リート、オラトリオでも実力を発揮する貴重なメゾソプラノ
宮崎県出身。東京藝術大学を首席で卒業後、ウィーン音楽大学との交流留学生、明治安田生命クオリティオブライフ文化財団の奨学生として、ウィーン音楽大学リート・オラトリオ科に留学。修了後、帰国し東京藝術大学大学院修了。新国立劇場オペラ研修所修了。文化庁派遣芸術家在外研修員として再度ウィーンへ留学。第71回日本音楽コンクール第1位、松下賞受賞。第10回友愛ドイツ歌曲コンクール第1位。
オペラはこれまでに、『魔笛』第2の侍女、『フィガロの結婚』ケルビーノ、『こうもり』オルロフスキー、『アルバート・ヘリング』ヘリング夫人などに出演。
04年新国立劇場『ファルスタッフ』メグ・ページ役で本格的なオペラデビューを飾る。08年2月、二期会オペラ公演『ワルキューレ』フリッカ役に抜擢され二期会オペラデビュー。続いて08年6月『ナクソス島のアリアドネ』ドゥリヤーデ役で出演予定。サイトウ・キネン・フェスティバルには07年の『スペードの女王』に、ポリーヌとダフニス役のカバーキャストとして参加。08年『利巧な女狐の物語』パーセク夫人役、09年新国立劇場『ワルキューレ』ジークルーネ等、いずれも高い評価を得ている。
コンサートでは、第45・50回「芸大メサイア」アルトソロをはじめ、バッハ「ヨハネ受難曲」「h‐mollミサ」、モーツァルト「戴冠ミサ」「レクイエム」、ベートーウ゛ェン「第九」、シェーンベルク「森鳩の歌」、ドイツ歌曲や日本歌曲を中心としたソロリサイタル等、活躍の場を展開している。二期会会員
(2010年9月現在)
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