2015年09月 アーカイブ

山下浩司 バス・バリトン リサイタル
シューベルト歌曲集 「美しき水車小屋の娘」全曲演奏!!

二期会オペラ『フィガロの結婚』のタイトルロール、『パルジファル』グルネマンツをはじめ、数々のオペラで主要な役を務め、また宗教曲等のソリストとしても数多く出演しているバス・バリトンの山下浩司が、初のソロリサイタルをハクジュホールにて開催いたします。
気になるプログラムですが、なんとシューベルトの歌曲集「美しき水車小屋の娘」全曲をお届けします。
この「美しき水車小屋の娘」の歌曲集は、一般的に「冬の旅」、「白鳥の歌」と並び、“シューベルト3大歌曲集”の一つと称されます。
修業の旅に出た粉職人の青年が、美しい水車小屋の娘に恋をするが、狩人が現れて彼女を奪っていき、悲しく立ち去る若者は小川に語りかけ、永遠の眠りにつく…という物語からなり、20曲の歌によって語られます。
全曲通したこの物語を、山下浩司はどのように表現をし、歌いあげるのか、目が離せません。
ピア二ストは、IL DEVU(イル・デーヴ)のメンバーとしても多くの舞台を共にし、絶大な信頼を寄せる河原忠之。日本を代表する歌手や奏者がその共演者に挙って指名する、人気ピアニストとの息の合った演奏にも、今から期待が高まります。
チケットは2015年10月5日(月)より発売開始です。
全席指定ですので、良い席はお早めにお求めください。

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(C)Nobuo MIKAWA
■■■ 公演情報 ■■■
山下浩司 バス・バリトン リサイタル
~美しき水車小屋の娘~

日時:2016年1月11日(月・祝) 14:00開演(13:30開場)
会場:Hakuju Hall (白寿ホール)
料金:(全席指定)一般3,500円、学生2,500円
出演:山下浩司(バス・バリトン)、河原忠之(ピアノ)
プログラム:
   F.シューベルト「美しき水車小屋の娘」D795 全曲

▼公演ページ・チケットのお求めはこちらから
山下浩司 バス・バリトン リサイタル|コンサートラインアップ - 東京二期会

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紀尾井ホールが開館20周年を記念してお送りする、ぺルゴレージのオペラ『オリンピーアデ』とは!?

いよいよ10月6日(火)・8日(木)にセミ・ステージ形式で日本初演されるペルゴレージ作曲のバロック・オペラ『オリンピーアデ』。
この作品の台本を書いたピエトロ・メタスタージオ(伊、1698-1782)は、『皇帝ティトの慈悲』をはじめ数多くの優れた作品を世に送り、イタリアの作曲家のみならずヘンデル、ハイドン、そしてモーツァルトらもこぞって取り上げるほど、広くヨーロッパで絶大な人気を得ていました。『オリンピーアデ』もヴィヴァルディ、チマローザ、ドニゼッティなど実に60人に及ぶ作曲家が作曲し、イタリア・バロックの一時代を牽引する作品となりました。
この人気作を7人の登場人物で生き生きと描いたのが、夭折の天才作曲家ペルゴレージ(伊、1710-1736)。随所にちりばめられた魅力的で美しいアリアと、人物たちの心情を優美に彩る即興演奏等を効果的に用いて、より鮮明にドラマティックに物語を映し出し、バロックの世界に新風を巻き起こしました。オペラ・ブッファの先駆けと言われる『奥様女中』や、晩年の傑作「スターバト・マーテル」のイメージが強いペルゴレージですが、近年では『オリンピーアデ』をはじめ彼が遺した珠玉のオペラ・セリアの上演・録音化が世界各地で行われており、再び脚光を浴びています。
よりスリリングに、より情熱的に描かれる古代ギリシャの愛の物語に、日本を代表する豪華キャストが挑みます。
注目を集める日本初演を、ぜひ紀尾井ホールでお楽しみください。
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(写真左から)澤畑恵美、幸田浩子、望月哲也、彌勒忠史
■■■ 公演情報 ■■■
紀尾井ホール開館20周年記念バロック・オペラ
ペルゴレージ 歌劇『オリンピーアデ』(日本初演・セミステージ形式2部構成)

日時:2015年10月6日(火)/8日(木)いずれも18:30開演
会場:紀尾井ホール
出演:幸田浩子、澤畑恵美、彌勒忠史、望月哲也 他
▼公演の詳細、ご予約、お問合せはこちら
ペルゴレージ 歌劇「オリンピーアデ」 - 紀尾井ホール

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『ダナエの愛』ユピテル役、バリトン大沼 徹からのメッセージ

『ダナエの愛』舞台上演日本初演まで、あと7日!ついにあと1週間となりました。
本日は、ギリシア神話の主神ユピテルを演じるバリトン大沼 徹からのメッセージです。

大沼: 「ユピテルに書かれた音楽というのは、とても雄弁で、雄大で、まさに英雄といった感じなのですけれども、第3幕の最後になると……、どこか、黄昏れているのですよね。日本語でいうと、渋いというか、枯淡というか、うまく言えないのですけれども。
このオペラは、リヒャルト・シュトラウス晩年の作品です。最後のユピテルに自分を重ねているのだとしたら、どこか老いていく自分、この世から消えていく自分というものを、投影させていたのではないか、と思います。」
▼公演詳細ページはこちら。大沼は10月3日(土)に出演致します!
東京二期会オペラ劇場2015年10月公演 R.シュトラウス『ダナエの愛』 - 東京二期会
 (2015年10月2・3・4日/東京文化会館大ホール)
▼10月2日と3日の公演ではプレミエ・キャンペーンを開催します!
2015年10月公演『ダナエの愛』~プレミエ・キャンペーン発表! - 二期会blog

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10/10(土)~新橋のオペレッタのメッカ!音楽レストラン・アルテリーベ東京で、『ウィーン気質』キャスト髙橋 維と小貫岩夫のスペシャル・ディナーを開催!

音楽レストラン「アルテリーベ東京」が誕生したのは今から50年前。二期会の伝説的バリトン立川清登が、当時の社長に「1年中オペレッタが聴けるレストランを、若い歌手たちに毎日歌えるステージを」とアイデアを披露したことが、音楽レストラン誕生の源泉となったと伺いました。
オープン当初から二期会と繋がりのあるお店だったんですね。
さて、その「アルテリーベ東京」で10月10日(土)に開催されるディナーに登場するのは、ソプラノ髙橋 維とテノール小貫岩夫!! 東京二期会オペラ劇場11月公演ヨハン・シュトラウス『ウィーン気質』で共演するふたりによる、スペシャル・ディナーです。ピアノは比留間千里。

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ソプラノ
髙橋 維
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テノール
小貫岩夫

『ウィーン気質』公演でも、二人は同じ組で共演。主役のツェドラウ伯爵演じる小貫岩夫は、最近の二期会オペレッタだけでも『こうもり』アイゼンシュタイン、『チャールダーシュの女王』エドウィンと続けて主演。今や二期会オペレッタの看板男性歌手です。
髙橋 維は、二期会ニューウェーブ『ジューリオ・チェーザレ』クレオパトラ、二期会『魔笛』夜の女王に続いての出演。デビューの年に、なんと3本目!
この度のスペシャル・ディナーでは、「ウィーン」と「オペレッタ」をテーマに、19:00と20:00の2回、それぞれ30分のステージをお届けいたします。
『ウィーン気質』のあのおなじみのワルツや、オペレッタといえば欠かせないあの名曲でのおもてなし。最高の週末をお過ごしください!
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京
二期会オペレッタ『ウィーン気質』キャスト・スペシャル・ディナー

日時:2015年10月10日(土) 18:00開店
   第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:8,228円(コース料理・ワンドリンク付き・音楽料込)
出演:髙橋 維(ソプラノ)、小貫岩夫(テノール)、比留間千里(ピアノ)
▼イベントの詳細・お問合せ・ご予約はこちら
二期会プレコンサート「ウイーン気質」 - アルテリーベ東京
 TEL. 03-3519-7007
▼11月21日開幕!オペレッタ『ウィーン気質』公演情報はこちら
東京二期会オペラ劇場2015年11月公演 J.シュトラウスII世『ウィーン気質』 - 東京二期会
 髙橋と小貫の出演日は11月21日(土)と23日(月・祝)!
▼『ウィーン気質』お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター TEL.03-3796-1831

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NHK音楽祭2015に先駆け、「オープニング・コンサート」に鷲尾麻衣が出演!

音楽が持つ“本物の魅力”に触れ、豊かで質の高い文化の創造に貢献すべく2003年に創立された「NHK音楽祭」。放送開始90年を記念した本年は “MEET the CLASSICS~名曲と出会う場所~” をコンセプトに、多彩なプログラムが展開されますが、その幕開けを飾る「オープニング・コンサート」が9月30日(水)に NHKホールから公開番組として生放送されます。
NHKのクラシック番組から豪華出演者たちが集い、それぞれの番組より“おススメの1曲”を生演奏でご紹介する、そのスペシャルな1夜にソプラノの鷲尾麻衣が出演!NHK-FM「DJクラシック」でおなじみの錦織健氏の相手役として、寸劇付きでオペラの名曲をお届け致します。
有名曲から知られざる名曲まで、クラシック音楽の多彩な魅力を存分にお楽しみください。
201509_washio_mai.jpg 鷲尾麻衣
◆◆◆ 放送情報 ◆◆◆
NHK音楽祭2015  オープニング・コンサート
放送日時:2015年9月30日(水) 19:00~21:10
放送局:NHK-FM
内容:NHKホールにて行われる、NHK音楽祭2015 オープニング・コンサートの模様を生放送
▼番組情報ページはこちら
イベント詳細・申込(NHK音楽祭2015 公開番組・イベント) - NHKネットクラブ
▼ネットラジオでもお楽しみいただけます!
らじる★らじる - NHKネットラジオ
※局の都合により放送予定が変更になる場合があります。

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9/30(水)は、恋人役どうしで贈る、ラリアンス・オペラ・コレクション

本格的なフレンチと本格的なオペラの歌声をお楽しみいただくシリーズ・コンサート、ラリアンス・オペラ・コレクションは、来る9月30日(水)の開催でちょうど10回目を迎えます!
今回は、11月公演『ウィーン気質』のキャストから、ペピ役のソプラノ守谷由香と、ヨーゼフ役のテノール升島唯博が出演。ふたりは舞台上では恋人どうし。本公演さながらの息の合ったステージをお届けしたいと思います!

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ソプラノ守谷由香
201509_masujima_tadahiro.jpgテノール升島唯博

コンサートと11月の本公演にむけて、二人に意気込みを伺いました。
――『ウィーン気質』でのお二人の役について
升島: ヨーゼフは、ドイツの小国、ロイス・グライツ・シュライツ国からウィーンに大使として派遣されているツェドラウ伯爵の部下です。大使や本国の侯爵との連絡役から雑用なども引き受けて、伯爵の右腕として働いています。
守谷: その恋人がお針子のペピです。彼女は底抜けに明るく無邪気で朗らかな女性ですがヤキモチ焼きで、ヨーゼフがつれないと腹いせにツェドラウ伯爵のお誘いにのってしまうという・・・なんとも可愛らしい?! 気の強い女性です。
――お二人は、どんな場面で活躍するのですか?
升島: このオペレッタの一番はじめにアリアを歌うのがヨーゼフです。王子様の歌うようなリリックなアリアではありませんが、軽快に歌われます。
その後も、物語の合間合間に登場しては、彼の仕事と同じように色んな状況を上手に取り繕っていきます。
守谷: 第3幕はヒーツィングのお祭り会場になりますが、ペピは第1幕からずーっとお祭りのことで頭がいっぱいです。お祭りデートの約束をヨーゼフにドタキャンされて代わりに伯爵を追いかけるときも軽快なポルカのリズムで歌います。嬉しい時や怒っているときはポルカ、悲しい時や困っているときはワルツ。華やかで明快なシュトラウスの音楽はペピのキャラクターを表していると思います。もちろんオペレッタですので歌唱だけでなくこれらの舞曲のリズムに乗せたダンスも大きな見どころです!!

――今回の、ラリアンス・オペラ・コレクションにむけて
升島: 共演者の守谷さんは、本公演でも私と同じ組のペピ役を歌うソプラノです。オペレッタの舞台の前に、こうして一緒のステージを作ることをとても楽しみにしています。
守谷: 素敵なラリアンスで升島さんとともに演奏させていただけることとても光栄に思います!升島さんは10年以上ドイツにご留学なさっていてドイツ語もとても堪能ですし本場でオペレッタ出演もなさった方です。たくさんの刺激やヒントをいただけそうで本当に楽しみです。
升島: 今回はオペレッタの曲を多く取り入れたプログラムとなっています。
そして『ウィーン気質』の曲も少しだけご紹介します。息の合った恋人同士のアンサンブルを是非お楽しみください!
守谷: オペレッタならではの軽快な音楽でみなさまと楽しいひとときを過ごせたらと思います。どうぞお越しください。

■■■ イベント情報 ■■■
《ラリアンス オペラ・コレクション with 二期会 VOL.10》
~ラリアンスで迎えるオペラ開幕の秋、音楽の都ウィーンを中心に~

日時:2015年9月30日(水) 18:00開店
    第1ステージ 19:30~/第2ステージ 20:30~
    ※ご予約はお好きなお時間で承ります
会場:神楽坂「ラリアンス」
    (「飯田橋駅」JR西口より徒歩2分・地下鉄B3出口より徒歩1分)
コースと料金:(ステージ・サービス料・税込)
    ・ムニュ"神楽"コース 8,500円~
    ・シェフ"大堀"コース 13,500円~
    ※ミュージックチャージ等の特別料金は一切かかりません
出演:守谷由香(ソプラノ)、升島唯博(テノール)、高田恵子(ピアノ)
予定プログラム:
    <第1部>
    ヴェルディ 『椿姫』より 乾杯の歌
    バーンスタイン 『キャンディード』より 着飾ってきらびやかに
    モーツァルト 『後宮からの逃走』より さあ、闘いだ!
    J.シュトラウスII 『こうもり』より 乾杯の歌
    <第2部>
    レハール 『微笑みの国』より 君は我が心
    J.シュトラウスII 『こうもり』より 侯爵様、あなたのようなお方は
    J.シュトラウスII 『ウィーン気質』より おはよう、私のヨーゼフ
▼詳細・ご予約・お問合せはこちらから
ラリアンス・オペラ・コレクション with 二期会 - 神楽坂ラリアンス
 東京都新宿区神楽坂2-11 電話:03-3269-0007
▼オペレッタ『ウィーン気質』~守谷由香と升島唯博は、本公演でも同組で共演します!
東京二期会オペラ劇場2015年11月公演 J.シュトラウスII世:オペレッタ『ウィーン気質』 - 東京二期会

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『ダナエの愛』ミダス役、テノール福井 敬からのメッセージ

『ダナエの愛』舞台上演日本初演まで、ついにあと2週間!
今日は、主役ミダスを演じるテノール福井 敬のメッセージをお届けいたします!
歌うときと同じようなエネルギーを、言葉ひとつひとつに込めるような仕方で語りかける福井。どうぞご覧ください。

「ミダスは、もともとはロバ追いの少年、若い男の役です。
ですが、少年は、とある神から、すべてのものを黄金に変える力を授かります。」
「神から与えられたこの黄金の力を、人間ミダスはどのように使うのでしょうか。そこに、このオペラの見どころがあると思います。そして、もちろん主人公である女神ダナエとの愛の行方も」
「舞台上演日本初演にむけて、皆で新しいものを生み出していこうという気概が、この稽古場に満ち溢れているように思います」
「『ダナエの愛』は、リヒャルト・シュトラウスが書きたかった音楽、そして彼自身がイメージするドラマその全てが、120%注ぎこまられたオペラだと思います」
人間の愛とはなんだろう、という究極のところを、存分に楽しめるオペラだと思います。ぜひご覧になってください!」

確かに、私たち人間は、それが神から与えられた力かどうかはわからないとしても、全てを黄金という価値に変える力をもって、こんにちの繁栄を築いてきました。今、私たちはそれをうまく使いこなしているでしょうか。
福井の言葉どおり、人間ミダスはこの力をどのように使うのでしょう。そして、なぜその力と対置されるように、ミダスとダナエの愛が描かれるのでしょうか。
世界初演から63年。シュトラウス本人が立ち会ったザルツブルクでのゲネプロから71年。遅まきながら、今日本で初演するにあたり、このオペラのテーマはますます切実なものになってきたようです。
黄金と人間の愛と。両方の力を持っている人物は、このオペラではミダスのみ。このオペラの中心軸のような存在です。
福井 敬が演じるミダスが観られるのは、10月2日(金)と4日(日)の2日です!
▼公演詳細ページはこちら
東京二期会オペラ劇場2015年10月公演 R.シュトラウス『ダナエの愛』 - 東京二期会
 (2015年10月2・3・4日/東京文化会館大ホール)
▼10月2日と3日の公演ではプレミエ・キャンペーンを開催します!
2015年10月公演『ダナエの愛』~プレミエ・キャンペーン発表! - 二期会blog

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宮本益光バリトンリサイタル「歌劇場への誘い」~公演迫る!

本年12月の神奈川県民ホール開館40周年記念オペラ『金閣寺』でも主演が決定しているバリトン宮本益光が、ウィーン国立歌劇場で絶大な信頼を得ている音楽コーチ、マッツ・クヌッソン氏を迎え、藝大時代からの朋友、加藤昌則氏のナビゲーターとともに、皆様を素晴らしい歌劇場の世界へと誘います。
これまで様々なオペラやコンサートにおいて大役を経験し、常に注目を集めている宮本だからこそ見える何かがあり、また「今」伝えたいものがあります。
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≪リサイタルに向け、宮本からメッセージが届きました≫
「こんなことを告白すると笑われそうですが、初めてウィーン国立歌劇場のステージを見学させてもらったとき、その床に口づけしたい気持ちになりました。
自分がオペラ歌手と名乗っていいのか…日本で歌っていると、そんな想いが頭をよぎることも少なくありません。
しかし私のその衝動こそ、私がオペラの世界に、たとえ端っこでも存在する証だと感じ入った次第です。
その憧れの世界で活躍されているマッツ・クヌッツソンさんとの共同作業は、私にこれまでにないほどの音楽家としての喜びを与えてくれました。
私の道にはまだまだ続きと拡がりがある…そんな可能性を示してくれたマッツさんとの舞台こそ、今の私が立つべき場所、つまり私の歌劇場なのです。」

圧倒的な存在感と魅力をもつ、バリトン宮本益光がお贈りする午後にどうぞご期待ください!

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宮本益光バリトンリサイタル「歌劇場への誘い」
日時:2015年9月27日(日) 14:00開演
会場:銀座・王子ホール
料金:全席自由 ¥5,000
出演:
  宮本益光(バリトン) 
  マッツ・クヌッソン(ピアニス ト・オペラコーチ) 
  ナビゲーター=加藤昌則 (作曲家・ピアニスト)
予定プログラム:
  モーツァルト
    『フィガロの結婚』より “もう飛ぶまいぞこの蝶々”
    『ドン・ジョヴァンニ』より “窓辺のセレナーデ”/“シャンパンの歌”
  ドニゼッティ
    『愛の妙薬』より “美しいパリスが一番の美女に”
  コルンゴルト
    『死の都』より “我が憧れ、我が幻”
  ヴァーグナー
    『タンホイザー』より “夕星の歌”
  マスネ
    『エロディアード』より “幻想のアリア”    ほか

▼公演ページ・チケットのお求めはこちらから
宮本益光バリトンリサイタル|コンサートラインアップ - 東京二期会
▼会場へのアクセスはこちら
アクセスマップ - 王子ホール

宮本益光(みやもと ますみつ) バリトン
東京藝術大学博士課程修了。学術(音楽)博士。オペラ歌手として『欲望という名の電車』(日本初演)スタンリー役の好演で一躍脚光を浴び、宮本亜門演出『ドン・ジョヴァンニ』では新時代のドン・ジョヴァンニ像を演じ各方面より絶賛された。その後もびわ湖ホール『ラ・ボエーム』、二期会『ドン・ジョヴァンニ』、新国立劇場『鹿鳴館』、日生劇場『メデア』(日本初演)など話題作に次々と登場。2012年には会津白虎隊をテーマとしたオペラ『白虎』で台本を担当し高い評価を得た。元スカラ座首席フルート奏者率いるアンサンブルとイタリア各地での演奏を重ねている。
また、今年12月には神奈川県民ホールでオペラ『金閣寺』に主演が決まっている。
著書に『宮本益光とオペラへ行こう』『もしも歌がなかったら』、作詞作品に『あしたのうた』『歌いたがりの歌の歌』(加藤昌則作曲)、『うたうたう』(信長貴富作曲)などがある。
二期会会員
公式サイト:Masumits Miyamoto Website

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加納悦子~ドイツ・リートをめぐる風景~ 第2夜は《白鳥の歌~辞世のリート~》

前回、17世紀の知られざるドイツ歌曲にスポットライトを当て、その多彩な歌い分けで絶賛を博した加納悦子。
平成27年度文化庁芸術祭参加公演となる「第2夜」は《白鳥の歌~辞世のリート~》と題し、ドイツ・リートの2大巨匠、「歌曲王」シューベルトと、“愛”を歌で描いたシューマン、それぞれが最晩年に書いた作品群を取り上げて演奏します。
まずシューベルトからは彼のリート作品の集大成と言える、死後友人らによって集められた遺作集『白鳥の歌』より、レシュタープの詩による7曲を。
シューマンの作品からは、美しい旋律の中に苦悩と哀愁が見え隠れする1851年の作品『6つの歌』、幼くしてこの世を去った薄幸の少女が残した詩に、シューマン自身が深い感銘を受けて作曲した『7つの歌~エリザベト・クルマンを偲んで~』、そしていいようのない淋しさが漂い、歌詞の内容とも相まって、どこかシューマン自身の晩年を暗示しているようにも聴こえる『メアリ・スチュアート女王の詩』を掘り下げます。
今回取り上げるシューマンの作品を収めたアルバム《メアリ・スチュアート女王の詩 シューマン・後期歌曲集》では、命を削りながら作曲に取り組んだシューマンの心情に迫る加納の歌唱が高く評価され、第51回レコード・アカデミー賞を受賞しております。
二人の巨匠が魂を込めて送り出した名曲に、新たな命を吹き込む一夜。ぜひお聴き下さい。
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■■■ 公演情報 ■■■
geijutsusai.jpg 平成27年度(第70回)文化庁芸術祭参加公演
『加納悦子・三題 ~ドイツ・リートをめぐる風景~』
第2夜《白鳥の歌~辞世のリート~》

日時:2015年10月15日(木) 19:00開演
会場:リリア(1F)・催し広場
料金:全席自由 一般2,000円/学生1,000円
出演:
  加納悦子(メゾ・ソプラノ) 
  石井里乃(ピアノ)
  國土潤一(構成・お話)
予定プログラム:
  F.シューベルト
   『白鳥の歌』D957 より
   愛の使い/兵士の思い/春の憧れ/セレナーデ/
   仮の宿/遠い国で/別れ
  R.シューマン
   『6つの歌』OP.107
   『7つの歌~エリザベト・クルマンを偲んで~』OP.104
   『メアリ・スチュアート女王の詩』OP.135
▼公演詳細はこちら
リリア“歌の花束” 加納悦子・三題 ~ドイツ・リートをめぐる風景~ - 川口総合文化センター リリア

201509_kanou_etsuko_02.jpg ●●● CD情報 ●●●
シューマン「6つの歌」「7つの歌~エリザベト・クルマンを偲んで」「メアリ・スチュアート女王の詩」を収録
≪メアリ・スチュアート女王の詩 シューマン後期歌曲集 SCHUMANN Späte Lieder≫
絶賛発売中!/ALCD-7172/¥2,800+税
▼アルバム詳細はこちら
加納悦子【メアリ・スチュアート女王の詩 シューマン後期歌曲集】 - ALM RECORDS
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ぺルゴレージのバロック・オペラ『オリンピーアデ』、紀尾井ホールにて日本初演!

紀尾井ホール開館20周年を記念し、ペルゴレージ作曲のバロック・オペラ『オリンピーアデ』が、10月6日(火)・8日(木)に日本初演されます。
古代オリンピック競技を巡って愛憎渦巻く人間模様を描き出すべく、日本を代表する豪華キャストが集結。
指揮・チェンバロを務めるのは、オペラを熟知するピアニストとして引く手あまたである一方、近年指揮者としても目覚ましい活躍を遂げる河原忠之氏、演出には東京二期会公演でも数々の作品を手掛け、高い評価を受けている粟國 淳氏、さらにヴァイオリニスト石田泰尚氏をリーダーに、本公演のために特別編成された「紀尾井オペラ・アンサンブル」が華を添えます。二期会からは、恋人に去られた失意の中アリステアを見初め、彼女を手に入れようと策略をめぐらす「クレタの王子」リーチダにソプラノ澤畑恵美、結婚を反対された揚句、オリンピック競技で優勝した者との結婚を強いられるアリステアにソプラノ幸田浩子、リーチダの良き理解者である、叔父で後見人のアミンタにテノール望月哲也、アリステアの父クリステーネの忠実な部下であり、そして物語の鍵を握るアルカンドロをカウンターテナーの彌勒忠史が演じます。
紀尾井ホール ウェブサイトの当公演ホームページには、物語の人物相関図や前日譚が掲載されており、より本作の奥深さ、ペルゴレージによる緻密な人物描写をお楽しみ頂けます。
2020年の東京オリンピックを前に、一足早く紀尾井ホールに訪れる古代ギリシャの風。残席僅か、貴重な日本初演をどうぞお見逃しなく!
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(写真左から)澤畑恵美、幸田浩子、望月哲也、彌勒忠史
■■■ 公演情報 ■■■
紀尾井ホール開館20周年記念バロック・オペラ
ペルゴレージ 歌劇『オリンピーアデ』(日本初演・セミステージ形式2部構成)

日時:2015年10月6日(火)/8日(木)いずれも18:30開演
会場:紀尾井ホール
出演:幸田浩子、澤畑恵美、彌勒忠史、望月哲也 他
▼公演の詳細、ご予約、お問合せはこちら
ペルゴレージ 歌劇「オリンピーアデ」 - 紀尾井ホール

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音楽評論家・堀内修によるオペラ『ダナエの愛』イントロダクション

東京二期会オペラ劇場2015年10月公演リヒャルト・シュトラウス作曲オペラ『ダナエの愛』公演にむけて、この作品の魅力について、音楽評論家の堀内修先生にお話を伺いました!

「これはおそらく、リヒャルト・シュトラウスのオペラのもっとも不遇なオペラ
「『ダナエの愛』は、シュトラウスのオペラの中で、おそらく一番上演されてこなかったオペラ。ですから、その評価はこれから私たちが決めることができる」
「このオペラは不思議な3幕構成。1、2幕の物語は喜劇でもあって、深い悲劇でもある。悲劇と喜劇の混交。」
「第3幕は、そうした物語がピタリ止まって、たっぷりとした歌が始まる。ユピテル(バリトン)の嘆きの歌と、あるいはミダス(テノール)とダナエ(ソプラノ)による愛の喜びの歌。このオペラの聴きどころ
「ユピテルのいる輝く黄金の世界ではなく、貧しいミダスの家にこそわれわれにとっての本当の幸福がある、という実感こそが、このオペラの感慨であると思います」
1幕2幕では、コメディとシリアスが入り混じった不思議な物語の展開を見守り、そして3幕では、リヒャルト・シュトラウスの極上の音楽を心ゆくまで堪能する……もう、リヒャルト・シュトラウスに身を委ねるようにしてお愉しみいただけるオペラです。『ダナエの愛』の記念すべき舞台上演日本初演まで、あと25日を切りました!この3日間を逃せば、今度いつ『ダナエ』を上演できるかどうか、わかりません。
この機会をどうぞ逃がされませんように!

▼公演詳細ページはこちら
東京二期会オペラ劇場2015年10月公演 R.シュトラウス『ダナエの愛』 - 東京二期会
 (2015年10月2・3・4日/東京文化会館大ホール)
▼10月2日と3日の公演ではプレミエ・キャンペーンを開催します!
2015年10月公演『ダナエの愛』~プレミエ・キャンペーン発表! - 二期会blog

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マエストロ 阪 哲朗、オペレッタ『ウィーン気質』の魅力を語る!

東京二期会オペラ劇場2015年11月公演は、ヨハン・シュトラウスII世作曲オペレッタ『ウィーン気質』。その魅力について、今回の指揮者、阪 哲朗に語ってもらいました!

現在は、ドイツ・レーゲンスブルク歌劇場の音楽総監督を務めている阪。2008/09年末年始には、ウィーン・フォルクスオーパーの『こうもり』を指揮して、大変な話題となりました。
本場のウィンナ・オペレッタの粋を知りつくしている阪が、2007年『天国と地獄』以来、二期会公演に帰ってきました!
▼〈人生は、こんなにも愉快ー〉『ウィーン気質』公演情報はこちら
東京二期会オペラ劇場2015年11月公演 J.シュトラウスII世 オペレッタ『ウィーン気質』 - 東京二期会

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“3年に1度”七会七色の饗宴!「全国二期会サミットコンサート」

“3年に1度”の大イベント「全国二期会サミットコンサート」。
普段はそれぞれの地域において活動する全国の各二期会が、東京文化会館で一堂に会します。
5回目となる今回も、北海道、東京、名古屋、関西、中国、四国、大分と、全国“七”二期会が、各地を代表するソリスト達を選出し、渾身の一曲をご披露致します。
東京二期会からは、本年11月オペレッタ『ウィーン気質』に伯爵夫人役で出演予定のソプラノ澤畑恵美と、来年2月オペラ『イル・トロヴァトーレ』にマンリーコ役で出演予定のテノール小原啓楼が“東京二期会の顔”として出演致します!

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ソプラノ
澤畑恵美
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テノール
小原啓楼
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司会・進行
池田直樹

コンサートでは各地を代表するソリスト達が、それぞれに想いをのせた一曲をご披露致しますが、プログラミングにも大注目です!
池田直樹の司会進行が更に会場を盛り上げること間違いなしですので、どうぞご期待ください!
公演もいよいよ間近です。皆様のご来場をお待ちしております。

150920summit_thumb.jpg ■■■ 公演情報 ■■■
全国二期会サミットコンサートV
日時:2015年9月20日(日) 16:00開演(15:30開場)
会場:東京文化会館 小ホール
料金:(全席自由)¥4,000
出演団体:〈全国七二期会〉
北海道二期会、東京二期会、名古屋二期会、関西二期会、中国二期会、四国二期会、大分二期会
司会・進行:池田直樹

▼予定演奏曲等詳細はこちら
全国二期会サミットコンサートV - 東京二期会

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2015年東京音楽コンクール本選でバリトン清水勇磨が優勝

第13回東京音楽コンクール声楽部門の本選が2015年8月28日(金)に行われ、第1位にバリトンの清水勇磨(しみず ゆうま)が選ばれました。今回、4回目の挑戦での優勝となりました。
第1位の清水には賞金100万円が贈られ、2016年1月11日(月・祝)の東京音楽コンクール優勝者コンサートにも出場いたします。大学院時代から論文でも取り上げ、レパートリーとしてきたヴェルディ『アッティラ』は、思い入れも深い曲。今後は将来のヴェルディ・バリトンを目指してレパートリーを増やしてゆくとのこと。
尚、2016年1月24日に行われる日本演奏連盟主催「新進演奏家育成プロジェクトリサイタルシリーズ」(東京文化会館小ホール)にも出演する予定です。

201509_shimizu_yuuma.jpg 「東京音楽コンクールで、最高の評価をして頂いた事を大変嬉しくまた光栄に思っております。同コンクールは最終審査がオーケストラという事もあり、私自身かなりの緊張感がありましたが園田マエストロにお助け頂き安心して表現する事に集中出来ました。まだまだ未熟な面は否めませんが、また次に向かい一つ一つやっていきたいと思います。」
    ―― 清水勇磨

清水勇磨(しみず ゆうま)バリトン 1986年8月2日生(29歳)
国立音楽大学附属音楽高等学校を経て、2009年国立音楽大学卒業、2012年国立音楽大学大学院オペラコース修士課程首席修了、修了時に最優秀賞受賞。
2010年ボローニャ歌劇場付設イタリアオペラ研修所夏期マスタークラスに参加。公益財団法人野村財団より2013年度上期芸術文化助成を受け、イタリア、パルマにて研修。
2011年第47回日伊声楽コンコルソ入選、2014年第50回日伊声楽コンコルソ入選、第12回東京音楽コンクール入選。
2011年国立音楽大学大学院オペラ『フィガロの結婚』伯爵役、2015年3月国立音楽大学音楽研究所オペラ公演 ニーノ・ロータ『フィレンツェの麦わら帽子』エミーリオ役にて出演。
二期会会員
また今回のコンクールでは、2015年5月二期会ニューウェーブ・オペラ『ジューリオ・チェーザレ』クーリオに続いて10月の東京二期会『ダナエの愛』にも出演予定の、杉浦隆大(すぎうら たかひろ/バリトン)も入賞しており、若き逸材たちのさらなる活躍に注目が集まっています。

▼東京音楽コンクールの詳細はこちら
第13回東京音楽コンクール 本選 声楽部門 - 東京文化会館
▼2016年1月11日(月・祝)開催の優勝者コンサートの情報はこちら
第13回東京音楽コンクール 優勝者コンサート - 東京文化会館

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【受賞報告】ソプラノのチョン・ウォルソン(田月仙)が、平成27年度外務大臣表彰受賞

去る8月27日(木)、東京・飯倉会館にて平成27年度外務大臣表彰式が行われ、ソプラノのチョン・ウォルソン(田月仙)が、岸田文雄外務大臣より表彰を受けました。
国際関係の様々な分野で活躍し、日本と諸外国の友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で、特に顕著な功績のあった個人・団体を表彰する本賞において、チョン・ウォルソンは日本と大韓民国との相互理解の促進を称えられての受賞となります。
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<授与の様子>
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<表彰式時の1枚。岸田文雄外務大臣(右)とチョン・ウォルソン>
チョン・ウォルソンはこれまでに、ワールドカップ日韓共催時内閣総理大臣主催韓国大統領歓迎公演での独唱等、数多く日韓の重要な場面でその歌声を披露してまいりました。
日韓国交正常化50周年を迎えた本年の二期会WEEK第3夜でも両国への想いを歌に託し、今月9月27日(日)には長年日韓の懸け橋となってきた彼女の集大成とも言える舞台『ザ・ラストクイーン ~朝鮮王朝最後の皇太子妃~』が、新国立劇場中劇場にて世界初演されます。
日本の皇族であり、朝鮮王朝最後の皇太子妃でもあった李(り) 方子(まさこ)妃の語られざる「心の軌跡」に迫るべく、自らが取材を続け、また近年発見された当時の貴重な資料を元に、オペラという形で描き出します。

201509_chon_wolson_03.jpg ■■■ 公演情報 ■■■
日韓国交正常化50周年記念特別企画
『ザ・ラストクイーン ~朝鮮王朝最後の皇太子妃~』

日時:2015年9月27日(日) 14:00~/17:00~ (2公演)
会場:新国立劇場中劇場
出演:チョン・ウォルソン(田月仙、ソプラノ)、 富永 峻(ピアノ)、高橋 明邦(打楽器) 他
▼詳しい情報はこちらの公演ホームページをご覧ください
オペラ「ザ・ラストクイーン」(日本語ページ) - Opera The Last Queen

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2015年10月公演『ダナエの愛』~プレミエ・キャンペーン発表!

東京二期会オペラ劇場10月公演リヒャルト・シュトラウス『ダナエの愛』舞台上演日本初演にむけ、その記念すべきプレミエにて、今回も『リゴレット』『魔笛』に続くプレミエ・キャンペーンを実施します!
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◆10月2日(金) 指揮:準・メルクル 特別限定ダイジェストCDをご来場先着1,500名様にプレゼント!
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ビデオ・メッセージでも語っていたように、演奏会形式の日本初演を遂げた故・若杉弘氏の想いを受けた舞台として、この度の演奏に臨む準・メルクル。
そのマエストロがアルトゥスレーベルからリリースしているアルバムより、聴きどころを抜粋した特別限定ダイジェストCDを、10月2日(金)のプレミエ公演に限り、ご来場先着1,500名様にプレゼントいたします!
▼マエストロ、準・メルクルの軌跡をたどる7枚のアルバム – アルトゥス
Jun Märkl - Altusmusic.com
このプレミエのためだけの、完全オリジナル。特別限定CDで準・メルクルをお楽しみください!

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◆10月3日(土) 演出・深作健太によるアフタートーク!!
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そして、キャストが変わるダナエ佐々木典子組の「プレミエ」、10月3日(土)の終演後には、演出・深作健太によるアフタートークを開催します!
◆日時:10月3日(土)公演終了後 約60分
◆会場:東京文化会館大ホール内
◆出演:深作健太  [進行]大野徹也(『ダナエの愛』公演監督)
初オペラ演出を終えた深作監督が、舞台をご鑑賞されたばかりのお客様とともに、稽古秘話を交えながら公演を振り返ります。シュトラウスの音楽をいかにビジュアル化したか、演出のテーマどのように伝えようとしたか、初オペラ演出の手ごたえ等、この場でしか聞けない内容になることはぜったいに間違いありません!

日本のオペラ上演史に刻まれるにふさわしい上演を皆様にご提供できるように、ただ今オペラ版「深作組」による『ダナエの愛』の稽古が続いています。ぜひ、このプレミエにお立ち会いください。どうかお見逃し/お聴き逃しなく!!
※プレミエ・キャンペーンのサービスは、いずれも当日ご来場のお客様にのみご提供させていただきます。

▼公演詳細ページはこちら
東京二期会オペラ劇場2015年10月公演 R.シュトラウス『ダナエの愛』 - 東京二期会
 (2015年10月2・3・4日/東京文化会館大ホール)

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クラシカ・ジャパンで『ダナエの愛』を予習する!

リヒャルト・シュトラウス『ダナエの愛』公演まで、あと1カ月と迫りました!
近頃、「『ダナエの愛』の予習をしたいのだけど、録音や映像がなかなか手に入らなくて・・・」というお客様からのお声を伺うようになりました。
そのようなみなさまにぜひご案内したい番組がこちらです!
9月5日(土)から20日(日)までの16日間で、計8回、クラシック音楽専門チャンネル「クラシカ・ジャパン」でベルリン・ドイツ・オペラ2011『ダナエの愛』が連続再放映されることになりました!
放映されるのは2011年ベルリンで上演されたキルステン・ハームズ演出のもの。宙空に浮かぶグランドピアノが印象的です。

[Arthaus 108032] STRAUSS Die Liebe der Danae (Deutsche Oper Berlin, 2011) (Blu-ray, Full-HD)naxosvideos より
短いビデオの中にも、「これぞリヒャルト・シュトラウス…」といいたくなる、綾糸織のような音楽があふれていますね!

◆◆◆ 放送予定 ◆◆◆
クラシカ・ジャパン「ベルリン・ドイツ・オペラ2011『ダナエの愛』」
得意のギリシャ神話を題材とした、R・シュトラウス最後から2番目のオペラ。第二次世界大戦中に作曲されゲネプロまで行われながら、直前にナチスの指示により公演中止となり、死後初演されたいわくつきの作品で上演回数が少ないため貴重な映像。R・シュトラウスの心情を織り交ぜたハームズの演出が秀逸。ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団とアンドリュー・リットンも繊細で優美なシュトラウスの世界を安定した演奏で聴かせる。
放送日時:2015年9月
  5日(土) 21:00~23:40
  7日(月) 17:00~19:40
  8日(火) 13:00~15:40
  9日(水) 9:00~11:40
  10日(木) 6:00~8:40
  11日(金) 24:00~26:40
  12日(土) 13:05~15:45
  20日(日) 13:05~15:45
放送時間:約2時間37分
▼クラシカ・ジャパンの番組詳細ページはこちら
ベルリン・ドイツ・オペラ2011『ダナエの愛』 番組詳細 - CLASSICA JAPAN
▼クラシカ・ジャパンを見るには?
視聴方法 - CLASSICA JAPAN
※有料放送のため、ご視聴はスカパー!、J:COM、CATV、ブロードバンドTV各社へお問合わせください。

▼上演自体が貴重!こちらは舞台上演日本初演!
東京二期会オペラ劇場2015年10月公演 R.シュトラウス『ダナエの愛』 - 東京二期会
 (2015年10月2・3・4日/東京文化会館大ホール)

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NHKワールド「J-MELO」のアーティスト・ショーケース2015にLa Dillがエントリー!

日本から世界へ音楽を発信するNHKワールドの音楽番組「J-MELO」の特別企画 “J-MELO アーティスト・ショーケース2015” に、La Dill(ラ・ディル)がエントリーしました!
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La Dill (左から、彌勒忠史、岩田健志、金山京介、坂下忠弘)
48組のアーティストから投票によりランキングが決まります。
投票は9月30日まで。みなさまのご支援よろしくお願いします!
▼番組公式サイトの投票ページ(英語)はこちら
J-MELO Breakthrough Artist Showcase 2015 - NHK
 ★エントリーNo.15がLa Dill〈ラ・ディル)です!
◆◆◆ 放送予定 ◆◆◆
NHKワールド:2015年9月7日(月) 15:10(UTC)~
NHK BSプレミアム:2015年9月13日(日)未明2:40~ (12日(土)深夜26:40~)
 ★この回で、8月末現在でのトップ3を中間発表!
J-MELOは、日本と世界を結ぶ「音楽の懸け橋」として、NHKワールドが約150の国と地域に向けて放送している、史上初の全編英語の日本音楽番組です。
日本音楽の最大の特徴は「多様性」。J-MELOでは、最新のヒット曲に注目するだけでなく、ポップス、ロック、ジャズ、ヒップホップ、クラシック、トラッドなど、ジャンルを超えたゲストを招きながら、日本の音楽とアーティストを全世界へ発信しています。 (NHKサイトより)
▼NHKワールドについて詳しくはこちらから
J-MELO BSプレミアム放送予定(日本語) - NHK
NHKワールドは日本で見られます - NHK

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9/14(月)のアルテリーベ月曜フレッシュコンサートは≪ラ・トラヴィアータ≫~『椿姫』ハイライトコンサート

新橋の音楽レストラン「アルテリーベ東京」では、《月曜日は新橋でオペラ》を合言葉に、今後の活躍が期待される、東京二期会と藤原歌劇団の若手歌手によるディナー企画「フレッシュ・コンサート」シリーズを毎週開催しています。
9月の二期会からのフレッシュ・アーティスト出演日は14日(月)。
今回の主役、ソプラノ富永珠未とテノール前川健生が、オペラ『椿姫』から名アリア、二重唱をお送りします。
コンサートを前に届きました、テノール前川からのコメントをご紹介します。
「昨年びわ湖ホールにてP.コンヴィチュニーのマスタークラスで『椿姫』のアルフレード役を勉強させていただきました。また、富永さんとは二期会研修所の修了試演会において共に『椿姫』の三幕を演奏したこともあり、私にとって非常に思い出深い作品です。
神話や戯曲を台本にすることが多いヴェルディのオペラの中で、『椿姫』はその当時生きた人間が描かれたタイムリーな作品でした。
素晴らしい音楽と鮮烈なドラマを、是非アルテリーベのお食事と共にお楽しみください。」
 ― テノール 前川健生

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ソプラノ
富永珠未
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テノール
前川健生
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ピアノ
松原裕子

■■■ 公演情報 ■■■
《アルテリーベ東京 第68回月曜フレッシュコンサート》
≪ラ・トラヴィアータ≫ ~ 『椿姫』ハイライトコンサート

日時:2015年9月14日(月) 18:00開店
  第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:富永珠未(ソプラノ)、前川健生(テノール)、松原裕子(ピアノ)
予定プログラム:
  ヴェルディ『椿姫』より
    「乾杯の歌」
    「ああ、そは彼の人か~花から花へ」
    「パリを離れて」       …ほか
さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!
▼お問合せ・ご予約は
アルテリーベ東京
 TEL03-3519-7007

▼二人ともフレッシュ直前となる9/10(木)の「新進声楽家の夕べ」にも出演致します!
二期会新進声楽家の夕べ - 東京二期会

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多田羅迪夫 演奏生活50周年の節目に
2015年9月オペラシアターこんにゃく座に客演

インターナショナルな活躍で長きにわたり聴衆を魅了する名歌手・多田羅迪夫は、2015年春、演奏生活50年を迎えました。
今年のトピックスとして、9月3日(木)~13日(日)に六本木の俳優座劇場で上演される、オペラシアターこんにゃく座の9月公演・歌芝居『魔法の笛』(林 光・訳)に自身初のザラストロ役で全12公演に客演致します。

201507_tatara_michio.jpg ドイツオペラや宗教曲の第一人者として知られ、『魔笛』パパゲーノや弁者も当り役としてきた多田羅には、かつてオペラシアターこんにゃく座の創立メンバーとして、恒常的にオペラを上演する専門のオペラ劇団を作ろうと、全国巡回公演に飛び回った時代がありました。
その後、1973年に渡欧しドイツの歌劇場の専属歌手などを経て1981年帰国。現在、二期会オペラの羅針盤として力を発揮するとともに、演奏家としても日本における豊かな音楽の普及を目指し活動の場を広げています。

■■■ 公演情報 ■■■
オペラシアターこんにゃく座公演 歌芝居『魔法の笛』
(日本語訳詞上演)
台本:エマヌエル・シカネーダー
作曲:W.A.モーツァルト/林 光(「遠い遥かの時の彼方から」)
訳詞:林 光
演出・台詞・構成:加藤 直
日時:2015年9月3日(木)~13日(日) (全12回公演)
会場:俳優座劇場(東京都港区六本木4-9-2)
日本語によるオペラの可能性を求めて、多くのオペラを書き、オペラシアターこんにゃく座の座付き音楽監督、作曲家を務めた林 光が、音楽をそこなわずに聴きとれる生きた言葉を求めて、精魂込めて訳詞を手掛けた、こんにゃく座の代表的な舞台『魔法の笛』。
モーツァルトの有名なオペラ『魔笛』の音楽と物語にそって展開するファンタジックな美しい舞台と躍動的な歌が飛び交うこの歌芝居が、林 光氏没後3周年の2015年秋に瑞々しく甦ります。この作品を知り尽くした演出の加藤 直、当初から演奏メンバーとして加わってきた強力な布陣が、新メンバーとともにタッグを組みました。
衣裳には国外のオペラ作品の衣裳のデザインで注目を集める太田雅公、振付を平成26年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞の山田うん が手がけるのも楽しみ。
「今回は、こんにゃく座創立メンバーであるバリトン歌手、多田羅迪夫氏をザラストロ役で迎えたことも、見どころのひとつです。現在二期会の重鎮として活躍中の多田羅氏がこんにゃく座の創立メンバーであることは、あまり知られていないかもしれません。こんにゃく座が獲得した軽やかな歌と演技と多田羅氏の歌唱の重厚さの出会いをぜひお楽しみください。
こんにゃく座が総力をかけて挑む、歌芝居『魔法の笛』にどうぞご期待ください。
座員一同会場にてお待ちしております。」オペラシアターこんにゃく座一同
▼公演詳細、お問合せ、チケットのご予約はこちら
オペラシアターこんにゃく座 TEL 044-930-1720 (平日10時~18時)

◇◇◇ メディア掲載情報 ◇◇◇
▼週刊新潮 2015年9月3日(8/27発売)号: 「掲示板」多田羅迪夫
バックナンバー(2015年9月3日号)|週刊新潮 - 新潮社
▼東京新聞 9月1日(火)付 <放送芸能欄>
43年ぶり古巣「自分の原点」 バリトン歌手・多田羅迪夫|放送芸能 - 東京新聞 TOKYO Web

多田羅 迪夫 (たたら みちお・バスバリトン)
香川県出身。東京藝術大学及び同大学院修了。イタリア留学を経てドイツの歌劇場の専属歌手として活躍。81年帰国。以後も内外でオペラ、宗教曲、邦人オペラで数々の実績をしている。
東京藝術大学名誉教授。公益財団法人東京二期会常務理事、二期会幹事長。
▼公式ブログ
オペラ歌手 多田羅 迪夫 紹介ブログ
▼こちらより多田羅の演奏をお聴きいただけます
視聴する ブラームス 歌曲集「四つの厳粛な歌」作品121 より「人の成り行きは」
(CD「多田羅迪夫/奏楽堂ライヴ ドイツ歌曲の夕べ」 ディスククラシカ DCJA-21008 より)

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