いよいよ間近に迫った、東京二期会オペラ劇場公演『蝶々夫人』。
指揮者のダニエーレ・ルスティオーニが先日、初来日を果たしました。さっそく日本の人々の歩く速さに驚いたとのこと。しかし、本人も休む間もなく、取材にリハーサルにと大忙しの毎日です。
二期会キャストと初顔合わせとなったリハーサルでは、指揮台から飛びおり、歌手に近寄って、プッチーニの音楽を引き出しました。
1983年生まれの30歳。(明日、4月18日に31歳の誕生日を迎えます!)
2011年ロンドンのロイヤル・オペラほか、2010年から3年連続でミラノ・スカラ座に登場。国際オペラアワード2013最優秀新人賞を受賞したイタリアからの彗星のごとき俊才は、『蝶々夫人』公演を前に、九州は福岡で、日本デビューを飾りました。13日(日)アクロス福岡で開催された九州交響楽団。ルスティオーニは、プッチーニ『マノン・レスコー』の「間奏曲」と、ドヴォルザーク「チェロ協奏曲」、そして、ムソグルスキー(ラヴェル編曲)「展覧会の絵」の3曲を指揮しました。九州交響楽団の方からは、「大成功!お客様がいつもの3倍喜んで下さった」と大喜びの声を聞いています。
(写真提供:九州交響楽団)
九州から再び東京に戻ると、今度は東京都交響楽団とのオーケストラリハーサル。そして、いよいよ東京文化会館での舞台稽古が始まります。
栗山芸術の集大成である舞台と、若きマエストロが導く音楽。今シーズン最高の『蝶々夫人』は、ぜひ〈二期会名作オペラ祭〉で!
▼ルスティオーニのインタビュームービーもご覧ください!
▼公演期間は4月23〜27日! 公演の情報はこちらから
・2014年4月公演《二期会名作オペラ祭》G.プッチーニ作曲『蝶々夫人』 - 東京二期会
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