自分の人間の本当の喜怒哀楽の先へ。
シェーンベルクの歌曲作品の中に「架空庭園の書より」という連作歌曲があり、芸大の大学院を修了するときの演奏で取り上げました。無調音楽です。当たり前ですが、調性音楽も無論素晴らしい。
しかし一旦音楽が一般的な調性を離れて自由な音の飛行を始めると、そこに独特の緊張感が生まれます。
解決を呼ばない心の葛藤などはこんな音がするのではと感じます。
それにその中にふと訪れる「調和する」音たちの艶かしさ。
その音楽を自分の声でなぞっていく楽しみは、かつての「架空庭園」の頃から少しも変わらないのです。
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リサイタルはいよいよ明後日!
ご来場お待ちしております!!
二期会ゴールデンコンサートin津田ホール Vol.33 加納悦子メゾソプラノ 2011年7月16日(土)16:00開演 津田ホール(全席自由)4,000円 チラシダウンロード(PDFファイル) |
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帆かけ舟、ZEN