2013年11月29日のエントリー

井ノ上了吏が伝える、イタリア、スペインの情熱!!
明日、11月30日(土)は銀杏並木も色づく千駄ヶ谷・津田ホールへ!

明日、11月30日(土)16:00より銀杏並木も色づく千駄ヶ谷駅前の津田ホールで「二期会ゴールデンコンサートat津田ホール Vol.42井ノ上了吏テノール」が開催されます。
<ラテンの風格あふれるテノール・リリコ“我が歌!イタリア、スペインの想い”>と題し、テノール井ノ上了吏がイタリアとスペインの情熱をお伝えします。
第一声からラテンの情感があふれる井ノ上了吏の歌。
イタリア留学時代は、ブレーシャ、ベルガモ、ミラノ、モデナ、パルマなど各地で演奏活動を続けていました。
井ノ上の歌の原点といえる、そのイタリアの作品からは、プログラム前半の歌曲集にリリック・テノールの実力が発揮されるトスティ、チマーラ、そしてデンツァの作品と、プログラム後半のヴェルディ・オペラから。
プログラムの最後に今年5月に出演したオペラ『マクベス』のマクダフのアリアも再びお聴きいただけます。
愛する妻子を殺され、その亡骸を前にして歌うマクダフ。彼を突然襲った、想像を絶する悲痛が伝わってきて、オペラ全篇の中でもとりわけ印象的なシーンでした。
そして井ノ上のもうひとつの原点、スペイン音楽のプログラムについて。
「二期会スペイン音楽研究会」の立ち上げから現在まで関わるなど、自身のスペイン歌曲のレパートリーを広げるとともにその魅力を伝える演奏活動を重ねてきた井ノ上。
今回ご紹介するのはモンポウ、トゥリーナの歌曲と、セラーノ、ソロサバルによるサルスエラの名曲。ドミンゴやカレーラスといったスペイン出身の名歌手たちが好んでコンサートで取り上げる曲でもあり、井ノ上の声の特長が存分に発揮されること間違いありません。
「イタリアもスペインも情熱的な国だけれど、イタリアの甘美な音楽に対してスペインの音楽はもっと男っぽく乾いている。スパークリングワインでいえば、イタリアのスプマンテ(Spumante)に対して、辛口のスペインのカヴァ(Cava)の味わい。スペイン音楽はどこか火傷するように熱く、歌えば歌うほど奥が深い。そんな音楽の魅力をお客様と分かち合えたら」と井ノ上。
当日券は15:00より会場受付にて発売いたします。
実りの秋にふさわしい、情熱の演奏にぜひご期待ください!


チラシ(PDFファイル)
■■■公演情報■■■
二期会ゴールデンコンサートat津田ホール 2013/14 SEASON
「Vol.42 井ノ上了吏 テノール」

日時:2013年11月30日(土) 16:00開演/15:30開場
会場:津田ホール
   (JR千駄ヶ谷駅前/都営大江戸線国立競技場駅A4出口前)
出演:井ノ上了吏(テノール)、高木由雅(ピアノ)
料金:全席指定 4,000円(税込)

▼当日の予定プログラムなど詳細はこちらをご覧ください
二期会ゴールデンコンサートat 津田ホール 2013/14 SEASON ◆Vol.42「井ノ上了吏 テノール」 - 二期会21
▼こちらから井ノ上のインタビュー全文や写真などがご覧いただけます
インタビュー - 井ノ上了吏 - ピックアップ・アーティスト - 二期会21
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すっかり色づいた千駄ヶ谷駅前の銀杏並木(2013.11.26 (c)Web担)

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東海東京証券 プレミア美術展 好評開催中!

先週開幕した「東海東京証券プレミア美術展」。
『椿姫』『リエンツィ』等から貴重な舞台衣裳や小道具展示のほか、煌びやかな舞台写真、ステージの臨場感を味わえるバーチャル体験コーナーなど華麗なオペラの世界を存分にお楽しみいただけます。そして明日11月30日(土)は本年7-8月の東京二期会『ホフマン物語』で彗星のごとくデビューしたソプラノ佐藤優子のライブステージが同会場で開催されます。
週末は日本橋に是非お運びください!
■■■イベント情報■■■
東海東京証券プレミア美術展『華麗なるオペラの世界』
~オペラの2大作曲家ヴェルディ&ワーグナー生誕200年記念展~

「入場無料」
期間:2013年11月24日(日)~12月7日(土)
時間:平日・9時~18時/土日・11時~17時(最終日16時まで)
会場:東海東京証券 東京営業部1階ギャラリースペース
   (日本橋高島屋より銀座方面へ徒歩2分)
主催:東海東京証券株式会社
協力:公益財団法人東京二期会・株式会社二期会21

「OPERA LIVE STAGE」
各日とも14:00開演(受付は13:00より)/公演時間 約30分
*参加無料 *事前予約制
■11月30日(土)
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佐藤優子 ソプラノ
■12月7日(土)
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山本耕平 テノール

●●●会場の様子から●●●
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衣裳展示コーナー
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小道具展示コーナー
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オーストリア・リンツ州立劇場で先日公演された宮本亜門演出『魔笛』から
公演写真と宮本氏が実際に使用した楽譜類の展示
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11月24日に開催された「OPERA LIVE STAGE」の様子(メゾソプラノ富岡明子)
▼イベント情報ページはこちら
東海東京証券プレミア美術展 華麗なるオペラの世界 オペラの2大作曲家ヴェルディ&ワーグナー生誕200年記念展 - 東海東京証券

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ドイツ・フライブルク歌劇場で専属歌手として活躍するテノール西岡慎介・近況

ドイツ・フライブルク歌劇場でヴェルディ『シチリアの晩鐘』に出演中のテノール、西岡慎介が無事に新制作公演の初日を終えました。
今回は劇場専属歌手になって初めて出演する演目ですが、出足も好調。この先も13回出演します。
また、2014年4月26日にプレミエを迎える、同歌劇場公演プッチーニ『外套』にティンカ役での出演が決定致しました。
その西岡よりメッセージが届いておりますので、ご紹介致します。
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「昨日、フライブルク市立歌劇場公演『シチリアの晩鐘』のプレミエが終演いたしました。本来は11月2日のプレミエの予定でしたが、諸事情により3週間遅れての公演となりました。専属歌手として初めての新制作のプロダクションということで、僕にとっていつもとは違った緊張感がありましたが、無事に終えることができてホッとしております。『シチリアの晩鐘』は残り13公演です。最後まで全力で頑張ります。西岡慎介」
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Foto: MAURICE KORBEL
第2幕より ニネッタ役(専属歌手チュー・イン・ドゥ)とのシーン
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Foto: MAURICE KORBEL
第2幕より
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Foto: MAURICE KORBEL
第3幕より 舞踏会のシーン
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Foto: MAURICE KORBEL
第3幕より 三重唱のシーン(左から、専属歌手ジンソク・リー、ゲスト歌手クリスティーナ・ヴァジレバ、西岡)
▼フライブルク歌劇場『シチリアの晩鐘』11/23のプレミエのページ(ドイツ語)
Die sizilianische Vesper - PREMIERE - Theater Freiburg
▼フライブルク歌劇場、西岡慎介プロフィールページ
Shinsuke Nishioka (Tenor) - Theater Freiburg
▼西岡のブログ
「シチリアの晩鐘」のプルミエでした - にっしーのブログ

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