タグアーカイブ: イル・トロヴァトーレ

来日10周年を迎えるアンドレア・バッティストーニからメッセージ!~4月『エドガール』によせて

今年、来日10周年を迎えるイタリアの指揮者アンドレア・バッティストーニから、4月東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『エドガール』を指揮するにあたって、メッセージが届きました!

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オペラファンなら誰もがジャコモ・プッチーニの偉大な傑作に夢中です。私たちは、ミミや蝶々夫人、そして、トスカの感動的な物語をよく知っています。
ですが、この度、私たちはこの作曲家の初期の珠玉のレパートリーを生で体験する機会を得ました。『エドガール』です。
この偉大な作品は、北欧にインスパイアされた筋書きに、イタリアの旋律と、ヴェリズモ・オペラの声の妙技、フランスの管弦楽の色彩とが、わくわくするほどに混ぜ合わされています。
『エドガール』は、プッチーニがその芸術的な旅路を進む、重要な一歩となる作品であり、私は、この作品を、東京二期会と東京フィルのアーティストとともに探求することを楽しみにしています。
きっと、このオペラは皆様にとって驚くべき発見となることでしょう。
Viva、プッチーニ!

2022年3月15日
アンドレア・バッティストーニ

(原文)Every opera fan is madly in love with the great masterpieces of Giacomo Puccini and we are all familiar with the moving stories of Mimì, Butterfly and Tosca.
But this time we have the chance to experience live an early gem of the composer's repertoire: Edgar.
This great work is a thrilling mixture of Italian melody, Verismo vocal virtuosity, French orchestral colors with Northern-Europe-inspired plot. Edgar was a significant step forward in Puccini's artistic journey and I'm looking forward to explore it together with Nikikai and Tokyo Philharmonic's artists.
I'm sure this opera will be a surprising discovery for everybody.
Viva Puccini!

15th March 2022
Andrea Battistoni

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2012年 来日初公演となった、東京二期会 ヴェルディ『ナブッコ』(カーテンコールより)

2012年2月ヴェルディ『ナブッコ』で東京二期会&日本デビュー。当時24歳のバッティストーニがその才能を爆発させ、一夜にしてその名を轟かせた衝撃は、今なお、まるで昨日のことのように思い出されます。
東京二期会では、その後も『イル・トロヴァトーレ』『リゴレット』とヴェルディ作品を指揮、2019年宮本亞門演出の『蝶々夫人』で、日本で初となるプッチーニ作品を披露しました。

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2015年 東京二期会 ヴェルディ『リゴレット』(カーテンコールより)

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2016年 東京二期会 ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』(カーテンコールより)

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2019年 東京二期会 プッチーニ『蝶々夫人』(カーテンコールより)

昨年はコロナ禍においてヴェルディ「レクイエム」を指揮。演奏者やご来場のお客様と祈りを共有する、特別な時間となりました。

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2021年 二期会スペシャルコンサート ヴェルディ「レクイエム」より

2022年は、バッティストーニ×プッチーニ・イヤー!
4月の『エドガール』を皮切りに、9月『蝶々夫人』でも東京二期会に再登場。それに先駆けて、8月には九州交響楽団の定期演奏会に登場し『外套』を予定しています。

この機会を逃しては、きっと滅多に聴く機会に再び巡り合えないだろう、バッティストーニの『エドガール』。
ぜひ逃されませんように!!

*     *     *


▼『エドガール』公演情報ページはこちら
2022年4月公演 G.プッチーニ『エドガール』<セミ・ステージ形式上演> - 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ

2022年4月23日(土)17:00、24日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:アンドレア・バッティストーニ/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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【イベントレポート】3/3(土)開催、『ノルマ』ポリオーネ役・城 宏憲ライブ&トーク

まもなく本番を迎える東京二期会3月公演『ノルマ』を前に、去る3月3日(土)、芸能花伝舎(西新宿)で開催したプレイベント「《東京二期会 × 芸能花伝舎 特別企画》東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ スタート記念:新星オペラ歌手 城 宏憲 ミニ・ライブ&オペラ・トーク!~イタリア・オペラの名作『ノルマ』へのいざない」。満席の中でイベントは終了しました!ご来場ありがとうございました。
本公演のプレイベントとしてのスタジオライブはこれが初めての試みでしたが、いかがでしたでしょうか。


スタジオをライブ会場に。


マイクチェックも入念に。



会場は座席を追加するほどの満席となりました。この日テノール城 宏憲が披露したのは、ヴェルディ『リゴレット』よりマントヴァ公爵のアリア「女心の歌」とプッチーニ『蝶々夫人』よりピンカートンのアリア「さらば愛の家」。選曲意図は「〈悪い男〉を集めてみました」。ノルマとの間に二児をもうけながら若いアダルジーザに心を移してしまうポリオーネ。その姿にも通じるような〈悪役〉が導入となりました。ピアノは黒木直子。


演出担当の菊池裕美子が登壇してオペラ・トークが開始!

ふたりは2年前の東京二期会『イル・トロヴァトーレ』で初顔合わせ、去年の『トスカ』でも一緒でした。
『イル・トロヴァトーレ』ではイタリア・オペラにおけるテノールの超難役のひとつマンリーコのカヴァー・キャストを務めていた城。結果的に急遽代役出演を果たすことになったのですが、そのときの経緯から「本当に信頼できるテノールの方、城君がいれば安心です!」と菊池からの太鼓判。昨年の『トスカ』のときは、「演出のアレッサンドロ・タレヴィから『僕の理想のカヴァラドッシ!』」とたたえられたエピソードも。



そして、話題は「オペラ歌手 城 宏憲 誕生物語」となりました。
15歳まではビジュアル・ロックに憧れてバンドを組んでいた城。3大テノール、とりわけパヴァロッティの歌に出会ってからは、イタリアの声への憧れに一直線に。
ジェノヴァでの研修生活。「日本の地理になぞらえると、僕は東京の下町のあたりに暮らしていまして、だいたい鎌倉あたりの師匠のところまで電車で通っていました。車窓から海が見えてくるあたりからだんだん緊張してきて・・・」



そして話題は今回の『ノルマ』に。
城が推す、一番の聴きどころは第1幕フィナーレの「修羅場の三重唱」。
互いの愛人が同じ敵将ポリオーネであることを知らずに語る巫女長ノルマと見習い巫女アダルジーザ。そこへ、明日ローマへ帰ることを告げにポリオーネが現れて……「一幕終わっての休憩で、『今の三重唱すごかったね!』と皆で話したくなる曲です」

このイベントが行われたのは、まだ立ち稽古が始まる前。どのようなステージになるか城も気になるところでしたので、演出の菊池に逆質問。
セミ・ステージ形式なので舞台上のオーケストラを囲むように前後にアクティング・ステージが設けられる模様。そこに映像と照明が入り、紀元前の古代ローマが支配するガリアの世界、オペラ『ノルマ』の舞台が現れます。
「これが『ノルマ』のヴォーカルスコア。このオレンジの付箋のところが照明が変わるところ、グリーンのところが映像のところ」と菊池。「映像の栗山聡之さん、照明の大島祐夫さんはベテランでたくさんの舞台でご一緒させていただいてきました。今回もすばらしいステージを作り出してくださると、信頼しています!」
城も「日本人の力だけで作り上げる今回の『ノルマ』にぜひ期待していただきたいですね!」と締めくくりました。


アンコールは「カタリ、カタリ」スタジオでも変わらない熱唱を披露しました。


プレイベント恒例のフォトセッションも盛り上がりました。

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▼チケット絶賛発売中~『ノルマ』の公演情報はこちら!
《東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ》V.ベッリーニ『ノルマ』(セミ・ステージ形式) - 東京二期会

 2018年3月17日(土)17:00/18日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
 (※城の出演日は17日)

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
   (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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開演迫る!~帰国記念コンサート~
三戸大久 バス・バリトン リサイタル

平成25年度文化庁新進芸術家海外研修員としてオーストリア(ウィーン)に留学し、舞台映えする恵まれた体格と歌声で将来嘱望されている、バス・バリトンの三戸大久(さんのへ ひろひさ)が2016年3月4日に初のソロリサイタルを開き、研鑽の成果を披露します。
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三戸は武蔵野音楽大学を卒業後、二期会オペラ研修所第48期マスタークラスを修了。
第40回イタリア声楽コンコルソ・シエナ部門金賞、第46回日伊声楽コンコルソ第3位、第9回藤沢オペラコンクール奨励賞を受賞しています。
ウィーン滞在中はウィーン・カールス教会でのシューベルト『ミサ曲』、シェーンブルン宮殿宮廷劇場でのコンサート等の演奏で好評を得ました。帰国後も立て続けに、2015年12月の神奈川県民ホール『金閣寺』や、先日の東京二期会オペラ劇場『イル・トロヴァトーレ』などいずれも好評を博し、舞台にはなくてはならない存在になっています。
今回のソロリサイタルを前にして、三戸よりメッセージが届いております。
    *    *    *
今回はウィーン研修を終えてのリサイタルということもあり、1部ではシュトラウスの歌曲、モーツァルトのアリア、そしてワーグナーを選曲しました。2部はこれまで自分が歌ってきたオペラアリア、おなじみの日本歌曲からバス・バリトンの少し珍しい曲まで。全ての曲が自分にとって思い入れのある大好きな曲ばかりです。
私にとって大きな挑戦でもある初のリサイタルですが、当日はお話や解説を含めながら、王子ホールに足を運んで下さる全ての方が楽しんでいただけるリサイタルに出来たらと思っております。
また今回は大学の先輩でもあり、そして心から信頼している瀧田亮子さんにピアノをお願いしました。
瀧田さんの情熱的で、そして包み込んでくれる音楽に助けられながら演奏出来ることにも大きな幸せを感じています。〈三戸大久〉
    *    *    *
これからの活躍にますます目が離せない三戸大久のソロリサイタル。
皆様、是非このウィーンでの研鑽の成果をお楽しみください。
▼産経ニュースにリサイタルへ向けてのインタビューが掲載されました(2/23)
バス・バリトンの三戸大久が3月に帰国記念コンサート - 産経ニュース

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ちらし(PDF)ダウンロード
■■■ 公演情報 ■■■
三戸大久 バス・バリトン リサイタル
~帰国記念コンサート~

日時:2016年3月4日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:銀座・王子ホール
料金:(全席自由)¥4,500
出演:三戸大久(バス・バリトン)、瀧田亮子(ピアノ)
予定演奏曲目:
  R.シュトラウス 「献身」「チェチーリエ」
  山田耕筰 「まちぼうけ」
  大中 恩 「男の唄」
                     ほか

▼コンサート詳細・ご予約はこちらから
三戸大久 バス・バリトン リサイタル|コンサートラインアップ - 東京二期会

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【レポート】演出ロレンツォ・マリアーニのプレミエ・プレトーク
「『イル・トロヴァトーレ』は、ミステリアス!」

2月17日(水)、ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』公演の初日、今回のプレミエ・キャンペーンとして演出ロレンツォ・マリアーニによるプレトークを開催しました。(通訳:菊池裕美子)
201602_il_trovatore_21.jpg さあ、始まります!
まず、あちらにかけてありますヴェルディさんにこんばんはと言いましょう。そしてヴェルディさんに拍手を。(注:東京文化会館大ホールのロビーには公演期間中、作曲者G.ヴェルディの肖像のタペストリーを掲げています)
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たくさんの方においでいただけてうれしく思います。
私はいつも、文化の違う方たちに、我が国の文化を理解してもらっているということに、言葉に表せない感動を覚えます。来日の度に、言葉が違っても、お互いに通じ合うことができることが魔法のようだと感動します。
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みなさまに『イル・トロヴァトーレ』についてお話する機会を得られてうれしく思います。
この作品は感動的で、ミステリアスです。
そして、このオペラは物語が説明しにくいものです。
『椿姫』『リゴレット』やプッチーニの『ラ・ボエーム』とは違って、『イル・トロヴァトーレ』は聴いているだけで理解できるものではありません。あの世とか、目に見える現実の世界とは違う世界のものなのです。
『椿姫』とか『リゴレット』を見て感傷的になって泣ける、というのとは違って、『イル・トロヴァトーレ』は、達観するような気持ちになります。宗教的というわけではないですが、わからない、もっと大きな何かがあります。
音楽はよく知られていて印象に残りますが、表現できない何かが心に残ります。
今回の演出は、「ミステリアス」を強調しています。現実にはあり得ないお話の内容ですが、重要なのは、すべてが夜のシーン、だということです。『イル・トロヴァトーレ』というオペラは、「見えない」ということが重要です。見えないもっと大きな力、いわば人間の力を超えた力が働いているのです。
この演出はパルマ、ヴェネツィア、と上演してきました。画家でも小説家でも、芸術家は発展していくものです。今回は、パルマやヴェネツィアより興味深くまたよりミステリアスな演出になっています。東京でやるのはニューヴァージョンの『イル・トロヴァトーレ』です。
私にとって日本はミステリアスな存在です。ミステリアスなみなさまにミステリアスな作品を楽しんでいただきたいと思います。
私は吉本ばななが好きなのですが、その中に「エニグマ・アルデンテ」という言葉が出てきます。このアルデンテというのは、燃えるような、とか、燃え尽きてしまう、とかそんな意味です。とても静かな時があっても、内側そういうものがあるのかもしれません。情熱があって苦しみの中にある静けさ――そういったものです。
最後に、東京二期会、合唱団、東京都交響楽団、スタッフ、そしてもちろんソリストに感謝を述べたいと思います。
それでは皆様、『イル・トロヴァトーレ』をお楽しみ下さい。(拍手)
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短い時間の中で、舞台のコンセプトの核心を伝えたマリアーニ。想像が膨らむ内容だったのではないでしょうか。
▼マリアーニ演出については、会場で販売している公演プログラムに掲載の演出ノートもあわせてお読みください。
プログラムの紹介ツイート - 東京二期会|Twitter
東京二期会『イル・トロヴァトーレ』は、2月20日(土)と21日(日)の残り2日!
両日とも14時開演です。皆様のご来場をお待ちしております。
▼より詳しいマリアーニのインタビューをこちらからご覧いただけます
幻想的な舞台に映る愛の真実、東京二期会がオペラ「イル・トロバトーレ」上演 2月17日から4公演 – 産経ニュース

▼公演タイムテーブル、当日券情報はこちら
2月公演G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』~公演当日のごあんない - オペラの散歩道(二期会blog)
▼キャスト一覧、公演詳細はこちらをご覧ください
2016年2月公演 G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

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◎24時間受付、予約手数料0円でご好評の、二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ)】では、前売券が公演当日の開演1時間前までご予約が可能です!!
チケットはご来場の途中にお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取いただけますので、余裕をもってお越しいただけます!どうぞご利用ください!!
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開幕!イル・トロヴァトーレ!!

公演前のゲネプロも終了し、いよいよ開幕となりました!
A.バッティストーニの指揮により、初共演となる東京都交響楽団から次々と美しく力強い旋律が生み出され、皆さまを幻想的なオペラの世界に誘います。
▼公演詳細ページはこちら
2016年2月公演 G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』 - 東京二期会オペラ劇場
演出のL.マリアーニによるプロダクションは、パルマ王立歌劇場、フェニーチェ劇場に続き、今回の東京公演で3プロダクション目となりますが、演出家より「今回の東京公演が、今までの同舞台の中で一番優れている。もっとも素晴らしい出来」と語ってくれました。
間もなくとなった公演を先日行われたゲネプロの写真を交えつつ、少しだけお見せします!

(さらに…)

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2月公演G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』~公演当日のごあんない

いよいよ明日、2月17日(水)から東京文化会館大ホールにて、ジュゼッペ・ヴェルディ中期の傑作オペラ『イル・トロヴァトーレ』が開幕します!
幼い頃生き別れた兄弟の悲劇。美女レオノーラをめぐる、放浪の吟遊詩人マンリーコと恋敵のルーナ伯爵の宿命の戦いが始まります。人間の愛と情念の力がほとばしるこのオペラ。まさに人間の声の力が100%発揮されるヴェルディの音楽。どうぞお見逃しなく!
それでは公演当日についてご案内致します。 【2/19(金)19:00更新】

2016都民芸術フェスティバル参加公演
《パルマ王立歌劇場とヴェネツィア・フェニーチェ劇場との提携公演》
東京二期会オペラ劇場 2016年2月公演 G.ヴェルディ作曲 『イル・トロヴァトーレ』 オペラ全4部
<日本語字幕付原語(イタリア語)上演>
指揮:アンドレア・バッティストーニ/演出: ロレンツォ・マリアーニ
当日券と公演タイムテーブルのご案内
2月17日(水)
2月18日(木)
2月20日(土)
2月21日(日)
当日券
S,A若干,B,C若干
S,A若干,B,C若干
S,A僅少,B,C僅少
S,A若干,B,C若干
当日券販売
/窓口受付
17:00~
12:30~
12:30~
12:30~
開場
17:30
13:00
13:00
13:00
開演
18:30
14:00
14:00
14:00
第1・2部
約70分
休憩予定時刻
19:40~20:05
15:10~15:35
15:10~15:35
15:10~15:35
第3・4部
約65分
終演予定
21:10
16:40
16:40
16:40
東京文化会館
=アクセス=
<JR>
[山手線][京浜東北線][上野東京ライン][宇都宮・高崎線][常磐線]
[東北・上越・北陸・秋田・山形新幹線]=「上野駅」公園口から徒歩1分
<地下鉄>
[銀座線][日比谷線]=「上野駅」7番出口から徒歩5分
<京成電鉄>
[京成本線]=「京成上野駅」正面口から徒歩6分

お車でご来場のお客様は東京文化会館ウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - 東京文化会館|来場者の皆様へ

★…17日(水)は17:45より演出のマリアーニ氏によるプレトークを開催いたします。17日公演のチケットでご入場の方はどなたでもご参加いただけます。
※上記、販売予定当日券は19日(金)18:00現在の情報です。販売状況により公演当日より前に販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※公演タイムテーブルは、当日の演奏・進行により上記時間通りにならない場合もございます。

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2016年2月公演 G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』 - 東京二期会オペラ劇場
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「ヴェルディを指揮することは、毎回が大きな挑戦です。なぜなら…」
バッティストーニが語ったヴェルディの魅力そして『イル・トロヴァトーレ』について

1月31日(日)。前日イタリアから日本に到着したばかりの指揮者アンドレア・バッティストーニが向かったのは、イタリア文化会館。
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日本におけるイタリア文化の発信地であるこの会場で、2月公演『イル・トロヴァトーレ』の若きマエストロの講演会が始まりました(主催:日本ヴェルディ協会・イタリア文化会館)。
音楽評論家の加藤浩子さんと通訳の井内美香さんとともに壇上に登ったバッティストーニは、ヴェルディの人生とその音楽について、知的ながら熱のこもった語り口でその魅力を伝えてくれました。
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「ヴェルディの音楽は、溢れるようにたくさんの美しいメロディがたいへん効果的で、観客の脳裏にそれぞれの登場人物を焼き付けるような、強烈な印象を残します。」
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「『イル・トロヴァトーレ』の筋書きを現代の私たちが合理的に読み解くことは難しいでしょう。むしろ、ヴェルディは観客に色々な解釈の余地を投げかけようとしました」
話題の中心である『イル・トロヴァトーレ』についても、ヴェルディの音楽人生とイタリアオペラの歴史の中にはっきりと位置付けて解説しながら、その世界の想像力豊かな広がりにも話題を展開させました。
足をお運びいただけなかった方にも講演会の様子をお伝えするべく公演の内容をまとめましたので、どうぞご覧ください。
▼講演会の内容全文はこちら(PDFファイル)
ファイルをダウンロード

iltrovatore2016_thumb.jpg
PDFちらし
■■■ 公演情報 ■■■
パルマ王立歌劇場とヴェネツィア・フェニーチェ劇場との提携公演
《東京二期会オペラ劇場》
G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』
オペラ全4部・日本語字幕付き原語(イタリア語)上演
日時:2016年2月
     17日(水) 18:30開演★
     18日(木) 14:00開演
     20日(土) 14:00開演
     21日(日) 14:00開演
    (各日とも開場は開演の60分前)
   ★…17日(水)は17:45より演出のマリアーニ氏による
      プレトークを開催いたします
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席13,500円~C席8,000円、学生席2,000円
指揮:アンドレア・バッティストーニ
演出:ロレンツォ・マリアーニ
管弦楽:東京都交響楽団

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2016年2月公演 G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』 - 東京二期会オペラ劇場
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【稽古場レポート】見逃すと後悔必至!素晴らしいトロヴァトーレ!!

今回で東京二期会公演には3度目の登場となる指揮A.バッティストーニが稽古場に合流!
さっそく行われた音楽稽古は、この『イル・トロヴァトーレ』が、ヴェルディの中でも最も旋律美に溢れた作品であることを示すものでした。
そこに、強調するべき言葉や、声色の変化等が次々と提案され、来日前のインタビューで彼が語った”美しい旋律を美しいだけで終わらせず、心の表現に”ということが、見事に表されています!
早くオーケストラを加えて聞いてみたいと強く感じた、非常に興奮する稽古でした!
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▼二期会通信2015年12月1日号掲載記事より
バッティストーニが語ったイル・トロヴァトーレへの好奇心|オペラを楽しむ - 東京二期会

また、客演テノールのH.サンドバルも稽古に合流。
ウィーン国立歌劇場を始め国際的なキャリアを重ねる彼の声はノーブルで、本来は貴族の子息であるマンリーコはまさに適役です!
彼は今回初来日となりますが、二期会の歌手陣ともすでに打ち解け、素晴らしい公演にすべく、稽古に打ち込んでいます。
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▼エクトール・サンドバル公式サイトはこちら
Welcome - Hector Sandoval - A tenor of cut Worl-wide
とにかく素晴らしい公演になる予感がする今回の『イル・トロヴァトーレ』。
上演機会が少ない作品ということもございますので、見逃すと後悔必至!
是非皆さまお誘い合わせの上お越しください。

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PDFちらし
■■■ 公演情報 ■■■
パルマ王立歌劇場とヴェネツィア・フェニーチェ劇場との提携公演
《東京二期会オペラ劇場》
G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』
オペラ全4部・日本語字幕付き原語(イタリア語)上演
日時:2016年2月
     17日(水) 18:30開演★
     18日(木) 14:00開演
     20日(土) 14:00開演
     21日(日) 14:00開演
    (各日とも開場は開演の60分前)
   ★…17日(水)は17:45より演出のマリアーニ氏による
      プレトークを開催いたします
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席13,500円~C席8,000円、学生席2,000円
指揮:アンドレア・バッティストーニ
演出:ロレンツォ・マリアーニ
管弦楽:東京都交響楽団

▼キャスト一覧、チケット情報等、公演詳細はこちらをご覧ください
2016年2月公演 G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』 - 東京二期会オペラ劇場
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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

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「成田博之バリトンリサイタル 2016」(5/1)~2012年から4年ぶりとなる、待望のソロリサイタルを開催!!

オペラ黄金時代に活躍した名バリトン歌手、エットレ・バスティアニーニ。
そのバスティアニーニに多大な影響を受けたバリトン成田博之。2012年6月、東京文化会館での自身初リサイタルでは、1965年に同じ東京文化会館で開催されたバスティアニーニ伝説的リサイタルのプログラムを再現しました。
あれから4年。待望のソロリサイタルを銀座・王子ホールで開催いたします。
二期会オペラにおいては、2014年『ドン・カルロ』ロドリーゴ、2015年『リゴレット』タイトルロール、そして、本年2月に迎える『イル・トロヴァトーレ』ではルーナ伯爵と立て続けに主要キャストを務める成田。これら<ヴェルディ 三部作>は自身の代表作となるため、リサイタルでのプログラムを考えるうえでも、絶対に外せないと強い意欲をみせています。
ピアニストには、多くのトップアーティストから指名され、共演者として厚い信頼を寄せられている石野真穂を迎えます。

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バリトン
成田博之
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ピアノ
石野真穂

この4年間で着実にキャリアを磨き、さらなる飛躍を続ける成田博之のソロリサイタルにどうぞご期待ください。

160501narita_thumb.jpg ■■■ 公演情報 ■■■
成田博之 バリトン リサイタル2016
日時:2016年5月1日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:銀座・王子ホール
料金:(全指定席)¥4,000 <2月1日チケット発売>
出演:成田博之(バリトン)、石野真穂(ピアノ)
予定演奏曲目:
  ヴェルディ 『ドン・カルロ』より 私は死ぬ
         『リゴレット』より 悪魔め、鬼め
  ベッリーニ 『清教徒』より“ああ、永久に君を失った”
  トスティ  「君をもう愛さない」、「四月」
                     ほか

▼コンサート詳細・ご予約はこちらから
成田博之 バリトン リサイタル2016|コンサートラインアップ - 東京二期会
2月1日(月)よりチケット発売開始です。
全指定席となりますので、良いお席はどうぞお早めに求めください。

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今年も開催!1/31(日)アンドレア・バッティストーニ講演会@イタリア文化会館

東京二期会オペラ劇場2月公演『イル・トロヴァトーレ』の上演に先駆けて、今年も指揮アンドレア・バッティストーニの講演会が日本ヴェルディ協会様の主催によりイタリア文化会館(東京・九段下)にて開催されます!
201601_Andrea_Battistoni_01.jpg アンドレア・バッティストーニ
オペラ『イル・トロヴァトーレ』は、二期会公演としても、1994年以来実に22年ぶりの上演となります。本国では『椿姫』『リゴレット』などとならんでメジャーな作品といわれますが、日本では上演自体が多くなく、その魅力に直に触れる機会は少ないといわざるをえません。
そこで、昨年『リゴレット』講演会に続き、今年もバッティストーニ自らに、このオペラの魅力について大いに語ってもらうことになりました!
昨年の講演会の様子から
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これまでもイタリア・オペラの伝統に新しい風を吹き込む姿を、日本でも披露してきた若きマエストロ。前回の講演会では、その颯爽とした指揮の背景に、音楽と歴史への深い探求と洞察があることが伝わってきました。今回は、『イル・トロヴァトーレ』を題材にどのような話が聴けるでしょうか。
バッティストーニ講演会は、どなたでもご参加いただけます。
どうぞこの機会を逃されませんように!
■■■ イベント情報 ■■■
アンドレア・バッティストーニ講演会
日時:2016年1月31日(日) 14:00開始
会場:イタリア文化会館アニエッリホール
    (千代田区九段南2-1-30)
司会進行:加藤浩子
通訳:井内美香
料金:全席自由 1,000円 (※日本ヴェルディ協会会員の方は無料)
主催・申込先:日本ヴェルディ協会
   FAX:03-5333-5899 TEL:03-3320-2500
▼講演会の詳細、Eメールでのお申込みはこちら
NPO法人日本ヴェルディ協会
▼イタリア文化会館への行き方はこちらから
アクセス - イタリア文化会館 東京

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2016年2月公演 ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』~プレミエ・プレトークのお知らせ

2016年最初の東京二期会オペラ公演となる、G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』。
パルマ王立歌劇場とヴェネツィア・フェニーチェ劇場との提携公演となる今回のプロダクションについて、演出家ロレンツォ・マリアーニ本人によるプレトークを、プレミエ公演の2月17日(水)に開催します!
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◆2月17日(水)開催
 演出家・ロレンツォ・マリアーニによるプレミエ・プレ・トーク
 パルマ~ヴェネツィア~東京版『イル・トロヴァトーレ』の世界
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日時:2016年2月17日(水)17:45開始 実施時間:約30分
会場:東京文化会館大ホール内ロビー (17:30開場)
 *日本語通訳あり
 *ご参加には当日有効の『イル・トロヴァトーレ』公演チケットでのご入場が必要です。
 *座席数には限りがあります。先着順とさせていただきご予約はできません。
   満席の場合はお立見でのご参加となります。予めご了承ください。
オペラ『イル・トロヴァトーレ』は、しばしば荒唐無稽といわれるほどに、ストーリーが激しく飛躍していくことでも知られる作品です。そこで扱われている人間模様も、激しく、深い情念のぶつかり合い。それだけに、ヴェルディの音楽も比類ない熱をもって突進していきます。オペラでしか描出されえないドラマが、『イル・トロヴァトーレ』にはあります。
このオペラでマリアーニが描くのは、月影がとても印象的な、凛々しく美しい舞台。
マリアーニは、どのような世界観をもって『イル・トロヴァトーレ』に迫ろうとしているのでしょうか。
マリアーニ演出の『イル・トロヴァトーレ』は、2010年のパルマ王立歌劇場でのワールド・プレミエ以来、ヴェネツィア・フェニーチェ劇場を経て、少しずつバージョンアップされてきました。さらに練りに練られた【東京版】をどうぞお楽しみに。
『イル・トロヴァトーレ』プレミエ公演にぜひお越しください!!

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■■■ 公演情報 ■■■
パルマ王立歌劇場とヴェネツィア・フェニーチェ劇場との提携公演
《東京二期会オペラ劇場》
G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』
オペラ全4部・日本語字幕付き原語(イタリア語)上演
日時:2016年2月
     17日(水) 18:30開演★
     18日(木) 14:00開演
     20日(土) 14:00開演
     21日(日) 14:00開演
    (各日とも開場は開演の60分前)
    ★…プレミエ・プレトーク開催日(17:45より)
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席13,500円~C席8,000円、学生席2,000円
指揮:アンドレア・バッティストーニ
演出:ロレンツォ・マリアーニ
管弦楽:東京都交響楽団

▼キャスト一覧、チケット情報等、公演詳細はこちらをご覧ください
2016年2月公演 G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

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インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!
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2016年2月公演『イル・トロヴァトーレ』~ルーナ伯爵役:上江隼人インタビュー

2015年東京二期会『リゴレット』でタイトルロールを務め、指揮者のアンドレア・バッティストーニの日本でのオペラ公演で必ず共演を続けているバリトン上江隼人。
日本のみならずイタリアでも活躍を続ける上江に、このオペラの魅力をインタビュー致しました。

― 自身の演じるルーナ伯爵について
ルーナ伯爵は第2幕のアリアが特に有名で、バリトンの中では珍しい「愛のアリア」で、レオノーラへの恋心が歌われています。
普通バリトンのアリアですと「復讐するぞ!」のような愛の歌とはかけ離れたものが多いですが(笑)、その意味で珍しい役柄ですね。
― 指揮のバッティストーニについて
彼の指揮で特筆するべきことは歌手やオーケストラに対する”バランス感覚”だと思います。
普通、指揮者と歌手の間にはテンポ感覚等の面で、お互いに見合ってしまうようなことがままありますが、バッティストーニと共演する時はそれが全くありません。
本当に自分の役や歌う事に集中ができる、とても素晴らしい指揮者だと思います。
先日第1回目のマエストロによる音楽稽古が行われ、そこで彼は、今までお客さまが聞いたことがない『イル・トロヴァトーレ』にしたいと話していました。
その力になれるように、出演者皆で精一杯頑張っていきたいと思います。
― 『イル・トロヴァトーレ』の魅力とは?
このオペラはヴェルディ中期の作品ですが、当時の通常である劇場からの依頼による作曲ではなく、ヴェルディ自身が描きたい内容を詰め込んだオペラです。
様式としては『リゴレット』で形式的なナンバーオペラからの脱却がなされたのに、『イル・トロヴァトーレ』ではナンバー形式が復活しています。
ただ、私としてはその形式的な形をとることで、ヴェルディ自身が以降のオペラへ向けての懸け橋とした重要な作品だと思います。
ベルカントの最終地点であり、ベルカント・オペラから新しいジャンルとなるヴェリズモ・オペラへの経過となった作品ではないかと思います。
日本国内ではなかなか演奏機会のないこのオペラですが、海外では同じヴェルディの『椿姫』にも並ぶ人気演目です。
今回は国内でご覧頂ける貴重な機会だと思います是非会場でご覧いただければ。
スタッフ一丸となって良い舞台としたいと思います。
歌声に溢れる『イル・トロヴァトーレ』公演に是非ご期待ください。

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■■■ 公演情報 ■■■
パルマ王立歌劇場とヴェネツィア・フェニーチェ劇場との提携公演
《東京二期会オペラ劇場》
G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』
オペラ全4部・日本語字幕付き原語(イタリア語)上演
日時:2016年2月 (★…上江隼人の出演日)
     17日(水) 18:30開演★
     18日(木) 14:00開演
     20日(土) 14:00開演★
     21日(日) 14:00開演
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席13,500円~C席8,000円
指揮:アンドレア・バッティストーニ
演出:ロレンツォ・マリアーニ
管弦楽:東京都交響楽団

▼キャスト一覧、チケット情報等、公演詳細はこちらをご覧ください
2016年2月公演 G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』 - 東京二期会オペラ劇場

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テノール小原啓楼とエクトール・サンドバル~『イル・トロヴァトーレ』最大の魅力 マンリーコの、競演による饗宴!

ヴェルディの『イル・トロヴァトーレ』を彩る輝かしいアリアの数々の中でも、ひときわ注目を集めるのが、テノール最大の難曲のひとつともいわれるマンリーコのアリア“見よ、恐ろしい炎を”(Di quella pira)でしょう。『イル・トロヴァトーレ』といえば、タイトルロールの吟遊詩人マンリーコを聴きにいく、と言っても過言ではありません。
今回その大役を担う、エクトール・サンドバル(客演)と小原啓楼。
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サンドバル(写真左)は、メキシコ出身のテノール。今回、指揮アンドレア・バッティストーニの推薦もあり客演が決まりました。ウィーン国立歌劇場『アイーダ』ラダメスをはじめ、ゼンパーオーパー、ワシントン・ナショナル・オペラ、オペラ・メキシコなど、欧州、アメリカ合衆国、南アメリカにおいて、主要歌劇場に出演しています。2001年と2003年には年間最優秀歌手に選ばれるなど、ヨーロッパきってのテノールのひとりです。
今月は、故郷メキシコで『トスカ』カヴァラドッシを歌い、ドイツ・カッセル州立歌劇場での『ノルマ』ポリオーネを経て、マンリーコで東京文化会館の舞台に立ちます。まさに現代のトロヴァトーレ(吟遊詩人)!?
小原啓楼(写真右)は、2010年『蝶々夫人』ピンカートンを始め、『オテロ』『パリアッチ(道化師)』『メリー・ウィドー』等に出演と、二期会公演には欠かせない存在。新国立劇場にも『夕鶴』与ひょう、『沈黙』ロドリゴなどで次々と主演を果たしている、実力派テノールの筆頭です。2013年の日生劇場アリベルト・ライマン『リア』(日本初演)エドマンドが絶賛されたように、その卓越した音楽の構築力から、いきおい難解な役や心理的に複雑な役での評価が高まりを見せる中、今回、託されたマンリーコの座。
「マンリーコと言えばザ・テノールの曲も多く、数あるイタリアオペラの中でも特別な役。キャラクターを感じる、しっかりした、充実した声で、しかも高い音を出さなくてはならない。オーディションを受けておいてなんですが、こんな役がついに来たか、と震える思い」とインタビューで語っています。
▼小原啓楼のインタビューはこちらよりご覧いただけます。
『イル・トロヴァトーレ』キャストインタビュー 並河寿美・小原啓楼 - オペラを楽しむ|東京二期会
『イル・トロヴァトーレ』は、新しいテノール小原啓楼の魅力に出会う機会となるのではないでしょうか。
ワールドワイドに活躍するエクトール・サンドバルと、まさに今が旬の小原啓楼。ふたりのマンリーコの競演も、ダブルキャストならではの楽しみです。ぜひ両組ともご来場ください!
▼エクトール・サンドバル公式サイト
Welcome - Hector Sandoval - A tenor of cut Worl-wide
▼小原啓楼プロフィール
小原啓楼(おはら けいろう・テノール) - 二期会アーティスト検索|二期会21

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■■■ 公演情報 ■■■
パルマ王立歌劇場とヴェネツィア・フェニーチェ劇場との提携公演
《東京二期会オペラ劇場》
G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』
オペラ全4部・日本語字幕付き原語(イタリア語)上演
日時:2016年2月
     17日(水) 18:30開演
     18日(木) 14:00開演
     20日(土) 14:00開演
     21日(日) 14:00開演
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席13,500円~C席8,000円
指揮:アンドレア・バッティストーニ
演出:ロレンツォ・マリアーニ
管弦楽:東京都交響楽団

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2016年2月公演 G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』 - 東京二期会オペラ劇場

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声の饗宴!イタリアオペラの醍醐味満点
東京二期会2016年2月公演G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』

女と男が愛と憎悪をひたすらに歌い上げる『イル・トロヴァトーレ』は、ヴェルディの数ある傑作の中で、最も声の饗宴を楽しめる作品といえるでしょう。
4役の主要ソリストにはそれぞれすばらしく印象的なアリアが用意されていますので、今回はそれをご紹介。
201512_il_trovatore.jpg 【人物相関図】
マンリーコは・・・
後述のレオノーラの恋人で、運命のいたずらからアズチェーナに息子として育てられました。実はルーナ伯爵の実弟なのですが、そうとは知らずレオノーラを巡って伯爵と激しく争います。
当演目の題名役たるマンリーコはテノール役の花形の一つ。第3幕の激情的なアリア“見よ、恐ろしい炎を”(Di quella pira)は、このオペラのハイライトと言うべき曲。
レオノーラは・・・
マンリーコの恋人で、舞台となるスペインのアラゴン公爵付きの女官で、『椿姫』のヴィオレッタや、『リゴレット』のジルダのように、意志の強い女性です。
レオノーラには2曲の大きなアリアがあり、第1幕“あれは静かな夜だった”(Tacea la notte placida)と、第4幕“恋はばら色の翼に乗って”(D'amor sull'ali rosee)は共に場面は違えど愛するマンリーコへの思いが強く込められた名曲です。
ルーナ伯爵は・・・
レオノーラに横恋慕するアラゴンの貴族です。敵役ではあるのですが、本質的に誇り高く、決して悪人ではありません。マンリーコを探し続けていた実の弟と気付かず、最終的には処刑命令を下してしまう、ある意味一番過酷な運命を背負っている役柄です。
第2幕の“君がほほ笑み”(Il balen del suo sorriso)はレオノーラへの真摯な思いが胸を打ちます。
アズチェーナは・・・
先代のルーナ伯爵に母親を殺されその復讐を果たすことを胸に秘めた、この物語の端緒を担う人物です。当初は復讐のためのコマとして育てたマンリーコに愛情を持ってしまっている節があり、物語に複雑さを与える役どころ。
第2幕のアリア“炎は燃えて”(Stride la vampa!)はこのオペラの悲劇を生む火刑の炎や、彼女の復讐の思いを込めた曲で、アズチェーナの最大の聞かせどころでもあります。
公演では名アリアの数々にどうぞご注目下さい!
★ナクソス・ミュージック・ライブラリで楽曲を試聴いただけます>>NML_trovatore.jpg

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■■■ 公演情報 ■■■
パルマ王立歌劇場とヴェネツィア・フェニーチェ劇場との提携公演
《東京二期会オペラ劇場》
G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』
オペラ全4部・日本語字幕付き原語(イタリア語)上演
日時:2016年2月
     17日(水) 18:30開演
     18日(木) 14:00開演
     20日(土) 14:00開演
     21日(日) 14:00開演
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席13,500円~C席8,000円
指揮:アンドレア・バッティストーニ
演出:ロレンツォ・マリアーニ
管弦楽:東京都交響楽団

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2016年2月公演 G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』 - 東京二期会オペラ劇場

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表参道のクリスマスを彩る、豪華キャストによる「二期会サロンコンサート」

第182回目となります、「二期会サロンコンサート」がいよいよ本番を迎えます!
来年3月に行われる共同制作『さまよえるオランダ人』びわ湖ホール・神奈川県民ホール公演でゼンタ役を務めるソプラノ橋爪ゆか、今年7月に行われた二期会オペラ『魔笛』侍女II役での活躍も記憶に新しい、若手実力派メゾソプラノ宮澤彩子、そして来年2月に行われる二期会オペラ『イル・トロヴァトーレ』のルーナ伯爵役で出演するバリトン成田博之と、いずれも豪華な歌手たちが表参道のクリスマスを華やかに彩ります。

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ソプラノ
橋爪ゆか
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メゾソプラノ
宮澤彩子
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バリトン
成田博之

二期会オペラを始め、これまでに数々のオペラやコンサートで輝かしい活躍を魅せるこの3人。二期会サロンコンサートでは今回が初となる共演に、自然と期待も高まります。
そんな中、本番に向けて準備を着々と進めるメゾソプラノの宮澤彩子より、素敵なメッセージが届きましたのでご紹介いたします。
「街を歩けば綺麗なイルミネーションが一層クリスマス気分を高めてくれる季節になりました。今回の二期会サロンコンサートは、奏でるハーモニー~ホワイトクリスマス~と題しまして、クリスマスソング、有名なオペラのデュエットやアリア、ミュージカルソング、日本歌曲など、様々なジャンルよりお届け致します!
表参道のクリスマスイルミネーションと共に皆様との素敵なひとときを、出演者一同楽しみにしております。皆様の御来場を心よりお待ち申し上げます。   ―メゾ・ソプラノ 宮澤彩子」
きらびやかに輝く表参道のイルミネーションをバックに、最高に贅沢な二期会サロンコンサートを、皆様どうぞお楽しみください!

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■■■ 公演情報 ■■■
《二期会サロンコンサート 2015-2016シーズン》
Vol.182 奏でるハーモニー ~ホワイトクリスマス~

日時:2015年12月17日(木) 19:00開演
会場:カワイ表参道コンサートサロン パウゼ
料金:全席自由 3,500円(税込・ワンドリンク付き)
出演:橋爪ゆか(ソプラノ)、宮澤彩子(メゾソプラノ)、成田博之(バリトン)、
    髙木由雅(ピアノ)
予定演奏曲:
  レオンカヴァッロ 〈オペラ〉『道化師』より「鳥の歌」
  ヴェルディ 〈オペラ〉『ドン・カルロ』より「私は死ぬ」
  マスネ 〈オペラ〉『ウェルテル』より「手紙の歌」
  ロッシーニ 〈オペラ〉『セヴィリアの理髪師』より
            フィガロとロジーナの二重唱
  ヴェルディ 〈オペラ〉『イル・トロヴァトーレ』より
            レオノーラとルーナ伯爵の二重唱
  「クリスマスソングメドレー」  ほか

▼お問合せ・チケットご予約は
二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831 へ
 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00)

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9/5(土)タテルヨシノ銀座オープン7周年ディナーに杣友惠子&加耒 徹が出演!

三越と王子ホールの至近。銀座の中心にあるフレンチの名店「タテルヨシノ銀座」のオープン記念ディナーに、東京二期会のアーティストが今年も華を添えます。
今年は7周年。9月5日(土)の記念ディナーで歌声を披露するのは、メゾソプラノ杣友惠子とバリトン加耒 徹です。

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メゾソプラノ
杣友惠子
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バリトン
加耒 徹
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ピアノ
髙田恵子

すでにチケットが取れなくなってしまった日生劇場11月の『ドン・ジョヴァンニ』でタイトルロール・デビューを果たす加耒 徹。タテルヨシノでもドン・ジョヴァンニの歌を披露します!
杣友惠子も、近年二期会オペラでの活躍著しいメゾソプラノのひとり。2011年の宮本亜門演出『フィガロの結婚』ケルビーノを好演、今年の初めには『リゴレット』に出演、続けて2016年2月には『イル・トロヴァトーレ』に出演予定です。
タテルヨシノ銀座の店内は、鮮やかながら落ち着いた雰囲気をも醸し出すブルーが印象的。エレベーターを降りて、照明が絞られたエントランスから廊下を抜けると、解放感あふれるメインの碧いお部屋に。さながら松林をくぐり抜けて海辺に到着したような感興があって、シェフ吉野 建さんの故郷である喜界島の海のイメージがまっすぐに伝わってきます。

201508_tateruyoshino_opera150905.jpg ■■■ 公演情報 ■■■
《レストラン タテル ヨシノ 銀座 7周年記念 オペラ ガラ ディナー》
日時:2015年9月5日(土) 19:00開演
 ・オープニングステージとお料理後のメインステージございます。
会場:レストラン タテルヨシノ銀座 (アクセス
料金:25,000円(税込・サービス料別途)
出演:杣友惠子(メゾソプラノ)、加耒 徹(バリトン)、髙田恵子(ピアノ)

▼ご予約・お問合せはこちら
レストラン タテル ヨシノ 銀座 TEL 03-3563-1511 
レストラン タテル ヨシノ 銀座 オンライン予約
▼2016年2月杣友惠子出演!ヴェルディ中期の傑作『イル・トロヴァトーレ』
東京二期会オペラ劇場 G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』 - 東京二期会
2016年2月17日(水)・18日(木)・20日(土)・21日(日) 東京文化会館大ホール
☆チケット一般発売=2015年10月17日(土)~
☆二期会オペラ愛好会先行=2015年9月24日(木)~
 お申し込みと同時に愛好会ご入会可
 詳しくは、二期会チケットセンター(TEL.03-3796-1831)までお気軽にどうぞ。

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