静岡県出身。国立音楽大学首席卒業、同大学大学院首席修了。新国立劇場研修所修了。第6回カルロス・ゴメス国際コンクール第2位。文化庁在外派遣研修員として1年間ボローニャにて研鑽を積む。
その間、ウィーン・バーデンから招聘され、同市立劇場『こうもり』オルロフスキーにて出演、劇場100周年記念公演でも同役で出演し好評を博した。
国内でも、新国立劇場『紫苑物語』うつろ姫、『オテロ』エミーリア、『ラインの黄金』フロスヒルデ、『ボリス・ゴドゥノフ』女主人、『リゴレット』マッダレーナ、二期会『カヴァレリア・ルスティカーナ』サントゥッツァ、『イル・トロヴァトーレ』アズチェーナ、『サロメ』ヘロディアス、『ドン・カルロ』エボリ公女、グランドオペラ共同制作『アイーダ』アムネリス、日生劇場『ドン・カルロ』エボリ公女、『アイナダマール』(日本初演)ロルカ等、数々のプロダクションにて主要役を演じており、その卓越した演唱は高く評価されている。
また、この夏には佐渡裕プロデュースオペラ 兵庫芸文『蝶々夫人』スズキにて出演を予定している。
コンサートでも欠かせない存在となっており、ベートーヴェン「第九」、「ミサ・ソレムニス」、マーラー「交響曲第2番〈復活〉」「交響曲第3番」、ヴェルディ「レクイエム」、ドヴォルザーク「スターバト・マーテル」、メンデルスゾーン「エリア」等で国内外の著名指揮者と共演、厚い信頼が寄せられている。国立音楽大学准教授。二期会会員
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