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2022-2023年末年始 二期会アーティスト出演のTV&ラジオ放送情報

今年創立70周年を迎えた「二期会」。記念イヤーには多くの主催公演の開催や、二期会アーティストがプロオーケストラなどの公演に数多く出演いたしました。
それらの中から2022-2023年末年始をご自宅などでお楽しみいただける放送情報をご紹介します。

◆◆◆ 放送情報1 ◆◆◆
読響・第九コンサート2022
放送日時:2022年12月30日(金) 午前2:29~4:24(12/29(木)深夜)
放送局:日本テレビ(関東地区)
出演:(指揮)鈴木優人/(管弦楽)読売日本交響楽団
(ソプラノ)キャロリン・サンプソン/(メゾソプラノ)オリヴィア・フェアミューレン/(テノール)櫻田 亮/(バス)クリスティアン・イムラー
(合唱)新国立劇場合唱団
番組のスペシャルゲスト:田中 圭(俳優)、鈴木優人(指揮者)

▼番組情報はこちら
読響プレミア - 日本テレビ
*番組ページ内の番組ツイッター表示に案内があります。


◆◆◆ 放送情報2 ◆◆◆
クラシック名演・名舞台2022
放送日時:2022年12月31日(土) 午後9:20~11:45
放送局:NHK Eテレ
今年話題のコンサートを一気見!東京二期会『天国と地獄』ほか、2022年の名演名舞台をたっぷりと。
二期会に関する内容:東京二期会11月公演『天国と地獄』抜粋、(ソプラノ)佐々木典子 など


お正月にはとっておきのこちら!!
◆◆◆ 放送情報3 ◆◆◆
NHKニューイヤーオペラコンサート[生放送]
放送日時:2023年1月3日(火) 午後7:00~9:00
放送局:NHK Eテレ/BS8K/NHK-FM
出演:(指揮)阪 哲朗/(管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団
二期会からの出演者:(ソプラノ)大村博美、高橋 維/(メゾソプラノ)山下牧子/(テノール)福井 敬、宮里直樹/(バス)妻屋秀和/二期会合唱団
司会:宮本亞門(演出家)、久保田祐佳(NHKアナウンサー)
FM司会:金子奈緒
<NHKホールより生中継>

▼番組ホームページはこちら
NHKニューイヤーオペラコンサート - NHK


◆◆◆ 放送情報4 ◆◆◆
オペラ・ファンタスティカ
選 新国立劇場公演 モーツァルトの歌劇「魔笛」
放送日時:2023年1月6日(金) 午後2:00~6:00
放送局:NHK-FM
収録:2022年4月20日 新国立劇場オペラパレス
出演:(指揮)オレグ・カエターニ/(管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団
ザラストロ…(バス)河野鉄平タミーノ…(テノール)鈴木 准、弁者・僧侶Ⅰ・武士Ⅱ…(バリトン)町 英和、僧侶Ⅱ・武士Ⅰ…(テノール)秋谷直之夜の女王…(ソプラノ)安井陽子、パミーナ…(ソプラノ)砂川涼子、侍女Ⅰ…(ソプラノ)増田のり子侍女Ⅱ…(メゾソプラノ)小泉詠子侍女Ⅲ…(メゾソプラノ)山下牧子、少年Ⅰ…(ソプラノ)前川依子、少年Ⅱ…(メゾソプラノ)野田千恵子少年Ⅲ…(メゾソプラノ)花房英里子パパゲーナ…(ソプラノ)三宅理恵パパゲーノ…(バリトン)近藤 圭モノスタトス…(テノール)升島唯博
(合唱)新国立劇場合唱団

▼番組ホームページはこちら
オペラ・ファンタスティカ 選 新国立劇場公演 モーツァルトの歌劇「魔笛」 - NHK


新しい年を笑って、楽しく!
◆◆◆ 放送情報5 ◆◆◆
クラシック音楽館
ダイジェスト 喜歌劇『天国と地獄』
放送日時:2023年1月8日(日) 午後9:00~11:00
放送局:NHK Eテレ
収録:2022年11月 東京二期会オペラ劇場公演『天国と地獄』 日生劇場より
出演:(指揮)原田慶太楼/(管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団
プルート…(テノール)渡邉公威、ジュピター…(バリトン) 又吉秀樹、オルフェ…(テノール)市川浩平、ジョン・スティクス…(テノール)髙梨英次郎、マーキュリー…(テノール)中島康晴、バッカス…(バス)鹿野由之、マルス…(バリトン)菅谷公博、ユリディス…(ソプラノ)湯浅桃子、ダイアナ…(ソプラノ)上田純子、世論…(メゾソプラノ)竹本節子、ヴィーナス…(ソプラノ)鷲尾麻衣、キューピット…(ソプラノ)吉田桃子、ジュノー…(ソプラノ)増田のり子、ミネルヴァ…(ソプラノ)北原瑠美
(合唱)二期会合唱団


▼番組ホームページはこちら
クラシック音楽館 - NHK
放送のおよそ1週間前以降に詳細が掲載されます


2023年も東京二期会オペラや二期会アーティストの活躍にご期待ください。
そして、迫力ある演奏を聴きにぜひ会場へお越しください。
新しい年が皆様にとって良い一年になりますように。

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小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXVII ビゼー『カルメン』にテノール大槻孝志、バリトン近藤 圭が出演!

「小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト」17回目を迎える本年は、2017年に好評を博した『カルメン』が再び登場。今回も巨匠小澤征爾氏の元に国内外から先鋭が集い、さらにエネルギッシュでパワーアップした舞台が、京都・横須賀・東京の3都市全4公演の日程で上演されます。
二期会からは、ダンカイロ役にバリトン近藤 圭、そしてレメンダード役には2017年公演に引続き、テノール大槻孝志が出演致します。

ダンカイロ
バリトン 近藤 圭

レメンダード
テノール 大槻孝志
また、併せて開催される“子どものためのオペラ『カルメン』より”には、カヴァーキャストのソプラノ別府美沙子、テノール髙梨英次郎が出演し、招待された京都の小学生を対象に歌声を披露します。(一般の方のご入場はできません)

ソプラノ 別府美沙子

テノール 髙梨英次郎
世界で活躍する魅力溢れる出演者達の演奏でお届けするフランスオペラの最高傑作。どうぞお楽しみに!

■■■ 公演情報 ■■■
小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXVII
ビゼー:歌劇『カルメン』[全4幕]アルコア版〈原語上演/字幕付〉
ROHM CLASSIC SPECIAL

日時/会場:
 2019年3月15日(金) 18:30開演/ロームシアター京都 メインホール
 2019年3月17日(日) 15:00開演/ロームシアター京都 メインホール
 2019年3月21日(木・祝) 15:00開演/よこすか芸術劇場
 2019年3月24日(日) 15:00開演/東京文化会館 大ホール
音楽監督:小澤征爾
指揮:クリスティアン・アルミンク/小澤征爾
演出:デイヴィッド・ニース
キャスト:
 (カルメン)サンドラ・ピクス・エディ
 (ドン・ホセ)チャド・シェルトン
 (ミカエラ)ケイトリン・リンチ
 (エスカミーリョ)エドワード・パークス
 (フラスキータ)カトリーナ・ガルカ
 (メルセデス)アレクサンドラ・ロドリック
 (ズニガ)ジェフリー・ベルアン
 (モラレス)アンドリュー・ロヴァト
 (ダンカイロ)近藤 圭
 (レメンダード)大槻孝志
管弦楽:小澤征爾音楽塾オーケストラ

▼公演の詳細、チケットのお求めは公式サイトをご覧ください
小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXVII

      *     *     *

テノール大槻孝志は6月に開催される、東京二期会オペラ劇場 R.シュトラウス『サロメ』のナラボート役(5日と8日)にも出演いたします。こちらもお楽しみに!

▼『サロメ』公演詳細、お問合せ・ご予約はこちらから《チケット発売中!》
《ハンブルク州立歌劇場との共同制作公演》R.シュトラウス『サロメ』 - 東京二期会オペラ劇場
2019年6月5日(水)18:30、6日(木)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00 東京文化会館 大ホール

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12/8(木)は丸の内で、2月公演『トスカ』キャスト、テノール髙梨英次郎&バリトン高橋祐樹によるランチタイムコンサート<俺のオペラ>!

12月8日(木)、東京駅日本橋口至近のオフィスビル丸の内トラストタワーN館1階で開催される丸の内トラストシティ・ランチタイム・コンサートに、東京二期会2月公演『トスカ』キャストのテノール髙梨英次郎とバリトン高橋祐樹が出演します。ピアノは吉田貴至。

201612_takanashi_eijirou.jpg
テノール
髙梨英次郎
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バリトン
高橋祐樹
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ピアノ
吉田貴至

実は『トスカ』は男たちによるオペラなのです。
トスカの恋人「カヴァラドッシ」やローマ警視総監「スカルピア」をはじめ、政治犯の「アンジェロッティ」、スカルピアの部下「スポレッタ」と「シャルローネ」、聖アンドレア・デラ・ヴァッレ教会の「堂守」、処刑場の「看守」 …彼らの存在、活躍があるからこそ、タイトルロールの歌姫のヒロイン性が光り輝きます。そこで、今回のランチタイムでは、スポレッタ役の髙梨とシャルローネ役の高橋が登場し、〈友情〉、〈恋敵〉、〈父と息子〉など、様々なオペラで男たちが織りなす人間模様を披露します。
ご鑑賞無料のランチタイムコンサートですが、ここでしか聴けない「味濃いめ(?)」のプログラムが出来ました!もちろん最後は『トスカ』で締めくくります!
冬の寒さを吹き飛ばす二人のコンサートにぜひお越しください。
■■■ 公演情報 ■■■
森トラスト ランチタイムコンサート 丸の内トラストシティ
第271回 二期会シリーズ≪俺のオペラ~友情、ライバル、父子≫

日時:2016年12月8日(木) 12:10開演
会場:丸の内トラストタワーN館 1Fエントランスロビー
    ・アクセス
料金:無料
出演:髙梨英次郎(テノール)、高橋祐樹(バリトン)、吉田貴至(ピアノ)
演奏予定曲:
 モーツァルト 『コジ・ファン・トゥッテ』より 「愛くるしい君の目が」
 ビゼー 『カルメン』より 「闘牛士の歌」「花の歌」
 プッチーニ 『蝶々夫人』より ヤンキーの二重唱
 ヴェルディ 『リゴレット』より 「あれか、これか」
 モーツァルト 『ドン・ジョヴァンニ』より 「おいで窓辺に」
 ヴェルディ 『トラヴィアータ』より 「燃える心よ」「プロヴァンスの海と陸」
 プッチーニ 『ラ・ボエーム』より 「ミミ、君はもう戻ってこない」
 プッチーニ 『トスカ』より 「テ・デウム」「星は光りぬ」
▼森トラスト ランチタイムコンサート 丸の内トラストシティの情報ページはこちら
丸の内トラストシティ|コンサートスケジュール|ランチタイムコンサート - 森トラスト株式会社
▼髙梨英次郎と高橋祐樹の出演日は2月16日(木)と19日(日)
ローマ歌劇場との提携公演 G.プッチーニ『トスカ』 - 東京二期会オペラ劇場

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『ウリッセの帰還』さまざまに姿を変える神々と人間の交感若さあふれるオペラの息吹きを届けました

6月6日(土)・7日(日)に北とぴあさくらホールにて上演いたしました、二期会ニューウェブオペラ劇場モンテヴェルディ『ウリッセの帰還』(ヘンツェ版・日本初演)はおかげさまをもちまして大盛況のうちに幕を下ろしました。
高岸未朝による繊細な演出、高関健の指揮による東京交響楽団の強力なサポートを得て、モンテヴェルディ独特の音世界を、現代オーケストラの響きで構築。若手中心の歌手陣のエネルギーを感じさせました。
モンテヴェルディの音楽による情景描写を“善意と悪意”6人のダンサーが視覚化。踊り、舞台転換、黒子、船などありとあらゆる事象を体現し、羊になり、神になり、召使になり、その効果は劇的でした。
2日間の華麗な舞台をご覧いただきましょう。
【6日(土)の舞台から】撮影:三枝近志

冒頭、プロローグのシーン。はかなさは地球の上にいるが、バランスを崩して今にも落ちそう。はかなさ(彌勒忠史)、愛(村田ゆう子)、時(嘉目真木子)


英雄ウリッセの妻ペネロペ(杣友恵子)は既に20年、夫の帰りを待ち続けている。


女官メラント(醍醐園佳)とエウリマコ(西岡慎介)。
とりとめもない幼い愛人たち。


英雄ウリッセ(大沼徹)。故郷に帰ることが許されない苦しみを力強く歌う。


忠実な羊飼エウメーテ(小林大作)は、安定した歌唱力、自然な演技で、客席を惹き付けた。老人の姿をしたウリッセを、そうとは知らずに心からもてなす。


ペネロペの邸に、息子テレーマコ(宮本英一郎)が帰ってくる。エウメーテとともに、ウリッセの帰還が近いことを告げるが、ペネロペは信じようとしない。


女神ミネルヴァ(大西ゆか)。人間の選択が正しいものであるように導く。ミネルヴァは、いつも明るい光とともに登場する。美しく賢明な女神を見事に演じた。


ついに、夫ウリッセその人と信じることができた瞬間、深い喜びと安堵に満ちた、ペネロペとウリッセ。


カーテンコール(撮影:堀 衛)

【7日(日)の舞台から】撮影:鍔山英次

待つ時間の長さに匹敵する長大なアリアを、魅惑的に歌うペネロペ(金子美香)。
深い表現力を持つメゾ・ソプラノの美声を存分に披露した。


エウリマコ(森田有生)とメラント(中野亮子)。
モンテヴェルディが描く世俗の恋の世界を、鮮やかに聴かせた。

 
変身前のウリッセ(小林昭裕)と、変身後のウリッセ。小林は、しっかりと鍛錬したバリトンの声の魅力を感じさせる。
 
牧童の姿をしたミネルヴァ(佐藤奈加子)がウリッセに、故郷の妻ペネロペの貞節を告げる。
真の姿ミネルヴァへの変身シーンは、歌舞伎の早変わりのよう。
佐藤は、低音から高音まで美しい響きで、気品あふれる女神を歌った。

ウリッセの息子テレーマコ(岡田尚之)が、ミネルヴァに連れられて、スパルタから帰国する。
岡田は明るく力強いテノールで、現在注目されている若手の一人。


3人の求婚者。左から、ピサンドロ(飯田康弘)、アンティノオ(金子宏)、アンフィノモ(高梨英次郎)。調子のいいピサンドロ、気ままな青年貴族アンフィノモ、アンティノオの悪役ぶり、となかなか楽しい演技を見せて飽きさせなかった。


大食漢イーロ(渡邉公威)。ウリッセが帰還し、宮殿を追い出され、食べる楽しみがなくなって死んでしまう。悲哀と可笑しさが同居する役を巧みに演じた。


紫はウリッセの色。


特殊な編成のオーケストラ。打楽器群は、オーケストラピットに入らず、花道に
紗幕貼りの部屋を作って収容された。


カーテンコール(撮影:堀 衛)

ご来場いただき、誠にありがとうございました。
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▼公演詳細はこちらをご覧ください
2009年6月公演『ウリッセの帰還』- 公演記録|東京二期会

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