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青戸 知

アオト サトル
バリトン・バス
会員
 

21世紀を担うドラマティックなバリトン・カンタンテ

東京都出身。東京藝術大学卒業、同大学院修了。安宅賞、松田トシ賞受賞。皇居内桃華楽堂にて代表御前演奏。
文化庁オペラ研修所修了。文化庁派遣芸術家在外研修員としてイタリアへ留学。
二期会『ワルキューレ』ヴォータンで大成功を収め、ジローオペラ賞新人賞を受賞。新国立劇場開場記念『ローエングリン』で朗々たる美声を聴かせ国際的にも注目される。二期会『タンホイザー』ヴォルフラム、新国立劇場『魔笛』パパゲーノ、『サロメ』ヨカナーン、『青ひげ公の城』、聖徳オペラ『シモン・ボッカネグラ』タイトル・ロール、『フィガロの結婚』アルマヴィーヴァ伯爵、フィガロなど数々のオペラで喝采を浴び、群を抜く活躍を続けている。2008年3月、東京室内歌劇場第『流刑地にて』新国立劇場小劇場 (カフカ原作・フィリップ・グラス作曲)士官役のドラマティックな演唱で存在感を示し絶賛を浴び、続く6月、東京二期会『ナクソス島のアリアドネ』(新制作)ハルレキンに出演し好評を博した。
2008年9月にはブリテン「ピーター・グライムズ」演奏会形式(尾高忠明指揮/札幌交響楽団 初のオール日本人キャストによる原語上演)のバルストロード船長に出演し好評を博す。
またNHK交響楽団定期演奏会への出演をはじめ、主要オーケストラとの共演も数多く、その音楽性と優れた歌唱はサヴァリッシュ、ロジェストヴェンスキー、アシュケナージ、デュトワ、チョン・ミョン・フンといった世界的な指揮者からも信望を得ている。殊にマーラー「さすらう若人の歌」は小林研一郎氏の棒のもと、多くのオーケストラに招かれ演奏し、他に比肩するものがないと絶賛されているほか、ベートーヴェン「第九」のソリストとしても高い評価を得ている。
広い範囲の歌曲に造詣が深く、東京芸術劇場にて開催した初めての自主リサイタル(ピアノ・小林道夫)は大好評を博す。ヨーロッパ文化の規範に照らし、共演した国際的ソリストたちはもちろん、指揮者群から常に賛辞を寄せられており、伸びやかで張りのある数少ないバリトン・カンタンテとして21世紀を担う活躍を続けている。聖徳大学大学院博士後期課程において、「グスタフ・マーラーの音楽におけるやわらかいリズム」をテーマに論文作成し、2007年3月、博士号を取得。
2013年3月、二期会創立60周年記念・ゴールデンコンサートでは、バリトンバスの日に出演し絶賛を博した。
12月31日大晦日恒例のクラシックコンサート「ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演会「第九」ソリストとしても出演を重ねている。聖徳大学音楽文化学科講師。二期会会員
(2016年6月現在)

 
 
 
 
 
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