一昨日、20日(月)午前10時半頃、山口さん所属事務所より訃報の第一報が財団法人東京二期会に入りました。
弊財団では、11月22日(木)~25日(日)公演のオペラ『天国と地獄』の衣裳デザインを山口さんにご依頼し、本公演に向けて幾度となく打ち合わせを重ねておりました。
関係者一同、突然の訃報を受けて、驚きを隠せず、深い悲しみに堪えません。
先日も弊団体事務所にお越しになり、広報誌の取材で公演に向けての抱負と熱意を語って頂いたところでした。
今後、山口さんが心半ばにして成し得なかった衣裳の完成と公演の成功を目指し、日々努力をしていく所存であります。ご心配をおかけし誠に申し訳ございませんが、当公演に関する今後の方針が決まり次第、改めてご案内申し上げます。ご理解の程、何卒御願い申し上げます。
ここで改めて、オペラ『天国と地獄』に携わるスタッフ及び弊財団職員一同、山口さよこさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
平成19年8月22日 財団法人東京二期会 理事長 栗林 義信
生前の山口さよこさん
二期会通信2007年9月1日号より