に、当時のモーツァルトの強い関心が見えると思います。
今回、青島広志がどのように講座をお送りするのか、メッセージが届いております!
VIDEO
この「東洋趣味」は同時代の他の作曲家にも、多大なるインスピレーションを与えたようです。天才による異文化の融合としての『後宮からの逃走』。
二期会のオペラ講座でその一端に触れてみてはいかがでしょうか。
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ講座(通算第41回)
ブルーアイランド音楽辞典『大作曲家による究極のオペラ縦断』シリーズ(22)
“後宮からの逃走 ~ オペラの東洋趣味”
日時:2018年7月31日(火) 19:00開演(18:30開場)
会場:日暮里サニーホール
出演:青島広志(お話とピアノ)、冨平安希子(ソプラノ)、山本耕平(テノール)
【演奏予定曲目決定しました!】
・スカルラッティ 「日は既にガンジスから」(山本)
・トスティ 「遙かに」(冨平)
・シューマン 「蓮の花」(冨平&山本)
・メンデルスゾーン 「歌の翼に」(冨平&山本)
・モーツァルト 『後宮からの逃走』より
“コンスタンツェ、君に再び会えるのか”(山本)
“優しい言葉にお世辞をまぜて”(冨平)
“何という喜びと楽しみが”(冨平)
“おお愛よ、私はひたすらに”(山本)
料金:全自由席 一般3,000円、学生1,000円
(※二期会オペラ愛好会価格あり)
▼2018年11月公演『後宮からの逃走』公演情報ページはこちら
・日生劇場開場55周年記念モーツァルト・シリーズ 『後宮からの逃走』 - 東京二期会オペラ劇場
指揮:下野竜也、演出:ギー・ヨーステン、管弦楽:東京交響楽団
2018年11月22日(木)18:30、23日(金・祝)14:00、24日(土)14:00、25日(日)14:00
日生劇場
●「二期会オペラ講座」&『後宮からの逃走』のお問合せ・ご予約は
・二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
二期会blogではキャスト・インタビューを通じて『魔弾の射手』の主要登場人物を紹介してきました。
射撃の名手でありながらもスランプに苦悩する猟師マックス、森村の娘として家柄としきたりと運命に従うヒロインのアガーテ。誰よりも自由な感情を発露させアガーテを励ますエンヒェン。
そして、今回はマックスの猟師仲間カスパールを演じる、清水宏樹と加藤宏隆に話を聞きました。悪魔ザミエルに魂を売ってしまい、明日までの命となったカスパール。自分の身代わりを探しているところに、不安な表情のマックスを見つけます。
* * *
清水宏樹
Q.『魔弾の射手』カスパールは、どのような役でしょうか?
加藤: カスパールは悪魔に魂を売っている若い猟師です。同僚のマックスをそそのかし、マックスを悪魔ザミエルへの生け贄にしようと画策する、いわばこのオペラの一番の核となるキャラクターです。
清水: いわゆる「悪役」でしょうか。
人がつい足を踏み入れてしまう禁断の世界にどっぷりはまってしまっています。
根っからの悪人というより、自分が生き延びるために必死に生きている気がします。
ある意味、魅力的な人物と言えます。
加藤: カスパールがなぜ悪魔に魂を売るに至ったのかということを想像するところから役作りが始まるような気がします。カスパールのようなキャラクターは我々にとっても非常に身近であると思います。何かのきっかけで開き直り、破滅的な人生に自ら傾いていってしまった人間が誰の周りにも1人や2人居るはずです。カスパールの死は自業自得と言えなくもないのですが、同時に不条理なものとして捉えたい気もします。カスパールが改心する機会がこのオペラの中で与えられていないことで、何となく私の心がすっきりしないのは、私のカスパールへの思い入れが強くなってきているからでしょうか。このあたりのことをコンヴィチュニーさんと共にディスカッションして作り上げることが楽しみで仕方がありません。
Q.カスパールは、各幕それぞれに登場シーンがありますが、その見どころ、聴きどころを。
清水: 音楽的には1幕のアリアと軽いリートが中心でしょうが、物語の中では マックスを魔弾の世界に引き込むためのやり取りが肝だと思います。
狼谷での魔弾鋳造の場面やザミエルを呼び出す場面などは、緊張感があって楽しめると思います。
加藤: カスパールがらみの最大の見どころは、やはり「狼谷」のシーンだと思います。ここは本当に私の好きな場面です。実はこの場面、カスパールはザミエルに懇願する最初の部分以外は歌わず、言葉と演技だけで舞台に居るのですが、それ故か不気味な雰囲気と独特な緊張感が高まり、息をのむたまらない場面だと思います。
1幕のアリアは、カスパールのニヒルな喜びを伴ったスピード感が好きなのですが、カスパールの下卑た笑いを描写するメリスマなど、技巧的に難しい箇所も多く、歌い甲斐のあるアリアです。
加藤宏隆
Q.『魔弾の射手』本番に向けて、意気込みを。
加藤: カスパールを歌うことは長年の夢でありました。日本はもとより、私が留学していたアメリカでも、この『魔弾の射手』はなかなか上演されることの少ない作品ですので、今回歌う機会を頂けたことで、とても気合いが入っています。疑問に思う箇所や技術的に弱いところは、全て腑に落ちるまで練り込み、解釈に一点の曇りもないように歌いたいと思っています。多くの方にご来場いただきたいと思います。よろしくお願いします!
清水: 個人的に、正義の味方やヒーローより、悪役を演じるほうがワクワクします。
今回の舞台では、嫌われて蔑まれることが目標です。そうすれば、他の登場人物がより幸せに見えるはず。お楽しみいただければ幸いです。
Q.ありがとうございました。
コンヴィチュニーも来日して、連日緊張感のある稽古が重ねられていますが、リハーサルや本番の合間の気晴らし、趣味がありましたら教えてください。
加藤: 私の家族は浜松に住んでおり、私はいわば単身赴任生活を送っているので、たまに会う家族との時間が一番の気晴らしです。
あとは繁華街の立ち飲み屋のハシゴと、休日のB級グルメの料理の勉強。方々散歩しながらの散策も好きです。散策の途中で住宅の外観を眺めたり、良さそうなカフェがあれば入って本を読んだりします。また毎朝自分で豆を挽いてコーヒーを飲んでいますので、美味しい豆屋さんを発掘するのも好きです。あと古着屋巡り。学生の頃より長年通っていますので、ある程度の目利きができます。笑 値段の割にクオリティの高い古着を見つけた際には、すかさず購入しています。
清水: そうですね…公言できることでと言えば、撮りためたTV番組を観るとか、スマホでゲーム、くらいでしょうか…(笑)
* * *
『魔弾の射手』の登場人物の中でもひときわ演劇性が高く、演じがいのある役といわれているカスパール。それだけに清水と加藤それぞれが作り上げている悪役像は、すでに別々の個性が光っているようです。両キャラクターの違いを見るのも、今回の見どころのひとつになるでしょう。どうぞご期待下さい!
▼『魔弾の射手』公演情報ページはこちら
・《ハンブルグ州立歌劇場との共同制作》 C.M.v.ウェーバー『魔弾の射手』 - 東京二期会オペラ劇場
指揮:アレホ・ペレス、演出:ペーター・コンヴィチュニー、管弦楽:読売日本交響楽団
2018年7月18日(水)18:30清水、19日(木)14:00加藤、21日(土)14:00清水、22日(日)14:00加藤
東京文化会館大ホール
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
関東地方は梅雨も明けて、いよいよ暑い夏がやってまいりました!夏といえば、二期会研究会による夏の風物詩、「二期会研究会駅伝コンサート」。
13回目となる今年も満を持して出演する10の研究会が、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎます。16:00開演から20:10の終演予定まで実に4時間10分(休憩含む)のロングラン!もちろん、途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみいただけます。
さて出演研究会紹介は残すところあと3つ。第8回は先週の「ロシア歌曲研究会 」から、「日本歌曲研究会」 に“たすき”を繋ぎます。
* * *
<18:35~>【日本歌曲研究会】 ~日本の歌の情景<日本の歌に見る個性>~
[出演]斉藤京子、前田地香子、吉田伸昭、馬場眞二/[ピアノ]朴 令鈴
[構成]宮本哲朗
新旧5人の作曲家の作品を取り上げ、その作風と個性を探ります。
最初に平井康三郎の代表作「九十九里浜」と歌曲集「日本の笛」より“山は雪かよ”。
次に橋本國彦の、義太夫節を取り入れて作曲された日本的かつユーモラスな作品「お六娘」。
そして團 伊玖磨が北原白秋の短歌集「桐の花」より4篇を選び歌曲とした「雨」です。
今回の目玉として唯一現役の作曲家である加藤昌則の「こもりうた」を取り上げます。この曲は男の目線から見た男性が歌う子守唄があっても良いのでは…という発想から生まれた作品だということです。
最後に出演者全員での四重唱「夏の思い出」をお送りします。この季節になると誰もが口ずさむ江間章子の詩に中田喜直が作曲した国民的な歌です。ソリスト4人による絶妙なアンサンブルでお楽しみください。
平井康三郎
橋本國彦
團 伊玖磨
加藤昌則
中田喜直
それぞれの作曲家の個性と、それを歌う日本歌曲研究会の4人の歌い手の個性が絡み合って描く「日本の歌の情景」に乞うご期待!
* * *
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第13回 二期会研究会駅伝コンサート
日時:2018年7月29日(日) 16:00開演(15:30開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・16:00~ オペレッタ研究会 ~エメリッヒ・カールマンの世界~
・16:20~ フランス歌曲研究会 ~ドビュッシー没後100年を記念して~
・16:40~ イタリア歌曲研究会 ~没後150年ロッシーニのヴェネツィア~
<休憩15分>
・17:15~ ロシア東欧オペラ研究会 ~リムスキー=コルサコフ没後110年記念~
・17:35~ イタリアオペラ研究会 ~ヴェルディ不朽の名作たち~
・17:55~ <特別コーナー>ヴェルディ『ナブッコ』より 合唱“行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って”
<休憩15分>
・18:15~ ドイツ歌曲研究会 ~ドイツ歌曲への誘い~
・18:35~ 日本歌曲研究会 ~日本の歌の情景~
・18:55~ ロシア歌曲研究会 ~リムスキー=コルサコフ没後110年記念~
<休憩15分>
・19:30~ オペラ・ワークショップ研究会 ~その恋果たしてハッピーエンド?~女はみんな、恋をする。~
・19:50~ 英語の歌研究会 ~L.バーンスタイン生誕100年~
<終演予定 20:10>
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
▼出演者・演奏予定曲等 公演詳細はこちらから
・第13回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
モーツァルト、ヴェルディ、ワーグナーのオペラまで、幅広いレパートリーを持ち、高いテクニックと表現力を持ち合わせる注目のバリトン、青山 貴。この夏、“青山の今”を堪能できる2つの公演をご紹介します。
バリトン 青山 貴
■■■ 公演情報【その1】 ■■■
「園田隆一郎のオペラを100倍楽しむ方法」
vol,7 ~花から花へ~ 椿姫直前スペシャル!
オペラの魅力をギュッと凝縮してお楽しみいただく大人気のシリーズ
7回目を迎える今回は、ヴェルディの名作『椿姫』をメインに藤沢市民オペラ芸術監督で指揮者の園田隆一郎さんの解説でお贈りいたします。ソプラノ中村恵理さんと青山 貴の圧倒的な演奏に加え、歌手の目線で語るオペラの魅力や裏話にもご期待ください!
日時:2018年7月14日(土) 15:00時開演(14:30開場)
会場:藤沢市民会館小ホール
(JR東海道線、小田急江ノ島線、江ノ電「藤沢駅」南口広場より徒歩約10分)
料金:全席指定 3,000円
出演:園田隆一郎(ピアノ、お話)、中村恵理(ソプラノ)、青山 貴(バリトン)
予定曲目:
ヴェルディ 歌劇『椿姫』より
「そはかの人か~花から花へ」「プロヴァンスの海と陸」
プッチーニ 歌劇『トゥーランドット』より 「氷のような姫君の心も」
モーツァルト 歌劇『魔笛』より 「おれは鳥刺し」 ほか
▼公演情報ページはこちら
・園田隆一郎のオペラを100倍楽しむ方法 vol,7 ~花から花へ~ 椿姫直前スペシャル! - 公益財団法人藤沢市みらい創造財団
●ご予約・お問合せは
・藤沢市民会館 0466-23-2415(9:00~17:00)
■■■ 公演情報【その2】 ■■■
五島記念文化賞 オペラ新人賞研修成果発表
青山 貴 バリトン リサイタル〈光~闇 イタリアの声〉
ちらし(PDFファイル)
第19回五島記念文化賞オペラ新人賞を受賞。これまでにイタリアのボローニャ、ミラノで研鑽を積んだ青山 貴がその成果をご披露いたします。
東京二期会では2007年『仮面舞踏会』レナート、2012年『ナブッコ』タイトルロール/新国立劇場では2003年『ホフマン物語』ヘルマン、2004年、2010年『カルメン』モラレス、同鑑賞教室では2009年『トスカ』スカルピア、2014年『蝶々夫人』シャープレス等/日生劇場では2015年『ドン・ジョヴァンニ』レポレッロ、2016年『セヴィリアの理髪師』フィガロ/びわ湖ホールでは2016年『さまよえるオランダ人』オランダ人、2017年『ラインの黄金』ヴォータンなど、相次いでオペラに出演している青山。今回あらためて、リサイタルの形でじっくり、たっぷりとその声をお楽しみいただきます。
前半はチマーラ、サントリクィードほかのイタリア歌曲。後半はプッチーニの名作『トスカ』第2幕をお届けします。
日時:2018年7月20日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
(東京都港区赤坂1-13-1)
料金:全席指定 一般4,500円、学生2,500円
出演:青山 貴(バリトン/スカルピア)、河原忠之(ピアノ)
賛助出演:イ・スンジェ(ソプラノ/トスカ)、村上敏明(テノール/カヴァラドッシ)、岸浪愛学(テノール/スポレッタ)、後藤春馬(バスバリトン/シャルローネ)
演出協力:伊藤隆浩
予定曲目:
<第1部>
A.ファルコニエーリ「紅の美しい扉よ」「ああ、限りなく美しい髪」
A.ストラデッラ「愛の神よ」
F.サントリクィド「夕べの歌」全4曲
P.チマーラ「海のストルネッロ(海の詩)」「海辺の光景」 ほか
<第2部>
G.プッチーニ 歌劇『トスカ』から第2幕
主催:公益財団法人五島記念文化財団
後援:公益財団法人東京二期会
制作:株式会社二期会21
▼公演情報ページはこちら
・青山 貴 バリトン リサイタル〈光~闇 イタリアの声〉 - 二期会21
●ご予約・お問合せは
・二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会New Face登場回は7月16日(月・祝)。緑濃き夏の訪れとともに、ソプラノ丹羽景子とメゾソプラノ加藤麻子が、ドリーブ『ラクメ』の花の二重唱やモーツァルトの名曲の数々など、麗しい歌声でお出迎え致します。ピアノは歌手たちからの信望も厚い相田久美子です。どうぞご期待ください。
今回のコンサートに向けて、出演の二人からメッセージが届いておりますので、ご紹介いたします。
* * *
ソプラノ 丹羽景子
――声楽の道に進むと決めたときのことを教えて下さい。
東京都出身の丹羽景子(にわ けいこ)と申します。宜しくお願い致します。
母が音楽好きで、小さい頃からいつも家の中には様々なジャンルの音楽がかかっていて、私も音楽が大好きでした。
ピアノは5歳位から習わせてもらっていたのですが、何しろ練習嫌いで(笑)。でも歌は好きで、ずっと歌っていました。
元々ミュージカルが好きだったのですが、高校生の頃、たまたまクラシックの歌を聴く機会があり、それは衝撃的でした!どうやってマイクなしで、あんなに通る声、あんなに高い声を出しているのだろう!と、とても不思議で。
すぐネットで調べて声楽の先生を探し、勝手にレッスンを申し込んで、親にはほとんど相談せずにレッスンにいっていました(笑)。高校は音楽科ではなかったので、進学の際音大に行こうかとても迷っていたのですが、やりたいならやりなさい。と親が言ってくれ、音大に進学しました。勝手な娘でしたが、何も言わずにここまで応援してくれる親には本当に感謝です。
――声種やレパートリー、目指している役などについて教えて下さい。
声種はソプラノ・レッジェーロです。軽い声が特徴です。
研修所では、スザンナやジルダ、ラクメ、ズデンカを歌わせて頂きました。
憧れの役は、R.シュトラウス作曲の「薔薇の騎士」のゾフィーです。いつか、歌いたいと心から思っています。
――今回のコンサートのテーマやポイントをお願いします。
今回のコンサートは、大きく2つにテーマを分けています。1部は、フランス音楽、2部はモーツァルト作品です。
研修所予科で学んだモーツァルト作品は、以心伝心で決めており(笑)、あとはお互いレパートリーにしたいと思っているフランス音楽を選びました。二人の息のあった歌声を聞いて頂きたいです!
――共演者をご紹介下さい。
共演者の加藤さんとは、研修所の予科本科宮本益光先生クラスから2年間、マスター大野徹也先生クラスで1年間、同じクラスでした。先生方のおかげて、相当濃ゆく勉強になる3年間を、加藤さんと過ごしました。
加藤さんはいつも全体を広く見れる目線を持っていて、助言をくれたり、憧れと尊敬の気持ちを持ってお話しさせて頂いています。あと、私は加藤さんの声が大好きで!暖かくてとても良い声だなぁ。といつも聴くたびに思っています。
今回、一緒に歌わせて頂く機会を頂けて、本当に幸せに思います。
* * *
メゾソプラノ 加藤麻子
――自己紹介と、声楽の道に決めたきっかけはどんなものでしょうか?
こんにちは。メゾソプラノの加藤麻子(かとう あさこ)です。
小学生のころから、合唱に親しんでいました。高校のとき、合唱部の顧問の先生に、そんなに歌うことが好きなら、音大の声楽科に進んだら、とアドバイスをいただき、武蔵野音楽大学の声楽学科に進学しました。
大学卒業後は、音楽科の教員として都内の小学校に勤め、オペラやレッスンといったことから、すっかり遠ざかっていました。
しかし、歌うこと、自ら表現することが、どうしてもあきらめきれず、一念発起して研修所を受験しました。
研修所では、すばらしい先生方にご指導いただき、仲間たちと切磋琢磨して、かけがえのない3年間を過ごすことができました。
――自身の声種、レパートリー、目指している役や舞台、ステージは?
声種はメゾソプラノです。現在は、フランスオペラやフランス歌曲を中心に勉強しています。
メゾといえば、オペラの中では主役だけでなく、脇役として出演することも多く、また、少年だったり人妻だったりと、さまざまな役柄があります。それらの役柄を幅広く演じることのできる歌手になりたいです。
合唱にもながく親しんでいましたので、宗教曲のソロにも挑戦していきたいです。
――今回のプログラムと共演者について。
共演者の丹羽さんは、研修所で3年間同じクラスでした。楽しいときも苦しいときも、励ましあってきました。
しかし、同じ演目を勉強したのは1回だけでしたので、今回、たくさんの二重唱を選曲しました。息の合ったところをおきかせできるよう、がんばります!
* * *
アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」は、ビュッフェスタイルのお料理&フリードリンクとともにお楽しみいただいております。
是非ご予約はお早めに!一同、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第202回【二期会New Face】Beau Duo ~二重唱フルコース!モーツァルトに寄せて~
日時:2018年7月16日(月・祝) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:丹羽景子(ソプラノ)、加藤麻子(メゾソプラノ)、相田久美子(ピアノ)
演奏予定曲:
ドリーブ 『ラクメ』より 「花の二重唱」
モーツァルト 『コジ・ファン・トゥッテ』より “ねえ、ちょっと見てちょうだいな”
モーツァルト 『皇帝ティトの慈悲』より “ああ、昔の愛情に免じて”
ほか
さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
今年もやってまいりました!二期会研究会による夏の風物詩、「第13回二期会研究会駅伝コンサート」。
今回も満を持して出演する10の研究会が、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎます。16:00開演から20:10の終演予定まで実に4時間10分(休憩含む)のロングラン!もちろん、途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみいただけます。
さて出演研究会紹介は後半のふたつ目、第7回。先週の「ドイツ歌曲研究会 」から、「ロシア歌曲研究会」 に“たすき”を繋ぎます。
* * *
<18:55~>【ロシア歌曲研究会】 ~リムスキー=コルサコフ没後110年記念い~
[出演]金原聡子、河野真剛、新井美絵、渡部智也/[ピアノ]山岸茂人
ロシア五人組におけるリムスキー=コルサコフ(1844~1908・没後110周年記念)のロマンス
「ロシア五人組」は、ロシア語では「力強い一団」とも呼ばれました。彼ら(ボロディン、キュイ、バラキレフ、ムソルグスキー、リムスキー=コルサコフ)が、ロシア音楽界に登場したのは、勇ましく1853年~56年のクリミア戦争の敗戦の頃でした。当時、まだ貴族だけのロシア音楽を、一般市民へと導こうとしたのです。彼らは、ロシア音楽の父と称せられたグリンカの創作原則を守り、ロシア民謡を取り入れ、このグループの指導的立場であったバラキレフは、ペテルブルグに無料の音楽学校も創設しました。
リムスキー=コルサコフは、ロシア五人組の中では最年少でした。ペテルブルグ音楽院の教授になり、79曲の歌曲を残しています。彼は海軍士官としての経験から、海に関する雄大なイメージの作品が多い。彼のロマンス(歌曲)の作曲は三つの時期に分けられ、初期(1868~70)の22曲(作品2~8)で、シューマンの歌曲の影響を受け、絵画的な情景描写やオリエンタリズムの時期の作品。中期(1877~83)の10曲(作品25~27)で、詩の味わいに重点が置かれ、節度と均整を持った作品。後期(1897~99)の47曲(作品39~55)で、彼の歌の年(1897)と言われ、叙情を漂わせたエレジー風の曲、得意とする海の表現の曲、愛のドラマチックの曲、圧政に対する批判的な曲など、彼の集大成の作品があります。
(二期会ロシア歌曲研究会代表 岸本 力)
* * *
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第13回 二期会研究会駅伝コンサート
日時:2018年7月29日(日) 16:00開演(15:30開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・16:00~ オペレッタ研究会 ~エメリッヒ・カールマンの世界~
・16:20~ フランス歌曲研究会 ~ドビュッシー没後100年を記念して~
・16:40~ イタリア歌曲研究会 ~没後150年ロッシーニのヴェネツィア~
<休憩15分>
・17:15~ ロシア東欧オペラ研究会 ~リムスキー=コルサコフ没後110年記念~
・17:35~ イタリアオペラ研究会 ~ヴェルディ不朽の名作たち~
・17:55~ <特別コーナー>ヴェルディ『ナブッコ』より 合唱“行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って”
<休憩15分>
・18:15~ ドイツ歌曲研究会 ~ドイツ歌曲への誘い~
・18:35~ 日本歌曲研究会 ~日本の歌の情景~
・18:55~ ロシア歌曲研究会 ~リムスキー=コルサコフ没後110年記念~
<休憩15分>
・19:30~ オペラ・ワークショップ研究会 ~その恋果たしてハッピーエンド?~女はみんな、恋をする。~
・19:50~ 英語の歌研究会 ~L.バーンスタイン生誕100年~
<終演予定 20:10>
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
▼出演者・演奏予定曲等 公演詳細はこちらから
・第13回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
オペラの魅力をギュッと凝縮してお楽しみいただく、藤沢市民会館の大人気シリーズ「園田隆一郎のオペラを100倍楽しむ方法」。
7回目を迎える今回は、ヴェルディの名作『椿姫』をメインに藤沢市民オペラ芸術監督で指揮者の園田隆一郎さんの解説でお贈りいたします。この公演にはソプラノ中村恵理さんと、二期会からバリトン青山 貴が出演いたします。二人の圧倒的な演奏に加え、歌手の目線で語るオペラの魅力や裏話にもご期待ください!
青山 貴
◾︎◾︎◾︎ 公演情報 ◾︎◾︎◾︎
園田隆一郎のオペラを100倍楽しむ方法 vol,7
~花から花へ~ 椿姫直前スペシャル!
日時:2018年7月14日(土) 15:00時開演 (14:30開場)
会場:藤沢市民会館小ホール
出演:園田隆一郎(ピアノ、お話)、中村恵理(ソプラノ)、青山 貴(バリトン)
予定曲目:
ヴェルディ作曲 歌劇『椿姫』より そはかの人か~花から花へ / プロヴァンスの海と陸
プッチーニ作曲 歌劇『トゥーランドット』より 氷のような姫君の心も
モーツァルト作曲 歌劇『魔笛』より おれは鳥刺し
ほか
▼公演詳細はこちらをご覧ください
・園田隆一郎のオペラを100倍楽しむ方法 vol,7 ~花から花へ~ 椿姫直前スペシャル! - 公益財団法人藤沢みらい創造財団
7月公演『魔弾の射手』は、ついに演出のペーター・コンヴィチュニーが来日。およそ1ヶ月にわたり、ますます濃密な稽古が積み重ねられていきます。
コンヴィチュニーの合流を伝えるツイート
さて、今回初めてコンヴィチュニー演出の舞台に立つのは、ヒロインのアガーテを演じるソプラノ嘉目真木子と北村さおり。
嘉目は、すでに「二期会通信」2017年12月発行号でインタビューに答え、さらには6月18日に発行された音楽情報誌「ぶらあぼ」にて、さらに歌手として生きることへの想いを語っています。
▼嘉目真木子のインタビュー記事はこちらからご覧ください
・嘉目真木子「前へ進むための一歩「今日」の歌に全力投球」|オペラを楽しむ - 東京二期会
・若きディーヴァが《金閣寺》と《魔弾の射手》でみせる新境地|東京二期会特設サイト - WEBぶらあぼANNEX
本日、二期会blogでは北村さおりに話を聞きました。ドイツオペラとリートの両輪で活躍する北村の、ドイツ音楽にかける想いとは。
北村さおり
* * *
――『魔弾の射手』アガーテはどのような役ですか?
北村: アガーテは結婚式前日だというのに、良からぬことが起きやしないか、無事に結婚できるだろうかと不安を感じています。現代的で自発的な女性と違い、狭いコミュニティの中で家柄としきたり、そして運命に従おうとするアガーテですが、しかし、それは弱い女性ということではないのです。愛する人への思いが運命をも動かすと信じて祈る、静かだけれども強い力を持っているのです。
――アガーテには2幕の「アガーテの祈り」と呼ばれるアリアと、3幕のカヴァティーナの2曲のソロがあります。彼女の歌の聴きどころを。
北村: アガーテは森で暮らし、大自然の星空や森のざわめきに心を寄せて暮らしています。その汚れなき美しさと、運命に身を委ねる力強さ、そして、都会的で活発なエンヒェンとの性格の対比を、アリアの中に感じていただきたいと思っています。
――オペラと歌曲の両輪で活躍中。今取り組んでいる歌曲について。
北村: 4人の歌手(そのうちのひとりはキリアン役の石崎さんです)とピアニストで、ドラマ性を持った歌曲コンサートに取り組んでいます。前回はH.ヴォルフ『スペイン歌曲』オリジナル曲順の全曲演奏に挑みました。次回は8月に東京オペラシティのリサイタルホールで、シューベルトのゲーテ『ヴィルヘルム・マイスター』『ファウスト』による作品をまとめて演奏する他、「結婚式の焼肉」という楽しい重唱作品に取り組みます。
来年1月には地元八王子いちょうホールで、シューマンの『ヴィルヘルム・マイスター』による歌曲集から歌う予定です。
近年、オペラの経験を積むようになり、歌曲への取り組みも変わってきました。オペラにも詩的な感性が必要であり、歌曲にもオペラ的な声の可能性と技術、そして、ドラマを描くエネルギーが必要であると感じています。
――ところで FIFAワールドカップが始まりました。サッカーも、やっぱりドイツを応援・・・!?
北村: ドイツでワールドカップが開催されました2006年は、ちょうどベルリンに留学しているときでした。開催中はお祭り騒ぎ、3位決定戦の後には、ドイツ選手も登場するイベントが開催され、娘たち日本人学校の生徒たちも歌で参加し、その模様はテレビ中継されました。付き添いだった私は、ドイツ選手もテレビも見られませんでしたが・・・・・・そんな思い出もあり、ドイツに注目はしていますが、やっぱり、日本を応援したいです!!
――最後に、本公演にむけて。
北村: 正直に申し上げますと、今はまだ、本番のことを考えると緊張と不安でいっぱいですが、コンヴィチュニー氏、また、欧米で大活躍中のアレホ・ペレスさんのエネルギーを精一杯受け止めて、充実した稽古期間を過ごしたいと思っています。
「典型的ドイツ」を描いていると言われるこのオペラが、このお二人のエネルギーで、どのような『魔弾の射手』に仕上がっていくのか、それを想像するとワクワクしてきます。きっと7月にみなさんとお会いする時には、緊張も不安も乗り越えて、自信を持って、私たちの『魔弾の射手』をお届けできることと思います。どうぞ、ご期待ください!
* * *
オペラの劇的感性とリートの詩的感性を大切に磨きつづけてきた北村さおりの歌が『魔弾の射手』の舞台でどのように開花するでしょうか。東京文化会館にどうぞお越し下さい。
▼『魔弾の射手』公演情報ページはこちら
・《ハンブルグ州立歌劇場との共同制作》 C.M.v.ウェーバー『魔弾の射手』 - 東京二期会オペラ劇場
指揮:アレホ・ペレス、演出:ペーター・コンヴィチュニー、管弦楽:読売日本交響楽団
2018年7月18日(水)18:30嘉目、19日(木)14:00北村、21日(土)14:00嘉目、22日(日)14:00北村
東京文化会館大ホール
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
カワイ表参道コンサートサロン パウゼにて開催している「二期会サロンコンサート」シリーズは毎回大好評をいただいております。
シリーズ第196回、2018年シーズン第2回目となる11月1日(木)の公演は、「ソプラノとバリトンの世界~うららかな小春日和によせて」と題し、ソプラノの品田昭子とバリトンの小林啓倫が、中田喜直作曲 二人のモノローグによる歌曲集『木の匙』のほか、オペラのアリアや重唱の数々をお届けします。
ともに国立音大及び同大学院を修了。品田は、奏楽堂日本歌曲コンクールや日本モーツァルト音楽コンクールでも好成績を残し、東京二期会『魔笛』夜の女王、新日本フィル「火刑台のジャンヌ・ダルク」聖処女、マーラー「交響曲4番」、モーツァルト「戴冠ミサ」「レクイエム」などでも活躍。小林は、2017年11月の東京二期会『こうもり』ファルケで好評を博したほか、トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ『魔弾の射手』等のコンサートでもソリストを務め活躍を続けており、本年9月には東京二期会プッチーニ〈三部作〉の「ジャンニ・スキッキ」にも出演します。ピアノは声楽、合唱、アンサンブルのコンサートや、放送、レコーディング等多方面で活発な演奏活動を行う渕上千里。
ソプラノ品田昭子
バリトン小林啓倫
ピアノ渕上千里
ここで、今回出演の品田昭子からメッセージが届いておりますので、ご紹介いたします。
* * *
みなさま、こんにちは。ソプラノの品田昭子です。
2010年以来、8年振りのサロンコンサート出演です。前回は一人でのリサイタルでしたが、今回は国立音楽大学・大学院の後輩でもある小林啓倫さんとの初共演に今からワクワクドキドキしております!
第一部では、中田喜直作曲の歌曲集『木の匙』をお送りいたします。最近、パパになられた小林さんにはタイムリーな選曲になりました。第二部では、皆様おなじみのモーツァルトのオペラを中心にソプラノとバリトンの珠玉のアリアと重唱をお楽しみいただきます。
また、8月24日にはサマーコンサートにも出演致します。こちらも是非いらして下さいませ!(品田昭子)
* * *
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報■■■
二期会サロンコンサート 2018-2019シーズン
Vol.196 ソプラノとバリトンの世界 ~うららかな小春日和によせて~
日時:2018年11月1日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:カワイ表参道コンサートサロンパウゼ
出演:品田昭子(ソプラノ)、小林啓倫(バリトン)、渕上千里(ピアノ)
予定演奏曲目:
中田喜直 二人のモノローグによる歌曲集『木の匙』
モーツァルト オペラ『魔笛』より「愛を感じる男ならば」
ロッシーニ作曲 オペラ『セヴィリアの理髪師』より
「わたしは町の何でも屋」、「今の歌声は」
ほか
▼チケットは7月2日(月)より発売致します。コンサート概要ページはこちら
・二期会サロンコンサートVol.196 ソプラノとバリトンの世界 ~うららかな小春日和によせて~ - 東京二期会
▼品田昭子は8月24日(金)の第二夜に出演。「二期会サマーコンサート2018」の情報はこちらです
・二期会サマーコンサート2018【2夜連続公演】|コンサートラインアップ - 東京二期会
▼小林啓倫は9月7日(金)・9日(日)の東京二期会プッチーニ〈三部作〉『ジャンニ・スキッキ』マルコに出演!
・プッチーニ〈三部作〉外套/修道女アンジェリカ/ジャンニ・スキッキ - 東京二期会オペラ劇場
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
今年もやってまいりました!二期会研究会による夏の風物詩、「第13回二期会研究会駅伝コンサート」。
今回も満を持して出演する10の研究会が、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎます。16:00開演から20:10の終演予定まで実に4時間10分(休憩含む)のロングラン!もちろん、途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみいただけます。
さて出演研究会紹介は後半に突入! 第6回は先週の「イタリアオペラ研究会 」から、「ドイツ歌曲研究会」 に“たすき”を繋ぎます。
* * *
<18:15~>【ドイツ歌曲研究会】 ~ドイツ歌曲への誘い~
[出演]沖野孝頼、刀根敬子、河村真理子、岩渕嘉瑩/[ピアノ]赤塚太郎
今年のドイツ歌曲研究会における駅伝コンサートのテーマ「ドイツ歌曲への誘い」にちなみ、シューベルト、ブラームス、マーラー、R.シュトラウスの名曲を4人の歌手でお届けいたします。
言葉と声と身体の調和を大切に、作品を通じて思いの丈をピアニストと共に表現出来ればと願っています。
お楽しみいただけると幸いです。
(代表:岩渕嘉瑩)
第11回二期会研究会駅伝コンサートにて
(2016年7月31日 東京文化会館小ホール)
* * *
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第13回 二期会研究会駅伝コンサート
日時:2018年7月29日(日) 16:00開演(15:30開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・16:00~ オペレッタ研究会 ~エメリッヒ・カールマンの世界~
・16:20~ フランス歌曲研究会 ~ドビュッシー没後100年を記念して~
・16:40~ イタリア歌曲研究会 ~没後150年ロッシーニのヴェネツィア~
<休憩15分>
・17:15~ ロシア東欧オペラ研究会 ~リムスキー=コルサコフ没後110年記念~
・17:35~ イタリアオペラ研究会 ~ヴェルディ不朽の名作たち~
・17:55~ <特別コーナー>ヴェルディ『ナブッコ』より 合唱“行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って”
<休憩15分>
・18:15~ ドイツ歌曲研究会 ~ドイツ歌曲への誘い~
・18:35~ 日本歌曲研究会 ~日本の歌の情景~
・18:55~ ロシア歌曲研究会 ~リムスキー=コルサコフ没後110年記念~
<休憩15分>
・19:30~ オペラ・ワークショップ研究会 ~その恋果たしてハッピーエンド?~女はみんな、恋をする。~
・19:50~ 英語の歌研究会 ~L.バーンスタイン生誕100年~
<終演予定 20:10>
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
▼出演者・演奏予定曲等 公演詳細はこちらから
・第13回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
この秋、“日生劇場開館55周年記念モーツァルト・シリーズ”の最後を飾るのは、東京二期会オペラ劇場『後宮からの逃走』。いよいよ、6月23日(土)から、二期会オペラ愛好会の会員様先行予約の開始です!
自信と意欲満々の若きモーツァルトの溌剌とした音楽が、全篇にわたって満ち溢れているこのオペラ。二期会キャストには、そんなモーツァルトに応え得る、今まさに旬の歌手を揃えました!そして、太守セリム役として、名優・大和田伸也が出演決定。どのようなドラマが日生劇場の舞台に立ち上がるのか。11月22日(水)のワールド・プレミエに向けて、ベルモンテ役でダブル主演するテノール金山京介(11/22・24)と山本耕平(11/23・25)のメッセージをどうぞご覧ください!
テノール金山京介
VIDEO
「3年前に、宮本亜門演出の『魔笛』(タミーノ役)でデビューしました。あれからより成長した姿をお見せすることができたら。僕自身、ひじょうに楽しみにしております」
テノール山本耕平
VIDEO
「(僕が演じる)ベルモンテは(恋人の)コンスタンツェを無事に逃走させることができるのか、そこにはどんな〈ハッピー・エンド〉が待っているのか…?二期会が総力を挙げてお贈りします『後宮からの逃走』ご来場お待ちしています!」
大好評の“日生劇場モーツァルト・シリーズ”は、第1弾となった日生劇場主催『魔笛』(6月16,17日公演)が早々に完売。第2弾の藤原歌劇団『ドン・ジョヴァンニ』は、今月末から7月3日まで開催(ただいま二期会チケットセンター でもチケットを取扱中!)。続く第3弾、11月10,11日の日生劇場主催『コジ・ファン・トゥッテ』は6月28日(火)からチケット一般発売。
そして、シリーズ最後を締めくくる東京二期会『後宮からの逃走』。名優・大和田伸也と旬の歌手たちが贈るワールド・プレミエにどうぞご期待ください!
▼『後宮からの逃走』公演情報ページはこちら
・NISSAY OPERA 2018提携 W.A.モーツァルト『後宮からの逃走』 - 東京二期会オペラ劇場
指揮:下野竜也、演出:ギー・ヨーステン、管弦楽:東京交響楽団
2018年11月22日(木)18:30、23日(金・祝)14:00、24日(土)14:00、25日(日)14:00 日生劇場
・二期会オペラ愛好会先行予約:2018年6月23日(土)より
・一般発売:2018年7月7日(土)より
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
※お電話ではチケットお申込みと同時に二期会オペラ愛好会へのご入会も承ります!
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
アレホ・ペレス
東京二期会7月公演ウェーバー作曲『魔弾の射手』にて指揮を務めるアレホ・ペレス。近年では2015年にマスネ作曲『ウェルテル』でザルツブルク音楽祭にデビュー。2016年には同音楽祭にてグノー作曲『ファウスト』でウィーンフィルと初共演、今まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍を続ける俊英です。
<プロフィール>出身地ブエノス・アイレスで作曲と指揮を学ぶ。2009年から2012年までアルゼンチンの名門テアトロ・ラプラタにて音楽監督を務める。2016/2017シーズンには、ザクセン州立歌劇場およびシカゴ・リリック・オペラにそれぞれデビュー。客演としては、フィルハーモニア管弦楽団、フランス国立放送交響楽団、南西ドイツ放送交響楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ドイツ・カンマ―フィルハーモニー・ブレーメン等がある。
VIDEO アレホ・ペレス指揮 オランダ放送室内響
ファリャ作曲「恋は魔術師」組曲
演出のコンヴィチュニーとも既に共演をしており、気心の知れた2名からは、強いエネルギーを秘めた『魔弾の射手』が上演されることでしょう!
アレホ・ペレス(左)とペーター・コンヴィチュニーのツーショット!
(2017年12月シュトゥットガルト州立歌劇場 ケルビー二作曲『メデア』公演初日に撮影)
1か月後に迫った公演にどうぞご期待ください。
▼『魔弾の射手』公演情報ページはこちら
・《ハンブルグ州立歌劇場との共同制作》 C.M.v.ウェーバー『魔弾の射手』 - 東京二期会オペラ劇場
指揮:アレホ・ペレス、演出:ペーター・コンヴィチュニー、管弦楽:読売日本交響楽団
2018年7月18日(水)18:30、19日(木)14:00、21日(土)14:00、22日(日)14:00 東京文化会館大ホール
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
本年2月の東京二期会『ローエングリン』ではオルトルートを演じ、観た人々に強くその印象を残すなど、確かな存在感で多くのファンを魅了しているメゾソプラノ清水華澄が、紀尾井ホールにて「未来の自分へ」と題したリサイタルを6月26日(火)に開催いたします。
マーラー「さすらう若人の歌」、谷川俊太郎詩、根本卓也作曲「臨死船」などをプログラムし、人生に、そして未来へと繋ぐ音楽と向き合いたいという清水に、リサイタルへ向けての想いを聞きました。
* * *
メゾソプラノ 清水華澄
私が出来ることは、歌うこと。この道は果てしなく続き、終わりはありません。歌えば歌うほど恐ろしさを知り、恐怖心は増すばかり。
一人楽譜と向き合う時間はとても静かで何よりの喜びですが、道が消え、崖になり、思わず立ち止まってしまいそうになったこともありました。そんな中で私が生きる目標として見つけたのがこのリサイタル「未来の自分へ」です。
信頼するピアニスト越知晴子さん、そして、長野県松本市で開催されてきた「サイトウ・キネン・フェスティバル松本(現セイジ・オザワ松本フェスティバル OMF)」の公演プロデューサーとして長年活躍なさってきた森安 淳さんが、リサイタルの制作を引き受けてくださいました。
演奏プログラムは、歌える作品は全て歌いたいと思っているマーラー。歌手人生に大きな影響を与えたストラヴィンスキー。朗読と歌唱を交えて演奏する日本語の作品では、根本卓也作曲、谷川俊太郎詩による「臨死船」をこれからの私へのメッセージを込めてプログラムを組みました。
私の大挑戦は2018年6月26日19時 紀尾井ホール。皆様、何卒よろしくお願いいたします!
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また本年10月には、共同制作オペラ ヴェルディ『アイーダ』(A.バッティストーニ指揮)のアムネリス役で札幌・神奈川・兵庫公演に出演。こちらもどうぞお楽しみに。
今もっとも活躍著しい、旬のメゾソプラノをぜひ聴きにいらしてください!
6月8日に行われた「臨死船」のリハーサルにて
左から 鈴木広志さん(サックス)、越知晴子さん(ピアノ)、根本卓也さん(作曲家)と清水華澄
■■■ 公演情報[1] ■■■
清水華澄リサイタル 未来の自分へ
日時:2018年6月26日(火) 19:00開演(18:30開場)
会場:紀尾井ホール
(JR・地下鉄「四ツ谷駅」麹町口より徒歩6分)
料金:全指定席 S席¥4,500、A席¥4,000、学生¥2,500
出演:清水華澄(メゾソプラノ)、越知晴子(ピアノ)、鈴木広志(サックス)
▼リサイタル公演情報ページはこちら
・清水華澄リサイタル 未来の自分へ - 東京二期会
■■■ 公演情報[2] ■■■
グランドオペラ共同制作
G.ヴェルディ『アイーダ』オペラ全4幕
(日本語字幕付き原語(イタリア語)上演)
<ローマ歌劇場との提携公演>
指揮:アンドレア・バッティストーニ
演出:ジュリオ・チャバッティ(現演出:マウリツィオ・ディ・マッティ)
アムネリス役 清水華澄が出演する公演と日時:
<札幌公演>2018年10月7日(日)14:00 札幌文化芸術劇場hitaru
<神奈川公演>2018年10月20日(土)14:00 神奈川県民ホール 大ホール
<兵庫公演>2018年10月24日(水)18:30 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
▼公演概要ページはこちらから
・グランドオペラ共同制作 G.ヴェルディ『アイーダ』|オペラ公演ラインアップ - 東京二期会
今年もやってまいりました!二期会研究会による夏の風物詩、「第13回二期会研究会駅伝コンサート」。
今回も満を持して出演する10の研究会が、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎます。16:00開演から20:10の終演予定まで実に4時間10分(休憩含む)のロングラン!もちろん、途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみいただけます。
さて出演研究会紹介は第5回。先週の「ロシア東欧オペラ研究会 」に続き、「イタリアオペラ研究会」 に“たすき”を繋ぎます。
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<17:35~>【イタリアオペラ研究会】 ~ヴェルディ不朽の名作たち~
[出演]小松崎 綾、根岸奏好、石橋佳子、伊藤 潤、新海康仁(助演)、山口邦明(助演) /[ピアノ]早川揺理
私たちは、今回の駅伝コンサートでは、ヴェルディ不朽の名作をお届けします。
☆ジルダ役 根岸奏好より(『リゴレット』より 二重唱“ジョヴァンナ、私後悔しているの…”)
ジルダとマントヴァ公爵が初めて出会い、お互いに惹かれ合う愛の重唱です。居るはずのない公爵が目の前に突然現れ、驚きを隠せないジルダに公爵が愛を語り、恋に落ちていく心の変化を上手く表現できたら良いなと思っています。
☆エボリ役 石橋佳子より(『ドン・カルロ』より “ヴェールの歌”)
エボリが初めて登場する印象的な場面で歌うアリアです。歌で「物語」を語っていくひとり芝居のアリアで情景をきちんとエレガントに表現するのが難しい・・・のです。優雅に、華やかにお届けできるようがんばります!
☆レオノーラ役 小松崎 綾より(『イル・トロヴァトーレ』より 三重唱“静かな夜だ!”)
この三重唱は第一幕、暗闇の中で女官のレオノーラが人違いをすることから、男同士の闘いへと発展してしまう場面です。ご一緒させて頂くのは伊藤 潤さんと山口邦明さん、こんなに素敵な二人の男性に取り合われることなんてめったにないので、楽しんで演奏したいと思います。
イタリアオペラの面白さはドラマの中で、技術と直感がバランス良く音に現れることです。イタリア語がわからなくても、何となく雰囲気で伝わってくるそんなエネルギーのある演奏を目指しています。イタリアの巨匠、ヴェルディの名作を通して、そのエネルギーをお楽しみください。(総監督 上江隼人)
イタリアオペラ研究会 稽古風景より
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公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第13回 二期会研究会駅伝コンサート
日時:2018年7月29日(日) 16:00開演(15:30開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・16:00~ オペレッタ研究会 ~エメリッヒ・カールマンの世界~
・16:20~ フランス歌曲研究会 ~ドビュッシー没後100年を記念して~
・16:40~ イタリア歌曲研究会 ~没後150年ロッシーニのヴェネツィア~
<休憩15分>
・17:15~ ロシア東欧オペラ研究会 ~リムスキー=コルサコフ没後110年記念~
・17:35~ イタリアオペラ研究会 ~ヴェルディ不朽の名作たち~
・17:55~ <特別コーナー>ヴェルディ『ナブッコ』より 合唱“行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って”
<休憩15分>
・18:15~ ドイツ歌曲研究会 ~ドイツ歌曲への誘い~
・18:35~ 日本歌曲研究会 ~日本の歌の情景~
・18:55~ ロシア歌曲研究会 ~リムスキー=コルサコフ没後110年記念~
<休憩15分>
・19:30~ オペラ・ワークショップ研究会 ~その恋果たしてハッピーエンド?~女はみんな、恋をする。~
・19:50~ 英語の歌研究会 ~L.バーンスタイン生誕100年~
<終演予定 20:10>
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
▼出演者・演奏予定曲等 公演詳細はこちらから
・第13回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
2018年7月公演『魔弾の射手』公演紹介。今回はオーケストラの演奏会でも良く取り上げられる「序曲」を、オペラの見どころなどを踏まえて、ダイジェスト・ムービーでご紹介いたします。
『魔弾の射手』序曲は大きく3つの部分に分けられます。
最初にホルンのアンサンブルが静かな森の情景を描き出します。この部分に限らず、このオペラはホルンが非常に活躍するので、どうぞご注目ください。
次に不気味な調べが聞こえてきます。これは魔弾を鋳造する“狼谷”の音楽。悪魔ザミエルの力を示すような音楽ですね。
最後にオペラのヒロインであるアガーテのテーマが明るく奏でられ、序曲が結ばれます。
VIDEO
(音源提供:読売日本交響楽団)
もちろん、オペラ本公演では序曲も生でノーカットでお聴きいただけますので、ぜひ本番をどうぞお楽しみに!
* * *
▼『魔弾の射手』公演情報ページはこちら
・《ハンブルグ州立歌劇場との共同制作》 C.M.v.ウェーバー『魔弾の射手』 - 東京二期会オペラ劇場
指揮:アレホ・ペレス、演出:ペーター・コンヴィチュニー、管弦楽:読売日本交響楽団
2018年7月18日(水)18:30、19日(木)14:00、21日(土)14:00、22日(日)14:00 東京文化会館大ホール
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
開幕待ち遠しい、3日間の歌のコンサート「NIKIKAI Days@Blue Rose 2018」。
紹介コーナー第6回は、第2日、6月30日(土)の「日本の童謡誕生百年を記念して ~歌い継がれてきた童謡から現代・朝岡真木子の童謡まで~」の2回目。
前回ご紹介した作曲家 朝岡真木子のほか、歌手8名の代表となってこの会をまとめているソプラノ黒川京子からのメッセージが届きました。
* * *
ソプラノ黒川京子
「このたび童謡誕生百年を記念するコンサートに当たって、前半では歌い継がれてきた「童謡」から22曲を選曲しました。みんなで集まって「日本の童謡200選」(音楽之友社)を開き、次々歌い出して止まらず、どれも懐かしく、すっかりこども時代にかえってしまいました。日本を代表するような作曲家や詩人がこどものために思いを込めた名曲揃い。どれも歌いたくて、限りある時間に曲を絞り込むのが一番の苦労でした。最初の童謡と言われている「かなりや」から「ひょっこりひょうたん島」までお楽しみいただきます。
いま私たちが歌っているのも、こうした童謡に育てられ、歌うことが大好きになったのだと気づかされました。童謡は元々こどものために作曲されているので、音域が狭く、低めです。そこをどのようにアコースティックなクラシック歌手としてご披露するかが難しいところです。
後半では、「花のなみだ」「菜の花時雨」など日本歌曲界で次々ヒット曲を生み出している朝岡真木子さんの童謡歌曲を歌います。心が優しくなるような、魅力的な曲たちを、バラエティ豊かな「声」と作曲家自身のピアノでお楽しみいただきます。」
* * *
このたびプログラムも決定しました!
懐かしい歌の数々。そして、現代に生まれた童謡。ご紹介いたします。
<予定プログラム>
【第1部】~童謡誕生百年をふりかえって~
1918年(大正7年) かなりや / 詞 西条八十、曲 成田為三、編曲 青島広志 (全員)
1920年(大正9年) 十五夜お月さん / 詞 野口雨情、曲 本居長世 (和澤)
1921年(大正10年) ゆりかごの唄 / 詞 北原 白秋、曲 草川 信 (黒川)
1921年(大正10年) どんぐりころころ / 詞 青木存義、曲 梁田 貞 (馬場)
1921年(大正10年) 赤とんぼ / 詞 三木露風、曲 山田耕筰 (前澤・清水・田・馬場)
1923年(大正12年) からたちの花 / 詞 北原白秋、曲 山田耕筰 (和澤)
1933年(昭和8年) 嬉しい雛まつり / 詞 サトウ ハチロー、曲 河村光陽 (黒川)
1937年(昭和12年) かわいい魚屋さん / 詞 加藤省吾、曲 山口保治 (前澤)
1939年(昭和14年) やぎさんゆうびん / 詞 まど・みちお、曲 團 伊玖磨 (清水)
1948年(昭和23年) ぞうさん / 詞 まど・みちお、曲 團 伊玖磨 (馬場)
1949年(昭和24年) とんぼのめがね / 詞 額賀誠志、曲 平井康三郎 (吉田)
1950年(昭和25年) おつかいありさん / 詞 関根栄一、曲 團 伊玖磨 (木内)
1951年(昭和26年) めだかの学校 / 詞 茶木 滋、曲 中田喜直 (木内)
1954年(昭和29年) 夕方のおかあさん / 詞 サトウ ハチロー、曲 中田喜直 (吉田)
1960年(昭和35年) アイスクリームの歌 / 詞 佐藤義美、曲 服部公一 (前澤・清水)
1962年(昭和37年) バスの歌 / 詞 さとう・よしみ、曲 大中 恩 (全員)
1960年(昭和35年) 犬のおまわりさん / 詞 佐藤義美、曲 大中 恩 (中村)
1960年(昭和35年) おなかのへるうた / 詞 阪田寛夫 曲 大中 恩 (中村)
1960年(昭和35年) トマト / 詞 荘司 武、曲 大中 恩 (中村)
1959年(昭和34年) サッちゃん / 詞 阪田寛夫、曲 大中 恩 (中村)
1965年(昭和40年) ねむの木の子守歌 / 詞 美智子皇后、曲 山本正美、
編曲 Yoshiyasu Hisamitsu (木内・和澤・黒川・前澤・清水)
1964年(昭和39年) ひょっこりひょうたん島 / 詞 井上ひさし・山元譲久、
曲 宇野誠一郎、編曲 及川 慎 (全員)
【第2部】~朝岡真木子作曲による童謡歌曲の世界~
・金子みすゞの詩による組曲「日の光」〈初演〉
1.日の光 (木内・清水)
2.さびしいとき (和澤)
3.雪に (黒川)
4.蜂と神さま (前澤)
5.さよなら (全員)
・夕やけぶらんこ / 詞 高木あきこ (黒川)
・シャボン玉とあの子 / 詞 宮中雲子 (吉田)
・やさしい言葉 / 詞 柏木隆雄 (木内)
・できたらステキ / 詞 星乃ミミナ (清水)
・ながれ星 / 詞 星乃ミミナ (和澤)
・わすれない / 詞 星乃ミミナ (吉田)
・クリオネ・流氷のエンジェル / 詞 小川淳子 (木内)
・だんごむし / 詞 矢崎節夫 (馬場・前澤)
・しゃなりと歩く / 詞 矢崎節夫 (清水)
・さんまのうた / 詞 大竹典子 (馬場)
・おにぎりの歌 / 詞 柏木隆雄 (黒川・馬場)
・めをだしたのに / 詞 冨永佳与子 (前澤)
・ホットケーキやいた / 詞 高木あきこ (全員)
きっと懐かしい歌に出会えるでしょう。どうぞ、気楽にお出かけください。
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days@Blue Rose 2018
第2日 日本の童謡誕生百年を記念して
~歌い継がれてきた童謡から現代・朝岡真木子の童謡まで~
日時:2018年6月30日(土) 14:00開演(13:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:全指定席 一般¥4,500(税込)
出演:木内弘子(ソプラノ)、黒川京子(ソプラノ)、前澤悦子(ソプラノ)、
和澤康代(ソプラノ)、清水邦子(ソプラノ)、吉田伸昭(テノール)、
馬場眞二(バリトン)、朝岡真木子(作曲・ピアノ)、
中村 健(スペシャルゲスト)
▼詳細は公演ページをご覧ください
・NIKIKAI Days @ Blue Rose 2018 - 二期会21
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
今年もやってまいりました!二期会研究会による夏の風物詩、「第13回二期会研究会駅伝コンサート」。
今回も満を持して出演する10の研究会が、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎます。16:00開演から20:10の終演予定まで実に4時間10分(休憩含む)のロングラン!もちろん、途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみいただけます。
さて出演研究会紹介第4回は、先週の「イタリア歌曲研究会 」に続き、「ロシア東欧オペラ研究会」 に“たすき”を繋ぎます。
* * *
<17:15~>【ロシア東欧オペラ研究会】 ~リムスキー=コルサコフ没後110年記念~
[出演]石井真弓、牧野舞子、野上結美、金子みどり、岸本 力/[ピアノ]小笠原貞宗
今回は没後110年記念、リムスキー=コルサコフ(1844~1908)のオペラ・アリアの数々を。
リムスキー=コルサコフは、生涯に15のオペラを完成している。
[1]最初のオペラ「プスコフの娘」(1872年完成)は、歴史オペラ。
[2]オペラ「五月の夜」(1879年完成)は、民話オペラ。
[3]オペラ「雪娘」(1881年完成)は、おとぎ話しオペラ。
[4]オペラ「クリスマス・イブ」(1895年完成)は、民話オペラ。
[5]オペラ「サトコ」(1896年完成)は、歴史オペラ。
[6]オペラ「モーツァルトとサリエリ」(1897年完成)は、プーシキンの劇詩オペラ。
[7]オペラ「皇帝の花嫁」(1899年完成)は、民話オペラ。
[8]オペラ「サルタン王の物語」(1900年完成)は、プーシキンの詩による、おとぎ話しオペラ。
[9]オペラ「不死身のカシチェイ」(1902年完成)は、民話オペラ。
[10]オペラ「金鶏」(1907年完成)は、プーシキンのおとぎ話しオペラ。
リムスキー=コルサコフのオペラは、民話を題材にした「おとぎ話しオペラ」を好んで作曲した。また彼の弟子ストラヴィンスキーにも影響を与え、バレエ曲「火の鳥」が作曲された。晩年の1905年の革命「血の日曜日」により、帝政ロシアの圧制に対して抵抗した作品オペラ「金鶏」へと繋がったのである。
(二期会ロシア東欧オペラ研究会代表 岸本 力)
第12回定期演奏会 より
(2015年5月25日 渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール)
* * *
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第13回 二期会研究会駅伝コンサート
日時:2018年7月29日(日) 16:00開演(15:30開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・16:00~ オペレッタ研究会 ~エメリッヒ・カールマンの世界~
・16:20~ フランス歌曲研究会 ~ドビュッシー没後100年を記念して~
・16:40~ イタリア歌曲研究会 ~没後150年ロッシーニのヴェネツィア~
<休憩15分>
・17:15~ ロシア東欧オペラ研究会 ~リムスキー=コルサコフ没後110年記念~
・17:35~ イタリアオペラ研究会 ~ヴェルディ不朽の名作たち~
・17:55~ <特別コーナー>ヴェルディ『ナブッコ』より 合唱“行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って”
<休憩15分>
・18:15~ ドイツ歌曲研究会 ~ドイツ歌曲への誘い~
・18:35~ 日本歌曲研究会 ~日本の歌の情景~
・18:55~ ロシア歌曲研究会 ~リムスキー=コルサコフ没後110年記念~
<休憩15分>
・19:30~ オペラ・ワークショップ研究会 ~その恋果たしてハッピーエンド?~女はみんな、恋をする。~
・19:50~ 英語の歌研究会 ~L.バーンスタイン生誕100年~
<終演予定 20:10>
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
▼出演者・演奏予定曲等 公演詳細はこちらから
・第13回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
また新しい才能が東京二期会オペラの舞台に――
現在ウィーンで活動中のソプラノ熊田アルベルト彩乃が、来る東京二期会オペラ劇場7月公演『魔弾の射手』エンヒェン役でデビューを飾ります!
熊田アルベルト彩乃
ウィーン国立音楽大学修士課程オペラ科第1期生として最高成績で修了し、ヘンデルからモーツァルト、プッチーニを経てシェーンベルクまで、幅広い時代の音楽と向かい合っています。
ペーター・コンヴィチュニーとの出会いが「オペラ歌手」を目指す大きな契機となったという熊田。今回の舞台にかける想いを、聞きました。
* * *
――『魔弾の射手』のエンヒェンはどのような役ですか?
熊田: エンヒェンは、このオペラの中で「喜び」の役割を担っていると思います。陽気で、無邪気で、友達思いです。不吉な思いに囚われているアガーテを常に励まし、勇気づけ、笑わせることに一生懸命で、使命さえ感じているようです。
ただし、このオペラの中ではエンヒェンに恋模様が用意されていないので、アガーテに対して羨ましさも少なからずあると思います。
一途なあまりに、時々間違いを犯したり(精神的に追い込まれているアガーテに怪談話のようなジョークを話して気まずくさせてしまったり…)、うまく行かないと爆発してしまうこともありますが、そういうところが人間的で、共感していただけるのではないかと思っています。
これから稽古が始まって、この役が更にどのように深まっていくのか、楽しみです。
――エンヒェンのシーンでなくてもよいのですが、熊田さんの思う『魔弾の射手』の見どころ、聴きどころを。
熊田: 序曲から聴き逃すところのないオペラですので、一つに決めるのは難しいです。ですからあえて自分のシーンを推しますが(笑)、特に注目していただきたいのは3幕の頭です。
アガーテの美しいアリアから始まり、エンヒェンとアガーテの真剣な対話、そしてエンヒェンの歌いごたえのあるアリアから、ブライズメイトたちと花嫁衣裳の準備をするシーン。エンヒェンの内面が一番伝わる場面だと思うので、演じていてとてもスリリングだし、歯ごたえのあるところです。
特にこのエンヒェンの2曲目のアリアでは、コンヴィチュニー氏独自の特別な趣向も凝らされています。初めてこの演出を観た時はびっくりすると同時に、その説得力には目からウロコでした。これを一度見てしまった方は、他の演出では物足りなくなってしまうかもしれません。
――その演出家ペーター・コンヴィチュニーですが、特別な思い出があると聞きました。
熊田: はい、2009年に、東京藝術大学でコンヴィチュニー氏が特別講座を開いた際、実はこのエンヒェンの役で参加しました。
私はエンヒェンの2曲目のアリアを歌いましたが、なんとこの6分ほどアリアのために、マンツーマンで延べ4時間(!)かけて本格的にシーンを作って行きました。体力と集中力との闘いでしたが、こんなにチャレンジングな経験は新鮮で、本当に楽しかったのを覚えています。
当時私は独唱科の大学院生で、オペラで演じることの楽しさがまだよく分かっていなかったのですが、今思えばこのワークショップで演じることのコツを掴んだというか、オペラ歌手を目指すことに何か確信をもらったような気がします。
これがきっかけで、ウィーンで本格的にオペラの勉強をし、今ではオペラが演じたくて仕方ない体になってしまいました。
――最後に、本番への意気込みをお願いします。
熊田: 二期会オペラは、歌を始めてから何度も聴きに行き、憧れていた舞台です。今回、私がずっと演じてみたかったエンヒェンの役でデビューさせていただけることは、私にとって夢のようで、本当に幸せです。しかも、コンヴィチュニー氏の演出ということで、巡り合わせというのはあるものなのだな、と感じています。
公演が近づいて来るにつれて、これが現実で、どんなに責任のあることかを実感していますが、不思議と恐れは無く、良い緊張感の中で楽しみな気持ちがどんどん膨らんでいます。
私にしか歌えないエンヒェンを精一杯演じますので、どうぞ応援よろしくお願いいたします!
* * *
熊田アルベルト彩乃の出演日は、7月19日(木)と22日(日)。
特に、19日(木)は平日マチネ・スペシャル料金のうえに、コンヴィチュニーのアフター・トークも開催されるため人気の高い日程になっています。良いお席はどうぞお早目に。
▼『魔弾の射手』公演情報ページはこちら
・《ハンブルグ州立歌劇場との共同制作》 C.M.v.ウェーバー『魔弾の射手』 - 東京二期会オペラ劇場
指揮:アレホ・ペレス、演出:ペーター・コンヴィチュニー、管弦楽:読売日本交響楽団
2018年7月18日(水)18:30、19日(木)14:00、21日(土)14:00、22日(日)14:00 東京文化会館大ホール
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
「東京二期会オペラに『学生定期会員』のようなサービスはないの?」というお声がきっかけとなりました。
「二期会オペラ愛好会」には、ベネフィット(B)会員という、オペラの定期会員を希望されるお客様向けのコースをご用意しています。こちらでは、年間5万円の会費により、会費期間中の東京二期会オペラ劇場公演すべてのS席が座席指定可能な無料招待券となり、一般価格より約30%の割引を実現しています。
そこで、学生の方にも、一年を通してオペラに親しんでいただけるようにと、この春から「学生限定プレミエ・セット券」を販売開始しました!
2018年度のバリエーション豊かな東京二期会オペラ劇場ラインアップ。その「プレミエ公演(各公演の開幕日)のチケット」に加えて、オペラ鑑賞の記念にもなって、さらにオペラへの興味を深めるきっかけにしていただけるよう、すべての公演の「有料プログラム」をお付けします!
『魔弾の射手』より
7月 はドイツオペラの代表作『魔弾の射手』 を、二期会オペラに革命を起こし続けてきたペーター・コンヴィチュニーの演出と、今回初来日となるアルゼンチンのアレホ・ペレスの指揮で。
9月 はイタリアオペラの巨星プッチーニの集大成ともいうべき『外套』『修道女アンジェリカ』『ジャンニ・スキッキ』~<三部作> を一挙上演。ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場で世界初演されて100年という記念の年に、今まさにメトで活躍中のベルトラン・ド・ビリーの指揮と新鮮な感性に満ちたダミアーノ・ミキエレットの演出で。
『ジャンニ・スキッキ』より
11月 はモーツァルト5大オペラの中から、とりわけ若々しい才能がほとばしる音楽の『後宮からの逃走』 のワールドプレミエ(新制作世界初演)公演をお贈りします!
2019年2月 は日本の黛 敏郎(まゆずみ としろう)作曲によるオペラ『金閣寺』 を!昭和の名作家・三島由紀夫の原作で、今年3月フランス・ストラスブールでプレミエをおこなった、東京二期会とフランス国立ラン歌劇場との国際共同制作で、宮本亜門が演出した舞台の東京公演です。
『金閣寺』より
ドイツからイタリア、日本のオペラまで、時代もモーツァルトから現代まで、幅広いオペラの世界を楽しんでいただけるラインアップとなっています。
「学生限定プレミエ・セット券」は7月10日(火)までの限定販売。この機会にどうぞお求めください。
今年はぜひオペラハウスデビューを!
■「学生限定プレミエ・セット券」内容■(公演詳細は橙色の公演名をクリック)
▼[1] 2018年7月18日(水) 18:30開演
C.M.v.ウェーバー『魔弾の射手』全3幕 ~ドイツオペラの傑作!~
会場:東京文化会館 大ホール
▼[2] 2018年9月6日(木) 18:30開演
G.プッチーニ<三部作> 外套/修道女アンジェリカ/ジャンニ・スキッキ 各1幕 ~イタリアオペラの集大成!~
会場:新国立劇場 オペラパレス
▼[3] 2018年11月22日(木) 18:30開演
W.A.モーツァルト『後宮からの逃走』全3幕 ~天才モーツァルト若き日の名作!~
会場:日生劇場
▼[4] 2019年2月22日(金) 18:30開演予定(※詳細近日発表)
黛 敏郎『金閣寺』全3幕 ~三島由紀夫原作、宮本亜門演出、フランスでも絶賛!~
会場:東京文化会館 大ホール
●上記4公演の学生席(いずれも初日公演に限ります)
●有料公演プログラム(1,000円相当)を各1冊進呈(公演当日、会場にてチケットをご提示ください)
■セット料金(税込) 8,000円
■ご予約受付期間
2018年7月10日(火) 18:00まで受付中
■ご予約・お問い合わせ
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
●上記、電話のみでの受付となります
■ごあんない
・28歳未満の学生の方が対象です。
・4公演ともご予約されたご本人様のみのご利用とさせていただきます。譲渡・貸渡は無効となります。
・座席は公演当日「学生席受付窓口」にて指定となります。その際、ご本人の学生証を忘れずにお持ちください。
・ご本人の都合によるキャンセル、変更、払戻しはできません。
▼学生席をお求めいただける方の条件について詳しくは、こちらをご覧ください。
・学生席について|チケットのお求め - 東京二期会
期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会New Face登場回は6月11日(月)。島内菜々子と吉田桃子、二人のソプラノがフレッシュな歌声を披露します!
今回出演の二人からメッセージが届いておりますので、ご紹介いたします。
* * *
ソプラノ 島内菜々子
――声楽の道に進むと決めたときのことを教えて下さい。
小さい頃は集中的にピアノのレッスンを受けていましたが、だんだんと歌うことに興味が湧くようになり、高校に入ってから声楽の先生の元へと通い始めました。実は、昔からピアノを人前で弾く時に、お客様の様子が見られず、横から見られているという感覚に私の中でひっかかるものがあったので、初めての発表会で正面を向いて歌った時は、その気持ちが急に解決して、すっきりした気分になったことを、今でもよく覚えています。当時は普通高校に通っていたので、進路にとても迷った時期もありました。しかし、迷っているならやってみたらいいのでは、と最後は両親が後押しをしてくれました。
――声種やレパートリーについて教えて下さい。
声種は、ソプラノのリリコ・レッジェーロです。
ロシア作品は、ここ数年取り組み続けているレパートリーのひとつです。私は現在大学院に在籍中なのですが、昨年はラフマニノフ、リムスキー=コルサコフ、チャイコフスキーや、なかなか日本では演奏されないタネーエフなど、オペラ・歌曲共に、多くのロシア作曲家の作品に取り組みました。歌えば歌うほど、濃厚なロシアの香りの虜になります。
また、大学3年の時からフランス語の響きにとりつかれ、今年は遂にフランスに行く機会もありそうなので、最近再びフランス作品を集中して勉強しています。フランスオペラは大好きな作品ばかりです!特に、グノーの『ロミオとジュリエット』はそのひとつで、チャレンジしてみたい役でもあります。今回のコンサートでは、グノーの作品『ファウスト』より、「宝石の歌」を歌わせていただきます。
――今回のコンサートのテーマやポイントをお願いします。
私たちのコンサートのテーマは「夢の世界」です。今回は共演の吉田さんとたくさん話し合い、私たちが普段歌っているオペラ作品に留まらず、キラキラした「夢」を運ぶ作品を色々なジャンルから連ねて、お客様にアルテリーベで楽しい夢を見ていただきたい!と企画いたしました。テーマに沿って曲を選び、とても彩り豊かな作品が並んだと思います。ちょうど演奏会が開催される6月11日はまさに梅雨の季節ですが、そんな季節にぴったりの日本歌曲から始まり、そこから少しずつ夢の世界へと、みなさんをご案内いたします。
――共演者をご紹介下さい。
吉田桃子さんは、二期会研修所の本科からマスタークラスまでずっと一緒でした。時には同じオペラのワンシーンに取り組み、共に泣いたり笑ったりした仲で、思い出がつきません。桃子さんは可愛いものが大好きで、楽しいアイディアをたくさん持っている、とても面白い子なんです。今回は企画に、そんな桃子さんのアイディアを思う存分生かしてほしい!と思いながら構成を考えました。
ジャンルを超えた、新しい形の演奏会になりそうで、私も今からとても楽しみです。皆様のお越しをお待ちしております!
* * *
ソプラノ 吉田桃子
――自己紹介と、声楽の道に決めたきっかけはどんなものでしょうか?
母が音楽教室をしていたこともあり、小さい頃から音楽に触れる機会がたくさんありました。もちろん、歌う事も大好きでした。が、小学4年から陸上をやっていて、体育の成績は毎回1番良かったくらいでした。将来は体育の先生になりたいと思ってました。しかし、中学2年の時に母を亡くしました。末っ子という事もあり、かなり甘えん坊であった私は母が大好きでした。その頃から、母がやっていた事を私がやりたい。母と同じようにステージに立ちたい。と思うようになり音楽科のある高校へ進学を決めました。私の姉も声楽をやっていたため、姉に教えてもらったりもしてました。少しでも母のようになりたい。と、私の心の中にはいつも母がいました。
――自身の声種、レパートリー、目指している役や舞台、ステージは?
いつか演じたい役は、『リゴレット』のジルダと『コジ・ファン・トゥッテ』のデスピーナです。ジルダは、二期会研修所マスタークラスでの修了試演会で演じた事がきっかけです。デスピーナは、大学の時に当時の仲間たちとオペラ団体を作り、全幕やりきりました。当時は初めて全幕やることでいっぱいいっぱいで、とにかく付いて行くのに必死でした。が、ほんとに心から楽しかったです。もう1度デスピーナを演じたいです。そして、その時、オペラの楽しさを教えてくださった経種廉彦先生にも届くよう大きな舞台に立ちたいです。
――今回のプログラムについて。
6月→梅雨→雨上がり→雨やどり。と、6月で連想される事を出し合いました。雨が降ると、寂しい気持ち、暗い気持ち、嫌な気持ちなど、どんよりしてしまう方が多いのではないでしょうか。私は、かなりどんよりして、お外に出たくありません。そんな梅雨の季節を私達の音楽で少しでも明るい気持ちになっていただきたいなーという想いが込められています。選曲は、とにかく自分たちの歌いたい曲を集めました。せっかく、2人でやらせて頂くので2人で歌う曲を多めにして、クラシックだけでなく、ポピュラー・ソングも何曲か入れてみました。 優しい気持ちになれる曲。楽しい気分になれる曲。夢を感じる曲。思わず微笑んでしまう曲。などなど!!盛りだくさんだと思います!ぜひ、私達と一緒に雨やどりをしませんか?
――共演者のご紹介をお願いします。
なーちゃん。もーちゃん。と、呼び合う仲です(笑)
二期会の本科からマスタークラスまで同じクラスでした。とにかく目が特徴的な美人なお姉さんです。実際、私より歳上なので、かなり頼りになるお姉さんです。音楽に対してもまっすぐで、私も頑張らなきゃな。と、刺激を受けます。自由すぎる私をいつも大きな心で受け入れてくれ、きらきらの笑顔を私に向けてくれます。私の遠い実家にも遊びに来てくれたりと、とても仲良しだと勝手に思っております。なーちゃんの優しい歌声が大好きです。もちろん、なーちゃんの事はもっと大好きです。一緒に歌える事が嬉しくてたまりません。この場をお借りして。。。ありがとう!よろしくね!
* * *
アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」は、ビュッフェスタイルのお料理&フリードリンクとともにお楽しみいただいております。
是非ご予約はお早めに!一同、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第197回【二期会New Face】雨やどりのひととき ~あなたに贈る夢の世界~
日時:2018年6月11日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:島内菜々子(ソプラノ)、吉田桃子(ソプラノ)、髙田恵子(ピアノ)
演奏予定曲:
木下牧子 「夢みたものは」
木下牧子 「竹とんぼに」
高田三郎 「くちなし」
ロッシーニ 「猫の二重唱」
ほか
さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
今年もやってまいりました!二期会研究会による夏の風物詩、「第13回二期会研究会駅伝コンサート」。
今回も満を持して出演する10の研究会が、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎます。16:00開演から20:10の終演予定まで実に4時間10分(休憩含む)のロングラン!もちろん、途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみいただけます。
さて出演研究会紹介は、先週の「フランス歌曲研究会 」に続いての第3回。「イタリア歌曲研究会」 に“たすき”を繋ぎます。
* * *
<16:40~>【イタリア歌曲研究会】~没後150年ロッシーニのヴェネツィア~
[ナビゲーター]鴨川太郎/[演出補]丹藤麻砂美/[出演]飯塚千尋、石原友利子、里村照子、丹藤麻砂美、村田由紀子、村上洋子、村松織部、脇田登喜子(会友)、渡邉公実子、園山正孝、鴨川太郎 /[ピアノ]山岸茂人
今年はロッシーニの没後150周年。世界中にロッシーニがお出ましの模様。本家本元のイタリアでは「特別法」まで定めて、お祝いするのだとか。
それじゃあ、イタ研も何かしなければ……ということで、今夏の駅伝は「オール・ロッシーニ・プログラム」であります。
天才ロッシーニの歌曲は山のようにありますが、今回は「水の都ヴェネツィア」にちなんだものを特集します。「謝肉祭」「ゴンドラ」「競艇」「魚釣り(?)」……
鴨川太郎のナビと斯界のスペシャリスト山岸茂人のピアノに乗って、イタ研のスター歌手たちが料理する「ヴェネツィア・アッラ・ロッシーニ」、乞うご期待!
【この舞台は、来たる9月20日(木)東京文化会館小ホールでの定演「~没後150周年記念~ロッシーニ歌曲の世界」への前奏曲ともなります。】
定期演奏会LII〈嶺 貞子先生 80年の軌跡を讃えて「イタリア 歌の国 恋の国」〉より
(2016年9月16日 東京文化会館小ホール)
* * *
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第13回 二期会研究会駅伝コンサート
日時:2018年7月29日(日) 16:00開演(15:30開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・16:00~ オペレッタ研究会 ~エメリッヒ・カールマンの世界~
・16:20~ フランス歌曲研究会 ~ドビュッシー没後100年を記念して~
・16:40~ イタリア歌曲研究会 ~没後150年ロッシーニのヴェネツィア~
<休憩15分>
・17:15~ ロシア東欧オペラ研究会 ~リムスキー=コルサコフ没後110年記念~
・17:35~ イタリアオペラ研究会 ~ヴェルディ不朽の名作たち~
・17:55~ <特別コーナー>ヴェルディ『ナブッコ』より 合唱“行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って”
<休憩15分>
・18:15~ ドイツ歌曲研究会 ~ドイツ歌曲への誘い~
・18:35~ 日本歌曲研究会 ~日本の歌の情景~
・18:55~ ロシア歌曲研究会 ~リムスキー=コルサコフ没後110年記念~
<休憩15分>
・19:30~ オペラ・ワークショップ研究会 ~その恋果たしてハッピーエンド?~女はみんな、恋をする。~
・19:50~ 英語の歌研究会 ~L.バーンスタイン生誕100年~
<終演予定 20:10>
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
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・第13回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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今週6月1日(金)放送のNHK Eテレ「ららら♪クラシック」《30分オペラまるわかり “ドン・カルロ”》では、2014年の東京二期会公演『ドン・カルロ』でタイトルロールを演じたテノール山本耕平のインタビューが放送されます。
山本耕平
インタビューの収録は去る4月に二期会会館で行われました。演じたからこそ語れる『ドン・カルロ』の魅力を、自身の想いを込めてお話しています。
アリア、二重唱、合唱…と、ヴェルディの美しい旋律に彩られた中期の傑作を新たな視点でお送りする今回。是非ご覧ください!!
東京二期会2016年2月公演 ヴェルディ『ドン・カルロ』より(撮影 三枝近志)
インタビュー収録の様子
◆◆◆ 放送情報 ◆◆◆
「ららら♪クラシック」
《30分オペラまるわかり “ドン・カルロ” 》
放送局:NHK Eテレ
放送日時:
(本放送)2018年6月1日(金) よる21:30~22:00
(再放送)2018年6月7日(木) あさ10:25~10:54
司会:高橋克典、牛田茉友アナウンサー
ゲスト:松井玲奈(女優)、室田尚子(音楽評論家)
▼番組ホームページはこちら
・ららら♪クラシック「30分オペラまるわかり“ドン・カルロ”」 - NHKオンライン
↓↓ 山本の生の歌声もお聴きください! ↓↓
●●● 山本耕平、今後の主な出演予定 ●●●
NIKIKAI Days@Blue Rose 2018 第1日「テノールの競演'84」
日時:2018年6月29日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
出演:山本耕平(テノール)、城 宏憲(テノール)、又吉秀樹(テノール)、村上尊志(ピアノ)、福井 敬(司会)
▼「NIKIKAI Days 2018」公演情報ページはこちら
・NIKIKAI Days @ Blue Rose 2018 - 主催・制作コンサート - 二期会21
東京二期会オペラ劇場 2018年11月公演 W.A.モーツァルト『後宮からの誘拐』 (ベルモンテ役)
山本の出演日:2018年11月23日(金・祝) 14:00開演/25日(日) 14:00開演
会場:日生劇場
指揮:下野竜也、演出:ギー・ヨーステン、管弦楽:東京交響楽団
▼『後宮からの逃走』公演情報ページはこちら
・NISSAY OPERA 2018提携 W.A.モーツァルト『後宮からの逃走』 - 東京二期会オペラ劇場
●「NIKIKAI Days」&『後宮からの逃走』のお問合せ・ご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
東京二期会2018年7月公演 ウェーバー『魔弾の射手』は、オーケストラの演奏会で良く取り上げられる序曲と、「狩人の合唱」が特に有名ですが、意外にその筋や、登場人物は知られていないのではないでしょうか。
カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786-1826)
本公演に向けて、まずは、物語の主な背景、登場人物をご紹介いたします。
* * *
オペラの舞台は1618年から勃発した三十年戦争終結後のボヘミアの森。(当時のボヘミアはドイツの領内)
タイトルの「魔弾」は、百発百中の魔力を秘めた銃弾のこと。この「魔弾」は6発までは自らの狙ったとおりに命中しますが、7発目は悪魔ザミエルの思うがままとなってしまいます。
続いては、登場人物をご紹介。
【登場人物相関図】
オットカール (バリトン)・・・ボヘミア侯爵として領内を統治している
クーノー (バス)・・・侯爵領の森林保護管。アガーテの父親。マックスにアガーテと結婚するためには、御前試合での優勝が必要とプレッシャーをかける。
アガーテ (ソプラノ)・・・クーノーの娘でマックスとは恋人。マックスのただならぬ様子に不安を抱いている。
エンヒェン (ソプラノ)・・・アガーテの親戚の若い娘。不安がるアガーテを慰める。
カスパール (バス)・・・若い猟師。ザミエルに魂を売り渡しており、自らの身代わりとしてマックスを生贄に捧げようとしている。
マックス (テノール)・・・アガーテの恋人で、若き射撃の名手だが、射撃大会を前にスランプに陥っている。大会に優勝しアガーテと結婚するため、魔弾の鋳造を決意し、真夜中の狼谷へ向かう。
隠者 (バス)・・・人々の尊敬を受ける修行者。アガーテにお守りの白いバラを渡す。
キリアン (バリトン)・・・裕福な農夫。射撃大会の予備試合で優勝、マックスをからかう。
ザミエル (セリフ役)・・・悪魔。魔弾の生贄はマックスとカスパール、二人のうちのどちらかになると告げる。
今回の二期会公演では、多くのシーンに悪魔ザミエルが登場し、人々の運命を翻弄していきます。
明るい農村の風景と、対照的におどろおどろしい狼谷の対比が鮮やかに描かれ、ロマン派オペラの金字塔として名高い当作品。ドイツでは同じくジングシュピールの『魔笛』とも並びうる人気作です!
今後も知らざれる魔弾の世界をご案内いたします。
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▼『魔弾の射手』公演情報ページはこちら
・《ハンブルグ州立歌劇場との共同制作》 C.M.v.ウェーバー『魔弾の射手』 - 東京二期会オペラ劇場
指揮:アレホ・ペレス、演出:ペーター・コンヴィチュニー、管弦楽:読売日本交響楽団
2018年7月18日(水)18:30、19日(木)14:00、21日(土)14:00、22日(日)14:00 東京文化会館大ホール
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
NIKIKAI Days @ Blue Rose2018 最終日の7月1日(日)は「The いぶし銀」と題し、ベテランの二人のバリトン、池田直樹と直野 資が出演します。
1950年生まれの池田と、1945年生まれの直野。様々なメディアの発達で現在では手軽に入手が出来るようになった海外の劇場の情報も、当時は苦労して調べなければならなかった…そんな時代に、東京藝術大学卒業後、池田はドイツのミュンヘンで、直野はイタリア・パロマで、本場のオペラを学びました。そして帰国後は、わが国のオペラを牽引してきた二人。今や重鎮といわれる存在ながら、軽妙な語り口に、オペラへの情熱がやむことはありません。
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<池田直樹よりお客様へメッセージ>
落語好きの私は、歌曲集「冬の旅」から5曲(菩提樹、あふれる涙 他)を落語風に喋ったあと、冬の旅を辿る青年として語り、歌い始めます。後半は、器楽名曲に私が歌詞を付けた3曲を。
「爺、線上のありゃ!? G線上のアリア」は、80才の誕生日を前に、若い日、綱渡りのスターだった爺さんの、再挑戦の様子を歌ったもの。その他、ワーグナーのオペラ・アリアもお届けします。
直野さんは、イタリア一色の世界を披露されます。
ご期待ください。
* * *
東京二期会2011年4月公演 『フィガロの結婚』(宮本亜門演出)より
バルトロ役の池田(左)とマルチェリーナ役の清水華澄
池田からのメッセージにもあるように、直野が歌うイタリアオペラも魅力。
これまで演じてきたリゴレット(『リゴレット』)、スカルピア(『トスカ』)、ロドリーゴ(『ドン・カルロ』)、ジェルモン(『椿姫』)... etc.。長い友情で結ばれたイタリアの往年の歌手たちとの思い出。
そんな直野にしか語れないイタリアオペラの濃い世界を、司会の佐々木典子と語ります。
ピアノはこれまで多くの歌手たちと名演を重ねてきた、森島英子がつとめます。
東京二期会2005年6月公演 『椿姫』(栗山昌良演出)より
ジェルモン役の直野(左)とヴィオレッタ役の佐々木典子
同じ世代の方にも、ぐっと若い世代の方々にも、そのエネルギーを感じていただきたい、NIKIKAI Days2018最終日の「The いぶし銀」。夢のステージをお届けします。ぜひお運びください!
=◆FMラジオ出演情報◆=
コンサートを前に、池田直樹がFMサルース「Afternoon SALUS」に出演します。
2018年6月14日(木) 13:15頃から約20分間。
イッツコムスタジオ・たまプラーザ(横浜市青葉区)からの生放送です。周辺の方はFM84.1MHzでお聴き頂けるほか、FMサルースのウェブサイトよりライブカメラでの視聴も可能です。こちらもお楽しみに。
▼ネットでの視聴はこちらから
・横浜市青葉区のコミュニティFM - FMサルース 84.1MHz
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days@Blue Rose 2018
第3日 The いぶし銀
日時:2018年7月1日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:全指定席 一般¥4,500(税込)
出演:池田直樹(バリトン)、直野 資(バリトン)、森島英子(ピアノ)
佐々木典子(司会)
予定プログラム:
・シューベルト 歌曲集「冬の旅」より (池田)
・デ・クルティス 「君を求めて」 (直野)
・モーツァルト 歌劇『フィガロの結婚』より 「もう飛ぶまいぞこの蝶々」 (池田)
・ジョルダーノ 歌劇『アンドレア・シェニエ』より 「祖国を裏切る者」 (直野)
ほか
▼NIKIKAI Days 2018 の公演概要ページはこちら
・NIKIKAI Days @ Blue Rose 2018 - 二期会21
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
今年もやってまいりました!二期会研究会による夏の風物詩、「第13回二期会研究会駅伝コンサート」。
今回も満を持して出演する10の研究会が、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎます。16:00開演から20:10の終演予定まで実に4時間10分(休憩含む)のロングラン!もちろん、途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみいただけます。
出演研究会紹介第2回は、先週の「オペレッタ研究会 」から「フランス歌曲研究会」 に“たすき”を繋ぎます。
* * *
<16:20~>【フランス歌曲研究会】~ドビュッシー没後100年を記念して~
■ドビュッシー作曲:カンタータ「選ばれし乙女」
[監修・構成]鎌田直純/[指揮]末吉保雄/[語り]栗林朋子/[選ばれし乙女]駒井ゆり子/[合唱]安岐美香、浅木百合子、荒木聡子、稲葉美和子、江澤知香、岡部ゆかり、岡村彬子、鈴木東華、田口久仁子、中沢章子、福田美樹子、堀内晃子、三上道子、宮地里実/[ピアノ]鈴木靖子、成井木綿子
当研究会では昨年10月より、作曲家の末吉保雄先生をお招きして、「ドビュッシー没後100年記念 連続レクチャー」を計4回、例会として行いました。今回はその中で取り上げたカンタータ「選ばれし乙女」を演奏致します。
この作品は、19世紀イギリスの画家であり、詩人としても知られているロセッティの原詩をもとにサラザンが作詩、1887~88年に若き日のドビュッシーによって作曲されました。《語り》役と、《選ばれし乙女》役の独唱、そして女声合唱によって綴られます。天国の入口で、後から来るであろう恋人を待ち続ける乙女のモノローグは、いかにもドビュッシーらしい、言葉と音楽が響きあう美しい世界を描きます。
本来は管弦楽伴奏ですが、今回は末吉保雄先生による編曲のピアノ伴奏版を、先生ご自身の指揮でお聴きいただきます。詩と織りなすドビュッシーの神秘的な音楽の美しさをお楽しみください。
* * *
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第13回 二期会研究会駅伝コンサート
日時:2018年7月29日(日) 16:00開演(15:30開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・16:00~ オペレッタ研究会 ~エメリッヒ・カールマンの世界~
・16:20~ フランス歌曲研究会 ~ドビュッシー没後100年を記念して~
・16:40~ イタリア歌曲研究会 ~没後150年ロッシーニのヴェネツィア~
<休憩15分>
・17:15~ ロシア東欧オペラ研究会 ~リムスキー=コルサコフ没後110年記念~
・17:35~ イタリアオペラ研究会 ~ヴェルディ不朽の名作たち~
・17:55~ <特別コーナー>ヴェルディ『ナブッコ』より 合唱“行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って”
<休憩15分>
・18:15~ ドイツ歌曲研究会 ~ドイツ歌曲への誘い~
・18:35~ 日本歌曲研究会 ~日本の歌の情景~
・18:55~ ロシア歌曲研究会 ~リムスキー=コルサコフ没後110年記念~
<休憩15分>
・19:30~ オペラ・ワークショップ研究会 ~その恋果たしてハッピーエンド?~女はみんな、恋をする。~
・19:50~ 英語の歌研究会 ~L.バーンスタイン生誕100年~
<終演予定 20:10>
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
▼出演者・演奏予定曲等 公演詳細はこちらから
・第13回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
いよいよ明日5月19日(土)と明後日20日(日)の2日間、めぐろパーシモンホール大ホールにて、二期会ニューウェーブ・オペラ劇場公演 G.F.ヘンデル作曲オペラ『アルチーナ』を上演いたします!
公演当日についてご案内致します。 【5/18(金)18:15掲載】
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 2018年5月公演G.F.ヘンデル作曲 『アルチーナ』 オペラ全3幕 <日本語字幕付原語(イタリア語)上演> 指揮:鈴木秀美/演出:エヴァ・ブッフマン
当日券と公演タイムテーブルのご案内
5月19日(土)
5月20日(日)
当日券
S、A、B僅少
S、A、B僅少
当日券販売 /窓口受付
15:30~
12:30~
開場
16:00
13:00
開演
17:00
14:00
第1幕 および 第2幕前半
約100分
(休憩20分) 予定時刻
18:40~19:00
15:40~16:00
第2幕後半 および 第3幕
約70分
終演予定
20:10
17:10
めぐろパーシモンホール =アクセス=
<東急電鉄> [東横線]=「都立大学駅」北口から徒歩7分
<東急バス> 「めぐろ区民キャンパス」バス停からすぐ [渋34]渋谷駅⇒東京医療センターゆき [多摩01]多摩川駅⇒東京医療センターゆき [黒07]目黒駅⇒弦巻営業所ゆき [都立01]成城学園前駅⇒都立大学駅北口ゆき
都立大学駅からの地図はめぐろパーシモンホールのウェブサイトをご覧ください
>>ホール・施設へのアクセスについて ― めぐろパーシモンホール
◆上記、販売予定当日券は18日15:00現在の情報 です。以降の販売状況により公演当日より前に販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆学生席の公演当日の発売はございません。
◆公演タイムテーブルは、当日の演奏・進行によりずれる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
▼公演情報ページはこちら
・2018年5月 二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』 - 東京二期会
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
《便利!》
◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ) 】では、前売券が公演当日の開演1時間前までご予約が可能 です!!
チケットはご来場の途中にお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取いただけます(*)ので、余裕をもってお越しいただけます!是非ご利用ください!!
24時間受付、予約・発券手数料0円。左の「Gettii」ボタンからお進みください。
(*…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでの支払・受取は出来ません)
Nikikai Days 2018 オープニングの6月29日(金)「テノールの競演 '84」。城 宏憲、又吉秀樹、山本耕平という、今、注目されるテノール3人による公演紹介の3回目。出演者メッセージの最後は山本耕平から。
* * *
「又吉と僕はバリトンとして東京芸大に入学し大学院オペラ科まで同じ学年で過ごしました。学籍番号も隣(つまり試験順も隣)で同じ時期にテノールに転向し大学院からは毎日一緒とあって小競り合いも絶えませんでしたが、そんな二人のやりとりやテノールとしての成長を見て楽しそうにしていた一学年上の城君は、僕たちの健全な向上心にとって大切な存在でした。2007年4月にたった一度同い年の三人が揃って共演して以来、それぞれが一つまた一つとコンクールや留学・大舞台の経験を重ね、11年ぶりの共演が二期会DAYSで実現します。近年は各々自分の適性やレパートリーをより意識して活動するようになり三人の色の違いが出てきましたので、プログラムも多彩なものになりそうで楽しみです。とは言え、テノール三人寄ればかしましい(色んな意味で)…。どんなことになるのやら!この機会、どうぞお見逃し無く!」山本耕平
* * *
作戦会議をする三人…
シャンパンで互いの結束を高めます!
そして、演奏予定プログラムが決まりましたので、こちらに発表致します!
<第1部>
・ロッシーニ/約束(城)
・トスティ/最後の歌(城)
・トスティ/魅惑(山本)
・トスティ/暁は光りから(山本)
・トスティ/夕べに(又吉)
・シューベルト/魔王(又吉)
・マイヤベーア/歌劇『ユグノー教徒』白貂よりなお白く(城)
・ヴェルディ/歌劇『シモン・ボッカネグラ』我が心に炎が燃える(又吉)
・ロッシーニ/歌劇『シンデレラ』そう、誓って彼女を見つけ出す(山本)
・ベッリーニ/歌劇『カプレーティとモンテッキ』愚かな!私がひと声上げれば(ロメオ:城&テバルド:又吉)
<第2部>
・ドニゼッティ/歌劇『連隊の娘』ああ、友よ、今日は何て楽しい日(山本)
・ドニゼッティ/歌劇『ポリウート』私が吸うこの空気は毒だ(城)
・ヴェルディ/歌劇『海賊』初恋の頃には(又吉)
・ロッシーニ/歌劇『オテッロ』さあ、来るがいい(オテッロ:城&ロデリーゴ:山本)
「これより本当の3人の競演」
・ウィーン我が夢の街
・サンタ・ルチア
・帰れソレントへ
・マレキアーレ
・グラナダ ほか
三者三様、旬のテノールを存分に楽しめる、盛りだくさんなプログラム。皆様どうぞお楽しみに!
※当日の演奏順は記載の通りではありません。
※やむをえない事情により、演奏内容を一部変更することがあります。あらかじめご了承ください。
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days@Blue Rose 2018
第1日 テノールの競演'84
日時:2018年6月29日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:全指定席 一般¥4,500(税込)
出演:城 宏憲(テノール)、又吉秀樹(テノール)、山本耕平(テノール)
村上尊志(ピアノ)、福井 敬(司会)
▼NIKIKAI Days 2018 の公演概要ページはこちら
・NIKIKAI Days @ Blue Rose 2018 - 二期会21
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
今年もやってまいりました!二期会研究会による夏の風物詩、「第13回二期会研究会駅伝コンサート」。
今回も満を持して出演する10の研究会が、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎます。16:00開演から20:10の終演予定まで実に4時間10分(休憩含む)のロングラン!もちろん、途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみいただけます。
今年も二期会blogでは、公演に向けて出演研究会紹介の“たすき”を繋いでまいります。
まずはトップバッターの「オペレッタ研究会」 をご紹介致します。
* * *
<16:00~>【オペレッタ研究会】~エメリッヒ・カールマンの世界~
[構成]黒田晋也/[振付]川西清彦/[出演]赤澤 舞、栗本詠津子、小林晴美、近藤幸江、宗田舞子、珍田さほり、松本順子、松本麻希子、茂木真由美、森山由美子、黒田晋也/[ピアノ]山中聡子
<才能豊かな作曲家 カールマン?>
エメリッヒ・カールマンの『チャルダッシュの女王』をご覧になった事はありますか?ほとんどの方は、えっ?何?それ誰?分からない?だと思います。それが当たり前!オペレッタと言えば『こうもり』『メリー・ウィドウ』それだけ知っていれば十分です。しかし、オペレッタの本当の魅力はこのカールマンにあるのだと私は思っています。ハンガリー人のカールマンは、ブダペスト音楽院で音楽を学び、コダーイ、バルトークと机を並べていたそうです。西洋で唯一東洋の血を受け継ぐマジャール民族で私達日本人と同じ東洋民族なのです。ハンガリーの民族音楽は日本人に馴染み深い演歌と通じる所があり、何とも懐かしい、心にスーッと入って来る音楽なのです。カールマンは、ハンガリー音楽とヨハン・シュトラウスのワルツとその当時ヨーロッパで流行し始めたポピュラー音楽(ジャズ・タンゴ・シャンソン等)のリズム・和音等を匠に使いオペレッタを書き、歌い踊り演ずる事の面白さを、十二分に供えた作品を作りました。どうぞカールマンの音楽をお楽しみ下さい。オペレッタ研究会の思いと共にお客様に届けたいと思います。
(記:オペレッタ研究会代表 黒田晋也)
オペレッタ研究会 レッスン風景より
* * *
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第13回 二期会研究会駅伝コンサート
日時:2018年7月29日(日) 16:00開演(15:30開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会
予定時刻と出演研究会:
・16:00~ オペレッタ研究会 ~エメリッヒ・カールマンの世界~
・16:20~ フランス歌曲研究会 ~ドビュッシー没後100年を記念して~
・16:40~ イタリア歌曲研究会 ~没後150年ロッシーニのヴェネツィア~
<休憩15分>
・17:15~ ロシア東欧オペラ研究会 ~リムスキー=コルサコフ没後110年記念~
・17:35~ イタリアオペラ研究会 ~ヴェルディ不朽の名作たち~
・17:55~ <特別コーナー>ヴェルディ『ナブッコ』より 合唱“行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って”
<休憩15分>
・18:15~ ドイツ歌曲研究会 ~ドイツ歌曲への誘い~
・18:35~ 日本歌曲研究会 ~日本の歌の情景~
・18:55~ ロシア歌曲研究会 ~リムスキー=コルサコフ没後110年記念~
<休憩15分>
・19:30~ オペラ・ワークショップ研究会 ~その恋果たしてハッピーエンド?~女はみんな、恋をする。~
・19:50~ 英語の歌研究会 ~L.バーンスタイン生誕100年~
<終演予定 20:10>
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
▼出演者・演奏予定曲等 公演詳細はこちらから
・第13回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
フィリアホール 横浜市青葉区民センターで開催されている、「土曜ティータイムシリーズ《音楽のある風景》」。
6月2日(土)の第47回は、テノール福井 敬と古楽アンサンブルのアントネッロが出演致します。
福井の情感溢れる歌唱と、アントネッロの躍動的な演奏のコラボレーションで、ロッシやカッチーニなど、イタリア・バロック初期の歌曲・器楽曲の数々をお送りします。
土曜日の昼下がり、美しいアンサンブルをご堪能ください。
福井 敬
■■■ 公演情報 ■■■
土曜ティータイムコンサートシリーズ《音楽のある風景》第47回
福井 敬&アントネッロ
テノール&古楽アンサンブル
日時:2018年6月2日(土) 14:00開演
会場:フィリアホール 横浜市青葉区民センター
(東急田園都市線「青葉台駅」より徒歩3分 青葉台東急スクエアSouth-1 本館5階)
料金:全席指定 5,000円
出演:
・福井 敬(テノール)
・アントネッロ(古楽アンサンブル)
リコーダー&コルネット:濱田芳通
ヴィオラ・ダ・ガンバ:石川かおり
チェンバロ&バロックハープ:西山まりえ
予定曲目:
・ロッシ「美しい瞳が私を殺す」
・カッチーニ「アマリッリ、美しい人」
ほか
※休憩中お菓子サービスあり
▼公演詳細ページ・チケットのお求めはこちらから
・福井敬&アントネッロ テノール&古楽アンサンブル - 横浜市青葉区民文化センター フィリアホール
いよいよ開幕まであと4日!二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』キャスト・インタビューの最後を締めくくるのは、メリッソ役の金子慧一(19日)と的場正剛(20日)です。
2018年2月『ローエングリン』でアンサンブル役ながらすでに二期会オペラ・デビューを果たした金子。次代の本格的バスとしての期待がかかります。的場は今回がデビューとなりますが、これまで「びわ湖ホール声楽アンサンブル」のメンバーとして多くのステージに立ってきた実績の持ち主。低声歌手ゆえの性質なのか(?)、ニューウェーブのチームの中にあってひときわ落ち着いた雰囲気を漂わせている二人ですが、果たして実際は!?
* * *
――メリッソという役はどのような役でしょうか?
的場: メリッソという役は少々複雑です。『アルチーナ』の原作にあたる「狂えるオルランド」では魔女メリッサという女性です。そこにルッジェーロの師匠である妖術師アトランテのキャラクターが足されて生まれたのがメリッソです。
金子: その原作では、魔女のメリッサがルッジェーロを救出します。実は、ブラダマンテはアルチーナの島に訪れず、魔法の指輪をメリッサに託してルッジェーロの救出を依頼するのです。メリッサは万能の魔法使いで、違う人物に変身し敵を欺いたり、アルチーナによって獣や木に変えられた人々を元に戻したりと八面六臂の活躍をします。
オペラにおけるメリッソはそこまでの活躍はありません。ただ、要所要所に現れては意味深なことを喋って消えたり、全てを見通しているような発言が有ったり、ブラダマンテを守ったりと、元メリッサの片鱗が見え隠れするようなキャラクターとなっています。
金子慧一
的場: このオペラの為に生まれてきたキャラクターですので、原作があるにもかかわらずそこから役を読み取る事が難しいのですが、、、
金子: イメージとしては「指輪物語」のガンダルフのようなキャラクターでしょうか。
的場: 逆に言えば決まったキャラクターが無いので比較的自由に演じる事が出来る場面も多く、日々の稽古で演出家のエヴァ・ブッファマン先生と楽しく掘り下げています。
――メリッソのアリアについて。どのような内容ですか。
金子: メリッソはアリアが一つしかありません。このオペラを通して唯一魔法が出てくるシーンの後に歌われるアリアで、そのシーンとは、メリッソの持つ魔法の指輪をルッジェーロがはめると、彼にかかっていたアルチーナの魔法が解け、正気を取り戻すというシーンです。そしてその後に、今まで苦しめていた人(=婚約者であるブラダマンテ)のことを考えよ、と歌います。
――その曲の好きなところ、お客様に聴いてほしいところは?
金子: ヘンデルのオペラにおいてバスのアリアというのはそう多くはありません。そして『リナルド』や『オルランド』に出てくるような煌びやかなメリスマや装飾もメリッソのアリアにはないのですが、このオペラ全篇を通してかなり異質なアリアで、何と言っても他のアリアにはない通奏低音の迫力が聴きどころではないでしょうか。
的場: このオペラに限らず、アリアというものは大抵自分の気持ちの吐露となっています。しかしメリッソはブラダマンテ、そしてルッジェーロの為にこの一曲を歌います。厳しい口調の中に見える優しさ、誠実さを感じて頂けると嬉しいです。
的場正剛
――ずばり、今回の『アルチーナ』の魅力は?
的場: とにかく音楽が美しいです。そして純真、誘惑、心変わり、嫉妬、策略etc...アルチーナの島で繰り広げられる恋模様は必見!昼ドラも裸足で逃げ出す濃厚なものになっております。
そこにメリッソがどう関わるか……皆様にご覧になって頂きたいです。
金子: 2020年のバイロイトでの「リング」シリーズ全作品を全て異なる女性演出家が演出するとして話題になったように、今回の舞台も演出家、美術、衣裳と全て女性のチームによる舞台で、女性ならではの感性による舞台となっています。また、衣裳に関してはワンオフでの製作ということで、ビジュアル面でもお楽しみいただけるのではと思います。
――最後に、お客様にむけて。
金子: いい舞台になりますよう、演者一同精進して稽古に励んでおりますので、どうぞ楽しみにお待ちくださいませ!
的場: 二期会研修所に入所した時から一つの目標であったニューウェーブ・オペラで二期会デビューが出来る事は本当に嬉しいです。鈴木秀美先生をはじめ、バロックオペラのスペシャリストの方々に囲まれて毎日の稽古は刺激まみれです。
出演者一同全力を持って取り組んで参りますので5月19日、20日は是非、めぐろパーシモンホールへ御来場下さい!
* * *
▼『アルチーナ』公演情報ページはこちら
・二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』 - 東京二期会
指揮:鈴木秀美、演出:エヴァ・ブッフマン、管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)
2018年5月19日(土)17時、20日(日)14時 めぐろパーシモンホール大ホール
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
開幕まであと5日!『アルチーナ』キャスト・インタビュー第6弾は、オベルト役のソプラノ島内菜々子(19日)と齋藤由香利(20日)。二人とも二期会オペラ・デビューを飾ります。
オベルトは島にやってきた独りの少年。実際にはボーイソプラノの役です。283年前(!!)のロンドン・コヴェントガーデンでの世界初演を務めたウィリアム少年は、成長後もオラトリオ《メサイア》でもソロを任さたり、ヘンデルのもとで歌っていました。
オベルトは一見、大筋には関係のない役のようですが、3曲のアリアはどれも充実しています。
* * *
――オベルトは、どのような役ですか?
島内: 小さな男の子の役です。
齋藤: 船が難破し、アルチーナの統治する島へたどり着いた少年です。島でお父さんが行方不明となり探しています。
島内: 実はオベルトは、原作では登場していないキャラクターなのですが、ヘンデルが当時彼のお気に入りのボーイソプラノに役を与えるために加えられました。
島内菜々子
――オベルトのアリアの中から1曲選ぶとすれば?
島内: オベルトには3曲アリアが与えられていますが、どれも全く違う雰囲気を持っていて、まだ大人になりきらない、素直なオベルトの性格が表れていると思います。特に、最初の登場と共に歌うアリアは、お父さんを見つけられないオベルトの悲しみが深く表現されています。音型が表すたどたどしさ、そして少しずつ音が上がってく様などは、オベルトが感じている切なさを見事に表現しています。
稽古でも歌うたびに、新たな発見がある曲です。
――少年らしさが音楽に書かれているのですね。
島内: オベルトがいかにお父さんを大切に思い、探し続けているか、というところが繊細に表現されています。
オペラが始まるのはブラダマンテ達が島に到着したところからですが、オベルトはその前から、ずっとひとりきりで必死にお父さんを探していました。アルチーナの島では、これまで味方はひとりもおらず、頼れる人はいなかったのです。それでも、オベルトは最後まで決して諦めません。その孤独や、苦しみ、そして強さも表現したいです。
また、この曲がオベルトの他のアリアと、いかに雰囲気が違うか、というところにも注目していただきたいです。2曲目はもうすぐ父に会えると言われて胸のときめく様子を、3曲目はアルチーナへの激しい怒りを表しています。それぞれの全く違う曲の雰囲気を感じていただきたいです。
――好きな曲ならではの難しさもありますか?
島内: ダ・カーポ・アリアならではの、2回目冒頭に戻ってきた時のアレンジです。
ヘンデルが作ったオリジナルの曲を、いかにそのまま生かし、更にアレンジを加えたらいいのか、考え続けています。特にこの曲ははっきりとした特徴を持っているということで、特徴をそのままに残しながらアレンジをするということに難しさを感じますし、同時に、そこに私自身の考えをどう取り入れるか、試行錯誤できる魅力も感じます。
繰り返された時こそより強く、曲の素晴らしさを伝えたいです。
齋藤: 私は最後のアリアです。
探していた父がアルチーナの魔法によって獣に変えられていたとわかり、怒りを爆発させます。
――オベルトのアリアは3曲あるということですが?
齋藤: オベルトは1幕毎に1曲アリアがありますが、その度に真実に気づき成長していくように思います。この最後のアリアは守られる側から守る側への転換点、強くなったオベルトを聴いていただきたいです。
齋藤由香利
――『アルチーナ』を初めてご覧になるお客様に、ズバリこの作品の見どころ、聴きどころを。
齋藤: 10年程前に初めて『アルチーナ』をDVDで観たのですが、どのアリアも魅力的で終始引き込まれたことを覚えています。今稽古をしていてもアリア毎に感情移入させられて、ブラダマンテに同情したり、アルチーナの方に同情したり、ルッジェーロにいらついたり(笑)正義や悪があるのかないのか…誰に味方したら良いのかわからなくなります。でもそれだけ7人全員が魅力的だということで、それが見どころなのかもしれません。
島内: ずばり!レチタティーヴォです。
このオペラは人間関係が複雑だと思いますが、アルチーナの島が変化していく様子は、人間関係の変化に表れます。レチタティーヴォはそれぞれの人間性が率直に表現されていますし、物語が進むにつれてどんどん面白くなっていきます。そして、演じている歌い手がそのキャラクターの何を見せたいと思っているか、それもレチタティーヴォの呼吸ひとつに表れていると感じます。
1日目と2日目では違うキャラクターの見せ方を、どちらもご覧いただくと分かっていただけるかと思います。
――お客様にむけて、本番への意気込みをお願いします。
島内: キャスト・スタッフの方々に恵まれ、素晴らしい公演になると感じております!
オベルトは幼い部分も残りますが、賢く、まっすぐな少年です。私は、彼がこのオペラの中で物語の過程と共に成長していくように感じます。最初は悩みながらも、最後は自分の意志を貫く強さを持って、アルチーナから父を取り戻す。そんなオベルトの成長を、全体通じて表現したいです。お客様にも、ひとつひとつの場面を一緒に見守っていただけたら嬉しいです。
みなさまのご来場をお待ちしております!
齋藤: 昔の、異国の、魔法のある世界の物語ですが、人として感じることは現代の日本人でも同じ、ヘンデルの音楽にのって、その心の物語をお届けしたいと思います。お楽しみいただけましたら幸いです。
* * *
▼『アルチーナ』公演情報ページはこちら
・二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』 - 東京二期会
指揮:鈴木秀美、演出:エヴァ・ブッフマン、管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)
2018年5月19日(土)17時、20日(日)14時 めぐろパーシモンホール大ホール
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
開幕迫る二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』キャスト・インタビュー第5弾は、ブラダマンテ役のメゾソプラノ郷家暁子(19日)と和田朝妃(20日)が登場です。
魔女アルチーナに婚約者を奪われてしまったため、島に救出にやってきた女性ブラダマンテ。上陸にあたり魔女たちに怪しまれないよう「リッチャルド」という婚約者の兄弟に変装しています。このことが、思わぬ事件をもたらすことに…
郷家暁子は、これが二期会オペラ・デビュー。一方、和田朝妃は、昨年『こうもり』オルロフスキー役に抜擢され、演出アンドレアス・ホモキからも高い評価を受けた逸材。二人が向き合うブラマンテ役、その魅力を聞きました。
* * *
――ブラダマンテという役は?
郷家: 魔女アルチーナの魔法でアルチーナに恋してしまった恋人ルッジェーロを救いにアルチーナの島に男装して上陸する女性…複雑ですね(笑)
とても強く、愛情深い女性です。
和田: はい、芯が強く、情に熱く、曲がった事が嫌いで、周りに目もくれずに正しいと思ったことに向かって真っ直ぐ突き進み、心身ともにとても強いけれど、少し不器用、そんな女性です。
郷家暁子
――ご自身が歌われる歌(アリアが中心になると思いますが)の中で、これは、と思う1曲についてお話しいただきます。
まず、どのような内容の歌でしょうか。
郷家: 今回は残念ながら本来3曲あるうちの1曲、そして2曲目のBパートがカットになってしまい、フルで歌うのは第1幕の“E Gelosia, forza d’amore(それは嫉妬、愛の力)”です。
この曲は、元々恋人同士のオロンテとモルガーナ(彼女は男装したブラダマンテに一目惚れしています)の喧嘩を仲裁しようとしながらも、オロンテの嫉妬は自分もルッジェーロに対して同じように感じている事に気付き苦悩する曲です。
和田: 後半のアリア“Vorrei vendicarmi(復讐してやりたい)”もすてきです。
危険も顧みず助けに来たのに、いつまでたっても正気に戻らず、挙句の果てにアルチーナが作り出した魔法だと言い放ってきた夫ルッジェーロに対して、「あなたに復讐してやりたい!」と言い放ちます。
――それぞれの聴きどころは?
郷家: ブラダマンテの力強さと、アジリタ(細かく速い音形)で彼女の繊細さを出しているところでしょうか。
和田: 後半がカットされてしまいましたので、少し短いので寂しいですが、どんなに酷い事を言われても、引き下がらず、泣きつかず、自らを奮い立たせ、むしろ食ってかかる。女性としてのブラダマンテの強さが滲み出ていて、お気に入りです。
――その曲の難しいところは?
郷家: 基本的にブラダマンテの曲は速度が速く、歌い始めてしまうと、修正のきかない難しさがあります。
そして、オロンテとモルガーナに対して交互に一言ずつ言葉をかけるので、その度に「色」を変えないといけないという難しさ…まぁ難しさについては語ると一晩かかりますが(笑)それを感じさせずに彼女の気持ちを音楽にするという事は、とてつもなくやり甲斐を感じます。
和田: 実は当初、技術的に私には難しく、全然上手く歌えませんでした。ワンフレーズがとても長く、そのために息が続かず、声としてしっかり鳴ってくれない。だから、嫌いだったんです(笑)
ですが、演出がつくにつれて、その動きと気持ちが繋がって、少しずつ曲として完成していくことを最近やっと実感できました。
和田朝妃
――『アルチーナ』の見どころ、聴きどころを。
郷家: 初めてご覧になるお客様にも集中力が切れる事なく楽しんで頂ける舞台になると思います。ぜひニューウェーブ版『アルチーナ』をお楽しみ頂けたらと思います!
和田: アルチーナはもちろんのこと、周りのキャラクターにもそれぞれに合った曲がしっかり与えられていて、とても個性が強く描かれています。そして、その役を個性が強い歌手達が歌っているということが、楽しく見て、聴くことができる何よりの見どころ、聴きどころです!
――最後に、お客様にむけて。
郷家: ニューウェーブ公演は3年に一度です。これを見逃したらあと2年ありません!
我々、58期、59期、60期の精鋭による勢いのある舞台をぜひ生で観にいらしてください!!
和田: ブラダマンテをどのような女性として作り上げるか...皆様の心の片隅にふと残るような、私らしいブラダマンテのために、本番ギリギリまで彼女と向き合っていきますので、ぜひそんな彼女の勇姿を見に来て頂けたら、嬉しいです!
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・二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』 - 東京二期会
指揮:鈴木秀美、演出:エヴァ・ブッフマン、管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)
2018年5月19日(土)17時、20日(日)14時 めぐろパーシモンホール大ホール
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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Nikikai Days 2018をご紹介するコーナー第3弾は、第2日、6月30日(土)の「日本の童謡誕生百年を記念して ~歌い継がれてきた童謡から現代・朝岡真木子の童謡まで~」に注目します。
コンサートで自身の新作を披露、ピアニストとして出演する作曲家の朝岡真木子さんからメッセージをいただきました。
* * *
「文部省主導による「唱歌」とは別に、文学や音楽の芸術家による文芸運動が起こり、大正7年(1918年)7月1日に児童文芸誌「赤い鳥」が発刊されて、ちょうど100年になります。第1部では時代の流れをふまえ、数々のなつかしい童謡を聴いていただきます。ここ10年位は「歌のおじいさん」として童謡をよく歌われていらっしゃいます中村健先生が花をそえてくださいます。第2部では、私の歌曲的な童謡をご披露致します。金子みすゞ生誕115年にあたる今年に、金子みすゞ童謡全集より5編を選び作曲させていただき、初演致します。やさしい言葉の中に温かい心深さと広がりを感じられ、それを音で表現できたらと思い、作曲致しました。」
* * *
朝岡真木子 (あさおか まきこ:作曲・ピアノ) 略歴
東京藝術大学附属音楽高校を経て、東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。2011年「音のポケット」により、第41回日本童謡賞を受賞。洗足音楽大学講師を経て現在、一般社団法人 日本童謡協会 理事。公益社団法人 日本演奏連盟 会員。
〈主な作品〉
歌曲集:「花筏」(全音楽譜出版社)、「愛は光の中に」(音楽之友社)、「万葉の愛」「秋に寄せる四つの叙情」(音楽出版ハピーエコー)、「海六章」(音楽之友社)
合唱曲:「妖精模様」(全音楽譜出版社)、「サトウハチローの詩による五つの歌」(ドレミ楽譜出版社)、「まほろばの大和し美し」(全音楽譜出版社)、「花のなみだ」(全音楽譜出版社)
器楽曲:クラブサンのための4つの小品(日本作曲家協議会)、マンドリンオーケストラのための「リオの海風」「リオの祈り」「イグアスの虹」
オペラ:「葛の葉」「白鷺幻想」「三百年姫」「坦庵 熱き心の火」(国民文化祭参加作品)等
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days@Blue Rose 2018
第2日 日本の童謡誕生百年を記念して
~歌い継がれてきた童謡から現代・朝岡真木子の童謡まで~
日時:2018年6月30日(土) 14:00開演(13:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:全指定席 一般¥4,500(税込)
出演:木内弘子(ソプラノ)、黒川京子(ソプラノ)、前澤悦子(ソプラノ)、
和澤康代(ソプラノ)、清水邦子(ソプラノ)、吉田伸昭(テノール)、
馬場眞二(バリトン)、朝岡真木子(作曲・ピアノ)、
中村 健(スペシャルゲスト)
演奏予定曲:
《歌い継がれてきた童謡から》
かなりや、赤とんぼ、からたちの花、かわいい魚屋さん、
やぎさんゆうびん、アイスクリームの歌、トマト、
おはなしゆびさん、バスの歌、ひょっこりひょうたん島 …ほか
《朝岡真木子作曲の童謡から》
黒豆のなっとう、めをだしたのに、おにぎりの歌、だんごむし、
流れ星 …ほか
《朝岡真木子作曲》
金子みすゞの詩による組曲「うた」(仮題)<新作初演>
▼詳細は公演ページをご覧ください
・NIKIKAI Days @ Blue Rose 2018 - 二期会21
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
アルチーナの島を守る武将オロンテ。アルチーナの妹モルガーナの恋人です。しかし、モルガーナは島にやってきたリッチャルドという青年(実はルッジェーロを探すために男装したブラダマンテ)に心を奪われます。
魔女アルチーナと騎士ルッジェーロ、婚約者ブラダマンテの三角関係がこのオペラのメイン・ストーリーとすれば、モルガーナとオロンテのカップルはサブ・ストーリーとして展開し、物語や人物相関を豊かなものにしています。「ちょうどモーツァルト『魔笛』でいうところのパパゲーノとパパゲーナのような存在ですね」と、演出のエヴァ・ブッフマン。
本公演のオロンテ役には、2016年イタリア声楽コンコルソでテノール大賞を受賞し、『ダナエの愛』『トロヴァトーレ』『ノルマ』等ですでに多くの舞台を踏んできている前川健生(20日)と、イタリア・ミラノで学んだ後、二期会オペラ研修所を首席修了、今回がデビュー公演となる市川浩平(19日)の二人の気鋭のテノールが登場します!
* * *
――オロンテ役はどんな役ですか?
市川: 肩書きは武将で強そうですが、中身は女々しくて未練がましい・・・でも実際の男ってそういうものですよね(笑)腕力だけはありますがプライドが高くウジウジしていてデリケートなのが男です!
このオペラにおいてオロンテに求められているのは、理想の「漢」ではなく、現実に存在する「男」かな、と考えています。
市川浩平
――オロンテのアリアは3曲ありますが、あえて1曲あげるとすれば?
前川: 第2幕の“È un folle, un vile affetto(私の心を打ち負かすものは)”です。
オロンテは恋人のモルガーナに裏切られ、その腹いせに様々な嘘や卑怯な行動を取り、物語をかき乱すといった人物です。モルガーナからは貴方への気持ちはとうになくなったと言われ、彼女はオロンテの前を一度去ります。
このアリアは、モルガーナへの気持ちを払拭するかのように、「私の心を傲慢にも打ち負かすものは、彼女の美しさではなく、狂気と卑怯な執着なのだ!」と自分に言い聞かせるように歌う曲です。
―― どのような表現を心がけていますか?
前川: オロンテは非常にいびつで不器用で、何よりも繊細な心の持ち主です。
物語の中心ではありませんが、ストーリーをかき乱す重要な人物であります。しかし彼自身の行動が常に裏目裏目にでていき、彼も苦しむことになります。このアリアの前のシーンでモルガーナへの感情が爆発し、いわば躁状態ような状態で歌い上げる曲です。ですが、オロンテ自身徐々に心に限界を迎えそうになってもいます。一見キレてしまっているようで、どこかカワイソウな一面が見せられるようなバリエーションや音色を出していきたいと思います。
前川健生
――市川さんは?
市川: 3曲とも全く異なるタイプのアリアで、技術的にも感情表現的にも難しく、どれも「これはっ!」と思いますが、正直私はレチタティーヴォの方に思い入れがあります!
第2幕のアリア前にも、自身の名前を呼び、初めて自分の感情が溢れだすところ、彼女に言われたフラれ文句をそのまま言い返すところなどは、レチタティーヴォにもご注目ください!
めぐろパーシモンホールは広くてよく響くので、語りで進んでいく部分の歌詞をハッキリ聴かせるにはどうすればいいか、を考えております。声が小さすぎると遠くまで聞こえないし大き過ぎると今度は残響でやられちゃうのかなぁと。舞台稽古になったらうまいバランスをみつけたいです。
――二期会ニューウェーブ・オペラ劇場公演にご来場されるお客様にむけて。
前川: 『アルチーナ』はベルカントオペラの王道的な台本で、また魅力的な人物がたくさん登場してきます。一人一人の人物を各出演者が演出家のエヴァとディスカッションをしながら作り上げており、さらにそんな人物たちが化学反応を起こしながら物語が進んでいくさまをお楽しみいただければ幸いです。
市川: オペラはエンターテイメントですので、難しいことは抜きに純粋にライブでの音楽、テキスト、演技を楽しんでほしいです。
同時に、オペラには様々な時代背景、作曲家からのメッセージがあると思います。私がこのオペラを詳しく勉強する前、時代背景など気にせず純粋に先入観なしで感じたのは魔女狩りとニュートンでした。
終盤の合唱部分で「私は昔、石でした」というテキストからふと万有引力を連想し、魔女狩りの衰退時期とニュートンなどの科学者の出現に繋がりました。ラストのコーラスパートは、知性ある人達の考えが広まり、魔女狩りのような人間の闇が消えることで、全ての人が人間らしく生きられる、と言っているように感じました。
芸術作品も舞台も、発表してしまえば創り手にどんな考えがあっても、それをどう受け取るかはお客様に委ねられ、そこで感じたことは全て正解だと思います。今回の演出は、ヘンデルの『アルチーナ』という作品を通して皆様の自由な発想力を駆り立てる余地のある舞台になっていると思います。押し付けがましくなく寄り添ってくれる演出です。この舞台で皆様の感性を刺激するきっかけになれたら幸いです。
ベストを尽くします!!
* * *
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・二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』 - 東京二期会
指揮:鈴木秀美、演出:エヴァ・ブッフマン、管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)
2018年5月19日(土)17時、20日(日)14時 めぐろパーシモンホール大ホール
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会New Face登場回は5月21日(月)。髙品綾野と高橋広奈、二人のソプラノがフレッシュな歌声を披露します!
今回出演の二人からメッセージが届いておりますので、ご紹介いたします。
* * *
ソプラノ 髙品綾野
――声楽の道に進むと決めたときのことを教えて下さい。
私の母も声楽科出身でしたので、幼少期からクラシック音楽を聴くことやオペラを観に行くこともあり、口だけは私も音大へ行くなんて言っていたんです。ピアノは習っていましたが、いざ音大受験を考えた時にピアノ科では…となり、中学3年生頃から声楽も習いはじめ、そこで歌うことの楽しさを感じました。昔から人見知りが激しいところがあったので、人一倍緊張しますが、それを上回る歌う喜びを知れたことが本格的に声楽を始めるきっかけになりました。
――声種やレパートリーについて教えて下さい。
私はリリコ・ソプラノで『フィガロの結婚』伯爵夫人、『椿姫』ヴィオレッタをレパートリーとしています。今後さまざまな役に挑戦してみたいと思いますが、『ラ・ボエーム』ミミを演じたいと思っています。2017年東京二期会公演のオペレッタ『こうもり』ではロザリンデ役(アンダースタディ)を勉強する機会をいただき、ロザリンデも演じたい役の一つとなりました。
――今回のコンサートのテーマやポイントをお願いします。
“やさしいうた”というテーマなのですが、月曜の夜から癒されるそんな音楽をお届けしたいという気持ちからこのような題にしました。週明けの月曜日は一番疲れが出やすいそうです…そんな日にこそ、癒しの音色をお届けしたい!と思い日本の歌、耳なじみのあるクラシック等の名曲をご用意しております。
――共演者をご紹介下さい。
今回共演させていただく高橋広奈さんは表現力豊かな歌声で、私は研修所時代から引き込まれていましたので、今回ご一緒させていただける事になりとても嬉しいです。高橋さんは明るく優しい雰囲気をお持ちの方なので“やさしいうた”にぴったりで、二人で奏でる音楽を楽しみながら、癒しの音色を皆さまにお届けしたいと思います。
* * *
ソプラノ 高橋広奈
――自己紹介と、声楽の道に決めたきっかけはどんなものでしょうか?
岩手県出身のソプラノです。高校生になって「ピアノをずっと習ってきたし、将来は音楽の先生かなぁ」とぼんやり考えていた時に、その為にも声楽の試験があると知って歌を習い始めました。そしたら、自分でも驚く程に楽しくて!その後、人生で初めてオペラを見る機会に恵まれたのですが、そこで受けた衝撃は物凄かったです。直感的に、私は将来この舞台に立っているだろうと感じ、この世界に飛び込みました。
――自身の声種、レパートリー、目指している役や舞台、ステージは?
声種としては、ソプラノ・リリコ・レジェーロと判断しています。生涯で取り組みたい役は、グノー作曲『ロミオとジュリエット』のジュリエット役です。大学院時代、自分の修士演奏にこの役を選んだのですが、美しい音楽に何度も心を溶かされました。全幕演奏される機会は少ないですが、必ず歌いたい役です。
――今回のプログラムについて。
今回は、“あたたかくやさしい”ソプラノの響きを楽しんで頂こうと思い、髙品さんの歌う「風を見た人」の詩が収録されている詩集『やさしいうた』からタイトルを頂きました。私は、このような雰囲気をもった曲が大好きです。幼い頃に感じた、おかあさんのあたたかさ。結婚の喜びや祝福を包み込むやさしさ。など、幸せな曲を詰め込みました。
――共演者のご紹介をお願いします。
髙品さんは研修所マスタークラスの同級生です。音楽に真摯に向き合う姿と、ちょっぴり天然なギャップを持った優しい彼女のことがみんな大好きでした♪今回のテーマも、彼女の持つあたたかい音色にぴったりだと思います。今からご一緒するのが本当に楽しみです。
* * *
アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」は、ビュッフェスタイルのお料理&フリードリンクとともにお楽しみいただいております。
是非ご予約はお早めに!一同、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第194回【二期会New Face】やさしいうた ~癒しの調べをあなたに~
日時:2018年5月21日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:髙品綾野(ソプラノ)、高橋広奈(ソプラノ)、髙田恵子(ピアノ)
演奏予定曲:
木下牧子 「風をみたひと」
木下牧子 「おんがく」
ベッリーニ 歌劇『夢遊病の娘』より 「私にとって晴れやかな日」
モーツァルト 歌劇『フィガロの結婚』より 「そよ風に寄せるうた」
ほか
さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
これまでにも、嘉目真木子、山下牧子、望月哲也、大沼 徹など、日本のオペラ界の第一線で活躍する歌手のデビューの場となってきた二期会ニューウェーブ・オペラ劇場。
前回公演2015年『ジューリオ・チェーザレ』でタイトルロールを飾り、翌年東京二期会オペラ劇場『ナクソス島のアリアドネ』作曲家役を好演したメゾソプラノ杉山由紀は、今回も男性役のルッジェーロで主演(20日)します。同役には、まさにこの舞台がデビューとなる花房英里子(19日)。また新しいヒロイン(男性役だからヒーロー?)が誕生するでしょうか。
* * *
――花房さん、二期会デビューおめでとうございます。
花房: ありがとうございます!
花房英里子
――(二人に)ルッジェーロはブラダマンテという婚約者がいながら、魔女アルチーナの誘惑に囚われてしまった青年騎士ですが、演じてきてどのような役でしょうか。
花房: 彼は戦士なのですが、生まれてすぐに『戦いの中で死ぬ』という予言を受け、その運命から逃れるために、島にやってきて……アルチーナに出会うのです。
杉山: アルチーナに魔法をかけられ、アルチーナを愛し、官能的で堕落した日々を送っています。アルチーナが数々の男を好きになり、飽きると魔法を使って動物や岩に変えていく姿を見ているルッジェーロは、自分がアルチーナに一番愛されている、と自信を持っているのです。
しかし、そこにリッチャルド(実は恋人ブラダマンテが男装)が現れ、状況が一変します。彼に嫉妬心を強く感じ、自分も獣に変えられるのではないかと恐れ、苦悩していくことに。
花房: 彼は、戦士としての強さも持ち合わせていますが、同時に快楽への純粋な渇望も抱いていて、色んな意味で男らしい人間だと思います。魔法が解け、愛しいブラダマンテを思い出してからも、どこかでアルチーナを追い求めてしまう、人間らしさを備えています。
杉山由紀
――ルッジェーロのアリアでそれぞれのおすすめを教えてください。
杉山: 第2幕3景の“Mi lusinga il dolce affetto(優しい愛情が私の心を和ませる)”が一番好きです!
魔法によってアルチーナを愛していた時の想いと、本来の恋人ブラダマンテとの想いに悩み歌います。演出家のエヴァさんは、「アルチーナとブラダマンテ、二人の女性を天秤にかけていると思ってもいいのでは?」とおっしゃっていました!
――その曲の好きなところ、お客様に聴いてほしいところは?
杉山: 歌詞の内容は上記の通り、全国の女性を敵に回すような内容ですが、マイナスイオンが出ているんじゃないかと思うほど美しい音楽です。
余すことなく聴いていただきたいです。
――花房さんはいかがでしょうか
花房: 良い曲ばかりで、選ぶのが難しいのですが…私はその後の“Mio bel tesoro(僕の愛しい人よ)”をあげたいと思います。
――どのような内容の歌でしょうか。
花房: アルチーナの魔法が解け、愛するブラダマンテを思い出します。島から逃げるために、 魔法が解けたことを隠しながらアルチーナと再び対峙し、疑われないように愛を語るのです。「僕の愛しい人、僕は愛する人に対して忠実だ」そこに続けてこう呟きます「(だがそれはお前ではない。)」
――その曲の好きなところ、お客様に聴いてほしいところは?
花房: 曲自体は大変シンプルな言葉と音楽で綴られていますが、その影には愛や、疑いや、緊張といった、複雑な感情が渦巻いています。アリア冒頭、ルッジェーロの歌に応えて、オーケストラが同じテーマを奏でる、その優しいが故の切なさを感じていただけると幸いです。
魔法にかかっていたとは言え、深く情を通わせあった相手に偽りの愛を語る。けれどそれは、婚約者に対する愛の現れでもあります。これらの愛は果たして真実の愛なのか、それとも義務なのか?このオペラ全体のテーマに繋がる、人間の心情の複雑さを表現するのが、大変難しいです。
――『アルチーナ』を初めて鑑賞される方にむけて
杉山: 魔女・魔法といったキーワードが出てくるので、ファンタジーの世界が広がるのかと思いきや、様々な感情が渦巻く、非常に人間くさいオペラとなっております。
それぞれキャラクターの心境が複雑に要り組む作品ですが、自分が好きなキャラクターを見つけて、心の動きを一緒に追って行くのも面白いと思います!
そして、ちょっとドSな色気が漂う、渡邊・アルチーナ・仁美が見どころです!ルッジェーロ杉山との濃厚なシーンもございますので、お見逃しなく!(笑)
――本番への意気込みを。
花房: 人間とは、強く、そして弱い存在です。欲望、愛、情、義務、理性など、複雑な想いを抱えながらも、人と関わり合い、生きています。『アルチーナ』に登場する人物達は皆、何を思い、そしてどの様に変わっていくのか?そんな人間模様の移り変わりを楽しんでいただけるようにがんばります。
ご来場をお待ちしております!
杉山: ルッジェーロは、私がズボン役に憧れるきっかけとなった役で、この役を演じることを一番の目標にしてきました。あまり上演されることがないこのオペラで、しかも憧れていた役で出演させていただけることが本当に嬉しいです。
鈴木秀美マエストロとニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウの皆さんとキャストで創り上げるバロック音楽をお楽しみいただければ幸いです。
個性がぶつかり合う、とても刺激的なオペラとなると確信しております!ご期待ください!
* * *
▼『アルチーナ』公演情報ページはこちら
・二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』 - 東京二期会
指揮:鈴木秀美、演出:エヴァ・ブッフマン、管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)
2018年5月19日(土)17時、20日(日)14時 めぐろパーシモンホール大ホール
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』キャスト・インタビュー第2弾は、モルガーナ役の宮地江奈(19日)と今井実希(20日)の登場です。宮地、今井とも二期会デビュー・ロールとなるモルガーナ。魔女アルチーナの妹で、自らの欲望のままに生きる姉アルチーナに対してモルガーナはどのような「魔女」なのでしょうか。聴きどころは?
実際に演じるふたりに聞いてみました。
* * *
――モルガーナは、どのような役ですか?
宮地: アルチーナと姉妹の魔女モルガーナは、喜怒哀楽が激しく、感情の赴くままに生きる自由な女性です。
今井: この女性は何事にも縛られることなく、自分にただただ正直に、この物語を駆け抜けます。彼女の自由な生き様はこのオペラの嵐となり、周りを巻き込んでいきます。
宮地: 今回のオペラでは、取っ組み合いの喧嘩をしたり、意中の男性を押し倒したり、常に全力投球なところが魅力です。
宮地江奈
今井: 無邪気な少女のようでありながら、官能的な妖女。彼女の玉虫色に輝く魅力に私も取り込まれています。
――モルガーナ役のアリアから聴きどころを1曲ずつ紹介してください。
今井: 第1幕の最後の“Tornami a vagheggiar(また私を喜ばせに来て)”、非常に有名なアリアです。恋が叶った(と勘違いしてしまった)彼女の喜びが、キラキラのコロラトゥーラによって歌い上げられます。
――その曲の好きなところは?
今井: ずばり、その機械的ともいえる複雑なメロディラインです。繰り返しの装飾部は、歌い手それぞれの個性が発揮される部分ですので、そこにも是非耳を傾けていただきたいです。
演出としても、とても動きのある面白い場面です。演出と歌唱、どちらも印象的でなければ意味がないと思っています。なかなかに作り甲斐のある一曲です。
今井実希
宮地: モルガーナのアリアは全部で4曲ありますが、中でも3幕で歌う“Credete al mio dolore(私の後悔を信じて)”が印象深い一曲です。
――どのような内容の歌でしょうか。
宮地: 恋人のオロンテに向かって、「自分の犯した過ちを後悔している」と許しを請う歌です。
――「ここを聴いてほしい」と思うところは?
宮地: バロック・チェロと歌のみによって作り出される静かで、物憂げな世界観が初めて聴いたときから大好きです。皆様にも是非その独特な世界観を感じて頂けたら嬉しいです。
――オペラ『アルチーナ』の魅力は?
宮地: 非常に高度な技術を要する演奏に、果敢に挑む出演者全員が見どころであり聴きどころです。感情と技術の狭間で、超絶技巧的なパッセージを懸命に歌う歌い手の姿が、とてもかっこよく見えます。
今回は演出のエヴァさんの求める、それぞれの心から湧き出る感情に基づいたリアリティのある表現と相まって、さらに見応えがあると思います。一体どんな表情で歌っているのか、どんな身体の動きなのか、大変そうなのか、それとも簡単そうなのか、色々な視点で、観察するようにまじまじと見て頂きたいです!
今井: この作品は、その殆どがアリアで構成されています。ここまでの数のアリアを一本のオペラの中で聴いていただける機会は少ないのではないでしょうか。アリアはその役の真意が歌われます。アリアの中に登場人物それぞれの人物像を見出していただけたら嬉しいです。
――では、最後に、本番への意気込みを。
今井: 二期会での初舞台、これはオペラ歌手を目指し始めた頃からの大きな夢でした。持てる全てのエネルギーを、モルガーナに落とし込みます。是非、お楽しみください!!!
宮地: エヴァさんの演出のもと、日々モルガーナの思いを深く深く探りながら、稽古に取り組んでいます。ときには汗だくになるほど激しくリアルな表現を求められ、毎日筋肉痛ですが、自分の中の表現の幅が少しずつ広がっていることを感じ、新しいことを吸収していく喜びを感じています。
このオペラの面白さを伝えられるよう、自分自身も楽しんで、最後まで全力で走りきります!
* * *
▼『アルチーナ』公演情報ページはこちら
・二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』 - 東京二期会
指揮:鈴木秀美、演出:エヴァ・ブッフマン、管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)
2018年5月19日(土)17時、20日(日)14時 めぐろパーシモンホール大ホール
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
いよいよ公演まで約2週間となった『アルチーナ』。
名作オペラとして、ヨーロッパでは上演頻度が高い演目ながら、日本ではこれまで中々にご覧いただけなかった完全舞台(フル・ステージ)形式での上演を、彼女がいかに描き出すのか。ビデオ・メッセージにてどうぞご覧ください!
エヴァ・ブッフマン Eva Buchmann
▼メッセージ動画はこちら
VIDEO
「これは島に棲む魔女アルチーナについてのオペラです。彼女はひとたび夢中になった男性を、飽きては魔法の力で野生動物に変えてしまいます。『アルチーナ』はおとぎ話で、「魔法オペラ」ですが、同時に心理劇でもあり、今回の演出ではそれも示したいと思っています。
今まさに歌手たちと稽古の最中ですが、彼らはとても積極的で、集中して取り組んでいますので、稽古は本当に充実しています。」
いよいよ良いお席の残りが少なくなってまいりました。どうかご予約はお早目に!
▼『アルチーナ』公演情報ページはこちら
・二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』 - 東京二期会
指揮:鈴木秀美、演出:エヴァ・ブッフマン、管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)
2018年5月19日(土)17時、20日(日)14時 めぐろパーシモンホール大ホール
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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Nikikai Days 2018 オープニングの6月29日(金)「テノールの競演 '84」。城 宏憲、又吉秀樹、山本耕平という、今、注目されるテノール3人による公演紹介の2回目。今回は城 宏憲からのメッセージ、そして3人が東京二期会オペラ劇場で主演したときの写真をご覧ください。
* * *
「東京藝術大学というところは本当に不思議なところで、何年かに一度、もの凄く才能豊かな学年が現れるんです。そんな粒ぞろいの平成16年度入学生を、先頭を切って牽引していたのが山本くん、一番目立っていたのが又吉くんでした。僕は1つ上の学年でしたが、学年の垣根を取りはらって何回も彼らの企画に混ぜてもらいました。それは、一緒に演奏するのが本当に楽しかったから。僕たちは学生の時から、互いに刺激を求め合う仲だったんです。それぞれに二期会という新たな学び舎でオペラデビューを終え、これからの将来を互いに見据えている今、果たしてどんな興奮する舞台が作り上げられるか、本当に楽しみにしています。学生時代に思い描いた僕たち『三人のテノール』のコンサート。決して忘れる事のない『新たな青春の1ページ=僕らの夢』を、二期会とサントリーホールと共にお送りします!どうぞご期待ください!」 城 宏憲
* * *
東京二期会オペラ劇場2017年2月公演 G.プッチーニ『トスカ』
カヴァラドッシ役の城 宏憲(左)
東京二期会オペラ劇場2017年11月公演 J.シュトラウスII世『こうもり』
アイゼンシュタイン役の又吉秀樹(手前左)
東京二期会オペラ劇場2015年2月公演 G.ヴェルディ『リゴレット』
マントヴァ公爵役の山本耕平(手前中央)
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days@Blue Rose 2018
第1日 テノールの競演'84
日時:2018年6月29日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:全指定席 一般¥4,500(税込)
出演:城 宏憲(テノール)、又吉秀樹(テノール)、山本耕平(テノール)
村上尊志(ピアノ)、福井 敬(司会)
演奏予定曲:(プログラムも近日発表いたします!)
【城】
ヴェルディ:オペラ『ルイザ・ミラー』より 「穏やかな夜には」
マイヤベーヤ:オペラ『ユグノー教徒』より 「白甜よりなお白く」
ドニゼッティ:オペラ『ポリウート』より 「私が吸うこの空気は毒だ! 汚された我が名誉よ」 ほか
【又吉】
ヴェルディ:オペラ『シモン・ボッカネグラ』より 「何てこと!慈悲深い天よ」
ヴェルディ:オペラ『海賊』より 「初恋の頃はすべて微笑んでいるようだった」
シューベルト:「魔王」 ほか
【山本】
ロッシーニ:オペラ『チェネレントラ』より 「そうだ、もう一度彼女を見つけ出すことを誓う」
ドニゼッティ:オペラ『アルヴァ公爵』より「清らかで美しい天使」
モーツァルト:オペラ『後宮からの逃走』より「愛こそが私のたより」 ほか
▼詳細は公演ページをご覧ください
・NIKIKAI Days @ Blue Rose 2018 - 二期会21
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』もいよいよ開幕間近!
ここからは出演者と聴きどころをご紹介するキャスト・インタビュー・シリーズをお楽しみください。
まずは、タイトルロールのアルチーナ役を務めるソプラノ梶田真未(19日)と渡邊仁美(20日)から!
オペラの舞台となる魔法の島に棲む魔女アルチーナ。高潔さと高慢さ、強さと弱さ、魔術的な妖艶さと人間的な素直な感情を併せ持つこの役をどのように表現しようとしているのでしょうか。梶田も渡邊も、この舞台が二期会オペラ・デビューとなります。
* * *
――『アルチーナ』タイトルロールご出演決定おめでとうございます。
アルチーナはどんな役ですか?
渡邊: ありがとうございます。
梶田: アルチーナは全ての元凶であり、この話の軸であると思います。女王としてこの物語の舞台となる島を統べており、男を唆し、飽きたら石や獣に変えてしまう、恐ろしい女性です。いつも自身に満ち溢れ、愛を自由自在に操り、自分の思う通りに物事を動かしています。
梶田真未
渡邊: そんな悪役ですが、生身の女性と同じように、もしかしたらそれ以上に人間的かつ非力で感情豊かな存在です。愛の悦びを語ったり、愛しい人を想って涙したり、思いのままに怒ったり、子どものように号泣したり…私の中の"女"のすべてを出し切って、またさらに新しい自分を発見しながら演じたいと思います。
――アルチーナの聴きどころのアリアを1曲挙げるとすれば?
渡邊: 歌わせていただくアリア全てに思い入れがあり、1つだけに絞ってご紹介するというのは本当に難しいのですが…もっとも大きな存在だと感じる曲はやはり、第2幕の”Ah, mio cor(ああ、私の心よ)”でしょうか。作中6曲あるアルチーナのアリアのうち3曲目にあたるのですが、歌詞も音楽も愛憎が入りまじり、アルチーナが崩壊に向かっていくことを予感させるような、ドラマチックな曲です。
渡邊仁美
梶田: 私も同じ曲を挙げました。恋人に裏切られたとわかり、悲しみに打ちひしがれる曲です。この国の女王として、そしてアルチーナ自身のプライドを保とうとする心と、女として裏切られた悲しみ、苦しみがせめぎ合い、初めて大きく彼女の心が揺れ、共感できるような心情が見えてきます。その繊細な、けれど重大な変化の部分を聴いていただきたいです。
――その曲の難しいところはありますか?
梶田: 精神的にも音楽的にもとても緊張感の溢れる場面で、物語の折り返し地点であるようにも思います。アルチーナに初めて降りかかる脅威への驚きと、裏切られた悲しみと静かな怒りが入り混じった複雑な感情をどのように表現するか、難しく悩んでいます。私はこの曲をどのような表現方法で音楽を紡ぐか、まだ答えは出ていません。
渡邊: アルチーナのアリアは、どの曲も感情が細やかに描かれていて、よろこび、悲しみ、怒り、恐れ…どれをとっても全てがキラキラ輝いています。300年も前に作曲された音楽がこれほどまで心に訴えかけてくるということに、私自身日々新鮮な驚きと魅力を感じながら歌っています。
――では『アルチーナ』全篇で、聴きどころは?
梶田・渡邊: 全部です!
――本番への意気込みを
梶田: 勉強を初めてアルチーナに近づいてみると、とても個性的で目が離せないキャラクターばかりで、ストーリーもめまぐるしく動き、どんどん魅力に引き込まれていきました。そんなアルチーナの世界をより魅力的にお伝えできるよう頑張ります!
渡邊: 3年前の二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『ジューリオ・チェーザレ』を観て、自分もいつかバロックオペラに挑戦したいと強く願っていました。それがこんなに早く叶い、またそのとき主演されていた憧れの杉山由紀さん(『ジューリオ・チェーザレ』題名役にて出演)と今回共演させていただけることにも、大きな喜びを感じています。
稽古場で涙が出そうになるほど感情の動くこの音楽を、一人でも多くのお客様にお伝えしたいです。
是非劇場にお越しください。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
* * *
▼『アルチーナ』公演情報ページはこちら
・二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』 - 東京二期会
指揮:鈴木秀美、演出:エヴァ・ブッフマン、管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)
2018年5月19日(土)17時、20日(日)14時 めぐろパーシモンホール大ホール
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
テノール高田正人による、オペラ歌手ならではの視点で語る解説が大好評のNHK「ラジオ深夜便」“ミッドナイトオペラ”。ご好評に応え、今年度もオペラの世界へ誘う楽しいお話をお届け致します。
今回の生放送ではピアニストの河原忠之さんをゲストにお迎えし、前半は「遺産相続大騒動」と題して、今夏東京二期会でも上演するオペラ『ジャンニ・スキッキ』を取り上げます。プッチーニの描いたドタバタ喜劇の面白さを、高田の留学時代の話なども交えながら、名曲とともにお聴きください。
日付けが変わって後半は「忘れられないオペラから」をテーマに、それぞれの忘れられないオペラのアリアなどをお届けします。また河原さんのピアニストとしてのお話や、コレペティトールという仕事についてのお話なども、たっぷりと語ってくださいます。
実際に河原さんが演奏されている曲も聴けるかも・・・!
春の深夜のひととき、ぜひお楽しみください♪
高田正人
◆◆◆ 放送予定 ◆◆◆
NHK「ラジオ深夜便」
【ミッドナイトオペラ】
放送日時:2018年4月30日(月・振)深夜~5月1日(火)未明
放送局:R1 NHKラジオ第1
放送内容:
●前半〔4月30日 午後11時台(11:10~)〕
《遺産相続大騒動》
・プッチーニ オペラ『ジャンニ・スキッキ』より
“私のお父さん”
“フィレンツェは花咲く木のようだ”
“公証人の所へ急いで行け” ほか
●後半〔5月1日 午前0時台(ニュース、スポーツ等に続き)〕
《忘れられないオペラから》
・プッチーニ オペラ『トスカ』より “星は光りぬ”
・ヴェルディ オペラ『椿姫』より “ああ、そはかの人か~花から花へ” ほか
出演:高田正人、河原忠之、遠藤ふき子(アンカー)
▼詳しい番組情報はNHKのウェブサイトをご覧ください。
・ラジオ深夜便 - NHK
(番組予定表「4月30日」の文字をクリックしていただくと当夜の情報が表示されます。)
▼番組内容に関する公演情報
・2018年9月公演 プッチーニ〈三部作〉『外套』/『修道女アンジェリカ』/『ジャンニ・スキッキ』 - 東京二期会オペラ劇場
2018年9月6日(木)18:30/7日(金)14:00/8日(土)14:00/9日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
※高田は6日と8日の『外套』に出演。《チケット発売中!》
2015年『ジューリオ・チェーザレ』での瑞々しい演奏も記憶に新しい、指揮の鈴木秀美。
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 ヘンデル『アルチーナ』公演まで約1か月となり、連日の稽古が続くなか、皆様へメッセージが届きました!
鈴木秀美
▼メッセージ動画はこちら
VIDEO
「アルチーナはオペラの中では魔女とされていますが、作中では魔法は一度も使われません。女性が男性をどんどん捕まえて、飽きてしまうと石や木などに変えてしまう。(アルチーナは)怖い魔女ということになっていますが、現実の世界でもこのようなことはたくさん起きているのではないでしょうか(笑)。
また、アルチーナが本当の愛に目覚めて、ルッジェーロに恋をしてしまった時には、魔力が一切失われてしまうところも涙を誘いますし、色々と現実の生活に反映されるようなところがあります。
作曲家のヘンデルが生きており、『アルチーナ』が演奏されていた時代のロンドンの聴衆も、また現代の聴衆も同じように感情移入をすることができる。それが、何百年経ってもヘンデルのオペラを魅力的にしている理由の一つだと思います。」
この機会に是非、バロック・オペラをご体感ください!良いお席のご予約はどうぞお早目に。
▼『アルチーナ』公演情報ページはこちら
・二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』 - 東京二期会
指揮:鈴木秀美、演出:エヴァ・ブッフマン、管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)
2018年5月19日(土)17時、20日(日)14時 めぐろパーシモンホール大ホール
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
サントリーホールの改修工事によるお休みを経て2年ぶりの開催となる、二期会のアーティストによる3日間の連続演奏会「NIKIKAI Days@Blue Rose 2018」。6月29日(金)~7月1日(日)、サントリーホール ブルーローズで開催致します。
今年のオープニングとなる、6月29日(金)19:00開演は「テノールの競演 '84」。
出演は、同い年生まれで、ともに東京藝術大学声楽科で学んだ、城 宏憲、又吉秀樹、山本耕平。3人は藝大卒業後も国内、イタリア、オーストリアとそれぞれに研鑽を積み、近く遠くで、お互い意識しつつ、高めあってきた存在。「いつか3人でコンサートができたらいいね!」と言っていた企画がついに実現します。
本日、又吉秀樹よりコンサートに向けてのメッセージが届きましたのでご紹介いたします!
* * *
「初めて山本耕平に会ったのは東京藝大の学部の受験の時。整った顔で赤系のシャツにビシッとスーツを着て、なんていけすかないやつめ!と思ったのが第一印象で、今でもそれは変わりません。城 宏憲は生まれ年は同じですが一つ上の学年で、ぼくらが入学した時にはすでにスターのような存在でした。学部二年生の時、初めてオペラを一本歌った際に共演し、当時バリトンだったぼくに、最初にテノールだと断言したのは彼でした。2人とも良きライバルで、家族のような存在です。
大学院時代に3人でコンサートをしたとき、いつか自主企画ではなく、この3人でコンサートが依頼されるようになろうと話したのをよく覚えています。そして今回がその第一回。過去に戻って自分にアドバイスができるなら言いたい。その時は思っているより早く来る。急げ、自分のペースとか悠長なことを言ってないで、とにかく急げ!!!」
* * *
3人は既に東京二期会オペラ公演で主演するなど、オペラに、コンサートに、大きな活躍を魅せています。
次代を担う彼ら、「テノールの競演」をぜひお聴きください。
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days@Blue Rose 2018
第1日 テノールの競演'84
日時:2018年6月29日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:全指定席 一般¥4,500(税込)
出演:城 宏憲(テノール)、又吉秀樹(テノール)、山本耕平(テノール)
村上尊志(ピアノ)、福井 敬(司会)
演奏予定曲:(演奏順未定)
【城】
ヴェルディ:オペラ『ルイザ・ミラー』より 「穏やかな夜には」
マイヤベーヤ:オペラ『ユグノー教徒』より 「白貂よりなお白く」
ドニゼッティ:オペラ『ポリウート』より 「私が吸うこの空気は毒だ! 汚された我が名誉よ」 ほか
【又吉】
ヴェルディ:オペラ『シモン・ボッカネグラ』より 「何てこと!慈悲深い天よ」
ヴェルディ:オペラ『海賊』より 「初恋の頃はすべて微笑んでいるようだった」
シューベルト:「魔王」 ほか
【山本】
ロッシーニ:オペラ『チェネレントラ』より 「そうだ、もう一度彼女を見つけ出すことを誓う」
ドニゼッティ:オペラ『アルヴァ公爵』より「清らかで美しい天使」
モーツァルト:オペラ『後宮からの逃走』より「愛こそが私のたより」 ほか
▼詳細は公演ページをご覧ください
・NIKIKAI Days @ Blue Rose 2018 - 二期会21
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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ペーター・コンヴィチュニーの演出によるウェーバー『魔弾の射手』は、1999年ハンブルク州立歌劇場でプレミエ上演されました。国内外の評論家やオペラ・ファンの中では「これこそがコンヴィチュニーの最高傑作」との呼び声が高い舞台です。そして、この舞台がついに本年7月18日(水)、東京にやってきます!
今回、この7月の本公演を前にプレ・イベントとして、6月27日(水)、ドイツ文化センター・ホールにてペーター・コンヴィチュニーによるプレ・トークを開催いたします!
今回のプレ・トークはドイツ文化センターとの共催で、ドイツ演劇の今を伝える《アーティスト・トーク 演劇についての新たな考察》シリーズの一環で開催されます(先日もベルリン・コーミッシェ・オーパーのドラマトゥルク、ウルリヒ・レンツ氏が登場しました)。
ペーター・コンヴィチュニー
1821年のベルリンで『魔弾の射手』が初演されると「ドイツ・オペラの革命」と評され、またたく間に欧州各地で上演が重ねられ、リヒャルト・ワーグナー少年の心をも揺さぶりました。20世紀末のハンブルクで、コンヴィチュニーは当時の革命的な感動を呼び覚ましました。そして、今回も1ヶ月にわたり東京二期会のキャストとともに稽古とディスカッションを重ね、“東京プレミエ”の幕を開けます。常に新鮮な衝撃と感動を生み出そうとするコンヴィチュニー氏にとって、オペラの現在とは?
どうぞ奮ってご参加ください。
▼参考記事
・今こそ観るべき!コンヴィチュニーの最高傑作『魔弾の射手』(文・鈴木淳史)|オペラを楽しむ - 東京二期会
■■■ イベント情報 ■■■
《アーティスト・トーク 演劇についての新たな考察》
〈二期会プレ・ソワレ〉ペーター・コンヴィチュニーを迎えて ― 『魔弾の射手』プレ・トーク
日時:2018年6月27日(水) 18:30開場/19:00開始
会場:東京ドイツ文化センター・ホール 【アクセス 】
(青山一丁目駅(地下鉄 銀座線・半蔵門線・都営大江戸線)出口4より徒歩7分)
料金:入場無料(※要事前予約 ※お一人様2名までのお申し込みとさせていただきます)
出演:ペーター・コンヴィチュニー(演出家/東京二期会2018年7月『魔弾の射手』演出)
主催:公益財団法人東京二期会
共催:東京ドイツ文化センター
●ご予約・お問合せ:《受付中!》
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
(月~金10:00~18:00、土10:00~15:00、日祝休)
FAX 03-3796-4710 または メール でも24時間受付いたします
▼『魔弾の射手』公演詳細はこちら 《チケット絶賛発売中!》
・2018年7月公演 C.M.v.ウェーバー『魔弾の射手』 - 東京二期会オペラ劇場
2018年7月18日(水)18:30/19日(木)14:00/21日(土)14:00/22日(日)14:00
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
昨年4月にオープンした浦安音楽ホールは、生音の響きを重視し、国内外の一流演奏家による公演やアンサンブルシリーズなどクラシックを中心とした音楽を楽しむことができる、本格的なコンサートホールです。
2年目を迎えた本年のトップバッターに選ばれたのは、ソプラノの幸田浩子。
先日の宮本亜門演出『魔笛』のパミーナでも感動的な歌唱を聴かせた幸田が今回お贈りするのは、ロッシーニ・イヤーにちなんだロッシーニの名曲をはじめとする魅力的なプログラム。
休日のひとときを、是非心地よい音楽とともにお過ごしください!
幸田浩子
■■■ 公演情報 ■■■
浦安音楽ホール主催公演
幸田浩子(ソプラノ)
新シーズンのオープニングを飾る美しき歌姫(ディーヴァ)の歌声
日時:2018年4月30日(月・振)14:00開演
会場:浦安音楽ホール コンサートホール
(JR京葉線・武蔵野線「新浦安駅」南口徒歩1分)
料金:全席指定 4,000円
出演:幸田浩子(ソプラノ)、藤満 健(ピアノ)
予定曲目:
トスティ「四月」
ロッシーニ「フィレンツェの花売り娘」
ロッシーニ オペラ『セビリアの理髪師』より“今の歌声は”
プッチーニ オペラ『つばめ』より“ドレッタの夢” ほか
▼公演詳細ページ・チケット予約はこちらから
・幸田浩子(ソプラノ)|公演・イベント案内 - 浦安音楽ホール
2018年5月の公演に向け、ついに立ち稽古が開始した、二期会ニューウェーブ・オペラ劇場ヘンデル『アルチーナ』。立ち稽古初回には、キャストらが演出のエヴァ・ブッフマンから舞台の説明を受け、いよいよその舞台づくりがスタートしました!
エヴァ・ブッフマンの説明を受けるキャストたち、演出家の隣には指揮の鈴木秀美の姿も
皆様にはぜひ5月の本公演を楽しみにして頂きたいと思いますが、ヘンデル『アルチーナ』をご鑑賞前に詳しくお知りいただくため、4月21日(土)に開催するプレ・イベントにて、『アルチーナ』の作品や、今回の舞台について、演出のエヴァ・ブッフマンが見どころや、演出コンセプトを自ら皆様に語ります。
本日はプレ・イベントに先駆けて、そのエヴァ・ブッフマンの演出コンセプトを少しだけ、皆様にご紹介します!
* * *
「今回の公演『アルチーナ』では、この作品がもつ魔法的な部分や、幻想的な部分を失わずに、心理的なドラマとしてお届けしたいです。おとぎ話としては説明できない、潜在意識の中で魔法が働き、重大なドラマの部分が導かれていきます。また、ヘンデルはこのオペラにおいて感情の美しさやはかなさを描いていると思います。彼の音楽は驚くほど心を動かす力があり、各キャラクターの一番内面にある思いを鮮やかに描いています。」
演出 エヴァ・ブッフマン
2001年にセミ・ステージ形式上演『こうもり』をアムステルダム・コンセルトヘボウで手がけ演出家デビュー。生地スイスにてチェロを、その後オランダにて音楽療法、心理学を学ぶ。深い音楽知識と、巧みな舞台センスで登場人物の機微を表現することとで、歌手から、幾層にも渡る演唱と確実な演技を引き出すことに成功。文化遺産としてのオペラを、活気ある音楽劇とすることに定評があり、指揮者との協働で、音楽とドラマが融合された一貫性のある舞台を創り出している。
* * *
さらに詳しいお話しはぜひプレ・イベントにてお聞きください。日本ではこれまで舞台上演が限られてきた作品ですが、ヨーロッパでは度々新演出が上演される、魅力的な演目。また、プレ・イベントではブラダマンテ役の和田朝妃、オロンテ役の市川浩平、通奏低音奏者の上尾直毅(チェンバロ)の演奏もお楽しみ頂けます。
どうぞ皆様お誘いあわせの上、お越しください!
メゾソプラノ 和田朝妃
テノール 市川浩平
チェンバロ 上尾直毅
■■■ イベント情報 ■■■
《二期会プレ・マチネ》バロック・オペラは魔法の世界!
~ヘンデル『アルチーナ』公演 プレ・トーク&コンサート~
日時:2018年4月21日(土) 14:30開場/15:00開演
会場:めぐろパーシモンホール小ホール
東急東横線「都立大学駅」より徒歩7分 【アクセス 】
出演:
[講師]エヴァ・ブッフマン(演出家:二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』演出)
[演奏]和田朝妃(メゾソプラノ:同 ブラダマンテ役出演)
市川浩平(テノール:同 オロンテ役出演)
上尾直毅(チェンバロ:同 通奏低音)
料金:500円(全席自由、要事前予約、残席がある場合のみ当日券販売)
・チケット発売中!
●イベントのお問合せ・ご予約は
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
(月~金10:00~18:00、土10:00~15:00、日祝休)
ネット予約 、FAX 03-3796-4710、または メール でもお申込みいただけます
▼『アルチーナ』の本公演情報ページはこちら
・二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』 - 東京二期会
指揮:鈴木秀美、演出:エヴァ・ブッフマン、管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)
2018年5月19日(土)17時、20日(日)14時 めぐろパーシモンホール大ホール
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
『フィガロの結婚』『コジ・ファントゥッテ』『ドン・ジョヴァンニ』『魔笛』と並び、モーツァルトの五大オペラの1つとされる『後宮からの逃走』。2018年は〈NISSAY OPERA2018〉日生劇場開場55周年記念モーツァルトシリーズとして、東京二期会が11月に上演いたします。
そこで、マルチな活躍を続ける作曲家・青島広志の分かりやすくて詳しいお話しと、本公演キャスト等、二期会の実力派歌手による演奏をたっぷりと交え、毎回ご好評いただいている「二期会オペラ講座:ブルーアイランド音楽辞典『大作曲家による究極のオペラ縦断』シリーズ」では秋の公演を前に、このオペラ『後宮からの逃走』を中心に取り上げ、その魅力に迫ります。
『後宮からの逃走』は名作オペラとして皆さんもよくご存じかと思いますが、実は18世紀のヨーロッパにおける“東洋趣味”から大きく影響を受けた作品でもあります。東西の文化の交流から生まれる異国への憧れや刺激が、若きモーツァルト(初演時は26歳!)にどのように影響を与えたのか。青島広志が楽しく鋭く迫ります。
今回の共演は、共に11月『後宮からの逃走』本公演キャストから、活躍が目覚ましいソプラノ冨平安希子とテノール山本耕平。当演目のアリアもたっぷりとお楽しみいただく予定です。
真夏の蒸し暑い夜は涼しいホールでオペラ講座。
皆様お誘いあわせの上お越しください!
お話しとピアノ 青島広志
ソプラノ 冨平安希子
テノール 山本耕平
■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ講座(通算第41回)
ブルーアイランド音楽辞典『大作曲家による究極のオペラ縦断』シリーズ(22)
“後宮からの逃走 ~ オペラの東洋趣味”
日時:2018年7月31日(火) 19:00開演(18:30開場)
会場:日暮里サニーホール
(「日暮里駅」東口駅前より徒歩2分 ホテルラングウッド4F)
料金:(全自由席)
一般¥3,000(二期会オペラ愛好会価格あり!チケット申し込み時に同時入会頂けます)
学生¥1,000
発売日:4月14日(土)10:00~
出演:青島広志(ピアノとお話し)、冨平安希子(ソプラノ)、山本耕平(テノール)
▼オペラ講座の情報ページはこちら
・二期会オペラ講座 第41回|コンサートラインアップ - 東京二期会
▼お問合せ・ご予約は
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」でもお求めいただけます。是非ご利用ください!!
4月21日(土)と22日(日)の2日間にわたり、ロームシアター京都で「ローム ミュージック フェスティバル2018」が開催されます。
初日の21日は“「にっぽん」と「ジャポニズム」~我が故郷の調べ”と題し、広上淳一指揮・京都市交響楽団のもと、木下美穂子(蝶々夫人)、宮里直樹(ピンカートン)が『蝶々夫人』のハイライトをお贈りいたします。
そして翌22日には二期会の清水華澄、富岡明子をはじめ、今をときめく3人のメゾソプラノが登場! “「愛憎交々」”と題しメゾソプラノの多様なキャラクターをお楽しみ頂きます。国内外のコンサートやオペラで活躍する3人の競演をお聴き逃しなく!
■■■ 公演情報 ■■■
ローム ミュージック フェスティバル2018
開催日:2018年4月21日(土)・22日(日)
会場:ロームシアター京都
(京都市左京区岡崎最勝寺町13)
◆ オーケストラコンサートI
「にっぽん」と「ジャポニズム」~我が故郷の調べ
4月21日(土) 19:00開演・メインホール
木下美穂子
宮里直樹
出演:
朝岡 聡(ナビゲーター)
下野竜也(指揮)
木下美穂子(ソプラノ/蝶々夫人)
坂本 朱(アルト/スズキ)
宮里直樹(テノール/ピンカートン)
大山大輔(バリトン/シャープレス)
京都市交響楽団(管弦楽)
予定曲目:
外山雄三「管弦楽のためのラプソディ」
武満 徹「3つの映画音楽」
酒井健治「日本民謡によるパラフレーズ~オーケストラのための~」
G.プッチーニ 歌劇『蝶々夫人』(スペシャル・ハイライト版)
◆リレーコンサートC
「愛憎交々」~メゾ・ソプラノの世界
4月22日(日) 13:00開演・サウスホール
清水華澄
富岡明子
出演:
清水華澄(メゾソプラノ)、越知晴子(ピアノ)
富岡明子(メゾソプラノ)、東 由輝子(ピアノ)
林 美智子(メゾソプラノ)、河原忠之(ピアノ)
予定曲目:
G.ロッシーニ 歌劇『セビリャの理髪師』より “今の歌声は” (富岡、東)
H.ベルリオーズ 歌劇『ファウストの劫罰』より “燃える恋の想いに” (清水、越知)
G.ビゼー 歌劇『カルメン』より ハバネラ (林、河原)
山田耕筰(三木露風 作詞) 「赤とんぼ」(富岡、東)
木下牧子(やなせたかし 作詞) 「さびしいカシの木」 (清水、越知)
武満 徹(谷川俊太郎 作詞) 「死んだ男の残したものは」 (林、河原)
ほか
▼各公演の詳細・お問合せ・ご予約は「ローム ミュージック フェスティバル2018」のウェブサイトをご覧ください
・オーケストラコンサートI 「にっぽん」と「ジャポニズム」~我が故郷の調べ - 4月21日公演内容
・リレーコンサートC 「愛憎交々」~メゾ・ソプラノの世界 - 4月22日公演内容
期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
4月は2回目となる二期会New Faceが登場する23日(月)の夜は、田浦彩夏と松原えりか、二人のソプラノがフレッシュな歌声を披露します!
今回もコンサートに向けて、出演の二人からメッセージが届いておりますので、ご紹介いたします。
* * *
ソプラノ 田浦彩夏
――声楽の道を志すきっかけは?
福岡県出身、ソプラノの田浦彩夏と申します。
幼い頃からピアノを習い、音楽が身近にある環境で育ちました。中学高校時代は合唱部に所属し、高校生の頃はミュージカルも経験しました。スポットライトを浴びる幸せを感じ、その頃から歌の世界に魅力を感じ、高校二年の時に声楽を習い始めました。
――自身の声種、レパートリーを教えて下さい。また、挑戦したい役は?
リリコ・レッジェーロ ソプラノです。
大学院時代はオペラ『サンドリヨン』のタイトルロール、『コジ・ファン・トゥッテ』のフィオルディリージ、『魔笛』パミーナを演じました。
二期会オペラ研修所では『マノン』と『こうもり』のアデーレ、『椿姫』のヴィオレッタを勉強させて頂きました。
『椿姫』のヴィオレッタは目標としている役の1つです。
他にも挑戦したい役は沢山あります。そのためにも体力作りや技術の向上、様々な事を日々研究しています。
――今回のコンサートのテーマやポイントは?
今回のコンサートテーマは「ときめくヒロインたちの調べ」春の歌、恋する気持ちをテーマに選曲しました。
春や恋する気持ちを表す曲を集めていると、どうしてもワルツの曲が多くなってしまい、プログラム作りは少し苦戦しました…(笑)
しかし、とてもチャーミングで楽しいプログラムになったと思います。ぜひお楽しみ下さい。
――共演者をご紹介下さい。
共演者の松原えりかさんは研修所の同期で、1年間共に切磋琢磨してきた仲間です。話し声はとても可愛いいですが、歌はパワフル!見た目も性格も違う私たちですが、2人で奏でる音楽がどのような音色になるのか、私自身とても楽しみにしています。
* * *
ソプラノ 松原えりか
――自己紹介と、声楽の道に決めたきっかけはどんなものでしょうか?
幼少の頃からピアノとソルフェージュを習っていましたが、その音楽教室の先生に声がきれいだから声楽を習ってみないと勧められたのが始まりです。
他の楽器と違い、自身で声を出すこと、言葉があること、演じることなど、声楽にしか出来ないことが沢山あり、その魅力にはまっております。
――自身の声種、レパートリー、目指している役は?
声種はリリックレッジェーロです。
ドニゼッティの『ルチア』やヴェルディの『リゴレット』ジルダ、『椿姫』ヴィオレッタなどを将来通して歌うことができたらと思っています。
――今回のプログラムについて教えて下さい。
4月ということで、やはり春に関係するものを多くとりいれたいと考えました。また、春の曲はもれなく“恋”も関わってくるため、安直ながら分かりやすい『春よ恋』というテーマにいたしました。
共演する田浦さんはフランス語と英語の曲が好きらしく、また私も最近はドイツ語、フランス語の曲を勉強することが比較的多いため、プログラムはイタリアものは入れず、日本語・フランス語・ドイツ語・英語の4ヵ国語で選曲いたしました。
――共演者をご紹介下さい。
田浦さんとは研修所マスタークラスの一年間、一緒に勉強してまいりました。あの細い身体から出ているとは思えないほどの、情感溢れる声と表現力、そして(私はまだ持ってない?)色気を持ち合わせています。私の方が年上ですが、どこかお姉さんのような雰囲気があり、気さくで話しやすい方です。
今回一緒に共演できると知り、とても嬉しく、また楽しみにしています。
* * *
アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」は、ビュッフェスタイルのお料理&フリードリンクとともにお楽しみいただいております。
是非ご予約はお早めに!一同、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第190回【二期会New Face】春よ恋 ~ときめくヒロインたちの調べ~
日時:2018年4月23日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:田浦彩夏(ソプラノ)、松原えりか(ソプラノ)、髙田恵子(ピアノ)
演奏予定曲:
小林秀雄 「すてきな春に」
ヨハン・シュトラウスⅡ世 喜歌劇『こうもり』より 「チャルダッシュ」
マスネ 歌劇『エロディアード』より 「美しく優しいお方」
ロンバーグ 喜歌劇『新しい月』より 「一度のキス」
ほか
さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
演奏されることは稀ながら、今なお色褪せることのないバロック・オペラの魅力。
5月公演二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 ヘンデル『アルチーナ』公演にむけて、4月21日(土)15時、めぐろパーシモンホール小ホールにおいてプレ・イベントの開催が決定しました!
プレ・トークは今回初来日となる演出家、エヴァ・ブッフマン。音楽(チェロ)と心理学を学び、2001年に演出家としてデビュー。すでに、ヘンデルをはじめ、モーツァルト、ロッシーニ、ヴェルディ、ストラヴィンスキーにいたるまで、幅広い時代の作品を手がけており、登場人物の機微に触れる、繊細で美しい舞台を創りあげてきました。
エヴァ・ブッフマン
トークでは、演出家自らが『アルチーナ』を解説し、また今回の舞台、演出コンセプトについて発表します。ブッフマンはいよいよ今週来日し、5月19、20日の本番に向けて、1ヶ月半にわたる稽古を積み重ねます。プレ・イベント開催の頃にはすでに二期会のフレッシュなアーティストとも十分なコミュニケーションをとっており、ライブ感のある話題が展開することでしょう!
和田朝妃
市川浩平
作品世界について理解を深めていただいたところで、イベント後半は本公演のキャストからメゾソプラノ和田朝妃(ブラダマンテ役)、テノール市川浩平(オロンテ役)が生演奏を披露します。
共演は、チェンバロの上尾直毅。本公演ではコレペティートルとして音楽作りの中核を担い、本番も通奏低音奏者としてオーケストラ・ピットに入ります。
バロック・オペラの名作『アルチーナ』の世界をぜひお楽しみにください!
■■■ イベント情報 ■■■
《二期会プレ・マチネ》バロック・オペラは魔法の世界!
~ヘンデル『アルチーナ』公演 プレ・トーク&コンサート~
日時:2018年4月21日(土) 14:30開場/15:00開演
会場:めぐろパーシモンホール小ホール
東急東横線「都立大学駅」より徒歩7分 【アクセス 】
出演:
[講師]エヴァ・ブッフマン(演出家:二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』演出)
[演奏]和田朝妃(メゾソプラノ:同 ブラダマンテ役出演)
市川浩平(テノール:同 オロンテ役出演)
上尾直毅(チェンバロ:同 通奏低音)
料金:500円(全席自由、要事前予約、残席がある場合のみ当日券販売)
発売日:2018年4月4日(水)10:00~
●イベントのお問合せ・ご予約は
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
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▼『アルチーナ』の本公演情報ページはこちら
・二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』 - 東京二期会
指揮:鈴木秀美、演出:エヴァ・ブッフマン、管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)
2018年5月19日(土)17時、20日(日)14時 めぐろパーシモンホール大ホール
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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G.F.ヘンデル
ヘンデルの傑作オペラ「アルチーナ」は、中世の架空の島を舞台とする、美しく幻想的な作品です。
ただ、その評価の割に日本では、上演機会が限られてきた作品でもあります。
まずはこのオペラの登場人物をご紹介しましょう!
* * *
【アルチーナ】
女魔法使い。魔法で男性を誘惑し、その男性に飽きると動物に変えてしまう。現在はルッジェーロを虜にしている。
【ルッジェーロ】
騎士でブラダマンテの婚約者。アルチーナの魔法により、その愛の虜となっている。
【ブラダマンテ】
ルッジェーロの婚約者。行方不明になっているルッジェーロを探しにアルチーナの支配する島に到着する。男性に変装している。
【オロンテ】
アルチーナの軍総司令官。モルガーナを愛している。
【モルガーナ】
アルチーナの姉妹でオロンテの愛人。男装したブラダマンテに恋してしまう。
【オベルト】
アルチーナの島に逗留している若者。行方を消した父を探している。
【メリッソ】
ブラダマンテの家庭教師で、彼女と共にルッジェーロを探している。
* * *
このように、愛憎が複雑に交錯するこの作品ですが、白眉は、アルチーナがルッジェーロを真に愛していたことに気づくと、彼女の魔法の力が失われてしまうこと。
アルチーナが何もかもを失っていく悲劇とみるか、ブラダマンテのルッジェーロへの愛が勝利する喜劇と見るか。その他、登場人物の誰にシンパシーを感じるかで、物語の印象が大きく変わる作品と言えると思います。
18世紀の最先端音楽を、約300年後の東京で若き才能達が奏でる当公演。
今後も見どころ等をお届けしてまいります!
▼『アルチーナ』の公演情報ページはこちら
・二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』 - 東京二期会
指揮:鈴木秀美、演出:エヴァ・ブッフマン、管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)
2018年5月19日(土)17時、20日(日)14時 めぐろパーシモンホール大ホール
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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毎回大好評いただいている、川口総合文化センター・リリア主催「リリア音楽ホールで聴く日本の歌」。人気に応えて4月13日(金)に開催される第4弾は、春・桜をテーマに、今回も二期会のバリトン加耒 徹と坂下忠弘が、テノール田代万里生さんとともにお気に入りの歌をお贈りいたします。
今回も3人のために特別にアレンジされた楽曲を披露するほか、会場ではリリアでしかお買い求めできない待望の初アルバム『リリア音楽ホールで聴く日本の歌』を販売!
いよいよ春本番。極上の歌声に酔いしれるひとときをお楽しみに!
加耒 徹
坂下忠弘
■■■ 公演情報 ■■■
リリア音楽ホールで聴く日本の歌 vol.4
~よの中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし~
日時:2018年4月13日(金)18:30開演
会場:川口総合文化センター・リリア 音楽ホール
(JR京浜東北線「川口駅」西口正面)
料金:全席指定 5,500円
出演:田代万里生(テノール)
加耒 徹(バリトン・二期会)
坂下忠弘(バリトン・二期会)
御邊典一(ピアノ)
予定プログラム:
さくらさくら/花の街/さくら横ちょう/しだれ桜/
SAKURA(いきものがかり)/さくら(森山直太朗)/
桜色舞うころ(中島美嘉)/桜坂(福山雅治)/桜(コブクロ)、ほか
※当日「和服」でご来場の方にはプレゼントもあるそうですよ!
▼公演情報ページはこちら
・リリア音楽ホールで聴く日本の歌vol.4 よの中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし|イベント情報 - 川口総合文化センター リリア
●コンサートのご予約・お問合せは
・リリア・チケットセンター 048-254-9900 [10:00~19:00 ※休館日を除く]
●●● CD情報 ●●●
『リリア音楽ホールで聴く日本の歌』
田代万里生(テノール)、加耒 徹(バリトン)、坂下忠弘(バリトン)
収録曲:
・木を植える
・星めぐりの歌
・かぐや姫は月に帰る~愛しい人よ冷たくしないで
・秋桜
・さとうきび畑
・花は咲く
(全6曲 リリア音楽ホールにて収録)
販売価格:2,000円+税(LILIA-0001/リリア・ミュージック)
発売日:4月13日発売
※完全生産限定盤 /川口総合文化センター・リリアのみにて取り扱い
●CDのお問合せは
・川口総合文化センター 048-258-2000 [9:00~22:00 ※休館日を除く]
来年2月に二期会が上演する宮本亜門演出オペラ『金閣寺』(三島由紀夫原作、黛 敏郎作曲)が、3月21日、共同制作劇場のフランス国立ラン歌劇場(ストラスブール)でワールド・プレミエを迎えました!
@operanationaldurhin
フランス公演には、二期会からもソプラノ嘉目真木子とバス志村文彦が出演。現地での稽古のため2月から渡仏していました。
ちょうどプレミエ1ヶ月前に嘉目から届いた写真集とメッセージを。
「ストラスブールはまだ少し寒いですが、天気もよく過ごしやすい日々です。
亜門さんのパワフルなエネルギーを中心に、とても活気溢れる賑やかな稽古場です!
美しい舞台や衣装のイメージ図を見ながら、今からどのように仕上がるのかわくわくします。
『金閣寺』はご存知の通りとても暗い話ではありますが、音楽とともに美しく熱い作品になると思います。
亜門さんの演出作品で私はよく感じることですが、今回もお芝居のきっかけがとても多いです。
私の2幕の出演シーンでもとても細かく動きが決まっておりますが、亜門さんとはもちろん、共演するサイモンさん(溝口役)ともよく確認して進めています。
最後まで稽古が進み全体像を見る日が来るのがとても待ち遠しいです。
キャストに加えてたくさんのダンサー・助演・合唱の皆さんが舞台上に生きています。
稽古を見ているだけでも楽しい。
ストラスブールでのプレミエまであとひと月。
かんばります! 2月21日」
そして、開幕――。
公演は4月3日までストラスブール、その後、劇場をミュールーズに移り4月15日にフランス千秋楽を迎えます。
VIDEO
VIDEO
帰国後、嘉目はすぐに7月公演東京二期会『魔弾の射手』アガーテ役を控えています。そして、『金閣寺』の東京公演は2019年2月22日(金)からの3日間。どうぞご期待ください!!
▼嘉目真木子、帰国第一弾主演は今夏!アガーテ役にて出演予定
・《ハンブルク州立歌劇場との共同制作》2018年7月公演 C.M.v.ウェーバー『魔弾の射手』 - 東京二期会オペラ劇場
▼フランス国立ラン歌劇場との共同制作『金閣寺』は2018-19シーズンの最後を飾ります
・主催および共催オペラ公演 2018-2019シーズンラインアップ - 東京二期会オペラ劇場
※公演詳細は近日発表となります
2017年、3都市6団体共同制作公演『ばらの騎士』三人の孤児役でデビューしたソプラノ舟橋千尋(ふなはし ちひろ)。今年9月には新国立劇場にて上演する、東京二期会オペラ劇場公演 プッチーニ〈三部作〉(4月14日(土)からチケット一般発売。現在二期会オペラ愛好会先行予約受付中)の『ジャンニ・スキッキ』ラウレッタ役で主演します!
舟橋千尋
数多のソプラノがめざす役のひとつ、ラウレッタをオーディションで勝ち得た舟橋。
4月9日(月)は、アルテリーベ東京での「月曜フレッシュコンサート」にソロで出演します。新星プリンセスの歌声をいちはやく聴くチャンス!本番を間近にひかえる舟橋に、話を聞きました。
* * *
――9月公演プッチーニ<三部作>での主演を控えて、今の心境は?
舟橋: 出演が決まった時は、咄嗟に叫びそうになるほど嬉しかったです。でも、すぐ我に返って心臓がバクバク、一気に緊張に変わりました。ラウレッタが歌うアリアは、オペラファンのみならず、オペラに馴染みのない方でも一度は耳にした事があるでしょうし…。ドタバタ劇の中で、リヌッチョとラウレッタ、2人の世界をどのように表現するか今から楽しみです。又『外套』、『修道女アンジェリカ』も全く違う作風ですので、3つの異なる作品をどうぞお楽しみ下さい。
――今回は『外套』にも恋人の役で出演しますが、どのような役ですか? 両方を演じることで『ジャンニ・スキッキ』との繋がりを感じるところはありますか?
舟橋: 『外套』では2人の恋人を演じます。直前の場面では、ジョルジェッタとミケーレが互いを分かり合えない苦しみを歌っています。2人がわかれると、恋人達が現れ、夜の月に照らされながら、甘い言葉を囁き合っています。『ジャンニ・スキッキ』のリヌッチョとラウレッタも、周りで起きている状況に反して、2人だけの世界観を確立していますよね。そういった部分は共通しているかもしれません。若者達が恋に酔いしれ、今だけの恋かもしれないし、未来を見据えた恋かもしれない…今回はどちらも同じキャストで演じますので、同じ恋人同士の役でも全く別の恋人達の姿を表現出来ればと思います。
――今回のアルテリーベ東京でのソロ・コンサートについて。
舟橋: 早いもので、もうすぐ4月!
今回のコンサートでは、第1部に“春”をテーマにした歌曲をいくつか、第2部ではオペラ・アリアなどを演奏する予定です。また、個人的にここ近年御縁のある、クルト・ヴァイルという作曲家の歌曲も演奏予定です。
お楽しみ頂ければ幸いです!
* * *
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■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第188回 東京二期会9月『ジャンニ・スキッキ』主演決定!
ソプラノ舟橋千尋 春リサイタル
日時:2018年4月9日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:舟橋千尋(ソプラノ)、菊地沙織(ピアノ)
演奏予定曲:
<第一部>
中田喜直 「さくら横ちょう」
チマーラ 「春の歌」
シューベルト 「春の想い」
ほか
<第二部>
プッチーニ 『ジャンニ・スキッキ』より 「私のいとしいお父さま」
プッチーニ 『蝶々夫人』より 「ある晴れた日に」
ほか
さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!
▼「月曜フレッシュコンサート」のご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
▼一般発売は4/14(土)から!プッチーニ〈三部作〉の公演情報はこちら!
・2018年9月公演 G.プッチーニ〈三部作〉外套/修道女アンジェリカ/ジャンニ・スキッキ - 東京二期会オペラ劇場
2018年9月6日(木)18:30/7日(金)14:00/8日(土)14:00/9日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
(※舟橋の出演日は7日と9日)
●プッチーニ〈三部作〉お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
今年14年目を迎える春の祝祭「東京・春・音楽祭」。
東京文化会館を中心に、華やかなオペラとともに、上野周辺の美術館や街角で開催されるコンサートも楽しみのひとつ。
そのプログラムから、3月25日(日)の東京文化会館 小ホールで開催される、東京春祭マラソン・コンサートvol.8は「ロッシーニとその時代(没後150年記念)~混乱の世を生き抜く知恵と音楽」と題され、初回11時開演から最終19時開演まで実に5回の公演で、ロッシーニと、その同じ時代を生きた作曲家たちに迫ります。
この公演には二期会から、メゾソプラノ富岡明子、押見朋子、テノール糸賀修平、バリトン吉川健一、そして二期会合唱団が出演いたします。企画構成・お話は小宮正安さん。器楽曲とともに、演奏される機会の少ない声楽曲も数多く、紹介されます。
ロッシーニが生きた時代、ぜひご来場ください。
メゾソプラノ 富岡明子
メゾソプラノ 押見朋子
テノール 糸賀修平
バリトン 吉川健一
■■■ 公演情報 ■■■
東京・春・音楽祭 ー東京のオペラの森2018ー
東京春祭マラソン・コンサート vol.8ロッシーニとその時代(没後150年記念)
~混乱の世を生き抜く知恵と音楽
日時:2018年3月25日(日)
会場:東京文化会館 小ホール
【第I部】11:00開演《悲喜こもごものロッシーニ劇場》
出演:メゾソプラノ富岡明子、バリトン吉川健一、二期会合唱団、ほか
【第II部】13:00開演《辣腕興行師バルバイヤとの出会い》
出演:メゾソプラノ富岡明子、テノール糸賀修平、二期会合唱団、ほか
【第III部】15:00開演《「ロッシーニ・フィーバー」の諸相》
出演:メゾソプラノ富岡明子、テノール糸賀修平、バリトン吉川健一、二期会合唱団、ほか
【第IV部】17:00開演《英雄ウィリアム・テルの変容》
出演:テノール糸賀修平、バリトン吉川健一、二期会合唱団、ほか
【第V部】19:00開演《食えない男の痛快人生》
出演:メゾソプラノ押見朋子、二期会合唱団、ほか
▼演奏曲目等、公演内容詳細およびご予約はこちらから
・東京春祭マラソン・コンサートvol.8 ロッシーニとその時代(没後150年記念)~混乱の世を生き抜く知恵と音楽 - 東京・春・音楽祭
2018年7月、東京二期会とハンブルク州立歌劇場との共同制作公演、ウェーバー『魔弾の射手』。
指揮は今回が初来日となるアルゼンチン出身の気鋭アレホ・ペレスに、演出は東京二期会5年ぶりとなる巨匠ペーター・コンヴィチュニーが登場します。
指揮:アレホ・ペレス
演出:ペーター・コンヴィチュニー
20世紀末に時代を鋭く風刺し、観客驚愕させた原演出は、コンヴィチュニーの代表作のひとつといっていいでしょう。時代は世紀を越えて2020年に向かおうとする今、新たに“TOKYO PREMIERE 東京プレミエ”を創造します!
7月18日(水)の初日公演では、“TOKYO PREMIERE 東京プレミエ”キャンペーンとして、東京二期会×ハンブルク州立歌劇場記念ボールペンをご来場者先着500名様にプレゼントいたします。
また公演2日目の19日(木)は、チケット代がお得な平日マチネ・スペシャル料金に加えて、終演後には演出のペーター・コンヴィチュニーによるアフター・トークを開催します!
コンヴィチュニーによるアフター・トークは、2010年東京二期会『サロメ』公演の際も開催し、多くの方にご参加、ご好評いただきました。今回のアフター・トークではどのようなお話を聞くことができるでしょうか。どうぞお楽しみに。
東京二期会×ハンブルク州立歌劇場 共同制作 ウェーバー『魔弾の射手』 ◇◆◇ TOKYO PREMIERE 東京プレミエ・キャンペーン ◆◇◆
◆東京二期会×ハンブルク州立歌劇場オリジナル 記念ボールペン プレゼント!◆
今回の東京二期会とハンブルク州立歌劇場共同制作を記念して、7月18日(水)初日公演ご来場先着500名様に、オリジナル・ボールペンをプレゼントいたします。
・受付場所:東京文化会館大ホール ロビー内特設カウンター
・受付開始:17:30の開場時より先着順でお渡しします
◇◆◇ 平日マチネ・スペシャルイベント ◆◇◆
◆演出 ペーター・コンヴィチュニーによる『魔弾の射手』アフター・トーク開催!◆
7月19日(木)公演終了後、演出 ペーター・コンヴィチュニーによるアフター・トークを開催致します。
今回の『魔弾の射手』東京公演の舞台について、演出家自ら詳細をお話しいたします。7月19日公演ご鑑賞者様限定の企画です。是非ご参加ください。
・日時:2018年7月19日(木) 東京二期会『魔弾の射手』公演終了後
・会場:東京文化会館 大ホール1階席(自由席)
・料金:参加無料
※イベント自体は無料ですが、7月19日公演の入場券が必要です
※他日チケットではご入場いただけません
・出演:ペーター・コンヴィチュニー(演出家)、ほか
※キャンペーンおよびイベントは予告なく内容・出演者等が変更になる場合がございます。予めご了承ください。
▼『魔弾の射手』公演詳細はこちら 《チケット絶賛発売中!》
・2018年7月公演 C.M.v.ウェーバー『魔弾の射手』 - 東京二期会オペラ劇場
2018年7月18日(水)18:30/19日(木)14:00/21日(土)14:00/22日(日)14:00
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
いよいよ明日3月17日(土)と明後日18日(日)の2日間、渋谷のBunkamuraオーチャードホールにて、東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ公演 V.ベッリーニ作曲オペラ『ノルマ』〈セミ・ステージ形式〉を上演いたします!
こちらに公演当日のご案内を致します。 【3/16(金)19:00掲載】
二期会創立65周年・財団設立40周年記念公演シリーズ 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ 2018年3月公演V.ベッリーニ作曲 『ノルマ』 オペラ全2幕 <セミ・ステージ形式/日本語字幕付原語(イタリア語)上演> 指揮:リッカルド・フリッツァ
当日券と公演タイムテーブルのご案内
3月17日(土)
3月18日(日)
当日券
S、A、B
S、A、B
当日券販売 /窓口受付
15:30~
12:30~
開場
16:00
13:00
開演
17:00
14:00
第1幕
約80分
休憩20分 予定時刻
18:20~18:40
15:20~15:40
第2幕
約60分
終演予定
19:40
16:40
Bunkamura オーチャードホール =アクセス=
<JR> [山手線][埼京線][湘南新宿ライン]=「渋谷駅」ハチ公口から徒歩7分 <地下鉄> [銀座線]=「渋谷駅」から徒歩7分 [半蔵門線][副都心線]=「渋谷駅」3a出口から徒歩5分 <東急電鉄> [東横線][田園都市線]=「渋谷駅」3a出口から徒歩5分 <京王電鉄> [井の頭線]=「渋谷駅」から徒歩7分、「神泉駅」北口から徒歩7分
お車でご来場のお客様はBunkamuraウェブサイトをご覧ください
>>お車でお越しの場合|アクセス - Bunkamura
◆上記、販売予定当日券は16日15:00現在の情報 です。以降の販売状況により公演当日より前に販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆学生席(両日あり)の公演の「前営業日まで」に二期会チケットセンターへお電話にてご予約ください。(公演当日の発売はございません)
◆公演タイムテーブルは、当日の演奏・進行によりずれる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
▼公演情報ページはこちら
・2018年3月 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ V.ベッリーニ『ノルマ』 - 東京二期会
▼18日(日)公演の出演者に変更がございます
・【謹告】2018年3月公演 V.ベッリーニ『ノルマ』 ※出演者変更のお知らせ※|What's New - 東京二期会
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
《便利!》
◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ) 】では、前売券が公演当日の開演1時間前までご予約が可能 です!!
チケットはご来場の途中にお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取いただけます(*)ので、余裕をもってお越しいただけます!是非ご利用ください!!
24時間受付、予約・発券手数料0円。左の「Gettii」ボタンからお進みください。
(*…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでの支払・受取は出来ません)
新橋にある音楽レストラン、アルテリーベ東京では、「月曜日は新橋でオペラ!」を合言葉に、将来有望な若手歌手によるディナー企画「月曜フレッシュコンサート」シリーズを開催しています。
こんどの二期会New Faceの出演は3月26日(月)。緑鮮やかに萌え出る春の訪れとともに、麗しい歌声で彩るのは、ソプラノ飯嶋幸子(いいじま ゆきこ)とバリトン的場正剛(まとば まさたか)。
第一部はオペラ、オペレッタの名曲から楽しいステージを。そして、第二部ではメノッティのオペラ『電話』をお届けします。ピアノは相田久美子です。どうぞご期待ください。
では、今回のコンサートに向けて、出演の二人からメッセージが届いておりますので、ご紹介いたします。
* * *
ソプラノ 飯嶋幸子
――声楽の道を志すきっかけ等、自己紹介をお願いします。
はじめまして、ソプラノの飯嶋幸子です!
幼少期からピアノ、バレエを習っており、将来は何か自分を表現できる職業に就きたいと漠然と考えていました。しかし、成長するにつれてピアニストやバレリーナになるのは自分には難しそうだと悩んでいる中、師事していた先生に声楽での音大受験を勧められました。身体を動かし、音楽で表現する、まさに自分にぴったりの分野であると分かった時から声楽、オペラへのめり込んで行きました。
もっと様々な舞台に乗れる様にと二期会研修所で勉強させて頂き、現在は滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホールの専属歌手として活動しています。
――自身の声種、レパートリーを教えて下さい。目指している役は?
軽い声質ですので主にレッジェーロのオペラを勉強しています。
バレエで鍛えた身体でのダンスや動きが多い演技が大好きなのでスザンナやアディーナなどのスーブレット役が得意です。今回のプログラムにも入れさせて頂いています!
目指している役はベルカントオペラ、とくにルチアを一本歌う事が現在の夢です。
――今回のコンサートのテーマやポイントは?
共演する的場さんと選曲を相談している時、何か一貫性のあるプログラムにしたいね、という話になり、「フィガロ スーパーハイライト」「1時間オールデュエット モーツァルト&ヴェルディ」なんて企画もあったのですが(笑)
そんな中、メノッティの『電話』が登場人物も2人、演奏時間も30分以内という事でまさにこの企画にピッタリのオペラだ!という事で『電話』を中心に、前半はガラコンサートというプログラムにさせて頂きました。
第1部「フィガロの結婚」「魔笛」「天国と地獄」「こうもり」など有名どころから名曲の数々を!
第2部は『電話』ハイライトを日本語で上演します!
――共演者をご紹介下さい。
びわ湖ホール声楽アンサンブルから的場さんが退団されてから約二年ぶりの共演!
『天国と地獄』で私がユリディス役をした時のジュピター役が的場さんだったのでお互いどんな進化をしているかとても楽しみです(笑)
相田先生と3人でお客様に楽しんで頂ける舞台を作り上げたいと思います。
* * *
バリトン 的場正剛
――声楽の道を志すきっかけ等、自己紹介をお願いします。
兵庫県出身のバリトン、的場正剛です。
この度は歴史あるアルテリーベフレッシュコンサートに出演させて頂き、大変光栄です。
母がピアノ教師でしたので幼い頃からピアノ、クラシック音楽が側にありましたが、ピアノは5歳で挫折し逃げ出しました。そこからは合気道やパソコンの資格を取ったりなど、音楽とは離れた生活をしていましたが、、、、
折角音楽が出来る環境が有るのに勿体ない、挫折はしたものの趣味でなら、と高校生の時に声楽を習い始めました。
そんな時、METの来日公演でルネ・パーペが演じたスタイリッシュでコミカル、圧倒的な歌唱力のレポレッロに感動し、あんな風に演技して歌って表現したい!と大分遠回りしましたが音楽への道へ戻ってきました。
――自身の声種、レパートリー、目指している役は?
2年前にバスからバリトンへ転向しました。
バス時代には父親役や立場がある役など比較的落ち着いた役が多かったので、スカルピアやイャーゴなどの悪役に憧れています。死ぬまでにはやりたいです(笑)
――今回のプログラムについて、そして共演者をご紹介下さい。
第1部は有名なオペラ、オペレッタからお酒やお料理と一緒に楽しんで頂けるような名曲を、第2部はメノッティのオペラ『電話』を日本語ハイライトでお届けします!『電話』は女性の長電話を題材という一風変わったオペラですが音楽は非常に楽しく、またラストは感動のフィナーレも??演出、仕掛けも絶賛準備中!お楽しみに!
共演者の飯嶋幸子さんは二期会研修所の先輩ですが、出会いは滋賀県にあるびわ湖ホールの声楽アンサンブルという団体です。そこで二年間様々なオペラや演奏会で共演させて頂きましたので息が合った舞台をお届け出来ると思います!
ピアニストの相田先生とは今回初めて共演させて頂きます。どんなアンサンブルになるか僕自身も非常に楽しみです。
月曜の夜、アルテリーベでお待ちしております!
* * *
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサートは、ビュッフェスタイルのお料理&フリードリンクとともにお楽しみいただいております。
是非ご予約はお早めに!一同、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第185回【二期会New Face】オペラーゴ!~Opera singers from the "Lago"~
日時:2018年3月26日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:飯嶋幸子(ソプラノ)、的場正剛(バリトン)、相田久美子(ピアノ)
演奏予定曲:
<第一部>
モーツァルト オペラ『魔笛』より 「パパパの二重唱」
モーツァルト オペラ『フィガロの結婚』より 「勝訴しただと?」
ヨハン・シュトラウスII世 オペレッタ『こうもり』より 「公爵様あなたのようなお方は」
オッフェンバック オペレッタ『天国と地獄』より 「ハエの二重唱」
ほか
<第二部>
メノッティ オペラ『電話』~ルーシー:飯嶋幸子、カズ(ベン):的場正剛
さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
3月14日(水)12時30分から、飯田橋のアグネスホテル東京でのランチタイムコンサートに、7月公演『魔弾の射手』にアガーテ役で主演するソプラノ北村さおりがソロで登場します。ピアノは笈沼甲子。
北村さおり
ベルリンに学び、東京二期会では『魔笛』夜の女王でデビューを飾った、ドイツ音楽の名花のひとり。近年は『ダナエの愛』『ナクソス島のアリアドネ』とR.シュトラウス作品に続けて出演。昨年『ばらの騎士』でも元帥夫人のカヴァーキャストを務めました。ドイツ歌曲をプログラムの中心においたリサイタルも毎回好評です。
今回のランチタイムコンサート。入場無料の30分のステージで、様々な国の「春」が歌われます。風の音や花の香り、鳥たちの声をどうぞお楽しみください。うららかな春の歌声は、清らかなヒロイン、アガーテのイメージに通じていくことでしょう!
■■■ イベント情報 ■■■
《東京二期会オペラ劇場『魔弾の射手』関連コンサート》
アグネスホテル東京 ランチタイムコンサート 第156回「~春うらら~」
日時:2018年3月14日(水) 12:00開場/12:30開演(30分)
会場:アグネスホテル東京・B1F アグネスホール
料金:無料(先着順・予約不要)
出演:北村さおり(ソプラノ)、笈沼甲子(ピアノ)
予定プログラム:
トスティ 「四月」
木下牧子 「うぐいす」
シューベルト 「ナイチンゲールに寄せて
ツェムリンスキ 「かわいいツバメさん」(「トスカーナ地方の民謡によるワルツの歌」より)
木下牧子 「風をみたひと」
アージェント 「春」(「エリザベス王朝の6つの歌」より)
ブリテン 「サリー・ガーデン」
R.シュトラウス 「ばらのリボン」
相澤直人 「ぜんぶ」
▼公演詳細、会場アクセスはこちらから
・ホテルイベント - THE AGNES HOTEL AND APARTMENTS TOKYO (OFFICIAL WEB)
▼北村さおりの出演日は、7月19日(木)・22日(日) 《チケット絶賛発売中!》
・《ハンブルク州立歌劇場との共同制作》C.M.v.ウェーバー『魔弾の射手』 - 東京二期会オペラ劇場
2018年7月18日(水)・19日(木)・21日(土)・22日(日) 東京文化会館大ホール
●東京二期会オペラ劇場『魔弾の射手』のお問合せ・ご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←オンラインで「24時間受付」「利用登録不要」「座席位置選択可」「予約&発券手数料0円」「セブン-イレブン店頭でお受取」の・・・インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
それぞれが東京二期会、日生劇場、新国立劇場、びわ湖ホールのほか、各地のオペラの舞台に立ち、ソリストとして第一線で活躍を続けるオペラ歌手、大槻孝志、望月哲也、青山 貴、山下浩司と、その4人が絶大な信頼を寄せるピアニスト河原忠之による太メン・ユニットのIL DEVU(イル・デーヴ)。来る3月12日(月)は、富山県教育文化会館でコンサートを開催します。
2011年に結成して以来、こうして集まってアンサンブルの醍醐味をお届けできること、各地のファンの皆様にお会いできることを、楽しみにしています。
北陸新幹線「かがやき」号なら、東京からわずか2時間。一路、春も近い、富山へ。
ぜひ、会場であったかくてカッコいいIL DEVUの歌声をお聴きください。
左から 大槻孝志、望月哲也、青山 貴、山下浩司、河原忠之
■■■ 公演情報 ■■■
IL DEVU CONCERT イル・デーヴ コンサート
日時:2018年3月12日(月) 19:00開演(18:30開場)
会場:富山県教育文化会館 ホール
(富山県富山市舟橋北町7-1)【アクセス 】
料金:全席指定 一般4,000円、高校生以下2,000円(各当日500円高)
出演:
望月哲也(テノール)、大槻孝志(テノール)、青山 貴(バリトン)、
山下浩司(バスバリトン)、河原忠之(ピアノ)
予定プログラム:
<第一部>
「五輪にちなんで五色の歌」
1 海のストルネッロ (チマーラ:イタリア歌曲)
2 いちばん細い髪の毛で (オブラドールス:スペイン歌曲)
3 シェナンドー (アメリカ民謡)
4 クローエに (モーツァルト:ドイツ歌曲)
5 ピアノのための「からたちの花」 (山田耕筰作曲:日本歌曲)
6 源田俊一郎編曲:「ふるさとの四季」
<第二部>
7 シルヴィアに (シューベルト)
8 アマリッリ、私の美しい人 (カッチーニ)
9 ダニー・ボーイ (アイルランド民謡、B.チルコット編曲)
10 朧月夜 (高野辰之作詞、岡野貞一作曲、B.チルコット編曲)
11 同声合唱組曲『地平線のかなたへ』より「春に」 (谷川俊太郎作詞、木下牧子作曲)
12 鴎 (三好達治作詞、木下牧子作曲)
13 男声合唱とピアノのための『新しい歌』より「夕焼け」 (高田敏子作詞、信長貴富作曲)
14 サボテンの花 (チューリップ)
15 時代 (中島みゆき)
16 花は咲く (岩井俊二作詞、菅野よう子作曲、森田花央里編曲)
お問合せ:富山県教育文化会館 TEL:076-441-8635
▼公演ページ、チケットのご予約はこちらから
・IL DEVU CONCERT イル・デーヴ コンサート|イベント情報 - 富山県教育文化会館
【※一部に新演出の内容記述がありますので、ご鑑賞前の方はご注意ください】
2月21日(水)、東京二期会オペラ劇場『ローエングリン』が東京文化会館で幕を開けました。準・メルクルの緻密で流麗な指揮のもと東京都交響楽団が奏でる震える弦の透き通る美しさ、堰を切ったように咆哮する管楽器に飲み込まれる『ローエングリン』の舞台。
タイトルロールは、福井 敬と小原啓楼。気品に満ちたエルザ姫は林 正子と木下美穂子。対抗するオルトルートは中村真紀と清水華澄、その夫テルラムントは大沼 徹と小森輝彦、ハインリヒ王の小鉄和広と金子 宏。出演者の総力を挙げて、熱気あふれる公演となりました。合唱は二期会合唱団。
初日から大きな話題となっている今回の舞台について、22日(木)の公演終了後、スペシャルイベント「演出・深作健太によるアフタートーク」が行われ、およそ400名のお客様が参加されました。聞き手は大野徹也公演監督。演出コンセプトの解説だけでなく、お客様からの質問も多く飛び濃密な1時間となったのではないでしょうか。その様子を少しお伝えいたします。
* * *
深作: ワーグナーの作品の中でも、僕は『ローエングリン』がもっとも美しいオペラだと思っていて、今回『ダナエの愛』に続いて憧れの準・メルクルさんとまたご一緒できるなんて夢のようだと思っていたのです...が、始めてみますと、ワーグナーさんの恐ろしさを身をもって知ることになり、毎日が絶壁を登っているような思いでした。もう夢枕にもワーグナーさんが立って、日本語で「凡庸ダ!」と怒られたりもしました(会場笑い)
(舞台にかけられていた肖像画をもって)劇中にも登場するこちらの絵の方がどなたかおわかりでしょうか?今回はワーグナーを庇護し、その芸術に深く傾倒した、バイエルン王ルートヴィヒII世の生涯に焦点を当てて演出プランを作りました。
その生涯は、ルキノ・ヴィスコンティ監督の映画でも有名です。18歳のときに突然父を亡くし王位を継承するも、政治・戦争の世界に背を向け、まるで美の世界へ逃避するかのように自らを白鳥の騎士ローエングリンに擬え、新白鳥城(ノイシュヴァンシュタイン城)を築いた王へのオマージュとして、『ローエングリン』をこの悲劇の王の最後の一日として描くことにしたのです。
稽古場では歌手の皆さんとディスカッションを重ね、オペラ『ローエングリン』が本来持つ、物語や時代性を尊重しつつ、“今”を生きる人々のための演出を問い続けました。
大きな戦争が終わって70年以上が経ち、日本も世界も、またキナ臭い時代にむかう予感に包まれる中、いま〈英雄〉を描くオペラを上演するという事が、僕には繊細な問題をはらんでいるように思われました。
その状況は、ワーグナーさんが生きた19世紀の時代にも通じます。ドイツ統一を求める声が高まる中、戦争の世紀へ向かおうとする時代の中で『ローエングリン』は書かれました。
ローエングリンは、エルザに禁制を破られることで、結果的には戦わずしてこの世を去ってしまいます。彼はいわば「非戦の英雄」です。そこから出発しようと思いました。
*******
(前奏曲から、老いた男が登場。それが最期のルートヴィヒII世。政治に背を向け、すでに亡きワーグナーが残した楽譜を抱え、芸術の世界に逃げ込んでいます。大きなデジタル時計が最初[00:00:00]を指し、時間が逆戻りし始めます。いつしか、ルートヴィヒは、若きローエングリンとなって、この物語を生きてゆきます。)
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稽古場では素晴らしい瞬間がたくさんあって、3幕の名曲、「名乗りの歌」と「別れの歌」を、ローエングリン役の福井 敬さんと小原啓楼さんが歌われた時に、それを聴いた僕たちは本当に泣いてしまっていたのですね。なんというか、神々しい〈英雄〉が歌うのではなく、普通の人間が、愛する女性に訴えかける歌として聴いた時に、二つの歌の新しい可能性が発見できたのです。
ルートヴィヒII世は、英雄ローエングリンになりたかった、そして、なれなかった男です。エルザは彼を愛するが故に「本当の名前を教えて」と禁問の誓いを破りますが。それに対し本当は彼は「ルートヴィヒ」と答えるべきなのに、「ローエングリンだ」と歌ってしまう訳です。王制の時代が終わり民主主義の現代、僕たち大衆は時に多数決で、間違えた英雄を選んでしまう。ヒトラーのような怪物を生み出したのは僕たち自身なのです。合唱が一方の主役ともいえるこのオペラで、ワーグナーはそう語っているような気がするのです。
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(王亡き後、デジタル時計は、また時を前に向かって刻み始めます。二人の女性、エルザとオルトルートは争いを超えて、共に平和を祈ります。)
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(この記事はアフタートークの記録を内容にあわせ編集部で再編集したものです)
* * *
▼いよいよ25日(日)千秋楽。どうかお見逃しなく!《チケット絶賛発売中!》
・2018年2月公演 R.ワーグナー『ローエングリン』 - 東京二期会オペラ劇場
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
《便利!》
◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ) 】では、前売券が公演当日の開演1時間前までご予約が可能 です!!
チケットはご来場の途中にお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取いただけます(*)ので、余裕をもってお越しいただけます!是非ご利用ください!!
24時間受付、予約手数料0円。左の「Gettii」ボタンからお進みください。
(*…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでの支払・受取は出来ません)
3月7日(水)に開催の「二期会オペラ研修所 第61期マスタークラス修了試演会」。いよいよ本番まで残りわずかとなりました。
両クラスのプログラム(演目・場面)をご案内します。
研修所での最終試験となる今回は、各研修生の希望をもとに演目を決定しており、熱気に満ちた授業の様子からは、作品に対する思いの強さが伝わってきます。
尚、チケットは2/23現在で、12:30開演の「大倉由紀枝クラス」は予定販売数が終了。また17:00開演の「大野徹也クラス」も残り僅かとなっております。
未来の二期会スターが羽ばたく瞬間を、ぜひご覧ください!
PDFちらし
■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ研修所
第61期マスタークラス修了試演会
開催日:2018年3月7日(水)
会場:Hakuju Hall
・小田急線 代々木八幡駅南口より 徒歩5分
・千代田線 代々木公園駅1番出口より 徒歩5分
料金:全席指定 各クラス1,200円
※クラスごとにチケットが必要です
予定プログラム:
◆大倉由紀枝クラス 12:30開演 (予定販売数終了)
1.ドニゼッティ『ドン・パスクワーレ』 第1幕より
2.ドニゼッティ『ドン・パスクワーレ』 第3幕より
3.ドニゼッティ『リタ』 第1幕より
4.ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』 第2部第1幕より
5.ヴェルディ『リゴレット』 第2幕より
6.グノー『ロメオとジュリエット』 第2幕より
7.マスネ『マノン』 第3幕より
《休憩》
8.ドニゼッティ『ドン・パスクワーレ』 第1幕より
9.ロッシーニ『セヴィリアの理髪師』 第2幕より
10.ヴェルディ『リゴレット』 第2幕より
11.プッチーニ『トスカ』 第1幕より
12.ヴェルディ『シモン・ボッカネグラ』 第1幕より
13.R.シュトラウス『アラベラ』 第1幕より
14.R.シュトラウス『アラベラ』 第2幕より
15.マスネ『マノン』 第3幕より
◆大野徹也クラス 17:00開演 (残席僅少)
1.ドニゼッティ『ドン・パスクワーレ』 第3幕より
2.R.シュトラウス『アラベラ』 第1幕より
3.ヴェルディ『椿姫』 第2幕より(前半)
4.ヴェルディ『椿姫』 第2幕より(後半)
5.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』 第4幕より
6.ヴェルディ『仮面舞踏会』 第2幕より
7.マスネ『ウェルテル』 第3幕より
8.グノー『ロメオとジュリエット』 第4幕より
9.レオンカヴァッロ『道化師』 第1幕より
《休憩》
10.プッチーニ『ラ・ボエーム』 第4幕より
11.ヴェルディ『リゴレット』 第1幕より
12.ベッリーニ『清教徒』 第1幕より
13.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』 第4幕より
14.ドニゼッティ『ドン・パスクワーレ』 第1幕より
15.ドニゼッティ『ドン・パスクワーレ』 第3幕より
16.ドニゼッティ『リタ』 第1幕より
17.ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』 第2部第1幕より
18.アルファーノ『復活』 第4幕より
(※各演目の配役及びタイムテーブルは、後日ご案内いたします。)
▼出演者等の公演情報ページはこちらです
・二期会オペラ研修所 第61期マスタークラス修了試演会 - 東京二期会
▼お問合せ・チケットご予約
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00)
▼チケットお取扱
・Hakuju Hallチケットセンター TEL 03-5478-8700
(10:00~18:00 火~土*祝日・休館日を除く)
いよいよ明日、2月21日(水)から上野の東京文化会館にて、東京二期会オペラ劇場公演 R.ワーグナー作曲『ローエングリン』〈新制作〉が開幕します!
初日組のゲネプロより
こちらに期間中の公演当日のご案内を致します。 【2/20(火)21:30掲載】
2018都民芸術フェスティバル参加公演 二期会創立65周年・財団設立40周年記念公演シリーズ 東京二期会オペラ劇場 2018年2月公演R.ワーグナー作曲 『ローエングリン』 オペラ全3幕 <日本語字幕付原語(ドイツ語)上演> 指揮:準・メルクル/演出:深作健太
当日券と公演タイムテーブルのご案内
2月21日 (水)
2月22日 (木)
2月24日 (土)
2月25日 (日)
当日券
S|A|B|学
S|A|B
S|A|B
S|A|B
当日券販売 /窓口受付
16:30~
12:30~
12:30~
12:30~
開場
17:00(※1)
13:00
13:00
13:00
開演
18:00
14:00
14:00
14:00
第1幕
約60分
休憩25分 予定時刻
19:00~19:25
15:00~15:25
15:00~15:25
15:00~15:25
第2幕
約80分
休憩25分 予定時刻
20:45~21:10
16:45~17:10
16:45~17:10
16:45~17:10
第3幕
約60分
終演予定
22:10
18:10 (※2)
18:10
18:10
東京文化会館 =アクセス=
<JR> [山手線][京浜東北線][上野東京ライン][宇都宮・高崎線][常磐線] [東北・上越・北陸・秋田・山形新幹線]=「上野駅」公園口から徒歩1分 <地下鉄> [銀座線][日比谷線]=「上野駅」7番出口から徒歩5分 <京成電鉄> [京成本線]=「京成上野駅」正面口から徒歩6分
お車でご来場のお客様は東京文化会館ウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - 東京文化会館|来場者の皆様へ
◆上記、販売予定当日券は20日15:00現在の情報 です。以降の販売状況により公演当日より前に販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆学生席は全日程ご用意がございます。ご予約は公演の「前営業日まで」に二期会チケットセンターへお電話にてお申し込みください。(公演当日の発売はございません。但し21日(水)初日公演に限り、当日券うりばにて16:30より当日学生席の発売を致します。)
◆公演タイムテーブルは、当日の演奏・進行によりずれる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
(※1)2月21日(水)初日公演限定で「ワールド・プレミエ・キャンペーン」を実施致します [1] ◆白いばら プレゼント◆ ご来場時受付先着ペア100組様に「白鳥の騎士にちなんだ 白いばら」を一輪プレゼントいたします。 ・受付場所:東京文化会館大ホール ロビー内特設カウンター ・受付開始:17:00の開場時より先着順で受付いたします [2] ◆深作健太オペラ演出第一作『ダナエの愛』(2015)特別ダイジェスト放映◆ ・放映場所:東京文化会館大ホール ロビー内モニターテレビ ・放映時間:(1回目)17:15~17:30/(2回目)17:30~17:45 (15分×2回の予定) [3] ◆プレミエ公演限定「当日学生券」販売◆ 《当日学生券2,000円》を販売! 【受付】2月21日(水)16:30より 東京文化会館大ホール「当日券カウンター」にて販売 ・必ずご本人の学生証をご提示ください(ご購入時とご入場時いずれもご提示いただいております) ・お一人様1枚とし、代理でのお求めは承れません
(※2)2月22日(木)公演ご鑑賞者様限定企画:平日マチネ・スペシャルイベント「演出 深作健太によるアフタートーク」を開催致します。 今回の『ローエングリン』の演出・舞台のことからウラ話まで、より楽しく公演を理解していただけます。 ・日時:2018年2月22日(木)公演終了後 ・会場:東京文化会館 大ホール1階席(自由席) ・料金:参加無料(※イベント自体は無料ですが、2月22日公演の入場券が必要です) ・出演:深作健太(映画監督、演出家/東京二期会『ローエングリン』演出)ほか
▼公演情報ページはこちら
・2018年2月公演 R.ワーグナー『ローエングリン』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
《便利!》
◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ) 】では、前売券が公演当日の開演1時間前までご予約が可能 です!!
チケットはご来場の途中にお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取いただけます(*)ので、余裕をもってお越しいただけます!是非ご利用ください!!
24時間受付、予約手数料0円。左の「Gettii」ボタンからお進みください。
(*…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでの支払・受取は出来ません)
マエストロ準・メルクル×演出 深作健太による東京二期会オペラ劇場『ローエングリン』のプレミエまであと4日となりました!
東京都交響楽団とのリハーサルも順調です!
2月21日(水)のワールド・プレミエにむけて、稽古場での取材記事がこれまでに各メディアから続々と紹介されています。
・映画監督・深作健太がワーグナーのオペラ演出|ビジュアル音楽堂 - 日経電子版 NIKKEI STYLE
演出 深作健太、ローエングリン役 福井 敬のインタビュー動画、必見です!
深作「『ローエングリン』は不思議な作品。一方にはメルヘンとしての部分、白鳥の騎士がお姫様を助けに来るというおとぎ話の面がある。その一方でドイツを一つにまとめる過程で連合を訴える10世紀の政情が描かれる。これは実は19世紀のワーグナーが生きた時代のドイツの状況とも重なる」
・【稽古場レポート】深作健太演出《ローエングリン》|東京二期会特設サイト - WEBぶらあぼANNEX
物語のクライマックス第3幕の詳細な稽古場の様子が多くの写真とともにレポートされています!
深作「舞台は1884年。いまだ建設中のノイシュバンシュタイン城(ルートヴィッヒの晩年)。ルートヴィッヒは、現実と虚構の区別がつかず狂王と呼ばれていた。ルートヴィッヒが《ローエングリン》の譜面をくりながら自分の人生を振り返ると、次第にローエングリンの物語へと重なっていき、ローエングリンとルートヴィッヒの物語が同時進行する」
・美に生きた王が夢見た英雄 東京二期会「ローエングリン」 21日から - 産経ニュース
「ローエングリンは気高い騎士ですが、自らは争うことを望んでいません。彼は戦わない英雄として登場し、去っていきます。それはワーグナーがしたためた美しい音楽にも表れています。勇壮なファンファーレに耳を奪われがちですが、優美な旋律は平和の祈りに満ちています」 と深作は作品の魅力を語る。
・悲劇の王、ルートヴィヒが憧れた白鳥の騎士『ローエングリン』、深作健太がワーグナーのオペラを東京二期会で演出! - エンタメ特化型情報メディア SPICE
深作「人々はお金が無くなると戦争を求めます。僕は、芸術を志す人間としては戦争など冗談じゃありませんし、お金よりも愛、と思いたい」
このほかにも多くのメディアから発信されたニュース、レポートを一挙に!
・映画監督、深作健太によるオペラ演出作第2弾『ローエングリン』が2月に開催 - CDJournal ニュース
・準・メルクル×深作健太のタッグ再び、二期会オペラ「ローエングリン」 - ステージナタリー
・ワーグナー協会 第395回 例会 「ローエングリン」特集1「深作 健太、《ローエングリン》演出を語る」より(前編) - オペラ・エクスプレス
そしてこの度、ワールド・プレミエ・キャンペーン第3弾として、「プレミエ当日学生券」の発売を決定しました!
通常、東京二期会のオペラ公演では、「学生券」は一般発売初日から発売しており、前営業日までにご予約・ご決済をいただいておりますが、2月21日(水)のプレミエ公演に限り、当日でもご購入いただける「当日学生券」を販売いたします。金額は通常前売学生券と同額の2,000円。28歳未満の学生の方なら絶対お得なチケットです(※学生券をお買い求めいただける方の条件について詳しくはこちら⇒ 学生席について )。ぜひ記念のプレミエ公演にお越しください!
東京二期会オペラ劇場
◇◆◇ ワーグナー『ローエングリン』ワールド・プレミエ・キャンペーン第3弾 NEW!! ◆◇◆
◆プレミエ公演限定「当日学生券」販売◆
2月21日(水)初日公演に限り《当日学生券2,000円》を販売!
【受付】2月21日(水)16:30より 東京文化会館大ホール「当日券カウンター」にて販売
※必ずご本人の学生証をご提示ください(ご購入時とご入場時いずれもご提示いただいております)
※お一人様1枚とし、代理でのお求めは承れません
※今回実施の学生券当日販売は初日公演限定です。
2日目[2月22日(木)]以降の公演は事前に二期会チケットセンター03-3796-1831にてご予約をいただきます
▼『ローエングリン』公演詳細はこちら 《チケット絶賛発売中!》
・2018年2月公演 R.ワーグナー『ローエングリン』 - 東京二期会オペラ劇場
2月21日(水)18:00(プレミエ・キャンペーン開催)/22日(木)14:00(平日マチネ・スペシャル:深作健太アフタートーク開催)/24日(土)14:00/25日(日)14:00
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
2018年2月18日(日)に八王子市芸術文化会館 いちょうホールにて、オペラ『万葉集』明日香風編(演奏会形式)が上演されます!
作曲家、編曲家、音楽プロデューサーとして多くのヒット作を手がける千住 明が作曲し、2009年に初演されたオペラ『万葉集』明日香風編。
日本最古の和歌集「万葉集」から、俳人・黛まどかによって“額田王”をとりまく恋物語と生涯を描いた作品です。
美しい日本語と、その響きを明確に彩った音楽は、日本語のオペラを初めて聴く人にも楽しめるものとなっています。
各地で再演を重ねていますが、今回の八王子公演では、指揮 大友直人、東京交響楽団の30人編成のアンサンブルオーケストラ、2014年発足の市民合唱団「八王子クリンゲンコア」との共演で、オペラやコンサートなど幅広く活躍する二期会アーティスト4名が出演します。
盛田麻央(ソプラノ) <額田王>
金子美香(メゾソプラノ) <鏡王女>
又吉秀樹(テノール) <中大兄皇子・天智天皇>
原田 圭(バリトン) <大海人皇子・天武天皇>
■■■ 公演情報 ■■■
千住 明 作曲/黛 まどか 台本
オペラ「万葉集」明日香風編(演奏会形式)
日時:2018年2月18日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:八王子市芸術文化会館 いちょうホール(大ホール)
出演:
[指揮]大友直人
[額田王]盛田麻央(ソプラノ)
[鏡王女]金子美香(メゾソプラノ)
[中大兄皇子・天智天皇]又吉秀樹(テノール)
[大海人皇子・天武天皇]原田 圭(バリトン)
[管弦楽]東京交響楽団
[合唱指揮]足立さつき
[合唱〕八王子クリンゲンコア
曲目:
チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 作品48
千住 明:オペラ『万葉集』明日香風編(演奏会形式)
▼公演の詳細、お問合せはこちらから
・(公財)八王子市学園都市ふれあい文化財団 042-621-3005
樋口達哉×角田鋼亮×仙台フィルによるイタリア・オペラの魅力が凝縮されたコンサートが、2月28日(水)に日立システムズホール仙台にて開催されます!
オペラだけではなくオーケストラ・コンサートやメディアへの出演、さらにオペラ界のスターによる男声ユニット「The JADE(ザ・ジェイド)」のメンバーとしても活躍している樋口達哉。今回は数々のイタリア・オペラ・アリアを、熱い思いを込めてお贈りします。
樋口達哉
■■■ 公演情報 ■■■
仙台市ホストタウン記念事業「Amo ITALIA!」参加事業
名曲のちから「オーケストラ・スタンダード」Vol.21
日時:2018年2月28日(水) 19:00開演(18:30開場)
会場:日立システムズホール仙台 コンサートホール 【アクセス 】
出演:
[指揮]角田鋼亮
[テノール]樋口達哉*
[管弦楽]仙台フィルハーモニー管弦楽団
曲目:
ロッシーニ 歌劇『セヴィリアの理髪師』序曲
ヴェルディ 歌劇『リゴレット』より “あれかこれか” *
ヴェルディ 歌劇『マクベス』より “あぁ、父の手は” *
ヴェルディ 歌劇『椿姫』第1幕への前奏曲
ヴェルディ 歌劇『アイーダ』より “清きアイーダ” *
プッチーニ 歌劇『マノン・レスコー』より “見たこともない美人” *
プッチーニ 歌劇『トゥーランドット』より “誰も寝てはならぬ” *
マスカーニ 歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』間奏曲
チャイコフスキー イタリア奇想曲 作品45
主催:
仙台市青年文化センター(公益財団法人仙台市市民文化事業団)
公益財団法人仙台フィルハーモニー管弦楽団
仙台市
▼公演の詳細はこちらから
・名曲のちから オーケストラ・スタンダードVol.21|コンサート情報 - 仙台フィルハーモニー管弦楽団
▼お問合せ・ご予約は
・仙台フィルサービス 022-225-3934(平日10:00~18:00)
なお、今回のコンサートで披露するアリアは、2017年12月6日発売のCD「あこがれ」にも収録されていますので、こちらもぜひご覧ください。
――テノールの貴公子 樋口達哉がフルオーケストラと共に昇陽する。
光り輝く13 のオペラ・アリア・ジュエリー。――
樋口達哉 最新アルバム「あこがれ Ti adoro」
2017/12/6発売 MECO-1046 ¥3,240(税込)
樋口達哉(テノール)
鈴木織衛(指揮)
仙台フィルハーモニー管弦楽団
▼CDの詳しい情報&お求め方法はこちらから
・テノール 樋口達哉 オフィシャルウェブサイト
2018年3月、イタリア・オペラの名作『ノルマ』で新たにスタートする〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉。この新シリーズのスタート記念として、舞台芸術・芸能の拠点である西新宿の芸能花伝舎(公益社団法人日本芸能実演家団体協議会)にて特別なプレ・イベントを開催することになりました!
城 宏憲
このイベントに出演するのは、3月17日の『ノルマ』公演にポリオーネ役で主演するテノール城 宏憲。2016年『イル・トロヴァトーレ』マンリーコ(二期会デビュー・ロール)、2017年『トスカ』カヴァラドッシに出演するなど近年著しい活躍をみせる新星テノールが、芸能花伝舎 創造スペースでのミニ・ライブと『ノルマ』公演に向けてのスペシャル・トークを行います。今、もっとも旬なテノールの歌声を間近で体感するチャンスです!
トークのコーナーでは、今回『ノルマ』の演出を担当する菊池裕美子も登場。映像と照明によって、オペラ『ノルマ』の世界がどのように表現されようとしているのかもお聞きいただけます。このイベントへのご参加は無料(事前のご予約が必要)ですので、ぜひいらしてください!
※本イベントは定員になりましたので、お申込みの受付を終了致しました。
■■■ イベント情報 ■■■
《東京二期会 × 芸能花伝舎 特別企画》
東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ スタート記念
新星オペラ歌手 城 宏憲 ミニ・ライブ&オペラ・トーク!
~イタリアの名作『ノルマ』へのいざない
日時:2018年3月3日(土) 13:30開場/14:00開始(15:30頃終了予定)
会場:芸能花伝舎 創造スペース「C2」
東京都新宿区西新宿6-12-30 【アクセス 】
出演:
城 宏憲〔テノール〕(東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『ノルマ』ポリオーネ役)
菊池裕美子(同プロダクション演出)
料金:入場無料 ※定員につき受付を終了しました (3/1追記)
(※事前のご予約が必要です。尚、ご予約は1人につき2名までとさせていただきます)
主催・制作:公益財団法人東京二期会
共催:公益社団法人日本芸能実演家団体協議会(芸能花伝舎)
●イベントのお問合せ・ご予約は
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
(月~金10:00~18:00、土10:00~15:00、日祝休)
FAX 03-3796-4710 または メール でも24時間受付いたします
▼チケット絶賛発売中~『ノルマ』の公演情報はこちら!
・《東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ》V.ベッリーニ『ノルマ』(セミ・ステージ形式) - 東京二期会
2018年3月17日(土)17:00/18日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
(※城の出演日は17日)
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
3月14日(水)19時開演、二期会がお届けするNikikai Days@Blue Rose 2018プレコンサート《White Day CONCERT~とびきり甘い夜》
輝く4人のバリトン、宮本益光、加耒 徹、近藤 圭、与那城 敬が揃って、特別なコンサートをお届けします。いずれも、その舞台姿のよさ、音楽の深さ、そして魅力あふれる声、その活躍ぶりはますます注目されるところ。歌唱の実力と爽やかさで、全国各地で人気を集めています。ピアノは宮本が信頼を寄せる、作曲家の加藤昌則です。
このたび演奏予定曲も決まりましたので、ご紹介いたします!
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
Nikikai Days@Blue Rose 2018プレコンサート
White Day CONCERT とびきり甘い夜
日時:2018年3月14日(水) 19:00開演(18:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ(小ホール)【アクセス 】
料金:全席指定 一般¥4,500- (二期会オペラ愛好会会員割引あり)
出演:(バリトン)宮本益光、加耒 徹、近藤 圭、与那城 敬
(ピアノ)加藤昌則
演奏予定曲:
《My Favorites》
・加藤昌則「こもりうた」(宮本)
・ロッシーニ「踊り」(近藤)
・越谷達之介「初恋」(加耒)
・ドナウディ「ああ愛する人の」(与那城)
《モーツァルトの世界》
・『フィガロの結婚』より「もうあんたの勝ちだと言ったな」(加耒)
・『ドン・ジョヴァンニ』より「窓辺にいでよ(セレナード)」/「シャンパンの歌」(宮本)
・『コジ・ファン・トゥッテ』より「彼をご覧ください」(与那城)
・『魔笛』より「恋人か女房があればいいが」(近藤)
《バリトンに酔う》
・バーンスタイン「ミサ」より “A simple song”(宮本)
・ラフマニノフ『アレコ』より カヴァティーナ「月は高く輝く」(加耒)
・ワーグナー『タンホイザー』より「夕星の歌」(近藤)
・マスネ『エロディアード』より「はかないまぼろし」(与那城)
《For White Day》
※ホワイトデーのスペシャルプログラム!内容は当日まで秘密。お楽しみに!
*都合により出演者・曲目は変更させていただく場合がございます。
「ホワイトデー」に贈る、一夜限りの素敵なコンサート。
チケットも残り少なくなってまいりました。是非お早目にご予約ください!
▼公演情報ページ、チケットのご予約・お問合せはこちらから
・White Day Concert とびきり甘い夜|主催・制作コンサート - 二期会21
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
東京二期会2月公演『ローエングリン』の稽古場から、ローエングリン役とエルザ役で共演するテノール小原啓楼とソプラノ木下美穂子の動画メッセージが届きました。短い中にも日々充実した稽古を重ねて、オペラ『ローエングリン』が築かれてきていることが伝わってきます。ぜひご覧ください!
ローエングリン 小原啓楼
VIDEO
「今回の舞台は、ローエングリンと(ワーグナーの庇護者でもあったバイエルン王)ルートヴィヒ2世の物語が同時進行していきます。ステレオタイプのいわゆる〈英雄〉ではない人物像を表現していけたら、と思っています」(2月1日収録)
エルザ 木下美穂子
VIDEO
「私にとって初めてのワーグナー作品。またすばらしい作品にであることができて、とても嬉しく思っています。演出の深作さんはとても斬新で、日々新しい『ローエングリン』が生まれています」(1月31日収録)
二人の出演日は2月22日(木)と25日(日)。特に、22日(木)は「平日マチネ・スペシャル公演」として、特別料金の設定に加えて、終演後には演出・深作健太によるアフタートークも開催を予定しています。ご来場お待ちしております!
▼『ローエングリン』公演詳細はこちら 《チケット絶賛発売中!》
・2018年2月公演 R.ワーグナー『ローエングリン』 - 東京二期会オペラ劇場
2月21日(水)18:00(プレミエ・キャンペーン開催)/22日(木)14:00(平日マチネ・スペシャル:深作健太アフタートーク開催)/24日(土)14:00/25日(日)14:00
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
新橋にある音楽レストラン「アルテリーベ東京」では、今後の活躍が期待される若手歌手による「月曜フレッシュ・コンサート」を開催し、好評を博しております。
2月の二期会New Faceの出演日は、立春も過ぎ春の足音が聞こえる26日(月)。石原 優(いしはら ゆう)と高津亜美(たかつ あみ)、二人の期待のソプラノが〈心温まる音楽の夜〉をお届けします。ピアノは、アーティストたちからの信頼も厚い相田久美子です。
今回のコンサートに向けて、出演の二人からメッセージが届きましたので、ご紹介いたします。
* * *
ソプラノ 石原 優
――声楽の道を志すきっかけ等、自己紹介をお願いします。
はじめまして。ソプラノの石原 優と申します。
私は幼い頃から音に興味津々、きこえてきた音や声の高さをピアノで探す遊びをよくしていました(笑)
そんなわたしが声楽の道を志したきっかけは、中学で合唱部に入ったことです。歌うことにすっかり魅了され、音楽コースのある高校へ、そして国立音楽大学へと進学しました。大学ではオペラ研究会に入り、お芝居をしながら歌うことの喜びと楽しさ、何より難しさを知り、「もっと出来るようになりたい」という思いから、二期会オペラ研修所で学びました。どうぞよろしくお願いいたします!
――自身の声種を教えて下さい。また挑戦したい役は?
私の声種は、レッジェーロソプラノです。軽やかなフレーズや転がるようなパッセージを得意としていますが、幅広く勉強しています。今回選曲した『ホフマン物語』オランピアのアリアは大好きな曲であり、役としても憧れています。
――コンサートのテーマやポイント、そして共演者をご紹介下さい。
今回は2月のコンサートなので、寒さの中にも春がすぐそばに来ている、ということから、このタイトルを付けさせていただきました。
高津さんはマスタークラスで共に学んだ仲間であり、学年は違うものの大学も同じという共通点もあるため、今回初共演させていただけることをとても嬉しく思っています。素晴らしい美声はもちろん、おちゃめで可愛らしい素顔も彼女の魅力です♪
それぞれの声の特性を活かせる曲、春らしい曲、、、と選曲するうち、大好きな曲ばかりのプログラムになりました。
当日はそれぞれのソロはもちろんですが、皆様が一度は聴いたことのある曲も二人のハーモニーでお楽しみいただけるかとおもいます!
* * *
ソプラノ 高津亜美
――声楽の道を志すきっかけ等、自己紹介をお願いします。
小さい頃から歌うことがとにかく大好きで、中学二年生の合唱コンクールでのソロをキッカケに音楽の先生の勧めで声楽を習い始めました。
そしてさらに歌うことの楽しさを知り、その瞬間からずっと死ぬまで歌って生きたいと強く思うようになりました。両親にその道に進む相談をした際、予想外に喜んでくれて、背中を押してくれたのを覚えています。
――自身の声種、レパートリー、目指している事と挑戦したい役は?
私はソプラノドラマティコで、今までプッチーニやベルディを多く歌って来ました。目指しているのは、力強く、心に直接語りかけられるような歌を歌うことです。挑戦したい役はトスカとヴィオレッタです。
――今回のプログラムについて、そして共演者をご紹介下さい。
3月が目前ということで少し春の訪れを感じさせるような、誰もが一度は聴いたことのある有名な曲もおりまぜ、楽しく聞き応えもしっかりあるプログラムになっています。オペラが好きな方もあまり知らない方も楽しんでいただけると思います。
石原さんは研修所マスタークラス時代同じクラスで1年間学んだ同期です。歳下の私にいつも同じ目線でとても優しく接してくれました。今回、透き通るような綺麗な歌声の石原さんとデュエットできて本当に嬉しいです!
* * *
ビュッフェスタイルのお料理&フリードリンクとともにコンサートをお楽しみください。
是非ご予約はお早めに!一同、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第182回【二期会New Face】春の訪れを歌に乗せて~心温まる音楽の夜~
日時:2018年2月26日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:石原 優(ソプラノ)、高津亜美(ソプラノ)、相田久美子(ピアノ)
演奏予定曲:
プッチーニ 『ラ・ボエーム』より 「私の名前はミミ」
オッフェンバック 『ホフマン物語』より 「生け垣に小鳥たちが」
モーツァルト 『皇帝ティートの慈悲』より 「昔の愛情に免じて」
ほか
さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
近年、数々のオペラで主要な役を演じ好評を博している林 正子。
2月のNHK名曲アルバムでは、ソプラノ林 正子が歌う名曲「愛の喜び」が放送されます。
オーケストラの奏でる甘いメロディに優美で深みのある歌声をのせ、苦悩に満ちた歌詞をも美しく歌いあげる、林 正子の歌唱をご堪能ください。
ソプラノ 林 正子
◆◆◆ 放送情報 ◆◆◆
NHK《名曲アルバム》
放送日時とチャンネル:
2018年2月
10日(土)14:55~15:00 [総合]
11日(日)4:20~4:25 [総合]
13日(火)5:55~6:00 [BSプレミアム]
14日(水)10:50~10:55 [Eテレ]
16日(金)10:55~11:00 [Eテレ]
21日(水)5:55~6:00 [BSプレミアム]
25日(日)4:20~4:25 [総合]
28日(水)10:50~10:55 [Eテレ]
曲目:「愛の喜び」マルティーニ作曲/フロリアン作詞/挟間美帆・編曲
出演:林 正子(ソプラノ)、渡邊一正(指揮)、東京フィルハーモニー交響楽団(管弦楽)
▼放送の詳細は番組ホームページをご覧ください
・名曲アルバム - NHKオンライン
▼2月21日(水)プレミエ!エルザ役には林 正子~『ローエングリン』公演詳細はこちら 《チケット絶賛発売中!》
・2018年2月公演 R.ワーグナー『ローエングリン』 - 東京二期会オペラ劇場
2月21日(水)18:00/22日(木)14:00/24日(土)14:00/25日(日)14:00
(※林の出演日は21日(水)と24日(土))
▼2月『ローエングリン』に向けてのインタビューはこちら
・「エルザは非常に人間的な役だと思います」~東京二期会オペラ劇場2月公演『ローエングリン』エルザ役、林 正子インタビュー|2018/1/10 - オペラの散歩道(二期会blog)
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
神楽坂のアコースティック・ライブハウス、TheGLEE(ザ・グリー)の新コンサートシリーズ「Nikikai@神楽坂ランチタイムコンサート」。その第3弾として開催される1月31日(水)12時からの公演に、文化庁の新進芸術家海外研修制度の成果発表「明日を担う音楽家による特別演奏会」(2月6日(火)19時・東京オペラシティ コンサートホール)の出演者から、ソプラノ清野友香莉とテノール伊藤達人の二人が登場します。
オペラシティでのガラコンサートは、8名がそれぞれ1曲入魂で海外研修の成果披露となりますが、こちらのランチタイムはもっと気楽に、もっと幅広いレパートリーを紹介して、歌の楽しさをお伝えします。題して「新春!大好きな歌をあなたに」。清野と伊藤の二人の魅力もたっぷり味わえます。ピアノは矢崎貴子。
ソプラノ清野友香莉
テノール伊藤達人
ピアノ矢崎貴子
■■■ 公演情報 ■■■
Nikikai@神楽坂ランチタイムコンサート ~新春!大好きな歌をあなたに~
明日を担う ~ 若きオペラ歌手の競演
日時:2018年1月31日(水)12:00開演(11:30開場)
会場:The GLEE(ザ・グリー)
東京都新宿区神楽坂3-4 AYビルB1
(JR「飯田橋駅」西口より徒歩4分/地下鉄各線「飯田橋駅」B3出口より徒歩3分)
出演:清野友香莉(ソプラノ)、伊藤達人(テノール)、矢崎貴子(ピアノ)
予定プログラム:
- イタリア -
ヴェルディ 『椿姫』より 「乾杯の歌」「花から花へ~ああ、そはかの人か」
ヴェルディ 『リゴレット』より 「風の中の羽のように」
- フランス -
ドリーブ 『ラクメ』より 「若いインドの娘はどこに」
グノー 『ファウスト』より 「この清らかなすまい」
- ドイツ -
J.シュトラウス 『こうもり』より 「いなか娘の姿で」
レハール 『微笑みの国』より 「きみはわが心のすべて」
レハール 『メリー・ヴィドー』より 「高鳴る調べ」
(※演奏予定曲は変更になる場合がございます。)
料金:全席自由 2,000円<ドリンク無料サービス(珈琲or紅茶)>
ランチタイムコンサートのお問合せ・ご予約:
The GLEE 03-5261-3124(平日10:00-18:00)
▼アクセス方法、ご予約等、The GLEEのウェブサイトはこちらから
・The GLEE|新宿区神楽坂のライブホール
《2月6日(火)開催「明日を担う音楽家による特別演奏会」情報》
▼出演者のメッセージとプロフィールは「WEBぶらあぼ」の特設ページにて公開中!
・海外で実力を磨いた未来のスター歌手たちが集結! - WEBぶらあぼ
清野 「ニュルンベルクという歴史ある町での研修は忘れがたい、とても貴重な時間でした。いつか『ランメルモールのルチア』や『マノン』、『ハムレット』のオフィーリアといった、命をかけた愛に生きる女性を演じたいと強く思っております。」
伊藤 「ベルリンでの生活は、30年間日本で生活してきた私には刺激的な時間であり、とても貴重な機会になりました。そこで得た感動や経験を忘れることなく、これからの日本のオペラ界を盛り上げていける歌い手になっていきたいと思います。」
▼予定プログラムが発表になりました!
・最高にフレッシュなオペラガラ!全演奏曲が決定しました!~2/6(火)「明日を担う音楽家による特別演奏会」 - オペラの散歩道(二期会blog)
▼公演ページはこちら
・明日を担う音楽家による特別演奏会 - 東京二期会
●「あすにな」のご予約・お問合せは
・チケットスペース TEL 03-3234-9999
(月~土10:00~12:00、13:00~18:00/日祝休業)
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831 (FAX 03-3796-4710)
(平日10:00~18:00/土曜10:00~15:00/日祝休業)
オペラ界の明日のスターが誕生!
文化庁による「新進芸術家海外研修制度」に認められ、海外の本格的なオペラの現場で研鑽を積んできたトップ歌手たちが集い、その成果を競うように披露する「明日を担う音楽家による特別演奏会」。
通称「あすにな」と呼ばれて、業界関係者からの注目度も高いこのコンサートですが、重唱曲も決まり全プログラムが決定しましたので、演奏順とあわせて発表いたします!
(前回2016年2月3日に行われたコンサートから)
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
文化庁委託事業「平成29年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
新進芸術家海外研修制度の成果
《明日を担う音楽家による特別演奏会》
日時:2018年2月6日(火) 19:00開演(18:30開場)
会場:東京オペラシティ コンサートホール
(京王新線「初台駅」東口徒歩5分)
料金:全指定席 S席3,000円、A席2,000円、B席1,000円(税込)
指揮:大勝秀也
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
《出演者とプログラム》
ロッシーニ:
・『絹のはしご』より 序曲
・『セビリアの理髪師』より 「今の歌声は」 ―― 藤井麻美(メゾソプラノ/二期会)
・『オテロ』より 「どうして聞き入れてくれないのだ」 ―― 小堀勇介(テノール)
ドリーブ:
・『ラクメ』より 「若いインドの娘はどこへ」 ―― 清野友香莉(ソプラノ/二期会)
マスネ:
・『エロディアード』より 「儚い幻影」 ―― 門間信樹(バリトン/二期会)
プーランク:
・『ティレジアスの乳房』より 「いいえ、旦那様」 ―― 種谷典子(ソプラノ/二期会)
R.シュトラウス:
・『ばらの騎士』より 「献呈の二重唱」 ―― 今野沙知恵/藤井麻美
* * *
ヴェルディ:
・『リゴレット』より 「あなたは心の太陽」 ―― 種谷典子/伊藤達人
モーツァルト:
・『ドン・ジョヴァンニ』より 「お手をどうぞ」 ―― 清野友香莉/原田勇雅
・『コジ・ファン・トゥッテ』より 「あなたにささげた心」 ―― 藤井麻美/門間信樹
・『後宮からの逃走』より 「なんという運命!」 ―― 種谷典子/小堀勇介
ストラヴィンスキー:
・『放蕩児の遍歴』より 「トムからの便りもない」 ―― 今野沙知恵(ソプラノ)
ワーグナー:
・『ローエングリン』より 「はるか遠い国に」 ―― 伊藤達人(テノール/二期会)
ジョルダーノ:
・『アンドレア・シェニエ』より「祖国の敵」 ―― 原田勇雅(バリトン/二期会)
* * *
▼出演者のメッセージとプロフィールは「WEBぶらあぼ」の特設ページにて公開中!
・海外で実力を磨いた未来のスター歌手たちが集結! - WEBぶらあぼ
▼公演ページはこちら
・明日を担う音楽家による特別演奏会 - 東京二期会
●ご予約・お問合せ
・チケットスペース TEL 03-3234-9999
(月~土10:00~12:00、13:00~18:00/日祝休業)
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831 (FAX 03-3796-4710)
(平日10:00~18:00/土曜10:00~15:00/日祝休業)
2017年3月に神奈川県民ホールで上演され、大好評を博した『魔笛』のハイライトが、本年2月の初めに南足柄市文化会館と秦野市文化会館で開催されます。
モーツァルト最後のオペラ『魔笛』は、大人から子どもまで世界中の人々を魅了する人気作。誰もが耳にしたことのある名曲が散りばめられた、愛と冒険のオペラです。
そんな『魔笛』の魅力をぎゅっと凝縮した1時間程のミニ・オペラを、6人の新進歌手が卓越した歌唱力、演技力で心おどるひと時をお贈りします。
当公演に二期会からはソプラノ斉藤園子、本田ゆりこ が出演します!
斉藤は2017年に上演された共同制作オペラ『ばらの騎士』の東京公演にて、帽子屋を演じており、活躍の場を広げています。今回は「夜の女王」として登場します。
本田は同『ばらの騎士』の愛知公演、大分公演において、斉藤と同役を演じました。今後の活躍が期待されています。今回は「パパゲーナ」として登場します。
■■■ 公演情報 ■■■
神奈川県民ホール巡回事業 出張公演 in 南足柄&秦野
神奈川県民ホール 音楽のおくりもの「1時間で楽しめる『魔笛』ハイライト」
【南足柄公演】
公演日時:2018年2月1日(木) 14:00開演(13:30開場)
会場:南足柄市文化会館 小ホール(愛称:金太郎みらいホール)
(神奈川県南足柄市関本415-1)アクセス
【秦野公演】
公演日時:2018年2月2日(金) 14:00開演(13:30開場)
会場:秦野市文化会館 小ホール
(神奈川県秦野市平沢82番地)アクセス
出演:
夜の女王/斉藤園子
ザラストロ/髙崎翔平
パミーナ/横森由衣
タミーノ/澤原行正
パパゲーナ/本田ゆりこ
パパゲーノ/堤 智洋
ピアノ:平塚洋子
台本・演出:太田麻衣子
プログラム:モーツァルト『魔笛』ハイライト
料金:全席指定 1,000円
主催:神奈川県民ホール
▼公演詳細・チケットのお求めはこちらから
・チケットかながわ TEL 0570-015-415(10:00~18:00)
新橋にある音楽レストラン、アルテリーベ東京では、「月曜日は新橋でオペラ!」を合言葉に、今後の活躍が期待される若手歌手によるディナー企画「月曜フレッシュコンサート」シリーズを開催しています。
新春を彩る、本年の二期会New Face登場初回は1月29日(月)。ソプラノ岡田麻里(おかだ まり)とテノール相山潤平(あいやま じゅんぺい)、二人の期待の新鋭が、晴れやかな歌声をお届けします。
コンサートに向けて出演の二人に話を聞きましたので、ご紹介いたします。
* * *
ソプラノ 岡田麻里
――声楽の道を志すきっかけ等、自己紹介をお願いします。
はじめまして、ソプラノの岡田麻里と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
ミュージカルの舞台を観たことがきっかけで声楽を始めました。声楽を極めていくうちにすっかりオペラに魅了され この道で生きていく事を決めました。
――声種やレパートリーについて教えて下さい。
私の声種はリリックソプラノです。叙情的な表現を得意としています。
――コンサートのテーマやポイント、そして共演者をご紹介下さい。
今回は、1月にコンサートをさせていただけるということで『ニューイヤー』の言葉を入れることを相山さんと一致して決めました。新年にふさわしく華やかなコンサートしたいです。
相山さんは、イタリア人のような明るさでレパートリー等で相談にのってくださり、いいプログラムに仕上がりました。今回初めてコンサートでご一緒させていただきますが とても楽しみにしています。
* * *
テノール 相山潤平
――声楽の道を志すきっかけ等、自己紹介をお願いします。
私は、宇都宮大学農学部で林業の勉強をしておりました。18歳の時に「三大テノール」の公演を観て、激しく感動し、一念発起で進路変更。国立音楽大学と同大学院を修了後、イタリアに留学致しました。
――自身の声種、レパートリー、目指している役や舞台、ステージは?
当初から声種はテノールリリコとは言われておりましたが、イタリアの作品を中心に軽快なものから重厚なものまで柔軟性をもって取り組んでおります。声に合っていると思うのは『ランメルモールのルチア』エドガルド役と『ラ・ボエーム』ロドルフォ役かと思いますが、どんな作品でも自分の声とキャラクターの可能性を探しながら表現することが課題だと思っております。日本でもまたイタリア滞在中も幸いなことに人の縁で助けられて今日もこうして歌わせて頂いております。今後は言語や時代にとらわれずいろんな作品に挑戦し、一人でも多くのお客様にお楽しみ頂けるよう精進したく思っております。
――今回のプログラムについて、そして共演者をご紹介下さい。
共演者のソプラノ岡田麻里さんとは研修でご一緒させて頂きました。モデルさんのような長身に加えてこの美貌、立派な美声と3拍子揃った逸材です。そんな彼女と共演でき、誰よりも間近で岡田さんの美声に酔えるこの機会に感謝しております。
今回のテーマは大分迷いましたが、「新」「初」というキーワードで、二人で構成を考えました(本当は美女と野獣にしたかったのですが)。私の選曲は、岡田さんからのリクエストを伺いつつ選びました。オペラが初めましてのお客様に、テノールの面白さを感じて頂けるような有名アリアと、岡田さんのソプラノの魅力が更に映えるソロ、重唱をご用意致しました。
寒さが一番厳しい季節ですが、ピアノ相田久美子さんを交えての若々しい演奏とともに温もりひとときをお過ごし頂けましたら幸いです。
* * *
是非ご予約はお早めに!皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第178回【二期会New Face】ソプラノ&テノール ニューイヤーコンサート
~寒さ忘れる甘く熱き愛の調べ~
日時:2018年1月29日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:岡田麻里(ソプラノ)、相山潤平(テノール)、相田久美子(ピアノ)
演奏予定曲:
モーツァルト 『アルバのアスカニオ』より 「そうです、でも別の恋の炎を」
ドニゼッティ 『愛の妙薬』より 「人知れぬ涙」
モーツァルト 『コシ・ファン・トゥッテ』より 「もうすぐ腕に抱かれて」
ほか
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
今春、二期会オペラ研修所マスタークラスを優秀な成績で修了した、若き歌手の声を聴くシリーズ Hakuju Hall「二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ」。
今年度シリーズのラストがまもなく1月25日(木)に開催されます。そのラストを飾りますのは、ソプラノ髙品綾野とメゾソプラノ中川香里の二人。ピアノは木下志寿子がつとめます。
このたび髙品、中川よりコンサートに向けてメッセージが届きましたので、ご紹介いたします。
■髙品綾野(たかしな あやの)
新春を迎え、この度のDiva Divoへ出演させていただけますこと大変嬉しく思います。
研修所を修了し、オペラ歌手としてのスタートラインにやっと立つことが出来ました。人の生き死にを描くオペラだからこそ困難がたくさんあるものだと再確認し、底知れない魅力を体感しながら、私らしい音楽をお届けできるよう精一杯演奏いたします。
ソプラノとメゾ、それぞれの音楽を楽しんでいただくために、聴きごたえたっぷりのプログラムとなっています。
ぜひ!私たちの歌声を会場に聴きにいらしてください。
■中川香里(なかがわ かおり)
メゾソプラノの中川香里です。毎年ハクジュホールで行われ、今年で5年目となるDIVADIVOモーニングコンサート。このような素晴らしい場で演奏出来る機会を頂く事が出来、大変光栄に思います。また、ソプラノの髙品綾野さんとは昨年11月の二期会本公演『こうもり』にて、役は違えどアンダースタディとして稽古場を共にしておりました。舞台上で共演するのは今回が初めてになります!女性同士の二重唱はあまり数は多くないのですが、色々案を出し合い、私達二人が背伸びをせず魅力を伝えられるであろう曲を選びました。
11:00開演と少し早いコンサートになりますが、皆様のランチの会話に少しでも花を添えられるよう(笑)精一杯歌わせて頂きます!
* * *
昨年11月の東京二期会オペラ劇場『こうもり』ではそれぞれロザリンデ役・オルロフスキー役のアンダースタディとして、稽古から本番までの長い時間を共にし、研鑽を積んで参りました。
フランス語・日本語・ドイツ語・イタリア語とバラエティに富んだプログラムをぜひお楽しみ下さい。
左から木下、中川、髙品
■■■ 公演情報 ■■■
二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ <第15回>
二期会新星トップ6名による、ときめきのデビューコンサート!
日時:2018年1月25日(木) 11:00開演(10:30開場) ※休憩なし約1時間
会場:Hakuju Hall (ハクジュホール)
料金:全席自由 500円(税込)
出演:髙品綾野(ソプラノ)、中川香里(メゾソプラノ)、木下志寿子(ピアノ)
予定プログラム:
・ドリーブ:歌劇『ラクメ』より “マリカよ、いらっしゃい~ジャスミンが咲くドームへ”(花の二重唱)〔髙品&中川〕
・朝岡真木子:花のなみだ(西岡光秋 詩)〔髙品〕
・マーラー:ハンスとグレーテ /ぼくの歌を覗きこまないで〔中川〕
・プッチーニ:歌劇『ラ・ボエーム』より “私の名はミミ”〔髙品〕
・ロッシーニ:歌劇『チェネレントラ』より “悲しみと涙のうちに生まれて”〔中川〕
・J.シュトラウス:喜歌劇『こうもり』より “故郷の歌を聴けば”〔髙品〕
・R.シュトラウス:歌劇『ばらの騎士』より “光栄にも気高く美しき花嫁に”〔髙品&中川〕
※曲順不同
※曲目は変更になる場合がございます。予めご了承くださいませ。
主催:Hakuju Hall/株式会社白寿生科学研究所
協賛:株式会社ドラジェ
協力:二期会オペラ研修所
後援:公益財団法人東京二期会
▼コンサート詳細ページはこちらをご覧ください
・第15回 二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ - Hakuju Hall
▼ご予約・お問合せは
・Hakuju Hall チケットセンター 03-5478-8700
10:00~18:00(火~土/祝日・休館日を除く)
昨年11月、日生劇場で上演されたオペラ『ルサルカ』。チェコの作曲家ドヴォルザークによる、人間の王子と水の妖精の悲恋を描いた作品。
ヒロインから王子の愛を奪う外国の公女の美しくも激しいアリア、森の魔法使いイェジババの謎、森番と料理人の少年の軽妙な歌。3人の森の精たちの弾むような音楽。声を失い、体温を失い、それでもなお王子を愛するルサルカの沈黙の深さ。そして水の精の長、ヴォドニクの眼差し。今を生きる私たちに、やさしく、愛とは何か、人間とは何か、語りかけます。
「第29回文化庁芸術祭賞優秀賞」を受賞し、昨年末の話題となった本舞台。来る1月27日(土)には静岡市民文化会館においても上演されます。
この静岡公演に、二期会から気鋭のソプラノ竹多倫子が〔ルサルカ〕を、〔王子〕をテノール大槻孝志、〔森の精〕を松原典子、梶田真未、池端 歩、〔狩人〕を松原 友、〔森番〕を加藤宏隆、〔料理人の少年〕を守谷由香、そして、魔法使い〔イェジババ〕をメゾソプラノ与田朝子、水の精〔ヴォドニク〕をバス妻屋秀和が歌います。
豪華なキャストが、一路、静岡へ。どうぞお楽しみに!
2幕。王子の城で開かれた豪華な宴。
人間の姿になることと引き換えに声を失ったルサルカは、着飾った賓客の中にあって孤独です。
2幕。王子の愛を失い悲嘆にくれるルサルカとヴォドニク。
終幕。ルサルカは王子に永遠を与え、湖に身を沈めます。
(写真いずれも 撮影:三枝近志/提供:日生劇場)
■■■ 公演情報 ■■■
静岡市民文化会館 開館40周年記念公演
NISSAY OPERA 2017
ドヴォルザーク作曲オペラ『ルサルカ』(静岡公演)
(全3幕 日本語字幕付き原語(チェコ語)公演)
日時:2018年1月27日(土) 14:00開演(※開場は開演の30分前)
会場:静岡市民文化会館 大ホール(アクセス )
料金:全席指定(税込)
S席9,000円/A席7,000円/B席5,000円/車いす席7,000円(介助者1名無料)
お問合せ:静岡市民文化会館 054-251-3751
9:00~21:30 月曜休館(祝日の場合は翌日)
<スタッフ・キャスト>
指揮:山田和樹
演出:宮城 聰(SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督)
管弦楽:読売日本交響楽団
合唱:東京混声合唱団
ルサルカ:竹多倫子
王子:大槻孝志
ヴォドニク(水の精):妻屋秀和
イェジババ(魔法使い):与田朝子
外国の公女:秋本悠希
料理人の少年:守谷由香
森番:加藤宏隆
森の精1:松原典子
森の精2:梶田真未
森の精3:池端 歩
狩人:松原 友
▼公演詳細はこちらから
・オペラ「ルサルカ」|主催事業 - 静岡市民文化会館
・オペラ『ルサルカ』第72回文化庁芸術祭賞優秀賞受賞 - 日生劇場
昨年の日生劇場公演で与田と別組でイェジババを演じたメゾソプラノ清水華澄は、実は静岡出身。現在、東京二期会2月公演『ローエングリン』 オルトルート役に出演のため稽古期間に入っていますが、今回の静岡公演に向け、自身が描いた可愛らしいイラスト相関図を使いオペラ『ルサルカ』を分かりやすく解説。動画がYouTube日生劇場公式チャンネルで公開されています。ぜひご覧ください。
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▼そのほかのYouTube日生劇場公式チャンネル関連動画
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神楽坂のアコースティック・ライブハウスで始まるコンサートの新シリーズ「Nikikai@神楽坂ランチタイムコンサート」。1月10日(水)開催の記念すべき第1回は、ソプラノ嘉目真木子によるソロライブです。
嘉目はこの新年、1月3日にNHK(Eテレ・FM)にて全国生放送でお楽しみいただいた「第61回NHKニューイヤーオペラコンサート2018」において、第一部“モーツァルト・ファンタジー”に少女役として出演。セルヴィーリア(『皇帝ティトの慈悲』より)、ツェルリーナ(オペラ『ドン・ジョヴァンニ』より)、パパゲーナ(オペラ『魔笛』より)を演じました。衣裳の早替あり、舞台上での変身あり、いくつかの場面をつないでいく重要な役割でしたが、モーツァルトのオペラの世界を見事に表現したばかり。
昨年は、11月に上演された東京二期会公演『こうもり』でロザリンデ役をつとめ、演出のアンドレアス・ホモキ氏の期待に応えて魅力あふれるヒロインを演じ、高い評価を得たほか、CD「My favorite songs ―わたしのお気に入り―」でCDデビューも果たしました。CDはアヴェ・マリアなどの有名曲からミュージカルやオペラ・アリアまで、嘉目の大好きな楽曲が選曲され、丁寧に歌いこまれた19曲。まさに「私のお気に入り」といえるアルバムです。
そして今年は、3月ストラスブール、4月ミュルーズでの日仏共同制作『金閣寺』フランス公演(宮本亜門演出)に、7月東京二期会『魔弾の射手』アガーテへの出演も控えるなど、今後のオペラ界を担う逸材として注目されています。
そんな嘉目真木子が、神楽坂の小さなライブハウスでトークを交えてお送りする1時間のコンサート。お昼のひととき、嘉目のお気に入り曲の数々を聴きながら過ごしてみませんか。
■■■ 公演情報 ■■■
Nikikai@神楽坂ランチタイムコンサート ~新春!大好きな歌をあなたに~
嘉目真木子 Happy New Year ~ わたしのお気に入り
日時:2018年1月10日(水)12:00開演(11:30開場)
出演:嘉目真木子(ソプラノ)、髙田恵子(ピアノ)
予定プログラム:
カッチーニ「アヴェ・マリア」★
ジョルダーニ「カロ・ミオ・ベン」★
ヘンデル オペラ『セルセ』より「オンブラ・マイ・フ(なつかしい木陰よ)」★
中田 章「早春賦」
中田喜直「霧と話した」★
サティ「ジュ・トゥ・ヴ」
プッチーニ オペラ『ジャンニ・スキッキ』から「私のお父さん」
ドヴォルザーク オペラ『ルサルカ』から「月に寄せる歌」★
レハール オペレッタ『ジュディッタ』から「熱き口づけを」
グノー オペラ『ファウスト』から「宝石の歌」
(★印はCD My favorite songs 収録曲)
※演奏予定曲は変更になる場合があります。
料金:全席自由 2,000円<ドリンク無料サービス(珈琲or紅茶)>
お問合せ・ご予約:
The GLEE 03-5261-3124(平日10:00-18:00)
▼アクセス方法、ご予約等、The GLEEのウェブサイトはこちらから
・The GLEE|新宿区神楽坂のライブホール
▼「Nikikai@神楽坂ランチタイムコンサート」1月は17日(水)と31日(水)にも開催!
・2018新春、神楽坂The GLEEでランチタイムコンサートを開催! - オペラの散歩道(二期会blog)
オペラ界の貴公子たちによる奇跡のヴォーカルグループ The JADE(ザ・ジェイド)が贈る、ニューイヤーコンサートが、1月21日(日)14時よりJR中央線「武蔵小金井駅」南口駅前にある小金井 宮地楽器ホールで開催されます!
〈甘くクリーミーな歌声で酔わせる、ボーダーレスなテノール〉高野二郎、〈ニューヨークのモダンな風を運ぶテノール〉高田正人、〈繊細で端正な歌声と豊かな表現力の多彩なバリトン〉成田博之、〈凛とした舞台姿と美声のバス・バリトン〉北川辰彦の4人が出演。華やかなオペラ・アリアからThe JADEオリジナルソングまで、メンバーの熱き歌声をどうぞお楽しみください。
左から成田博之、高田正人、高野二郎、北川辰彦
■■■ 公演情報 ■■■
EXCITING STAGE こがねいニューイヤーコンサート by The JADE
日時:2018年1月21日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:小金井 宮地楽器ホール 大ホール(アクセス )
出演:
The JADE(ザ・ジェイド)
[テノール 高野二郎、テノール 高田正人、バリトン 成田博之、バス・バリトン 北川辰彦]
ピアノ/編曲 金井 信
料金:(全席指定・税込)一般4,500円、学生席2,000円
[こがねいメンバーズ会員]4,000円
チケット取扱:
・小金井 宮地楽器ホールチケットデスク 042-380-8099 (10:00~19:00/第2・3火曜の休館日を除く)
プレイガイド:
・チケットぴあ (Pコード344-206)0570-02-999
・ローソンチケット (Lコード34487)0570-084-003、(オペレータ対応10:00~20:00)0570-000-407
・イープラス
▼演奏予定曲等、公演詳細はこちらから
・こがねいニューイヤーコンサート by The JADE|イベント詳細 - 小金井 宮地楽器ホール
▼The JADE公式サイト
・The JADE ザ・ジェイド
イープラスが手掛ける渋谷最大級のカフェ「リビングルームカフェ&ダイニング」で、“クラシック音楽を、もっと身近に。”と、日曜午後に開催されている「サンデー・ブランチ・クラシック」。
2018年のトップ、1月7日のステージに、日本を代表するトップテナー樋口達哉が登場!
12月6日にリリースされた渾身のアルバム「あこがれ Ti adoro」から珠玉のアリアをお贈りいたします。
どうぞ、お気軽にお越しください。
■■■ 公演情報 ■■■
「eplus LIVING ROOM CAFE & DINING」
“サンデー・ブランチ・クラシック” 樋口達哉/テノール
日時:2018年1月7日(日) 13:00~
会場:eplus LIVING ROOM CAFE & DINING(渋谷区)
出演:樋口達哉(テノール)
料金:ミュージックチャージ500円、別途カフェ通常利用料(飲食代)
▼公演詳細・ご予約・アクセス等はこちらから
・樋口達哉 2018.1.7 SUN |サンデー・ブランチ・クラシック - eplus LIVING ROOM CAFE & DINING
2018年新春、神楽坂にある響きのよい小さなアコースティックライブホール「The GLEE」(ザ・グリー)で新たなランチタイムコンサートを開催致します。
「Nikikai@神楽坂ランチタイムコンサート~新春!大好きな歌をあなたに~」と題して、1月の水曜お昼にお贈りするコンサート全3回。
第1回目となる1月10日(水)はソプラノ嘉目真木子が登場。嘉目お気に入りの歌の数々をお楽しみいただきます。
続く1月17日(水)は4オクターブの奇跡のハーモニー La Dill(ラ・ディル)がオリジナルアレンジでお贈りするポピュラーソングを。
そして1月31日(水)は若きオペラ歌手の競演、ソプラノ清野友香莉とテノール伊藤達人。
水曜ランチタイムをどうぞお楽しみに。
■■■ 公演情報 ■■■
Nikikai@神楽坂ランチタイムコンサート
~新春!大好きな歌をあなたに~
◆嘉目真木子 Happy New Year ~ わたしのお気に入り
日時:2018年1月10日(水)12:00開演(11:30開場)
出演:嘉目真木子(ソプラノ)、髙田恵子(ピアノ)
予定曲:
中田 章「早春賦」
中田喜直「霧と話した」
プッチーニ『ジャンニスキッキ』より「私のお父さん」ほか
◆La Dill ~ 実力派オペラ歌手による男性ユニットのコンサート
日時:2018年1月17日(水)12:00開演(11:30開場)
出演:La Dill[彌勒忠史(カウンターテナー)、坂下忠弘(バリトン)、金山京介(テノール)、岩田健志(バリトン)、吉田貴至(ピアノ)]
予定曲:
「木蓮の涙」(柿沼清史作曲/山田ひろし作詞/鳥羽山沙紀編曲)
「言葉にできない」(小田和正作曲・作詞/鳥羽山沙紀編曲)
「少年時代」(井上陽水作曲・作詞/鳥羽山沙紀編曲) ほか
◆明日を担う ~若きオペラ歌手の競演
日時:2018年1月31日(水)12:00開演(11:30開場)
出演:清野友香莉(ソプラノ)、伊藤達人(テノール)、矢崎貴子(ピアノ)
予定曲:
(近日発表)
<各公演とも>
料金:全席自由 2,000円<ドリンク無料サービス(珈琲or紅茶)>
お問合せ・ご予約:The GLEE TEL:03-5261-3124(平日10:00-18:00)
▼The GLEEおよび公演について詳しくはこちらから
・The GLEE|新宿区神楽坂のライブホール
東京二期会『ローエングリン』2月21日(水)のプレミエにむけて、演出・深作健太による新制作のコンセプトや舞台、衣裳などが少しずつ形になりつつあります。先週も来月から始まる立ち稽古(音楽に沿って演技をつけてゆく稽古。二期会オペラでは稽古場に舞台とほぼ同じ寸法をとって立ち稽古を行っています)を前に、福井 敬、小原啓楼の両タイトルロールと綿密に打ち合わせを行いました。
オペラ版‘深作組’がいよいよ本格的に始動します!
上:福井 敬(左)
下:小原啓楼(左)
(いずれも打合せ時に撮影)
オペラ『ローエングリン』 ― 悲劇のバイエルン王、ルートヴィヒII世がこよなく愛し、その幻想世界に耽溺した、至高のロマンティック・オペラ。
今回、深作はこの物語を、ルートヴィヒII世やエリザベートが実際に生き、そして、ワーグナーが生きた19世紀バイエルンの時代背景と重ね合わせて描きたい、と語っています。
▼東京二期会ウェブサイトのオペラを楽しむ特集の記事もあわせてお読みください
・『ローエングリン』とは誰なのか?(深作健太)|オペラを楽しむ - 東京二期会
「白鳥の騎士」と称される、英雄の中の英雄ローエングリン。ルートヴィヒII世は、なぜこの伝説の英雄に憧れ、なぜこのファンタジーに溺れるにつれて政治の表舞台から姿を消すことになってしまったのか。
ワーグナーのオペラの中でも屈指のロマンティックな旋律があふれる本作品。そのロマンを切に求めた人間の想いをも描くことで、現代に生きる私たちの前にこの作品の真の姿を描き出そうとします。
どうぞ本公演にご期待ください!
本公演プロダクションのより詳しい演出コンセプトについては、1月21日(日)14時よりドイツ文化会館OAGホールにて開催いたします〈二期会プレ・マチネ〉においてお聞きいただけます。この機会に是非お越しください!(入場無料・要事前申込)
▼〈二期会プレ・マチネ〉のご案内記事はこちら
・1月21日(日)開催!開局20周年クラシカ・ジャパンpresents〈二期会プレ・マチネ〉映画監督 深作健太と『ローエングリン』~今、僕が考えていること - オペラの散歩道(二期会blog)
▼2月21日(水)プレミエ!『ローエングリン』公演詳細はこちら 《チケット絶賛発売中!》
・2018年2月公演 R.ワーグナー『ローエングリン』 - 東京二期会オペラ劇場
2月21日(水)18:00/22日(木)14:00/24日(土)14:00/25日(日)14:00
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
カワイ表参道コンサートサロン パウゼにて開催している「二期会サロンコンサート」シリーズは毎回大好評をいただいております。
2017年シーズンのトリを飾る12月21日(木)の公演は、〈表参道のクリスマス ~こころ温まる夜をあなたに~〉と題して、聖夜にふさわしい名曲の数々をお届け致します。
今回はソプラノ髙橋節子、テノール荒木俊雄、そして12月8日と10日に香港で『ラ・ボエーム』(マルチェッロ)に出演し、帰国したばかりのバリトン与那城 敬が出演。ピアノはモーツァルテウム音楽院リート伴奏科、カールスルーエ国立音楽大学に学び、ドイツ国家演奏家資格を持ち、内外の様々な歌手とリーダーアーベントを行っている山口陽子です。
左から 荒木俊雄、髙橋節子、与那城 敬
来週の公演を前に、髙橋と荒木からメッセージが届いておりますので、ご紹介いたします。
* * *
12月21日の夜、コンサートサロンパウゼのある表参道は どんなにイルミネーションが美しく、おしゃれな人々で溢れていることか・・・!
そんな想像をしながら、3人でプログラムの相談をいたしました。
クリスマスにちなんだ歌、恋愛の歌、よく知られたポピュラーな歌を、二重唱や三重唱も混ぜながらお送りします。クリスマスが近づいた夜、バラエティに富んだプログラムで皆さんを楽しませることができれば幸せです。
<髙橋節子>
今回のサロンコンサートは、第1部に日本歌曲をはじめ、イギリス、ドイツ、フランス歌曲を、第2部にはバッハの《コーヒー・カンタータ》全曲演奏に続き、いよいよ間近に迫ったクリスマスの曲も歌う、盛りだくさんの内容でお届け致します。
冬の寒さの中来てくださるお客様に〈ほっこり〉して頂くべく、アイデアを出し合いながらプランを練ってまいりました。
今回ステキなお2人と共演させて頂けることになり、僕自身とても嬉しいです。
華やかな表参道のイルミネーションに負けないような演奏会になりますので、どうぞご期待ください!
<荒木俊雅>
* * *
聴き逃せない贅沢な内容の一夜。どうぞお楽しみに!
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報■■■
二期会サロンコンサート 2017-2018シーズン
Vol.194 表参道のクリスマス ~こころ温まる夜をあなたに~
日時:2017年12月21日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:カワイ表参道コンサートサロンパウゼ
出演:髙橋節子(ソプラノ)、荒木俊雅(テノール)、与那城 敬(バリトン)、山口陽子(ピアノ)
予定演奏曲目:
アイルランド民謡「ロンドンデリーのうた」
山田耕筰「ペチカ」
ハイドン「天地創造」より
バッハ「コーヒーカンタータ」
シューベルト「アヴェ・マリア」
バーリン「ホワイトクリスマス」
ほか
▼コンサート概要ページはこちら
・二期会サロンコンサートVol.194 表参道のクリスマス ~こころ温まる夜をあなたに~ - 東京二期会
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
2月公演『ローエングリン』にオルトルート役で二期会デビューを決めるソプラノ中村真紀。
デビュー公演に先駆けて、今月21日には『ローエングリン』プレ・コンサートともなる、浜離宮朝日ホールのランチタイムコンサートに、同ローエングリン役 小原啓楼(テノール)、エルザ役 林 正子(ソプラノ)、テルラムント役 大沼 徹(バリトン)とともに出演します。
これまでにハンガリーのリスト音楽院、また時を経てイタリアのボローニャで研鑽を
積んできました。デビューに向けて、「中村真紀の今」を聞きました。
【Q1】
2月公演『ローエングリン』オルトルート役で出演するソプラノ中村真紀さん。まずは、ブダペスト、ボローニャでの研修時代のことを。
ソプラノ 中村真紀
【A1】
リスト音楽院には、今から10年以上前に留学しておりました。私の場合ですが、一番最初に歌を学ぶ場として、イタリアでもドイツでもなくハンガリーだったことはとても幸せな事でした。時代も良かったのだと思います。まだEUに加盟する少し前で、物価は日本のほぼ半分。学生達の多くはコンピュータや携帯を今のように持ててはおらず、楽譜すら、全て図書館でコピーをして勉強している状態でした。音源もほとんどなく、彼等の奏でる音は、楽譜から感じるものをそのままあらわしているという印象でした。なんとなくどこかで聴いたことがある、と思いながら勉強する、ということがないのです。彼等一人一人が楽譜と対話し生み出す音楽です。とんでもない解釈のものも多く聴きましたが、時々出会える、宝石の塊のような音楽には感銘を受けました。何の、誰の真似でもない唯一無二の音楽を聴いたのは、後にも先にも、リスト音楽院で学んでいる時だけだったような気がします。本物の音楽とはどういう事かを、理屈ではなく学びました。そして、同じヨーロッパの国でありながら、ハンガリー人はイタリア、ドイツ、フランスなどのオペラ曲を歌うとき、外国人として歌います。留学当初、言語能力も容姿も劣る日本人の自分に、自信なく失望していましたが、ヨーロッパの中で外国人として歌を学んでいる彼等と過ごすうち、オペラ歌手を志す日本人の自分の可能性を感じることができるようになりました。その後、帰国して新国立劇場で研修し、2010年からのイタリア留学の折には、あるがままでいられたような気がいたします。楽譜から離れてなおその言語を使って生活が出来ることは、その都度未熟さを感じつつも嬉しい日々でした。
【
Q2】
オルトルートは、ブラバント候の摂政テルラムントの妻でありながら、異教徒で魔術使い。エルザ姉弟を貶めようとします。中村さんは、どのような役と考えていますか?
【A2】
オペラに登場する女性の中で、これほどの悪役は中々見つからないかと。本当に難しく、挑戦の役だと思っています。物言いも行動力も男勝りですが、女性特有のいやらしさを細胞のあちこちに散りばめているような人間です。ふだんならば、1つの役を勉強していくうちに、なんとなく、この人はこんな見た目かしら、とか、こんな事が好きかしら、などと自然に考えているのですが、このオルトルートに関しては、どうも浮かんでこないんです。曖昧な輪郭がぼやっと目の前にあるだけというか…これから少しずつ形や色が見えてくるのを楽しみにしたいと思います。
オルトルートにとっては、物語の中で起こす行動の全てが正義です。彼女が何故この様な人間にならなければいけなかったのか、異教徒として、筆舌尽くしがたい苦しみを味わってきたであろう彼女の辿ってきた道を想像し、彼女の悪を堂々と正義として表現できればと思います。
【
Q3】
12月21日には、浜離宮朝日ホールで、リヒャルト・シュトラウスの歌曲も披露します。シュトラウス歌曲の魅力はなんでしょうか?
【A3】
私にとっての魅力は、詩の一言一言がそのまま音になっている事です。言葉通りに音が流れていて、あぁ、この言葉だからこの音なんだな、と自然に思う事ができます。そして、大げさでない美しさが素敵だなぁと思います。可笑しいけれどあっさりしていたり、悲しいけれど潔かったりします。
【Q4】
東京二期会の本公演に向けて意気込みを!
【A4】
私は、深作健太さんの演出された『ダナエの愛』を観て以来、いつか必ず深作さん演出の舞台に立ちたい!と思ってきました。ですから今はただ、稽古がはじまるのを心待ちにしています。
今回、はじめての二期会公演、はじめてのオルトルート、はじめて尽くしですが、気負わずに、今の自分のオルトルートができればと思います。
皆さま、ワーグナーを愛する方も、そうでない方も、是非劇場に足をお運びくだされば幸いです。必ずや面白いものになると確信しています!
■■■ 公演情報 ■■■
【浜離宮ランチタイムコンサートvol.167】
東京二期会オペラ劇場「ドイツ・ロマン派の森」
ドイツ詩情の世界へいざなうロマンティック・コンサート
日時:2017年12月21日(木) 11:30開演(11:00開場)
会場:浜離宮朝日ホール
(都営大江戸線「築地市場駅」A2出口すぐ)
料金:全席指定 2,900円
出演:林 正子(ソプラノ)、中村真紀(ソプラノ)、
小原啓楼(テノール)、大沼 徹(バリトン)、
大藤玲子(ピアノ)
予定曲:ワーグナー『ローエングリン』ハイライト
〈エルザの夢〉
〈オルトルートの復讐の誓い〉
〈婚礼の二重唱〉
ほか
お問合せ・ご予約:
朝日ホール・チケットセンター 03-3267-9990
(日・祝除く10:00~18:00)
▼ランチタイムコンサートの詳細はこちら
・【浜離宮ランチタイムコンサートvol.167】東京二期会オペラ劇場「ドイツ・ロマン派の森」|コンサート情報 - 浜離宮朝日ホール
▼2月21日(水)プレミエ!『ローエングリン』公演詳細はこちら 《チケット絶賛発売中!》
・2018年2月公演 R.ワーグナー『ローエングリン』 - 東京二期会オペラ劇場
2月21日(水)18:00/22日(木)14:00/24日(土)14:00/25日(日)14:00
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
2018年1月17日リリース予定の、シンガーソングライター尾崎亜美さんのコラボレーション・アルバム「Life Begins at 60」に、La Dill(カウンターテナー彌勒忠史、テノール金山京介、バリトン坂下忠弘、バリトン岩田健志)が参加しています!日本の音楽シーンのトップを走り続けるアーティストらと尾崎亜美さんがコラボする超豪華で超素敵なアルバムです。また、アルバム発売に先駆けて12月17日(日)に開催される「尾崎亜美コンサート~Life Begins at 60~II」にもLa Dillが出演。
新たなLa Dillのハーモニーをどうぞお楽しみに!!
◆◆◆ CD情報 ◆◆◆
尾崎亜美 60歳記念コラボレーション・アルバム
「Life Begins at 60」
CRCP-40541 ¥2,500+税
2018年1月17日リリース
【収録曲】
1グラムの歌/槇原敬之 & 尾崎亜美
マイ・ピュア・レディ/miwa & 尾崎亜美
冥想/根本要 & 尾崎亜美
初恋の通り雨/chay & 尾崎亜美
風のライオン/小坂忠 & 尾崎亜美
Smile/La Dill & 尾崎亜美
Harmony/尾崎亜美(新曲)
※曲順未定・全7曲
■■■ 出演情報 ■■■
尾崎亜美コンサート ~Life Begins at 60~II
日時:2018年12月17日(日) 17:00開場/17:30開演
会場:渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
料金:(全席指定)7,500円
問合:キャピタルヴィレッジ 03-3478-9999
▼コンサートの詳しい情報はこちら
・2017.12.17 ■尾崎亜美コンサート ~Life Begins at 60~II - キャピタルヴィレッジ
*** 関連リンク ***
▼尾崎亜美さんのBlog記事
・お待たせ致しましたっ! - 尾崎亜美オフィシャルサイト
▼アルバム参加アーティストの皆さんの記事
・尾崎亜美さんのアルバムに歌唱参加 - 槇原敬之公式サイト
・尾崎亜美さんのアルバムに歌唱参加しました|info - miwa official website
・尾崎 亜美 60歳記念コラボレーション・アルバム 「Life Begins at 60」 - StardustRevue(根本 要)
・尾崎亜美 コラボレーション・アルバムにchayが参加|News - chay official website
・「尾崎亜美コンサート~Life Begins at 60~」にゲスト出演(12/17)|event - chu kosaka web site(小坂 忠)
・尾崎亜美 - 最新ニュース |日本クラウン株式会社 クラウンレコード
東京二期会『ローエングリン』38年ぶりの新制作!
深作健太
2018年の最初を飾る2月公演は、映画監督で演出家の深作健太が、2015年『ダナエの愛』につづいて指揮 準・メルクルとともに、『ローエングリン』を演出します。東京二期会としては、1979年若杉弘指揮、西澤敬一演出以来の新制作。深作にとっては、自身「最愛」と語るワーグナーに初めて挑みます。
2年前、オペラ初演出ながら、「日本のオペラの水準を一挙に高めた公演(梅津時比古)」と賞賛された『ダナエの愛』の成功を受けて期待の高まる今回の『ローエングリン』。どのような舞台が待っているのか。深作健太自らが開幕を前に作品世界を語り尽くすトークイベントが1月21日(日)にドイツ文化センターで開催されます!
■■■ イベント情報 ■■■
開局20周年 クラシカ・ジャパンPresents〈二期会プレ・マチネ〉
映画監督 深作健太と『ローエングリン』~今、僕が考えていること
日時:
2018年1月21日(日) 13:30開場/14:00開演
会場:
ドイツ文化会館 OAGホール (地図 )
青山一丁目駅(地下鉄 銀座線・半蔵門線・都営大江戸線)出口4より徒歩7分
料金:
入場無料(※要事前予約)
出演:
深作健太 (映画監督、演出家/東京二期会『ローエングリン』(新制作)演出)林 正子 (ソプラノ/同 エルザ役)福井 敬 (テノール/同 ローエングリン役)菅野 敦 (テノール/同 ブラバントの騎士役)土屋優子 (ソプラノ)大藤玲子 (ピアノ)
●ご予約・お問合せ:《受付中!》
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
(月~金10:00~18:00、土10:00~15:00、日祝休)
FAX 03-3796-4710 または メール でも24時間受付いたします
トークには、ローエングリン役の福井 敬、エルザ役の林 正子(ともに2月21日(水)・24日(土)に出演)も登場!深作演出の魅力、稽古場での秘密などを交えながら、それぞれの『ローエングリン』にかける想いを語ります。
そして、ソプラノ土屋優子、テノール菅野 敦も出演し、オペラから抜粋の生演奏もお楽しみいただけます!(菅野はブラバントの貴族役で2月22日(木)・25日(日)に出演)。
開幕を前に演出家がプランをお客様に直接語る唯一の機会です。お席のご用意に限りがありますので、お申し込みはぜひお早めに!
▼2月21日(水)プレミエ!『ローエングリン』公演詳細はこちら 《チケット絶賛発売中!》
・2018年2月公演 R.ワーグナー『ローエングリン』 - 東京二期会オペラ劇場
2月21日(水)18:00/22日(木)14:00/24日(土)14:00/25日(日)14:00
期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会New Faceの登場は12月4日(月)。ソプラノ矢野敦子(やの あつこ)&テノール岡田淳志(おかだ あつし)がフレッシュな歌声を披露します!
今回も出演の二人にコンサートに向けて話を聞きましたので、ご紹介いたします。
* * *
ソプラノ 矢野敦子
――声楽の道に進むことを決めたときのことを教えて下さい。
当時入っていた合唱部で歌うことの楽しさを知り、母に「歌で食べていけないかな~?」と聞いたことがあるんです。すると母に「ミュージカルとオペラがあるよ?」と言われたので、「豪華なドレスが着たいからオペラ!」と当時、中学生だった私が安直に決めたのがきっかけです(笑)
――声種やレパートリーについて教えて下さい。
私はソプラノの中でもリリコやドラマティコと呼ばれる部類のソプラノです。ですから、一番やりたい、歌うたい!と願っているのはワーグナー作品です!指環シリーズのブリュンヒルデを一度でいいから歌いたいと思っています。
――コンサートのテーマやポイントをお願いします。
12月といえばクリスマス。愛を囁きだす季節です(笑)。そして冬の寒さは夜空を美しくうつします。美しい夜空の星と共に、ロマンティックな愛をお届けできたらと思い、テーマにさせて頂きました。
―共演者をご紹介下さい。
岡田さんとは二期会の研修所時代に共に学んだ仲なのですが、彼は本当になんでも歌える、とてもチャーミングなスーパーテノール!彼の歌はすごく真っすぐで、人の心をつかんで離しません!なのにしれっとシュールな一言を言い放つ時がある、そんな彼の性格的なギャップも魅力の一つです♪是非、彼の魅力あふれる歌を聴いて癒されてください!
* * *
テノール 岡田淳志
――声楽の道に決めたきっかけ等、自己紹介をお願いします。
歌は、生まれて初めて、心から、人生を懸けてやりたいと思えたことでした。それまで背負ってきたものや敷いてきたレールを捨ててまでこの道を志した理由を、未だに理屈では説明できません。
私は、音大に入学する前、一般大学で日本近代文学の研究をしていました。中でも三島由紀夫の作品に傾倒しており、日本語の美しいところだけを抽出し綿密に紡ぎ出したような清廉たる文章に、心を蕩かせる日々でした。転機は、所属していた大学の吹奏楽団を引退し、新たな趣味を見つけようと、昔から興味があり一応の特技でもあった「歌」を習いに行ったことです。趣味で始めたはずが、ひと月たち、ふた月たち、気が付くと、「歌をもっと勉強したい」という欲望と、「これしかない」という直感で、音大を受験することを決めていました。
――自身の声種、レパートリー、目指している役や舞台、ステージは?
おそらく、テノール“リリコ・レッジェロ”になるのだと思います。低いよりは高い方が好きですが、悲しいかなアジリタ(コロコロと転がる細かい音形)はあまり得意ではありません。これまでは、モーツァルトやベルカントもののオペラ、フランスオペラを比較的多く歌ってきました。
今年、ボローニャ歌劇団来日公演《椿姫》でジュゼッペ役をいただいたのですが、このとき、脇役の魅力を知り、プリモを目指すだけがオペラ道?ではないと気づかされました。もちろん将来的にはより高みを追い求めつつも、まずはcomprimario(準主役・脇役)やcoro(合唱)として、国内のオペラ公演に携わっていきたいと思っています。
そしてもう一つ。これからコンサートの折には、美しい日本の心を、日本の風景を、日本の面影を歌い継いでいきたいと考えています。この国には、失われつつあるけれど、心の機微を柔らかく、あるいは激しく描き出す、豊かな“ことば”があります。中でも、私が青春時代から心の拠りどころにしてきた、さだまさしさんの「歌曲」(!)を一人でも多くの方に聴いてもらいたい。これを今後のライフワークにしていくつもりです。
――今回のプログラムについてお聞かせ下さい。
街は早くもクリスマス一色でしょうから、時宜にかなうよう、テーマは「星降る夜に贈る愛の歌」としました。それぞれがレパートリーから選んだ「愛」に関する曲を並べてみると、結果的に、言語も曲調もバラエティに富んだ、聴きごたえのあるプログラムになったと思います。しかし改めて気づかされたのは、オペラや歌曲の「愛」の歌は、これほどまでにかなしい結末を迎えるものが多いのか、ということです。愛は終わり、愛は死ぬ。そこにまた心惹かれるのも事実です。・・・そういうわけで、当夜は美しい「哀」の歌をお届けします。
――共演者をご紹介下さい。
ソプラノの矢野敦子さんとは研修所の同期でしたが、一緒に演奏するのは今回が初めてとなります。二人の声のタイプはおそらく正反対と言っていいかと思いますが、だからこそ、果たして二人で奏でる音楽がどのような響きをもたらすのか、私も今から愉しみにしています。
* * *
是非ご予約はお早めに!皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第173回【二期会New Face】星降る夜に贈る愛の歌
日時:2017年12月4日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:矢野敦子(ソプラノ)、岡田淳志(テノール)、相田久美子(ピアノ)
演奏予定曲:
シューマン 「4つの二重唱曲」op.78
ビゼー 『カルメン』より 「花の歌」
ワーグナー 『トリスタンとイゾルデ』より 「愛の死」
ヴェルディ 『椿姫』より 「パリを離れて」
ほか
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
明日、11月22日(水)から東京・日比谷の日生劇場にて、〈ベルリン・コーミッシェ・オーパーとの提携公演〉J.シュトラウスII世作曲オペレッタ『こうもり』が開幕します!
初日組のゲネプロより
こちらに期間中の公演当日のご案内を致します。 【11/25(土)19:40最終更新】
=NISSAY OPERA 2017 提携= 東京二期会オペラ劇場 <ベルリン・コーミッシェ・オーパーとの提携公演> 2017年11月公演 J.シュトラウスII世作曲 『こうもり』 オペレッタ全3幕 <日本語字幕付原語(ドイツ語)歌唱、日本語台詞上演> 指揮:阪 哲朗/演出:アンドレアス・ホモキ
当日券と公演タイムテーブルのご案内
11月22日 (水)
11月23日 (木・祝)
11月24日 (金)
11月25日 (土)
11月26日 (日)
当日券
S|A|B少
なし
S|A|B少
S少|A|B少
S少|A僅少|B極少
当日券販売 /窓口受付
17:00~
12:30~
15:30~
12:30~
12:30~
ピロティ開場
17:30
13:00
16:00
13:00
13:00
開場
18:00
13:30
16:30
13:30
13:30
開演
18:30
14:00
17:00
14:00
14:00
第1幕 及び 第2幕1場
約85分
休憩20分 予定時刻
19:55~20:15
15:25~15:45
18:25~18:45
15:25~15:45
15:25~15:45
第2幕2場 及び 第3幕
約55分
終演予定
21:10
16:40
19:40
16:40
16:40
日生劇場 =アクセス=
<JR> [山手線][京浜東北線]=「有楽町駅」日比谷口徒歩10分 <地下鉄> [千代田線][日比谷線][都営三田線]=「日比谷駅」A13番出口徒歩1分 [有楽町線]=「有楽町駅」徒歩10分 [丸ノ内線]=「銀座駅」徒歩10分
お車のお客様は日生劇場ウェブサイトをご覧ください
>>アクセス - 日生劇場|東京・日比谷
※上記、当日券は11/21(火)16:00現在での発売予定です。以降の販売状況により、開演前に発売終了となる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
※公演タイムテーブルは、当日の進行により変動する場合がございますので、あらかじめご了承ください。
▼公演情報ページはこちら
・2017年11月公演 J.シュトラウスII世オペレッタ『こうもり』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
《便利!》
◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ) 】では、前売券が公演当日の開演1時間前までご予約が可能 です!!
チケットはご来場の途中にお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取いただけます(※)ので、余裕をもってお越しいただけます!是非ご利用ください!!
24時間受付、予約手数料0円。左の「Gettii」ボタンからお進みください。
(※…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでの支払・受取は出来ません)
* * *
《『こうもり』公演会場イベント情報》
◇◆◇ 11/22(水)プレミエ・キャンペーン ◆◇◆
11月22日(水)初日公演のS席をお買い求めのお客様全員※に「スパークリングワイン・ミニボトル『フレシネ コルドン ネグロ ベビー』200ml(写真)」を進呈いたします。
※当日の「S席有料チケット」をお持ちの成人の方が対象です。
※未成年の方にはお渡しできません。あらかじめご了承ください。
※プレゼント引き換えは公演当日の終演後、会場内のみとなります。
ツイッターなどでもご案内してきたとおり、先週11月8日(水)朝8時からのNHK総合テレビ「あさイチ」に、東京二期会オペラ劇場11月公演『こうもり』フロッシュ役の俳優イッセー尾形がゲスト出演しました!みなさま、ご覧いただけましたでしょうか?
▼これまでの番組情報より
・プレミアムトーク イッセー尾形|NHKあさイチ - NHKオンライン
イッセー尾形
番組の中では、世界的に評価された映画『沈黙-サイレンス』での井上筑後守役、現在NHK放映中の時代ドラマ『アシガール』天野信茂役、そして最近の一人舞台「妄ソーセキ劇場」のシーンが主ながら、自身初挑戦となる『こうもり』フロッシュ役にむけての意気込みも語ってくれました!
「今までなら台本を読んで『こんな人物かな?』と思って現場に行くんですけれども、(今回の二期会『こうもり』は)なにせ相手がオペラなものですから、どうなるかわかりませんので、とりあえず、自分の役の人形を作って、その人形でイメージを作って、人形から教えてもらう、自分の役を。そんな方法を思いつきまして」
と言って、今回のために製作した『こうもり』の看守フロッシュの人形を披露。収録当時はまだ現場での稽古は始まっていなかったものの、イメージされつつあるフロッシュ像が垣間見られるという、とても貴重な内容でした!
それから数日後、稽古場に現れたのは、本物の看守フロッシュ。
稽古とわかっていても、二期会の歌手たちを巻き込んで笑いの渦に。第3幕の冒頭はまさにフロッシュの一人芝居で、『こうもり』のそのほかの華やかな人物たちとは一線を画した存在感を示します。
『こうもり』の稽古場で
実はイッセーさん、NHKの収録前に二期会に立ち寄って、フロッシュ人形のごあいさつを「収録」していました。その様子がこちら。
▼東京二期会「会議室公演」から、パペット・フロッシュのごあいさつ!
VIDEO
それでは日生劇場でお会いしましょう!
▼イッセー尾形はこんな人 多くのNHK出演作品のアーカイブ映像がご覧になれます。
・イッセー尾形 | NHK人物録 - NHKアーカイブス
▼公演詳細ページはこちらから
・2017年11月<ベルリン・コーミッシェ・オーパーとの提携公演>J.シュトラウスII世『こうもり』 - 東京二期会オペラ劇場
11月22日(水)18:30(※1)/23日(木・祝)14:00/24日(金)17:00(※2)/25日(土)14:00/26日(日)14:00 @日生劇場
(※1)「プレミエ・キャンペーン」11/22(水)公演のS席をお買い求めのお客様全員に「スパークリングワイン・ミニボトル『フレシネ コルドン ネグロ ベビー』200ml」を進呈いたします。(プレゼントは当日終演後の会場内のみ〈未成年の方にはお渡しできません〉)
(※2)11/24(金)公演はプレミアムフライデー・スペシャル。S席15,000円→13,000円ほか 特別価格でご提供します!
▼チケットのお申込み・公演に関するお問合せは
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
ベルリン・コーミッシェ・オーパーとの提携公演・東京二期会オペラ劇場2017年11月公演 J.シュトラウスII世『こうもり 』は、11月22日のプレミエまであと1週間となり、リハーサルもいよいよ日生劇場の本舞台へ場所を移して総仕上げへと向かっています!
おかげさまで本日までに多くの方にチケットをお求めいただいており、すでに予定数が終了している席種や、公演日によってはお選びいただけるお席も少なくなってまいりました。
ここで、二期会チケットセンターにおける現在の残席状況を以下にご案内させていただきます。
ご希望のお席はどうかお早めにお求めください。
<11月21日12:00現在の状況に更新しました>
S席
A席
B席
学生席
11月22日(水) 18:30
○
○
△
○
11月23日(木・祝) 14:00
×
×
×
×
11月24日(金) 17:00
○
○
△
○
11月25日(土) 14:00
△
○
△
○
11月26日(日) 14:00
▲
△
▲
▲
凡例 ○…あり △…残り少なめ
▲…ごく僅か ×…予定数終了
▼公演詳細ページはこちらから
・2017年11月<ベルリン・コーミッシェ・オーパーとの提携公演>J.シュトラウスII世『こうもり』 - 東京二期会オペラ劇場
11月22日(水)18:30(※1)/23日(木・祝)14:00/24日(金)17:00(※2)/25日(土)14:00/26日(日)14:00 @日生劇場
(※1)「プレミエ・キャンペーン」11/22(水)公演のS席をお買い求めのお客様全員に「スパークリングワイン・ミニボトル『フレシネ コルドン ネグロ ベビー』200ml」を進呈いたします。(プレゼントは当日終演後の会場内のみ〈未成年の方にはお渡しできません〉)
(※2)11/24(金)公演はプレミアムフライデー・スペシャル。S席15,000円→13,000円ほか 特別価格でご提供します!
▼チケットのお申込み・公演に関するお問合せは
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
二期会オペラ研修所には、予科・本科・マスタークラスを合わせて現在144名の研修生が在籍し、それぞれの夢に向かって研鑽に励んでいます。
第61期マスタークラス「大倉由紀枝クラス」「大野徹也クラス」では、中期の現在はオペレッタ作品を日本語訳詞にて取り組んでいます。台詞やダンスも随所に取り入れており、今月末の中期試演会に向けて授業が進められています。
さて、そのマスタークラスの最終試験となる修了試演会を、本年度もHakuju Hallのご協力を得て、2018年3月7日(水)に開催。ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』、『リゴレット』、『椿姫』、R.シュトラウス『アラベラ』をはじめ、オペラのハイライトシーンの数々をご披露いたします。
チケットもいよいよ発売開始となりました。研修所にて弛まぬ努力を重ねた42名の集大成となる舞台をぜひご覧ください!
(※演目・シーン等、プログラム詳細は後日改めてご案内します。)
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ研修所 第61期マスタークラス修了試演会
日時:2018年3月7日(水)
「大倉由紀枝クラス」12:30開演
「大野徹也クラス」17:00開演
会場:Hakuju Hall(ハクジュホール)
・小田急線 代々木八幡駅南口より 徒歩5分
・千代田線 代々木公園駅1番出口より 徒歩5分
料金:全指定席 各クラス1,200円
(2クラスセット券 2,000円)
※クラスごとに入れ替えがございます。
※セット券は二期会チケットセンターのみの取扱
《チケット発売中》
▼出演者等の公演情報ページはこちらです
・二期会オペラ研修所 第61期マスタークラス修了試演会 - 東京二期会
▼チケットのお求めは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
▼チケットお取扱
・Hakuju Hallチケットセンター TEL 03-5478-8700
(10:00~18:00 火~土 *祝日・休館日を除く)
今春、二期会オペラ研修所マスタークラスを優秀な成績で修了した、若き歌手の声を聴くシリーズ、Hakuju Hall「二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ」。
今シーズンの第二弾は、11月16日(木)に開催されます。このたびのコンサートに向けて出演の二人よりメッセージが届きましたので、ご紹介いたします。
■郷家暁子(ごうけ あきこ)
メゾソプラノの郷家暁子と申します!
メゾという声種は、オペラの中で主役を演じる事よりも、少年やオバさんなどの名脇役として出演する事が多く、折角オペラに出演してもアリアを歌わないで終わってしまう事も多々あります。
主役だとしても、妖艶な女性や人妻、少年など少しクセのある役が多いので、声だけでなく、演技力、その他様々な要素が求められる声種です。
今回は歌曲はもちろん、メゾの持ち味をたっぷりお聴かせできるアリアも入れてみましたので、お楽しみ頂けたらと思います。
そして、また劇場でお会い出来る事を楽しみにしております!
■的場正剛(まとば まさたか)
この様な素晴らしい舞台に出演させて頂けますこと、非常に光栄に思っております。
普段、舞台上でもあまりお近付きになる事のないメゾソプラノとバリトン。どんなプログラムになるのかと思っておりましたが…案の定、タールの様に濃い(笑)プログラムが出来上がりました。オペラ、フランス、ロシア、日本歌曲と盛りだくさんの内容になっております。
共演させて頂きます郷家さんとはクラスが違い、今回初共演。どんな舞台になるか私も楽しみです。低声ならではの哀愁が渦巻く予感・・・!! 初冬の寒さを濃く、そして熱い歌声で吹っ飛ばして頂けるよう全力で歌わせて頂きます。ご来場、お待ちしております!
* * *
繊細な音楽性と多彩な演技力を持つ期待のメゾソプラノ郷家暁子と、端整で深みのあるバリトン的場正剛の歌声をぜひお聴きください!
ピアノ荻原萌子(写真左)と郷家、的場 3人揃って、ハイっ!
■■■ 公演情報 ■■■
二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ <第14回>
二期会新星トップ6名による、ときめきのデビューコンサート!
日時:2017年11月16日(木) 11:00開演(10:30開場) ※休憩なし約1時間
会場:Hakuju Hall (ハクジュホール)
料金:全席自由 500円(税込)
出演:郷家暁子(メゾソプラノ)、的場正剛(バリトン)、荻原萌子(ピアノ)
予定プログラム:
・山田耕筰:この道(北原白秋 詩)〔郷家〕
・信時 潔:丹沢(清水重道 詩)〔的場〕
・山田耕筰:鐘がなります(北原白秋 詩)〔郷家〕
・中田喜直:木兎(三好達治 詩)〔的場〕
・アーン:クロリスに〔郷家〕
・チャイコフスキー:ただあこがれを知る者だけが〔的場〕
・デュパルク:旅への誘い〔郷家〕
・ロッシーニ:歌劇『セヴィリアの理髪師』より二重唱 “それじゃ私だわ”〔郷家&的場〕
・ビゼー:歌劇『カルメン』より “諸君の乾杯を喜んで受けよう”(闘牛士の歌)〔的場〕
・ビゼー:歌劇『カルメン』より “ハバネラ”〔郷家〕
・ベッリーニ:歌劇『清教徒』より “ああ!永遠に私は貴方を失った”〔的場〕
・マスネ:歌劇『ウェルテル』より “ウェルテルよ、だれが言えましょうか”(手紙の歌)〔郷家〕
主催:Hakuju Hall/株式会社白寿生科学研究所
協賛:株式会社ドラジェ
協力:二期会オペラ研修所
後援:公益財団法人東京二期会
▼コンサート詳細ページはこちらをご覧ください
・第14回 二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ - Hakuju Hall
▼ご予約・お問合せは
・Hakuju Hall チケットセンター 03-5478-8700
10:00~18:00(火~土/祝日・休館日を除く)
11月16日(木)は東京駅日本橋口の丸の内トラストタワーN館で行われるランチタイムコンサートに、2月公演『ローエングリン』から2人のキャスト、テノール櫻井 淳(さくらい まこと)とバリトン勝村大城(かつむら だいき)が出演します。ピアノは朴 令鈴(ぱく りんりん)。
テノール 櫻井 淳
バリトン 勝村大城
ピアノ 朴 令鈴
『ローエングリン』ではブラバントの貴族役で出演する2人(櫻井は2/22(木)と25(日)、勝村は2/21(水)と24(土))。
勝村が出演する21日(水)の初日には「プレミエ・キャンペーン」として、ローエングリンの「白鳥の騎士」にちなんでホワイトローズを受付先着ペア100組様にプレゼント。
また、櫻井の初日になる22日(木)は「平日マチネ・スペシャル料金」として、S席は他日より2,000円割引となるなどお得な料金でご鑑賞いただけます!
さて、今回のランチタイムコンサート。イタリア歌曲を主軸に研鑽を重ねてきた櫻井に対して、勝村はドイツに留学し昨年はシューベルト「冬の旅」全曲演奏会を開催するなど、バリトンの主要オペラロールとともにドイツ歌曲に定評があります。その二人がそれぞれのレパートリーを持ち寄って、イタリアとドイツの両方の歌曲の魅力をお伝えいたします!
丸の内トラストシティのランチタイムコンサートは入場無料ですので、どうぞお気軽にお越しください。
■■■ 公演情報 ■■■
森トラスト ランチタイムコンサート 丸の内トラストシティ
第315回 二期会セレクション ~ どちらがお好き?ドイツ、イタリア歌の旅
日時:2017年11月16日(木) 12:10開演
会場:丸の内トラストタワーN館 1Fエントランスロビー
・アクセス
料金:無料
出演:櫻井 淳(ソプラノ)、勝村大城(バリトン)、朴 令鈴(ピアノ)
演奏予定曲:
シューマン 「献呈」
シュトラウス 「献呈」
カッチーニ 「麗しのアマリッリ」
スカルラッティ 「陽はすでにガンジス川から」
中田喜直 「霧と話した」
武満 徹 「小さな空」
トスティ 「魅惑」
レオンカヴァッロ 「マッティナータ」
シューベルト 「菩提樹」「魔王」
▼森トラスト ランチタイムコンサート 丸の内トラストシティの情報ページはこちら
・丸の内トラストシティ|コンサートスケジュール|ランチタイムコンサート - 森トラスト株式会社
▼『ローエングリン』公演詳細はこちら 《チケット絶賛発売中!》
・2018年2月公演 R.ワーグナー『ローエングリン』 - 東京二期会オペラ劇場
2月21日(水)18:00/22日(木)14:00/24日(土)14:00/25日(日)14:00
現在、二期会オペラ研修所には第61期マスタークラスから第63期予科まで144名の研修生が在籍し、日々切磋琢磨しています。今年もその研修生たちの中から、定期試験(前期アリア試験、前期試演会)において選ばれた成績優秀者20名が出演する「二期会オペラ研修所コンサート」を、北区王子の北とぴあ さくらホールにて開催致します。
今月17日の本番に向け、二期会会館では各出演者のピアノ合わせが始まりました。
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
北とぴあ国際音楽祭2017参加公演
第94回 二期会オペラ研修所コンサート
日時:2017年11月17日(金) 18:30開演(18:00開場)
会場:北とぴあ さくらホール
・JR京浜東北線王子駅北口徒歩2分
・地下鉄南北線王子駅5番出口前
料金:全席指定 A席3,000円、B席2,000円
<出演者>
【ソプラノ】内田千陽、金見美佳、川田桜香、小松原明紀、竹内伶奈、徳山奈奈、中西惠子、西口彰子、西村知花子、牧野元美、森川 史、横森由衣、和久井恵津子
【テノール】澤原行正、持齋寛匡、根津久俊、宮脇 臣
【バリトン】堺 裕馬、下牧寛典、田中夕也
<賛助出演>
与那城 敬(バリトン)
<ピアノ>
藤川志保
▼予定プログラムはこちらをご覧ください。
・第94回 二期会オペラ研修所コンサート|コンサートラインアップ - 東京二期会
「二期会オペラ研修所コンサート」の過去の出演者からは、研修所修了後まもなく二期会オペラ公演本キャストの切符を手にしたり、カヴァーキャストとして起用されたりするなど、多くの若手歌手を輩出しています。今月22日より日生劇場で開催される、東京二期会オペラ劇場J.シュトラウスII世オペレッタ『こうもり 』にも、オルロフスキー役の和田朝妃、フランク役の杉浦隆大、アルフレード役の吉田 連をはじめ、近年の出演者が名を連ねており、今年の出演者にも期待大!
一足早く、きらりと光る原石を北とぴあで発見なさいませんか?
▼チケットのお求めは
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝休)
▼北とぴあ国際音楽祭(2017年11月11日(土)~12月10日(日))の情報はこちら
・北とぴあ国際音楽祭2017|イベント情報 - 公益財団法人 北区文化振興財団
*車椅子席をご希望の方は、発売日より公演一週間前までに公益財団法人北区文化振興財団 03-5390-1221へご予約ください(席数に限りがございます)。
*未就学児のご入場はお断り申し上げます。
*やむを得ぬ事情により、出演者・演奏内容等が変更になる場合がございますので予めご了承ください。
期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会New Faceの登場は11月13日(月)。二人のソプラノ、菊地琴絵(きくち ことえ)&吉田愼知子(よしだ まちこ)がフレッシュな歌声を披露します!
今回も出演の二人にコンサートに向けて話を聞きましたので、ご紹介いたします。
* * *
ソプラノ 菊地琴絵
――声楽の道を志すきっかけ等、自己紹介をお願いします。
はじめまして、ソプラノの菊地琴絵です。この度は歴史あるアルテリーベ東京のフレッシュコンサートに出演が叶いましたこと、心から嬉しく、また光栄に存じます。さて、多くの方がわたくしの名を初めて目になさったことと思いますので、自己紹介をさせていただきたいと思います。少し長くなりますが、お付き合いいただければ幸いです。
北海道は札幌で生を受け、大学卒業までを北の大地で過ごしました。目立ちたがり屋だった小さい頃の夢は「アイドル」。テレビの中で歌って踊って、ちやほやされる…きらびやかな世界に憧れを持っていました。しかし、歳を重ねれば厳しい現実も見えてくるというもの。心も身体も(思ったより)成長し、叶わない夢もあることを知りました。そんな高校二年生の春、クラシックの声楽家という新しい夢に出逢ったのです。テレビの世界に負けないほどの華やかさ、拍手喝采を一身に浴びるプリマドンナたち。わたしもそんな人間に…最初は些細なことがきっかけでした。今ではクラシックの歴史と伝統、技術追求の奥深さ、そしてほかの誰でもない自分の声で人に感動してもらえることなど、たくさんの魅力を感じています。
――声種やレパートリーについて教えて下さい。
私の声種はリリコ・ソプラノです。レパートリーには『コジ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージ、『椿姫』ヴィオレッタ、『ラ・ボエーム』ミミなどがあります。年齢とともに歌える役も変わっていきますから、世界は広がるばかりです。いずれにせよ、オペラ一本演じきる体力と技術の向上は欠かせません。
――コンサートのテーマやポイント、そして共演者をご紹介下さい。
今回のコンサートは「ソプラノと巡る世界の名曲たち」と銘打ち、主にヨーロッパ圏の言語となりますが、どこかで聴いたことがあるというような曲を多く演奏します。
一つのコンサートの中に複数の言語を演奏するという、なかなか面白いプログラムに仕上がりました。また二人のリリコ・ソプラノを聴き比べるという楽しみも味わっていただけることと思います。
共演者の吉田愼知子さんは研修所の同じクラスで、1年間共に切磋琢磨した間柄です。同じ声種ということで、勉強する役が一緒だったりと、吉田さんの歌を聴いて学ぶことも多くありました。お互いの良さを引き出し合うことのできる素敵なコンサートにするべく、練習を重ねています。秋の夜長、美味しいお料理と優雅な演奏のひとときをご用意して、皆様のお越しを心よりお待ちしております!
* * *
ソプラノ 吉田愼知子
――自己紹介をお願いします。
ソプラノの吉田愼知子と申します。私は幼い頃から歌う事が大好きで、今は行かなくなったものの昔はよく一人カラオケに行っていたほどでした。高校一年生から本格的に声楽をはじめ、大学に入学し、初めて見た大学院オペラでとてつもなく感動したことを昨日の事のように覚えています。
――自身の声種、レパートリー、目指している役や舞台、ステージは?
私の声はリリック・ソプラノと呼ばれる声種です。将来的には大学院の修了試験でも歌わせていただいた『ラ・ボエーム』のミミなどを歌えたらと思いますが、どんな役でも自分の声で歌える芯のある歌手を目指しております。
――今回のプログラムについてお聞かせ下さい。
今回のテーマ「ソプラノと巡る~世界の名曲たち~」は、共演させていただく菊地さんと共に悩みに悩んで決めたテーマです。実は私たちは二人ともリリック系ソプラノで、レパートリーも若干被っております。そんな二人の歌いたい曲、是非皆様に聴いていただきたい曲を集めたところ名曲揃いのプログラムとなりました。なかなか盛り沢山なプログラムで今からドキドキワクワクです!是非お越しくださいませ!
――共演者をご紹介下さい。
共演させていただく菊地琴絵さんは、二期会研修所の同期でとても気心の知れた仲です。研修所の時からしっかり者で愉快な菊地さんと、ご縁を頂き二人でコンサートが出来ることをとても嬉しく思います。
* * *
是非ご予約はお早めに!皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第170回【二期会New Face】ソプラノと巡る歌の旅 ~世界の名曲たち~
日時:2017年11月13日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:菊地琴絵(ソプラノ)、吉田愼知子(ソプラノ)、相田久美子(ピアノ)
演奏予定曲:
山田耕筰 「この道」
プッチーニ 『ラ・ボエーム』より 「私の名前はミミ」
グノー 『ファウスト』より 「宝石の歌」
ドリーブ 『ラクメ』より 「花の二重唱」
ほか
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
今週末土曜・日曜の愛知、翌週日曜の大分と、いよいよ開演迫る共同制作公演R.シュトラウスのオペラ『ばらの騎士』。
既にキャスト・スタッフらは愛知公演に向け名古屋入りし、愛知・大分でピットに入る指揮ラルフ・ワイケルトと名古屋フィルとのリハーサルを行っています。
これまでに東京二期会のウェブサイト、ブログ、SNSでは多くの『ばらの騎士』のご案内をしてまいりました。
今日は改めてその中から一部をご紹介します。
▼演出リチャード・ジョーンズ初来日特集記事
・ジャパン・プレミアは間もなく!~『ばらの騎士』稽古場から~(2017/7/10) - オペラの散歩道(二期会blog)
・【特別寄稿】森岡実穂(中央大学准教授)「リチャード・ジョーンズ、その素晴らしき舞台の世界」<その1> (2017/7/14) - オペラの散歩道(二期会blog)
・【特別寄稿】森岡実穂(中央大学准教授)「リチャード・ジョーンズ、その素晴らしき舞台の世界」<その2> (2017/7/18) - オペラの散歩道(二期会blog)
《エジプトのジューリオ・チェーザレ》(1994年)Giulio Cesare in Egitto (c)Bayerische Staatsoper-Wilfried Hösl
▼キャストのメディア掲載情報
・林 正子(元帥夫人役)インタビュー - Webぶらあぼ
林「顔では笑いながらも心で泣いている元帥夫人の心情を表現したい」
・国内公演で相次ぎ主演 小山出身・オペラ歌手森谷真理(元帥夫人役) - 下野新聞「SOON」
森谷「オペラは生で味わっていただく感動があるので、この機会にぜひ見に来ていただきたい」
・ソプラノ幸田浩子(ゾフィー役)「ばらの騎士」を語る|ビジュアル音楽堂|エンタメ! - NIKKEI STYLE
幸田「私も今だからこそできるゾフィー役を発見し、表現しようと思った」
・今もっとも輝くメゾソプラノ小林由佳(オクタヴィアン役)の原点|オペラを楽しむ - 東京二期会
小林「まずは歌を愛すること。私が師匠から学んだのはそれでした」
VIDEO (tohokushinshaチャンネル)
▼そして愛知・大分公演の紹介記事です!
・話題のオペラがいよいよ愛知で上演! (2017/10/17) - WEBぶらあぼ
ぜひこの話題の舞台を生でお楽しみください。愛知公演&大分公演でお待ちしています。
▼愛知公演の詳細とお問合せ・ご予約はこちら
・R.シュトラウス作曲 オペラ『ばらの騎士』(全3幕、ドイツ語上演)|主催事業|イベント情報 - 愛知芸術文化センター
2017年10月28日(土)14:00開演/29日(日)14:00開演 愛知県芸術劇場大ホール
▼大分公演の詳細とお問合せ・ご予約はこちら
・オペラ『ばらの騎士』|財団主催・共催事業 - iichiko総合文化センター
2017年11月5日(日)13:00開演 iichiko総合文化センター iichikoグランシアタ
カワイ表参道コンサートサロンパウゼにて開催している「二期会サロンコンサート」シリーズは毎回大好評をいただいております。
秋を彩る11月2日(木)の公演は、「As WE Like It~お気に召すまま~」と題して、アメリカ歌曲、日本歌曲、ゴスペルとミュージカルメドレーをお楽しみください。
公演を前に出演者からメッセージが届きました。ぜひ皆様でお誘いあわせの上ご来場くださいませ。
ソプラノ 岩下晶子
ソプラノ 武井涼子
ピアノ 立神粧子
* * *
ソプラノの武井涼子と岩下晶子です。
ピアニストの立神粧子先生とともに、11月2日のサロンコンサートを務めさせていただきます。
私たちが歌っていて心から楽しいと思える曲は、きっと聴いているお客様も楽しいと思う曲のはず!
こんな思い込みで、"As You Like It(お気に召すまま)"どころか、”As WE Like It"に、アメリカにゆかりのある日本の3人で音楽をお届けいたします。
アメリカ歌曲、日本歌曲、そしてゴスペルとミュージカルメドレー!
ゴスペルとミュージカルメドレーは今回私たちのために次郎丸智希さんが編曲くださいました。
皆様と共に、前半格調高く、後半ワクワクな二時間を創り上げられたらとても幸せです!
場所も表参道駅近く。週の後半、木曜日の夜を、是非私たちと共に満喫して下さいませ。
* * *
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会サロンコンサート 2017-2018シーズン
Vol.193 As WE Like It ~お気に召すまま~
日時:2017年11月2日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:カワイ表参道コンサートサロン パウゼ
料金:全席自由 3,500円(税込・1ドリンク付き)
◆ドリンクチケットをご入場時にお渡しします。開演前と休憩時にソフトドリンクまたは赤白ワインでお寛ぎいただけます。
出演:岩下晶子(ソプラノ)、武井涼子(ソプラノ)、立神粧子(ピアノ)
演奏予定曲目:
H.パーセル(B.ブリテン補)「Sound the Trumpet」
R.クィルター「Weep you no more sad fountain」
A.コープランド「Going to Heaven!」
S.バーバー「Solitary Hotel」
C.T.グリフィス「The Lament of Ian the Proud」
N.ロアム「Alleluia」
團 伊玖磨「舟唄(片戀)」(北原白秋 詩)
平井康三郎「平城山」(北見志保子 詩)
武満 徹「死んだ男の残したものは」(谷川俊太郎 詩)
中田喜直「サルビア」(堀内幸枝 詩)
次郎丸智希・編「ミュージカル・メドレー」 ほか
▼公演ページはこちら
・二期会サロンコンサートVol.193 As WE Like It ~お気に召すまま~|コンサートラインアップ - 東京二期会
▼お問合せ・ご予約は
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
オペレッタ『こうもり』のプレミエ(公演初日)まで1ヶ月を切りました!
11月22日から日生劇場にて開幕するベルリン・コーミッシェ・オーパーとの提携公演オペレッタ『こうもり』。
プレミエまでちょうどあと30日となった10月23日、これまでに音楽稽古を重ねてきたキャストたちが集結し、舞台の上を想定した立ち稽古が始まりました!
写真右奥にアイゼンシュタイン又吉秀樹(手前)とファルケ小林啓倫
稽古場には、すでにベルリン・コーミッシェ・オーパーから届いた立派な家具やおしゃれな調度品が。数々の小道具も手が込んでいます!
これからプレミエにむけて、ご来場の皆様にJ.シュトラウスの華やかな音楽とともに、人間味あふれる笑いと喜びをお届けできるよう、稽古を重ねていきます。
そして、プレミエといえば、今回は『こうもり』スペシャル版のキャンペーンを実施します!
11月22日(水)初日公演の「S席」をお買い求めいただいたご来場のお客様全員に、お帰りの際にスパークリングワイン(ミニボトル)をプレゼントいたします。今回は抽選でも先着でもなく該当されるお客様にもれなく差し上げますので、是非ご来場ください!そして、ワインを召し上がりながら公演の余韻をお楽しみいただけましたら幸いです。
◇◆◇ J.シュトラウスII世『こうもり』プレミエ・キャンペーン ◆◇◆
11月22日(水)公演のS席をお買い求めのお客様全員※に「スパークリングワイン・ミニボトル『フレシネ コルドン ネグロ ベビー』200ml(写真)」を進呈いたします。
※当日の「S席有料チケット」をお持ちの成人の方が対象です。
※未成年の方にはお渡しできません。あらかじめご了承ください。
※プレゼント引き換えは公演当日の終演後、会場内のみとなります。
▼『こうもり』公演詳細ページはこちら
・2017年11月<ベルリン・コーミッシェ・オーパーとの提携公演>J.シュトラウスII世『こうもり』 - 東京二期会オペラ劇場
11月22日(水)18:30/23日(木・祝)14:00/24日(金)17:00※/25日(土)14:00/26日(日)14:00 @日生劇場
※11/24(金)公演はプレミアムフライデー・スペシャル。S席15,000円→13,000円ほか 特別価格でご提供します!
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
さる9月、沖縄県南城市で行われた「ベスト・オブ・クラシック」の公開収録から、《砂川涼子&与儀 巧デュオ・リサイタル》をお送り致します。
故郷、沖縄の地で披露されたのは、与儀が得意とするオペラ・アリアや子どもの頃から慣れ親しんできた沖縄の歌の数々。
同郷のプリマ、砂川涼子さんとの共演も、期待の膨らむところです。
是非、お聴きください!
与儀 巧
リハーサルから
終演後の3ショット
◆◆◆ 放送予定 ◆◆◆
NHK「ベスト オブ クラシック」
砂川涼子&与儀 巧デュオ・リサイタル
放送日時:2017年10月30日(月) よる19:30~21:10
放送局:NHK-FM ラジオ
出演:与儀 巧(テノール)
砂川涼子(ソプラノ)、栗原正和(ピアノ)
放送予定曲:
ガスタルドン「禁じられた歌」(砂川,与儀)
ヘンデル「なつかしい木陰」(与儀)
チェスティ「あこがれの人に」(砂川)
トスティ「暁は光から」(与儀)
トスティ「夢」(砂川)
普久原恒勇「芭蕉布」(与儀)
宮古島民謡、中村透・編曲「ばんがむり」(砂川)
佐原一哉「童神」(砂川,与儀)
ドニゼッティ 歌劇『愛の妙薬』から
二重唱 “そよかぜに聞けば“ 、“ララ、ラララ” (砂川,与儀)
ビゼー 歌劇『カルメン』から
二重唱“母のたよりを聞かせてよ” (砂川,与儀)
プッチーニ 歌劇『ジャンニ・スキッキ』から “私のお父さん” (砂川)
ヴェルディ 歌劇『ルイザ・ミラー』から “穏やかな夜には” (与儀)
チレーア 歌劇『アドリアーナ・ルクヴルール』から
“私は神のいやしいしもべです” (砂川)
チレーア 歌劇「アルルの女」から “ありふれた話” (与儀)
コルンゴルト 歌劇『死の都』から
マリエッタの歌“私に残された幸せ” (砂川)
ヴェルディ 歌劇『椿姫』から 乾杯の歌 (砂川,与儀)
レハール 喜歌劇『メリー・ウィドー』から
メリー・ウィドー・ワルツ (砂川,与儀)
沖縄民謡、中村透・編曲「てぃんさぐぬ花」(砂川,与儀)
(2017年9月22日(金) 南城市文化センター シュガーホールにて収録)
▼番組ホームページはこちら
・ベストオブクラシック▽砂川涼子&与儀巧デュオ・リサイタル~沖縄県南城市公開収録~ - NHKオンライン
▼ネットラジオならPC、スマホ等でもお聴きいただけます!
・NHKラジオ らじる★らじる
期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会New Faceの登場は10月30日(月)。二人のソプラノ、内田稚菜(うちだ わかな)&中野瑠璃子(なかの るりこ)がフレッシュな歌声を披露します!
今回も出演の二人にコンサートに向けて話を聞きましたので、ご紹介いたします。
* * *
ソプラノ 内田稚菜
――声楽の道を志すきっかけ等、自己紹介をお願いします。
初めまして。愛知県犬山市出身、ソプラノの内田稚菜と申します。
幼い頃からピアノを習っており、いつも音楽が側にいる環境で育ちました。中学生の頃に出会ったピアノの先生に声楽を勧められ、元々歌うことが大好きだったことから声楽の道へ飛び込みました。
――声種やレパートリー、目指している役や舞台等を教えて下さい。
私の声種はソプラノの中でもリリコです。様々な役柄に挑戦したいと思っておりますが、一番の目標は「蝶々夫人」です。日本人ならではの蝶々さんを目指していきたいです。
――コンサートのテーマや選曲のポイントをお願いします。
コンサートのタイトルにもあるように、女心と秋をテーマにした曲を選曲しました。
大好きな日本歌曲から、それぞれの得意とするオペラアリアまで、幅広くなっております。
――共演者をご紹介下さい。
中野さんは研修所の同期でした。しかし、同じクラスではなかったので、今回ご一緒できるのがとても楽しみです。ソプラノ同士の美しいハーモニーを楽しんでいただけると思います。
* * *
ソプラノ 中野瑠璃子
――声楽の道に進むと決めたときのことを教えて下さい。
大学4年生になるまで、ミュージカルとオペラの道を迷っていました。もともとはミュージカル俳優に憧れて歌をはじめたので…ですが、大学4年次、オペラの授業で先生方からご指導いただき、グッとオペラの魅力に引き込まれたこと、また、歴史とともにあり、今も昔も、そしてこれからも愛されるであろうオペラの世界で生きていきたいと強く思ったことにより、この道を進もうと決意しました。
――自身の声種、レパートリー、目指している役や舞台、ステージは?
今の私の声種はソプラノ・リリコ・レッジェーロと判断しています。大学時代、そして研修所ではソプラノ・リリコのレパートリーを中心に勉強して参りましたが、最近になって、リリコ・レッジェーロのレパートリーを歌わせていただいています。研修所を修了した後にウィーンで受けたレッスンが大きな転機となりました。ゆくゆくは椿姫のヴィオレッタやトスカなど、リリコのレパートリーを歌いたいと憧れていますが、今は夜の女王など、高音やアジリタを使うレパートリーに力を注いでいます!また、小学生の頃からストリートダンスやバレエ、ジャズダンスなど、様々なダンスを勉強してきましたので、歌って踊れるオペレッタの舞台でも歌わせていただけたら嬉しいです。
――今回のプログラムについてお聞かせ下さい。
秋真っ盛りの夜、しかもソプラノ2名のコンサートということで、「女心と秋の夜」と題し、秋や女心をテーマにした曲を中心に選曲しました。
正直、ソプラノが2人というのはちょっと選曲に困るのです。特に私たちはレパートリーも若干被るかも…と思い、悩みに悩みました。
しかし今回は遠慮なく、ソプラノらしい、熱く激しい女心が表現された名曲の数々を、時間が許す限りお届け致します。
これでもかっ!というほどのエネルギッシュなソプラノ2人による、これぞまさしく競演。お楽しみいただけましたら幸いです!
――共演者をご紹介下さい。
内田稚菜さんとは今回はじめてご一緒させていただきます。コンサートの選曲に関して、内田さんが沢山アイデアをお持ちだったのでとても助かりました。10月『蝶々夫人』で、題名役のアンダースタディも努められたということで、今回の『蝶々夫人』のアリアは大注目ですね。私も楽しみにしています。
* * *
是非ご予約はお早めに!皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第168回【二期会New Face】女心と秋の夜
日時:2017年10月30日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:内田稚菜(ソプラノ)、中野瑠璃子(ソプラノ)、相田久美子(ピアノ)※
演奏予定曲:
ドビュッシー 「スペインの歌」
フォーレ 「この世ではいかなる魂でも」
プッチーニ 『蝶々夫人』より 「ある晴れた日に」
カールマン 『チャールダーシュの女王』より「ハイヤー、山こそ我が故郷」
ほか
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
※…都合により当公演のピアニストが当初発表の 髙田恵子 より 相田久美子 に変更となりました。何卒ご了承くださいませ。
いよいよ明日、10月6日(金)から東京文化会館大ホールにて、〈二期会名作オペラ祭〉G.プッチーニ作曲オペラ『蝶々夫人』が開幕します!
初日組のゲネプロより(蝶々夫人:大村博美)
こちらに4日間の公演当日のご案内を致します。 【10/5(木)17:45掲載】
東京二期会オペラ劇場〈二期会名作オペラ祭〉 2017年10月公演 G.プッチーニ作曲 『蝶々夫人』 オペラ全3幕 <日本語字幕付原語(イタリア語)上演> 指揮:ガエタノ・デスピノーサ/演出:栗山昌良
当日券と公演タイムテーブルのご案内
10月6日(金)
10月7日(土)
10月8日(日)
10月9日(月・祝)
当日券
S,A,B,C,D少
A少,B,C,D若干
S若干,A少,B,C
S少,A,B,C
当日券販売 /窓口受付
17:00~
12:30~
12:30~
12:30~
開場
17:30
13:00
13:00
13:00
開演
18:30
14:00
14:00
14:00
第1幕
約50分
休憩予定時刻
19:20~19:45
14:50~15:15
14:50~15:15
14:50~15:15
第2・3幕
約80分
終演予定
21:05
16:35
16:35
16:35
東京文化会館 =アクセス=
<JR> [山手線][京浜東北線][上野東京ライン][宇都宮・高崎線][常磐線] [東北・上越・北陸・秋田・山形新幹線]=「上野駅」公園口から徒歩1分 <地下鉄> [銀座線][日比谷線]=「上野駅」7番出口から徒歩5分 <京成電鉄> [京成本線]=「京成上野駅」正面口から徒歩6分
お車でご来場のお客様は東京文化会館ウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - 東京文化会館|来場者の皆様へ
※上記、販売予定当日券は5日10:00現在の情報 です。販売状況により公演当日より前に販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※学生席は全日程ご用意がございます。ご予約は公演の「前営業日まで」に二期会チケットセンターへお電話にてお申し込みください。(公演当日の発売はございません。また9日(月・祝)公演の学生席の受付は7日(土)15時までで終了となります。)
※公演タイムテーブルは、当日の演奏・進行によりずれる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
▼公演情報ページはこちら
・2017年10月公演 G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
《便利!》
◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ) 】では、前売券が公演当日の開演1時間前までご予約が可能 です!!
チケットはご来場の途中にお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取いただけます(※)ので、余裕をもってお越しいただけます!是非ご利用ください!!
24時間受付、予約手数料0円。左の「Gettii」ボタンからお進みください。
(※…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでの支払・受取は出来ません)
* * *
《『蝶々夫人』公演会場イベント情報》
<10/6 プレミエ・キャンペーン>
10月6日(金)初日公演(開場17:30)に“蝶々”デザインを身につけてご来場頂いた方、受付先着100名様に「『蝶々夫人』オリジナル和手ぬぐい」を進呈いたします!
▼キャンペーン詳細はこちら
・10月公演『蝶々夫人』プレミエ・キャンペーン!~10/6(金)公演に“蝶々”を身につけた先着100名のお客様に、オリジナル和手ぬぐいをプレゼント! - 二期会blog
東京二期会オペラ劇場〈二期会名作オペラ祭〉『蝶々夫人』初日まで残り1週間を切りました。
本日は、劇場入りを間近に控えるシャープレス役の今井俊輔(10/7・9出演)に、作品の魅力を聞きました。
写真中央が今井俊輔
――『蝶々夫人』の魅力はどのように感じていますか?
今井: 演出の栗山先生もおっしゃっているように、この作品はプリマ・ドンナ・オペラです。主役である蝶々さんが中心にいて、その周りの人物がさまざまな関係を表現することで、蝶々さんの性格描写やその背景にあるもの、または内面にあるものが描かれていくのです。
最終的に蝶々さん自身がどのように振舞うことになるのかというのが、とても楽しみなオペラです。
――今井さんにとっては、シャープレスは当たり役のひとつと思います。どんな人物でしょうか。
今井: 私の演じるシャープレスは、もう何年も日本に滞在している領事官の役で、社会的地位の高い役です。立場上は、ピンカートンと蝶々さんの現地結婚を認めるのですが・・・・・・いっぽうで人間シャープレスとしてはこの結婚に一抹の不安を抱いている。領事として、いわゆる「見て見ぬふり」をすることになります。
――シャープレスの見どころを教えてください。
今井: 見どころ聴きどころは、やはり2幕の、蝶々さんに手紙を届けるシーンですね。
ここは、シャープレスがピンカートンから受け取った手紙を、「どのように言えば蝶々さんに理解してもらえるだろうか」、「どうすれば蝶々さんの心があまり傷つかないで済むか」、という葛藤に悩みながら、蝶々さんの家に入っていきます。
笑顔と優しさだけは失わず、淡々と手紙の内容を伝えていく、シャープレスとしては2幕が見どころかな、と思います。
皆様のご来場お待ちしております!
▼今井俊輔の出演日は、10/7(土)と9(日) 《7日のS席、9日のD席売切れ!お急ぎください!》
・〈二期会名作オペラ祭〉G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会オペラ劇場
2017年10月6日(金)・7日(土)・8日(日)・9日(月・祝) 東京文化会館大ホール
▼東京二期会オペラ劇場公演 ご予約・お問合せは
・二期会チケットセンター オンラインで座席予約可・登録不要
TEL03-3796-1831(月〜金10:00〜18:00、土10:00〜15:00、日祝休)
ドイツで日本人初の宮廷歌手の称号を授与された小森輝彦は、帰国後も数々のオペラやコンサートで大車輪の活躍を続けています。この秋から冬にかけてもコラボ・リサイタルや東京二期会オペラ劇場公演など、注目の公演への出演が続きます。
まもなく10月12日に開催されるコラボ・リサイタルでは、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場でも活躍のテノール リカルド・タムラ、わが国オペラ界になくてはならない実力派メゾソプラノの山下牧子とともにオペラの名シーンを繰り広げます。
近況と抱負を伺いました。
「日本に戻ってきて、この秋でちょうど5年が経ちます。時が流れるのは本当に速いと思う反面、きちんとその対価を取り、残していくな、とも感じています。『リア』や『マクベス』『金閣寺』などシリアスな役柄に加えて、今度11月の『こうもり』で、ある意味三枚目のアイゼンシュタインを演じられるのは、その時間のもたらしたポジティブな財産ではないかと。
二期会や新国立劇場、日生劇場などのオペラ出演やオーケストラとの共演を通して、素晴らしい同僚と出会い、栄養を頂き続けて来ました。その素敵な同僚達と、その一人一人の宝石の輝きを最大限に発揮出来るプログラムで共演しようというのが、今回始めた<コラボ・リサイタル>シリーズです。
第一弾の今回は親友のテノール、リカルド・タムラ氏の来日に併せて、一念発起しました。世界的な活躍を続けるなか、ドイツでの東日本大震災のチャリティーコンサートにも馳せ参じ共演してくれました。
そのスターテノールを、日本側は山下牧子さんと僕、ピアノの浅野菜生子さんで迎え撃ちます。火花が散る「運命の女」と男達との魂のかけ合い、どうぞお楽しみに!
(小森輝彦)
* * *
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
小森輝彦 コラボ・リサイタル ―1
Teruhiko Komori collaborative recital-1
~Femme fatale~
運命の女にまつわるオペラの名シーンから
日時:2017年10月12日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:小金井 宮地楽器ホール 大ホール
料金:¥4,000(学生席¥2,500)
出演:山下牧子(メゾソプラノ)
リカルド・タムラ(テノール)
小森輝彦(バリトン)
浅野菜生子(ピアノ)
予定演奏曲目:
ビゼー 『カルメン』
ヴェルディ 『ドン・カルロ』
プッチーニ 『エドガール』
ビゼー 『真珠採り』
より アリア、重唱 ほか
▼公演情報ページはこちら
・小森輝彦 コラボ・リサイタル ―1 - 東京二期会
■■■ 二期会オペラ出演情報 ■■■
《ベルリン・コーミッシェ・オーパーとの提携公演》
東京二期会オペラ劇場
J.シュトラウスII世オペレッタ『こうもり』
日時:2017年11月
22日(水)18:30 /23日(木・祝)14:00/
24日(金)17:00 /25日(土)14:00/
26日(日)14:00
会場:日生劇場(NISSAY OPERA 2017 提携)
指揮:阪 哲朗/演出:アンドレアス・ホモキ
※小森は22・24・26日公演のアイゼンシュタイン役で出演
▼公演詳細はこちら《チケット絶賛発売中!》
・2017年11月〈ベルリン・コーミッシェ・オーパーとの提携公演〉J.シュトラウスII世 オペレッタ『こうもり』 - 東京二期会オペラ劇場
東京二期会オペラ劇場
R.ワーグナー『ローエングリン』
日時:2018年2月
21日(水)18:00/22日(木)14:00
24日(土)14:00/25日(日)14:00
会場:東京文化会館 大ホール
指揮:準・メルクル/演出:深作健太
※小森は22・25日のテルラムント役で出演
▼公演詳細はこちら《9/30(土)よりチケット一般発売開始!》
・2018年2月 R.ワーグナー『ローエングリン』 - 東京二期会オペラ劇場
▼コラボ・リサイタル、『こうもり』、『ローエングリン』各公演のお問合せ・ご予約は
・二期会チケットセンター TEL: 03-3796-1831
(月~金:10:00~18:00/土:10:00~15:00/日祝 休)
▼小森輝彦公式サイトはこちら
・オペラ歌手小森輝彦の公式サイト「テューリンゲンの森から」
東京二期会オペラ劇場〈二期会名作オペラ祭〉『蝶々夫人』初日まで残り10日となりました!
いよいよ迫る開幕に向けて、稽古場からできるかぎりキャスト・メッセージをお伝えしていこうと思います。
本日は、シャープレス役のバリトン与那城 敬がインタビューに答えてくれました。
——『蝶々夫人』のどこに魅力を感じていますか?
与那城 : やはり我々日本人にとっては、日本の長崎を舞台にしたオペラであるということが一番魅力を感じる部分かと思います。
また、〈さくらさくら〉〈お江戸日本橋〉〈君が代〉等、日本の音楽がプッチーニによって採り入れられているのも興味深いですね。
——今回の二期会『蝶々夫人』のシャープレスを稽古してみて感じることは?
与那城 : シャープレスは常に思慮深く、人間愛に溢れた人物として描かれています。客観と主観の狭間で悩みつつ、アメリカ大使という立場で行動する姿は人間的な懐の深さも感じられます。
特にスズキに対して「ケイトに子供を託して欲しい」と頼むシーン(3幕3重唱導入部)は、蝶々さんの苦悩を理解しながらも言わなければならないのですが、音楽的には大変美しいメロディーが与えられています。
またピンカートンに「行きたまえ、真実は彼女ひとりで知るのが良い」と語るシーンもシャープレスの寛容さが表れていて、非常に深い言葉です。
どちらも難所ですが重要な聴かせどころなので大切に表現したいと思います。
——お客様に向けてメッセージを。
与那城 : 今回の舞台では、日本人にしかできない『蝶々夫人』の魅力がたくさん詰まった公演だと思っています。
海外では見ることのできない、日本の美が集結された舞台をぜひお楽しみいただければと思います。ご来場お待ちしております。
▼与那城敬の出演日は、10/6(金)と8(日) 《チケット絶賛発売中!》
・〈二期会名作オペラ祭〉G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会オペラ劇場
2017年10月6日(金)・7日(土)・8日(日)・9日(月・祝) 東京文化会館大ホール
▼6日(金)公演は、プレミエキャンペーン!「蝶々」を身に着けてお越し下さい
・『蝶々夫人』プレミエ・キャンペーン!〜10/6(金)公演に“蝶々”を身につけた先着100名のお客様に、オリジナル和手ぬぐいをプレゼント! − オペラの散歩道(二期会blog)
▼東京二期会オペラ劇場公演 ご予約・お問合せは
・二期会チケットセンター オンラインで座席予約可・登録不要
TEL03-3796-1831(月〜金10:00〜18:00、土10:00〜15:00、日祝休)
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団のティアラこうとう定期演奏会が節目の50回を迎えるのを記念して、オペラ『夕鶴』が演奏会形式で上演されます。
この公演に、2011年、2016年の新国立劇場公演に出演し、しかも2011年公演では、今回の指揮者 高関 健さんの指揮で同役を演じたソプラノ腰越満美、テノール小原啓楼、バス峰 茂樹が出演いたします。
美しい日本語と抒情性あふれるメロディーが織り成す至上のオペラをどうぞお楽しみください。
■■■ 公演情報 ■■■
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
第50回ティアラこうとう定期演奏会
~第50回記念演奏会~
日時:2017年9月30日(土) 14:00開演
※13:40より指揮者 高関健のプレ・トーク
会場:ティアラこうとう 大ホール
曲目:團 伊玖磨/オペラ『夕鶴』(演奏会形式)
指揮:高関 健(常任指揮者)
出演:
つう:腰越満美(二期会)
与ひょう:小原啓楼(二期会)
運ず:谷 友博
惣ど:峰 茂樹(二期会)
児童合唱:江東少年少女合唱団
●お問合せ・ご予約は
東京シティ・フィル チケットサービス 03-5624-4002
▼演奏会の詳細はこちらから
・第50回ティアラこうとう定期演奏会|コンサート情報 - 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
去る6月19日の記者発表にてすでにお知らせのとおり、ソプラノ嘉目真木子が、2018年3月に宮本亜門演出の黛 敏郎『金閣寺』女役で、フランス国立ラン歌劇場デビューを飾ります!
▼フランス国立ラン歌劇場の『金閣寺』公演情報はこちら
・The Temple of the Golden Pavilion / Toshiro Mayuzumi - Opéra national du Rhin(英語版ページ)
2018年、3/21~4/3ストラスブール公演、4/13~15ミュルーズ公演
記者発表において宮本亜門氏(左)と嘉目真木子
▼各ニュースサイトに掲載された記事はこちら
・「宮本亜門が手がけるオペラ「金閣寺」2018年フランスで上演」 - ステージ・ナタリー
・「宮本亜門氏 日仏共同制作オペラに「お経と日本の伝統美を織り込んだ」」 - 東スポWeb
・「宮本亜門が日仏共同制作オペラ《金閣寺》を演出」 - チケットぴあ
・「宮本亜門の新演出オペラ『金閣寺』、日仏で上演へ…東京二期会が初の日仏共同制作。日本人歌手も両バージョンに出演」 - SPICE
2009年二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『ウリッセの帰還』ラ・フォルトゥーナが二期会のデビューロール、翌年には実相時昭雄演出『魔笛』パミーナで東京二期会オペラ劇場公演デビューを果たした嘉目真木子。
嘉目が宮本亜門演出に参加したのは、2011年『フィガロの結婚』スザンナが最初・・・ではなく、実はその前の09年『ラ・トラヴィアータ(椿姫)』でヴィオレッタのアンダースタディを務めていました。12年には宮本亜門氏が当時芸術監督を務めていた神奈川芸術劇場(KAAT)においてKAATネオ・オペラ『マダム・バタフライX』に主役抜擢され、より演劇性の強い舞台で新たな境地を開拓。その後も15年『魔笛』パミーナ、16年『フィガロの結婚』スザンナでも好演。嘉目が、演出家の信頼を舞台ごとに築き上げてきたことが、お分かりいただけると思います。
オペラ以外でも、注目の高まりは際立っており、2016年には念願のひとつでもあったNHKニューイヤー・オペラ・コンサートに出演。今年はファースト・アルバム《My Favorite songs ―わたしのお気に入り―》をリリースしました。
そしてついに、2018年3月にはフランス国立ラン歌劇場での黛 敏郎『金閣寺』公演に出演が決まり、フランス・デビューに大きな期待がかけられています(2019年2月には東京での凱旋公演も決定)!
その嘉目真木子が今秋主演するのが、11月22日から日生劇場で開幕する『こうもり』。大きな舞台ではオペレッタには初挑戦にして、ロザリンデ役をソプラノ澤畑恵美とダブルで組みます。
リリックな歌声と広い劇場でも生の声で通る台詞さばき、そして演技力も問われるオペレッタの役は、これまでの駆け足のような彼女のキャリアのすべてが活かされるはず!
ぜひご期待ください!
▼11月22日(水)開幕!『こうもり』(日生劇場で26日(日)まで)
・2017年11月〈ベルリン・コーミッシェ・オーパーとの提携公演〉J.シュトラウスII世 オペレッタ『こうもり』 - 東京二期会オペラ劇場
~ロザリンデ嘉目は11/23(木・祝)・25(土)に出演します!
▼本公演よりも早く嘉目の歌を聴きたい方はこちらもチェック!
・9/23(土)海老名市文化会館で11月公演オペレッタ『こうもり』キャストによるハイライト・コンサートに出演! - オペラの散歩道(二期会blog)
▼11月公演オペレッタ『こうもり』のお問合せ・ご予約は
・二期会チケットセンター TEL: 03-3796-1831
(月~金:10:00~18:00/土:10:00~15:00/日祝 休)
日を追うごとに秋めいてきました。この頃の涼やかな風のようなランチタイムのひとときをお贈りします。
9月28日(木)、東京駅日本橋口(八重洲側)にある丸の内トラストシティで開催されるランチタイムコンサートに出演するのは、11月日生劇場でのオペレッタ『こうもり』の本キャスト、オルロフスキー役のメゾソプラノ和田朝妃と、アルフレード役のテノール吉田 連のふたり。ピアノは高田恵子です。
メゾソプラノ 和田朝妃
テノール 吉田 連
ピアノ 高田恵子
二期会オペラ研修所2年先輩にあたる吉田 連は、ルーキー年の2014年二期会『イドメネオ』にタイトルロールのアンダースタディを務め、16年2月『イル・トロヴァトーレ』でデビュー。同年『ナクソス島のアリアドネ』、そして今年の『ばらの騎士』に続き、今回のアルフレード役は二期会公演4本目となります。今年度はその後も18年2月に立て続けに『ローエングリン』ブラバントの騎士の一人として出演が決まっており、目下大活躍中のテノールのひとりです。
一方の和田朝妃は、昨年、二期会オペラ研修所を最優秀修了生に贈られる川崎靜子賞を受賞してプロの一歩を歩みだした逸材。今年の『ばらの騎士』三人の孤児役のひとりとしてデビューを果たし、本公演2本目にしてオルロフスキーの大役を任されました。
今回のランチタイムコンサートでは、秋の訪れを思わせる日本の歌から始まり、ふたりの得意なレパートリーを披露します。もちろん、『こうもり』の楽曲もお楽しみいただけます!
東京駅隣接のビジネス・タワーのエントランスで、お昼時にもなれば行き交う人の絶え間ないところ、ふたりのさわやかな歌唱にしばし足を留めていただければ幸いです。
■■■ 公演情報 ■■■
森トラスト ランチタイムコンサート 丸の内トラストシティ
二期会シリーズ 新進歌手のシャンパンヴォイスで贈る日本の歌~オペレッタ
日時:2017年9月28日(木) 12:10開演
会場:丸の内トラストタワーN館 1Fエントランスロビー
・アクセス
料金:無料
出演:和田朝妃(メゾソプラノ)、吉田 連(テノール)、高田恵子(ピアノ)
演奏予定曲:
J.シュトラウスII 『こうもり』より 「飛び去った小鳩は」
海沼 實 「里の秋」
山田耕筰 「鐘が鳴ります」
岡野貞一 「紅葉」
小林秀雄 「落葉松」
レハール『微笑みの国』より 「君は私の心のすべて」
J.シュトラウスII 『こうもり』より 「僕はお客を招くのが好き」
モーツァルト『コジ・ファン・トゥッテ』より 「愛の息吹」
モーツァルト『皇帝ティトの慈悲』より 「今この時だけでも」
▼森トラスト ランチタイムコンサート 丸の内トラストシティの情報ページはこちら
・丸の内トラストシティ|コンサートスケジュール|ランチタイムコンサート - 森トラスト株式会社
▼和田と吉田は揃って11/23(木・祝)、25(土)に出演!《チケット絶賛発売中!》
・2017年11月公演〈NISSAY OPERA2017提携/ベルリン・コーミッシェ・オーパートの提携公演〉J.シュトラウスII 『こうもり』 - 東京二期会オペラ劇場
カワイ表参道コンサートサロンパウゼにて開催している「二期会サロンコンサート」シリーズは毎回大好評をいただいております。
次回、芸術の秋を彩る9月21日(木)は、「歌の学校 Scuola di canto ~2人のソプラノとテノール?~」と題して、日本歌曲やオペラの名場面の数々をお届けいたします。席数の限られた贅沢な空間で充実の演奏をお楽しみください。
今回は若き二人の歌姫、金杉瞳子(ソプラノ)と宅和里美(ソプラノ)に加え、1977年のオペラ・デビュー以来、プリモ・ウォーモとして活躍を続けるテノールの大野徹也が出演。なんと二重唱では、バリトンの役柄としても登場します!
ソプラノ 金杉瞳子
ソプラノ 宅和里美
テノール 大野徹也
ピアノ 平塚洋子
金杉瞳子は、国立音楽大学声楽科及び同大学院を修了後、二期会オペラ研修所にて研鑚。第59期マスタークラス修了時に優秀賞を受賞しました。オペラ・デビューは2014年国立音楽大学大学院オペラ『フィガロの結婚』スザンナ役です。
宅和里美は、国立音楽大学声楽科を卒業後、東京音楽大学大学院を修了。2013年日本トスティ協会F.Pトスティ歌曲マスタークラスにてディプロマ取得、最優秀賞受賞。二期会オペラ研修所では第58期に在籍し、本科修了時に渡邊高之助賞、マスタークラス修了時に優秀賞及び奨励賞を受賞しました。修了後はハクジュホール「二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ」をはじめ多くのコンサートに出演しています。
このフレッシュな二人のソプラノと、長きにわたりオペラ界を牽引する大野がお贈りする聴き逃せない一夜。ピアノは東京藝大卒業後、ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽院で研鑚し、主に声楽分野での共演ピアニストとして数多くのリサイタルに出演している平塚陽子が務めます。
「二期会サロンコンサート」シリーズは開演前または休憩中にお召し上がりいただける、嬉しい1ドリンク付。コーヒー、ジュースはもちろん、赤&白ワインのご用意もございます。
皆様のご来場をお待ちしております。どうぞお楽しみに!
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会サロンコンサート 2017-2018シーズン
Vol.192 歌の学校 Scuola di canto
~2人のソプラノとテノール?~
日時:2017年9月21日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:カワイ表参道コンサートサロン パウゼ
料金:全席自由 3,500円(税込・1ドリンク付き)
出演:金杉瞳子(ソプラノ)、宅和里美(ソプラノ)、
大野徹也(テノール)、平塚洋子(ピアノ)
予定演奏曲:
・中田喜直 「小さい秋みつけた」
・山田耕筰 「からたちの花」
・中田喜直 「木兎」
・マスカーニ 「月」
・アルディーティ 「くちづけ」
・モーツァルト 『ドン・ジョヴァンニ』より 「お手をどうぞ」
・モーツァルト 『フィガロの結婚』より 二重唱
・マスネ 『マノン』より 「私が女王のように街を歩くと」
・プッチーニ 『西部の娘』より 「やがて来る自由の日」
・ベッリーニ 『清教徒』より 「あなたの優しい声が」
・ドニゼッティ 『愛の妙薬』より 二重唱
ほか
▼コンサート概要ページはこちら
・Vol.192 歌の学校 Scuola di canto | 二期会サロンコンサート 2017-2018シーズン - 東京二期会
「月曜日は新橋でオペラ!」を合言葉に、今後の活躍が期待される若手歌手の演奏と、美味しいお料理のおもてなしでご好評いただいている、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会New Faceの登場は9月25日(月)。ソプラノ今状華乃子(いまじょう かのこ)と砂村 郁(すなむら ふみ)。見目にも麗しい歌姫二人が登場します!
出演の二人をご紹介致しましょう。
* * *
ソプラノ 今状華乃子
――声楽の道を志すきっかけ等、自己紹介をお願いします。
香川県出身、ソプラノの今状華乃子と申します。三歳の時にピアノを習い始め、そこで表現することの面白さを知ってピアニストになることを望んでいたのですが、中学の時に師事した先生が声楽の方で、その時期ピアノで演奏者になることへの限界を感じていた私に声楽への道を指し示してくださいました。それまで歌うことが恥ずかしく、人前で歌ったこともなかった私に先生のお言葉はまさに青天の霹靂でしたが、歌う喜びと難しさを情熱を以てお教えいただきました。そして、人間がひとつの楽器になるという不思議さにも魅了され、声楽家として演奏者になりたいと思ったことが始まりです。
――声種やレパートリー、目指している役や舞台等を教えて下さい。
現在の声種はソプラノ・リリコ・レッジェーロですが、いずれもっと豊かなリリコ・ソプラノになりたく思っています。人間味のあるキャラクターに心惹かれますので、オペラ研修所のマスタークラスで幸運にも学ぶ機会を与えていただけました『マノン』や、個人的に女性として大変魅力的だと思う『薔薇の騎士』のマルシャリンなどは憧れの役です。物語のキャラクターとして舞台に存在するだけでなく、生きたひとりの人間としてその一瞬を表現するということが私の中で大きな課題であり、恐らく歌う限りずっと考えていかなければいけないことだと感じながら勉強しております。また、大学生時代にその詩と音楽に魅せられたフランス歌曲は生涯を通して勉強したいです。イタリアやドイツ歌曲に比べまだまだ演奏される機会の少ないフランス歌曲ですが、ある時はそっと寄り添って、ある時は痛烈な皮肉を以て語りかけてくるフランス歌曲の魅力を、ひとりでも多くの方に届けられるよう日々精進して参ります。
――コンサートのテーマや選曲のポイントをお願いします。
コンサートのテーマは「麗らかな秋」です。暑さ厳しい夏が過ぎ去り、涼やかで月も一層美しくなる秋の夜長に、皆様が一度は耳にしたことのある秋に因んだ名曲と、ソプラノふたりの違った色合いをお楽しみいただけるオペラアリアや重唱を演奏させていただきます。ソプラノと言っても様々な声音やキャラクターがあります。私たちふたりがどう違っているのか、ここで語るのは敢えて控えさせていただき、それぞれの個性を存分に生かし、またお互いの違いが相乗効果となって皆様にお楽しみいただけるコンサートになれば幸いです。
――共演者をご紹介下さい。
二期会オペラ研修所のマスタークラスで共に学んだ砂村さんと今回一緒に歌わせていただく機会を与えていただき大変嬉しく思います。彼女は責任感が強くしっかり者で、私と同い年ではありますがまるでお姉さんのように感じる時があります (笑)また真摯に学ぶ姿を一年間見て参りましたので、共演者としても大変心強いです。そしてなにより、チャーミングで、豊かで温かい心を持った素敵な女性でもあります。こうして一緒に演奏することは初めてで、私自身コンサートをとても楽しみにしていますし、きっとふたりで素敵な時間をお届けできるのではと思います。
* * *
ソプラノ 砂村 郁
――声楽の道に進むと決めたときのことを教えて下さい。
サウンドオブミュージックのビデオを幼い頃から見ていた影響で、踊ったり歌ったりすること、またミュージカルなどの舞台を観るのも大好きでした。バレエを習い始め、舞台に立つことも好きになり、いつの間にか私は舞台人になるんだと心に決め、それには歌が何より必要だと思い歌を習い初めました。
――自身の声種、レパートリー、目指している役や舞台、ステージは?
私は、身長は高く大柄なのですが、見た目のわりには…声は軽い方かなと思います。持ち前のフットワークの軽さと、体力、ダンスの経験も活かして、オペレッタの舞台に立ちたいです。ただそれだけではなく、しっとりと叙情的に歌い上げられる技術を習得すべく勉強しています。
――今回のコンサートについて選曲のポイントは?
オペラ研修所に入る前、大学院でオペラの他にも歌曲やオラトリオも勉強していたので、オペラの他にも取り入れました。秋深まるひととき、様々なジャンルの曲でお楽しみいただけたら幸いです。
――共演者をご紹介下さい。
今状さんはマスタークラスの同期で、実は住んでいるところも近く、研修所の帰りはよく一緒に帰っていました。二人ともソプラノですが、声色も重さも違うので、楽しんでいただけるのではないかなと思います。
* * *
ピアノは演奏者に寄り添う流麗なピアノで信望も厚い黒木直子。どうぞ素敵な秋の宵をご堪能ください。
是非ご予約はお早めに!皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第163回【二期会New Face】秋麗らかな歌の夕べ
日時:2017年9月25日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:今状華乃子(ソプラノ)、砂村 郁(ソプラノ)、黒木直子(ピアノ)
演奏予定曲:
グノー 『ロミオとジュリエット』より “私は夢に生きたい”
ドヴォルザーク 『ルサルカ』より “月に寄せる歌”
フォーレ 「この世ではいかなる魂も」
ほか
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
青島広志氏の軽妙なトークと、実力派歌手の出演で毎回好評いただいている「二期会オペラ講座」。
今度の開催は9月14日(木)。東京二期会11月公演『こうもり』に出演ソリストの澤畑恵美、三井清夏、小森輝彦の出演で、数あるオペレッタの中でも最高の人気曲を中心にお送りします。
本日、都内某所で、最終稽古が行われました!
(写真左から)小森輝彦、三井清夏、澤畑恵美、青島広志
オペラやオペレッタに興味はあるけれど、最初の一歩が踏み出せない… そんなあなたにオペラ講座。オペラが大好きなあなたもきっとご満足頂けます。
普段なかなか聞くことができない、オペラ歌手の生の声に、まずは触れてみてください。
芸術の秋、皆様のご来場をお待ちしております!
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ講座(通算第40回)
ブルーアイランド音楽辞典
『大作曲家による究極のオペラ縦断』シリーズ(21)
~オペレッタはこれから「こうもり」~
日時:2017年9月14日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール
料金:(全自由席)一般¥3,000、学生¥1,000
当日券もご用意がございます!
出演:青島広志(お話しとピアノ)
澤畑恵美(ソプラノ)
三井清夏(ソプラノ)
小森輝彦(バリトン)
演奏予定曲:
J.シュトラウスII世作曲 『こうもり』より
・泣き泣きお別れ(澤畑、三井、小森)
・侯爵様あなたのようなお方は(三井)
・時計の二重唱(澤畑、小森)
・チャルダッシュ(澤畑)
・Dui-du(澤畑、三井、小森)
・田舎娘の格好で(三井)
(上記はドイツ語歌唱予定です!)
スッペ作曲 『ボッカチオ』より
・恋はやさし 野辺の花(澤畑、三井、小森)
オッフェンバック作曲 『天国と地獄』より
・はえの二重唱(三井、小森)
▼公演概要ページ
・二期会オペラ講座 オペレッタはこれから「こうもり」 - 東京二期会
▼チケットご予約は
・二期会チケットセンター TEL: 03-3796-1831
(月~金:10:00~18:00/土:10:00~15:00/日祝 休)
今春、二期会オペラ研修所マスタークラスを優秀な成績で修了した、若き歌手の声を聴くシリーズ、Hakuju Hall「二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ」。5年目を迎える今年度のシリーズも、3回の開催を予定しています。
第一弾の9月21日(木)にはソプラノ斉藤真歩とテノール市川浩平が出演します。ピアノは石野真穂。
コンサートに向けて出演の2人からメッセージが届きましたので、ご紹介いたします。
■斉藤真歩
目標の一つとしていたコンサートに出演できますこと、大変嬉しく思っております。私は二期会オペラ研修所に三年間通い、人とオペラ作品と多くの素晴らしい出会いのおかげで、沢山の事を学びました。今もそれが支えとなり、研修所時代を思い返しては「もっと頑張ろう!」と気持ちを奮い立たせてもらっています。この度のコンサートでは、マスタークラスで共に励んだテノールの市川浩平さんとの共演で、オペラ作品だけではなく、お互い日本歌曲が好きという事でプログラムに取り入れました。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
■市川浩平
皆様、こんにちは!テノールの市川浩平と申します。この度はこのような演奏会に出演させて頂き光栄です!今回の観どころはオペラアリア・重唱はもちろんですが、前半の厳選こだわり日本歌曲です!共演者の斉藤真歩さんと曲目を決める際、お互い日本歌曲好きということで話が盛り上がり、プログラム全10曲中7曲が日本歌曲というオペラ研修所修了生らしからぬプログラミングになるも、抵抗なく決まりました。中でも團伊玖磨特集はお客様からどのような反応が返ってくるかとても楽しみです。少し肌寒くなってきました折、ここいらでニッポン人のアツい響きを感じにきてみては?!
* * *
市川は今年の日本フィル 夏休みコンサート『カルメン』(ハイライト)にホセ役で出演を果たし、今月7日に行われました「二期会新進声楽家の夕べ」(東京文化会館小ホール)には斉藤・市川 両名が出演致しました。
最年少で二期会オペラ研修所に入所し、研鑽を積んだ斉藤真歩と抜群の安定感と、輝きのある音色が魅力のテノール市川浩平。今後の活躍が期待される両名の歌声をぜひお聴きください!
■■■ 公演情報 ■■■
二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ <第13回>
二期会新星トップ6名による、ときめきのデビューコンサート!
日時:2017年9月21日(木) 11:00開演(10:30開場) ※休憩なし約1時間
会場:Hakuju Hall (ハクジュホール)
料金:全席自由 500円(税込)
出演:斉藤真歩(ソプラノ)、市川浩平(テノール)、石野真穂(ピアノ)
予定プログラム:
・團 伊玖磨:旅上(萩原朔太郎 詩)〔市川〕
・團 伊玖磨:「抒情歌」より “藤の花”(大木 実 詩)〔斉藤〕
・團 伊玖磨:笛の音のする里へ行こうよ(萩原朔太郎 詩)〔市川〕
・團 伊玖磨:「わがうた」より “紫陽花” (北山冬一郎 詩)〔斉藤〕
・中田喜直:「マチネ・ポエティクによる四つの歌曲」より “髪” (原條あき子 詩)〔斉藤〕
・橋本國彦:お六娘(林 柳波 詩)〔市川〕
・吉岡弘行:合唱組曲「キュイジーヌ」より ”スパゲッティ ペスカトーレ”(伊藤千鶴 詩)〔斉藤&市川〕
・マスネ:歌劇『ウェルテル』より “春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか” 〔市川〕
・グノー:歌劇『ファウスト』より “宝石の歌” 〔斉藤〕
・マスカーニ:歌劇『友人フリッツ』より “真っ赤に熟れて”(さくらんぼの二重唱)〔斉藤&市川〕
主催:Hakuju Hall/株式会社白寿生科学研究所
協賛:株式会社ドラジェ
協力:二期会オペラ研修所
後援:公益財団法人東京二期会
▼コンサート詳細ページはこちらをご覧ください
・第13回 二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ - 白寿ホール
▼ご予約・お問合せは
・Hakuju Hall チケットセンター 03-5478-8700
10:00~18:00(火~土/祝日・休館日を除く)
オペラの名作、傑作をより多くの方にご鑑賞いただき人生をより豊かにしていただきたい、という想いから、S席1万円の特別謝恩価格でお贈りしている〈二期会名作オペラ祭〉。
『蝶々夫人』としては2度目の〈オペラ祭〉公演となる今回の10月公演は、おかげさまで7日、8日、9日のS席が残り僅かとなってまいりました。公演初日はまだ比較的お席がございますので、よいお席はお早めにお求めください!
さて、今回の公演に向けて二期会『蝶々夫人』のビデオ・クリップを公開致しました!
VIDEO
簡単にあらすじ、みどころをご案内していますので、二期会『蝶々夫人』からオペラ鑑賞デビューをされたいという方にも一度ご覧いただけたら幸いです。
▼『蝶々夫人』公演情報はこちら
・〈二期会名作オペラ祭〉G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会オペラ劇場
2017年10月6日(金)・7日(土)・8日(日)・9日(月・祝) 東京文化会館大ホール
そして、オペラ初心者の方にも、そしてファンの方にもご一緒に『蝶々夫人』の世界を楽しく知っていただこうと企画しました、9/18(土)〈二期会プレ・マチネ〉「オペラとの出会い!プッチーニ名作『蝶々夫人』の魅力 指揮者ガエタノ・デスピノーサを迎えて~無料トーク&コンサート~」ですが、こちらもお席が残り僅かとなってしまいました。
入場無料ですが事前のご予約が必要となりますので、ご希望の方は急ぎ二期会チケットセンターまでお電話ください!
指揮 ガエタノ・デスピノーサ
ちらし(PDFファイル)
■■■ イベント情報 ■■■
《二期会プレ・マチネ》
オペラとの出会い!プッチーニ名作『蝶々夫人』の魅力
指揮者ガエタノ・デスピノーサを迎えて
~無料トーク&コンサート~
日時:2017年9月18日(月・祝)
13:30開場/14:00開演(約90分の予定)
会場:イタリア文化会館 アニェッリホール
地下鉄 東西線・半蔵門線・都営新宿線
「九段下駅」出口2より 徒歩10分
料金:入場無料(※要事前予約)
出演:
<講演> ガエタノ・デスピノーサ(指揮者)
<演奏> 蝶々夫人:渡邊仁美(ソプラノ)
ピンカートン:前川健生(テノール)
ピアノ:大藤玲子
▼『蝶々夫人』公演&〈二期会プレ・マチネ〉のご予約・お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金10:00~18:00、土10:00~15:00、日祝休)
フランス料理と二期会オペラがコラボするディナーを隔月で展開している神楽坂「ラリアンス」。今月、9月12日(火)には15回目を迎える「ラリアンス・オペラ・コレクション」が開催されます。
今回出演するのは、11月公演オペレッタ『こうもり』にファルケ役でデビューを予定しているバリトン小林啓倫(こばやし ひろみち)と、期待のソプラノ髙品綾野(たかしな あやの)。ピアノは梅田麻衣子。
小林は、二期会オペラ研修所、新国立劇場オペラ研修所を経て、昨年二期会に入会しました。豊かに響きわたる声をもち、小さな音符まで細やかに歌いきる逸材。音楽一家に生まれ、ヴァイオリン、ギター、ピアノ、そしてチューバとさまざま楽器とともに自身の音楽を育んできた小林が「歌」を志したのは、国立音楽大学「3年生」のときのこと(『二期会通信』VOL.310より)だそうです。ふだんは動きも話しぶりもおだやかな小林ですが、「性格的にも楽しい雰囲気の役の方がやりやすい。普段は静かにしていますが、舞台に立つと自分にはない性格になれる。気持ちいですね」と語っています。
ファルケ役のダブルは、同役が当たり役のバリトン宮本益光。11月はぜひ二人の競演にもご注目ください。
髙品は、今春二期会オペラ研修所を成績優秀で修了し、二期会に入会した注目のルーキー。11月公演『こうもり』にはロザリンデ役のアンダースタディーとしてプロダクションに参加しています。また、オペラ・コレクションに先んじて、7日(木)には「二期会新進声楽家の夕べ」に出演し、マスネ『マノン』のアリア「わたしが女王のように街を歩くと」を披露します!
オペラ・コレクションでは、フレンチのスタイルに和食を採り入れたラリアンス独自のフルコースにちなみ、日本歌曲から歌のコースもスタート。第2部では本公演さながらのオペレッタの歌唱をお愉しみいただきます。五感すべてを満喫する「オペ・コレ」にどうぞお越しください。
■■■ イベント情報 ■■■
《第15回 ラリアンス・オペラ・コレクション with 二期会》
オペラの夢はシャンパンの泡のように
日時:2017年9月12日(火) 18:00開店
第1ステージ 19:30~/第2ステージ 20:30~
(各20分程度の予定)
※ご予約はお好きな時間で承ります
会場:神楽坂「ラリアンス」
東京都新宿区神楽坂2-11 TEL03-3269-0007
(「飯田橋駅」JR西口より徒歩2分・地下鉄B3出口より徒歩1分)
コースと料金:(ステージ・サービス料・税込)
・ムニュ"神楽"コース 8,500円~
・シェフ"大堀"コース 13,500円~
※ミュージックチャージ等の特別料金は一切かかりません
出演:髙品綾野(ソプラノ)、小林啓倫(バリトン)、梅田麻衣子(ピアノ)
予定プログラム:
<第1部>
・小林秀雄「落葉松」
・山田耕筰「この道」
・アルディッティ「口づけ」
・R.シュトラウス「献呈」
<第2部>
・レハール『メリー・ウィドー』より
「おお、祖国よ~マキシムに行こう!」
・J.シュトラウスII世『こうもり』より
「時計の二重唱」
「故郷の歌を聴けば(チャールダーシュ)」
「乾杯の歌」
▼イベント詳細・ご予約・お問合せはこちらから
・第15回ラリアンス・オペラ・コレクションwith二期会|イベント・限定メニュ・お得情報 - 神楽坂ラリアンス
▼小林の出演日は11月23日(木・祝)と25日(土)《チケット絶賛発売中!》
・ベルリン・コーミッシェ・オーパーとの提携公演 J.シュトラウスII世『こうもり』 - 東京二期会オペラ劇場
2017年11月22日(水)・23日(木・祝)・24日(金)・25日(土)・26日(日) 日生劇場
▼髙品綾野をはじめ、総勢20名の新進二期会アーティストが出演!
・二期会新進声楽家の夕べ|コンサートラインアップ - 東京二期会
2017年9月7日(木)18:30開演 東京文化会館 小ホール
▼『こうもり』&「二期会新進声楽家の夕べ」のご予約・お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金10:00~18:00、土10:00~15:00、日祝休)
9月8日から10日までの3日間、BunkamuraオーチャードホールにてA.バッティストーニ指揮、東京フィルハーモニー交響楽団のコンサートが開催され、二期会アーティストが多数出演致します。
まず、9月8日(金)と10日(日)は、ヴェルディ作曲オペラ『オテロ』(演奏会形式)。
二期会からエミーリアに清水華澄、ロデリーゴに与儀 巧、ロドヴィーコにジョン ハオ、モンターノに斉木健詞が出演。
バッティストーニ指揮する東京フィルハーモニー交響楽団のドラマティックな音楽と、メディアアーティストの真鍋大度が率いるライゾマティクスリサーチによる最先端テクノロジーを駆使した映像とのコラボレーションにご期待ください!
■■■ 公演情報(1) ■■■
ヴェルディ:オペラ『オテロ』(全4幕・演奏会形式)
日時:2017年9月8日(金)19:00
2017年9月10日(日)15:00
会場:Bunkamuraオーチャードホール
二期会からの出演者
エミーリア:清水華澄
ロデリーゴ:与儀 巧
ロドヴィーコ:ジョン ハオ
モンターノ:斉木健詞
指揮:アンドレア・バッティストーニ(東京フィル首席指揮者)
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
▼公演情報ページはこちら
・ヴェルディ:オペラ『オテロ』(演奏会形式)全4幕(原語上演・字幕付き) - Bunkamura
そして、9月9日(土)は、10代の子どもたちにむけてバッティストーニによる日本で初めての教育プログラムのコンサート「はじめての演奏会オペラ」。
ヴェルディ、プッチーニなどイタリアを代表する作品をバッティストーニのお話とともにオペラ界で活躍する歌手たちの演奏をお楽しみいただきます。この演奏会には二期会からソプラノ木下美穂子とバリトン上江隼人が出演致します。
木下美穂子
上江隼人
■■■ 公演情報(2) ■■■
10代のためのプレミアムコンサート「はじめての演奏会オペラ」
~イタリア・オペラ編~
日時:2017年9月9日(土)15:30
会場:Bunkamuraオーチャードホール
二期会からの出演者
ソプラノ:木下美穂子
バリトン:上江隼人
指揮:アンドレア・バッティストーニ(東京フィル首席指揮者)
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
▼公演情報ページはこちら
・Bunkamura × Sony Music Foundation 10代のためのプレミアム・コンサート - Bunkamura
明日のスター、ここに羽ばたく「二期会新進声楽家の夕べ」。
今春、二期会オペラ研修所を優秀な成績で修了した期待の新入会員20名が一堂に会し、二期会入会後お披露目となるデビューコンサート。
出演者達の最終のピアノ合わせが日々行われています。
☆出演者メッセージ より
市川浩平 (いちかわ こうへい) テノール
今後巡り合う役は真摯に積極的かつ慎重に取り組んでいきたいです。『ドン・ジョヴァンニ』のオッターヴィオ、『愛の妙薬』のネモリーノは私の声と性格にドンピシャで、いつかアタリ役と言われるようになりたいですね。『愛の妙薬』の重唱を歌えるのは本当に幸せです。
郷家暁子 (ごうけ あきこ) メゾソプラノ
元々は、宝塚を目指していました。とにかく歌うこと、演じることが大好きです。地に近い(!?)妖艶な役から、妖精、男前まで何でも魅せます。オペラを身近に感じ、また観たい・聴きたいと思って頂けるような、観客を魅了するオペラ歌手になりたいと思っています。
* * *
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ研修所 第60期修了生・成績優秀者による
二期会新進声楽家の夕べ
日時:2017年9月7日(木) 18:30開演(18:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール(JR上野駅公園口より徒歩1分)
料金:全席自由 3,000円
出演者と予定プログラム:
<第1部>
村山 舞 ソプラノ グノー 『ロメオとジュリエット』より “私は夢に生きたい”
菊地琴絵 ソプラノ プッチーニ 『ラ・ボエーム』より “私の名はミミ”
髙橋広奈 ソプラノ ドニゼッティ 『連隊の娘』より “フランスに栄光あれ”
島内菜々子 ソプラノ ダルゴムイシスキー 『ルサルカ』より “私は水に身を投じたとき以来”
阿部祥子 ソプラノ マスネ 『マノン』より “わたしはまだぼんやりとして”
中野瑠璃子 ソプラノ モーツァルト 『魔笛』より “若者よ、恐れるな”
吉田桃子 ソプラノ ヴェルディ 『リゴレット』より “慕わしい人の名は”
田浦彩夏 ソプラノ グノー 『ロメオとジュリエット』より “愛よ、私の勇気を奮い立たせて”
相山潤平 テノール ヴェルディ 『仮面舞踏会』より “永久に君を失えば”
寺西一真 バリトン モーツァルト 『ドン・ジョヴァンニ』より “カタログの歌”
市川浩平 テノール・的場正剛 バリトン
ドニゼッティ『愛の妙薬』より ネモリーノとベルコーレ“女って本当におかしな動物だ”
<第2部>
郷家暁子 メゾソプラノ・髙品綾野 ソプラノ
R.シュトラウス 『ばらの騎士』より オクタヴィアンとゾフィー“ばらの献呈”
矢野敦子 ソプラノ ワーグナー 『神々の黄昏』より “ブリュンヒルデの自己犠牲”
内田稚菜 ソプラノ プッチーニ 『蝶々夫人』より “ある晴れた日に”
吉田愼知子 ソプラノ ドニゼッティ 『ロベルト・デヴリュー』より
“公爵夫人、熱心な嘆願を~彼の愛が私を幸せにした”
花房英里子 メゾソプラノ ビゼー 『カルメン』より “セギディーリャ”
中川香里 メゾソプラノ チャイコフスキー 『オルレアンの少女』より “さあ、時はきた!”
髙品綾野 ソプラノ マスネ 『マノン』より “わたしが女王のように街を歩くと”
斉藤真歩 ソプラノ グノー 『ファウスト』より “宝石の歌”
的場正剛 バリトン ドニゼッティ 『ラ・ファヴォリータ』より “来たれ、レオノーラ”
郷家暁子 メゾソプラノ R.シュトラウス 『ナクソス島のアリアドネ』より “先生、お許しください”
市川浩平 テノール ドニゼッティ 『ケニルワース城のエリザベッタ』より
“なんという声…あぁ、私は純真な花嫁を見る”
▼ご予約・お問合せは
・二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金10:00~18:00/土10:00~15:00/日・祝 休)
▼公演情報ページはこちら
・二期会新進声楽家の夕べ|コンサートラインアップ - 東京二期会
◆新進声楽家のメディア掲載情報◆
▼「ハンナ」9月号“声楽家たちはいま”に市川浩平の記事が掲載されました
・月刊 ハンナ - ハンナ
今年、開館15周年を迎える、めぐろパーシモンホール。
9月9日(土)には開館15周年記念イベントとして、「めぐろパーシモンホール オープンデー」が開催されます。
バックステージツアーやコンサートが目白押しのこの日、二期会マイスタージンガーも登場。名曲の数々を美しいハーモニーの「歌の花束」にしてお届けします。
入場無料ですので(要整理券)、ぜひお越しください!
■■■ イベント情報 ■■■
めぐろパーシモンホール オープンデー
めぐろパーシモンホール開館15周年記念イベント
日時:2017年9月9日(土)
料金:参加無料(要整理券)
※12:00より大ホールエントランス前にて整理券を配布します
【大ホールイベント・第2部】14:45~15:45
二期会マイスタージンガー 歌の花束コンサート
会場:めぐろパーシモンホール 大ホール
出演:(ソプラノ)髙橋絵理、盛田麻央/(アルト)喜田美紀、小林紗季子
(テノール)岡本泰寛、高柳 圭/(バリトン)浅井隆仁、松本宰二
(ピアノ)水戸見弥子
予定曲目:
ヴェルディ 歌劇『椿姫』より 乾杯の歌
ロウ ミュージカル『マイ・フェア・レディ』より 一晩中踊り明かそう
服部良一 「蘇州夜曲」
ほか
▼詳しい公演情報、入場方法はこちらをご覧ください
・めぐろパーシモンホール オープンデー|ホールで公演を観る - めぐろパーシモンホール
公益財団法人北区文化振興財団と東京都北区のご協力を得て、毎年開催している「二期会オペラ研修所コンサート」。今年も11月17日に開催いたします。
定期試験により選抜された、各期の成績優秀者20名が出演し、オペラ・アリアや重唱の数々をお届けします。
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
北とぴあ国際音楽祭2017関連公演
第94回二期会オペラ研修所コンサート
日時:2017年11月17日(金) 18:30開演(18:00開場)
会場:北とぴあ さくらホール
・JR京浜東北線王子駅北口徒歩2分
・地下鉄南北線王子駅5番出口前
料金:全席指定 A席3,000円 B席2,000円
(チケット一般発売 9月5日(火)~)
<出演>
【ソプラノ】
内田千陽、金見美佳、川田桜香、小松原明紀、竹内伶奈、徳山奈奈、中西惠子、西口彰子、西村知花子、牧野元美、森川 史、横森由衣、和久井恵津子
【テノール】
澤原行正、持齋寛匡、根津久俊、宮脇 臣
【バリトン】
堺 裕馬、下牧寛典、田中夕也
【ピアノ】
藤川志保
今回のコンサートの演奏曲は、各出演者の希望を募って調整するのですが、それぞれに得意としている曲や大好きな曲が現時点でたくさん集まっております。現在、それらをもとにプログラムを準備中です(近日発表予定)。どうぞお楽しみに!
▼コンサート概要ページはこちら
・第94回 二期会オペラ研修所コンサート - 東京二期会
▼チケットのお求めは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
▼北とぴあ国際音楽祭(2017年11月11日(土)~12月10日(日))の情報はこちら
・北とぴあ国際音楽祭2017 - 公益財団法人 北区文化振興財団
7月、二期会創立65周年・財団設立40周年記念公演シリーズ第1弾、R.シュトラウス『ばらの騎士』東京公演には多くのお客様にご来場いただき、ほんとうにありがとうございました。
そして、今秋は二期会オペラ公演が目白押しです!
10月6日(金)からG.プッチーニ『蝶々夫人』(10/6~9東京文化会館、10/15鳥栖市民文化会館)、R.シュトラウス『ばらの騎士』(10/28,29愛知県芸術劇場、11/5大分iichiko総合文化センター)、そして11月22日(水)からJ.シュトラウスII『こうもり』(11/22~26日生劇場)と続きます。名作揃いの秋のラインアップにどうぞご期待ください!
さて、二期会オペラは〈プレミエ・キャンペーン〉にもご注目。
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◇◆◇ G.プッチーニ『蝶々夫人』プレミエ・キャンペーン ◆◇◆
すでにご案内のとおり、10月公演『蝶々夫人』では、初日10月6日(金)公演に“蝶々”を身につけてご来場いただいたお客様先着100名様に『蝶々夫人』オリジナル和手ぬぐいをプレゼントします。
▼キャンペーン詳細は4月10日のブログ記事をご覧ください
・10月公演『蝶々夫人』プレミエ・キャンペーン!~10/6(金)公演に“蝶々”を身につけた先着100名のお客様に、オリジナル和手ぬぐいをプレゼント! - オペラの道草(二期会blog)
女性のお客様なら、蝶のモチーフが入ったネックレスや、リングなどを身に着けてご来場ください。蝶のデザインがほどこされたハンカチやスカーフをご提示いただいてもけっこうです。
男性のお客様なら、ぜひ‘蝶’ネクタイを。お子様でしたら、蝶々結びのリボンをつけてお越しください。過去の『蝶々夫人』にいらしたお客様なら、当時の公演プログラムをお持ちくださっても。
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そして、チケット発売情報と同時に発表していました、11月公演『こうもり』の〈プレミエ・キャンペーン〉もあらためてお知らせします。
初日11月22日(水)は、S席をお買い求めのお客様「全員」に、スパークリングワインのミニボトルをプレゼント!ウィンナ・オペレッタの最高峰『こうもり』ご観劇の余韻を、形にしてお持ち帰り、味わっていただけますように。
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◇◆◇ J.シュトラウスII世『こうもり』プレミエ・キャンペーン ◆◇◆
11月22日(水)公演のS席をお買い求めのお客様全員※に「スパークリングワイン・ミニボトル『フレシネ コルドン ネグロ ベビー』200ml(写真)」を進呈いたします。
※当日の「S席有料チケット」をお持ちの成人の方が対象です。
※未成年の方にはお渡しできません。あらかじめご了承ください。
※プレゼント引き換えは公演当日の終演後、会場内のみとなります。
・
どの日にしようか迷われたら、ぜひプレミエ公演にお越しください。オペラ、オペレッタ開幕初日の華やかな雰囲気を感じていただけたら幸いです。
▼各公演情報ページはこちら
・2017年10月<二期会名作オペラ祭>G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会オペラ劇場
・2017年11月<ベルリン・コーミッシェ・オーパーとの提携公演>J.シュトラウスII世『こうもり』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
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今後の活躍が期待される若手歌手の演奏と、美味しいお料理のおもてなしでご好評いただいている、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会New Faceの登場は8月28日(月)。ソプラノ高山美帆(たかやま みほ)とバリトン寺西一真(てらにし かずま)がフレッシュな歌声を披露します!
今回も出演の二人にコンサートに向けての話を聞きましたので、ご紹介いたします。
* * *
・
ソプラノ 高山美帆
――声楽の道を志すきっかけ等、自己紹介をお願いします。
東京都出身、ソプラノの高山美帆と申します。今回、アルテリーベ月曜フレッシュコンサートに出演させていただけること、とても嬉しく思っております。
私は小学一年生の時から、母校である武蔵野音楽大学の附属音楽教室に通っていました。この音楽教室では故大谷冽子先生の演出で、子どものみで行うオペラを二年に一度公演しており、初めて出演したのは小学四年生の時、『魔笛』の合唱としてでした。本番の最後、カーテンコールで浴びたお客様からの拍手に感動したことが今でも忘れられず、目の前で演じるソリストのみなさんがキラキラしている姿をみて、私もいつかはと憧れました。
その後、『魔笛』のパパゲーノ(男の子が少なかったので女の子がやっていました笑)、『ヘンゼルとグレーテル』のお母さんをさせていただくうちに、歌うことの喜び、演じることの面白さが増していき、自然と声楽の道を志すようになり、オペラの舞台に出演することが大きな夢となりました。
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――声種やレパートリー、目指す役や舞台等を教えて下さい。
声種はリリコ・レッジェーロです。
二期会オペラ研修所では『フィガロの結婚』のスザンナ、『コジ・ファン・トゥッテ』のデスピーナ、『こうもり』のアデーレを勉強させていただき、スーブレット役は歌うことも、そして演じることも楽しいレパートリーとなっています。モーツァルトは一番好きな作曲家で、特に『フィガロの結婚』が大好きなので、スザンナ役はいつか演じたい役の一つです。
今までも、『ドン・パスクワーレ』のノリーナ、『ラ・ボエーム』のムゼッタ、『愛の妙薬』のアディーナなど明るく魅力的な役柄を勉強させていただいたので、今後も歌の技術とともに、お客様の心を掴むような女性を演じることのできるよう、追求していけたらと思っております。
――コンサートのテーマやポイントをお願いします。
今回のコンサートのテーマは「笑顔」です。笑うって良いですよね。私自身、常に楽しく笑って過ごせるように、自然と心がけている気がしております。特に美味しいお食事をいただく時間は私にとって至福の時です。だからこそ、お食事とお酒を飲んでいただきながら、お客様の笑顔を歌の力で倍増させることのできるような曲を選ばせていただきました。思わず笑ってしまうような曲も入れ込んだプログラムとなっており、皆様に楽しんでいただけるよう寺西さんと当日まで練りこんでいきたいと思います。
――共演者をご紹介下さい。
寺西一真さんは二期会オペラ研修所の同期で、マスタークラスでは同じクラスでした。寺西さんは真面目で、努力家で、いつも音楽に誠実に向き合うような方ですが、特に人を喜ばせることが好きなようで、喜劇的な役を演じる時にはユーモアがあります。授業中では彼の素敵な声に感動するだけでなく、思わず笑わせてもらうことも多くありました。
そんな彼と今回、「笑う歌には福来たる!」と題したこのコンサートで共演できることが嬉しく、楽しみでなりません!
* * *
・
バリトン 寺西一真
――声楽の道に進むと決めたときのことを教えて下さい。
今考えると青臭くて文章に起こすのは恥ずかしい話なのですが、小さい頃から私は「誰かの役に立ちたい、笑顔にしたい」と考えていました。
小学生の頃からオーケストラでトランペットを吹いていたのですが、高校生になり真剣に進路を考え始めた時に丁度ウィーンの楽友協会大ホールで演奏する機会に恵まれまして…… その晴れ舞台を最後に音楽は高校まででスッパリと辞め、自分の初心を貫くため高齢化社会の進む日本が必要としている介護職の勉強をしようと決心しました。しかし「音楽で誰かを幸せにする道もあるよ」と高校の担任教諭と音楽教諭に諭され、勧められるままに歌を歌い気が付けば声楽の世界にどっぷり浸かり込んで今に至ります(笑)
・
――自身の声種、レパートリー、目指している役や舞台、ステージは?
バリトンですね。バリトンといってもハイバリトンやバスバリトンなど細かく分類されますが、自分はそのどちらでもない、真ん中らへんのバリトンです。
大学生になってからオペラに触れ始めたのですが、先輩が公開レッスンで歌っていた『ドン・ジョヴァンニ』のレポレッロや、2010年の二期会『魔笛』を観てパパゲーノに憧れました。彼らのような人間味のあるキャラクターには何とも言えない魅力を感じますし、アンサンブルになった時の低声部はとてもやりがいのあるもので、生涯をかけて追い求めていくものだと勉強するたび痛感させられます。
また、大学の講義でリゲティの『アバンチュール』を学び演奏する機会があり、それがきっかけで現代音楽あるいは今この時代に生きている作曲家の新作初演をさせていただくことが多くなりました。
音楽については雑食性で何でも楽しくやれてしまう気質なので、これからも物怖じせず様々な作品に挑戦していければ良いな、と思っています。
――コンサートのテーマやポイントについて。
「笑顔」です。音楽体験は幸せでなければならない、が個人的なポリシーですのでお客様が笑顔になれることを最優先に考えています。正統派のものから変化球まで、手を変え品を変え様々な方向から楽しんでいただけるよう用意しました。
――共演者をご紹介下さい。
高山さんは二期会研修所の同期でマスタークラスでご一緒しました。とても明るく元気な方で、今回の選曲やテーマ決めの打ち合わせをした時もお互いに似たような発想だったようでトントン拍子で話が進みました。この人となら愉快痛快なひと時を皆様に楽しんでいただけると確信しています。
* * *
ピアノは武蔵野音楽大学(フルート専攻)を卒業し、歌曲やオペラにも造詣の深い齋藤誠二さんです。楽しいコンサートにどうぞご期待ください。
是非ご予約はお早めに!皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
【二期会New Face】笑う歌には福来たる!
日時:2017年8月28日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:高山美帆(ソプラノ)、寺西一真(バリトン)、齋藤誠二(ピアノ)
演奏予定曲:
伊藤康英 「あんこまパン」
プッチーニ 『ラ・ボエーム』より “私が街を歩けば”
ドニゼッティ 『愛の妙薬』より “なんという愛情でしょう!”
ほか
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
様々なジャンルで活躍する人気と実力を備えた3人の歌手達が、儚くも短い夏を歌で彩るコンサート「リリア音楽ホールで聴く日本の歌vol.3」。
今回は日本歌曲から昭和・平成の歌まで、心にしみる名曲の数々を贈りいたします。更に公演当日「浴衣」でご来場の方には素敵な記念品のプレゼントがございます!
すでに残席僅少となっておりますので、チケットのお求めはお早めに!
・
(クリックで拡大します)
■■■ 公演情報 ■■■
リリア音楽ホールで聴く日本の歌 vol.3
〈夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを〉
日時:2017年8月15日(火) 18:00開演
会場:川口総合文化センターリリア 音楽ホール
(JR京浜東北線 川口駅 西口正面)
出演:田代万里生(テノール)
加耒 徹(バリトン)
坂下忠弘(バリトン)
御邊典一(ピアノ)
予定プログラム:
「星めぐりの歌」「砂山」「鉾をおさめて」「さとうきび畑」 他
料金:全席指定 5,500円 (※未就学児入場不可)
ご予約・お問合せ:
リリア・チケットセンター 048-254-9900
(10:00~19:00 ※休館日除く)
・
▼公演概要ページはこちら
・リリア音楽ホールで聴く日本の歌 vol.3 〈夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを〉 - 川口総合文化センター リリア
青島広志氏の軽妙なトークと、実力派歌手の出演で毎回好評いただいている「二期会オペラ講座」。
今度の開催は9月14日(木)。東京二期会11月公演『こうもり』に出演の澤畑恵美、三井清夏、小森輝彦の共演で、数あるオペレッタの中でも最高の人気曲の魅力に迫ります。
青島広志(c)Gakken Pub.
澤畑恵美 (ソプラノ)
三井清夏 (ソプラノ)
小森輝彦 (バリトン)
このたび当日演奏予定の曲目が決定しましたので、ブログをご覧の皆様にいち早くお知らせいたします!
オペラやオペレッタに興味はあるけれど、最初の一歩が踏み出せない…、そんなあなたにオペラ講座。オペラが大好きなあなたもきっとご満足頂けます。是非お誘い合わせの上、ご来場ください。
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ講座(通算第40回)
ブルーアイランド音楽辞典
『大作曲家による究極のオペラ縦断』シリーズ(21)
〜オペレッタはこれから「こうもり」〜
日時:2017年9月14日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール
料金:(全自由席)一般¥3,000、学生¥1,000
出演:青島広志(お話しとピアノ)
澤畑恵美(ソプラノ)
三井清夏(ソプラノ)
小森輝彦(バリトン)
演奏予定曲:
J.シュトラウスII世作曲 『こうもり』より
・泣き泣きお別れ(澤畑、三井、小森)
・侯爵様あなたのようなお方は(三井)
・時計の二重唱(澤畑、小森)
・チャルダッシュ(澤畑)
・Dui-du(澤畑、三井、小森)
・田舎娘の格好で(三井)
(上記はドイツ語歌唱予定です!)
オッフェンバック作曲 『天国と地獄』より
・はえの二重唱(三井、小森)
スッペ作曲 『ボッカチオ』より
・恋はやさし 野辺の花(澤畑、三井、小森)
▼公演概要ページ
・二期会オペラ講座 オペレッタはこれから「こうもり」 - 東京二期会
▼チケットご予約は
・二期会チケットセンター TEL: 03-3796-1831
(月〜金:10:00〜18:00/土:10:00〜15:00/日祝 休)
静岡県のグランシップにて毎年夏に開催され、今年10回目を迎える「グランシップ音楽の広場」。音楽を奏でる人と聴く人が大空間で一体となって楽しむ、真夏の大音楽祭です。
この日だけのために集ったオーケストラ・合唱団総勢3000名とともに日本を代表するアーティストがグランシップから大迫力のステージをお届けします。
今年の音楽祭に、二期会からはテノール福井 敬が出演いたします。
オペラアリアからオーケストラ作品、日本の歌まで珠玉の名曲をお聴き逃しなく!
福井 敬
■■■ 公演情報 ■■■
グランシップ音楽の広場2017
祝10周年!3000人で創る真夏の大音楽祭
日時:2017年8月6日(日) 15:00開演(14:15開場)
会場:グランシップ 大ホール・海
(静岡県静岡市駿河区池田79-4)
出演:(指揮)広上淳一
(うた)吉田珠代、福井 敬
(スペシャルゲスト)布施 明
(演奏)グランシップ音楽の広場オーケストラ
グランシップ音楽の広場合唱団
静岡児童合唱団・青葉会スペリオル
(特別出演)宮城まり子とねむの木学園
山梨県合唱の皆さん・ふじ山麓児童合唱団
(ダンス)Karasawa Dance Crew
(司会)堀尾正明
予定曲目:(※曲目は変更となる場合があります)
「惑星」より“ジュピター”
「アイーダ」より凱旋行進曲
「王宮の花火の音楽」より第4曲“歓喜”
「美しく青きドナウ」
「ジュディッタ」より“私の唇に熱き口づけを”
「トゥーランドット」より“誰も寝てはならぬ”
「ローマの松」より“アッピア街道の松”
「セント・ルイス・ブルース・マーチ」
「幸せは樹のように」
「霧と話した」
「浜辺の歌」
「シクラメンのかほり~君は薔薇より美しい」
「明日に架ける橋」 他
企画制作:(公財)静岡県文化財団
▼公演詳細はこちら
・グランシップ音楽の広場2017 - GRANSHIP/グランシップ
昨年、渋谷・大和田さくらホールに会場を移し、6年ぶりに復活した「二期会サマーコンサート」。
「データから見た二期会オペラ~最多公演演目は何?」というテーマで二期会オペラの歴史60年を振り返り、上演数の多い演目をピックアップ。そのアリアや重唱をお聴きいただき、大好評を博しました。
今年はさらに出演者も増やし、新入会員をお披露目する「クリスタルコーナー」も含め、二期会主催公演ならではの豪華キャストでお届けします。ピアニストは、歌に寄り添う流麗な音色で魅了する山岸茂人。夏に相応しいイタリア・オペラの名曲の数々をお楽しみください。
司会はテノール大野徹也とソプラノ佐々木典子。当コンサートをご案内いたします。
出演者一同、ご来場をお待ち申し上げております。
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会サマーコンサート2017
イタ・オペ三昧 ~声のシャワー!浴びてみませんか?~
日時: 2017年8月18日(金) 18:30開演(18:00開場)
会場: 渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
料金: 全席指定 A席¥4,500<残席僅少> B席¥4,000
出演:
(ソプラノ)
大倉由紀枝、大西ゆか、熊田アルベルト彩乃(※)、小松崎 綾、
醍醐園佳、福田美樹子(※)、山本美樹、鷲尾麻衣
(メゾソプラノ)
菅 有実子、小泉詠子、永井和子
(テノール)
糸賀修平、大澤一彰、前川健生、水船桂太郎、山田精一
(バリトン)
大沼 徹、上江隼人、黒田 博、小林由樹、野村光洋、原田勇雅
(バス)
小鉄和広
(ピアノ)
山岸茂人
※…クリスタルコーナー(新入会員)出演者
▼予定プログラム等、演奏会詳細はこちら
・二期会サマーコンサート2017 イタ・オペ三昧 ~声のシャワー!浴びてみませんか?~ - 東京二期会
A席は残り僅かとなりました。良い席お急ぎお求めください。
▼ご予約・お問合せは
・二期会チケットセンター TEL:03-3796-1831
(月~金:10:00~18:00/土:10:00~15:00/日祝 休)
いよいよ明日、7月26日(水)から東京文化会館大ホールにて、グラインドボーン音楽祭との提携公演 R.シュトラウス作曲オペラ『ばらの騎士』<東京公演>が開幕します!
こちらに東京公演4日間の当日のご案内を致します。 【7/28(金)18:30更新】
東京二期会・愛知県芸術劇場・東京文化会館・iichiko総合文化センター・ 読売日本交響楽団・名古屋フィルハーモニー交響楽団 共同制作 <グラインドボーン音楽祭との提携公演> 2017年7月公演 R.シュトラウス作曲 『ばらの騎士』 オペラ全3幕 <日本語字幕付原語(ドイツ語)上演> 指揮:セバスティアン・ヴァイグレ/演出:リチャード・ジョーンズ
当日券と公演タイムテーブルのご案内
7月26日(水)
7月27日(木)
7月29日(土)
7月30日(日)
当日券
S,A,B,C
S,A,B,C
Sのみ
S,A,B
当日券販売 /窓口受付
16:30~
12:30~
12:30~
12:30~
開場
17:00
13:00
13:00
13:00
開演
18:00
14:00
14:00
14:00
第1幕
約70分
休憩予定時刻
19:10~19:35
15:10~15:35
15:10~15:35
15:10~15:35
第2幕
約50分
休憩予定時刻
20:25~20:55
16:25~16:55
16:25~16:55
16:25~16:55
第3幕
約60分
終演予定
21:55
17:55
17:55
17:55
東京文化会館 =アクセス=
<JR> [山手線][京浜東北線][上野東京ライン][宇都宮・高崎線][常磐線] [東北・上越・北陸・秋田・山形新幹線]=「上野駅」公園口から徒歩1分 <地下鉄> [銀座線][日比谷線]=「上野駅」7番出口から徒歩5分 <京成電鉄> [京成本線]=「京成上野駅」正面口から徒歩6分
お車でご来場のお客様は東京文化会館ウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - 東京文化会館|来場者の皆様へ
※上記、販売予定当日券は28日10:00現在の情報 です。販売状況により公演当日より前に販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※公演タイムテーブルは、当日の演奏・進行によりずれる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
▼公演情報ページはこちら
・2017年7月公演 R.シュトラウス『ばらの騎士』 - 東京二期会
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
《便利!》
◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ) 】では、前売券が公演当日の開演1時間前までご予約が可能 です!!
チケットはご来場の途中にお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取いただけます(※)ので、余裕をもってお越しいただけます!是非ご利用ください!!
24時間受付、予約手数料0円。左の「Gettii」ボタンからお進みください。
(※…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでの支払・受取は出来ません)
* * *
《『ばらの騎士』公演 会場イベント情報》
<7/26 ジャパン・プレミエ・キャンペーン>
7月26日(水)初日公演に“ペアで”ご来場のお客様70組様に「銀のばら」をプレゼント(受付先着順)いたします!
▼キャンペーン詳細はこちら
・『ばらの騎士』で《ジャパン・プレミエ・キャンペーン》を実施!~7月26日公演先着ペア70組様に“ばらの献呈” - 二期会blog
<7/27 次回公演『蝶々夫人』キャスト ミニ・トークショー>
7月27日(木)公演2日目の第1幕後の幕間休憩時に次回公演『蝶々夫人』から、スズキ役の山下牧子とシャープレス役の今井俊輔によるミニ・トークショーを開催致します!
▼ミニ・トークショーのご案内はこちら
・7月27日(木)『ばらの騎士』2日目公演に、次回『蝶々夫人』キャスト・スズキ山下牧子とシャープレス今井俊輔が幕間トーク! - 二期会blog
<7/27 指揮セバスティアン・ヴァイグレサイン会>
7月27日(木)公演2日目の終演後に限り、東京公演の指揮者セバスティアン・ヴァイグレのサイン会を開催致します!
▼サイン会のご案内はこちら
・【7/27(木)公演限定】指揮セバスティアン・ヴァイグレ終演後サイン会決定! - 二期会blog
<7/26,27,29,30 2018年2月公演『ローエングリン』限定特別先行発売席〈スワン・シート〉>
今回の『ばらの騎士』公演期間中、会場ロビー内特設ブースにて東京二期会2018年2月公演ワーグナー『ローエングリン』の特別先行発売席〈スワン・シート〉を9月からの発売に先駆け、ご来場の方限定で販売致します!
▼『ローエングリン』〈スワン・シート〉発売のご案内はこちら
・『ばらの騎士』東京公演会場内ロビーにて2018年2月公演『ローエングリン』限定特別先行発売席「スワン・シート」を販売します! - 二期会blog
いよいよ7月26日(水)にジャパン・プレミエを迎える、2017年日本のオペラ界最大級のプロダクション、R.シュトラウス『ばらの騎士』3都市共同制作公演で緊急告知です!
公演2日目の7月27日(木)終演後に限り、東京公演指揮者セバスティアン・ヴァイグレのサイン会開催が決定致しました!
セバスティアン・ヴァイグレ
◆◇◆ セバスティアン・ヴァイグレ サイン会 ◆◇◆
・場所:東京文化会館大ホールロビー内
・日時:2017年7月27日(木)公演終了後、18:15ごろより
<ごあんない>
※7月27日公演にご来場のお客様のみの特典となります。
※サインはお一人様につき1点に限らせていただきます。
※写真撮影はお断りいたします。
▼セバスティアン・ヴァイグレを知る関連記事
・【タワーレコード渋谷店取材】R.シュトラウス作品のエキスパート、指揮セバスティアン・ヴァイグレを聴こう! - オペラの散歩道(二期会blog)
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このほか、東京公演の初日・2日目公演では各種イベントを開催!
▼初日26日(水)は、記念すべき《ジャパン・プレミエ》としてのプレゼント企画
・7月26日(水)公演《ジャパン・プレミエ・キャンペーン》~先着ペア70組様に銀色の“ばらの献呈” - オペラの散歩道(二期会blog)
▼2日目の27日(木)は、第1幕と第2幕の休憩時(15:10頃~予定)に、東京二期会次回公演『蝶々夫人』から、スズキ役のメゾソプラノ山下牧子とシャープレス役のバリトン今井俊輔によるミニ・トークショーを開催。10月には蝶々夫人として共演する、元帥夫人役の森谷真理に声援を送りつつ、オペラの聴きどころをお話しします。
・7月27日(木)『ばらの騎士』2日目公演に、次回『蝶々夫人』キャスト・スズキ山下牧子とシャープレス今井俊輔が幕間トーク! - オペラの散歩道(二期会blog)
公演とともに、ロビーでのひとときもお楽しみいただきたい、プレミエ2Days。
ご来場お待ちしております!
■■■ 公演情報 ■■■
二期会創立65周年・財団設立40周年記念公演シリーズ
《グラインドボーン音楽祭との提携公演》
東京二期会、愛知県芸術劇場、東京文化会館、iichiko総合文化センター、
読売日本交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団 共同制作
PDFちらし
R.シュトラウス『ばらの騎士』 東京公演
オペラ全3幕・日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演
日時:2017年7月
26日(水) 18:00開演
27日(木) 14:00開演
29日(土) 14:00開演
30日(日) 14:00開演
(各日とも開場は開演の60分前)
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席17,000円~C席5,000円、学生席2,000円
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ
演出:リチャード・ジョーンズ
管弦楽:読売日本交響楽団
▼公演情報ページはこちら
・2017年7月公演 R.シュトラウス『ばらの騎士』<東京公演> - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
7月26日(水)の東京公演初日(ジャパン・プレミエ)までちょうど1週間となりました、グラインドボーン音楽祭との提携公演R.シュトラウス『ばらの騎士』。
公演への注目も日に日に高まってまいりました。これまでも都度ブログ、ツイッターなどで紹介してまいりました、新聞、雑誌、ネットメディアなどに掲載された『ばらの騎士』の指揮者、キャストらの主な情報をまとめましたのでご紹介いたします。
◆指揮セバスティアン・ヴァイグレ
【読売新聞 7/6(木)夕刊】東京二期会 歌劇「ばらの騎士」指揮セバスティアン・ヴァイグレ
『日本人歌手と素晴らしい舞台を』
セバスティアン・ヴァイグレ「年齢を重ねた人はむしろ、元帥夫人やオックス男爵に愛着を感じるでしょうね。コメディーでありながら時の流れ、人生について考えさせられる」
◆元帥夫人役(東京7月26日・29日)に出演するソプラノ林 正子 が音楽専門誌『ぶらあぼ』のインタビューを受け、初役にかける想いを語りました。インタビュアーは、オペラ評論家の岸 純信さん。
【ぶらあぼ 2017年7月号(6/18発行)】顔では笑いながらも心で泣いている元帥夫人の心情を表
現したい
林「ウィーンの宮廷社会を描くオペラだから設定が煌びやかですね。でも、彼女の行い自体は、もしかすると私たちの実生活とも変わらないのでは?とも感じています」
◆ゾフィー役(東京7月26日・29日)に出演するソプラノ幸田浩子 は、5月にリリースした自身のベスト・アルバムの情報とともに。
【朝日新聞 7/3(月)夕刊(WEB会員限定)】芽吹き続ける、でも根は同じ ソプラノ幸田浩子、初のベスト盤
「「ステップアップする大地をいただいた気がします」と、ソプラノ歌手の幸田浩子は語る。CDデビュー10年目に初めて出したベスト盤のことだ。」
▼記事のリンクはこちら
・芽吹き続ける、でも根は同じ ソプラノ幸田浩子、初のベスト盤 - 朝日新聞デジタル
【日経電子版 NIKKEI STYLE 7/8(土)】ビジュアル音楽堂・ソプラノ幸田浩子さん「ばらの騎士」を語る
幸田「ばらの騎士に恋をし、初めて愛を知る。初恋ゆえのもろさや弱さが出る一方で、初めて人に愛されたところからくる強さもある。このオペラは女性がいちばん成長するショッキングな瞬間を切り取っている。少女が女性になる瞬間を表現する役どころ」※動画付きです!
▼記事のリンクはこちら
・ソプラノ幸田浩子さん「ばらの騎士」を語る|エンタメ! - NIKKEI STYLE
【music review site”Mikiki” 7.10~(Free)】幸田浩子『幸田浩子 マイ・ベスト・セレクション』 7つの大輪から選ばれた15枚の花びら~初のベスト盤
幸田「今回、改めて過去の録音を聴いてみたのですが、自分のその時その時の気持ちに正直に進んで来た、その結果がこれなんだ、と実感しました」
▼記事のリンクはこちら
・幸田浩子『幸田浩子 マイ・ベスト・セレクション』 7つの大輪から選ばれた15枚の花びら~初のベスト盤 | INTERVIEW | CLASSICAL - Mikiki
【ぶらあぼ 2017年6月号(5/18発行)】“歌姫”の魅力が詰まった名曲ぞろいのベスト・アルバム登場
幸田「東京二期会の50周年記念公演で初めて歌わせていただいてから14年、この作品のテーマでもある“時の移ろい”を感じないでもありませんが(笑)、若い娘であるゾフィー役にも歌手として経験を積んだ今だからこそできる表現があり、それこそがオペラ芸術の奥深さなのだと信じて精進します。ぜひご来場ください」
◆6月12日にはMETライブビューイングの『ばらの騎士』プレトークにも登場した、元帥夫人役(東京7月27日・30日)に出演するソプラノ森谷真理 は、故郷栃木県『下野新聞』のインタビューを受けました。
【下野新聞 7/10(月)朝刊】「国内公演で相次ぎ主演 小山出身・オペラ歌手森谷真理」
「オペラは生で味わっていただく感動があるので、この機会にぜひ見に来ていただき
たい」と森谷。
▼記事のリンクはこちら
・国内公演で相次ぎ主演 小山出身・オペラ歌手森谷真理 - 下野新聞「SOON」
◆東京二期会の機関誌「二期会通信」のオペラ公演特集記事は、東京二期会のウェブサイトでもご覧いただけます。
『ばらの騎士』キャスト関連記事では、ゾフィー役幸田浩子 と、オックス役(東京7月26日・29日)のバス妻屋秀和 、オクタヴィアン役(東京7月26日・29日)メゾソプラノ小林由佳 のインタビューを掲載しました。
【二期会通信 Vol.308】 より
妻屋秀和
・キャストインタビュー幸田浩子&妻屋秀和|オペラを楽しむ - 東京二期会
幸田「R.シュトラウスの音楽はとどまることのない時のかけら その瞬間を愛おしいと思う」
妻屋「新しい考え方、エッセンスも加わって――バス歌手は、50歳になってスタート地点に立つと言われます」
・今もっとも輝くメゾソプラノ小林由佳の原点|オペラを楽しむ - 東京二期会
小林「最初のレッスンで、“由佳は声にも容貌にも恵まれている。ある意味テクニックも持っている。けれど楽しんで歌っていない。まず自分のために歌え。”と言われ、床に突っ伏して号泣してしまいました。私はうまく歌いたい、喜んでもらいたいと思って練習を重ねてきたんですが、そもそも目的が違っていたんです。そこを指摘された。まずは歌を愛すること。私が師匠から学んだのはそれでした。」
■■■ 公演情報 ■■■
二期会創立65周年・財団設立40周年記念公演シリーズ
《グラインドボーン音楽祭との提携公演》
東京二期会、愛知県芸術劇場、東京文化会館、iichiko総合文化センター、
読売日本交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団 共同制作
PDFちらし
R.シュトラウス『ばらの騎士』 東京公演
オペラ全3幕・日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演
日時:2017年7月
26日(水) 18:00開演★(D席 売切)
27日(木) 14:00開演(D席 売切)
29日(土) 14:00開演(S、A席 残少/B、C、D席 売切)
30日(日) 14:00開演(C、D席 売切)
(各日とも開場は開演の60分前)
<★26日公演ではプレミエ・キャンペーン を開催>
(残席状況は、当記事掲載時点での状況です)
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席17,000円~D席5,000円、学生席2,000円
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ
演出:リチャード・ジョーンズ
管弦楽:読売日本交響楽団
▼公演情報ページはこちら
・2017年7月公演 R.シュトラウス『ばらの騎士』<東京公演> - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
森岡実穂中央大学准教授による特別寄稿「演出リチャード・ジョーンズの舞台の魅力」の後編をご覧ください。
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―― <前編> からつづき ――
6.《ムツェンスク郡のマクベス夫人》(2007年) Lady Macbeth von Mtsensk
Marco Brescia (c)Teatro alla Scala
また、ミラノ・スカラ座でショスタコーヴィッチ《ムツェンスク郡のマクベス夫人》を上演(プレミエは英国ロイヤル・オペラで2004年)した時の指揮者も大野和士だった。このジョーンズ演出《マクベス夫人》は日本でも2009年に新国立劇場で上演され、舞台美術のジョン・マクファーレンによる幕ごとに変化する部屋のインパクトや、ミミ・ジョーダン・シェリンが生み出す濃い光と影、不気味なシルエット、なによりカテリーナの孤独と苦悩を音楽に沿ってグロテスクに描き切る演出の手腕に、満場の観客がうならされた。写真は大野指揮のミラノ・スカラ座公演より。この男たちがアクシーニャを襲う場面では、男たちの獣性がむきだしになっていくプロセスの描写が素晴らしい。来年4月にロイヤル・オペラで再演が決まっているので、ぜひ多くの人に観てほしい。
▼ロイヤル・オペラの公演情報
・Lady Macbeth of Mtsensk|productions - Royal Opera House
7.《ビリー・バッド》(2007年) Billy Budd
(c)Oper Frankfurt / Barbara Aumüller
今回共演のマエストロ、セバスティアン・ヴァイグレの本拠地フランクフルト歌劇場でも、ジョーンズは過去にブリテン《ビリー・バッド》(2007年)、ヤナーチェク《マクロプロス事件》(2012年)をここで演出している。特に《ビリー・バッド》は、フランス革命期の英国海軍軍艦を舞台に、強制徴兵や理不尽な上官の暴力などに苦しみながら、実際の対仏戦闘に至らぬまま悶々と日々を送る兵たちのフラストレーション、その結果の不幸な事故による極限状態の精神のドラマを、「体育館」という閉鎖空間をメイン舞台として鮮やかに浮き彫りにした。ペーター・マッテイ、ジョン・マーク・エインズリー、クライヴ・ベイリーらの名唱・名演技も心に残る。
この作品は来年5月にフランクフルト歌劇場で待望の再演があるので、この頃にドイツに行かれる機会ある方はぜひご覧いただきたい。
▼フランクフルト歌劇場の公演情報
・Billy Budd|The season, day by day - Oper Frankfurt
8.《ローエングリン》(2009年) Lohengrin
(c)Wilfried Hösl
震災直後の2011年秋、バイエルン国立歌劇場来日公演の演目として、日本でのジョーンズ演出上演2作目となった作品。「エルザの夢」を完成させるためにカリスマ性を発揮し、彼とエルザに協力してくれる賛同者を集めていくローエングリン。「チーム・ローエングリン」的盛り上がりを象徴するTシャツは、ブラバントの人々のローエングリンへの心酔を可視化する実に面白い装置となっていた。あの時日本に来てくれたヨハン・ボータには、残念ながらTシャツはちょっと似合わなかったけれど、その明るく輝くテノールはまさに光を集める白鳥の騎士にぴったりだった。彼の早逝は本当に惜しまれる。この演出はオリジナルキャストで映像化されていて、いまでもその上演を楽しむことができることを付け足しておこう。
9.《ピーター・グライムズ》(2012年) Peter Grimes
Brescia e Amisano (c)Teatro alla Scala
21世紀になってからはジョーンズ演出の舞台で映像化されたものも多く、ロイヤル・オペラでの《プッチーニ三部作》《アンナ・ニコル》《グロリアーナ》、グラインドボーンでの《ファルスタッフ》《ばらの騎士》、ブレゲンツでの《ラ・ボエーム》、メトロポリタン歌劇場での《ヘンゼルとグレーテル》、バイエルン国立歌劇場での《ローエングリン》などが過去に発売されている。
録画で観られる中でも特に彼らしさの出た傑作として、ミラノ・スカラ座でのブリテン《ピーター・グライムズ》(2012年)を勧めたい。共同体の中での異分子、差別、その孤独、そして集団心理の醜悪さというようなジョーンズらしいテーマが全編妥協なく描き込まれている。写真は、三幕の「ピーター・グライムズ!」三回連呼に向けてのクライマックス。今回の《ばらの騎士》でも組んでいる照明デザイナーのミミ・ジョーダン・シェリンのつくる光と影が、誰かを血祭りにあげることに熱狂していく人々の異様な興奮の空気を見事に描き出している。
10.《ドン・ジョヴァンニ》(2016年) Don Giovanni
(c)Robert Workman/ENO
(c)Robert Workman/ENO
ここ1、2年の新演出の中では、ロンドンのイングリッシュ・ナショナル・オペラ(ENO)で去年の9月に初演となったモーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》(2016年)が素晴らしかった。この劇場は英語での上演のみながら、音楽的にも演劇的にも密度の濃い上演をすることで定評があり、ジョーンズもここでは《ルル》(2002年)、《トロイ人》(2003年)、《ニュルンベルクのマイスタージンガー》(2015年)など多くの傑作群を生み出している。今回も期待にたがわぬ名作で、男たちが街いっぱいに貼りめぐらせていく、ドン・ジョヴァンニの「指名手配」ポスターの「WANTED」の文字が、ドラマの進行と共に、女たちがジョヴァンニを求める気持ちが空間に充満しているように見えてくる。そんな魔術的な瞬間を味わえる《ドン・ジョヴァンニ》であった。舞台美術ポール・スタインバーグ、衣装ニッキー・ギリブランド、照明ミミ・ジョーダン・シェリンという今回の《ばらの騎士》と同じ制作チームが作り上げる、充実の舞台である。来シーズンは、オスロでこの演出が見られる機会があるようだ。
▼ノルウェー国立オペラ・バレエ団の公演情報
・Don Giovanni - Den Norske Opera & Ballett
◇ ◇ ◇
2017/18シーズンのプレミエとしては、ロイヤル・オペラのオープニングで《ラ・ボエーム》、来年5月にパリのバスティーユで《パルジファル》が予定されている。二期会の《ばらの騎士》でファンになった方には、ぜひその後も彼の上演作品をチャンスがあればご覧いただきたい。追いかけがいのある天才とはこの人のことである。(森岡実穂)
―― <前編はこちら> ――
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グラインドボーン音楽祭との提携公演、東京・愛知・大分3都市公演となる今回の『ばらの騎士』。演出リチャード・ジョーンズの初来日を機に、あらためてこの世界的な演出家をご紹介するべく、日本で最も彼の舞台を観ているといって間違いではない森岡実穂中央大学准教授に、その舞台の魅力を特別にご紹介いただきました!
* * *
リチャード・ジョーンズがついに日本にやってくる。演出作品はいくつか日本にやってきていた。新国立劇場での《ムツェンスク郡のマクベス夫人》(2009年)、バイエルン国立歌劇場来日公演での《ローエングリン》(2011年)の衝撃を覚えている方もたくさんいらっしゃるだろう。今回はグラインドボーン音楽祭で初演されたリヒャルト・シュトラウス《ばらの騎士》演出を東京二期会でも上演することになるのだが、演出家本人が来日し、日本の歌手たちに直接演出をつけていくということで、どんな「東京ヴァージョン」の個性がそこに生まれるのか、興味は尽きない。
ドイツの専門誌『オペルンヴェルト』最優秀作品賞やイギリスのローレンス・オリヴィエ賞など、多くの受賞歴もジョーンズの実力を示す一助とはなろうが、そのオリジナリティと魅力は何より舞台の一部を見てもらうことで伝わるだろう。そこで、過去の代表作から10の舞台を選び、上演劇場(バイエルン国立歌劇場、モネ劇場、ブレゲンツ音楽祭、ミラノ・スカラ座、フランクフルト歌劇場、イングリッシュ・ナショナル・オペラ)の協力を得て当時の舞台写真と共に紹介してみたい。
1 《エジプトのジューリオ・チェーザレ》(1994年)Giulio Cesare in Egitto
(c)Bayerische Staatsoper-Wilfried Hösl
オペラ・ノースでの《マゼッパ》(いま開催中の「クエイ兄弟展」にその舞台美術の記録が展示中)、《三つのオレンジへの恋》などを経て、ジョーンズが最初に世界に知られるようになるきっかけとなったプロダクションは、1993/94シーズンのバイエルン国立歌劇場でのヘンデル《エジプトのジューリオ・チェーザレ》(1994年)であった。ピラミッドの代わりのように、がらんとした空間に屹立する恐竜の写真は、「演出の時代」を代表する一枚となった。ジョーンズ演出と言えば、今回の《ばら》のポール・スタインバーグや、アントニー・マクドナルド、ウルツ、スチュワート・レインほか、個性的な舞台美術家の仕事が常に強烈な印象を残す。解釈に踏み込んだ装置をつくる舞台美術家には演出に進出する人も多いが、この舞台の美術を担当したナイジェル・ロウリーも現在演出家として活躍している。
2.《ニーベルングの指環》(1994~95年)Der Ring des Nibelungen
撮影:森岡実穂(2点とも)
翌1994/95シーズンからは、母国イギリスのロイヤル・オペラでワーグナーの超大作《ニーベルングの指環》を2シーズンに渡って手掛けることになる。この舞台は国内外のオペラファンを二分する――と書いた新聞があったほどの――賛否両論を巻き起こした、非常に刺激的な演出だった。この演出によって、《指環》解釈におけるヴォータンの脱神話化は大きく歩みを進めたと言っていいだろう。ジョン・トムリンソンのヴォータン、デボラ・ポラスキのブリュンヒルデ、ジークフリート・イェルザレムのジークフリート、グレアム・クラークのミーメ、どのキャラクターも忘れがたい。指揮のハイティンクはこの演出への拒否感を隠さなかったが、演奏は極上であった。プレミエ時、4作品のうち2つがイギリスの老舗『オペラ』誌の表紙を飾っていることは、この作品への当時の注目度を端的に示しているだろう。当時のアツい見出しのついた新聞での批評記事と共に。
3.《スペードの女王》(2000年)Pique Dame
(c)Johan Jacobs / La Monnaie De Munt
その後ジョーンズには、パリやミュンヘンほかヨーロッパ各地からひっきりなしに声がかかるようになっていくが、イギリス国内でとくに関係が深く、90年代後半~2000年代初頭の名作を生み出す場となっていったのが、優秀な地方巡回オペラ団体として知られるウェルシュ・ナショナル・オペラ(WNO)である。メトロポリタン・オペラでも上演されて大評判を取った、フンパーティンク《ヘンゼルとグレーテル》の初演(1998年)団体はこちらなのだ。伯爵夫人の存在感を大きく打ち出し、ゲルマンのベッドで彼女の骸骨が添い寝する写真が世界を驚かせた《スペードの女王》もここで生まれ、その後オスロ、ボローニャ、サンフランシスコ、ブリュッセル、そして2015年のローマまで多くの都市で上演された。この写真は、私も観に行ったブリュッセルでの2005年の上演から、伯爵夫人の寝室に押し入るゲルマン。
4.《仮面舞踏会》(1999、2000年)Ein Maskenball
(c)Bregenzer Festspiele / Benno Hagleitner
世界中でもっともよく知られているオペラの舞台写真として、このブレゲンツ音楽祭でのヴェルディ《仮面舞踏会》(1999、2000年)の写真を見たことがある人も多いだろう。骸骨がめくる本のページの上で、文字通りの歴史が演じられていく。巨大なスケールの舞台を得意とするジョーンズらしい、大胆な舞台である。この《仮面舞踏会》と、続くプッチーニ《ラ・ボエーム》(2001、2002年)は、この舞台美術を作ったアントニー・マクドナルドとの共同演出となっている。
5.《炎の天使》(2007年) The Fiery Angel
(c)Johan Jacobs / La Monnaie De Munt
ジョーンズは、日本の誇るマエストロ、大野和士とも2回共演している。大野が音楽監督を務めていたブリュッセルのモネ劇場で、ジョーンズは彼と共にプロコフィエフ《炎の天使》(2007年)の新演出を出している。写真はルプレヒトがアグリッパ・フォン・ネッテスハイムを訪問する場面だが、全編こうした印象的な場面に溢れており、ぜひ大野に新国立劇場で上演してほしいプロダクションのひとつである。
―― <後編> につづく ――
* * *
二期会の毎年夏の風物詩、「第12回二期会研究会駅伝コンサート」。
いよいよ開催が近づいてまいりました!
出演研究会紹介もついに最後の1つ。今日は「フランス歌曲研究会」をご紹介致します。
* * * * *
【フランス歌曲研究会】 ~フランス近代歌曲の世界~
構成:鎌田直純
出演:森 朱美、坂本貴輝、佐野正一/[ピアノ]高木由雅
今回のフランス歌曲研究会は、作風の違うフランスの代表的な作曲家の作品をお届けします。フォーレの「薔薇」と「イスファハンの薔薇」は、地中海から東方の美の世界を感じさせる曲です。プーランクの歌曲集『くじ引き』は、優しく子どもに歌って聞かせるような童謡的世界です。ラヴェルの最晩年の歌曲集『ドゥルシネアに想いを寄せるドン・キホーテ』は、皆さんよくご存じのドン・キホーテのお話しから3つの場面が取られていて、3曲が異なったスペインの舞曲のリズムで歌われます。
演奏予定曲:
フォーレ「イスファハンの薔薇」「薔薇」
プーランク『くじ引き』より「おねむ」「小ちゃな水差し」
ラヴェル『ドゥルシネアに想いを寄せるドン・キホーテ』より
「空想的な歌」「酒飲みの歌」 ほか
また<一押しコーナー Part1>で、成田伊美がデュパルクの「悲しき歌」を、優しく深い愛の情感たっぷりに歌い上げます。
* * * * *
これまで11回にわたり、各研究会をブログで繋いでまいりました。
さあ、いよいよ7月23日(日)は15:30より約5時間をかけ、駅伝のように歌の“たすき”を繋いでまいります。もちろん途中、曲間での出入りも自由ですので、お客様の“ペース”でお聴き頂くことも可能です。
暑い夏の日に開催する、二期会研究会の一大イベント。世界中の“歌・うた・唄”を涼しいホールでお楽しみください!
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第12回 二期会研究会駅伝コンサート
~歌・うた・唄~
日時:2017年7月23日(日) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR上野駅・公園口前)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
予定時刻と出演研究会:
15:30~ オペレッタ研究会
15:50~ スペイン音楽研究会
16:10~ ロシア東欧オペラ研究会
16:30~ <一押しコーナー Part1>
<休憩15分>
17:00~ フランス歌曲研究会
17:20~ ロシア歌曲研究会
17:40~ ドイツ歌曲研究会
<休憩15分>
18:15~ イタリアオペラ研究会
18:35~ イタリア歌曲研究会
18:55~ 英語の歌研究会
<休憩15分>
19:30~ <一押しコーナー Part2>
19:50~ バッハ・バロック研究会
20:10~ 日本歌曲研究会
<終演予定 20:30>
▼出演者・演奏予定曲等 公演詳細、チケットご予約はこちらから
・第12回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
7月26日(水)の開幕まで残り2週間強となった『ばらの騎士』の稽古場では、遂に指揮者と演出家が合流しました。
指揮のセバスティアン・ヴァイグレは、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場の『ばらの騎士』でタクトを取ったばかり。
日本の稽古場でも非常にエネルギッシュな指揮ぶりで、歌手陣をぐいぐいと引っ張っていきます。
また、演出のリチャード・ジョーンズはなんと今回が初来日!
各幕で異なる装置や衣裳を用いて描かれる、ある種のタイムスリップも演出意図の一つとのこと。
グラインドボーン公演から、より一歩踏み込んだ世界を創造すべく、連日の稽古は続いています。
ここでしか見れないジャパン・プレミエ『ばらの騎士』。開演は間もなくです!
■■■ 公演情報 ■■■
二期会創立65周年・財団設立40周年記念公演シリーズ
《グラインドボーン音楽祭との提携公演》
東京二期会、愛知県芸術劇場、東京文化会館、iichiko総合文化センター、
読売日本交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団 共同制作
PDFちらし
R.シュトラウス『ばらの騎士』 東京公演
オペラ全3幕・日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演
日時:2017年7月
26日(水) 18:00開演★(D席 売切)
27日(木) 14:00開演(D席 売切)
29日(土) 14:00開演(S、A席 残少/B、C、D席 売切)
30日(日) 14:00開演(C、D席 売切)
(各日とも開場は開演の60分前)
<★26日公演ではプレミエ・キャンペーン を開催>
(残席状況は、当記事掲載時点での状況です)
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席17,000円~D席5,000円、学生席2,000円
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ
演出:リチャード・ジョーンズ
管弦楽:読売日本交響楽団
▼公演情報ページはこちら
・2017年7月公演 R.シュトラウス『ばらの騎士』<東京公演> - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
グラインドボーン音楽祭との提携公演『ばらの騎士』ジャパン・プレミエ(7/26(水))にむけて、ついに演出のリチャード・ジョーンズが二期会の稽古場に登場しました!
ジョーンズは今回が初来日。稽古場は、向夏の熱気と、キャストたちの真剣な空気、そしてR.シュトラウスの豊潤な音楽にますます満たされています。
ジョーンズがどのように東京二期会の歌手たちと舞台に新たな命を吹き込むのでしょうか。その期待を高めていただけるイベントをご紹介します。
日本でのリヒャルト・シュトラウスの芸術の理解と普及を志として1984年に設立された日本リヒャルト・シュトラウス協会が、7月16日(日)、東京文化会館大会議室にて例会を開催します。
今回のテーマは「近年の『ばらの騎士』演出 - リチャード・ジョーンズの演出を中心に」。演劇学の北川千香子慶應義塾大学准教授を招いての講演会です。
協会事務局長の広瀬大介さん(青山学院大学教授)からもお誘いのメッセージをいただきました。
「今回、東京二期会で上演される『ばらの騎士』では、リチャード・ジョーンズの演出による、かなり意欲的なプロダクションです。その意図について、演劇学をご専門とする北川千香子さんに、わかりやすく解説して頂けることになりました。
事前に受講して頂くことで、きっとより深く『ばらの騎士』をお愉しみ頂けるものと思います。是非お集まり下さい」
公演初日のちょうど10日前、ご鑑賞の予習に参加されてはいかがでしょうか。シュトラウス協会会員でない方も、協会年誌2015/16年度版(2,000円)をお買い上げされることでご入場いただけます。
※お座席数に限りがありますので、満席の場合はご入場出来ない場合があると思います。予めご了承ください。
■■■ イベント情報 ■■■
【第172回例会:近年の『ばらの騎士』演出 - リチャード・ジョーンズの演出を中心に】
日時:2017年7月16日(日) 19時 ~ 21時
会場:東京文化会館4階 大会議室
お問合せ:
日本リヒャルト・シュトラウス協会
TEL: 03-3582-1266 (平日13:00-17:00不定休)
E-mail: japanrs@tkk.att.ne.jp
▼協会のご案内ページはこちら
・お知らせ - 日本リヒャルト・シュトラウス協会
※お詫び※
本文記事掲載時において、広瀬大介さんの肩書を青山学院大学准教授と表記しておりましたが、正しくは青山学院大学教授でございます。ここに広瀬さんご本人および関係各位にお詫びの上、訂正させていただきます。
狛江エコルマホール主催で、オペラを歌おう!と、公募による合唱団「エコルマ合唱団」が結成され、7月16日(日)の本番に向けて全8回のワークショップを実施中です。
エコルマ合唱団の皆さんの練習風景
ワークショップには、二期会合唱団から、バリトン浅井隆仁、ソプラノ盛田麻央らが中心に、毎週、狛江エコルマホールで指導にあたっています。
エコルマ合唱団の皆さんが取り組んでいるのは、ワーグナーの名作オペラから、歌劇『さまよえるオランダ人』より「糸紡むぎの合唱」(女声)、歌劇『タンホイザー』より「巡礼の合唱」(男声)、歌劇『ローエングリン』より「婚礼の合唱」(混声)。いずれも、ワーグナーオペラならではの荘厳な響き、転調を繰り返す和声の動きが美しい名曲です。
歌詞は原語(ドイツ語)で、まるで本当にオペラの劇中で歌っているかのような迫力ですが、発音も難しく、日本語にはない長いフレーズ感や、子音、語感と和声感を感じながら声を響かせること等、合唱の醍醐味を体感しながら、練習を重ねています。
公演は7月16日(日)14時開演。「エコルマ合唱団」と、二期会合唱団の共演で、このワーグナーオペラの合唱をお聴きいただくほか、ドイツリートや、二期会合唱団によるモーツァルトのオペラ『魔笛』(ダイジェスト版・日本語訳詞)もお届けします。ご家族で楽しめる、バラエティに富んだプログラムです。
狛江は、新宿から小田急線の急行なら成城学園前で乗り換えて20分ほど。普通列車でも30分ほどです。エコルマホールは北口を出て駅前すぐ。
ぜひ、夏のひととき、壮大なオペラの世界へ、お越しください。
二期会合唱団メンバーも揃って
■■■ 公演情報 ■■■
「二期会合唱団が贈るVIVA、コーラス」
~ドイツ・オペラ合唱曲と歌曲の魅力~
+魔笛(ダイジェスト版・日本語上演)
日時:2017年7月16日(日) 14時開演(13:15開場)
会場:狛江エコルマホール(小田急線狛江駅北口徒歩1分)
料金:全席指定 一般3,500円、高校生1,000円(当日要学生証)
出演:【指揮】松本宰二
【合唱】二期会合唱団※、エコルマ合唱団
【ピアノ】水戸見弥子、長沼真美
曲目:J.シュトラウスII世 『こうもり』より「開幕の合唱」
ワーグナー 『さまよえるオランダ人』より「糸紡むぎの合唱」
ワーグナー 『タンホイザー』より「巡礼の合唱」
ワーグナー 『ローエングリン』より「婚礼の合唱」
モーツァルト 『魔笛』抜粋(ダイジェスト版・日本語上演) ほか
お申込・お問合せ:エコルマホール 03-3430-4106 《チケット発売中》
▼公演詳細ページはこちら
・二期会合唱団が贈るVIVA、コーラス - 狛江エコルマホール
※本公演の二期会合唱団出演メンバー
(ソプラノ)梅園絵美子、江口順子、大林優子、北原瑠美、津金久子、二見麻衣子、松井美路子、盛田麻央、渡邉恵津子/(アルト)池端 歩、岡村彬子、喜田美紀、小林紗季子、塩崎めぐみ、下園理恵、成田伊美、宮川千穂/(テノール)岡本泰寛、北嶋信也、木下 進、小城龍生、園山正孝、高柳 圭、望月光貴/(バス)浅井隆仁、内田一行、大井哲也、押見春喜、小田川哲也、栗原 剛、金子慧一、吉原裕作
二期会の毎年夏の風物詩、「第12回二期会研究会駅伝コンサート」。
開催まで、あと2週間あまりとなりました!
出演研究会紹介も残すはあとふたつ。今日は「日本歌曲研究会」をメッセージとともにご紹介致します。
* * * * *
【日本歌曲研究会】 ~歌・うた・唄~
出演:内田もと海、柴田百代、丹羽京子、前澤悦子、清水邦子/[ピアノ]高木由雅
私たち日本歌曲研究会は現在会員数86名という二期会の研究会の中で一番の大所帯となっています。
日本歌曲をインターナショナルなものとして確立出来るよう“ベルカントで日本歌曲を”をモットーに研究を続けています。そして毎月の例会には声楽家や作曲家を講師に招き色々な角度から日本歌曲の歌唱法や解釈といったものを探究しています。
6月3日には第十五回目の定期演奏会を開催し、1週間前にソールドアウトという大盛況のうちに終えることが出来ました。毎回恒例の委嘱作品コーナーでは、歌曲集「時に人が通る」の初演も行いました。
今回は信長貴富氏にお願いした作品でしたが、今後色々な方に歌っていただけそうな素敵な歌曲集でした。私たち日本歌曲研究会の素晴らしい財産になりそうです。
そしてこの日、会場にてこの作品を含む「日本歌曲研究会委嘱作品集」2を全音楽譜出版より発刊、発売しました。これからも意欲的な活動とともに日本歌曲の普及と向上に向けて進んで行きたいと思っています。
来る7月23日の「二期会研究会駅伝コンサート」の日本歌曲研究会のコーナーでも日本歌曲における“歌・うた・唄”で大いに盛り上げます。是非足をお運びください。
第十五回記念 二期会日本歌曲研究会演奏会にて(2017年6月3日)
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第12回 二期会研究会駅伝コンサート
~歌・うた・唄~
日時:2017年7月23日(日) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR上野駅・公園口前)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
予定時刻と出演研究会:
15:30~ オペレッタ研究会
15:50~ スペイン音楽研究会
16:10~ ロシア東欧オペラ研究会
16:30~ <一押しコーナー Part1>
<休憩15分>
17:00~ フランス歌曲研究会
17:20~ ロシア歌曲研究会
17:40~ ドイツ歌曲研究会
<休憩15分>
18:15~ イタリアオペラ研究会
18:35~ イタリア歌曲研究会
18:55~ 英語の歌研究会
<休憩15分>
19:30~ <一押しコーナー Part2>
19:50~ バッハ・バロック研究会
20:10~ 日本歌曲研究会
<終演予定 20:30>
▼出演者・演奏予定曲等 公演詳細、チケットご予約はこちらから
・第12回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
6月23日(金)にドイツ文化センター開催いたしました、『ばらの騎士』プレ・イベントが終わったばかりですが、つづく次回、10月公演『蝶々夫人』のプレ・イベントの開催も、すでにチラシ等でご案内しております。
今回のプレトークのメイン・スピーカーは、『蝶々夫人』の指揮者ガエタノ・デスピノーサ。2010年に『椿姫』でドレスデン国立歌劇場にデビューを果たし、日本でもNHK交響楽団の定期演奏会に複数回登場しているイタリアの俊英が、プッチーニの名作の世界へ皆様を誘います!
指揮 ガエタノ・デスピノーサ
マエストロによる講演の後は、二期会のフレッシュなアーティストによる『蝶々夫人』のハイライト演奏をお楽しみいただきます。出演するのは、ソプラノ渡邊仁美(蝶々夫人)とテノール前川健生(ピンカートン)。二人は本公演のカバー・キャストとして、ともにプロダクションに参加しています。ピアノはコレペティトゥアの大藤玲子です。
ソプラノ 渡邊仁美
テノール 前川健生
ピアノ 大藤玲子
蝶々さんの名アリア「ある晴れた日に」や、ピンカートンとの「愛の二重唱」、スズキとの「花の二重唱」など、美しい歌の数々に彩られた『蝶々夫人』の名作たる所以を、指揮者デスピノーサ自らが解説。本公演を前に公の場で直接語るのは、これが唯一の機会です。
すでに予定席数の半分以上のご参加のお申込みを頂いておりますが、今からでもまだまだ間に合います!ぜひお早目にお申込みください!
ちらし(PDFファイル)
■■■ イベント情報 ■■■
《二期会プレ・マチネ》
オペラとの出会い!プッチーニ名作『蝶々夫人』の魅力
指揮者ガエタノ・デスピノーサを迎えて
~無料トーク&コンサート~
日時:2017年9月18日(月・祝)
13:30開場/14:00開演(約90分の予定)
会場:イタリア文化会館 アニェッリホール
地下鉄 東西線・半蔵門線・都営新宿線
「九段下駅」出口2より 徒歩10分
料金:入場無料(※要事前予約)
出演:
<講演> ガエタノ・デスピノーサ(指揮者)
<演奏> 蝶々夫人:渡邊仁美(ソプラノ)
ピンカートン:前川健生(テノール)
ピアノ:大藤玲子
ご予約・お問合せ:
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金10:00~18:00、土10:00~15:00、日祝休)
FAX03-3796-4710 または メール でも24時間受付いたします
二期会の毎年夏の風物詩、「第12回二期会研究会駅伝コンサート」公演まであと1ヶ月を切りました!
今日は出演研究会紹介の第9回。「ロシア歌曲研究会」にスポットを当て、ご紹介致します。
* * * * *
【ロシア歌曲研究会】 ~ロシア革命から100年~
「ロシア革命から 100 年」と題しまして、ロシア革命(1917 年)により、翻弄された作曲家達の作品をとりあげます。
セルゲイ・ラフマニノフ(1873~1943)は、作曲家として生きる方法として、革命の年にアメリカに亡命しました。そしてイーゴリ・ストラヴィンスキー(1882~1971)も又、革命の前の1914年に亡命し、後にアメリカに渡り、ロシアへの演奏旅行するが、1971年にニューヨークで亡くなっています。彼らの祖国への想いは永遠であり、常に祖国への想いを込め演奏をし、故郷(ロシア)への憧れを作品に残しました。
どうぞ、ラフマニノフとストラヴィンスキーの作品をお楽しみ下さい。
[バス]渡部智也
ラフマニノフ
「C.ラフマニノフからK.C.スタニラーフスキーへの手紙」
「小作農奴」Op.34-11
[ソプラノ]金子みどり
ラフマニノフ
「ここはすばらしい」Op.21-7
「歌うな美しい人よ」Op.4-4
[メゾソプラノ]筧 聰子
ストラヴィンスキー
「子供のための3つのお話」よりティリンボン、不思議な鳥が飛んでった
「牧神と羊飼いの娘」op.2より羊飼いの娘
[ピアノ]山岸茂人
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第12回 二期会研究会駅伝コンサート
~歌・うた・唄~
日時:2017年7月23日(日) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR上野駅・公園口前)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
予定時刻と出演研究会:
15:30~ オペレッタ研究会
15:50~ スペイン音楽研究会
16:10~ ロシア東欧オペラ研究会
16:30~ <一押しコーナー Part1>
<休憩15分>
17:00~ フランス歌曲研究会
17:20~ ロシア歌曲研究会
17:40~ ドイツ歌曲研究会
<休憩15分>
18:15~ イタリアオペラ研究会
18:35~ イタリア歌曲研究会
18:55~ 英語の歌研究会
<休憩15分>
19:30~ <一押しコーナー Part2>
19:50~ バッハ・バロック研究会
20:10~ 日本歌曲研究会
<終演予定 20:30>
▼出演者・演奏予定曲等 公演詳細、チケットご予約はこちらから
・第12回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
期待の若手歌手による「アルテリーベ・フレッシュコンサート」
7月10日(月)の回は、「二期会ニューフェイス・シリーズ」。今春、二期会オペラ研修所第60期マスタークラスを修了した若き俊英、ソプラノ内藤淳美とテノール下村将太の二人が登場。イタリアでベルゴンツィの薫陶を受けた名ピアニスト熊谷邦子のピアノでサポート致します!
今回のコンサートを前に出演の二人からメッセージが届きましたので、ご紹介いたします。
ソプラノ 内藤淳美
テノール 下村将太
ピアノ 熊谷邦子
* * *
山口県出身、ソプラノの内藤淳美です。
学校の課外活動や、地元のカトリック教会の聖歌隊、そして大学と歌を勉強する内、その世界に魅了されて今に至ります。演奏はベルカントものを歌うことが多いですが、頭の中は先代の人々が伝えたい言葉や感情を音に乗せて伝え始めたという行為そのもの自体への興味でいっぱいで、音楽修辞学やイタリアフィレツェを中心としたオペラ発祥以前の音楽劇にも惹かれています。オペラ全幕ではなく、そのひと場面を演奏する機会の方が多いですが、一曲だけの演奏であってもその役の人となりや話全体が伝わる様な演奏家を目指したいです。
共演させていただく下村将太さんは、二期会オペラ研修所のマスタークラスの同期ですが、研修所時代には共演する機会が無かったので今回がとても楽しみです。真面目で明るく、聡明で誰からも愛される愛嬌を持っているので、きっと素敵な歌声だけでなく、楽しいトークで盛り上げてくれると思います。
また、今回のテーマは「愛」です。同じ愛でも、歌にのせると音楽や詩のリズム以外にもその歌う言語によって描かれ方が分かれます。今回はイタリア語、ドイツ語、フランス語、日本語と4カ国の愛の描かれ方を聴き比べて頂ければと思っています。
* * *
こんにちは!この度アルテリーベ月曜フレッシュコンサートに出演致します、テノールの下村です!
今回のコンセプトはずばり、「情熱的な愛」。コンサート当日は7月10日という事で、いよいよ本格的な夏を迎える時期となります。皆さんは暑い夏をどのようにして乗り切りますか?中には、あえて熱い料理を食べて、スタミナをつける!という方法をお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?私たちも「暑い夜にはぜひ、熱い愛の歌を聴いて頂き、皆さんに元気になってもらいたい!」という思いからこのようなテーマを設定致しました。
プログラムは、ソプラノの内藤さんと私の得意とする歌ばかりを集めました。
私の歌う曲で特にご注目頂きたいのが、オテロのアリア「誰も私を恐れることはない」です。主人公オテロが死を遂げるシーンですが、会場を圧倒する声、緊張感が求められる難しい一曲です。
その他の曲も情熱たっぷりに歌い上げたいと思います。7月10日はぜひ、私たちの「熱い歌」を聴きにアルテリーベにお越しください!
* * *
ご予約はお店まで、どうぞお早めに!皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
■■■ 公演情報 ■■■
第152回 アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
〈二期会New Face〉暑い夜に聴く熱い歌 ~愛し愛され愛し合う~
日時:2017年7月10日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:内藤敦美(ソプラノ)、下村将太(テノール)、熊谷邦子(ピアノ)
演奏予定曲:
トスティ 「理想」
ヴェルディ 『椿姫』より 「乾杯の歌」
ヴェルディ 『オテロ』より 「誰も私を恐れることはない」
ほか
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
二期会の毎年夏の風物詩、「第12回二期会研究会駅伝コンサート」公演まであと1ヶ月を切りました!
今日は出演研究会紹介の第8回。「ドイツ歌曲研究会」にスポットを当て、ご紹介致します。
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【ドイツ歌曲研究会】 ~愛唱ドイツ歌曲選集~
出演:沖野孝頼、螺良有実子、杉下友季子、瀧上美保、中谷美恵子、刀根敬子、中山眞理子、三上佳子、河村真理子/[ピアノ]赤塚太郎
ドイツ歌曲研究会では、本年の駅伝コンサートのテーマ「歌・うた・唄」にちなみ、世界で最も愛唱されて来た名歌を選曲、飯山恵已子、髙折 續 両氏の指導のもと、9名の歌手がそれぞれ一曲ずつ演奏いたします。曲はシューベルトの「野ばら」やシューマンの「蓮の花」ブラームス「愛のまこと」等々です。
珠玉のドイツ歌曲をお楽しみください。
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第12回 二期会研究会駅伝コンサート
~歌・うた・唄~
日時:2017年7月23日(日) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR上野駅・公園口前)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
予定時刻と出演研究会:
15:30~ オペレッタ研究会
15:50~ スペイン音楽研究会
16:10~ ロシア東欧オペラ研究会
16:30~ <一押しコーナー Part1>
<休憩15分>
17:00~ フランス歌曲研究会
17:20~ ロシア歌曲研究会
17:40~ ドイツ歌曲研究会
<休憩15分>
18:15~ イタリアオペラ研究会
18:35~ イタリア歌曲研究会
18:55~ 英語の歌研究会
<休憩15分>
19:30~ <一押しコーナー Part2>
19:50~ バッハ・バロック研究会
20:10~ 日本歌曲研究会
<終演予定 20:30>
▼出演者・演奏予定曲等 公演詳細、チケットご予約はこちらから
・第12回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
共同制作R.シュトラウス『ばらの騎士』は、7月26日(水)の東京公演初日まで《あと30日》となりました!
稽古場では公演に向けて熱の入った稽古が続いています。
元帥夫人、オクタヴィアン、オックス男爵、ゾフィーをはじめ、多くの登場人物が多様に関係しあうこの作品。ソリスト、合唱、助演と出演者も多く、稽古場は大変にぎやかです。
そんな稽古場の様子を写真とともに少しだけご紹介します。
コンセプト説明の様子
第1幕の稽古
また、立ち稽古と並行して、衣裳合わせも行われております。
グラインドボーン音楽祭より届いた衣裳は、華やかなこのオペラをより美しく彩ってくれそうです。
元帥夫人のドレス
公演まであと1か月となり、間もなく指揮のセバスティアン・ヴァイグレと演出のリチャード・ジョーンズが稽古に合流します!
世界的にも人気の高い当作品ですが、その上演規模ゆえに、生の舞台上演に触れる機会は限られています。どうぞ来月の公演をお見逃しなく!
■■■ 公演情報 ■■■
二期会創立65周年・財団設立40周年記念公演シリーズ
《グラインドボーン音楽祭との提携公演》
東京二期会、愛知県芸術劇場、東京文化会館、iichiko総合文化センター、
読売日本交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団 共同制作
PDFちらし
R.シュトラウス『ばらの騎士』 東京公演
オペラ全3幕・日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演
日時:2017年7月
26日(水) 18:00開演★(D席 売切)
27日(木) 14:00開演(D席 売切)
29日(土) 14:00開演(S、A席 残少/B、C、D席 売切)
30日(日) 14:00開演(C、D席 売切)
(各日とも開場は開演の60分前)
<★26日公演ではプレミエ・キャンペーン を開催>
(残席状況は、当記事掲載時点での状況です)
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席17,000円~D席5,000円、学生席2,000円
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ
演出:リチャード・ジョーンズ
管弦楽:読売日本交響楽団
▼公演情報ページはこちら
・2017年7月公演 R.シュトラウス『ばらの騎士』<東京公演> - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
二期会の毎年夏の風物詩、「第12回二期会研究会駅伝コンサート」出演研究会紹介。ここから後半となります第7回目は、今年も第1走者をつとめます「オペレッタ研究会」にスポットを当て、ご紹介致します。
* * * * *
【オペレッタ研究会】 ~ロベルト・シュトルツの歌心~
出演:赤沢 舞、栗本詠津子、小林晴美、近藤幸江、榊 里美、宗田舞子、松本麻希子、松本順子、茂木真由美、森山由美子、渡辺佳子、黒田晋也/[ピアノ]榎本 潤
ロベルト・シュトルツをご存知ですか?
ウィーンの作曲家で数多くのオペレッタ・ヴィーナーリート・映画音楽を世に出した、20世紀最後のオペレッタ作曲家です。今回のテーマである「歌」にちなみシュトルツの世界を聞いて頂きます。
オペレッタ研究会の振付をして頂いております川西清彦先生の音楽のツボを心得た動き、そして研究会メンバーの歌心をじっくりお楽しみください。歌い手は声を探究する事は当然ですが、声は伝えるための手段であり、心に残る歌を追求しなければオペレッタを歌えません。ばかでかい(・・・・・)声や立派すぎるボディとはおさらばして、スマートな心地良い歌に、ひとときのやすらぎを感じて頂ければ幸いです。
Willkommen zur Operetta!
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第12回 二期会研究会駅伝コンサート
~歌・うた・唄~
日時:2017年7月23日(日) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR上野駅・公園口前)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
予定時刻と出演研究会:
15:30~ オペレッタ研究会
15:50~ スペイン音楽研究会
16:10~ ロシア東欧オペラ研究会
16:30~ <一押しコーナー Part1>
<休憩15分>
17:00~ フランス歌曲研究会
17:20~ ロシア歌曲研究会
17:40~ ドイツ歌曲研究会
<休憩15分>
18:15~ イタリアオペラ研究会
18:35~ イタリア歌曲研究会
18:55~ 英語の歌研究会
<休憩15分>
19:30~ <一押しコーナー Part2>
19:50~ バッハ・バロック研究会
20:10~ 日本歌曲研究会
<終演予定 20:30>
▼出演者・演奏予定曲等 公演詳細、チケットご予約はこちらから
・第12回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
二期会の毎年夏の風物詩、「第12回二期会研究会駅伝コンサート」出演研究会紹介。今年出演する11の研究会のちょうど真ん中、第6回目となりました。今日は「スペイン音楽研究会」にスポットを当て、ご紹介致します。
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【スペイン音楽研究会】 ~カタルーニャの風~
出演:井上恵美(ソプラノ)、井上華那(ソプラノ)、井ノ上ひろみ(ソプラノ)、悦田比呂子(ソプラノ)、新宮由理(メゾソプラノ)、井ノ上了吏(テノール)、児玉興隆(バリトン)/[ピアノ]カロリーナ・エストラーダ
私達はこの度、グラナドス、トルドラ、モンポウといったカタルーニャ地方出身の作曲家によるカタルーニャ語による歌曲を集めました。スペイン音楽を学ぶものにとって、各地方の言葉の違いについて繊細な注意を払うことはとても大切だと考えています。
スペインではそれぞれの地方のネイティヴの歌手が、生まれ育った言葉の発音のままでどんな地方の歌でも歌ってしまっているという現状を踏まえ、私達は外国人としてしっかりと本質を学んでいく責任を持って歌って参りたいと思います。
今回のコンサートでは、バルセロナ出身のピアニスト、カロリーナ・エストラーダさんをゲストにお迎えし、レッスンを重ねてきた成果を発表致します。
「乾いた大地・闘牛・カルメン」と言うこれまでのアンダルシア地方を中心とするスペインのイメージとは全く違う、洗練された香りに包まれた、カタルーニャ地方の柔らかな風を感じて頂けますように。
(代表 塩田美奈子)
「二期会スペイン音楽研究会10周年記念コンサート「洗練のロマンティコ!」エンリケ・グラナドス没後100年」より
2016年8月7日(日) よみうり大手町ホールにて
カロリーナ・エストラーダ
スペインバルセロナにあるサグラダファミリア。ここに射し込む7色の光のように輝く、7人の美しい歌声をお楽しみください。
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第12回 二期会研究会駅伝コンサート
~歌・うた・唄~
日時:2017年7月23日(日) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR上野駅・公園口前)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
予定時刻と出演研究会:
15:30~ オペレッタ研究会
15:50~ スペイン音楽研究会
16:10~ ロシア東欧オペラ研究会
16:30~ <一押しコーナー Part1>
<休憩15分>
17:00~ フランス歌曲研究会
17:20~ ロシア歌曲研究会
17:40~ ドイツ歌曲研究会
<休憩15分>
18:15~ イタリアオペラ研究会
18:35~ イタリア歌曲研究会
18:55~ 英語の歌研究会
<休憩15分>
19:30~ <一押しコーナー Part2>
19:50~ バッハ・バロック研究会
20:10~ 日本歌曲研究会
<終演予定 20:30>
▼出演者・演奏予定曲等 公演詳細、チケットご予約はこちらから
・第12回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
オフィスビルのランチタイムに生のクラシック音楽をお届けしている丸の内トラストシティ・ランチタイム・コンサート(主催:森トラスト株式会社 制作:株式会社東音企画)。
来る6月22日(木)は、東京二期会オペラ劇場10月公演『蝶々夫人』に関連してケート役のソプラノ和泉万里子と神官役のバリトン杉浦隆大がデュオで出演します!ピアノは荻原萌子です。
昨日行われたリハーサルの終わりに、ふたりに話を聞きました。
――まずは、ふたりが考えるオペラ『蝶々夫人』の魅力を
和泉: 蝶々さんは、私にとって憧れの役です。私は以前びわ湖ホールでの「P.コンヴィチュニー オペラ・ワークショップ」に蝶々さん役で参加させていただきました。そのとき感じたことは、たとえ舞台が日本で蝶々さんが日本人であっても、作品の根底に流れている感情や表現はイタリア人のものだというものでした。ヨーロッパから見た日本というものをあらためて感じました。この作品を日本人が書いたなら本当に悲惨な話になったかもしれませんが、イタリア人のプッチーニの音楽によって、悲しみが美しく感動的な姿に昇華されていると思います。
杉浦: 私は、二期会オペラ研修所時代に、今回も歌います蝶々さんとシャープレスの「手紙の二重唱」を勉強しました。この場面で初めて蝶々さんとピンカートンとの間の子どもが登場するのですが、この瞬間のプッチーニの音楽には、結末を知っているのに、毎回初めてのような衝撃を受けています。
和泉: そうですね。私自身今3才の息子を持つ母となって、蝶々さんの心情をいろいろ想像できるようになりました。
杉浦: このオペラには随所に日本の音楽がちりばめられていますね。日本にゆかりのあるメロディなので、表現されている感情や情景が、私たちにとっては、自然でストレートに伝わってくるように思います。
和泉万里子
杉浦隆大
――6/22(木)のランチタイム・コンサートでは、ふたりの得意なレパートリーに加えて、日本の歌と『蝶々夫人』の演奏もお楽しみいただけます。聴きどころは?
和泉: キングズシンガーズのメンバーでもあったボブ・チルコットさん編曲の「FURUSATO」を歌います。日本人ならよく聴きなじみのある歌ばかりですが、思わぬところで思わぬ音が書かれていて、とても新鮮です。こちらでも『蝶々夫人』と同じように、海外から見た日本の情景を感じていただけるのではないかと。どうぞお楽しみに!
――それでは、10月『蝶々夫人』にむけて、意気込みを
杉浦: 二期会の伝統の舞台に立つことに、心から幸せを感じています。いろいろな意味でこの舞台を楽しみたいと思います。
和泉: 私が務めるケートという役はピンカートンの本妻なのですが、最後に蝶々夫人の運命を決定づけてしまいます。その意味で演じるのがとても辛い役なのですが、蝶々夫人に対しては同じ女性として、誠心誠意をもって演じたいと思います。
和泉・杉浦: ご来場お待ちしております。
■■■ 公演情報 ■■■
森トラスト ランチタイムコンサート 丸の内トラストシティ
第296回 二期会セレクション ~ ある晴れた日に
日時:2017年6月22日(木) 12:10開演
会場:丸の内トラストタワーN館 1Fエントランスロビー
・アクセス
料金:無料
出演:和泉万里子(ソプラノ)、杉浦隆大(バリトン)、荻原萌子(ピアノ)
演奏予定曲:
中山晋平 「鞠と殿様」
ボブ・チルコット(編曲) 『ふるさと』
プッチーニ 『ジャンニ・スキッキ』より 「私の大好きなお父さん」
ロッシーニ 『セヴィリアの理髪師』より 「私は街の何でも屋」
プッチーニ 『蝶々夫人』より 「ある晴れた日に」 「手紙の二重唱」
▼森トラスト ランチタイムコンサート 丸の内トラストシティの情報ページはこちら
・丸の内トラストシティ|コンサートスケジュール|ランチタイムコンサート - 森トラスト株式会社
▼神官:杉浦隆大(10/6・8)、ケート:和泉万里子(10/7・9)出演!
・2017年10月公演〈二期会名作オペラ祭〉G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会オペラ劇場
名作オペラ祭特別料金!S席が1万円
和泉万里子 (いずみ まりこ) ソプラノ
大阪音楽大学卒業、同大学院修了を経てウィーンに留学し、宮廷歌手O.ミリャコヴィッチ女史の元で研鑽を積む。同地にてプライナー音楽院オペラクラス主席修了。二期会オペラ研修所マスタークラス修了(優秀賞受賞)。これまでに『アドリアーナ・ルクヴルール』タイトルロール、『ラ・ボエーム』ミミ、『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・エルヴィラ、『ポッペアの戴冠』ポッペア等を演じ、各地で好評を得ている。第四回いかるが音楽コンクール第一位及びハンナ賞、第五回神戸新人音楽賞コンクール優秀賞他多数受賞。2017年10月東京二期会『蝶々夫人』ケート役にて出演予定。二期会会員
杉浦隆大 (すぎうら たかひろ) バリトン
東京都出身。東京藝術大学卒業、同大学院修了。二期会オペラ研修所マスタークラス修了(最優秀賞及び川崎靜子賞)。2015年2月東京二期会『リゴレット』題名役のアンダースタディを務め、同年5月二期会ニューウェーブ『ジューリオ・チェーザレ』クーリオ役にて本出演を果たす。続く10月東京二期会『ダナエの愛』にも出演。2017年は10月『蝶々夫人』神官役、11月『こうもり』フランク役にて続けて二期会公演に出演を予定している。二期会会員
期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会アーティスト登場回は6月26日(月)。ソプラノ青柳玲子(あおやぎ れいこ)とバリトン小仁所良一(こにしょ りょういち)がフレッシュな歌声を披露します!
今回も出演の二人にコンサートに向けて話を聞きましたので、ご紹介いたします。
* * *
ソプラノ 青柳玲子
――声楽の道に決めたのはどのような経緯ですか?
元々ピアノを習っていましたが中学で入った合唱部をきっかけに声楽を習い始めました。幼い頃から音楽家を意識していたせいか、大学の進学を考えた時には自分の中で音大へ行こうと決まっていました。大事な事を決める時はいつも直感派です。
――声種やレパートリー、目指す役や舞台等を教えて下さい。
軽い声ながらパワフルで高音が得意なソプラノなので夜の女王役が大好きでしたが、ここ最近はカルメン役に挑戦したり、しっとり歌う曲も勉強しています。大好きなオペレッタを沢山の方へ知って頂ける活動ができるよう、幅広い役を歌って演じられるようなる事が目標です。
――コンサートのテーマやポイントをお願いします。
日本人らしく季節を感じられるテーマにと思いましたが、選曲をしているうちに自分の好きな歌ばかりになってしまいました。私が楽しく歌う事で皆さまにも楽しい時間をお届けできればと思います。
――共演者をご紹介下さい。
二期会オペラ研修所の同期で同い年の小仁所さんと久しぶりに一緒に歌える事が楽しみです。絶妙なコンビネーションでお客さまと梅雨を吹き飛ばすような時間を過ごせればと思います。
* * *
バリトン 小仁所良一
――声楽の道に進むと決めたときのことを教えて下さい。
歌うことは好きだったのですが、学生時代、学校に合唱部がなかったりと中々縁がありませんでした。あるとき音楽の授業で「三大テノール」の映像を観て格好いいなと思い、当時習い事の一つとして通っていたピアノの先生に「声楽をやってみたいな」と何とはなしに話してみたら次の週に見つけてきて下さって、よしやってやろうと思いました。
――自身の声種、レパートリー、目指している役や舞台、ステージは?
バリトンです。『コジ・ファン・トゥッテ』のグリエルモ、『ラ・ボエーム』のマルチェッロ、など比較的若めの役柄をやります。『フィガロの結婚』の伯爵はまだ一本やったことがないのでやってみたいですね。それからドイツリートも歌うことがあり、シューベルト、シューマン、最近はヴォルフにも手を出しております。
――今回のプログラムについて。
多分、梅雨に入っているのではなかろうかと思い、リートにオペラに日本歌曲とじめじめした空気を一掃するような晴れやかなラインナップにしてみました。もちろんテーマは「夏」です。
――共演者をご紹介下さい。
青柳さんは二期会研修所の予科でご一緒しました。当時、残念ながら同じ演目になったことがなかったので、今回初めて共演させて頂くことになります。同い年ということもあり、気兼ねなく楽しく演奏ができること間違いないしょう。
* * *
フレッシュな歌声と冷たいビールで、この季節の夜を爽快に愉しみましょう!
是非ご予約はお早めに!皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
夏の音、響く雨音、歌声と
日時:2017年6月26日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:青柳玲子(ソプラノ)、小仁所良一(バリトン)、相田久美子(ピアノ)
演奏予定曲:
ヴォルフ 「鼠取り男」
プッチーニ 『つばめ』より 「ドレッタの夢」
モーツァルト 『魔笛』より 「パ・パ・パの二重唱」
ドニゼッティ 『ドン・パスクァーレ』より 「準備はできた」
ほか
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
二期会の毎年夏の風物詩、「第12回二期会研究会駅伝コンサート」出演研究会紹介第5回。今日は「イタリア歌曲研究会」にスポットを当て、ご紹介致します。
* * * * *
【イタリア歌曲研究会】 ~イタリア歌の国・恋の国~
[監修・構成]嶺 貞子/[ナビゲーター]鴨川太郎
出演:井口慈子※、石原友利子、丹藤麻砂美、中山眞理子、畑 美枝子※、村田由紀子、室井栄子※、行天祥晃、鴨川太郎、森田 学※ (※賛助)/[ピアノ]山岸茂人
今年のイタ研コーナーは、昨年めでたく傘寿を迎えた嶺 貞子代表が企画・構成する「イタリア歌の国・恋の国」シリーズ第3弾!
イタリアとイタリア歌曲を知り尽くす嶺代表の選曲による、ポピュラリティ溢れる名曲が満載です。
お酒と愛の神様を讃えて大騒ぎの《饗宴》(ロッシーニ)に始まり、古謡の復活が盛んだった20世紀初頭、シチリアの子守歌を採取した《ねんねしな》(サデーロ)、昨年ご好評を得た《おお明るく照らす月よ》(ダヴィーコ)、世紀末の大詩人ダンヌンツィオの詩による《暁は光から影を隔て》(トスティ)、夜明けの恋歌《マッティナータ》(レオンカヴァッロ)……
鴨川太郎のナビゲーションと、斯界のスペシャリスト山岸茂人のピアノにのせて、イタ研の歌手たちが皆さまを「歌の国・恋の国」へご案内いたします!
「定期演奏会LII 嶺 貞子先生80年の軌跡を讃えて~イタリア 歌の国 恋の国~」より
2016年9月16日 東京文化会館小ホールにて
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第12回 二期会研究会駅伝コンサート
~歌・うた・唄~
日時:2017年7月23日(日) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR上野駅・公園口前)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
予定時刻と出演研究会:
15:30~ オペレッタ研究会
15:50~ スペイン音楽研究会
16:10~ ロシア東欧オペラ研究会
16:30~ <一押しコーナー Part1>
<休憩15分>
17:00~ フランス歌曲研究会
17:20~ ロシア歌曲研究会
17:40~ ドイツ歌曲研究会
<休憩15分>
18:15~ イタリアオペラ研究会
18:35~ イタリア歌曲研究会
18:55~ 英語の歌研究会
<休憩15分>
19:30~ <一押しコーナー Part2>
19:50~ バッハ・バロック研究会
20:10~ 日本歌曲研究会
<終演予定 20:30>
▼出演者・演奏予定曲等 公演詳細、チケットご予約はこちらから
・第12回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
恵まれた体躯を活かし豊かな声を響かせて、ベルカントオペラからプッチーニの作品までイタリアものを中心にレパートリーを築いてきたテノール芹澤佳通。二期会オペラには、今回、7月『ばらの騎士』動物売り役でデビューを飾ります。
「動物売り」は、第1幕、元帥夫人の朝の接見の場で、三人の孤児や帽子屋とともに登場します。
動物といっても家畜や猟犬ではなく、インドやアフリカから連れてきたサルやオウムや小犬など愛玩対象の動物です。18世紀半ばには、シェーンブルン宮殿内に今でいうところの動物園が出来、マリア・テレジアはそこでの朝食を楽しみ、また市民にも開放されていたそうです。動物売りからは、当時の王政や貴族社会を支える貿易・商業活動の盛んな様子がうかがえます。
本公演の舞台では、テノール芹澤が、きっとかわいいお犬様を連れて舞台にのぼることでしょう!
公演にむけて意気込みをききました。
■動物売り (7/26・29出演)
芹澤佳通 (せりざわ よしみち)
*出身地: 静岡県榛原郡
*声種: テノール(リリコ・レッジェーロ)
*主なレパートリー: 【オペラ】ドニゼッティ『リタ』、ベッリーニ『清教徒』、ヴェルディ『椿姫』『リゴレット』、プッチーニ『『ラ・ボエーム』『ジャンニ・スキッキ』/【オーケストラ曲】ベートーヴェン〈交響曲第九番(合唱付き)〉、モーツァルト〈レクイエム〉、ロッシーニ〈小荘厳ミサ〉、フランク〈十字架上のキリストの最後の7つの言葉〉
*趣味: 植物を育てること。
*好きな○○言葉: 好きな「言葉」→「やればできる。やらなきゃ、できない。続けさえすれば成功。やめたときが失敗だ」(遠山正瑛)
<インタビュー>
――オペラ歌手を目指すようになったきっかけは?
芹澤: 声楽を始めたきっかけは母の助言でした。
それは決して「あなたの声は良い声だから歌を歌いなさい」といった素敵なエピソードではなく、もともとピアニストを夢見て音楽科のある高校を受験し、ピアノ専攻に落ちて音楽教育専攻に入学したことに端を発します。音楽教育専攻ではピアノともう一つ楽器を学ばねばならず、何の楽器にしようかな?と考えていたところ、母から「歌はタダよ」と言われたため、頭が上がらず始めたのが「声楽」でした。
その後、マイクもスピーカーも使わず己の身一つで会場に声を轟かせることに魅せられ、自分の「声」の可能性を突き詰めようと、現在の道に進みました。
――R.シュトラウス『ばらの騎士』の魅力についてきかせてください。
芹澤: 多くのオペラでは歌手が旋律を歌い、オーケストラは伴奏という形式を取っていますが、「ばらの騎士」では音楽的な旋律はオーケストラが奏で、歌手は言葉で演じる、というところが魅力です。シュトラウスの革新的な手法を味わえる作品であると思います。
――本公演にむけての意気込みを。
芹澤: 初の二期会の舞台を、役名付きで踏めることは大変名誉なことです。感謝の気持ちと、これまで自分が培った技術を舞台に貢献出来ればと思います。もちろん主要キャストを務められる方々が素晴らしいのは言うまでもありません。一つの作品に掛ける思い、その思いをシュトラウスの音楽に乗せて皆様に伝えられればと思います。
当日は出演者一同、全力でおもてなしさせていただきますので、ご来場頂ければ幸いです。
■■■ 公演情報 ■■■
二期会創立65周年・財団設立40周年記念公演シリーズ
《グラインドボーン音楽祭との提携公演》
東京二期会、愛知県芸術劇場、東京文化会館、iichiko総合文化センター、
読売日本交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団 共同制作
PDFちらし
R.シュトラウス『ばらの騎士』 東京公演
オペラ全3幕・日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演
日時:2017年7月
26日(水) 18:00開演★(D席 売切)
27日(木) 14:00開演(D席 売切)
29日(土) 14:00開演(S席 残少/C席、D席 売切)
30日(日) 14:00開演(C席、D席 売切)
(各日とも開場は開演の60分前)
<★26日公演ではプレミエ・キャンペーン を開催>
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席17,000円~D席5,000円、学生席2,000円
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ
演出:リチャード・ジョーンズ
管弦楽:読売日本交響楽団
▼公演情報ページはこちら
・2017年7月公演 R.シュトラウス『ばらの騎士』<東京公演> - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
二期会の毎年夏の風物詩、「第12回二期会研究会駅伝コンサート」出演研究会紹介第4回。今日は「イタリアオペラ研究会」にスポットを当て、ご紹介致します。
* * * * *
【イタリアオペラ研究会】 ~3大イタリアオペラ~
出演:小松崎 綾、後藤美奈子、根岸奏好、石橋佳子/[ピアノ]早川揺理
今年のイタリアオペラ研究会は、『椿姫』『トスカ』『蝶々夫人』より、最大の聞きどころであるヒロインたちのアリアや二重唱をお届けします。
『椿姫』からはヴィオレッタのアリア”ああ そはかの人か”を演奏します。アルフレードの求愛に戸惑いながらも彼の愛こそが本当の愛だと歌い、でも、所詮自分は快楽の世界で生きるのだと締めくくります。
『トスカ』からは、カヴァラドッシの死刑が間近にせまりスカルピアの脅迫を受ける中、絶望と悲しみを激しくも切々と訴えるトスカのアリア、”歌に生き恋に生き”をお届けします。
『蝶々夫人』の”花の二重唱”は、ピンカートンが再び日本に戻ったことを知った蝶々さんが信じていた通りになったと喜び、部屋を花でいっぱいにして彼を迎えよう、とスズキと歌う華やかな二重唱です。
情熱的な愛の音楽を傑作のアリアと重唱でお楽しみください。
「第10回 二期会研究会駅伝コンサート」会場にて出演者一同
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第12回 二期会研究会駅伝コンサート
~歌・うた・唄~
日時:2017年7月23日(日) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR上野駅・公園口前)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
予定時刻と出演研究会:
15:30~ オペレッタ研究会
15:50~ スペイン音楽研究会
16:10~ ロシア東欧オペラ研究会
16:30~ <一押しコーナー Part1>
<休憩15分>
17:00~ フランス歌曲研究会
17:20~ ロシア歌曲研究会
17:40~ ドイツ歌曲研究会
<休憩15分>
18:15~ イタリアオペラ研究会
18:35~ イタリア歌曲研究会
18:55~ 英語の歌研究会
<休憩15分>
19:30~ <一押しコーナー Part2>
19:50~ バッハ・バロック研究会
20:10~ 日本歌曲研究会
<終演予定 20:30>
▼出演者・演奏予定曲等 公演詳細、チケットご予約はこちらから
・第12回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
二期会の毎年夏の風物詩、「第12回二期会研究会駅伝コンサート」出演研究会紹介第3回。今日は「バッハ・バロック研究会」にスポットを当て、ご紹介致します。
* * * * *
【バッハ・バロック研究会】 ~イタリアン・バロック音楽を召し上がれ!~
出演:井内理恵、石井恵子、太田三美、高草木玲子、田島朱季子、野崎由美、前中榮子、松堂美枝子、水野由加里、井口雅子、橋爪万里子、前田美樹、三谷亜矢/[指揮]佐々木正利/[ピアノ]山口佳代
バッハもパロディーした、ペルゴレージってご存知ですか?
イタリアの作曲家ペルゴレージは、あの大作曲家J.S.バッハも認めた作曲家です。
今回の駅伝コンサートでは、ペルゴレージの作品「スターバト マーテル」を演奏いたします。この作品は、バッハが編曲したことでも有名で、さらにはロ短調ミサの中にも登場します。現代の言葉でいうならバッハはパロディーしちゃたってことですよね?
バッハの作品にも影響を与えたこの曲をぜひ、お聴きください。
「二期会バッハ・バロック研究会15周年記念コンサート」より 2016年10月 ハクジュホールにて
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第12回 二期会研究会駅伝コンサート
~歌・うた・唄~
日時:2017年7月23日(日) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR上野駅・公園口前)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
予定時刻と出演研究会:
15:30~ オペレッタ研究会
15:50~ スペイン音楽研究会
16:10~ ロシア東欧オペラ研究会
16:30~ <一押しコーナー Part1>
<休憩15分>
17:00~ フランス歌曲研究会
17:20~ ロシア歌曲研究会
17:40~ ドイツ歌曲研究会
<休憩15分>
18:15~ イタリアオペラ研究会
18:35~ イタリア歌曲研究会
18:55~ 英語の歌研究会
<休憩15分>
19:30~ <一押しコーナー Part2>
19:50~ バッハ・バロック研究会
20:10~ 日本歌曲研究会
<終演予定 20:30>
▼出演者・演奏予定曲等 公演詳細、チケットご予約はこちらから
・第12回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
二期会の毎年夏の風物詩、「第12回二期会研究会駅伝コンサート」。今年は11の研究会がおよそ5時間をかけ、駅伝のように歌の“たすき”を繋げていきます。
先日第1回目としてご紹介致しましたロシア東欧オペラ研究会に続き、本日は「英語の歌研究会」にスポットを当て、ご紹介致します。
* * * * *
【英語の歌研究会】
True musical composer ~アンドリュー・ロイド・ウェッバーの魅惑の世界へようこそ!~
出演:臼井まゆみ、岡田智子、岡部ゆかり、川畑順子、北澤 幸、佐橋美起、鈴木美也子、野澤知佳、藤平朋子、藤原映子、[ピアノ]原島慈子/[構成・指導]佐橋美起/[アドヴァイザー]藤井多恵子、竹村靖子
「今年の英語の歌研究会」は、ミュージカル界のモーツァルトと呼ばれているアンドリュー・ロイド・ウェッバーの作品をお届けします。1948年にロンドンで生まれた彼は、作曲家の父、ピアノ教師の母、チェリストの弟という音楽一家の中で育ち、王立音楽大学で学びました。「キャッツ」「オペラ座の怪人」等、次々にロングラン作品を生み出し、トニー賞・グラミー賞等を受賞しました。1992年にはナイトの称号を、1997年には一代貴族”バロン”を叙勲、最近では作曲家だけではなくプロデューサーとしての才能も発揮しています。今回は華やかな仮面舞踏会、友情と平和を歌う6つのアンサンブル曲を選びました。時に甘く時に切ないメロディーの美しさを感じながら、佐橋先生の下、音を重ねる楽しさを学び、メンバー一丸となって駅伝のステージに向かいます。」
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第12回 二期会研究会駅伝コンサート
~歌・うた・唄~
日時:2017年7月23日(日) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR上野駅・公園口前)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
予定時刻と出演研究会:
15:30~ オペレッタ研究会
15:50~ スペイン音楽研究会
16:10~ ロシア東欧オペラ研究会
16:30~ <一押しコーナー Part1>
<休憩15分>
17:00~ フランス歌曲研究会
17:20~ ロシア歌曲研究会
17:40~ ドイツ歌曲研究会
<休憩15分>
18:15~ イタリアオペラ研究会
18:35~ イタリア歌曲研究会
18:55~ 英語の歌研究会
<休憩15分>
19:30~ <一押しコーナー Part2>
19:50~ バッハ・バロック研究会
20:10~ 日本歌曲研究会
<終演予定 20:30>
▼出演者・演奏予定曲等 公演詳細、チケットご予約はこちらから
・第12回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
2011年に結成された、総重量約500kgの重量級クラシック・ボーカル・グループ、IL DEVU(イル・デーヴ)。2017年度は6月3日(土)島根県松江市のプラバホールから、始動します。
全員でのアンサンブルはもちろん、メンバーそれぞれのソロでの歌曲や、河原忠之さんのピアノも楽しみ!
今回、1st、2ndアルバムに収録されている曲の他、新たに「誰かが小さなベルを押す」を披露します。写真は昨日(5/31)に都内某所にて行われた夜稽古に、「さびしいカシの木」作・編曲の木下牧子さんが応援に来てくださったので一緒にパチリ。7月の白寿場所では木下さんが新たに編曲してくださった「鴎」をお届けします。
第1弾は、松江場所!〈宍道湖七珍「スズキ、モロゲエビ(ヨシエビ)、ウナギ、アマサギ(ワカサギ)、シラウオ、コイ、シジミ=頭文字はスモウアシコシ)」を食べ尽くせ!〉を合言葉に、重量級ライヴをお届けします。そして、姫路場所、白寿場所(東京)へと“夏巡業”は続きます!
(左から)河原、山下、青山、木下さん、望月、大槻
見た目は重量級ですが、ハートは滅法優しい。
彼らにとっても特別な音楽の空間。
あたたかいハーモニーをぜひライヴ(本場所)でお聴きください。
(帆掛け舟)
■■■ 公演(巡業)情報 ■■■
[松江場所]
第32回松江プラバ音楽祭 IL DEVU(イル・デーヴ)
日時:2017年6月3日(土) 14:00開演(13:30開場)
会場:松江市総合文化センター プラバホール(島根県)
▼公演詳細ページ
・イル・デーヴ|第32回松江プラバ音楽祭 - プラバホール
[姫路場所]
イル・デーヴ・コンサート
日時:2017年6月25日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:パルナソスホール(兵庫県姫路市)
▼公演詳細ページ
・イル・デーヴ・コンサート - パルナソスホール
[白寿場所]
IL DEVU(イル・デーヴ) リサイタル ~IL DEVU 魂のうた~
日時:2017年7月13日(木) 19:00開演(18:30開場)
2017年7月15日(土) 17:00開演(16:30開場)
*お蔭様をもちまして両日完売 いたしました
会場:Hakuju Hall(東京都渋谷区)
▼公演詳細ページ
・IL DEVU リサイタル - ハクジュホール
▼IL DEVU 公式ホームページ
・イル・デーヴ - 日本コロムビアオフィシャルサイト
二期会にはそれぞれの研究テーマをもって個々に研鑽を積み、活動している12の「研究会」があります。毎年夏にその中から多くの研究会が一堂に会する「駅伝コンサート」を開催しています。12回目を迎える今年のコンサートは11の研究会が出演。5時間をかけ、駅伝のように歌の“たすき”を繋げていきます。 また今年度は「一押しコーナー」として、途中にPart1、Part2の新コーナーも登場します。今年も完売が予想されます。ぜひ貴重なチケットをお早目にゲットしてください。
それでは、各研究会ごとにスポットを当て、順にご紹介してまいります。
まずは「ロシア東欧オペラ研究会」からのメッセージをご紹介します。
* * * * *
【ロシア東欧オペラ研究会】 ~ロシア革命から100年~
出演:橋爪ゆか(ソプラノ)、堺 裕貴(バリトン)、岸本 力(バス)、小笠原貞宗(ピアノ)
「ロシア革命から100年」と題しまして、当研究会は、企画させていただきました。
ロシア革命(1917年)により、多くの芸術家達が生死を彷徨い、苦悩の中で自分らしく生きる道を探し求めたのです。
作曲家 セルゲイ・ラフマニノフ(1873~1943)も革命の年に亡命し、家族と共にロシアを離れ、翌年アメリカに移住します。祖国(ロシアの魂)を失ったラフマニノフは故郷・ロシアを想いながら、1943年第二次世界大戦のさなか、カリフォルニアのビバリーヒルズで永眠。
作曲家 セルゲイ・プロコフィエフ(1891~1953)もまた、革命の年(1917年)にシベリアから日本、ハワイ経由でアメリカに移住する。後に1923年にパリに移り、1936年にソ連に帰国するが、当時のスターリン体制下で作曲家として生きるのに板挟みになり、苦悩し葛藤し、1953年に永眠。
どうぞ、彼らの「生きざま」を心にとめ、ラフマニノフとプロコフィエフの作品をお楽しみください。
代表 岸本 力(バス)
2017年4月21日(金) 二期会ロシア東欧オペラ研究会第13回定期演奏会
会場:渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール (公演詳細 )
後半は字幕付きで『ボリス・ゴトノフ』(1872年版:本邦初演)よりを演奏致しました。
「音楽の友」誌(2017年6月号)岸 純信氏によるコンサート・レビューでも高い評価を得ております。
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第12回 二期会研究会駅伝コンサート
~歌・うた・唄~
日時:2017年7月23日(日) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR上野駅・公園口前)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
予定時刻と出演研究会:
15:30~ オペレッタ研究会
15:50~ スペイン音楽研究会
16:10~ ロシア東欧オペラ研究会
16:30~ <一押しコーナー Part1>
<休憩15分>
17:00~ フランス歌曲研究会
17:20~ ロシア歌曲研究会
17:40~ ドイツ歌曲研究会
<休憩15分>
18:15~ イタリアオペラ研究会
18:35~ イタリア歌曲研究会
18:55~ 英語の歌研究会
<休憩15分>
19:30~ <一押しコーナー Part2>
19:50~ バッハ・バロック研究会
20:10~ 日本歌曲研究会
<終演予定 20:30>
▼出演者・演奏予定曲等 公演詳細、チケットご予約はこちらから
・第12回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
7月27日(木)14時開演、共同制作R.シュトラウス『ばらの騎士』東京公演の2日目公演において、次回10月〈二期会名作オペラ祭〉G.プッチーニ『蝶々夫人』より、キャストのメゾソプラノ山下牧子(スズキ役)とバリトン今井俊輔(シャープレス役)が、幕間休憩時のホールロビーに登場いたします!
山下牧子
今井俊輔
幕間休憩時のイベントとして次回公演のキャストが登場する「東京二期会 アーティスト・ミニ・トーク」は、昨年7月『フィガロの結婚』公演から度々実施しており、ご来場のお客様に本公演とあわせてお楽しみ頂いております。
当日の『ばらの騎士』公演で元帥夫人役を務める森谷真理は、10月『蝶々夫人』においても題名役で主演します。次回公演で共演することになる山下牧子と今井俊輔が、森谷への応援と、『ばらの騎士』の感想、そして『蝶々夫人』にむけての意気込みを語ります。
二期会本公演キャストとの語らいの時をどうぞお楽しみください。
■■■ イベント情報 ■■■
《intermezzo》東京二期会アーティスト・ミニ・トーク
~オペラの幕間にお贈りする、オペラ歌手の語らいの時~
日時:2017年7月27日(木)『ばらの騎士』公演
第1幕終了後の幕間休憩時 (開始予定時間詳細は後日ご案内)
会場:東京文化会館 大ホールロビー
登壇者:
メゾソプラノ 山下牧子(10月『蝶々夫人』スズキ役)
バリトン 今井俊輔(10月『蝶々夫人』シャープレス役)
※イベント観覧は、当日の『ばらの騎士』公演にご入場の方に限らせていただきます。
同公演の他日チケットではご入場、ご観覧いただけません。
▼『ばらの騎士』東京公演の詳細ページはこちら
・2017年7月 グラインドボーン音楽祭との提携公演 R.シュトラウス『ばらの騎士』〈東京公演〉 - 東京二期会
2017年7月26・27・29・30日 東京文化会館大ホール
▼『蝶々夫人』の公演詳細ページはこちら
・2017年10月 〈二期会名作オペラ祭〉 G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会
2017年10月6・7・8・9日 東京文化会館大ホール
2015年二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『ジューリオ・チェーザレ』クレオパトラ役で主演デビューを果たし、7月『ばらの騎士』では「三人の孤児」役で出演が決まっているソプラノ田崎美香。
姉は、二期会オペラ『パルジファル』クンドリー、『イドメネオ』エレットラ、『ナクソス島のアリアドネ』題名役等に出演してきたソプラノ田崎尚美で、姉妹コンサートも度々開催しています。
今回の『ばらの騎士』では、東京・愛知・大分3都市で出演を予定しています。クレオパトラの思い出とともに、本公演にむけての意気込みを聞きました。
■三人の孤児
(東京:7/27・30、愛知:10/28・29、大分:11/5出演)
田崎美香 (たさき みか)
*声種: ソプラノ
*出身地: 福島県会津若松市
*主なレパートリー: 『エジプトのジューリオ・チェーザレ』クレオパトラ、『ランメルモールのルチア』ルチア
*趣味: 温泉巡り、折り紙
*好きな○○: 好きな「漫画」=ドラゴンボール
<インタビュー>
――同世代のアーティストどうしで濃密な稽古を重ねて作った二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『ジューリオ・チェーザレ』クレオパトラ。当時の思い出や学ばれたことは?
田崎: なかなか勉強する機会が無いバロックオペラに出演できてとても幸せでした。特に印象に残っていることは、ダ・カーポ部分の装飾についてです。バロックオペラでは、繰り返し同じメロディーが出てくる時に変奏するのが通例ですが、毎回の稽古で違う装飾を自分たちで作って来るよう宿題をだしていただき、家に帰っては頭を悩ませていたことが強く印象に残っています。その経験が功を奏して、今ではバロック音楽や歌手による変奏を必要とする曲に取り組む時に、自分で考えることが楽しくなりました。
――今回は規模も大きく変わって、キャストもベテランからフレッシュなアーティストまで、様々な方が集結する中、田崎さんは東京、愛知、大分公演まで出演する予定です。まずは、R.シュトラウス『ばらの騎士』の魅力について。
田崎: 『ばらの騎士』はR.シュトラウスのオペラの中でも大好きな作品です。特にオクタヴィアンとゾフィーが出会う二重唱では、聴いているだけなのにまるで薔薇の香りを嗅いだような気持ちになります。視覚、聴覚に加え嗅覚までも刺激してくれるところが、このオペラの魅力の一つでもあると思います。
――本公演にむけての意気込みをお願いいたします。
田崎: この度は本公演に関わることが出来てとても嬉しいです。二期会本公演としては今回デビューですのでとても緊張しておりますが、素晴らしいキャストの方々と一緒に舞台を作っていくことを楽しみながら、頑張っていきたいと思います。皆様のご来場心よりお待ちしております。
■■■ 公演情報 ■■■
二期会創立65周年・財団設立40周年記念公演シリーズ
《グラインドボーン音楽祭との提携公演》
東京二期会、愛知県芸術劇場、東京文化会館、iichiko総合文化センター、
読売日本交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団 共同制作
PDFちらし
R.シュトラウス『ばらの騎士』 東京公演
オペラ全3幕・日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演
日時:2017年7月
26日(水) 18:00開演★(D席 売切)
27日(木) 14:00開演(D席 売切)
29日(土) 14:00開演(S席 残少/C席、D席 売切)
30日(日) 14:00開演(D席 売切)
(各日とも開場は開演の60分前)
<★26日公演ではプレミエ・キャンペーン を開催>
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席17,000円~D席5,000円、学生席2,000円
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ
演出:リチャード・ジョーンズ
管弦楽:読売日本交響楽団
▼東京公演の情報ページはこちら
・2017年7月公演 R.シュトラウス『ばらの騎士』<東京公演> - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
▼10/28・29愛知公演、11/5大分公演の情報・チケットのお求めについてはこちら
・グラインドボーン音楽祭との提携公演 R.シュトラウス『ばらの騎士』<愛知・大分公演> - 東京二期会
本年、グラインドボーン音楽祭との提携公演『ばらの騎士』(東京二期会ほか共同制作)の7月東京公演および10月愛知公演で、2008年以来のゾフィー役を演じるソプラノ幸田浩子。
同年のCDデビューから10年を迎えるにあたり、これまでリリースした7枚のアルバム計92曲から、自らがセレクトした15曲を収めたベスト盤《幸田浩子 マイ・ベスト・セレクション》が、5月24日(水)に発売されます。
自身の原点であるモーツァルトからチャップリンの「スマイル」まで、いずれの曲も、幸田が慈しみ、大切に歌い込んだ曲ばかりです。
リリック・ソプラノ名曲集としてもお楽しみ頂ける本アルバムは、「UHQCD」化により通常のCDプレイヤーでも高解像度の素晴らしい音質がお手軽に。より原盤に忠実な音になったCDで幸田の歌声を是非お聴きください!
●●● CD新譜情報 ●●●
《幸田浩子 マイ・ベスト・セレクション》
日本コロムビア 2017年5月24日発売
COCQ-85361/2,500円(税別)
封入特典:特製フォト・カード(ジャケット・サイズ)
収録曲(全15曲)
1.歌劇『ロミオとジュリエット』~私は夢に生きたい (グノー)
2.歌劇『ジャンニ・スキッキ』~わたしの愛しいお父さま (プッチーニ)
3.歌劇『ドン・ジョヴァンニ』~恋人よ、さあこの薬で (モーツァルト)
4.モテット『踊れ、喜べ、幸いなる魂よ』~アレルヤ (モーツァルト)
5.ヴォカリーズ (ラフマニノフ)
6.天使の糧 (フランク)
7.アヴェ・マリア (マスカーニ)
8.喜歌劇『メリー・ウィドウ』~ヴィリアの歌 (レハール)
9.ウィーン、わが夢の街 (ジーツィンスキー)
10.アメイジング・グレイス (トラディショナル)
11.よかった (川口耕平)
12.花は咲く (菅野よう子)
13.ユー・レイズ・ミー・アップ (ラヴランド)
14.スマイル (チャップリン)
15.カリヨン (ドンギア)
アーティスト
・幸田浩子(ソプラノ)
・現田茂夫指揮/フェラーラ市管弦楽団 [1,2]
・ヤクブ・フルーシャ指揮/プラハ・フィルハーモニア [3,4]
・新イタリア合奏団 [5~7,10,15]
・ベッペ・ドンギア(ピアノ) [15]
・グィド・マンクージ指揮/ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団 [8,9]
・寺嶋陸也(ピアノ) [11,12]
・加藤昌則(ピアノ) [13,14]
・西江辰郎(ヴァイオリン) [13]
・千葉清加(ヴァイオリン )[13]
・篠崎友美(ヴィオラ) [13]
・川上 徹(チェロ) [13]
録音:2007~2014年
▼新CDの詳細情報はこちら
・幸田浩子|ニューリリース - 日本コロムビア
▼UHQCDについて
・UHQCD - 日本コロムビア
◆6月25日には、日本を代表するギタリストの村治佳織さんを迎え、紀尾井ホールでリサイタルを開催いたします。ギターの響きのなかで輝く、幸田が紡ぐ歌物語をどうぞお楽しみください。すでにチケットは残り僅かとなっております。
■■■ 公演情報 [1] ■■■
billboard classics
「幸田浩子ソプラノリサイタル -紡ぐ、音、時、人-」
~ギタリスト村治佳織を迎えて~
日時:2017年6月25日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:紀尾井ホール
料金:全席指定(税込) 《残席僅少!》
S席5,500円、A席4,500円 (完売)、S席ペア10,000円
出演:幸田浩子(ソプラノ)、村治佳織(ギター)、藤満 健(ピアノ)
主催:ビルボードジャパン
お問合せ:
パシフィック・コンサート・マネジメント
03-3552-3831 (平日10:00~18:00、土10:00~16:00)
▼リサイタルの詳細情報はこちら
・幸田浩子ソプラノリサイタル -紡ぐ、音、時、人- ~ギタリスト村治佳織を迎えて~ - billboard-CC
◆そして、東京公演の7月26・29日、愛知公演の10月28日にゾフィー役で主演!『ばらの騎士』へぜひお越しください。
■■■ 公演情報 [2] ■■■
《グラインドボーン音楽祭との提携公演》
東京二期会、愛知県芸術劇場、東京文化会館、iichiko総合文化センター、
読売日本交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団 共同制作
R.シュトラウス『ばらの騎士』
オペラ全3幕・日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演
<東京公演>
日時:2017年7月 (各日とも開場は開演の60分前)
26日(水) 18:30開演(幸田出演日)
27日(木) 14:00開演
29日(土) 14:00開演(幸田出演日)
30日(日) 14:00開演
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席17,000円~C席8,000円、学生席2,000円
<愛知公演>
日時:2017年10月 (各日とも開場は開演の60分前)
28日(土) 14:00開演(幸田出演日)
29日(日) 14:00開演
会場:愛知県芸術劇場 大ホール
料金:S席15,000円~D席3,000円
▼『ばらの騎士』公演情報ページはこちら
・グラインドボーン音楽祭との提携公演 R.シュトラウス『ばらの騎士』<東京公演> - 東京二期会
・グラインドボーン音楽祭との提携公演 R.シュトラウス『ばらの騎士』<愛知・大分公演> - 東京二期会
▼東京公演のチケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
※7月29日公演は良席が少なくなっておりますので、どうぞお早めに。
▼愛知公演のチケットのお求めは
・愛知芸術文化センター内プレイガイド TEL052-972-0430
(火~金 10:00~19:00/土日祝 10:00~18:00/月曜休)
※5月19日(金)チケット発売開始!
ソリストだけでもダブルキャストで総勢38名が出演する、7月二期会創立65周年財団設立40周年記念公演『ばらの騎士』。本公演でデビューを果たす二期会アーティストを紹介しています。本日は、三人の孤児役のひとり、ソプラノ大網かおりです。
「三人の孤児」は父親を戦争で亡くした貴族の娘たちの役です。第1幕の半ば、元帥夫人の朝の接見にやってきます。ちょっとしたシーンですが、「元帥」は陸軍の最高司令官で、その留守中に貴族の戦争孤児が来るわけですから、時代の斜陽感や戦争の影といえるものが喜劇的な優雅さの背景に描かれているように感じられます。
■三人の孤児 (7/26・29出演)
大網かおり (おおあみ かおり)
*声種: ソプラノ
*主なレパートリー: 『ラ・ボエーム』ムゼッタ、『ランメルモールのルチア』ルチア、『ジャンニ・スキッキ』ラウレッタ、ジョン・ラター《レクイエム》、フォーレ《レクイエム》
*趣味: ドラマ鑑賞、お茶
*好きな○○: 好きな「動物」→ 犬
<インタビュー>
――まずは『ばらの騎士』本公演にむけての今の気持ちを。
大網: 学生の頃、女声同士の重唱を探していたときに、このオペラの有名な"ばらの献呈のシーン"に出会いました。天上の音楽のような美しさに憧れ、いつかこのオペラを歌える歌手になりたいと思っておりました。研修所で初めて挑戦した時には、あまりの難易度の高さに苦戦したことをよく覚えています。
憧れの演目で二期会オペラにデビューさせていただけることをとても嬉しく思うとともに、緊張感で身の引き締まる思いです。この素晴らしい機会を与えて頂いたことに感謝し、全力でこの公演に臨みたいと思います!
――オクタヴィアンがゾフィーに銀のばらを渡すシーンの音楽は、ほんとうに美しいですね。大網さんが惹かれるR.シュトラウス『ばらの騎士』の魅力はどこにありますか?
大網: 何と言っても、甘美な旋律と壮大なオーケストラとが絡み合う、官能的なロココの世界観を堪能できるところではないでしょうか。
元帥夫人は原作では私と同い年だそうです。この歳で、この世を憂い、諦念し、若い恋人同士のために自分の気持ちを断ち切り、自分の居場所へ戻っていく。その決断は正しいことのように思えますが、自分を納得させることはとても辛く難しかったと思います。
若い2人が結ばれ、いわゆるハッピーエンドであるとともに、時の流れの残酷さを感じさせる内容になっているところも、普通の恋愛ドラマとは違う面白みのある作品であると思います。
――あらためて、お客様へむけて、意気込みを。
大網: 『ばらの騎士』は、本当に魅力的な作品です。
私自身も出演者でありながら、素晴らしい共演者の皆様に囲まれ、オペラファンのひとりとしても間近でこの作品に触れられることをとても楽しみにしております。
また、私にとっては二期会オペラデビューの作品になります。皆様にお楽しみいただけるよう、気を引き締めて頑張りたいと思います。
是非、オペラファンの方も、まだオペラをご鑑賞されたことのない方も、皆様東京文化会館へお越しいただき、えもいわれぬ美しい響きを生で体験していただきたいです。多くの方のご来場を心よりお待ち申し上げております!
■■■ 公演情報 ■■■
二期会創立65周年・財団設立40周年記念公演シリーズ
《グラインドボーン音楽祭との提携公演》
東京二期会、愛知県芸術劇場、東京文化会館、iichiko総合文化センター、
読売日本交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団 共同制作
PDFちらし
R.シュトラウス『ばらの騎士』 東京公演
オペラ全3幕・日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演
日時:2017年7月
26日(水) 18:00開演★(D席 売切)
27日(木) 14:00開演(D席 僅少)
29日(土) 14:00開演(C席、D席 売切)
30日(日) 14:00開演(D席 売切)
(各日とも開場は開演の60分前)
<★26日公演ではプレミエ・キャンペーン を開催>
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席17,000円~D席5,000円、学生席2,000円
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ
演出:リチャード・ジョーンズ
管弦楽:読売日本交響楽団
▼公演情報ページはこちら
・2017年7月公演 R.シュトラウス『ばらの騎士』<東京公演> - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
速報です!
クラシック音楽専門チャンネル「クラシカ・ジャパン」の協賛により、7月『ばらの騎士』東京公演のプレ・イベントの開催が、下記の通り決定いたしました。本日より二期会チケットセンターにてご予約の受付(無料)を開始いたします!
■■■ イベント情報 ■■■
クラシカ・ジャパンPresents《二期会プレ・ソワレ》
オペラ『ばらの騎士』とウィーンの魅力
日時:
2017年6月23日(金) 18:30開場/19:00開演
会場:
ドイツ文化会館 OAGホール (地図 )
青山一丁目駅(地下鉄 銀座線・半蔵門線・都営大江戸線)出口4より徒歩7分
料金:
入場無料(※要事前予約)
出演:
<おはなし>
幸田浩子 (ソプラノ/『ばらの騎士』ゾフィー役)、佐々木典子 (ソプラノ/元ウィーン国立歌劇場専属歌手)
幸田浩子
佐々木典子
<演奏>
元帥夫人:北村さおり (ソプラノ/『ばらの騎士』元帥夫人役カヴァー歌手)、オクタヴィアン:和田朝妃 (メゾソプラノ/『ばらの騎士』オクタヴィアン役カヴァー歌手及び三人の孤児役出演予定)、ゾフィー:斉藤園子 (ソプラノ/『ばらの騎士』ゾフィー役カヴァー歌手及び帽子屋役出演予定)、ピアノ:大藤玲子
●ご予約・お問合せ:《本日より受付開始!》
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
(月~金10:00~18:00、土10:00~15:00、日祝休)
FAX 03-3796-4710 または メール でも24時間受付いたします
2003年二期会創立50周年記念公演『ばらの騎士』元帥夫人とゾフィー役で共演した幸田と佐々木。オペラの舞台でもあるウィーンでともに活躍したふたりならではのトークを、映像などを交えながらたっぷりとお楽しみいただきます。トークの後は、『ばらの騎士』の生演奏も。
もちろん今回も入場無料。どうぞお越しください!
▼7月26日ジャパン・プレミエ!『ばらの騎士』東京公演の詳細ページはこちら
・2017年7月 グラインドボーン音楽祭との提携公演 R.シュトラウス『ばらの騎士』〈東京公演〉 - 東京二期会
二期会創立65周年・財団設立40周年記念にお贈りする『ばらの騎士』。
グラインドボーン音楽祭でも設立80周年記念として新制作された舞台との提携公演です。今回、ヴァイグレが指揮をしたメトロポリタン歌劇場のプロダクションも、リンカーンセンター移設50周年を迎えて40年ぶりの新制作でした。『ばらの騎士』が、オペラファンの方々と共有する祝祭の時にふさわしい作品であることは間違いありません。
また、今回は東京公演で多くの歌手が二期会オペラデビューを果たすことも、皆様に楽しみにしていただきたいことのひとつです。
すでにいくつかのプレコンサートに登場したデビュー・キャストを紹介してきました。
本日は、マリアンネ役で26日・29日に出演するソプラノ栄 千賀(さかえ ちか)をご紹介します。
■マリアンネ (7/26・29出演)
栄 千賀 (さかえ ちか)
*声種: ソプラノ・リリコ
*出身地: 千葉県
*主なレパートリー:
『ラ・ボエーム』ミミ、『トゥーランドット』リュー、『蝶々夫人』蝶々夫人、『カルメン』ミカエラ、『愛の妙薬』アディーナ、『こうもり』ロザリンデ
*趣味: 海外旅行
*好きな○○: 好きな「お寿司のネタ」→甘エビ
<インタビュー>
――マリアンネは、ゾフィーの養育係の女性。第2幕ファーニナル家のシーンで登場して、「ばらの騎士」オクタヴィアンとゾフィーのフィアンセ、オックス男爵の来訪に立ち会います。粗野で下品なふるまいのオックスに憤慨して失望するゾフィーを、マリアンネは一生懸命に励まします。
栄さん自身はこの役をどのように捉えていますか?
栄: 色々な捉え方が出来る役だと思いますが、私はマリアンネを、ゾフィーを愛しているのはもちろんのこと、ファーニナル家に仕えていることに大変誇りを持ち、家の繁栄を願っているキャラクターだと思います。
ゾフィーが嫌がっているのにも関わらず、オックス男爵を薦めている様子は、とんでもない養育係だと思われてしまうかもしれません。
しかしそれは、大事なお嬢様に少しでも良い家に嫁いで欲しいという母心で、それこそがゾフィーの幸せだと信じているからなのだと思います。
ですので、一途にゾフィーの幸せとファーニナル家の繁栄を願うあまり、ちょっと的外れで浮き足立った言動をしてしまうマリアンネですが、どうぞ温かいお気持ちで応援していただければ幸いです!
――音楽的にはどのような特徴がありますか?マリアンネの「聴かせどころ」を教えてください。
栄: マリアンネは2幕冒頭から登場します。人の話をほとんど聞かず、屋敷の窓から見える街の様子をかなり興奮気味に実況しています。
マリアンネが浮き足立っている様子は、歌う旋律からも分かります。音の跳躍の幅が大きく、ゾフィーの歌う旋律に唐突にカットインし、街の賑やかな様子を興奮して早口に伝えます。
「ロフラーノ!ロフラーノ!」と歌う男声合唱が聴こえてきましたら、いよいよマリアンネの一番の聴かせどころです。ばらの騎士がファーニナル家に近づいてくる様子を、先ほどまでの細切れの音楽とは打って変わって、朗々と歌います。ここからオペラ史上でも有数の、ばらの騎士が登場するあの神々しい音楽へとつながっていきます。
この後のシーンで登場するオクタヴィアンへの期待を、より一層高められる様に歌いたいと思います!!
――デビューにむけて、その意気込みをお願いいたします。
栄: オーディションの結果を頂いた時はただただ嬉しかったのですが、今はとてもワクワクした気持ちと、緊張と、色んな気持ちが入り交じっております。
一度しかないデビュー公演を大切に歌い切りたいと思います。
皆様のご来場をお待ちしております!
■■■ 公演情報 ■■■
二期会創立65周年・財団設立40周年記念公演シリーズ
《グラインドボーン音楽祭との提携公演》
東京二期会、愛知県芸術劇場、東京文化会館、iichiko総合文化センター、
読売日本交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団 共同制作
PDFちらし
R.シュトラウス『ばらの騎士』 東京公演
オペラ全3幕・日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演
日時:2017年7月
26日(水) 18:00開演★(D席 売切)
27日(木) 14:00開演(D席 僅少)
29日(土) 14:00開演(C席、D席 売切)
30日(日) 14:00開演(D席 売切)
(各日とも開場は開演の60分前)
<★26日公演ではプレミエ・キャンペーン を開催>
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席17,000円~D席5,000円、学生席2,000円
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ
演出:リチャード・ジョーンズ
管弦楽:読売日本交響楽団
▼公演情報ページはこちら
・2017年7月公演 R.シュトラウス『ばらの騎士』<東京公演> - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
オペラ界のトップ・スターによる男性ユニット《The JADE (ザ・ジェイド)》のメンバー5名が、5月21日(日)鶴見に集結します!
今回はオリジナル・ナンバーに加え新たなアレンジ曲も初披露。メンバーの個性光るアリアも必聴です。
主催は「がんの子供を守る会を応援する会」。小児がんと闘う子供たちの為に全力で歌声をお届けします!
(PDFちらし)
■■■ 公演情報 ■■■
「ゴールドリボン・チャリティコンサート2017」
日時:2017年5月21日(日) 15:00開演 (開場14:30)
会場:横浜市鶴見区民文化センター サルビアホール
・JR京浜東北線・鶴見線「鶴見」駅 東口から徒歩2分
・京急本線「京急鶴見」駅 西口から徒歩2分
料金:(全指定席)
1階 A席5,000円
2階 B席4,000円
出演:The JADE [高野二郎、樋口達哉、高田正人、成田博之、北川辰彦]
ピアノ・編曲 金井 信
予定演奏曲:(曲目は変更になる場合もございます)
・乾杯の歌(オペラ「椿姫」より)
・アベマリア(グノー)
・誰も寝てはならぬ(オペラ「トゥーランドット」より)
・銀色の道
・カンツォーネメドレー(オー・ソレ・ミオほか)
・手紙(オリジナル曲)
・祈り(~You Raise Me Up~)
・明るい未来(オリジナル曲)
・倖せのまわり道(オリジナル曲)
ほか
ご予約・お問合せ:
・Email:m_koyomi@wish.ocn.ne.jp(鳥谷様)
・電話:045-573-8972(今村様10:00~17:00)
主催:がんの子供を守る会を応援する会
後援:鶴見区、鶴見区医師会、香雲堂、東邦ホールディングス、tvk(テレビ神奈川)
▼地域情報サイト「つるみウォッチャーズ」で詳しく紹介されています!
・小児ガンの子どもを応援!「ゴールドリボン・チャリティーコンサート」が5/21(日)サルビアホールで開催 - つるみウォッチャーズ
▼会場アクセスはこちらをご覧ください
・横浜市鶴見区民文化センター サルビアホール
期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会アーティスト登場回は5月22日(月)。ソプラノ新福美咲(しんぷく みさき)とメゾソプラノ豊島由佳(とよしま ゆか)がフレッシュな歌声を披露します!
今回も出演の二人にコンサートに向けての話を聞きましたので、ご紹介いたします。
* * *
ソプラノ 新福美咲
――声楽の道を志すきっかけ等、自己紹介をお願いします。
はじめまして。鹿児島出身、ソプラノの新福美咲です。
音楽教師の母の影響で、物心ついた時にはオペラや歌曲の演奏会に行っていました。初めて観たオペラはカルメンで、迫力のある声と妖艶な姿にあんな女の人になりたい!と思ったのを覚えています。ちょっとおませな子どもでした(笑)
小学生の頃、地元鹿児島の少年合唱隊に入って初めてたくさんの人の前で歌ったとき、歌を通じて会場と一体になったのを感じました。この感覚はなんて素敵なんだろう。ずっとこの中にいたい。と感動しました。
それ以来すっかり歌に夢中になり、音楽科のある高校を経て、国立音楽大学に進学しました。大学卒業後はオペラについてもっと学びたいと、二期会の研修所に入りました。そして現在も大学院でさらに学びを深めています。学べば学ぶほど、歌えば歌うほど、声楽の世界は奥深く、楽しさは増すばかり
です。
――声種やレパートリー、目指す役や舞台等を教えて下さい。
声種はリリコ・レッジェーロです。ベルカント・オペラと呼ばれる、ベッリーニやドニゼッティの作品をレパートリーとして勉強していましたが、2年ほど前からフランスの作曲家の作品に夢中になりました。あまり日本で演奏されていないフランス人の作曲家の作品などを研究しております。
フランス作品の素晴らしさをたくさんの方にお届け出来たらと思っております。
――コンサートのテーマやポイントをお願いします。
今回「初夏の散歩道~フランスのそよ風にのせて~」というテーマで歌わせていただきます。フランス人作曲家の作品や、フランスの初夏を歌うプログラムです。
初夏というとどのようなイメージでしょうか?夏ほど暑くはなく、春ほど寒暖差はなく、心地よく過ごしやすい時期ですね。バラやシャクヤクなど大輪の花が咲き、新緑が芽吹き、夏をむかえようとする日射しにワクワクを感じる時期でもあります。そんな初夏の情景や花の香りを感じられる選曲にしました。
――共演者をご紹介下さい。
豊島由佳さんとは、今回初めての共演です。研修所では同期でしたが、クラスが別々でお名前を拝見したことがある程度でした。しかしお話ししてみると、お互いフランス作品をレパートリーとしていたこともあり、すぐに意気投合しました。
豊島さんは、深みのある温かなメゾの声で、大人な雰囲気です。一緒に歌う際もやさしくハーモニーを支えて下さいます。本番がとても楽しみです!
* * *
メゾソプラノ 豊島由佳
――声楽の道に進むと決めたときのことを教えて下さい。
小学4年生から中学3年生まで児童合唱団に入っていました。歌う事が本当に楽しく、歌以上に夢中になれる物はありませんでした。
「専門的に勉強したい。歌や音楽にずっと携わっていきたい。」
と思い、迷う事なく声楽科を目指しました。
――自身の声種、レパートリー、目指している役や舞台、ステージは?
メゾ・ソプラノです。フランス歌曲やフランスオペラをレパートリーとしています。
フランス音楽の世界や美しさをお伝えするコンサートは勿論、宗教曲や日本歌曲など幅広く歌える歌手になりたいです。又、現在勉強中のロッシーニのオペラ『チェネレントラ』をいつか歌う事も目標です。
――今回のプログラムと共演者について。
共演者の新福さんもフランス歌曲がご専門なので、フランス歌曲とフランスオペラの曲で構成しました。「初夏の散歩道」をテーマに、花や道に因んだ曲を多く選びました。皆様がご存知の曲や、初めてでも親しみやすい綺麗な曲ばかりです。
共演は、オペラ研修所で同期だったリリコ・レッジェーロソプラノの新福美咲さん。現在大学院でフランス歌曲を勉強なさっています。研修所ではクラスが違ったので、今回初めてご一緒させて頂けて嬉しく思っています。
新福さんのソプラノの明るい響きと、私のメゾソプラノの響きの違いをお楽しみ頂ければ・・・と思います。
* * *
今回のコンサートのサブタイトル「初夏の散歩道 ~フランスのそよ風にのせて~」とあるように、夜のお出かけにも気持ちの良い季節となりました。
是非ご予約はお早めに!皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
初夏の散歩道 ~フランスのそよ風にのせて~
日時:2017年5月22日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:新福美咲(ソプラノ)、豊島由佳(メゾソプラノ)、高田恵子(ピアノ)
演奏予定曲:
ドリーブ 『ラクメ』より “花の二重唱”
サティ 「ジュ・ドゥ・ヴ」
山田耕筰 「この道」(ワッセルマン仏訳)
ほか
※ピアノは当初出演を予定しておりました松原裕子から変更となりました。
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
メジャーデビュー3周年となる実力派オペラ歌手4名による注目の男性オペラユニット、La Dill(ラ・ディル)。
3周年最初のステージは5月13日(土)、国内外の著名なアーティストが出演する八ヶ岳高原音楽堂のサロンコンサートに待望の初登場!
新緑と満天の星空が美しい季節を迎えた八ヶ岳高原で、カウンターテナーからバリトンまで4オクターブの歌声が紡ぎだす奇跡のハーモニーをお楽しみください!!
写真左から:彌勒忠史、岩田健志、金山京介、坂下忠弘、吉田貴至(ピアノ)
■■■ 公演情報 ■■■
八ヶ岳高原サロンコンサート2017
La Dill 4オクターブの奇跡のハーモニー
日時:2017年5月13日(土) 17:00開演(16:00開場)
会場:八ヶ岳高原音楽堂
出演:La Dill(ラ・ディル)
カウンターテナー 彌勒忠史
テノール 金山京介
バリトン 岩田健志、坂下忠弘
ピアノ 吉田貴至
演奏予定曲:
・オペラ『椿姫』より「乾杯の歌」
・オペラ『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」
・「オ・ソレ・ミオ」(カンツォーネ)
・「言葉にできない」(小田和正)
・「どんなときも。」(槇原敬之)
・「少年時代」(井上陽水)
・「マイウェイ」(クロード・フランソワ) ほか
▼コンサートの詳細、ご宿泊セットプラン、ご予約方法はこちらから
・La Dill 4オクターブの奇跡のハーモニー - 八ヶ岳高原ロッジ
電話 0267-98-2131
小田急線の狛江駅前にある、エコルマホールで、7月16日(日)に「二期会合唱団が贈るVIVA、コーラス~ドイツ・オペラ合唱曲と歌曲の魅力~+魔笛(ダイジェスト版・日本語上演)」 が開催されます。
この公演では、二期会合唱団とワーグナーの合唱曲を一緒に本番のステージで歌う、ワークショップも行われます。練習は5月25日(木)から毎週木曜日の夜に計8回の予定。
先週より合唱参加申込の受付が始まり、女性メンバーは既に定員に達し受付を終了しましたが、男性メンバーは現在のところまだ枠があり、募集を行っています。
公演のご案内では“数々のワーグナー作品を日本初演してきた二期会ならではの選曲で…”と謳われているように、今回はワーグナーの有名なオペラ合唱曲を中心として「愛」に因んだ曲を選びました。
特に男声のみによる『タンホイザー』の“巡礼の合唱”は、ドラマ「白い巨塔」でも効果的に使われた音楽で、男のロマンを感じる威厳に満ちた合唱曲。ドイツ語での歌唱となりますが、当会歌手が指導いたしますので、合唱経験は問いません。ぜひ、ご参加お待ちしております!
■参加内容:二期会合唱団と一緒に7月16日の公演で歌います
■参加資格:中学生以上から大人の方で、8回の練習の内6回以上参加できる方
■練習日程:5月25日(木)、6月1日(木)、8日(木)、15日(木)、22日(木)、29日(木)、
7月6日(木)、13日(木) いずれも18:30~21:00
■本番前日程:リハーサル7月15日(土)14:00~17:00、ゲネプロ16日(日)11:00~13:00
■指導:浅井隆仁(バリトン・二期会会員)ほか
■練習会場:エコルマホール
■申込期間:5月14日(日)19:00まで(定員になり次第、受付終了)
▼参加費用、お申込方法など、詳しくは公演ページをご覧ください
・二期会合唱団が贈るVIVA、コーラス - 狛江エコルマホール
電話問合先:03-3430-4106(9:00~19:00 *火曜休館)
■■■ 公演情報 ■■■
「二期会合唱団が贈るVIVA、コーラス」
~ドイツ・オペラ合唱曲と歌曲の魅力~
+魔笛(ダイジェスト版・日本語上演)
日時:2017年7月16日(日) 14時開演(13:15開場)
会場:狛江 エコルマホール(小田急線狛江駅北口徒歩1分)
料金:全席指定 一般3,500円、高校生1,000円(当日要学生証)
出演:【指揮】松本宰二
【合唱】二期会合唱団、エコルマ合唱団(今回の公募)
曲目:J.シュトラウスII世 『こうもり』より「開幕の合唱」
ワーグナー 『さまよえるオランダ人』より「糸紡むぎの合唱」
ワーグナー 『タンホイザー』より「巡礼の合唱」
ワーグナー 『ローエングリン』より「婚礼の合唱」
モーツァルト 『魔笛』抜粋(ダイジェスト版・日本語上演) ほか
お申込・お問合せ:エコルマホール 03-3430-4106 《チケット発売中》
7月の東京公演から始まる、二期会共同制作公演『ばらの騎士』で元帥夫人役を演じるソプラノ森谷真理が、先立つ6月12日(月)、東劇で開催される「METライブビューイング『ばらの騎士』トーク付き上映会」に登場します!
森谷真理
●●● イベント情報 ●●●
METライブビューイング『ばらの騎士』トーク付き上映会
日時:6月12日(月)18:00~ ※MET『ばらの騎士』上映前
会場:東劇(東京都中央区築地4-1-1東劇ビル3F)
登壇者:森谷真理(ソプラノ/二期会)
林田直樹(音楽ジャーナリスト・評論家)
鑑賞料金:一般3,600円(税込) 学生2,500円(税込)
▼上映内容の詳細はこちら
・2016-2017 | 演目紹介 | METライブビューイング:オペラ - 松竹
▼イベント詳細はこちらへ
・オペラ歌手・森谷真理さん登壇!《ばらの騎士》トーク付き上映会開催! - METライブビューイング 最新情報 Met opera
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上映される舞台はMET千秋楽の5月13日公演のもの。指揮は、7月『ばらの騎士』東京公演にも登場するセバスティアン・ヴァイグレです。
セバスティアン・ヴァイグレ
ルネ・フレミングが元帥夫人を歌う最後のプロダクションとして現地のチケットは千秋楽までソールド・アウト。
いっぽう、2006年にレヴァイン指揮『魔笛』夜の女王でMETデビューを果たし大成功を収めている森谷。2014年びわ湖ホール『リゴレット』ジルダでセンセーショナルに日本凱旋デビューを成功させた後、よりリリックな役でもさらにその歌声を開花させてきた森谷にとって、今回の公演で歌う元帥夫人は初役となります。
当日の上映を前にしてどのような話題を展開させるでしょう。芸術的刺激に満ちたライブビューイングになりそうです。
ぜひ、東京文化会館の生の舞台とセットでお楽しみください!
先日発表した、10月公演〈二期会名作オペラ祭〉『蝶々夫人』の10月6日(金)プレミエ・キャンペーンにつづいて、7月26日(水)の『ばらの騎士』ジャパン・プレミエでも、プレゼントの実施が決定しました!
グラインドボーン音楽祭との提携公演『ばらの騎士』は、7月26日(水)からの東京公演から始まり、10月28日(土)・29日(日)愛知県名古屋市の愛知県芸術劇場、11月5日(日)大分県大分市のiichiko総合文化センターへと全国3都市をツアーします。
ツアーの初日を飾る7月26日(水)はまさにジャパン・プレミエ。この日のために、特別な《ジャパン・プレミエ・キャンペーン》を実施します。
グラインドボーン音楽祭との提携公演
◇◆◇ R.シュトラウス『ばらの騎士』ジャパン・プレミエ・キャンペーン ◆◇◆
7月26日(水)の初日公演にご来場のお客様、ペア70組様※に、「銀のばら」 をプレゼントいたします。
(※ご来場受付先着順)
お贈りする「銀のばら」は、ホワイト・ローズに生花用に開発された特製のシルバー色をスプレーしたもの。オペラの中でオクタヴィアンがゾフィーに献呈したように一輪ずつ、包装いたします。
・受付場所:東京文化会館大ホールロビー内
・受付開始:17時00分の開場時より先着順で受付、「引換券」をお渡しします。
(ペア70組様に達した時点で終了となります)
・お渡し開始:終演後、主催者カウンター前にて「銀のばら」とお引換いたします。
銀のばらが、幸せを呼びますように、と願いを込めて。
ご来場お待ちしております!
■■■ 公演情報 ■■■
二期会創立65周年・財団設立40周年記念公演
《グラインドボーン音楽祭との提携公演》
東京二期会、愛知県芸術劇場、東京文化会館、iichiko総合文化センター、
読売日本交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団 共同制作
PDFちらし
R.シュトラウス『ばらの騎士』 東京公演
オペラ全3幕・日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演
日時:2017年7月
26日(水) 18:00開演★
27日(木) 14:00開演
29日(土) 14:00開演(D席 売切)
30日(日) 14:00開演
(各日とも開場は開演の60分前)
<★26日公演ではプレミエ・キャンペーンを開催>
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席17,000円~D席5,000円、学生席2,000円
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ
演出:リチャード・ジョーンズ
管弦楽:読売日本交響楽団
▼公演情報ページはこちら
・2017年7月公演 R.シュトラウス『ばらの騎士』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会アーティスト登場回は4月24日(月)。又吉佑美と吉田明未、二人のソプラノがフレッシュな歌声を披露します!
今回も出演の二人にコンサートに向けての話を聞きましたので、ご紹介いたします。
ソプラノ 又吉佑美
――声楽の道を志すきっかけ等、自己紹介をお願いします。
元々5歳のときからピアノやソルフェージュを習っており、それからずっとピアノ一筋で過ごしていました。ピアノは勿論、とにかく音楽そのものが大好きで、小学校の休み時間には友達と「モー娘。」の曲を歌い踊っているような子どもでした(笑)。
歌を始めたきっかけは、あるミュージカルの舞台を観たことです。それまでもしょっちゅうミュージカルは観に行っていたのですが、あるとき「…これだ…!!! わたしも歌いたい…!!!」と身体中に衝撃が走り、まさに青天の霹靂でした(笑)。
そして高校入学後に地元で声楽を習い始め、大学は様々な観点から音楽を捉えられる総合大学へ進み、音楽科で4年間学びました。お恥ずかしいことに大学に入るまではオペラについて何も知識がなかったのですが、素晴らしい作品や皆で舞台を作り上げる悦びを知り、一気に虜になってしまいました。
歌を始めて10年になりますが、まだまだ「日々勉強」です。
――声種やレパートリー、目指す役や舞台等を教えて下さい。
わたしはレッジェーロという軽めのソプラノです。それにより、純粋無垢な少女だったり機転の利く女中だったり、あとは派手好きな美人など…(笑)そのような役どころが多いように思います。「わたし」ではなくその役として舞台上で生きられる歌い手を目指して、精進していきたいです。
歌を始めたきっかけがミュージカルだったこともあり、大学時代はミュージカル活動も少ししていましたし、今でもミュージカル曲を歌うことは大好きです。
ジャンルに捉われず、歌や舞台の楽しさをもっと多くの方々に伝えていく活動を続けていきたいと思っています。
――コンサートのテーマや、共演者についてコメントをお願いします。
巷で流行っている「女子力」という単語を聞いてどのようなものを思い浮かべるでしょうか?
どうやら様々な定義があるようですが、今回わたしは「女性としての魅力」「輝いた生き方をしている女性の力」という意味合いで考えています。プログラムはオペラアリアを中心に選曲しましたが、オペラに登場する女性というのはどれも魅力的で、自分の生き様をこれでもかと発揮しているように思えて、愛すべきキャラクターばかりです。キャラクターの違いからその音楽を楽しんでいただけたら、と思っております。
今回共演する吉田さんは、研修所で2年間共に学んだ仲間ですが、しなやかで豊かで温かい声の持ち主です。わたしとは声の種類が異なるので、我々ふたりの声の違いにもご注目ください。
年齢が同じなので、いつもは「はるちゃん」と呼んで慕っています(笑)。今回もプログラムや演出を考えるにあたり、経験豊富なはるちゃんにたくさん助けてもらい、本当に頼りにしています!
ソプラノ 吉田明未
――自己紹介をお願いします。
福岡県出身、リリック・ソプラノの吉田明未(よしだ はるみ)です。
小学生の頃からジャズダンスを習っており、ミュージカルが大好きでした。博多座や劇団四季によく連れて行ってもらい、家では夢中で繰り返しミュージカル映画を観ていました。高校ではバンドを組んだりゴスペルを習ったりと、いろんなジャンルの音楽を楽しんでいました。音楽の基礎を学ぼうと大学へ入学し、勉強しているうちにオペラの魅力にとりつかれて研修所へ入りました。
リリック・ソプラノとして、ヴェルディやプッチーニのヒロインを演じることが目標です。また、踊ることが得意なのでそれを生かしてオペレッタにも挑戦していきたいです。
――今回のプログラムとご共演者についてお聞かせ下さい。
オペラのヒロインと言っても、様々なキャラクターがあります。共演させていただく又吉さんは同じソプラノでも全くレパートリーが違うので、声やテクニック、女性としてのキャラクターの違いを楽しんでいただきたいと思いました。
共演の又吉さんは、研修所の本科、マスターと同じクラスの仲間として心から尊敬しています。真面目で誠実に音楽と向き合う姿にいつも刺激をもらっています。お互い女子大出身やミュージカル好き等の共通点もあり、打ち合わせのつもりがついついおしゃべりに夢中になってしまうことも…!又吉さんのソロをたっぷり聞くことができるのが私自身とても楽しみですし、ソプラノ同士ならではの華やかな二重唱をお届けできるのではないかと思います。
* * *
今回のコンサートのサブタイトルは「ソプラノ女子力バトル!」。様々なオペラの中からソプラノ役が持つ女子力の見・聴き比べが大変楽しみです。
是非ご予約はお早めに!皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
ソプラノ女子力バトル!
日時:2017年4月24日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:又吉佑美(ソプラノ)、吉田明未(ソプラノ)、相田久美子(ピアノ)
演奏予定曲:
ロッシーニ 歌曲集「音楽の夜会」より 「ヴェネツィアの競艇」
オッフェンバック 『ホフマン物語』より “生垣には小鳥たちが”
プッチーニ 『マノン・レスコー』より “この柔らかなレースの中で”
ほか
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
東京二期会オペラ劇場10月公演〈二期会名作オペラ祭〉G.プッチーニ『蝶々夫人』において、「プレミエ・キャンペーン」の開催が決定しました!
初日公演を華やかにお迎えいただこうと開催している、二期会オペラ公演の「プレミエ・キャンペーン」。『蝶々夫人』の初日となる10月6日(金)は、ぜひ“蝶々”を身につけてお早めにご来場ください!
当日“蝶々”のモチーフを使ったネックレス、ペンダント、イヤリングやスカーフ、ハンカチなどの装身具を身につけてご来場いただいたお客様、受付先着100名様に、東京二期会『蝶々夫人』オリジナル和手ぬぐいをプレゼントいたします!
男性の方でしたら「蝶」ネクタイ、女の子のお子様でしたら「蝶」リボンでも、もちろん結構です。ご来場お待ちしております!
東京二期会オペラ劇場〈二期会名作オペラ祭〉
◇◆◇ G.プッチーニ『蝶々夫人』プレミエ・キャンペーン ◆◇◆
10月6日(金)初日公演に“蝶々”デザインを身につけてご来場のお客様、先着100名様に「濱文様製『蝶々夫人』オリジナル和手ぬぐい」を1枚プレゼントいたします。(※受付先着順)
指輪、ネックレス、ペンダント、イヤリング、蝶ネクタイ、スカーフ、ハンカチなどの蝶々のデザイン、イメージをした装身具を身につけていらっしゃれば対象です。
開場時より専用受付にて先着100名様限定とさせて頂きます。
・受付場所:東京文化会館大ホールロビー内
・受付開始:17時30分の開場時より先着順で受付いたします
左のイメージ写真と実際のプレゼント品はデザイン等が異なる場合がございます。
▼公演情報ページはこちら
・2017年10月公演〈二期会名作オペラ祭〉 G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会オペラ劇場
▼いよいよ「4月15日(土)より一般発売開始!」チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
新しい年度がスタートしました!
2016年度を締めくくった共同制作公演『魔笛』でザラストロを演じ、次回7月公演『ばらの騎士』では難役オックス男爵で出演する、バス大塚博章。5月には、新国立劇場オペラパレスでのハイライトコンサートにも登場予定。ドイツオペラの大役が続く大塚に、公演の振り返りと、これからのステージについての意気込みを聞きました。
* * *
――3月の川瀬×勅使川原プロダクションでの大分と神奈川での『魔笛』公演はいかがでしたか?
大塚博章
大塚: 勅使川原さんと過ごした時間は何か狐につままれた様な感じでした(笑)
多かれ少なかれ私の中にある、「オペラって普通ならこうする」「『魔笛』ではこれがお約束だよね」的なことは排除されて、何故そうするのか?それほど理由がないのならやめましょう、というスタンスで始まりました。
これまで当たり前だと思っていた事が当たり前でなくなり、先入観を捨ててニュートラルな状態で稽古場に立つ時、心の拠り所はモーツァルトの存在以外にはありませんでした。
今まで一番数多く演じている役はザラストロですが、初めてやった時の新鮮な心理状態でこの役をとらえ、『魔笛』を考え、モーツァルトを感じる事ができたのは本当に勅使川原さんのお陰だったと思います。
ご来場頂いたお客様には色々な演出の『魔笛』をご覧になった方もいらっしゃると思いますし、初めて『魔笛』を、また初めてオペラをご覧になった方もいらっしゃると思いますが、今回のこの『魔笛』は皆様に観て頂いた時に初めて結実したと思います。無の状態にリセットしてから作り上げた「勅使川原魔笛」の時間空間を共有できましたことを心より感謝致します。
――大塚さん自身が熱心なワグネリアンのおひとり。5月には新国立劇場で『ジークフリート』ハイライトコンサートに出演します。楽しみにしていることは?
大塚: 確かに三度の飯よりワーグナーが好きかもしれません。聞くことも演奏することも。
ワーグナーの面白さは、人間の――たまに人間でないときもありますが(笑)――感情の揺れ動き、悩んで決心するまでの過程、愛情から憎しみに変わる経過が音楽に描かれているところだと思います。
ハイライトコンサートではオーケストラ部分を2台のエレクトーンが演奏します。エレクトーンでオペラのオーケストラ部を演奏するのは珍しい事ではないのですが、ワーグナー作品は中々やらないので、エレクトーンの表現力の幅広さを楽しんで頂けると思います。
『ジークフリート』は「ニーベルングの指輪」4部作の3作目、言わば起承転結の転に当たる面白い作品です。
ジークフリートなる主人公は二作目の『ワルキューレ』の主人公ジークムントの息子で父の成し遂げられなかったことに挑みます。
4つの中では上演機会は少ない方なので、この機会に新国立劇場の本公演と合わせて是非ご覧頂きたいと思います。
――そして、7月からはいよいよ『ばらの騎士』東京・愛知そして再び大分公演が待っています。大塚さんが演じるオックス男爵の魅力、聴きどころ、そして本公演への意気込みをお願いします。
大塚: 『ばらの騎士』という作品には今まで他の役で関わったことがありましたが、その時、このオックスはバスの役の中で、世界一難しい役だと思いました。
ドイツ語の言葉は多いし音符も多い。そして早いし歌いっぱなし。音域も3オクターブ近く使う。そしてキャラクターとしてはブサイクなドン・ジョヴァンニとでもいいましょうか、憎まれ役だけど観客からは愛されるファルスタッフのような部分もあります。
これまでにオックス役を演じてこられた先輩方に取り組み方や秘訣などを教えて頂いてやっと勇気が出てきたところです。
この役に選ばれた当初、喜びを両親に伝えたら、早速DVDで『ばらの騎士』を見たそうで、「博章にこんな演技が出来るのか!?」と真剣に心配して電話してきました。「今はそれどころじゃなくて音取り、歌えるようになるまでが大変なんだよ!」という段階が長かったです。
この作品の主役は元帥夫人、オクタヴィアン、ゾフィーもいますが、しっかりお三方から嫌われるオックスを作り上げていきたいと思います。
今までの大塚博章をご存じの方が驚くような(色んな意味で)パフォーマンスをお見せしますとお約束しますので是非劇場にお運び下さい!
* * *
様々な役を自分のものにしてきた大塚にとっても、オックス男爵は大いなる挑戦である、とのこと。『ばらの騎士』では、オオツカ男爵にどうぞご期待ください!
■■■ 公演情報 ■■■
二期会創立65周年・財団設立40周年記念公演
《グラインドボーン音楽祭との提携公演》
東京二期会、愛知県芸術劇場、東京文化会館、iichiko総合文化センター、
読売日本交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団 共同制作
PDFちらし
R.シュトラウス『ばらの騎士』
オペラ全3幕・日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演
日時:2017年7月
26日(水) 18:00開演★
27日(木) 14:00開演
29日(土) 14:00開演(D席 売切)
30日(日) 14:00開演
(各日とも開場は開演の60分前)
<★26日公演ではプレミエ・キャンペーンを開催予定(詳細近日発表)>
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席17,000円~D席5,000円、学生席2,000円
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ
演出:リチャード・ジョーンズ
管弦楽:読売日本交響楽団
▼公演情報ページはこちら
・2017年7月公演 R.シュトラウス『ばらの騎士』 - 東京二期会オペラ劇場
※大塚博章の出演日は7月27日(木)と30日(日)です
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
3月共同制作『魔笛』大分・神奈川公演が終演いたしました。ご来場、誠にありがとうございました!
今回の『魔笛』キャストの中で、7月からの『ばらの騎士』に出演する歌手が4人います。両組ザラストロの大塚博章、清水那由太と侍女IIIの石井 藍、そして神官IIの升島唯博です。『魔笛』の振り返りとともに、次なるステージへの意気込みを聞きました。
まずは、石井と升島。
『ばらの騎士』では、出演日は異なりますが、諜報屋コンビのアンニーナとヴァルツァッキを演じます。オペラではコメディの役割を受け持っていて、全幕を通じて顔を出し、オックス男爵についたり、オクタヴィアン側に寝返ったり、と物語を掻き動かします。
* * *
――『魔笛』大分・神奈川公演お疲れさまでした。今回の川瀬賢太郎×勅使河原三郎プロダクションはいかがでしたか?
升島唯博
升島: 今最も活躍していると言っても過言ではない若手指揮者の川瀬賢太郎マエストロとは今回で3回目の共演となりました。彼の音楽に対する情熱はすさまじく、毎回彼の棒から刺激を受けています。今回の『魔笛』でも彼の作り出す新たな音楽にとても感銘を受けました。
勅使川原さんは現代を代表するダンサーですが、その感性をもって作り上げられた舞台は衝撃的でした。『魔笛』は本場ドイツでも舞台で歌ったこともあり、日本でも様々なところで演じてきましたが、300年前から演じられてきたこの作品の全く知られていなかった部分を発見したような気分です。観方によってはとても難解で理解しがたかったかもしれませんが、今回の舞台で私は魔笛の新たな可能性を見いだせたような気がします。大分や神奈川でご覧になった方々には「うん、よかったね」では終わらず、話のタネになるような公演になったのではないかと思います。ご来場、まことにありがとうございました。
石井: 川瀬さんの緻密かつエネルギッシュな音楽と、勅使川原さんのダンスとオペラを融合させた舞台に圧倒されました。舞台の基本構成は白と黒、その中に唯一色彩である青と赤を纏うタミーノとパミーナ。そこに浮かぶ何本ものリング。想像を掻き立てる舞台でした。
私が演じた侍女はアンサンブルが主ですが、侍女Iの北原瑠美さんと侍女IIの磯地美樹さんととてもいいアンサンブルができたのではないかと思っています。
ご来場いただきましたお客様には厚く御礼申し上げます。
――7月には『ばらの騎士』が待っています。ヴァルツァッキとアンニーナは全3幕とも登場して、『ばらの騎士』の物語を掻き回すキーパーソンではないかと思います。役の魅力、聴きどころ、そして本公演の意気込みをお願いします。
石井 藍
石井: そうなんです!歌う場面はそんなに多くはないのですが、常にスキャンダルを探しては金儲けを企んでいるので、舞台には登場しています(笑)。機転が利き、ユーモアある役どころなので、お客様が笑って一息つけるようなアンニーナを演じられたらなと思っています。
升島: ヴァルツァッキはウィーンにいるイタリア人の役なのです。イタリア訛りのドイツ語を喋り、面白いことに楽譜に「私は」という1人称単数の「ich(イッヒ)」が「ikk(イック)」と書いてあります。他にも「h」を発音しないので、「haben(ハーベン)」が「aben(アーベン)」と書いてあったり、文法もたくさん間違っています。
しかし、物事を狡猾に観察し、自分の利益になることを嗅ぎ分ける鋭い嗅覚を持っています。今現在はこれから勉強してどんどん役を深めていく段階ですが、このイタリア語訛りのドイツ語を物凄い速さで喋らなくてはいけないところが難しくもあり、とても挑戦しがいのある役だと思っています。物語の美しい部分や表に出ている部分は主役にやらせておいて(笑)、その隙間を埋め、または引っ掻き回し、オペラに色と味をつけていければと思います。是非この素敵で美しいオペラと、奇妙なドイツ語を喋るインテリイタリア人の働きを観に、劇場へお越しください!
石井: 声楽を勉強し、初めて見たオペラが『ばらの騎士』でした。以来、ずっと憧れていたこのオペラに出演が決まり、ワクワクが止まりません。
いい公演になるようしっかり準備して稽古に臨みたいと思います!
* * *
ともにドイツ語圏での生活を経験している二人。石井は7月26日(水)・29日(土)、升島は27日(木)・30日(日)の東京公演に出演します!
■■■ 公演情報 ■■■
二期会創立65周年・財団設立40周年記念公演
《グラインドボーン音楽祭との提携公演》
東京二期会、愛知県芸術劇場、東京文化会館、iichiko総合文化センター、
読売日本交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団 共同制作
PDFちらし
R.シュトラウス『ばらの騎士』
オペラ全3幕・日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演
日時:2017年7月
26日(水) 18:00開演★
27日(木) 14:00開演
29日(土) 14:00開演(D席 売切)
30日(日) 14:00開演
(各日とも開場は開演の60分前)
<★26日公演ではプレミエ・キャンペーンを開催予定(詳細近日発表)>
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席17,000円~D席5,000円、学生席2,000円
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ
演出:リチャード・ジョーンズ
管弦楽:読売日本交響楽団
▼公演情報ページはこちら
・2017年7月公演 R.シュトラウス『ばらの騎士』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
テノール高橋 淳、バリトン宮本益光、共に舞台に欠かせない存在として、オペラにコンサートにと国内各地で活躍する2人がこのたびCDをそれぞれリリースいたしました。
まずは高橋 淳。3月のびわ湖ホールおよび5月の日本フィル定期『ラインの黄金』に出演。C.オルフ「カルミナ・ブラーナ」テノール・ソロでは白鳥の悲哀を濃厚かつ個性豊かに表現する稀有な逸材として絶賛を博しています。
このたびリリースしたファーストアルバムには、輝かしくエネルギーに満ちた歌声が鮮やかに響きわたる、カンツォーネとイタリア歌曲11曲を収録。カプア「私の太陽」やクルティス「忘れな草」「泣かないお前」から、トスティの歌曲など、テノールの王道ともいえる瑞々しい演奏に高橋のまた新たな魅力を発見出来ることでしょう。
一方、宮本益光は、大分iichikoグランシアタ、神奈川県民ホール『魔笛』パパゲーノで、生きる喜びに満ちた演唱が聴衆の心をわしづかみにしました。宮本は演奏者としてだけでなく、オリジナル歌曲の詩集「もしも歌がなかったら」全篇の再収録と第一詩集以降の新作歌曲・合唱曲を収録した待望の第二詩集「樹形図」をらんか社より3月31日に出版、6月の日生劇場『ラ・ボエーム』では“宮本新訳”を任されています。
このたびは、敬愛する作曲家の信長貴富氏の曲ばかりを集め、信長氏立ち会いのもとに収録したCDアルバム、歌曲集「うたうたう」をリリース。その中には宮本自身が作詞した「うたうたう」、「貴種流離譚(祝婚歌)」をはじめ、宮本が信長氏に委嘱初演した「詩人の肖像」や「Fragments~特攻隊戦死者の手記による~」も収録した入魂の仕上がりとなりました。「Fragments~」は、10代の特攻隊員が母にあてた遺書を歌った曲で、2009年に演奏した際、宮本は知覧(鹿児島県南九州市)まで取材に行き、以後も想いを込め歌い続けています。
そして、この4月にはCDリリース記念として、銀座・王子ホールでそれぞれにリサイタルを開催いたします。CD収録曲他をライブでお楽しみいただける、絶好の機会です。皆様お誘い合わせの上、ぜひご来場くださいますよう、お待ちしております。
■■■ 公演&CD情報 ■■■
<テノール 高橋 淳>
PDFちらし
高橋 淳 テノール リサイタル ~ソロCD発売記念~
日時:2017年4月2日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:銀座・王子ホール
料金:全指定席 ¥4,500
出演:高橋 淳(テノール)、御邊典一(ピアノ)
▼公演情報ページはこちら
・高橋 淳 テノール リサイタル ~ソロCD発売記念~ - 東京二期会
▼高橋のFacebookページに予定プログラムが公開されています
・高橋 淳 - Facebook
<バリトン 宮本益光>
宮本益光 バリトンリサイタル「うたうたう 信長貴富歌曲集」
日時:2017年4月19日(水) 19:00開演(18:30開場)
会場:銀座・王子ホール
料金:全指定席 ¥4,000
出演:宮本益光(バリトン)、髙田恵子(ピアノ)
▼公演情報ページはこちら
・宮本益光 バリトンリサイタル「うたうたう 信長貴富歌曲集」 - 東京二期会
New Release!!
信長貴富歌曲集「うたうたう」
宮本益光(バリトン)
髙田恵子(ピアノ)
オクタヴィア・レコード
OVCL-00618 税抜定価3,000円
2017/3/22発売
▼商品情報ページはこちら
・うたうたう ―信長貴富歌曲集― - ショップ【WEB SHOP】Octavia Records Inc.
▼宮本益光第二詩集「樹形図」はこちらよりお求めいただけます
・樹形図 | 宮本益光 | 本 | 通販 - Amazon
定価2.376円(税込定価) らんか社 2017/3/31発売
高橋、宮本のリサイタルはどちらも絶賛発売中!全席指定につき、良い席はお早目に!
▼ご予約・お問合せは
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
(10:00~18:00/土曜は15:00まで/日・祝休業)
◆それぞれの活躍に目が離せない高橋と宮本はこの秋、二期会オペラにも登場!
高橋は10月『蝶々夫人』のゴローに、11月のオペレッタ『こうもり』では宮本がファルケに出演が予定されており、期待が高まります。どうぞお楽しみに!
▼高橋 淳の出演日は10月6日、8日(一般発売は4月15日(土)から)
・《二期会名作オペラ祭》G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会オペラ劇場
▼宮本益光の出演日は11月22日、24日、26日(一般発売は7月1日(土)から)
・《ベルリン・コーミッシェ・オーパーとの提携公演》J.シュトラウスII『こうもり』 - 東京二期会オペラ劇場
3月28日(火)は、神楽坂のフレンチ・レストラン、ラリアンスと二期会オペラのコラボ企画「ラリアンス・オペラ・コレクション with 二期会」。7月公演『ばらの騎士』で二期会オペラ・デビューとなる二人の実力派歌手が登場します!前号のバリトン清水勇磨に続いて、ソプラノ岩下晶子のインタビューをお届けします。
岩下の特長のひとつが、彼女が取り組む声楽作品の世界の広さ。
音大卒業後、東京混声合唱団に8年間在団。その後、文化庁新進芸術家海外研修制度によりニューヨークのマネス音楽院にて研鑽を積み、藝大博士後期では米国歌曲の研究にいそしんだ岩下。多言語に取り組み、時代様式もルネサンス、バロック作品からロマン派、現代まで、ジャンルもオペラだけでなく歌曲、宗教曲と幅広く、作品ひとつひとつに向き合ってきました。
* * *
――岩下さんは、本当にレパートリーが多種多様で幅広いという印象があります。たいへん難しい仕事のように思われるのですが、どのように取り組んできた中で、このようなレパートリーを築かれたのでしょうか。
岩下: そのような印象があるのですね!私は単に昔から外国語が好きで様々な言語に興味があり、また何故か古典と現代と両極端の時代が大好きなだけなのです。そして東京混声合唱団に所属している期間に言語も時代も鍛えられ、また芸大や留学先では興味の赴くままあらゆる講義に足を運び、気がつけばレパートリーが広がっていました。広く浅くならないように気をつけています。
――今回は『ばらの騎士』のマリアンネ役で二期会オペラのデビューとなります。今の心境と、『ばらの騎士』の作品の魅力(ご自身が好きだと思うところ)を教えてください。
岩下: 憧れの二期会オペラに出演することができて、今から期待で胸が膨らんでいます。『ばらの騎士』の中で、私にとって一番印象的な場面は、銀のバラを贈呈する美しい二重唱のところです。私が演じるマリアンネは舞台上に一緒にいられるので少し浮かれています。落ち着いて自分の役割をしっかり務め、余すところなく楽しみたいと思います。そして二番目に好きな最後の女声三重唱を、舞台の袖からゆったり満喫するつもりです。
――今回のラリアンスのプログラムで、とくに思い入れのある曲があれば、エピソードや理由をあわせて教えていただけますでしょうか。
岩下: 研修先のマスタークラスでツェツィーリエを歌いました。韓国出身のピアニストと英語でコミュニケーションをとりながら英語でレッスンを受け、今までと違う感性に刺激を受けました。アメリカ式というのか想像以上に自由な気風で伸びやかに歌わせてもらい、新しい経験でした。
――『ばらの騎士』にむけて。
岩下: 微に入り細を穿つ、見どころ聴きどころ満載の舞台です。心ゆくまでお楽しみ下さい!
* * *
マリアンネは花嫁ゾフィーの養育係。2幕のファーニナル邸の場面に登場し、ゾフィーの傍で「ばらの騎士」オクタヴィアンの来訪に立ち会い、その後、オックス男爵衝撃の登場にも立ち会います。岩下が演じるゾフィー想いのマリアンネにどうぞご期待ください。
■■■ イベント情報 ■■■
《ラリアンス オペラ・コレクション with 二期会》
オペラの町を歩けば
日時:2017年3月28日(火) 18:00開店
第1ステージ 19:30~/第2ステージ 20:30~
※ご予約はお好きな時間で承ります
会場:神楽坂「ラリアンス」
東京都新宿区神楽坂2-11 TEL03-3269-0007
(「飯田橋駅」JR西口より徒歩2分・地下鉄B3出口より徒歩1分)
コースと料金:(ステージ・サービス料・税込)
・ムニュ"神楽"コース 8,500円~
・シェフ"大堀"コース 13,500円~
※ミュージックチャージ等の特別料金は一切かかりません
出演:岩下晶子(ソプラノ)、清水勇磨(バリトン)、髙田恵子(ピアノ)
予定プログラム:
<第1ステージ>
・瀧廉太郎 「花」
・R.シュトラウス 「献呈」「ツェツィーリエ」
・コルンゴルド 『死の都』より 「わが憧れ、わが幻想」
<第2ステージ>
・プッチーニ 『ラ・ボエーム』より 「私が街を歩けば」
・ヴェルディ 『椿姫』より 「プロヴァンスの海と陸」
・ウェーバー 『摩弾の射手』より 「すらりとした若者がやってきたら」
・ジョルダーノ 『アンドレア・シェニエ』より 「祖国の敵」
▼イベント詳細・ご予約・お問合せはこちらから
・ラリアンスオペラコレクションwith二期会 オペラの町を歩けば |イベント - 神楽坂ラリアンス
フランス料理と二期会オペラの人気コラボ企画、「ラリアンス・オペラ・コレクション with
二期会」。次回開催の3月28日(火)は、7月公演『ばらの騎士』で二期会オペラ・デビューとなる二人の実力派歌手が登場します!
このたび出演者のご紹介を兼ねて、それぞれにインタビューを行いました。
まずはバリトン清水勇磨。
『ばらの騎士』ではゾフィーの父、ファーニナル役を演じます。先日当ブログ でもご紹介したとおり、第28回五島記念文化賞オペラ新人賞を受賞し、新進気鋭のバリトンとして大きな注目を集めている存在です。
* * *
――五島記念オペラ新人賞受賞おめでとうございます。またヨーロッパで研修されることとと思いますが、どちらで、何を学ばれる予定でしょうか。
清水: ありがとうございます。光栄な事と同時にしっかり勉強しなさいという意味も込められていると思いますので計画的に学んできたいですね。
研修先はイタリアのパルマです。主にイタリアオペラ、特にヴェルディの作品を研究する予定です。
――清水さんといえば、イタリアオペラを中心にレパートリーを作られているという印象があったのですが、今回は『ばらの騎士』のファーニナル役で、新しい一面が開かれるようでとても楽しみにしています。今回の役を受けられることを決めた理由はありますか? 実際に歌い始められて、印象はいかがでしょうか?
清水: おっしゃる通りです!割と皆さんに同じ趣旨の質問をされたのですが、私の中では「しっくり」きているんです。
実は3月上旬まで短い期間ですがドイツで『ばらの騎士』の稽古をしてきました。そこで先生から「本当にお前はドイツオペラ一本目なのか?」と仰って頂きました。(良い意味だと信じます、、)またイタリアものと一緒の歌い方をするべきだという言葉にも、私もそう思っていましたから共感しました。
実はこの役からワーグナーを歌い始めたり、ヴェルディ歌いになったりする事は良くあることです。それくらい難しいと感じている訳ですが、私はとても興味深い役だと思います。
歌の方は、ファーニナルが出てくる箇所は金管が鳴っていたり、騒然となっている場面で出てくる事が多いですから、それなりに馬力と潔さが必要になると思います。しかし、決して力で押し切るのではなく父親としての落ち着きも失わないある意味で余裕を残した歌唱を求めていきたいと探っております。しかしながら本当に良い役だと思います。
――今回のラリアンスでのプログラムで、特に思い入れのある曲があれば、エピソードや理由をあわせて教えていただけますでしょうか。
清水: 一曲という事になりますと、プロヴァンスの海と陸でしょうか。この曲は本当に名曲だと思います。
どなただったか、この曲は歌ではなくセリフであるとは、なるほど良くおっしゃったなと思います。リサイタルやコンサートでは何回もプログラムさせて頂いていますが、良い意味で毎回勉強し直すと変わってくるんです。昨年ヴェルディ協会でも歌わせて頂いたのですが、熱心なお客様方の会場の雰囲気もあり、歌い終わったあと一瞬静まりかえった後に納得したように拍手を頂いた事を大変嬉しく思いました。ヴェルディの専門家の方々ですからね。ホッとしました。
――『ばらの騎士』にむけて、お客様への一言メッセージをお願いいたします。
清水: 『ばらの騎士』が二期会デビューということもありいつも以上に気合が入っております!
また『ばらの騎士』は二期会にとっても記念碑的な演目でもあり、素晴らしいプロダクションになると今からとても楽しみにしております。出演者、関係者一同、東京文化会館にて皆々様のお越しを心よりお待ち申し上げております!
* * *
やはりバリトンは、イタリアオペラでもドイツオペラでも、父親役がハマりますね(ジェルモンとファーニナルでは性格が違うようですが)。清水の豊かな歌声をどうぞご堪能ください!
■■■ イベント情報 ■■■
《ラリアンス オペラ・コレクション with 二期会》
オペラの町を歩けば
日時:2017年3月28日(火) 18:00開店
第1ステージ 19:30~/第2ステージ 20:30~
※ご予約はお好きな時間で承ります
会場:神楽坂「ラリアンス」
東京都新宿区神楽坂2-11 TEL03-3269-0007
(「飯田橋駅」JR西口より徒歩2分・地下鉄B3出口より徒歩1分)
コースと料金:(ステージ・サービス料・税込)
・ムニュ"神楽"コース 8,500円~
・シェフ"大堀"コース 13,500円~
※ミュージックチャージ等の特別料金は一切かかりません
出演:岩下晶子(ソプラノ)、清水勇磨(バリトン)、髙田恵子(ピアノ)
予定プログラム:
<第1ステージ>
・瀧廉太郎 「花」
・R.シュトラウス 「献呈」「ツェツィーリエ」
・コルンゴルド 『死の都』より 「わが憧れ、わが幻想」
<第2ステージ>
・プッチーニ 『ラ・ボエーム』より 「私が街を歩けば」
・ヴェルディ 『椿姫』より 「プロヴァンスの海と陸」
・ウェーバー 『摩弾の射手』より 「すらりとした若者がやってきたら」
・ジョルダーノ 『アンドレア・シェニエ』より 「祖国の敵」
▼イベント詳細・ご予約・お問合せはこちらから
・ラリアンスオペラコレクションwith二期会 オペラの町を歩けば |イベント - 神楽坂ラリアンス
二期会創立65周年・財団設立40周年記念公演第一弾として開催する、7月R.シュトラウス『ばらの騎士』東京公演。この記念公演のゾフィー役に、ソプラノ山口清子が二期会オペラ出演2作目にして抜擢されました。二期会本公演でのゾフィーは、澤畑恵美、幸田浩子(今回の公演でも7/26、29に出演)に次いで3人目となります。
その山口ですが、3月27日(月)に新橋にある老舗音楽レストラン「アルテリーベ東京」で開催のソロ・コンサートに、お披露目をかねて出演いたします。
コンサートと本公演にむけて、山口に話を聞きました。
◆[Q1] ゾフィーは、山口さんにとっても、ぜひやりたかった役だとお聞きしました。役が決まった今のご心境を教えてください。
山口: オーディションの結果を聞いたときは、ただただ驚きました。歌いたいとは強く願っていながら、どこか夢物語のような感覚で。後から、じわじわと自覚し喜びが込み上げてきましたが、同時にプレッシャーも感じました。二期会を代表する方々が演じられてきた役ですから、自分に務まるのか、と。今はとにかく、楽しみと不安が入り混じった心境ですね。
ゾフィーのセリフに、「不安を感じているはずなのに喜びと幸せだけを感じ、言葉にはできない」というフレーズがあるのですが、ゾフィーを歌っていると、まさにその感覚になります。
不安を抱えながらも、ワクワクしています!
◆[Q2] 二期会にとって『ばらの騎士』は創立50周年記念などで上演する祝祭的なメッセージを込めた、メモリアルな演目のひとつです。ドイツでの研修経験のある山口さんに伺いますが、欧州でもこの演目は特別な作品でしたでしょうか。
山口: 記念すべき節目の年に上演されているかどうかは分からないのですが、やはり、大きな音楽祭でも度々上演されていますし、ドイツでも、大きな劇場だけでなく、小さな劇場まで毎年といっても過言でないほど演奏されている人気な作品なので、そのことからも人々に愛されている特別な作品ということがいえると思います。
◆[Q3] 3月27日のコンサートの聴きどころを。
山口: 今自分が歌いたい!と思っているプログラムになりました。
なかでも、詩が同じもので作曲者が違う作品をいくつか取り上げました。作曲者の違いでどう雰囲気が変わるか、美味しいお食事とともに、お客様にご堪能いただきたいです。
是非、聴きにいらして下さい。お待ち申し上げております!
◆[Q4] 最後に、7月からの『ばらの騎士』公演にむけて。
山口: 言わずと知れた名作、リヒャルト・シュトラウスのオペラ『ばらの騎士』ですが、私も初めて劇場で観たとき、鳥肌とともに涙が止まらなく、息をするのも忘れるくらい全神経を舞台、そして歌手の声とオーケストラの響きに集中したことを、今でも鮮明に思い出します。間違いなく、私の音楽人生への情熱を駆り立てた作品の一つです。
私のこれまで培ってきたものを全て注ぎ込んで、最高の公演になるよう取り組んで参りたいと思います。
官能的で優美な音楽と、また相反する喜劇部分を、是非劇場にお越し頂き、肌で感じてお楽しみ下さい!素晴らしい共演者と共に、心よりお待ちしております!
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
山口清子ソプラノの夕べ ~春への想い~
日時:2017年3月27日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:山口清子(ソプラノ)、梅田麻衣子(ピアノ)
演奏予定曲:
シューベルト 「春へのあこがれ」、「ばらのリボン」
R.シュトラウス 歌曲集《乙女の花》、「ばらのリボン」
中田喜直 「さくら横ちょう」
別宮貞雄 「さくら横ちょう」
モーツァルト モテット《Exultate, jubilate》
ほか
▼「フレッシュコンサート」のご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
▼ゾフィー役 山口清子の出演は 7月27日と30日です!
・グラインドボーン音楽祭との提携公演 R.シュトラウス『ばらの騎士』 - 東京二期会
山口清子 (やまぐち きよこ)ソプラノ
埼玉県出身。東京音楽大学卒業、同大学研究科オペラコース修了。東京芸術大学大学院修了。新国立劇場オペラ研修所修了。文化庁新進芸術家海外研修制度にて渡伊。その後さらに渡独、マインツ音楽大学にて研鑽を積む。09年ソプラノベルカントコンクール第2位、10年アルカモ国際声楽コンクールファイナリスト。これまでに『愛の妙薬』『ヘンゼルとグレーテル』はじめ、多くのオペラに出演、好評を博す。15年『ダナエの愛』ゼメレ役で二期会オペラ・デビュー。2017年7月『ばらの騎士』ではゾフィー役に抜擢され、東京、愛知、大分三都市公演に出演を予定している。二期会会員
期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会アーティスト登場回は3月13日(月)、齋藤由香利と高橋希絵による「ドイツ音楽の夕べ ~春風にのせて~」。フレッシュな二人のソプラノが、キラキラと光り輝く若々しい歌声をご披露します!
今回も出演の二人からメッセージが届きましたので、ご紹介いたします。
ソプラノ 齋藤由香利
――まずは自己紹介をお願いします。
福岡県久留米市出身、ソプラノの齋藤由香利です。
合唱好きが転じて声楽を始め、国立音楽大学に進学しました。大学では主にドイツリートを勉強していましたが、二期会研修所にてオペラを学び、どちらも大好きになりました。リートの繊細な表現を持ってオペラも歌えるような歌手になりたいと思い、現在大学院にて勉強を続けています。
華やかなイタリア音楽、お洒落なフランス音楽も素敵で大好きなのですが、自分の性に一番合っているのは内省的で少し土っぽい匂いのする(?)ドイツ音楽だなと感じています。
――今回のコンサートについて、お客様に一言メッセージをお願いします
共演する高橋さんは研修所で一年間同じクラスで、授業の度に情熱的でエネルギー溢れる歌と演技(と身長にも、笑)圧倒されていました。
今回のプログラムはドイツ語の作品に絞ろうとすぐに話が纏まり、前半は歌曲、後半はオペラ・オペレッタより、それぞれ独唱と重唱を選びました。
また会場のアルテリーベさんはドイツのお家のような建物なので、ちょうど今回演奏する曲の舞台にいるように感じていただけるのではないかと思っています。
当日は春を感じられる暖かさになるように期待しつつ、お越しいただいた皆様と私たちなりのプログラム・演奏を共有できる時間を、心より楽しみにしております。
ソプラノ 高橋希絵
――では高橋さん、自己紹介をお願いします。
はじめまして、ソプラノの高橋希絵と申します。新潟県のとある長身の家系に生まれ、身長が170センチもあります。
元々教師という職業にとても憧れていたので、音楽の基本である歌を学んだのちは大好きな吹奏楽や合唱を中高で教えたいと思っていました。しかし音大に入学し、師である澤畑恵美先生が出演される舞台を観劇するたびに、オペラの魅力にとりつかれました。しかし実際自分で歌いながら演技をしてみるととても難しく、最初のうちはどう動いたらよいか分からず舞台上を右往左往(笑)。大学院や研修所のマスタークラスで演技の基本を徹底的に学びました。
今はオペラの登場人物として、歌い演じることがなにより幸せです。聴き手の皆様と心を通い合わせ、歌が持つ意味や思いを伝えられる、そんな歌手になりたいと思っております。
――今回のコンサートについて、お客様に一言メッセージをお願いします
今回共演させて頂く齋藤さんはオペラ研修所の同期であり、同じく国立音楽大学出身です。多彩な引き出しを持つアイディアマンであり、毎回楽しく練習を重ねております。二人とも在学中よりドイツ系作品に積極的に取り組んできました。好きが高じて今は二人ともドイツ語を勉強中です。
今回はそんなドイツ語圈の作曲家の作品に絞り、お互いのレパートリーである歌曲、アリアはもちろんのこと、メンデルスゾーンの二重唱歌曲やオペラ『魔弾の射手』のデュエットなども演奏いたします。
ドイツからの爽やかな春風をお届けできたらと思います。会場で皆様にお会いできますことを、心より楽しみにしております。
* * *
今回はドイツ語での作品に絞り、お互いのレパートリーの中から厳選した歌曲と、オペラアリア、二重唱をお届け致します。
是非ご予約はお早めに!皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
ドイツ音楽の夕べ ~春風にのせて~
日時:2017年3月13日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:齋藤由香利(ソプラノ)、高橋希絵(ソプラノ)、髙田恵子(ピアノ)
演奏予定曲:
ウェーバー 『魔弾の射手』より
「いたずら坊主、しっかりするのよ!」
「すらりとした若者がやってきたら」
コルンゴルト 『死の都』より 「私に残された幸せ(マリエッタの歌)」
ほか
*今回出演のピアニストにつきまして、当初予定の松原裕子から髙田恵子に変更となりました。
何卒ご了承いただきますよう、お願い致します。
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
『La Dill メジャーデビュー2周年記念ツアー』ファイナルとなる、2/26(日)のホテルグリーンプラザ箱根公演までいよいよ、あと2日となりました。
今回はメンバーが練りに練って考えたスペシャルオペラコーナーや4オクターブのハーモニーを駆使した新アレンジ曲をお届けします。
そこで先日のリハーサルの模様とメンバーからのメッセージを是非ご覧ください!
■■■ 公演情報 ■■■
La Dill(ラ・ディル)
『2nd Greeting Tour in ホテルグリーンプラザ 2016-17』箱根公演
日時:2017年2月26日(日) 14:00開演
会場:ホテルグリーンプラザ箱根 レストラン「華の輪」
料金:全席指定 3,500円(税込)
出演:La Dill
彌勒忠史(カウンターテナー)、金山京介(テノール)、坂下忠弘(バリトン)、
岩田健志(バリトン)、吉田貴至(ピアノ)
お問合せ:キャピタルヴィレッジ TEL.03-3478-9999
▼コンサートの詳細ご案内はこちら
・La Dill フェイスブック イベントページ - Facebook
◆新宿9:30発 日帰り直行バスプラン(コンサート鑑賞&ランチ付)詳細
・La Dill(ラ・ディル)コンサート鑑賞付き日帰り直行バスプラン (PDFファイル) - ホテルグリーンプラザ
共同制作公演『魔笛』の立ち稽古が始まりました!
3月11日(土)大分・iichiko総合文化センター iichikoグランシアタ、18日(土)、19日(日)神奈川県民ホール 大ホールの2都市3日間の公演となる今回のツアー。本舞台を想定した稽古の始動で、キャスト、スタッフのボルテージもあがっております。
では、ここで、今からでも間に合う『魔笛』プレイベントをご紹介します。
まずは、大分。3月4日(土)、iichiko Space-Be映像小ホール にて、終日『魔笛』、モーツァルト関連の映画上映が行われます。上映作品と時間は、ケネス・ブラナー監督・脚本の『The Magic Flute魔笛』(2006)が10時00分と15時30分、ミロス・フォアマン監督『アマデウス』(1984)が12時30分と18時10分。料金は無料ですが、『魔笛』大分公演のチケットをご持参の方のみご覧いただけます。
神奈川では、3月13日(月)14時から神奈川県民ホール 小ホール にて『魔笛』ハイライトコンサートが開催されます。出演者は『魔笛』公演にアンダースタディとして参加している若手のオペラ歌手。二期会からもソプラノ斉藤園子(夜の女王)、本田ゆりこ(パパゲーナ)が出演します。約1時間ながら、このコンサートオリジナルのステージングにも期待です。
そして、3月16日(木)には、神奈川公演のチケットをお求めいただいたお客様限定の特別イベントとして、公開リハーサル+ステージ見学の実施が決定。当日14時からの最終リハーサル(ゲネプロ)をご覧いただいた後、大ホールのバックステージツアーにご参加いただきます。参加費は無料。お申込みは3月9日(木)までとなっていますが、先着200名様の定員のため、早期締切の可能性もあります。
イベントの詳細は、こちらまで!
▼3/4(土)開催のイベント(大分)
・3/4(土)『魔笛』がもっと面白くなる映画鑑賞会 (PDFファイル) - iichiko総合文化センター(大分)
※ご鑑賞には「3/11(土)大分公演のチケット」が必要です
▼3/13(月)開催のイベント(神奈川)
・未来に羽ばたくオペラ歌手たちによる「魔笛」ハイライトコンサート - 神奈川県民ホール
※全席指定500円
▼3/16(木)開催のイベント(神奈川)
・『魔笛』公開リハーサル+ステージ見学 (PDFファイル) - 神奈川県民ホール
※ご参加には「3/18(土)または19(日)の神奈川公演のチケット」が必要です ※要事前申込(3/9必着)
▼本公演の詳細はこちら
・2017年3月 共同制作公演 W.A.モーツァルト『魔笛』 ‐ 東京二期会
2月19日(日)、東京二期会オペラ劇場G.プッチーニ『トスカ』千秋楽公演の幕が下り、4日間すべての公演が終了しました。
2月15日公演のカーテンコールより
2月16日公演のカーテンコールより
多くのお客様のご来場、誠にありがとうございました!
さて次回公演は、R.シュトラウス『ばらの騎士』。7月26日より30日まで東京文化会館大ホールで上演いたします。
グラインドボーン音楽祭との提携公演による色鮮やかな舞台、直前にメトロポリタン歌劇場にて『ばらの騎士』を振り来日するセバスティアン・ヴァイグレの指揮、そして、国際的な実績を持つ歌手たちが多く登場する豪華二期会キャスト陣に、どうぞご期待ください。チケットは好評発売中!
▼公演詳細はこちら
・グラインドボーン音楽祭との提携公演 R.シュトラウス『ばらの騎士』 - 東京二期会
また、10月には、ふたたびプッチーニの名作『蝶々夫人』を上演します。
タイトルロールには今回トスカを歌った大村博美が登場、ダブルキャストは森谷真理。そして、シャープレスには与那城 敬とともに、今回スカルピア役を3公演演じた今井俊輔が出演します。
チケット代金にもご注目!〈二期会名作オペラ祭〉特別料金で、S席1万円から。より多くのお客様に、日本を舞台にしたプッチーニの名作の本格的な上演をお楽しみいただきたいと願っております!
▼公演詳細はこちら
・〈二期会名作オペラ祭〉 G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会
またのご来場を心よりお待ちいたしております。
2017年、7月に東京、10月に愛知、11月に大分と3都市にわたって開催する共同制作公演R.シュトラウス『ばらの騎士』。7月の東京公演は、二期会創立65周年、財団設立40周年の記念公演です。
この舞台で二期会オペラ・デビューを果たす二人の歌手、ソプラノ藤井玲南とメゾソプラノ金澤桃子が、『ばらの騎士』関連PRステージとして、そろって丸の内トラストシティのランチタイムコンサートに立ちます。
本公演デビューとランチタイムコンサートについて、それぞれに話を聞きました。
ソプラノ 藤井玲南
メゾソプラノ 金澤桃子
―― Q1.丸の内トラストシティ・ランチタイムコンサートでの聴きどころを。
藤井: 今回ご一緒する金澤さんと私は、7月の『ばらの騎士』で二期会のオペラデビューが決まっております。それに因んで「ばら」「恋」をテーマにプログラムを組んでみました。R.シュトラウスの歌曲や『ばらの騎士』からの二重唱、聴き応えのあるオペラアリアまで、様々な歌の魅力をお楽しみ頂けるかと思います。
金澤: 今回ご一緒させて頂く藤井さんとは、数年前に小澤征爾マエストロ指揮のオペラで共演をし出会いました。以来ジョイントリサイタルを開催する等、プライベートでもとても仲良くさせて頂いています。
そんな気のおけない間柄ですので、プログラムもワクワクしながら二人で考えました。ピッタリ息のあった二人のハーモニーをお客様に楽しんで頂けると思います。
また、今回はバラの騎士に因んで、メゾソプラノによる「少年の恋」に焦点をあてました。
心臓の鼓動が聞こえてくるような恋心、星に願いを託す恋心。様々な恋心をお楽しみください。
―― Q2.本公演『ばらの騎士』への意気込みを!
藤井: 『ばらの騎士』は、留学中にウィーン国立歌劇場で何度か観てまいりました。華やかな舞台芸術、夢の様な色彩感のオーケストレーション、豊かな表現力で登場人物を生き生きと演じる歌手たち。観終わった後は、いつも心が幸せな気持ちで満たされていました。その輝かしい舞台の一員として出演させて頂けることを、大変嬉しく思っております。私が作品から受け取った感動を、お越し頂く皆様にもお伝えできるよう、心を込めて演じます。
金澤: 私は一昨年の暮れに二期会会員試験に合格しました。それからオーディションを受けたのですが、こんなにも早く二期会デビューをさせて頂けることとなり、とても嬉しく思っております。
『ばらの騎士』は、オクタヴィアンを勉強したことがあるのですが、とても官能的な旋律と華麗なオーケストレーションにすっかり魅了されました。登場人物が多く、それぞれが生き生きと描かれているのも魅力の一つだと思います。
二期会本公演という大きな舞台に立たせて頂けることに感謝しつつ、この広大なオペラの一部としてしっかり表現したいと思います。
* * *
オペラにかけるまっすぐな意気込みが印象的な藤井と金澤。その歌声を身近にお聴きいただけるランチタイムコンサートは、2月23日(木)の12時10分から、東京駅日本橋口出てすぐの丸の内トラストタワーN館1階のエントランスにて開催されます。ご鑑賞は無料ですので、どうぞお気軽にお越しください。
■■■ イベント情報 ■■■
森トラストランチタイムコンサート 丸の内トラストシティ
二期会セレクション~心ときめかすオペラをあなたに
日時:2017年2月23日(木) 12:10~13:00
会場:丸の内トラストタワーN館・1階エントランスホール(アクセス )
料金:入場無料
出演:藤井玲南(ソプラノ)、金澤桃子(メゾソプラノ)、木村裕平(ピアノ)
演奏予定曲:
R.シュトラウス 『ばらの騎士』より “ばらの献呈” ほか
▼ランチタイムコンサートについてはこちら
・丸の内トラストシティ|コンサートスケジュール|ランチタイムコンサート - 森トラスト株式会社
▼東京公演チケット絶賛発売中!『ばらの騎士』公演詳細はこちら
・2017年7月 グラインドボーン音楽祭との提携公演 R.シュトラウス『ばらの騎士』 - 東京二期会
3月1日(水)にHakuju Hallで開催の「二期会オペラ研修所 第60期マスタークラス修了試演会」。現在、目前に控えた試演会に向けて、マスタークラスの研修生は日々研鑽に励んでいます。
この度、試演会のプログラム(演目・場面)が決定しましたのでご案内いたします。
尚、チケットは2/16現在で、12:30開演の「黒田 博クラス」は予定販売数を終了致しました。また17:00開演の「大野徹也クラス」も残り僅かとなっておりますので、ぜひお早目にお求めくださいませ。
PDFちらし
■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ研修所
第60期マスタークラス修了試演会
開催日:2017年3月1日(水)
会場:Hakuju Hall
・小田急線 代々木八幡駅南口より 徒歩5分
・千代田線 代々木公園駅1番出口より 徒歩5分
料金:全席指定 各クラス1,200円
※クラスごとにチケットが必要です
予定プログラム:
◆黒田 博クラス 12:30開演
マスネ 『マノン』 第1幕、第3幕、第5幕より
マスネ 『ウェルテル』 第4幕より
ヴェルディ 『リゴレット』 第1幕より
ドニゼッティ 『ラ・ファヴォリータ』 第4幕より
ヴェルディ 『イル・トロヴァトーレ』 第4幕より
ビゼー 『真珠採り』 第3幕より
ドニゼッティ 『ドン・パスクァーレ』 第3幕より
ドニゼッティ 『ランメルモールのルチア』 第1部、第2部より
ヴェルディ 『シモン・ボッカネグラ』 第1幕より
ヴェルディ 『椿姫』 第2幕、第3幕より
ビゼー 『カルメン』 第2幕より
◆大野徹也クラス 17:00開演
ヴェルディ 『シモン・ボッカネグラ』 第1幕より
ヴェルディ 『リゴレット』 第2幕より
ヴェルディ 『仮面舞踏会』 第2幕より
ビゼー 『真珠採り』 第3幕より
ドニゼッティ 『連隊の娘』 第2幕より
ドニゼッティ 『愛の妙薬』 第1幕より
マスネ 『マノン』 第3幕、第5幕より
ドニゼッティ 『ドン・パスクァーレ』 第1幕より
ベッリーニ 『清教徒』 第1幕より
R.シュトラウス 『アラベラ』 第2幕より
グノー 『ファウスト』 第3幕より
ヴェルディ 『イル・トロヴァトーレ』 第4幕より
ドニゼッティ 『ランメルモールのルチア』 第2部より
マスネ 『ウェルテル』 第4幕より
(※各演目の配役及びタイムテーブルは、後日発表いたします。)
▼出演者等の公演情報ページはこちらです
・二期会オペラ研修所 第60期マスタークラス修了試演会 - 東京二期会
▼お問合せ・チケットご予約
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00)
▼チケットお取扱
・Hakuju Hallチケットセンター TEL 03-5478-8700
(10:00~18:00 火~土*祝日・休館日を除く)
いよいよ明日、2月15日(水)から東京文化会館大ホールにて、ローマ歌劇場との提携公演 G.プッチーニ作曲オペラ『トスカ』が開幕します!
こちらに公演当日のご案内を致します。 【2/14(火)12:00掲載】
2017都民芸術フェスティバル参加公演 東京二期会オペラ劇場 <ローマ歌劇場との提携公演> 2017年2月公演 G.プッチーニ作曲 『トスカ』 オペラ全3幕 <日本語字幕付原語(イタリア語)上演> 指揮:ダニエーレ・ルスティオーニ/演出:アレッサンドロ・タレヴィ
当日券と公演タイムテーブルのご案内
2月15日(水)
2月16日(木)
2月18日(土)
2月19日(日)
当日券
S,A,B,C
S,A,B,C
S,A,B
S,A,B
当日券販売 /窓口受付
17:00~
12:30~
12:30~
12:30~
開場
17:30
13:00
13:00
13:00
開演
18:30
14:00
14:00
14:00
第1幕
約45分
休憩予定時刻
19:15~19:40
14:45~15:10
14:45~15:10
14:45~15:10
第2幕
約40分
休憩予定時刻
20:20~20:45
15:50~16:15
15:50~16:15
15:50~16:15
第3幕
約25分
終演予定
21:10
16:40
16:40
16:40
東京文化会館 =アクセス=
<JR> [山手線][京浜東北線][上野東京ライン][宇都宮・高崎線][常磐線] [東北・上越・北陸・秋田・山形新幹線]=「上野駅」公園口から徒歩1分 <地下鉄> [銀座線][日比谷線]=「上野駅」7番出口から徒歩5分 <京成電鉄> [京成本線]=「京成上野駅」正面口から徒歩6分
お車でご来場のお客様は東京文化会館ウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - 東京文化会館|来場者の皆様へ
※上記、販売予定当日券は14日12:00現在の情報 です。販売状況により公演当日より前に販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※公演タイムテーブルは、当日の演奏・進行によりずれる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
▼公演情報ページはこちら
・2017年2月公演 G.プッチーニ『トスカ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
《便利!》
◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ) 】では、前売券が公演当日の開演1時間前までご予約が可能 です!!
チケットはご来場の途中にお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取いただけます(※)ので、余裕をもってお越しいただけます!是非ご利用ください!!
24時間受付、予約手数料0円。左の「Gettii」ボタンからお進みください。
(※…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでの支払・受取は出来ません)
* * *
《東京二期会『トスカ』プレミエ・キャンペーン》
2月15日(水)初日公演に“ペアで”ご来場のお客様150名様に「黄色いバラの花」をご進呈(受付先着順)いたします!
▼キャンペーン詳細はこちら
・2/15(水)『トスカ』プレミエ・キャンペーン!~ペア先着150組のお客様に、黄色いバラの花をプレゼント! - 二期会blog
期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会アーティスト登場回は2月27日(月)。二期会オペラ研修所では同じクラスで、互いに切磋琢磨した二人のソプラノとバリトンが、ピアニストに髙田恵子を迎え、オペラの名曲を中心に、輝かしい歌声をご披露いたします!
そんな二人から本番を前に、気合いの入った熱いメッセージが届いております!
ソプラノ 中道友香
――まずは中道さん、自己紹介をお願いします。
大阪府出身、リリック・ソプラノの中道友香です。生まれも育ちも大阪ですが、東京大好きな少数派(⁉︎)の大阪人です。
大学進学を機に大阪を出て今年で10年目、最近とうとう関西弁が怪しくなってきました。(笑)
歌をはじめたのは、高校卒業間際のちょうど今ごろ。音楽高校でクラリネットを専攻していましたが、オーケストラの授業でオペラ作品を演奏する機会に恵まれ、初めてオペラというのものを身近に感じたときに「すごい、歌ってみたい!」と思ったのを覚えています。言語を含む音楽である「歌」に、楽器だけでは表現しきれないエネルギーを感じました。今思えば、それがオペラに目覚めた原点だったのかもしれません。
大学在学中は師匠の影響もあり、バッハやリートなどドイツ語作品を多く勉強しました。そこからドイツ語のオペレッタ作品も聴くようになって、歌だけでなくダンスを交えた演技、体全体を使って表現するオペレッタに夢中になりました。
特に昨年はオペレッタコンクールに挑戦したり、踊ったりして、オペレッタのレパートリーを広げられた一年でしたので、今後ももっと挑戦していけたらと思っているところです。もちろん、今回のコンサートでもオペレッタの名曲をお届けする予定です♪
――今回のコンサートにむけて、お客様に一言メッセージをお願いします
オペラも歌曲もオペレッタも現代の歌謡曲と同じように、何かしら強い想いがあって作られた歌ばかりです。愛をベースに、嫉妬や怒り、嬉しさや楽しさ、未練や後悔、優しさや強さ等々、これらはいつの時代も変わらない想いばかりです。だからこそ、今を生きる私達にも共感できる歌だと思うのです。
今回は、その様々な「想い」に着目して、解説を交えながらお客様に歌をお届けします。
共演するのは、研修所で同じクラスだった小山くんです。2人ともホンワカしてる性格なので(笑)、皆さんにもホンワカしながら楽しんでいただけたらと思います♪どうぞご期待ください!
バリトン 小山晃平
――つづいて小山さん、自己紹介をお願いします。
千葉県出身、バリトンの小山晃平です。
子供の頃からピアノを始め、高校2年生までピアノ専攻だったのですが、副科の授業で声楽に出会い、歌の持つエネルギーの強さや、楽器にはないダイレクトな表現ができることにとても魅力を感じ、思い切って声楽へ転科しました。大学に入ると、オペラが大好きな友達が多く周りにいて、オペラについて話す機会が劇的に増えました。そして国立音楽大学では大学院オペラが毎年行われていて、そこまで年齢差のない先輩たちがこんなにも魅力的に舞台で歌い演じられるのだと、とても圧倒されたのと同時に自分も舞台で輝ける人になりたい!と思うようになりました。 後に大学院に進み、『フィガロの結婚』の伯爵役で出演させて頂けた時は、本当に幸せな時間でした。今回のコンサートでも思い入れのある伯爵のアリアを歌えるということなので、とても嬉しいです! どうぞご期待ください。
――今回のコンサートにむけて、お客様に一言メッセージをお願いします
今回初めて、このようなディナーコンサートに出演させて頂くことになりました。 実は小学生の時の卒業文集に、将来の夢として今回のようなお食事の場での演奏をすることと書いてあるのを思い出しました。その頃はピアノで演奏するつもりだったと思うのですが、歌になっても夢が叶う事には変わりありません! 美味しいお料理とお酒と共に、音楽を楽しんでもらえたらと思います。研修所同期の中道さんと、ピアニストの髙田さんと3人で素敵な曲をたくさんお届けいたします。是非アルテリーベでお越しください!
是非ご予約はお早めに!皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
時を超える想い ~for your love~
日時:2017年2月27日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:中道友香(ソプラノ)、小山晃平(バリトン)、髙田恵子(ピアノ)
演奏予定曲:
モーツァルト 『フィガロの結婚』より 「おまえはもう訴訟に勝っただと!」
レハール 『メリー・ウィドウ』より 「ヴィリアの歌」「唇は語らずとも」
レオンカヴァッロ 『道化師』より 「ネッダとシルヴィオの二重唱」
ほか
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
3月4日(土)、 5日(日)の2日間、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールで上演される『ラインの黄金』に二期会アーティストが多数出演いたします。昨年、びわ湖ホールほかで上演された共同制作『さまよえるオランダ人』でもタイトルロールを務め好評を博したバリトン青山 貴が、今年もヴォータン役で主演するのをはじめ、二期会のワーグナー・エキスパートらの活躍に注目が集まります。
この公演は、びわ湖ホールが4年をかけてワーグナー『ニーベルングの指環』全作品を上演するという一大プロジェクトの幕開けとなります。1980年代にカラヤンとともにザルツブルク音楽祭の舞台製作に携わり、マンハイム国立歌劇場総監督やケルン市立歌劇場総裁を歴任したオペラ演出界の巨匠ミヒャエル・ハンペさんによる演出指導は、日を追うごとに熱を帯び、指揮者の沼尻竜典さん(びわ湖ホール芸術監督)も加わって、稽古場からはこの楽劇に臨む出演者・スタッフの強い意気込みが伝わってきます。
チケットはすでに4日(土)の公演は全席完売となり、5日(日)の公演もS席~B席に若干枚を残すのみとのこと。小人族、巨人族、そして神々までもが思惑と野望に入り乱れる壮大な物語を皆様どうぞ劇場でお楽しみください。
■■■ 公演情報 ■■■
びわ湖ホールプロデュースオペラ
R.ワーグナー『ラインの黄金』全1幕(日本語字幕付ドイツ語上演)
日時:2017年3月4日(土),5日(日) 両日14:00開演
会場:滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 大ホール
料金:S席16,000円~B席11,000円(3/4公演は完売、3/5公演も僅少)
指揮:沼尻竜典(びわ湖ホール芸術監督)
演出:ミヒャエル・ハンペ
管弦楽:京都市交響楽団
二期会アーティスト出演者:
<4日>
ファフナー … 斉木健詞
アルベリヒ … 桝 貴志
ミーメ … 与儀 巧
フリッカ … 小山由美
エルダ … 竹本節子
<5日>
ヴォータン … 青山 貴
ドンナー … 黒田 博
フロー … 福井 敬
ファフナー … ジョン ハオ
アルベリヒ … 志村文彦
ミーメ … 高橋 淳
フリッカ … 谷口睦美
フライア … 森谷真理
エルダ … 池田香織
ヴォークリンデ … 並河寿美
フロスヒルデ … 中島郁子
▼公演の概要・チケット詳細はこちらから
・びわ湖ホールプロデュースオペラ ワーグナー作曲『ラインの黄金』(3/4公演) - 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール
・びわ湖ホールプロデュースオペラ ワーグナー作曲『ラインの黄金』(3/5公演) - 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール
川瀬賢太郎指揮×勅使河原三郎演出の共同制作公演『魔笛』は、3月11日(土)の大分公演から開幕します。
今回は、大分県出身であるパミーナ役の嘉目真木子に、公演にむけての話を聞きました。二期会本公演デビューも2010年の実相寺昭雄演出『魔笛』のパミーナ。同役は、2015年の宮本亜門演出版でも歌っています。そして今回の勅使河原三郎演出も、独創的な『魔笛』になりそうです。
――『魔笛』のパミーナは、どのような存在ですか
嘉目: パミーナは私にとって縁の深い役であることは間違いないと思います。様々な演出で1つの役を演じられるのはとても楽しいです。
パミーナはただの“綺麗で可哀想なお姫様”ではなく、強さも持っている女性です。そして何より、愛に飢えています。父親を亡くし、母親からも隔離され、恋も知らない。そんな中で苛酷な運命に翻弄されていきます。
物語が進むにつれて、パミーナは人間としても女性としてもどんどん成長していきます。
純粋なゆえに思い込みも激しいし、傷つけられやすいからとことん落ち込んでしまうけれど、最終的に彼女が笑えるのは、彼女が"愛"に貪欲だからだと思っています。「愛したい、愛されたい」という、本能的な欲求。それはとても強い力を発揮します。
パミーナを初めて歌ったのは6年前ですが、歌うたびにそんな彼女の“人間らしさ”に気付かされます。人は一人では生きられず、人との関わりの中では楽しいことばかりではないけれど、それでも愛があれば強く居られる。パミーナから教えてもらっているような気がします。
――出身地の大分での公演です。想いを聞かせてください。
嘉目: 故郷でパミーナを歌えるのは本当に嬉しいです。
ジュニアコーラス時代、初めて舞台に立ったのが『魔笛』だったんです。県民オペラの公演があり、タミーノが笛を吹いてパミーナを探すシーンで、森の動物(うさぎ)役で出演しました。歌はありませんでしたが、この公演がきっかけでオペラに憧れを持つようになったので、私にとって『魔笛』は特別な作品です。
地元での公演では、実家のご近所さんや、中高の同級生、先生など、昔から私を知っている方々が来てくださいます。都内だと普段は遠くてなかなか機会がありませんが、成長した姿を見ていただけるのはとても嬉しいです。その分、身の引き締まる思いもします。
――大分の魅力を教えてください
嘉目: 大分は「おんせん県 味力も満載」というキャッチフレーズで、温泉の他に地元の料理にも自信を持っています。関アジ関サバやフグなどの海鮮物に加えて、豊後牛もオススメです。とり天も外せません!大分は鶏肉消費量全国一らしく、新しくなった大分駅には鳥の銅像まであります。
さらに大分は西洋音楽発祥の地と言われており、瀧廉太郎はじめ著名な音楽家、声楽家もたくさん輩出されています。
食にも音楽文化にも温泉にも恵まれた大分県に、是非一度足を運んでみていただきたいです!
――そして、横浜の魅力も
嘉目:私にとって横浜といえばなんといっても中華街です。お気に入りのお店で食べる中華料理は格別です。フカヒレまんを買って山下公園のベンチで食べるのも好きです。神奈川県民ホールの楽屋口から近いところにあるお蕎麦屋さんもお気に入り。今回の公演でも必ず行くつもりです。
それと横浜駅で買える「くるみっ子」というお菓子が好きです。どうしても食べ物についてばっかりになってしまいますね・・・。
――いくつかの『魔笛』のプロダクションに関わってこられてきた中で、「モーツァルトは今も生きている」と感じられた瞬間はありますか?
嘉目: モーツァルトの音楽は本当に美しいです。
負の感情を歌っている時でさえ、むしろその方が、より心に響いたりします。そういう音楽に触れるとき、「人間は昔も今も変わらないんだな」と感じます。
モーツァルトの時代から現代に至るまで、そのまた未来も、"愛"が私たちから失われることはなく、常に人生と共にある。そのことを強く感じさせてくれるという意味で、モーツァルトは今でもその作品の中で大いに主張し、生き続けていると思います。
▼嘉目真木子の出演日は、〔大分〕3月11日(土)、〔神奈川〕3月18日(土)
・2017年3月 共同制作公演 W.A.モーツァルト『魔笛』 - 東京二期会
(こちらのページより、大分、神奈川それぞれの特設ページへリンクしています)
3月11日(土)大分iichiko総合文化センター、18日(土)、19日(日)神奈川県民ホールにて開催する、芸術4団体による共同制作公演『魔笛』。オール東京二期会キャストでお贈りします!
天真爛漫なキャラクターで人気のパパゲーノを演じるのは、バリトン宮本益光。『ドン・ジョヴァンニ』のタイトルロールと並び、自身の当たり役として、これまで何度も歌い、演じられてきました。しかも、今回、宮本は3日間すべてに出演します!本番にむけて話を聞きました。
――あらためて、宮本さんにとって、『魔笛』のパパゲーノはどのような存在でしょうか。
宮本: 「生きる」ということに関して、誰よりも純粋で、懸命だと思います。人として必要最低限のこと「食べる、眠る、子をのこす」、これだけに忠実に生きようとする姿勢は、私の不要な飾りだらけの生き方に疑問を投げかけます。
――たくさんの不思議な力をもった楽器が登場するこのオペラでは、タミーノが奏でる笛と同じくらい、もしかしたらそれ以上に、パパゲーノが奏でる「パンフルート」や「鈴」も魅力的です。これらパパゲーノの楽器の魅力について教えていただけますか。
宮本: パンフルートを鳴らせば鳥が集い、鈴を響かせれば人の心が変化する――これはきっとMozartにとって、感動的なモティーフだったと思います。音の力を、音楽の力を肯定するそれらのアイテム(魔笛もそう)は、つまり私たち音楽家のあるべき姿であり、音楽の持つ可能性を示しているのだと考えています。
――お客様にむけて本公演への意気込みを。
宮本: 『魔笛』は1791年の9月28日に完成したと言われています。その約200年後、1972年9月28日に私は生まれました。同じ誕生日ですもの、運命を感じたってお許し頂けると信じています。
皆様に愛されるようなPapagenoを演じ、生きる喜びに涙したいと思っています。
▼WEB「ぶらあぼ」にも、宮本益光のインタビュー記事が掲載されています!
・宮本益光(バリトン)「『魔笛』ではすべての人物が“愛”と“死”を語るのです」 - WEBぶらあぼ(2016/12/18)
▼『魔笛』公演概要はこちら
・2017年3月 共同制作公演 W.A.モーツァルト『魔笛』 - 東京二期会
(こちらのページより、大分、神奈川それぞれの特設ページへリンクしています)
二期会のみならず日本を代表するソプラノ・リリコのひとり木下美穂子が、2014年『蝶々夫人』以来3年ぶりに二期会オペラのために帰国、ファン待望のトスカを歌います。
木下は、一昨年に自身初のCDアルバム《イル・クオーレ》をリリース。アルバムの最初のトラックに収められたのが、トスカのアリア「歌に生き、愛に生き」でした。この名曲が、いわば木下の芸術的な「クレドCredo-信条」となって、アルバムは次第に深い祈りの歌に進んでいきます。木下にとってのトスカという存在の大きさを知ることができる一枚です。
この度、ローマ歌劇場との提携公演により、伝統的なローマの地を描いた今回の舞台の上で、木下演じる歌姫トスカが最期の日を生きます。プレミエにむけてメッセージを受け取りました。
VIDEO
「私のキャリアにとっていちばんよい時期にこのトスカ役をいただけたということは、私のオペラ歌手人生の中で、いちばん嬉しい瞬間だな、と思っております。
プッチーニのオペラは私もいろいろ歌ってきたのですけれども、その中でも最高峰というものは、私の中ではトスカなのです。なぜかというと、そのドラマティックなストーリー、そしてなんといっても音楽なのですよね。トスカの場面だけでなく、もうすべての場面で、音楽が重厚で、情熱的で、そして甘美で。もう、すべてトータル的にすばらしい音楽とドラマが一致したオペラ、というものが私の中にありまして…私のいちばん大好きなオペラです。(続きは映像でご覧ください)」
▼木下の出演日は15日(水)と18日(土)! 公演詳細はこちら
・ローマ歌劇場との提携公演 G.プッチーニ『トスカ』 - 東京二期会オペラ劇場
2017年2月15日(水)・16日(木)・18日(土)・19日(日) 東京文化会館大ホール
【残席状況】(1/24・14時現在)
2/15(水) 18:30 … S・A・B席 あり/C席 残少/D・E席 完売
2/16(木) 14:00 … S・A・B席 あり/C席 残少/D・E席 完売
2/18(土) 14:00 … S・A・B・C席 残少/D・E席 完売
2/19(日) 14:00 … S・B席 あり/A・C席 残少/D・E席 完売
▼2月15日(水)の公演ではプレミエ・キャンペーンを開催いたします
・2/15(水)『トスカ』プレミエ・キャンペーン!~ペア先着150組のお客様に、黄色いバラの花をプレゼント! - オペラの散歩道(二期会blog)
▼チケットのお求め・お問合わせは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金10:00~18:00、土10:00~15:00、日祝休)
▼CDの紹介記事はこちら
・ソプラノ木下美穂子~1stアルバム「イル・クオーレ」11/20リリース! (2015/11/17掲載) - オペラの散歩道(二期会blog)
◆名曲の数々を合唱とゲストの歌声でお届けし、根強い人気を持つBS-TBS「日本名曲アルバム」。
1月24日(火)の放送ではソプラノ幸田浩子がゲスト出演して、「ブラームスの子守歌」を演奏いたします。是非ご覧ください。
◆◆◆ 放送情報 ◆◆◆
「日本名曲アルバム」 ~世代を超えて歌い継ぎたい名曲14撰!~
放送日時:2017年1月24日(火) 19:00~19:54
放送局:BS-TBS (BS 161ch)
出演:幸田浩子(ソプラノ)ほか
曲目:ブラームスの子守歌
▼番組ホームページはこちら
・日本名曲アルバム - BS-TBS
◆その幸田浩子が日本を代表するピアニストの河原忠之と共に、1月27日(金)文京シビックホールの人気シリーズ「夜クラシック」に登場し、《月》にまつわる名曲をおしゃべりとともに紹介していきます。
孤独を慰める《月》、願いを託し見上げる《月》、そしてふるさとを想う《月》。時代と場所は変っても、《月》を眺める人々の想いには相通ずるものがあります。そんな想いを幸田浩子と河原忠之が名曲の調べに載せて綴るスペシャルな90分です。この機会に皆様も《月》に思いを馳せてみるのはいかがでしょうか。
さらに本公演は開演時間が19:30と遅めなので、お仕事帰りでも余裕をもって来場することができます。
金曜日夜のご予定がまだという方は、是非ご来場ください。
☆幸田浩子からの動画メッセージ
VIDEO
■■■ 公演情報 ■■■
夜クラシックVol.11
日時:2017年1月27日(金) 19:30開演(18:45開場)
会場:文京シビックホール 大ホール
料金:全席指定 S席3,000円、A席2,000円(税込)
出演:幸田浩子(ソプラノ)、河原忠之(ピアノ)
主な演奏曲:
ドビュッシー 「月の光」(ピアノソロ)
シューベルト 「月に寄せて、夜と夢、アヴェ・マリア」
ドヴォルザーク オペラ『ルサルカ』から “月に寄せる歌”
ヴェルティ オペラ『椿姫』より “ああ、そは彼の人か~花から花へ”
沼尻竜典 オペラ『竹取物語』より
“月の間奏曲”(ピアノソロ)、“かぐや姫のアリア”
H.マンシーニ 「ムーンリバー」
L.ハーライン 「星に願いを」 ほか
▼詳しい公演情報はこちら
・夜クラシックVol.11 幸田浩子(ソプラノ) 河原忠之(ピアノ) | 公演・イベント情報 - 響きの森文京公会堂 文京シビックホール
▼チケットのご予約
・シビックチケット TEL.03‐5803‐1111(受付時間:10時~19時)
開幕まであと1ヶ月を切った、東京二期会オペラ劇場2月 ローマ歌劇場との提携公演 プッチーニ『トスカ』。
先週末より立ち稽古がいよいよスタート。演出のアレッサンドロ・タレヴィ氏も初日から合流し、稽古が進んでいます。
本公演における彼の演出コンセプトがどのようなものか、その一端をキーワードを基にご紹介いたします。
キャスト陣を前にコンセプトを説明するタレヴィ氏(写真左)
≪『トスカ』が初演された時のセットや衣裳の資料を現代に甦らせたプロダクション。≫
「今回の公演は、1900年にローマのコスタンツィ劇場で『トスカ』が世界初演された際のデザインを基にしています。
初演当時の舞台美術家が、大変詳細なスケッチやリストを残しておいてくれたおかげで、今回のプロダクションが実現できました。衣裳のリストには全て、生地やボタンに至るまで、詳細な指示が書かれており、それを忠実に再現しています。ローマ歌劇場の優秀な背景スタッフや衣裳スタッフにより、このプロダクションをローマで復活させられたことはとても幸運だった。このプロダクションは伝統的であると同時に、初演当時と同じものが、現代でも受け入れるかどうかという意味で実験的でもありました。」
と、タレヴィ氏は語ってくれました。
『トスカ』作品完成時の伝統的な舞台が、21世紀の東京でご覧頂けるまたとない機会。
また、1月21日(土)には本公演をより楽しむためのプレイベントとして、タレヴィ氏本人から詳細なコンセプトが語られる「二期会プレ・ソワレ(入場無料・要予約)」も開催いたします。
是非こちらもお誘いあわせの上お越しください。
▼今週末開催、演出A.タレヴィによるプレ・トーク&コンサート【無料】に是非!
・開催決定!<二期会プレ・ソワレ> オペラとの出会い! - オペラの散歩道(二期会blog)
日時:2017年1月21日(土)18:00 会場:イタリア文化会館アニェッリホール
チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
東京二期会オペラ劇場
《ローマ歌劇場との提携公演》
G.プッチーニ『トスカ』
オペラ全3幕・日本語字幕付き原語(イタリア語)上演
日時:2017年2月 (残席状況は1/18・15時現在)
15日(水) 18:30開演 … C・D席 残少/E席 完売
16日(木) 14:00開演 … C・D席 残少/E席 完売
18日(土) 14:00開演 … S・A・B・C席 残少/D・E席 完売
19日(日) 14:00開演 … A・C席 残少/D・E席 完売
(各日とも開場は開演の60分前)
<★15日の公演ではプレミエ・キャンペーン を開催いたします>
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席15,000円~D席6,000円、学生席2,000円
指揮:ダニエーレ・ルスティオーニ
演出:アレッサンドロ・タレヴィ
管弦楽:東京都交響楽団
▼公演情報ページはこちら
・2017年2月公演 G.プッチーニ『トスカ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
2月公演『トスカ』初日まであと1か月を切りました!
迫る開幕にむけて、プレイガイドのチケットスペースさんと新たなリーフレットを作成しました。
新リーフレットではカヴァラドッシ役の樋口達哉、城 宏憲のインタビューをお読みいただけます。都内中心にコンサート会場で配布中ですので、お手に取られましたらぜひご一読ください!
(公演ホームページにも近日掲載予定です)
「イタリア留学から帰ってきて、日本でデビューした作品も『トスカ』(2003年新国立劇場)でした。~若い頃より声への理解や表現も少しずつ深まり、より色気のある表現を追求していく中で、今だからこそ演じられるカヴァラドッシがある」 ― 樋口達哉
「(カヴァラドッシは)弱い者には寄り添えるやさしさを持ち、権力には立ち向かえる強さを持つ、イタリアの成熟した男性~作品全体を通して、そんな彼の魅力を表現していきたいですね」 ― 城 宏憲
YouTubeのチケットスペース・チャンネルには、樋口達哉のインタビュー時の映像が公開されていますので、こちらもご覧ください!
本公演のチケットもE席は早々に売り切れ、C、D席も全日程で残席極わずかとなりました。
お求めはどうぞお早めに。
▼今週末は、演出A.タレヴィによるプレ・トーク&コンサート【無料】に是非!
・開催決定!<東京二期会プレ・ソワレ> オペラとの出会い! - オペラの散歩道(二期会blog)
日時:2017年1月21日(土)18:00 会場:イタリア文化会館アニェッリホール
チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
東京二期会オペラ劇場
《ローマ歌劇場との提携公演》
G.プッチーニ『トスカ』
オペラ全3幕・日本語字幕付き原語(イタリア語)上演
日時:2017年2月
15日(水) 18:30開演 … C・D席 残少
16日(木) 14:00開演 … C・D席 残少
18日(土) 14:00開演 … S・A・B・C席 残少、D席 売切
19日(日) 14:00開演 … A・C席 残少、D席 売切
(各日とも開場は開演の60分前)
<★15日の公演ではプレミエ・キャンペーン を開催いたします>
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席15,000円~D席6,000円、学生席2,000円
(E席は全日程で完売致しました)
指揮:ダニエーレ・ルスティオーニ
演出:アレッサンドロ・タレヴィ
管弦楽:東京都交響楽団
▼公演情報ページはこちら
・2017年2月公演 G.プッチーニ『トスカ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理で おもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会アーティスト登場回は1月23日(月)。2017年の幕開けにふさわしいフレッシュなソプラノ二人が、ピアニストに松原裕子を迎え、輝かしい歌声をご披露します!
コンサートを来週に控え、今回出演の二人にインタビューをしましたので、ご紹介いたします。
ソプラノ 佐竹仁美
――出身は?
神奈川県の厚木市出身です。
――声楽を始めたきっかけを教えてください
大学での恩師との出会いがきっかけでした。
私は東海大学の出身で、当初は音楽療法士になろうと思い、大学病院で実習ができるという理由で学校を選びました。
入学してみると全員声楽が必修で、それがきっかけで歌をはじめました。最初は自分が歌を歌うようになるとは夢にも思っていませんでしたが、恩師が褒めて伸ばしてくださるタイプだったので、すぐにその気になり(笑)、いつの間にかもっと上手く歌えるようになりたいと夢中になっていました。
――お客様へ一言メッセージをお願いします
共演させて頂く推屋さんとは研修所の同期なのですがクラスが違った為、今回機会を頂いてご一緒させていただける事をすごく嬉しく思っています。
2人ともコロラトゥーラソプラノ、そして名前もひとみ!勝手に親近感を感じております。
似た声種のデュオコンサートというのも珍しいと思うので、ぜひぜひ美味しいディナーを食べながら聴いて頂ければと思います。
ソプラノ 推屋 瞳
――出身は?
埼玉県春日部市出身です。
――声楽を始めたきっかけや目標などを教えてください。
高校の音楽の授業で観た椿姫にとても感動し、自分もこんな風に歌い演じ、伝えられる人になりたいと思った事がきっかけです。
心に残る、いつもあの人の歌を思い出してしまう、、と思ってもらえるような人(歌手)になりたいです。
――お客様へ一言メッセージをお願いします
今回、二期会オペラ研修所同期の佐竹仁美さんと共演いたします。
私たちは、2人とも軽い声(コロラトゥーラ ソプラノ)であり、2人とも名前が「ひとみ」という共通点があります!(笑)
そんな私達の息の合った二重唱、それぞれが大切にしているレパートリーなど新春にふさわしい、華やかなプログラムをご用意しております。
楽しいひと時をお過ごし頂けますよう、心を込めて演奏いたします!
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
偶然にも「ひとみ」という同じ名前をもち、また声種も同じくコロラトゥーラ ソプラノというこの二人!
このアルテリーベのデュオコンサートでの出会いをきっかけに、今後の活動の場を広げるかもしれません♪
是非ご予約はお早めに!皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
コロラトゥーラの夕べ
日時:2017年1月23日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:佐竹仁美(ソプラノ)、推屋 瞳(ソプラノ)、松原裕子(ピアノ)
演奏予定曲:
J.シュトラウスII世 「春の声」
R.シュトラウス 『ナクソス島のアリアドネ』より 「偉大なる王女様」
メンデルスゾーン 「6つの二重唱」より
ほか
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
東京二期会7月公演『ばらの騎士』で二期会オペラデビューを飾る、ソプラノ斉藤園子とメゾソプラノ和田朝妃が、公演関連イベントとして「ラリアンス・オペラ・コレクションwith二期会」に登場します。ピアニストは荻原萌子。
ソプラノ 斉藤園子
メゾソプラノ 和田朝妃
ピアノ 荻原萌子
この機会に、本公演にむけての意気込みと年始の抱負を聞きました!
―― 『ばらの騎士』にむけて、抱負と作品の魅力について
斉藤: 今回『ばらの騎士』で、帽子屋役 兼、ゾフィーのカヴァーキャストを務めさせて頂くことになりました。この作品の持つ流麗な和音の妙や、格調高い舞台は長年の憧れでした。
留学先であるウィーンの街を、『ばらの騎士』を聴きながら、想いを馳せ散歩するのが、最近の習慣であり至福の時です。
諸先輩方からプロとしての姿勢や、音楽作等、多くのことを学びたいと思っております。
和田: まだ勉強不足で魅力を語るにはほど遠いですが、唯一言えることは聴けば必ず好きになれる作品ということです。
立場は違えど、登場人物の感情は愛することの喜びや悲しみ、もどかしさや怒りなど、誰しもが経験するであろう身近なものです。オペラを見終わった時の言葉に表せない心満たされる気持ち、これを皆様にもぜひ味わって頂きたいです。
―― 2017年は、どのような年にしたいですか?
斉藤: 留学先をウィーンに選んだ一番の目的は、本場のドイツ語の発音や、空気感、オペラに触れる事でした。日本でそれを少しでも表現出来ればと思っております。
出来るだけ多くの舞台に立ち、経験を積みたい一年です。
和田: 体が資本の仕事ですが、どうしても体がなまりがちなので、ウォーキングなどをして、体作りに力を入れ、音楽に集中できるよう常に健康でいることを心がけたいです。また、自分磨きのために何か新しいことを始めたいなと思っています。新しい環境、出会いを自分の音楽や演技に役立てたいです。
* * *
ラリアンスは、神楽坂にあるフレンチ・レストラン。これまで何度かご紹介しているように、和食のよさをフレンチに融合させたオリジナルの「フランコ・ジャポネ」が特長です。コースの最初はいつもお箸でいただきます。今回は二人のステージも、日本の歌で始まります!
■■■ イベント情報 ■■■
《ラリアンス オペラ・コレクション with 二期会》
慶びの歌、寿ぎのオペラ
日時:2017年1月17日(火) 18:00開店
第1ステージ 19:30~/第2ステージ 20:30~
※ご予約はお好きな時間で承ります
会場:神楽坂「ラリアンス」
東京都新宿区神楽坂2-11 TEL03-3269-0007
(「飯田橋駅」JR西口より徒歩2分・地下鉄B3出口より徒歩1分)
コースと料金:(ステージ・サービス料・税込)
・ムニュ"神楽"コース 8,500円~
・シェフ"大堀"コース 13,500円~
※ミュージックチャージ等の特別料金は一切かかりません
出演:斉藤園子(ソプラノ)、和田朝妃(メゾソプラノ)、荻原萌子(ピアノ)
予定プログラム:
<第1ステージ>
・瀧廉太郎 「花」
・プッチーニ 『ラ・ボエーム』より 「私が街を歩けば」
・モーツァルト 『フィガロの結婚』より 「恋とはどんなものかしら」
・モーツァルト 『コジ・ファン・トゥッテ』より 「わたしは黒髪の人にするわ」
<第2ステージ>
・R.シュトラウス 「ツェツィーリエ」
・ロウ 『マイ・フェア・レディ』より 「踊り明かそう」
・R.シュトラウス『ばらの騎士』より 「ばらの献呈」
▼イベント詳細・ご予約・お問合せはこちらから
・ラリアンスオペラコレクションwith二期会 慶びの歌、寿ぎのオペラ |イベント - 神楽坂ラリアンス
▼2017年7月東京二期会『ばらの騎士』情報はこちら
・グラインドボーン音楽祭との提携公演 R.シュトラウス『ばらの騎士』 - 東京二期会
2017年7月26日(水)・27日(木)・29日(土)・30日(日) 東京文化会館大ホール
▼一般発売は1月28日(土)から!只今二期会オペラ愛好会先行予約受付中!
『ばらの騎士』チケットのお求め・お問合わせは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金10:00~18:00、土10:00~15:00、日祝休)
『椿姫』ジェルモン、『蝶々夫人』シャープレス、そして『リゴレット』タイトルロールなど、イタリア・オペラのバリトンとして傑出した実績を誇る名歌手、直野 資(なおの たすく)が、2009年『蝶々夫人』以来8年ぶりに東京二期会オペラ劇場の舞台に立ちます。演じるのは、ファン待望の『トスカ』スカルピアです。
前回、二期会が『トスカ』を上演した1991年に同役で出演。トスカ役 佐藤しのぶ、カヴァラドッシ役 田口興輔 等とともに名舞台を築きあげました。そのときの好演が高じ当時の指揮者トゥリオ・コラチョッポの招きによりサンパウロ市立歌劇場でも同役を歌いました。
▼詳しくは、こちらの記事をどうぞ
・希代のバリトン直野 資~自然体こそ心地よく歌い続けるための秘訣 |オペラを楽しむ - 東京二期会
当時から数えると実に26年ぶり。その変わらないオペラへの尊敬の念と共演者とともにあることの喜びを語ったインタビュー映像をどうぞ!
VIDEO
* * *
「『トスカ』のスカルピア役です。直野と申します。
バリトンでスカルピア役というと「悪役だ」なんて簡単におっしゃいますけど、悪役っていうのも大変なものでしてね。私は十回近くやらせていただきましたかね。「悪くやる」というのはあんまりよくなくて、一応、ローマの警視総監か何かのえらい人なので。まあ、そのえらい人がどうするかを見ていただくというよりは、プッチーニの書いてくださった素敵な音楽を、みなさまに浴びていただきたいと思います。
(今回の出演が)自分の生涯最後のオペラになると思いますけれども、オペラというものは、一回一回が新しい境地だというふうに、僕は接してきたつもりです。
この前、僕が公演監督をやったときに、(指揮者の)アンドレア・バッティストーニが稽古の最後に、「今度『トスカ』やるんだってな」という話があって。でも、僕は声がリリックなので、なかなか(スカルピアの)役としてはまらないので、できればスペイン語に近い、強い発音というのですかね、そういうことをやってみようと思うんだと言ったら、「いいな、そういう考え方いいんじゃないか」と…」(続きは映像でご覧下さい)。
▼直野の出演日は16日(木)・19日(日)!公演詳細はこちら
・ローマ歌劇場との提携公演 G.プッチーニ『トスカ』 - 東京二期会オペラ劇場
2017年2月15日(水)・16日(木)・18日(土)・19日(日) 東京文化会館大ホール
▼チケットのお求め・お問合わせは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金10:00~18:00、土10:00~15:00、日祝休)
昨年春、二期会オペラ研修所マスタークラスを優秀な成績で修了した、若き歌手の声を聴くシリーズHakuju Hall「二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ」。
今シーズンのラストを飾る1月19日(木)は、ソプラノ佐々木麻子、渡邊仁美が出演。平塚洋子のピアノでお贈りします。
ソプラノ 佐々木麻子
ソプラノ 渡邊仁美
ピアノ 平塚洋子
佐々木、渡邊の二人より、コンサートを目前にメッセージが届きました。
■佐々木麻子
いつか自分もあのステージに……その夢が1つ叶い、大変嬉しく思います。二期会オペラ研修所に入って間もない頃は、学生としての社会的生活的支援から解き放たれ、苦難の連続でした。まさに紆余曲折。うまくいかないことばかりで何度も立ち止まりかけました。しかしその度に多くの方々のおかげで乗り越えてこられたのです。
今回は、普段は演奏の機会に恵まれない少し長めの曲集をプログラムに選びました。とても美しい旋律で、大好きな曲です。感謝の気持ちを忘れずに、丁寧に歌っていきたいと思います。
■渡邊仁美
この度はこのような機会をいただき、大変嬉しく思います。共演の佐々木麻子さんとは同じクラスで学び、研修所修了時にもHakuju Hallにて二人でR.シュトラウスのオペラ『アラベラ』より姉妹の二重唱を演奏させていただきました。本当の姉妹のように息の合ったアンサンブルを、今回は違う曲でお楽しみいただきたいと思います。ソロの曲は、それぞれが大切にしているレパートリー、そして新たに挑戦する曲を1つずつ選びました。皆様と素敵な一時を過ごせることを楽しみに、多くの方のご来場を心よりお待ちしております。
* * *
第59期マスタークラス黒田クラスで1年間、ともに学び、息もぴったりの佐々木と渡邊。修了試演会において『アラベラ』の姉妹役に取り組み、響き合う美しいハーモニーを聴かせてくれました。今回は、二人がじっくり作品と向き合った時間の中から紡ぎ出された、豊かな音楽の世界に、ぜひご期待ください!
■■■ 公演情報 ■■■
二期会のきらめく新星、ときめきのデビューコンサート!
二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ <第12回>
日時:2017年1月19日(木) 11:00開演(10:30開場) ※休憩なし約1時間
会場:Hakuju Hall (白寿ホール)
料金:全席自由 500円(税込)
出演:佐々木麻子(ソプラノ)、渡邊仁美(ソプラノ)、平塚洋子(ピアノ)
予定プログラム:
ドリーブ 『ラクメ』より 花の二重唱“おいで、マリカ”(佐々木・渡邊)
リスト 「ペトラルカの3つのソネット」(佐々木)
1. 平和は見いだせず
2. その日までいつくしみくださる
3. 私は地上に天使のような姿を見た
ラヴェル 「シェエラザード」(渡邊)
1. アジア
2. 魔法の笛
3. つれない人
W.A.モーツァルト 『ツァイーデ』より
“おやすみなさい安らかに、私の愛しい方よ”(佐々木)
レハール 『ジュディッタ』より “熱き口づけを”(渡邊)
主催:Hakuju Hall/株式会社白寿生科学研究所
協賛:株式会社ドラジェ
協力:二期会オペラ研修所
後援:公益財団法人東京二期会
▼コンサート詳細ページはこちらをご覧ください
・二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ - 白寿ホール
▼ご予約・お問合せは
・Hakuju Hall チケットセンター 03-5478-8700
10:00~18:00(火~土/祝日・休館日を除く)
昨年末12月28日、フィリアホールで開催された第46回イタリア声楽コンコルソ(一般社団法人 日本イタリア協会/毎日新聞社 共催)にて、二期会のテノール前川健生が「テノール特賞」を受賞しました!
▼【速報】第46回イタリア声楽コンコルソ<本選会>
・イタリア声楽コンコルソ|歴代の受賞者 - (社)日本イタリア協会(コンコルソ)
二期会テノールとして、2015年のルーキー・イヤーから『ダナエの愛』、昨年は『イル・トロヴァトーレ』に出演。今年も7月『ばらの騎士』にてテノール歌手で出演を予定している前川。2月の『トスカ』にも、カヴァラドッシのカヴァーキャストとしてプロダクションに参加しています。そのため、今月開催される2本の『トスカ』関連コンサートに出演。若いテノールの最大の魅力である溌剌とした声をお聴きいただける機会です。
まずは、1月19日(木)。神楽坂/飯田橋にあるアグネスホテルのランチタイムコンサートで『トスカ』を中心としたプログラムを披露。そして、21日(土)には九段にあるイタリア文化会館 アニェッリホールでの演出アレッサンドロ・タレヴィ氏のプレ・トークに、同じく『トスカ』タイトルロールのカヴァーキャスト髙橋絵理とともに登場します。(いずれも無料でお聴きいただけます!)
受賞の喜びと『トスカ』の魅力について、前川に話を聞きました。
――テノール特賞受賞おめでとうございます。受賞の感想をお聞かせください。
前川: 2015年8月の前回大会に参加した際、声をとにかく聴かせようとがむしゃらに歌ってしまい残念な結果で終わりました。自然な息の流れや歌う作品の様式を大切にすることを課題として、準備をしてまいりました。まだまだ未完成な状態ではあったものの、前回大会からの成長を審査員の先生方に評価していただけたことが嬉しかったです。またテノール特賞は尊敬する故山路芳久さんも受賞した賞でもあり、光栄の限りです。結果を急がず初心を大事に、本年も研鑽を重ねてまいりたいです。
――本公演にむけて、前川さん自身が楽しみにしていることを教えてください。
前川: トスカという女性は乱暴な殺人者などではなく、その信仰と愛の深さ故に殺人を犯してしまいます。彼女の最後の台詞が愛するカヴァラドッシへの言葉ではなく「O Scarpia, avanti a Dio!」(おおスカルピア、神の御前で!)であることを知ったとき、最初驚きました。しかしこれはキリスト教における最後の審判での決着のことを言っており、彼女が敬虔なキリスト教信者である所以の台詞であります。音楽のそのものの魅力はもちろんですが、演出家タレヴィ氏がこの台本から、どのように人物を読み解き作り上げていくかが私自身もとても楽しみです。
■■■ 東京二期会オペラ劇場『トスカ』関連コンサート情報 ■■■
◆アグネスホテル東京 ランチタイムコンサート 第142回
新春オペラ~プッチーニの名作「トスカ」を中心に
日時:2017年1月19日(木) 12:00開場/12:30開演(30分)
会場:アグネスホテル東京
料金:無料(先着順・予約不要)
出演:前川健生(テノール)、遠藤紗千(ソプラノ)、齊藤舞(ピアノ)、
予定プログラム:
レオンカヴァッロ 『道化師』より
「おおコロンビーナ」
チレア 『アドリアーナ・ルクヴルール』より
「私は芸術の神の慎ましい下僕」
プッチーニ『トスカ』より
「妙なる調和」、「マリオ、マリオ!」、
「歌に生き、恋に生き」、「星は光りぬ」
▼公演詳細、会場アクセスはこちらから
・ホテルイベント - THE AGNES HOTEL AND APARTMENTS TOKYO (OFFICIAL WEB)
◆《二期会プレ・ソワレ》
オペラとの出会い!「ローマ歌劇場『トスカ』」の魅力を語る
演出家アレッサンドロ・タレヴィ氏を迎えて~無料トーク&コンサート~
日時:2017年1月21日(土) 17:30開場/18:00開演(約90分)
会場:イタリア文化会館 アニェッリホール
地下鉄 東西線・半蔵門線・都営新宿線「九段下駅」出口2より 徒歩10分
料金:入場無料(※要事前予約)
出演:
<講演> アレッサンドロ・タレヴィ(オペラ演出家)
<演奏> トスカ:髙橋絵理(ソプラノ)、カヴァラドッシ:前川健生(テノール)、
ピアノ:大藤玲子
ご予約・お問合せ:
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金10:00~18:00、土10:00~15:00、日祝休)
FAX03-3796-4710 または メール でも24時間お申込みいただけます
▼詳しいご案内記事はこちら
・開催決定!<東京二期会プレ・ソワレ> オペラとの出会い! - オペラの散歩道(二期会blog)
チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
東京二期会オペラ劇場
《ローマ歌劇場との提携公演》
G.プッチーニ『トスカ』
オペラ全3幕・日本語字幕付き原語(イタリア語)上演
日時:2017年2月
15日(水) 18:30開演<★プレミエ・キャンペーン 開催日>
16日(木) 14:00開演
18日(土) 14:00開演
19日(日) 14:00開演
(各日とも開場は開演の60分前)
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席15,000円~D席6,000円、学生席2,000円
指揮:ダニエーレ・ルスティオーニ
演出:アレッサンドロ・タレヴィ
管弦楽:東京都交響楽団
▼公演情報ページはこちら
・2017年2月公演 G.プッチーニ『トスカ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
皆様、新年あけましておめでとうございます。
本年も二期会オペラ・コンサート、そして二期会アーティストの演奏をお楽しみいただき、皆様にとってより良き一年となりますようお祈り申し上げます。
さて、2017年最初のブログは、コンサートのご紹介です!
2010年、ニューヨークのカーネギーホールにてデビューし聴衆を魅了した注目のヴォーカル・カルテット「千駄ヶ谷スタイル」が、2017年の年明けに満を持して公演を行う事となりました!!
本公演では、1部に多方面にて活躍中のピアニスト木村裕平氏を迎え、2部では東京芸大作曲科卒のピアニストMAKI氏が主催する、変幻自在な編成、独創的な音で応える演奏家グループ「code“M”」を迎え、珠玉のコラボをお届けします!!
久々の公演に期待が高まる中、千駄ヶ谷スタイルよりホットなメッセージが届いております。
「久しぶりの千駄ヶ谷スタイルのコンサートで今からワクワクしています。
ピアノの木村裕平さんの香りたつ音、そして話題の和洋折衷パフォーマンスグループ、code“M”の素晴らしいサウンドと共演できることを心待ちにしていましたし、あれから年月を経て私たちの音楽や振り幅(笑)がどう変化したのかにも注目していただきたいと思っています。クラシックが大好きな方も、あまりクラシックに触れたことがない方も、色々な方に楽しんでいただけるコンサートになると思いますので、皆様ぜひ千駄ヶ谷スタイルに会いにいらして下さい!」
スタイリッシュな舞台姿と華麗な歌唱によるパフォーマンスで、オペラから歌謡曲と魅力満載のプログラム。気になる演奏曲目は以下の通りです。
・ウィーン我が夢の町
・踊り明かそう
・Climb Every Mountain
・You Raise Me Up
・あずさ2号
・Time to Say Goodbye
・オペラアリアメドレー 他
VIDEO
また、このたび千駄ヶ谷スタイルはCDを新発売!コンサート後にはサイン会も行う予定です!
尚、本公演はVIP席としまして、一部指定席となります。
是非良いお席はお早めにお買い求めください!皆様のご来場お待ちしております!
PDFちらし
■■■ 公演情報 ■■■
千駄ヶ谷スタイル with code“M”
日時:2017年1月13日(金) 18:30開演(18:00開場)
会場:よみうり大手町ホール
(地下鉄「大手町駅」C3出口直結)
料金:VIP席(指定)¥6,000、自由席¥5,000
出演:ソプラノ田上知穂、メゾソプラノ長谷川 忍、
テノール高田正人、バリトン与那城 敬、
ピアノ木村裕平、code“M”(ゲスト)
▼公演ページ、チケットのご予約はこちらから
・コンサートラインアップ「SENDAGAYA STYLE With code“M”」 - 東京二期会
二期会アーティストが出演する、2016-2017年末年始のコンサートをご紹介します。
今年も大晦日の「ジルベスターコンサート」や新年の「ニューイヤーコンサート」など、たくさんのコンサートが予定されています。この大晦日~お正月もコンサートを楽しみながら過ごしましょう。
■■■ 2016年12月31日(土) ■■■
◆日本を代表する演奏家によるカウントダウン◆
横浜みなとみらいホール・ジルヴェスターコンサート2016-2017
今年もこの日のためだけに集まったスペシャルな出演者とプログラムが揃いました。
ここでしか聴けない、豊潤なサウンドをお楽しみください。
・開演21:00~終演予定24:20
≪出演≫ソプラノ鷲尾麻衣、テノール望月哲也
▼公演詳細ページ
・ジルヴェスターコンサート2016-2017 - 横浜みなとみらいホール
◆新年は本場ウィーンの香りで◆
サントリーホール ジルヴェスター・コンサート 2016-2017
ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団
<オペレッタ『こうもり』で始まる新年のカウントダウン!>
今年もウィーン・フォルクスオーパー交響楽団の演奏とともに・・・
サントリーホール30周年『感動的なフィナーレ』、そして31年目の新たな幕開け。
・開演22:00~終演予定24:20
≪出演≫バリトン&進行役 宮本益光
▼公演詳細ページ
・サントリーホール ジルヴェスター・コンサート 2016-2017 ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団 - サントリーホール
◆今年の大晦日もやっぱりベートーヴェン!◆
ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2016
大みそか恒例のベートーヴェン全交響曲演奏会は今年で14回目!
ベートーヴェンの音楽にどっぷりと浸かる年の瀬。
・会場:東京文化会館 大ホール
・開演13:00(出入り自由)~第九22:40~終演予定23:50
≪出演≫アルト山下牧子、バリトン青戸 知
▼公演詳細ページ
・ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2016 - 東京文化会館
◆関西での年越しはこちら!◆
久石 譲 ジルベスターコンサート2016
・会場:フェスティバルホール(大阪)
・開演17:00~
≪出演≫ソプラノ安井陽子
▼公演詳細ページ
・久石 譲 ジルベスターコンサート2016 - キョードー大阪
びわ湖ホール ジルヴェスター・コンサート2016-2017
・会場:びわ湖ホール大ホール(滋賀)
・開演22:00~
≪出演≫ソプラノ並河寿美
▼公演詳細ページ
・びわ湖ホール ジルヴェスター・コンサート2016-2017 - びわ湖ホール
■■■ 2017年 お正月 ■■■
◆クラシック初めは元旦から!◆
群馬交響楽団 第27回元旦コンサート オペラの名曲で綴る人間賛歌
オペラ・オペレッタの名曲の数々をお楽しみください。
・2017年1月1日(日・祝)13:30開演
・会場:群馬音楽センター
≪出演≫ソプラノ青木エマ、テノール又吉秀樹
▼公演詳細ページ
・第27回元旦コンサート オペラの名曲で綴る人間賛歌 - 群馬交響楽団
◆永遠に輝くオペラの名曲◆
オリックス劇場・ニューイヤーコンサート
・2017年1月2日(月・休)15:00開演
・会場:オリックス劇場(大阪)
≪出演≫ソプラノ並河寿美
▼公演詳細ページ
・ニュー・イヤー・コンサート 2017 - キョードー大阪
◆新年はこれを観ずして、聴かずして始まらない!◆
第60回 NHKニューイヤーオペラコンサート
泣いて 笑って 歌って 人生はオペラだ!
・2017年1月3日(火)19:00開演
・会場:NHKホール
≪出演≫ソプラノ 大村博美、森谷真理/メゾソプラノ 池田香織、清水華澄/テノール 櫻田 亮、福井 敬、与儀 巧/バリトン 上江隼人、久保和範、黒田 博/バス ジョン ハオ、妻屋秀和
▼公演詳細ページ
・第60回 NHKニューイヤーオペラコンサート - NHKプロモーション
▼Eテレ&FMで生放送!自宅でも、車でも、お楽しみいただけます。(番組ホームページ)
・第60回NHKニューイヤーオペラコンサート - NHKオンライン
東京二期会オペラ劇場2月公演『トスカ』キャストインタビュー。いよいよタイトルロールの登場です。フランスを拠点に欧州で活躍するソプラノ大村博美が、ファン待望のトスカを演じ歌います。トスカへの想いも格別のものがあり、稽古場に向かう電車の中で、トスカの音楽を考えているうち涙があふれそうになった、と話していました。
トスカの内面に寄り添いつつ見えてきたものは、現代に生きる人々の思いでした。大村からのメッセージをどうぞ!
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* * *
「私にとってトスカという人は、ローマの人で、オペラのプリマドンナですから、もちろん華麗な人なのですけれども、同時に内面的には、神様にむかって、「困っている、苦しんでいる人のために自分は何ができるか」という、自分のためではなく誰か人のために歌を歌う、そういう歌姫なのだと思います。1幕でマリア像に跪いてお祈りをするシーンに、プッチーニが本当にきれいな音楽をつけてくれていて、トスカの人柄というか、どういう人なのかがすごくよくわかるのだと思います。今回、私は、そうしたトスカの内面を感じながら、歌わせていただきたいと思っています。
今、世の中には、天変地異やテロの犠牲になって…考えると本当に涙が出てくるようなことがたくさんあります。一生懸命、誠意をもって生きている人が、「こんなに愛をもって生きていたのに、こんなに神様を信じていたのに、どうして自分に今こんなことが降りかかるのだろう」と思われる。そうした方の思いも感じながら…」(続きは映像でご覧下さい)。
▼大村の出演日は16日(木)・19日(日)!公演詳細はこちら
・ローマ歌劇場との提携公演 G.プッチーニ『トスカ』 - 東京二期会オペラ劇場
2017年2月15日(水)・16日(木)・18日(土)・19日(日) 東京文化会館大ホール
▼チケットのお求め・お問合わせは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金10:00~18:00、土10:00~15:00、日祝休)
また、この年末年始にも、大村博美の歌が聴ける機会があります。12月28日(水)・29日(木)には、東京交響楽団「第九と四季」のソリストとして出演を予定。そして、年明け1月3日(火)には、「第60回NHKニューイヤー オペラコンサート」に出演し、日本最高峰ソリストの先頭を切ってベッリーニ『ノルマ』の名曲「清らかな女神よ」を歌います。こちらもぜひお楽しみに。
▼各公演の詳細はこちらから
・「第九と四季」2016 - 東京交響楽団
2016年12月28日(水)18:30・29日(木)14:00 サントリーホール
・第60回 NHK ニューイヤー オペラコンサート - NHKプロモーション
2017年1月3日(火)19:00 NHKホール (※EテレおよびFMで生放送あり)
まもなく迎える新しい年。
2017年の東京二期会は、1月12日(木)の「二期会サロンコンサート」からスタートです!
今回は大川 繭と冨田真理、二人のソプラノが新春に贈る、ヨーロピアンな香りたっぷりの素敵な一夜をお楽しみください。
ソプラノ 大川 繭
ソプラノ 冨田真理
ピアノ 相田久美子
暮れの慌ただしい中、出演者の冨田真理よりコンサートに向けてのメッセージが届きましたのでご紹介いたします。
* * *
皆様、こんにちは。
ソプラノの冨田真理です。
この度1月12日に「新春の慶び~ヨーロピアンな風と共に~」と題しまして、サロンコンサートに出させて頂きます。
共演の大川 繭さんは、二期会研修所の故伊藤 叔先生クラス(このクラスは、今まさに二期会の第一線で活躍する、木下美穂子さん、安井陽子さん、望月哲也さん、高橋 淳さんらが一緒に朝10時から切磋琢磨した、本当に恵まれたクラスでした!)で修了時に川崎靜子賞(首席)を受賞した優秀なクラスメイトです。
プログラムはオールフランスもので、日本ではあまり演奏されないものから、耳馴染みのある曲まで、幅広くお楽しみ頂ける様、プログラミング致しました。
一晩フランスものばかりのコンサートはなかなか珍しいのではないかと思いますが、元々はサロンの為に作曲された曲も沢山あるフランスメロディー、それを演奏するのにぴったりな表参道パウゼで、20世紀初頭のフランスに想いを馳せながら、皆様に心地よい時間を過ごして頂けるよう、それぞれが今愛してやまないソロ曲に加え、超絶技巧な(!!!)二重唱の数々をお届け致します。
大川さんにも一言お願いしてみました。
「今回は全て、フランスの歌曲とアリアです。
私達の息の合った(笑)二重唱と、ソロをお楽しみください。 ― 大川 繭」
新年明けて、まだ新年会でお忙しい時期かとは思いますが、是非1月12日の夜はカワイサロンパウゼにおいて、皆様と新春の慶びをご一緒させて頂けたら、新年よりこの上ない慶びです。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。 ソプラノ 冨田真理
* * *
華やかな新年の幕開け、日本のシャンゼリゼ通り(表参道)をバックに、とっておきのフランス音楽を
心ゆくまでお楽しみください!!
PDFちらし
■■■ 公演情報 ■■■
二期会サロンコンサート 2016-2017シーズン
Vol.188 新春の慶び ~ヨーロピアンな風と共に~
日時:2017年1月12日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:カワイ表参道コンサートサロン パウゼ
料金:全自由席 3,500円(税込・1ドリンク付き)
出演:大川 繭(ソプラノ)、冨田真理(ソプラノ)、相田久美子(ピアノ)
予定演奏曲:
フォーレ 「タランテラ」(二重唱)
デュパルク 「悲しき歌」
プーランク 「歌の調べ」
サティ 「エンパイヤ劇場の歌姫」
マイヤベーア オペラ『ディノーラ』より 「影の歌」
ドリーブ オペラ『ラクメ』より 「花の二重唱」
ほか
お席もいよいよ残り少なくなりました。是非チケットはお早めにご予約ください。
▼お問合せ・チケットご予約は
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831 へ
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00)
実力、人気ともに今大きな注目を集めているバリトン今井俊輔が、スカルピアを歌う!東京二期会オペラ劇場2月公演『トスカ』の注目ポイントのひとつです。
BS日テレ「こころの歌」にコーラスグループ“フォレスタ”メンバーとしてレギュラー出演、いつも笑顔を絶やさない温和な人柄でコンサートでも人気の今井ですが、オペラの舞台上ではキャラクタが一変します。2013年東京二期会オペラデビューとなったのは、ヴェルディ『マクベス』のタイトルロール。そして今回、イタリアオペラ随一の「悪役」といわれるスカルピアを演じます。
本公演にむけた意気込みとスカルピア役の魅力について、今井からのメッセージをどうぞ!
VIDEO
* * *
スカルピアを演じられるというのは、バリトンにとって、とても光栄なことです。この悪役のために、自分に出せるかぎりの「悪」を出していけるか。また、(スカルピアは)すごい頭がいいのですね。そして、紳士的。それがまた、その「悪役」の加減をどんどんあげていく要因になっていると思います。
作品中、彼が舞台に出ていなくても、スカルピアの音楽が全体を支配しています。そして、(1幕の最後)、合唱とともに歌う〈テ・デウム〉は、スカルピアの見どころのひとつでしょう。ミサが始まり、歌が流れている中、スカルピアは、神に自分の考え、欲望、エゴをさらけ出していきます。
トスカが、最期に身を投げ自殺するシーンでも、実はスカルピアが世界を支配しています。…(続きは動画でご覧ください)
▼今井の出演日は15日(水)と18日(土)!公演詳細はこちら
・ローマ歌劇場との提携公演 G.プッチーニ『トスカ』 - 東京二期会オペラ劇場
2017年2月15日(水)・16日(木)・18日(土)・19日(日) 東京文化会館大ホール
▼チケットのお求め・お問合わせは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金10:00~18:00、土10:00~15:00、日祝休)
東京二期会オペラ劇場ではプレミエ公演を華やかにお迎えいただこうと、公演初日に「プレミエ・キャンペーン」を開催しています。
さて次の東京二期会2月『トスカ』公演では、今年度の東京文化会館開催時に毎回ご好評いただいております、バラの花プレゼントの実施が決まりました!今回はペア先着150組のお客様に「黄色いバラ」を差し上げます。
東京二期会オペラ劇場
◇◆◇ G.プッチーニ『トスカ』プレミエ・キャンペーン ◆◇◆
2月15日(水)初日公演にご来場のお客様、ペア150組様に、「黄色いバラの花」を1本プレゼントいたします。(※受付先着順)
「黄色いバラ」の花言葉は、実は少し複雑です。
トスカの可憐さ、嫉妬心、愛する人への献身、カヴァラドッシの友愛の精神、そしてまた、二人の悲劇を惜しむ気持ちも含めて選びました。
ご観劇後、イタリア・オペラ屈指の名作『トスカ』の様々なシーンを、黄色いバラの花とともに振り返っていただけると幸いです。
・受付場所:東京文化会館大ホールロビー内
・受付開始:17時30分の開場時より先着順で受付、引換券をお渡しします。
終演後にお花とお引換いたします。
チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
東京二期会オペラ劇場
《ローマ歌劇場との提携公演》
G.プッチーニ『トスカ』
オペラ全3幕・日本語字幕付き原語(イタリア語)上演
日時:2017年2月
15日(水) 18:30開演<★プレミエ・キャンペーン開催日>
16日(木) 14:00開演
18日(土) 14:00開演
19日(日) 14:00開演
(各日とも開場は開演の60分前)
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席15,000円~D席6,000円、学生席2,000円
指揮:ダニエーレ・ルスティオーニ
演出:アレッサンドロ・タレヴィ
管弦楽:東京都交響楽団
▼公演情報ページはこちら
・2017年2月公演 G.プッチーニ『トスカ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
「二期会サロンコンサート」2016-2017シーズンの最後は、2017年3月16日(木)。
今回は、7月の東京二期会『ばらの騎士』に“テノール歌手役”で出演予定の前川健生をはじめ、ソプラノの熊谷美奈子と平野柚香、それぞれ今後の活躍が大いに期待される若手歌手3人の輝かしい一夜となります。
ソプラノ 熊谷美奈子
ソプラノ 平野柚香
テノール 前川健生
ピアノ 山口佳代
プログラムは、訪れる春を待ちわびて、「春」や「花」をテーマにした歌曲やオペラ・アリア、重唱の名曲を選りすぐってお届け致します。
春の訪れとともに、表参道の街の表情も一段と華やいでいることでしょう。
チケットは12月16日(金)より販売開始!どうぞお早目にお求めください。
■■■ 公演情報 ■■■
二期会サロンコンサート 2016-2017シーズン
Vol.189 春の出会い ~プレミアムな夜をあなたに~
日時:2017年3月16日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:カワイ表参道コンサートサロン パウゼ
料金:全席自由 3,500円(税込・1ドリンク付き)
出演:熊谷美奈子(ソプラノ)、平野柚香(ソプラノ)、
前川健生(テノール)、山口佳代(ピアノ)
予定演奏曲:
シュトラウス 「セレナーデ」
フォーレ 「タランテラ」
ドニゼッティ オペラ『連隊の娘』より 「友よなんと楽しい日だ」
ヴェルディ オペラ『椿姫』より 「花から花へ」
グノー オペラ『ロメオとジュリエット』より 「結婚の二重唱」
マスカーニ オペラ『友人フリッツ』より 「さくらんぼの二重唱」
ほか
▼コンサート詳細・チケット情報はこちらから
・Vol.189 春の出会い ~プレミアムな夜をあなたに~ | 二期会サロンコンサート 2016-2017シーズン - 東京二期会
東京二期会オペラ劇場2月公演プッチーニ『トスカ』にカヴァラドッシで主演するテノール城 宏憲に、本公演の魅力についてメッセージを受け取りました!
2012年第42回イタリア声楽コンコルソにてシエナ大賞、15年第84回日本音楽コンクール声楽部門(オペラ・アリア)第1位・岩谷賞(聴衆賞)受賞、そして今年2月の二期会『イル・トロヴァトーレ』では、急遽代役で主人公のマンリーコを演じ切り、一躍時のテノールとなった城ですが、『トスカ』ではオーディションで本役を勝ち取りました。
この日は稽古前にメッセージを収録。このときはまだコレペティトゥアとの個人稽古の段階で、楽譜を丹念に歌い込み、プッチーニの描いたカヴァラドッシ像に自分自身を向かい合わせていく作業を重ねていました。
VIDEO
* * *
東京二期会オペラ劇場、歌劇『トスカ』カヴァラドッシ役の城 宏憲(じょう・ひろのり)です。
マリオ・カヴァラドッシは、イタリアの画家であり、歌姫トスカの恋人でもあります。つまり、カヴァラドッシは、自分でも絵を描くし、歌も愛することができる人なのです。
そして、フランス革命の時代の革命家という、もうひとつの顔を持っています。このもうひとつの顔が、僕にとってはものすごく魅力です。彼は二幕で拷問にかけられ、そして、三幕では処刑されてします。
歌や絵を愛し、美しさを愛する、やさしいカヴァラドッシと、フランス革命の時代の中でナポレオンを応援する改革派、革命派としての情熱的なカヴァラドッシ。このふたつの面を、僕はうまく演じたいと思っております。
『トスカ』の魅力は、やはり「見せ場」が多いことだと思います…(続きは、ぜひ動画でご覧ください)。
▼城の出演日は16日(木)と19日(日)!公演詳細はこちら
・ローマ歌劇場との提携公演 G.プッチーニ『トスカ』 - 東京二期会オペラ劇場
2017年2月15日(水)・16日(木)・18日(土)・19日(日) 東京文化会館大ホール
▼チケットのお求め・お問合わせは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金10:00~18:00、土10:00~15:00、日祝休)
12月8日(木)、東京駅日本橋口至近のオフィスビル丸の内トラストタワーN館1階で開催される丸の内トラストシティ・ランチタイム・コンサートに、東京二期会2月公演『トスカ』キャストのテノール髙梨英次郎とバリトン高橋祐樹が出演します。ピアノは吉田貴至。
テノール 髙梨英次郎
バリトン 高橋祐樹
ピアノ 吉田貴至
実は『トスカ』は男たちによるオペラなのです。
トスカの恋人「カヴァラドッシ」やローマ警視総監「スカルピア」をはじめ、政治犯の「アンジェロッティ」、スカルピアの部下「スポレッタ」と「シャルローネ」、聖アンドレア・デラ・ヴァッレ教会の「堂守」、処刑場の「看守」 …彼らの存在、活躍があるからこそ、タイトルロールの歌姫のヒロイン性が光り輝きます。そこで、今回のランチタイムでは、スポレッタ役の髙梨とシャルローネ役の高橋が登場し、〈友情〉、〈恋敵〉、〈父と息子〉など、様々なオペラで男たちが織りなす人間模様を披露します。
ご鑑賞無料のランチタイムコンサートですが、ここでしか聴けない「味濃いめ(?)」のプログラムが出来ました!もちろん最後は『トスカ』で締めくくります!
冬の寒さを吹き飛ばす二人のコンサートにぜひお越しください。
■■■ 公演情報 ■■■
森トラスト ランチタイムコンサート 丸の内トラストシティ
第271回 二期会シリーズ≪俺のオペラ~友情、ライバル、父子≫
日時:2016年12月8日(木) 12:10開演
会場:丸の内トラストタワーN館 1Fエントランスロビー
・アクセス
料金:無料
出演:髙梨英次郎(テノール)、高橋祐樹(バリトン)、吉田貴至(ピアノ)
演奏予定曲:
モーツァルト 『コジ・ファン・トゥッテ』より 「愛くるしい君の目が」
ビゼー 『カルメン』より 「闘牛士の歌」「花の歌」
プッチーニ 『蝶々夫人』より ヤンキーの二重唱
ヴェルディ 『リゴレット』より 「あれか、これか」
モーツァルト 『ドン・ジョヴァンニ』より 「おいで窓辺に」
ヴェルディ 『トラヴィアータ』より 「燃える心よ」「プロヴァンスの海と陸」
プッチーニ 『ラ・ボエーム』より 「ミミ、君はもう戻ってこない」
プッチーニ 『トスカ』より 「テ・デウム」「星は光りぬ」
▼森トラスト ランチタイムコンサート 丸の内トラストシティの情報ページはこちら
・丸の内トラストシティ|コンサートスケジュール|ランチタイムコンサート - 森トラスト株式会社
▼髙梨英次郎と高橋祐樹の出演日は2月16日(木)と19日(日)
・ローマ歌劇場との提携公演 G.プッチーニ『トスカ』 - 東京二期会オペラ劇場
メジャー・デビュー2周年を迎えるLa Dill(ラ・ディル)。今年は4人でのコンサートツアーに加え、メンバーそれぞれがセルフ・プロデュースするソロ・ライブ、『La Dill à la carte !!』@Capel も加わり、La Dillの魅力を更にパワーアップしてお届けしています。
次回は12月18日(日)。東京二期会『魔笛』タミーノ役、日生劇場『ドン・ジョヴァンニ』ドン・オッターヴィオ役、同『後宮からの逃走』ベルモンテ役などで活躍をみせた注目のテノール金山京介がお贈りするソロ・ライブ。劇場やホールでは味わうことのできない贅沢なひと時を、箱根のチャペルでご堪能ください。座席数が限られていますのでお申し込みはお早めに!
≪金山京介からのメッセージ≫
La Dill のテーマでもある「癒し」を日本の歌をまじえてソロでお届け致します。
一年の締めくくりとして冬景色の箱根のチャペルにて至福の時間をお過ごしください。
■■■ 公演情報 ■■■
ソロ・ライブ『La Dill à la carte !! 』@Capel
à la carte !! Act. 1 金山京介(テノール)
「Feel Healing ~癒しのひととき~」【振替公演】
日時:2016年12月18日(日)12:30開演
会場:ホテルグリーンプラザ箱根 箱根の森高原教会チャペル
料金:全席指定 2,500円(税込)
演奏予定曲目:
「見上げてごらん夜の星を」
「初恋」
「小さな空」
「勿忘草」 ほか
▼コンサートチケットのご予約・お問合せ先
・キャピタルヴィレッジ 03-3478-9999
▼コンサートツアーの詳細はこちら
・ラ・ディル [La Dill] - ホテルグリーンプラザ
※ホテル宿泊プランや新宿発着の日帰りバスツアーのご案内もございます。
▼富士を望む露天風呂や箱根の森高原教会チャペルのご案内はこちら
・ホテルグリーンプラザ箱根
▼日本クラウン La Dill公式ページ
・La Dill (ラディル) - 最新ニュース - 日本クラウン株式会社 クラウンレコード
▼La Dillの最新情報を公式Facebookでもチェックを!
・La Dill 公式Facebook
期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会アーティスト登場回は12月5日(月)。今井実希と熊田彩乃、二人のソプラノがフレッシュな歌声を披露します!
今回もコンサートを前に、二人からの自己紹介と、プログラムについてインタビューしましたので、ご紹介いたします。
ソプラノ 今井実希
◆自己紹介をお願いします。―
私は神奈川県出身で、小・中と地元でジャズダンスに没頭していました。そこの仲間内でミュージカルのオーディションを受けるようになり、それまでダンスしかやったことのなかった私は「もっと歌が上手くなりたい」と思うようになりました。歌の基礎を学ぶため、声楽の門を叩いたのが声楽との出会いでした。身長の低かった私はダンスでは自信が持てないことが多かったのですが、歌は声なので体のことを気にせずに伸び伸びと取り組むことができました。その後私は目指す道を歌一本に絞り、音楽大学・大学院・二期会オペラ研修所へと進み、ミュージカルを目指していたはずが今ではすっかり声楽の虜です。二期会の会員になって、周りにもこうした経歴の歌い手さんが多いことを知りました。クラシックの持つ引力に驚いているのと同時に、お客様もこうした引力で惹きつけられるような歌い手になりたいと思い、今に至ります。
◆プログラムについてコメントをお願いします。―
共演者の熊田さんは海外在住で、お忙しい中沢山のアイデアをくださいました。今回は「きらめく夜にあの人に会いたくなる」をテーマにしっとりとした愛の歌曲、華やかな愛のオペラ、そしてクリスマスムード満点の曲も盛り込みました!
きっと楽しいソプラノ・ディナーパーティになりますので、皆様是非遊びにいらして下さいね♪
ソプラノ 熊田彩乃
◆自己紹介をお願いします。―
出身は東京都です。2009年に、留学のためウィーンに渡ったのをきっかけに、現在ウィーンに住んでいます。声種はリリコ・ソプラノです。
歌うことが好きな母の影響か、私も小さいころから歌が好きで、1歳半のころには歌のレパートリーが100曲以上あったそうです。(笑) 6歳でピアノを習い始めてからは、クラシック音楽が生活の一部でした。声楽家になろうと思ったのは、歌詞がある音楽を表現することに、より面白みを感じたからです。芸大在学中はリートを中心に学んでいましたが、ペーター・コンヴィチュニー氏のワークショップを受講した際に、電流が走ったようにオペラを演じる魅力に目覚め、ウィーン国立音大ではオペラ科に所属して充実した留学生活を送りました。シリアスな役も、オペレッタなどでの楽しい役もこなせる、豊かな色彩を持つ歌手になりたいと思っています。
◆今回のプログラムと共演の今井さんについてお聞かせください。―
今回のコンサートは「恋」をテーマにしました。歌曲とオペラで、クリスマス前のうきうきと弾む心をお客様とご一緒できたらうれしいです。日本語・英語・ドイツ語・イタリア語・フランス語・チェコ語と、幅広く6か国語を取り揃えたプログラムです。大好きな「ジュディッタ」のアリアも歌わせていただきます。
共演の今井さんとは新入会員同士、今年7月に初めてお会いしましたが、温かく知的でとてもお話ししやすい雰囲気の方で、コンサートでご一緒できるのを楽しみにしています。
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
きらめく夜にあの人に会いたくなる・・・ソプラノ・ディナーパーティー!!
日時:2016年12月5日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:今井実希(ソプラノ)、熊田彩乃(ソプラノ)、相田久美子(ピアノ)
演奏予定曲:
シャルパンティエ 『ルイーズ』より 「その日から」
ヴェルディ 『リゴレット』より 「慕わしき御名」
ドヴォルザーク 『ルサルカ』より 「月に寄せる歌」
レハール 『ジュディッタ』より 「私の唇」
ほか
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
いよいよ明日、11月23日(水・祝)から日比谷の日生劇場にて、ライプツィヒ歌劇場との提携公演 R.シュトラウス作曲『ナクソス島のアリアドネ』が開幕します!
こちらに公演当日のご案内を致します。 【11/22(火)13:30掲載】
=NISSAY OPERA 2016 提携= 東京二期会オペラ劇場 <ライプツィヒ歌劇場との提携公演> 2016年11月公演 R.シュトラウス作曲 『ナクソス島のアリアドネ』 プロローグと1幕のオペラ <日本語字幕付原語(ドイツ語)上演> 指揮:シモーネ・ヤング/演出:カロリーネ・グルーバー
当日券と公演タイムテーブルのご案内
11月23日(水・祝)
11月24日(木)
11月26日(土)
11月27日(日)
当日券
S,A
S,A,B若干
S,A
S,A
当日券販売 /窓口受付
16:00~
13:00~
13:00~
13:00~
ピロティ開場
16:15
13:15
13:15
13:15
開場
16:30
13:30
13:30
13:30
開演
17:00
14:00
14:00
14:00
〈プロローグ〉
約40分
休憩予定時刻
17:40~18:05
14:40~15:05
14:40~15:05
14:40~15:05
〈オペラ〉
約85分
終演予定
19:30
16:30
16:30
16:30
日生劇場 =アクセス=
<JR> [山手線][京浜東北線]=「有楽町駅」日比谷口徒歩10分 <地下鉄> [千代田線][日比谷線][都営三田線]=「日比谷駅」A13番出口徒歩1分 [有楽町線]=「有楽町駅」徒歩10分 [丸ノ内線]=「銀座駅」徒歩10分
お車のお客様は日生劇場ウェブサイトをご覧ください
>>アクセス - 日生劇場|東京・日比谷
※上記、当日券予定は11/22(火)13:00現在での予定です。以降の販売状況により、券種によっては発売終了となる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
※公演タイムテーブルは、当日の進行により変動する場合がございますので、あらかじめご了承ください。
▼公演情報ページはこちら
・2016年11月公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
《便利!》
◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ) 】では、前売券が公演当日の開演1時間前までご予約が可能 です!!
チケットはご来場の途中にお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取いただけます(※)ので、余裕をもってお越しいただけます!是非ご利用ください!!
24時間受付、予約手数料0円。左の「Gettii」ボタンからお進みください。
(※…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでの支払・受取は出来ません)
* * *
2002年東京二期会/新国立劇場『ナクソス島のアリアドネ』公演にて作曲家役を演じ、14年ぶりの二期会公演に同役で登場となるメゾソプラノ白土理香(しらつち りか)。長年ウィーンで活動中の白土が、今回は作曲家役のために一時帰国しました。それほどまでに想い入れの深いこの作品の魅力について、自身の言葉でお伝えいたします。
(※白土の「土」の字は、正しくは「土」の右上に「`」)
* * *
白土: R.シュトラウスのオペラはウィーンでとても人気があります。中でも『ばらの騎士』『サロメ』そして『ナクソス島のアリアドネ』はウィーン国立オペラ劇場のレパートリーにも入っており、シーズン中には何度も上演されます。ウィーン気質を色濃く登場人物に盛り込んだホフマンスタールの言葉の芸術と、ウィットに富んだシュトラウスの音楽、そして官能的なメロディーはウィーンの人々に大変愛されています。私にとっても作曲家の役は特別な意味を持っています。それはウィーンに来て初めてこの役に出会った事です。その後ミュンヘン国際音楽コンクールで賞をいただいたのも作曲家のアリアでした。
Q2. 作曲家役はどのような役ですか?
白土: 若く才能溢れる若者、作曲家。喜怒哀楽を激しく表し、感情の起伏に大きく揺れ動かされながら、理想像が現実によって壊されていく中、恋に落ちるも序幕の最後では絶望の底へとつき落とされて行きます。彼の芸術の理想を歌う時、心から共感でき役と一体になれる幸福感を感じることができます。
Q3. 指揮シモーネ・ヤングと演出カロリーネ・グルーバーについて
白土: 世界で活躍される女性指揮者ヤングさんと同じく女性演出家グルーバーさん同じ女性としてお二人のご活躍をとても誇りに思い、また今回ご一緒させていただける幸せに感謝しております。お会いするまでとても緊張しておりましたが、お二人ともフレンドリーに私たちに接してくださり、気さくなお人柄をお持ちになった方々です。お二人共、稽古場では妥協されずに我慢強く、私たちをご指導くださっています。
Q4. 稽古場の雰囲気はいかがでしょう?
白土: 英語ドイツ語日本語が飛び交うインターナショナルな雰囲気の中、ベテランの方々そして若く才能にあふれる二期会の方々に囲まれ、エネルギッシュな稽古場の雰囲気に触発されております。
Q5. 今回のプロダクションの魅力はどこにあるでしょうか?
白土: 何といってもヤングさん率いるシュトラウスの素晴らしい音楽、それに応える素晴らしい歌手たち。
また今回の演出では様々なサプライズが皆さんに用意されています。シュトラウスの楽譜上では序幕で去ってしまう作曲家も今回は劇中劇オペラに参加し、実際に自分の作った作品の中に登場します。芸術と愛を純粋に求める、その願いは叶えられるのでしょうか?どうぞその答えを探しにぜひ劇場に足を運んでみて下さい。
(2002年の舞台から:中央右が白土)
▼公演詳細はこちらから
・ライプツィヒ歌劇場との提携公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
11/23(水・祝)17:00、24(木)14:00、26(土)14:00、27(日)14:00 日生劇場
(白土の出演日は、23日と26日です)
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
S席 15,000円、A席 13,000円、B席 9,000円、学生席 2,000円(税込)
※11/18現在、23(祝)、26(土)、27(日)公演のB席が予定数終了となりました。
《便利!》
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座席もご指定いただけます
チケットはお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取(※)
予約手数料0円。左の「Gettii」ボタンからお進みください。
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※※学生席も販売中!※※
二期会オペラ公演は28歳未満の学生さんなら2,000円でご鑑賞頂けます!
・受付は、公演の前日まで二期会チケットセンター電話(03-3796-1831)のみ。
・事前の決裁が必要です。
▼学生席のお求め方法等、詳しいご案内はこちらをご覧ください。
・学生席について - 二期会チケットセンター
昨年の感動をもう一度!
メジャーデビュー2周年を迎えるLa Dill(ラ・ディル)が、再び青葉の森公園芸術文化ホール(千葉)に登場します。全曲アコースティック・バージョンで、4オクターブの奇跡のハーモニーをおとどけいたします。
写真左から:彌勒忠史、岩田健志、金山京介、坂下忠弘、吉田貴至(ピアノ)
■■■ 公演情報 ■■■
4オクターブ 奇跡のハーモニー
La Dill コンサート
日時:2016年12月4日(日) 14:00開演
会場:青葉の森公園芸術文化ホール
(千葉県千葉市中央区青葉町977-1)
料金:(全席指定)S席3,000円、A席2,500円、B席2,000円
出演:La Dill(ラ・ディル)
カウンターテナー彌勒忠史、バリトン坂下忠弘、
テノール金山京介、バリトン岩田健志、ピアノ吉田貴至
予定曲目:
匂い立つ風(作詞・作曲 尾崎亜美)
少年時代(作詞・作曲 井上陽水)
夜空を仰いで(作詞・作曲 弾耕作)
コモエスタ赤坂
マイウェイ
クリスマスソング・メドレー
歌劇『リナルド』より“涙の流れるままに”(ヘンデル)
歌劇『トゥーランドット』より“誰も寝てはならぬ”(プッチーニ)
歌劇『椿姫』プロヴァンスの陸と海(ヴェルディ)
ほか
※演奏予定曲は都合により変更になる可能性があります
▼公演詳細・チケットのご予約はこちら
・イベント情報 - 青葉の森公園芸術文化ホール
▼日本クラウン La Dill公式ページ
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今月23日から開幕する、『ナクソス島のアリアドネ』。
稽古が佳境を迎える中、執事長役で全日出演するバス・バリトン多田羅迪夫に話を聞きました。
多田羅迪夫は、1975年から81年にかけてドイツ・ハイデルベルク、ならびにゲルゼンキルヒェン市立歌劇場の専属歌手としてドイツでキャリアを積み、帰国後早くからモーツァルト、ワーグナー、そしてリヒャルト・シュトラウスの作品をレパートリーとして、東京二期会の伝統の支柱ともいえるドイツ・オペラの上演を舞台の第一線で支えてきました。
今回は、演出カロリーネ・グルーバーの希望により執事長役を務めることとなりました。多田羅とグルーバーとの初邂逅は2004年。グルーバー初来日のプロダクションに多田羅が主演し、強い信頼関係を築いてきました。
* * *
「私が演じる執事長は、作品の舞台となるウィーンにおいて、エスタブリッシュメントの頂点にいるようなお金持ちの伯爵家に仕えています。あるお祝いの席で、食事の終わった後、9時に花火を打ち上げるまでの間に、オペラ『ナクソス島のアリアドネ』と道化芝居『浮気なツェルビネッタと4人の恋人たち』を上演することとなっていましたが、時間が足りない。そこで一計、この2つの物語を同時に上演するように、これは伯爵の命であるから、と作曲家たちに伝えます。
ですが、今回の演出で、私の役で特に重要な点は、伯爵そのものが執事長に扮して、彼らに無理難題を押し付けていく、という設定にあります。
通常なら、執事長は、伯爵の権威を背景にして、いわば「虎の威を借る狐」のようにして、慇懃無礼に振る舞うものです。が、今回のカロリーネ・グルーバーの演出では、執事長が伯爵という権威そのものである、ということになる。そうなれば、通常、他者の権威を借りることででてくるある種の「いやらしさ」は、多少薄まってくるでしょう。そのかわり、伯爵本人が周りの者を直接振りまわし、それを面白がる、という面がでてくる。ここが今回の演出で私の役において重要な点だと思います。ですから、あまり、こう卑屈でないように演じることを心がけたいですね。
『ナクソス島のアリアドネ』は、1971年に二期会が日本初演をし、今回が4回目の上演となります。前回からは8年ぶりです。加賀清孝公演監督も述懐していましたが、8年前とは全く新しいキャストになりました。このリヒャルト・シュトラウスのスコアはひじょうに難しいドイツ語と音楽の連続なのですが、ほとんどが初役の若手歌手中心でキャスティングされているにもかかわらず、非常に高い水準で演奏ができています。これだけの登場人物で、しかもダブルキャストで高いレベルを保てることができるようになった(キャストは全33名)というのは、若手が順調に成長してきた証であると言えます。今回の公演は、そのことをプレゼンテーションすることのできる、日本のオペラ界のエポックメイキング的な上演という意味合いがあると思います。
もちろん、若手だけではありません。私も含めてですが、小森輝彦さんのようにドイツの歌劇場で専属歌手として長年活躍されてきた歌手も出演しますし、私たちの経験が、現場を通じて、若い歌手にも役に立つという思いはあります。重要なことですが、二期会の公演というのは、いろいろな世代が集まりひとつの作品を作り上げています。また文化はそうであらなければならないと思います。
それにつけても、若い歌手の成長というのは、嬉しいものです。今回の公演は、二期会で初めての女性指揮者と女性演出家のプロダクションとなりましたが、お二人ともドイツ語圏で活動されていることで、稽古はほとんどドイツ語、時々英語で進行しています。こうしたヨーロッパの劇場とまったく同じような状況にも、もちろん日本語通訳の方はいらっしゃるけれども、若い人たちが元の言語に反応し、笑ったり、対応しているのを見ると、30年も前のことと思い比べると、もう隔世の感がありますね。」
* * *
オペラの代表的な語り役のひとつでもある『ナクソス島のアリアドネ』の執事長は、多田羅自身のブログ で紹介されているように、ルネ・コロなど往年の名歌手がこの役を演じることで舞台に味わいと深みを醸しだしてきました。
ウィーン初演から100年、そして日本初演(二期会初演)から45年のメモリアルイヤーに、東京二期会の各世代のエキスパートが集結して贈る『ナクソス島のアリアドネ』にどうぞご期待ください。
▼公演詳細はこちらから
・ライプツィヒ歌劇場との提携公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
11/23(水・祝)17:00、24(木)14:00、26(土)14:00、27(日)14:00 日生劇場
(多田羅迪夫は全日程出演します!)
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
S席 15,000円、A席 13,000円、B席 9,000円、学生席 2,000円(税込)
※11/15現在、23(祝)、26(土)、27(日)公演のB席が予定数終了となりました。
《便利!》
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予約手数料0円。左の「Gettii」ボタンからお進みください。
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二期会オペラ公演は28歳未満の学生さんなら2,000円でご鑑賞頂けます!
・受付は、公演の前日まで二期会チケットセンター電話(03-3796-1831)のみ。
・事前の決裁が必要です。
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・学生席について - 二期会チケットセンター
2016年はNHKニューイヤーコンサートへの出演に始まり、ロームシアター京都『フィデリオ』ドン・フェルナンド、東京二期会『フィガロの結婚』、いずみホール『ドン・ジョヴァンニ』(演奏会形式)の各タイトルロールと、オペラ文化の牽引役として文字通りの活躍を見せた黒田 博が、1年の締めくくりとして11月26日(土)14:00浜離宮朝日ホールにてバリトンリサイタルを開催いたします。
WILPFコンサート2016秋として開催される本公演では、「たとえつれなくても」などお馴染みのイタリア古典歌曲と、山田耕筰から信長貴富まで、日本歌曲の名曲をたっぷりとお贈りします。
オペラとはまた違った黒田 博を存分にお楽しみいただける絶好の機会です。皆様ぜひお出かけください。
なお今回のコンサートの純益の一部を、このたびの熊本地震で被災された皆様の一日も早い復興を願い、義援金として寄付させていただきます。
(クリックで拡大)
■■■ 公演情報 ■■■
WILPFコンサート2016 秋
黒田 博 バリトンリサイタル
日時:2016年11月26日(土) 14:00開演(13:20開場)
会場:浜離宮朝日ホール(アクセス )
料金:(全席自由)¥5,000
出演:黒田博(バリトン)、服部容子(ピアノ)
曲目(予定):
G.パイジェッロ 「もはや私の心には感じない(うつろのこころ)」
C.W.グルック 「ああ私の優しい熱情が」
A.カルダ―ラ 「たとえつれなくても」「心の魂」
F.ガスパリーニ 「あなたへの愛を捨てることは」
G.ボノンチーニ 「おまえを賛える栄光のために」
A.チェスティ 「わたしの偶像のまわりに」
A.スカルラッティ 「私は心に感じる」「陽はすでにガンジス河から」
山田耕筰 「赤とんぼ」「待ちぼうけ」
中田喜直 「木兎」「悲しくなったときは
團 伊玖磨 「ひぐらし」
香月 修 「ふるさとの」「昼の月」
千原英喜 「石見相聞歌」
信長貴富 「とむらいのあとは」「歌曲」
主催:婦人国際平和自由連盟(WILPF)日本支部
▼チケットのお求め・お問い合わせはこちら
・WILPF事務局 Tel./Fax.03-3944-6730(火・木10:00~16:00)
・WILPF事業委員会 Tel.070-5553-0260 Email:wilpfconcert2016@y-mobile.ne.jp
「再びの日本で、リヒャルト・シュトラウスを愛する友人と新たに出会えることを楽しみにしています」
11月公演『ナクソス島のアリアドネ』公演の開幕が近付いてきました!
すでにB席が23日(水・祝)、26日(土)、27日(日)公演で予定販売数が終了。S、A席もよいお席はどうぞお早めにお申し込みください。
さて、先日行われた 指揮シモーネ・ヤングと演出カロリーネ・グルーバー来日記者会見 の様子は、様々なメディアで取り上げていただいています。
同日にシモーネ・ヤングのメッセージも収録しましたので、今日はこちらを公開いたします!
VIDEO
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おはようございます!
この美しいオペラ、『ナクソス島のアリアドネ』を指揮するために、再び日本に来ることができ、とても幸せです。
『ナクソス島のアリアドネ』はたいへん素晴らしい作品です。なぜなら、このオペラはたいへんぐれたコメディでもあり、しかし同時にシリアスなテーマもあります。資金の援助に左右される芸術家の世界が描かれています。これは100年前の主題ですが、現代にも通じています。リヒャルト・シュトラウスの、直截的で、美しく、おかしみがあり、感情に訴える音楽が、作品を身近に感じさせます。そして、指揮者、演出家、出演者たちが一丸となって、この小さな宝石のような作品を作り上げるために協働しています。
今回、私は東京二期会とご一緒し、若い歌手たちによるすばらしいチームとの仕事をとても楽しんでいます。まだ稽古を始めてまもない時期ですが、すばらしい才能と大きなエネルギー、そして細部にまでわたる注意深さもあり、とてもクリエイティブな仕事ができています。そういうところが、私は大好きなのです!
また、もちろん欧州ではよく知られていることですが、これまで、私は『ばらの騎士』や『エレクトラ』など、ほとんどのリヒャルト・シュトラウスのオペラを指揮してきました。そうした私のこれまでの経験をもって、日本の歌手のみなさんに、そして聴衆の皆様にお届けできるかと思うととても光栄です。私たちの演奏により、聴衆の皆様が、わくわくして、感動してくださることを切に願っています。
そして、日本で、リヒャルト・シュトラウスの作品への愛と尊敬の念をもった新しい友人と出会えることを楽しみにしています。ありがとうございました。
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・ライプツィヒ歌劇場との提携公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
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オペラ界のプリモたちによる、クラシカル クロスオーバーユニット「The JADE(ザ・ジェイド)」が、11月12日(土)夕方、有楽町マリオンに登場します!
クリスマスに先駆けて有楽町の街を彩るウィンターイルミネーションとともに「The JADE」の歌声をお楽しみください!
左から北川辰彦、高野二郎、高田正人
■■■ イベント情報 ■■■
「有楽町マリオン・ウィンターイルミネーション」
イルミネーション点灯式・コンサート
日時:2016年11月12日(土) 18:00~
会場:有楽町マリオン 1階晴海通り側正面ステージ (入場無料)
出演:The JADE(ザ・ジェイド)[高野二郎、高田正人、北川辰彦]、(ピアノ)金井 信
▼会場へのアクセスはこちらから
・有楽町マリオン
▼プレスリリース記事をこちらよりご覧いただけます
・2016年『有楽町マリオン・ウィンターイルミネーション』を実施 - PR TIMES
▼The JADEの最新情報にもご注目ください
・The JADE(ザ・ジェイド)公式ホームページ
10月27日(木)、11月公演『ナクソス島のアリアドネ』の指揮シモーネ・ヤングと演出カロリーネ・グルーバーの来日記者会見を行いました。
会場は『ナクソス島のアリアドネ』の稽古場。舞台装置の一部や様々な小道具が会見会場を囲む中、中山欽吾東京二期会理事長の挨拶の後、ヤング、グルーバーの二人が登壇しました。
歌手と楽譜の中に深く入り込み、オーケストラとともに紡ぎ合う宝石のような音楽
シモーネ・ヤング
「13年ぶりの来日となりました。そして『ナクソス島のアリアドネ』を初めて指揮を
したのが1989年ですので、それから30年近く経とうとします。このオペラは36名の小さいオーケストラの作品ですが、オケと舞台上の歌手とが響き合い、まるで宝石のような音楽が生まれる、すばらしい作品です。また、カロリーネと日本で共に仕事ができることを嬉しく思います。
今回の来日では、東京交響楽団と大阪フィルハーモニー交響楽団の演奏会でも指揮をし、ブラームスを演奏します。ブラームスは、私が10年間務めていたハンブルクゆかりの作曲家です。ハンブルクでも多く演奏しましたし、録音もしました。私のブラームスを日本の皆様にお聴きいただけることをたいへん嬉しく思います。
そしてまた『ナクソス島のアリアドネ』のリハーサルに戻ってきます。今はまだ来日して2日ですが、もうすでに歌手の皆さんとこのオペラの全曲を練習することができました。歌手の方とともに楽譜の中に深く入りこんでいくのは、とても楽しい作業です。私自身もこの公演をとても楽しみにしていますし、ここにいらしている皆様が来て下さることを願っています」
新しい愛をみつけ再び生きていく物語
「これまで欧州で何度も協働してきたシモーネさんと、ここ東京でご一緒できることを嬉しく思います。
『ナクソス島のアリアドネ』は、2008年ライプツィヒで初演したプロダクションです。ホフマンスタールの台本は意味が多層的で、文章の奥に実に様々なテーマが隠されています。私はそこに一貫した赤い糸を通し、この作品から2つのテーマを強調したいと思いました。
ひとつは芸術家が抱える問題です。100年前も現在も、芸術はお金の下で、妥協を余儀なくされています。プロローグでは、作曲家や歌手や俳優たちが、殺風景な地下のガレージに招き入れられます。彼らの価値は、大富豪にとって、劇後の花火やご馳走よりも取るに足らぬものとして扱われています。
そして、オペラが始まり、強調したい2つ目のテーマがあります。アリアドネの物語は、テセウスに棄てられ、孤独に死をばかり考えていたアリアドネが、バッカスと出会うことで、新しい愛をみつける物語です。私は、アリアドネだけではなく、2幕に登場するすべての人物が「新しい愛をみつけ」、最後は全員が、シェイクスピアの『真夏の夜の夢』のように、幸せになるのだ、と考えています。このアリアドネの物語のように、新しい愛をみつけることで人は絶望から再生できるだろうかという問題は、私にとっても大変重要なテーマとなっています」
カロリーネ・グルーバー
そして、キャストを代表して、新国立劇場オペラ研修所時代にグルーバーの指導を受けたツェルビネッタ役の清野友香莉と、すでに2011年『ドン・ジョヴァンニ』マゼット役でグルーバー演出の舞台に立っているハルレキン役の近藤 圭が公演にむけての意気込みを語りました。
ツェルビネッタ役 清野友香莉
「まさか自分が、二期会デビューをツェルビネッタ役でできるなんて思っていなかったので、オーディションの結果をいただいたときは飛び上がって喜びました。このような素晴らしい指揮者と演出家に、仕事でご一緒できることに本当に幸せを感じています。そして、新国立劇場オペラ研修所でも国立音楽大学でも先輩でいらした近藤 圭さんとも、こうして共演できることを、とても嬉しく思っています」
「2011年二期会『ドン・ジョヴァンニ』でカロリーネさんの演出で演じて、すぐに惚れこんでしまいました。僕は、舞台で演じるときには、つねに正直でありたい、と思っているのですが、彼女の演出では、自然とそのときの心理や状態に入っていけるのです。今回も、カロリーネさんの口から『正直でいなければいけない』という言葉を聞いて、ほっとしました。
また、昨年までハンブルクで研修をしていたのですが、その州立歌劇場の音楽監督をされていたのがシモーネ・ヤングさんで、たくさんのオペラ、コンサートを聴かせていただきました。もちろんハンブルクでのお二人による『死の都』『リア王』も観て、本当にすばらしかったです。今回もすばらしい舞台になることを、確信しています」
ハルレキン役 近藤 圭
開幕は11月23日(水)。皆様のご来場お待ちしています!
▼「チケットぴあ」の会見レポート
・ウィーンに続き二期会《ナクソス島のアリアドネ》 - チケットぴあ[クラシック オペラ・声楽]
▼「ぶらあぼ」の会見レポート
・初演から100年!日本初演を果たした東京二期会が《ナクソス島のアリアドネ》を上演 - WEBぶらあぼ
▼公演詳細はこちらから
・ライプツィヒ歌劇場との提携公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
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チケットはお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取(※)
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(※…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでの支払・受取は出来ません)
※※学生席も販売中!※※
二期会オペラ公演は28歳未満の学生さんなら2,000円でご鑑賞頂けます!
・受付は、公演の前日まで二期会チケットセンター電話(03-3796-1831)のみ。
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■■■ シモーネ・ヤング オーケストラ・コンサート情報 ■■■
《東京交響楽団》
◆名曲全集 第122回<後期>
日時:2016年11月3日(木) 14:00開演
会場:ミューザ川崎シンフォニーホール
曲目:ドヴォルザーク「チェロ協奏曲 ロ短調」作品104
ブラームス「交響曲 第4番 ホ短調」作品98
◆第646回 定期演奏会
日時:2016年11月5日(土) 18:00開演
会場:サントリーホール
曲目:ドヴォルザーク「チェロ協奏曲 ロ短調」作品104
ブラームス「交響曲 第4番 ホ短調」作品98
◆第99回 新潟定期演奏会
日時:2016年11月6日(日) 17:00開演
会場:りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館
曲目:ドヴォルザーク「チェロ協奏曲 ロ短調」作品104
ブラームス「交響曲 第4番 ホ短調」作品98
▼詳しくはこちら
・東京交響楽団
《大阪フィルハーモニー交響楽団》
◆第503回 定期演奏会
日時:2016年11月11日(金)19:00/12日(土)15:00
会場:フェスティバルホール
曲目:ブラームス「悲劇的序曲」作品81
ブラームス「運命の歌」作品54
ブラームス「交響曲第2番 ニ長調」作品73
▼詳しくはこちら
・大阪フィルハーモニー交響楽団
メジャーデビュー2周年を迎えるLa Dill(ラ・ディル)。4人でのコンサートツアー第2弾はホテルグリーンプラザ白馬。
デビューアルバムのタイトルチューン「匂い立つ風」(アコースティックバージョン)に加え、アリアから歌謡曲まで、晩秋の白馬で極上のハーモニーをお楽しみください!
写真左から:彌勒忠史、岩田健志、坂下忠弘、金山京介、吉田貴至(ピアノ)
■■■ 公演情報 ■■■
La Dill 『2nd Greeting Tour in ホテルグリーンプラザ 2016-17』
白馬公演
日時:2016年11月20日(日) 20:00開演
会場:ホテルグリーンプラザ白馬 ラウンジ「りりかる」
▼ツアー詳細・チケットのお求め方法はこちらから
・ラ・ディル [La Dill] - ホテルグリーンプラザ
▼日本クラウン La Dill公式ページ
・La Dill (ラディル)|最新ニュース - 日本クラウン株式会社 クラウンレコード
▼公式FacebookでLa Dillの最新情報にもご注目ください
・La Dill - Facebook
昨年大好評いただいた樋口達哉テノールリサイタル「熟成された美声」。今年、その期待に応え、シリーズ第2回目を開催する運びとなりました。
来年2月には東京二期会オペラ劇場G.プッチーニ『トスカ』にカヴァラドッシ役での主演も予定されるなど、今まさにテノール歌手として円熟の期にある樋口達哉。本番に向けプログラムに関するコメントも担当から届きました。
「今回は1部、2部と色合いの違うプログラミングを考えております。
1部ではヴェルディ、プッチーニといったイタリアを代表する作曲家のオペラ作品の中から皆様よくご存知であり、「これぞテノール!」と思わせるアリアの名曲を。
また2部では旋律の天才と呼ばれたトスティをはじめとする作曲家の作品の中から愛とロマンの香りに満ちた歌曲の数々をお届けします。」
ピアニストには、声楽の伴奏者としても演奏家から常に深く信頼され、これまで著名な歌手と数多く共演を重ねてきた、山岸茂人を迎えます。
いよいよ残席僅少となりました!どうぞお急ぎお求めください。
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
樋口達哉テノールリサイタル
~熟成された美声 vol.2~
日時:2016年11月15日(火) 19:00開演(18:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:(全席指定)SS¥7,000、S¥5,000、A¥4,000、学生¥2,000
出演:樋口達哉(テノール)、山岸茂人(ピアノ)
▼リサイタルの概要ページはこちら
・樋口達哉テノールリサイタル - 東京二期会
▼樋口達哉主演、オペラ『トスカ』の情報はこちらをご覧ください
・東京二期会オペラ劇場2017年2月公演 G.プッチーニ『トスカ』 - 東京二期会
※樋口の出演日は15日(水)と18日(土)~チケット絶賛発売中!
▼リサイタルおよび『トスカ』のチケットのお求めは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金10:00~18:00、土10:00~15:00、日祝休)
期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会アーティスト登場回は11月7日(月)。ソプラノ舟橋千尋とバリトン松澤佑海がフレッシュな歌声を披露します!
コンサートを前に二人から自己紹介と、今回のプログラムについてのコメントが届きましたので、ご紹介いたします。
ソプラノ 舟橋千尋
幼少期よりピアノ、クラシックバレエを習っていましたので、いつも生活の中に音楽がありました。昔から歌を歌う事が大好きで、高校で声楽科へ進みましたが、当時はクラシックの歌い手というよりポップス系の歌手になる事が夢でした。芸能人になりたかったんです…(笑)その手のオーディションを受けていた時期もありました…。
高校3年生の時、当時お世話になっていた先生に東京の音大を勧められ上京しました。
大学3年生になった頃から、国内外のオペラに触れる機会が増え、生の音楽が持つ力強さの虜になりました。「私もいつかこの人達のようになりたい!この魅力を沢山の人に伝えたい!」と、ガラッと私の中で世界が変わりました。
初めて、大学院の時に役を頂いた『フィガロの結婚』の伯爵夫人はいつか絶対に演じたい役です。日本人として『蝶々夫人』を歌う事も夢です。幅広い役を表現出来る歌手になりたいと思っています。
今回は、今まで歌う機会の無かった『愛の妙薬』のアディーナや『フィガロの結婚』のスザンナをプログラムに入れてみました。私の中でも新たな挑戦ですので、皆様にもそこに注目して頂ければ嬉しいです。
共演者の松澤佑海さんとは年齢も近いですし、若さ溢れるフレッシュなコンサートになる事と思います♪
バリトン 松澤佑海
出身は埼玉県です。高校で合唱部に入ったことが大きな転機となりました。埼玉県は合唱が盛んで、先輩方の合唱にかける強い思いに感化され合唱の魅力に引き込まれていきました。
そうした中で声楽にも興味を持つようになり、初めて手にしたオペラ歌手のCDがフェルッチョ・タリアヴィーニという偉大なテノールのアリア集でした。その柔らかい独特の声と、甘く味のある歌唱に胸をときめかせずにはいられませんでした!こんな風に歌いたいという思いから、声楽家の道へと踏み出しました。
タリアヴィーニのようになりたいと思ったものの、私の声帯はテノールではなかったようで…今は主にバッソ・ブッフォの役柄に取り組んでいます。ブッフォの役柄では、芝居はもちろん、声での”技”も必要となります。こうした役柄を通して正確なテクニックを身に付け、ゆくゆくは異なるキャラクターにも挑戦していきたいと思っています。
共演の舟橋さんとは、先日上演された宮本亜門さん演出『フィガロの結婚』の合唱で知り合いました。その稽古中にアルテリーベでご一緒させて頂くことが決まり、今回がコンサートでの初共演となります。
今回のプログラムでは「綺麗な花には”知恵”がある…」をテーマに、喜劇からシリアスなものまで幅広く歌います。
男と女の生き方、駆け引きを様々な形でお届けします!
どうぞお楽しみください!
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
綺麗な花には“知恵”がある・・・
日時:2016年11月7日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:舟橋千尋(ソプラノ)、松澤佑海(バリトン)、松原裕子(ピアノ)
演奏予定曲:
モーツァルト 『フィガロの結婚』より 「世の男たちよ、目を開け」
ドニゼッティ 『愛の妙薬』より 「なんという愛!」
ヴェルディ 『イル・トロヴァトーレ』より 「静かな夜に」
ヴェルディ 『イル・トロヴァトーレ』より 「聞こえたか、朝ともなれば」
ほか
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
東京二期会オペラ劇場11月公演『ナクソス島のアリアドネ』、11月23日のプレミエまであと1か月を切りました。いよいよ演出のカロリーネ・グルーバーも来日し、本舞台を想定した立ち稽古が始まっています。
今回、プリマ・ドンナ/アリアドネ役を演じるソプラノ田崎尚美(11月24日・27日出演)。
二期会では、2011年R.シュトラウス『サロメ』(コンヴィチュニー演出)タイトルロールのカヴァーを務めた後、2012年ワーグナー『パルジファル』(グート演出)のクンドリ役でデビュー。その後2014年モーツァルト『イドメネオ』(ミキエレット演出)のエレットラ役で出演したときは、最後の壮絶なアリアで大きな賞賛を浴びました。今年9月のワーグナー『トリスタンとイゾルデ』(デッカー演出)ではイゾルデのカヴァーキャストを務めました。いずれもソプラノの大役にして、欧州歌劇場との共同制作/提携の舞台で、その国際的スケール感をいかんなく発揮しています。
今回の舞台にかける想いを、稽古場で収録しました。
VIDEO
映像には入っていませんが、「今回の舞台は、同世代の歌手のみなさんがたくさん集まりました。今までと違った稽古場の雰囲気というか、自分の考えや思ったことを出し合って、切磋琢磨して作り上げています」と語っていた田崎。
アーティストたちが想いを寄せ合うことで構築されていく稽古場。1か月後の完成した舞台をどうぞお楽しみに!
▼公演詳細はこちらから
・ライプツィヒ歌劇場との提携公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
田崎尚美 出演日:11月24日(木)、27日(日)
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
《便利!》
◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ)】なら、24時間いつでもどこでもご予約可能!
座席もご指定いただけます
チケットはお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取(※)
予約手数料0円。左の「Gettii」ボタンからお進みください。
(※…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでの支払・受取は出来ません)
※※学生席も販売中!※※
二期会オペラ公演は28歳未満の学生さんなら2,000円でご鑑賞頂けます!
・受付は、公演の前日まで二期会チケットセンター電話(03-3796-1831)のみ。
・事前の決裁が必要です。
▼学生席のお求め方法等、詳しいご案内はこちらをご覧ください。
・学生席について - 二期会チケットセンター
この春、二期会オペラ研修所マスタークラスを優秀な成績で修了した、若き歌手の声を聴くシリーズ Hakuju Hall「二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ」。
今シーズン第2回目となる11月10日(木)は、ソプラノ安齋里江、黒田詩織が出演します。ピアノは相田久美子。
ソプラノ 安齋里江
ソプラノ 黒田詩織
ピアノ 相田久美子
安齋、黒田の二人より、コンサートを目前にメッセージが届きました。
■安齋里江
「私は、マスタークラスから入所し、たくさんの仲間や先生方と出会い、自由にのびのびと音楽を学びました。黒田さんとはクラスが違いましたが、『フィガロの結婚』のアンダースタディで一緒に勉強させて頂きました。同じソプラノではありますが、私は明るく雰囲気が軽快な曲を歌うことが多く、黒田さんはしっとりとした穏やかな曲が多くて、お互いに役の性格や雰囲気が全く違うものを歌っているような気がします。二人で素敵なプログラムをお届けしますので是非お越しください。お待ちしています。」
■黒田詩織
「研修所に入所した当時から、ずっと目標としてきました「ディーヴァ,ディーヴォ」に出演することができ、本当に嬉しく思っております。先日の新進声楽家の夕べで初共演致しました安齋さんとの再共演です。今回は私の大好きなイタリアオペラを中心に、年代を追いながら皆様にお届けいたします。イタリアオペラの魅力溢れる演奏会に、ぜひお越しください。」
* * *
二人は研修生時代こそ所属クラスが違ったため、接点は少なかったのですが、本年7月に上演された『フィガロの結婚』では、共にアンダースタディーとしてプロダクションに参加し意気投合。
同じソプラノとはいえ、キャラクター、声質、音楽性も異なる二人。それぞれの個性を活かした曲目を出し合いながら、何度も話し合いを重ねました。その結果、ソプラノの多彩な音色を聴き比べるだけでなく、ヴィヴァルディ、ヘンデル、ベッリーニ、ドニゼッティ、そしてボイト、とバロックからロマン派までの名作オペラの歴史をたどる、アカデミックなプログラムとなりました。
トークを交えての約1時間、豊かな芸術のひとときをお届けします。
秋の深まる代々木公園の近く、Hakuju Hallへぜひお越しください。
■■■ 公演情報 ■■■
二期会のきらめく新星、ときめきのデビューコンサート!
二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ <第11回>
日時:2016年11月10日(木) 11:00開演(10:30開場) ※休憩なし約1時間
会場:Hakuju Hall (白寿ホール)
料金:全席自由 500円(税込)
出演:安齋里江(ソプラノ)、黒田詩織(ソプラノ)、相田久美子(ピアノ)
予定プログラム:
J.シュトラウスII世 “春の声”(安齋)
チマーラ “春の歌”(黒田)
ヴィヴァルディ 「グローリア」より“ラウダムス・テ”(安齋・黒田)
ヘンデル 『アルチーナ』より“また私を喜ばせに来て!”(安齋)
ドニゼッティ 『リタ』より“この清潔で愛らしい宿よ”(安齋)
ボーイト 『メフィストーフェレ』より“いつかの夜、暗い海の底に”(黒田)
カタラーニ 『ワリー』より“さようなら、ふるさとの家よ”(黒田)
プッチーニ 『妖精ヴィッリ』より“もし私がお前たちのように小さな花だったら”(黒田)
プッチーニ 『ラ・ボエーム』より“わたしが街を歩くと”(安齋)
主催:Hakuju Hall/株式会社白寿生科学研究所
協賛:株式会社ドラジェ
協力:二期会オペラ研修所
後援:公益財団法人東京二期会
▼コンサート詳細ページはこちらをご覧ください
・二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ - 白寿ホール
▼ご予約・お問合せは
・Hakuju Hall チケットセンター 03-5478-8700
10:00~18:00(火~土/祝日・休館日を除く)
新橋の音楽レストランで毎週月曜に開催している若手声楽家のステージ「アルテリーベ月曜フレッシュコンサート」。第120回を迎える10月24日(月)は、テノール前川健生のソロコンサートです!
「大テノール ユッシ・ビョルリングに捧げて」と題したこの度のステージ。また、来る2017年2月二期会『トスカ』ではテノールの主役カヴァラドッシのカヴァーキャストを務めています。
自己紹介とステージの聴きどころをあわせて話を聞きました。
* * *
――オペラ歌手をめざすことになったきっかけを教えてください
前川: 私の実家は愛知県の山奥の寺で、父のお経を唱える声を毎日聴いて育ちました。声を出すということが元来好きで、お経を読むだけでなく、
放送部や応援団、合唱団にも入り、文化祭で漫才をしてみたこともありました。声を出して人に何か伝えることに喜びを感じていたように思います。
高校生の時ですが、家にあった一枚のオペラのCDで、ルチアーノ・パヴァロッティの声を聴き、直感で「これだ!」と思いました。当時勉強についていけなくて、半分勉強から逃避するようにはじめた声楽の道でしたが、一度はまると飽きないたちだったようです、今日にまで至りました。
――今回のテーマ「大テノール ユッシ・ビョルリングに捧げて」にこめた想いを教えてください
前川: 国立音楽大学時代に師事した音楽学者の故・中村初穂先生から「古い時代の良い録音をいっぱい聴きなさい」との教えがありました。先生のご自宅でのレッスンの度に大量のCDを貸していただき、毎日深夜までCDを聴く生活。薦めてくださったCDの中にラインスドルフ指揮「トスカ」の全曲録音があり、カヴァラドッシはスウェーデンの大テナーユッシ・ビョルリングでした。もともとビョルリングは知っていましたが、彼の歌う2幕の「勝利だ!」の下りで衝撃を受け、後日先生に感動を伝えました。決して器用ではありませんが、品格あるスタイルと輝きある声をもつビョルリングのようなテノールになりたいとの目標を抱いています。今回のアルテリーベはビョルリングの得意としたオペラや歌曲、カンツォーネを取りそろえましたが、実は私がたくさん歌ってきた曲ばかりでした。学芸大学大学院時代からの伴奏者、清水麻理恵さんと息の合った演奏をお届けしたいです。
――2015年シーズンは『ダナエの愛』と『イル・トロヴァトーレ』で、二期会デビューの年となりました。来年2月『トスカ』ではカヴァラドッシのカヴァーを務めます。オペラ歌手としての夢はありますか。
前川: 私の声はもともとモーツァルトやドニゼッティを歌うレッジェーロの声質ですが、研修所に入所してから多くの演目に触れる機会をいただきました。先生方からのご指摘、同期たちのアドバイスをいただきなから自分の声の可能性について見つめてまいりました。レッジェーロだけでなく、ドラマティックな表現が可能な声をもっているだろう、と考えています。やはり挑戦したいのはヴェルディ、プッチーニのオペラです。もちろんレパートリーを拡大することが声への大きなリスクにつながりやすいことも重々承知しております。ビョルリングはモーツァルト、ロッシーニのような軽やかな作品からドイツリート、フランスオペラ、ヴェリズモオペラまでを得意にしていました。声の変化とともに、自分の声で歌い演じれる作品に一つでも多く出会うことができますよう、精進を重ねたいです。
* * *
テノール 前川健生
ピアノ 清水麻理恵
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
大テノール ユッシ・ビョルリングに捧げて
日時:2016年10月24日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:前川健生(テノール)、清水麻理恵(ピアノ)
演奏予定曲:
シュトラウス 「セレナーデ」
レオンカヴァッロ 「朝の唄」
モーツァルト 『ドン・ジョヴァンニ』より 「イル・ミオ・テゾーロ」
ドニゼッティ 『愛の妙薬』より 「人知れぬ涙」
プッチーニ 『トスカ』より 「星は光りぬ」
ほか
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
プレミエ公演を華やかにお迎えいただこうと、毎公演初日に実施しているプレミエ・キャンペーン。今年も、7月『フィガロの結婚』、9月『トリスタンとイゾルデ』では、バラの花を進呈させていただきました。
次回公演の11月『ナクソス島のアリアドネ』では、スパークリングワインをご用意いたします!
東京二期会オペラ劇場
◇◆◇ R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』プレミエ・キャンペーン ◆◇◆
11月23日(水・祝)初日公演にご来場のお客様、ペア70組様に、「甲州 酵母の泡」ハーフボトルを1本プレゼントいたします。※限定70本受付先着順
「甲州 酵母の泡」は、甲州種ぶどうのみで造られた純国産のスパークリングワインです。
ワイン専門誌『ワインの王国』で、最高5つ星を獲得。
今年5月に開催された「伊勢志摩サミット」の会場でもセレクトされました。
日生劇場でオペラ鑑賞のあとは、どうぞお二人で乾杯を!
・受付場所:日生劇場 ピロティ (エントランス・ロビー)
・受付開始:16時15分のピロティ開場時より先着順で受付、引換券をお渡しいたします。
終演後にワインとお引換えをいたします。
■■■ 公演情報 ■■■
東京二期会オペラ劇場
《ライプツィヒ歌劇場との提携公演》
R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』
プロローグと1幕のオペラ・日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演
日時:2016年11月
23日(水・祝) 17:00開演 <★プレミエ・キャンペーン実施日>
24日(木) 14:00開演
26日(土) 14:00開演
27日(日) 14:00開演
(各日とも 開場は開演の30分前/ピロティ開場は開演の45分前)
会場:日生劇場
料金:S席15,000円、A席13,000円、B席9,000円、学生席2,000円
指揮:シモーネ・ヤング
演出:カロリーネ・グルーバー
管弦楽:東京交響楽団
▼公演情報ページはこちら
・2016年11月公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
▼開演1時間前までご予約可能!
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
東京二期会オペラ劇場2017年2月公演G.プッチーニ『トスカ』のチケット一般発売が、10月15日(土)から始まります。発売前から多くのお問合わせをいただいており、オペラ・ファンの皆様の高いご期待に、嬉しくも身の引き締まる思いです。
そのご期待のひとつは、ダニエーレ・ルスティオーニの指揮でしょう。2014年『蝶々夫人』公演で初来日を果たして以来、日本での評価は高まる一方。とりわけ、今回は得意とするプッチーニ・オペラ、かつルスティオーニ自身が「最も愛する作品のひとつ」という『トスカ』を指揮します。
さっそくながら、若きマエストロから、公演にむけてのメッセージを受け取りました!
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日本の音楽ファン、とりわけイタリア・オペラ・ファンのみなさま、こんにちは!
指揮のダニエーレ・ルスティオーニです。
この度のローマ歌劇場からのすばらしいプロダクションに、みなさまをお誘いしたいと思います。『トスカ』はローマを舞台にした名作です。今回は、まさにそのローマ歌劇場で作られたプロダクションを日本に紹介することができるのです。
ふたたび東京二期会に戻ってくることができて光栄です。『蝶々夫人』から2年半、それは日本でプッチーニの音楽を作り上げる、とてもファンタスティックな経験でした。今回の『トスカ』も楽しみにしています。
『トスカ』はプッチーニのオペラの中でも最もパワフルな作品で、聴衆にも大きなインパクトを与えていると思います。私の最も好きなオペラのひとつです。
それだけでなく、このオペラの音楽には、私たちイタリア人が子どものころから心にあるような…ある意味、ここに、音楽家の、またイタリアのDNAが宿っているのであると思うのです。
この、ある意味イタリアのDNAといえるものを持って来日し、日本のアーティストと強いきずなを持って仕事するというのは大きな喜びです。日本のアーティストのみなさんはとてもパワフルですね。今回のプロジェクトには、全員が200%の力を出し、このイタリアの音楽に命を吹き込みたいと思います。
ここにまた来られたことを光栄に思います。
このすばらしいチームとの共演、協働を本当に楽しみにしています!
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チラシ(PDFファイル)
▼10月15日(土)より、いよいよチケット一般発売開始!
・ローマ歌劇場との提携公演 G.プッチーニ『トスカ』 - 東京二期会オペラ劇場
2017年2月15日(水)・16日(木)・18日(土)・19日(日)
東京文化会館大 ホール
現在二期会オペラ愛好会先行予約期間中!一般のお客様もお申し込みと同時に愛好会ご入会可!
詳しくは、二期会チケットセンター(TEL.03-3796-1831)までお気軽にどうぞ。
11月23日から日生劇場で開幕する『ナクソス島のアリアドネ』公演。今回の公演にも、ベテランから若手まで実力派の歌手が集結しています。
先日、『ナクソス島のアリアドネ』の音楽稽古(演技なしの音楽のみの稽古)でスタジオを訪れたハルレキン役の二人のバリトン、加耒 徹と近藤 圭にインタビューを行いました。
加耒 徹
近藤 圭
ハルレキンというよりも、イタリア語の「アルレッキーノ」と言われたほうがピンとくる方も、多いのではないでしょうか。『ナクソス島のアリアドネ』は、いろいろな意味でオペラの歴史が詰まった作品ですが、ハルレキンたちの登場でおわかりのように、イタリア伝統の仮面劇コメディア・デラルテの要素も取り入れられています。本来は幕間劇として演じられるコメディア・デラルテですが、オペラのパトロンの気まぐれな命令のせいで、真面目なオペラの本篇にそのキャラクターたちが登場することになった、というのが、『ナクソス島のアリアドネ』です。譬えとしては間違っていますが、「つるの恩返し」や「もも太郎」のような民話の世界にドラえもんやのび太君が入りこんで行ったりするのと、アイデアは近いような気がします。
さて、その喜劇チームのリーダー的存在が、ハルレキンです。加耒と近藤に、舞台にむけての意気込みを聞きました。
VIDEO
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加耒: 東京二期会オペラ劇場『ナクソス島のアリアドネ』ハルレキン役の加耒 徹です。
近藤: 同じくハルレキン役の近藤 圭です。
<ハルレキン役とは?>
加耒: オペラに出てくる4人の道化師がおりまして、中でも(ハルレキンは)お調子者というか、ひじょうに頭が良くて…
近藤: 『魔笛』のパパゲーノと、『フィガロの結婚』のフィガロを混ぜたような、楽しくて、陽気で、頭のいい…そういう役ですね。
加耒: フットワークが軽い感じですね。
近藤: ムードメーカーです。
加耒: (オペラの幕の)最初、孤独の島で、アリアドネが嘆いているのですけれども、(そこにハルレキンたちが)突然入ってくるのですね。みんなで慰めようよ、と。
オペラ・セリアの中から、ぽんと、喜劇の音楽と演技が出てくる。(そこが)私たちの役割かなあと思います。
<演出:カロリーネ・グルーバーについて>
近藤: カロリーネ・グルーバーさんは、実は2011年の、あれも日生劇場でしたけど、オペラ『ドン・ジョヴァンニ』のマゼット役で、彼女の演出でやらせていただいたのですけれど。彼女は、演出で「こうしろ、ああしろ」と動きのことは言わないのですけれど、何かそういうシチュエーションを作って、演じる者を本気にさせるといいますか、自動的に動いちゃう。そういう魔法のような演出をする、もう、僕の大、大尊敬する演出家です!
加耒: 楽しみですね。
近藤: 楽しみです。どういう演出になるか。
加耒: やっぱり、このオペラ自体が、演出によってガラッと色も変わるという作品なので。
もともと(ハルレキンは)道化師の陽気な音楽で書かれているので、どういう動きになるのかなあ、というのが楽しみですね。
<指揮:シモーネ・ヤングについて>
近藤: 実は、昨年まで、ドイツのハンブルクのほうで勉強していたのですけれど、そこのハンブルク州立歌劇場の音楽総監督がシモーネ・ヤングさんで。もういろいろオペラやコンサートを聴かせていただいたのですけれども、本当に魅力的、といいますか、指揮も踊るような感じで。
加耒: (大きくうなずく)
近藤: それでリハーサルとかも、すごい何回も見せていただいたりもしたのですけど…
(つづきは、動画でご覧ください)
▼<11/23公演プレミエ・キャンペーン開催決定!>公演詳細はこちらから
・ライプツィヒ歌劇場との提携公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
加耒 出演日:11月23日(水・祝)、26日(土)
近藤 出演日:11月24日(木)、27日(日)
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
《便利!》
◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ)】なら、24時間いつでもどこでもご予約可能!
座席もご指定いただけます
チケットはお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取(※)
予約手数料0円。左の「Gettii」ボタンからお進みください。
(※…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでの支払・受取は出来ません)
※※学生席も販売中!※※
二期会オペラ公演は28歳未満の学生さんなら2,000円でご鑑賞頂けます!
・受付は、公演の前日まで二期会チケットセンター電話(03-3796-1831)のみ。
・事前の決裁が必要です。
▼学生席のお求め方法等、詳しいご案内はこちらをご覧ください。
・学生席について - 二期会チケットセンター
銀座の中心にある高級フランス料理店「タテルヨシノ銀座」のオープン8周年記念ディナーに、今年も二期会アーティストが登場します。
8周年を迎えられる今年のガラ・ディナーは、10月22日(土)に開催。二期会からソプラノ髙橋絵理とテノール城 宏憲の二人が出演、旬の歌声を味わいいただきます。ピアノは髙田恵子。
ソプラノ 髙橋絵理
テノール 城 宏憲
ソプラノ髙橋は2012年『パリアッチ(道化師)』のネッダで二期会オペラ主演デビュー、13年『ホフマン物語』でもアントニアで主演し、五島記念文化財団オペラ新人賞を受賞。その奨学金によりイタリアで研修を積み、さらなる活躍が期待されるソプラノ・リリコの逸材。2017年2月二期会『トスカ』では、タイトルロールのカヴァーキャストを務めています。
テノール城 宏憲は、今年2月『イル・トロヴァトーレ』の主役マンリーコのカヴァーキャストをつとめ、急遽代役出演を果たしたことは記憶にあたらしいところでしょう。来年2月の『トスカ』はカヴァラドッシの本キャストを勝ち取り、次世代のテノール・リリコ・スピントとして大きな注目を集めています。
タテルヨシノ銀座では、コース料理の最初としてアーティストの紹介を兼ねた短いオープニングステージがあり、お料理の終盤デザートの時間に、メインのステージが開かれます。今回、『トスカ』公演を控えるアーティストを揃え、「妙なる調和」、「歌に生き恋に生き」、またトスカとカヴァラドッシの二重唱などを中心に、本格フレンチにふさわしい本格派の歌唱をお届けいたします。
なお、メインステージのときに運ばれるデザートはいつも、オペラにちなんだものにされているとか。今回はタテルヨシノ銀座さんからコメントを頂戴しました。
「タテルヨシノ銀座では、オペラ・ガラディナーだけの特別なコースを提供いたします。
ジビエの時期を感じられる料理の他、特にデザート「麗しきベル エレーヌ」にご期待ください。1864年ジャック オッフェンバックのオペレッタ「ベル エレーヌ」この主役のソプラノ歌手のためにエスコフィエが考えたデザートの再現です。
吉野シェフをはじめ、シェフパティシェやその他スタッフもこの特別なディナータイムの為に張り切っています」
イメージカラーの青い絨毯が美しく、また暮れゆく銀座の夜空が大きなガラス窓から一望できて、まるで深い海に潜っていくような非日常のディナーがお楽しみいただけるタテルヨシノ銀座。そこでさらに夢のような歌声をお届けいたします。
■■■ 公演情報 ■■■
レストラン タテル ヨシノ 銀座
8周年記念 オペラ ガラ ディナー
日時:2016年10月22日(土)19:00開演
・オープニングステージとお料理後のメインステージ
会場:レストラン タテルヨシノ銀座 (アクセス )
料金:25,000円(税込・サービス料別途)
出演:髙橋絵理(ソプラノ)、城 宏憲(テノール)、髙田恵子(ピアノ)
メインステージ曲目:
プッチーニ 『トスカ』より
「妙なる調和」、「歌に生き、恋に生き」、
「星は光りぬ」、第3幕最期の二重唱
プッチーニ 『ジャンニ・スキッキ』より
「私のいとしいお父さま」
トスティ 「理想の人」
プッチーニ 『ラ・ボエーム』より 「優しい乙女よ」
▼ご予約・お問合せはこちら
・レストラン タテル ヨシノ 銀座 TEL 03-3563-1511
・10月22日(土)タテルヨシノ銀座8周年記念 「オペラ ガラ ディナー」 |オンライン予約 - レストラン タテル ヨシノ 銀座
▼10月15日(土) いよいよチケット一般発売開始!
・ローマ歌劇場との提携公演 G.プッチーニ『トスカ』 - 東京二期会オペラ劇場
2017年2月15日(水)・16日(木)・18日(土)・19日(日) 東京文化会館大ホール
現在二期会オペラ愛好会先行予約期間中!一般のお客様もお申し込みと同時に愛好会ご入会可!
詳しくは、二期会チケットセンター(TEL.03-3796-1831)までお気軽にどうぞ。
「二期会サロンコンサート」通算188回を数える、2016-2017シーズンの第4回目は来年1月12日(木)。新しい年を迎えた表参道の並木道が、新春の慶びと共に華やかに飾られている様子が目に浮かびます。
さて今回の出演は、二期会オペラスタジオ(現・二期会オペラ研修所)では同期で学んだ二人のソプラノ、大川 繭と冨田真理。これまで共に数多くの演奏会でキャリアを積んできたその確かな実力で、出演オーディションにおいても、とても息の合った美しいアンサンブルを聴かせました。
コンサートでは、その美しいアンサンブルをお楽しみいただける オペラや歌曲の二重唱をプログラムのメインに、“ヨーロピアンな風”をお届けします。
アットホームな空間の中で贅沢で優雅なひとときを、どうぞお楽しみください。
ソプラノ 大川 繭
ソプラノ 冨田真理
チケットは10月12日(水)より販売開始!
今回も売り切れ必至です。どうぞお早目にお求めください。
■■■ 公演情報 ■■■
二期会サロンコンサート 2016-2017シーズン
Vol.188 新春の慶び ~ヨーロピアンな風と共に~
日時:2017年1月12日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:カワイ表参道コンサートサロン パウゼ
料金:全席自由 3,500円(税込・1ドリンク付き)
出演:大川 繭(ソプラノ)、冨田真理(ソプラノ)、相田久美子(ピアノ)
予定演奏曲:
フォーレ 「タランテラ」(二重唱)
デュパルク 「悲しき歌」
プーランク 「歌の調べ」
サティ 「エンパイヤ劇場の歌姫」
マイヤベーア オペラ『ディノーラ』より 「影の歌」
ドリーブ オペラ『ラクメ』より 「花の二重唱」
ほか
▼コンサート詳細・チケット情報はこちらから
・Vol.188 新春の慶び ~ヨーロピアンな風と共に~ | 二期会サロンコンサート 2016-2017シーズン - 東京二期会
期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会アーティスト登場回は10月17日(月)。ソプラノ金杉瞳子とバリトン宮城島 康がフレッシュな歌声を披露します!
コンサートを前に二人にインタビューを行いました。
ソプラノ 金杉瞳子(かなすぎ とうこ)
― 自己紹介をお願いします。
東京都出身です。幼い頃から歌うことが大好きでした。ヴァイオリンとピアノを習っていたこともあり、気付けばいつも音楽は身近な存在に。それに加えてお芝居、ミュージカル、映画など昔から両親に連れられてよく観に行っていたので、オペラと出会ってすぐその世界に夢中になったことは私にとってすごく自然なことでした。
私はソプラノの中でも軽めの声ですが、日本人では一番多い声種と言われています。そんな中で、ずっと聴いていたい、また聴きたい!と感じて頂けるような歌声を、恵まれた体格を活かして響かせられるよう常に心掛けています。
― プログラムについてコメントをお願いします。
今回共演させて頂く宮城島さんは同じ大学院の先輩ということもあり、大変光栄ですしご縁を感じます。プログラムも全てが勝負曲と言えるくらい、濃い目で聴きごたえのある内容です。もちろん美味しいお食事とお酒にピッタリだと思います♫様々なオペラの中に現れる“愛”の数々をソプラノとバリトンのハーモニーにのせて皆様にお届け出来ることが今からとても楽しみです。
バリトン 宮城島 康(みやぎしま こう)
― 出身は?
宮城県の県北。栗原市の出身です。
― 音楽、歌との出会い、声楽家になろうとしたきっかけをお願いします。
小学校時代に金管バンドに入ったことが大きな転機になったと思います。チューバを吹いていたのですが、重いし4分音符しかないし正直つまらないなーと思っていたのですが曲を合奏したときのパズルが合うような感動を得て、そのまま中学高校と吹奏楽部でチューバを吹いていました。大学進学を考えたときに声楽が必要だったので、いったんそこで楽器をやめ音楽教師になるべく大学に入ったのですが...師匠や友人からの「いい声だね」に見事に乗せられ、歌が大好きになってしまいました(笑) 全ては出会いにあったと思います。
― レパートリーや声種について。
声種はバリトンです。半分テノールの血があるともっぱらの噂ですが、名バリトンはテノールの声帯も持っている!のでいいことなのです。丸く軽い声なのでセビリアの理髪師、ドイツリート、最近はロシア語に手を出しました。近々フランスものにも手を出したいと思ってます。
― 未来について:目標、目的、夢などをお願いします。
舞台はたくさんのチャンスがあると思ってます。音楽の勉強だけではなく、人との繋がり、そして自分と向き合い戦う。たくさんの支えの中で歌えることへの感謝を忘れずに、一つずつ自分の音楽を詰み上げていこうと思います。今後もさまざまな曲や舞台にチャレンジしてどんな曲でも役でも当たり!って言われるのを目標に日々精進していきます。
― 今回のプログラムについてお聞かせ下さい。まずご共演者の金杉さんについてお願いします。
金杉さんは大学、大学院の後輩です。今回がソリストとして初共演になります。国立音楽大学は毎年100人近くの声楽生徒が入るのでなかなか一緒に演奏会に乗ることがありません。なので今回が非常に楽しみです!
― 聴きどころは?
アモーレというのは愛、大切な人と言う意味で時事ネタから拝借したのですが・・・日本歌曲からオペラオペレッタまで盛りだくさんです。さまざまな形に変化するアモーレをお届けします!
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
アモーレ!~歌声にのせて~
日時:2016年10月17日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:金杉瞳子(ソプラノ)、宮城島 康(バリトン)、松原裕子(ピアノ)
演奏予定曲:
レハール 『メリー・ウィドウ』より 「そこで僕はマキシムに」
モーツァルト 『後宮からの逃走』より 「どんな責め苦はあろうとも」
ドニゼッティ 『愛の妙薬』より 「なんという愛!」
レハール 『メリー・ウィドウ』より 「唇は語らずとも」
ほか
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
開館30周年を迎えたサントリーホール。この秋豪華なラインナップが並びますが、その大きな目玉はズービン・メータ指揮のウィーン・フィルの来日公演です。
特に30回目の、まさに開場記念日の10月12日に開催される公演では、ベートーヴェンの第九交響曲が演奏され、テノール・ソロに福井 敬が出演いたします。
福井 敬
長年にわたりウィーン・フィルとの親密な関係を築いてきたサントリーホールにおいて、今年80歳になるマエストロ、ズービン・メータの指揮で第九を歌うというのは、なんとも名誉あることです。過去に福井とマエストロとの繋がりは、震災の年に話題を呼んだ、N響とのチャリティーコンサートでの第九(2011年4月10日 東京文化会館)があります。
あの時の感動と、あの日を忘れない、という様々な思いが重なる公演となるでしょう。
■■■ 公演情報 ■■■
ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン JAPAN 2016
大和証券グループ Presents
ズービン・メータ指揮 ウィーン・フィル管弦楽団
日時:2016年10月12日(水) 19:00開演
<開館記念日コンサート>
会場:サントリーホール 大ホール
曲目・出演:
・モーツァルト 交響曲第36番 ハ長調 K425「リンツ」
・ベートーヴェン 交響曲第9番 ニ短調 op.125「合唱付」
ソプラノ:吉田珠代
メゾソプラノ:藤村実穂
テノール:福井 敬
バス:フランツ=ヨーゼフ・ゼーリッヒ
合唱:サントリーホール30周年記念合唱団)
※チケットは全席完売です
▼公演詳細・お問合せはこちら
・(10/12)ズービン・メータ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 公演スケジュール - サントリーホール
▼福井 敬へのインタビュー記事もご覧ください
・テノール福井 敬、今秋ウィーン・フィル「第九」に出演。指揮者のズービン・メータとは3度目の共演。 - 2016/6/18 - オペラの散歩道(二期会blog)
* * *
<福井 敬 今後の主なコンサート出演予定>
▼2016年11月5日(土)14:00 浜離宮朝日ホール
・福井 敬 スペシャルリサイタル ~ 福井 敬.net
▼2016年11月6日(日)15:00 ギャラクシティ西新井文化ホール
・フレッシュ名曲コンサート2016 梅田俊明×東京フィルハーモニー交響楽団 - ギャラクシティ
▼2016年12月4日(日)14:30 東京芸術劇場コンサートホール
・東京フロイデ合唱団「第九演奏会」
▼2016年12月6日(火)13:30 浜離宮朝日ホール
・【浜離宮アフタヌーンコンサート】福井敬×横山幸雄 松本隆・訳詞による シューベルト「美しき水車小屋の娘」 - 浜離宮朝日ホール
▼2016年12月10日(土)・11日(日) 両日14:00 札幌コンサートホールKitara
・札響の第九 - 札幌交響楽団
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▼福井 敬ファンサイト
・福井 敬.net
「ウィーン・フィル&サントリー音楽復興基金」では、2012年からウィーン・フィルハーモニー管弦楽団メンバーが継続的に東日本大震災の被災地を訪れ、こどもたちとその家族のためのコンサートを開催するとともに、次世代の音楽愛好者と演奏者育成のための音楽指導に取り組んできました。
本年10月、その5年にわたる活動の集大成として、「こどもたちのためのコンサート」がサントリーホールで開催されます。福島県郡山市内の中高生による合同オーケストラ・合唱団と、ウィーン・フィルメンバー、そして二期会のソリスト達が、山田和樹さんのタクトのもと愛に満ちた演奏を披露いたします!
ソプラノ 安井陽子
アルト 加納悦子
テノール 小原啓楼
バリトン 大沼 徹
■■■ 公演情報 ■■■
ウィーン・フィル&サントリー音楽復興基金
「こどもたちのためのコンサート」特別公演
~岩手・宮城・福島のこどもたちとウィーン・フィルメンバーによる夢の共演~
日時:2016年10月16日(日) 14:00開演(13:20開場)
会場:サントリーホール大ホール
料金:無料・要申込(ただし、ご応募はすでに締め切られております)
出演:
指揮 山田和樹、平川範幸
ソリスト 安井陽子(ソプラノ)、加納悦子(アルト)、小原啓楼(テノール)、大沼 徹(バリトン)
管弦楽&合唱
岩手県立宮古高等学校吹奏楽部
福島県郡山市内中高生合同オーケストラ&合唱団
仙台ジュニアオーケストラ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団メンバー
曲目:
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」から第4楽章
シベリウス:交響詩「フィンランディア」作品26 ほか
▼公演詳細ページはこちら
・ウィーン・フィル&サントリー音楽復興基金 「こどもたちのためのコンサート」特別公演~岩手・宮城・福島のこどもたちとウィーン・フィルメンバーによる夢の共演~ 公演スケジュール - サントリーホール
▼ウィーン・フィル&サントリー音楽復興基金の活動の詳細はこちら
・ウィーン・フィル&サントリー音楽復興基金 - サントリー芸術財団
VIDEO
『トリスタンとイゾルデ』に続くライプツィヒ歌劇場提携公演第2弾は、R.シュトラウスの名作『ナクソス島のアリアドネ』。11月23日(水・祝)より日生劇場にて上演いたします。
ライプツィヒ歌劇場でのプレミエ公演より
今年は、本作品のウィーンでの第2版初演からちょうど100年。記念すべき年に、指揮シモーネ・ヤング、演出カロリーネ・グルーバーを迎えてお贈りします。指揮、演出ともに女性となるオペラ公演は、二期会史上初です。
指揮 シモーネ・ヤング
演出 カロリーネ・グル―バー
舞台の上でも、女性歌手の活躍が際立つ作品。メゾソプラノ演じる作曲家のリリックなモノローグ、コロラトゥーラの代表役のひとつツェルビネッタの超絶技巧、そしてラストの、リリック・ソプラノによるアリアドネの、バッカスとの情熱的な愛の二重唱…それぞれの主役にすばらしい歌が用意されていて、聴きどころ満載のオペラなのです!
ソプラノ 林 正子
今日は『アリアドネ』のキャストから、タイトルロールで出演するソプラノ林 正子(11/23・26)が、本公演に先立ってR.シュトラウスに向き合うステージをご紹介します。
◆ひとつは、10月2日(日)18時30分、東京ドイツ文化センター内ホールでの日本リヒャルト・シュトラウス協会の第168回例会が、「林 正子特別演奏会」として催されます。
林は、シュトラウス初期の『8つの詩』と晩年の『4つの最後の歌』を演奏予定。一般の方も2,000円でご入場可能です。(学生1,000円 さらにお得なキャンペーンもあるそうです)。
■■■ 公演情報 ■■■
日本リヒャルト・シュトラウス協会
第168回例会 特別演奏会
日時:2016年10月2日(日) 18:30開演
(18:10より会員総会あり)
会場:東京ドイツ文化会館内 OAGホール(青山一丁目)
料金:日本リヒャルト・シュトラウス協会会員 1,000円
一般 2,000円、学生 1,000円
出演:林 正子(ソプラノ)、井出徳彦(ピアノ)
▼日本リヒャルト・シュトラウス協会 第168回例会特別演奏会 詳細はこちら
・第168回例会 特別演奏会のお知らせ
●お申込・お問合せは
日本リヒャルトシュトラウス協会
TEL 03-3582-1266(平日13時~17時・不定休)
・メールで問合せ
◆そしてもうひとつが、10月19日(水)、横浜みなとみらいホール小ホールでの「みなとみらい クラシック・マチネ~名手と楽しむヨコハマの午後~」に出演。
12時10分からの第1部と、14時30分からの第2部で構成されており、それぞれ「出発点」、「到達点」というテーマが付けられています。歌曲だけでなく、昨年演じた『ダナエの愛』からのモノローグも演奏予定とか。各部の入場料は1,000円で、両方セットで聴ける1日券1,800円という嬉しい価格ですが、すでに第1部は予定販売数が終了しているそうです。第2部にお急ぎください!
■■■ 公演情報 ■■■
みなとみらいクラシック・マチネ
林正子(ソプラノ)
~R.シュトラウス(1864~1949)創作の出発点と到達点~
日時:2016年10月19日(水)
第1部 12:10開演(11:30開場)=予定販売数終了
第2部 14:30開演(13:50開場)=発売中
※各部別プログラム・入れ替え制
会場:横浜みなとみらいホール 小ホール
料金:全席指定 各部1,000円
出演:林 正子(ソプラノ)、石野真穂(ピアノ)
▼みなとみらいクラシック・マチネ~林 正子 詳細はこちら
・林正子(ソプラノ) ~R.シュトラウス(1864~1949)創作の出発点と到達点~ - 横浜みなとみらいホール
●ご予約・お問合せは
・横浜みなとみらいホールチケットセンター
TEL 045-682-2000(10:00~18:00)
* * *
2010年『サロメ』、昨年の『ダナエの愛』に続いての主演。今や二期会のシュトラウス・オペラ公演に欠かせないソプラノとなった林 正子を、この10月からどうぞご堪能ください!
▼林 正子の出演は23日と26日!『ナクソス島のアリアドネ』公演情報はこちら
・2016年11月公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
11月23日(水・祝)17:00、24日(木)14:00、26日(土)14:00、27日(日)14:00/日生劇場
▼『ナクソス島のアリアドネ』チケットのお求めはこちら
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
お馴染み、青島広志氏の軽妙なトークと、実力派歌手の出演で毎回好評いただいている「二期会オペラ講座」。
このたび当日演奏予定の曲目全てが決定しましたので、ブログ読者の皆様にいち早くお知らせいたします!
東京二期会が2017年2月に上演予定のプッチーニ『トスカ』から、有名シーンをたっぷりとお聴きいただき、そのほかの様々なオペラ作品も青島氏の軽妙なトークと二期会歌手の演奏で俯瞰しながら、お届けいたします。
出演は11月『ナクソス島のアリアドネ』に出演のソプラノ田崎尚美、2月『トスカ』に出演のテノール城 宏憲とバリトン増原英也。皆、若手ながら着々と大きな舞台で成果を上げ続けており、今後ますますの活躍が期待される歌手陣です。
これを見ればあなたもオペラ通!是非お誘い合わせの上、ご来場ください。
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ講座(通算第39回)
ブルーアイランド音楽辞典『大作曲家による究極のオペラ縦断』シリーズ(20)
『トスカ』~力強き女性の系譜~
日時:2016年10月8日(土) 19:00開演(18:30開場)
会場:渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール
参加費:(全自由席)
一般¥3,000、学生¥1,000
(二期会オペラ愛好会会員割引あり)
出演:
青島広志(お話しとピアノ)
田崎尚美(ソプラノ)、城 宏憲(テノール)、増原英也(バリトン)
演奏予定全曲目 :
プッチーニ作曲『トスカ』より
・”妙なる調和”(城)
・”私たちの可愛い家に行きたくないの?”[愛の二重唱](田崎&城)
・”行け、トスカ”(増原)
・”彼を助けて!”(田崎&増原)
・”歌に生き、愛に生き”(田崎)
・”星は光りぬ”(城)
プッチーニ作曲『ラ・ボエーム』より
・”ミミ、君はもう戻ってこない ”(城&増原)
チレア作曲『アドリアーナ・ルクブルール』より
・”私は神のいやしいしもべです”(田崎)
ベートーヴェン作曲『フィデリオ』より
・”悪人よ、どこへ急ぐ?”(田崎)
ヴェルディ作曲『オテロ』より
・”クレド”[ヤーゴの信条](増原)
▼チケットのお求めはこちら
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
▲田崎尚美 東京二期会2012年9月 R.ワーグナー『パルジファル』クンドリ役(撮影:三枝近志)
▲城 宏憲 東京二期会2016年2月 G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』マンリーコ役 (撮影:三枝近志)
▲増原英也 G.ヴェルディ『リゴレット』タイトルロール(写真中央、イタリア・ミラノにて)
ご来場お待ちしております!
▼2月『トスカ』の本公演情報はこちら
・2017年2月公演 G.プッチーニ『トスカ』 - 東京二期会オペラ劇場
2月15日(水)18:30、16日(木)14:00、18日(土)14:00、19日(日)14:00/東京文化会館大ホール
9月24日(土)より愛好会先行予約が始まりました。良い席お早目に!
チケット予約と同時に二期会オペラ愛好会へのご入会可能(電話受付のみ)です。
一般発売は10月15日(土)受付開始です。
▼『トスカ』チケットのお求めはこちら
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
北とぴあ さくらホールで毎年開催している「二期会オペラ研修所コンサート」。
今年の開催は例年より早めの11月17日(木)。二期会オペラ研修所在籍の研修生、全156名の中から選抜された20名が、日々の研鑚の成果をご披露いたします。
このたび、9月29日(木)のチケット一般発売日を目前に、予定プログラム全曲が決定しました!
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
北とぴあ国際音楽祭2016 関連公演
第93回二期会オペラ研修所コンサート
日時:2016年11月17日(木) 18:00開場/18:30開演
会場:北とぴあ さくらホール
・JR京浜東北線王子駅北口徒歩2分
・地下鉄南北線王子駅5番出口前
料金:全席指定 A席3,000円 B席2,000円
(チケット一般発売 9月29日(木))
出演者と予定プログラム:
<第1部>
1. ドニゼッティ作曲 『ドン・パスクァーレ』より 「準備は出来たわ」
ノリーナ:小松原明紀(ソプラノ)、マラテスタ:寺西一真(バリトン)※
2. ドニゼッティ作曲 『アンナ・ボレーナ』より 「私の生まれたあのお城」
吉田愼知子(ソプラノ)
3. マスネ作曲 『タイス』より 「私がどれほど綺麗か、教えてちょうだい」
田浦彩夏(ソプラノ)
4. ビゼー作曲 『カルメン』より 「母の話をしておくれ」
ミカエラ:川田桜香(ソプラノ)、ドン・ホセ:相山潤平(テノール)
5. モーツァルト作曲 『イドメネオ』より 「オレステスとアイアスの」
矢野敦子(ソプラノ)
6. ドニゼッティ作曲 『シャモニーのリンダ』より 「この心の光」
村山 舞(ソプラノ)
7. プッチーニ作曲 『蝶々夫人』より 「花の二重唱」
蝶々夫人:内田稚菜(ソプラノ)、スズキ:花房英里子(メゾソプラノ)
8. ロッシーニ作曲 『チェネレントラ』より 「哀しみと涙のうちに生まれ」
中川香里(メゾソプラノ)
9. ヴェルディ作曲 『リゴレット』より 「美しい、愛らしい乙女よ」
ジルダ:斉藤真歩(ソプラノ)、リゴレット:的場正剛(バリトン)、
マッダレーナ:郷家暁子(メゾソプラノ)、マントヴァ公爵:市川浩平(テノール)
<第2部>
10. ドリーブ作曲 『ラクメ』より 「おいで、マリカ(花の二重唱)」
ラクメ:緒方麻紀(ソプラノ)、マリカ:花房英里子(メゾソプラノ)
11. オッフェンバック作曲 『ホフマン物語』より 「輝けダイアモンドよ」
金子慧一(バス)
12. マスネ作曲 『マノン』より 「私が女王のように街を歩くと」
髙品綾野(ソプラノ)
13. ヴェルディ作曲 『椿姫』より 「幸せなある日」
ヴィオレッタ:西口彰子(ソプラノ)、アルフレード:澤原行正(テノール)
14. モーツァルト作曲 『魔笛』より 「なんと美しい絵姿」
市川浩平(テノール)
15. ドヴォルザーク作曲 『ルサルカ』より 「月に寄せる歌」
斉藤真歩(ソプラノ)
16. ベッリーニ作曲 『清教徒』より 「ああ、永遠に君を失ってしまった」
的場正剛(バリトン)
17. ベルリオーズ作曲 『ファウストの劫罰』より 「愛の激しい炎は」
郷家暁子(メゾソプラノ)
ピアノ:山口佳代
現在研修所において、第3年次のマスタークラスはオペレッタ作品、第2年次の本科はベルカント作品、第1年次の予科はモーツァルトの作品に取り組んでおり、授業後も、積極的に講師に質問する研修生の姿が多く見られます。
プロのオペラ歌手を目指して、日々研鑽を積んでいる若き歌手たち。ぜひこの機会にお聴きください!
▼コンサート概要ページはこちら
・第93回 二期会オペラ研修所コンサート - 東京二期会
▼チケットのお求めは
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝休)
※ 出演者変更のお知らせ (10/7(金)追記)
当初出演を予定しておりました バリトン佐藤健太 は、都合により出演が不可能となりました。 かわりまして バリトン寺西一真 が出演いたします。何卒ご了承ください。なお、出演者の変更による曲目の変更はございません。
▼北とぴあ国際音楽祭(2016年10月28日(金)~11月27日(日))の情報はこちら
・北とぴあ国際音楽祭2016|イベント情報 - 公益財団法人 北区文化振興財団
*車椅子席をご希望の方は、発売日より公演一週間前までに公益財団法人北区文化振興財団 03-5390-1221へご予約ください(席数に限りがございます)。
*未就学児のご入場はお断り申し上げます。
*やむを得ぬ事情により、出演者・演奏内容等が変更になる場合がございますので予めご了承ください。
「誰でも気軽に楽しめる音楽フェスティバル」として2006年に始まり、今年11回目を迎える仙台クラシックフェスティバル“せんくら”。
今年、二期会からの出演アーティストは、昨年に続き出演するバリトン成田博之に加え、ソプラノ幸田浩子、嘉目真木子が初登場!9月30日(金)~10月2日(日)の3日間、仙台の各所で素敵な歌声をお届します。
こちらにアーティストごとに出演公演をご紹介いたします。
(【数字】は公演番号)
すでにチケット売切れの公演も続出しています!ご希望の公演はどうぞお早めに。
秋本番の仙台。お出かけするには最高の季節となりました。この機会に「せんくら」の素晴らしい音楽と、味覚、風土を存分に味わってはいかがでしょう!
▼チケット情報、会場アクセスなど詳しい情報は公式サイトをご覧ください
・せんくら|仙台クラシックフェスティバル|2016
この春、二期会オペラ研修所マスタークラスを優秀な成績で修了した、若き歌手の声を聴くシリーズ Hakuju Hall「二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ」。
今年度の第一弾は、9月29日(木)。ソプラノ山田 麗、メゾソプラノ和田朝妃が出演します。ピアノは藤川志保。
ソプラノ 山田 麗
メゾソプラノ 和田朝妃
ピアノ 藤川志保
山田、和田の二人より、コンサートへ向けた意気込みが届きました。
■山田 麗
「今回はこのような機会を頂き、ありがとうございます。二期会では本科からの2年間、歌は勿論、演技力や表現力を沢山学ばせていただきました。今回の演奏会ではその成果を生かし、それぞれのキャラクターの喜怒哀楽を表現したいと思っています。」
■和田朝妃
「ソプラノとメゾソプラノ、キャラクターの異なる2つの声種を聴いて頂き、それぞれの違った声の魅力に気づいて頂けたらなと思っております。ぜひ最後までお楽しみください!」
* * *
和田は、第59期マスタークラス修了時に最優秀賞、川崎靜子賞を受賞。本年7月の東京二期会『フィガロの結婚』では、ケルビーノ役のアンダースタディ及び合唱出演で参加しました。今月23日の「二期会新進声楽家の夕べ」(東京文化会館小ホール)にも出演します。
山田は、本科から二期会オペラ研修所で学び、修了試演会は、ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』タイトルロールを演じました。軽やかな高音と、明るく伸びやかな音楽性が魅力のソプラノ。
さわやかな新涼の朝、ぜひ二人の瑞々しい声をお聴きください!
■■■ 公演情報 ■■■
二期会のきらめく新星、ときめきのデビューコンサート!
二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ <第10回>
日時:2016年9月29日(木) 11:00開演(10:30開場) ※休憩なし約1時間
会場:Hakuju Hall (白寿ホール)
料金:全席自由 500円(税込)
出演:山田 麗(ソプラノ)、和田朝妃(メゾソプラノ)、藤川志保(ピアノ)
予定プログラム:
W.A.モーツァルト 『コジ・ファン・トゥッテ』より “ああ 妹よ、見てごらん”(二重唱)
デラックァ 「ヴィラネル」(山田)
平井康三郎 「うぬぼれ鏡」(山田)
ラフマニノフ 「泣くな、美しい人よ」(和田)
ラフマニノフ 「春の流れ」(和田)
ヴェルディ 『リゴレット』より“慕わしい人の名は”(山田)
ドニゼッティ 『ラ・ファヴォリータ』より“ああ 私のフェルナンド”(和田)
バーンスタイン 『キャンディード』より“きらびやかに着飾って”(山田)
ビゼー 『カルメン』より “ハバネラ”(和田)
主催:Hakuju Hall/株式会社白寿生科学研究所
協賛:株式会社ドラジェ
協力:二期会オペラ研修所
後援:公益財団法人東京二期会
▼コンサート詳細ページはこちらをご覧ください
・二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ - 白寿ホール
▼ご予約・お問合せは
・Hakuju Hall チケットセンター 03-5478-8700
10:00~18:00(火~土/祝日・休館日を除く)
毎年恒例「二期会新進声楽家の夕べ」。
今春、二期会オペラ研修所を優秀な成績で修了した期待の新入会員20名が、お披露目の場ともなる一夜限りのコンサートに出演致します!
この同期生20人で出演する機会は、きっと最初で最後となるこのコンサート。毎年楽しみにされている方も多くいらっしゃいます。出演者達も最終のピアノ合わせを順調に終え、気合も十分!
そんな中、今回は出演者代表として、ソプラノの安齋里江と渡邊仁美より、コンサート前の意気込みを伺うことができました!この二人はソロだけではなくアンサンブルでも歌声を披露致します!
* * *
今年も少しずつ秋の気配が感じられ、「二期会新進声楽家の夕べ」が近づいて参りました。
研修所を卒業してから約半年が過ぎ、研修所で週2回必ず会っていた仲間とも離れ、それぞれがコレだと思う音楽を目指し、日々頑張っています。当日も1人1曲ですので、想いがつまった一曲入魂の演奏がお聞かせできるかと思います。
声楽家としてのスタートラインに立ったばかりの私達ですが、応援に来て頂けるととても嬉しいです!
――ソプラノ 安齋里江
今年3月に二期会オペラ研修所を修了した私たち第59期生は、二期会新会員として、このコンサートに出演させていただきます。
素晴らしい機会を与えていただいたことに感謝するとともに、新しい道の始まりに身の引き締まる思いです。
研修生として学ばせていただいた日々の集大成として、個性溢れる20名の新人がそれぞれ渾身の演奏をいたします。
音楽との出会いはいつも刺激的で、私に感動を与えてくれます。お客様と、感動の時間を共有させていただくことができましたら幸いです。ご来場を心よりお待ちしております。
――ソプラノ 渡邊仁美
* * *
■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ研修所 第59期修了生・成績優秀者による
二期会新進声楽家の夕べ
日時:2016年9月23日(金) 18:30開演(18:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール(JR上野駅公園口より徒歩1分)
料金:全席自由 3,000円
出演者と予定プログラム:
<第1部>
藤木みわ ソプラノ ドニゼッティ 『連隊の娘』より “フランス万歳”
櫻井智美 ソプラノ ドニゼッティ 『ランメルモールのルチア』より “香炉はくゆり”(狂乱の場)
小山晃平 バリトン ヴェルディ 『マクベス』より “裏切り者め!憐れみも誉も愛も”
中澤里菜 ソプラノ オッフェンバック 『ホフマン物語』より “生け垣に小鳥たちが”
佐藤菜穂 ソプラノ カタラーニ 『ラ・ワリー』より “さようなら、ふるさとの家よ”
真野綾子 ソプラノ ヴェルディ 『椿姫』より “ああ、そはかの人か ~ 花から花へ”
齋藤由香利 ソプラノ ウェーバー 『魔弾の射手』より “亡きおばの見た夢”
高橋希絵 ソプラノ コルンゴルト 『死の都』より “私に残された幸せ”(マリエッタの歌)
舟橋千尋 ソプラノ ヴェルディ 『イル・トロヴァトーレ』より “静かな夜は”
佐竹仁美 ソプラノ ベッリーニ 『清教徒』より “あなたの優しい声が”
渡邊仁美 ソプラノ・宮城島 康 バリトン
ヴェルディ 『イル・トロヴァトーレ』より 二重唱“よいか?夜が明けたら”
<第2部>
安齋里江 ソプラノ・黒田詩織 ソプラノ・和田朝妃 メゾソプラノ
R.シュトラウス 『ばらの騎士』より 三重唱“マリー・テレーズ!”
金杉瞳子 ソプラノ ロッシーニ 『セミラーミデ』より “麗しい光が”
推屋 瞳 ソプラノ バーンスタイン 『キャンディード』より “きらびやかに着飾って”
今井実希 ソプラノ シャルパンティエ 『ルイーズ』より “その日から”
宮城島 康 バリトン チャイコフスキー 『スペードの女王』より “私は貴方を愛しています”
中道友香 ソプラノ レハール 『ロシアの皇太子』より “いつかきっと愛する人が”
佐々木麻子 ソプラノ トマ 『ミニョン』より “私はティターニア”
黒田詩織 ソプラノ ビゼー 『カルメン』より “不安にさせるものなどない”
安齋里江 ソプラノ ベッリーニ 『夢遊病の女』より “ようこそ皆さん 私にとって今日という日は”
渡邊仁美 ソプラノ R.シュトラウス 『ナクソス島のアリアドネ』より “すべてのものが清らかな国がある”
和田朝妃 メゾソプラノ チレア 『アドリアーナ・ルクヴルール』より “苦い悦び”
▼ご予約・お問合せは
・二期会チケットセンター 03-3796-1831
(10:00~18:00/土曜は15:00まで/日祝休業)
▼公演情報ページはこちら
・二期会新進声楽家の夕べ(2016/9/23)|コンサートラインアップ - 東京二期会
3シーズン目を迎えた、期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会アーティスト登場回は9月26日(月)。表 亜由美&辰巳陽子の〈メゾソプラノ〉同士という珍しい共演で、フレッシュな歌声をご披露します!
コンサートを前に、二人からメッセージが届きましたのでご紹介いたします。
―― 自己紹介 ――
表 亜由美
長崎県出身です。海と山に囲まれた街で育ちました。中学生の時に歌と出会い、気付けば音楽コースのある高校へ、そして本格的に東京の音大へ進学しました。上京して生まれて初めてオペラを観て感激して自分も舞台に立ちたいと強く思うようになりました。
学生時代、とにかく人より上手歌う事しか考えていなかった私に恩師から「音楽は人と競うのではなく、自分と競うものよ」と言われた事で、自分の音楽と真摯に向き合うことが大切だと気付かされました。
今後もどんどん新しいことに挑戦し色々な経験を積み、素敵な歌が歌える歌手になりたいです。そしてたくさんの方に聞いて頂きたいです。
辰巳陽子
大阪府豊中市出身。粉物をおかずに、ご飯をいただく。お好み焼き定食大好きです。
歌う事が好きになったきっかけは小学校の音楽の授業でした。ある日大きな声で歌ってみるととっても気持ちがよく、爽快だったことを覚えています。そして小さい頃からクラシックバレエを習っていたので、舞台の上で音楽に乗せ、お芝居をすることも大好きでした。ですので大学で歌を勉強しだすと自然とオペラの魅力にはまっていきました。
演じている登場人物が舞台の上で生きている、そんなオペラ歌手になりたいです!
―― コンサートの注目どころ ――
今回はメゾソプラノ二人で歌わせていただきます。メゾソプラノ二人だけのコンサートはなかなかありません。これだけでも必見です!
一部はドイツ語、フランス語、日本語の歌曲を秋風たっぷりにご堪能ください。
二部ではガラリと変わりオペラが満載です。人間味溢れるメゾの響きと、ピアニスト高田恵子さんの素晴らしい音楽を楽しんでいただければと思います。
皆様にお会いできること楽しみにしております!
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
魅惑のAutumn Night ~メゾソプラノの饗宴~
日時:2016年9月26日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:表 亜由美(メゾソプラノ)、辰巳陽子(メゾソプラノ)、高田恵子(ピアノ)
演奏予定曲:
ビゼー 『カルメン』より 「ハバネラ」
ブラームス 「永遠の愛」
木下牧子 「寂しいカシの木」
ほか
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
いよいよ明日、9月10日(土)から東京文化会館大ホールにて、ライプツィヒ歌劇場との提携公演 R.ワーグナー作曲オペラ『トリスタンとイゾルデ』が開幕します!
こちらに公演当日のご案内を致します。 【9/9(金)19:00更新】
東京二期会オペラ劇場 <ライプツィヒ歌劇場との提携公演> 2016年9月公演 R.ワーグナー作曲 『トリスタンとイゾルデ』 オペラ全3幕 <日本語字幕付原語(ドイツ語)上演> 指揮:ヘスス・ロペス=コボス/演出:ヴィリー・デッカー
当日券と公演タイムテーブルのご案内
9月10日(土)
9月11日(日)
9月17日(土)
9月18日(日)
当日券
S,A,B,C
S,A,B,C
S,A,B,C
S,A,B,C
当日券販売 /窓口受付
12:30~
開場
13:00
開演
14:00
第1幕
約80分
休憩予定時刻
15:20~15:50
第2幕
約70分
休憩予定時刻
17:00~17:30
第3幕
約75分
終演予定
18:45
東京文化会館 =アクセス=
<JR> [山手線][京浜東北線][上野東京ライン][宇都宮・高崎線][常磐線] [東北・上越・北陸・秋田・山形新幹線]=「上野駅」公園口から徒歩1分 <地下鉄> [銀座線][日比谷線]=「上野駅」7番出口から徒歩5分 <京成電鉄> [京成本線]=「京成上野駅」正面口から徒歩6分
お車でご来場のお客様は東京文化会館ウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - 東京文化会館|来場者の皆様へ
※上記、販売予定当日券は9日17:00現在の情報 です。販売状況により公演当日より前に販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※公演タイムテーブルは、当日の演奏・進行によりずれる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
▼公演情報ページはこちら
・2016年9月公演 R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
《便利!》
◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ) 】では、前売券が公演当日の開演1時間前までご予約が可能 です!!
チケットはご来場の途中にお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取いただけます(※)ので、余裕をもってお越しいただけます!是非ご利用ください!!
24時間受付、予約手数料0円。左の「Gettii」ボタンからお進みください。
(※…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでの支払・受取は出来ません)
* * *
《東京二期会『トリスタンとイゾルデ』プレミエ・キャンペーン》
9月10日(土)初日公演にご来場の女性のお客様150名様に「永遠の愛」を伝える深紅の「ばらの花」をご進呈いたします!
▼キャンペーン詳細はこちら
・9/10(土)プレミエ・キャンペーン!~先着150名の女性のお客様に深紅のばらの花をご進呈 - 二期会blog
青島広志氏の軽妙なトークと、実力派歌手の出演で毎回好評いただいている「二期会オペラ講座」。
今回は、11月公演『ナクソス島のアリアドネ』に出演の田崎尚美、2月公演『トスカ』に出演の城 宏憲、増原英也の共演でオペラを彩る力強い女性像に迫ります。
『トスカ』は歌姫トスカの悲恋が、プッチーニの最高にドラマチックな旋律で描き出される名作。
オペラの中でも屈指の人気を持つこの演目を、青島広志が様々な作品のヒロインを俯瞰して、皆様にお届けします。
これを見ればあなたもオペラ通!是非お誘い合わせの上、ご来場ください。
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ講座(通算第39回)
ブルーアイランド音楽辞典『大作曲家による究極のオペラ縦断』シリーズ(20)
『トスカ』~力強き女性の系譜~
日時:2016年10月8日(土) 19:00開演(18:30開場)
会場:渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール
参加費:(全自由席)
一般¥3,000、学生¥1,000
(二期会オペラ愛好会会員割引あり)
出演:
青島広志(お話しとピアノ)
田崎尚美(ソプラノ)、城 宏憲(テノール)、増原英也(バリトン)
演奏予定曲:
プッチーニ作曲『トスカ』より
・”妙なる調和”(城)
・”行け、トスカ”(増原)
・”歌に生き、愛に生き”(田崎)
プッチーニ作曲『ラ・ボエーム』より
・”ミミ、君はもう戻ってこない ”(城&増原)
チレア作曲『アドリアーナ・ルクブルール』より
・”私は神のいやしいしもべです”(田崎)
ほか
▼チケットのお求めはこちら
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
ご来場お待ちしております!
▼2月『トスカ』の本公演情報はこちら
・2017年2月公演 G.プッチーニ『トスカ』 - 東京二期会オペラ劇場
チケットは9月24日(土)より愛好会先行予約、10月15日(土)より一般発売開始です!
本格フレンチと本格オペラの歌声で毎回ご好評をいただいている「ラリアンス・オペラ・コレクション with 二期会」。
12回目を迎える9月20日(火)は、11月公演『ナクソス島のアリアドネ』のキャストから、ソプラノ上田純子、バリトン近藤 圭が出演します!ピアノは松原裕子。
エコー役で11月23日・26日公演に出演予定の上田純子は、文化庁海外研修制度によりウェールズにて研鑽を積んだ期待のソプラノ。賞歴も多く、イタリア声楽コンコルソソプラノ特賞、第8回東京音楽コンクール声楽部門第1位などに輝いています。
また、ハレルキン役で24日・27日に出演予定の近藤 圭。毎週土曜日放送のBSフジ「レシピ・アン ~リゾートとオペラの出会い~ 」に出演しているので、ご存じの方も多いことでしょう。好評を得た2011年二期会『ドン・ジョヴァンニ』マゼット役につづいて、今回の『ナクソス島』でもカロリーネ・グルーバーの演出に挑みます。
ソプラノ 上田純子
バリトン 近藤 圭
ピアノ 松原裕子
さて、今回のオペラ・コレクション。
秋の夜長にふさわしく、オペラの名曲に、夜、星、月にちなんだ曲を取り入れました。天井が高いレストラン・ラリアンスならではの豊かな音響で、夜空をご想像いただきながら、特別なディナーをお楽しみにください!
■■■ イベント情報 ■■■
《ラリアンス オペラ・コレクション with 二期会》
仲秋の夜を彩る、星月とオペラとフレンチと…
日時:2016年9月20日(火) 18:00開店
第1ステージ 19:30~/第2ステージ 20:30~
※ご予約はお好きな時間で承ります
会場:神楽坂「ラリアンス」
(「飯田橋駅」JR西口より徒歩2分・地下鉄B3出口より徒歩1分)
コースと料金:(ステージ・サービス料・税込)
・ムニュ"神楽"コース 8,500円~
・シェフ"大堀"コース 13,500円~
※ミュージックチャージ等の特別料金は一切かかりません
出演:上田純子(ソプラノ)、近藤 圭(バリトン)、松原裕子(ピアノ)
予定プログラム:
第1ステージ
・プッチーニ 「太陽と愛」
・R.シュトラウス 「ひそやかな誘い」
・プッチーニ 『ラ・ボエーム』より 「私の名前はミミ」
・モーツァルト 『フィガロの結婚』より 「もう飛ぶまいぞこの蝶々」
第2ステージ
・モーツァルト 『ドン・ジョヴァンニ』より 「シャンパンの歌」
・ドヴォルザーク 『ルサルカ』より 「月に寄せる歌」
・モーツァルト 『魔笛』より 「恋の痛みを知る人は」
▼詳細・ご予約・お問合せはこちらから
・神楽坂ラリアンス
東京都新宿区神楽坂2-11 TEL03-3269-0007
▼上田純子と近藤 圭が出演する『ナクソス島のアリアドネ』情報はこちら
・2016年11月公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼『ナクソス島のアリアドネ』チケットのお求めはこちら
・二期会チケットセンター TEL03−3796−1831
満を持して開幕を迎える二期会初演、ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』。
演出のヴィリー・デッカーが来日し、東京文化会館で濃密な舞台稽古を重ねています。
デッカーと二期会とは、2004年ヤナーチェク『イェヌーファ』以来の再会。
今回の公演プログラム冊子(※)には、ライプツィヒでも紹介された氏のエッセイを掲載しました。
「『トリスタン』には、因習的なものは皆無で、通常なものも全くない。今日まで本作品は極め付きの革新性や過激さの点で挑戦的かつ刺激的である」(プログラムより)
これはまさに、今、東京文化会館での出来事!ライプツィヒ歌劇場から運ばれてきたシンボリックな舞台の上で、決して焼き増しでない、真新しい東京バージョンの『トリスタンとイゾルデ』が構築されつつあります。
「二つの現実という原理」と題されたこのエッセイ。ちょっと難しそうですが、幕間の休憩時間を使って舞台と並行してじっくり読み進められると、ラストの感動が深まることでしょう。
世界が客観的な現実であるとしても、人間にはそれぞれに内面的現実がある。ワーグナーはその原理を、音楽と詩によるドラマで描きだそうとしています。狩猟用ホルンの響きに危険を察したブランゲーネの現実とそれを泉にやさしくうちよせる波の音のように聞こえたイゾルデの現実。また、マルケ王の問いかけにトリスタンは「あなたには決して分からない」と答える。しかし、にもかかわらず、トリスタン「と」イゾルデの愛だけは…
名匠ヴィリー・デッカーとともに築きあげた、東京二期会『トリスタンとイゾルデ』、いよいよ9月10日(土)、開幕です!
(※…公演プログラムは、公演当日会場にて販売いたします。ぜひお求めください。)
■■■ 公演情報 ■■■
東京二期会オペラ劇場
《ライプツィヒ歌劇場との提携公演》
R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』
オペラ全3幕・日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演
日時:2016年9月
10日(土) 14:00開演<★プレミエ・キャンペーン 開催日>
11日(日) 14:00開演
17日(土) 14:00開演
18日(日) 14:00開演
(各日とも開場は開演の60分前)
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席15,000円~C席8,000円、学生席2,000円
※D席は予定販売数終了となりました
指揮:ヘスス・ロペス=コボス
演出:ヴィリー・デッカー
管弦楽:読売日本交響楽団
▼公演情報ページはこちら
・2016年9月公演 R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
▼開演1時間前までご予約可能!
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
2016-2017シーズン第3回目となる二期会サロンコンサートは12月の開催。
クリスマスを前に表参道の並木道が煌びやかに飾られている様子が目に浮かびます。
出演はソプラノの栄 千賀、山本美樹とメゾソプラノの紙谷弘子。それぞれが得意とするオペラアリアや歌曲を“歌の花束”にしてお届けします。
共演は今回が初めての3人となりますが、初顔合わせにしてすでにチームワークがバッチリのところが要所要所で見受けられました。きっと、素敵なクリスマスシーズンの夜をお贈りすることができるでしょう。
ソプラノ 栄 千賀
ソプラノ 山本美樹
メゾソプラノ 紙谷弘子
ピアノ 髙木由雅
アットホームな空間の中で贅沢で優雅なひとときを、皆さまどうぞお楽しみください。
チケットは9月15日(木)より販売開始!売り切れ必至ですので、どうぞお早めにお求めください。
■■■ 公演情報 ■■■
二期会サロンコンサート 2016-2017シーズン
Vol.187 並木道に きらめく“歌の花束”
~クリスマスの贈り物~
日時:2016年12月15日(木) 19:00開演
会場:カワイ表参道コンサートサロン パウゼ
出演:栄 千賀(ソプラノ)、山本美樹(ソプラノ)、
紙谷弘子(メゾソプラノ)、髙木由雅(ピアノ)
▼予定演奏曲等の公演情報、チケットのお求めはこちらから
・Vol.187 並木道に きらめく“歌の花束” | 二期会サロンコンサート 2016-2017シーズン - 東京二期会
9月10日(土)、いよいよワーグナー『トリスタンとイゾルデ』が開幕します。
東京二期会オペラ劇場だけでなく、この秋から始まるオペラの新シーズンのオープニングで、ワーグナーが上演されることが多く、今ワーグナー熱の高まりを感じています。二期会の『トリスタン』は、その先陣を切っての開幕となります!
指揮のヘスス・ロペス=コボスから、開幕へむけてのメッセージをお届けいたします。
ぴあチャンネル でも紹介されていますので、ぜひご覧ください。
VIDEO
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ヘスス・ロペス=コボスです。
この度、東京二期会の「トリスタンとイゾルデ」の指揮をするため東京に戻って参りました。戻れたことを大変嬉しく思います。
1980年代に、私は、ロンドン・フィルハーモニー、スペイン国立管弦楽団やドイツ・ベルリンオペラの公演で来日していました。今回、1987年のドイツ・ベルリンオペラの公演の時と同じ場所で、この『トリスタンとイゾルデ』を指揮できることは、とても特別で感動的なことです。
『トリスタンとイゾルデ』を指揮するのは、どの指揮者にとっても、とても特別なことです。この作品は、単なる“オペラ”以上のもので、音楽の、オペラの歴史の中で大きな意味を持っています。
また、音楽家としてだけではなく、一人の人間として想像できるすべての感情を入れ込んで作品を書きました。
ワーグナーは、「指環」の作曲を『トリスタンとイゾルデ』のために中断しました。というのも、マチルダ・ヴェーゼントンクとの恋愛関係があったからです。彼は、他の何を差し置いても、このオペラの作曲に熱中しました。指揮をしていると、この作品が心から書かれたものであることを感じることができます。人間の心から湧き出るものです。
このオペラには、見どころがたくさんあります。私が特に思うのは、第1幕の終盤、トリスタンとイゾルデ両者が媚薬を飲む場面、第2幕の第2場で二人が歌う「愛の二重唱」や、最終幕の最後のマルケ王の独白も感動的です。
そして、第三幕はすべてがこのオペラの最大の見どころであると私は思います。イゾルデがトリスタンに会いに来たときのトリスタンの表現や彼の熱意、そこから、「イゾルデの愛の死」へと導かれます。それはまさに音楽の歴史上最高の瞬間のひとつです。
もちろん、この『トリスタンとイゾルデ』を皆様にご鑑賞いただきたいと思います。たとえ、このオペラを知らなくても、このオペラの中で起こる出来事は少なく、ストーリーはとてもシンプルですので、自分を音楽の中に解き放つという素晴らしい経験ができるでしょう。鮮やかな音楽を心で感じ、オペラや、ストーリーを知らない方々でもこの作品に感動するでしょう。今回は、この作品の良い上演に出会える機会となることでしょう。皆様を熱狂させるに違いありません。今回の公演にいらっしゃる皆様がとてもすばらしい経験をされることを心から願っています。
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■■■ 公演情報 ■■■
東京二期会オペラ劇場
《ライプツィヒ歌劇場との提携公演》
R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』
オペラ全3幕・日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演
日時:2016年9月
10日(土) 14:00開演<★プレミエ・キャンペーン 開催日>
11日(日) 14:00開演
17日(土) 14:00開演
18日(日) 14:00開演
(各日とも開場は開演の60分前)
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席15,000円~C席8,000円、学生席2,000円
※D席は予定販売数終了となりました
指揮:ヘスス・ロペス=コボス
演出:ヴィリー・デッカー
管弦楽:読売日本交響楽団
▼公演情報ページはこちら
・2016年9月公演 R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
9月公演『トリスタンとイゾルデ』の稽古場から、イゾルデ役を演じる横山恵子と池田香織のメッセージ動画が届きました!
公演にかける意気込みとともに、上演時間4時間にわたる『トリスタンとイゾルデ』鑑賞のポイントとして、イゾルデ自身が発する印象的な言葉(詩)を挙げてもらいました。
二人が挙げたのは、第2幕。
池田は、第1場の最後、マルケ王の宮廷内の庭でトリスタンと出会う直前の言葉を挙げています。そして、横山は、第2場のトリスタンとの濃密な愛の二重唱の中にあらわれる言葉を。短い動画ですので、ぜひアーティスト本人の声でご確認ください!
9/10(土)・18(日)出演:横山恵子「ひとつひとつの言葉に命を吹き込むために」
VIDEO
9/11(日)・17(土)出演:池田香織「挑戦しがいのあるすばらしい作品」
VIDEO
▼「二期会通信」305号に掲載のインタビュー記事もあわせてお読みください!
・『トリスタンとイゾルデ』キャストインタビュー 横山恵子・池田香織 |オペラを楽しむ - 東京二期会
■■■ 公演情報 ■■■
東京二期会オペラ劇場
《ライプツィヒ歌劇場との提携公演》
R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』
オペラ全3幕・日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演
日時:2016年9月
10日(土) 14:00開演<★プレミエ・キャンペーン 開催日>
11日(日) 14:00開演
17日(土) 14:00開演
18日(日) 14:00開演
(各日とも開場は開演の60分前)
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席15,000円~D席6,000円、学生席2,000円
※D席は残り僅かとなりました
指揮:ヘスス・ロペス=コボス
演出:ヴィリー・デッカー
管弦楽:読売日本交響楽団
▼公演情報ページはこちら
・2016年9月公演 R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
毎回好評いただいております、「二期会サロンコンサート」。
今シーズン第2回目となる、9月15日(木)のテーマは「女が集えば… ~大好きだけど 大嫌い!?~」。
何やら意味深なテーマですが、このサロンコンサートでしかお楽しみ頂けない一夜になること間違いないです。
ソプラノ 里中トヨコ
メゾソプラノ 北澤 幸
ピアノ 坂元陽子
二期会サロンコンサート最多登場(!)となる、気合いの入った出演者から、こんなメッセージが届いています。
* * *
この女子三人組の誕生は2008年最初のサロンコンサートの出演にあたり、担当の岸本 力先生から「ソプラノの里中トヨコさんと共演してみるのはどうですか?。」と言われたのがきっかけです。
里中さんはすでに『フィガロの結婚』でヒロインをつとめ活躍されていて、私は劇場で観ていた側でしたので大緊張しつつ顔合わせをしたのを覚えています。
堅い表情の私に里中さんの方から「里中さんではなく“すずめちゃん”と呼んで下さいね。」と優しく笑顔で気さくに話かけて下さりすぐに打ち解けることが出来ました。
ウィーンで研鑽を積んだピアニスト坂元陽子さんに共演をお願いして、舞台が大好きな私たちは「STORY(物語)」に焦点あて、シェイクスピアをはじめオペレッタ・ミュージカルから様々なシーンをお届けして参りました。
最後の出演からもう5年も経つなんて驚いております。
恐らく二期会サロンコンサート史上、歌い手・ピアニスト同じメンバーで4回目の出演は最多記録だと思われます(笑)。
5年間それぞれに経験し得てきたものを集結して更に楽しんでいただけるコンサートになるよう努めます。
前半は現代を代表する作曲家の中から木下牧子さん・信長貴富氏お二人のタイプの違う作品から、後半はオペレッタとミュージカルの曲をモチーフに普段はあまり表に出せない「女どうし」という微妙な関係を交えてお送りいたします。
一般に女が三人集えば「姦しい (かしましい)」そうですが、まさに賑やかでチャーミングな私たちのコンサートにいらしていただけましたら嬉しいです。
―メゾソプラノ 北澤 幸
* * *
まだまだ夏は終わらないとばかりの、エネルギッシュなミュージカル・オペレッタのナンバーから、
少し涼しくなった9月の夜長にぴったりの木下牧子、信長貴富らのしっとりとした日本歌曲まで、
女性3名が華やかに贈る、とっておきの一夜を是非お楽しみください!
PDFちらし
■■■ 公演情報 ■■■
二期会サロンコンサート 2016-2017シーズン
Vol.186 女が集えば… ~大好きだけど 大嫌い!?~
日時:2016年9月15日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:カワイ表参道コンサートサロン パウゼ
料金:全席自由 3,500円(税込・1ドリンク付き)
出演:里中トヨコ(ソプラノ)、北澤 幸(メゾソプラノ)、坂元陽子(ピアノ)
予定演奏曲:
木下牧子 抒情小曲集「月の角笛」より
「うぐいす」「夕顔」「かぜとかざぐるま」 ほか
信長貴富 寺山修司の詩による6つの歌「思い出すために」より
「かなしみ」「世界のいちばん遠い土地へ」「ぼくが死んでも」 ほか
オッフェンバック 〈オペレッタ〉『提灯結婚』より 「なんて女!」
シュトルツ 「ゼアヴス・ドゥ」
〈ミュージカル〉『ミー&マイガール』より 「あごで受けなさい」
〈ミュージカル〉『キャバレー』より 「キャバレー」
〈ミュージカル〉『ウィキッド』より 「この気持ち何かしら」
ほか
▼お問合せ・チケットご予約は
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831 へ
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00)
今月発行のクラシック音楽誌に、9月公演『トリスタンとイゾルデ』主役3人のインタビューがそれぞれ掲載されました。
まずは、トリスタン役のテノール福井 敬とイゾルデ役の横山恵子が、揃って歌・合唱・オペラの専門誌「ハンナ」9月号に登場!
〈愛しのオペラ・キャラ!〉という特集で、それぞれテノール代表、ソプラノ代表としてご自身の愛するレパートリーを紹介しています。もちろんトリスタンとイゾルデ役についても。
同誌では、二人に加えて、次回『ナクソス島のアリアドネ』アリアドネ役で主演する、ソプラノ林 正子のインタビュー記事も掲載。11月のオペラ公演の前に出演する「みなとみらい クラシック・マチネ~名手と楽しみヨコハマの午後」をご紹介しています。こちらのコンサートもオール・リヒャルト・シュトラウス・プログラム。
▼掲載記事のご案内はこちら
・隔月刊 ハンナ
定期購読のお申込みもこちらからできます。
そして、初来日となるブライアン・レジスターの日本初のインタビューは、クラシック音楽情報誌「ぶらあぼ」9月号に掲載されました!インターネット上では、電子書籍版「eぶらあぼ」で全文がお読みいただけます。
幼い頃からアカデミックに音楽に触れているうち次第に声楽の道が開かれ、ヘルデンテノールの才能が開花していった半生と、トリスタン役への洞察について語っています。
▼こちらからご覧いただけます
・ぶらあぼ2016年9月号 - WEBぶらあぼ
余談ですが、東京に来たら稽古場での公用語(?)がまさかのドイツ語で驚いた!とか。
確かに、日本では(少なくとも二期会では)、イタリア・オペラのときの稽古場はイタリア語が、ドイツ・オペラではドイツ語が飛び交うことが多いですね。もしかして、こういう柔軟さも日本ならではのことなのでしょうか?
* * *
さて、『トリスタンとイゾルデ』の魅力に迫るプレイベント、映画監督・深作健太が語る《二期会プレ・ソワレ》は、今週末28日(日)午後6時から幡ヶ谷アスピアホールにて開催!
第2幕の二重唱と名曲〈愛の死〉も、稽古場さながらの距離感でお聴きいただけます。
お席はまだありますので、どうぞお越しください!
▼詳しいごあんないはこちらの記事をご覧ください
・9月公演『トリスタンとイゾルデ』二期会初演に向けて、プレ・イベント〈トーク&コンサート【90席限定!】〉を開催します! | 2016.8.8 - オペラの散歩道(二期会blog)
東京二期会初の富山公演となる『フィガロの結婚』まで、いよいよあと10日ほどと迫ってきました!
ちょうど富山は9月1日~3日で「おわら風の盆」の時期。300年以上続いている地元の伝統行事で、三日三晩続く優美な踊りと哀愁漂う楽の音で、全国から観光客が集まるそうです。『フィガロの結婚』の感動とともに富山の伝統にも触れる機会となりました。
▼富山・越中八尾おわら風の盆 詳しくはこちら
・越中八尾 おわら風の盆|気品高く唄い踊り継がれる、おわら風の盆。
こちらは、開催地で放送されている『フィガロの結婚』CM映像!
VIDEO
そして、日経新聞電子版で掲載されました、7月の東京公演にむけたドキュメンタリー映像です(2016/7/9掲載)
富山公演でスザンナ役を演じる嘉目真木子のインタビューも。
VIDEO
映像ではサッシャ・ゲッツェル(東京公演・指揮)が紹介されていますが、富山公演の指揮者はリンツ州立劇場のカペルマイスター森内 剛。今回が日本デビューなのです!
森内 剛
<プロフィール>
1979年生まれ 東京都出身。
2004年より在墺。2004-2009年オーストリア国立ザルツブルク・モーツァルテウム大学指揮科、デニス・ラッセル・デイヴィス、ホルヘ・ロッター両氏の許で学ぶ。2008/09シーズン、ザルツブルク州立劇場でオペラ『ヴェニスに死す』(ブリテン)のソロピアノを務める。09/10シーズンよりオーバーエスターライヒ州立リンツ歌劇場コレペティートア兼任指揮者、13/14シーズンより同歌劇場カペルマイスター。これまでに『椿姫』『リゴレット』『ラ・ボエーム』『ラ・チェネレントラ』『ばらの騎士』『ジークフリート』『魔笛』『シンデレラ』『白鳥の湖』などを指揮。その他バレエ『四季』(ヴィヴァルディ、P.グラスのヴァイオリン協奏曲)、『アーサー王』『ディトとエネアス』『ヘンゼルとグレーテル』のプレミエを任される。『ジークフリート』『ばらの騎士』では、《Der Neu Merker》誌にて「将来を期待される若手指揮者」と評された。2015年7月、東京二期会とリンツ州立劇場の共同制作『魔笛』で音楽アシスタントを務め、2016年9月二期会『フィガロの結婚』において日本デビューを果たす。
* * *
さらに練り込まれた舞台を、初めての富山で披露いたします!
オーバード・ホールへのご来場、お待ちしております。
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
オーバード・ホール開館20周年記念事業
二期会オペラ
W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』
オペラ全4幕・日本語字幕付き原語(イタリア語)上演
日時:2016年9月3日(土) 14:00開演(13:15開場)
会場:オーバード・ホール(富山市芸術文化ホール)
(富山駅北口より徒歩2分)
料金:SS席9,000円~B席3,000円、ジュニア券2,000円
指揮:森内 剛
演出:宮本亜門
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
▼出演キャスト等、公演情報ページはこちら
・2016年9月 二期会オペラ公演 W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』(富山公演) - 東京二期会
▼オーバード・ホールの公演特設ページはこちら
・二期会 W.A.モーツァルト作曲 フィガロの結婚 2016.9.3 sat - AUBADE HALL
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
・アスネットカウンター 076-445-5511
・ローソンチケット 0570-084-003(Lコード:57173)
・アーツナビ(富山県民会館、富山県教育文化会館、高岡文化ホール、新川文化ホール)
・富山大和
・石川県立音楽堂
3シーズン目を迎えた、期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会アーティスト登場回は8月29日(月)。ソプラノ池田史花とテノール三木佑真が珠玉のオペラのナンバーからフレッシュな歌声を披露します!
コンサートを前に、二人に話を聞きましたのでご紹介いたします。
――出身とオペラを始めたきっかけを教えてください
池田: 東京都出身です。合唱で全国レベルの高校に入学したことからすべてが始まりました。
三木: 愛知県出身です。高校生の時に3大テノールのCDを聴き、その素晴らしさに感銘を受けオペラ歌手を目指そうと思いました。
――どんな歌手、オペラの役を目指していますか
池田: 幸せな音色に包まれるということがどんなに幸せなことかを伝える歌手になりたいです。オペラに馴染みのなかった人にも、あの音色をまた聴きたくて、と足を運んでもらえるよう応援される歌手を目指して努力していきたいです。
三木: 声や技術を磨くだけでなく、人の心に届く心ある歌を歌える歌手になりたいと思っております。目指す役は、『マノン』のデ・グリュー、『カヴァレリア・ルスティカーナ』のトゥリッドゥです。
――今回のプログラムについて、お客様に一言メッセージをお願いします
池田: 今回は皆様に珠玉のオペラの数々をお届けします。どれもお馴染みの名曲ばかりを集めました。メロディが流れればきっと皆様を日常を離れた優雅な世界へとお連れすることでしょう。
お酒とお食事を楽しみながら、恋に身をやつすディーバ、ディーボにご自身の恋を重ね、あなたの胸にいるたいせつな方を想って、ひととき酔い痴れてみてはいかがでしょうか。そして旨いこといきましたらアンコールしてくださいね。
三木: 珠玉のオペラ作品を心を込めて歌わせて頂きます。少しでも楽しい時間を過ごして頂けたら嬉しく思います。
ソプラノ 池田史花
テノール 三木佑真
ピアノ 松原裕子
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
珠玉のオペラをあなたに
日時:2016年8月29日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:池田史花(ソプラノ)、三木佑真(テノール)、松原裕子(ピアノ)
演奏予定曲:
ヴェルディ 『椿姫』より 「乾杯の歌」
プッチーニ 『ジャンニ・スキッキ』より “私のお父さん”
マスネ 『マノン』より “消え去れ、私の優しい面影よ”
ほか
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
9月10日(土)のプレミエに向けて順調に稽古の進む、ライプツィヒ歌劇場との提携公演R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』。
本日8月22日、公演指揮者、ヘスス・ロペス=コボスが無事来日いたしました!
台風9号が関東地方を直撃し欠航便が相次ぐ中、マエストロの搭乗したアムステルダム発のKL863便は僅かな遅れで成田空港に到着。
日本に降り立ったマエストロは、長時間のフライトにもかかわらずお疲れの様子もなく、笑顔でした。
このあとマエストロは公演に向け、いよいよ24日からリハーサルに合流いたします!
■■■ 公演情報 ■■■
東京二期会オペラ劇場
《ライプツィヒ歌劇場との提携公演》
R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』
オペラ全3幕・日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演
日時:2016年9月
10日(土) 14:00開演<★プレミエ・キャンペーン 開催日>
11日(日) 14:00開演
17日(土) 14:00開演
18日(日) 14:00開演
(各日とも開場は開演の60分前)
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席15,000円~D席6,000円、学生席2,000円
指揮:ヘスス・ロペス=コボス
演出:ヴィリー・デッカー
管弦楽:読売日本交響楽団
▼公演情報ページはこちら
・2016年9月公演 R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
今年も、北とぴあ(北区王子)において「二期会オペラ研修所コンサート」が開催されます。
このコンサートには、二期会オペラ研修所で研鑽を積んでいる約160名の研修生の中から選抜された成績優秀者20名が出演し、オペラ・アリアや重唱を演奏します。
将来のオペラ歌手の、若き歌声をお聴きください。
プログラムは、出演者の得意な曲、挑戦したい曲の中からお届けします。
一般発売は9月29日(木)から。お楽しみに!
第92回研修所コンサート(昨年度)より 提供:公益財団法人北区文化振興財団
■■■ 公演情報 ■■■
北とぴあ国際音楽祭2016関連公演
「第93回 二期会オペラ研修所コンサート」
日時:2016年11月17日(木) 18:30開演(18:00開場)
会場:北とぴあ さくらホール
・JR京浜東北線王子駅北口徒歩2分
・地下鉄南北線王子駅5番出口前
出演:<二期会オペラ研修所研修生 成績優秀者20名>
(ソプラノ)内田稚菜、緒方麻紀、川田桜香、小松原明紀、斉藤真歩、
田浦彩夏、髙品綾野、西口彰子、村山 舞、矢野敦子、
吉田愼知子
(メゾソプラノ)郷家暁子、中川香里、花房英里子
(テノール)相山潤平、市川浩平、澤原行正
(バリトン)佐藤健太、的場正剛
(バス)金子慧一
(ピアノ)山口佳代
料金:全席指定 A席3,000円、B席2,000円
優先発売(北とぴあメンバーズ、二期会愛好会)…9月20日(火)
一般発売…9月29日(木)
チケットお取り扱い:
二期会チケットセンター 03-3796-1831
オペラの初日公演=プレミエを華やかにお迎えいただこうと、東京二期会オペラ劇場公演の初日に企画しているプレミエ・キャンペーン。9月公演ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』でも開催が決まりました!
◇◆◇ 9月公演ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』プレミエ・キャンペーン ◆◇◆
9月10日(土)初日公演にご来場の女性のお客様150名様に、「永遠の愛」を伝える深紅の「ばらの花」をご進呈いたします!
ばらの花には色によって様々な花言葉があります。中でも、もっともポピュラーな色のひとつである深紅のばらの花言葉が、「永遠の愛」。
シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」とも物語の源泉を同じくする、トリスタンとイゾルデの愛の姿にふさわしい言葉と思い、選びました。
〈愛の死〉によってしか結ばれ得なかったトリスタンとイゾルデ。全オペラ史上屈指の美しくも哀しいフィナーレです。オペラをご鑑賞いただいた後の感興とともに、一輪のばらをお持ち帰りください。
・受付場所:東京文化会館大ホール・ロビー内
・受付開始:13:00より先着順受付
引換券をお渡しいたします。終演後にバラの花とお引換えをいたします。
13時00分の開場時より、ロビー内にプレゼント受付カウンター(上画像のポスターが目印です)を設置いたします。受付は先着順150名様限定となりますので、どうぞお早目に!
※写真のばらはイメージです。(前回プレミエ・キャンペーンでプレゼントしましたばらです)
■■■ 公演情報 ■■■
東京二期会オペラ劇場
《ライプツィヒ歌劇場との提携公演》
R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』
オペラ全3幕・日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演
日時:2016年9月
10日(土) 14:00開演<★プレミエ・キャンペーン開催日>
11日(日) 14:00開演
17日(土) 14:00開演
18日(日) 14:00開演
(各日とも開場は開演の60分前)
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席15,000円~D席6,000円、学生席2,000円
指揮:ヘスス・ロペス=コボス
演出:ヴィリー・デッカー
管弦楽:読売日本交響楽団
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・2016年9月公演 R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』 - 東京二期会オペラ劇場
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二期会名作オペラ祭W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』(宮本亜門演出)は、4日間の東京公演が完売日も出るなど、大盛況をもって終了し、いよいよ9月3日(土)の富山オーバード・ホールでの公演を残すのみとなりました。
この富山公演で伯爵夫人役をつとめるのは、ソプラノ腰越満美。他の役が東京公演のミックス・キャストになる中、腰越は今回富山公演のみの出演となります。
男女問わず多くの層からファンの多い腰越ですが、今回彼女の伯爵夫人役が観られるのは、富山だけ!
腰越満美
亜門版『フィガロの結婚』は2006年の公演に出演しています。それ以前にも2004年の『ドン・ジョヴァンニ』にドンナ・エルヴィーラ役で主演し、演出家から大きな信頼を寄せられています。
2006年『フィガロの結婚』(伯爵夫人役)
2004年『ドン・ジョヴァンニ』(ドンナ・エルヴィーラ役)
海外でも実績を持つ『蝶々夫人』タイトルロールを始め、オペレッタや邦人作品でも活躍。直近では、今年6月の新国立劇場での日本オペラ屈指の名作、團 伊玖磨『夕鶴』にて、つう役を好演しました。つねに気品高く、高潔なイメージの女性を描きながら、胸に秘めた情熱を一気にほとばしらせるようなアリアを聴かせてくれる腰越満美。
伯爵夫人の、宝石のように美しい二つのアリア「愛の神よ(Progi amor)」も「楽しい日々はどこへ(Dove sono)」も、腰越が歌うのは、富山公演の1日だけ!
どうぞお楽しみに!
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
オーバード・ホール開館20周年記念事業
二期会オペラ
W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』
オペラ全4幕・日本語字幕付き原語(イタリア語)上演
日時:2016年9月3日(土) 14:00開演(13:15開場)
会場:オーバード・ホール(富山市芸術文化ホール)
(富山駅北口より徒歩2分)
料金:SS席9,000円~B席3,000円、ジュニア券2,000円
指揮:森内 剛
演出:宮本亜門
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
▼出演キャスト等、公演情報ページはこちら
・2016年9月 二期会オペラ公演 W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』(富山公演) - 東京二期会
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・二期会 W.A.モーツァルト作曲 フィガロの結婚 2016.9.3 sat - AUBADE HALL
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・二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
・アスネットカウンター 076-445-5511
・ローソンチケット 0570-084-003(Lコード:57173)
・アーツナビ(富山県民会館、富山県教育文化会館、高岡文化ホール、新川文化ホール)
・富山大和
・石川県立音楽堂
メジャー・デビュー2周年を迎えるLa Dill(ラ・ディル)。
今年は4人でのコンサートツアーに加え、メンバーそれぞれがセルフ・プロデュースするソロ・ライブ『La Dill à la carte !!』@Capel も加わり、La Dillの魅力を更にパワーアップしてお届けしています。
次回開催は9月11日(日)、バリトン坂下忠弘がお贈りするソロ・ライブ。日本の歌からシャンソン、映画音楽まで坂下が愛して止まない珠玉の名曲をお届けいたしいます。箱根の森にたたずむ教会で素敵なひと時をご一緒致しましょう。座席数が限られていますのでお申し込みはお早めに!
≪坂下忠弘からのメッセージ≫
私のお気に入りの曲を揃えました!ジャンルを超えた曲の数々をみなさまへお届けします。 もちろん「匂い立つ風」もっ!ぜひお越しください!
■■■ 公演情報 ■■■
ソロ・ライブ『La Dill à la carte !! 』@Capel
à la carte !! Act. 3 坂下忠弘(バリトン)
「My Favorite !!」
日時:2016年9月11日(日)12:30開演
会場:ホテルグリーンプラザ箱根 箱根の森高原教会チャペル
料金:全席指定 2,500円(税込)
演奏予定曲目:
カッチーニ「アヴェ・マリア」
スコットランド民謡「わたしの愛は真紅のバラのように」
「シェルブールの雨傘」
「里の秋」
「匂い立つ風」
「花は咲く」 ほか
▼コンサートチケットのご予約・お問合せ先
・キャピタルヴィレッジ 03-3478-9999
▼コンサートツアーの詳細はこちら
・ラ・ディル [La Dill] - ホテルグリーンプラザ
※ホテル宿泊プランや新宿発着の日帰りバスツアーのご案内もございます。
▼富士を望む露天風呂や箱根の森高原教会チャペルのご案内はこちら
・ホテルグリーンプラザ箱根
▼日本クラウン La Dill公式ページ
・La Dill (ラディル) - 最新ニュース - 日本クラウン株式会社 クラウンレコード
▼公式Facebookもスタートしました! La Dillの最新情報にもご注目ください。
・La Dill 公式Facebook
今秋9月10日(土)のR.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』二期会プレミエ(初演)を記念して、これに先立つ8月28日(日)にプレ・イベント、トークとカヴァー・キャストによるコンサート《二期会プレ・ソワレ》を開催します!
トークには2015年9月東京二期会『ダナエの愛』を演出、2018年には同『ローエングリン』の演出が決まった、映画監督・演出家の深作健太氏、コンサートには当公演のカヴァー・キャストからトリスタン役のテノール菅野 敦とイゾルデ役のソプラノ田崎尚美による出演で、『トリスタンとイゾルデ』の観どころ、聴きどころをご紹介いたします。
90席限定となっておりますので、どうぞお早目にお申込みください!
■■■ イベント情報 ■■■
《二期会プレ・ソワレ》
90席限定!9/10(土)二期会初演記念プレミエにむけて
『トリスタンとイゾルデ』トーク&コンサート
日時:2016年8月28日(日)17:45開場 18:00開演 (19:30終演予定)
会場:My Space ASPIA アスピアホール
(渋谷区幡ヶ谷2-14-3 京王新線幡ヶ谷駅北口から徒歩2分)
・アクセス - My Space ASPIA
出演:深作健太(映画監督・演出家)~2015年東京二期会『ダナエの愛』演出/
2018年東京二期会『ローエングリン』演出予定
聞き手 井内美香(音楽ライター)
テノール 菅野 敦(トリスタン)
ソプラノ 田崎尚美(イゾルデ)
ピアノ 木下志寿子
演奏予定曲:
R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』より
・前奏曲 ・第2幕より二重唱 ・第3幕より「愛の死」
料金:全席自由 1,000円(税込)
お問合せ・ご予約:
二期会チケットセンター 03-3796-1831 (FAX 03-3796-4710)
受付時間:平日10:00~18:00/土曜10:00~15:00/日・祝休業
オーダーフォーム からもお申込みいただけます。→こちら
今夏、6年ぶりに復活する「二期会サマーコンサート」が装いも新たに渋谷区文化総合センター大和田さくらホールにて開催されます!
今年のテーマは「データから見た二期会オペラ~最多公演演目は何?」。
これまでの二期会オペラの歴史60年を振り返り、最多公演演目をピックアップ。古くから二期会オペラを観てくださっている方は懐かしさを感じたり、また納得したり、これから二期会オペラを観てくださる方には沢山のオペラの名曲を存分に楽しめる、大変贅沢なプログラミングになっています。出演者もこれまでの二期会オペラで主要な役を演じてきた豪華な歌手陣が一堂に会します。
公演を間近に控え、注目の演奏予定曲も決まりましたので、こちらに発表いたします!
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会サマーコンサート2016
データから見た二期会オペラ ~最多公演演目は何?~
日時:2016年8月25日(木) 18:30開演(18:00開場)
会場:渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
(JR渋谷駅西口より徒歩5分)
料金:全指定席
A席¥4,500 (完売)、B席¥4,000(残席僅少)
演奏予定曲と出演者:
<クリスタルコーナー(新入会員による)>
・グノー 『ファウスト』より 「この清らかな住まい」~〈テノール伊藤達人〉
・ジョルダーノ 『アンドレア・シェニエ』より 「祖国の敵か?!」~〈バリトン清水勇磨〉
・ヴェルディ 『運命の力』より 「神よ平和を与えたまえ」~〈ソプラノ西側槙里子〉
・ヴェルディ 『イル・トロヴァトーレ』より
「ああ、愛しい人~見よ、あの恐ろしい炎を」~〈テノール城 宏憲〉
――――――――――
<データから見た二期会オペラ~最多公演演目は何?>
※※ ランキングと演奏曲順は当日発表! ※※
【モーツァルト】
・『コシ・ファン・トゥッテ』より 「この心をあなたに」
(ドラベッラとグリエルモの二重唱)~〈メゾソプラノ竹本節子&バリトン成田博之〉
・『フィガロの結婚』より 「もう飛ぶまいぞこの蝶々」~〈バリトン久保和範〉
・『ドン・ジョヴァンニ』より 「酒がまわったら」(シャンパンの歌)~〈バリトン今井俊輔〉
・『魔笛』より 「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え~〈ソプラノ針生美智子〉
【ヴェルディ】
・『仮面舞踏会』より 「お前こそ心を汚すもの」~〈バリトン成田博之〉
・『イル・トロヴァトーレ』より 「よいか?夜が明けたら息子の首をはねろ」
(レオノーラとル-ナ伯爵の二重唱)~〈ソプラノ文屋小百合&バリトン今井俊輔〉
・『椿姫』より 「パリを離れて」
(ヴィオレッタとアルフレードの二重唱)~〈ソプラノ三井清夏&テノール松村英行〉
【プッチーニ】
・『ラ・ボエーム』より 「あなたの愛の呼ぶ声に」(告別の歌)~〈ソプラノ三井清夏〉
・『トスカ』より 「三人の密偵と…馬車一台で」(テ・デウム)~〈バリトン今井俊輔〉
・『蝶々夫人』より 「ある晴れた日に」~〈ソプラノ文屋小百合〉
・『トゥーランドット』より 「誰も寝てはならぬ」~〈テノール松村英行〉
【マスネ】
・『ウェルテル』より 「ウェルテル!誰に言い当てることが出来たでしょうか」
(手紙の歌)~〈メゾソプラノ手嶋眞佐子〉
【ビゼー】
・『カルメン』より 「恋は野の鳥」(ハバネラ)~〈メゾソプラノ竹本節子〉
【ワーグナー】
・『ジークフリート』より 「ノートゥング!宿望の剣よ!」~〈テノール大野徹也〉
・『タンホイザー』より 「おごそかなこの広間よ」~〈ソプラノ佐々木典子〉
【R.シュトラウス】
・『薔薇の騎士』より 「気高くも美しき花嫁に」(銀の薔薇の献呈)
~〈ソプラノ佐竹由美&メゾソプラノ手嶋眞佐子〉
・『ナクソス島のアリアドネ』より 「偉大なる王女様」~〈ソプラノ佐竹由美〉
【J.シュトラウス】
・『こうもり』より 「しなやかな身のこなし」(時計の二重唱)
~〈ソプラノ佐々木典子&テノール大野徹也〉
【オッフェンバック】
・『天国と地獄』より 「今何かを感じたけれど」(ハエの二重唱)
~〈ソプラノ針生美智子&バリトン久保和範〉
(ピアノ:鳥井俊之)
こうして並べると、一目瞭然、何とも贅沢なプログラムです!
コンサート冒頭には、4人の新入会員をお披露目する「クリスタルコーナー」も入れ、二期会での今後の活躍がますます期待される、輝かしく新しい声をいち早くお届けします。
ピアニストには、これまでに数々のオペラや歌曲を作曲しながら、ソロとして、伴奏ピアニストとしても多くの歌手達と共演し、繊細で品格ある演奏に定評がある、鳥井俊之を迎えます。
チケットは<残席僅少>となり、完売必至です。B席のみの発売となりますが、どうかお急ぎ求めください。
●チケットのご予約は
・二期会チケットセンター TEL:03-3796-1831
関東地方も梅雨が明け、いよいよ夏本番となりましたね!
夏といえば、ワーグナー!…バイロイト音楽祭のことです。
7月24日開幕したワーグナーの総本山バイロイト音楽祭では、8月1日からクリスティアン・ティーレマン指揮、カテリーナ・ワーグナーの演出で、『トリスタンとイゾルデ』が8月22日まで6回の上演が予定されています。
▼バイロイト音楽祭2016公式サイトより『トリスタンとイゾルデ』
・Tristan und Isolde - Bayreuther Festspiele
また、ニューヨークのメトロポリタン・オペラでも、オープニング演目として、9月26日からサイモン・ラトル指揮、マリウシュ・トレリンスキの新演出が予定されており、METライブ・ビューイングでも上演が予定されています。
▼ニューヨーク・メトロポリタン・オペラ公式サイトより『トリスタンとイゾルデ』
・Tristan und Isolde - The Metropolitan Opera
▼METライブ・ビューイング公式サイトより
・『トリスタンとイゾルデ』 - 2016-2017 | 演目紹介 | METライブビューイング:オペラ | 松竹
そのワーグナーの最高傑作を、東京二期会では、9月10・11・17・18日、東京文化会館で、ヘスス・ロペス=コボスの指揮、ヴィリー・デッカーの新演出により二期会64年の歴史上、初上演します。
指揮 ヘスス・ロペス=コボス
演出 ヴィリー・デッカー
演出のヴィリー・デッカーからは、“東京での上演は、ライプツィヒでのプロダクションの再演ではなく、自分自身の現在のヴィジョンによる『トリスタンとイゾルデ』になります”とのこと。まさしく、デッカーの決定版『トリスタンとイゾルデ』を完成するために来日する予定です。
指揮のヘスス・ロペス=コボスは、いまや伝説となった1987年、音楽総監督を務めていたベルリン・ドイツ・オペラ引越し公演のワーグナーの「ニーベルングの指環」4部作(ゲッツ・フリードリッヒ演出)を指揮して以来、待望の日本でワーグナー上演の指揮になります。マエストロにとって『トリスタンとイゾルデ』は非常に重要な作品であり、音楽総監督を務めていたマドリッドのテアトル・レアル劇場でも2008年に当作品を取り上げ、好評を博しています。
またシンフォニーの分野でも定評あるマエストロは今回の来日で『トリスタンとイゾルデ』に加えて、読売日本響楽団の名曲シリーズで9月16日にサントリーホールでも指揮を執ります。加えて、来年1月18日・19日、NHK交響楽団 定期公演にも出演します。
▼スペイン音楽によるプログラム
・第596回名曲シリーズ - 読売日本交響楽団
▼レスピーギ:交響詩「ローマの祭り」 ほか
・第1854回 定期公演 Bプログラム - コンサート詳細|NHK交響楽団
ワーグナーの不朽の愛の名作『トリスタンとイゾルデ』ですが、とりわけ国内での舞台上演は数少なく、近くは2010年12月/11年1月の新国立劇場での上演以来になり、今年注目の生舞台を東京に居ながら、楽しめるこの機会をお見逃しになると次回はいつになるか・・・・・・
どうかお見逃しなく!
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
東京二期会オペラ劇場2016年9月公演
《ライプツィヒ歌劇場との提携公演》
R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』 オペラ全3幕
日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演
日時:2016年9月
10日(土),11日(日),17日(土),18日(日)
いずれも14:00開演(13:00開場)
会場:東京文化会館大ホール
(JR上野駅公園口より徒歩1分)
料金:全席指定【発売中】
S席15,000円~D席6,000円、学生席2,000円
▼公演の詳細、チケットのご予約はこちらから
・ライプツィヒ歌劇場との提携公演 2016年9月公演R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』 - 東京二期会オペラ劇場
ワーグナー・オペラの金字塔ともいえる『トリスタンとイゾルデ』。64年の二期会の歴史において、今年9月、ついに二期会初演を迎えます。
今回、トリスタン役を務めるゲスト歌手が、ブライアン・レジスター。ワーグナー・テノールとして今欧米で注目を集めており、今回が初来日。日本が誇るテノール福井 敬とのダブルにも、注目が集まります。
レジスターはアメリカ生まれ。モーツァルト、ヘンデル、ベートーヴェンといった古典派音楽のレパートリーを獲得した後、2008年『ワルキューレ』ジークムントを歌って以来、ニューヨークおよびワシントンD.C.のワーグナー協会から後援を受け、ワーグナー・テノールにふさわしい輝かしい声、力強くかつドラマティックな歌唱を披露。2009年『ニュルンベルクのマイスタージンガー』のヴァルター、12年『さまよえるオランダ人』エリック、13年『ローエングリン』タイトルロールをレパートリーに獲得、そして2014年ドイツ・キール歌劇場においてトリスタンを歌い、大成功を収めます。
この度の来日直前にも、イギリス・グレンジ・パーク・オペラで同役を歌い再び絶賛を浴びたレジスター。これからますますワーグナー・テノールの名を輝かせることになろう彼の東京での舞台に、どうぞご期待ください!
▼ブライアン・レジスターの公式サイト
・The official website for tenor Bryan Register
(フェイスブック・フィードには公演写真も)
▼公演詳細、チケットのご予約はこちら
・ライプツィヒ歌劇場との提携公演 2016年9月公演R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』 - 東京二期会オペラ劇場
二期会にはそれぞれの研究テーマをもって個々に研鑽を積み、活動している12の「研究会」があります。毎年夏にその中から多くの研究会が一堂に会する「駅伝コンサート」を開催しています。
11回目となる今年のコンサートは8つの研究会が出演。およそ5時間弱をかけ、駅伝のように歌の“たすき”を繋げていきます。
今年も出演する研究会ごとにスポットを当て、順にご紹介してまいりました。
今回はその最終回、「フランス歌曲研究会」から届きましたメッセージをご紹介します。
* * * * *
【フランス歌曲研究会】 ~ヴェルレーヌの詩による歌曲~
ポール・ヴェルレーヌ(1844~1896)は19世紀の世紀末を生きた詩人です。高踏派と呼ばれる、形式的で絵画的な技巧を重んじる傾向から出発して、写実的な描写より、内面の世界を象徴的に表現する象徴派の詩人として名を馳せました。『詩法』の冒頭で”何よりも先ず音楽を”と書き、詩における音調の重要性を主張しました。今日取り上げる作曲家は、フランスの近代音楽で大きな足跡を残したガブリエル・フォーレ(1845~1924)とクロード・ドビュッシー(1862~1918)です。フォーレは「レクイエム」が特に有名ですが、声楽作品、ピアノ作品、室内楽作品にも多くの傑作を残しました。
プログラムの全9曲は真ん中にフォーレの「ひそやかに」を挟んで、フォーレとドビュッシーの作品が同じ4つの詩でシンメトリックに鏡のように並べました。すなわち、フォーレの「マンドリン」、「やるせない恍惚」、「月の光」、「都に雨が降るように(憂鬱)」と歌われ、女声三重唱の「ひそやかに」を挟んで、ドビュッシーの「都に雨が降るように」、「月の光」、「やるせない恍惚」と逆に続き最後に「マンドリン」の詩に戻って行きます。同じ詩であっても、作曲家の個性と感性によって描き出される全く違った美しいヴェルレーヌの詩と音楽の世界をお楽しみ下さい。
<予定プログラム・出演者>
ヴェルレーヌの詩に応える歌声とピアノの響き~ヴェルレーヌ没後120年記念~
◆フォーレ
1. マンドリン
2. やるせない恍惚 …栗林朋子(メゾソプラノ)
3. 月の光
4. 憂鬱(都に雨が降るように) …武田正雄(テノール)
5. ひそやかに(女声三重唱・編曲:市川景之)
…石井恵子、駒井ゆり子、栗林朋子
◆ドビュッシー
6. 都に雨が降るように
7. 月の光 …石井恵子(ソプラノ)
8. やるせない恍惚
9. マンドリン …駒井ゆり子(ソプラノ)
ピアノ:須江太郎
構成・お話:鎌田直純
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第11回 二期会研究会駅伝コンサート
日時:2016年7月31日(日) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR上野駅・公園口前)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
出演研究会・予定時刻:
15:30~ オペレッタ研究会
15:55~ ロシア東欧オペラ研究会
16:25~ オペラワークショップ研究会
<休憩15分>
17:10~ フランス歌曲研究会
17:40~ ドイツ歌曲研究会
18:10~ ロシア歌曲研究会
<休憩15分>
18:55~ 日本歌曲研究会
19:35~ イタリア歌曲研究会
<終演予定 20:15>
▼公演ページはこちらから
・第11回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
二期会にはそれぞれの研究テーマをもって個々に研鑽を積み、活動している12の「研究会」があります。毎年夏にその中から多くの研究会が一堂に会する「駅伝コンサート」を開催しています。
11回目となる今年のコンサートは8つの研究会が出演。およそ5時間弱をかけ、駅伝のように歌の“たすき”を繋げていきます。
今年も出演する研究会ごとにスポットを当て、順にご紹介してまいります。
今回は第1走者、「オペレッタ研究会」から届きましたメッセージをご紹介します。
* * * * *
【オペレッタ研究会】 ~ウィーンオペレッタの魅力~
今年のオペレッタ研究会のステージは、歌い踊り、いつものステージより更にパワーアップして賑やかなものになっています。それは、思いきって振付に川西清彦先生をお呼びしたからです。先生は自らステージでご活躍の上、テレビ番組での振付(金井克子の「他人の関係」等)や二期会の「マイフェアレディ」や「チャルダッシュの女王」、そして近年では兵庫での「メリーウィドウ」や「こうもり」の振付で大絶賛を受けました。汗を思いきりかきながら連日の稽古に励んでおります。どうぞエンターティメントの舞台をお楽しみ下さい!! メンバーが一致団結したステージをお届けします!!
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第11回 二期会研究会駅伝コンサート
日時:2016年7月31日(日) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR上野駅・公園口前)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
出演研究会・予定時刻:
15:30~ オペレッタ研究会
15:55~ ロシア東欧オペラ研究会
16:25~ オペラワークショップ研究会
<休憩15分>
17:10~ フランス歌曲研究会
17:40~ ドイツ歌曲研究会
18:10~ ロシア歌曲研究会
<休憩15分>
18:55~ 日本歌曲研究会
19:35~ イタリア歌曲研究会
<終演予定 20:15>
▼出演者・演奏予定曲等公演詳細、チケットご予約はこちらから
・第11回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
二期会にはそれぞれの研究テーマをもって個々に研鑽を積み、活動している12の「研究会」があります。毎年夏にその中から多くの研究会が一堂に会する「駅伝コンサート」を開催しています。
11回目となる今年のコンサートは8つの研究会が出演。およそ5時間弱をかけ、駅伝のように歌の“たすき”を繋げていきます。
今年も出演する研究会ごとにスポットを当て、順にご紹介してまいります。
今回は「日本歌曲研究会」から届きましたメッセージをご紹介します。
* * * * *
【日本歌曲研究会】 ~三人の女性作曲家の作品を集めて~
今年の駅伝コンサート、日本歌曲研究会は現在最も注目されている三人の女性作曲家、朝岡真木子、木下牧子、なかにしあかねの作品を特集します。
女性らしい細やかな感性のもとに珠玉のような素敵な歌曲作品を送り出しているお三方ですが、私たち日本歌曲研究会の例会や演奏会でも取り上げられる頻度が多く、その人気のほどが伺われます。
今回の駅伝コンサートではそれぞれのソロ作品とアンサンブル作品をセレクトしてその魅力に触れていただきたいと思っています。
そしてこの駅伝コンサートのために新たに編曲をしていただいたアンサンブル作品も披露いたします。
今年の駅伝コンサート、日本歌曲研究会区間は注目度No.1です!
日本歌曲研究会 公開レッスン風景
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第11回 二期会研究会駅伝コンサート
日時:2016年7月31日(日) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR上野駅・公園口前)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
出演研究会・予定時刻:
15:30~ オペレッタ研究会
15:55~ ロシア東欧オペラ研究会
16:25~ オペラワークショップ研究会
<休憩15分>
17:10~ フランス歌曲研究会
17:40~ ドイツ歌曲研究会
18:10~ ロシア歌曲研究会
<休憩15分>
18:55~ 日本歌曲研究会
19:35~ イタリア歌曲研究会
<終演予定 20:15>
▼出演者・演奏予定曲等公演詳細、チケットご予約はこちらから
・第11回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
今年11月『ナクソス島のアリアドネ』で作曲家役をつとめるメゾソプラノ杉山由紀が、8月4日(木)「丸の内トラストシティ・ランチタイムコンサート」にソロ出演します! ピアノはリヒャルト・シュトラウスを得意とする朴令鈴です。
杉山は、武蔵野音大大学院時代に出場した全日本学生音楽コンクールで第1位。二期会オペラ研修所では、マスタークラスを最優秀の成績で修了した証として贈られる最優秀賞と川﨑静子賞に加えて、予科・本科・マスタークラスの3年間無遅刻無欠席の研修生に贈られる「所長賞」も受賞しました!
昨年の二期会ニューウェーブ・オペラ『ジューリオ・チェーザレ』タイトルロールでデビューを飾り、今回、東京二期会オペラ劇場でメゾの大役に挑みます。
そして、来週のソロ・コンサート。
杉山に話を聞きました。
――『ナクソス島のアリアドネ』の作曲家にむけて、今の心境と意気込みを。
杉山: 学生時代から憧れていたズボン役で、この度、二期会本公演でデビューさせていただけることをとても嬉しく思っております。憧れていた皆様方と同じ舞台に立てることを大変光栄に思うと同時に、緊張もしております。
2008年の二期会公演『ナクソス島のアリアドネ』を拝見させていただき、音楽に対して純粋な思いを寄せる作曲家役に心惹かれました。その思いを胸に一役入魂、全身全霊で頑張ります!
――「丸の内トラストシティ・ランチタイムコンサート」のプログラムについて。
杉山: ドイツ語で上演される『ナクソス島のアリアドネ』にちなみ、ドイツに留学した山田耕筰の日本歌曲とドイツリートから、おなじみの曲と私の好きな曲を。そしてオペラからは、イタリア・ドイツ・フランス語で歌われるズボン役のアリアを選曲致しました。
後半に『ナクソス島のアリアドネ』より「先生、お許しください」を演奏致します!皆様のご来場、お待ちしております。
メゾソプラノ 杉山由紀
ピアノ 朴令鈴
■■■ 公演情報 ■■■
森トラスト ランチタイムコンサート 丸の内トラストシティ
第256回 二期会シリーズ≪真夏に贈るオペラ・アリア≫
日時:2016年8月4日(木) 12:10開演
会場:丸の内トラストタワーN館 1Fエントランスロビー
・アクセス
料金:無料
出演:杉山由紀(メゾソプラノ)、朴令鈴(ピアノ)
演奏予定曲:
山田耕筰 「鐘が鳴ります」「曼珠沙華」「この道」
メンデルスゾーン 「歌の翼に」
モーツァルト 「ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いた時」
シューベルト 「糸を紡ぐグレートヒェン」
グルック 『オルフェオとエウリディーチェ』より 「エウリディーチェを失って」
モーツァルト 『フィガロの結婚』より 「恋とはどんなものかしら」
シュトラウス 『ナクソス島のアリアドネ』より 「先生、お許しください!」
▼森トラスト ランチタイムコンサート 丸の内トラストシティの情報ページはこちら
・丸の内トラストシティ|コンサートスケジュール|ランチタイムコンサート - 森トラスト株式会社
▼目標だった『ナクソス島』~杉山由紀の出演は、11月24日(木)と27日(日)
・ライプツィヒ歌劇場との提携公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
東京二期会オペラ劇場にて、またひとり新進アーティストがデビューを飾ります。
テノール伊藤達人(いとう・たつんど)が、2016年11月公演『ナクソス島のアリアドネ』にプリゲッラ役で出演します。
伊藤は福島県出身。新国立劇場オペラ研修所第14期を修了し、2014年二期会に入会。『ナクソス島』はこれまでの歩みの節目に幾度か携わってきた演目で、新国立劇場オペラ研修所修了公演ではテノール歌手/バッカスを歌い、14年パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)ではスカラムッチョ役を演じてきました。
その本公演に先立って、伊藤の歌声をお聴きいただける機会があります!8月1日(月)のアルテリーベ東京(新橋)での月曜フレッシュコンサートに、伊藤がソロ出演いたします。
前半はさまざまな言語の歌曲に、後半は月曜フレッシュらしい有名なオペラアリア・ナンバーがならびました。30歳という若さながら持ち前の幅広いレパートリーを生かした選曲がなされています。
テノール 伊藤達人
ピアノ 矢崎貴子
プログラムと詳細はこちら!
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
テノール伊藤達人 夏の夜の音楽会
日時:2016年8月1日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:伊藤達人(テノール)、矢崎貴子(ピアノ)
演奏予定曲:
第1部【歌曲】
R.シュトラウス 〈ひそやかな誘い〉〈万霊節〉
團 伊玖磨 〈ひぐらし〉〈紫陽花〉
サティ 〈あなたが欲しい〉
トスティ 〈理想〉〈暁は光から〉
第2部【オペラアリア】
ヴェルディ『リゴレット』より 「女心の歌」
グノー『ファウスト』より 「この清らかな住まい」
プッチーニ『ラ・ボエーム』より 「冷たき手を」
R.シュトラウス『ばらの騎士』より 「愛について堅くよろわれて」
レハール『微笑みの国』より 「君よ我が心のすべて」
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
▼『アリアドネ』ブリゲッラ・伊藤の出演日は23日と26日!
・ライプツィヒ歌劇場との提携公演 2016年11月R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
※チケット絶賛発売中!
二期会にはそれぞれの研究テーマをもって個々に研鑽を積み、活動している12の「研究会」があります。毎年夏にその中から多くの研究会が一堂に会する「駅伝コンサート」を開催しています。
11回目となる今年のコンサートは8つの研究会が出演。およそ5時間弱をかけ、駅伝のように歌の“たすき”を繋げていきます。
今年も出演する研究会ごとにスポットを当て、順にご紹介してまいります。
今回は「イタリア歌曲研究会」から届きましたメッセージをご紹介します。
* * * * *
【イタリア歌曲研究会】 ~イタリア歌の国・恋の国~
会員総出で皆様にお贈りする今年のイタ研コーナーは、【イタリア歌の国・恋の国】シリーズ第2弾。
題して「宴のあとの楽しみは…」。
イタリアとイタリア歌曲を知り尽くす嶺貞子女史が選んだ数々の名曲を演技付きでお楽しみいただきます。
お馴染みのロッシーニ、ヴェルディ、マスカーニ、レオンカヴァッロや、比較的新しいサデーロ、ダヴィーコ、モルターリ、またディ・カプアやデンツァのカンツォーネ・ナポリターナなど、硬軟・新旧とりまぜた幅広い選曲で、さまざまなイタリアの歌世界をご堪能ください。
鴨川太郎のナビゲーションと斯界の実力派ピアニスト山岸茂人のピアノに支えられて、イタ研パワーが炸裂する夢の舞台に、乞うご期待!
写真:定期演奏会「ドナウディの夕べ」2015年4月22日 北とぴあつつじホール より
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第11回 二期会研究会駅伝コンサート
日時:2016年7月31日(日) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR上野駅・公園口前)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
出演研究会・予定時刻:
15:30~ オペレッタ研究会
15:55~ ロシア東欧オペラ研究会
16:25~ オペラワークショップ研究会
<休憩15分>
17:10~ フランス歌曲研究会
17:40~ ドイツ歌曲研究会
18:10~ ロシア歌曲研究会
<休憩15分>
18:55~ 日本歌曲研究会
19:35~ イタリア歌曲研究会
<終演予定 20:15>
▼出演者・演奏予定曲等公演詳細、チケットご予約はこちらから
・第11回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
3シーズン目を迎えた、期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会アーティスト登場回は7月25日(月)。三戸はるなと山田望美、二人のソプラノがフレッシュな歌声を披露します!
二人からメッセージが届いておりますのでご紹介いたします。
――自己紹介をどうぞ!
三戸: はじめまして、ソプラノの三戸はるなです。
音楽好きの両親の元に育ち、合唱を愛した私はいつからか声楽家を志すようになりました。今はただもっと歌いたい、もっと上手くなりたいという思いで、日々精進を重ねております。
私は主にオペラの曲を演奏させていただく機会が多いのですが、歌曲や宗教曲のレパートリーもこれからもっと増やしていきたいと思っております。
山田: ソプラノの山田望美です。
私は、神奈川県横須賀市出身で、幼い頃から音楽好きの両親の影響でよく演奏会に連れていってもらっていました。本格的に声楽を始めたのは、高校2年生の時、学校の音楽の授業で私の声を聞いた先生に「声楽家を目指してみたら?」とすすめて頂いたのがきっかけでした。始めてすぐに、高校生の私は声楽の魅力にすっかりはまってしまい、1年後には音大を受験していました。
今回は、初めてアルテリーベさんに出演の機会を頂くことが出来て大変嬉しく思っております。
――今回のプログラムについて
三戸: 共演の山田望美さんは、研修所での3年間を同じクラスで過ごした大切な仲間です。可憐な容姿の内側に熱い情熱を秘めた彼女ですが実はとっても真面目で努力家で、私も日々元気と勇気をいただいています。
実はコンサートで共演させていただくのは初めてなので、非常に嬉しく、また頼もしく思っております。
今回は副題を「平成生まれの2人と共に」とさせていただきましたので、現代の楽曲をプログラムに取り入れました。木下牧子の歌曲や、アンドリュー・ロイド・ウェーバーの作品も有名な"Pie Jesu"の他にもう1曲演奏する予定です。また定番のオペラアリアなども演奏いたしますので、バラエティに富んだ構成になっています。
ソプラノ2人での共演ということで、山田さんと私の歌声の違いもお楽しみいただけたらと思います。
山田: 今回ご一緒させて頂く三戸はるなさんとは、二期会オペラ研修所で唯一、3年間ずっと同じクラスでした。そこで今回は、お互いを知り尽くした私達ならではの、息のあったアンサンブルのプログラムも準備致しました。
平成生まれ二人のフレッシュなパワーで、楽しい一時を過ごして頂けるよう、元気いっぱいでお待ちしております♪
ソプラノ 三戸はるな
ソプラノ 山田望美
ピアノ 相田久美子
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
涼香の夜 ~平成生まれの2人と共に~
日時:2016年7月25日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:三戸はるな(ソプラノ)、山田望美(ソプラノ)、相田久美子(ピアノ)
演奏予定曲:
ドニゼッティ 『連隊の娘』より “フランスに敬礼!”
ヴェルディ 『イル・トロヴァトーレ』より “穏やかな夜”
アンドリュー・ロイド・ウェバー 「ピエ・イエズ」
ほか
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
二期会にはそれぞれの研究テーマをもって個々に研鑽を積み、活動している12の「研究会」があります。毎年夏にその中から多くの研究会が一堂に会する「駅伝コンサート」を開催しています。
11回目となる今年のコンサートは8つの研究会が出演。およそ5時間弱をかけ、駅伝のように歌の“たすき”を繋げていきます。
今年も出演する研究会ごとにスポットを当て、順にご紹介してまいります。
今回は「ドイツ歌曲研究会」から届きましたメッセージをご紹介します。
* * * * *
【ドイツ歌曲研究会】 ~メンデルスゾーン・シューマンの重唱曲による女声合唱~
今回はメンデルスゾーンとシューマンの重唱曲を女声合唱でお送りします。飯山恵已子氏、髙折 續氏の発声・発音の指導のもと、普段はソロで活躍している女性歌手の精鋭人が、ロマン派の美しい調べをお届けします。
曲は、メンデルスゾーン作曲「わが願いはこの愛のすべてを」「渡り鳥の別れの歌」「挨拶」「すずらんと花々」、シューマン作曲「田舎の歌」「秋の歌」「美しい花々」「使い」の8曲です。
<出演>
指揮:宮崎義昭
ピアノ:赤塚太郎
合唱:葦名恵子、荒木聡子、安藤千夏(会友)、石井祐子、稲葉美和子、岩見真佐子、
河村真理子、佐藤信子、杉下友季子、田口久仁子、螺良有実子、刀根敬子、
友原久美子、中谷美恵子、中山眞理子、山之内尚美(会友)
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第11回 二期会研究会駅伝コンサート
日時:2016年7月31日(日) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR上野駅・公園口前)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
出演研究会・予定時刻:
15:30~ オペレッタ研究会
15:55~ ロシア東欧オペラ研究会
16:25~ オペラワークショップ研究会
<休憩15分>
17:10~ フランス歌曲研究会
17:40~ ドイツ歌曲研究会
18:10~ ロシア歌曲研究会
<休憩15分>
18:55~ 日本歌曲研究会
19:35~ イタリア歌曲研究会
<終演予定 20:15>
▼出演者・演奏予定曲等公演詳細、チケットご予約はこちらから
・第11回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
いよいよ明日、7月15日(金)から東京文化会館大ホールにて、《二期会名作オペラ祭》W.A.モーツァルト作曲オペラ『フィガロの結婚』が開幕します!
こちらに公演当日のご案内を致します。 【7/14(木)21:00掲載】
東京二期会オペラ劇場 《二期会名作オペラ祭》 2016年7月公演 W.A.モーツァルト作曲 『フィガロの結婚』 オペラ全2幕 <日本語字幕付原語(ドイツ語)上演> 指揮:サッシャ・ゲッツェル/演出:宮本亜門
当日券と公演タイムテーブルのご案内
7月15日(金)
7月16日(土)
7月17日(日)
7月18日(月祝)
当日券
S,A,B
S,A,B,C
なし
S,A,B,C
当日券販売 /窓口受付
17:00~
12:30~
12:30~
12:30~
開場
17:30
13:00
13:00
13:00
開演
18:30
14:00
14:00
14:00
第1・2幕
約100分
休憩予定時刻
20:10~20:35
15:40~16:05
15:40~16:05
15:40~16:05
第3・4幕
約80分
終演予定
21:55
17:25
17:25
17:25
東京文化会館 =アクセス=
<JR> [山手線][京浜東北線][上野東京ライン][宇都宮・高崎線][常磐線] [東北・上越・北陸・秋田・山形新幹線]=「上野駅」公園口から徒歩1分 <地下鉄> [銀座線][日比谷線]=「上野駅」7番出口から徒歩5分 <京成電鉄> [京成本線]=「京成上野駅」正面口から徒歩6分
お車でご来場のお客様は東京文化会館ウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - 東京文化会館|来場者の皆様へ
※上記、販売予定当日券は14日18:00現在の情報 です。販売状況により公演当日より前に販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※公演タイムテーブルは、当日の演奏・進行によりずれる場合もございます。今回は上記予定よりも多少早く進行する可能性がございますので、あらかじめご了承ください。
《便利!》
◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ)】では、前売券が公演当日の開演1時間前までご予約が可能です!!
チケットはご来場の途中にお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取いただけますので、余裕をもってお越しいただけます!どうぞご利用ください。
▼公演案内ページにある【ゲッティへGO!】ボタンをクリックしてお申込ください
↓↓↓こちら↓↓↓
・2016年7月公演 W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』 - 東京二期会オペラ劇場
二期会にはそれぞれの研究テーマをもって個々に研鑽を積み、活動している12の「研究会」があります。毎年夏にその中から多くの研究会が一堂に会する「駅伝コンサート」を開催しています。
11回目となる今年のコンサートは8つの研究会が出演。およそ5時間弱をかけ、駅伝のように歌の“たすき”を繋げていきます。
今年も出演する研究会ごとにスポットを当て、順にご紹介してまいります。
今回は「ロシア東欧オペラ研究会」から届きましたメッセージをご紹介します。
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【ロシア東欧オペラ研究会】 ~プーシキンの戯曲によるオペラ・アリア~
アレクサンドル・プーシキン(1799~1837)は、ロシア近代文学の父であり、近代ロシア文語を確立したロシア最大の詩人である。
プーシキンの500あまりの作品も素材に、今まで1000人以上の作曲家が3000以上の作品を書いている。その中心はオペラと歌曲であり、130以上のオペラやオペレッタの作品がある。中でも、愛や友情の挫折を描いた抒情的なオペラ「エフゲニ・オネーギン」(1878年原作)。ジプシーの物語詩のオペラ「アレコ」(1892年原作)。帝国の滅亡を風刺的お伽噺「金鶏」(1907年原作)。歴史劇としてロシアオペラの代表作「ボリス・ゴドノフ」(1869~72年原作)。愛の悲劇をドラマチックに描いた「スペードの女王」(1890年原作)。民話詩を題材にした「サルタン」(1900年原作)らは、特異である。
今日は、偉大なるプーシキンのロシアの魂、ロシア・オペラを味わってくださればありがたいです。
―― 二期会ロシア東欧オペラ研究会代表 岸本 力
2016/5/25 渋谷区文化総合センター伝承ホールで開催の演奏会より
<出演者・演奏予定曲>
牧野舞子 (ソプラノ)
・チャイコフスキー 『エフゲニ・オネーギン』より タチヤーナの手紙のシェーナ
堺 裕貴 (バスバリトン)
・ラフマニノフ 『アレコ』より アレコのカヴァティーナ「すべての天幕は寝静まった」
野上結美 (ソプラノ)
・リムスキー=コルサコフ 『金鶏』より シェマハの女王の歌
渡部智也 (バス)
・ムソルグスキー 『ボリス・ゴトノフ』より ボリスの時計の場
増永郁子 (ソプラノ)
・チャイコフスキー 『スペードの女王』より リーザのシェーナとアリオーソ「もう真夜中近い」
金子みどり (ソプラノ)
・リムスキー=コルサコフ 『サルタン王物語』より 白鳥のアリア「皇子様、私の救い主」
ロシア東欧オペラ研究会、ロシア歌曲研究会出演者(合唱)/岸本 力(指揮)
・リムスキー=コルサコフ 『サルタン王物語』より 終幕の合唱
ピアニスト:小笠原貞宗
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第11回 二期会研究会駅伝コンサート
日時:2016年7月31日(日) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR上野駅・公園口前)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
出演研究会・予定時刻:
15:30~ オペレッタ研究会
15:55~ ロシア東欧オペラ研究会
16:25~ オペラワークショップ研究会
<休憩15分>
17:10~ フランス歌曲研究会
17:40~ ドイツ歌曲研究会
18:10~ ロシア歌曲研究会
<休憩15分>
18:55~ 日本歌曲研究会
19:35~ イタリア歌曲研究会
<終演予定 20:15>
▼出演者・演奏予定曲等公演詳細、チケットご予約はこちらから
・第11回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
9月公演『トリスタンとイゾルデ』で、トリスタンの伯父でありコーンウォールの王であるマルケ役に抜擢された、バス清水那由太。マルケ王は、トリスタンとイゾルデの禁じられた愛への怒り、嫉妬、嘆き、悲しみを、王の威厳の内に秘めるように表現し、ついに二人を赦しながらも、取り返しのつかない悲劇を目の前にして、無念の想いを抱かねばならない難役であり、大役です。
バスという声質にも、舞台の立居振舞いから醸し出される存在の深みにも、相当の経験的年輪が求められるこの役に挑む清水は、1983年生まれの32歳。バスとしては驚異的な若さといえます。力強くも熟成された声で歌う、その秘密はどこにあるのでしょう。
7月20日(水)アグネスホテル東京のランチタイムコンサートは、バス清水那由太のエッセンスが凝縮された30分になりそうです。
バス 清水那由太
ピアノ 冨田 優
プログラムにあげられたのは、モーツァルト、ベートーヴェン、リヒャルト・シュトラウスの歌曲というドイツ・オーストリア音楽の系譜と、イタリア・オペラ・アリア。それらは、清水の芸大、大学院時代、そして幾度かのコンクールでの歩みに重なる歌たちとのこと。
特に、ヴェルディとの出会いの曲であり、入試やコンクールも含め様々なステージで幾度となく向かい合ってきたという『シモン・ボッカネグラ』の「悲しい胸の思いにIl lacerato spirito」には、敢えて〈戦友〉という言葉で、その愛着を表現しています。
二期会では昨年『魔笛』武士IIで本公演デビューを果たし、今年2月には『イル・トロヴァトーレ』フェルランド役で出演。ドイツものとイタリアものの両方で、既に清水は存在感を示してきました。
そして、9月の『トリスタンとイゾルデ』において、現在の集大成が聴けるに違いありません。
2016年2月東京二期会公演 G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』より
本公演の舞台を前にして、貴重なソロコンサートのひとときにもどうぞご期待ください。
■■■ 公演情報 ■■■
アグネスホテル東京 ランチタイムコンサート 第136回
日時:2016年7月20日(水) 12:00開場/12:30開演(30分)
会場:アグネスホテル東京
料金:無料(先着順・予約不要)
出演:清水那由太(バス)、冨田 優(ピアノ)
予定プログラム:
モーツァルト:コンサート・アリア〈この麗しい御手と瞳のために〉
ベートーヴェン:〈この暗い墓の中で〉
R.シュトラウス:《四つの歌》より 〈憩え、わが魂〉
R.シュトラウス:《五つの歌》より 〈私は夢を抱いている〉
ヴェルディ:『シモン・ボッカネグラ』より 「悲しい胸の想いに」
ヴェルディ:『エルナーニ』より 「不幸な男だ」
▼公演詳細、会場アクセスはこちらから
・THE AGNES HOTEL AND APARTMENTS TOKYO (OFFICIAL WEB)
▼清水那由太のマルケ王が聴けるのは、9月10日・18日。
・ライプツィヒ歌劇場との提携公演 東京二期会オペラ劇場『トリスタンとイゾルデ』 - 東京二期会
(指揮:ヘスス・ロペス=コボス 演出:ヴィリー・デッカー)
ソプラノ石上朋美とバリトン今井俊輔、お互いの姓の頭文字をとって結成された「I&I」のデュオリサイタルシリーズも今回で第5回目を迎える事になりました。
I&Iの結成時に「5回までは続ける!」という約束と意気込みをもって、これまで回を大切に重ねてきましたが、記念すべきその第5弾となる今回は、今までの総集編ともなるプログラムをお届けします。
その内容は、1部、2部と全く色合いの違うコンサートをお楽しみいただきます。
1部ではお互いの得意とするオペラアリアを、真剣勝負でお届けし、2部では二人の最も愛する歌曲をイタリアの作曲家、日本の作曲家の作品から選びぬき、交互にご披露します。
ピアニストには、これまでのI&Iデュオリサイタルにおいて、二人の歌声を最大限に盛り立て、数々の難曲もしっかりと支えてきた多田聡子を、そして進行役として、長く日本テレビの看板アナウンサーとして活躍した木村優子を迎えます。
今回のサブタイトルである「La nostra strada I&I」には、“クラシック芸術を志す者の道は1つ”という意味も込められ、I&Iが更なる高みを目指して、進むべき「道」を表していますが、バリトンの今井俊輔は、2017年2月の二期会オペラ『トスカ』においてスカルピア役を演じることが決まっており、これもこの「道」にそれぞれ繋がっていくように思えます。
個々に活躍しながらも、デュオとして今後ますます目が離せないI&Iの公演に是非ご期待ください。
チケットは絶賛発売中!全席指定となりますので、良いお席は是非お早めにお買い求めください。
ちらし(PDF)ダウンロード
■■■ 公演情報 ■■■
石上朋美&今井俊輔 デュオリサイタル
Recital della scena Vol.5
~La nostra strada 「道」~
日時:2016年7月23日(土) 13:30開演(13:00開場)
会場:浜離宮朝日ホール
(地下鉄大江戸線「築地市場駅」A2出口すぐ)
料金:全指定席 ¥6,000
出演:石上朋美(ソプラノ)、今井俊輔(バリトン)、多田聡子(ピアノ)
後援:イタリア文化会館、公益財団法人東京二期会
マネジメント:公益財団法人東京二期会
▼演奏予定曲、チケットご予約等、コンサート詳細はこちら
・石上朋美&今井俊輔 デュオリサイタル Recital della scena Vol.5 - 東京二期会
▼今井俊輔がスカルピア役!オペラ『トスカ』の情報はこちら
・東京二期会オペラ劇場 2017年2月公演 G.プッチーニ『トスカ』 - 東京二期会
二期会にはそれぞれの研究テーマをもって個々に研鑽を積み、活動している12の「研究会」があります。毎年夏にその中から多くの研究会が一堂に会する「駅伝コンサート」を開催しています。
11回目となる今年のコンサートは8つの研究会が出演。およそ5時間弱をかけ、駅伝のように歌の“たすき”を繋げていきます。
今年も出演する研究会ごとにスポットを当て、順にご紹介してまいります。
今回は「ロシア歌曲研究会」から届きましたメッセージをご紹介します。
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【ロシア歌曲研究会】 ~プーシキンの詩による歌曲~
アレクサンドル・プーシキン(1799~1837)ほどロシアで愛されている詩人はいない。
彼の作品を素材に、ロシア歌曲の父といわれるグリンカから、スヴィリドフの現代作曲家に至るまで、プーシキンはロシア・ソビエトの作曲家に霊感を与え続けた。
「プーシキンの詩的世界」は、人生の~愛、悲しみ、喜び~を表現した叙情詩が中心になっている。
そして常に、生命感に溢れ、どんなに悲劇的なテーマを歌っても、そこには「生きる喜び」があり、私達に勇気と希望を与えてくれます。
今回歌われる、プーシキンによって確立したロシア・ロマンス(叙情歌)を心行くまでお楽しみ下さい。
―― 二期会ロシア歌曲研究会代表 岸本 力
<出演者・演奏予定曲>
林 志保 (ソプラノ)
・グリンカ 「私の前で歌うな、美しい女よ」
・チャイコフスキー 「夜鶯」Op.60-4
河野真剛 (バリトン)
・キュイ 「ツァールスコエセロの彫像」
・ダルゴムイシスキィ 「若者と乙女」
・ショスタコーヴィチ 「若者と乙女」Op.46-2
清水いずみ (ソプラノ)
・グリンカ 「血は熱い思いにわきたち」
・リムスキー=コルサコフ 「たなびき流れる雲はまばらになり」
関森温子 (ソプラノ)
・ラフマニノフ 「ミューズ」Op.34-1
清水知加子 (ソプラノ)
・ラフマニノフ 「歌うな、美しい女よ」Op.4-4
岸本 力 (バス)
・メトネル 「私はあなたを愛していた」Op.32-4
・メトネル 「夜の微風」Op-36-4
ピアニスト:小笠原貞宗
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第11回 二期会研究会駅伝コンサート
日時:2016年7月31日(日) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR上野駅・公園口前)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
出演研究会・予定時刻:
15:30~ オペレッタ研究会
15:55~ ロシア東欧オペラ研究会
16:25~ オペラワークショップ研究会
<休憩15分>
17:10~ フランス歌曲研究会
17:40~ ドイツ歌曲研究会
18:10~ ロシア歌曲研究会
<休憩15分>
18:55~ 日本歌曲研究会
19:35~ イタリア歌曲研究会
<終演予定 20:15>
▼出演者・演奏予定曲等公演詳細、チケットご予約はこちらから
・第11回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
7月1日(金)~3日(日)の3日間、サントリーホール ブルーローズで開催の「Nikikai Days (二期会デイズ)」。開幕まであと1週間と迫る中、連日熱気溢れるリハーサルが行われています。
写真は二期会会館にて行われた、第1日〈華麗なるイタリア・オペラの世界〉のリハーサル風景です。
先日開催されたばかりの日生劇場でも好評を博した、ロジーナ富岡明子とフィガロ上江隼人(右端)。そしてイタリア・ミラノから一時帰国しての出演となる中島康晴(右から2人目)のアルマヴィーヴァ伯爵が加わっての『セビリアの理髪師』三重唱のリハーサルにて。ピアノは河原忠之(左端)。
続いて、樋口達哉と横山恵子による『トスカ』の二重唱。
樋口のマリオ・カヴァラドッシもイメージぴったり。来年2月には東京二期会『トスカ』にもカヴァラドッシ役で出演することが発表されました!
『ドン・カルロ』からは樋口と上江による、有名な友情の二重唱を。大山亜紀子(写真)によるエリザベッタのアリア「世のむなしさを知る神」では、哀しみと清らかさにあふれる祈りが美しく心に沁み入ります。
そして、横山恵子のトゥーランドット登場のアリアは、まさにトリを飾るに相応しい、至高の芸術の域に達しています。このほか、それぞれが極め付けの名アリアを披露致します。
二期会主催公演ならではの豪華出演者による夢の共演をどうぞお聴き逃しなきよう、一同ご来場をお待ち申し上げております。
お席も残り少なくなってまいりました。どうぞチケットは急ぎお求めください!
■■■ 公演情報 ■■■
Nikikai Days@Blue Rose 2016
第1日<華麗なるイタリア・オペラの世界>
日時:2016年7月1日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:(全指定席・税込) 4,500円 =発売中=
出演:(ソプラノ)大山亜紀子、横山恵子
(メゾソプラノ)富岡明子
(テノール)中島康晴、樋口達哉
(バリトン)上江隼人
(ピアノ)河原忠之
▼Nikikai Days 公演情報ページはこちら
・Nikikai Days @ Blue Rose 2016 - 主催・制作コンサート - 二期会21
●公演のお問合せ、チケットのご予約は
・二期会チケットセンター 03-3796-1831 へ
(月~金:10~18時/土:10~15時/日・祝 休)
7月1日から3日間、サントリーホール ブルーローズにて開催の「二期会デイズ(Nikikai Days@Blue Rose 2016)」。
第2日は、山田耕筰からマーラー、プーランクまで時代と国を超えた名曲の数々を、第一線で活躍する歌手たちが特別な想いをもって歌い上げます。
そんな歌手たちの想いをお伝えしています。
最終回は秋葉京子。心から愛してやまないマーラー作品の魅力について語っていただきましょう。
◆秋葉京子(メゾソプラノ)
今日までに沢山の美しく素晴らしい歌曲に出合ってまいりました。その中でもひときわ異彩をはなつマーラーの歌曲達!
今回はその中で、マーラーの目指した「歌曲とオーケストラの融合」の新しい段階を示しているとされる『亡き子を偲ぶ歌』を演奏させて頂きます。この曲は詩人フリードリッヒ・リュッケルトが自らの子供の死に直面して作られた300を超える詩の一部に作曲されています。
この作品の完成の後、なんという運命の過酷さか、マーラーもまた愛する娘を亡くしています。自責の念と後悔を乗り越えて、最後には、神の手に委ねる子守歌のやさしさで、子供を包み込んでいます。
コンサートでは皆様方に、私が愛してやまない心の原点ともいうべきこの作品をお聴き頂けますこと、とても光栄に存じます!
◆演奏予定曲
マーラー作曲
『亡き子をしのぶ歌』
「いま晴れやかに陽が昇る」
「なぜそんなに暗い眼差しだったのか、今にしてよくわかる」
「きみのお母さんが戸口から入ってくるとき」
「いつも思う。子供たちはちょっと出かけただけなのだと」
「こんな嵐のときに」
■■■ 公演情報 ■■■
Nikikai Days@Blue Rose 2016
第2日<わたしの特別な作曲家>
日時:2016年7月2日(土) 14:00開演(13:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:(全指定席・税込) 4,500円 =発売中=
出演:(ソプラノ)山口道子
(アルト)秋葉京子
(テノール)大澤一彰、又吉秀樹
(バリトン)坂下忠弘
(ピアノ)多田聡子
▼Nikikai Days 公演情報ページはこちら
・Nikikai Days @ Blue Rose 2016 - 主催・制作コンサート - 二期会21
●公演のお問合せ、チケットのご予約は
・二期会チケットセンター 03-3796-1831 へ
(月~金:10~18時/土:10~15時/日・祝 休)
二期会にはそれぞれの研究テーマをもって個々に研鑽を積み、活動している12の「研究会」があります。毎年夏にその中から多くの研究会が一堂に会する「駅伝コンサート」を開催しています。
11回目となる今年のコンサートは8つの研究会が出演。およそ5時間弱をかけ、駅伝のように歌の“たすき”を繋げていきます。
今年も出演する研究会ごとにスポットを当て、順にご紹介してまいります。
今回は「オペラワークショップ研究会」から届きましたメッセージをご紹介します。
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私たち「オペラワークショップ研究会」では、各自1演目の1役を1年かけて全幕通して勉強・研究する活動を行っています。
今年の駅伝コンサートにおけるテーマは「ベルカントオペラ とシェイクスピア原作オペラにおける恋愛の光と影の部分を如何に歌い演じるか」でございます。特にシェイクスピアは今年没後400年にあたり、「オテロ」「ハムレット」「マクベス」など皆様おなじみの作品をご用意いたしました。ベルカントオペラも「ドン・パスクアーレ」「カプレーティ家とモンテッキ家」など選りすぐりの演目をご用意いたしました。
いろどり豊かな個性による私たちの歌で、原作のそれぞれの場面を思い描いていただけたら幸いです。
2016/4/22 めぐろパーシモンホール小ホールで開催のガラ・コンサートにて
公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第11回 二期会研究会駅伝コンサート
日時:2016年7月31日(日) 15:30開演(15:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール
(JR上野駅・公園口前)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
(学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
出演研究会・予定時刻:
15:30~ オペレッタ研究会
15:55~ ロシア東欧オペラ研究会
16:25~ オペラワークショップ研究会
<休憩15分>
17:10~ フランス歌曲研究会
17:40~ ドイツ歌曲研究会
18:10~ ロシア歌曲研究会
<休憩15分>
18:55~ 日本歌曲研究会
19:35~ イタリア歌曲研究会
<終演予定 20:15>
▼出演者・演奏予定曲等公演詳細、チケットご予約はこちらから
・第11回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会
7月1日から3日間、サントリーホール ブルーローズにて開催の「二期会デイズ(Nikikai Days@Blue Rose 2016)」。
第2日は、山田耕筰からマーラー、プーランクまで時代と国を超えた名曲の数々を、第一線で活躍する歌手たちが特別な想いをもって歌い上げます。
そんな歌手たちの想いをお伝えしています。
第4弾は坂下忠弘。彼が愛してやまない作曲家、フォーレとプーランクについて語っていただきましょう。
◆坂下忠弘(バリトン)
初めて巨匠ピアニストであるDalton Baldwin先生に出会いレッスンを受けた時に勧めてくださった、フォーレの歌曲より、先生の伴奏で初めて歌った「Les berceaux」(揺りかご)、フランスはコートダジュールで目にした「Clair de lune」(月の光)、そして先生が大好きだった「En sourdine」(ひそやかに)を歌わせていただくことにしました。
プーランクのレッスンをされているときは、歌い終わるやいなや、沈黙の時間が流れ、プーランクはとても深い。私の人生も辛いことばかりだけれど、過ぎ去ってしまえば人生も捨てたもんじゃないよ、とおっしゃてくださった一言がいまでも心から離れません。
今までもそうですが、今後もプーランク、フォーレを愛し歌い続けたいと思います。
二人の作曲家はわたしにとって特別な作曲家です。
◆演奏予定曲
フォーレ作曲
「揺りかご」
「月の光」
「ひそやかに」
プーランク作曲
『村人たちの歌』より
「目の粗いザルの歌」
「祭りに出かける若者は」
「美しい春」
「乞食(ジャンマルタンの哀歌)」
「軍曹の帰郷」
■■■ 公演情報 ■■■
Nikikai Days@Blue Rose 2016
第2日<わたしの特別な作曲家>
日時:2016年7月2日(土) 14:00開演(13:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:(全指定席・税込) 4,500円 =発売中=
出演:(ソプラノ)山口道子
(アルト)秋葉京子
(テノール)大澤一彰、又吉秀樹
(バリトン)坂下忠弘
(ピアノ)多田聡子
▼Nikikai Days 公演情報ページはこちら
・Nikikai Days @ Blue Rose 2016 - 主催・制作コンサート - 二期会21
●公演のお問合せ、チケットのご予約は
・二期会チケットセンター 03-3796-1831 へ
(月~金:10~18時/土:10~15時/日・祝 休)
7月1日から3日間、サントリーホール ブルーローズにて開催の「二期会デイズ(Nikikai Days@Blue Rose 2016)」。
第2日は、山田耕筰からマーラー、プーランクまで時代と国を超えた名曲の数々を、第一線で活躍する歌手たちが特別な想いをもって歌い上げます。
そんな歌手たちの想いをお伝えしています。
第3弾は又吉秀樹。学生時代からウィーン留学まで多感な時期に大きく影響を受けた作曲家たちについて語っていただきましょう。
◆又吉秀樹(テノール)
今回歌わせて頂く3人の作曲家の曲たちは、どれも思い出深く、私の人生の転機に関わった曲です。
〝フェデリーコの嘆き〟は大学4年生の初めにバリトンからテノールに声種変更した際に、初めて師匠から与えられたアリア。〝Good-bye〟(さようなら)は、イタリアでデビューさせて頂くきっかけになった曲、〝E morto pulcinella〟(プルチネッラは死んだ)は同国で初めてリサイタルをした際に取り組んだ曲です。そして〝Der Zwerg〟(こびと)はウィーン留学中に出会い、それまで歌ったことのなかったドイツ歌曲の世界に引き込んでくれた曲です。新しい世界を開いてくれた曲たち、作曲家たちへの感謝、感動を込め、歌わせて頂きます。
◆演奏予定曲
トスティ作曲
「Good-bye (さようなら)」
「プルチネッラは死んだ」
シューベルト作曲
「こびと」
チレア作曲
歌劇『アルルの女』より “フェデリーコの嘆き”
■■■ 公演情報 ■■■
Nikikai Days@Blue Rose 2016
第2日<わたしの特別な作曲家>
日時:2016年7月2日(土) 14:00開演(13:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:(全指定席・税込) 4,500円 =発売中=
出演:(ソプラノ)山口道子
(アルト)秋葉京子
(テノール)大澤一彰、又吉秀樹
(バリトン)坂下忠弘
(ピアノ)多田聡子
▼Nikikai Days 公演情報ページはこちら
・Nikikai Days @ Blue Rose 2016 - 主催・制作コンサート - 二期会21
●公演のお問合せ、チケットのご予約は
・二期会チケットセンター 03-3796-1831 へ
(月~金:10~18時/土:10~15時/日・祝 休)
今年も二期会オペラ研修所の最終学年となるマスタークラスを優秀な成績で修了し、新たに二期会アーティストとしてのキャリアをスタートさせたフレッシュな歌手たちが、素敵な一夜をお贈り致します。
20人20色、可能性を秘めた、若さあふれる出演者達がそれぞれの歌に想いをのせ、渾身の一曲をご披露致します。
個性豊かな歌手達のデビューは、今回も東京文化会館小ホールが舞台となります。
これからの活躍が期待される、未来のプリマ、プリモへのご声援を是非お願い致します!
■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ研修所 第59期修了生・成績優秀者による
二期会新進声楽家の夕べ
日時:2016年9月23日(金) 18:30開演(18:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール(JR上野駅公園口前)
料金:全席自由 3,000円 (6月23日(木)発売)
出演者と予定プログラム:
<第1部>
藤木みわ ソプラノ ドニゼッティ 『連隊の娘』より “フランス万歳”
櫻井智美 ソプラノ ドニゼッティ 『ランメルモールのルチア』より “香炉はくゆり”(狂乱の場)
小山晃平 バリトン ヴェルディ 『マクベス』より “裏切り者め!憐れみも誉も愛も”
中澤里菜 ソプラノ オッフェンバック 『ホフマン物語』より “生け垣に小鳥たちが”
佐藤菜穂 ソプラノ カタラーニ 『ラ・ワリー』より “さようなら、ふるさとの家よ”
真野綾子 ソプラノ ヴェルディ 『椿姫』より “ああ、そはかの人か ~ 花から花へ”
齋藤由香利 ソプラノ ウェーバー 『魔弾の射手』より “亡きおばの見た夢”
高橋希絵 ソプラノ コルンゴルト 『死の都』より “私に残された幸せ”(マリエッタの歌)
舟橋千尋 ソプラノ ヴェルディ 『イル・トロヴァトーレ』より “静かな夜は”
佐竹仁美 ソプラノ ベッリーニ 『清教徒』より “あなたの優しい声が”
渡邊仁美 ソプラノ・宮城島 康 バリトン
ヴェルディ 『イル・トロヴァトーレ』より 二重唱“よいか?夜が明けたら”
<第2部>
安齋里江 ソプラノ・黒田詩織 ソプラノ・和田朝妃 メゾソプラノ
R.シュトラウス 『ばらの騎士』より 三重唱“マリー・テレーズ!”
金杉瞳子 ソプラノ ロッシーニ 『セミラーミデ』より “麗しい光が”
推屋 瞳 ソプラノ バーンスタイン 『キャンディード』より “きらびやかに着飾って”
今井実希 ソプラノ シャルパンティエ 『ルイーズ』より “その日から”
宮城島 康 バリトン チャイコフスキー 『スペードの女王』より “私は貴方を愛しています”
中道友香 ソプラノ レハール 『ロシアの皇太子』より “いつかきっと愛する人が”
佐々木麻子 ソプラノ トマ 『ミニョン』より “私はティターニア”
黒田詩織 ソプラノ ビゼー 『カルメン』より “不安にさせるものなどない”
安齋里江 ソプラノ ベッリーニ 『夢遊病の女』より “ようこそ皆さん 私にとって今日という日は”
渡邊仁美 ソプラノ R.シュトラウス 『ナクソス島のアリアドネ』より “すべてのものが清らかな国がある”
和田朝妃 メゾソプラノ チレア 『アドリアーナ・ルクヴルール』より “苦い悦び”
▼ご予約・お問合せ等、公演情報ページはこちら
・二期会新進声楽家の夕べ(2016/9/23)|コンサートラインアップ - 東京二期会
7月1日から3日間、サントリーホール ブルーローズにて開催の「二期会デイズ(Nikikai Days@Blue Rose 2016)」。
第2日は、山田耕筰からマーラー、プーランクまで時代と国を超えた名曲の数々を、第一線で活躍する歌手たちが特別な想いをもって歌い上げます。
そんな歌手たちの想いを数回に分けてお伝えしています。
第2弾は山口道子。彼女の特別な作曲家である山田耕筰をとおして美しい日本の歌について語っていただきましょう。
◆山口道子(ソプラノ)
二期会Days 第2日 わたしの特別な作曲家 では、私は日本歌曲を歌わせていただきます。
これまで、日本人として母国語である日本語を大切に日本歌曲や創作オペラを歌ってまいりました。今回のコンサートでも、日本歌曲の代表的な作曲家で 今年生誕130年を迎えた山田耕筰の作品を中心に歌わせていただきます。
繊細かつダイナミックな日本歌曲の世界をどうぞお楽しみくださいませ!
◆演奏予定曲
山田耕筰作曲
・この道
・鐘がなります
・松島音頭
「風に寄せてうたへる春のうた」
・青き臥床をわれ飾る
・君がため織る綾錦
・光に顫ひ日に舞へる
・たゝへよ、しらべよ、歌ひつれよ
平井康三郎作曲
・うぬぼれ鏡
■■■ 公演情報 ■■■
Nikikai Days@Blue Rose 2016
第2日<わたしの特別な作曲家>
日時:2016年7月2日(土) 14:00開演(13:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:(全指定席・税込) 4,500円 =発売中=
出演:(ソプラノ)山口道子
(アルト)秋葉京子
(テノール)大澤一彰、又吉秀樹
(バリトン)坂下忠弘
(ピアノ)多田聡子
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・Nikikai Days @ Blue Rose 2016 - 主催・制作コンサート - 二期会21
●公演のお問合せ、チケットのご予約は
・二期会チケットセンター 03-3796-1831 へ
(月~金:10~18時/土:10~15時/日・祝 休)
週の始まりをフレッシュな気持ちでお過ごしいただくためにアルテリーベ東京で毎週月曜日に開催されている「月曜フレッシュコンサート」。
6月20日(月)は、二期会所属のソプラノ別府美沙子(べっぷ みさこ)と水守千穂美(みずもり ちほみ)が出演いたします。ピアノは相田久美子。
ソプラノ 別府美沙子
ソプラノ 水守千穂美
ピアノ 相田久美子
ふたりからのコメントをご紹介いたします!
* * *
水守: アルテリーベ東京様には、このような機会をいただき、誠にありがとうございます。
別府: オペラ研修所本科時代に一緒に勉強していた水守さんとは、同じソプラノで声種も近く、プログラムを考えるのにとても悩みました。
水守: 初めての打ち合わせの時には、お互いが相手に歌って欲しい曲を持ち合うという仲睦まじさで…
別府: 最終的にはテーマを両手に“花”ならぬ“Queen”として、女王にちなんだ曲をプログラムに入れてみました。
水守: 私たちのレパートリーが似ていることがきっかけでした。お互い歌いたい曲を譲らなくて大変なことになるのではないかという危惧が題に憑依しています。本番では“両手に女王”の題にちなんでバチバチする予定です!
別府: 前半には日本歌曲や外国語の歌曲など聴きやすいものと、『羊飼いの王様』よりソプラノ二人で歌う珍しい二重唱をお届けいたします。
後半は女王にちなんだオペラアリアを中心に演奏いたしますが、楽しい演出になるよう二人で考えておりますので、当日をお楽しみに!
アルテリーベ東京で飲んで食べてワイワイとお楽しみいただけたら嬉しいです。
水守: 皆様のお越しを心よりお待ちしております。
* * *
フレッシュコンサートらしい軽やかなプログラムで、初めての方でもお楽しみいただけそう。お誘い合わせていらしてみてはいかがでしょうか。
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
両手にQUEEN♡
日時:2016年6月20日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:別府美沙子(ソプラノ)、水守千穂美(ソプラノ)、相田久美子(ピアノ)
予定プログラム:
ヴィヴァルディ 《グローリア》より 「Laudamus te」
ロッシーニ 「饗宴」
シュトラウス 「セレナーデ」
木下牧子 「さびしいカシの木」「おんがく」
山田耕筰 「たたえよ、しらべよ、歌ひつれよ」
モーツァルト 『羊飼いの王様』より “王座につくためにお行きなさい、いとしい人”
ロッシーニ 「猫の二重唱」
マスネ 『マノン』より “私が女王のように街を歩くと”
モーツァルト 『魔笛』より “復讐の炎は地獄のように我が心に燃え”
バーンスタイン 『キャンディード』より “着飾ってきらびやかに”
レハール 『メリー・ウィドウ』より “女・女・女”
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
「二期会サロンコンサート」2016-2017シーズンの第2回目となる、9月15日(木)に開催のVol.186は、2008、2009、2011年と過去3度出演し、いずれも好評を博した人気のコンビ、ソプラノ里中トヨコとメゾソプラノ北澤 幸が5年ぶりにサロンに登場します!
共にオペラやオペレッタ等、数々の舞台で活躍していますが、実は初回のサロンコンサートで初めて出会った事がきっかけで意気投合し、これまで数々の魅力的なステージをお届けしてきました。
サロンコンサートはお客様との大切な出会いの場でもありますが、このように数多くいる二期会アーティスト同志の出会いの場としても、素敵な舞台に繋がるきっかけとなっているのです。
ソプラノ 里中トヨコ
メゾソプラノ 北澤 幸
そんな二人がお贈りする今回のテーマは、「女が集まえば ~大好きだけど 大嫌い~」。
毎回思考を凝らし、「どうしたらお客様に喜んで頂けるパフォーマンスができるか」を常に考えているというだけあり、日本歌曲からオペレッタ、ミュージカルまで幅広い選曲の中から何やら意味深なテーマを盛り込み、想像を掻き立てます。
チケットは6月16日(木)より販売開始!
今回もチケット完売間違いなしですので、是非お早めにお買い求めください。
■■■ 公演情報 ■■■
二期会サロンコンサート 2016-2017シーズン
Vol.186 女が集えば… ~大好きだけど 大嫌い!?~
日時:2016年9月15日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:カワイ表参道コンサートサロン パウゼ
料金:全席自由 3,500円(税込・1ドリンク付き)
出演:里中トヨコ(ソプラノ)、北澤 幸(メゾソプラノ)、坂元陽子(ピアノ)
予定演奏曲:
木下牧子 抒情小曲集「月の角笛」より
「うぐいす」「夕顔」「かぜとかざぐるま」 ほか
信長貴富 寺山修司の詩による6つの歌「思い出すために」より
「かなしみ」「世界のいちばん遠い土地へ」「ぼくが死んでも」 ほか
オッフェンバック 〈オペレッタ〉『提灯結婚』より 「なんて女!」
シュトルツ 「ゼアヴス・ドゥ」
〈ミュージカル〉『ミー&マイガール』より 「あごで受けなさい」
〈ミュージカル〉『キャバレー』より 「キャバレー」
〈ミュージカル〉『ウィキッド』より 「この気持ち何かしら」
ほか
▼コンサート詳細・チケット情報はこちらから
・二期会サロンコンサートVol.186 女が集えば… ~大好きだけど 大嫌い!?~ - 東京二期会
7月1日から3日間、サントリーホール ブルーローズにて開催の「二期会デイズ(Nikikai Days@Blue Rose 2016)」。
開幕となる第1日は、内外で活躍する二期会スター歌手たちによる夢の共演。
極め付きのオペラ・アリアに加え、『セヴィリアの理髪師』、『ドン・カルロ』、『トスカ』から名シーンの重唱による、至福の演奏をお届けします。
今回の出演者紹介は、ソプラノ横山恵子。東京二期会9月公演 ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』にてイゾルデ役で主演する横山が、一足先に開催される「二期会デイズ」においては、樋口達哉との『トスカ』の二重唱と、当り役のひとつでもあるトゥーランドット姫のアリアなど、プッチーニ・オペラのヒロインとして登場します。
* * *
トスカとトゥーランドット役の激しいキャラクターが大好きな私です。
そしてわたくしの役は最後まで元気でハッピーエンドが少ないので、1曲は姫として終われるトゥーランドットを是非今回入れさせていただきたいとおもいました。トスカは女性の目からみても可愛い女性、私もあやかって役に成り切り嫉妬深いく可愛いトスカをがんばります。
横山恵子
* * *
横山をはじめ、大山亜紀子、富岡明子、中島康晴、樋口達哉、上江隼人の、旬の歌手たちが一堂に会する、二期会21主催公演ならではの豪華企画!
この貴重な機会をどうぞお聴き逃しなきよう、会場にてお待ち申し上げます。
2014年2月 東京二期会公演 ヴェルディ『ドン・カルロ』で
エリザベッタをつとめる横山 (撮影:三枝近志)
■■■ 公演情報 ■■■
Nikikai Days@Blue Rose 2016
第1日<華麗なるイタリア・オペラの世界>
日時:2016年7月1日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:(全指定席・税込) 4,500円 =発売中=
出演:(ソプラノ)大山亜紀子、横山恵子
(メゾソプラノ)富岡明子
(テノール)中島康晴、樋口達哉
(バリトン)上江隼人
(ピアノ)河原忠之
演奏予定曲:
・ヴェルディ『椿姫』より “パリを離れて”
大山亜紀子(ヴィオレッタ)、中島康晴(アルフレード)
・ロッシーニ『ラ・チェネレントラ』より “悲しみと涙のうちに生まれて”
富岡明子(アンジェリーナ)
・ロッシーニ『セビリアの理髪師』より “私は町の何でも屋”
上江隼人(フィガロ)
・ロッシーニ『セビリアの理髪師』より 三重唱“ああ思いがけないこの喜び”
富岡明子(ロジーナ)、中島康晴(伯爵)、上江隼人(フィガロ)
・ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』より “我が祖先の墓よ”
中島康晴(エドガルド)
・ヴェルディ『ドン・カルロ』より 二重唱“我らの胸に友情を”
樋口達哉(ドン・カルロ)、上江隼人(ロドリーゴ)
・ヴェルディ『ドン・カルロ』より “世のむなしさを知る神”
大山亜紀子(エリザベッタ)
・プッチーニ『トスカ』より “妙なる調和”
樋口達哉(カヴァラドッシ)
・プッチーニ『トスカ』より 二重唱“マリオ!マリオ!”
横山恵子(トスカ)、樋口達哉(カヴァラドッシ)
・プッチーニ 『トゥーランドット』より “この宮殿の中で”
横山恵子(トゥーランドット)
▼Nikikai Days 公演情報ページはこちら
・Nikikai Days @ Blue Rose 2016 - 主催・制作コンサート - 二期会21
●公演のお問合せ、チケットのご予約は
・二期会チケットセンター 03-3796-1831 へ
(月~金:10~18時/土:10~15時/日・祝 休)
▼こちらより2010年6月掲載のインタビューなどがご覧いただけます
・横山恵子の今 |ピックアップ・アーティスト バックナンバー - 二期会21
オペラの初日公演=プレミエを華やかにお迎えいただこうと、東京二期会オペラ劇場公演の初日に企画しているプレミエ・キャンペーン。7月公演二期会名作オペラ祭『フィガロの結婚』でも開催が決まりました!
◇◆◇ 二期会名作オペラ祭『フィガロの結婚』プレミエ・キャンペーン ◆◇◆
このオペラの幸福を彩る「結婚」と「花束」(第3幕に娘たちが花束を持って登場)のモチーフにちなんで、7月15日(金)初日公演にご来場のペアのお客様150組に、バラの花をご進呈いたします!
・受付場所:東京文化会館大ホール ロビー
・受付開始:17:30より先着順受付
引換券をお渡しいたします。終演後にバラの花とお引換えをいたします。
17時30分の開場時より、ロビー内にプレゼントカウンターを設置いたします。
お二人揃ってお立ち寄りください。もちろん、ペアでしたらご夫婦でなくてもかまいません。ご友人、ご姉妹、親子様でも、いらしていただけましたら幸いです。受付は先着順150組様限定となりますので、どうぞお早目に!
■■■ 公演情報 ■■■
東京二期会オペラ劇場《二期会名作オペラ祭》
W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』
オペラ全4幕・日本語字幕付き原語(イタリア語)上演
日時:2016年7月
15日(金) 18:30開演<★プレミエ・キャンペーン開催日>
16日(土) 14:00開演
17日(日) 14:00開演
18日(月・祝) 14:00開演
(各日とも開場は開演の60分前)
会場:東京文化会館 大ホール
二期会名作オペラ祭特別料金:
S席10,000円~D席4,000円、学生席2,000円
指揮:サッシャ・ゲッツェル
演出:宮本亜門
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
▼公演情報ページはこちら
・2016年7月公演 W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
7月1日から3日間、サントリーホール ブルーローズにて開催の「二期会デイズ(Nikikai Days@Blue Rose 2016)」。
第2日は、山田耕筰からマーラー、プーランクまで時代と国を超えた名曲の数々を、第一線で活躍する歌手たちが特別な想いをもって歌い上げます。
そんな歌手たちの想いを数回に分けてお伝えしたいと思います。
第1弾はテノール大澤一彰。彼が愛してやまないイタリアを代表する作曲家たちについて語っていただきましょう。
◆大澤一彰(テノール)
二期会デイズ 第2日は、<わたしの特別な作曲家>と題した、国別対抗戦です!
僕は長らくローマで学び、日伊声楽コンコルソでも優勝していることから、《イタリア》担当で、イタリア近現代の作曲家から、1900年を境に活躍した4名を吟味し、その作品を選びました。
前半は、トスティ“暁は光から”と、ガスタルドンの“禁じられた音楽”の流麗な旋律と情熱的な歌詞をお楽しみください。
後半はまず、皆様よくご存じのプッチーニ 歌劇『トゥーランドット』より“誰も寝てはならぬ”をお聴きいただき、続けて、彼の死後『トゥーランドット』の第3幕を完成させた作曲家、アルファーノの珍しい歌曲“ルーチェ(光)”を歌います。
並べて聴くことで、プッチーニの大作を任されたアルファーノの力量を、皆様に感じて頂く…と、いう趣向です。
また、共通したモチーフとして『光』を仕込み、統一感を出しました。
“暁は光から”は、明け方の光、“禁じられた音楽”は、(毎晩私のバルコニーの下でカンツォーネが聴こえる…)の歌詞に始まる月明り、 “誰も寝てはならぬ”は、愛と希望に震える星々の光、“ルーチェ(光)”はまさにタイトル通り…です。
4月、僕の故郷・熊本は震災に見舞われ、実家も被災しましたが、僕の胸に燃える音楽への“光”は、消えることなく、より一層輝き続けています。どうぞお楽しみください!
◆演奏予定曲
トスティ作曲 「暁は光から」
ガスタルドン作曲 「禁じられた音楽」
プッチーニ作曲 歌劇『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」
アルファーノ作曲 「ルーチェ(光)」
■■■ 公演情報 ■■■
Nikikai Days@Blue Rose 2016
第2日<わたしの特別な作曲家>
日時:2016年7月2日(土) 14:00開演(13:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:(全指定席・税込) 4,500円 =発売中=
出演:(ソプラノ)山口道子
(アルト)秋葉京子
(テノール)大澤一彰、又吉秀樹
(バリトン)坂下忠弘
(ピアノ)多田聡子
▼Nikikai Days 公演情報ページはこちら
・Nikikai Days @ Blue Rose 2016 - 主催・制作コンサート - 二期会21
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(月~金:10~18時/土:10~15時/日・祝 休)
二期会所属のソプラノ髙橋 維(たかはし ゆい)が、平成28年度(第27回)五島記念文化賞・オペラ新人賞を受賞!去る4月14日には、ザ・キャピトルホテル東急にて行われた贈呈式に出席しました。
▼五島記念文化賞についてはこちら
・五島記念文化賞 受賞者のご紹介 - 公益財団法人五島記念文化財団 The Gotoh Memorial Foundation
髙橋は、ルーキー・イヤーの昨年(2015年)から二期会オペラに立て続けに出演。デビューとなった5月二期会ニューウェーブ『ジューリオ・チェーザレ』クレオパトラ役に始まり、7月には宮本亜門演出『魔笛』夜の女王、11月にはオペレッタ『ウィーン気質』ペピと、そのいずれの舞台でも鮮烈な印象を残しています。
『ジューリオ・チェーザレ』より
『魔笛』より
『ウィーン気質』より
そして、今回の受賞を受けて、2017年3月からは五島記念文化財団の助成によりウィーンにて研修をスタートさせます。
髙橋本人から、コメントを受け取りました。
――受賞の感想をお願いします。
髙橋: このような栄えある賞をいただけたことを心から感謝しております。いつも応援してくださる方々のおかげでここまで来ることができました。お客様からもたくさんのお祝いの言葉をいただき、大変嬉しかったです。本当にありがとうございます。
研修開始まで精一杯国内で活動させていただきますので、たくさん聴いていただけたら幸いです。研修ビフォーアフターも注目していただけたらと思います(笑)
研修を経て、成長した姿をお見せしたい…!と今から意気込んでおります!
――研修地にウィーンを選んだ理由は?
髙橋: もともと大学院ではドイツリートを中心に研究していましたし、ドイツ語圏でリートやオペラを学べたらな…という思いがずっとありました。
今後身に付けたいレパートリーを考えて、ウィーンが良いのでは、という思いと音楽の都への憧れもあって、昨年実際に滞在したんです。そこで幸運にも良い先生に巡り合うことができたので、研修地に決めました。
そして、髙橋は今年もオペラの舞台が続きます。
まずは7月二期会『フィガロの結婚』スザンナ、続いて9月あいちトリエンナーレ『魔笛』夜の女王、11月二期会『ナクソス島のアリアドネ』のツェルビネッタと…いずれもウィーンにゆかりの深い作品に出演を予定しており、驚異のペースで昨年を凌ぐ大役に挑戦していきます!
『フィガロの結婚』スザンナにむけての意気込みはこちら!
VIDEO
どうぞ今年も髙橋 維をお観逃しなく!お聴き逃しなく!
▼スザンナ髙橋 維の出演は、7月16日と18日。ご期待ください!
・2016年7月公演《二期会名作オペラ祭》W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』 - 東京二期会オペラ劇場
―各席種ともに残席が少なくなってまいりました。ご予約お急ぎください!
メジャー・デビュー2周年を迎えるLa Dill(ラ・ディル)。
今年は4人でのコンサートツアーに加え、メンバーそれぞれがセルフ・プロデュースするソロ・ライブ『La Dill à la carte !!』@Capel も加わり、La Dillの魅力を更にパワーアップしてお届けします。
次回開催は7月3日(日)、バリトン岩田健志がお贈りするソロ・ライブ。岩田による熱血歌唱指導に加えて名曲を一緒に歌うコーナーなど、素敵なひと時をご一緒致しましょう。座席数が限られていますのでお申し込みはお早めに!
≪岩田健志からのメッセージ≫
岩田健志の魅力をふんだんに盛り込んだコンサートです!
普段はハーモニーを支えている私ですが、頑張って前面に押し出していきます!
■■■ 公演情報 ■■■
ソロ・ライブ『La Dill à la carte !! 』@Capel
à la carte !! Act. 2 岩田健志(バリトン)
「バリトンコンサート~夏の風によせて~」
日時:2016年7月3日(日)12:30開演
会場:ホテルグリーンプラザ箱根 箱根の森高原教会チャペル
料金:全席指定 2,500円(税込)
演奏予定曲目:
リスト作曲 「ペトラルカの3つのソネット」 ほか
▼コンサートチケットのご予約・お問合せ先
・キャピタルヴィレッジ 03-3478-9999
▼コンサートツアーの詳細はこちら
・ラ・ディル [La Dill] - ホテルグリーンプラザ
※ホテル宿泊プランや新宿発着の日帰りバスツアーのご案内もございます。
▼富士を望む露天風呂や箱根の森高原教会チャペルのご案内はこちら
・ホテルグリーンプラザ箱根
▼日本クラウン La Dill公式ページ
・La Dill (ラディル) - 最新ニュース - 日本クラウン株式会社 クラウンレコード
▼公式Facebookもスタートしました! La Dillの最新情報にもご注目ください。
・La Dill 公式Facebook
毎回好評いただいておりますコンサートシリーズ、「二期会サロンコンサート」。いよいよ2016-2017シーズンがスタートします!
その第1回を飾るVol.185「ロマン派の作曲家によるドイツ歌曲・重唱の夕べ」の公演が、今月16日に近づく中、コンサートに向けてのメッセージが出演者を代表してバリトン石崎秀和より届きましたのでご紹介いたします。
* * *
この度は二期会のサロンコンサートで歌えますことを非常に嬉しく思っています。
今回は、テノールの松原 友さんと二人でドイツ歌曲・重唱をお届けします。ピアニストには山田 剛史さんをお迎えしました。
主にカール・レーヴェのバラード作品を中心に、またシューマン、メンデルスゾーンの二重唱曲も織り交ぜたプログラムを作成しました。バラード作曲家として名を馳せたカール・レーヴェですが、今年がちょうど生誕220年にあたります。
色とりどりのプログラムを字幕付きでお楽しみいただけたら幸いです。
皆様のご来場、心よりお待ちしています。 ―バリトン 石崎秀和
* * *
今回スポットを当てるカール・レーヴェは、「バラード」と呼ばれる、劇的な内容と比較的長い演奏時間を要する歌曲の作曲を得意としており、歌曲だけでも400曲、そのほかに器楽曲も残した精力的な作曲家です。また、シューベルトとほとんど同時期に、ゲーテの詩による『魔王』を完成させていたことも有名です。
ヴォルフ、シューマン、ブラームス、マーラー、R. シュトラウスといったロマン派歌曲の巨匠も数々のバラードを残していますが、その中でもカール・レーヴェは一線を画し、類稀なる真のバラード作曲家として揺るぎない地位を築きました。そんなカール・レ―ヴェの世界を是非このサロンコンサートで、ご堪能ください。
テノール 松原 友
バリトン 石崎秀和
PDFちらし
■■■ 公演情報 ■■■
《二期会サロンコンサート 2016-2017シーズン》
Vol.185 ロマン派の作曲家によるドイツ歌曲・重唱の夕べ
~カール・レーヴェの歌曲・バラードを中心として~
日時:2016年6月16日(木) 19:00開演
会場:カワイ表参道コンサートサロン パウゼ
料金:全席自由 3,500円(税込・ワンドリンク付き)
出演:松原 友(テノール)、石崎秀和(バリトン)、山田剛史(ピアノ)
予定演奏曲:
F.シューベルト 「ます」
C.レーヴェ 「魔王」
「詩人トム」
「アーチボルド・ダグラス」
R.シューマン 「美しい花」(二重唱)
F.メンデルスゾーン 「わが愛のすべてを」(二重唱)
ほか
▼お問合せ・チケットご予約は
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831 へ
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00)
〈アーティストが友人を招きもてなすリビングルーム〉というコンセプトで誕生した、渋谷のLIVING ROOM CAFE by eplusで毎週日曜に開催されている「サンデー・ブランチ・クラシック」に、二期会デイズ(Nikikai Days@Blue Rose 2016)連動企画として、二期会デイズの歌手が出演。1回約30分のステージで、気軽に上質なクラシックをお楽しみいただけます。
連動企画は4~6月の月イチ全3回の開催で、これまでに二期会デイズ第3日『ドン・ジョヴァンニ』からバリトン宮本益光とソプラノ三井清夏、二期会デイズ第2日「わたしの特別な作曲家」からソプラノ山口道子が出演し、大盛況を博しました。そして、ラスト第3回目となる6月12日(日)には、二期会デイズ第1日「華麗なるイタリア・オペラの世界」から、輝かしい演奏で多くのファンを魅了する〈オペラ界の貴公子〉ことテノール樋口達哉が登場!
『トスカ』より“妙なる調和”、『トゥーランドット』より“誰も寝てはならぬ”、『リゴレット』より“女心の歌”、などなど、イタリア・オペラの王道を行くプログラムを間近でお聴きいただける貴重なチャンスです。
■■■ 公演情報 ■■■
サンデー・ブランチ・クラシック×LIVING ROOM CAFE by eplus
樋口達哉/テノール
日時:2016年6月12日(日) 13:00~/15:00~ (各30分・2回公演)
会場:LIVING ROOM CAFE by eplus(渋谷区)
料金:カフェ飲食代+ミュージックチャージ500円
出演:樋口達哉(テノール)、金井 信(ピアノ)
▼会場アクセス・ご予約方法など、公演詳細はこちら
・樋口達哉 2016.6.12 SUN - サンデー・ブランチ・クラシック
※「渋谷駅」:JRハチ公口から道玄坂方面に進み、SHIBUYA109の隣、ユニクロ渋谷道玄坂店が入る「プライムビル」の5階。地下鉄・東急線からは1番出口の直通エレベーターから5階へ。
※未就学児入場可。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
国内最大の声楽家団体〈二期会〉を代表するアーティストたちがサントリーホール ブルーローズに集結、3日間にわたり魅力的なプログラムをお届けする「Nikikai Days @ Blue Rose 2016」は、7月1日(金)~3日(日)の開催!
▼詳しくはこちらをご覧ください
・Nikikai Days @ Blue Rose 2016 - 主催・制作コンサート - 二期会21
クラシック界の新星たちによるフレッシュな演奏をじっくり楽しめる番組、「リサイタル・ノヴァ」。今回は、テノールの城 宏憲(じょう ひろのり)の登場です。
昨年の第84回日本音楽コンクール声楽部門を制したのに続き、去る2月の東京二期会公演『イル・トロヴァトーレ』ではカバーを務めていたマンリーコ役での緊急登板で鮮烈な≪新星誕生≫を印象付けた城が、今の力の全てを余すところなく発揮する今回のプログラム。いずれの楽曲も彼にとって想いの深い曲ばかりですが、滅多に演奏されない『運命の力』初演版によるドン・アルヴァーロのアリアは一聴の価値ありです!
城 宏憲
◆◆◆ 放送情報 ◆◆◆
「リサイタル・ノヴァ」 城 宏憲(テノール)
放送局:NHK-FMラジオ
放送日時:
(本放送)2016年5月29日(日) よる20:20~21:00
(再放送)2016年6月3日(金) あさ9:20~10:00
プログラム:
■ショパン:「ポーランドの歌 作品74から 第12曲“いとしい人”」
■リスト:「おお、愛しうる限り愛せ」
■グノー:歌劇『ロメオとジュリエット』から “愛よ、愛よ!ああ、太陽よ昇れ”
■マスネ:歌劇『ウェルテル』から オシアンの歌 “春風よ、なぜ私を目ざますのか”
■ヴェルディ:歌劇『運命の力』(初演版)から “どれほどの血が流されたか”
■プッチーニ:歌劇『トスカ』から “星は光りぬ”
(ピアノ:中桐 望)
▼番組ホームページはこちら
・リサイタル・ノヴァ - NHKオンライン
・ノヴァの皆さん |リサイタル・ノヴァ - NHKオンライン(出演者への7つの質問がご覧いただけます)
▼ネットラジオでもお楽しみいただけます!
・らじる★らじる - NHKネットラジオ
※局の都合により放送予定が変更になる場合があります。
●また本年8月25日(木)には、渋谷区文化総合センター大和田さくらホールにて開催される「二期会サマーコンサート2016」への出演が決定しておりますので、そちらの方もご期待ください。
チケット絶賛発売中。全席指定となりますので、良いお席はお早めに!
■■■ 公演情報 ■■■
二期会サマーコンサート2016
データから見た二期会オペラ ~最多公演演目は何?~
日時:2016年8月25日(木) 18:30開演(18:00開場)
会場:渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
(JR渋谷駅「西口」より徒歩5分)
料金:全指定席 A席¥4,500、B席¥4,000
▼「サマーコンサート」公演詳細はこちら
・二期会サマーコンサート2016 - 東京二期会
「月曜は新橋でオペラ!」を合言葉に、フレッシュなオペラ歌手の歌とブッフェスタイルのお食事で、月曜の夜から思い存分にお楽しみいただける「アルテリーベ東京・月曜フレッシュコンサート」。
6月6日(月)は、二期会所属のソプラノ西山友里恵(にしやま ゆりえ)とメゾソプラノ達本友李(たつもと ゆり)が出演します。ピアノは相田久美子。
ソプラノ 西山友里恵
メゾソプラノ 達本友李
ピアノ 相田久美子
二期会オペラ研修所では同期の二人。コンサートを前に話を聞きました。
――オペラ歌手の道を歩んで、よかったと思ったこと、幸せに感じることは何ですか。
西山: 思い描いた理想に少しでも近づけた時です。
歌うことも演じることも大好きなので、どちらもできるオペラ歌手はとても幸せです。
達本: 音楽は人の心を浄化する力を持っています。それが喜怒哀楽どの感情であってもです。
演奏することによって、聴いて下さる方のたったひとりだけでも慰め、背中を一押しできることの喜びを幸せに感じております。
――今一番の目標は?
西山: 今はアルテリーベで歌うことで頭がいっぱいです!
達本: 新人コンクール入賞を目指し、今は地道に稽古を重ねております。そのためにも隅々にまで神経を使い、丁寧にかつ豊かな演奏がいつもできるようテクニックとセンスを磨きたいと心掛けております。
――今回のアルテリーベのプログラムについて
西山: 二人が今まで大切に歌ってきた曲にくわえて、今回新たに取り組んだ曲をとりいれました。すべて大好きな曲です。おなじみのオペラアリア、日本歌曲、フランス歌曲を演奏させていただきます。そして、「二人のヒロイン」というタイトルをつけさせていただきました。
達本: ソプラノの可憐な歌声とメゾソプラノのドラマティックな歌声の、メリハリのあるプログラムを揃えました。それぞれの特徴を生かしたプログラムとなっておりますので、そこに注目してほしいですね。声種も声質も異なる二人のヒロインが織り成すひと時をどうぞお楽しみに!
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
二人のヒロイン~梅雨のひと時の贈り物
日時:2016年6月6日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:西山友里恵(ソプラノ)、達本友李(メゾソプラノ)、相田久美子(ピアノ)
予定プログラム:
グノー 『ファウスト』より “宝石の歌”
モーツァルト 『コジ・ファン・トゥッテ』より “あっちに行って頂戴”
信時 潔 「丹沢」
山田耕筰 「あわて床屋」
木下牧子 「竹とんぼに」「ある日のたび」
チレア 『アドリアーナ・ルクヴルール』より “苦い喜び、甘い責め苦”
ドリーブ 「カディスの娘たち」
オッフェンバック 『ホフマン物語』より “舟歌”
アーン 「クローリスに」
フォーレ 「ネル」
サン=サーンス 『サムソンとデリラ』より “私の心はあなたの声で花開く”
J.シュトラウスII世 『こうもり』より “侯爵様、あなたのようなお方は”
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
7月1日から3日間、サントリーホール ブルーローズにて開催の「二期会デイズ(Nikikai Days@Blue Rose 2016)」。
開幕となる第1日は、内外で活躍する二期会スター歌手たちによる夢の共演。
極め付きのオペラ・アリアに加え、『セヴィリアの理髪師』、『ドン・カルロ』、『トスカ』から名シーンの重唱による、至福の演奏をお届けします。
今回の注目のひとつは、ヴェルディ『オベルト』のリッカルド役に26歳の若さで日本人テノールとして初めてスカラ座主役デビューを飾るなど、現在はミラノを拠点に世界各国の歌劇場で活躍する中島康晴が二期会アーティストとして初登場します!
公演に向けて中島からメッセージが届いておりますので、ご紹介いたします。
* * *
テノールの中島康晴です。万緑の候、みなさま如何お過ごしでしょうか。
ミュンヘン、ミラノ、そして4月には京都でのロームミュージックフェスティバルコンサート出演の為、一時帰国しておりました。
さて、昨年末より二期会に入会しましたこと、お知らせします。そして、本年7月1日に二期会主催ガラ・コンサートに出演することになりました。これが私の二期会デビュー・コンサートになります。
私が歌うアリアは、ドニゼッティ作曲『ランメルモールのルチア』より“我が祖先の墓よ”、他にヴェルディ作曲『椿姫』からヴィオレッタとアルフレード(中島)の二重唱、ロッシーニ作曲『セヴィリアの理髪師』からロジーナ、フィガロと伯爵(中島)の三重唱を歌う予定です。東京で皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
* * *
国際的にも稀な正統派ベルカント歌手として世界の歌劇場に認められたその声に、どうぞご期待ください!
▼公式ページより中島の歌声が試聴いただけます!
・中島康晴(テノール歌手)公式ホームページ
■■■ 公演情報 ■■■
Nikikai Days@Blue Rose 2016
第1日<華麗なるイタリア・オペラの世界>
日時:2016年7月1日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:(全指定席・税込) 4,500円 =発売中=
出演:(ソプラノ)大山亜紀子、横山恵子
(メゾソプラノ)富岡明子
(テノール)中島康晴、樋口達哉
(バリトン)上江隼人
(ピアノ)河原忠之
演奏予定曲:
・ヴェルディ『椿姫』より “パリを離れて”
大山亜紀子(ヴィオレッタ)、中島康晴(アルフレード)
・ロッシーニ『ラ・チェネレントラ』より “悲しみと涙のうちに生まれて”
富岡明子(アンジェリーナ)
・ロッシーニ『セビリアの理髪師』より “私は町の何でも屋”
上江隼人(フィガロ)
・ロッシーニ『セビリアの理髪師』より 三重唱“ああ思いがけないこの喜び”
富岡明子(ロジーナ)、中島康晴(伯爵)、上江隼人(フィガロ)
・ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』より “我が祖先の墓よ”
中島康晴(エドガルド)
・ヴェルディ『ドン・カルロ』より 二重唱“我らの胸に友情を”
樋口達哉(ドン・カルロ)、上江隼人(ロドリーゴ)
・ヴェルディ『ドン・カルロ』より “世のむなしさを知る神”
大山亜紀子(エリザベッタ)
・プッチーニ『トスカ』より “妙なる調和”
樋口達哉(カヴァラドッシ)
・プッチーニ『トスカ』より 二重唱“マリオ!マリオ!”
横山恵子(トスカ)、樋口達哉(カヴァラドッシ)
・プッチーニ 『トゥーランドット』より “この宮殿の中で”
横山恵子(トゥーランドット)
▼Nikikai Days 公演情報ページはこちら
・Nikikai Days @ Blue Rose 2016 - 主催・制作コンサート - 二期会21
●公演のお問合せ、チケットのご予約は
・二期会チケットセンター 03-3796-1831 へ
(月~金:10~18時/土:10~15時/日・祝 休)
2016年9月公演R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』の予習にぴったりの演奏会が、6月16日(木)に すみだトリフォニーホール小ホールで開かれます。
主催をするのはアーティストたち自らが結成した《「わ」の会》。2012年ワーグナー生誕200年記念の年に第1回演奏会を開催し、今回が3回目の主催コンサート。9月二期会公演の本キャストが多数出演し、『トリスタンとイゾルデ』の第2幕が(ハイライトでなく!)全曲演奏されるとのこと!ヴェルディと比べるとワーグナー・オペラの曲が室内楽規模のコンサートで演奏される機会自体が少ないだけに、これは貴重な機会です。どのような演奏会になるのか、出演者のひとりで、本公演のイゾルデ役・池田香織に話を聞きました。
池田香織
――まずは、「わ」の会のご紹介を。
池田: 「わ」の会とは、ワーグナーのオペラを幕見形式でご紹介し、身近な形で、しかし本格的に楽しんでいただこうという会です。「わ」はワーグナー、ワーグナーの中心的作品であるリング(環)・そして私たちの和をあらわしています。指揮者・ピアニスト・解説や字幕まですべて自前のメンバーなのが自慢です!
――結成のきっかけは?
池田: バスの大塚博章と指揮の城谷正博が発案で、「ワーグナーのオペラを歌うのには経験の積み重ねが必要だけど、なかなかチャンスはないよね」と話していたのです。イタリアオペラやモーツァルトなどは小規模公演なども行われますが、そのようにはいきません。まずはワーグナーのサウンドをピアノで弾きこなせる有能なピアニスト、指導力のある指揮者、そして暗譜にめげない果敢な歌手が必要。あちこちの仕事場でご一緒しながらそんな話をしているうちに、ハイライトならできるんじゃない?と盛り上がって、少しずつ仲間に声をかけたのがはじまりです。
最初は演奏会形式でとか言っていたのですが、やっぱり歌手は動くと表現力が何倍にもなりますし、今ではすっかり「ピアノが舞台にのってるけど演技つきでオペラです」形式が定着しました。普段は舞台の下にいて見られない城谷のプロンプターとしての職人芸を見られるのが楽しみとおっしゃる‘通’なお客様もいらっしゃいます(笑)。
――今回は『タンホイザー』と『トリスタンとイゾルデ』のそれぞれ第2幕を演奏。
それぞれの聴きどころを。
池田: 『タンホイザー』は、旗揚げ公演で第1幕をやったのですが、その時に演奏していただいたハープの操 美穂子さんが素晴らしかったのです。吟遊詩人の話なので、ハープ伴奏による歌は聴かせどころなのですが、このハープのパートは大変難しい。それをみごとに演奏していただいた操さんを再度お招きでき、また今二期会で大活躍のバリトン大沼 徹のヴォルフラムはきっと素晴らしいことだろう、ということで歌合戦の場を選びました。
『トリスタンとイゾルデ』は、昨年の「わ」の会で第3幕をハイライト上演したのですが、それがとても好評で。最初のイングリッシュホルンのバンダからはじまり、トリスタンの狂乱(?)からイゾルデ到着、愛の死と、少人数でできるかたちながら、しっかりストーリーも味わっていただける構成になりました。これが大変よかった、他の場面も見たいというお声を多数いただいたので、『トリスタンとイゾルデ』は最初から有力候補だったんです。
そして、東京二期会での本公演が決定し、「わ」の会からも池田と大沼が出演することになりましたので、これはやるしかないなと。ワーグナーが好きすぎて、大学のときに試験でワーグナーを歌おうとして止められたというバスバリトン大塚博章のマルケ王も楽しみですし、今まで数々の役を共に作ってきたテノール片寄純也の張りのある「これぞヘルデン」なトリスタンも楽しみです。そして、二期会公演の出演者からメゾソプラノ山下牧子さん、バリトン友清 崇さんに賛助出演いただけることになり、鬼に金棒!の気持ちです。
ここまで揃ったので、もうカットとか言わず、しっかり第2幕を通しで楽しんでいただきましょう!と思い切りました。通常はカットされることの多い「昼の対話」と呼ばれる部分も含めた完全版。簡潔なのに詩的、かつわかりやすいとご高評いただいている吉田 真の字幕で、二期会の全幕上演への予習としてもしっかりお楽しみいただけるんじゃないかなと思います。オケピットがないので歌手が近いですし、ピアノのほうがオケよりも構成がわかりやすい部分もあります。そして、半日かからず、普通のコンサートと同じ時間で終わります!
――6月のステージ、そして9月の本公演にむけて、ご自身の意気込みを。
池田: これまで良い順序でワーグナーのいろいろな役を経験させていただきました。本役ではなく、カヴァーの経験も多いのですが、だからこそ世界のレベルの歌い手と稽古できたり、稽古の様子を見学もできる、そして、声と体をゆっくり育てながら勉強することができる。
そして、ここ5年ぐらいで徐々にイゾルデという役に導かれていったように感じています。小さなホールでの上演、大きなホールでのフルサイズの上演、どちらも違った難しさがありますが、不思議と怖いという気持ちはありません。素晴らしい仲間に支えられて、安心して船に乗り込もうと思います!(『トリスタン』の最初は船旅から始まるんです!)
■■■ 公演情報 ■■■
Richard Wagner 「わ」の会コンサート vol.3
Berauschung:陶酔
日時:2016年6月16日(木) 19:00開演(18:20開場・18:30プレトーク)
会場:すみだトリフォニーホール 小ホール
料金:(全自由席) 4,000円
出演:
(指揮)城谷正博
(メゾソプラノ)池田香織、山下牧子
(テノール)片寄純也
(バリトン)大沼 徹、友清 崇
(バスバリトン)大塚博章
(ピアノ)木下志寿子
(ハープ)操 美穂子
(字幕・解説)吉田 真
プログラム:
・『タンホイザー』第2幕より 歌合戦の場
・『トリスタンとイゾルデ』第2幕全曲
チケットお取扱:
・「わ」の会 TEL/FAX 03-5706-3356 メール
・Confetti(カンフェティ) TEL 0120-240-540
後援:日本ワーグナー協会、公益財団法人東京二期会
▼公式フェイスブックはこちら
・「わ」の会 - facebook
▼9月『トリスタンとイゾルデ』の本公演のページはこちらですよ!
・ライプツィヒ歌劇場との提携公演 R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼二期会通信第305号掲載、池田香織のインタビュー記事はこちら!
・池田香織:多くの作品を歌えば歌うほど壮大かつ繊細なワーグナーに魅せられて |『トリスタンとイゾルデ』キャストインタビュー 横山恵子・池田香織 - 東京二期会
二期会オペラをはじめ、数々のオペラで主要な役を務め、また宗教曲等のソリストとしても大活躍のバス・バリトン山下浩司が、初のソロリサイタルを行います。
本来であれば2016年1月11日に皆様にお届けできる予定でしたが、本人の体調不良により5月19日へと日を改めさせていただくことになり、大変お待たせしてしまいました。初のソロリサイタルということで気合も入り、山下自身も非常に楽しみにしておりました。
この日を心待ちにしていただいたお客様にはお詫びの気持ち、そして感謝の気持ちを込めて、体調も万全に、いよいよこの日を迎えます。
ピアニストには絶大なる信頼を寄せる河原忠之を迎え、山下がメンバーとしても活躍するフトメン声楽ユニット「IL DEVU」(イル・デーヴ)を結成時から強力バックアップいただいているハクジュホールとの共催公演として、「IL DEVU」とはまた違ったソリストとしての山下の魅力を、存分にお届けできると思います。
いよいよお席も残り少なくなってきました、全席指定となりますので、良いお席はお早めにお買い求めください!
ちらし(PDF)ダウンロード
■■■ 公演情報 ■■■
山下浩司 バス・バリトン リサイタル
~美しき水車小屋の娘~
日時:2016年5月19日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:Hakuju Hall (白寿ホール)
(小田急線「代々木八幡駅」南口または
千代田線「代々木公園駅」出口1より徒歩5分)
料金:全指定席 一般¥3,500、学生¥2,500
出演:山下浩司(バス・バリトン)、河原忠之(ピアノ)
プログラム:
F.シューベルト
歌曲集「美しき水車小屋の娘」D795 全曲
共催:Hakuju Hall/株式会社 白寿生科学研究所
後援・マネジメント:公益財団法人東京二期会
▼公演詳細、チケットのお求めはこちらから
・山下浩司 バス・バリトン リサイタル - 東京二期会
このたびの地震により、被害を受けられた皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地における一日も早い復興をお祈りいたします。
ソプラノの幸田浩子が出演致します、熊本地震チャリティー・リサイタルが急遽決定いたしました。
リサイタルちらし(画像をクリックで拡大します)
■■■ 公演情報 ■■■
平成28年熊本地震チャリティー
幸田浩子ソプラノリサイタル
BRIGHT LIGHTS, SUMMER CONCERT
【出演】幸田浩子(ソプラノ)、藤満健(ピアノ)
【日時】2016年5月18日(水) 19:00開演(18:00開場)
【会場】福岡シンフォニーホール[アクロス福岡]
【曲目】
ヘンデル:オペラ『セルセ』より“なつかしい木陰よ”
バッハ/グノー:アヴェ・マリア
成田為三:浜辺の歌
武満徹:小さな空、翼
プッチーニ:オペラ『ジャンニ・スキッキ』より“私の愛しいお父さま” 他
※プログラムは変更される場合がございます。あらかじめご了承下さい。
【主催・企画制作】ビルボード・ジャパン
■入場料無料(要整理券・全席自由)
■整理券お申込方法:
お電話もしくはメールにてお申込下さい。後日、整理券を郵送致します。
おひとり様4枚迄(先着順)
M.I.O.(ミオ)096-288-6696(平日10:00~18:00)
E-mail : info@q-q-mio.jp
■申込期間:4月28日(木)~5月10日(火)
【主催・企画制作】ビルボード・ジャパン
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被災された皆さまに、心からお見舞い申し上げます。
皆さまのもとに1日でも早く、あたりまえの日常が戻ってきますように。そしてどうか少しでも多くの方に笑顔の時間が増えますように、と祈っております。心を込めて。
幸田浩子
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会場ロビーにて、平成28年熊本地震被災者の方々への義援金のご協力をお願いしております。
皆様からのお申し込み、ご来場を心よりお待ちしております。
2013年、『マクベス』にて共に二期会オペラデビュー、共演を果たした、ソプラノ石上朋美とバリトン今井俊輔によるデュオリサイタル。
お互いの名字のイニシャルから〈I&I〉と名付けたデュオリサイタルも大好評をもって、今夏いよいよ第5回目を迎えます。
今回のサブタイトルである「La nostra strada I&I」には、“クラシック芸術を志す者の道は1つ”という意味も込められ、I&Iが更なる高みを目指して、進むべき道を表しています。
さてI&Iデュオリサイタルでは、これまで年に2回、奇数回にはオペラプログラムを、偶数回には歌曲を中心としたプログラムで二人が愛するイタリアオペラや、日本とイタリアの良さが凝縮された歌曲をお届してきました。第3弾ではI&I結成のきっかけともなりましたオペラ『マクベス』を回顧し、初版にもふれながらお楽しみいただき、そして前回の第4弾では、男性らしく・女性らしく、をテーマに様々な歌曲をお届け致しました。
そして記念すべき第5弾の今回は、今までの総集編ともなるプログラムを予定しております。これまでの演奏会を通した曲目の中から、「歌い慣れ親しんだ作品」「ご好評いただいた作品」「出会って心から愛することの出来るようになった作品」さらに、「新たな試みとなった作品」などを選曲し、振り返りながら想いを込めてお届したいと思います。
ピアニストには、これまでのI&Iデュオリサイタルにおいて、二人の歌声を最大限に盛り立て、数々の難曲もしっかりと支えてきた、多田聡子を迎えます。
全席指定となりますので、是非お早めにお買い求めください。
■■■ 公演情報 ■■■
石上朋美&今井俊輔 デュオリサイタル
Recital della scena Vol.5 ~La nostra strada I&I~
日時:2016年7月23日(土) 13:30開演(13:00開場)
会場:浜離宮朝日ホール
(地下鉄大江戸線「築地市場駅」A2出口すぐ)
出演:石上朋美(ソプラノ)、今井俊輔(バリトン)、多田聡子(ピアノ)
料金:全指定席 6,000円
ご予約・お問合せ:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(5月10日(火)よりチケット発売予定)
▼予定演奏曲等の詳細は公演ページをご覧ください
・石上朋美&今井俊輔 デュオリサイタル |コンサートラインアップ - 東京二期会
いよいよゴールデンウィーク。後半の5月3日(火・祝)から東京国際フォーラム中心に開催される「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016」。その関連企画である丸の内エリアコンサートには、東京二期会7月公演『フィガロの結婚』のキャストも出演します!
会期初日の5月3日(火・祝)16時30分から、新東京ビル1Fガレリアに登場するのは、マルチェリーナ役の石井 藍(アルト)と、花娘役でデビューする宍戸茉莉衣(ソプラノ)の2人です。ピアノは高田恵子。約30分の無料コンサートです。
コンサートと『フィガロの結婚』本番にむけて、ふたりに意気込みを伺いました。
ソプラノ 宍戸茉莉衣
アルト 石井 藍
――ゴールデンウィーク真盛りに開催されるラ・フォル・ジュルネ丸の内エリアコンサート。たくさんのお客様にいらしていただきたいですね。今回の選曲は?
石井: ラ・フォル・ジュルネのテーマが<自然>ということで、それになぞった曲や、5月ということで、R.シュトラウスの「ダリア」を歌います。
宍戸: 私もこの季節にぴったりのトスティ「薔薇」をプログラムに取り入れました。
石井: もちろん『フィガロの結婚』からも…
宍戸: はい、『フィガロの結婚』に興味を持っていただこうと、ソロでは伯爵夫人のアリアを、そしてメゾソプラノの石井さんとはスザンナとマルチェリーナの「喧嘩の二重唱」を楽しく(!)お贈りします。
――石井さんは昨年、宮本亜門演出の『魔笛』に出演しました。
石井: 宮本亜門さんの演出は、とても斬新なアイデアが溢れているけれど、絶対にブレない核があります。常に進化を遂げる亜門演出に、いつもドキドキしていました。
――宍戸さんは『フィガロの結婚』が二期会オペラデビューとなります。
宍戸: 待ちに待ったお稽古が始まりました。素晴らしい諸先輩方やマエストロ、演出家からたくさんのことを吸収し、舞台ではフィガロの世界で生きる一人の花娘として、お客様に笑顔をお届けしたいと思います。応援よろしくお願いいたします♪
――石井さんからも『フィガロの結婚』にむけて一言お願いします。
石井: 《二期会名作オペラ劇場》ということで…名作に恥じないよう、私のマルチェリーナを演じられればと思います。まずは体力づくりです(笑)
新東京ビルは、東京国際フォーラムのちょうど向かいにあります。毎年多くのお客様で賑わうLFJ。宍戸&石井のステージにも、ぜひお立ち寄りください!
■■■ イベント情報 ■■■
《ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016
丸の内エリアコンサート 新東京ビル》
日時:2016年5月3日(火・祝) 16:30~(約30分)
会場:新東京ビル1階 『エレベーターホール』 (東京都千代田区丸の内3-3-1)
・交通アクセス
出演:宍戸茉莉衣(ソプラノ)、石井 藍(アルト)、高田恵子(ピアノ)
予定プログラム:
モーツァルト『フィガロの結婚』より 二重唱「どうぞお通りになって、すばらしいお嬢様」
トスティ「ローザ」
R.シュトラウス「ダリア」
モーツァルト『フィガロの結婚』より アリア「愛の神様」
ロッシーニ『アルジェのイタリア女』より「ひどい運命よ、愛の暴君よ」
オッフェンバック『ホフマン物語』より 二重唱「美しい夜、恋の夜」
▼詳細こちらから
・ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016丸の内エリアコンサート
丸の内コールセンター 03-5218-5100
▼“すべての人に名作を!”宍戸と石井が出演する『フィガロの結婚』詳細はこちら
・2016年7月公演《二期会名作オペラ祭》W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』 - 東京二期会オペラ劇場
―チケット絶賛発売中!!
今後の活躍が期待される若手歌手の登場と、美味しいお料理でおもてなしする、「アルテリーベ東京・月曜フレッシュコンサート」。
次回の5月2日(月)に出演の2名のソプラノ、田中紗代と土田彩花より、公演に向けて皆様へのメッセージが届いております!
ソプラノ 田中紗代
ソプラノ 土田彩花
「今回、2人とも声種がレッジェーロなことから、声を「鳥」に例えて、『歌鳥風月』~今日も歌う鳥のように~というコンサートの題名となりました。
第一部は日本の春をたっぷりと感じていただけるようなプログラムから、第二部はオペラやミュージカルの世界をお届けします!
ゴールデンウィークの一夜を音楽とともにご一緒しませんか?
アルテリーベでお待ちしています!」
これからの活躍が期待される若手オペラ歌手によるフレッシュな歌声を、美味しいお料理と一緒にお楽しみ頂けます。
是非お誘い合わせの上ご来場下さい!
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
『歌鳥風月』~今日も歌う鳥のように~
日時:2016年5月2日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:田中紗代(ソプラノ)、土田彩花(ソプラノ)、松原裕子(ピアノ)
予定プログラム:
中田 章 「早春賦」(田中&土田)
小林秀雄 「すてきな春に」(土田)
木下牧子 「竹とんぼに」(田中)
平井康三郎 「うぬぼれ鏡」(土田)
木下牧子 「風をみたひと」(田中)
ヴィヴァルディ 「グローリア」ニ長調 RV.589より
第3曲“我らは主をたたえ”(田中&土田)
ヘンデル 『ジューリオ・チェーザレ』より
“この胸に息のある限り”(田中)
オッフェンバック 『ホフマン物語』より “生垣には小鳥たちが ”(土田)
ロイド・ウェーバー 「オペラ座の怪人」より “Think of me”(田中)
プッチーニ 『ラ・ボエーム』より “私が街を歩けば”(土田)
ロルフ・ラヴランド 「You raise me up」(田中&土田)
ほか
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
(インタビュー第1回 からのつづき)
【ワーグナーにとっては劇場全体がひとつの楽器】
『トリスタンとイゾルデ』の魅力は、やはりオーケストラにあるでしょう。後に「トリスタン和声」とよばれることになる、調性のあいまいな和音進行、うねるような、どこまでも解決していかない、きわめて独特の音の響きこそは、まさしく二人の愛の関係のように甘美であるし、「官能的」ともいわれますね。ワーグナーの音楽は、劇場全体がひとつの楽器のような響きで、私たちはその音響の中に身を置いているという感覚があります。
聴きどころは、皆様もご存じの第1幕の前奏曲と、最後の〈愛と死〉のテーマ。恍惚とした旋律に、私はいつも鳥肌が立ちます。
歌のことも話さないと。第2幕のイゾルデとトリスタンの愛の二重唱は聴きどころでしょう。長大な重唱で、たんにパワフルなだけではなく、官能性を持続し高めていかねばなりません。それは自らの身体を楽器として研鑽を重ねてこられた、限られた人だけが可能となる表現です。
そして、第3幕は、やはりまたトリスタンですが、トリスタンのモノローグ。2幕まで歌いきった後に、さらに重厚な音楽がやってきます!これをどう表現しきれるか。今回は、トリスタン役に東京二期会を代表する福井 敬さんとともに、ドラマティック・テノールとして近年欧米でワーグナー歌いの評価が高いブライアン・レジスターさんを招聘しました。
【両キャストとも聴いてほしい!】
もちろん、共演するイゾルデ横山恵子さんもヨーロッパで15年にわたり歌ってきた日本を代表するワーグナー歌手。そして池田香織さんは、メゾソプラノでありながらもともとソプラノであるだけに、中間音の響きから高音にいたるまで豊かに響き、イゾルデ役にあった表現が聴かれることでしょう。マルケ王には、ベテランの小鉄和広さんと若いながら堂々たる貫録の声を持つ清水那由太さん。クルヴェナールの大沼 徹さんと友清 崇さんの実力を誇るバリトン陣に、ブランゲーネには、ドイツの歌劇場の長いキャリアを誇る加納悦子さんと、イゾルデをやさしく支える音楽にふさわしい表現者の山下牧子さんほか、ベテランから若手まで、現在望みうる最高峰のキャストが揃ったと申し上げたいと思います。できましたら、両キャストともお楽しみいただきたいです。
繰り返すようですが、『トリスタンとイゾルデ』は難曲中の難曲で、上演される機会もそう多くはありません。その意味で、今回は皆様に貴重な体験をご提供できるのではないかと思っております。どうぞ一日、ワーグナーの世界に、どっぷりと浸かりにいらしてください。ご来場お待ちいたしております。
ライプツィヒ歌劇場の夕景
■■■ 公演情報 ■■■
ライプツィヒ歌劇場との提携公演
《東京二期会オペラ劇場》
R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』 (オペラ全3幕)
日時:2016年9月
10日(土) 14:00開演
11日(日) 14:00開演
17日(土) 14:00開演
18日(日) 14:00開演
(各日とも開場は開演の60分前)
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席15,000円~D席6,000円、学生席2,000円
指揮:ヘスス・ロペス=コボス
演出:ヴィリー・デッカー
管弦楽:読売日本交響楽団
▼キャスト一覧等、公演詳細はこちらをご覧ください
・2016年9月公演 R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケット絶賛発売中!ご予約、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
清々しい朝のひとときにお届けする、Hakuju Hall主催のコンサートシリーズ「二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ」。
4年目を迎える本年度も、9月、11月、1月の3回開催します。
今回は、この春、二期会オペラ研修所第59期マスタークラスを修了し、二期会アーティストとしてのキャリアをスタートした新進気鋭の6名が出演。
音楽への想いや未来への希望を胸に、大切に勉強してきたオペラアリアや、今後レパートリーにしたい、少し難易度が高い歌曲など、それぞれにプログラムを準備中です。どうぞお楽しみに!
■■■ 公演情報 ■■■
二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ
二期会新星トップ6名による、ときめきのデビューコンサート!
会場:Hakuju Hall(白寿ホール)
[第10回] 2016年9月29日(木) ピアノ:藤川志保
ソプラノ 山田 麗
メゾソプラノ 和田朝妃
[第11回] 2016年11月10日(木) ピアノ:相田久美子
ソプラノ 安齋里江
ソプラノ 黒田詩織
[第12回] 2017年1月19日(木) ピアノ:平塚洋子
ソプラノ 佐々木麻子
ソプラノ 渡邊仁美
各回とも 11:00開演(10:30開場)
料金:全席自由500円(税込)
ご予約・お問合せ:
Hakuju Hallチケットセンター 03-5478-8700
10:00-18:00 (火~土 ※祝日・休館日を除く)
一般発売日:2016年5月7日(土)
主催:Hakuju Hall/株式会社白寿生科学研究所
協賛:株式会社ドラジェ
協力:二期会オペラ研修所
後援:公益財団法人東京二期会
▼公演詳細・オンラインチケット予約はこちらから
・Hakuju Hall (白寿ホール)
アーティストが友人を招きもてなすリビングルーム、
というコンセプトで誕生した、渋谷のLIVING ROOM CAFE by eplusで日曜午後に開催中の、「サンデー・ブランチ・クラシック」に、このたび二期会デイズ(Nikikai Days @ Blue Rose 2016)連動企画として、二期会デイズの歌手が出演いたします。1回約30分のステージ。気軽に上質なクラシックをお楽しみいただけます。
第2回目は5月1日(日)。
二期会デイズ第2日『わたしの特別な作曲家』から、ソプラノ山口道子が登場します。
劇場やコンサートホールでは味わう事の出来ない臨場感を満喫できるステージ。
お見逃しなく!
■■■ 公演情報 ■■■
サンデー・ブランチ・クラシック×LIVING ROOM CAFE by eplus
山口道子/ソプラノ
日時:2016年5月1日(日) 13:00~/15:00~ (各30分・2回公演)
会場:LIVING ROOM CAFE by eplus(渋谷区)
料金:カフェ飲食代+ミュージックチャージ500円
出演:山口道子(ソプラノ)、齋藤誠二(ピアノ)
▼会場アクセス・ご予約方法など、公演詳細はこちらをご覧ください
・山口 道子 2016.5.1 SUN - サンデー・ブランチ・クラシック
以後、二期会デイズ連動企画は
・第3回 2016年6月12日(日) 13:00~/15:00~ テノール樋口達哉
を予定しております。
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国内最大の声楽家団体〈二期会〉を代表するアーティストたちがサントリーホール ブルーローズに集結、3日間にわたり魅力的なプログラムをお届けする「Nikikai Days @ Blue Rose 2016」は、7月1日(金)~3日(日)の開催!
只今チケット絶賛発売中!
▼詳しくはこちらをご覧ください
・Nikikai Days @ Blue Rose 2016 - 主催・制作コンサート - 二期会21
4月18日(月)に、神楽坂のフレンチ・レストラン「ラリアンス」で「ラリアンス・オペラ・コレクション with 二期会」を開催します。
今回のキャストは、7月公演『フィガロの結婚』に出演するソプラノ全詠玉とテノール高田正人の二人です。ピアノは高田絢子。
全詠玉(ちょん よんおぎ)は2012年の日生劇場『フィガロの結婚』バルバリーナが本格的なオペラデビュー。その端正な声で14年『ドン・カルロ』には「天の声」を歌い、二期会本公演キャストに初めて名前を連ねました。今夏、デビュー・ロールで東京文化会館の舞台に立ちます。高田正人はすでに二期会本公演でもおなじみのテノール。どのような役でも際立つその存在感は、実はこれが初役のバジリオでも、乞うご期待!
『フィガロの結婚』本役への意気込みとともに、二人のコメントをご紹介します。
ソプラノ 全詠玉
テノール 高田正人
――まずは『フィガロの結婚』それぞの役にむけての、今のお気持ちを。
全: 日生劇場でバルバリーナを歌わせて頂いた時は、二期会研修所を修了したばかりでした。初めてのオペラの現場で、右も左もわからずただがむしゃらに、“体当たり”で演じ歌った気がします。今回はあれから4年、あの時から重ねた時間の分だけ成長したバルバリーナを見ていただけたらと思っています。女子力も上がっていると良いのですが(笑)
それとバルバリーナのアリアは実は『フィガロの結婚』の中で唯一短調で書かれたアリアなんです。短いながらも、とても美しく印象的に響きます。その音楽の持つ色気や魅力を皆様に感じて頂けるよう精一杯歌いたいと思います。
高田: 若い頃は王子様や貴公子の役に憧れていましたが、いろいろな役を一通り経験した今は、真っ直ぐな役よりも一癖も二癖もあるような役に魅力を感じるようになりました。癖のある、しかし頭の回転が速く立ち回りの上手い「バジリオ」を宮本亜門さんがどう描くのか楽しみですし、僕にしかできないような個性あるバジリオを演じられたらと思っています。
何よりオペラの名作の中の名作『フィガロの結婚』に初めて参加できることが嬉しいです。
――今回のラリアンス・オペラ・コレクションのプログラムについて
全: イタリア語、フランス語、英語、チェコ語といろんな言語の曲を選んでみました。様々な言語の持つ色彩の違いをお楽しみ頂けたらと思います。
また、ラリアンスのしっとりとした空間をイメージして少し大人っぽい曲にもチャレンジしています。バルバリーナは幼く若々しい役柄ですので、そのギャップも楽しんで頂けたら嬉しいです。
高田: 敢えてモーツァルトのレパートリーを外し、音楽的に真逆なグランドオペラやヴェリズモオペラを多く入れました。こういう歌手がモーツァルトではどういう歌唱をするのか、楽しみに劇場にいらしていただきたいです。
――ラリアンスの印象はいかがですか?
高田: 外の喧騒が嘘のような落ち着いた空間が素敵ですね。スタッフの皆さんもいつも優しくて丁寧。いつか食べた白子の前菜と名物の雲丹のプリンが忘れられません(笑) 今回は歌っていて食べられないので残念…。
春という心おどる季節にぴったりの、熱い恋の歌が集められました。
また、春はお祝いの季節でもあります。みなさまの特別な時に、ラリアンス・オペラ・コレクションはいかがでしょうか?
■■■ イベント情報 ■■■
《ラリアンス オペラ・コレクション with 二期会》
~オペラ、恋のフルコース~
日時:2016年4月18日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:30~/第2ステージ 20:30~
※ご予約はお好きなお時間で承ります
会場:神楽坂「ラリアンス」
(「飯田橋駅」JR西口より徒歩2分・地下鉄B3出口より徒歩1分)
コースと料金:(ステージ・サービス料・税込)
・ムニュ"神楽"コース 8,500円~
・シェフ"大堀"コース 13,500円~
※ミュージックチャージ等の特別料金は一切かかりません
出演:全詠玉(ソプラノ)、高田正人(テノール)、高田絢子(ピアノ)
予定プログラム:
<第1部>
ヴェルディ『椿姫』より 「乾杯の歌」(全・高田)
グノー『ファウスト』より 「宝石の歌」(全)
ジョルダーノ『フェドーラ』より 「愛さずにはいられないこの想い」(高田)
プッチーニ『トゥーランドット』より 「お聞きください、ご主人様!」(全)
プッチーニ『ラ・ボエーム』より 「愛らしいおとめよ」(全・高田)
<第2部>
バーンスタイン『ウェスト・サイド物語』より 「トゥナイト」(全・高田)
ドヴォルザーク『ルサルカ』より 「月に寄せる歌」(全)
プッチーニ『トスカ』より 「星は光りぬ」(高田)
レハール『メリー・ウィドー』より 「高鳴る調べ」(全・高田)
▼詳細・ご予約・お問合せはこちらから
・ラリアンス・オペラ・コレクション with 二期会 - 神楽坂ラリアンス
東京都新宿区神楽坂2-11 電話:03-3269-0007
▼全、高田ともに7月16日と18日に出演。“すべての人に名作を”
・2016年7月公演《二期会名作オペラ祭》W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』 - 東京二期会オペラ劇場
―チケット絶賛発売中!!
大村博美(ソプラノ)、リカルド・タムラ(テノール)、小森輝彦(バリトン)。国際的評価を得ている名歌手たちによる、ヴェルディ、プッチーニのオペラ・アリアや重唱の数々!
イタリアオペラの名シーンをスケール豊かに歌いあげます。
【楽しみな共演】
今回は、ドイツのアルテンブルク・ゲラ市立劇場より宮廷歌手の称号を得て2012年11月に帰国後も、ヴェルディ『マクベス』のタイトルロールをはじめ、次々と目覚ましい活躍を続けている小森輝彦と、フランス在住で、1月-2月にはモントリオール・オペラで『オテッロ』のデズデーモナを歌い絶賛された大村博美が夢の共演。
さらに小森がゲラ市立歌劇場で活躍していたときに共演していた日系3世のリカルド・タムラが加わります。タムラはメトロポリタン・オペラで、2013年に『トスカ』のカヴァラドッシを歌い成功を収めてから、引く手あまたの大注目のテノール。
ピアノは、カルロ・ベルゴンツィのオーディションに合格後、アカデミア・ヴェルディアーナでベルカントを学び、国立ミラノ・ヴェルディ音楽院音楽院ディプロマを満点で卒業後、同音楽院のアシスタントとなり、イタリア国立クレモナ音楽院、ブレーシャ音楽院、ミラノ市立音楽院伴奏ピアニストとして活躍してきた熊谷邦子。
大村と小森は、東京二期会7月公演《二期会名作オペラ祭》『フィガロの結婚』(宮本亜門演出)にも伯爵夫人と伯爵役で出演いたします。
今回のコンサートを控え、大村と小森よりメッセージが届きましたので、ご紹介いたします。
* * *
これまでヨーロッパで2つの違う演出でデズデーモナを歌い、この役とヴェルディの音楽への愛情を深めてきました。その想いを一杯こめて歌った今回のモントリオールオペラで、お客様・共演の方々と舞台で心が震えるような時間と空間を共有でき、オペラ歌手になってよかったと心から思いました!
トッパンホールのプログラムでも再びこの『オテッロ』はもちろん、オペラからの名場面を小森さんとリカルドさんという最高の共演者に恵まれてできる幸せに感謝します。今年7月はオペラ『フィガロの結婚』で久々に二期会の公演にも出演でき、小森さんはじめ素敵な方々とご一緒に舞台を創っていけるのが今から楽しみで仕方がありません。 ――大村博美
* * *
今回のトッパンホールでのコンサート、企画段階から関わらせていただけて、とても感謝しています。二期会本公演の『フィガロの結婚』で共演する大村さんとはいつかご一緒させていただきたいと思っていましたし、「盟友」リカルドと東京で共演できるのは、本当に幸せです。お二人の良さが発揮され、僕の専属歌手時代のレパートリーの中心だったヴェルディ、プッチーニによるプログラムです。どうぞお聴き逃しなく! ――小森輝彦
* * *
■■■ 公演情報 ■■■
大村博美、リカルド・タムラ、小森輝彦
ヴェルディ、プッチーニを歌う
日時:2016年4月16日(土) 18:00開演
会場:トッパンホール
(東京メトロ有楽町線「江戸川橋駅」4番出口より徒歩約8分)
出演:大村博美(ソプラノ)、リカルド・タムラ(テノール)、
小森輝彦(バリトン)、熊谷邦子(ピアノ)
予定プログラム:
・ヴェルディ『ドン・カルロ』より
二重唱「まさしくあの方だ!~神よ、貴方が魂に」
「わが最後の日が来た」
・ヴェルディ『オテッロ』より
二重唱「もう夜も更けて」
「夜のことでした」~復讐の二重唱「大理石のような空にかけて誓う!」
「柳の歌」
・ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』より
三重唱「私の心は嫉妬のために」
「君の微笑み」
「恋はバラ色の翼にのって」
二重唱「この涙をご覧下さい~助かるのだわ」
・プッチーニ『マノン・レスコー』より
「こんな美しい女性は見たことがない」
「この柔らかなレースに包まれても」
・プッチーニ『トスカ』より
「星は光りぬ」
料金:全席指定 6,500円(学生3,000円)
予約:トッパンホールチケットセンター 03-5840-2222
▼公演詳細はこちらからご覧ください
・大村博美、リカルド・タムラ、小森輝彦 ヴェルディ、プッチーニを歌う - TOPPAN HALL
▼会場へのアクセスはこちら
・トッパンホールへの交通のご案内 - TOPPAN HALL
▼伯爵小森輝彦&伯爵夫人大村博美の出演日は7月15日と17日。“すべての人に名作を”
・2016年7月公演《二期会名作オペラ祭》W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』 - 東京二期会オペラ劇場
▼大村博美の公式サイトはこちら
・大村博美 ソプラノ | オペラ歌手・大村博美のオフィシャルサイト
▼小森輝彦の公式サイトはこちら
・オペラ歌手小森輝彦の公式サイト「テューリンゲンの森から」
新橋の音楽レストラン、アルテリーベ東京にて二期会の新進アーティストをご紹介していくシリーズ「月曜フレッシュコンサート」が3シーズン目を迎えます。
2016年度の最初を飾るのは、ソプラノ宅和里美(たくわ・さとみ)と内藤由子(ないとう・ゆうこ)。ステージを前に二人のコメントをご紹介しましょう。
――声楽を始めたきっかけから自己紹介を
宅和: 中学時代に合唱部に所属していました。歌を練習するうちに日々変化していく自分の声が面白くて、個人的に先生について習い始めるようになったのがきっかけです。
柔らかい声で温かな心が伝えられる歌手になりたいです。
内藤: 月曜フレッシュコンサートで演奏する機会をいただけたことを大変嬉しく感じております。
私は幼い頃から歌う事と舞台が大好きな女の子でした。初めて観に行ったオペラでステージに立っている方々に憧れを抱き声楽を始めました。
私も1人でも多くの方を笑顔にできる演奏家になりたいと考えています。
――今回歌われるプログラムについて
内藤: 今回のテーマは、「春」です。
出会いの春、別れの春、希望の春、たくさんの春の曲を演奏いたします。
宅和: ちょうど今、桜の満開を迎えますが、今回は桜や花にちなんだ日本歌曲を前半にたっぷりと持ってきました。
内藤: 色々な春を楽しんでいただければ幸いです。
宅和: 季節に合った歌を歌うことができるのは歌手にとっても楽しく、嬉しいものです。また日本語ですのでじっくりと情景を浮かべながらお聴きいただけると思います。後半はそれぞれの得意なオペラアリアを披露いたします。
――全部大切な曲だと思いますが、あえて「この曲を聴いて!」というものがあれば
宅和: 日本語のオペラアリアとして『夕鶴』より「与ひょう、私の大事な与ひょう」を歌います。民話「つるの恩返し」をモチーフとしたオペラですが、主人公つうの悲痛な心の叫びがよくでていて、歌いながらも涙が出そうになります。
内藤: 中田喜直先生の「たんぽぽ」です!
宅和さんとの重唱もあるので、そちらも楽しみにしていただきたいです。
ほんとうに春らしい明るさとやわらかさに包まれる一夜になりそうです。
ご予約は、アルテリーベ東京までお願いいたします。
ソプラノ 宅和里美
ソプラノ 内藤由子
ピアノ 松原裕子
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
春爛漫 ~風光る時に~
日時:2016年4月11日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
予約:03-3519-7007 アルテリーベ東京
出演:宅和里美(ソプラノ)、内藤由子(ソプラノ)、松原裕子(ピアノ)
予定プログラム:
瀧 廉太郎 「花」
中田喜直 「さくら横ちょう」「たんぽぽ」「ゆく春」
小林秀雄 「素敵な春に」「日記帳」
山田耕筰 「からたちの花」
プッチーニ 『ラ・ボエーム』より 「私が街を歩けば」「あなたの愛を呼ぶ声に」
ドニゼッティ 『シャモニーのリンダ』より 「この心の光」
團 伊久磨 『夕鶴』より 「与ひょう、私の大事な与ひょう」
▼ご予約・アクセスはこちら
・アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
アーティストが友人を招きもてなすリビングルーム、
というコンセプトで誕生した、渋谷のLIVING ROOM CAFE by eplusで日曜午後に開催中の、「サンデー・ブランチ・クラシック」に、このたび二期会デイズ(Nikikai Days @ Blue Rose 2016)連動企画として、二期会デイズの歌手が出演いたします。1回約30分のステージ。気軽に上質なクラシックをお楽しみいただけます。
注目の第1回目は4月3日(日)。
二期会デイズ第3日オペラ『ドン・ジョヴァンニ』から、バリトン宮本益光とソプラノ三井清夏が贈るプレミアム・ステージです。
宮本益光
三井清夏
■■■ 公演情報 ■■■
サンデー・ブランチ・クラシック×LIVING ROOM CAFE by eplus
宮本益光/バリトン&三井清夏/ソプラノ
日時:2016年4月3日(日) 13:00~/15:00~ (各30分・2回公演)
会場:LIVING ROOM CAFE by eplus(渋谷区)
料金:カフェ飲食代+ミュージックチャージ500円
出演:宮本益光(バリトン)、三井清夏(ソプラノ)、高田恵子(ピアノ)
▼会場アクセス・ご予約方法など、公演詳細はこちらをご覧ください
・宮本益光&三井清夏 2016.4.3 SUN - サンデー・ブランチ・クラシック
以後、
・第2回 2016年5月1日(日) 13:00~/15:00~ ソプラノ山口道子
・第3回 2016年6月12日(日) 13:00~/15:00~ テノール樋口達哉
の全3回を予定しております。
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国内最大の声楽家団体〈二期会〉を代表するアーティストたちがサントリーホール ブルーローズに集結、3日間にわたり魅力的なプログラムをお届けする「Nikikai Days @ Blue Rose 2016」は、7月1日(金)~3日(日)の開催!
只今チケット絶賛発売中!
▼詳しくはこちらをご覧ください
・Nikikai Days @ Blue Rose 2016 - 主催・制作コンサート - 二期会21
6年ぶりに復活する「二期会サマ―コンサート」が装いも新たに今夏、渋谷区総合センター 大和田さくらホールにて開催されます!
今回のテーマは「データから見た二期会オペラ~最多公演演目は何?」。
これまでの二期会オペラの歴史60年を振り返り、最多公演演目をピックアップ。古くから二期会オペラを観てくださっている方は懐かしさを感じたり、また納得したり、これから二期会オペラを観てくださる方には沢山のオペラの名曲を存分に楽しめる、大変贅沢なプログラミングになっています。出演者もこれまでの二期会オペラで主要な役を演じてきた豪華な歌手陣が一堂に会します。
サマーコンサートの冒頭には新入会員のお披露目の「クリスタルコーナー」も入れまして、今後二期会での活躍がますます期待される、輝かしく新しい声をいち早くお届けします。
ピアニストには、これまでに数々のオペラや歌曲を作曲しながら、ソロとして、伴奏ピアニストとしても多くの歌手達と共演し、繊細で品格ある演奏に定評がある、鳥井俊之を迎えます。
チケットは3月24日(木)より販売開始します!
全席指定となりますので、良いお席はお早めに!
■■■ 公演情報 ■■■
二期会サマーコンサート2016
データから見た二期会オペラ ~最多公演演目は何?~
日時:2016年8月25日(木) 18:30開演(18:00開場)
会場:渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
(JR渋谷駅「西口」より徒歩5分)
料金:全指定席 A席¥4,500、B席¥4,000
出演:
(ソプラノ)佐々木典子、佐竹由美、針生美智子、文屋小百合、三井清夏
(メゾソプラノ)竹本節子、手嶋眞佐子
(テノール)大野徹也、松村英行
(バリトン)今井俊輔、久保和範、成田博之
《クリスタルコーナー(新入会員による)》
(ソプラノ)西側槙里子
(テノール)伊藤達人、城 宏憲
(バリトン)清水勇磨
(ピアノ)鳥井俊之
▼予定演奏曲、ご予約等、詳しいご案内はこちらから
・二期会サマーコンサート2016 - 東京二期会
若手実力派歌手の登場と、美味しいお料理でおもてなしする、「アルテリーベ東京・月曜フレッシュコンサート」。
次回の3月28日(月)に出演のソプラノ山中敦子と、メゾソプラノ野田千恵子の二人より、公演に向けて皆様へのメッセージが届いております!
ソプラノ 山中敦子
メゾソプラノ 野田千恵子
「オペラの題材としても多く扱われる「愛」や「希望」にまつわる曲を、ソプラノとメゾソプラノ、それぞれの魅力をもってお送り致します。
また、プログラム後半では「魅惑の美女対決」と題し、オペラやオペレッタの登場人物に扮してアリアや二重唱をお送り致します。
実はこの二重唱曲、この日のために特別に編曲されたもので、作曲家は二期会でもお馴染みのアノ人!
笑いあり涙ありの舞台人生を魅惑の旋律にのせてお送り致します。
アルテリーベでしか聴けない逸曲を、是非ともお楽しみに!」
* * *
これからの活躍が期待される若手オペラ歌手によるフレッシュな歌声を、美味しいお料理と一緒にお楽しみ頂けます。
是非お誘い合わせの上ご来場下さい!
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
愛の花 希望の花 ~ソプラノ×メゾソプラノ 魅惑の一夜~
日時:2016年3月28日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
予約:03-3519-7007
出演:山中敦子(ソプラノ)、野田千恵子(メゾソプラノ)、高田恵子(ピアノ)
予定プログラム:
滝 廉太郎作曲 「花」
高田三郎作曲 「くちなし」
アルディーティ作曲 「口づけ」
ほか
▼会場のアルテリーベ東京へのアクセスはこちら
・アクセス - アルテリーベ東京
東京二期会2016年7月公演W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』にバルバリーナ役で出演するソプラノ盛田麻央が、3月16日(水)、アグネスホテル東京(飯田橋)のランチタイムコンサートに出演します。
二期会オペラデビューは2011年4月。前回公演『フィガロの結婚』の花娘でした。その後、同年の11月『ドン・ジョヴァンニ』でツェルリーナを演じ、モーツァルト・オペラの一翼を担う若手ソプラノとして注目を集めます。
2011年7月『フィガロの結婚』カーテンコール。右端が盛田。
2011年11月『ドン・ジョヴァンニ』公演より 演出はカロリーネ・グルーバー。
国立音楽大学大学院ではフランス歌曲を専攻。二期会オペラ研修所を経て、パリ・エコール・ノルマル音楽院を首席修了、パリ国立高等音楽院修士課程を満場一致の最優秀の成績で修了。日仏声楽コンクール第一位を受賞するなど、フランス音楽は、盛田にとって最重要のフィールドであり、最も得意とするレパートリーになっています。
今回のランチタイムコンサートでは、得意のフランス音楽と日本歌曲、そしてモーツァルトの作品により、春にふさわしいプログラムを構成しました。
ソプラノ盛田麻央の「今」が凝縮された30分のステージです!
ソプラノ 盛田麻央
ピアノ 相田久美子
■■■ 公演情報 ■■■
アグネスホテル東京 ランチタイムコンサート 第132回
日時:2016年3月16日(水) 12:00開場/12:30開演(30分)
会場:アグネスホテル東京
料金:無料(先着順・予約不要)
出演:盛田麻央(ソプラノ)、相田久美子(ピアノ)
予定プログラム:
プーランク 「パリへの旅」「愛の小径」
中田喜直 「さくら横ちょう」
團 伊玖磨 「花の街」
グノー 『ファウスト』より 「宝石の歌」
モーツァルト 『フィガロの結婚』より 「とうとう嬉しい時がきた」
グノー 『ロメオとジュリエット』より 「私は夢に生きたい」
▼公演詳細、会場アクセスはこちらから
・THE AGNES HOTEL AND APARTMENTS TOKYO (OFFICIAL WEB)
毎回多彩なゲストをお迎えして、トークとオーケストラ演奏による2部構成でお贈りする 京都市交響楽団「京都 発見!クラシック」。
第3回は、京響常任客演指揮者・下野竜也さんと、ゲストには、オペラ、歌舞伎などジャンルを越えて活躍する演出家・宮本亜門さんが登場します。独唱は、東京二期会オペラ劇場でも、『ドン・ジョヴァンニ』『コジ・ファン・トゥッテ』等、宮本亜門さんの演出作品に数多く出演してきたバリトン宮本益光と、今年7月東京二期会『フィガロの結婚』(宮本亜門演出)スザンナで出演予定のソプラノ高橋 維。
モーツァルト作品の中でも、得意のオペラ・アリア、二重唱をご披露します。
3月、華の古都 京都で、新しいクラシックの楽しみ方を発見してみませんか?
バリトン 宮本益光
ソプラノ 高橋 維
■■■ 公演情報 ■■■
京都市交響楽団「京都 発見!クラシック Vol.3」
日時:2016年3月24日(木) 14:00開演
会場:京都コンサートホール・大ホール
出演:下野竜也(常任客演指揮者)、宮本亜門(演出家)、
宮本益光(バリトン)、高橋 維(ソプラノ)
プログラム:
第I部 「魅せるステージの作り方」宮本亜門&下野竜也によるトーク
第II部 モーツァルトのオペラ・アリアと交響曲
・歌劇『フィガロの結婚』より“もう飛ぶまいぞこの蝶々”(独唱:宮本益光)
・歌劇『ドン・ジョヴァンニ』より“お手をどうぞ(二重唱)”(宮本益光&高橋 維)
・歌劇『魔笛』より“夜の女王のアリア(第2幕より)”(独唱:高橋 維)
・交響曲 第40番ト短調 K.550
料金:A席¥4,000、B席¥3,000、C席¥2,000
お問合せ・ご予約:
・京都コンサートホール・チケットカウンター 075-711-3231
・チケットぴあ(Pコード254-939)
・ローソン・チケット(Lコード55045)
▼詳しい公演情報はこちら
・京都 発見!クラシック Vol.3 - コンサートスケジュール詳細 - 京都市交響楽団
▼宮本亜門演出&スザンナ・高橋 維の二期会『フィガロの結婚』情報はこちら
・2016年7月公演《二期会名作オペラ祭》W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』 - 東京二期会オペラ劇場
国内7団体による共同制作公演 R.ワーグナー『さまよえるオランダ人』の三都市ツアーが、いよいよ明日3/5(土)、びわ湖ホールでプレミエを迎えます!
本日もびわ湖ホールでは公演に向け総仕上げが行われています。
演出ミヒャエル・パンペのもと、ヘニング・フォン・ギールケの装置と、斎藤茂男の照明による舞台は、迫力と美しさに満ち溢れています。もちろん音楽も、沼尻竜典びわ湖ホール音楽監督のもと、屈指の実力を誇るキャスト陣が、入念なリハーサルを繰り返し、ご来場のお客様をワーグナーの世界へ誘います。
さて、明日のプレミエ公演でタイトルロールを務めるバリトン青山 貴より、最新のメッセージが本日届きましたので、皆様にご紹介いたします!
* * *
共同制作『さまよえるオランダ人』タイトルロールを歌わせて頂きます青山 貴です。
最終稽古となりますオーケストラ舞台稽古が終わり、3月5日、6日のびわ湖公演がいよいよ始まります。沼尻マエストロはドイツ語の歌詞の細かい語感に則した表現を常に求められ、ご自分も歌ったりされながら最後までご指導下さいました。
そして演出のミヒャエル・ハンペさんは、物語、登場人物の心情を忠実に再現され、大掛かりな船の装置に加えて、映像が映る大きなスクリーンを後ろに置き、非常にダイナミックな背景と共にこの楽劇が客席に届くような舞台を用意していらっしゃいます。そこに、3団体80人の大合唱が縦横無尽に動く有名な合唱のシーンなどは、今回の特に大きな見所かと思います。
東京、大津と数ヶ月にわたり稽古を重ねてきた成果を出せるよう精一杯努めますので、ぜひ足をお運び頂けましたら幸いです。
3月19日、20日は神奈川県民ホールの公演、3月26日には大分iichikoグランシアタでも公演がございます。(青山 貴)
* * *
一同、ご来場をお待ちしております!どうぞお見逃しなく!
■■■ 公演情報 ■■■
《共同制作公演》
R.ワーグナー『さまよえるオランダ人』
オペラ全3幕・日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演
会場と日時:
【びわ湖公演】 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 大ホール
2016年3月5日(土)、6日(日) 両日14:00開演
【神奈川公演】 神奈川県民ホール 大ホール
2016年3月19日(土)、20日(日) 両日14:00開演
【大分公演】 iichiko総合文化センター iichikoグランシアタ
2016年3月26日(土) 14:00開演
指揮:沼尻竜典(びわ湖・神奈川公演)、大勝秀也(大分公演)
演出:ミヒャエル・ハンペ
管弦楽:京都市交響楽団(びわ湖公演)、
神奈川フィルハーモニー管弦楽団(神奈川公演)、
九州交響楽団(大分公演)
▼3都市の公演概要はこちら
・2016年3月 共同制作公演 R.ワーグナー『さまよえるオランダ人』 - 東京二期会
▼プレミエ公演は3月5日(土)びわ湖ホール!
・びわ湖ホール プロデュースオペラ ワーグナー作曲 歌劇『さまよえるオランダ人』(全3幕/休憩なし)(ドイツ語上演・日本語字幕付) - 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール
二期会とワーグナー
今回の『トリスタンとイゾルデ』公演にあたり、私も二期会公演の記録を遡ってみました。
「ドイツオペラの二期会」と言われてきましたが、これまでの上演演目を見ていくと、モーツァルトはもちろんのこと、ヴェルディ、プッチーニ、そしてワーグナー、それからフランスオペラにオペレッタと、バランスよく様々な作品を上演しながらレパートリーを積み重ねてきた、というのが実際です。
その中でのワーグナーですが、二期会の創立が1952年で、初めて本公演でワーグナー作品を取り上げたのは1966年の『タンホイザー』。「機が熟した」ということでしょうか、創立から実に14年の時間を重ねて、ワーグナーに到達したという想いが、中山悌一総監督はじめにあったと思います。
二期会50年史に掲載された、1966年『タンホイザー』と1967年『パルジファル』のキャスト一覧(クリックで拡大)
その後、平均すると2年半に1本くらいの割合で、二期会はワーグナー作品を取り上げてきました。
二期会は、ワーグナーと向かい合うことで、自分たちの音楽的基盤を築き上げてこれました。何しろ大作ばかり。声楽的な技術や体力、資質も含めて、歌手が全てを注いで、巨大な建造物の細部を作るように、綿密な稽古を積み上げていきますと、やがてワーグナーの大きな響きが築かれている。そこは、ワーグナーの音楽の魅力と繋がっています。
ワーグナーの大きな魅力
練習を積み重ねた成果が正直に見える、とワーグナーのときは特に思います。オーケストラは大音響で、最初に歌ったときは声が伝わるのか心配でした。が、その楽譜を体現していくうちに、その大きな響きの中に身を委ねるような感覚が得られるようになるのです。響きの中に浮遊している感覚と言ってもいいかもしれない。
やはりやり遂げたという達成感は格別のものがあります。最終幕の最後の場面にたどり着いたときの感動というか感慨は、ぜひとも劇場でお客様とも共有したいと思います。
『トリスタンとイゾルデ』二期会初演にむけて
『トリスタンとイゾルデ』の初演が実現すれば、『さまよえるオランダ人』以後ワーグナーの主要10作を二期会は全て上演したことになります。『トリスタンとイゾルデ』は名作であると同時に上演の困難さにおいても最高峰の作品です。それは主役二人によるところが大きいですね。テノール視点でみれば、トリスタンは同じワーグナーのジークフリートと並ぶ難役中の難役。素晴らしい声を持ち合わせていても若い声では難しいですし、ベテランが歌い切るには体力な問題が出てくる。ワーグナーを歌い切る声の資質に加え、音楽性、経験、表現力、体力…それらが揃ったときに初めて上演が可能になりますだからこそ、まさに今「機は熟した」といえます。トリスタンの福井 敬さん、そしてイゾルデの横山恵子さ、池田香織さんという二期会きってのワーグナー歌手が機を揃えてきた、と申し上げたいと思います。
(第2回につづく)
■■■ 公演情報 ■■■
ライプツィヒ歌劇場との提携公演
《東京二期会オペラ劇場》
R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』(オペラ全3幕)
日時:2016年9月
10日(土) 14:00開演
11日(日) 14:00開演
17日(土) 14:00開演
18日(日) 14:00開演
(各日とも開場は開演の60分前)
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席15,000円~D席6,000円、学生席2,000円
指揮:ヘスス・ロペス=コボス
演出:ヴィリー・デッカー
管弦楽:読売日本交響楽団
▼キャスト一覧等、公演詳細はこちらをご覧ください
・2016年9月公演 R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
La Dill(ラ・ディル)のメジャーデビュー2周年ツアーがいよいよ始まります。
第1弾の軽井沢ライブ(4/16)に先駆け、3月20日(日)に渋谷LIVING ROOM CAFE(リビングルーム カフェ)のサンデー・ブランチ・クラシックに登場します。
オールアコースティック(ピアノバージョン)に加え、新たなレパートリーを披露します。落ち着いた空間で極上のハーモニーをお楽しみください。
ミュージックチャージは500円!席に限りがございますのでお早めにお申し込みください!!
楽屋での一コマ
左から 金山京介、吉田貴至(ピアニスト)、坂下忠弘、岩田健志、彌勒忠史
■■■ 公演情報 ■■■
サンデー・ブランチ・クラシック (Sunday Brunch Classic)
La Dill/男性声楽ユニット
日時:2016年3月20日(日) 第1部 13:00~13:30 / 第2部 15:00~15:30
会場:LIVING ROOM CAFE by eplus (渋谷)
料金:ミュージックチャージ 500円(飲食代別途)
予定曲目:
歌劇『椿姫』より“乾杯のうた”
歌劇『トゥーランドット』より“誰も寝てはならぬ”
「マイウェイ」(ニューアレンジ)
「タイム・トゥー・セイ・グッバイ」
「サウンド・オブ・ミュージック」(ピアノバージョン)
「匂い立つ風」(ピアノバージョン)ほか
▼公演の詳細、ご予約はこちらから
・La Dill 3.20 SUN |サンデー・ブランチ・クラシック
▼メジャーデビュー2周年ツアーの紹介記事はこちら
・La Dill(ラ・ディル)メジャーデビュー2周年ツアー始動! - オペラの散歩道(二期会blog)2016/1/17
◆いよいよ来週となりました、二期会サロンコンサートVol.184!
もうすぐ春を迎えようと再生の季節(とき)を迎える3月。
現在、それぞれにイタリアの地で研鑽を積み、イタリアオペラを肌で感じ生活しているソプラノ岸 七美子(きし なみこ)とバリトン原田勇雅(はらだ ゆうや)が二期会サロンコンサートに初登場します!
岸 七美子
原田勇雅
本番を前に岸 七美子よりコンサートに向けてのメッセージが届きましたのでご紹介します。
* * *
皆さん、こんにちは!ソプラノの岸 七美子です。
現在、昨年12月からイタリア・トリエステ歌劇場にて研修、1月にはオペラデビューさせていただきました。寒くても、人の心が春のように暖かいこの地で、ますますオペラの魅力にとりつかれています。
土の中で眠っていた生き物、植物、全てが新しく生まれ変わる春、Vol.184のキーワードは《再生》です。サクラを飛び越えて、ヒマワリ咲き誇る真夏のようなプログラムですが、ポカポカ、カッカと感じていただけたら嬉しいです。
やはりイタリア・パルマ在住のバリトン・原田勇雅さんと共に、「熱い夜」をお届けします。
(岸 七美子)
* * *
今回のコンサートの為にイタリアより一時帰国した二人の心熱くなる歌声を是非お楽しみください。
尚、今回のチケットはお蔭さまで【予定販売数終了】となりました。
当日券発売の予定はございません。予めご了承ください。
▼公演情報ページはこちら
・二期会サロンコンサートVol.184 再生の季節(とき)を迎えて ~熱きオペラの夜~ - 東京二期会
◆ ◆ ◆
◆そして2016-2017シーズンも始動!記念すべき最初を飾るVol.185は、テノール松原 友(まつばら とも)とバリトン石崎秀和(いしざき ひでかず)がお贈りする、「ロマン派の作曲家によるドイツ歌曲・重唱の夕べ ~カール・レーヴェの歌曲・バラードを中心として~」です。
「バラード」と呼ばれる劇的な内容と、比較的長い演奏時間を要する歌曲の作曲を得意としたカール・レーヴェ。今日ではさほど有名ではないものの、歌曲だけでも400曲を残しています。今回、その中から
松原と石崎の二人による選りすぐりのプログラムをお届けします。
じっくりと歌を聴きたい、歌曲の世界に誘われたい、、、そんな一夜になること間違いなしです。
チケットは3月16日(水)より発売!是非お早めにお買い求めください。
松原 友
石崎秀和
■■■ 公演情報 ■■■
二期会サロンコンサート 2016-2017シーズン
Vol.185 ロマン派の作曲家によるドイツ歌曲・重唱の夕べ
~カール・レーヴェの歌曲・バラードを中心として~
日時:2016年6月16日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:カワイ表参道コンサートサロン パウゼ
料金:全席自由 3,500円(税込・1ドリンク付き)
出演:松原 友(テノール)、石崎秀和(バリトン)、山田剛史(ピアノ)
予定演奏曲:
C.レーヴェ 「魔王」「詩人トム」「アーチボルド・ダグラス」
F.シューベルト 「ます」
F.メンデルスゾーン 「わが愛のすべてを」(二重唱)
ほか
▼コンサート詳細・チケット情報はこちらから
・二期会サロンコンサートVol.185 ロマン派の作曲家によるドイツ歌曲・重唱の夕べ~カール・レーヴェの歌曲・バラードを中心として~ - 東京二期会
いよいよ3月5日(土)から、びわ湖ホール・神奈川県民ホール・iichiko総合文化センター・東京二期会・京都市交響楽団・神奈川フィルハーモニー管弦楽団・九州交響楽団共同制作公演、ワーグナー『さまよえるオランダ人』三都市ツアーがスタートします。
今週初め、小雪の舞う中、まずは舞台スタッフが、最初の開催地であるびわ湖ホールに入りました。
【3/5,6 びわ湖ホール プロデュースオペラ「さまよえるオランダ人」】本日よりびわ湖ホール大ホールでは、3月5日、6日公演のワーグナー作曲 歌劇「さまよえるオランダ人」の仕込みが始まりました!続々と運び込まれる舞台セット。どんどんと舞台が出来上がってきています。今回の装置家ギールケさん渾身の舞台セット。どんな舞台ができあがるのか、本番をお楽しみに!チケットは好評発売中です!!
Posted by びわ湖ホール on 2016年2月23日
舞台装置の準備も順調です。
今回も指揮・沼尻竜典と演出・ミヒャエル・ハンペのゴールデン・タッグで、連日熱のこもったリハーサルを重ねてきました。キャストもまもなく劇場に到着します。全3幕のこのオペラを1幕仕立てでお送りする今回のプロダクション。息をもつかせぬ展開にご期待ください!
演出:ミヒャエル・ハンペ(左)と指揮:沼尻竜典
また、2月27日(土)はびわ湖ホールのロビーにてプレイベント「『さまよえるオランダ人』ロビーコンサート」が開催されます。こちらは、カヴァーキャストのバリトン友清 崇とソプラノ田崎尚美が出演します。
▼ロビーコンサート詳細はこちら
・歌劇『さまよえるオランダ人』ロビーコンサート – びわ湖ホール
2月27日(土) 11:00開演 びわ湖ホール・メインロビー
本役ではないものの、稽古場では演出家から大きな信頼を寄せられているという二人の歌が聴けるのはここだけですので、あわせてのご紹介です。
■■■ 公演情報 ■■■
《共同制作公演》
R.ワーグナー『さまよえるオランダ人』
オペラ全3幕・日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演
会場と日時:
【びわ湖公演】 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 大ホール
2016年3月5日(土)、6日(日) 両日14:00開演
【神奈川公演】 神奈川県民ホール 大ホール
2016年3月19日(土)、20日(日) 両日14:00開演
【大分公演】 iichiko総合文化センター iichikoグランシアタ
2016年3月26日(土) 14:00開演
指揮:沼尻竜典(びわ湖・神奈川公演)、大勝秀也(大分公演)
演出:ミヒャエル・ハンペ
管弦楽:京都市交響楽団(びわ湖公演)、
神奈川フィルハーモニー管弦楽団(神奈川公演)、
九州交響楽団(大分公演)
▼3都市の公演概要はこちら
・2016年3月 共同制作公演 R.ワーグナー『さまよえるオランダ人』 - 東京二期会
▼プレミエ公演は3月5日(土)びわ湖ホール!どうぞお見逃しなく!
・びわ湖ホール プロデュースオペラ ワーグナー作曲 歌劇『さまよえるオランダ人』(全3幕/休憩なし)(ドイツ語上演・日本語字幕付) - 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール
惜しまれつつも終了して、早6年。
以前、北とぴあ さくらホールにて開催しておりました、《二期会サマーコンサート》&《二期会オータムコンサート》が装いも新たに今夏、渋谷区総合センター大和田 さくらホールにて復活します!
今夏の《二期会サマーコンサート》のテーマは「データから見た二期会オペラ」。
これまでの二期会オペラの歴史60年を振り返り、最多公演演目をピックアップ、プログラミングしました。注目の出演者もその曲目に合わせて厳選するなど大変贅沢な内容になっております。
コンサートの冒頭には毎年秋に行っておりました、「クリスタルコンサート(新入会員のお披露目)」のコーナーも入れまして、今後の二期会をますます盛り上げる実力派ニューフェイスの歌声もお聴き頂けます!
チケット発売は3月24日(木)から。全指定席となりますので、良いお席はどうぞお早めにお買い求めください!
■■■ 公演情報 ■■■
二期会サマーコンサート2016
データから見た二期会オペラ ~最多公演演目は何?~
日時:2016年8月25日(木) 18:30開演(18:00開場)
会場:渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
(渋谷駅JR西口より徒歩5分)
料金:(全指定席) A席4,500円、B席4,000円
◆チケット発売日:3月24日(木)~
▼出演者、予定プログラム等の公演詳細はこちらから
・二期会サマーコンサート2016 データから見た二期会オペラ ~最多公演演目は何?~ - 東京二期会
若手実力派歌手の登場と、美味しいお料理でおもてなしする、「アルテリーベ東京・月曜フレッシュコンサート」。
次回の2月29日(月)に出演のソプラノ上野さゆりと、メゾソプラノ横内尚子の二人より、公演に向けて皆様へのメッセージが届いております!
アルテリーベで歌わせていただけること、大変嬉しく思っております。
恥ずかしながら学生時代の私は『オペラってなんだろう…』と思っていました。なんとなく先輩の背中を追って研修所に飛び込みましたが、今では“オペラの魅力”の虜です。
オペラを少しでも身近に感じて頂けるプログラムですので、29日みなさまにお会いできるのを心より楽しみにしております。
メゾソプラノの横内尚子です。
この度は月曜フレッシュコンサートに出演の機会を頂き、大変嬉しく思っています。
2/29はロッシーニの誕生日、そして閏年のオリンピック開催にかけて、様々な名曲をお届けいたします。
上野さんとは、二期会オペラ研修所の一年目(予科)の時に、同じクラスで勉強していました。研修所を修了してからの初共演ですが、共に三年間頑張ってきたので、今回の共演がとても楽しみです!
アルテリーベに、ぜひいらしてください!
これからの活躍が期待される若手オペラ歌手によるフレッシュな歌声を、美味しいお料理と一緒にお楽しみ頂けます。
是非お誘い合わせの上ご来場下さい!
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
Four-yearly Festival ~四年に一度の日を 迎えて~
日時:2016年2月29日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:上野さゆり(ソプラノ)、横内尚子(メゾソプラノ)、松原裕子(ピアノ)
予定プログラム:
プッチーニ作曲 オペラ『蝶々夫人』より “ある晴れた日に”
ロッシーニ作曲 「ヴェネツィアの競艇」より “漕いで、トニオ”
「猫の二重唱」
オペラ『ランスへの旅』より “金の百合の陰で”
オペラ『チェネレントラ』より “悲しみと涙のうちに生まれて”
J.シュトラウス作曲 オペレッタ『こうもり』より “乾杯の歌”
ほか
7月公演『フィガロの結婚』に花娘役で二期会オペラデビューを果たす二人のソプラノが、3月3日(木)のひな祭りの日に、丸の内トラストシティ・ランチタイムコンサートに出演します!
二人はソプラノ宍戸茉莉衣(ししど まりえ)と藤原唯(ふじわら ゆい)。ともに昨年二期会オペラ研修所マスタークラスを修了し、今回デビューの舞台を勝ち取りました。
――『フィガロの結婚』にむけて今の心境は?
宍戸: フィガロの結婚は私が学生時代に、初めてフルスコアを手に勉強したオペラでした。今回の二期会デビューが決まった時、必死にモーツァルトの音楽に食らいついていた学生時代を思い出して懐かしくなり、またこのオペラに深い縁を感じました。
藤原: 私も、実は私が初めてオペラの舞台に立ったのが、大学院生のときにこの“花娘”役でした。その時の喜びが、現在に繋がっていると思います。縁のある思い出深い役、大切に演じたいと思います。
宍戸: 花娘は初めて勉強する役ですが、フィガロの世界で生きる一人の人間として精一杯演じられたらと思っています。
――「ひな祭りの日」のコンサートについて
藤原: 2人ともフィガロの結婚“花娘”役で二期会本公演デビューということで、モーツァルトの楽曲と、春を感じていただけるナンバーを詰め込みました。
宍戸: 春らしい日本歌曲に始まり、この度の「フィガロの結婚」より伯爵夫人のアリアや手紙の二重唱、そして私たちが普段レパートリーとしているオペラアリアなど、盛りだくさんのプログラムでお届けいたします。
―――お客様にメッセージを
宍戸: いつも温かい応援をありがとうございます。今回のお話をいただいたのが昨年の9月、そしていつの間にか本番まで後4か月半となりました。皆様の笑顔を舞台で拝見出来るよう、限られた時間の中で精一杯勉強し、公演の日を迎えるつもりです。どうぞ楽しみになさっていてください!
藤原: 二期会オペラ研修所同期の2人の、息のあった音楽を、ゆったりとお聴きください♪
ソプラノ 宍戸茉莉衣
ソプラノ 藤原 唯
ピアノ 梅田麻衣子
■■■ 公演情報 ■■■
森トラスト ランチタイムコンサート 丸の内トラストシティ
第237回 ≪花娘 春の節句に 夢歌う≫
日時:2016年3月3日(木) 12:10開演
会場:丸の内トラストタワーN館 1Fエントランスロビー
・アクセス
料金:無料
出演:宍戸茉莉衣(ソプラノ)、藤原 唯(ソプラノ)、梅田麻衣子(ピアノ)
演奏予定曲:
瀧 廉太郎 「花」
團 伊玖磨 「花の街」「花季」
中田喜直 「さくら横ちょう」
別宮貞雄 「さくら横ちょう」
モーツァルト 『フィガロの結婚』より “愛の神よ”
モーツァルト 『ドン・ジョヴァンニ』より “ぶってよマゼット”
ドニゼッティ 『リタ』より “家も宿屋もうまくいき”
プッチーニ 『ラ・ボエーム』より “私が街を歩けば”
▼森トラスト ランチタイムコンサート 丸の内トラストシティの情報ページはこちら
・丸の内トラストシティ|コンサートスケジュール|ランチタイムコンサート - 森トラスト株式会社
▼宍戸、藤原の二期会オペラデビューは7月15日と17日!
・すべての人に名作を!二期会名作オペラ祭 W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』 - 東京二期会オペラ劇場
平成25年度文化庁新進芸術家海外研修員としてオーストリア(ウィーン)に留学し、舞台映えする恵まれた体格と歌声で将来嘱望されている、バス・バリトンの三戸大久(さんのへ ひろひさ)が2016年3月4日に初のソロリサイタルを開き、研鑽の成果を披露します。
三戸は武蔵野音楽大学を卒業後、二期会オペラ研修所第48期マスタークラスを修了。
第40回イタリア声楽コンコルソ・シエナ部門金賞、第46回日伊声楽コンコルソ第3位、第9回藤沢オペラコンクール奨励賞を受賞しています。
ウィーン滞在中はウィーン・カールス教会でのシューベルト『ミサ曲』、シェーンブルン宮殿宮廷劇場でのコンサート等の演奏で好評を得ました。帰国後も立て続けに、2015年12月の神奈川県民ホール『金閣寺』や、先日の東京二期会オペラ劇場『イル・トロヴァトーレ』などいずれも好評を博し、舞台にはなくてはならない存在になっています。
今回のソロリサイタルを前にして、三戸よりメッセージが届いております。
* * *
今回はウィーン研修を終えてのリサイタルということもあり、1部ではシュトラウスの歌曲、モーツァルトのアリア、そしてワーグナーを選曲しました。2部はこれまで自分が歌ってきたオペラアリア、おなじみの日本歌曲からバス・バリトンの少し珍しい曲まで。全ての曲が自分にとって思い入れのある大好きな曲ばかりです。
私にとって大きな挑戦でもある初のリサイタルですが、当日はお話や解説を含めながら、王子ホールに足を運んで下さる全ての方が楽しんでいただけるリサイタルに出来たらと思っております。
また今回は大学の先輩でもあり、そして心から信頼している瀧田亮子さんにピアノをお願いしました。
瀧田さんの情熱的で、そして包み込んでくれる音楽に助けられながら演奏出来ることにも大きな幸せを感じています。〈三戸大久〉
* * *
これからの活躍にますます目が離せない三戸大久のソロリサイタル。
皆様、是非このウィーンでの研鑽の成果をお楽しみください。
▼産経ニュースにリサイタルへ向けてのインタビューが掲載されました(2/23)
・バス・バリトンの三戸大久が3月に帰国記念コンサート - 産経ニュース
ちらし(PDF)ダウンロード
■■■ 公演情報 ■■■
三戸大久 バス・バリトン リサイタル
~帰国記念コンサート~
日時:2016年3月4日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:銀座・王子ホール
料金:(全席自由)¥4,500
出演:三戸大久(バス・バリトン)、瀧田亮子(ピアノ)
予定演奏曲目:
R.シュトラウス 「献身」「チェチーリエ」
山田耕筰 「まちぼうけ」
大中 恩 「男の唄」
ほか
▼コンサート詳細・ご予約はこちらから
・三戸大久 バス・バリトン リサイタル |コンサートラインアップ - 東京二期会
2月17日(水)、ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』公演の初日、今回のプレミエ・キャンペーンとして演出ロレンツォ・マリアーニによるプレトークを開催しました。(通訳:菊池裕美子)
さあ、始まります!
まず、あちらにかけてありますヴェルディさんにこんばんはと言いましょう。そしてヴェルディさんに拍手を。(注:東京文化会館大ホールのロビーには公演期間中、作曲者G.ヴェルディの肖像のタペストリーを掲げています)
たくさんの方においでいただけてうれしく思います。
私はいつも、文化の違う方たちに、我が国の文化を理解してもらっているということに、言葉に表せない感動を覚えます。来日の度に、言葉が違っても、お互いに通じ合うことができることが魔法のようだと感動します。
みなさまに『イル・トロヴァトーレ』についてお話する機会を得られてうれしく思います。
この作品は感動的で、ミステリアスです。
そして、このオペラは物語が説明しにくいものです。
『椿姫』『リゴレット』やプッチーニの『ラ・ボエーム』とは違って、『イル・トロヴァトーレ』は聴いているだけで理解できるものではありません。あの世とか、目に見える現実の世界とは違う世界のものなのです。
『椿姫』とか『リゴレット』を見て感傷的になって泣ける、というのとは違って、『イル・トロヴァトーレ』は、達観するような気持ちになります。宗教的というわけではないですが、わからない、もっと大きな何かがあります。
音楽はよく知られていて印象に残りますが、表現できない何かが心に残ります。
今回の演出は、「ミステリアス」を強調しています。現実にはあり得ないお話の内容ですが、重要なのは、すべてが夜のシーン、だということです。『イル・トロヴァトーレ』というオペラは、「見えない」ということが重要です。見えないもっと大きな力、いわば人間の力を超えた力が働いているのです。
この演出はパルマ、ヴェネツィア、と上演してきました。画家でも小説家でも、芸術家は発展していくものです。今回は、パルマやヴェネツィアより興味深くまたよりミステリアスな演出になっています。東京でやるのはニューヴァージョンの『イル・トロヴァトーレ』です。
私にとって日本はミステリアスな存在です。ミステリアスなみなさまにミステリアスな作品を楽しんでいただきたいと思います。
私は吉本ばななが好きなのですが、その中に「エニグマ・アルデンテ」という言葉が出てきます。このアルデンテというのは、燃えるような、とか、燃え尽きてしまう、とかそんな意味です。とても静かな時があっても、内側そういうものがあるのかもしれません。情熱があって苦しみの中にある静けさ――そういったものです。
最後に、東京二期会、合唱団、東京都交響楽団、スタッフ、そしてもちろんソリストに感謝を述べたいと思います。
それでは皆様、『イル・トロヴァトーレ』をお楽しみ下さい。(拍手)
短い時間の中で、舞台のコンセプトの核心を伝えたマリアーニ。想像が膨らむ内容だったのではないでしょうか。
▼マリアーニ演出については、会場で販売している公演プログラムに掲載の演出ノートもあわせてお読みください。
・プログラムの紹介ツイート - 東京二期会|Twitter
東京二期会『イル・トロヴァトーレ』は、2月20日(土)と21日(日)の残り2日!
両日とも14時開演です。皆様のご来場をお待ちしております。
▼より詳しいマリアーニのインタビューをこちらからご覧いただけます
・幻想的な舞台に映る愛の真実、東京二期会がオペラ「イル・トロバトーレ」上演 2月17日から4公演 – 産経ニュース
▼公演タイムテーブル、当日券情報はこちら
・2月公演G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』~公演当日のごあんない - オペラの散歩道(二期会blog)
▼キャスト一覧、公演詳細はこちらをご覧ください
・2016年2月公演 G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
↑こちらをクリック!
《便利!》
◎24時間受付、予約手数料0円でご好評の、二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ) 】では、前売券が公演当日の開演1時間前までご予約が可能です!!
チケットはご来場の途中にお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取いただけますので、余裕をもってお越しいただけます!どうぞご利用ください!!
3月2日(水)に開催の「二期会オペラ研修所 第59期マスタークラス修了試演会」。
現在マスタークラスでは、二期会オペラ研修所での最終試験となる試演会を目前に控え、熱気溢れる授業が進められています。
そして、この度のプログラム(演目・場面)もいよいよ決定しましたのでご案内致します。
オペラ歌手を目指して日々研鑽を重ねてきた研修生たちの、集大成となる舞台です。ぜひご来場くださいませ。
PDFちらし
■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ研修所
第59期マスタークラス修了試演会
開催日:2016年3月2日(水)
会場:Hakuju Hall
・小田急線 代々木八幡駅南口より 徒歩5分
・千代田線 代々木公園駅1番出口より 徒歩5分
料金:全席指定 各クラス1,200円 (2クラスセット券 2,000円)
予定プログラム:
◆黒田 博クラス:12:30開演
ロッシーニ作曲『セヴィリアの理髪師』 第1幕より
ドニゼッティ作曲『ランメルモールのルチア』 第1幕より
ヴェルディ作曲『リゴレット』 第1幕、第2幕より
ヴェルディ作曲『椿姫』 各幕より
R.シュトラウス作曲『薔薇の騎士』 第2幕より
R.シュトラウス作曲『ナクソス島のアリアドネ』 プロローグより
R.シュトラウス作曲『アラベッラ』 第1幕より
グノー作曲『ロメオとジュリエット』 第4幕より
オッフェンバック作曲『ホフマン物語』 第3幕より
メノッティ作曲『電話』 より
マスカーニ作曲『カヴァレリア・ルスティカーナ』 より
◆大野徹也クラス:17:00開演
ベッリーニ作曲『清教徒』 第1幕より
ドニゼッティ作曲『ランメルモールのルチア』 第2部第1幕より
ヴェルディ作曲『ルイザ・ミラー』 第3幕より
ヴェルディ作曲『椿姫』 第3幕より
ヴェルディ作曲『シモン・ボッカネグラ』 第1幕より
ヴェルディ作曲『リゴレット』 第1幕より
ヴェルディ作曲『アイーダ』 第2幕、第3幕より
R.シュトラウス作曲『薔薇の騎士』 第3幕より
プッチーニ作曲『マノン・レスコー』 第2幕より
ビゼー作曲『カルメン』 第1幕より
グノー作曲『ファウスト』 第3幕より
グノー作曲『ロメオとジュリエット』 第5幕より
※当日の演奏順は上記と異なります。
各演目の配役及びタイムテーブルは、当日ご案内致します。
▼出演者等の公演情報ページはこちらです
・二期会オペラ研修所 第59期マスタークラス修了試演会 - 東京二期会
▼お問合せ・チケットご予約
・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00)
▼チケットお取扱
・Hakuju Hallチケットセンター TEL 03-5478-8700
(10:00~18:00 火~土*祝日・休館日を除く)
公演前のゲネプロも終了し、いよいよ開幕となりました!
A.バッティストーニの指揮により、初共演となる東京都交響楽団から次々と美しく力強い旋律が生み出され、皆さまを幻想的なオペラの世界に誘います。
▼公演詳細ページはこちら
・2016年2月公演 G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』 - 東京二期会オペラ劇場
演出のL.マリアーニによるプロダクションは、パルマ王立歌劇場、フェニーチェ劇場に続き、今回の東京公演で3プロダクション目となりますが、演出家より「今回の東京公演が、今までの同舞台の中で一番優れている。もっとも素晴らしい出来」と語ってくれました。
間もなくとなった公演を先日行われたゲネプロの写真を交えつつ、少しだけお見せします!
(さらに…)
いよいよ明日、2月17日(水)から東京文化会館大ホールにて、ジュゼッペ・ヴェルディ中期の傑作オペラ『イル・トロヴァトーレ』が開幕します!
幼い頃生き別れた兄弟の悲劇。美女レオノーラをめぐる、放浪の吟遊詩人マンリーコと恋敵のルーナ伯爵の宿命の戦いが始まります。人間の愛と情念の力がほとばしるこのオペラ。まさに人間の声の力が100%発揮されるヴェルディの音楽。どうぞお見逃しなく!
それでは公演当日についてご案内致します。 【2/19(金)19:00更新】
2016都民芸術フェスティバル参加公演《パルマ王立歌劇場とヴェネツィア・フェニーチェ劇場との提携公演》 東京二期会オペラ劇場 2016年2月公演 G.ヴェルディ作曲 『イル・トロヴァトーレ』 オペラ全4部 <日本語字幕付原語(イタリア語)上演> 指揮:アンドレア・バッティストーニ/演出: ロレンツォ・マリアーニ
当日券と公演タイムテーブルのご案内
2月17日(水)
2月18日(木)
2月20日(土)
2月21日(日)
当日券
S,A若干,B,C若干
S,A若干,B,C若干
S,A僅少 ,B,C僅少
S,A若干,B,C若干
当日券販売 /窓口受付
17:00~
12:30~
12:30~
12:30~
開場
17:30
13:00
13:00
13:00
開演
18:30
14:00
14:00
14:00
第1・2部
約70分
休憩予定時刻
19:40~20:05
15:10~15:35
15:10~15:35
15:10~15:35
第3・4部
約65分
終演予定
21:10
16:40
16:40
16:40
東京文化会館 =アクセス=
<JR> [山手線][京浜東北線][上野東京ライン][宇都宮・高崎線][常磐線] [東北・上越・北陸・秋田・山形新幹線]=「上野駅」公園口から徒歩1分 <地下鉄> [銀座線][日比谷線]=「上野駅」7番出口から徒歩5分 <京成電鉄> [京成本線]=「京成上野駅」正面口から徒歩6分
お車でご来場のお客様は東京文化会館ウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - 東京文化会館|来場者の皆様へ
★…17日(水)は17:45より演出のマリアーニ氏によるプレトークを開催いたします。17日公演のチケットでご入場の方はどなたでもご参加いただけます。
※上記、販売予定当日券は19日(金)18:00現在の情報 です。販売状況により公演当日より前に販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※公演タイムテーブルは、当日の演奏・進行により上記時間通りにならない場合もございます。
▼キャスト一覧、チケット情報等、公演詳細はこちらをご覧ください
・2016年2月公演 G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
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《便利!》
◎24時間受付、予約手数料0円でご好評の、二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ) 】では、前売券が公演当日の開演1時間前までご予約が可能です!!
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今回で東京二期会公演には3度目の登場となる指揮A.バッティストーニが稽古場に合流!
さっそく行われた音楽稽古は、この『イル・トロヴァトーレ』が、ヴェルディの中でも最も旋律美に溢れた作品であることを示すものでした。
そこに、強調するべき言葉や、声色の変化等が次々と提案され、来日前のインタビューで彼が語った”美しい旋律を美しいだけで終わらせず、心の表現に”ということが、見事に表されています!
早くオーケストラを加えて聞いてみたいと強く感じた、非常に興奮する稽古でした!
▼二期会通信2015年12月1日号掲載記事より
・バッティストーニが語ったイル・トロヴァトーレへの好奇心 |オペラを楽しむ - 東京二期会
また、客演テノールのH.サンドバルも稽古に合流。
ウィーン国立歌劇場を始め国際的なキャリアを重ねる彼の声はノーブルで、本来は貴族の子息であるマンリーコはまさに適役です!
彼は今回初来日となりますが、二期会の歌手陣ともすでに打ち解け、素晴らしい公演にすべく、稽古に打ち込んでいます。
▼エクトール・サンドバル公式サイトはこちら
・Welcome - Hector Sandoval - A tenor of cut Worl-wide
とにかく素晴らしい公演になる予感がする今回の『イル・トロヴァトーレ』。
上演機会が少ない作品ということもございますので、見逃すと後悔必至!
是非皆さまお誘い合わせの上お越しください。
PDFちらし
■■■ 公演情報 ■■■
パルマ王立歌劇場とヴェネツィア・フェニーチェ劇場との提携公演
《東京二期会オペラ劇場》
G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』
オペラ全4部・日本語字幕付き原語(イタリア語)上演
日時:2016年2月
17日(水) 18:30開演★
18日(木) 14:00開演
20日(土) 14:00開演
21日(日) 14:00開演
(各日とも開場は開演の60分前)
★…17日(水)は17:45より演出のマリアーニ氏による
プレトークを開催いたします
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席13,500円~C席8,000円、学生席2,000円
指揮:アンドレア・バッティストーニ
演出:ロレンツォ・マリアーニ
管弦楽:東京都交響楽団
▼キャスト一覧、チケット情報等、公演詳細はこちらをご覧ください
・2016年2月公演 G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!
〈二期会名作オペラ祭〉2016年7月公演『フィガロの結婚』の指揮者は、サッシャ・ゲッツェル。
ウィーンに生まれ、ウィーン・フィルのヴァイオリン奏者として活躍後、指揮者に転向し、ベルリン交響楽団、バーミンガム市立交響楽団、NHK交響楽団等を指揮。2014年ウィーン国立歌劇場に『フィガロの結婚』でデビュー。これが高い評価を受けたので、その後『ドン・ジョヴァンニ』『リゴレット』『ばらの騎士』等先々の公演のオファーも決まりました。
生粋のウィーン人であるゲッツェルが、『フィガロの結婚』にこめる想いを語ります。
どうぞご覧ください。
VIDEO
「みなさん、こんにちは。サッシャ・ゲッツェルです。
今夏、『フィガロの結婚』を指揮するため、ウィーンから東京にうかがいます。
このたいへん美しいモーツァルトの作品のために、東京二期会にお招きをいただきました。ウィーン国立歌劇場でこのオペラを指揮した後のことでした。素晴らしい才能をもった日本の歌手の方、そしてオーケストラと共演できることを、とても喜ばしく思います。
私は、日本の文化が大好きなのです。まだ幼い頃に、両親に連れられて日本に来たことがあります。
それから、ヴァイオリニストとして、ウィーン・フィルやトヨタ・マスター・プレイヤーズの一員として、来日しました。そして今、自分の人生で初めて、日本で、オペラを指揮することができます!それが私にとってどんな意味を持つか……とても胸が高鳴ります!ついに、日本のお客様の前で、オペラを指揮するのです。実はその前にウィーン・フォルクスオーパーの『ウィンザーの陽気な女房たち』来日公演で指揮をしているのですが、今回は、ついに日本の素晴らしい音楽家のみなさまとの共演が叶います。これは、私にとって、たくさんの意味があるのです。
さて、『フィガロの結婚』は、私にとってどのような意味があるか。
このオペラは、本当に信じがたいほど素晴らしい作品です。音楽史上でも、非常に完成された、ほぼ完璧ともいえる作品です。ですが、私はさらに大きな意味があると思います。
私たちが知るべきことは、この作品の――フィガロ、伯爵、伯爵夫人、そしてスザンナが活躍する――ボーマルシェによる原作が、フランス革命以前に書かれているということです。そこには、まず、旧い伝統と、自由、平等、友愛といった新しい時代様式との違いが見られます。そこで生まれたオペラ『フィガロの結婚』初演版は、台本があまりにも革命的であったため、当時のウィーン皇帝ヨーゼフ2世には快く思わず、受け入れてもらえませんでした。
そこで、モーツァルトと台本作家のダ・ポンテはどうしたでしょうか?
ダ・ポンテは、革命的すぎる文章の多くを削除しました。
しかし、モーツァルトは、そのすべてを、音楽に書き入れたのです。だからこそ、このオペラは、今なお人々の自由と、ヒューマニティの自由のための革命的な作品であり続けているのです。
モーツァルト『フィガロの結婚』は、私にとって単に美しい音楽であるということにとどまらず、世界中の人々に、自由と平和の可能性を見せてくれる作品であるのです。
この素晴らしいオペラを、皆様にご覧いただけることを願い、劇場でお会いできることを楽しみにしています。ありがとうございました。」
■■■ 公演情報 ■■■
東京二期会オペラ劇場《二期会名作オペラ祭》
W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』
オペラ全4幕・日本語字幕付き原語(イタリア語)上演
日時:2016年7月
15日(金) 18:30開演
16日(土) 14:00開演
17日(日) 14:00開演
18日(月・祝) 14:00開演
(各日とも開場は開演の60分前)
会場:東京文化会館 大ホール
二期会名作オペラ祭特別料金:
S席10,000円~D席4,000円、学生席2,000円
指揮:サッシャ・ゲッツェル
演出:宮本亜門
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
▼キャスト一覧、チケット情報等、公演詳細はこちらをご覧ください
・2016年7月公演 W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ) 」も是非ご利用ください!!