7月22日(火)19時開演:佐竹由美ソプラノリサイタル 英米歌曲シリーズVol.4 ~「シェイクスピアの世界」~

ソプラノの佐竹由美(さたけ なおみ)が、国際的にも活躍するピアノの名手、江口 玲(えぐち あきら)と共に、知られざる英米歌曲の魅力をお届けする、シリーズ第4弾!
「All the world’s a stage, And all the men and women merely players.
世界はすべてひとつの舞台、そして人は、男も女もみな役者にすぎない」(『お気に召すまま』より)
舞台は劇場にあるとは限らない。私たちの日常もそのままシェイクスピアの舞台になる。世界がそのまま劇場なのだ…
と、シェイクスピアの作品に描かれているのは、国や地位こそ違え、中身は私たちと等身大の人物ばかり。だからこそ時代を越え、今を生きる私たちの共感を呼ぶのではないでしょうか。
これまで、沢山の作曲家がシェイクスピアの物語や台詞にインスピレーションを感じ、美しい作品を残していますが、今回のリサイタルでは、パーセルに始まり、クィルター、ガーニー、ヴォーン・ウィリアムズやバーバーの知られざる作品の魅力をお届けします。
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今回のリサイタルに向けて、佐竹は次のメッセージを寄せています。
「アージェントの作品に魅了され、そしてクィルターの作品に心躍り、是非次回の英米歌曲シリーズにはシェイクスピアを取り上げたい!
そう思い続けてきました。
いざ、シェイクスピアの物語作品を調べてみると、『オテロ』『ハムレット』『ロミオとジュリエット』『真夏の夜の夢』などを題材にしたオペラ、そして歌曲にと、枚挙にいとまがありません。
シェイクスピアの魅力は、日々の偶然がもたらす出来事の中で抱く、些細な感情を深く掘り下げて描かれていることでしょう。
それは誰もがひとりの役者として「今この瞬間を生きる」ことの大切さを教えてくれている様にも思います。
またシェイクスピアの流麗な台詞は、すでに心地よいリズムと音楽に満ち溢れています。
これは多くの作曲家が、彼の言葉にインスピレーションを与えられ、美しい作品を残している所以でしょう。
音楽を通し、皆様にシェイクスピアの世界をお楽しみ頂ければ幸いです。」
ありふれた日常からかけがえのないものを見出し、だからこそ引き込まれてしまうシェイクスピアの魅力。
この世界にどっぷりと浸りたい皆様のご来場を、心よりお待ちしております!!

140722satake_thumb.jpg ■■■ 公演情報 ■■■
佐竹由美ソプラノリサイタル
英米歌曲シリーズVol.4 「シェイクスピアの世界」

日時:2014年7月22日(火) 19:00開演(18:30開場)
会場:津田ホール
 (JR千駄ヶ谷駅・都営大江戸線国立競技場駅A4出口 前)
料金:全席自由 ¥4,000.-
出演:佐竹由美(ソプラノ)、江口 玲(ピアノ)
予定プログラム:
 H.パーセル オペラ『妖精の女王』より
            “おいで、すべての空の歌い手たち”
 R.クィルター 「シェイクスピアの5つの歌」作品23
 I.ガーニー 「エリザベス朝の5つの歌」
 D.アージェント 「エリザベス朝の6つの歌」
 R.ヴォーン・ウィリアムズ 「シェイクスピアの3つの歌」
 S.バーバー オペラ『アントニーとクレオパトラ』より
            “クレオパトラの死”
                            ほか

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佐竹由美ソプラノリサイタル 英米歌曲シリーズVol.4「シェイクスピアの世界」 - コンサートラインアップ|東京二期会
ご予約・お問合せは、二期会チケットセンター 電話03-3796-1831へ

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