二期会21
オペラの散歩道 二期会blog

二期会アーティスト検索

戻る 検索トップに戻る

 

初鹿野 剛

ハツカノ タケシ
バリトン・バス
会員
 

ディクションの確かさ、精緻な音楽で信望を得ている実力派歌手

静岡県出身。
東京芸術大学を経て同大学院修士課程修了。芸大卒業時に松田トシ賞、二期会オペラスタジオ第42期修了。修了時には優秀賞を受賞。
平成16年度文化庁派遣芸術家在外研修員。ドイツ・州立カールスルーエ音楽大学付属ムズィークテアター研修所演奏家養成課程を修了。ミュンヘン州立音楽大学でヨゼフ・ロイブル教授のもとでも研修。
2005年第74回日本音楽コンクール(毎日新聞社・NHK日本放送協会主催)声楽・オペラ部門入選。2006年イタリア/ヴェネツィア・フェニーチェ歌劇場で開催された第5回“ヴァーグナーの声”国際声楽コンクール(国際ヴァーグナー協会・フェニーチェ歌劇場財団他共催)ヴェネツィア本選で同歌劇場管弦楽団と共演、入選。同年第17回東急グループ・五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。副賞として、同財団助成によるドイツでの1年間の研修を行った。2008年、若手歌手の登竜門第7回藤沢オペラコンクール第一位。コンサートでは1996年朝日新聞社主催・第46回「芸大メサイア」の独唱者として楽壇にデビュー。
これまでに国内の著名な指揮者や各オーケストラのもとで「マタイ」、「ヨハネ」、「ロ短調ミサ」、「クリスマス・オラトリオ」、「メサイア」、「天地創造」、「四季」、「レクイエム」(フォーレ・モーツァルト・デュリュフレ・ブラームス)、「エリア」(題名役)等の宗教曲や交響曲の独唱者として全国各地で活躍。オペラにおいては1998年藤井喬梓のモノローグ・オペラ『チプコ~木を抱く夢』(22世紀クラブ主催・委嘱)を京都と東京で初演。その模様はNHK-FMで放送された他、「音楽の友」等の音楽誌上で高い評価を得た。1999年の天沼裕子指揮・新星日響特別演奏会『魔笛』パパゲーノ役をはじめ、2002年の井上道義指揮・新日本フィル第344回定期『ナクソス島のアリアドネ』ハルレキン、広響との『こうもり』ファルケ博士、『ヘンゼルとグレーテル』ペーター、パイシェッロ/ヘンツェ『ヴェネツィアのテオドール王』(ドイツ初演、04年ドイツ・シュヴェッツィンゲン宮殿音楽祭・バーデン州立歌劇場カールスルーエ)アクメット、カールスルーエ音大公演『三つのオレンジへの恋』(プロコフィエフ)魔法使いチェリオ、『コシ・ファン・トゥッテ』ドン・アルフォンソ、『忠臣蔵』(三枝成彰)菅谷役他に出演。2008年1月、新国立劇場『ラ・ボエーム』アルチンドロ、6月、東京二期会『ナクソス島のアリアドネ』音楽教師でディクションの確かさが絶賛された。同11月に日生劇場開場45周年クリスティアン・アルミンク指揮『マクロプロス家の事』、09年6‐7月、佐渡裕指揮『カルメン』(兵庫・東京・愛知公演)、11月、東京二期会『カプリッチョ』伯爵ほか、着実にそのキャリアを築き、2010年10月、新国立劇場『アラベッラ』(新制作)ラモラル伯爵など活躍を続けている。日本演奏連盟会員
二期会会員
はつかのたけしについて-ブログ

(2012年1月現在)

 
 
 
 
 
戻る 検索トップに戻る