音楽現代6月号 佐々木典子&幸田浩子対談が掲載されました

いよいよ来月に迫った『ナクソス島のアリアドネ』。現在発売中の雑誌「音楽現代」2008年6月号に掲載されたインタビュー記事でプリマドンナを歌う佐々木典子と、ツェルビネッタの幸田浩子が、批評家 岸純信氏を迎えてR.Strauss作品の魅力を語っています。
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佐々木典子
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幸田浩子
佐々木と幸田は2月にびわ湖ホールで、そして3月に神奈川県民ホールで、不朽の名作『ばらの騎士』に出演したばかり。アンドレアス・ホモキの演出で白と黒のコントラストの効いた緊張感のある舞台が印象的でしたが、沼尻竜典氏の熱い指揮もあいまって、非常に高い評価を受けた公演でした。二人は2003年にギュンター・クレーマーの『ばら』にも出演しています。
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大きな話題を呼んだ『ばらの騎士』
沼尻竜典指揮・A.ホモキ演出
2008年2月びわ湖ホールにて
近年、演奏の出来だけでなく、とみに演出が話題になることもあって、歌い手に対する演技の要求度は年々高くなっていく、といった話から、優秀な演出家との共同作業によって創り上げていく舞台は、自身を高めるきっかけになる、と公演に向け意欲的です。
佐々木がウィーン市立歌劇場で経験した『ナクソス島のアリアドネ』の舞台裏話を語れば、幸田もフォルクス・オーパーで子供たちが、目を輝かせて見る『魔笛』や『ヘンゼルとグレーテル』の楽しさを。また夜には、大人が優雅に着飾って集うウィーンの劇場には、まさに『ナクソス島』そのままの社交界が今も息づいている、と。
4月から5月にかけて散歩を楽しむウィーンの公園の、ライラックの香りを懐かしむ二人は、半分はウィーンっ子なのかも知れません。

インタビューの内容は、現在発売中の「音楽現代」6月号を是非ご覧ください!

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