二期会21
オペラの散歩道 二期会blog
二期会メールマガジン オペラの道草 配信登録

声楽を学びたい方へ

愛好家クラス・2017年度 指導講師プロフィール


◆講師プロフィール

前澤悦子(まえざわ えつこ・ソプラノ):主任

国立音楽大学声楽科卒業。同大学院オペラ科修了。75年第23回文化放送賞受賞。80年音楽コンクール第3位。文化庁オペラ研修所第2期生修了。国立音大オペラ『フィガロの結婚』スザンナ役でデュー後、軽やかなリリコの声質を生かし、数多くのオペラ、コンサートで幅広く活躍。なかでも『蝶々夫人』のタイトル・ロールと『夕鶴』のつうは、代表的な当たり役として全国各地で30回を越える公演を重ね、流麗な歌唱と優美な容姿、的確な舞台所作が絶賛される。他にも 『天守物語』 『修禅寺物語』 『袈裟と盛遠』 『人買い太郎衛』 『黒船』 等、和装の舞台に於ける情感溢れる表現力には定評が有る。一方、『フィガロの結婚』(伯爵夫人) 『コジ・ファン・トゥッテ』 『ドン・ジョヴァンニ』 『劇場支配人』 『魔笛』 『偽りの女庭師』 『オルフェオとエウリディーチェ』 『イタリアのトルコ人』 『市場のかみさんたち』 『椿姫』 『カルメン』『ラ・ボエーム』 『天国と地獄』 『チャルダッシュの歌姫』 『こうもり』 『メリー・ウィドウ』 『マハゴニー市の興亡』 『不思議の国のアリス』 『黒蜥蜴』 等々、豊富なレパートリーを誇り、いずれも好評を博している。2001年、03年と日本歌曲によるリサイタルを開く。04年には楽器とのアンサンブルによるリサイタル、06年には≪舞≫と題して地唄舞と共に日本歌曲によるリサイタルを開いた。14年10月には日本歌曲によるリサイタルを開き、音楽雑誌「音楽の友」において高い評価を得た。16年11月にも日本歌曲によるリサイタルを開き、好評を得ている。CDには<優しき歌><遺言歌>がある。東京室内歌劇場会員、日本演奏連盟会員、二期会・愛好家クラス総合主任講師、アドヴァンスドコース主任講師。二期会会員

成田勝美(なりた かつみ・テノール):副主任

国立音楽大学声楽科を首席で卒業。第14回イタリア声楽コンコルソ第1位入賞、併せてミラノ大賞受賞。 第19回ジロー・オペラ賞受賞。87年『カルメン』ドン・ホセで二期会デビュー。二期会創立40周年記念『お蝶夫人』ピンカートンで出演し、サヴォンリンナ・オペラフェスティバル(フィンランド)にも同役で出演。ワーグナー作品でも実績があり、二期会『神々の黄昏』(邦人初演)で難役ジークフリートを見事に演じ、その後も『ラインの黄金』フロー、『ワルキューレ』ジークムント、『タンホイザー』タイトル・ロール、『ローエングリン』タイトル・ロールと大作に続けて出演、ヘルデン・テノールとしての地位を不動のものとした。以降も、『ラインの黄金』フロー、『ジークフリート』タイトル・ロール、『神々の黄昏』、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ヴァルター等に出演、いずれも公演の成功に多大なる貢献を果たした。他にも『サロメ』ナラボート、『椿姫』アルフレード、『リゴレット』マントヴァ公爵、『魔弾の射手』マックス等、次々に主要な役を演じている。コンサートでは、都響ワーグナーシリーズの主役を立て続けに歌い、ベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」「第九」、マーラー「嘆きの歌」等のソリストとしても高い評価を得ている。近年では、二期会『オテロ』の表題役では新聞各紙などでも非常に高い評価を得た他、日生劇場開場50周年記念『フィデリオ』フロレスタン等、活躍を続けている。二期会愛好家クラス総合副主任講師、アドヴァンスドコース主任講師。二期会会員

井坂 惠(いさか めぐみ・メゾソプラノ)

東京都出身。武蔵野音楽大学卒業。同大学大学院修了。二期会オペラスタジオ、及びオペラ研修所修了。1992年渡独。カールスルーエ国立音楽大学大学院リート科、モーツァルテウム音楽大学大学院(墺)リート・オラトリオ科において主にドイツリートを研究し、96年帰国。1987年『フィガロの結婚』ケルビーノ役でオペラデビュー後、『コシ・ファン・トゥッテ』ドラベッラ、『魔笛』パパゲーナ等数多くのオペラに出演。殊にケルビーノはその後もまさにはまり役と高い評価を得、1998年二期会公演『フィガロの結婚』で好評を博した他、2002年ニ期会創立50周年記念公演宮本亜門演出『フィガロの結婚』でも絶賛された。続く03年には二期会創立50周年記念公演、G.クレーマー演出『ばらの騎士』のオクタヴィアン役を射止め、好演した。11年4月、新国立劇場でもオクタヴィアン役で主演、素晴らしい演唱で公演を成功に導いた。コンサート活動においてもドイツ留学時より「オラトリオ」をはじめ「ミサ曲」「第九」など各種公演で活躍。1999年東京文化会館でのリサイタルにおいてグリーグ女声連作歌曲集「山の娘」ノルウェー語原典版(日本初演)を披露。2003年には全曲をズボン役で構成したプログラムによるリサイタルを紀尾井ホールで開催し、その魅力を余すところなく発揮した。その他、NHK「FMリサイタル」、「名曲リサイタル」に出演。確かなテクニックに裏付けられた歌唱は常に聴衆を魅了している。二期会会員

大沼美惠子(おおぬま みえこ・ソプラノ)

東京藝術大学卒業。同大学院修了。シュトゥットガルト音楽大学に学ぶ。第29回全日本学生音楽コンクール東日本第1位。第53回日本音楽コンクール入選。カール・ビュンテ指揮の東京藝術大学定期演奏会『ドイツ・レクィエム』にてコンサート・デビュー以来、様々な宗教曲や交響曲のソリストを数多く務め、著名な指揮者と共演している。一方、ドイツ歌曲やオペラ・アリアなどの演奏会は、いつも好評を博している。オペラ・デビューを、山田一雄指揮の東京藝術大学創立百周年記念オペラ『オルフェオとエウリディーチェ』(C.W.グルック)のエウリディーチェ役にて飾る。二期会では『ドン・ジョヴァンニ』のドンナ・アンナ役で華々しくデビューし、岩城宏之指揮 『金閣寺』(黛敏郎作曲)の本邦初演では、「女」を見事に演じ、その演技力も高く評価された。その他にも数々のオペラを歌い演じている。NHKニューイヤー・オペラ・コンサートやNHK-FMリサイタル等にも出演している。その稀な澄んだ声と女性らしい歌の解釈を好む人も少なくない。故中山悌一、三林輝夫、植木桂、ウータ・クッター、コンラート・リヒター、故ルイーザ・ボサバリアンの諸氏に師事。日本演奏連盟会員、日本声楽アカデミー会員、二期会愛好家クラス アドヴァンスドコース主任講師。二期会会員

菊地美奈(きくち みな・ソプラノ)

東京藝術大学卒業、同大学院修了。二期会オペラスタジオ43期マスタークラス修了、修了時に優秀賞受賞。新国立劇場『魔笛』パミーナ、同『ジークフリート』森の小鳥、二期会『ポッペアの戴冠』タイトルロール、二期会『皇帝ティトの慈悲』セルヴィーリア、サイトウキネンフェスティバル松本・小澤征爾指揮『ファウストの劫罰』天の声、佐渡裕プロデュース『カルメン』フラスキータ、二期会『メリー・ウィドウ』ヴァランシエンヌ、『フィガロの結婚』スザンナ、『ホフマン物語』ジュリエッタ役で出演する等、大舞台でのキャリアを重ねている。音楽性と共にその演技力には定評があり、日本初演を含む近現代オペラのヒロインをも歴任、通して歌い演じた役は既に60を数える。またオペレッタやキャバレーソングの訳詞・脚本・企画演出等、多彩な活動も行っている。銀座7丁目・音楽ビヤプラザライオン宣伝企画プロデューサー、朝日カルチャーセンター講師、東海大学講師。二期会会員

北村さおり(きたむら さおり・ソプラノ)

東京純心女子短期大学音楽科卒業、同大学専攻科修了、東京芸術大学卒業、同大学大学院修了。二期会オペラ研修所修了。平成17年度文化庁在外研修員としてベルリンへ留学。第71回日本音楽コンクール第2位。第23回飯塚新人音楽コンクール大賞。『魔笛』夜の女王等オペラ出演多数、高評価を得た2015年の二期会オペラ『ダナエの愛』ではゼメレ役に出演。「メサイア」「第九」「レクイエム」等ソリストでも活躍の他、ドイツ歌曲を中心に歌曲演奏にも意欲的に取り組んでいる。横浜シティオペラ会員、日本演奏連盟会員。二期会会員

羽山弘子(はやま ひろこ・ソプラノ)

広島県出身。桐朋学園大学短期大学部卒業。東京音楽大学卒業。同研究科修了。1994年イタリア政府給費留学生として渡伊。ヴェローナ市国立音楽院を卒業。二期会オペラ研修所プロフェッショナルコース第3期修了時に中山悌一賞を受賞。第34回日伊声楽コンコルソ入選。第29回イタリア声楽コンソルソ・シエナ部門金賞受賞。二期会では『魔笛』『イェヌーファ』『ナクソス島のアリアドネ』『カプリッチョ』等に出演。その他近年では東京オペラプロデュース公演『修道院での結婚』『ロビンソン・クルーソー』、広島シティオペラ『トゥーランドット』『ラ・ボエーム』『蝶々夫人』『カルメン』、江東オペラ『アンドレア・シェニエ』『マノン・レスコー』『トスカ』、TIAA公演『ワルキューレ』『神々の黄昏』『ラインの黄金』『魔笛』等多くのオペラに出演。くらしき作陽大学・大学院准教授、エリザベト音楽大学非常勤講師。二期会会員

成田博之(なりた ひろゆき・バリトン)

国立音楽大学声楽科卒業、同大学院オペラコース修了。二期会オペラスタジオ修了。文化庁オペラ研修所第10期修了。文化庁派遣芸術家在外研修員としてイタリア・ボローニャにてパオロ・コーニ氏のもと研修を積む。第8回日本声楽コンクール第1位。第69回日本音楽コンクール第3位入賞および木下賞受賞。第5回藤沢オペラコンクール第2位入賞。2003年ミトロプーロス国際声楽コンクール(アテネ)最高位、入賞者記念コンサートと表彰式がギリシャ国内でテレビ放送された。これによりアテネ五輪の文化事業の一環として05年アテネのヘロド・アティクス野外劇場でのオペラ『エウメニデス』(世界初演)に出演した。これまでに、1999年新国立劇場・二期会共催 原嘉壽子『罪と罰』(初演)、2000年二期会『魔笛』、02年新国立劇場小劇場オペラ『賢い女』、03年日生劇場開場40周年記念 ベルク『ルル』(3幕版・日本初演)に出演、好評を得た。04年と05年にはサントリーホール・オペラ『トスカ』、『ラ・ボエーム』では世界的なアーティストに一歩も引けを取らぬ演奏で注目を集めると、以後06年二期会『ラ・ボエーム』マルチェッロ、07年新国立劇場『西部の娘』ベッロ、09年佐渡裕プロデュース・オペラ『カルメン』(兵庫・東京・愛知)エスカミーリョ、二期会『カプリッチョ』伯爵、13年新国立劇場『愛の妙薬』ベルコーレ、15年二期会『リゴレット』題名役、新国立劇場『沈黙』ヴァリアーノ、16年二期会『イル・トロヴァトーレ』ルーナ伯爵など、次々と主要なバリトンの役に出演。コンサートにおいても古典から現代オペラまで幅広い作品で常に高い評価を得ている。テレビで生放送された12年のNHKニューイヤーオペラコンサートでは『カルメン』エスカミーリョを演唱し多くの聴衆を魅了した。国立音楽大学、尚美学園大学講師。2017年度より二期会・愛好家クラス アドアンスドコース主任講師。二期会会員

吉川健一(よしかわ けんいち・バリトン)

国立音楽大学卒業、同大学院修了。二期会オペラ研修所プロフェッショナルコース第6期修了。日本クラシック音楽コンクール第2位(最高位)、トルトーナ国際音楽コンクール第3位、ラッコニージ国際音楽コンクール第3位、第20日奏楽堂日本歌曲コンクール第3位各受賞。イタリアで研鑽し、現地でオペラやコンサートに出演。帰国後、故実相時昭雄演出の二期会『魔笛』パパゲーノ役に抜擢され成功を収めたのを皮切りに、二期会、新国立劇場、日生劇場の公演に多数出演。近年では、二期会『サロメ』(P.コンヴィチュニー演出)、新国立劇場『コシ・ファン・トゥッテ』(演奏会形式)グリエルモ、同『ピーター・グライムズ』、東京・春・音楽祭『ファルスタッフ』タイトルロール等で公演の成功に貢献している。「第九」や宗教曲のソリストとしても活躍する他、(公財)ソニー音楽財団主催「Concert for KIDS」、地域創造登録アーティストとして活動し、子供向けや親しみやすいコンサート、ワークショップを全国に展開している。二期会会員