3.11東日本大震災の復興を願って、二期会を代表する歌手たちが集い、記憶に残る名演奏をお贈り致します。
2003年4月以降、長きにわたり津田ホールとともに歩みを重ねた「二期会ゴールデンコンサート−津田ホールシリーズ」は、2015年3月のホール閉館に伴い最終回を迎えます。長い間ご愛顧頂き、誠にありがとうございました。
二期会ゴールデンコンサートの発祥は、1966年9月30日共立講堂に遡ります。伊藤京子、岡部多喜子、瀬山詠子、滝沢三重子、三宅春惠、川崎静子、栗本尊子、戸田敏子、松内和子、荒木宏明、柴田睦陸、高田信男、中村健、布施隆治、栗本正、立川清登、中山悌一、畑中良輔等、当時の音楽界の珠玉の歌手たちが出演致しました。以後、都市センターホール、東京文化会館、津田ホールへとかたちと会場を変えながら、それぞれの時代に活躍するアーティストが、先人から受け継いだ〈音楽〉の魅力を余すことなくお届けして参りました。
〈二期会〉という名称は、「一期」に対する “次の世代”を担う「二期」として、その根底に創始者たちの“日々新たに”の想いを宿すものです。煌めく数多の想い出と感謝とともに「一期一会」のまたとないこの日を、未来への希望を託しつつ、豊かな音楽で満たすことが出来れば幸いです。
豪華ソリストたちが結集した、華やかなステージにご期待ください。 |