紀尾井ホールが開館20周年を記念してお送りする、ぺルゴレージのオペラ『オリンピーアデ』とは!?

いよいよ10月6日(火)・8日(木)にセミ・ステージ形式で日本初演されるペルゴレージ作曲のバロック・オペラ『オリンピーアデ』。
この作品の台本を書いたピエトロ・メタスタージオ(伊、1698-1782)は、『皇帝ティトの慈悲』をはじめ数多くの優れた作品を世に送り、イタリアの作曲家のみならずヘンデル、ハイドン、そしてモーツァルトらもこぞって取り上げるほど、広くヨーロッパで絶大な人気を得ていました。『オリンピーアデ』もヴィヴァルディ、チマローザ、ドニゼッティなど実に60人に及ぶ作曲家が作曲し、イタリア・バロックの一時代を牽引する作品となりました。
この人気作を7人の登場人物で生き生きと描いたのが、夭折の天才作曲家ペルゴレージ(伊、1710-1736)。随所にちりばめられた魅力的で美しいアリアと、人物たちの心情を優美に彩る即興演奏等を効果的に用いて、より鮮明にドラマティックに物語を映し出し、バロックの世界に新風を巻き起こしました。オペラ・ブッファの先駆けと言われる『奥様女中』や、晩年の傑作「スターバト・マーテル」のイメージが強いペルゴレージですが、近年では『オリンピーアデ』をはじめ彼が遺した珠玉のオペラ・セリアの上演・録音化が世界各地で行われており、再び脚光を浴びています。
よりスリリングに、より情熱的に描かれる古代ギリシャの愛の物語に、日本を代表する豪華キャストが挑みます。
注目を集める日本初演を、ぜひ紀尾井ホールでお楽しみください。
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(写真左から)澤畑恵美、幸田浩子、望月哲也、彌勒忠史
■■■ 公演情報 ■■■
紀尾井ホール開館20周年記念バロック・オペラ
ペルゴレージ 歌劇『オリンピーアデ』(日本初演・セミステージ形式2部構成)

日時:2015年10月6日(火)/8日(木)いずれも18:30開演
会場:紀尾井ホール
出演:幸田浩子、澤畑恵美、彌勒忠史、望月哲也 他
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ペルゴレージ 歌劇「オリンピーアデ」 - 紀尾井ホール

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