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春への憧れをうたう~「二期会サロンコンサート」(Vol.183:1月28日(木)開催)

第183回目となります、「二期会サロンコンサート」がいよいよ本番を迎えます!
着々と公演の準備が進む中、出演者を代表してメゾソプラノの内薗 環より本番に向けてのメッセージが届きましたので、ご紹介いたします。
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寒さ厳しい1月28日のサロンコンサートに向けて
ソプラノ桑田葉子さんと私、内薗 環はひととき、皆様に暖かな気持ちになって頂くため、合わせに勤しんでおります。
プログラム前半は、新しいアレンジを加えた馴染み深い日本の名曲を皮切りにドイツの歌曲へと移り、それぞれのソロをはさみつつ、イギリスの歌曲でデュオのハーモニーの美しさを堪能していただきたいと考えています。
後半はオペラ! モーツァルト、ロッシーニからヴェルディ、プッチーニへとソロを挟みつつオペラデュオの醍醐味をお楽しみ下さい。  ― メゾ・ソプラノ 内薗 環
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大学、二期会研究生と同期の二人は息もぴったり。修了後もそれぞれ、二期会をはじめとしたオペラや第九、宗教曲の分野で着々とキャリアを積み上げてきました。
二人が絶対の信頼を寄せる鈴木陽子のピアノと共に、磨き上げられた歌唱を、皆様どうぞお楽しみください!

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桑田葉子
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内薗 環

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PDFちらし
■■■ 公演情報 ■■■
《二期会サロンコンサート 2015-2016シーズン》
Vol.183 春への憧れ ~Duoの響き~

日時:2016年1月28日(木) 19:00開演
会場:カワイ表参道コンサートサロン パウゼ
料金:全席自由 3,500円(税込・ワンドリンク付き)
出演:桑田葉子(ソプラノ)、内薗 環(メゾソプラノ)、鈴木陽子(ピアノ)
予定演奏曲:
  クイルター 「エリザベス朝の7つの歌」より
  文部省唱歌 「冬の夜」
  中山晋平 「鞠と殿様」
  越谷達之助 「初恋」
  プッチーニ 〈オペラ〉『蝶々夫人』より
            「花の二重唱」「ある晴れた日に」
  ヴェルディ 〈オペラ〉『アイーダ』より 二重唱
                     ほか

▼お問合せ・チケットご予約は
二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831 へ
 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00)

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モーツァルトの音楽とウルトラ怪獣!
童心にかえる楽しさ、東京二期会オペラ劇場『魔笛』終幕

モーツァルトのオペラ『魔笛』。人間の真の愛と徳を問いかける不思議な物語。多くの人に愛された演出家、実相寺昭雄監督が遺したファンタジックな『魔笛』を二期会歌手たち、スタッフが一丸となって、再び新国立劇場に創り上げました。熟練のオペラ指揮者テオドール・グシュルバウアーと読売日本交響楽団の奏でる美しい調べが心に残ります。
4日間の公演の模様を、写真とともにお伝えします。
◇9,11日キャスト(撮影:鍔山英次)
■10,12日キャスト(撮影:三枝近志)

小貫岩夫が演じる王子タミーノ。2007年に続いての出演です。柔らかい安定した歌唱が魅力。

タミーノ:小貫岩夫 


嘘をついたために、轡(くつわ)をはめられてしまうパパゲーノ。3人の侍女は、息のあったアンサンブルを聴かせました。
左から
第1の侍女:桑田葉子、パパゲーノ:友清 崇、
第2の侍女:磯地美樹、第3の侍女:金子美香 


王子タミーノに、パミーナ姫を助け出すように命じる夜の女王。ソプラノきっての難役で、ザラストロと対立する美しい女王の貫禄を見せた演技、超高音も決まり、大きな拍手をいただきました。

夜の女王:針生美智子 


王子タミーノのお伴をすることになったパパゲーノ。王子タミーノには魔法の笛を、パパゲーノには魔法の鈴が与えられました。夜の女王の3人の侍女と記念撮影。
左から
第1の侍女:日比野 幸、タミーノ:鈴木 准、
第2の侍女:杣友恵子、パパゲーノ:大沼 徹、
第3の侍女:吉田理絵 


パパゲーノは、いつでも子どもたちの人気者。鳥を捕って暮らしています。パパゲーノの存在は聴く人の心を明るくします。

パパゲーノ:大沼 徹 


モノスタトスに捕らわれたパミーナ姫。

モノスタトス(左):羽山晃生、パミーナ:増田のり子 


王子タミーノの奏でる笛に誘われて踊るウルトラ怪獣たち。愛矯を振りまく姿に思わず笑みがこぼれます。
(ウルトラ怪獣 ©円谷プロダクション)

タミーノ:小貫岩夫 


パパゲーノとパミーナは、ザラストロの宮殿を抜けだします。モノスタトスとその手下に捕まってしまいますが、パパゲーノが鈴を鳴らすと、嬉しそうに踊り出しました。
(ウルトラ怪獣 ©円谷プロダクション)
舞台手前中央3人、左から
パミーナ:嘉目真木子、モノスタトス:栗原 剛、
パパゲーノ:大沼 徹 




三人の童子。モーツァルトは、この童子たちにとても可愛らしい旋律を与えています。

左から
第1の童子:青木雪子、第2の童子:金原智子、
第3の童子:北村典子 


王子タミーノとパミーナ姫に、真の愛と勇気の試練を与えるザラストロ。すべてを見通す智恵の人。

舞台中央
ザラストロ:小鉄和広 


夜の女王は復讐の刃をザラストロに向けるよう、娘パミーナに命じます。
この「復讐のアリア」もコロラトゥーラの高度なテクニックを要します。

夜の女王:安井陽子 


お喋りを禁じられて退屈したパパゲーノのところにやってきたパパゲーナ。
はじめは老婆の姿で現れますが、後にグロッケンシュピールの力で若い娘の姿に甦ります。

パパゲーナ(左):鷲尾麻衣、パパゲーノ:大沼 徹 


タミーノの愛が冷めたと絶望の縁で命を絶とうとするパミーナに、童子たちは彼の愛が消えていない事を告げ、立ち直らせます。
左から
第1の童子:岸 七美子、パミーナ:嘉目真木子、
第2の童子:小林久美子、第3の童子:志岐かさね 

■ 
「明太子チーズ揚げ(!?)」と「ワイン」
パパゲーノの願いをかなえてくれる僧侶。

第2の僧侶(左):大川信之、パパゲーノ:大沼 徹 


タミーノとパミーナは力を合わせて、「魔笛」と共に火の試練、水の試練に立ち向かいます。

パミーナ(左):嘉目真木子、タミーノ:鈴木 准 


パパゲーナに会えないパパゲーノは、世をはかなんで自殺しようとします。

パパゲーノ(左):友清 崇、魔木:寺田 農(特別出演) 


若い娘の姿に甦ったパパゲーナ。ついにパパゲーノの女房になる時がやってきました。

パパゲーナ(階段上):鈴木江美、パパゲーノ(舞台手前):友清 崇 


フィナーレ。ザラストロ(大塚博章)を中心に大円団で幕となります。 

9,11日キャスト カーテンコール
(撮影:堀 衛) 

10,12日キャスト カーテンコール
(撮影:堀 衛) 

多くのお客様のご来場、まことにありがとうございました。
(写真をクリックすると拡大してご覧いただけます)

▼公演詳細はこちらをご覧ください
2010年9月公演『魔笛』- 公演記録|東京二期会

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「二期会サマーコンサート」〜心優しき愛の歌〜 公演間近!!
直前情報!予定プログラム詳細

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ちらしダウンロード(PDF)

  
8月も終わりに近づき、毎年恒例の「二期会サマーコンサート」がやってまいります!
出演者も入念なリハーサルを行ない、本番に向けて準備万端です。

さて今年の司会は、注目の若手メゾソプラノ小泉詠子とウィーンから先日帰国したばかりのテノール望月哲也。今回は二人の二重唱こそありませんが、司会ではどんな“アンサンブル”を聴かせてくれるのでしょう!?

夏の終わりに素敵なコンサートに行ってみませんか!!

【予定プログラム/公演タイムテーブル】詳細
14:00  当日券販売
14:30  開場     
15:00  開演     
<第一部>55分
モーツァルト『イドメネオ』より“そよ吹く風よ” イーリア 山本香代
モーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』より カタログの歌 レポレッロ 山下浩司
ロッシーニ『セビリャの理髪師』より“今の歌声は” ロジーナ 小泉詠子
ヴェルディ『シモン・ボッカネグラ』より“哀れなる父の胸は” フィエスコ 鹿野由之
ワーグナー『タンホイザー』より “歌の殿堂” エリーザベト 桑田葉子
グノー『ファウスト』より 宝石の歌 マルグリート 安部睦美
ポンキエッリ『ジョコンダ』より“優しい御声に” ジョコンダの母 押見朋子
マスネ『エロディアード』より“美しく優しい君” サロメ 冨田真理
プッチーニ『ジャンニ・スキッキ』より“フィレンツェは花咲く木の様に” リヌッチョ 望月哲也
〜休憩〜15分
<第二部>60分
ロッシーニ『セビリャの理髪師』より二重唱“それでは私なのね” ロジーナ 小泉詠子
フィガロ 山下浩司
ドニゼッティ『愛の妙薬』より二重唱“つまり、愛を呼び起こす驚くべき妙薬です” ネモリーノ 望月哲也
ドゥルカマーラ 鹿野由之
ドニゼッティ『愛の妙薬』より二重唱“何という愛情でしょう!私は薄情な女!” アディーナ 安部睦美
ドゥルカマーラ 鹿野由之
ビゼー『カルメン』より二重唱“母の便りを聞かせてよ” ミカエラ 山本香代
ホセ 望月哲也
ディ・カプア “私の太陽” 田口興輔
プッチーニ『蝶々夫人』より花の二重唱“桜の枝をゆさぶって” 蝶々さん 冨田真理
スズキ 押見朋子
カタラーニ『ワリー』より“さようなら、ふるさとの家よ” ワリー 桑田葉子
ファルヴォ “彼女に告げて” 田口興輔
17:10  終演予定    
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※リハーサルの合間に・・・(左から田口興輔、押見朋子、ピアニスト山田武彦)
日時:2009年8月29日(土)15:00開演(14:30開場)
会場:北とぴあ さくらホール(JR京浜東北線王子駅北口またはメトロ南北線王子駅5番出口)
料金:(全席指定)A席3,000円 B席2,500円 C席1,000円 【当日券あり】
ご予約・お問合せ:二期会チケットセンター 03-3796-1831
*都合により演奏内容が一部変更になることがございます。あらかじめご了承ください。
*上記、予定時間は当日の進行状況によりずれる場合がございます。
*当初、出演を予定しておりましたソプラノ 渡邊清美 は都合により出演できなくなりました。
 かわりましてソプラノ 安部睦美 が出演致します。何卒ご了承ください。
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納涼〜毎夏恒例の『二期会サマーコンサート』へどうぞお越しください
心優しき愛の歌〜暑い夏を、サラリとエコに過ごすひと時!

二期会の華やかな歌手が 北とぴあ・さくらホール に顔をそろえる、夏の終わり恒例のコンサート。今年も8月29日(土)15:00より、財団法人北区文化振興財団・東京都北区との共催にて開催いたします。

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ちらしダウンロード(PDF)
今年のテーマはエコ。楽しいお話と一緒に、オペラの名曲の数々をお聴きください。
司会は、二期会期待のテノール望月哲也と、たおやかな若手メゾ・ソプラノ小泉詠子の二人がつとめます。
昨年、東京二期会オペラ劇場『ワルキューレ』でブリュンヒルデを演じ、注目されたソプラノ桑田葉子が『タンホイザー』からエリザベートの名アリアを、04年『ドン・ジョヴァンニ』のマゼット、06年『フィガロの結婚』のフィガロ、07年『魔笛』のパパゲーノとモーツァルトをはじめ、ドイツオペラで高い評価を得ている山下浩司の出演も楽しみ。
『愛の妙薬』、『セビリャの理髪師』のヒロインは、いずれも才気あふれ恋には一途。そのヒロインをとりまく男たちは、ちょっぴり弱気だったりちょっぴりずるかったり。登場人物がそれぞれの心情を歌う二重唱も、たっぷり楽しめます。
10月に東京二期会オペラ劇場が上演する『蝶々夫人』からは、蝶々さんとスズキの「花の二重唱」もお届けします。

そして、数多のオペラで華麗なテノールとして地位を築いたベテラン、田口興輔も特別出演! 得意のイタリアのレパートリーを聴かせてくれます。
ピアノは、的確でおおらかなアンサンブル方法や、色彩豊かな音色によるピアノ奏法などで、そのサポートぶりに声種や楽器、また音楽の形態やジャンルを問わずさまざまな演奏家から信頼を得ている山田武彦氏。
夏の暑さを忘れるひととき、ぜひ、お誘い合わせてお越しください。

二期会サマーコンサート〜心優しき愛の歌
暑い夏を、サラリとエコに過ごすひと時!

日時:2009年8月29日(土)15:00開演(14:30開場)
会場:北とぴあ さくらホール(JR京浜東北線王子駅北口またはメトロ南北線王子駅5番出口)
料金:(全席指定)A席3,000円 B席2,500円 C席1,000円
出演:【ソプラノ】安部睦美、桑田葉子、冨田真理、山本香代
   【メゾソプラノ】押見朋子、小泉詠子
   【テノール】田口興輔、望月哲也
   【バス】鹿野由之、山下浩司
   【ピアノ】山田武彦
チケットお申込:二期会チケットセンター 03-3796-1831
予定プログラム:
<第一部>
W.A.モーツァルト『イドメネオ』より“そよ吹く風よ”
W.A.モーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』より“カタログの歌”
G.ロッシーニ『セビリャの理髪師』より“今の歌声は”
G.ヴェルディ『シモン・ボッカネグラ』より“哀れなる父の胸は”
R.ワーグナー『タンホイザー』より “歌の殿堂”
C.F.グノー『ファウスト』より “宝石の歌”
A.ポンキエッリ『ジョコンダ』より“優しい御声に”
J.E.F.マスネ『エロディアード』より“美しく優しい君”
G.プッチーニ『ジャンニ・スキッキ』より“フィレンツェは花咲く木の様に”
<第二部>
G.ロッシーニ『セビリャの理髪師』より二重唱
G.ドニゼッティ『愛の妙薬』より二重唱“つまり、愛を呼び起こす驚くべき妙薬です”
        同      二重唱“何という愛情でしょう!私は薄情な女!”
G.ビゼー『カルメン』より二重唱“母の便りを聞かせてよ”
E.ディ・カプア “私の太陽”
G.プッチーニ『蝶々夫人』より花の二重唱“桜の枝をゆさぶって”
A.カタラーニ『ワリー』より“さようなら、ふるさとの家よ”
R.ファルヴォ “彼女に告げて”
*都合により演奏内容が一部変更になることがございます。あらかじめご了承ください。

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