舞台映えする容姿と豊麗な美声で聴衆を魅了する大器
高知県出身。東京藝術大学卒業。同大学院独唱科修了。
同大学卒業時、同声会コンサートに出演。
2001年第2回大阪国際コンクール声楽部門入選
同年第11回日本クラシック音楽コンクール東京地区本選大学の部奨励賞を受賞。
第47期二期会マスタークラス修了。修了時優秀賞を受賞。
二期会プロフェッショナルコース修了。
2009年2月、第19回出光音楽賞受賞。7月28日には昭和女子大学人見記念講堂において、受賞式、ならびに受賞者による「第19回出光音楽賞ガラコンサートに出演。
平成22年度よんでん芸術文化奨励賞受賞。
2006年4月、二期会オペラデビューとなったペーター・コンヴィチュニー演出『皇帝ティトの慈悲』セスト役で大成功を収め、彗星のごとく現れた逸材に数多く賞賛の声が寄せられた。
2007年産経新聞社主催「オペラの華」 コンサート・シリーズの≪カルメン・ハイライト≫においてカルメン役及びはじめてのオペラ『カルメン』新国立劇場にも主演し絶賛を浴びた。2008年6月、リヒャルト・シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』(東京二期会)作曲家役で出演しさらなる評価を得、2009年5月、三河市民オペラ「カルメン」のタイトル・ロールにも抜擢され艶やかな演唱で聴衆を魅了した。さらに11月、東京二期会『カプリッチョ』女優クレロン役でも注目を集めた。
2013年3月、びわ湖ホール・神奈川県民ホール共同制作『椿姫』フローラに出演。以後も2014年2月には東京二期会『ドン・カルロ』エボリ公女、2014年5月新国立劇場『カヴァレリア・ルスティカーナ』ローラ、6月同『鹿鳴館』大徳寺公爵夫人季子等、絶賛を博している。
2015年2月、東京二期会・パルマ王立歌劇場との共同制作『リゴレット』マッダレーナに出演し好評を博し、2015年神奈川県民ホール『金閣寺』でも存在感を示した。2016年3月びわ湖ホールプロデュースオペラ ワーグナー作曲 『ラインの黄金』フリッカに出演予定。
コンサートではベートーヴェン「第九」ヴェルディ「レクイエム」、ヘンデル「メサイア」のソリストをはじめ、2008年3月、東京交響楽団モーツァルト「C-moll ミサ」に、『皇帝ティトの慈悲』を指揮したユーベル・スダーン氏より抜擢され非常に高い評価を得た。2008年11月、二期会ゴールデンコンサート〈歌姫たちの四季〉にも抜擢されリサイタルを開催、聴衆の心を捉える深々とした演奏で大好評を博した。
2009年3月、東京交響楽団 シューベルト「キプロスの女王ロザムンデ」のソリストも務める。同年6月、ベートーヴェン「第九」(熊川哲也 K バレエ カンパニー)にソリストとして出演。また佐渡裕指揮・東京フィル「第九」、飯守泰次郎指揮・東京シティ・フィルによるモーツァルト「レクイエム」等でも高い評価を得ている。
またテレビ朝日「題名のない音楽会21」にも出演し、艶やかな『サムソンとデリラ』デリラのドラマティックな名唱が視聴者からの反響を呼ぶなど、その華のある舞台姿と存在感が聴衆を魅了した。二期会会員
(2016年12月現在)
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