2016年04月25日のエントリー

第5回目を迎える「I&I デュオリサイタル」~クラシック芸術を志す者の道は1つ…

2013年、『マクベス』にて共に二期会オペラデビュー、共演を果たした、ソプラノ石上朋美とバリトン今井俊輔によるデュオリサイタル。
お互いの名字のイニシャルから〈I&I〉と名付けたデュオリサイタルも大好評をもって、今夏いよいよ第5回目を迎えます。
今回のサブタイトルである「La nostra strada I&I」には、“クラシック芸術を志す者の道は1つ”という意味も込められ、I&Iが更なる高みを目指して、進むべき道を表しています。
さてI&Iデュオリサイタルでは、これまで年に2回、奇数回にはオペラプログラムを、偶数回には歌曲を中心としたプログラムで二人が愛するイタリアオペラや、日本とイタリアの良さが凝縮された歌曲をお届してきました。第3弾ではI&I結成のきっかけともなりましたオペラ『マクベス』を回顧し、初版にもふれながらお楽しみいただき、そして前回の第4弾では、男性らしく・女性らしく、をテーマに様々な歌曲をお届け致しました。
そして記念すべき第5弾の今回は、今までの総集編ともなるプログラムを予定しております。これまでの演奏会を通した曲目の中から、「歌い慣れ親しんだ作品」「ご好評いただいた作品」「出会って心から愛することの出来るようになった作品」さらに、「新たな試みとなった作品」などを選曲し、振り返りながら想いを込めてお届したいと思います。
ピアニストには、これまでのI&Iデュオリサイタルにおいて、二人の歌声を最大限に盛り立て、数々の難曲もしっかりと支えてきた、多田聡子を迎えます。
全席指定となりますので、是非お早めにお買い求めください。

201604_I_and_I.jpg ■■■ 公演情報 ■■■
石上朋美&今井俊輔 デュオリサイタル
Recital della scena Vol.5 ~La nostra strada I&I~

日時:2016年7月23日(土) 13:30開演(13:00開場)
会場:浜離宮朝日ホール
   (地下鉄大江戸線「築地市場駅」A2出口すぐ)
出演:石上朋美(ソプラノ)、今井俊輔(バリトン)、多田聡子(ピアノ)
料金:全指定席 6,000円
ご予約・お問合せ:二期会チケットセンター 03-3796-1831
  (5月10日(火)よりチケット発売予定)

▼予定演奏曲等の詳細は公演ページをご覧ください
石上朋美&今井俊輔 デュオリサイタル|コンサートラインアップ - 東京二期会

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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016
丸の内エリアコンサートに『フィガロの結婚』キャストのソプラノ宍戸茉莉衣とアルト石井 藍が出演します

いよいよゴールデンウィーク。後半の5月3日(火・祝)から東京国際フォーラム中心に開催される「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016」。その関連企画である丸の内エリアコンサートには、東京二期会7月公演『フィガロの結婚』のキャストも出演します!
会期初日の5月3日(火・祝)16時30分から、新東京ビル1Fガレリアに登場するのは、マルチェリーナ役の石井 藍(アルト)と、花娘役でデビューする宍戸茉莉衣(ソプラノ)の2人です。ピアノは高田恵子。約30分の無料コンサートです。
コンサートと『フィガロの結婚』本番にむけて、ふたりに意気込みを伺いました。

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ソプラノ
宍戸茉莉衣
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アルト
石井 藍

――ゴールデンウィーク真盛りに開催されるラ・フォル・ジュルネ丸の内エリアコンサート。たくさんのお客様にいらしていただきたいですね。今回の選曲は?
石井: ラ・フォル・ジュルネのテーマが<自然>ということで、それになぞった曲や、5月ということで、R.シュトラウスの「ダリア」を歌います。
宍戸: 私もこの季節にぴったりのトスティ「薔薇」をプログラムに取り入れました。
石井: もちろん『フィガロの結婚』からも…
宍戸: はい、『フィガロの結婚』に興味を持っていただこうと、ソロでは伯爵夫人のアリアを、そしてメゾソプラノの石井さんとはスザンナとマルチェリーナの「喧嘩の二重唱」を楽しく(!)お贈りします。
――石井さんは昨年、宮本亜門演出の『魔笛』に出演しました。
石井: 宮本亜門さんの演出は、とても斬新なアイデアが溢れているけれど、絶対にブレない核があります。常に進化を遂げる亜門演出に、いつもドキドキしていました。
――宍戸さんは『フィガロの結婚』が二期会オペラデビューとなります。
宍戸: 待ちに待ったお稽古が始まりました。素晴らしい諸先輩方やマエストロ、演出家からたくさんのことを吸収し、舞台ではフィガロの世界で生きる一人の花娘として、お客様に笑顔をお届けしたいと思います。応援よろしくお願いいたします♪
――石井さんからも『フィガロの結婚』にむけて一言お願いします。
石井: 《二期会名作オペラ劇場》ということで…名作に恥じないよう、私のマルチェリーナを演じられればと思います。まずは体力づくりです(笑)

新東京ビルは、東京国際フォーラムのちょうど向かいにあります。毎年多くのお客様で賑わうLFJ。宍戸&石井のステージにも、ぜひお立ち寄りください!
■■■ イベント情報 ■■■
《ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016
 丸の内エリアコンサート 新東京ビル》

日時:2016年5月3日(火・祝) 16:30~(約30分)
会場:新東京ビル1階 『エレベーターホール』 (東京都千代田区丸の内3-3-1)
   ・交通アクセス
出演:宍戸茉莉衣(ソプラノ)、石井 藍(アルト)、高田恵子(ピアノ)
予定プログラム:
  モーツァルト『フィガロの結婚』より 二重唱「どうぞお通りになって、すばらしいお嬢様」
  トスティ「ローザ」
  R.シュトラウス「ダリア」
  モーツァルト『フィガロの結婚』より アリア「愛の神様」
  ロッシーニ『アルジェのイタリア女』より「ひどい運命よ、愛の暴君よ」
  オッフェンバック『ホフマン物語』より 二重唱「美しい夜、恋の夜」
▼詳細こちらから
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016丸の内エリアコンサート
 丸の内コールセンター 03-5218-5100

▼“すべての人に名作を!”宍戸と石井が出演する『フィガロの結婚』詳細はこちら
2016年7月公演《二期会名作オペラ祭》W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』 - 東京二期会オペラ劇場
 ―チケット絶賛発売中!!

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月曜は新橋でオペラ!~「アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート」5/2(月)出演情報

今後の活躍が期待される若手歌手の登場と、美味しいお料理でおもてなしする、「アルテリーベ東京・月曜フレッシュコンサート」。
次回の5月2日(月)に出演の2名のソプラノ、田中紗代と土田彩花より、公演に向けて皆様へのメッセージが届いております!

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ソプラノ
田中紗代
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ソプラノ
土田彩花

「今回、2人とも声種がレッジェーロなことから、声を「鳥」に例えて、『歌鳥風月』~今日も歌う鳥のように~というコンサートの題名となりました。
第一部は日本の春をたっぷりと感じていただけるようなプログラムから、第二部はオペラやミュージカルの世界をお届けします!
ゴールデンウィークの一夜を音楽とともにご一緒しませんか?
アルテリーベでお待ちしています!」
これからの活躍が期待される若手オペラ歌手によるフレッシュな歌声を、美味しいお料理と一緒にお楽しみ頂けます。
是非お誘い合わせの上ご来場下さい!
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
 『歌鳥風月』~今日も歌う鳥のように~

日時:2016年5月2日(月) 18:00開店
    第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:田中紗代(ソプラノ)、土田彩花(ソプラノ)、松原裕子(ピアノ)
予定プログラム:
  中田 章 「早春賦」(田中&土田)
  小林秀雄 「すてきな春に」(土田)
  木下牧子 「竹とんぼに」(田中)
  平井康三郎 「うぬぼれ鏡」(土田)
  木下牧子 「風をみたひと」(田中)
  ヴィヴァルディ 「グローリア」ニ長調 RV.589より
           第3曲“我らは主をたたえ”(田中&土田)
  ヘンデル 『ジューリオ・チェーザレ』より 
           “この胸に息のある限り”(田中)
  オッフェンバック 『ホフマン物語』より “生垣には小鳥たちが ”(土田)
  ロイド・ウェーバー 「オペラ座の怪人」より “Think of me”(田中)
  プッチーニ 『ラ・ボエーム』より “私が街を歩けば”(土田)
  ロルフ・ラヴランド 「You raise me up」(田中&土田)
                           ほか
▼ご予約・アクセスはこちら
アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007

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バスバリトン佐藤征一郎、国際カール・レーヴェ協会(ドイツ)の名誉会員に

ドイツの作曲家カール・レーヴェ(Carl Loewe 1796-1869)の生地、レーベユーン(Löbejün)で開催されるカール・レーヴェ音楽祭。去る2014年の音楽祭においてバスバリトンの佐藤征一郎(さとう せいいちろう)が国際ドイツ・カール協会の名誉会員に推挙されました。
これまで同協会の名誉会員は、1992年の創立メンバー2名と声楽家6名、ピアニスト1名で全員がドイツ人。声楽家ではヘルマン・プライ(1996年)、テオ・アダム(2001年)、クルト・モル(2002年)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(2004年)、ペーター・シュライヤー(2006年)、ローマン・トレーケル(2008年)に続いて、佐藤が迎えられました。カール・レーヴェの長年の研究と作品普及のための極めて積極的な幅広い活動が高く評価されたものです。
ちなみに、1973年に佐藤がドイツ・フライブルク市立歌劇場に専属第一バス歌手として契約した時の音楽監督はマレク・ヤノフスキ。今年も「東京春祭」に来日しており、夏にはバイロイトで『ニーベルングの指環』全曲を振ります。佐藤は1940年生まれ、ヤノフスキは1939年生まれ。共に古希を迎えてますます活躍、ベルリン、東京で再会を喜びました。

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