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2021年10月、モーツァルト・シンガーズ・ジャパン(MSJ)とハンサム四兄弟のCDが発売されます!

【1】 待望の新譜!宮本益光率いるモーツァルト・シンガーズ・ジャパン(MSJ)が、ダ・ポンテ三部作の締めくくりとなる『フィガロの結婚』をいよいよ10月20日(水)より発売!

待ちに待ったMSJの新譜は、ダ・ポンテ三部作を締めくくる『フィガロの結婚』。
今回は合唱を含めた全ての曲を収録。日本最高のモーツァルト・シンガーズによる、モーツァルトの最も人気オペラをぜひ、お聴き逃しなく!

202110_msj_figaro.jpg●●● CD情報 ●●●
モーツァルト・シンガーズ・ジャパン Vol.4
フィガロの結婚

<2021年10月20日(水) 発売>
価格:5,500円(消費税、送料込)
【配役・演奏】
アルマヴィーヴァ伯爵:宮本益光
伯爵夫人:澤畑恵美
スザンナ:鵜木絵里
フィガロ:加耒 徹
ケルビーノ:中島郁子
マルチェリーナ:小泉詠子
バルトロ/アントニオ:伊藤 純
ドン・バジリオ/ドン・クルツィオ:金山京介
バルバリーナ:三井清夏
                ほか
ピアノ:山口佳代、髙田恵子

▼ご購入はこちらから
ピアノ伴奏で楽しむ モーツァルトオペラ・全曲レコーディングプロジェクト!! - MSJ公式HP

▼MSJの最新情報は公式ツイッターで
MOZART SINGERS JAPAN - Twitter

*     *     *


【2】 ハンサム四兄弟 デビューアルバム“HOME” 10月22日(金)発売!

日本を代表する煌めくバリトン歌手たちが手を取り結成した夢のユニット、「ハンサム四兄弟」のデビューアルバム“HOME”。長男/宮本益光、次男/与那城 敬、三男/近藤 圭、四男/加耒 徹というオペラやコンサートなどで活躍する4人の魅力溢れる歌声とキャラクターを存分に収めました。

収録曲は各々「愛」の溢れる歌曲を持ち寄り、感情豊かにソロを披露。またAll brothersでは高らかに歌の喜びを届けます。4人の甘く優しい歌声、美しいハーモニーをお聴きください。

202110_home.jpg●●● CD情報 ●●●
ハンサム四兄弟 “HOME”
<2021年10月22日(金) 発売>
MClassics/価格:2,750円(税込)

ハンサム四兄弟(バリトン)
宮本益光・与那城 敬・近藤 圭・加耒 徹
髙田恵子(ピアノ)
【収録曲(演奏)】
1.もしも歌がなかったら (ハンサム四兄弟)
2.献呈 作品25-1 (宮本益光)
3.マリア (与那城 敬)
4.君を愛す 作品5-3 (近藤 圭)
5.あなたを愛しています (加耒 徹)
6.ジュ・トゥ・ヴ (与那城 敬)
7.マイ・ウェイ (近藤 圭)
8.愛のテーマ (加耒 徹)
9.春 (宮本益光)
10.そのうたは (ハンサム四兄弟)
11.私の歌 (ハンサム四兄弟)

▼ご購入はこちらから
ハンサム四兄弟 - mas-mits ページ!

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NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019
◆第3日 奇跡の“驚”演!! 『フィガロの結婚』ダイジェスト版

開幕まであと3日!!≪NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019≫。今年は3つのオペラをハイライト/ダイジェストでお楽しみいただく3日間。公演紹介記事最終回の今日は、最終日となる6月23日(日)14時開演「第3日 奇跡の“驚”演!! 『フィガロの結婚』ダイジェスト版」です。

通常、多くの作品で2~3時間はかかるオペラの上演には、歌手やオーケストラ、指揮者だけでなく裏にはたくさんのスタッフらが膨大な時間をかけて準備し、稽古を重ねて、ようやく幕が開きます。
今回のNIKIKAI Days公演は、ソリストたちと、オーケストラ代わりのピアノだけ。様々な仕掛けが取り払われる分、音楽に集中することができます。シンプルな演出、語り、台詞など、工夫を凝らし、物語の理解を助けます。しかし、歌手にとっては、大きな挑戦。ダイジェスト、ハイライトというのは、「出番の連続」ということになりますから、かなりの集中力とエネルギーが要るのです。

さて、第3日のキャストは超豪華!これまで二期会オペラをはじめ、数多くの舞台で主要な役を演じて人気を博し、今もなお演奏活動や後進の指導で超多忙な歌手ばかり。今回、こうして揃ったことがまさに“驚”!そして一緒に『フィガロ』を演じる楽しさも奇跡。
伯爵夫人を演じる大倉由紀枝は、「これまでの経験と知識に基づいた超一流の演唱と優しいお人柄の皆様と一緒にフィガロの舞台を作る喜びに、ただただ感謝しています」とコメントを寄せています。
『フィガロ』に描かれるどの役にも言い分があり、えも言われぬ思いがあります。時代も、身分も現実とは違うけれど、いつのまにか、共感しているのは、この作品と、モーツァルトの魅力といってもよいでしょう。

おかげさまで第3日のチケットは既に発売予定全席を《完売》しており、当日券も発売はございません。それだけにチケットを入手された皆様は、この日、一日だけの『フィガロの結婚』をどうぞお楽しみに!

      *     *     *
キャスト:

伯爵
大島幾雄

伯爵夫人
大倉由紀枝

フィガロ
黒田 博

スザンナ
澤畑恵美

ケルビーノ
井坂 惠

バルトロ
池田直樹

マルチェリーナ
岩森美里

ドン・バジリオ/
ドン・クルツィオ
福井 敬

ピアノ
藤川志保

■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019 第3日
奇跡の“驚”演!!『フィガロの結婚』ダイジェスト版

日時:2019年6月23日(日) 14時開演(13:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
料金:(全席指定・税込)
   ・普通席:一般¥4,500(予定販売数終了)
   ・プレミアム席:一般¥6,000(予定販売数終了)

チラシダウンロード(PDF)
▼NIKIKAI Days 2019公演情報ページはこちら
NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019|主催・制作コンサート - 二期会21

●公演のお問合せ・チケットのご予約は
<6/21(金)『コジ・ファン・トゥッテ』と22(土)『愛の妙薬』を発売中!>
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

●チケット取扱
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017 (10:00~18:00 休館日を除く)
チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード:143-147)

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4/20(土) 日本を代表するプリマ・ドンナ“澤畑恵美”、岩手が誇る日本の至宝“福井 敬”、二人による豪華なリサイタル!

日本を代表するソプラノ澤畑恵美、同じく日本を代表するテノール福井 敬。
同い年の二人は、国立音楽大学、大学院、文化庁オペラ研修所、そしてイタリア留学…と、常に身近な存在でありながら、互いを尊敬しつつ切磋琢磨して今に至りました。
その二人が福井の出身地、岩手県にある釜石市民ホールTETTOにて、ホールグランドオープン1周年を記念したデュオ・リサイタルに出演致します。またこの公演は、岩手県の内陸と沿岸をつなぐ東北横断自動車道釜石秋田線が、3月9日に全線開通したことを記念してのものでもあります。 釜石は海と山に挟まれた風光名媚なところ。ちょうど公演日は桜が満開の時期🌸!
是非、二人の貴重な共演を聴きに、釜石までお出かけください!!

ソプラノ 澤畑恵美

テノール 福井 敬

■■■ 公演情報 ■■■
TETTO Grand Open 1st Anniversary
東北横断自動車道釜石秋田線(花巻-釜石)全線開通記念
澤畑恵美&福井 敬 デュオ・リサイタル

日時:2019年4月20日(土)14:00開演(13:30開場)
会場:釜石市民ホールTETTO ホールA
料金:全席指定 一般3,000円/高校生以下1,500円
    (TETTO友の会2,400円/TETTO友の会高校生以下1,200円)
     当日各500円増
出演:澤畑恵美(ソプラノ)、福井 敬(テノール)、谷池重紬子(ピアノ)
予定演奏曲:
  瀧 廉太郎(詞:武島羽衣) 「花」
  中田喜直 (詞:三好達治) 「たんぽぽ」
  中田喜直 (詞:渡辺達生) 「歌をください」
  橋本國彦 (詞:林柳波) 「お六娘」
  さだまさし (詞:さだまさし) 「秋桜」
  橋本國彦 (詞:西条八十) 「お菓子と娘」
  平井康三郎 (詞:小黒恵子) 「うぬぼれ鏡」
  中田喜直 (詞:寺山修司) 「悲しくなったときは」
  菅野祥子 (詞:菅野祥子) 「春なのに」
  ディ・カプア 「オー ソレ ミオ」
  カルディッロ 「カタリ カタリ(つれない心)」
  アーン 「クロリスに」
  デラックァ 「ヴィラネル」
  ヴェルディ オペラ『椿姫』より 「乾杯の歌」
  ヴェルディ オペラ『リゴレット』より 「女心の歌」
  グノー オペラ『ファウスト』より 「宝石の歌」
  プッチーニ オペラ『トゥーランドット』より “誰も寝てはならぬ”

▼公演の詳細、チケットのお求めは公式サイトをご覧ください
澤畑恵美&福井敬 デュオ・リサイタル - 釜石市民ホール TETTO 公式サイト

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「NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019」 3/15(金)よりチケット一般発売開始!!

サントリーホール ブルーローズで二期会歌手が競演する夢の3日間「NIKIKAI Days@Blue Rose」。

サントリーホール ブルーローズ(写真提供:サントリーホール)
今年は6月に『コジ・ファン・トゥッテ』、『愛の妙薬』、『フィガロの結婚』の人気オペラ3演目をハイライトやダイジェスト版でお届けします。

通常、全曲演奏すると3時間ほどかかるオペラを、物語の流れはそのままに、いいとこ取りした今回の公演。聴き覚えのある旋律に、名シーンやクライマックスの連続なので、オペラの面白さを満喫いただけること間違いありません!

NIKIKAI Days 2016『ドン・ジョヴァンニ』より(写真提供:サントリーホール)
ところで、「ハイライト」と「ダイジェスト」の違いとは?
どちらも長いものを短くしたもののことを指しますが、編集の仕方に違いがあって、ハイライトは、名シーン(おいしいところ)を“ピックアップ”して全体の流れを短くすること、対してダイジェストは、全体の流れを短くしても、内容全体がわかるように“要約(カット)”したものと、一般的にはこんな風に区別されます。
気になる今回の3公演は、それぞれの聴く・観るを最もよい形でお愉しみいただくための編集方法がとられていますので、その点にもご注目ください!

チケットはいよいよ3月15日(金)より一般発売を開始致します! 良いお席はどうぞお早目にお求めください!!

チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019
日程:2019年6月21日(金)~23日(土)
会場:サントリーホール ブルーローズ(小ホール) 【アクセス
料金《各1回券》:
 プレミアム席※:一般¥6,000 (二期会オペラ愛好会会員¥5,500)
 普通席:一般¥4,500 (二期会オペラ愛好会会員¥4,300)
 (※…「プレミアム席」限定・オリジナルクリアファイル付き、座席割設定は公演日毎に異なります。)

◆ラインアップ◆
■第1日 女は皆こうしたもの…?『コジ・ファン・トゥッテ』ハイライト
<原語(イタリア語)上演>
日時:2019年6月21日(金) 19:00開演(18:30開場)
出演:
 (フィオルディリージ)吉田美咲子
 (ドラベッラ)加賀ひとみ
 (デスピーナ)渡邉絵美子
 (フェルランド)鈴木 准
 (グリエルモ)寺西一真
 (ドン・アルフォンソ)鹿野由之
ピアノ:髙木由雅
構成:澤田康子

■第2日 中島康晴プロデュース『愛の妙薬』ハイライト(語り付き)
<原語(イタリア語)上演>
日時:2019年6月22日(土) 14:00開演(13:30開場)
出演:
 (アディーナ)山口清子
 (ネモリーノ)中島康晴
 (ベルコーレ)大沼 徹
 (ドゥルカマーラ)畠山 茂
ピアノ:仲田淳也
語り:彌永耕一

■第3日 奇跡の“驚”演!!『フィガロの結婚』ダイジェスト版
<日本語訳詞(中山悌一 訳)上演>
日時:2019年6月23日(日) 14:00開演(13:30開場)
出演:
 (伯爵)大島幾雄
 (伯爵夫人)大倉由紀枝
 (フィガロ)黒田 博
 (スザンナ)澤畑恵美
 (ケルビーノ)井坂 惠
 (バルトロ)池田直樹
 (マルチェリーナ)岩森美里(※)
 (ドン・バジリオ/ドン・クルツィオ)福井 敬
ピアノ: 藤川志保

尚、今年の公演では「普通席」の他に「プレミアム席」が新たに設定されました。「プレミアム席」は座席の設定に加え、限定オリジナル・クリアファイル付きの特典が用意されています。お蔭様でこの「プレミアム席」は、3月1日よりはじまっている、二期会オペラ愛好会会員の先行販売でも大人気で、『コジ・ファン・トゥッテ』と『フィガロの結婚』はすでに完売!『愛の妙薬』も残りごく僅かとなっております。

▼公演概要ページはこちら
NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019|主催・制作コンサート - 二期会21

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!
●チケット取扱
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017 (10:00~18:00 休館日を除く)
チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード:143-147)

(※)出演者変更について
当初、第3日『フィガロの結婚』ダイジェスト版のマルチェリーナ役に出演を予定しておりました 秋葉京子 は、都合により出演できなくなりました。代わりまして、同役には 岩森美里 が出演いたします。尚、出演者変更に伴うチケットの払い戻し、変更は承りかねます。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

■プレミアム席および二期会オペラ愛好会料金は二期会チケットセンターのみのお取扱いです。
■未就学児のご入場はお断り申し上げます。
■やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい。


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3/10(日) NIKIKAI Days 2019プレコンサート「MOZART and his circle」
~出演者メッセージリレー(最終回)バリトン宮本益光&ピアノ山口佳代

3月10日(日)にサントリーホール ブルーローズで開催するNIKIKAI Days 2019プレコンサート「MOZART and his circle/声楽作品から見るモーツァルト交遊録」。
当日は名手たちの演奏だけでなく、バリトン宮本益光による作品にまつわる話やモーツァルトの周りに集う人々の話なども交え、モーツァルトの交遊録を紐解いていきます。モーツァルトの新たな発見があること間違いなし!

リレーでご紹介してきた出演者からのメッセージ。最終回はバリトン宮本益光とピアノ山口佳代からのメッセージです。

     *     *     *

<宮本益光より>


―― これまでの演奏活動の中で、モーツァルトの演奏における体験談や思い出についてお聞かせください。

私はドン・ジョヴァンニでオペラデビューし、二期会デビューもドン・ジョヴァンニでした。フィガロの結婚、コジ・ファン・トゥッテ、魔笛…これらの作品はいつでも歌える自信があります。
私の音楽家としての骨格をなしているのがモーツァルトだと信じていますが、彼の神髄にはまだ遠く至りません。だから好きなのです。

―― 今回歌われるモーツァルトのコンサートアリアは大変難易度が高く、演奏会でも取り上げることが少ないということを伺いました。今回の“コンサートアリア”を歌われる意気込みをお聞かせください。

実は私が歌うアリア「手に口づけを」だけはとても短くチャーミング。他の皆さんは皆10分近くかかる大曲ばかり。名手揃いですから、選曲した私自身、とても楽しみにしているのです。
決して楽したわけではないのですよ。私はこの日、司会も担当するしね。

―― この公演の聴きどころやお客様へメッセージをお願いします。

モーツァルトを歌わせたら…という方々ばかりですから、演奏が素晴らしいのはもちろんです。
それだけでなく、その作品にまつわる話、モーツァルトの周りに集う人々の話など、自称、モーツァルトおたくの私が、とっておきのお話をもって皆さまをご案内いたします。
きっとモーツァルトがさらに身近に感じられ、改めて彼の才能を認識するひとときとなるでしょう。

     *     *     *

<山口佳代より>


右手はいつもヴァイオリン、小指辺りでフルートを吹き、両親指はファゴットやホルンなど、左手はやはりチェロ&コンバス、たまにティンパニー鳴らしたり♪♪
モーツァルトを愛してやまない名歌手5人を尊敬し仕える楽団として感謝を込めて演奏させて頂きます。

     *     *     *

それでは公演当日、サントリーホール ブルーローズで皆様のご来場をお待ち申し上げております!


チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days@Blue Rose 2019 プレコンサート
「MOZART and his circle」声楽作品から見るモーツァルト交遊録

>>モーツァルトの作品を世に送り出した人、モーツァルトの想像の泉を刺激した人、彼の交遊録を紐解きながら、モーツァルト作品の魅力とその時代を描きます。
日時:2019年3月10日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:全指定席 ¥4,500(税込)
出演:澤畑恵美(ソプラノ)、針生美智子(ソプラノ)、小林由佳(メゾソプラノ)、望月哲也(テノール)、宮本益光(バリトン)、山口佳代(ピアノ)
予定プログラム:(構成・宮本益光)
<第1部>
コンサート・アリアから
・「手に口づけを」 宮本益光
・「アルカンドロよ、私は告白する~私は知らぬ、このやさしい愛情がどこからやってくるのか」 針生美智子
・「もし私の唇を信じないなら~悩み苦しむ心だが」 望月哲也
・「幸せの影よ~私はお前を残していく」 小林由佳
・「ああ、私は前からそのことを知っていたの!~私の眼の前から消え去っておくれ~ああ、この波を越えていかないで下さい」 澤畑恵美
<第2部>
オペラ『魔笛』より
・「地獄の復讐が私の心の中に煮えかえっている」 夜の女王:針生美智子
オペラ『ドン・ジョヴァンニ』より
・「ああ私のお父様が~逃げるのですね、何て酷い!」 ドンナ・アンナ:澤畑恵美/ドン・オッターヴィオ:望月哲也
オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』より
・「彼に目を向けてください」 グリエルモ:宮本益光
・「私、あの黒髪の人を取るわ」 フィオルディリージ:針生美智子/ドラベッラ:小林由佳
・「心をあなたにお贈りします」 ドラベッラ:小林由佳/グリエルモ:宮本益光
オペラ『劇場支配人』より
・「私はプリマドンナよ」 ジルバークランク嬢:澤畑恵美/ヘルツ夫人:針生美智子/フォーゲルザンク氏:望月哲也
オペラ『フィガロの結婚』より
・「伯爵夫人よ、許してくれ」 出演者全員

※都合により曲目は変更させていただく場合がございます。

▼公演概要ページはこちら
NIKIKAI Days 2019 プレコンサート:MOZART and his circle 声楽作品から見るモーツァルト交遊録 - 二期会21

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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3/10(日) NIKIKAI Days 2019プレコンサート「MOZART and his circle」
~出演者メッセージリレー (4)ソプラノ針生美智子

3月10日(日)にサントリーホール ブルーローズで開催するNIKIKAI Days 2019 プレコンサート「MOZART and his circle/声楽作品から見るモーツァルト交遊録」。
前半はコンサートアリア、後半はおなじみのオペラよりアリアや重唱を演奏予定。作品にまつわる話やモーツァルトの周りに集う人々の話なども交え、演奏をお楽しみいただきながら、モーツァルトの交遊録を紐解いていきます。

出演はモーツァルトをこよなく愛する5人の歌手とピアニスト。6名によるメッセージリレー第4回はソプラノ針生美智子より!

     *     *     *



―― これまでの演奏活動の中で、モーツァルトの演奏における体験談や思い出についてお聞かせください。

私の生まれて初めてのオペラデビューが、『魔笛』の夜の女王でした。北海道旭川での市民オペラで、右も左もわからないまま夢中で歌った記憶が、今でもハッキリ思い出されます。あれから約25年経った今も、様々な節目で夜の女王を演じ、歌っていますが、歌うたびに変化、発見があります。いつまでこの役が歌えるかわかりませんが、私にとっての原点であり、沢山の試練を与えてくれた大切な役です。

―― 今回歌われるモーツァルトのコンサートアリアは大変難易度が高く、演奏会でも取り上げることが少ないということを伺いました。今回の“コンサートアリア”についてお聞かせください。

「アルカンドロよ、私は告白する〜私は知らぬ、このやさしい愛情がどこからやってくるのか」は今回初めて歌います。ウェーバー家の次女アロイジアの為に書かれた曲で、モーツァルトはアロイジアへの恋心とその才能に惚れ込んで書いたそうです。とにかく美しく、難しい。アロイジアは、完璧に歌ったと書いてますが、音域の広さ、技術は相当なものだったと想像出来ます。この音楽に素直に音を紡いで、美しさをそのままお伝え出来る様、歌ってみたいです。

―― この公演の聴きどころやお客様へメッセージをお願いします。

ズバリ、宮本益光さんのお話でしょう!出演する私もとても楽しみにしています。作品の奥行き、繋がり、裏話など、演奏と一緒に知ることができる!そして、アンサンブルの魅力、なかなか聴く事の出来ない貴重なコンサートアリアなど、美味しい所が一杯入ったコンサートです。

愛に溢れたモーツァルトの音楽を、是非お聴き下さい。

ソプラノ針生美智子

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チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days@Blue Rose 2019 プレコンサート
「MOZART and his circle」声楽作品から見るモーツァルト交遊録

>>モーツァルトの作品を世に送り出した人、モーツァルトの想像の泉を刺激した人、彼の交遊録を紐解きながら、モーツァルト作品の魅力とその時代を描きます。
日時:2019年3月10日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:全指定席 ¥4,500(税込)
出演:澤畑恵美(ソプラノ)、針生美智子(ソプラノ)、小林由佳(メゾソプラノ)、望月哲也(テノール)、宮本益光(バリトン)、山口佳代(ピアノ)
予定プログラム:(構成・宮本益光)
<第1部>
コンサート・アリアから
・「手に口づけを」 宮本益光
・「アルカンドロよ、私は告白する~私は知らぬ、このやさしい愛情がどこからやってくるのか」 針生美智子
・「もし私の唇を信じないなら~悩み苦しむ心だが」 望月哲也
・「幸せの影よ~私はお前を残していく」 小林由佳
・「ああ、私は前からそのことを知っていたの!~私の眼の前から消え去っておくれ~ああ、この波を越えていかないで下さい」 澤畑恵美
<第2部>
オペラ『魔笛』より
・「地獄の復讐が私の心の中に煮えかえっている」 夜の女王:針生美智子
オペラ『ドン・ジョヴァンニ』より
・「ああ私のお父様が~逃げるのですね、何て酷い!」 ドンナ・アンナ:澤畑恵美/ドン・オッターヴィオ:望月哲也
オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』より
・「彼に目を向けてください」 グリエルモ:宮本益光
・「私、あの黒髪の人を取るわ」 フィオルディリージ:針生美智子/ドラベッラ:小林由佳
・「心をあなたにお贈りします」 ドラベッラ:小林由佳/グリエルモ:宮本益光
オペラ『劇場支配人』より
・「私はプリマドンナよ」 ジルバークランク嬢:澤畑恵美/ヘルツ夫人:針生美智子/フォーゲルザンク氏:望月哲也
オペラ『フィガロの結婚』より
・「伯爵夫人よ、許してくれ」 出演者全員

※都合により曲目は変更させていただく場合がございます。

▼公演概要ページはこちら
NIKIKAI Days 2019 プレコンサート:MOZART and his circle 声楽作品から見るモーツァルト交遊録 - 二期会21

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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3/10(日) NIKIKAI Days 2019プレコンサート「MOZART and his circle」
~出演者メッセージリレー (3)テノール望月哲也

3月10日(日)にサントリーホール ブルーローズで開催するNIKIKAI Days 2019 プレコンサート「MOZART and his circle/声楽作品から見るモーツァルト交遊録」。
前半はコンサートアリア、後半はおなじみのオペラよりアリアや重唱を演奏予定。作品にまつわる話やモーツァルトの周りに集う人々の話なども交え、演奏をお楽しみいただきながら、モーツァルトの交遊録を紐解いていきます。

出演はモーツァルトをこよなく愛する5人の歌手とピアニスト。その6名からのメッセージをリレーします。第3回はテノール望月哲也より!

     *     *     *



―― これまでの演奏活動の中で、モーツァルトの演奏における体験談や思い出についてお聞かせください。

モーツァルトのオペラ作品は私と二期会との関わりの中で、最も重要な作品ばかりです。これまでに『ドン・ジョヴァンニ』『魔笛』『皇帝ティートの慈悲』『コジ・ファン・トゥッテ』に出演しています。いい思い出ではないのですが~『魔笛』タミーノを演じた時に、本番中でしかもテレビ収録の入っている日に、肉離れを起こして…足を引きずりながら歌った思い出があります。その後同じタミーノ役でヨーロッパの劇場にもデビューすることができました。

―― 今回歌われるモーツァルトのコンサートアリアは大変難易度が高く、演奏会でも取り上げることが少ないということを伺いました。今回の“コンサートアリア”についてお聞かせください。

「もし私の唇を信じないなら~悩み苦しむ心だが」
コンサート・アリアというものは、ある特定の歌手の力量、テクニックを最大限に引き出すために作曲された作品であると考えていますが、今回歌わせていただく《Se al labbro non credi》は、アントン・ラーフという当時64歳のテノールのために書かれた作品で、正直64歳のテノールというのは、ピークはすぎていたのかもしれない。全体的な作りを見ると高音は多くないが、ゆったりとしたテンポ設定の中に、長いフレーズを歌わせるレガートの技術を求められるような気がしています。そのあたりを上手く演奏できたら、と思っています。

―― この公演の聴きどころやお客様へメッセージをお願いします。

モーツァルトの交友録、と題した今回のコンサート。普段あまり聴くことの出来ないコンサート・アリアの数々は、モーツァルトを愛し、その音楽に心酔している歌手たちによって新たな生命を吹き込まれる演奏になるのではないか、と期待しています。また後半には有名なアリア、アンサンブルも多く並んでいます。
モーツァルトの声楽作品の素晴らしさを再認識してもらえる演奏会になると思います。どうぞご期待ください。

テノール望月哲也

     *     *     *

チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days@Blue Rose 2019 プレコンサート
「MOZART and his circle」声楽作品から見るモーツァルト交遊録

>>モーツァルトの作品を世に送り出した人、モーツァルトの想像の泉を刺激した人、彼の交遊録を紐解きながら、モーツァルト作品の魅力とその時代を描きます。
日時:2019年3月10日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:全指定席 ¥4,500(税込)
出演:澤畑恵美(ソプラノ)、針生美智子(ソプラノ)、小林由佳(メゾソプラノ)、望月哲也(テノール)、宮本益光(バリトン)、山口佳代(ピアノ)
予定プログラム:(構成・宮本益光)
<第1部>
コンサート・アリアから
・「手に口づけを」 宮本益光
・「アルカンドロよ、私は告白する~私は知らぬ、このやさしい愛情がどこからやってくるのか」 針生美智子
・「もし私の唇を信じないなら~悩み苦しむ心だが」 望月哲也
・「幸せの影よ~私はお前を残していく」 小林由佳
・「ああ、私は前からそのことを知っていたの!~私の眼の前から消え去っておくれ~ああ、この波を越えていかないで下さい」 澤畑恵美
<第2部>
オペラ『魔笛』より
・「地獄の復讐が私の心の中に煮えかえっている」 夜の女王:針生美智子
オペラ『ドン・ジョヴァンニ』より
・「ああ私のお父様が~逃げるのですね、何て酷い!」 ドンナ・アンナ:澤畑恵美/ドン・オッターヴィオ:望月哲也
オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』より
・「彼に目を向けてください」 グリエルモ:宮本益光
・「私、あの黒髪の人を取るわ」 フィオルディリージ:針生美智子/ドラベッラ:小林由佳
・「心をあなたにお贈りします」 ドラベッラ:小林由佳/グリエルモ:宮本益光
オペラ『劇場支配人』より
・「私はプリマドンナよ」 ジルバークランク嬢:澤畑恵美/ヘルツ夫人:針生美智子/フォーゲルザンク氏:望月哲也
オペラ『フィガロの結婚』より
・「伯爵夫人よ、許してくれ」 出演者全員

※都合により曲目は変更させていただく場合がございます。

▼公演概要ページはこちら
NIKIKAI Days 2019 プレコンサート:MOZART and his circle 声楽作品から見るモーツァルト交遊録 - 二期会21

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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3/10(日) NIKIKAI Days 2019プレコンサート「MOZART and his circle」
~出演者メッセージリレー (2)メゾソプラノ小林由佳

3月10日(日)にサントリーホール ブルーローズで開催する「NIKIKAI Days 2019 プレコンサート/MOZART and his circle」。
前半はコンサートアリア、後半はおなじみのオペラよりアリアや重唱を演奏予定。作品にまつわる話やモーツァルトの周りに集う人々の話なども交え、演奏をお楽しみいただきながら、モーツァルトの交遊録を紐解いていきます。

出演はモーツァルトをこよなく愛する5人の歌手とピアニスト。その6名からのメッセージをリレーします。第2回はメゾソプラノ小林由佳より!

     *     *     *



―― これまでの演奏活動の中で、モーツァルトの演奏における体験談や思い出についてお聞かせください。

大学院公演『コジ・ファン・トゥッテ』に妹役ドラベッラで出演した時、田舎から両親が初めて娘が出演するオペラを観に来てくれました。終演後感想を聞くと、“いつもと声が違っていたけど、よかったよ”との事…話を進めると、なんと姉のフィオルディリージ役をずっと私だと思っていたんです。私は三姉妹の長女…衣裳やメイクがあったとはいえ、両親が素直すぎるのか、私の演技が上手かったのか(苦笑)。いえ、やはりモーツァルトが天才なんです!! 忘れられない思い出です。

―― 今回歌われるモーツァルトのコンサートアリアは大変難易度が高く、演奏会でも取り上げることが少ないということを伺いました。今回の”コンサートアリア”についてお聞かせください。

コンサートアリア「幸せの影よ~私はお前を残していく」は、モーツァルトが残した唯一アルトの為の作品で、彼が20歳の時、カストラート歌手の為に作曲しました。将軍アルサーチェが愛する恋人に別れを告げつつ再会を願い、もう会えないかもしれない不安な心情を何度も同じ歌詞を繰り返す事で表現しています。それはシンプルでありながら、実に巧妙で、生前イタリアの師匠に”モーツァルトは死ぬ前に歌えるようになればいい”と言われた意味がわかり始めた気がしています。低声も使いどこまで表現できるか、静かな挑戦です!!

―― この公演の聴きどころやお客様へメッセージをお願いします。

今の時代にあって、電気を全く使わず、人間の力で何かを伝えようとする音楽は本当に凄い…その素晴らしさに、最近あらためて私自身が気付かされています。
モーツァルトが生まれたのは263年前…彼が書いた音楽には、当時生きていた人間や自然の息遣いが満ち溢れ、それらを今現代の私達が聞いても共感できてしまいます。時代や国が変わっても、ずっと人間の喜怒哀楽は変わらない…深く複雑な感情のひだまでも。
そう思うと、わくわくするやらどきどきするやら。それらを何とか、何とかうまく表現し、当日会場のお客様たちと一緒にライブでドキドキワクワクしたいと願っています。
そして今回は、宮本益光さんがモーツァルトの交遊録なども交えてお聞かせ下さるとの事。出演する私も早く知りたいです(笑)。きっと、また違った音楽の楽しみ方に出会えるのでは…そんな予感がします。

メゾソプラノ小林由佳

     *     *     *

チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days@Blue Rose 2019 プレコンサート
「MOZART and his circle」声楽作品から見るモーツァルト交遊録

>>モーツァルトの作品を世に送り出した人、モーツァルトの想像の泉を刺激した人、彼の交遊録を紐解きながら、モーツァルト作品の魅力とその時代を描きます。
日時:2019年3月10日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:全指定席 ¥4,500(税込)
出演:澤畑恵美(ソプラノ)、針生美智子(ソプラノ)、小林由佳(メゾソプラノ)、望月哲也(テノール)、宮本益光(バリトン)、山口佳代(ピアノ)
予定プログラム:(構成・宮本益光)
<第1部>
コンサート・アリアから
・「手に口づけを」 宮本益光
・「アルカンドロよ、私は告白する~私は知らぬ、このやさしい愛情がどこからやってくるのか」 針生美智子
・「もし私の唇を信じないなら~悩み苦しむ心だが」 望月哲也
・「幸せの影よ~私はお前を残していく」 小林由佳
・「ああ、私は前からそのことを知っていたの!~私の眼の前から消え去っておくれ~ああ、この波を越えていかないで下さい」 澤畑恵美
<第2部>
オペラ『魔笛』より
・「地獄の復讐が私の心の中に煮えかえっている」 夜の女王:針生美智子
オペラ『ドン・ジョヴァンニ』より
・「ああ私のお父様が~逃げるのですね、何て酷い!」 ドンナ・アンナ:澤畑恵美/ドン・オッターヴィオ:望月哲也
オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』より
・「彼に目を向けてください」 グリエルモ:宮本益光
・「私、あの黒髪の人を取るわ」 フィオルディリージ:針生美智子/ドラベッラ:小林由佳
・「心をあなたにお贈りします」 ドラベッラ:小林由佳/グリエルモ:宮本益光
オペラ『劇場支配人』より
・「私はプリマドンナよ」 ジルバークランク嬢:澤畑恵美/ヘルツ夫人:針生美智子/フォーゲルザンク氏:望月哲也
オペラ『フィガロの結婚』より
・「伯爵夫人よ、許してくれ」 出演者全員

※都合により曲目は変更させていただく場合がございます。

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●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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3/10(日) NIKIKAI Days 2019プレコンサート「MOZART and his circle」
~出演者メッセージリレー (1)ソプラノ澤畑恵美

3月10日(日)にサントリーホール ブルーローズで開催する「NIKIKAI Days 2019 プレコンサート」は、モーツァルトの声楽作品を二期会の名手たちがお届けします。
前半はコンサートアリア、後半はおなじみのオペラよりアリアや重唱を演奏予定。作品にまつわる話やモーツァルトの周りに集う人々の話なども交え、演奏をお楽しみいただきながら、モーツァルトの交遊録を紐解いていきます。

公演に向け、今回出演のモーツァルトをこよなく愛する5人の歌手とピアニストからのメッセージをリレーでご紹介してまいります。
第1回はソプラノ澤畑恵美からのメッセージ!

     *     *     *



―― これまでの演奏活動の中で、モーツァルトの演奏における体験談や思い出についてお聞かせください。

『フィガロの結婚』のスザンナでデビューし、その後伯爵夫人を歌う機会に恵まれたことは、私にとって大変嬉しい体験です。正確にはバルバリーナが一番最初に歌った役なので二役昇進!1つの作品の中で自分も成長したような不思議な感覚です(笑)

―― 今回歌われるモーツァルトのコンサートアリアは大変難易度が高く、演奏会でも取り上げることが少ないということを伺いました。今回の“コンサートアリア”を歌われる意気込みをお聞かせください。

今回取り上げるコンサートアリア「ああ、私は前からそのことを知っていたの!~私の眼の前から消え去っておくれ~ああ、この波を越えていかないで下さい」は、宮本益光さんからのリクエストにお応えしての初挑戦です!アリア3つ分ほどの長大な作品ですが、練習して歌い込むほどに心の奥に触れてくるものがあり、初めて歌うという緊張の中にも、内心わくわくドキドキ。今更ながらモーツァルトの素晴らしさを、日々実感中です。
オペラの一場面のようにドラマティックなコンサートアリア。本番までに、曲の仕上がりがもう少し発酵してくることを期待しております。
長いアリアですが、ご静聴よろしくお願い申し上げます!

―― この公演の聴きどころやお客様へメッセージをお願いします。

今回の聴きどころは、やはり宮本益光さんのモーツァルト談義に絡めて歌の演奏がある事ですね。めったにお目にかからないコンサートアリアの他にも、馴染みのオペラ重唱もあります。知る喜びと、音楽を聴く楽しみを存分に堪能していただけたら嬉しいです。

ソプラノ澤畑恵美

     *     *     *

チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days@Blue Rose 2019 プレコンサート
「MOZART and his circle」声楽作品から見るモーツァルト交遊録

>>モーツァルトの作品を世に送り出した人、モーツァルトの想像の泉を刺激した人、彼の交遊録を紐解きながら、モーツァルト作品の魅力とその時代を描きます。
日時:2019年3月10日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:全指定席 ¥4,500(税込)
出演:澤畑恵美(ソプラノ)、針生美智子(ソプラノ)、小林由佳(メゾソプラノ)、望月哲也(テノール)、宮本益光(バリトン)、山口佳代(ピアノ)
予定プログラム:(構成・宮本益光)
<第1部>
コンサート・アリアから
・「手に口づけを」 宮本益光
・「アルカンドロよ、私は告白する~私は知らぬ、このやさしい愛情がどこからやってくるのか」 針生美智子
・「もし私の唇を信じないなら~悩み苦しむ心だが」 望月哲也
・「幸せの影よ~私はお前を残していく」 小林由佳
・「ああ、私は前からそのことを知っていたの!~私の眼の前から消え去っておくれ~ああ、この波を越えていかないで下さい」 澤畑恵美
<第2部>
オペラ『魔笛』より
・「地獄の復讐が私の心の中に煮えかえっている」 夜の女王:針生美智子
オペラ『ドン・ジョヴァンニ』より
・「ああ私のお父様が~逃げるのですね、何て酷い!」 ドンナ・アンナ:澤畑恵美/ドン・オッターヴィオ:望月哲也
オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』より
・「彼に目を向けてください」 グリエルモ:宮本益光
・「私、あの黒髪の人を取るわ」 フィオルディリージ:針生美智子/ドラベッラ:小林由佳
・「心をあなたにお贈りします」 ドラベッラ:小林由佳/グリエルモ:宮本益光
オペラ『劇場支配人』より
・「私はプリマドンナよ」 ジルバークランク嬢:澤畑恵美/ヘルツ夫人:針生美智子/フォーゲルザンク氏:望月哲也
オペラ『フィガロの結婚』より
・「伯爵夫人よ、許してくれ」 出演者全員

※都合により曲目は変更させていただく場合がございます。

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NIKIKAI Days 2019 プレコンサート:MOZART and his circle 声楽作品から見るモーツァルト交遊録 - 二期会21

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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第3回「オペラ歌手紅白対抗歌合戦」がまもなく開催!

年々盛り上がりを見せ、師走の恒例コンサートとして皆様にお楽しみ頂いている「オペラ歌手紅白対抗歌合戦」。3回目を迎える今年は、さらにパワーアップされ、12月3日(月)にサントリーホールで開催されます。
今年、二期会からは12名の精鋭たちが出演します。
指揮はロメリー・プフントさんと沼尻竜典さんが紅白に分かれ、日本を代表する歌手たちとともに繰り広げる真剣勝負をお聴き逃しなく!

今年の二期会からの出場歌手12名は次のとおり。

<紅組>
ソプラノ
腰越満美
ソロ

澤畑恵美
ソロ

菊地美奈
エール交換(四重唱)
メゾソプラノ
加納悦子
二重唱(1)

小林由佳
二重唱(2)
<白組>
カウンターテナー
彌勒忠史
ソロ
テノール
樋口達哉
二重唱(1)

小原啓楼
二重唱(2)
バリトン
上江隼人
ソロ

青山 貴
二重唱(1)

与那城 敬
二重唱(2)
バスバリトン
三戸大久
ソロ

 
■■■ 公演情報 ■■■
ガーデングループ Presents
第3回 オペラ歌手 紅白対抗歌合戦 ~声魂真剣勝負~

日時:2018年12月3日(月) 18:30開演(18:00開場)
会場:サントリーホール 大ホール

~紅組~
指揮:ロメリー・プフント
ソプラノ:腰越満美、佐藤美枝子、澤畑恵美、砂川涼子、光岡暁恵
メゾソプラノ:林 美智子
二重唱(1):天羽明惠(ソプラノ)、加納悦子(メゾソプラノ)
二重唱(2):田村麻子(ソプラノ)、小林由佳(メゾソプラノ)

~白組~
指揮:沼尻竜典
カウンターテナー:彌勒忠史
テノール:笛田博昭、村上敏明
バリトン:上江隼人、須藤慎吾
バスバリトン:三戸大久
二重唱(1):樋口達哉(テノール)、青山 貴(バリトン)
二重唱(2):小原啓楼(テノール)、与那城 敬(バリトン)

~エール交換(四重唱)~
菊地美奈(ソプラノ)、鮎澤由香理(メゾソプラノ)、澤﨑一了(テノール)、市川宥一郎(バリトン)

演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
司会:本田聖嗣

●お問合せ
 テンポ・プリモ TEL:03-3524-1221 (平日10時~18時)

▼プログラム等の公演詳細・チケットのお求めはこちらのホームページをご覧ください
第3回オペラ歌手 紅白対抗歌合戦
 
 

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2015年日本初演を絶賛された紀尾井ホール 歌劇『オリンピーアデ』に幸田浩子、澤畑恵美、彌勒忠史、望月哲也が再び出演!

2015年、国内のみならず海外の音楽誌上でも絶賛された紀尾井ホール 歌劇『オリンピーアデ』が、日本初演のキャストである幸田浩子、澤畑恵美、彌勒忠史、望月哲也らの出演で再演されます!
26歳で夭折したイタリアの作曲家ペルゴレージが晩年の1735年に初演した本作品は、古代オリンピックを舞台に恋と友情の人間模様が展開される物語で、さながら歌合戦の様に出演者がアリアを披露していく贅沢なオペラです。どうぞ皆様ご期待ください。
 


アリステーア
ソプラノ幸田浩子

リーチダ
ソプラノ澤畑恵美

アミンタ
テノール望月哲也

アルカンドロ
カウンターテナー彌勒忠史

 
公演告知ムービー公開中!


■■■ 公演情報 ■■■
バロック・オペラ
ペルゴレージ/歌劇『オリンピーアデ』全3幕

(セミステージ形式・原語上演・日本語字幕)
日時:2017年11月3日(金・祝) 15:00開演
   2017年11月5日(日) 15:00開演 
会場:紀尾井ホール
指揮・チェンバロ:河原忠之/演出:粟國 淳
出演:クリステーネ 吉田浩之(テノール)
   アリステーア 幸田浩子(ソプラノ)
   アルジェーネ 林 美智子(メゾソプラノ)
   リーチダ 澤畑恵美(ソプラノ)
   メガークレ 向野由美子(メゾソプラノ)
   アミンタ 望月哲也(テノール)
   アルカンドロ:彌勒忠史(カウンターテナー)
管弦楽:紀尾井ホール室内管弦楽団

▼公演詳細はこちらから
ペルゴレージ 歌劇「オリンピーアデ」 - 紀尾井ホール

●お問合せ・ご予約は
紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061
(10:00~18:00/日・祝休)
 
 

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<間もなく開演!!>二期会オペラ講座 第40回 ~オペレッタはこれから「こうもり」~

青島広志氏の軽妙なトークと、実力派歌手の出演で毎回好評いただいている「二期会オペラ講座」。
今度の開催は9月14日(木)。東京二期会11月公演『こうもり』に出演ソリストの澤畑恵美、三井清夏、小森輝彦の出演で、数あるオペレッタの中でも最高の人気曲を中心にお送りします。

本日、都内某所で、最終稽古が行われました!


(写真左から)小森輝彦、三井清夏、澤畑恵美、青島広志

オペラやオペレッタに興味はあるけれど、最初の一歩が踏み出せない… そんなあなたにオペラ講座。オペラが大好きなあなたもきっとご満足頂けます。
普段なかなか聞くことができない、オペラ歌手の生の声に、まずは触れてみてください。
芸術の秋、皆様のご来場をお待ちしております!
 

170914kouza40_thumb.jpg
チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ講座(通算第40回)
ブルーアイランド音楽辞典
『大作曲家による究極のオペラ縦断』シリーズ(21)
~オペレッタはこれから「こうもり」~

日時:2017年9月14日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール
料金:(全自由席)一般¥3,000、学生¥1,000
   当日券もご用意がございます!

出演:青島広志(お話しとピアノ)
   澤畑恵美(ソプラノ)
   三井清夏(ソプラノ)
   小森輝彦(バリトン)
演奏予定曲:
 J.シュトラウスII世作曲 『こうもり』より
 ・泣き泣きお別れ(澤畑、三井、小森)
 ・侯爵様あなたのようなお方は(三井)
 ・時計の二重唱(澤畑、小森)
 ・チャルダッシュ(澤畑)
 ・Dui-du(澤畑、三井、小森)
 ・田舎娘の格好で(三井)
  (上記はドイツ語歌唱予定です!)
 スッペ作曲 『ボッカチオ』より
 ・恋はやさし 野辺の花(澤畑、三井、小森)
 オッフェンバック作曲 『天国と地獄』より
 ・はえの二重唱(三井、小森)

▼公演概要ページ
二期会オペラ講座 オペレッタはこれから「こうもり」 - 東京二期会

▼チケットご予約は
二期会チケットセンター TEL: 03-3796-1831
 (月~金:10:00~18:00/土:10:00~15:00/日祝 休)
 
 

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いずみホール・オペラ2016『ドン・ジョヴァンニ』
第15回佐川吉男音楽賞を受賞!!

昨年、黒田 博(バリトン)がドン・ジョヴァンニ、澤畑恵美(ソプラノ)がドンナ・エルヴィラ、ジョン ハオ(バス・バリトン)が騎士長で出演いたしました、いずみホール・オペラ2016『ドン・ジョヴァンニ』が、このほど「第15回佐川吉男音楽賞」を受賞いたしました。


(撮影:樋川智昭)

<贈賞理由> 「音響効果の優れたコンサート・ホールのひとつとして全国に知られる大阪のいずみホールで、毎年オペラが上演されている。近年は河原忠之がプロデュースに当たっているが、今回の≪ドン・ジョヴァンニ≫は、その中でも傑出した水準の公演となった。プロデュースのみならず、指揮とチェンバロも受け持った河原の強い音楽的統率力は、このロマン派への架け橋のドランマ・ジョコーゾの持つ広がりと古典的格調の高さの双方を満足させる充実を生み出した。このホールの舞台としての制約をむしろ積極的にアイデアに反映させた粟國淳の演出も素晴らしい。何よりも河原、粟國ともにモーツァルトの音楽自体の魅力を前面に出す姿勢に拍手。黒田 博、ジョン ハオ、澤畑恵美の東京組と、石橋栄実、清水徹太郎、西尾岳史、老田裕子、東平聞、ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団と合唱団の関西組の一体感あるアンサンブルも心地良い。見識ある統率力が反映された公演であった」
 *


黒田 博

澤畑恵美

ジョン ハオ

 *
▼いずみホール プレスリリース
《ドン・ジョヴァンニ》(2016.9.3)が第15回佐川吉男音楽賞を受賞しました。(PDFファイル) - いずみホール
同シリーズでは、2017年12月16日(土)にドニゼッティ『愛の妙薬』を上演し、黒田 博がベルコーレ役で出演いたします。どうぞご期待ください。

▼公演情報はこちら
いずみホール・オペラ2017《愛の妙薬》 - いずみホール

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<演奏予定曲決定!!>二期会オペラ講座 第40回 〜オペレッタはこれから「こうもり」〜

青島広志氏の軽妙なトークと、実力派歌手の出演で毎回好評いただいている「二期会オペラ講座」。
今度の開催は9月14日(木)。東京二期会11月公演『こうもり』に出演の澤畑恵美、三井清夏、小森輝彦の共演で、数あるオペレッタの中でも最高の人気曲の魅力に迫ります。

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青島広志
(c)Gakken Pub.
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澤畑恵美
(ソプラノ)
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三井清夏
(ソプラノ)
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小森輝彦
(バリトン)

このたび当日演奏予定の曲目が決定しましたので、ブログをご覧の皆様にいち早くお知らせいたします!
オペラやオペレッタに興味はあるけれど、最初の一歩が踏み出せない…、そんなあなたにオペラ講座。オペラが大好きなあなたもきっとご満足頂けます。是非お誘い合わせの上、ご来場ください。

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チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ講座(通算第40回)
ブルーアイランド音楽辞典
『大作曲家による究極のオペラ縦断』シリーズ(21)
〜オペレッタはこれから「こうもり」〜

日時:2017年9月14日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール
料金:(全自由席)一般¥3,000、学生¥1,000
出演:青島広志(お話しとピアノ)
   澤畑恵美(ソプラノ)
   三井清夏(ソプラノ)
   小森輝彦(バリトン)
演奏予定曲:
 J.シュトラウスII世作曲 『こうもり』より
 ・泣き泣きお別れ(澤畑、三井、小森)
 ・侯爵様あなたのようなお方は(三井)
 ・時計の二重唱(澤畑、小森)
 ・チャルダッシュ(澤畑)
 ・Dui-du(澤畑、三井、小森)
 ・田舎娘の格好で(三井)
  (上記はドイツ語歌唱予定です!)
 オッフェンバック作曲 『天国と地獄』より
 ・はえの二重唱(三井、小森)
 スッペ作曲 『ボッカチオ』より
 ・恋はやさし 野辺の花(澤畑、三井、小森)

▼公演概要ページ
二期会オペラ講座 オペレッタはこれから「こうもり」 - 東京二期会
▼チケットご予約は
二期会チケットセンター TEL: 03-3796-1831
 (月〜金:10:00〜18:00/土:10:00〜15:00/日祝 休)

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「第1回オペラ歌手紅白対抗歌合戦~声魂真剣勝負~」(9/6)に18名の二期会アーティストが出演!

日本を代表するトップクラスのオペラ歌手が音楽の殿堂サントリーホールに集結し、紅組(女性)・白組(男性)に分かれて競い合う、夢の歌合戦が実現します!
うち、二期会からの出場歌手は次の総勢18名です。

<紅組>
ソプラノ
(ソロ)
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腰越満美
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澤畑恵美
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並河寿美
メゾソプラノ
(ソロ)
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永井和子
二重唱 201608_kouhaku_yasui.jpg
ソプラノ
安井陽子
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メゾソプラノ
小林由佳
四重唱 201608_kouhaku_kato.jpg
ソプラノ
加藤早紀
201608_kouhaku_shishido.jpg
ソプラノ
宍戸茉莉衣
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ソプラノ
辰巳真理恵
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ソプラノ
藤原 唯
<白組>
テノール
(ソロ)
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樋口達哉
バリトン
(ソロ)
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黒田 博
二重唱 201608_kouhaku_ohara.jpg
テノール
小原啓楼
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バリトン
成田博之
四重唱
[La Dill]
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カウンターテナー
彌勒忠史
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バリトン
岩田健志
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バリトン
坂下忠弘
201608_kouhaku_kanayama.jpg
テノール
金山京介

勝敗は当日ご来場のお客様の投票によって決まります!
今までに類を見ない豪華な時間を是非お楽しみください!
■■■ 公演情報 ■■■
ガーデングループ Presents
第1回 オペラ歌手 紅白対抗歌合戦 ~声魂真剣勝負~

日時:2016年9月6日(火) 18:30開演(18:00開場)
会場:サントリーホール 大ホール
指揮:三ツ橋敬子(紅組)、垣内悠希(白組)
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
司会:本田聖嗣
●お問合せ
 メイ・コーポレーション TEL:03-3584-1951 (平日10時~18時)
▼公演詳細・チケットのお求めはこちらのホームページをご覧ください
第1回オペラ歌手 紅白対抗歌合戦

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11月公演 オペレッタ『ウィーン気質』の愉快な人たち~《1》ウィーンの伯爵夫妻

いよいよ立ち稽古が開始した、11月公演J.シュトラウスII作曲オペレッタ『ウィーン気質』。
オペレッタの本場ウィーンでは『こうもり』や『メリー・ウィドー』にも並ぶ人気演目で、J.シュトラウスの美しい旋律が全編に溢れる本当に楽しい演目です。
今回から数回に渡ってこのオペレッタの登場人物をご紹介いたします!
      *       *       *
《1》ツェドラウ伯爵、伯爵夫人
「ツェドラウ伯爵」はオーストリア近くにあるロイス・シュライツ・グライツ公国の大使。大の堅物として知られていましたが、今では赴任したウィーンでの生活に大いに影響を受け、“ドン・ファン”との浮名を流すまでに成長(?)しています。
一方、ツェドラウ伯爵の妻、「伯爵夫人」はウィーン生まれのウィーン育ち。気品と快活さを併せ持つ、まさに“ウィーン気質”を体現する人物です。
結婚当初は性格が違いすぎて夫婦仲があまりよろしくなかった2人ですが、伯爵がウィーンの生活に慣れ“ウィーン気質”を身につけたことで、2人の気持ちが変わっていきます。
明るく人生を謳歌しようというこの2役の関係がこのオペレッタの一つの核と言えるでしょう。
今回このカップルを演じるのは・・・

11月21日(土)/23日(月・祝)公演
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小貫岩夫&澤畑恵美
11月22日(日)/25日(水)公演
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与儀 巧&塩田美奈子

二期会オペレッタでも欠かせない存在の小貫岩夫と、際立つ存在感で満場を魅了する澤畑恵美。
2014年『イドメネオ』のタイトルロールとは180度異なる役柄で新境地に臨む与儀 巧と、花のある容姿と歌唱でオペラ女優との呼び声も高い塩田美奈子。まさに理想的な配役でお送りします!
楽しい気分になって頂けること間違いなしの当公演。
組ごとに異なる個性を是非劇場にてご覧ください。

▼公演情報ページはこちら
2015年11月公演 ヨハン・シュトラウスII世オペレッタ『ウィーン気質』 - 東京二期会オペラ劇場
 11月21日(土)・22日(日)・23日(月祝)・25日(水) 日生劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

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インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!
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紀尾井ホールが開館20周年を記念してお送りする、ぺルゴレージのオペラ『オリンピーアデ』とは!?

いよいよ10月6日(火)・8日(木)にセミ・ステージ形式で日本初演されるペルゴレージ作曲のバロック・オペラ『オリンピーアデ』。
この作品の台本を書いたピエトロ・メタスタージオ(伊、1698-1782)は、『皇帝ティトの慈悲』をはじめ数多くの優れた作品を世に送り、イタリアの作曲家のみならずヘンデル、ハイドン、そしてモーツァルトらもこぞって取り上げるほど、広くヨーロッパで絶大な人気を得ていました。『オリンピーアデ』もヴィヴァルディ、チマローザ、ドニゼッティなど実に60人に及ぶ作曲家が作曲し、イタリア・バロックの一時代を牽引する作品となりました。
この人気作を7人の登場人物で生き生きと描いたのが、夭折の天才作曲家ペルゴレージ(伊、1710-1736)。随所にちりばめられた魅力的で美しいアリアと、人物たちの心情を優美に彩る即興演奏等を効果的に用いて、より鮮明にドラマティックに物語を映し出し、バロックの世界に新風を巻き起こしました。オペラ・ブッファの先駆けと言われる『奥様女中』や、晩年の傑作「スターバト・マーテル」のイメージが強いペルゴレージですが、近年では『オリンピーアデ』をはじめ彼が遺した珠玉のオペラ・セリアの上演・録音化が世界各地で行われており、再び脚光を浴びています。
よりスリリングに、より情熱的に描かれる古代ギリシャの愛の物語に、日本を代表する豪華キャストが挑みます。
注目を集める日本初演を、ぜひ紀尾井ホールでお楽しみください。
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(写真左から)澤畑恵美、幸田浩子、望月哲也、彌勒忠史
■■■ 公演情報 ■■■
紀尾井ホール開館20周年記念バロック・オペラ
ペルゴレージ 歌劇『オリンピーアデ』(日本初演・セミステージ形式2部構成)

日時:2015年10月6日(火)/8日(木)いずれも18:30開演
会場:紀尾井ホール
出演:幸田浩子、澤畑恵美、彌勒忠史、望月哲也 他
▼公演の詳細、ご予約、お問合せはこちら
ペルゴレージ 歌劇「オリンピーアデ」 - 紀尾井ホール

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ぺルゴレージのバロック・オペラ『オリンピーアデ』、紀尾井ホールにて日本初演!

紀尾井ホール開館20周年を記念し、ペルゴレージ作曲のバロック・オペラ『オリンピーアデ』が、10月6日(火)・8日(木)に日本初演されます。
古代オリンピック競技を巡って愛憎渦巻く人間模様を描き出すべく、日本を代表する豪華キャストが集結。
指揮・チェンバロを務めるのは、オペラを熟知するピアニストとして引く手あまたである一方、近年指揮者としても目覚ましい活躍を遂げる河原忠之氏、演出には東京二期会公演でも数々の作品を手掛け、高い評価を受けている粟國 淳氏、さらにヴァイオリニスト石田泰尚氏をリーダーに、本公演のために特別編成された「紀尾井オペラ・アンサンブル」が華を添えます。二期会からは、恋人に去られた失意の中アリステアを見初め、彼女を手に入れようと策略をめぐらす「クレタの王子」リーチダにソプラノ澤畑恵美、結婚を反対された揚句、オリンピック競技で優勝した者との結婚を強いられるアリステアにソプラノ幸田浩子、リーチダの良き理解者である、叔父で後見人のアミンタにテノール望月哲也、アリステアの父クリステーネの忠実な部下であり、そして物語の鍵を握るアルカンドロをカウンターテナーの彌勒忠史が演じます。
紀尾井ホール ウェブサイトの当公演ホームページには、物語の人物相関図や前日譚が掲載されており、より本作の奥深さ、ペルゴレージによる緻密な人物描写をお楽しみ頂けます。
2020年の東京オリンピックを前に、一足早く紀尾井ホールに訪れる古代ギリシャの風。残席僅か、貴重な日本初演をどうぞお見逃しなく!
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(写真左から)澤畑恵美、幸田浩子、望月哲也、彌勒忠史
■■■ 公演情報 ■■■
紀尾井ホール開館20周年記念バロック・オペラ
ペルゴレージ 歌劇『オリンピーアデ』(日本初演・セミステージ形式2部構成)

日時:2015年10月6日(火)/8日(木)いずれも18:30開演
会場:紀尾井ホール
出演:幸田浩子、澤畑恵美、彌勒忠史、望月哲也 他
▼公演の詳細、ご予約、お問合せはこちら
ペルゴレージ 歌劇「オリンピーアデ」 - 紀尾井ホール

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“3年に1度”七会七色の饗宴!「全国二期会サミットコンサート」

“3年に1度”の大イベント「全国二期会サミットコンサート」。
普段はそれぞれの地域において活動する全国の各二期会が、東京文化会館で一堂に会します。
5回目となる今回も、北海道、東京、名古屋、関西、中国、四国、大分と、全国“七”二期会が、各地を代表するソリスト達を選出し、渾身の一曲をご披露致します。
東京二期会からは、本年11月オペレッタ『ウィーン気質』に伯爵夫人役で出演予定のソプラノ澤畑恵美と、来年2月オペラ『イル・トロヴァトーレ』にマンリーコ役で出演予定のテノール小原啓楼が“東京二期会の顔”として出演致します!

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ソプラノ
澤畑恵美
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テノール
小原啓楼
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司会・進行
池田直樹

コンサートでは各地を代表するソリスト達が、それぞれに想いをのせた一曲をご披露致しますが、プログラミングにも大注目です!
池田直樹の司会進行が更に会場を盛り上げること間違いなしですので、どうぞご期待ください!
公演もいよいよ間近です。皆様のご来場をお待ちしております。

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全国二期会サミットコンサートV
日時:2015年9月20日(日) 16:00開演(15:30開場)
会場:東京文化会館 小ホール
料金:(全席自由)¥4,000
出演団体:〈全国七二期会〉
北海道二期会、東京二期会、名古屋二期会、関西二期会、中国二期会、四国二期会、大分二期会
司会・進行:池田直樹

▼予定演奏曲等詳細はこちら
全国二期会サミットコンサートV - 東京二期会

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二期会WEEK@サントリーホール2015閉幕!

二期会WEEK@サントリーホール2015にご来場くださいました皆様、誠にありがとうございました。
6月22日~28日に渡って開催した本年度の二期会WEEKも、おかげさまで無事閉幕いたしました。

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第1夜 La Dill ~匂い立つ風~
(左から)吉田貴至、彌勒忠史、岩田健志、坂下忠弘、金山京介
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第2夜 『日本歌曲大全集』~山田耕筰没後50年 日本歌曲の系譜~
(前列左から)金子美香、与那城 敬、新垣 隆、朴 令鈴
(後列左から)与儀 巧、盛田麻央、彌勒忠史
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第3夜 日韓国交正常化50周年記念ガラコンサート『海を越えて』
(左から)富永 峻、李 宗潤、チョン・ウォルソン(田月仙)、森永朝子、樋口達哉、鳴海 剛
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第4夜 マンドリンと歌う 世界の名曲
(左から)大澤一彰、手島由紀子、仲田淳也
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第5夜 ヒデユキ&ヴィタリ スーパージョイントコンサート~愛をこめて~
(左から)松村英行、岩井真美、小野寺まさよ、田口真理子、ヴィタリ・ユシュマノフ
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第6日 オペラ『カルメン』ハイライト
(前列左から)羽根田宏子、伊原直子、三宅理恵、田村由貴絵
(後列左から)甲斐栄次郎、望月哲也、森島英子、宮本益光、成平有子、福満美帆、丸山美香
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第7日 匠がうたう日本の心
(左から)福島明也、澤畑恵美、谷池重紬子、福井 敬

“二期会WEEK@サントリーホール”は、来年度は週末に凝縮したコンサートをお届けすべく、“二期会3days@サントリーホール”(仮称)としてリニューアルし、2016年7月1日(金)~3日(日)を予定しております。
次回もまた、多くのお客様のご来場を心よりお待ちしております!

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「二期会WEEK@サントリーホール2015」第7日<匠がうたう日本の心>
予定プログラムが決まりました!

一週間の歌の祭典、二期会WEEKのフィナーレを飾るのは、日本声楽界を牽引する、澤畑恵美(ソプラノ)、福井 敬(テノール)、福島明也(バリトン)が、名ピアニスト谷池重紬子と共にお贈りする「匠がうたう日本の心」。
ついにその全貌が明らかに!

nikikai_week_2015_thumb.jpg ■■■ 公演情報 ■■■
二期会WEEK@サントリーホール2015
第7日「匠がうたう日本の心」

日時:2015年6月28日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:(1回券)全席指定4,500円

出演:

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ソプラノ:澤畑恵美
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テノール:福井 敬
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バリトン:福島明也
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ピアノ:谷池重紬子

予定プログラム:
<第1部>
[Part.1] 美しい日本の四季
日本歌曲の名曲で織り成す、美しい日本の四季。
 ・中田喜直/さくら横ちょう  <澤畑>
 ・團 伊玖磨/ひぐらし  <福島>
 ・小林秀雄/落葉松  <福井>
 ・大中 恩/しぐれに寄する抒情  <福島>
[Part.2]さまざまな愛のかたち
片思い、失われた愛、愛する人を待つ歌、まだ見ぬ恋を夢見る歌、死した家族を想う歌。
たくさんの愛の形を描き出しながら、やがて物語は、究極の愛ともいえる「鶴の恩返し」をモチーフにした『夕鶴』で締めくくられます。
 ・平井康三郎/うぬぼれ鏡  <澤畑>
 ・武満 徹/死んだ男の残したものは  <福井>
 ・越谷達之助/初恋  <福島>
 ・團 伊玖磨/オペラ『夕鶴』より “さようなら”  <澤畑>
<第2部>
[Part.3]懐かしき、日本の原風景
歌手たちが歌い継ぐ起伏に富んだ歌景色。懐かしく、ほっとするひととき。
 ・成田為三/浜辺の歌  <福島>
 ・山田耕筰/待ちぼうけ  <福井>
 ・平井康三郎/祭りもどり  <澤畑>
 ・中田喜直/悲しくなったときは  <福井>
 ・中田喜直/甃の上  <福島>
[Part.4]日本歌曲、不朽の名作
締めくくりに相応しい、歌い継がれるべき名曲を集めました。
 ・山田耕筰/鐘が鳴ります  <福井>
 ・山田耕筰/からたちの花  <澤畑>
 ・滝 廉太郎/荒城の月  <福島>
●お問合せ・ご予約
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金10:00~18:00/土10:00~15:00/日祝・休)

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【「二期会WEEK@サントリーホール2015」公演情報(4)】第7日
最終日は「匠がうたう日本の心」

今年の二期会WEEKのフィナーレは、現在日本の声楽界をけん引しているソプラノ澤畑恵美、テノール福井 敬、バリトン福島明也の3人の匠が登場。豊かな経験を基に「言霊」とも言われる日本語の織りなす、詩やメロディの魅力を余すところなく歌いあげます。
先ずは〈美しい日本の四季〉を賛美し、次に〈さまざまな愛〉をうたう、そして〈日本の原風景〉、最後は〈不朽の名作〉へ。
記憶に残る素晴らしい一時となることでしょう。
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[出演者写真]左から、澤畑恵美、福井 敬、福島明也、谷池重紬子

nikikai_week_2015_thumb.jpg ■■■ 公演情報 ■■■
二期会WEEK@サントリーホール2015
第7日「匠がうたう日本の心」

日時:2015年6月28日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:(1回券)全席指定4,500円

出演:
 ソプラノ:澤畑恵美/テノール:福井 敬/バリトン:福島明也/ピアノ:谷池重紬子
予定演奏曲目:
 おかあさん(作詞:田中ナナ 作曲:中田喜直)
 ねむの木の子守唄(作詞:美智子皇后陛下 作曲:山本正美)
 悲しくなったときは(作詞:寺山修司 作曲:中田喜直)
 さとうきび畑(作詞・作曲:寺島尚彦)
 荒城の月(作詞:土井晩翠 作曲:滝廉太郎)
                          …ほか
▼公演情報ページはこちらをご覧ください
二期会WEEK@サントリーホール2015 第7日「匠がうたう日本の心」 - 二期会21
●お問合せ・ご予約
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金10:00~18:00/土10:00~15:00/日祝・休)

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「二期会WEEK@サントリーホール2015」ラインアップ速報!

お待たせいたしました。サントリーホール ブルーローズにて開催いたします、一週間の歌の祭典、「二期会WEEK@サントリーホール」2015年公演のラインアップが遂に決定しました!

■■■ 公演情報 ■■■
二期会WEEK@サントリーホール2015
期間:2015年6月22日(月)~28日(日)/会場:サントリーホール ブルーローズ
6月22日(月)
19時開演
【第1夜】
La Dill ~匂い立つ風~
出演:La Dill [彌勒忠史(カウンターテナー)、岩田健志(バリトン)、坂下忠弘(バリトン)、金山京介(テノール)]、吉田貴至(ピアノ)
6月23日(火)
19時開演
【第2夜】
日本歌曲大全集 ~山田耕筰没後50年 日本歌曲の系譜~
出演:盛田麻央(ソプラノ)、金子美香(アルト)、彌勒忠史(カウンターテナー)、与儀 巧(テノール)、与那城 敬(バリトン)、朴 令鈴(ピアノ)、新垣 隆(スペシャルゲスト)
6月24日(水)
19時開演
【第3夜】
日韓国交正常化50周年記念ガラコンサート「海を越えて」
出演:チョン・ウォルソン(田川仙)(ソプラノ)、森永朝子(メゾソプラノ)、樋口達哉(テノール)、富永 峻(ピアノ)、ほか
6月25日(木)
19時開演
【第4夜】
マンドリンと歌う 世界の名曲
出演:手島由紀子(ソプラノ)、大澤一彰(テノール)、仲田淳也(指揮) 、オルケスタ・プレットロ東京(マンドリン)
6月26日(金)
19時開演
【第5夜】
ヒデユキ(T)&ヴィタリ(Br)スーパージョイントコンサート ~ 二人の歌魂をとどけに~
出演:松村英行(テノール)、ヴィタリ・ユシュマノフ(バリトン)、田口真理子(ピアノ)、ほか
6月27日(土)
14時開演
【第6日】
『カルメン』ハイライト
出演:伊原直子(カルメン)、羽根田宏子(ミカエラ)、田村由貴絵(メルセデス)、望月哲也(ドン・ホセ)、甲斐栄次郎(エスカミリオ)、宮本益光(ナレーション)、森島英子(ピアノ)、ほか
6月28日(日)
14時開演
【第7日】
匠が語る日本の心
出演:澤畑恵美(ソプラノ)、福井 敬(テノール)、福島明也(バリトン)、谷池重紬子(ピアノ)

予定曲目及びチケット発売(2月下旬予定)情報など詳細は、1月に二期会21ウェブサイトで発表予定です!
どうぞご期待ください!

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12/15(土)、NHK-Eテレで1997年にライブ収録された朝比奈隆指揮・新日本フィルのベートーヴェン「第九」が放送されます

NHK-Eテレ「Eテレ アーカイブス」にて、生涯現役指揮者として活躍し、現在もカリスマ的な人気を誇る20世紀を代表する巨匠・朝比奈隆氏が、亡くなる3年前に指揮したベートーベン交響曲「第九」公演の貴重なライブ映像が再放送されます。ぜひご覧ください。
◆◆番組情報◆◆
Eテレアーカイブス「年末にふさわしい過去の名演奏」
~芸術劇場「朝比奈隆・90歳の“第9”」~
放送日時:12月15日(土) 午前0:00~1:27(12月14日(金)の深夜24:00~です)
放送局:NHK-Eテレ
《収録された公演の概要》
新日本フィルハーモニー交響楽団 第256回定期演奏会
ベートーヴェン「交響曲第9番ニ短調『合唱付き』op.125(全曲)」
公演日:1997年12月5日(金)
会場:すみだトリフォニーホール
<出演>
指揮:朝比奈 隆
ソプラノ:澤畑恵美 アルト:竹本節子 テノール:若本明志 バリトン:多田羅迪夫  
合唱:晋友会合唱団、すみだトリフォニーホール・オープニング記念合唱団
合唱指揮:関谷 晋
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
▼放送についての詳細はこちらをご覧ください
Eテレアーカイブス「年末にふさわしい過去の名演奏」 - NHK番組表
▼新日本フィルの同放送に関するリリース
【12月メディア情報】12/15(土)NHK-Eテレで朝比奈隆指揮「第九」放送、ほか - 新日本フィルハーモニー交響楽団
※放送局の都合により放送日時・内容は変更になる場合があります。

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第27回国民文化祭・とくしま2012

徳島ならではの文化力を発信する新感覚の国民文化祭、「第27回国民文化祭・とくしま2012」が12月14日(金)まで徳島県各地で開催中。
その事業のひとつ「総合フェスティバル」が先日、10月28日(日)にアスティとくしまで開催されました。
プログラムは県民による演技、合唱、邦楽演奏、阿波おどり、阿波人形浄瑠璃などに音楽、映像が重なり合い、フィナーレには、瀬戸内寂聴さん作詞、渡辺俊幸さん改編のベートーヴェン第九「歓喜の歌」が演奏され、徳島の文化を代表する4大モチーフ、「阿波藍」「阿波人形浄瑠璃」「阿波おどり」「ベートーヴェン第九」の新たな魅力が引き出されました。
この「第九」のソロを務めたのは、ソプラノ澤畑恵美、メゾソプラノ永井和子、テノール福井 敬、バスバリトン山下浩司の4人。この舞台の模様は11月3日(祝)にNHK総合テレビで放送されますので、ぜひご覧ください。
◆◆放送予定◆◆
第27回国民文化祭・徳島
放送日時:2012年11月3日(祝) 15:05~15:50 (45分)
放送局:NHK総合テレビ(全国放送)
▼番組詳細はNHK番組表をご覧ください
第27回国民文化祭・徳島 - NHK番組表

そして、明日11月2日(金)には徳島市のあわぎんホールにて、とくしま記念オーケストラ第1回定期演奏会「はじまりの第九」が開催されます。この「第九」のソロには、徳島市出身のソプラノ井上ゆかりの他、メゾソプラノ中島郁子、テノール児玉和弘、バリトン友清 崇が出演します。こちらもぜひご来場ください。
■■公演情報■■
第27回国民文化祭・とくしま2012
とくしま記念オーケストラ第1回定期演奏会「はじまりの第九」

日時:2012年11月2日(金) 19:00開演
会場:あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)
出演:
 音楽監督・指揮=秋山和慶
 演奏=とくしま記念オーケストラ
 ソプラノ=井上ゆかり
 メゾソプラノ=中島郁子
 テノール=児玉和弘
 バリトン=友清 崇
 ヴァイオリン=篠山春菜
 ピアノ=石井琢磨
 合唱=徳島県合唱連盟
プログラム:
 シベリウス ヴァイオリン協奏曲第1楽章
 ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番第1楽章
 ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱付き」
▼公演詳細・会場地図はこちらをご覧ください
11月2日開催♪とくしま記念オーケストラ第1回定期演奏会「はじまりの第九」 - 国民文化祭|徳島県

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【レビュー】林 美智子プロデュース!二期会トップスターによる90分の『コジ・ファン・トゥッテ』

W.A.モーツァルトの名作オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』は、全曲演奏するとほぼ3時間かかります。
これを“是非もっとたくさんの方に聴いてほしい…”という願いから、上演しやすいようにとシンプルな構成を考えたのは、メゾソプラノ林 美智子。
ソロのアリアをすべてカットし、何と演奏時間を90分に収め、舞台装置も椅子だけというシンプルさ。その公演名もズバリ《林 美智子 90分の『コジ』!》。
公演チラシには、林が描いた人物相関図を掲載し、上演前から出会いの期待感を共有します。
2006年の「二期会週間 in サントリーホール」で初めて登場し、大好評を得たこの名ステージの再演が、去る9月11日、北九州市立 響ホールで実現しました。
出演キャストは林(ドラベッラ)の他に、澤畑恵美(フィオルディリージ)、望月哲也(フェランド)に、黒田 博(グリエルモ)、池田直樹(ドン・アルフォンソ)、鵜木絵里(デスピーナ)、そしてピアノには河原忠之を迎え、豪華そのもの!まさに珠玉の声のアンサンブルです。

『コジ・ファン・トゥッテ』は、二重唱、三重唱から、六重唱まで、多彩なアンサンブルが盛り込まれ、登場人物のドラマが立ち現われる魅力にあふれた作品。
人と人との間で生じる慕わしさ、嬉しさ、弱さ、寛容、巧みな芝居、聴く人それぞれの心に響くのではないでしょうか。
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幕開け。これから始まる「女の貞節」を試すゲームについて説明するドン・アルフォンソ(池田直樹)。
青年士官フェランド(望月哲也)には妹ドラベッラ(林 美智子)、グリエルモ(黒田 博)には姉フィオルディリージ(澤畑恵美)と、姉妹の恋人がいます。その愛を疑うことをしない2人に対し、ドン・アルフォンソは賭けをもちかけるのです。
ドン・アルフォンソの仕掛けた大芝居とも知らず、恋人の出征を信じる姉妹は意気消沈。
ドン・アルフォンソは、次に姉妹の女中、デスピーナ(鵜木絵里)に、協力を求めます。デスピーナはお金次第!?
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大金持ちの異国の青年が現れて、姉妹を口説きます。この青年たち、それぞれフェランドとグリエルモが変装したもの。「変装」は、この作品の重要なテーマ。
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望月と黒田の巧みな芝居に会場も大爆笑。ピアノの河原忠之氏まで、お楽しみ!?
「恋のために死んでしまう」と毒薬を仰いで倒れこんでしまった異国の青年に、姉妹は動揺します。そこへ現れた怪しげな医者は、実はデスピーナの「変装」。
熱烈な愛の告白に、姉妹の陥落も近い・・・。ドン・アルフォンソの勝利!?
そして結婚式を挙げることになりますが、結婚公証人は、またもやデスピーナの「変装」。
そこへ本来の姿に戻ったフェランドとグリエルモが再登場。心変わりを責めますが、ついには仲直り。
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カーテンコール。盛大な拍手をいただきました。

《林 美智子 90分の『コジ』!》。また近いうちに皆さまと出会えますように。
ご来場ありがとうございました。
写真提供:財団法人北九州市芸術文化振興財団◎北九州市立 響ホール

▼北九州市立 響ホールでの公演概要(公演は終了しました)
第2弾 林 美智子 90分の『コジ』!|響シリーズ|公演情報 - 財団法人 北九州市芸術文化振興財団
▼《林 美智子 90分の『コジ』!》公演企画の詳細についてはこちらをご覧ください
メゾ・ソプラノ 林 美智子|アーティストから選ぶ|企画コンサートのご提案 - 二期会21
林 美智子 90分の『コジ』!(詳細PDFファイル)

帆かけ舟

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【速報!】「二期会創立60周年記念ガラコンサート」(仮称) 開催決定!!

二期会は2012年に創立60周年を迎えます。人で言えばいわば「還暦」。
この喜びをみなさまと分かち合う祝祭コンサートの開催が決定しました!
わが国オペラ・声楽界における先達の偉業と伝統を受け止めながら、それを革新しつつ未来へ継承していく二期会の「過去」「現在」「未来」。
出演は、名実ともに日本を代表するテノールであり、今年も『アイーダ』ラダメスや『トゥーランドット』カラフなど大役を次々と歌う福井 敬、数々の舞台で大輪の華を咲かせ、人気実力ともに傑出したプリマ澤畑恵美(ソプラノ)、そしてとりわけR.シュトラウス作品の第一人者であり、二期会オペラシーンには欠かすことのできない存在、佐々木典子(ソプラノ)。
そのほか二期会のみならず日本を代表する歌い手たちが華やかに力強く、かつ重量感を込めてオペラアリアや重唱を披露する予定です。

左から佐々木典子、澤畑恵美、福井 敬
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祝いの舞台で棒を執るのは近年ますますタクトが冴えわたる下野竜也氏。
管弦楽はたびたび二期会オペラで共演している東京交響楽団。
布陣は万全です!
文字どおり60年に一度の奇跡のコンサート。乞うご期待!!
【公演概要】
「二期会創立60周年記念ガラコンサート」(仮称)
■主催:公益財団法人東京二期会 および 株式会社二期会21
■日時:2012年4月3日(火)18時30分開演
■会場:東京オペラシティ コンサートホール
■指揮:下野竜也
 ■管弦楽:東京交響楽団
■出演:佐々木典子、澤畑恵美、福井 敬ほか(出演者は鋭意調整中)
■チケット:2011年11月初旬発売を予定(二期会チケットセンターほかで取扱い)
出演者および演奏曲目についての詳細は二期会ホームページ、ブログ、メールマガジンで随時お知らせして まいります。

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「MOSTLY CLASSIC」7月号で伯爵夫人・澤畑恵美と伯爵・与那城 敬が大いに語る

今回は、クラシックファンに人気の月刊誌「MOSTLY CLASSIC モーストリークラシック」からご紹介。
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最新7月号「NONFICTIONアーティストたちの鼓動」に、二期会のソプラノ歌手、澤畑恵美のインタビューが掲載されています。
4月末から5月にかけて、上野の東京文化会館で上演された東京二期会オペラ劇場W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』(宮本亜門演出)で伯爵夫人を演じたばかりの澤畑。輝くような美しい歌声と、洗練された舞台姿で客席を魅了しました。
デビュー当時、話題をさらったスザンナ役からキャリアを重ね、今回初めて、伯爵夫人を演じた心境を、舞台を振り返りながら語っています。出番を待つ間、何を考え、何を伝えようとしたのか、また今の彼女を支える研修時代のエピソード等も読みどころです。
▼モーストリークラシック7月号(5月20日発売)詳しくはこちら
MOSTLY CLASSIC - (誌面の一部をご覧いただくことができます)

そしてこの『フィガロの結婚』で、伯爵を演じ、カヴァリエ・バリトンとしてますます注目を浴びた与那城 敬は、Stage Chapterのコーナーに登場。来月に控えた東京オペラシティリサイタルシリーズB→Cを前に、自身の音楽観やプログラムの聴きどころを語っています。
▼与那城出演のリサイタル詳細はこちら
B→C バッハからコンテンポラリーへ[133] 与那城 敬(バリトン) - 東京オペラシティ
▼与那城 敬をもっと知りたい(公式ホームページ)
与那城敬 オフィシャルサイト

最後に!
『フィガロの結婚』で、じっくりと音楽を聴かせてくれた指揮者、デニス・ラッセル・デイヴィスのインタビューも。リンツ・ブルックナー管弦楽団との録音や、大好きな日本の野球について、楽しそうに語るマエストロ。
こちらもどうぞ、お見逃しなく。

帆かけ舟

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『フィガロの結婚』稽古会場へ行ってまいりました

すっかり陽気があたたかくなり、半袖の人も見かけました。先週4月15日(金)に『フィガロの結婚』の稽古会場へ行ってまいりました。

会場に入ると、既に会場入りしていた指揮のデニス・ラッセル・デイヴィス氏が、とても穏やかで静かな眼差しをしていました。
稽古は第3幕、伯爵夫妻が、スザンナとフィガロ、マルチェリーナとバルトロの結婚を執り行うシーン。花娘たち、村娘たちも一緒に登場します。
伯爵夫人を演じる澤畑恵美は、優雅に微笑んでいて美しい!

宮本亜門氏と二期会の初めての舞台でもあった『フィガロの結婚』は2002年二期会創立50周年記念公演として初演。2006年に再演され、このたび二期会創立60周年記念公演の第一弾として、また上演されることになりました。
登場人物ひとりひとりのキャラクターが浮かびあがり、細部まで描きこまれたユニークな舞台。装置や衣裳は洗練されたデザインで、照明も非常に丁寧なつくりとなっています。
再演ではあっても、亜門氏は、出演者ひとりひとりとコミュニケーションをとりながら、稽古をしています。
若手も多く出演する今回のプロダクション。集中力のある、意欲の高い舞台となりそうです。
モーツァルトが生きていた18世紀から、今私たちがいる21世紀。35歳で世を去ったモーツァルトが私たちに残してくれた音楽。
亜門フィガロの開幕まであと数日、お客様とお目にかかれますのを、出演者、スタッフ一同心より楽しみにしています。

▼公演詳細はこちら。公演予告動画もご覧いただけます!
2011年4,5月公演 W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』 - 東京二期会

帆かけ舟

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澤畑恵美、1月30日(日)NHK-FM 4時間の生放送に出演します!

リスナーからのリクエスト曲をセレクトしてお送りする、NHK-FMのラジオ番組「クラシックリクエスト」。
次回、1月30日(日)の放送では歌曲や合唱曲、オペラのアリアなど《クラシックの歌》を特集するにあたり、ソプラノの澤畑恵美がゲストに招かれ出演致します。
日本を代表するプリマとして華々しい活躍を続けている澤畑ですが、若かりし頃渡辺徹さんとパーソナリティを務めた伝説的番組「おしゃべりクラシック」の再現が期待されます!
2010年12月には「にほんのうた2」(フォンテック)をリリースし、本年も4月の東京二期会公演『フィガロの結婚』に待望の伯爵夫人役で出演が予定されているなど話題に事欠かない澤畑。そのプリマのお茶目な素顔が垣間見られる貴重な機会です。
是非お聞き下さい。
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サンデークラシックワイド 特選アラカルト
クラシックリクエスト≪私が好きなクラシックの歌≫

■放送日時:2011年1月30日(日)14:00~18:00
■放送局:NHK-FM
▼番組ホームページはこちらです
サンデークラシックワイド 特選アラカルト クラシックリクエスト - NHKオンライン
1/30 15:30追記
●放送で流れました、澤畑恵美が歌う武満徹作曲「小さな空」(ピアノ:谷池重紬子)は、澤畑恵美のニューアルバム「にほんのうた2」に収録されています。
▼CDの詳細はこちらをご覧ください。
Release: 03 声楽・合唱 アーカイブ - 新譜のご紹介|FONTECフォンテック

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11月公演オペレッタ『メリー・ウィドー』華やかに終幕!

二期会が初めて『メリー・ウィドー』を上演したのは1970年。以来、二期会の人気演目となりました。
パリを舞台に、莫大な財産を相続した若く美しい未亡人ハンナをめぐる恋の鞘当てが描かれるオペレッタ。若い勢いのある指揮者、下野竜也を迎え、東京交響楽団が奏でる親しみやすいレハールの音楽、日本語上演ということもあって、出演した歌手も客席と一体になって沸いた公演でした。テンポよく小粋な演出で客席を楽しませた山田和也、主役ハンナを演じた澤畑恵美、永吉伴子をはじめ、役者が揃った公演を、舞台写真とともにご紹介します。
◇19,21日キャスト(撮影:鍔山英次)
■20,23日キャスト(撮影:三枝近志)
■ 大富豪の未亡人ハンナ・グラヴァリが、外国人と再婚してしまったら、その財産が外国に流れ出て、財政危機に陥ってしまう、と頭を悩ませるポンテヴェドロ国の外交官たち。
左から
クロモー:村林徹也
ミルコ・ツェータ男爵:池田直樹
ボグダノヴィッチ:三戸大久 

■ ツェータ男爵の若い妻ヴァランシエンヌは、パリの青年カミーユ子爵といい雰囲気に。

ヴァランシエンヌ:坂井田真実子(左)
カミーユ・ド・ロジョン:小原啓楼 

◇ ハンナがパリの伊達男たちに囲まれて賑々しい登場。

ハンナ・グラヴァリ:澤畑恵美(中央) 

■ ハンナ(永吉伴子)に群がるパリ男たちのお目当ては、やっぱり財産?

ハンナ・グラヴァリ:永吉伴子(中央) 

◇ ツェータ男爵が扇を手にしているのを見て、驚くヴァランシェンヌ。その扇にはカミーユ(上原正敏)の愛の言葉が書かれているので大慌てです。ヴァランシェンヌの火遊びを知っている官邸の使用人ニェーグシュは、ツェータ男爵を前にしどろもどろ。
左から
ニェーグシュ:鎌田誠樹、ヴァランシェンヌ:菊地美奈
ミルコ・ツェータ男爵:加賀清孝、
カミーユ・ド・ロジョン:上原正敏 

■ ニェーグシュ役の鎌田誠樹は全日出演、『メリー』の立役者ともいうべき大活躍でした。 

◇ 昔の恋人ダニロ伯爵に再会したハンナ。財産目当てと思われたくないダニロは、ハンナに本心を打ち明けることができないばかりか、「愛している」なんて絶対言わないと誓う。そんな風ではハンナも素直になれないですよね─と客席から溜息。ダニロ役の星野は、2005年『メリー・ウィドー』でも同役、冷静沈着ですがハンナにはからきし弱い、ダンスも台詞も完全にダニロそのもの、多才ぶりを発揮しました。
ハンナ・グラヴァリ:澤畑恵美(左)
ダニロ・ダニロヴィッチ伯爵:星野 淳 

◇ 2幕。ハンナ邸で開かれた、故郷ポンテヴェドロ風の夜会。
ハンナが故郷に思いをはせながら歌う美しい「ヴィリアの歌」。
ハンナ・グラヴァリ:澤畑恵美(中央) 

◇ 気まぐれな妻に振り回される男たちが歌い踊る「女、女、女」は『メリー・ウィドー』のハイライト。
左から
カスカーダ子爵:大川信之、プリチッチュ:米谷毅彦
クロモー:福山 出、ミルコ・ツェータ男爵:加賀清孝
ダニロ・ダニロヴィッチ伯爵:星野 淳
ボグダノヴィッチ:小川裕二
サン・ブリオッシュ:北川辰彦 

■ メリー・ウィドー・ワルツの調べにのって踊るハンナとダニロ。ダニロ役の桝は、若々しい輝きのある声とさっそうとした演技で二期会オペラデビューを飾りました。

ダニロ・ダニロヴィッチ伯爵:桝 貴志(左)
ハンナ・グラヴァリ:永吉伴子 

 

■ 3幕。ダニロが通いつめるマキシムをしつらえたハンナ邸の大広間。この華やかさに、思わず客席も盛り上がります。 

◇ ハンナが再婚したら、財産の相続権は消滅すると聞いて、安心したダニロは、やっとハンナに「愛している」と言えました。

舞台中央
ハンナ・グラヴァリ:澤畑恵美
ダニロ・ダニロヴィッチ伯爵:星野 淳 

19,21日キャスト カーテンコール
(撮影:堀 衛) 

20,23日キャスト カーテンコール
(撮影:堀 衛) 

ポンテヴェドロ風の楽しい踊りを披露したダンサーたち、マキシムの踊り子をつとめた若手歌手たちにも多くの拍手をいただきました。
皆様、ご来場ありがとうございました。
(写真をクリックすると拡大してご覧いただけます)

▼公演詳細はこちらをご覧ください
2010年11月公演『メリー・ウィドー』- 東京二期会

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本日開幕!!『メリー・ウィドー』当日のごあんない

いよいよ本日19日から東京・日生劇場にて東京二期会オペレッタ『メリー・ウィドー』開幕します!
公演当日のご案内でございます。

東京二期会オペラ劇場 2010年11月公演
F.レハール作曲 『メリー・ウィドー』オペレッタ全3幕・日本語訳詞上演
指揮:下野竜也/演出:山田和也
当日券と公演タイムテーブルのご案内
11月19日(金)
11月20日(土)
11月21日(日)
11月23日(火・祝)
当日券
S,A
S,A僅少
Sのみ
Sのみ
当日券販売開始
17:30~
14:00~
14:00~
13:00~
開場
18:00
14:30
14:30
13:30
開演
18:30
15:00
15:00
14:00
第1幕
約50分
休憩予定時刻
19:20~19:40
15:50~16:10
15:50~16:10
14:50~15:10
第2幕
約60分
休憩予定時刻
20:40〜21:00
17:10〜17:30
17:10〜17:30
16:10〜16:30
第3幕
約35分
終演予定
21:35
18:05
18:05
17:05
日生劇場
=アクセス=
<地下鉄>
[千代田線][日比谷線][三田線]=「日比谷駅」A13出口徒歩1分
[有楽町線]=「有楽町駅」徒歩10分、[丸ノ内線]=「銀座駅」徒歩10分
<JR>
[山手線][京浜東北線]=「有楽町駅」日比谷口徒歩10分
お車のお客様は日生劇場ウェブサイトをご覧ください>>アクセス|日生劇場
※販売状況により券種によっては販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※公演タイムテーブルは、当日の進行によりずれる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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「お待ちしてま〜す!!」(by ハンナ澤畑恵美&ツェータ加賀清孝)ゲネプロ終了後の楽屋にて

▼クラシック・ニュースに情報・ゲネプロ写真が掲載されています。
東京二期会オペラ劇場オペレッタ「メリー・ウィドー」公演まもなく!- classic news:メロディが聴こえるWebサイト
▼公演詳細はこちらをご覧ください。
2010年11月公演 F.レハール『メリー・ウィドー』- 東京二期会オペラ劇場

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『メリー・ウィドー』いよいよ公演間近☆

ハンナが歌う「ヴィリアの歌」、ダニロの心情を重ねた「王子と王女の歌」、高鳴る調べにいつしか恋人たちの心も解けるワルツ、など『メリー・ウィドー』にはレハールの美しくて、思わず口ずさみたくなるメロディーばかり。
日生劇場では公演を間近に控え、連日熱気溢れる舞台稽古が繰り広げられています。
今回は若くして莫大な遺産を得た未亡人のハンナ・グラヴァリ役に二期会のプリマ、澤畑恵美と永吉伴子が主演。ハンナの元恋人ダニロ役には、当り役とする星野 淳と期待の新星、桝 貴志。その他のキャスト陣も華やかなメンバーが揃いました。
演出は『シラノ』『ミー&マイガール』『ダンス オブ ヴァンパイア』等でも知られる山田和也。2005年の新制作からさらにバージョンアップしての上演は、臨場感あふれるシーンが随所にちりばめられ楽しみも倍増!
恋の駆け引きと心に沁みる結末・・・、オペレッタの傑作にどうぞご期待ください!
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演出:山田和也とヴァランシェンヌ役の菊地美奈
▼『メリー・ウィドー』公演詳細はこちらから
F.レハール作曲オペレッタ『メリー・ウィドー』- 東京二期会オペラ劇場
2010年11月19日(金)18:30/20日(土)15:00/21日(日)15:00/23日(火・祝)14:00
会場:日生劇場(東京・有楽町)
▼チケットの残席状況はこちら
11月公演『メリー・ウィドー』残席状況
▼予告編ムービーをお楽しみください
『メリー・ウィドー』予告編ムービー - オペラの散歩道2011年11月15日|二期会blog
▼演出家 山田和也のブログ
SHOW GOES ON !!
▼ダニロ役 桝 貴志の特集ページ
ピックアップアーティストVol.19 桝 貴志の今 - 二期会21
▼星野 淳、坂井田真実子のインタビューなどがご覧いただけます
オペラを楽しむ(スペシャルコンテンツ) - 東京二期会
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「ご来場、お待ちしてま〜す!!」(by 男性キャスト陣)

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澤畑恵美&福井敬デュオ・リサイタル NHK-FM「ベスト・オブ・クラシック」で放送!

ともに日本の声楽界、オペラ界を牽引して久しいソプラノの澤畑恵美とテノールの福井敬。
大学の同級生に始まり、大学院、オペラ研修所、そしてイタリア留学と常に互いを尊敬しつつ、共に切磋琢磨しながら今日までの輝かしいキャリアを築いてきた二人が、愛媛県新居浜市で行われたNHK-FM「ベスト・オブ・クラシック」の公開録音にてその魅力を余すところなく披露致しました。
前半は「荒城の月」や「浜辺の歌」など、日本人声楽家として今彼らが正面から取り組む日本の歌曲を中心に、また後半は『椿姫』や『トゥーランドット』など、オペラ歌手としても日本を代表する二人の魅力が十分に堪能出来るアリア等をお贈り致します。
研修所時代から二人を今日まで導き、彼らが最も信頼を寄せる谷池重紬子のピアノに誘(いざな)われた丁々発止の熱い演奏を、是非お聴き逃がしの無いように!
◆放送日 2010年6月1日(火) 19:30~21:10
◆放送局 NHK-FM
◆番組名 「ベスト・オブ・クラシック」
※放送日時は局の都合で変更になる場合がありますのでご了承ください。
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終演後のバックステージで。
左から、澤畑恵美、福井敬、谷池重紬子

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神奈川県民ホール35周年記念『ラ・ボエーム』公演迫る

クリスマス・イブの晩、詩人ロドルフォとお針子ミミはひと目で恋に落ちる。不治の病で余命僅かなミミと夢と希望をもって生きる芸術家仲間たちとの友愛…。
『蝶々夫人』『トゥーランドット』『マノン・レスコー』など数々の傑作を残したイタリアオペラ界の天才プッチーニの限りなく美しい旋律が、終幕のミミの死というクライマックスへ向けて、雄弁に物語る。
 
08年より神奈川県民ホール・びわ湖ホール、東京二期会の協力により好評を博している共同主催オペラ。08年『ばらの騎士』09年『トゥーランドット』に続き、2010年はプッチーニ作曲『ラ・ボエーム』が話題を呼んでいます。
3月13日、14日には、2ヶ月近く稽古を積み重ね素晴らしいアンサンブルで聴衆を魅了したびわ湖公演も晴れやかに幕を閉じ、いよいよ今週末にはさらに練り上げられた神奈川公演が幕を開けます。
今回のプロダクションは、ベルリン・コーミッシェ・オーパーの総支配人を務めるアンドレアス・ホモキが08年4月にベルリンで初演し現在も再演している人気作。パリにボヘミアンとして暮らす若き芸術家の卵たち(詩人ロドルフォ、画家マルチェッロ、音楽家ショナール、哲学者コッリーネ)の鮮やかな青春を寸分の隙もない臨場感で描ききった傑作です。流麗な音楽と一体化した活き活きと洗練された舞台をぜひ多くの皆様に体感して頂ければ幸いです。
桜の開花もはじまった週末、少し足を延ばして、海の見える山下公園や中華街にも近い神奈川県民ホールで、オペラの魅力にふれて頂ければと願いつつ、スタッフ、キャスト一同、ご来場をお待ち致しております。

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ミミ:澤畑恵美(左)、ロドルフォ:望月哲也
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マルチェッロ:宮本益光(右)

(写真提供:びわ湖ホール)

◆公演情報◆
≪びわ湖ホール・神奈川県民ホール共同制作オペラ・東京二期会共催≫
G.プッチーニ作曲『ラ・ボエーム』<神奈川公演>
日時:2010年3月27日(土)・28日(日) 両日とも14:00開演(13:15開場)
会場:神奈川県民ホール 大ホール
指揮:沼尻竜典(びわ湖ホール芸術監督)
演出:アンドレアス・ホモキ(ベルリン・コーミッシェ・オーパー総支配人・首席演出家)
▼キャスト表などの公演詳細はこちらをご覧ください
神奈川県民ホールWebサイト
▼チケットのお求めはこちらから
26日(金)15:00まで電話予約受付=二期会チケットセンター 03-3796-1831
(当日券つきましては神奈川県民ホールにお問合せください)

☆『ラ・ボエーム』出演者のブログから☆
【ロドルフォ役 志田雄啓】 テノール歌手 志田雄啓 の 音楽日記 より
「(ニューヨーク留学から帰国して初の大役に)非常に実りある毎日を送っております。今回演出家の希望で、髭を剃り落とし、髪の毛を染めました。髭を剃ったことは今まで何度かあったのですが、髪の毛を染めたのは生まれて初めてで、もう街中ですれ違ってもだれも気付いてくれないかもしれません。…」
 
【ムゼッタ役 臼木あい】 Soprano Ai's Diary より
「ホモキ氏の演技指導はとにかく細かくて熱かった・・・。一切妥協を許さず、全ての動きに理由があって、歌手として演技者として、ものすごく勉強になりました
ミニスカートのド派手ファッションで登場するムゼッタにご注目下さい」
【ロドルフォ役 望月哲也】 テノール望月哲也のブログ より
「神奈川公演ではオケが神奈川フィル、そして児童合唱が神奈川県立弥栄高校の合唱団へと変わります。同じプロダクションで、オケや合唱が変わるというのも、日本では珍しい事です。神奈川県民ホールは舞台から見るとNHKホールと同じような作りになっています。(声も芝居も)ベストを尽くすのみです。早く歌いたい!」
【マルチェッロ役 宮本益光】 極楽 音楽日記 より
「神奈川県民ホールでの「ラ・ボエーム」、ぜひとも大勢の方に観て頂きたい、今年、一押しの公演です。オペラ初心者にもうってつけの演目ですし、上級者にとっても刺激の強いホモキ氏の演出となっています。衣裳も道具もすべて同じものをベルリンからもって来ました。神奈川県民ホールに会いに来てくださいね。」

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驚異のコラボ!!澤畑恵美×秋川雅史×大島幾雄、夢の競演

二期会を代表するソプラノ澤畑恵美とバリトン大島幾雄が、テノール秋川雅史さんとN響のメンバーと共に1夜限りの夢のステージをお贈りいたします。
司会にフリーアナウンサーの渡辺真理さんを迎え、日本歌曲からイタリア古典歌曲、オペラアリアそして“千の風になって”まで、生の声の素晴らしさを味わって頂きます。
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左から、大島幾雄、澤畑恵美、秋川雅史さん(写真:青柳 聡)
▼公演情報
秋川雅史&二期会+NHK交響楽団メンバーによる贅沢競演!
『クラシックセレブ♪アートフルコンサート』
公演日:2009年9月8日(火)19:00開演
会場:サントリーホール大ホール
出演:澤畑恵美(ソプラノ)/秋川雅史(テノール)/大島幾雄(バリトン)
   NHK交響楽団メンバーによる室内オーケストラ(コンサートマスター:永峰高志)
   東京荒川少年少女合唱隊(指揮:米谷毅彦)
曲目:浜辺の歌/オペラ『セヴィリアの理髪師』より“町の何でも屋”/千の風になって
※やむをえない事情により曲目を変更させていただく場合もございます
【お問い合わせ】株式会社テンポプリモ
 TEL.03‐5810‐7772(平日10:00〜18:00)
▼詳細・チケット情報はこちらをご覧ください。
秋川雅史&二期会+NHK交響楽団メンバーによる贅沢競演!
クラシックセレブ♪アートフルコンサート
- 株式会社テンポプリモ

【澤畑恵美・大島幾雄 出演予定】
◎澤畑恵美
“びわ湖ホール・神奈川県民ホール共同制作オペラ”
プッチーニ『ラ・ボエーム』(ミミ役)
2010年3月13日(土)びわ湖ホール 14時開演 →公演情報 - 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール
2010年3月28日(日)神奈川県民ホール 14時開演 →公演情報 - 神奈川県民ホール
◎大島幾雄
“東京二期会オペラ劇場”
ヴェルディ『オテロ』(イアーゴ役)
2010年2月17日(水)東京文化会館大ホール 18時30分開演
2010年2月20日(土)東京文化会館大ホール 14時開演
公演詳細→オペラ公演ラインアップ「オテロ」 - 東京二期会

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『ラ・トラヴィアータ(椿姫)』無事公演を終える!

多くのお客様をお迎えし、宮本亜門×アッレマンディによるオペラ『ラ・トラヴィアータ』が閉幕いたしました。
動かないエスカレーター、繊細にまたダイナミックに変化し、歪んでいく市松模様、真っ黒な衣裳に顔まで墨を塗った不気味な群集。21世紀日本のオペラにかけた宮本亜門の謎を皆様はどのようにご覧になったでしょうか。
アントネッロ・アッレマンディの指揮、東フィルの統制のとれた見事な演奏が、難役ヴィオレッタ(澤畑恵美、安藤赴美子)をはじめ、歌手陣を力強くサポート。明るい音色のヴェルディを聴かせました。
舞台写真:[12]=12・14日組(撮影:鍔山英次)、[13]=13・15日組(撮影:三枝近志)
第1幕
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ドゥフォール男爵(佐野正一)は、ヴィオレッタ(安藤赴美子)のパトロンです。
ガストン子爵(高田正人)が、ヴィオレッタに、アルフレード(井ノ上了吏)を紹介します。
アルフレードとヴィオレッタの恋の行方を見守り、ドゥフォール男爵をさりげなく遠ざけ、時には二人をかばいます。争いを好まないガストン子爵の存在が、このオペラに一瞬の爽やかな風を感じさせました。
IMG_2754.JPG[12]
華やかな宴会。有名な『乾杯の歌』。鮮やかな赤いドレスが映えるヴィオレッタ(澤畑恵美)
訪れる客は噂好き、真っ黒で顔がありません。(二期会合唱団)
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遠くから呼びかけるアルフレード(井ノ上)の声に、おののきながらも恋に落ちるヴィオレッタ(安藤)。
第2幕
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パリ郊外の田舎の穏やかな生活で、健康を取り戻したかに見えたヴィオレッタ(澤畑)。アルフレード(樋口達哉)の愛に包まれて、朗らかで可憐な表情を見せるヴィオレッタ。
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アルフレードと別れるように迫る父ジェルモン(青戸知)。若者は恋するもの、と知りつつ、我が事となると盲目的になる親心でもあり、愚かさでもあり、揺れ動く父親像を見事に演じ、舞台に深みを与えました。
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2幕2場。アルフレードとの別れを決意し、社交界に戻るヴィオレッタ(澤畑)。アルフレードが追ってきたことを知り、激しい動揺を見せます。
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ついに怒りを爆発させ、群集の面前で、ヴィオレッタ(安藤)を侮辱してしまうアルフレード(井ノ上)。「死ぬまであなたを愛し続けます」と歌うヴィオレッタの姿に、胸を衝かれます。
第3幕
IMG_4475.jpg[12]
真実を知ったアルフレード(樋口)が戻り、生きたいと願うヴィオレッタ(澤畑)。ジェルモン(小森輝彦)も駆けつけて許しを乞う。しかし、ヴィオレッタは親しい人々に見守られ息を引き取る。
12日のカーテンコールから(撮影:堀 衛)
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13日のカーテンコールから(撮影:堀 衛)
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ご来場、ありがとうございました。(AM)

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宮本亜門演出『ラ・トラヴィアータ』の全容が明らかに

遂に宮本亜門演出『ラ・トラヴィアータ』の全容が明らかになった。
12日と13日に澤畑組と安藤組それぞれの1回目の公演が行われた。ヴェルディとデュマ・フィスが同時代人であった19世紀半ば、この『ラ・トラヴィアータ』はまさしく当時の現代劇として、日陰者の人々に目を向けさせた画期的舞台作品であった。宮本亜門演出も現代に生きる同時代人への、メッセージである。
登場人物全てに魂が吹き込まれ、特にかつては、宴会の添え物かアンサンブル上の必要性での色付けに留まりがちであった、ガストン、ドゥフォール、ドビニーたちにキャラクターが正確に与えられている。つまり生きたオペラ芸術は歌唱力については当然のことながら舞台役者以上の演技力と表現力を要求しているのだ。
イタリアオペラはタイトルロールの出来不出来がオペラ全体の水準に直結する。澤畑恵美は過去の豊富な舞台経験を経た今最も充実したヴィオレッタであるが、自己新記録を打ち立てたアスリートのように今回の舞台で更に芸術的完成度を高めた。また、事実上のタイトルロールデビューとなった安藤赴美子を特筆することをお許し願いたい。彼女がこのヴィオレッタ役のためい長い自己研鑽を行ったことは、知る者のみが知る。その努力の成果が見事に花開いた。オペラ歌手とは思えない美しいプロポーションはヴィオレッタの悲劇に切迫感をもたらす。新しきスターの誕生だ。(NY)
公演は14日(土)、15日(日)いずれも14時から。当日券がございますのでお見逃しなく。

2009年2月12日(木)〜15日(日)東京文化会館大ホール
東京二期会オペラ劇場2009年2月公演『ラ・トラヴィアータ(椿姫)』公演詳細 - 東京二期会
写真入りの記事
【オペラ劇場】12日初日の舞台を特別公開! 宮本亜門演出「ラ・トラヴィアータ」 - MSN産経ニュース
宮本亜門演出「ラ・トラヴィアータ」細やかな人間感情の表出! - classic news:メロディが聴こえるwebサイト

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21世紀に問いかけるオペラの至芸─宮本亜門×アッレマンディ『ラ・トラヴィアータ』

2005年6月東京二期会オペラ劇場『椿姫』に続く2度目の登場となった指揮者アントネッロ・アッレマンディ。モーツァルト3部作を経て、現代の日本にふさわしいオペラのあり方を探り続けた宮本亜門が、ついにヴェルディの傑作『ラ・トラヴィアータ』を取り上げ、1カ月に及ぶ念入りな稽古の末、ついにプレミエを迎えました。
登場人物をダイナミックに動かしつつ、感情の震えを繊細に視覚化。
アッレマンディはどちらかといえば速いテンポを好むようです。ウィーン国立歌劇場をはじめ、欧州各地で『ラ・トラヴィータ』を振ってきたアッレマンディは、今回が15プロダクション目とか。熟知した『ラ・トラヴィータ』を完璧にコントロール、シーンの鮮やかな転換が、観る人を退屈させない演出です。
女性たちの生き方は、昔よりずっと自由になった、と思われていますが
本当にそうなのでしょうか。
私の愛を、神さまが許してくれても、世間は許してくれなかった・・・
2幕ヴィオレッタの嘆きが、現代の私たちの胸を打ちます。

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恋に生きることも許されなかったヴィオレッタ(澤畑恵美)、対するアルフレードの父ジェルモン(小森輝彦)。このシーンは、何度見ても、なんともいえない感情が沸いてきて心の奥底を揺さぶります。
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恋人アルフレード(樋口達哉)の胸の中で息絶えるヴィオレッタの最期。
写真:鍔山英次

2009年2月12日(木)〜15日(日)東京文化会館大ホール
東京二期会オペラ劇場2009年2月公演『ラ・トラヴィアータ(椿姫)』公演詳細 - 東京二期会
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すべての登場人物を浮き彫りに
宮本亜門×アッレマンディ『ラ・トラヴィアータ(椿姫)』ついに始動

『ラ・トラヴィアータ(椿姫)』は人気オペラですから、映画などで観たことがある人も多いかも知れません。でも、あえて、この「宮本亜門×アッレマンディ」によるヴィオレッタの誕生を見届けることができる人は好運であると言えるでしょう。
総仕上げに入った稽古場から、最新ニュースをお伝えします。

018X1102.jpg宮本亜門演出では、周囲の人物を丁寧に描くことによって、中心人物がおかれた状況や、心の動きまでを、観客に納得させる強力な魔法がかかります。だからこそ、これまで多くは、まるで背景の一部であったかようなドゥフォール男爵(鹿又透、佐野正一)、それにガストン子爵(小原啓楼、高田正人)、ドビニー侯爵(村林徹也、福山出)、医師グランヴィル(鹿野由之、三戸大久)等の重要性が増すのです。彼らの一挙手一投足が、文字通り、パズルのように組みあがり、速いテンポのきっかけで次々と展開してゆく様に、きっと目を丸くすることでしょう。ここまで仕上げるのに、どれだけの稽古が行われたのか知る由もないですが、それこそ水面下の白鳥の足のような努力に違いないのです。

IMG_8930.jpgフローラからヴィオレッタに宛てた手紙
ヴィオレッタと同じ、夜の社交界の女友だち、フローラ・ベルヴォワ(小林由佳、渡邊史)。ドミ・モンドのイメージが沸かない・・・と、若い歌手たちは、本を読んだり、映画を見たり。「日本語で言う“娼婦”のイメージしかなかったけれど、大統領とか、外国の大使とか、と会話ができ、楽しませ、政治の場にも居合わせる高い教養がある人なのですね」と語ってくれましたが、知れば知るほど奥深い世界です。

Antonello_Allemandi.jpg指揮は、今回がウィーン国立歌劇場はじめ15プロダクション目の『ラ・トラヴィアータ』と語る、アントネッロ・アッレマンディ。背が高く、ダンディな指揮者です。
インタビューで、「難役ヴィオレッタを支えるのが私の仕事」(昨年12月ぶらあぼ)と語ったマエストロ・アッレマンディの指先と、舞台の上にいるヴィオレッタとは糸で結ばれているかのような絆を感じます。『ラ・トラヴィアータ』は名アリアが散りばめられている作品ですが、アッレマンディはアンサンブルの細かな調整にも余念がありません。アッレマンディの手になる『ラ・トラヴィアータ』は、ヨーロッパでも高い人気があり、今回東京でアッレマンディがこの作品を振るのはファンにとってはこの上もない幸せです。

ヴィオレッタは、二期会の名花・澤畑恵美、オーディションで抜擢された期待のソプラノ安藤赴美子。アルフレード(樋口達哉、井ノ上了吏)との出会いも別れも、すべて宿命だったかと思われるような、美しさです。愛を貫いた強さは、短い人生を慈しむかのようであり、また時代を問わず女性の強さかも知れません。もっともお側に仕えるアンニーナ(与田朝子、磯地美樹)は、「泣いてばかりでつらい」とも・・・。

IMG_8963.jpgヴィオレッタの手に咲く白い椿の花、シャンパンのグラス
ステージ脇に待機する舞台スタッフが、ヴィオレッタ役の歌の呼吸を読んで、一瞬の持ち替えを助けます。

多くのお客様のご来場をお待ち申し上げます。
2009年2月12日(木)〜15日(日)東京文化会館 大ホール
2009年2月公演『ラ・トラヴィアータ(椿姫)』公演情報−オペラ公演ラインアップ|東京二期会
スペシャルコンテンツ『ラ・トラヴィアータ(椿姫)』を楽しむ−オペラを楽しむ|東京二期会

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週末は極上の音楽に包まれて
『ばらの騎士/Der Rosenkavalier』へのお誘い

神奈川県民ホール『ばらの騎士』(共催・共同制作:財団法人東京二期会)が3月22日、23日と目前に近づいて参りました。
神奈川に先駆けて同じキャストで上演された〈びわ湖ホール公演〉も大好評で、洗練されたアンドレアス・ホモキ演出とリヒャルト・シュトラウスの濃密な音楽が織り成す歌手たちの素晴らしい演奏が聴衆を魅了しました。
また、2月24日(日)には、オペラシティにおける産経新聞主催〈オペラの華〉コンサートシリーズで、同じく佐々木典子の元帥夫人、林美智子のオクタヴィアン、澤畑恵美のゾフィーが『ばらの騎士』よりスペシャルセレクションを演奏、満席の観客は優雅な演奏に聞き惚れた。
*週末はお誘い合わせの上、神奈川県民ホール『ばらの騎士』をご堪能ください。(ダブルキャスト)
『ばらの騎士』公演詳細-東京二期会
びわ湖ホール公演の様子-びわ湖ホール 制作ニュース(2008年2月)
びわ湖ホール公演フォトギャラリー-二期会blog
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写真:〈オペラの華〉コンサートシリーズ2008年2月24日 オペラシティコンサートホール
   左から佐々木典子 林美智子 澤畑恵美(撮影=三好英輔)
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写真:オクタヴィアンに扮する林美智子
   3月20日ゲネプロ後に 神奈川県民ホール楽屋にて

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