
一説によれば、オペラ『ナクソス島のアリアドネ』に描かれている青年作曲家は
          若き日のモーツァルトをモデルにしていると言われています。
リヒャルト・シュトラウス 『ナクソス島のアリアドネ』1幕より 作曲家
          自ら作曲したオペラが今宵上演されることに期待をふくらませながら、
          なおも作曲の霊感を得て浮かんでくるメロディーを夢心地に口ずさみます。
        
リヒャルト・シュトラウス 『ナクソス島のアリアドネ』1幕より 作曲家
          コケティッシュなツェルビネッタの魅力に心惹かれて、「音楽は神聖な芸術なのです!」
          と気分をいっそう高揚させます。共演は音楽教師役の加賀清孝(バリトン会員)。
東京二期会公演『ナクソス島のアリアドネ』より
          2008年6月28日 東京文化会館
          指揮:ラルフ・ワイケルト
          管弦楽:東京交響楽団