2008年05月30日のエントリー

上質のサロンコンサートを楽しんでみませんか
〜アートスペース・オー クラシックコンサートのご案内〜

わずか100席という親密かつ贅沢なスペースで上質のコンサートを20年近くにわたって提供し続けている「アートスペース・オー」をご案内いたします。(本項担当:S)
◇アートスペース・オーのクラシックコンサート
 URL→http://www.artspace-oh.com/index.html
この素敵な空間との出逢いは今から6年前、ピアノの児玉 桃さんの演奏に触れたときのことです。
児玉さんの色彩感豊かなドビュッシーに感銘を受けたことはもちろん、手を伸ばせば届きそうな距離感でアーティストと時空を共有できることに深い喜びを覚えました。
今までに出演しているアーティストは、邦人一流アーティストの他にもアルゲリッチ、マイスキー、ウィーンフィルの面々...とまさにキラ星のごとき顔ぶれ。
主催者で陶芸教室のオーナーである大橋喜昭氏とお話を重ねるうちに、同氏がクラシック音楽に対するこの上なく深い愛情と、お客さまへの心温まるホスピタリティ精神をお持ちであることがわかり、出演アーティストたちにも深い共感を呼びおこしていることを知りました。
...その後、二期会でマネージャーとして従事することになった私は、声楽の醍醐味と愉しみもこの空間での中でこそ、ごく身近でお客さまに味わっていただきたいと強く思うようになりました。
そして大橋氏ともご相談し、本格的な声楽公演をはじめて取り上げて下さることになりました。
◇アートスペース・オー 第139回コンサート
 「声楽の醍醐味と愉しみ」 
  大西ゆか(ソプラノ)/与那城 敬(バリトン) デュオ
  ピアノ 山口陽子
  6月14日(土) 19時00分開演
  アートスペース・オー2階ギャラリー 全席自由5,000円
  (JR横浜線 成瀬駅南口徒歩5分)
  

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大西ゆか 与那城 敬 山口陽子

◇チケットのお問い合わせ・お申し込み 
  →http://www.artspace-oh.com/contact.html
全体を「日本語の歌」「モーツァルトの愉悦」「ベル・カントの魅力」のコーナーに分け、今が旬の若手実力派両名による真剣勝負のソロ、息の合った二重唱を楽しいトークも交えながらお送りしていきます。
一度是非とも足をお運びいただき、オーナーの温かいお人柄に触れていただくとともに、上質の音楽を空間の「贅沢」と合わせてご堪能なさってみて下さい。
この場所は、クラシック音楽を初めて聴きだした頃の、あの感動と興奮を思い出させてくれます...

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『ナクソス島のアリアドネ』立ち稽古始まる

%E3%83%8A%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%82%B9%E7%A8%BD%E5%8F%A42.jpg この5月28日、待望の立ち稽古が始まりました。演出の鵜山仁氏は新国立劇場の演劇部門芸術監督の多忙なスケジュールの中を、これから公演の始まる6月26日に向けて、満を持して新演出に取り組みます。
 この日、稽古に先立って関係者が芸能花伝舎稽古場に集合、出席者の紹介、栗林理事長からの挨拶に続いて、演出家の挨拶があり、2005年の『メリー・ウィドー』以来久しぶりに二期会オペラの装置を担当する堀尾幸夫氏から舞台装置の説明、二期会初登場の衣裳美術家原まさみ氏から衣裳の説明などと続き、両キャストの見守る中を早速一幕から稽古が始まりました。
 稽古場には実物大の装置のモックアップが組み立てられ、このオペラの劇中劇という条件を、いかに東京文化会館で再現するのか、これから演出家とプランナーの秘策が徐々に明らかにされていくことになります。写真は左から演出助手の澤田氏、演出家の鵜山氏、作曲家役の谷口、小林の両氏。

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