タグアーカイブ: 池田香織

10/18(火)、「二期会」創立70周年を記念して、「オペラ・ガラ・コンサート」を開催いたします!~公演当日情報

1952年、気鋭の16名の声楽家により旗揚げされた「二期会」は、多くの皆様に支えられ、おかげさまを持ちまして今年創立70周年を迎えることができました。70年の間には、数えきれないほどのオペラ、コンサートを開催してまいりました。また所属声楽家も2700名を超える、世界でも類を見ない団体に発展いたしました。
そこでこの70周年を記念して、2022年10月18日(火)19時より東京文化会館大ホールにて、特別な「ガラ・コンサート」を開催いたします!
今回、幾多の歌手の中から代表して13名が出演。日本のオペラ界を率いるスター歌手の登場はもちろん、未来にますます活躍が期待される次世代の俊英たちによる饗宴で、オペラファンの皆様にお贈りします。
パンデミックの時代を乗り越え、80年、90年、100年と「二期会」の歌声が未来に届けられるよう、願いを込めて!

70th_anni_gala_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
二期会創立70周年記念 ガラ・コンサート
日時:2022年10月18日(火) 19:00開演(18:00開場)
会場:東京文化会館 大ホール
(JR上野駅 公園口改札より徒歩1分)
料金:SS席(記念特別プレゼント付)¥15,000、S席¥10,000、A席¥9,000、B席¥8,000、C席¥6,000、当日学生席¥2,500
<出演>
指揮:角田鋼亮/管弦楽:東京交響楽団/司会:宮本益光
ソプラノ:幸田浩子、佐々木典子、田崎尚美、種谷典子、宮地江奈
メゾソプラノ:池田香織、加納悦子
テノール:樋口達哉、福井 敬、山本耕平
バリトン:今井俊輔、宮本益光、与那城 敬
当日券と公演タイムテーブルのご案内
 
10月18日(火)
当日券
SS,S,A,B,C,当日学生席
当日券販売
17:30~
開場
18:00
開演
19:00
第1部
約50分
休憩 20分
19:50~20:10
第2部
約65分
終演予定
21:15
東京文化会館
=アクセス=
<JR>
[山手線][京浜東北線][上野東京ライン][宇都宮・高崎線][常磐線]
[東北・上越・北陸・秋田・山形新幹線]=「上野駅」公園口改札から徒歩1分
<地下鉄>
[銀座線][日比谷線]=「上野駅」7番出口から徒歩5分
<京成電鉄>
[京成本線]=「京成上野駅」正面口から徒歩7分

お車でご来場のお客様は東京文化会館ウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - 東京文化会館|来場者の皆様へ
◆当日券の販売状況により、売切れの際はご容赦ください。
◆新型コロナウイルス感染対策の開催ガイドラインに従って開催いたします。ホール客席は歌唱を伴うステージとお客様との十分な距離を確保するため、1階席の1~2列目は販売致しません。それにより最前列が3列目となりますが、以降の座席は前後左右の間隔を空けない通常配席での販売となります。
◆本公演では「当日学生席」を発売致します。公演当日開演90分前より開場受付にて2,500円で発売致します。ご希望の方はご本人の学生証を必ずお持ちください。
◆公演タイムテーブルは稽古での実測時間を元にしておりますが、当日の演奏・進行により変わってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
▼公演情報ページはこちら
二期会創立70周年記念ガラ・コンサート - 東京二期会

●公演に関するお問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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第34回ミュージック・ペンクラブ音楽賞に メゾソプラノ池田香織と、東京二期会が同時受賞

2021年度 第34回ミュージック・ペンクラブ音楽賞に、メゾソプラノ池田香織と東京二期会が受賞し、さる4月20日(水)、文京シビックセンター・スカイホールで授賞式が行われました。
ミュージック・ペンクラブ音楽賞は、ペンをもって音楽と関わる人材を集めた組織ミュージック・ペンクラブにより、毎年、クラシック、ポピュラー、オーディオの各分野で最も優れた作品、アーティスト等を会員の投票によって選ばれる賞。池田は《クラシック》ソロ・アーティスト部門で、東京二期会は《クラシック》オペラ・オーケストラ部門で受賞しました。

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池田香織(撮影:井村重人)

池田からのコメントは「2021年の後半からは、比較的のんびりした日々を送っておりましたので、「第34回ミュージック・ペンクラブ音楽賞」のソロ・アーティスト部門受賞者に内定というお知らせをいただいたときには、嬉しさというよりは大変びっくりして信じられないような気持ちでした。正式発表の折の受賞者紹介記事には、選考対象年度公演である二期会の『サムソンとデリラ』『タンホイザー』、そして新国立劇場の『ワルキューレ』の他に、今までの私の歩みをしっかりと見守ってくださった上での評価をいただき、とても嬉しく拝読いたしました。オペラ歌手としてどのようにありたいか、大切にして来たことをしっかり見守ってくださる方がたくさんいらっしゃるということを改めて実感し、色々な世情の波に揉まれつつも、まだまだ頑張って歌っていかなければと励まされる思いでした。そして、志と楽器ひとつしか持たずに研究生になって約30年、色々な学びと経験の場と繋いでくださった二期会との同時受賞もとても嬉しく光栄です。」と話しました。

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2016年9月東京二期会オペラ劇場『トリスタンとイゾルデ』よりイゾルデ役(右側) 撮影:三枝近志

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2021年1月東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ『サムソンとデリラ』よりデリラ役(左側)撮影:西村廣起

【授賞理由】
池田香織は、書かれたものを咀嚼し解釈する知性に長けた、日本のオペラ界では貴重な歌手である。「歌を模倣して歌う」ことが、決してないのだ。それでいて表現は小賢しくなく、対象への完全な没入を感じさせる。低音域のよく響く暗めの声音が特徴だが、近年では高音域でも声の勁さが増し、また演技空間をより巧みにデザインするようになった。
2016 年のイゾルデ役が、一つの突破口となったであろう。そしてついに2021 年、新国立劇場《ワルキューレ》のブリュンヒルデで大輪の花を咲かせた。ヴォータン役のミヒャエル・クプファー=ラデツキーと並んでまったく遜色がなかったのは見事というほかない。ワーグナー作品に留まらず、東京二期会ではヴェーヌス役のほかに、デリラ役でも高い評価を得た。本賞を贈るにふさわしい、大活躍の年であった。(舩木篤也)

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2021年2月東京二期会オペラ劇場『タンホイザー』ヴェーヌス役 ©Lasp Inc.

▼池田香織のプロフィールはこちら
池田香織 メゾソプラノ - 二期会21

【今後の出演予定】(詳細は主催者ウェブサイトをご覧ください)
■こども音楽フェスティバル
はじめてのオペラ『ヘンゼルとグレーテル』~おかしな森とお菓子な魔女~

2022年5月6日(金)17:00 サントリーホール
▼公演詳細ページ
はじめてのオペラ『ヘンゼルとグレーテル』~おかしな森とお菓子な魔女~(字幕つき日本語訳詞ハイライト上演/セミ・ステージ形式) - サントリーホール 主催公演

■第27回宮崎国際音楽祭
「喪失と悲哀を越えて」~大野和士が捧げるレクイエム

2022年5月14日(土)15:00 宮崎県立芸術劇場アイザックスターンホール
▼公演詳細ページ
プログラム - 第27回宮崎国際音楽祭

■大阪フィルハーモニー交響楽団 第561回定期演奏会(指揮:尾高忠明)
2022年9月22日(木)19:00、23日(金・祝)15:00 フェスティバルホール ▼公演詳細ページ
第561回定期演奏会(2022/9/22) - 大阪フィルハーモニー交響楽団
第561回定期演奏会(2022/9/23) - 大阪フィルハーモニー交響楽団

■音楽の花束~広響名曲コンサート~冬
2023年1月29日(日)15:00 広島国際会議場フェニックスホール
コンサート一覧 - 広島交響楽団


続いて、東京二期会は、2003年度に日生劇場共催公演 ベルク『ルル』(全3幕完成版日本初演)がクラシック部門のコンサート・パフォーマンス賞で受賞して以来18年ぶり。オペラ・オーケストラ部門の団体では初の受賞という栄誉にあずかりました。

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2021年7月東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』 撮影:西村廣起

【授賞理由】
2020年予定の公演のコロナ禍に延期分もあわせ、例年以上のオペラを上演した。国内の歌手たちの奮闘に加え、指揮者などの来日が立て続けに中止となり、短期間での変更を余儀なくされるなか、新進の起用など積極的な対応により、明日につながる成果をあげた。『サムソンとデリラ』と『ルル』のマキシム・パスカル、『魔笛』のギエドレ・シュレキーテ、『ファルスタッフ』のレオナルド・シーニなどの俊英指揮者とは、今後も関係が深まることを期待したい。とりわけ、カロリーネ・グルーバー演出による『ルル』は、森谷真理を初めとする熱気に満ちた歌唱、刺激的な舞台、生彩に富んだオーケストラと三拍子そろい、特筆に値する充実の公演だった。(山崎浩太郎)

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2021年8月東京二期会オペラ劇場『ルル』 撮影:西村廣起

若く才能あふれる指揮者は今後も二期会オペラに続々登場。今年11月『天国と地獄』では原田慶太楼が、来年2月『トゥーランドット』では、小澤征爾音楽塾でも活躍著しいベネズエラ出身のディエゴ・マテウスが指揮する予定です。
また、フランス国立ラン歌劇場で絶賛された宮本亞門演出『パルジファル』が今年7月に開催。
『トゥーランドット』は日本では初プロダクションとなるダニエル・クレーマーの演出で、オペラ初コラボとなるアート集団チームラボが参画。今年6月にジュネーヴ大劇場でワールド・プレミエが予定されている舞台が来年2月東京で実現。今後もオペラ界に新風を吹かせる舞台をお届けいたします。

▼今後の東京二期会オペラ公演の情報
2022年7月公演 ワーグナー『パルジファル』(セバスティアン・ヴァイグレ指揮/宮本亞門演出/読売日本交響楽団)- 東京二期会オペラ劇場
2022年9月公演 プッチーニ『蝶々夫人』(アンドレア・バッティストーニ指揮/栗山昌良演出/東京フィルハーモニー交響楽団)- 東京二期会オペラ劇場
2022年11月公演 オッフェンバック『天国と地獄』(原田慶太楼指揮/鵜山仁演出/東京フィルハーモニー交響楽団)- 東京二期会オペラ劇場
主催および共催オペラ公演2022-2023 シーズンラインアップ- 東京二期会

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ついに日本にワーグナー・オペラが帰ってくる!~2/17(水)開幕!ワーグナー『タンホイザー』公演当日のごあんない

いよいよ2022年二期会創立70周年の記念公演シリーズが、当公演から始まります。
明日2月17日(水)から21日(日)まで東京文化会館大ホールにて、東京二期会オペラ劇場 R.ワーグナー作曲オペラ『タンホイザー』を上演いたします。〔4回公演(2/19休演日)〕

「巡礼の合唱」「大行進曲」「ヴェーヌス讃歌」「夕星の歌」など、大長編ながら、ワーグナーの音楽の力で一気に引き込まれてしまう『タンホイザー』は、1966年に二期会が初めて手がけたワーグナー作品でもあります。
今回の舞台は、《東京リング》で評判を呼んだ、世界的演出家キース・ウォーナーがフランス国立ラン歌劇場で演出し話題となった舞台でお贈りします。
また、題名役の片寄純也(2012年『パルジファル』題名役)、ヴェーヌス役の池田香織(2016年『トリスタンとイゾルデ』題名役)など、二期会を代表するワーグナー歌手とともに、もう一人の題名役 芹澤佳通、ヴォルフラム役 清水勇磨、エリーザベト役 竹多倫子など、数々の若き才能が主演いたします!

尚、当公演には当初アクセル・コーバー氏を指揮に迎える予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大にともなう新規入国制限のため、来日が不可能となりました。
代わりまして当公演の指揮を務めますのは、今回ピットに入る読売日本交響楽団の常任指揮者セバスティアン・ヴァイグレ。
2007年ワーグナー『ニュルンベルクのマイスタージンガー』でバイロイト音楽祭にデビュー。2011年まで指揮し、世界的注目を浴びました。東京二期会では、2017年『ばらの騎士』、2019年『サロメ』において、読売日本交響楽団とともに公演を成功に導き、『サロメ』では、第28回三菱UFJ信託音楽賞を受賞するなど、ドイツオペラ最高のシェフとも称されています。
新しい時代のワーグナー・オペラにどうぞご期待ください。

▼指揮セバスティアン・ヴァイグレからのメッセージ


また、このたびの公演は新型コロナウイルス感染防止対策を行って開催させていただきます。ご来場のお客様におかれましてはこちらのご案内をあらかじめお読みの上、ご理解、ご協力くださいますようお願いいたします。
主催公演開催時における、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する対策とお願い

それでは、期間中の公演当日のご案内を致します。 【2/16(火)22:30掲載】
2021都民芸術フェスティバル参加公演/フランス国立ラン歌劇場との提携公演
《東京二期会オペラ劇場》 2021年2月公演
リヒャルト・ワーグナー 台本・作曲 『タンホイザー』 オペラ全3幕
<日本語字幕付原語(ドイツ語)上演/パリ版準拠(一部ドレスデン版を使用)にて上演>
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ/原演出:キース・ウォーナー/演出補:ドロテア・キルシュバウム
当日券と公演タイムテーブルのご案内
 
2月17日
(水)
2月18日
(木)
2月20日
(土)
2月21日
(日)
当日券
S A B C 学
S A B C 学
S A B 学
S A B 学
当日券販売
/窓口受付
15:30~
12:30~
12:30~
12:30~
開場
16:00
13:00
13:00
13:00
開演
17:00
14:00
14:00
14:00
第1幕
67分
休憩 25分
18:07~18:32
15:07~15:32
15:07~15:32
15:07~15:32
第2幕
68分
休憩 25分
19:40~20:05
16:40~17:05
16:40~17:05
16:40~17:05
第3幕
55分
終演予定
21:00
18:00
18:00
18:00
東京文化会館
=アクセス=
<JR>
[山手線][京浜東北線][上野東京ライン][宇都宮・高崎線][常磐線]
[東北・上越・北陸・秋田・山形新幹線]=「上野駅」公園口から徒歩1分
<地下鉄>
[銀座線][日比谷線]=「上野駅」7番出口から徒歩5分
<京成電鉄>
[京成本線]=「京成上野駅」正面口から徒歩6分

お車でご来場のお客様は東京文化会館ウェブサイトをご覧ください
>>交通アクセス - 東京文化会館|来場者の皆様へ
◆上記、販売予定当日券は16日18:00現在の情報です。以降の販売状況により公演当日より前に販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
◆学生席(28歳未満の学生の方が対象、2,000円)は全日程ご用意がございます。ご予約は公演の「前営業日まで」に二期会チケットセンター(電話・ネット予約)にてお申し込みください。
◆今回の公演では「当日学生席」を発売致します。公演当日開演90分前より開場受付にて2,500円で発売致します。ご希望の方はご本人の学生証を必ずお持ちください。
◆公演タイムテーブルは総稽古の実測時間を元にしておりますが、当日の演奏・進行により変わってくる場合もございますので、あらかじめご了承ください。

▼『タンホイザー』公演情報ページはこちら
2021年2月公演 R.ワーグナー『タンホイザー』 - 東京二期会オペラ劇場

〈主催〉公益財団法人東京二期会、公益社団法人日本演奏連盟
・都民芸術フェスティバル2021参加公演

●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!
Gettiiなら公演当日も前売券が開演の1時間前までご予約可能!


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【オンライン特別対談】オペラ『サムソンとデリラ』の世界を語るTOPIC 2~デリラのアリア「あなたの声に私の心は開く」の魅力に迫ってみた

神学博士の加藤 隆氏と1月公演『サムソンとデリラ』デリラ役のメゾソプラノ池田香織によるオンライン特別対談、TOPIC 2のYouTube動画配信がスタートしました!

前回、TOPIC 1では加藤博士に、オペラ『サムソンとデリラ』の時代背景を、「旧約聖書」に立ち返って解説していただきました。
TOPIC 2では、デリアの名アリア「あなたの声に私の心は開く」について、「旧約聖書」を紐解きながら、その魅力に深く迫ってみました。
「旧約聖書」には、もちろんデリラのアリアは出てきません。しかし、サムソンの心がデリラに揺れ動く場面は、「聖書」の中でも特異な雰囲気を醸し出していました。現代にもそのまま通じ合うような男女の諸相が3,000年前の世界にも描かれていることの秘密を、加藤博士は「聖書」研究の立場から読み解き、池田香織はデリラを演じる生身のアーティストととしてその心情に迫ります!

↑画像クリックでTOPIC 2をご覧いただけます。

【配信ラインアップ】
サン=サーンス没後100周年記念特別企画 オペラ『サムソンとデリラ』の世界を語る
★TOPIC 1:『聖書』の中のサムソンとデリラとその時代
 ~オペラ『サムソンとデリラ』の原作とその時代背景にせまります
 ▼TOPIC 1はこちらからご視聴いただけます
 ・オペラ『サムソンとデリラ』の世界を語るTOPIC1~『聖書』の中のサムソンとデリラとその時代
★TOPIC 2:デリラのアリアの秘密…《今回配信》
 ~デリラの歌う名曲「あなたの声に私の心は開く」についてディープな話題が展開します
★TOPIC 3:「どうしてサムソンもデリラも死んだ?」オペラのラストから考える《近日配信》
 ~サムソンに怪力が戻りダゴンの神殿を破壊する…ハッピーエンドを越えてカタルシスに満ちたオペラのラストから、私たちの問題を考えます。

*     *     *


▼『サムソンとデリラ』公演情報ページはこちら
2021年1月公演 C.サン=サーンス『サムソンとデリラ』〈セミ・ステージ形式〉 - 東京二期会

2021年1月5日(火)19:00、6日(水)19:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:ジェレミー・ローレル/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
※本公演は、当初2020年4月25,26日に予定されていた公演の延期公演です。
※公演日程変更に伴い、指揮者の準・メルクルがスケジュールの都合で出演できなくなりましたため、代わりましてジェレミー・ローレルが出演致します。
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura

●公演のご予約・お問合せは《再発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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【オンライン特別対談配信開始!】オペラ『サムソンとデリラ』の世界を語るTOPIC1~『聖書』の中のサムソンとデリラとその時代

2021年の年明けを飾るサン=サーンス『サムソンとデリラ』公演に向けて企画した、オンライン特別対談「オペラ『サムソンとデリラ』の世界を語る」TOPIC 1~『聖書』の中のサムソンとデリラとその時代」をYouTubeより配信スタートしました!


著名な『聖書』研究者として、「NHK100分de名著」でも講師を務められた加藤隆千葉大学教授を、今回初めて二期会の企画にお迎えし、TOPIC 1ではこのオペラの歴史的な背景を解説していただきました。

サムソンが活躍したとされる時代は、紀元前1300年ユダヤ民族の一部がエジプト王国を脱出しパレスティナに移住したときから紀元前1000年ユダヤ王国が誕生するまでの時代。まだ「王」がいない時代にあって、部族をまとめるリーダー(士師)の中に、オペラの主人公になるサムソンのような人物もいたのではないか、とされます。
一方、デリラの祖先は「海の民」と呼ばれ、地中海から渡り来て、パレスティナ沿岸に到着。デリラは、今でいうところの娼婦。とはいえ、サムソンと出会うということはそれなりの地位のある女性であったのでは?と加藤先生。
では、『旧約聖書』とは、いつ、どうして成立したのでしょう?
加藤先生によれば、一般的な説に従うと、紀元前7世紀末、すでに北のイスラエル王国は絶え、ユダ王国(南王国)も崩壊しつつある情勢の中で、人々の「なぜ神は私たちに繁栄と平和を与えてくださらないのか」「なぜ神は私たちを愛してくださらないのか」という「神の愛」の問題に答えなくてはならない状況が背景にありました。
サムソンの物語も、そうした背景をもって編纂されていきます。オペラでは、デリラの誘惑劇という色が濃く、「サムソンはデリラを本当に愛してしまうのか…!?」がドラマの核心にありますが、『聖書』を知っていくと、「サムソンは本当に神に愛されたのか?」が大きな問題であることが見えてきます。
なぜサムソンは最後に力を取り戻すことができたのでしょうか?そして、なぜ自分も命を落とさなければならなかったのでしょう?『聖書』の世界を紐解くことで、オペラを鑑賞する上でも、ドラマを大きく俯瞰して考える視座を得られるのではないでしょうか。

公演前にぜひご覧ください!


【以降順次配信予定!】
サン=サーンス没後100周年記念特別企画 オペラ『サムソンとデリラ』の世界を語る
★TOPIC 1:『聖書』の中のサムソンとデリラとその時代
~オペラ『サムソンとデリラ』の原作とその時代背景にせまります
★TOPIC 2:デリラのアリアの秘密…《近日配信》
~デリラの歌う名曲「あなたの声に私の心は開く」についてディープな話題が展開します
★TOPIC 3:「どうしてサムソンもデリラも死んだ?」オペラのラストから考える《近日配信》
~サムソンに怪力が戻りダゴンの神殿を破壊する…ハッピーエンドを越えてカタルシスに満ちたオペラのラストから、私たちの問題を考えます。

▼オンライン対談はYouTube「nikikai21チャンネル」にて動画配信いたします。
nikikai21 - YouTube


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▼『サムソンとデリラ』公演情報ページはこちら
2021年1月公演 C.サン=サーンス『サムソンとデリラ』〈セミ・ステージ形式〉 - 東京二期会

2021年1月5日(火)19:00、6日(水)19:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:ジェレミー・ローレル/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
※本公演は、当初2020年4月25,26日に予定されていた公演の延期公演です。
※公演日程変更に伴い、指揮者の準・メルクルがスケジュールの都合で出演できなくなりましたため、代わりましてジェレミー・ローレルが出演致します。
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura

●公演のご予約・お問合せは《再発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
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近日公開!サン=サーンス没後100周年記念 2021年1月『サムソンとデリラ』プレ企画 オンライン特別対談を無料配信!

2021年1月に公演が延期となりました、サン=サーンス不朽の名作オペラ『サムソンとデリラ』のことをもっとお伝えしたい!貴重なオペラ鑑賞の機会をより深く味わっていただきたい!
その想いから、オペラ『サムソンとデリラ』の世界を探求する、オンライン特別対談を配信します。

サン=サーンス『サムソンとデリラ』のオリジナルの物語は、『旧約聖書』の「士師記」第13章~16章……と書くと、どうしても堅苦しく、難しい印象が先に立ってしまいがちですが、そんなことはありません。
『聖書』の物語に触れてみると、サムソンもデリラも、人間味にあふれ、さらに、デリラがサムソンにせまるところなどは、『聖書』でもロマン派の小説の一節のように書かれているのです。
後世のアーティストたちが、サムソンとデリラを主題に芸術作品を生み出してきた理由、そして、サン=サーンスが、フランス・オペラ史上屈指の名アリアを書いたモチベーションの源泉にも触れられることでしょう。

今回、講師としてお招きしたのは、千葉大学文学部教授の加藤隆神学博士。
『一神教の誕生』(講談社現代新書)、『歴史の中の『新約聖書』』(ちくま新書)など多数の著書があり、NHK-Eの人気番組「NHK100分de名著」では『旧約聖書』の特集で講師として出演されました。
進行役は、デリラ役で出演予定のメゾソプラノ池田香織が務めます。前回の東京二期会コンチェルタンテ・シリーズでは『エロディアード』の題名役を演じました。エロディアードも『新約聖書』の登場人物であったので、シリーズ続けて聖書の中の女性(どちらも悪役)を演じることに。どのような話題が引き出されるのか、オンライン対談は近日公開。どうぞお楽しみに。


デリラ役の池田香織と、加藤 隆 博士

【10月末より順次配信予定!】
サン=サーンス没後100周年記念特別企画 オペラ『サムソンとデリラ』の世界を語る
★TOPIC 1:『聖書』の中のサムソンとデリラとその時代
~オペラ『サムソンとデリラ』の原作とその時代背景にせまります
★TOPIC 2:デリラのアリアの秘密…
~デリラの歌う名曲「あなたの声に私の心は開く」についてディープな話題が展開します
★TOPIC 3:「どうしてサムソンもデリラも死んだ?」オペラのラストから考える
~サムソンに怪力が戻りダゴンの神殿を破壊する…ハッピーエンドを越えてカタルシスに満ちたオペラのラストから、私たちの問題を考えます。

▼オンライン対談はYouTube「nikikai21チャンネル」にて動画配信いたします。
nikikai21 - YouTube


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▼『サムソンとデリラ』公演情報ページはこちら
2021年1月公演 C.サン=サーンス『サムソンとデリラ』〈セミ・ステージ形式〉 - 東京二期会

2021年1月5日(火)19:00、6日(水)19:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:ジェレミー・ローレル/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
※本公演は、当初2020年4月25,26日に予定されていた公演の延期公演です。
※公演日程変更に伴い、指揮者は準・メルクルがスケジュールの都合で出演できなくなりましたため、代わりましてジェレミー・ローレルが出演致します。
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura

●公演のご予約・お問合せは《再発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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2020年4月〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉『サムソンとデリラ』
デリラ役 池田香織&板波利加の映像メッセージ!

『サムソンとデリラ』は、古代パレスティナの都ガザを舞台にした物語。ユダヤ教を信仰するヘブライの人々の国でしたが、ここに異教徒が進出してきます。ダゴンの神を信仰する、ペリシテの人々です。
平和な日々を奪われたヘブライ人を救うべく立ち上がったのが、神から怪力を授かった英雄サムソン(4月25日 福井 敬/26日 樋口達哉)。彼の活躍により、一度はヘブライ人のための平和が取り戻されます。
武力、腕力、知力ではサムソンにはかなわない。そこで、ペリシテ人がサムソンに差し向けたのが、絶世の美女デリラでした(25日 池田香織/26日 板波利加)。彼女はその美貌を武器に、サムソンを誘惑します。異邦の民らしいエキゾチックで、真実の愛と紛うような官能的な旋律が、デリラの真骨頂。けれども、プライドが高く、また我が民のためとはいえ、敵の武将を裸同然となって迎えようとするデリラの心情たるやいかばかりかと。これこそ、オペラでなければ表現しえない、すさまじい情念。そう思うと、サン=サーンスの音楽は、かえって恐ろしいくらいにエレガントなのですね。
タイトルロールを演じる池田香織と板波利加から、公演に向けて映像メッセージをお届けします!

☆池田香織

デリラは、自分の魅力を最大限に活用し、宗教上の敵であるサムソンの弱みを握ろうとします。現代のように、夜まで明るくなかった時代には、心地よい響きの声というのも異性を惹きつける大きな魅力のひとつだったのではないでしょうか。
男性はおおむね、マザコンかな?と思うので、メゾソプラノの少し低めの声で包まれるような体験をすると、サムソンも抵抗できなくなってしまうのでは?
有名なアリアを3曲歌うのですが彼女の持つ強さ賢さそして女性としての魅力に溢れた名曲揃いです。

これぞフランスオペラと思わせてくれる繊細で濃厚なアリア「あなたの声に心は開く」など数々の名曲があるのですけれども、それ以外にも、どことなく『トリスタンとイゾルデ』を思わせるような、とてもドラマティックな素敵な二重唱、軽やかな勝利の大合唱からのドラマティックな展開、まだまだ皆様に知って頂きたい素敵な音楽のドラマがたくさんあることがわかりました。
ぜひ生のサウンドでお楽しみいただきたいと思います!

☆板波利加

これまでに、私はたくさんの「悪女」を演じてきました。デビュー役の『カルメン』題名役、そして『ナブッコ』のアビガイッレ、『サロメ』のヘロディアス(『エロディアード』の題名役も)、さらに『マクベス』のマクベス夫人……
ただ、これまでの女性は、すべて相手の男の人をとても愛していたので、演じている私からしてみれば、そんなに悪女とは感じませんでした。
ただし、このデリラという役は、サムソンを優しい言葉、甘い旋律で酔わせ、愛する人をだまします。これはもう「悪女」ではないか、と私は思っています。

20年間、私はイタリアで勉強とキャリアを積んできました。当時の私の恩師であるジュリエッタ・シミオナート先生とは、このデリラのアリアを何回も繰り返して勉強してきましたので、とても思い出深い曲なのです。
先生が私に繰り返しおっしゃっていたのは、「デリラという役は、子宮で歌いなさい」。
……私はまだ20代だったので、それがどういう意味なのか、あまり分からなかったんですけれど、今回、もう一度、デリラを勉強しなおしていたときに(気づき始めたことは)、まずは、ベルカント技術について。のどで歌うのではなく、女性としての身体全体を使い、テクニックとして子宮に重心を感じて歌うということ。そして、もうひとつは女性の「本能」で歌いなさい、ということ。そういうこと私に言いたかったのではないかと、最近になって感じています。
先生が亡くなって10年が経ちました。私にとっては大きな年となります。『サムソンとデリラ』の大役を日本で、そして東京二期会で歌わせていただけることは、先生からの天国からプレゼントなのではと個人的には感じています。

*     *     *


▼『サムソンとデリラ』公演情報ページはこちら
2020年4月公演 C.サン=サーンス『サムソンとデリラ』〈セミ・ステージ形式〉 - 東京二期会

2020年4月25日(土)17:00、26日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:準・メルクル/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会、Bunkamura

●公演のご予約・お問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
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「NIKIKAI Days @ Blue Rose 2020」 
2/3(月)よりチケット一般発売開始!!

サントリーホールブルーローズで二期会歌手が競演する夢の3日間「NIKIKAI Days@Blue Rose」。今年は5月29日(金)~31日(日)に開催。
第1日は、オペラ『光太夫』(演奏会形式)。第2日は、ブラームス・ワルツ集「2つの愛の歌」。そして第3日は、<タイトルロールな歌姫(ディーヴァ)たち>をお届けします。

日本人が手がけたオペラ『光太夫』は、初演から27年ぶりの待望の再演。ロシア語(日本語字幕付)で上演いたします。
小林道夫さんをピアニストにお迎えする ブラームス・ワルツ集「2つの愛の歌」では、ドイツ・リートをライフワークとする日本のトップ歌手とピアニストによる夢の共演。
そして、これまでにオペラ公演で主役を演じている女声歌手たちを集めた<タイトルロールな歌姫(ディーヴァ)たち>。華と実力を兼ね備えた今最も注目される歌姫たちの競演です。

いずれも見逃せない話題の公演、いよいよ2月3日(月)よりチケット発売開始です!
席種は、オリジナルクリアファイル付「プレミアム席」と「普通席」の2種をご用意しております。どうぞお早目に良いお席をお求めください!!



ちらし(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days@Blue Rose 2020
■会場:サントリーホール ブルーローズ
■料金(全席指定・税込):
  プレミアム席6,000円(オリジナルクリアファイル付)、普通席4,500円
<第1日 ファルハング・フセイノフ作曲 オペラ『光太夫』>
■日時:2020年5月29日(金) 19:00開演
■出演:
  長田雅人(指揮)、松本康子(ピアノ)、大山大輔(ナレーター)、太田麻衣子(構成)
  <キャスト>
  光太夫:加耒 徹(バリトン)、ソフィア:内田智子(ソプラノ)、
  ラックスマン:岸本 力(バス)、エカテリーナII:小野綾香(メゾソプラノ)、ほか
<第2日 ブラームス・ワルツ集「2つの愛の歌」>
■日時:2020年5月30日(土) 14:00開演
■出演:
  佐々木典子(ソプラノ)、加納悦子(メゾソプラノ)、松原 友(テノール)、
  小森輝彦(バリトン)、小林道夫(ピアノ)、井出德彦(ピアノ)
<第3日 タイトルロールな歌姫(ディーヴァ)たち>
■日時:2020年5月31日(日) 14:00開演
■出演:
  田崎尚美、岡田昌子、森谷真理(以上ソプラノ)、
  加藤のぞみ、中島郁子、池田香織(以上メゾソプラノ)
  山岸茂人(ピアノ)

▼演奏予定曲等、公演情報ページはこちらから
NIKIKAI Days @ Blue Rose 2020 - 主催・制作コンサート - 二期会21

●ご予約・お問合せは 《好評発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
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2019-2020年末年始 二期会アーティスト出演のTV&ラジオ放送情報

いよいよ2019年の年の瀬も押し詰まってまいりました。そしてまもなく新しい年、2020年を迎えます。
今年の年末年始もクラシックを気軽にお楽しみ頂ける、二期会アーティスト出演のオンエア情報を一挙公開!
年末の風物詩ベートーヴェン「第九交響曲」。今年も日本全国各地で数多く「第九」演奏会が開催されました。この年末には読響とN響の「第九」演奏会の地上波テレビ放送があります。ぜひ、令和元年を振り返りながら、お楽しみください。
そして、年明けは恒例の「NHKニューイヤーオペラコンサート」。今、日本の主要なオペラ劇場で活躍する歌手が、NHKホールに勢ぞろい。どうぞご期待ください。
ほかにもジルベスターコンサートや、トークもお楽しみ頂ける番組も!

◆◆◆ 放送情報1 ◆◆◆
読響・第九コンサート2019
放送日時:2019年12月26日(木) 午前2:34~3:59(25日(水)深夜)
放送局:日本テレビ(関東地区のみ)
出演:
(指揮)アイヴァー・ボルトン/(管弦楽)読売日本交響楽団
(ソプラノ)シルヴィア・シュヴァルツ/(メゾソプラノ)池田香織
(テノール)小堀勇介/(バリトン)トーマス・オリーマンス
(合唱)新国立劇場合唱団(合唱指揮:三澤洋史)
司会:(落語家)林家三平/(日テレアナウンサー)市來玲奈
収録:12/17東京芸術劇場
◆2019年はハンブルク州立歌劇場との共同制作『サロメ』でヘロディアスを演じ、さらに2020年の東京二期会『サムソンとデリラ』デリラに出演するメゾソプラノ池田香織の魅力あふれる歌声に注目です。

▼番組情報ページはこちら
読響・第九コンサート2019[SS]|番組表 - 日本テレビ
▼公演ページはこちらから
2019年「第九」 - 読売日本交響楽団

◆◆◆ 放送情報2 ◆◆◆
NHK-FM「クラシックリクエスト」[生放送]
放送日時:2019年12月27日(金) 午後2:00~6:50
放送局:NHK-FM
出演:(メゾソプラノ)清水華澄
司会:工藤三郎(フリーアナウンサー)
◆オペラ、コンサートとも活躍中のメゾソプラノ清水華澄が楽しいトークを披露。テーマは「クラシックでストレス発散!」

▼番組情報ページはこちら《リクエスト受付中!》
NHK-FM : クラシックリクエスト - NHK

◆◆◆ 放送情報3 ◆◆◆
NHK ラジオ深夜便[ミッドナイトオペラSP][生放送]
放送日時:2019年12月30日(月) 午後11時台~
放送局:NHKラジオ第1
出演:(テノール)高田正人
アンカー:遠藤ふき子
◆東京二期会が2019年より開始した新シリーズ「高田正人のオペラ Why not?」も好評なテノール高田正人の魅力をお届けします。

▼番組情報はこちら
ラジオ深夜便 12月30日(月)の番組表 - NHK

◆◆◆ 放送情報4 ◆◆◆
N響《第9》演奏会
放送日時:2019年12月31日(火) 午後8:00~9:20
放送局:NHK-Eテレ
出演:
(指揮)シモーネ・ヤング/(管弦楽)NHK交響楽団
(ソプラノ)マリア・ベングトソン/メゾソプラノ清水華澄
(テノール)ニコライ・シュコフ/(バスバリトン)ルカ・ピサローニ
(合唱)東京オペラシンガーズ
収録:12/21 NHKホール
◆メゾソプラノ清水華澄が令和元年の年末に美声を響かせる

▼放送情報、公演ページはこちらから
N響“第9”演奏会|NHK 番組表 - NHK

年越しの“生放送”はこちら!!
◆◆◆ 放送情報5 ◆◆◆
東急ジルベスターコンサート 2019-2020[生放送]
放送日時:2019年12月31日(火) 午後11:30~深夜0:45
放送局:テレビ東京系列各局、および BSテレ東
出演:
(指揮)山田和樹、沖澤のどか
(管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団
(ソプラノ)森 麻季/(メゾソプラノ)秋本悠希
(テノール)工藤和真/(バリトン)小森輝彦
(ピアノ)藤田真央
(バレエ)東京バレエ団/(合唱)東京混声合唱団
<Bunkamuraオーチャードホールより生中継>
◆2020年東京二期会、4月『サムソンとデリラ』ダゴンの大司祭役と7月『ルル』シェーン博士役をつとめるバリトン小森輝彦が出演。また、11月『メリー・ウィドー』で指揮をつとめる沖澤のどかさんも登場!!

▼番組情報ページはこちら
東急ジルベスターコンサート 2019-2020(テレビ東京、2019/12/31 23:30 OA)の番組情報ページ - テレビ東京・BSテレ東 7ch(公式)
▼公演情報ページはこちら
東急ジルベスターコンサート2019-2020 | オーチャードホール - Bunkamura
 (公演は12月31日(火)午後10時開演です)

◆◆◆ 放送情報6 ◆◆◆
(ネットラジオ)ブルーレディオ・ドットコム
源川瑠々子 × 武論尊の『星空の歌』2020年 新春特番!

【配信日】2020年1月1日(水)更新
出演:(バリトン)宮本益光 /(音楽ジャーナリスト)林田直樹
◆バリトン宮本益光が、女優で歌手の源川瑠々子さんと漫画原作者で「北斗の拳」でおなじみの武論尊先生とのラジオ新春特別番組に、音楽ジャーナリスト林田直樹さんとゲスト出演。4人の新春トークをお届けいたします。

▼聴取はこちらから
カルチャー&エンターテイメント放送局 ネットラジオ ブルーレディオドットコム

そして、お正月といえばコレ!!
◆◆◆ 放送情報7 ◆◆◆
第63回NHKニューイヤーオペラコンサート[生放送]
放送日時:2020年1月3日(金) 午後7:00~9:00
放送局:NHK Eテレ/NHK-FM
出演:
(指揮)アンドレア・バッティストーニ
(ハープ)グザヴィエ・ド・メストレ
(管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団
二期会からの出演者:
(ソプラノ)大村博美、田崎尚美、森谷真理(メゾソプラノ)中島郁子
(テノール)福井 敬、宮里直樹(バリトン)青山 貴、大沼 徹
(バス)妻屋秀和二期会合唱団
司会:高橋克典、髙橋美鈴(NHKアナウンサー)
<NHKホールより生中継>
◆日本を代表する豪華な歌手が勢ぞろい。理屈抜きで楽しめる、特別なプログラム。合唱は、新国立劇場合唱団、二期会合唱団、びわ湖声楽アンサンブル、藤原歌劇団合唱部が出演します。

▼番組ページはこちら
第63回NHKニューイヤーオペラコンサート - NHK
▼演奏予定曲等、詳しいプログラムはこちら
第63回 NHKニューイヤーオペラコンサート - NHKプロモーション

新しい年が、皆様にとってよい一年になりますように。

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『サロメ』の巨大な舞台装置が稽古場に登場!

世界的演出家ヴィリー・デッカーによる『サロメ』。ついにハンブルク州立歌劇場から、その巨大な舞台装置の実物が稽古場に登場しました!

「東京二期会ツイッターより」
二期会『サロメ』ゴールデンウィーク明けの本日は、稽古場の本格仕込みが開始!

本番で使用する舞台装置が稽古場に設置されての稽古です。一番上の段にのぼるとすごく高くて怖いです。でも歌手の皆さんはそんなことも気にせず縦横無尽に動きまわって歌っています。すごい!

そびえ立つヘロデ王の宮殿をあらわすような巨大な階段。この時代の不安定さと19世紀末の不安を表しているのか、ヘロデ王の宴席の用意もなく安定した場所が舞台の上には見当たりません。そして、舞台の中央に、地割れのような階段の裂け目。



稽古場の様子はこれからも随時東京二期会公式ツイッターから発信してまいります!

さて、現場の「生の声」が聴きたいという方は、ぜひ今週末5月12日(日)に開催される「日本リヒャルト・シュトラウス協会」にお出かけください!『サロメ』ヘロディアス役の池田香織が登壇。4月の『エロディアード』でエロデ役を演じたバリトン小森輝彦(リヒャルト・シュトラウス協会理事)と音楽評論家の広瀬大介(同協会事務局長)とのトークショーを東京文化会館大会議室で開催します。

■■■ イベント情報 ■■■
日本リヒャルト・シュトラウス協会
第182回例会「『エロディアード』と『サロメ』をめぐって」

日時:2019年5月12日(日)14:00開始/15:30頃終了予定
会場:東京文化会館 4階大会議室
出演:メゾソプラノ池田香織、バリトン小森輝彦
司会:広瀬大介(日本リヒャルト・シュトラウス協会事務局長、音楽評論家)
入場料:協会非会員2,000円[協会年誌付] (協会会員は無料)

《協会より》
第182回例会は、4、6月の東京二期会公演に関連してシンポジウム「『エロディアード』と『サロメ』をめぐって」を開催します。両公演にご出演の池田香織さんをお招きして、当協会常務理事で『エロディアード』エロデ役を歌う小森輝彦さんと共に、作品と演奏の現場にまつわるお話を伺います。どうぞふるってご参加下さい。

●お申込み方法
日本リヒャルト・シュトラウス協会へ電話またはメールにてご予約ください。
電話:03-3582-1266(平日13:00~17:00/不定休)
メール:japanrs@tkk.att.ne.jp
お申込締切日:5月7日(火)
※お席に限りがございますので、定員になり次第、締め切らせて頂きます。

▼協会のウェブサイトはこちら
日本リヒャルト・シュトラウス協会

▼二期会blogの詳細告知はこちら
【告知】5/12(日)、日本リヒャルト・シュトラウス協会の例会にメゾソプラノ池田香織、バリトン小森輝彦が登壇します!~『エロディアード』と『サロメ』をめぐって - オペラの散歩道(二期会blog)


▼『サロメ』の本公演情報はこちらから 《チケット発売中!》
〈ハンブルク州立歌劇場との共同制作公演〉2019年6月公演 R.シュトラウス『サロメ』 - 東京二期会オペラ劇場

2019年6月5日(水)18:30、6日(木)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ/演出:ヴィリー・デッカー/管弦楽:読売日本交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会/〈共催〉公益財団法人読売日本交響楽団

●本公演のお問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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【告知】5/12(日)、日本リヒャルト・シュトラウス協会の例会にメゾソプラノ池田香織、バリトン小森輝彦が登壇します!~『エロディアード』と『サロメ』をめぐって

東京二期会「二つのサロメ」プロジェクト。4月公演J.マスネ『エロディアード』と6月公演R.シュトラウス『サロメ』。
今回は、日本リヒャルト・シュトラウス協会が主催する、「二つのサロメ」公演関連のイベントをご紹介いたします!
このイベントに東京二期会から登壇するのは、4月公演『エロディアード』エロディアード役、6月公演『サロメ』ヘロディアス役と続けて2作品の同一人物を演じるメゾソプラノ池田香織。そして、『エロディアード』エロデ役で出演するバリトン小森輝彦、二人のキャストです。小森は同協会の常務理事を務めております。司会は、同協会事務局長で音楽評論家の広瀬大介氏。


メゾソプラノ 池田香織

バリトン 小森輝彦

違うオペラの同一人物を続けて演じる池田。一方、小森も二期会オペラデビューとなった、2000年東京二期会・新国立劇場共催公演の『サロメ』でヨカナーン役を演じました。
「二つのサロメ」の経験者が二人揃うという稀有な機会。ここでしか聴けない話題が展開することでしょう。
ぜひお楽しみください!

■■■ イベント情報 ■■■
日本リヒャルト・シュトラウス協会
第182回例会「『エロディアード』と『サロメ』をめぐって」

日時:2019年5月12日(日)14:00開始/15:30頃終了予定
会場:東京文化会館 4階大会議室
出演:メゾソプラノ池田香織、バリトン小森輝彦
司会:広瀬大介(日本リヒャルト・シュトラウス協会事務局長、音楽評論家)
入場料:協会非会員2,000円[協会年誌付] (協会会員は無料)

《協会より》
第182回例会は、4、6月の東京二期会公演に関連してシンポジウム「『エロディアード』と『サロメ』をめぐって」を開催します。両公演にご出演の池田香織さんをお招きして、当協会常務理事で『エロディアード』エロデ役を歌う小森輝彦さんと共に、作品と演奏の現場にまつわるお話を伺います。どうぞふるってご参加下さい。

●お申込み方法
日本リヒャルト・シュトラウス協会へ電話またはメールにてご予約ください。
電話:03-3582-1266(平日13:00~17:00/不定休)
メール:japanrs@tkk.att.ne.jp
お申込締切日:5月7日(火)
※お席に限りがございますので、定員になり次第、締め切らせて頂きます。

▼協会のウェブサイトはこちら
日本リヒャルト・シュトラウス協会

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びわ湖リング、いよいよ佳境へ!
~3/2(土)・3(日) ワーグナー作曲《ニーベルングの指環》 第2日『ジークフリート』

びわ湖ホールプロデュースオペラ ワーグナー作曲《ニーベルングの指輪》。
話題を呼んだ、一昨年の序夜『ラインの黄金』、昨年の第1日『ワルキューレ』に続く第3弾! 第2日『ジークフリート』が来月に上演されます。
演出の巨匠ミヒャエル・ハンペ氏、舞台美術・衣裳デザインのヘニング・フォン・ギールケ氏、指揮の沼尻竜典氏による壮大なドラマ。そして国内外で活躍する豪華な歌手陣の圧倒的な歌唱が紡ぎ出すリングは、英雄ジークフリートの登場とともに、いよいよ佳境を迎えます。
本公演には二期会から、青山 貴(3/2さすらい人)、竹本節子(3/2エルダ)、池田香織(3/2ブリュンヒルデ)、高橋 淳(3/3ミーメ)、斉木健詞(3/3ファフナー)の5名が出演致します。
世界中で唯一無二の舞台をどうぞお見逃しなく!


さすらい人(3/2)
青山 貴

エルダ(3/2)
竹本節子

ブリュンヒルデ(3/2)
池田香織

ミーメ(3/3)
高橋 淳

ファフナー(3/3)
斉木健詞
   
■■■ 公演情報 ■■■
びわ湖ホールプロデュースオペラ ワーグナー作曲《ニーベルングの指環》
第2日『ジークフリート』<全3幕・日本語字幕付ドイツ語上演>

日時:2019年3月2日(土)・3日(日) 両日14:00開演(19:00終演予定)
会場:滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール 大ホール

指揮:沼尻竜典(びわ湖ホール芸術監督)
演出:ミヒャエル・ハンペ
美術・衣裳:ヘニング・フォン・ギールケ
キャスト:
 <3/2公演>
 (ジークフリート)クリスティアン・フランツ
 (ミーメ)トルステン・ホフマン
 (さすらい人)青山 貴
 (アルベリヒ)町 英和
 (ファフナー)伊藤貴之
 (エルダ)竹本節子
 (ブリュンヒルデ)池田香織
 (森の小鳥)吉川日奈子
 <3/3公演>
 (ジークフリート)クリスティアン・フォイクト
 (ミーメ)高橋 淳
 (さすらい人)ユルゲン・リン
 (アルベリヒ)大山大輔
 (ファフナー)斉木健詞
 (エルダ)八木寿子
 (ブリュンヒルデ)ステファニー・ミュター
 (森の小鳥)吉川日奈子
管弦楽:京都市交響楽団

▼お問合せ・チケットのご予約はこちらの公演特設ページから
びわ湖ホールプロデュースオペラ ワーグナー作曲《ニーベルングの指環》第2日『ジークフリート』特設ページ - 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール

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二期会アーティストが多数出演~びわ湖ホールプロデュースオペラ:ワーグナー《ニーベルングの指環》第1日『ワルキューレ』終演

去る、3月3日(土)、4日(日)に開催された、びわ湖ホールプロデュースオペラ:ワーグナー『ワルキューレ』は、天候にも恵まれ、熱気のうちに幕を閉じました。

世界的な歌手と共に、二期会アーティストも大活躍。この壮大なプロダクションの一翼を担いました。思わず引き込まれた名場面の数々。舞台写真と一緒にご紹介します。
(☆=3日公演、◆=4日公演より/写真提供:公益財団法人びわ湖ホール)





敵に追われたジークムントは倒れこむように、見知らぬ家にたどり着きます。家の主、フンディングは、妻ジークリンデによく似た面差しのジークムントを警戒します。



フンディンクが眠っている間に、ジークリンデはジークムントのもとへ。二人の心が通い合ったとき、冬の嵐が春に変わり、木々の葉が風にそよぎます。



真の勇士のみが手にするというノートゥンク(剣)を、ジークムントが見事、引き抜きます。





ヴォータンは、愛娘ブリュンヒルデに、ジークムントを助けるように命じますが、婚姻の女神にして妻のフリッカにたしなめられ、その命令を撤回します。



ジークリンデを助けて岩山へ帰ってきたブリュンヒルデを取り囲むワルキューレたち。



ジークムントの言葉に心を動かされたブリュンヒルデはヴォータンの命令に背いてまで、助けようとしました。



終幕。ブリュンヒルデが深い眠りについた岩山は、ヴォータンによって火で守られるのです。

ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。2019年は『ジークフリート』です。ご期待ください。

【公演概要】
びわ湖ホールプロデュースオペラ
ワーグナー作曲『ワルキューレ』

日時:2018年3月3日(土),4日(日) 両日14:00開演
会場:滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 大ホール
指揮:沼尻竜典(びわ湖ホール芸術監督)
演出:ミヒャエル・ハンペ
美術・衣裳:ヘニング・フォン・ギールケ
照明:齋藤茂男
音響:小野隆浩(びわ湖ホール)
演出補:伊香修吾
管弦楽:京都市交響楽団

出演: 3日 4日
ジークムント アンドリュー・リチャーズ 望月哲也
フンディング 斉木健詞 山下浩司
ヴォータン ユルゲン・リン 青山 貴
ジークリンデ 森谷真理 田崎尚美
ブリュンヒルデ ステファニー・ミュター 池田香織
フリッカ 小山由美 中島郁子
ゲルヒルデ 小林厚子 基村昌代
オルトリンデ 増田のり子 小川里美
ワルトラウテ 増田弥生 澤村翔子
シュヴェルトライテ 高橋華子 小林昌代
ヘルムヴィーゲ 佐藤路子 岩川亮子
ジークルーネ 小林紗季子 小野和歌子
グリムゲルデ 八木寿子 森 季子
ロスワイセ 福原寿美枝 平舘直子
太字=二期会アーティスト

 
 

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【放送予定】8/4(金)日本フィル『ラインの黄金』が、NHK-FM「オペラ・ファンタスティカ」で放送されます!

二期会アーティストが多数出演しました日本フィルハーモニー交響楽団第690回東京定期演奏会:ワーグナー/楽劇『ラインの黄金』(演奏会形式)がNHK-FM「オペラ・ファンタスティカ」で放送されます。日本フィル創立60周年記念公演として大きく注目された公演です。どうぞお聴き逃しなく!

201708_nikikai0527.jpg
写真(左から)与儀 巧、池田香織、畠山 茂、林 正子、斉木健詞、
平井香織、山下浩司、片寄純也、(前中央)清水華澄

◆◆◆ 放送予定 ◆◆◆
「オペラ・ファンタスティカ」
日本フィルハーモニー交響楽団 “ラインの黄金”

放送日時:2017年8月4日(金) ひる14:00~18:00
放送局:NHK-FM
曲目:ワーグナー作曲 楽劇『ラインの黄金』(2時間29分20秒)
収録:2017年5月27日 東京文化会館大ホールでのライブ
ご案内:舩木篤也
【出演者】(二期会)
 ドンナー:畠山 茂
 フロー:片寄純也
 エルダ:池田香織
 ヴォークリンデ:林 正子
 ヴェルグンデ:平井香織
 フロスヒルデ:清水華澄
 ミーメ:与儀 巧
 ファーゾルト:斉木健詞
 ファフナー:山下浩司
【指揮】ピエタリ・インキネン
【管弦楽】日本フィルハーモニー交響楽団

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びわ湖ホール『ニーベルングの指環』全4作がいよいよ始動!
二期会アーティスト多数出演~3月『ラインの黄金』

3月4日(土)、 5日(日)の2日間、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールで上演される『ラインの黄金』に二期会アーティストが多数出演いたします。昨年、びわ湖ホールほかで上演された共同制作『さまよえるオランダ人』でもタイトルロールを務め好評を博したバリトン青山 貴が、今年もヴォータン役で主演するのをはじめ、二期会のワーグナー・エキスパートらの活躍に注目が集まります。
この公演は、びわ湖ホールが4年をかけてワーグナー『ニーベルングの指環』全作品を上演するという一大プロジェクトの幕開けとなります。1980年代にカラヤンとともにザルツブルク音楽祭の舞台製作に携わり、マンハイム国立歌劇場総監督やケルン市立歌劇場総裁を歴任したオペラ演出界の巨匠ミヒャエル・ハンペさんによる演出指導は、日を追うごとに熱を帯び、指揮者の沼尻竜典さん(びわ湖ホール芸術監督)も加わって、稽古場からはこの楽劇に臨む出演者・スタッフの強い意気込みが伝わってきます。
チケットはすでに4日(土)の公演は全席完売となり、5日(日)の公演もS席~B席に若干枚を残すのみとのこと。小人族、巨人族、そして神々までもが思惑と野望に入り乱れる壮大な物語を皆様どうぞ劇場でお楽しみください。

201703_biwako_rheingold_thumb.jpg ■■■ 公演情報 ■■■
びわ湖ホールプロデュースオペラ
R.ワーグナー『ラインの黄金』全1幕(日本語字幕付ドイツ語上演)

日時:2017年3月4日(土),5日(日) 両日14:00開演
会場:滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 大ホール
料金:S席16,000円~B席11,000円(3/4公演は完売、3/5公演も僅少)
指揮:沼尻竜典(びわ湖ホール芸術監督)
演出:ミヒャエル・ハンペ
管弦楽:京都市交響楽団
二期会アーティスト出演者:
<4日>
 ファフナー … 斉木健詞
 アルベリヒ … 桝 貴志
 ミーメ … 与儀 巧
 フリッカ … 小山由美
 エルダ … 竹本節子
<5日>
 ヴォータン … 青山 貴
 ドンナー … 黒田 博
 フロー … 福井 敬
 ファフナー … ジョン ハオ
 アルベリヒ … 志村文彦
 ミーメ … 高橋 淳
 フリッカ … 谷口睦美
 フライア … 森谷真理
 エルダ … 池田香織
 ヴォークリンデ … 並河寿美
 フロスヒルデ … 中島郁子

▼公演の概要・チケット詳細はこちらから
びわ湖ホールプロデュースオペラ ワーグナー作曲『ラインの黄金』(3/4公演) - 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール
びわ湖ホールプロデュースオペラ ワーグナー作曲『ラインの黄金』(3/5公演) - 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール

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新春恒例「第60回NHKニューイヤーオペラコンサート」
1月3日(火)19:00~21:00 NHK Eテレ&NHK-FMで生放送!!

今年も新春恒例「NHKニューイヤーオペラコンサート」が1月3日(火)19:00より生放送されます。
今回は60回目の記念すべき公演であり、これまでのオペラの歩みを振り返り、未来へと繋げる夢の舞台をお届け致します。
二期会からは大村博美、森谷真理(以上ソプラノ)、池田香織、清水華澄(以上メゾソプラノ)、櫻田 亮、福井 敬、与儀 巧(以上テノール)、上江隼人、久保和範、黒田 博(以上バリトン)、ジョン ハオ、妻屋秀和(以上バス)、そして二期会合唱団が出演いたします。
新しい年の幕開けを飾る最高のステージにどうぞご期待ください。

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大村博美
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森谷真理
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池田香織
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清水華澄
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櫻田 亮
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福井 敬
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与儀 巧
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上江隼人
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久保和範
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黒田 博
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ジョン ハオ
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妻屋秀和

◆◆◆ 放送予定 ◆◆◆
第60回 NHKニューイヤーオペラコンサート
放送日時:(生放送)2017年1月3日(火)19:00~21:00
          NHK Eテレ、NHK-FM
     (再放送)2017年1月14日(土)15:00~19:00
          NHK Eテレ
二期会の出演者とプログラム(出演順):
 ★オープニング★ ~二期会合唱団
  レオンカヴァルロ『道化師』から “ほら、急げ”
 ◆大村博美(ソプラノ)―ノルマ
  ベッリーニ『ノルマ』から “清らかな女神よ”
 ◆上江隼人(バリトン)―フィガロ
  ロッシーニ『セビリアの理髪師』から “私は町のなんでも屋”
 ◆妻屋秀和(バス)―ドン・バジリオ
  ロッシーニ『セビリアの理髪師』から “かげぐちはそよ風のように”
 ◆森谷真理(ソプラノ)―エレットラ
  モーツァルト『イドメネオ』から “心乱れ 怒りが込み上げる”
 ◆黒田 博(バリトン)―ドン・ジョヴァンニ
  久保和範(バリトン)―レポレルロ
  ジョン ハオ(バス)―騎士長
  モーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』から 地獄落ち
 ◆櫻田 亮(テノール)―バヤゼット
  ヘンデル『タメルラーノ』から “非道な者よ、お前に戦いを挑むために”
 ◆二期会合唱団
  ヨハン・シュトラウスII『こうもり』第2幕 フィナーレから
 ◆与儀 巧(テノール)―ドン・カルロ
  ヴェルディ『ドン・カルロ』から 友情の二重唱 “われらの胸に友情を”
 ◆清水華澄(メゾソプラノ)―アムネリス
  ヴェルディ『アイーダ』から 二重唱 “すでに神官たちは待っています”
 ◆二期会合唱団
  ワーグナー『ローエングリン』から 婚礼の合唱
 ◆池田香織(メゾソプラノ)―イゾルデ
  ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』から イゾルデの愛の死
 ◆福井 敬(テノール)―ウェルテル
  マスネ『ウェルテル』から オシアンの歌 “春風よ、なぜ私を目ざますのか”
 ★エンディング★ ― 出演者全員、二期会合唱団
  ヴェルディ『ファルスタッフ』から “すべてこの世は冗談”
指揮:広上淳一
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
司会:石丸幹二、 高橋美鈴アナウンサー
※やむを得ぬ事情により、出演者、曲目に変更が生じる場合がございます。あらかじめご了承ください。
▼公演詳細ページ
第60回 NHKニューイヤーオペラコンサート - NHKプロモーション
▼Eテレ&FMで生放送!自宅でも、車でも、お楽しみいただけます。(番組ホームページ)
第60回NHKニューイヤーオペラコンサート - NHKオンライン

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2016-2017年越し おすすめコンサート情報

二期会アーティストが出演する、2016-2017年末年始のコンサートをご紹介します。
今年も大晦日の「ジルベスターコンサート」や新年の「ニューイヤーコンサート」など、たくさんのコンサートが予定されています。この大晦日~お正月もコンサートを楽しみながら過ごしましょう。
■■■ 2016年12月31日(土) ■■■
◆日本を代表する演奏家によるカウントダウン◆
横浜みなとみらいホール・ジルヴェスターコンサート2016-2017
今年もこの日のためだけに集まったスペシャルな出演者とプログラムが揃いました。
ここでしか聴けない、豊潤なサウンドをお楽しみください。
・開演21:00~終演予定24:20
≪出演≫ソプラノ鷲尾麻衣、テノール望月哲也
▼公演詳細ページ
ジルヴェスターコンサート2016-2017 - 横浜みなとみらいホール
◆新年は本場ウィーンの香りで◆
サントリーホール ジルヴェスター・コンサート 2016-2017
ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団
<オペレッタ『こうもり』で始まる新年のカウントダウン!>

今年もウィーン・フォルクスオーパー交響楽団の演奏とともに・・・
サントリーホール30周年『感動的なフィナーレ』、そして31年目の新たな幕開け。
・開演22:00~終演予定24:20
≪出演≫バリトン&進行役 宮本益光
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サントリーホール ジルヴェスター・コンサート 2016-2017 ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団 - サントリーホール
◆今年の大晦日もやっぱりベートーヴェン!◆
ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2016
大みそか恒例のベートーヴェン全交響曲演奏会は今年で14回目!
ベートーヴェンの音楽にどっぷりと浸かる年の瀬。
・会場:東京文化会館 大ホール
・開演13:00(出入り自由)~第九22:40~終演予定23:50
≪出演≫アルト山下牧子、バリトン青戸 知
▼公演詳細ページ
ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2016 - 東京文化会館
◆関西での年越しはこちら!◆
久石 譲 ジルベスターコンサート2016
・会場:フェスティバルホール(大阪)
・開演17:00~
≪出演≫ソプラノ安井陽子
▼公演詳細ページ
久石 譲 ジルベスターコンサート2016 - キョードー大阪
びわ湖ホール ジルヴェスター・コンサート2016-2017
・会場:びわ湖ホール大ホール(滋賀)
・開演22:00~
≪出演≫ソプラノ並河寿美
▼公演詳細ページ
びわ湖ホール ジルヴェスター・コンサート2016-2017 - びわ湖ホール
■■■ 2017年 お正月 ■■■
◆クラシック初めは元旦から!◆
群馬交響楽団 第27回元旦コンサート オペラの名曲で綴る人間賛歌
オペラ・オペレッタの名曲の数々をお楽しみください。
・2017年1月1日(日・祝)13:30開演
・会場:群馬音楽センター
≪出演≫ソプラノ青木エマ、テノール又吉秀樹
▼公演詳細ページ
第27回元旦コンサート オペラの名曲で綴る人間賛歌 - 群馬交響楽団
◆永遠に輝くオペラの名曲◆
オリックス劇場・ニューイヤーコンサート
・2017年1月2日(月・休)15:00開演
・会場:オリックス劇場(大阪)
≪出演≫ソプラノ並河寿美
▼公演詳細ページ
ニュー・イヤー・コンサート 2017 - キョードー大阪
◆新年はこれを観ずして、聴かずして始まらない!◆
第60回 NHKニューイヤーオペラコンサート
泣いて 笑って 歌って 人生はオペラだ!
・2017年1月3日(火)19:00開演
・会場:NHKホール
≪出演≫ソプラノ 大村博美、森谷真理/メゾソプラノ 池田香織、清水華澄/テノール 櫻田 亮、福井 敬、与儀 巧/バリトン 上江隼人、久保和範、黒田 博/バス ジョン ハオ、妻屋秀和
▼公演詳細ページ
第60回 NHKニューイヤーオペラコンサート - NHKプロモーション
▼Eテレ&FMで生放送!自宅でも、車でも、お楽しみいただけます。(番組ホームページ)
第60回NHKニューイヤーオペラコンサート - NHKオンライン

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東京二期会9月公演ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』開幕レポート!
<公演は9月18日(日)まで開催>

9月10日(土)、11日(日)、R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』二期会初演が東京文化会館大ホールで開幕致しました!
二期会創立以来64年、ついにこのワーグナーの不朽の名作をお客様にお届けすることができました。多くのお客様のご来場、誠にありがとうございます。
本公演は、残すところ17日(土)、18日(日)の2公演となりました。こちらに初日、2日目の舞台をご紹介します。
★…9/10(レジスター、横山組)/☆…9/11(福井、池田組)
撮影:三枝近志 (写真をクリックすると拡大表示でご覧いただけます)

【第1幕】 アイルランドからコーンウォールへむかう海の上

アイルランド王女イゾルデ(池田香織:左)をコーンウォール王マルケの妃に迎えるため、船を進める英雄トリスタン(福井 敬)。二人の胸の内には、すでに秘められた想いが。

かつてイゾルデの婚約者を倒したトリスタンの英雄伝を語る忠臣クルヴェナール(友清 崇:左から2人目)。

物語の最初のカギを握るブランゲーネ(加納悦子:左)。イゾルデの侍女。死の薬を所望するイゾルデ(横山恵子:中央)に渡したのは、愛の薬。

愛の薬によって心の鍵が開かれたトリスタン(ブライアン・レジスター:左)とイゾルデ。船はまもなくコーンウォールの港に。
【第2幕】  

マルケ王の妃となったイゾルデ。主人が夜狩に出かけているうちにトリスタンが来るのを待つ。「これは罠です!」と警告するブランゲーネ(山下牧子:右)に対しても…

トリスタンとイゾルデによる名曲〈愛の二重唱〉
「降りよ、愛の夜よ…」
見張り塔の上から「お気をつけください、まもなく夜が明けてしまいます!」とブランゲーネ。その警句も、二人にとっては安らかな子守唄のように。

マルケ王(清水那由太:左から2人目)の突然の帰還。すべては王の忠臣メロート(今尾 滋:左奥)により仕組まれていた罠でした。
王の嘆きのモノローグ。トリスタンを信じイゾルデを妃に迎えた経緯を語ります。「トリスタンよ、お前の忠誠はどこへ?私は心に深い傷を負った」

嘆くマルケ王(小鉄和広:右奥)に、「あなたにはわからない」とトリスタン。ここで、かつての英雄は、自分が母の死と引きかえに生まれたことを語りはじめ、出生から闇こそが真実であったことを伺わせます。

そして、衝撃の幕切れへ――

【第3幕】  

トリスタンの故郷カレオールの城

深手を負い瀕死のトリスタン。彼が目覚めると、家来のクルヴェナール(大沼 徹:左)が励まします。「ここはあなたの故郷です。平和で安全な!牧童は今もあなたの羊を飼っていますよ。領民たちはこの城を、この領地を守ってきたのです!」(しかし、牧童はすでに年を増し、城内は何もかもが荒れ果てています)

トリスタンの最期のモノローグ。父を喪った過去。戦いが宿命づけられ「英雄」としてでなければ命をつなぎとめることができなかったトリスタン。その「栄光」の人生にあらわれたのがイゾルデでした。
イゾルデの船がカレオールに到着します。再会の期待に、湧き上がる気力とともにトリスタンの肉体から流れ出る血が生気を失わせて…

悔恨のマルケ王。「妄想が苦しみの山を築いてしまった」

自分の仕業のすべてを王に話したブランゲーネ(右)。深い懺悔とそれ以上に深い愛情をイゾルデに。

イゾルデの愛の死。

初日組のカーテンコールより(撮影:堀 衛)

■お客様の声
「たくさんのきれいな“音”を聴くことができて幸せでした」(20代女性)
「ダブルキャストで聴きくらべができたことが、とにかくすごい事、二期会だからこそ!!舞台がとてもきれいなのも良かったです」(40代男性)
「演出もシンプルながら細かな所まで気が配られており情景の理解が良くできてわかり易く良かった」(70代男性)
さて今週末の残り2公演、17日(土)は福井・池田組、18日(日)レジスター・横山組の出演となります。
最後の最後まで、ワーグナー・オペラの感動をお伝えいたします!
多くの皆様のご来場お待ちしております!

▼公演情報ページはこちら
2016年9月公演 R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

Gettii 《便利!》
◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ)】では、前売券が公演当日の開演1時間前までご予約が可能です!!
チケットはご来場の途中にお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取いただけます(※)ので、余裕をもってお越しいただけます!公演直前は大変便利です!是非ご利用ください!!
24時間受付、予約手数料0円。左の「Gettii」ボタンからお進みください。
(※…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでの支払・受取は出来ません)

※※学生席も販売中!※※
『トリスタンとイゾルデ』はもちろん、二期会オペラ公演は28歳未満の学生さんなら2,000円でご鑑賞頂けます!
『トリスタン』が2,000円で観られる最後のチャンス!お急ぎください!
・受付は、公演の前日まで二期会チケットセンター電話(03-3796-1831)のみ。
・事前の決裁が必要です。
▼学生席のお求め方法等、詳しいご案内はこちらをご覧ください。
学生席について - 二期会チケットセンター

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千年にひとりの癒しの王女、イゾルデ役~横山恵子、池田香織からのメッセージ

9月公演『トリスタンとイゾルデ』の稽古場から、イゾルデ役を演じる横山恵子と池田香織のメッセージ動画が届きました!
公演にかける意気込みとともに、上演時間4時間にわたる『トリスタンとイゾルデ』鑑賞のポイントとして、イゾルデ自身が発する印象的な言葉(詩)を挙げてもらいました。
二人が挙げたのは、第2幕。
池田は、第1場の最後、マルケ王の宮廷内の庭でトリスタンと出会う直前の言葉を挙げています。そして、横山は、第2場のトリスタンとの濃密な愛の二重唱の中にあらわれる言葉を。短い動画ですので、ぜひアーティスト本人の声でご確認ください!
9/10(土)・18(日)出演:横山恵子「ひとつひとつの言葉に命を吹き込むために」

9/11(日)・17(土)出演:池田香織「挑戦しがいのあるすばらしい作品」

▼「二期会通信」305号に掲載のインタビュー記事もあわせてお読みください!
『トリスタンとイゾルデ』キャストインタビュー 横山恵子・池田香織|オペラを楽しむ - 東京二期会

■■■ 公演情報 ■■■
東京二期会オペラ劇場
《ライプツィヒ歌劇場との提携公演》
R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』
オペラ全3幕・日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演
日時:2016年9月
     10日(土) 14:00開演<★プレミエ・キャンペーン開催日>
     11日(日) 14:00開演
     17日(土) 14:00開演
     18日(日) 14:00開演
    (各日とも開場は開演の60分前)
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席15,000円~D席6,000円、学生席2,000円
    ※D席は残り僅かとなりました
指揮:ヘスス・ロペス=コボス
演出:ヴィリー・デッカー
管弦楽:読売日本交響楽団
▼公演情報ページはこちら
2016年9月公演 R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』 - 東京二期会オペラ劇場
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二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

Gettii ←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!
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2016年9月公演『トリスタンとイゾルデ』を予習する~6/16(木)は本キャスト多数出演の《「わ」の会》が第2幕を全曲演奏!

2016年9月公演R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』の予習にぴったりの演奏会が、6月16日(木)に すみだトリフォニーホール小ホールで開かれます。
主催をするのはアーティストたち自らが結成した《「わ」の会》。2012年ワーグナー生誕200年記念の年に第1回演奏会を開催し、今回が3回目の主催コンサート。9月二期会公演の本キャストが多数出演し、『トリスタンとイゾルデ』の第2幕が(ハイライトでなく!)全曲演奏されるとのこと!ヴェルディと比べるとワーグナー・オペラの曲が室内楽規模のコンサートで演奏される機会自体が少ないだけに、これは貴重な機会です。どのような演奏会になるのか、出演者のひとりで、本公演のイゾルデ役・池田香織に話を聞きました。
201605_ikeda_kaori.jpg 池田香織

――まずは、「わ」の会のご紹介を。
池田: 「わ」の会とは、ワーグナーのオペラを幕見形式でご紹介し、身近な形で、しかし本格的に楽しんでいただこうという会です。「わ」はワーグナー、ワーグナーの中心的作品であるリング(環)・そして私たちの和をあらわしています。指揮者・ピアニスト・解説や字幕まですべて自前のメンバーなのが自慢です!

――結成のきっかけは?
池田: バスの大塚博章と指揮の城谷正博が発案で、「ワーグナーのオペラを歌うのには経験の積み重ねが必要だけど、なかなかチャンスはないよね」と話していたのです。イタリアオペラやモーツァルトなどは小規模公演なども行われますが、そのようにはいきません。まずはワーグナーのサウンドをピアノで弾きこなせる有能なピアニスト、指導力のある指揮者、そして暗譜にめげない果敢な歌手が必要。あちこちの仕事場でご一緒しながらそんな話をしているうちに、ハイライトならできるんじゃない?と盛り上がって、少しずつ仲間に声をかけたのがはじまりです。
最初は演奏会形式でとか言っていたのですが、やっぱり歌手は動くと表現力が何倍にもなりますし、今ではすっかり「ピアノが舞台にのってるけど演技つきでオペラです」形式が定着しました。普段は舞台の下にいて見られない城谷のプロンプターとしての職人芸を見られるのが楽しみとおっしゃる‘通’なお客様もいらっしゃいます(笑)。

――今回は『タンホイザー』と『トリスタンとイゾルデ』のそれぞれ第2幕を演奏。
   それぞれの聴きどころを。
池田: 『タンホイザー』は、旗揚げ公演で第1幕をやったのですが、その時に演奏していただいたハープの操 美穂子さんが素晴らしかったのです。吟遊詩人の話なので、ハープ伴奏による歌は聴かせどころなのですが、このハープのパートは大変難しい。それをみごとに演奏していただいた操さんを再度お招きでき、また今二期会で大活躍のバリトン大沼 徹のヴォルフラムはきっと素晴らしいことだろう、ということで歌合戦の場を選びました。
『トリスタンとイゾルデ』は、昨年の「わ」の会で第3幕をハイライト上演したのですが、それがとても好評で。最初のイングリッシュホルンのバンダからはじまり、トリスタンの狂乱(?)からイゾルデ到着、愛の死と、少人数でできるかたちながら、しっかりストーリーも味わっていただける構成になりました。これが大変よかった、他の場面も見たいというお声を多数いただいたので、『トリスタンとイゾルデ』は最初から有力候補だったんです。
そして、東京二期会での本公演が決定し、「わ」の会からも池田と大沼が出演することになりましたので、これはやるしかないなと。ワーグナーが好きすぎて、大学のときに試験でワーグナーを歌おうとして止められたというバスバリトン大塚博章のマルケ王も楽しみですし、今まで数々の役を共に作ってきたテノール片寄純也の張りのある「これぞヘルデン」なトリスタンも楽しみです。そして、二期会公演の出演者からメゾソプラノ山下牧子さん、バリトン友清 崇さんに賛助出演いただけることになり、鬼に金棒!の気持ちです。
ここまで揃ったので、もうカットとか言わず、しっかり第2幕を通しで楽しんでいただきましょう!と思い切りました。通常はカットされることの多い「昼の対話」と呼ばれる部分も含めた完全版。簡潔なのに詩的、かつわかりやすいとご高評いただいている吉田 真の字幕で、二期会の全幕上演への予習としてもしっかりお楽しみいただけるんじゃないかなと思います。オケピットがないので歌手が近いですし、ピアノのほうがオケよりも構成がわかりやすい部分もあります。そして、半日かからず、普通のコンサートと同じ時間で終わります!

――6月のステージ、そして9月の本公演にむけて、ご自身の意気込みを。
池田: これまで良い順序でワーグナーのいろいろな役を経験させていただきました。本役ではなく、カヴァーの経験も多いのですが、だからこそ世界のレベルの歌い手と稽古できたり、稽古の様子を見学もできる、そして、声と体をゆっくり育てながら勉強することができる。
そして、ここ5年ぐらいで徐々にイゾルデという役に導かれていったように感じています。小さなホールでの上演、大きなホールでのフルサイズの上演、どちらも違った難しさがありますが、不思議と怖いという気持ちはありません。素晴らしい仲間に支えられて、安心して船に乗り込もうと思います!(『トリスタン』の最初は船旅から始まるんです!)

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山下牧子
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片寄純也
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大沼 徹
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友清 崇
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大塚博章

■■■ 公演情報 ■■■
Richard Wagner 「わ」の会コンサート vol.3
Berauschung:陶酔

日時:2016年6月16日(木) 19:00開演(18:20開場・18:30プレトーク)
会場:すみだトリフォニーホール 小ホール
料金:(全自由席) 4,000円
出演:
  (指揮)城谷正博
  (メゾソプラノ)池田香織、山下牧子
  (テノール)片寄純也
  (バリトン)大沼 徹、友清 崇
  (バスバリトン)大塚博章
  (ピアノ)木下志寿子
  (ハープ)操 美穂子
  (字幕・解説)吉田 真
プログラム:
 ・『タンホイザー』第2幕より 歌合戦の場
 ・『トリスタンとイゾルデ』第2幕全曲
チケットお取扱:
 ・「わ」の会 TEL/FAX 03-5706-3356 メール
 ・Confetti(カンフェティ) TEL 0120-240-540
後援:日本ワーグナー協会、公益財団法人東京二期会
▼公式フェイスブックはこちら
「わ」の会 - facebook

▼9月『トリスタンとイゾルデ』の本公演のページはこちらですよ!
ライプツィヒ歌劇場との提携公演 R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼二期会通信第305号掲載、池田香織のインタビュー記事はこちら!
池田香織:多くの作品を歌えば歌うほど壮大かつ繊細なワーグナーに魅せられて|『トリスタンとイゾルデ』キャストインタビュー 横山恵子・池田香織 - 東京二期会

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2016年9月公演『トリスタンとイゾルデ』公演監督・大野徹也インタビュー<2>
「ワーグナーにどっぷりと浸る一日を」

(インタビュー第1回からのつづき)
【ワーグナーにとっては劇場全体がひとつの楽器】
『トリスタンとイゾルデ』の魅力は、やはりオーケストラにあるでしょう。後に「トリスタン和声」とよばれることになる、調性のあいまいな和音進行、うねるような、どこまでも解決していかない、きわめて独特の音の響きこそは、まさしく二人の愛の関係のように甘美であるし、「官能的」ともいわれますね。ワーグナーの音楽は、劇場全体がひとつの楽器のような響きで、私たちはその音響の中に身を置いているという感覚があります。
聴きどころは、皆様もご存じの第1幕の前奏曲と、最後の〈愛と死〉のテーマ。恍惚とした旋律に、私はいつも鳥肌が立ちます。
歌のことも話さないと。第2幕のイゾルデとトリスタンの愛の二重唱は聴きどころでしょう。長大な重唱で、たんにパワフルなだけではなく、官能性を持続し高めていかねばなりません。それは自らの身体を楽器として研鑽を重ねてこられた、限られた人だけが可能となる表現です。
そして、第3幕は、やはりまたトリスタンですが、トリスタンのモノローグ。2幕まで歌いきった後に、さらに重厚な音楽がやってきます!これをどう表現しきれるか。今回は、トリスタン役に東京二期会を代表する福井 敬さんとともに、ドラマティック・テノールとして近年欧米でワーグナー歌いの評価が高いブライアン・レジスターさんを招聘しました。
【両キャストとも聴いてほしい!】
もちろん、共演するイゾルデ横山恵子さんもヨーロッパで15年にわたり歌ってきた日本を代表するワーグナー歌手。そして池田香織さんは、メゾソプラノでありながらもともとソプラノであるだけに、中間音の響きから高音にいたるまで豊かに響き、イゾルデ役にあった表現が聴かれることでしょう。マルケ王には、ベテランの小鉄和広さんと若いながら堂々たる貫録の声を持つ清水那由太さん。クルヴェナールの大沼 徹さんと友清 崇さんの実力を誇るバリトン陣に、ブランゲーネには、ドイツの歌劇場の長いキャリアを誇る加納悦子さんと、イゾルデをやさしく支える音楽にふさわしい表現者の山下牧子さんほか、ベテランから若手まで、現在望みうる最高峰のキャストが揃ったと申し上げたいと思います。できましたら、両キャストともお楽しみいただきたいです。
繰り返すようですが、『トリスタンとイゾルデ』は難曲中の難曲で、上演される機会もそう多くはありません。その意味で、今回は皆様に貴重な体験をご提供できるのではないかと思っております。どうぞ一日、ワーグナーの世界に、どっぷりと浸かりにいらしてください。ご来場お待ちいたしております。
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ライプツィヒ歌劇場の夕景
■■■ 公演情報 ■■■
ライプツィヒ歌劇場との提携公演
《東京二期会オペラ劇場》
R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』(オペラ全3幕)
日時:2016年9月
    10日(土) 14:00開演
    11日(日) 14:00開演
    17日(土) 14:00開演
    18日(日) 14:00開演
    (各日とも開場は開演の60分前)
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席15,000円~D席6,000円、学生席2,000円
指揮:ヘスス・ロペス=コボス
演出:ヴィリー・デッカー
管弦楽:読売日本交響楽団
▼キャスト一覧等、公演詳細はこちらをご覧ください
2016年9月公演 R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケット絶賛発売中!ご予約、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

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2016年9月公演『トリスタンとイゾルデ』公演監督・大野徹也インタビュー <1>
「ワーグナーと向き合うことで、二期会は音楽的基盤を築いてきました」

二期会とワーグナー
今回の『トリスタンとイゾルデ』公演にあたり、私も二期会公演の記録を遡ってみました。
「ドイツオペラの二期会」と言われてきましたが、これまでの上演演目を見ていくと、モーツァルトはもちろんのこと、ヴェルディ、プッチーニ、そしてワーグナー、それからフランスオペラにオペレッタと、バランスよく様々な作品を上演しながらレパートリーを積み重ねてきた、というのが実際です。
その中でのワーグナーですが、二期会の創立が1952年で、初めて本公演でワーグナー作品を取り上げたのは1966年の『タンホイザー』。「機が熟した」ということでしょうか、創立から実に14年の時間を重ねて、ワーグナーに到達したという想いが、中山悌一総監督はじめにあったと思います。


二期会50年史に掲載された、1966年『タンホイザー』と1967年『パルジファル』のキャスト一覧(クリックで拡大)
その後、平均すると2年半に1本くらいの割合で、二期会はワーグナー作品を取り上げてきました。
二期会は、ワーグナーと向かい合うことで、自分たちの音楽的基盤を築き上げてこれました。何しろ大作ばかり。声楽的な技術や体力、資質も含めて、歌手が全てを注いで、巨大な建造物の細部を作るように、綿密な稽古を積み上げていきますと、やがてワーグナーの大きな響きが築かれている。そこは、ワーグナーの音楽の魅力と繋がっています。

ワーグナーの大きな魅力
練習を積み重ねた成果が正直に見える、とワーグナーのときは特に思います。オーケストラは大音響で、最初に歌ったときは声が伝わるのか心配でした。が、その楽譜を体現していくうちに、その大きな響きの中に身を委ねるような感覚が得られるようになるのです。響きの中に浮遊している感覚と言ってもいいかもしれない。
やはりやり遂げたという達成感は格別のものがあります。最終幕の最後の場面にたどり着いたときの感動というか感慨は、ぜひとも劇場でお客様とも共有したいと思います。

『トリスタンとイゾルデ』二期会初演にむけて
『トリスタンとイゾルデ』の初演が実現すれば、『さまよえるオランダ人』以後ワーグナーの主要10作を二期会は全て上演したことになります。『トリスタンとイゾルデ』は名作であると同時に上演の困難さにおいても最高峰の作品です。それは主役二人によるところが大きいですね。テノール視点でみれば、トリスタンは同じワーグナーのジークフリートと並ぶ難役中の難役。素晴らしい声を持ち合わせていても若い声では難しいですし、ベテランが歌い切るには体力な問題が出てくる。ワーグナーを歌い切る声の資質に加え、音楽性、経験、表現力、体力…それらが揃ったときに初めて上演が可能になりますだからこそ、まさに今「機は熟した」といえます。トリスタンの福井 敬さん、そしてイゾルデの横山恵子さ、池田香織さんという二期会きってのワーグナー歌手が機を揃えてきた、と申し上げたいと思います。
(第2回につづく)

■■■ 公演情報 ■■■
ライプツィヒ歌劇場との提携公演
《東京二期会オペラ劇場》
R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』(オペラ全3幕)
日時:2016年9月
    10日(土) 14:00開演
    11日(日) 14:00開演
    17日(土) 14:00開演
    18日(日) 14:00開演
    (各日とも開場は開演の60分前)
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席15,000円~D席6,000円、学生席2,000円
指揮:ヘスス・ロペス=コボス
演出:ヴィリー・デッカー
管弦楽:読売日本交響楽団
▼キャスト一覧等、公演詳細はこちらをご覧ください
2016年9月公演 R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

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【レビュー】『カヴァレリア・ルスティカーナ』『パリアッチ(道化師)』無事終演

東京二期会オペラ劇場初登場となる田尾下 哲の新演出が話題となったヴェリズモ・オペラの傑作『カヴァレリア・ルスティカーナ』『パリアッチ(道化師)』。
舞台写真とともに、公演を振り返ります。
写真撮影:三枝近志(◇…7月13・15日組、★…7月14・16日組)
<舞台写真はクリックで拡大表示します>

N.Y.で活躍する、幹子S・マックアダムスの洗練された装置にもご注目ください。

『カヴァレリア・ルスティカーナ』はシンプルでインパクトのあるモノトーン


『パリアッチ』ではポップな色彩と、1960年代を表すTVの撮影セット

指揮はイタリア、ミラノ生まれのパオロ・カリニャーニ。
イタリア各地の歌劇場、ウィーン、パリ、メトロポリタン、ケルン、ジュネーヴ、バルセロナ等、世界一流の歌劇場を指揮し、フランクフルト・オペラの音楽総監督を10年務めたというキャリアながら、毎日、リュックをひょいと担いでプールに通い、颯爽と稽古場に登場。梅雨明けした東京の暑さをものともせず熱の入った稽古を繰り返し、イタリア・オペラの世界を日本で、現代の東京で作り上げました。
『カヴァレリア・ルスティカーナ』の幕開け。

トゥリッドゥ(岡田尚之)と、ローラ(富岡明子)がよりを戻してしまったのを知ったサントゥッツァ(大山亜紀子)の悲しみ。


有名な合唱<オレンジの花は香り>。今回はローラ(澤村翔子)と村の有力者で馬車屋のアルフィオ(松本 進)の結婚式の場面として描かれました。兵役から戻った恋人トゥリッドゥ(大澤一彰)を見て、思わず、ブーケを落とすローラ。


彼の母親ルチア(池田香織)が営む酒屋を訪ねたサントゥッツァ(清水華澄)は、トゥリッドゥの心変わりを訴えます。


サントゥッツァの名アリア<ママも知る通り>。嘆くルチア(栗林朋子)。


トゥリッドゥに戻ってくるように、何度も頼むサントゥッツァ。でもサントゥッツァとの仲は、ローラへのあてつけで始まったのだし、もともと恋仲だったローラとよりを戻したトゥリッドゥは、追いすがれば追いすがるほど冷淡になり、まったく取り合わないのです。


ローラがアルフィオと結婚さえしなければ、サントゥッツァはこんな惨めな思いはしなくて済んだのに、子まで宿して、村人には陰口をたたかれ、哀れでならない。一方、ローラは美人でお金持ち。トゥリッドゥはローラと教会に行ってしまいます。


トゥリッドゥは、村の復讐のしきたりに従い、ローラの夫アルフィオと決闘することになりました。
母親のルチアにそれとなく別れを告げるトゥリッドゥ。<母さん、この酒は強いね>。
そして「もし戻らなかったら、サンタの母親になってやってほしい」と。
岡田は素晴らしく熱く輝く声で、トゥリッドゥを演じました。


アルフィオ(小川裕二)とトゥリッドゥの決闘シーン。トゥリッドゥは殺され、幕となります。

『パリアッチ』

トニオ(上江隼人)が、テレビのインタビュー番組に出ているシーンから、始まります。今回の演出では、トニオがすべての糸を引く。ネッダに横恋慕し、その夫カニオの嫉妬を操る、という難しい役回りでしたが、自在に舞台に出入りし、邪心を隠し持つ野心的な人物を演じて、強い印象を残しました。


鮮やかに降り立つ座長カニオ(大野徹也)とその妻で女優のネッダ(嘉目真木子)。


ネッダのアリア<鳥の歌>。いつの日か大スターになる!新進女優の華麗な演技。


高橋絵理が演じるネッダ。遊び、夢に夢見るような可憐さ。言葉と声と音楽・・・豊かな表現力を開花させました。


トニオ(桝 貴志)がネッダに言い寄りますが、相手にもしないどころかあざ笑うのです。


ネッダにとって、シルヴィオ(塩入功司)こそが本当の愛。
塩入は、艶やかで深みのある美声。


ネッダは、ついにシルヴィオ(与那城 敬)と駆け落ちすることを承知します。
与那城はこれまでにも二期会オペラに数々登場していますが、さすがのいい男ぶり。


一番の聴かせどころカニオのアリア<衣裳をつけろ>。
ネッダの裏切りを知り心ここにあらずですが、芝居の時間です。道化師Pagliaccio。


ネッダは《コロンビーナ》を、ペッペ(小原啓楼)は《アルレッキーノ》を演じます。


ペッペ(与儀 巧)が演じる《アルレッキーノ》のセレナータ。可笑しさと明るさがあって、ペッペの存在がこのオペラの重苦しさを救っている気がします。


芝居と現実の境を見失って次第に正気を失っていくカニオ(片寄純也)。激情と豊かな音楽を堪能させ、客席を沸かせました。


「助けて!」と叫ぶネッダに走り寄ったシルヴィオがカニオを刺し、カニオはシルヴィオを刺す。3人とも死んでしまうという壮絶な結末。

2作品とも惨劇で幕が降ります。人と人との関係で湧き上がる感情、嫉妬、怒り、絶望の究極の結末。生身の人間は、それでも日々演じ、仮面をかぶり、別の顔を見せているものです。本当の自分はどこにいるのか分からなくなっているのは、何も劇中人物だから、なのではなくて、その状況をどこか他人が操作しているような感覚があるからなのではないでしょうか。
この幾層にも重ねられた演出に、見事にこたえた歌手たちに大きな拍手が送られました。そして、楽譜に書かれた言葉が、生きた人間の言葉として歌われたことは、何よりも音楽の力でもあって、大きな感動を呼びました。
ご来場、ありがとうございました。

帆かけ舟

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二期会WEEK@サントリーホール2012 第二夜は聴けば絶対トクします!

昨夜より「二期会WEEK@サントリーホール2012」が開幕しました!
第一夜はフラワーアーティストの竹田浩子さんによる、一夜限りの緑豊かなフラワーアレンジが華やかに舞台を彩り、千駄ヶ谷スタイルの4人によるソロ、アンサンブルをお楽しみいただきました。
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「千駄ヶ谷スタイル」の4人。左から、与那城 敬、長谷川 忍、田上知穂、高田正人
それでは、ひきつづき公演直前の各夜情報をお届けします。

■6月19日(火)19:00開演
【第二夜】
「ワーグナーからの挑戦状」 ~ワグネリアン養成講座

ワーグナー!? ワグネリアン!? この言葉で尻込みしてしまう人もいるはず。
でもそんなことはありません! 聴き方のコツさえつかんでしまえば、絶対にワーグナーが楽しくなる!ハマる!きっと!
ワグネリアン養成と言ってもマニアになることを強制するわけではありません。ワーグナーを楽しく聴くためのコツをレクチャーと演奏でやさしく伝授します。
“譜面をよーーくよーーく見ると、「この人はこういう人です」「ホントはこう思ってます」ってかなり詳しく書いてあるのがワーグナー。それがお客様にも伝わるといいなーと思ってます。”(池田香織ブログ「だらだらPiyauchen HEUTE」より)
聴けば絶対トクしますよ!
week2012_2_member.jpg リハーサル終了後に皆で揃って。
後列左から、片寄純也、城谷正博、大塚博章
前列左から、木下志寿子、池田香織
▼池田香織ブログはこちら
だらだらPiyauchen HEUTE
▼第二夜の公演情報
二期会WEEK@サントリーホール2012 第二夜「ワーグナーからの挑戦状」 ~ワグネリアン養成講座 - 二期会21
 ※当日券のご用意がございます。18:00よりホールエントランスで発売いたします。

《二期会WEEK@サントリーホール2012》みんなに、うた。~創立60周年を迎えた二期会の歴史に新たなページを刻み、感動をわかちあえるステージとなりますように。

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二期会WEEK2011 公演の様子の一部をご紹介します

こんにちはWeb担です。
サントリーホール ブルーローズで連日開催されている、
「二期会WEEK in サントリーホール2011」もいよいよ明日土曜までとなりました。
今年も期間中、多くのお客様にご来場いただきました。誠にありがとうございます。
さて、今年のWEEK公演をもう一度振り返っていただけるよう、公演の様子のムービーをほんの一部ですが、順次公開しております。
今日は第1夜から第4夜までをご紹介しますので、ご覧ください。


第1夜「ダークヒルズ恋愛白書~Seasons of Love」
二期会で注目の若手実力派が贈る恋愛エンターテイメント!
人気を博した海外テレビ・ドラマ・シリーズをもじった、オペラあり、ミュージカルあり、お芝居ありの新感覚オペラ。恋の季節を駆け抜ける6名が繰り広げたドラマは、会場を熱狂させました。
三宅理恵(S)、鷲尾麻衣(S)、澤村翔子(Ms)、高田正人(T)、桝 貴志(Br)、北川辰彦(Bs-Br)、穴見めぐみ(Pf)


第2夜「千の夜にみる夢は~trio97(trio ninety-seven)CD初リリース記念LIVE」
メゾソプラノ、オーボエ&イングリッシュホルン、ピアノの絶妙なトリオの第2夜も深々と叙情溢れるゴージャスな演奏とともに無事幕を閉じました。
池田香織(MS)、篠崎 隆(Ob&イングリッシュホルン)、山田武彦(Pf)


第3夜「Divo Grasso & IL DEVU 結成コンサート~ふくよかなる響き」
公演前から大きな注目を浴び、待望のデビューをはたしたIL DEVU!
テノール望月哲也、大槻孝志、バリトン青山 貴、山下浩司の太メン歌手たちとピアノ河原忠之が醸しだすふくよかな響きにお客様の心もふくよかに。
オペラシーンで活躍する4名の重厚かつ絶妙なアンサンブルは満席となった会場を大いに沸かせました。


そして、第4夜「イルゼンシュタインの森~私立魔法学園 文化祭」
前半は個性ある歌手たちが放課後の部活を舞台に繰り広げる学園コメディに会場は爆笑の渦に。
文化祭本番となる後半はオペラのシーンをまさに迫真の演技で盛り上げました。
大西ゆか(S)、金子美香(Ms)、清水華澄(Ms)、高橋 淳(T)、晴 雅彦(Br)、石野真穂(Pf)

この後も近日中にアップします!どうぞお楽しみに!

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二期会WEEK第2夜は、きらめくアンサンブルの夕べ

こんばんわ、主催コンサート制作のZENです。
二期会がサントリーホール・ブルーローズで7日間にわたり開催する歌の祭典、
「二期会WEEK in サントリーホール2011」、ただいま好評発売中です。
もうチラシはご覧になられましたか?
こちらです!
weekleaf1.jpg

今夜は、第2夜「千の夜にみる夢は~trio97 CD初リリース記念LIVE」の出演者、メゾソプラノ池田香織から、打ち合わせのときの写真とコメントが届きましたのでご紹介します。
trio97.jpg
篠崎隆(イングリッシュホルン/オーボエ)  山田武彦(ピアノ)&池田香織(メゾソプラノ)
大人の雰囲気の優雅な打ち合わせですねー。
池田香織からのコメント;
「打ち合わせ中。飲み会ではありません…たぶん。
3人での打ち合わせは、いつも話があちこち脱線してなかなかまとまらないのですが、その中から思いがけないアイディアが飛び出してきたりするのです。一見無茶なアイディアも、やってみるとなんかすごくいい!ということも多くて…。百戦錬磨の強者だからこそなせる技?いちばん不器用な私も、がんばってついていきます!」

山田武彦氏は二期会のコンサートでもお馴染みの名ピアニスト。
そして篠崎隆氏は東京交響楽団のオーボエ、ソロ・イングリッシュホルン奏者。
そこに我らが二期会メゾソプラノ池田香織が入って、ピアノとイングリッシュホルンとメゾソプラノというアンサンブル。これはおそらく世界初の組み合わせです。
trio97(trio ninety-seven)とは、97%の熱狂とあと少しの切なさでできている音楽、という意味だそう。
音楽にはどこまでも情熱的であって、だけどそこにいつもどこか少しだけ切なさがただようような……
そんなtrio97 の二期会WEEKでの演奏テーマは、夢。フォーレ〈夢のあとに〉、ワーグナー〈夢(ヴェーゼンドンク歌曲集より)〉、グリーグ〈夢〉など、夜や夢にちなんだ名曲の数々を、いくつもの夜にみる夢を重ねていくように演奏します。
サントリーホール・ブルーローズで聴くにはぴったりの雰囲気になりそうです!

そして、今回はこの3人で初めてのCD「Libestraum」リリース・ライブでもあります。
「愛する人へ贈るチョコレートの小箱」のようなCDだそうです。チョコレートが一番おいしく食べられるお酒は、なんといってもウィスキー!(これは本当です)
ますますサントリーホールにぴったりではないですか。当日会場で販売(CDもウィスキーも)されるのでどうぞお楽しみに。
▼trio97の今後の活動、CDリリースの詳細はこちら
Trio97 official blog
▼二期会WEEK2011の全ラインアップはこちらから
二期会WEEK in サントリーホール2011 - 株式会社二期会21

膳-ZEN

P.S. 篠崎氏の「崎」は実際には「たつさき」です。

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池田香織、NHK-FM「名曲リサイタル」に出演!

ikeda_kaori.jpg進境著しいメゾ・ソプラノの池田香織が、NHK-FM「名曲リサイタル」に登場致します。
「夢とあこがれ」をテーマに、先ずはドビュッシーやフォーレのフランス歌曲で“夕暮れ”から“夜”へと誘い、次に『ミニョン』『サムソンとデリラ』といった美しいメロディで有名なオペラ・アリアを披露。
最後はフォーレ、ワーグナー、グリーグなど「夢」のタイトルを持つ佳曲で飾ります。
今回共演は、ピアノの山田武彦さんに加え、日頃≪trio JPS≫というユニットで池田とともに活動しているコールアングレ(イングリッシュホルン)の篠崎隆さんを迎え、贅沢な響きを奏でて頂いております。
是非お聴きくださいませ。

■放送日 2009年9月12日(土)19:20〜21:00
■放送局 NHK-FM
■番組名 「名曲リサイタル」
▼番組サイトはこちらをご覧ください。
9月12日の放送 - 放送予定|名曲リサイタル - NHKオンライン
▼trio JPSについてこちらをご覧ください
Trio JPS official blog

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