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増田 のり子

マスダ ノリコ
ソプラノ
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聴衆を満足させる高度な音楽水準と際立つ演技力が光る

埼玉県出身。東京藝術大学卒業。安宅賞受賞。同大学院音楽研究科独唱専攻修了。文化庁オペラ研修所修了。1996年9月より、文化庁派遣芸術家在外研修員として1年間ウィーンにて研鑚を積む。1997年第53回ジュネーヴ国際音楽コンクール最高位。第9回日本声楽コンクール第2位及び田中路子賞受賞。1999年第10回奏楽堂日本歌曲コンクール第2位。2000年第69回日本音楽コンクール第2位入賞。
バッハ「ヨハネ受難曲」「ロ短調ミサ曲」「マニフィカト」、ヘンデル「メサイア」、ハイドン「天地創造」「テレジア・ミサ」、ベートーヴェン「荘厳ミサ曲」、ブラームス「ドイツ・レイクイエム」、モーツァルト、フォーレ、ヴェルディ「レクイエム」など宗教曲のソリストのほか、「第九」の出演も多く、日本フィル、東京交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィル、群馬交響楽団などのオーケストラと共演。1997年9月ジュネーヴにおいてスイス・ロマンド管弦楽団と共演、またバーゼルにおいてコンサートに出演するなど、海外でも経験を積み重ねている。
2001年5月にはさいたま芸術劇場においてリサイタルを開催。
2002年秋、読売日本交響楽団40周年記念オペラ『パルジファル』花の乙女、日生劇場オペラ『カルメン』ミカエラで出演。2004年7月宮本亜門演出二期会公演『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・アンナ役、2006年11月に同氏新演出による同公演『コジ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージ役で出演し、歌唱・演技両面で際立った存在感を示して絶賛を博した。
2005年には、読売日響/G.アルブレヒト指揮「神々の黄昏<第3幕>」、読売日響/O.ヴァンスカ指揮ニールセン「交響曲第3番」、東京シティ・フィル/飯守泰次郎指揮『パルジファル』などに出演。また、NHK-FM「名曲リサイタル」放送に出演するなど、充実した活動が続いた。
2007年7月、ウルトラマンの監督で有名な故実相寺昭雄演出の二期会公演『魔笛』パミーナ役で高い評価を得、2010年9月の再演でも絶賛を浴び、その様子は日本テレビ「深夜の音楽会」で放映されている。
2008年2月、二期会が12年ぶりに挑んだ『ワルキューレ』(飯守泰次郎指揮)に大役ジークリンデで出演し大喝采を浴び、2009年4月には新国立劇場『ワルキューレ』に出演、2010年7月には新国立劇場 高校生のためのオペラ鑑賞教室『カルメン』ミカエラなどでも充実した歌唱で実力を発揮し、目覚ましい活躍で注目を集めている。
近年では、2011年4月、東京二期会『フィガロの結婚』(宮本亜門演出)で大役の伯爵夫人に出演し、気品溢れる端正な歌唱で観客を魅了、同年11月には二期会創立60周年記念『ドン・ジョヴァンニ』(ライン・ドイツオペラとの共同制作)ドンナ・アンナに出演し好評を博したことは記憶に新しい。
また、コンサートの分野でも、日本歌曲やドイツ歌曲のリサイタルを開催するなど活躍している。
二期会会員
(2012年7月現在)

 
 
 
 
 
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