<海外消息>ソプラノ 橋本明希

ドイツ・ダルムシュタットに1711年に劇場ができて今年は300周年、記念オペラ『イエメンの王子』が4月に初演され、橋本明希(はしもと あき)が主役のマルクヴァイス王女を演じ、ドイツ有数のオペラ雑誌「オペルングラス」と「オペルンヴェルト」にて高い評価を得ました。

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『イエメンの王子』© Barbara Aumüller
「Das Opernglas」より
卓越したコロラトゥーラ・ソプラノの橋本明希は、マルクヴァイス王女としてアクロバティックな声の動きを要求されたが、それは彼女にとってはいとも簡単なことだった。
「Opernwelt」より
アンサンブルの中でも抜きん出ていたのは、マルクヴァイス王女として輝かしいコロラトゥーラ・アリアを歌った、若いソプラノの橋本明希である。
彼女の役はルル・ツェルビネッタやパミーナの中間のようで、この若い女性はとても説得力を持って演じた。彼女にとっては「薔薇の騎士」のゾフィーはどう考えても散歩のように簡単なものであろう。

作曲したのはダルムシュタットの音楽学校「Akademie für Tonkunst 」で学ぶ学生たちで、ダルムシュタット州立劇場の支配人のジョン・デュー氏が彼らに作曲を依頼した意欲作です。

橋本は2011年12月新国立劇場『こうもり』のアデーレにも抜擢され、一時帰国して出演の予定です。
▼新国立劇場『こうもり』の公演詳細
こうもり - オペラ|新国立劇場
今後益々の活躍にご注目ください。
▼橋本明希のホームページ(ドイツ語)
Sopran - Aki Hashimoto

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