清冽に心に響く歌声 モーツァルトを得意とする確かな音楽性が際立つ名花
岐阜県出身。武蔵野音楽大学卒業。愛知県立芸術大学大学院首席修了。
二期会オペラスタジオ・マスタークラス修了時、優秀賞。
新国立劇場オペラ研修所を経て、03年新国立劇場小劇場にてガッツァニーガ『ドン・ジョヴァンニ』マトゥリーナ役でオペラ・デビュー。
平成15年度文化庁芸術家在外派遣研修員としてボローニャへ留学。
第11回フランチェスコ・マリア・マルティーニ国際声楽コンクール第4位(1位なし)、第16回フランチェスコ・チレア国際声楽コンクール第2位入賞。帰国後、第12回日本モーツァルト音楽コンクール第1位、日本モーツァルト音楽大賞選考会2005にて大賞、第3回東京音楽コンクール第2位、05年岐阜県民栄誉賞受賞。
これまでに『コシ・ファン・トゥッテ』デスピーナ、『魔笛』パミーナ、『フィガロの結婚』伯爵夫人、スザンナなどに出演の他、ベートーヴェン「第九」、モーツァルト「レクイエム」などのソリストをつとめる。
最近では07年1月に大友直人指揮東京交響楽団の演奏でオペラ・アリアを演奏し絶賛された他、3月新国立劇場バレエ公演『オルフェオとエウリディーチェ』で酒井はな演じるエウリディーチェに融け合う歌唱を披露。07年10月新国立劇場『フィガロの結婚』バルバリーナで好演し、12月には読売日本交響楽団「フレッシュ名曲コンサート第九演奏会」、08年9月には新日本フィル定期『薔薇の騎士』(クリスティアン・アルミンク指揮)帽子屋役で出演し、公演成功に貢献した。また09年2月、横須賀芸術劇場会館15周年記念・パーセル作曲『ダイドーとイニアス』べリンダでは華麗な演唱で会場を魅了した。二期会会員
(2010年9月現在)
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