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腰越 満美

コシゴエ マミ
ソプラノ
会員
 

艶やかな美貌と美声、オペラ、オペレッタで活躍のディーヴァ

東京都出身。東京コンセルヴァトアール尚美ディプロマコース修了。二期会オペラスタジオ修了。修了時最優秀賞及び川?靜子賞受賞。文化庁オペラ研修所修了。文化庁芸術家在外派遣研修員として2年間、イタリアにて研修。
第3回日本声楽コンクール入選。
95年フェッルッチョ・タリアヴィーニ国際コンクール第1位。98年、二期会公演『フィガロの結婚』にスザンナ役で注目を浴び、新国立劇場には、97年劇場オープニング記念オペラ『建・TAKERU』に夏乃役、99年『天守物語』に萩役で出演。2002年は1月二期会・新国立劇場共催公演『忠臣蔵』に綾衣役で出演。日韓文化交流公演オペラ『春香』のタイトル・ロールでも絶賛された。以後、大きな当り役となった、二期会オペラ『蝶々夫人』(指揮 小林研一郎 演出 栗山昌良)のタイトル・ロール、04年1月二期会・新国立劇場共催公演『鳴神』雲の絶間姫と次々と大舞台の主役を務め宮本亜門演出 二期会公演『ドン・ジョヴァンニ』で新しいドンナ・エルヴィーラ像を創り上げ、続く『フィガロの結婚』の伯爵夫人でも新境地を拓く。07年は『メリー・ウィドー』のハンナや『天国と地獄』のユーリディスなどに主演。09年2月、日本オペラ協会『天守物語』に主演、6月には二期会week in サントリーホール‘時を駆ける歌声”服部克久が贈るにほんの歌の旅’(サントリーホールブルーローズ)で多彩な魅力を発揮した。2010年にも第16回京王オペレッタフェスタ『メリー・ウィドー』では当たり役のハンナ・グラヴァリ、新国立劇場『鹿鳴館』影山伯爵夫人朝子役、2011年2月には新国立劇場『夕鶴』つう役に出演するなど常に高い評価を得ている。2012年7月、オペラ「白虎」(福島復興・復活オペラプロジェクト/新作・世界初演)に出演予定。また、2013年2月には東京二期会『こうもり』(白井晃演出・新制作)ロザリンデに出演。2017年日生劇場『ルサルカ』、2018年同劇場『コジ・ファン・トゥッテ』デスピーナに出演。2019年2月『金閣寺』母役で出演予定。
国外の公演にも頻繁に出演し、05年夏、中米・コスタリカ国立交響楽団によるオペラ公演『蝶々夫人』タイトル・ロールで招聘され、熱狂的な成功を収め、地元各紙から絶賛された。イタリアでは96年『愛の妙薬』アディーナ、97年『アンドレア・シェニエ』マッダレーナ以降、イタリア、オーストリアの各地でリサイタル、コンサートに出演し活躍。
コンサートではシューベルト「Gdurミサ」、オルフ「カルミナ・ブラーナ」、ペルゴレージ「スターバト・マーテル」、フォーレ「レクイエム」、ベートーヴェン「第九」、ハイドン「ネルソン・ミサ」等のソプラノ・ソロを歌う。
また、読売日響「ピーター・グライムズ」、東京交響楽団「利口な女狐の物語」、数々の注目の演奏会に出演。06年11月、ベトナム国立交響楽団に招聘され、橋本国彦作品を披露。
NHK「日本うた絵巻」「NHKニューイヤーオペラコンサート」、テレビ朝日「題名のない音楽会」等、テレビやラジオにも数多く出演し、また、自身の企画によるジャズ・ポピュラーのみのリサイタルを開催するなど、多彩な才能を発揮してファンを魅了している。
CDは「マイ・フェイヴァリット“21世紀に伝えたい日本の歌”」(ビクターエンタテインメント)「武満徹:SONGS」(カメラータトウキョウ)が発売されている。桐朋学園大学教授。二期会会員

(2018年9月現在)

 
 
 
 
 
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