タグアーカイブ: 佐藤奈加子

~東日本大震災復興支援出張コンサート~『被災地へ勇気と希望を歌に乗せて!!PEACE号』

こんにちは!AUBEです!!
今回で3回目となったPEACE号。
4月28日(木)福島県猪苗代町にある
国立磐梯青少年交流の家へ行ってまいりました。
天候にも恵まれワゴン車で春の日差しの中、一路北へ向け出発です。
前回、伺わせていただいた那須高原を過ぎ、いよいよ福島県へ突入。
そのとたん車がぐらんぐらんと上下に揺れはじめるんです!!
良く見ると路面のいたるところに補修の跡が。。。
ガードレールも曲がっていたり、震災の爪痕間近に広がっていました。
今まで伺った古河、那須とは明らかに違うなと感じながら速度を落とし
磐越自動車道に入ると間もなく目の前に堂々とした美しい山が飛び込んできました。
そうです、会津磐梯山はぁ~♪ で有名な磐梯山です!
でも運転中なので、写真は撮れませんでした・・・ゴメンなさい(T_T)
そして東京から走ること4時間、ついに目的地、国立磐梯青少年交流の家に到着しました。
スタッフのみなさんにご挨拶をして、早速会場へ。

hall.JPG
舞台、照明、グランドピアノ。
立派なホールです!

reh_matsumoto.JPG
今回は二期会マイスタージンガーと

reh_tsugane.JPG
猪苗代町出身の宇月東と津金久子が歌わせていただきました。

~プログラム~
[二期会マイスタージンガー]
(佐藤奈加子, 田中麻里,喜田美紀,岡本泰寛, 松本宰二, 浅井隆仁, 水戸見弥子)
♪オペレッタ「こうもり」より “開幕の合唱”
♪夢路より
♪フニクリ・フニクラ
♪アリラン
♪「魔笛」より“パパパ”
♪ミュージカル「美女と野獣」より“美女と野獣のテーマ”
♪オペラ「椿姫」より “乾杯の歌”
[ご当地、猪苗代出身の歌手]
(宇月東・津金久子)
♪花          
♪花のまち   
♪待ちぼうけ
♪女声合唱のための唱歌メドレー
・春の小川
・朧月夜
・茶摘み
・夏は来ぬ

concert_matsumoto.JPG concert_tsugane.JPG
画像が引きすぎでわかりづらいかな(涙)

mago.JPG
おばあちゃんとお孫さんかな?
手をつなぎながら和気あいあいと聞いていらっしゃいました。

minnade.JPG
コンサートの最後は会場のみなさんと「鯉のぼり」、「夏の思い出」
「故郷」を大合唱。

miokuri.JPG staff.JPG
ご参加頂いた方々をお見送りした後、スタッフのみなさんとハイ、チーズ!
優しくて暖かなスタッフのみなさん、参加して頂いたみなさんに心から感謝です。

東北では、寒く長い冬を耐えたぬいた桜のつぼみが、もうじき開こうとしています。
素晴らしい自然と美味しい食べ物、暖かい温泉と素敵な人々に会いに
ゴールデンウィーク後半、是非お出かけください。お薦めです!!

AUBE

Page Top

『ウリッセの帰還』さまざまに姿を変える神々と人間の交感若さあふれるオペラの息吹きを届けました

6月6日(土)・7日(日)に北とぴあさくらホールにて上演いたしました、二期会ニューウェブオペラ劇場モンテヴェルディ『ウリッセの帰還』(ヘンツェ版・日本初演)はおかげさまをもちまして大盛況のうちに幕を下ろしました。
高岸未朝による繊細な演出、高関健の指揮による東京交響楽団の強力なサポートを得て、モンテヴェルディ独特の音世界を、現代オーケストラの響きで構築。若手中心の歌手陣のエネルギーを感じさせました。
モンテヴェルディの音楽による情景描写を“善意と悪意”6人のダンサーが視覚化。踊り、舞台転換、黒子、船などありとあらゆる事象を体現し、羊になり、神になり、召使になり、その効果は劇的でした。
2日間の華麗な舞台をご覧いただきましょう。
【6日(土)の舞台から】撮影:三枝近志

冒頭、プロローグのシーン。はかなさは地球の上にいるが、バランスを崩して今にも落ちそう。はかなさ(彌勒忠史)、愛(村田ゆう子)、時(嘉目真木子)


英雄ウリッセの妻ペネロペ(杣友恵子)は既に20年、夫の帰りを待ち続けている。


女官メラント(醍醐園佳)とエウリマコ(西岡慎介)。
とりとめもない幼い愛人たち。


英雄ウリッセ(大沼徹)。故郷に帰ることが許されない苦しみを力強く歌う。


忠実な羊飼エウメーテ(小林大作)は、安定した歌唱力、自然な演技で、客席を惹き付けた。老人の姿をしたウリッセを、そうとは知らずに心からもてなす。


ペネロペの邸に、息子テレーマコ(宮本英一郎)が帰ってくる。エウメーテとともに、ウリッセの帰還が近いことを告げるが、ペネロペは信じようとしない。


女神ミネルヴァ(大西ゆか)。人間の選択が正しいものであるように導く。ミネルヴァは、いつも明るい光とともに登場する。美しく賢明な女神を見事に演じた。


ついに、夫ウリッセその人と信じることができた瞬間、深い喜びと安堵に満ちた、ペネロペとウリッセ。


カーテンコール(撮影:堀 衛)

【7日(日)の舞台から】撮影:鍔山英次

待つ時間の長さに匹敵する長大なアリアを、魅惑的に歌うペネロペ(金子美香)。
深い表現力を持つメゾ・ソプラノの美声を存分に披露した。


エウリマコ(森田有生)とメラント(中野亮子)。
モンテヴェルディが描く世俗の恋の世界を、鮮やかに聴かせた。

 
変身前のウリッセ(小林昭裕)と、変身後のウリッセ。小林は、しっかりと鍛錬したバリトンの声の魅力を感じさせる。
 
牧童の姿をしたミネルヴァ(佐藤奈加子)がウリッセに、故郷の妻ペネロペの貞節を告げる。
真の姿ミネルヴァへの変身シーンは、歌舞伎の早変わりのよう。
佐藤は、低音から高音まで美しい響きで、気品あふれる女神を歌った。

ウリッセの息子テレーマコ(岡田尚之)が、ミネルヴァに連れられて、スパルタから帰国する。
岡田は明るく力強いテノールで、現在注目されている若手の一人。


3人の求婚者。左から、ピサンドロ(飯田康弘)、アンティノオ(金子宏)、アンフィノモ(高梨英次郎)。調子のいいピサンドロ、気ままな青年貴族アンフィノモ、アンティノオの悪役ぶり、となかなか楽しい演技を見せて飽きさせなかった。


大食漢イーロ(渡邉公威)。ウリッセが帰還し、宮殿を追い出され、食べる楽しみがなくなって死んでしまう。悲哀と可笑しさが同居する役を巧みに演じた。


紫はウリッセの色。


特殊な編成のオーケストラ。打楽器群は、オーケストラピットに入らず、花道に
紗幕貼りの部屋を作って収容された。


カーテンコール(撮影:堀 衛)

ご来場いただき、誠にありがとうございました。
(写真をクリックすると拡大してご覧いただけます)

▼公演詳細はこちらをご覧ください
2009年6月公演『ウリッセの帰還』- 公演記録|東京二期会

Page Top

今年も開催!バリトン成田博之プロデュース
日本橋三越本店ニューイヤーコンサート

昨年に引き続き、バリトン成田博之の総合プロディースによるニューイヤーコンサートが1月9日(金)より11日(日)の3日間にわたって開催されます。日本橋三越本店(本館1階中央ホール)を会場に、3日間合計12回のステージです。
各日とも2つのプログラムを各2回ずつ上演(1ステージは30分間)。
Aプログラムはヴェルディ『椿姫』のハイライト演奏、Bプログラムはオペラを軸としたユニークな企画です。
各日の内容と出演者ほか概要は以下のとおりです。
第1日 1月9日(金)
■Aプログラム
オペラ『椿姫』 第1幕ハイライト   12時30分〜/14時30分〜
出演:吉原圭子(ヴィオレッタ)、猪村浩之(アルフレード)、成田博之(ジェルモン)、
   エレクトーン西岡奈津子
■Bプログラム
オペラ「愛の重唱」名場面      13時30分〜/15時30分〜
出演:佐藤奈加子(ソプラノ)、金子美香(メゾ・ソプラノ)、成田博之(バリトン)、梅田麻衣子(ピアノ)
第2日 1月10日(土)
■Aプログラム
オペラ『椿姫』 第2幕ハイライト   12時30分〜/14時30分〜
出演:嘉目真木子(ヴィオレッタ)、羽山晃生(アルフレード)、成田博之(ジェルモン)、
   エレクトーン西岡奈津子
■Bプログラム
CD「アヴェ・マリア」リリース記念 13時30分〜/15時30分〜
出演:菅 純子(ソプラノ)、内田奈織(ハープ)
第3日 1月11日(日)
■Aプログラム
オペラ『椿姫』 第3幕ハイライト  12時30分〜/14時30分〜
出演:嘉目真木子(ヴィオレッタ)、羽山晃生(アルフレード)、成田博之(ジェルモン)
   金子美香(アンニーナ)、森下公博(グランヴィル)、エレクトーン西岡奈津子
■Bプログラム
ヴァイオリンとバリトンのコラボレーション 13時30分〜/15時30分〜
森下幸路(ヴァイオリン)、成田博之(バリトン) ほか

これらのステージは、すべて無料でご覧いただけます。
みなさま是非お誘い合わせの上、日本橋三越本店にご来店ください!!
2007_1_mitsukoshi006.jpg
写真は昨年のイベントの様子
三越ホームページのイベント情報もあわせてごらんください。
年始イベントのご案内−日本橋三越本店
*上記時間・出演者・演奏予定曲等は都合により変更になる場合がございます。

Page Top