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NIKIKAI Days@Blue Rose 2022(二期会デイズ)~第1日、第3日は、二期会の過去から現在、未来へと続くコンサート

NIKIKAI Days@Blue Rose 2022(二期会デイズ)の「東京二期会物語」は第1日と第3日に開催します。

コンサートは、セリフ劇、インタビュー、歌唱ありのストーリー仕立てで進んでいきます。第1日、第3日のどちらかだけでも楽しめるコンサートになっていますが、両日ご覧になれば、より一層「二期会」を知ることができます。
日本のオペラ界を牽引してきた「二期会」の創立から今に至るまでのストーリー、「東京二期会物語」の詳しい内容をご紹介します。

◆「二期会」が誕生するきっかけは温泉旅館での会話から
1952年、オペラ歌手として当時第一線で活躍していた若き声楽家、中山悌一、柴田睦陸、川崎靜子、三宅春惠の4名は30代前半で声楽界の四天王と呼ばれていました。その中の柴田と中山が演奏旅行で訪れたとある温泉旅館で、風呂上がりの一杯を楽しみながら話していたときの「我々で、新しいオペラ団体を作らないか?」の一言がきっかけとなり、「二期会」が誕生しました。
この誕生秘話のセリフ劇を、三宅春惠役 種谷典子、川崎靜子役 成田伊美、柴田睦陸役 山本耕平、中山悌一役 加耒徹が演じ、また他のシーンでも登場して歌も披露します。

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リハーサルの様子から  大倉由紀枝(左)、種谷典子



◆ストーリーの流れに沿ったセリフ劇、インタビュー、歌唱が楽しめる
第1日、第3日とも二期会を創設した4名の出会いとオペラ団体を作るまでを再現するセリフ劇でスタート。その後、高田正人のナビゲートでストーリーは動き出し、70年の中で転機となったシーンをセリフ劇で再現。オペラの名曲の数々の間に、4人の芝居シーンが挿まれます。背景には荒井雄貴氏によるステージ背面への映像投影があり、ストーリーを盛り上げていきます。

第1日は、創設者4名を知る二期会の名歌手たちに、創設当時の出来事や4名のことをインタビュー形式で語り、思い出に浸りながら歌う姿は感動を呼ぶでしょう。
次に、第3日は、若手歌手たちが二期会の歴史を未来へと繋げる形で、現在の二期会の在り方や未来へ向けて、進化し続けるためのメッセージをオペラ曲に託して歌います。

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リハーサルの様子から
左から 山田武彦(ピアノ)、福井 敬、大倉由紀枝、全 詠玉、大島幾雄



◆選曲は過去・現在・未来へと時代を繋ぐ歌の架け橋
第1日の「青碧(せいへき)の時代」の曲目は、産声を上げたばかりの二期会の夢や志に相応しい記念すべき第1回公演『ラ・ボエーム』から四重唱を福井敬、大島幾雄、大倉由紀枝、全詠玉の歌唱から始まります。次に第2回公演『オテロ』の二重唱を成田勝美、大島幾雄の歌唱が続き、さらに二期会上演回数や日本初演などのオペラの名曲を、佐々木典子、成田勝美らを含め、他では見られない夢の共演が実現しました。
第3日の「天色(あまいろ)の時代」は、「二期会にゆかりのある演目コーナー」「新旧日本語コーナー」「人生いろいろコーナー」「歌曲のコーナー」「未来へコーナー」の5項目に分けて曲目を選定。
坂井田真実子、嘉目真木子、彌勒忠史、樋口達哉、宮本益光、三戸大久とゲストに伊原直子さんを迎えてオペラの名曲を歌います。

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リハーサルの様子から 大島幾雄(左)、成田勝美



◆高田正人からのメッセージ
「二期会」が70周年を迎えます。
全てが灰となった第二次大戦からたったの7年で、新しいオペラ団体を立ち上げたそのエネルギーと志は、現在の二期会にも大きな血脈となって受け継がれているのだと思います。
現在では当時のことを知る人は少なくなりましたが、大先輩方への取材や、当時の資料などから、その当時の空気を再現し、二期会のイズムを、名歌手、名曲たちとお送りするコンサートを作りました。
二期会をいつも支えてくださっているお客様はもちろん、二期会の若い歌手や、二期会を知らない人にも是非見て頂きたいコンサートになったと思いますので、是非お運びください!

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ナビゲーターの高田正人(手前左)と、創立メンバー役の4人
前列左から 柴田睦陸役 山本耕平、中山悌一役 加耒 徹、
三宅春惠役 種谷典子、川崎靜子役 成田伊美



days2022_1_thumb.jpg PDFちらし■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days@Blue Rose 2022
「東京二期会物語」

構成・台本・ナビゲーター:高田正人/アドヴァイザー:高 丈二

●第1日《青碧(せいへき)の時代》
日時:2022年6月24日(金) 19:00開演(18:30開場)
出演:
   三宅春惠役:種谷典子(ソプラノ)
   川崎靜子役:成田伊美(メゾソプラノ)
   柴田睦陸役:山本耕平(テノール)
   中山悌一役:加耒 徹(バリトン)
   (ソプラノ)大倉由紀枝、佐々木典子、全 詠玉
   (テノール)成田勝美、福井 敬
   (バリトン)大島幾雄
   (ピアノ)山田武彦

●第3日《天色(あまいろ)の時代》
日時:2022年6月26日(日) 14:00開演(13:30開場)
出演:
   ゲスト:伊原直子
   三宅春惠役:種谷典子(ソプラノ)
   川崎靜子役:成田伊美(メゾソプラノ)
   柴田睦陸役:山本耕平(テノール)
   中山悌一役:加耒 徹(バリトン)
   (ソプラノ)坂井田真実子、嘉目真木子
   (カウンターテナー)彌勒忠史
   (テノール)樋口達哉
   (バリトン)宮本益光
   (バスバリトン)三戸大久
   (ピアノ)山岸茂人
会場:サントリーホール ブルーローズ(小ホール) 【アクセス
  ・地下鉄南北線「六本木一丁目駅」3番出口 改札より徒歩約5分
  ・地下鉄銀座線「溜池山王駅」13番出口 改札より徒歩約7分

料金:《各1回券》全席指定 プレミアム席〈完売〉、普通席5,000円(税込)
    二期会オペラ愛好会会員割引あり

※やむを得ぬ事情により出演者・内容が一部変更になる場合がございます。

▼演奏予定曲等、公演詳細ページはこちら
NIKIKAI Days@Blue Rose 2022 - 主催・制作コンサート - 二期会21

●ご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

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NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019
◆第3日 奇跡の“驚”演!! 『フィガロの結婚』ダイジェスト版

開幕まであと3日!!≪NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019≫。今年は3つのオペラをハイライト/ダイジェストでお楽しみいただく3日間。公演紹介記事最終回の今日は、最終日となる6月23日(日)14時開演「第3日 奇跡の“驚”演!! 『フィガロの結婚』ダイジェスト版」です。

通常、多くの作品で2~3時間はかかるオペラの上演には、歌手やオーケストラ、指揮者だけでなく裏にはたくさんのスタッフらが膨大な時間をかけて準備し、稽古を重ねて、ようやく幕が開きます。
今回のNIKIKAI Days公演は、ソリストたちと、オーケストラ代わりのピアノだけ。様々な仕掛けが取り払われる分、音楽に集中することができます。シンプルな演出、語り、台詞など、工夫を凝らし、物語の理解を助けます。しかし、歌手にとっては、大きな挑戦。ダイジェスト、ハイライトというのは、「出番の連続」ということになりますから、かなりの集中力とエネルギーが要るのです。

さて、第3日のキャストは超豪華!これまで二期会オペラをはじめ、数多くの舞台で主要な役を演じて人気を博し、今もなお演奏活動や後進の指導で超多忙な歌手ばかり。今回、こうして揃ったことがまさに“驚”!そして一緒に『フィガロ』を演じる楽しさも奇跡。
伯爵夫人を演じる大倉由紀枝は、「これまでの経験と知識に基づいた超一流の演唱と優しいお人柄の皆様と一緒にフィガロの舞台を作る喜びに、ただただ感謝しています」とコメントを寄せています。
『フィガロ』に描かれるどの役にも言い分があり、えも言われぬ思いがあります。時代も、身分も現実とは違うけれど、いつのまにか、共感しているのは、この作品と、モーツァルトの魅力といってもよいでしょう。

おかげさまで第3日のチケットは既に発売予定全席を《完売》しており、当日券も発売はございません。それだけにチケットを入手された皆様は、この日、一日だけの『フィガロの結婚』をどうぞお楽しみに!

      *     *     *
キャスト:

伯爵
大島幾雄

伯爵夫人
大倉由紀枝

フィガロ
黒田 博

スザンナ
澤畑恵美

ケルビーノ
井坂 惠

バルトロ
池田直樹

マルチェリーナ
岩森美里

ドン・バジリオ/
ドン・クルツィオ
福井 敬

ピアノ
藤川志保

■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019 第3日
奇跡の“驚”演!!『フィガロの結婚』ダイジェスト版

日時:2019年6月23日(日) 14時開演(13:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
料金:(全席指定・税込)
   ・普通席:一般¥4,500(予定販売数終了)
   ・プレミアム席:一般¥6,000(予定販売数終了)

チラシダウンロード(PDF)
▼NIKIKAI Days 2019公演情報ページはこちら
NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019|主催・制作コンサート - 二期会21

●公演のお問合せ・チケットのご予約は
<6/21(金)『コジ・ファン・トゥッテ』と22(土)『愛の妙薬』を発売中!>
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

●チケット取扱
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017 (10:00~18:00 休館日を除く)
チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード:143-147)

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「NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019」 3/15(金)よりチケット一般発売開始!!

サントリーホール ブルーローズで二期会歌手が競演する夢の3日間「NIKIKAI Days@Blue Rose」。

サントリーホール ブルーローズ(写真提供:サントリーホール)
今年は6月に『コジ・ファン・トゥッテ』、『愛の妙薬』、『フィガロの結婚』の人気オペラ3演目をハイライトやダイジェスト版でお届けします。

通常、全曲演奏すると3時間ほどかかるオペラを、物語の流れはそのままに、いいとこ取りした今回の公演。聴き覚えのある旋律に、名シーンやクライマックスの連続なので、オペラの面白さを満喫いただけること間違いありません!

NIKIKAI Days 2016『ドン・ジョヴァンニ』より(写真提供:サントリーホール)
ところで、「ハイライト」と「ダイジェスト」の違いとは?
どちらも長いものを短くしたもののことを指しますが、編集の仕方に違いがあって、ハイライトは、名シーン(おいしいところ)を“ピックアップ”して全体の流れを短くすること、対してダイジェストは、全体の流れを短くしても、内容全体がわかるように“要約(カット)”したものと、一般的にはこんな風に区別されます。
気になる今回の3公演は、それぞれの聴く・観るを最もよい形でお愉しみいただくための編集方法がとられていますので、その点にもご注目ください!

チケットはいよいよ3月15日(金)より一般発売を開始致します! 良いお席はどうぞお早目にお求めください!!

チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019
日程:2019年6月21日(金)~23日(土)
会場:サントリーホール ブルーローズ(小ホール) 【アクセス
料金《各1回券》:
 プレミアム席※:一般¥6,000 (二期会オペラ愛好会会員¥5,500)
 普通席:一般¥4,500 (二期会オペラ愛好会会員¥4,300)
 (※…「プレミアム席」限定・オリジナルクリアファイル付き、座席割設定は公演日毎に異なります。)

◆ラインアップ◆
■第1日 女は皆こうしたもの…?『コジ・ファン・トゥッテ』ハイライト
<原語(イタリア語)上演>
日時:2019年6月21日(金) 19:00開演(18:30開場)
出演:
 (フィオルディリージ)吉田美咲子
 (ドラベッラ)加賀ひとみ
 (デスピーナ)渡邉絵美子
 (フェルランド)鈴木 准
 (グリエルモ)寺西一真
 (ドン・アルフォンソ)鹿野由之
ピアノ:髙木由雅
構成:澤田康子

■第2日 中島康晴プロデュース『愛の妙薬』ハイライト(語り付き)
<原語(イタリア語)上演>
日時:2019年6月22日(土) 14:00開演(13:30開場)
出演:
 (アディーナ)山口清子
 (ネモリーノ)中島康晴
 (ベルコーレ)大沼 徹
 (ドゥルカマーラ)畠山 茂
ピアノ:仲田淳也
語り:彌永耕一

■第3日 奇跡の“驚”演!!『フィガロの結婚』ダイジェスト版
<日本語訳詞(中山悌一 訳)上演>
日時:2019年6月23日(日) 14:00開演(13:30開場)
出演:
 (伯爵)大島幾雄
 (伯爵夫人)大倉由紀枝
 (フィガロ)黒田 博
 (スザンナ)澤畑恵美
 (ケルビーノ)井坂 惠
 (バルトロ)池田直樹
 (マルチェリーナ)岩森美里(※)
 (ドン・バジリオ/ドン・クルツィオ)福井 敬
ピアノ: 藤川志保

尚、今年の公演では「普通席」の他に「プレミアム席」が新たに設定されました。「プレミアム席」は座席の設定に加え、限定オリジナル・クリアファイル付きの特典が用意されています。お蔭様でこの「プレミアム席」は、3月1日よりはじまっている、二期会オペラ愛好会会員の先行販売でも大人気で、『コジ・ファン・トゥッテ』と『フィガロの結婚』はすでに完売!『愛の妙薬』も残りごく僅かとなっております。

▼公演概要ページはこちら
NIKIKAI Days @ Blue Rose 2019|主催・制作コンサート - 二期会21

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!
●チケット取扱
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017 (10:00~18:00 休館日を除く)
チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード:143-147)

(※)出演者変更について
当初、第3日『フィガロの結婚』ダイジェスト版のマルチェリーナ役に出演を予定しておりました 秋葉京子 は、都合により出演できなくなりました。代わりまして、同役には 岩森美里 が出演いたします。尚、出演者変更に伴うチケットの払い戻し、変更は承りかねます。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

■プレミアム席および二期会オペラ愛好会料金は二期会チケットセンターのみのお取扱いです。
■未就学児のご入場はお断り申し上げます。
■やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい。


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3/6(水)開催~二期会オペラ研修所「第62期マスタークラス修了試演会」まもなくチケット発売!

二期会オペラ研修所には、予科・本科・マスタークラスの3年間の研修課程があり、現在約140名の研修生が、それぞれの目標に向かって、日々研鑽に励んでいます。
今年度、第62期マスタークラス「大倉由紀枝クラス」「鹿野由之クラス」では現在、オペレッタ作品を日本語訳詞にて取り組んでいます。こちらは、両クラスのJ.シュトラウス『こうもり』の立ち稽古の様子。台詞やダンスも随所に取り入れています。


大倉クラスの稽古風景より


鹿野クラスの稽古風景より

さて、研修所での最終試験となる修了試演会が、2019年3月6日(水)、Hakuju Hallにて一般公開で行われます。
今回は、ヴェルディ『リゴレット』、ドニゼッティ『ランケルモールのルチア』『連隊の娘』、R.シュトラウス『アラベラ』をはじめ、オペラのハイライトシーンの数々をご披露いたします。
チケット発売日は11月9日(金)。43名の研修生が、丁寧に磨き上げた技術や表現力を、ぜひご覧ください!

※演目・シーン等、プログラム詳細は後日改めてご案内します。


11月9日よりチラシPDFをダウンロードいただけます
■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ研修所 第62期マスタークラス修了試演会
日時:2019年3月6日(水)
    「大倉由紀枝クラス」12:30開演
    「鹿野由之クラス」17:00開演
会場:Hakuju Hall(ハクジュホール)
   ・小田急線 代々木八幡駅南口より 徒歩5分
   ・千代田線 代々木公園駅1番出口より 徒歩5分
料金:全指定席 各クラス1,200円
    (2クラスセット券 2,000円)
   ※クラスごとに入れ替えがございます。
   ※セット券は二期会チケットセンターのみの取扱
    《チケット発売中》
チケット発売日:2018年11月9日(金)~

▼お問合せ・チケットのお求めは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

▼チケットお取扱
Hakuju Hallチケットセンター TEL 03-5478-8700
 (10:00~18:00 火~土 *祝日・休館日を除く)
 
 

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「二期会サマーコンサート2018」豪華キャストによる2夜連続公演 公演迫る!

長年に亘り、好評を頂いている「二期会サマーコンサート」。
今年はヴァージョンアップして、二期会ならではの豪華キャストが勢ぞろい。わが国オペラ界を牽引してきた著名な歌手から次代を担う新星まで、2夜連続で公演します。

8月23日(木)第一夜は、イタリアオペラからアリアと重唱、8月24日(金)第二夜は、ドイツ・オペラとフランスオペラのプログラム。福井 敬が歌う「誰も寝てはならぬ」(オペラ『トゥーランドット』より)さながらに、重鎮たちの名演奏や重唱に酔いしれ、選ばれし旬の若手たちと出会える歌合戦の会場は、まるで歌の殿堂のよう。

今回の出演者の中から、三人のフレッシュなアーティストに、自身の演奏曲について解説していただきました。

【8月23日出演】 テノール 市川浩平
「ドニゼッティ『愛の妙薬』より “人知れぬ涙”」
ドニゼッティのオペラの中で、特に有名な『L'elisir d'amore(愛の妙薬)』。主人公のネモリーノが恋するアディーナの涙をみて歌う愛のアリア、「Una furtiva lagrima(人知れぬ涙)」は、珠玉のオペラアリアとして有名です。『愛の妙薬』という題名ですが、ネモリーノが、恋がかなう愛の妙薬(惚れ薬)と信じて、アディーナを射止めようと、高値で買った秘薬で、実は安ワイン。それでも結末はハッピーエンド!
そして、私はワインが大好き。中でも畑の個性、作り手の哲学を感じるワインは格別!最近醸造技術の進歩で最近は、味わいが均一化されつつあるようですが、昔の歌手は一声聴くだけで「この声はっ!」とわかる歌手も多かったですね。私も、この声・音楽は「市川浩平だ!」とわかっていただけるような演奏が出来るよう日々精進を重ねて参ります。
 
【8月24日出演】 ソプラノ 朝倉春菜
「J.シュトラウスII世『こうもり』より “田舎娘の姿で”」
オペレッタ『こうもり』の中で女優志望の女中アデーレによって歌われるアリアです。前日の舞踏会で、自分のパトロンになってくれると言った刑務所長のフランクの元へ、本当にパトロンになってくれるようフランクの仕事場まで押しかけます。「私にはこんなに女優の才能があるの!」と、アデーレは色々な役を演じてみせます。ある時は純朴な田舎娘、ある時は偉大な女王様、そしてある時はパリのマダムが若い男と浮気してるところへ突然ダンナが帰って来て見つかってしまう、でも最後には許してもらうの!という一場面まで。「私の才能を見たら女優にするしかないでしょう!?」と、フランクを口説きます。
アデーレはとても愛すべきキャラクター。そのちゃっかりさにいつも楽しまされる、私の大好きな役です。
 
【8月24日出演】 テノール 隠岐速人
「マスネ『ウェルテル』より 春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか」
マスネが2年の歳月をかけて制作したものの、ヒットまで時間のかかった名作オペラ《ウェルテル》は、ゲーテの実体験を基にした小説『若きウェルテルの悩み』が原作となっています。この小説は当時の若者たちを虜にし、主人公ウェルテルの生き様を模倣して失恋して自殺する若者が出るほど人気を博しました。
第3幕で歌われるこのアリア「春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか?」は、若く純粋な青年ウェルテルの悲痛な叫びです。ウェルテルはシャルロッテに一目惚れしたのですが彼女にはすでに婚約者がいました。その後結婚したシャルロッテと再会したウェルテルは再び思いを告げますが、断られてしまいます。ウェルテルはそれでも諦めきれずその思いをオシアンの詩に託します。

出演者一同、ご来場をお待ち申し上げております。
両日とも良いお席が少なくなっておりますので、ご予約はお急ぎください。

■■■ 公演情報 ■■■
二期会サマーコンサート2018 ☆2夜連続公演☆

<第一夜>イタオペ三昧パートII ~イタリアオペラよりアリア重唱~
日時:8月23日(木) 18:30開演(18:00開場)
出演:【ソプラノ】大倉由紀枝、大山亜紀子、清野友香莉、谷原めぐみ、中村真紀、山口清子、横山恵子、吉田愼知子/【メゾソプラノ】森永朝子/【テノール】市川浩平、城 宏憲、福井 敬、星 洋二、吉田 連/【バリトン/バス】大井哲也、佐藤泰弘、友清 崇、成田博之、増原英也/【ピアノ】鳥井俊之

<第二夜>重厚華麗な独仏オペラ ~ドイツ、フランスオペラよりアリア重唱~
日時:8月24日(金) 18:30開演(18:00開場)
出演:【ソプラノ】朝倉春菜、熊谷美奈子、品田昭子、田崎美香、橋爪ゆか、藤井玲南、増田のり子、松田昌恵/【メゾソプラノ】磯地美樹、押見朋子、杉山由紀/【テノール】隠岐速人、金山京介、菅野 敦、成田勝美/【バリトン/バス】青戸 知、石崎秀和、大塚博章、小森輝彦、鹿野由之/【ピアノ】山田武彦

司会:大野徹也(両日)
会場:渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
   (「渋谷駅」JR西口より徒歩5分)
料金:全席指定・各夜 A席4,500円、B席4,000円(税込)
   ※二期会オペラ愛好会会員割引あり

▼両日の演奏曲や順序はホームページでご確認いただけます
二期会サマーコンサート2018【2夜連続公演】 - 東京二期会

●ご予約・お問合せ
 二期会チケットセンター 03-3796-1831
 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」でもお求めいただけます!!

 
(8月22日:隠岐速人の演奏曲解説を追記しました)
 
 

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「第2回オペラ歌手紅白対抗歌合戦」開催間近!

昨年第1回が開催され大好評となった「オペラ歌手紅白対抗歌合戦」が、今年は12月4日(月)に開催されます。
日本のオペラ界を代表する歌手達がクラシック音楽の殿堂サントリーホールでくり広げる夢の競演。
アリアから重唱まで歌の魅力をとことん味わえる2時間をお聴き逃しなく!

今年の二期会からの出場歌手は次のとおり。

<紅組>
ソプラノ
大倉由紀枝
ソロ

腰越満美
ソロ

鷲尾麻衣
二重唱(1)

森谷真理
三重唱

嘉目真木子
三重唱
メゾソプラノ
小林由佳
二重唱(1)

谷口睦美
二重唱(2)
<白組>
カウンターテナー 201608_kouhaku_miroku.jpg
彌勒忠史
二重唱(1)
テノール
小原啓楼
二重唱(2)

望月哲也
三重唱
バリトン
成田博之
二重唱(2)
バス
妻屋秀和
ソロ

ジョン ハオ
三重唱

 
■■■ 公演情報 ■■■
ガーデングループ Presents
第2回 オペラ歌手 紅白対抗歌合戦 ~声魂真剣勝負~

日時:2017年12月4日(月) 18:30開演(18:00開場)
会場:サントリーホール 大ホール

~紅組~
指揮:田中祐子
ソプラノ:腰越満美、佐藤美枝子、砂川涼子、半田美和子、大倉由紀枝
メゾソプラノ:桜井万祐子
二重唱(1):鷲尾麻衣(ソプラノ)、小林由佳(メゾソプラノ)
二重唱(2):緑川まり(ソプラノ)、谷口睦美(メゾソプラノ)
三重唱:森谷真理(ソプラノ)、嘉目真木子(ソプラノ)、鳥木弥生(メゾソプラノ)

~白組~
指揮:村上寿昭
テノール:村上敏明、笛田博昭、藤田卓也
バリトン:キュウ・ウォン・ハン、須藤慎吾
バス:妻屋秀和
二重唱(1):岡本知高(ソプラニスタ)、彌勒忠史(カウンターテナー)
二重唱(2):小原啓楼(テノール)、成田博之(バリトン)
三重唱:望月哲也(テノール)、ヴィタリ・ユシュマノフ(バリトン)、ジョン ハオ(バス)

演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
司会:本田聖嗣

●お問合せ
 テンポ・プリモ TEL:03-3524-1221 (平日10時~18時)

▼公演詳細・チケットのお求めはこちらのホームページをご覧ください
第2回オペラ歌手 紅白対抗歌合戦

 
 

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二期会オペラ研修所「第61期マスタークラス修了試演会」発売開始しました!

二期会オペラ研修所には、予科・本科・マスタークラスを合わせて現在144名の研修生が在籍し、それぞれの夢に向かって研鑽に励んでいます。
第61期マスタークラス「大倉由紀枝クラス」「大野徹也クラス」では、中期の現在はオペレッタ作品を日本語訳詞にて取り組んでいます。台詞やダンスも随所に取り入れており、今月末の中期試演会に向けて授業が進められています。
さて、そのマスタークラスの最終試験となる修了試演会を、本年度もHakuju Hallのご協力を得て、2018年3月7日(水)に開催。ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』、『リゴレット』、『椿姫』、R.シュトラウス『アラベラ』をはじめ、オペラのハイライトシーンの数々をご披露いたします。
チケットもいよいよ発売開始となりました。研修所にて弛まぬ努力を重ねた42名の集大成となる舞台をぜひご覧ください!
(※演目・シーン等、プログラム詳細は後日改めてご案内します。)

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チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ研修所 第61期マスタークラス修了試演会
日時:2018年3月7日(水)
    「大倉由紀枝クラス」12:30開演
    「大野徹也クラス」17:00開演
会場:Hakuju Hall(ハクジュホール)
   ・小田急線 代々木八幡駅南口より 徒歩5分
   ・千代田線 代々木公園駅1番出口より 徒歩5分
料金:全指定席 各クラス1,200円
    (2クラスセット券 2,000円)
   ※クラスごとに入れ替えがございます。
   ※セット券は二期会チケットセンターのみの取扱
    《チケット発売中》

▼出演者等の公演情報ページはこちらです
二期会オペラ研修所 第61期マスタークラス修了試演会 - 東京二期会

▼チケットのお求めは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

▼チケットお取扱
Hakuju Hallチケットセンター TEL 03-5478-8700
 (10:00~18:00 火~土 *祝日・休館日を除く)
 
 

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復活2年目!~二期会サマーコンサート2017
今年はイタリア・オペラのシャワーをお楽しみください

昨年、渋谷・大和田さくらホールに会場を移し、6年ぶりに復活した「二期会サマーコンサート」。
「データから見た二期会オペラ~最多公演演目は何?」というテーマで二期会オペラの歴史60年を振り返り、上演数の多い演目をピックアップ。そのアリアや重唱をお聴きいただき、大好評を博しました。
今年はさらに出演者も増やし、新入会員をお披露目する「クリスタルコーナー」も含め、二期会主催公演ならではの豪華キャストでお届けします。ピアニストは、歌に寄り添う流麗な音色で魅了する山岸茂人。夏に相応しいイタリア・オペラの名曲の数々をお楽しみください。
司会はテノール大野徹也とソプラノ佐々木典子。当コンサートをご案内いたします。
出演者一同、ご来場をお待ち申し上げております。

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チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会サマーコンサート2017
イタ・オペ三昧 ~声のシャワー!浴びてみませんか?~

日時: 2017年8月18日(金) 18:30開演(18:00開場)
会場: 渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
料金: 全席指定 A席¥4,500<残席僅少> B席¥4,000
出演:
(ソプラノ)
 大倉由紀枝、大西ゆか、熊田アルベルト彩乃(※)、小松崎 綾、
 醍醐園佳、福田美樹子(※)、山本美樹、鷲尾麻衣
(メゾソプラノ)
 菅 有実子、小泉詠子、永井和子
(テノール)
 糸賀修平、大澤一彰、前川健生、水船桂太郎、山田精一
(バリトン)
 大沼 徹、上江隼人、黒田 博、小林由樹、野村光洋、原田勇雅
(バス)
 小鉄和広
(ピアノ)
 山岸茂人
   ※…クリスタルコーナー(新入会員)出演者

▼予定プログラム等、演奏会詳細はこちら
二期会サマーコンサート2017 イタ・オペ三昧 ~声のシャワー!浴びてみませんか?~ - 東京二期会
A席は残り僅かとなりました。良い席お急ぎお求めください。
▼ご予約・お問合せは
二期会チケットセンター TEL:03-3796-1831
(月~金:10:00~18:00/土:10:00~15:00/日祝 休)

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二期会WEEK@サントリーホール2013 閉幕!

二期会WEEK@サントリーホール2013にご来場くださいました皆様、誠にありがとうございました。
6月17日~23日に渡って開催した本年度の二期会WEEKも、おかげさまで無事閉幕いたしました。
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第1夜「歌の極意を聴く!島村武男リサイタル」
島村武男(左)、沼田宏行
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第2夜「パイレーツ オブ ブルーローズ」
(前列左から)川口静華、井ノ上了吏 (後列左から)荒 庸子、北村晶子、松村英行、上原正敏
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第3夜「オペラ・ブッファの夜 『ドン・パスクァーレ』」
(左から)彌勒忠史、佐藤 望、小埜寺美樹、畠山 茂、上村朝子、大川信之
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第4夜「イギリスがオモシロイ!!~ブリテン生誕100周年を祝して~」
(左から)加耒 徹、佐竹由美、佐橋美起、山口佳代、鈴木 准
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第5夜「果てしない夢」
(左から)小林一男、秋葉京子、大倉由紀枝、藤川志保、岸本 力
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第6日「Concert for KIDS 3才からのクラシック(R)~パパゲーノの夢冒険~」
鵜木絵里(左)、吉川健一
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第7日/夜「オペラ『ハーメルンの笛吹き男』」
(後列左から)岩崎恭男、藤井直美、神野朋子、三戸大久

また、昨年「自然」というテーマに伴い始まったPBIポーラーベアーズインターナショナル(ホッキョクグマの保全活動を行っているNPO法人)への活動支援募金ですが、本年度も引き続き、募金箱をロビーに設置させていただきました。
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この団体の調査によれば、地球温暖化の影響により北極圏の海氷が減り、ホッキョクグマの餌場や巣穴の場所が急激に失われているそうです。餌が取れず巣穴もなければ、子育てをすることができず(40%のホッキョクグマが生まれて1年以内に命を失うという調査も出ているそうです)、2040年までに世界の3分の2のホッキョクグマが姿を消すと予測されています。
今年は、7日間を通じ、59,443円の寄付金をお客様からお預かりしました。
寄付金は、PBIの活動を支援しているフォルクスワーゲン・ジャパンを通じてPBIにお送りしました。多くの方々のご協力、誠にありがとうございました。

来年度の二期会WEEKは、2014年6月23日(月)~29日(日)を予定しております。
次回もまた、多くのお客様のご来場を心よりお待ちしております!

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二期会WEEK@サントリーホール2013 第5夜は 夢の夜

「二期会WEEK@サントリーホール2013」6月21日(金)の第5夜は「果てしない夢」です。

大倉「これから夢を叶える若い人たちの希望の星として、また、自分たちの生きがいともなれるように企画しました。それぞれが今まで頑張ってきた分野、絶対これは自信がある、という曲を選んでいます。一番の見どころは第2部の『コジ・ファン・トゥッテ』だと思います。1983年日生劇場で上演された当時のキャストと、ドン・アルフォンソ:岸本という顔触れで『コジ』ハイライトをお贈りします。」
cosifantutte.jpg 『日生劇場三十年誌』より

担当マネージャーのつぶやき
「芸術を一言で語るのは難しい事です。しかし21日19:00、心のわだかまりをチョット傍に置きサントリーホールブルーローズのシートに座るだけでその全てを体感する事ができます。それはステージ上の四人の長い年月の弛まぬ研鑽により培った品格ある誠実な姿勢が芸術そのものなのです。歌を耳で聞くという言う行為を超越し、彼らの歌声を心で受け止めると云うことを実感できる一時となる事とでしょう。それでは会場でお会い致しましょう。」
歌に人生を捧げてきた芸術家たちの‘果てしない夢’に、勇気と希望を感じ取っていただけましたら幸いです。どうぞ、お楽しみに!

▼プログラムの詳細はこちら
二期会WEEK@サントリーホール2013 第5夜「果てしない夢」 - 二期会21
▼お問合せ
二期会チケットセンター TEL.03-3796-1831
▼サントリーホールへのアクセス
電車・バスでお越しの方へ アクセス - サントリーホール

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二期会WEEK in サントリホール2011 終幕!
義援金のご報告と第5夜以降のダイジェスト動画

こんにちはWeb担です。
5月15日(日)から21日(土)まで、サントリーホールブルーローズで開催いたしました「二期会WEEK in サントリーホール2011」は、7日間の全公演を無事終了することができました。多くの方のご来場ありがとうございました!
また期間中、東日本大震災被災地への義援金のご協力をお願いしましたところ、7日間で【316,604円】が集まりました。
皆様からのあたたかい心をお預かりしました。重ねて御礼申し上げます。
義援金は日本赤十字社を通じて被災地へ届けられます。(振込名は「二期会WEEK in サントリーホール2011」となります)
そして先日の第4夜までのムービー公開に引き続き、第5夜以降の公演ダイジェストムービーを公開いたしました。どうぞご覧ください!


第5夜「世紀末の愛を歌う」
山岸茂人のピアノソロによるワーグナー、伊原直子(Ms)のマーラー、松原 友(T)のシェーンベルクの前半と、林望氏の19世紀末ロンドンとパリの諸相解説を経て、後半は森永朝子(Ms)のショ­ーソン、宮本益光(Br)のレスピーギ、そして嶺 貞子(S)のトスティが演奏された夜。人は夜の淵を彷徨い、溢れる熱情を海や泉に浸し、亡き人の面影に抱擁する・・・世紀末芸術は退­廃的で神秘的と言ってきましたが、芸術家たちが、精神や理性ではなくそれ以前の無意識や情念に「人間らしさ」を探求した結果あるいは証拠が、まさにこの夜に歌われた歌曲だ­ったように思われました。
いろいろな想いに浸れる一夜でした。


第6夜「浪漫派物語~ドイツとロシアの魂~」
日本を代表するプリマ、大倉由紀枝(S)とロシア歌曲の第一級ソリスト、岸本 力(Bs)によるデュオ・リサイタル。後期ロマン派を代表する作曲家R.シュトラウスとラフマニノフをとりあげ、激動の時代を生きたふたりの「愛」と「祈り」を描きました。
藤川志保(Pf)


第7日「Concert for KIDS 3才からのクラシック(R)~シンドバットの冒険」
WEEK最終日はたくさんのキッズが集まってくれました。出演者と一緒に歌ったり体を動かしたり。シンドバッドが会場のお友だちに勇気をもらってお姫さまを無事に助け出しました!!
嘉目真木子(S)、猪村浩之(T)、石野真穂(PF)、竹島悟史(Mar&Parc)、弦楽四重奏:クァルテット・モーツァルティステン(甲斐摩耶(Vn)、瀧村依里(Vn)、村松 龍(Va)、海野幹雄(Vc))

来年の二期会WEEKは6月開催予定!どうぞお楽しみに!

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北とぴあから秋を迎えに・・・
二期会オータムコンサートご来場御礼

昨年までの「サマーコンサート」に替わって、今年は初秋となる9月19日に開催された「オータムコンサート」。夏の暑さの残るなか、北とぴあ さくらホールはたくさんの歌で彩られました。
なかでも今回、最年長の出演者となった久岡 昇は、ワーグナー『タンホイザー』から「夕星の歌」を見事に歌い喝采を浴びました。かつて久岡が『タンホイザー』ヴォルフラム役の初舞台を踏んだ当時、この日の伴奏ピアニスト山田武彦は、なんとまだ2歳であったとか!
たゆみない歴史を重ねる二期会と声楽家の精進を象徴するエピソードなどとともに、功成り名を遂げた名歌手とオーディションにより選抜された歌手たちの名唱はお客様に大きな感銘をもたらしました。
アンコールでは「赤とんぼ」を出演者と会場の皆さまと一緒に歌うなど、場内は秋色の楽しいコンサートとなりました。
大勢の皆様のご来場、ありがとうございました。
出演者勢揃い。(楽屋にて)
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後列(左から)
山田武彦(Pf)、北原瑠美(S)、久岡 昇(Br)、東城弥恵(S)、池田直樹(Bs)、藤山仁志(Br)
前列(左から)
榎本真美(S)、小林菜美(S)、大倉由紀枝(S)、大野徹也(T)

▼コンサート詳細は9月16日のブログ記事をご覧ください。
オペラの散歩道9月16日記事 - 二期会blog

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夏から秋へ 歌、色づく北とぴあ〜「二期会オータムコンサート」公演間近!!
直前情報!予定プログラム詳細

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ちらしダウンロード(PDF)

  
間近に迫る本番に向けリハーサルも順調に進み、出演者たちの意気込みも最高潮に達してきました!

今年の司会はバリトン池田直樹とソプラノ北原瑠美が担当します。当日は池田作詞の「爺、線上のアリャ?!~G線上のアリア~」の誕生秘話など、このコンサートならではの貴重なエピソードを是非お聴き逃しなく!

夏の暑さから解放されて、爽やかな秋を彩る歌声を北とぴあでお楽しみください。

【予定プログラム/公演タイムテーブル】詳細
14:00  当日券販売
14:30  開場     
15:00  開演     
<第一部>45分
レオンカヴァッロ「朝の歌」 藤山仁志
ロッシーニ「狂宴」 北原瑠美
フォーレ「月の光」 小林菜美
マスカーニ「月」 大倉由紀枝
小林秀雄「落葉松」 久岡 昇
原曲バッハ/池田直樹作詞「爺、線上のアリャ?!」 池田直樹
ヨハン・シュトラウス『ヴェネツィアの一夜』より“ほろ酔い気分” 榎本真美
レハール『ほほえみの国』より“きみはわが心のすべて” 大野徹也
レハール『メリー・ウィドー』より“ヴィリアの歌” 東城弥恵
〜休憩〜15分
<第二部>60分
グノー『ロメオとジュリエット』より“ああ!私は夢に生きたい” 榎本真美
モーツァルト『フィガロの結婚』より“楽しい思い出はどこへ” 大倉由紀枝
プッチーニ『つばめ』より“ドレッタの美しい夢” 東城弥恵
ロッシーニ『セヴィリアの理髪師』より“陰口はそよ風のように” 池田直樹
ワーグナー『タンホイザー』より“夕星の歌” 久岡 昇
ヴェルディ『椿姫』より“ああ、そは彼の人か〜花から花へ” 小林菜美
レオンカヴァッロ『道化師』より“大空を晴れやかに”(鳥の歌) 北原瑠美
ジョルダーノ『アンドレア・シェニエ』より “祖国の敵” 藤山仁志
ジョルダーノ『アンドレア・シェニエ』より “ある日 青空を眺めて” 大野徹也
17:00  終演予定    
ピアノ:山田武彦
   
日時:2010年9月19日(日)15:00開演(14:30開場)
会場:北とぴあ さくらホール(JR京浜東北線王子駅北口徒歩2分またはメトロ南北線王子駅5番出口前)
料金:(全席指定)A席3,000円 B席2,500円 C席1,000円 【当日券あり】
ご予約・お問合せ:二期会チケットセンター 03-3796-1831
*都合により演奏内容が一部変更になることがございます。あらかじめご了承ください。
*上記、予定時間は当日の進行状況によりずれる場合がございます。
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