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Review | オペラ公演レビュー

2007年2月 ダフネ (撮影:鍔山英次)
樋口達哉はダフネの幼馴染みの若者ロイキッポスを溌剌と歌い演じ、ドイツ作品でもその実力を知らしめた。
大島 早紀子率いるH・アール・カオス(エイチ・アール・カオス)の鮮やかな演出、コンテンポラリー・ダンスとオペラの見事な融合も話題となった。


2007年2月
リヒャルト・シュトラウス作曲 
『ダフネ』
ロイキッポス:樋口 達哉
ダフネ:釜洞 祐子
第一の乙女:平井 香織
第二の乙女:江口 順子
2007年9月 仮面舞踏会 (撮影:鍔山英次)
『仮面舞踏会』リッカルドはすでに持ち役となっているが、年齢を重ねる中でこれからもずっと歌い続けたい大切な役。
これぞヴェルディオペラと言える素晴らしいアリアやロマンツァや二重唱とともに樋口は苦悩する総督の心理の綾を味わい深く紡ぎだし聴衆の心を鷲づかみに。
イタリア育ちの粟國 淳の深い考証を伴う演出で華やかなグランド・オペラに新たな生命が吹き込まれた。
2007年9月
ジュゼッペ・ヴェルディ作曲 『仮面舞踏会』
ウォーウィック伯爵リッカルド
(ボストン知事):樋口 達哉
アメーリア:大山 亜紀子
小姓オスカル:日比野 幸
2008年9月 エフゲニー・オネーギン (撮影:鍔山英次)
世界の歌劇場で活躍するペーター・コンヴィチュニーが長期間日本に滞在して、邦人歌手たちとともに創り上げた傑作中の傑作。
オネーギン(黒田博)とレンスキー(樋口達哉)の決闘からレンスキーの死の場面の一分の隙もない緊迫感はスリリングで息を呑むものだった。


2008年9月
ピョートル・チャイコフスキー作曲
『エフゲニー・オネーギン』
詩人レンスキー:樋口 達哉
オネーギン:黒田 博
タチアーナ:津山 恵
オルガ:田村 由貴絵  ほか
2009年2月 ラ・トラヴィアータ (撮影:鍔山英次)
宮本亜門の新演出でこれまでの『椿姫』のイメージを一新した感のある『ラ・トラヴィアータ』。
今回の演出は傾斜舞台、激しい動きを伴うものだったが、樋口達哉は当り役のアルフレードをひたむきにまたスタイリッシュに演じて、澤畑恵美のヴィオレッタとともに大喝采を浴びた。
2009年2月
ジュゼッペ・ヴェルディ作曲
『ラ・トラヴィアータ』
アルフレード:樋口 達哉
ヴィオレッタ:澤畑 恵美
新国立劇場公演から (撮影;三枝近志)
■『修禅寺物語』/かえでの婿春彦
■『トスカ』/カヴァラドッシ
■『蝶々夫人』/ピンカートン 写真提供;新国立劇場  撮影;三枝近志
平成21年度新国立劇場高校生のためのオペラ鑑賞教室 「トスカ」
2009年7月10日(金)〜16日(木)
平成21年度新国立劇場高校生のためのオペラ鑑賞教室・関西公演 『蝶々夫人』
2009年10月15日(木)、16日(金)

会場: 尼崎市総合文化センター アルカイックホール

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