東京二期会オペラ劇場『カヴァレリア・ルスティカーナ』14・16日のサントゥッツァ役で出演する清水華澄が、今週末ラジオ日本に出演します。
清水華澄
■ラジオ日本(AM1422KHz)「松川裕美のビジネス最前線」
■放送日時:7月8日(日)午後5時~5時10分
(聴取可能地域:南関東)
サントゥッツァ役からみたオペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』のドラマについて、またオペラの稽古場の様子などをお話ししています。ぜひお聴きください!
さて、『パリアッチ(道化師)』からは、ネッダ役に初挑戦する高橋絵理にインタビューをしました。
高橋絵理
――ネッダ役に初挑戦する感想を聞かせてください
実は、ネッダを歌うにはまだ早いのでは…と思っていたのですが、今回、まっさらなところから勉強でき体に入れることができたので、とても良かったと思っています。
――高橋さんからみて、ネッダはどんな女性でしょうか。
ネッダは女性として本物の恋・愛の美しさをシルヴィオを愛することで知り、夫カニオの支配的な愛に違和感を感じ始めています。一見、ネッダは浮気者で自由奔放な人物と思われがちですが、大事にしたい感情をひたすら守る真っ直ぐな女性、自分の身に危険を感じても守り通す強い女性だと思っています。
――今回の演出では、その自由さと大事にしたい感情に向かっていく野心的な女性としての面が強調されていますね。さて、高橋さんは、ボローニャでの研修中、イタリア現地と、イタリアオペラの世界が地続きだな、と思われたことはありますか?それは一例としてどんな時でしたでしょうか。
いつも思うことですが、イタリア人はとにかく話し声が大きいです(笑)つまり、イタリア語自体が体で支えて話されている言語なのだと思いますが、そうすることでイタリア語の語感そのものが音楽のように聞こえるのです。それを感じる度に、言葉こそが歌の原点なんだなと再認識させられます。
――お客様に抱負、意気込みをお願いいたします。
公演に向けて全身全霊でネッダを作り上げていきたいと思います。ご来場、心よりお待ちしております!
▼公演の詳細はこちら
・2012年7月公演『カヴァレリア・ルスティカーナ/パリアッチ(道化師)』 - 東京二期会オペラ劇場
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