2015年07月08日のエントリー

ブログでつなぐ…《第10回 二期会研究会駅伝コンサート》(10)
~オペレッタ研究会 編~

7月26日(日)開催「第10回二期会研究会駅伝コンサート」出演全研究会の紹介シリーズ。
今回はトップランナーの「オペレッタ研究会」から届きましたご案内を紹介します。
【10】~オペレッタ研究会~
駅伝コンサート10周年にふさわしく、私達オペレッタ研究会は華やかにオープニングを飾ります。
そして演奏するプログラムの中心は、オスカー・シュトラウスの『ワルツの夢』とカール・ミレッカーの『こじき学生』です。
両作品共、ドイツ圏の劇場では人気の作品ですが、日本では全くお目に掛かりません。因みにオスカー・シュトラウスは、ヨハン・シュトラウスとは親戚ではなく全く関係のない人物で、フランツ・レハールと同じ時期に活躍した作曲家です。
日本ではまだ『こうもり』や『メリー・ウィドー』が人気ですが、オペレッタ研究会はあえて他の作品にスポットを当てて皆様に提供したいと考えています。
そしてもう一曲、今回一番の目玉がオリジナル曲の「夢をあきらめないで」です。
オペレッタ研究会代表の黒田晋也が作った詩に、駅伝コンサートではレギュラーになったピアニスト榎本 潤が作曲しました。この曲はオペレッタ座が宮崎県の子供達と一緒に歌い演じたオペレッタ『勇気を出して レッツゴー!!』からの曲です。
まさか駅伝コンサートで歌えるとは思っていませんでした。お客様の反応が今から楽しみです。
メンバーは若手が増え毎月の例会もエネルギーに満ち溢れています。今はとにかく駅伝コンサートのステージに立つ為に、まず体を動かす事から始め、体に宿ったリズムを感じながら歌う事の訓練をしています。踊っても乱れない発声が必要になります。これはオペラでも同じですね。最近の演出は動きが激しくなっています。
アリアはじっとして歌う時代は終わったのではないでしょうか?ですから私達はオペラの様なオペレッタではなく、ミュージカルの様なオペレッタを目指し、今回のタイトルである「未来に向かって」の如く、現代にそして未来に通ずる舞台をお届けしたいと考えています。
どうぞ応援をよろしくお願い致します。そして駅伝コンサートの更なる発展にエールを送って頂けましたら幸いです。
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▼研究会についてのお問合せはこちらより
お問合せ - 東京二期会
※後日、研究会担当者よりご回答差し上げます。

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公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第10回 二期会研究会駅伝コンサート
~祝・10周年スペシャル企画!!~

日時:2015年7月26日(日) 14:00開演~20:45終演予定
会場:東京文化会館 小ホール
出演: ( )数字は当ブログの連載で紹介した順です
  ・14:00~ オペレッタ研究会
  ・14:30~ オペラ・ワークショップ研究会 (8)
  ・15:00~ ロシア東欧オペラ研究会 (3)
   <休憩>
  ・15:45~ 日本歌曲研究会 (2)
  ・16:15~ フランス歌曲研究会 (5)
  ・16:45~ ドイツ歌曲研究会 (1)
   <休憩>
  ・17:30~ イタリアオペラ研究会 (4)
  ・18:00~ スペイン音楽研究会 (7)
  ・18:30~ イタリア歌曲研究会
   <休憩>
  ・19:15~ バッハ・バロック研究会 (6)
  ・19:45~ ロシア歌曲研究会
  ・20:15~ 英語の歌研究会 (9)
   <20:45 終演予定>
料金:一般4,000円、学生2,000円(全席自由・出入自由)
《残席僅少》
ご予約・お問合せ:
 ・二期会チケットセンター TEL. 03-3796-4711

 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝休)

▼出演者、予定プログラムの詳細は公演ページをご覧ください
第10回 二期会研究会駅伝コンサート|コンサートラインアップ - 東京二期会

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「宮本益光バリトンリサイタル~歌劇場への誘い~(9/27公演)」絶賛発売中!

先日開催された「二期会WEEK@サントリーホール2015」第6日では、オペラ『カルメン』ハイライトの企画・構成・語りを務め、絶賛を博したバリトン宮本益光が、「歌劇場への誘い」と題し、オペラアリアの数々で真っ向勝負に挑むリサイタル。ウィーン国立歌劇場で絶大な信頼を得ている音楽コーチのマッツ・クヌッツソン氏を迎え、藝大時代からの朋友、加藤昌則のナビゲーターとともに、皆様を素晴らしい歌劇場の世界へ誘います。演奏家としても充実期を迎えた宮本益光の魅惑のバリトン・ヴォイスをご堪能ください。

201507_miyamoto_masumitsu_01.jpg 【宮本からのメッセージ】
「私とマッツさん(クヌッツソン氏)との出会いは、2012年ウィーンでした。ライマン作曲の難曲『メデア』日本初演のコーチングをして頂き、その建設的かつ的確なコーチングと豊かな音楽性に惚れこんで、それから毎年ウィーンでたくさんのレパートリーをつくってきたのです。ウィーンとミュンヘンでピアノと指揮法を学んだ彼は、ニコライ・ゲッダ、エルンスト・ヘフリガー、ビルギット・ニルソン、クリスタ・ルートヴィッヒ等、世界一流歌手のマスタ-クラスで公式ピアニストを務め、2009年からウィーン国立歌劇場音楽コーチに就任、現在はヘッドコーチ。バイロイト音楽祭、ザルツブルク音楽祭にもスタッフとして参加しています。今回は初来日!世界を魅了する歌劇場を支えるピアニストとの共演に今からわくわくしています。その技量も存分にお楽しみください。」

「オペラ歌手として、自分たちの歌劇場を持てたらと常々思っています。ピアノ演奏会形式でいいから、二期会レパートリーシステムを作れないかな。この前の『カルメン』を、キャスト変えながら毎月上演するとか、モーツァルト『フィガロの結婚』、『コジ・ファン・トゥッテ』『ドン・ジョヴァンニ』、『魔笛』、J.シュトラウス『こうもり』、プッチーニ『ラ・ボエーム』『蝶々夫人』、ヴェルディ『椿姫』…この辺りを日替わりで出来たらなぁなんて考えています。いい音楽を提供して、若手からベテランまで総出演!想像の翼を広げるといろいろな構想が、どんどん湧きあがってくるんです。そんな夢を抱きながら、私自身、今回は、オペラアリアで勝負します。」
■■■ 公演情報 ■■■
宮本益光バリトンリサイタル ~歌劇場への誘い~
日時:2015年9月27日(日) 14:00開演
会場:銀座・王子ホール
料金:全席自由 ¥5,000
出演:宮本益光(バリトン)
    マッツ・クヌッツソン(ピアニスト・オペラコーチ) 
    ナビゲーター=加藤昌則(作曲家・ピアニスト)
予定プログラム:
 モーツァルト オペラ『フィガロの結婚』より もう飛ぶまいぞ、この蝶々
 モーツァルト オペラ『ドン・ジョヴァンニ』より シャンパンの歌
 グノー オペラ『ファウスト』より 故郷を離れる前に
 マスネ オペラ『エロディアード』より 幻想のアリア
 コルンゴルド オペラ『死の都』より わが憧れ、わが幻  ほか
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●チケット発売中
ご予約・お問合せ:
二期会チケットセンター 03-3796-1831
▼公演ページはこちら
宮本益光バリトンリサイタル 歌劇場への誘い - 東京二期会

宮本益光(みやもと ますみつ) バリトン
東京藝術大学卒業、同大学院博士課程修了。論文「オペラの日本語訳詞、その方法論」で、学術(音楽)博士号取得。宮本亜門演出『ドン・ジョヴァンニ』主役で衝撃的な二期会デビュー以来、数多くのオペラに出演。演奏のみならず、演出や作詞、訳詞、執筆等も手がけ、2015年1月に公演された黒い薔薇歌劇団『魔笛』では独自のアイディアによるステージで大喝采を浴びた。自作詩「あしたのうた」「うたうたう」(二部合唱)が音楽之友社より出版されている。二期会会員
▼公式サイト
Masumits Miyamoto Website
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(C)言美 歩

◆ 宮本益光 このほかの今後の主な公演・活動情報 ◆
沼尻竜典オペラセレクション:沼尻竜典作曲 歌劇『竹取物語』 [阿倍御主人 役]
 2015年8月8日(土)・9日(日) 両日とも14:00開演 びわ湖ホール中ホール《完売》
宮本益光の王子な午後19 ~王子の動物園~
 2015年9月2日(水) 13:30開演 王子ホール《完売》
神奈川県民ホール開館40周年記念 黛敏郎作曲オペラ 『金閣寺』 [溝口 役]
 三島由紀夫 原作/クラウス・H・ヘンネベルク 台本/日本語字幕付ドイツ語上演
 2015年12月6日(日) 15:00 神奈川県民ホール大ホール

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