『トゥーランドット』リュウ役で出演の新垣有希子が一時帰国しました

イタリア在住のソプラノ新垣有希子が、7月公演『トゥーランドット』(リュウ役)などに出演のため一時帰国しています。7月末までの滞在予定。
2007年、東京二期会『天国と地獄』の女神ダイアナや兵庫県芸術立文化センター『ヘンゼルとグレーテル』グレーテルで一躍注目を浴び、新進芸術家海外留学制度研修員としてローマへ留学した彼女は、パヴィアにて『ジャンニ・スキッキ』ラウレッタ役でイタリア・デビュー、その後も的確な技術に裏づけされた表現力豊かな歌唱で多くのチャンスを摑み、内外で活躍を続けています。
今回は難関のオーディションの中から選ばれたリュウ役で、日本のファンを魅了してくれることでしょう。
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7月公演『トゥーランドット』 - 東京二期会オペラ劇場

去る5月15日には、イタリア・南チロル、ボルツァーノのコンツェルトハウス・オウディトリアムで開催された「日本の震災のためのチャリティーコンサート」の演奏でも好評を博してきたばかり。現地での記者会見にも出席し、新聞報道などでも大きな話題をさらいました。

(▼写真は掲載記事と記者会見の様子)
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「日本の被災地のために何か出来ないだろうかという私どもの願いを受け、すぐにボルツァーノ市長とカリタスが積極的に協力してくださいました。義援金も280,000ユーロ(日本円で3200万円程)以上が集まり、南チロルのたくさんの方が、今回の大震災に心を痛め、懸命に応援してくださる姿に深い感動を覚えました。共演してくださったのは現在活躍中のバリトンG.マストロトターロ氏やオーケストラハイドンの弦楽四重奏です。私も日本へ想いが届くことを祈いながら懸命に演奏させて頂きました」と新垣は語っています。

21世紀を担う華ある逸材として注目を集める新垣有希子の活躍にご期待ください ♪

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