2015年11月 アーカイブ

神奈川県民ホール開館40周年記念オペラ『金閣寺』~絶賛稽古中!!

神奈川県民ホール開館40周年記念公演オペラ『金閣寺』。
指揮の下野竜也さん、演出の田尾下 哲さん、そして歌手陣は溝口役の小森輝彦、宮本益光を中心に“オール二期会キャスト”で練り上げてきた稽古もいよいよ佳境に入ってまいりました。
ベルリン・ドイツ・オペラで1976年に初演され、日本では16年ぶりの上演となるオペラ『金閣寺』。オペラ史に刻まれる歴史的な瞬間をお見逃しなく!
▼クラシック音楽情報月刊誌「ぶらあぼ」のfacebookにも稽古場の様子が紹介されています
溝口役 小森輝彦 1
溝口役 小森輝彦 2
指揮 下野竜也(上)と演出 田尾下 哲(下右)

20151205kinkakuji_thumb.jpg ■■■ 公演情報 ■■■
神奈川県民ホール開館40周年記念
神奈川県民ホールオペラシリーズ2015
オペラ『金閣寺』
作曲 黛 敏郎 原作 三島由紀夫 台本 クラウス・H・ヘンネベルク
全3幕(新制作・日本語字幕付ドイツ語上演)
日時:2015年12月5日(土)、6日(日) 両日15:00開演
会場:神奈川県民ホール 大ホール
指揮:下野竜也
演出:田尾下 哲

キャスト:

<溝口(12/5)
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小森輝彦
<溝口(12/6)
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宮本益光
<父>
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黒田 博
<母>
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飯田みち代
<若い男>
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高田正人
<道詮>
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三戸大久
<鶴川>
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与那城 敬
<女>
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吉原圭子
<柏木>
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鈴木 准
<娼婦>
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谷口睦美
<有為子>
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嘉目真木子
 

※溝口役のみダブルキャスト
▼公演詳細、最新情報は神奈川県民ホールの公式サイト、ツイッター、フェイスブックをご覧ください
黛敏郎作曲 オペラ「金閣寺」 - 神奈川県民ホール
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11月公演『ウィーン気質』~公演当日のごあんない

いよいよ、11月21日(土)から日比谷の日生劇場にて、ヨハン・シュトラウスII世作曲のオペレッタ『ウィーン気質』が開幕します!夢のような楽しい音楽とストーリーをどうぞお愉しみください!
それでは公演当日についてご案内致します。 【11/20(金)20:30掲載】

東京二期会オペラ劇場 2015年11月公演
J.シュトラウスII世作曲 『ウィーン気質』 オペレッタ全3幕
<日本語訳詞上演(加賀清孝 訳詞>
指揮:阪 哲朗/演出:荻田浩一
当日券と公演タイムテーブルのご案内
11月21日(土)
11月22日(日)
11月23日(月・祝)
11月25日(水)
当日券
S,A,B
S,A,B
S,A,B
S,A,B
当日券販売
/窓口受付
14:00~
14:00~
13:00~
13:00~
開場
14:30
14:30
13:30
13:30
開演
15:00
15:00
14:00
14:00
第1幕
約50分
休憩予定時刻
15:50~16:15
15:50~16:15
14:50~15:15
14:50~15:15
第2・3幕
約75分
終演予定
17:30
17:30
16:30
16:30
日生劇場
=アクセス=
<JR>
[山手線][京浜東北線]=「有楽町駅」日比谷口徒歩10分
<地下鉄>
[千代田線][日比谷線][都営三田線]=「日比谷駅」A13番出口徒歩1分
[有楽町線]=「有楽町駅」徒歩10分
[丸ノ内線]=「銀座駅」徒歩10分

お車のお客様は日生劇場ウェブサイトをご覧ください
>>アクセス - 日生劇場|東京・日比谷

※上記、当日券予定は11/20(金)18:00現在での予定です。以降の販売状況により、券種によっては発売終了となる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
※公演タイムテーブルは、当日の進行により変動する場合がございますので、あらかじめご了承ください。

《便利!》
◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ)】では、前売券が公演当日の開演1時間前までご予約が可能です!!
チケットはご来場の途中にお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取いただけますので、余裕をもってお越しいただけます!どうぞご利用ください。
▼公演案内ページにある【ゲッティへGO!】ボタンをクリックしてお申込ください
 ↓↓↓こちら↓↓↓
2015年11月公演 J.シュトラウスII世オペレッタ『ウィーン気質』 - 東京二期会オペラ劇場
◆ゲネプロの写真が届きました。舞台の様子の一部をご紹介いたします。
 画像をクリックで拡大してご覧いただけます。
 
 

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11月公演『ウィーン気質』~めくるめくオペレッタの世界へ!

11月公演オペレッタ『ウィーン気質』の開幕をまもなくに控え、日生劇場での舞台稽古が進行中!
オーケストラピットには東京フィルも加わり、阪 哲朗のタクトによって、きらびやかな音楽が紡がれていきます。
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▲ピット作業も順調
荻田浩一の演出は、各キャラクター1人1人を非常に愛らしく描いており、ポップな舞台セットと明るい色どりの照明も美しく、ひと時日常から離れて、素敵なオペレッタの世界に浸っていただけること請け合いです。
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▲袖から舞台の一部をちょっとだけ・・・
そして、この底抜けに明るいドタバタ劇を完成させる最後のピースは、客席からの皆さまの笑い声。
出演歌手と共に、J.シュトラウスII世の甘いワルツに酔い、楽しいオペレッタの空間を共有頂けましたら幸いです。
日生劇場にて皆さまをお待ちしております!
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▲11月18日にはペピ役髙橋 唯の誕生日を皆でお祝い。キャストたちの雰囲気も最高です!

▼公演情報ページはこちら
2015年11月公演 ヨハン・シュトラウスII世オペレッタ『ウィーン気質』 - 東京二期会オペラ劇場
 11月21日(土)・22日(日)・23日(月祝)・25日(水) 日生劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

Gettii ←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!
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新年を華やかに飾る「The JADE 2016 ニューイヤーコンサート」

日本のオペラ界のトップスターによるヴォーカル・ユニット「The JADE(ザ・ジェイド)」が2016年の幕開けを華やかに飾ります。
オペラ・アリアから日本の歌、そしてThe JADEの為に書き下ろされたオリジナル楽曲など、あの東京芸術劇場コンサートホールに彼らの圧倒的な歌声が響き渡ります!
どうぞお楽しみに!

201511_thejade.jpg ■■■ 公演情報 ■■■
「The JADE 2016 ニューイヤーコンサート」
日時:2016年1月10日(日) 14:00開演(13:00開場)
会場:東京芸術劇場 コンサートホール(池袋駅西口より徒歩2分)
出演:The JADE [樋口達哉(テノール)、高野二郎(テノール)、
    成田博之(バリトン)、北川辰彦(バスバリトン)]、
    金井 信(ピアノ/編曲)
料金:(全席指定) S席4,300円、A席3,200円
    (当日券:S席4,800円、A席3,700円)
チケット取扱:
 ・東京芸術劇場 10:00~19:00(休館日を除く)
  ボックスオフィス(劇場1階)窓口
  電話申込 0570-010-296
  インターネット申込PC> 東京芸術劇場チケット
 ・チケットぴあ(Pコード:273-174)
  電話申込 0570-02-9999
  インターネット申込PC> ザ・ジェイド 一般発売
公演のお問合せ:
 ・東京第一友の会 TEL:03-3971-9602(火曜・金曜)

▼コンサート詳細ページはこちら
コンサート/ライブ情報 - The JADE ザ・ジェイド

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ソプラノ木下美穂子~1stアルバム「イル・クオーレ」11/20リリース!

現在、日本を代表するソプラノ歌手として内外で活躍著しい木下美穂子が、待望のファースト・アルバム「イル・クオーレ-IL CUORE-」を11/20(金)にリリース致します!
イタリア語で“真心”を意味する「イル・クオーレ」。この“真心”という言葉が溢れるほど「今」の彼女の魅力が凝縮された、まさしく歌の殿堂と呼ぶべき必聴盤です。
木下は、2001年、わが国の3大声楽コンクールをすべて制覇し一躍脚光を浴び、翌2002年に小澤征爾指揮『ドン・ジョヴァンニ』のドンナ・エルヴィーラ役でデビュー、2006年にはベオグラード国立歌劇場の『蝶々夫人』でタイトルロールを歌いヨーロッパ・デビューを果たします。蝶々夫人は彼女の当たり役となり、デトロイト、ボルチモア、ロンドン、シラキュース、ソフィアなど多くの歌劇場に出演、二期会公演でも2003年と2014年に出演し絶賛を浴びました。
2016年1月には、ロームシアター京都のオープニング公演『フィデリオ』でレオノーレ役、2017年2月には東京二期会公演『トスカ』でタイトルロールをつとめます。
このように内外で八面六臂の活躍を見せる彼女の特質は、やはりオペラで最大限に発揮されるといえるでしょう。アルバムには難曲「清らかな女神」や「ある夜、暗い海に」での輝かしい歌唱や、「歌に生き、恋に生き」等々、聴き手に忘れがたく深い印象を与える名曲揃いです。
さらには、コーラスの加わった「キリエ」、「ピエ・イエズ」での1人二重唱も、多彩な魅力と香気を加えています。

201511_kinoshita_mihoko_cd.jpg ▼▲▼ 新譜情報 ▼▲▼
イル・クオーレ -IL CUORE- 木下美穂子
オクタヴィア・レコード 2015年11月20日発売
HQ Hybrid/OVCL-571/3,200円(税別)
木下美穂子(ソプラノ)、平塚洋子(ピアノ)/2015年5月録音
▼アルバムのお求めはこちらから
KINOSHITA MIHOKO / 木下美穂子 | アーティスト商品一覧 - disk union
木下美穂子/イル・クオーレ - TOWER RECORDS ONLINE

【収録曲】
 ・歌に生き、恋に生き ~プッチーニ:歌劇『トスカ』より
 ・清らかな女神よ ~ベッリーニ:歌劇『ノルマ』より
 ・なんと美しい夢(ドレッタの夢) ~プッチーニ:歌劇『つばめ』より
 ・アヴェ・マリア ~ヴェルディ:歌劇『オテロ』より
 ・いつかの夜、暗い海に ~ボーイト:歌劇『メフィストフェレ』より
 ・月に寄せる歌 ~ドヴォルザーク:歌劇『ルサルカ』より
 ・静かな夜 ~ヴェルディ:歌劇『トロヴァトーレ』より
 ・さようなら、ふるさとの家よ ~カタラーニ:歌劇『ワリー』より
 ・ある晴れた日に ~プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』より
 ・キリエ ~モーツァルト:ミサ曲ハ短調 K.427より
 ・ピエ・イエズ ~ロイド=ウェッバー:レクィエムより

■■■ 国内オペラ出演情報 ■■■
◆2016年1月11日(月・祝)17:00開演
ロームシアター京都プロデュース・オペラ
ベートーヴェン『フィデリオ』セミステージ形式
<レオノーレ役>
会場:ロームシアター京都 メインホール
指揮:下野竜也 管弦楽:京都市交響楽団
▼詳細・お問合せはこちら
「フィデリオ」セミステージ形式|公演・イベント - ロームシアター京都
◆2017年2月
東京二期会オペラ劇場
プッチーニ『トスカ』オペラ全3幕 《新制作》
<トスカ役>
会場:(東京)
指揮:ダニエーレ・スルティオーニ 管弦楽:東京都交響楽団
(詳細近日発表)

▼オフィシャルサイト
木下美穂子 Mihoko Kinoshita

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プログラム決定!~「第92回二期会オペラ研修所コンサート」12月1日(火)@北とぴあ さくらホール

北区・王子にある北とぴあ さくらホールで毎年開催している、「二期会オペラ研修所コンサート」。今年も公演日が近づいてまいりました。
二期会オペラ研修所で学ぶ研修生から選抜された20名の出演者が、オペラの名場面からアリア、重唱の数々をお届け致します。
今日は、コンサートを前に当夜の予定プログラム全曲が決まりましたのでご案内致します。

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PDFちらし
■■■ 公演情報 ■■■
北区国際音楽祭2015関連公演
第92回 二期会オペラ研修所コンサート
日時:2015年12月1日(火) 18:00開場/18:30開演
会場:北とぴあ さくらホール
    ・JR京浜東北線王子駅北口徒歩2分
    ・地下鉄南北線王子駅5番出口前
料金:全席指定 A席3,000円、B席2,000円
    <チケット発売中>

出演者と予定プログラム:
<第1部>
1. ドリーブ作曲 『ラクメ』より 「おいで、マリカ」(花の二重唱)
   ラクメ:川田桜香(S) マリカ:花房英里子(Ms)
2. ニコライ作曲 『ウィンザーの陽気な女房たち』より
   「急いでやっておいで、冗談に朗らかな気まぐれよ」
   齋藤由香利(S)
3. レハール作曲 『ジュディッタ』より 「くちづけより熱く」
   中道友香(S)
4. ドニゼッティ作曲 『ドン・パスクァーレ』より
   「お嬢さん、そんなに急いでどちらへ」
   ノリーナ:村山 舞(S) ドン・パスクァーレ:金子慧一(Bs)
5. レオンカヴァッロ作曲 『道化師』より 「大空を晴れやかに」(鳥の歌)
   真野綾子(S)
6. ドリーブ作曲 『ラクメ』より 「どこへ行く若いインドの女よ」(鐘の歌)
   中澤里菜(S)
7. グノー作曲 『ロメオとジュリエット』より 「私は夢に生きたい」
   今井実希(S)
8. ドニゼッティ作曲 『ドン・パスクァーレ』より 「準備は出来たわ」
   ノリーナ:山田 麗(S) マラテスタ:田中 眞(Br)
9. ヴェルディ作曲 『マクベス』より 「哀れみも誉も愛も・・・」
   宮城島 康(Br)
10. ベッリーニ作曲 『カプレーティ家とモンテッキ家』より
   「さあ逃げよう、それ以外に道はない」
   ジュリエット:黒田詩織(S) ロメオ:和田朝妃(Ms)
<第2部>
11. ヴェルディ作曲 『エルナーニ』より 「夜の帳が下りたのに」
   中野瑠璃子(S)
12. R.シュトラウス作曲 『ナクソス島のアリアドネ』より 「偉大なる王女様」
   佐竹仁美(S)
13. カールマン作曲 『モンマルトルのすみれ』より 「小さなすみれの花よ」
   推屋 瞳(S)
14. モーツァルト作曲 『アルバのアスカニオ』より 「あなたの優しい姿から」
   安齋里江(S)
15. J.シュトラウスII作曲 『こうもり』より 「ふるさとの調べ(チャールダーシュ)」
   渡邊仁美(S)
16. ヴェルディ作曲 『リゴレット』より 「美しい愛らしい娘よ」
   ジルダ:福井友加理(S) リゴレット:宮城島 康(Br)
   マッダレーナ:花房英里子(Ms) マントヴァ公爵:前川健生(T)(賛助出演)
17. マスネ作曲 『ル・シッド』より 「泣け泣けわが瞳よ」
   黒田詩織(S)
18. グノー作曲 『ファウスト』より 「宝石の歌」
   山田 麗(S)
19. チャイコフスキー作曲 『オルレアンの乙女』より 「そう、時は来た!」
   和田朝妃(Ms)
 ピアノ:髙木由雅、朴 令鈴
 (S)…ソプラノ、(Ms)…メゾソプラノ、(T)…テノール、(Br)…バリトン、(Bs)…バス
*車椅子席をご希望の方は発売日より公演一週間前までに公益財団法人北区文化振興財団 03-5390-1221へご予約ください(数に限りがあります)
*未就学児のご入場はお断り申し上げます
*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容等が変更になる場合がございますので予めご了承下さい

歌の喜び、オペラへの情熱、若く美しい歌手の舞台をぜひご覧ください。

▼コンサート概要ページはこちら
第92回 二期会オペラ研修所コンサート - 東京二期会
▼チケットのお求めは
二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831
 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝休)

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11月公演『ウィーン気質』~オペレッタを知り尽くすマエストロ!

11月21日からの公演を控え、日々稽古の熱も上がる、二期会オペレッタ『ウィーン気質』。
当公演指揮者の阪 哲朗がついに稽古場に合流しました!

201511_ban_tetsuro.jpg マエストロは、2008/09年の年末年始に、ウィーン・フォルクスオーパーで、同劇場の年間のハイライトとも言うべき公演である『こうもり』を指揮し、オペレッタの本場でも大変な話題をさらいました。現在は、ドイツレーゲンスブルク歌劇場にて音楽総監督を務めています。
今回のオペレッタ『ウィーン気質』を指揮するのがとても楽しみと語るマエストロは、稽古場でも次々と音楽に新たな表情を生み出しています。
経験豊富なマエストロにより、演技と音楽が滑らかに融合され、絶妙なタイミングで喜劇が進行していきます。


「ノスタルジックな魅力のある『ウィーン気質』をリラックスして楽しんで頂きたい」と語るマエストロ。
本場ウィーンの軽やかなポルカと甘いワルツに酔う、『ウィーン気質』。
間近に迫った公演をどうぞお見逃しなく。

▼公演情報ページはこちら
2015年11月公演 ヨハン・シュトラウスII世オペレッタ『ウィーン気質』 - 東京二期会オペラ劇場
 11月21日(土)・22日(日)・23日(月祝)・25日(水) 日生劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

Gettii ←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!
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【インタビュー】11月20日(金) 静岡音楽館AOI 「望月哲也 テノール・リサイタル ~オペラ・アリアの夕べ~」

オペラの主要役やコンサートのソリストをはじめ、大人気の男性ユニットIL DEVU(イル・デーブ)と多彩な活躍をみせる、テノール望月哲也。
今月は、日生劇場のNISSAY OPERA 2015『ドン・ジョヴァンニ』ドン・オッターヴィオでオペラに出演、その5日後となる11月20日(金)には、静岡音楽館AOIにおいてソロ・リサイタルに出演致します。
静岡で開催されるリサイタルでは、モーツァルトからヴァーグナーまでオペラ・アリアを中心とした意欲的なプログラムをお届け致します。
今回のソロ・リサイタルに向けて、望月は静岡音楽館AOIよりインタビューを受け、同館の機関誌「AOI通信」最新79号に掲載されました。
今回は、こちらにもその内容をご紹介させていただきます!
        *        *       *

201511_mochizuki_tetsuya.jpg ――今回のコンサートの聴きどころについておはなしいただけますか?
オペラ・アリアを中心にした、かなり自分としてもチャレンジな選曲です。前後半とも、最初にモーツァルトを歌います。これは「モーツァルトから全てが始まった」という僕のモットーというか、考えに基づいています。モーツァルトを歌えるようにならなければ、他の作品には辿り着けない、という考えからです。そして前半はベルカントの時代の作曲家の作品と、私が最も愛するイタリア・オペラの作曲家、プッチーニの作品を選びました。後半はフランスとドイツのオペラ・アリアを。近年取り組んでいるヴァーグナーの作品では2013年に歌った《ヴァルキューレ》のジークムントと、来年新国立劇場でカヴァーとして取り組む《ローエングリン》の題名役のアリアを歌います。
――プログラムノートの対訳についても、お願いをいたしましたが、歌詞を訳すときに意識されていることはありますか?
普段、リート(歌曲)の演奏会では対訳を自らやるようにしています。これはやはり自分の理解を高めるため。そして自分の歌っている内容を、自分の言葉として聴衆に伝えるために、言葉をかなり選んでいます。自分が読んで分からない言葉は使わないようにしています。

――文化庁派遣芸術家在外研修員としてウィーンに留学されていましたが、ウィーンでの生活で特に印象に残っていることを教えてください。
やはり「音楽の都」ということで、街中に音楽が溢れている。劇場に行けば毎晩世界レヴェルの歌手を聴ける。そして教会ではモーツァルトやハイドンのミサ曲を聴く事が出来る。本当に幸せになれる街だと思います。また個人的にはビールが美味しい街でもあるので、何軒かお気に入りの店に通って飲んだりするのも楽しかった思い出です。
――2007年に87歳で亡くなった国際的なテノール歌手、エルンスト・ヘフリガー氏の最晩年の愛弟子だとのことで、ヘフリガー氏との思い出を教えてください。
先生には発声云々ではなく、声楽家としての精神を学んだように思います。音楽を伝える、言葉を伝えるということを本当に大事にしておられ、「綺麗な声を出すだけが表現ではない」と仰っていました。1回レッスンに行くと、大体2時間半くらいは歌いました。先生のもとでシューベルトのリートやバッハのエヴァンゲリスト(福音史家)を学びたかったのですが、「君はオペラをしっかりやりなさい」と言われました(笑)。でもそのお蔭でそれまでに取り組まなかったドイツ・オペラやフランス・オペラの勉強を沢山させていただきました。
――これまでに転機となった作品やコンサートはございますか?
近年では前出しました2013年のびわ湖ホール・神奈川県民ホール共催のヴァーグナー《ヴァルキューレ》。初めてヴァーグナーの主役級の役柄に取り組む事になり、周りからはかなり心配されたのですが、自分は全く心配がなかった。そしてヴァーグナーのドラマ表現に取り組むにつれて、今まで感じた事のないような高揚感を覚えて。「あーこういうのがヴァーグナーにハマってしまうことなのかな?」って思いました。ヴァルキューレの第1幕が終わった瞬間、舞台で叫んだ気がします(笑)。
――今後、取り組んでいきたいと思われていることがあれば教えてください。
この先のプロジェクトはあまり多くは語れませんが、今後はより一層歌曲のジャンルをやってみたいな、と考えています。
シューベルトの3大歌曲集のうち、まだ《美しき水車小屋の娘》しか取り組んでいないので、残りの《冬の旅》《白鳥の歌》も是非やってみたい。
オペラでは、若いころは《魔笛》のタミーノを筆頭に王子様とか、割と性格的に薄い役柄を歌う事が多かったので、ちょっと癖のあるような役に取り組んでみたいな、って思っています。今年の6月にハイライトでしたが《カルメン》のホセ役に初めて取り組みましたが、ボロ雑巾のように扱われる男を演じたのはちょっと快感でした(笑)。
――学生の頃は野球少年だったとお伺いいたしましたが、いつから声楽を始められたのでしょうか。また、声楽を始めたきっかけについても教えてください。
音楽に興味をもったのは、中学生のときに助っ人として参加したNHKの合唱コンクール。思春期に歌うのが恥ずかしい、って思う事があると思うのですが私はそういうのがなかったです。上手くはなかったと思いますが。で、地元の合唱祭みたいなものに参加した時に同じステージに上がっていたのが、都立府中西高校の合唱部。全国レヴェルの合唱を生で聴いて、「これをやりたい!」って思ったのがきっかけです。高校の合唱部に入って、合唱部の伝統行事である「独唱会」でソロの発表会があり、何にもわからず先輩がこれを歌え!と渡された曲が《ドン・ジョヴァンニ》のオッターヴィオのアリア。今や私のレパートリーであるこの曲に15歳で取り組んでいたんですね。勿論、イタリア語なんて分かりませんから、カナをふって。その時にいろんなオペラのCDを聴いて、衝撃を受けたのがオペラへの興味の始まりだと思います。
――ソロだけでなく、IL DEVU(イル・デーヴ)のメンバーとしてもご活躍をされておりますが、ユニット結成の秘話などを教えていただけないでしょうか?
私は「合唱オタク」だったのです。で、藝大に入ってからもしばらくアマチュアの男声合唱団に入って歌っていました。混声合唱よりも男声合唱が好きで、ずーっと今でも歌いたいと思っています。
そんな時に同級生である大槻くんが声をかけてくれました。メンバーは高校の後輩である青山くん、そしてオペラやコンサートで何度も共演の経験のある山下さん。このメンバーならいいものが生み出せるのではないか、と確信しました。
都市伝説的にいろいろ伝わっていますが、90キロを割ったら強制脱退!というのは、誰もその見込みがありません。
いつの日か、IL DEVUでAOIに来れたらいいですね!!よろしくお願い致します。
――最後にコンサートに向けて一言お願いします。
この素晴らしいホールでオペラを中心としたコンサートを行えること、本当に幸せです。
皆さんにお会いできるのを楽しみにしております。
どうぞご期待ください!!
▼こちらのインタビューが掲載された「AOI通信」最新号のPDFはこちら
AOI通信 - 静岡音楽館AOI
(ページ内のNo.79 10月発行「インタビュー:望月哲也」をクリックしてください)

■■■ 公演情報 ■■■
望月哲也 テノール・リサイタル
~オペラ・アリアの夕べ~

日時:2015年11月20日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:静岡音楽館AOI
料金:全指定¥3,000
   (静岡音楽館倶楽部会員¥2,700、22歳以下¥1,000)
出演:望月哲也(テノール)、多田聡子(ピアノ)
予定プログラム:
 W.A.モーツァルト:歌劇≪コシ・ファン・トゥッテ≫K.588 より 〈恋の息吹は〉
 V.ベッリーニ:〈マリンコニーア〉〈お行き、幸せなバラよ〉〈喜ばせてあげて〉(6つのアリエッタより)
 G.ロッシーニ:〈バッカス祭り〉〈亡命者〉〈踊り〉(《音楽の夜会》より)
 G.ドニゼッティ:歌劇《愛の妙薬》より〈なんと君は美しいんだ〉
 G.プッチーニ:歌劇《トスカ》より〈妙なる調和〉〈星はきらめき〉
 G.プッチーニ:歌劇《マノン・レスコー》より〈第3幕への間奏曲〉(ピアノ・ソロ)
 W.A.モーツァルト:歌劇《宮殿からの逃走》K.384 より 〈コンスタンツェよ!また君に逢えるとは!〉
 C.グノー:歌劇《ロメオとジュリエット》より〈太陽よ、昇れ!〉
 C.ビゼー:歌劇《カルメン》より〈あなたが投げたこの花は〉(花の歌)
 C.ビゼー:歌劇《カルメン》より〈第3幕への前奏曲〉(ピアノ・ソロ)
 R.ヴァーグナー:楽劇《ヴァルキューレ》より〈冬の嵐は遠く過ぎ去り〉
 R.ヴァーグナー:楽劇《ローエングリン》より〈はるかな国に〉(名乗りの歌)
▼公演詳細・チケット情報はこちらより
望月哲也 テノール・リサイタル ~オペラ・アリアの夕べ~ - 静岡音楽館AOI

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NHK-FM「N響 ザ・レジェンド」で1970年サヴァリッシュ指揮のベートーヴェン「第九」が放送されます

NHKアーカイブスに眠る、世界中の一流指揮者やソリストと共演してきた「N響」の過去60年分の演奏会音源、約5000曲。これまでほとんど再放送の機会がなかった貴重な音源を蔵出し放送する、NHK-FM『N響 ザ・レジェンド』。
11月7日(土)には、1970年(昭和45年)にベートーヴェン生誕200年を記念して行われた、サヴァリッシュ指揮によるベートーヴェン交響曲チクルスから、交響曲第9番「合唱つき」ほかが放送されます。
この演奏会では、当時二期会きっての名歌手たち、ソプラノ中澤 桂、アルト伊原直子、テノール丹羽勝海、バリトン大橋国一が独唱をつとめました。
是非、放送をお楽しみください!
◆◆◆ 放送情報 ◆◆◆
「N響 ザ・レジェンド」 -1970年ベートーベン・チクルス-(5)
放送日時:2015年11月7日(土)19:20~21:00
放送局:NHK-FM
放送内容:
ベートーヴェン作曲「交響曲 第9番 ニ短調 作品125“合唱つき”」
ウォルフガング・サヴァリッシュ指揮、NHK交響楽団
独唱=ソプラノ中澤 桂、アルト伊原直子、テノール丹羽勝海、バリトン大橋国一
合唱=東京混声合唱団、東京放送合唱団、二期会合唱団、日本合唱協会、藤原歌劇団合唱部
収録=1970年5月6日・7日/東京文化会館
                        ほか
▼詳細は番組ホームページをご覧ください
N響 ザ・レジェンド - NHKオンライン
▼NHK-FMはネットラジオでもお楽しみいただけます
らじる★らじる - NHKネットラジオ
※局の都合により放送予定が変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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11月公演 オペレッタ『ウィーン気質』の愉快な人たち~《3》ウィーンの恋~伯爵の召使いとお針子のカップル~

〈ヨーゼフ〉と〈ペピ〉は周りには気づかれていない内緒のカップル。
ヨーゼフはツェドラウ伯爵の召使。伯爵同様に機転がきく人物で、ツェドラウ伯爵が最近新たに好きになった女性を誘い出す場所を相談される等、忠実な部下と評されています。
彼は伯爵に逢引きの場所として、ヒーツィングというお祭りの会場を薦めるのですが、実は伯爵が新たに好きになった女性がヨーゼフの恋人ペピなのです。ヨーゼフもこれには気づかず、伯爵に頼まれるまま新たな恋人へのラブレターを代筆することに…。
ペピはフランツィスカが夜会で使うドレスを仕立てていたお針子。
フランツィスカに誘われ夜会に行くことになったペピは初めて見る豪華なお屋敷に夢見心地です。その夜会でツェドラウ伯爵からラブレターを渡されたペピは、どこかで見たことがある字だとは思いつつ、伯爵の情熱的な告白には満更でもなさそう。。
ツェドラウ伯爵、伯爵夫人のカップルとは対照的に「若い恋人たち」といった表現がぴったりで、時には周りが見えていない時もある2人。
ヨーゼフとペピの関係はどうなるのか?劇場にてご覧ください!
今回の公演では…

ペピ
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11/21・23髙橋 維/22・25守谷由香
ヨーゼフ
201511_kodama_kazuhiro.jpg201511_masujima_tadahiro.jpg
11/21・23児玉和弘/22・25升島唯博

キュートなペピ役を髙橋 維と、守谷由香の同じくキュートなソプラノ2人が、
忠実なるヨーゼフを、児玉和弘と升島唯博の若々しいテノール2人がそれぞれ演じます。
散々に入り組んだ人間関係の糸が、一気に紐解かれる終幕の爽快感は格別です!
ご期待ください。

▼公演情報ページはこちら
2015年11月公演 ヨハン・シュトラウスII世オペレッタ『ウィーン気質』 - 東京二期会オペラ劇場
 11月21日(土)・22日(日)・23日(月祝)・25日(水) 日生劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

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