大村博美(ソプラノ)、リカルド・タムラ(テノール)、小森輝彦(バリトン)。国際的評価を得ている名歌手たちによる、ヴェルディ、プッチーニのオペラ・アリアや重唱の数々!
イタリアオペラの名シーンをスケール豊かに歌いあげます。
【楽しみな共演】
今回は、ドイツのアルテンブルク・ゲラ市立劇場より宮廷歌手の称号を得て2012年11月に帰国後も、ヴェルディ『マクベス』のタイトルロールをはじめ、次々と目覚ましい活躍を続けている小森輝彦と、フランス在住で、1月-2月にはモントリオール・オペラで『オテッロ』のデズデーモナを歌い絶賛された大村博美が夢の共演。
さらに小森がゲラ市立歌劇場で活躍していたときに共演していた日系3世のリカルド・タムラが加わります。タムラはメトロポリタン・オペラで、2013年に『トスカ』のカヴァラドッシを歌い成功を収めてから、引く手あまたの大注目のテノール。
ピアノは、カルロ・ベルゴンツィのオーディションに合格後、アカデミア・ヴェルディアーナでベルカントを学び、国立ミラノ・ヴェルディ音楽院音楽院ディプロマを満点で卒業後、同音楽院のアシスタントとなり、イタリア国立クレモナ音楽院、ブレーシャ音楽院、ミラノ市立音楽院伴奏ピアニストとして活躍してきた熊谷邦子。
大村と小森は、東京二期会7月公演《二期会名作オペラ祭》『フィガロの結婚』(宮本亜門演出)にも伯爵夫人と伯爵役で出演いたします。
今回のコンサートを控え、大村と小森よりメッセージが届きましたので、ご紹介いたします。
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これまでヨーロッパで2つの違う演出でデズデーモナを歌い、この役とヴェルディの音楽への愛情を深めてきました。その想いを一杯こめて歌った今回のモントリオールオペラで、お客様・共演の方々と舞台で心が震えるような時間と空間を共有でき、オペラ歌手になってよかったと心から思いました! トッパンホールのプログラムでも再びこの『オテッロ』はもちろん、オペラからの名場面を小森さんとリカルドさんという最高の共演者に恵まれてできる幸せに感謝します。今年7月はオペラ『フィガロの結婚』で久々に二期会の公演にも出演でき、小森さんはじめ素敵な方々とご一緒に舞台を創っていけるのが今から楽しみで仕方がありません。 ――大村博美 |
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今回のトッパンホールでのコンサート、企画段階から関わらせていただけて、とても感謝しています。二期会本公演の『フィガロの結婚』で共演する大村さんとはいつかご一緒させていただきたいと思っていましたし、「盟友」リカルドと東京で共演できるのは、本当に幸せです。お二人の良さが発揮され、僕の専属歌手時代のレパートリーの中心だったヴェルディ、プッチーニによるプログラムです。どうぞお聴き逃しなく! ――小森輝彦 |
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■■■ 公演情報 ■■■
大村博美、リカルド・タムラ、小森輝彦
ヴェルディ、プッチーニを歌う
日時:2016年4月16日(土) 18:00開演
会場:トッパンホール
(東京メトロ有楽町線「江戸川橋駅」4番出口より徒歩約8分)
出演:大村博美(ソプラノ)、リカルド・タムラ(テノール)、
小森輝彦(バリトン)、熊谷邦子(ピアノ)
予定プログラム:
・ヴェルディ『ドン・カルロ』より
二重唱「まさしくあの方だ!~神よ、貴方が魂に」
「わが最後の日が来た」
・ヴェルディ『オテッロ』より
二重唱「もう夜も更けて」
「夜のことでした」~復讐の二重唱「大理石のような空にかけて誓う!」
「柳の歌」
・ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』より
三重唱「私の心は嫉妬のために」
「君の微笑み」
「恋はバラ色の翼にのって」
二重唱「この涙をご覧下さい~助かるのだわ」
・プッチーニ『マノン・レスコー』より
「こんな美しい女性は見たことがない」
「この柔らかなレースに包まれても」
・プッチーニ『トスカ』より
「星は光りぬ」
料金:全席指定 6,500円(学生3,000円)
予約:トッパンホールチケットセンター 03-5840-2222
▼公演詳細はこちらからご覧ください
・大村博美、リカルド・タムラ、小森輝彦 ヴェルディ、プッチーニを歌う - TOPPAN HALL
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・トッパンホールへの交通のご案内 - TOPPAN HALL
▼伯爵小森輝彦&伯爵夫人大村博美の出演日は7月15日と17日。“すべての人に名作を”
・2016年7月公演《二期会名作オペラ祭》W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』 - 東京二期会オペラ劇場
▼大村博美の公式サイトはこちら
・大村博美 ソプラノ | オペラ歌手・大村博美のオフィシャルサイト
▼小森輝彦の公式サイトはこちら
・オペラ歌手小森輝彦の公式サイト「テューリンゲンの森から」