マルチな活躍を続ける青島広志によるわかりやすいお話と、オペラ本公演のキャストによる歌唱で毎回大好評いただいています「二期会オペラ講座」。こんど7月31日(火)開催の回は、11月の東京二期会公演モーツァルト『後宮からの逃走』を主に取り上げつつ、この演目の背景にある「東洋趣味」に迫ります。
「東洋趣味」とは音楽だけではなく、絵画等にも流行した、ヨーロッパから見たアジア、及びアフリカ等への興味や憧れが生んだ現象といえるでしょう。『後宮からの逃走』に関連して言えば、打楽器を用いたリズミカルな音楽に、当時のモーツァルトの強い関心が見えると思います。
今回、青島広志がどのように講座をお送りするのか、メッセージが届いております!
この「東洋趣味」は同時代の他の作曲家にも、多大なるインスピレーションを与えたようです。天才による異文化の融合としての『後宮からの逃走』。
二期会のオペラ講座でその一端に触れてみてはいかがでしょうか。
公演チラシ(PDF) |
■■■ 公演情報 ■■■ 二期会オペラ講座(通算第41回) ブルーアイランド音楽辞典『大作曲家による究極のオペラ縦断』シリーズ(22) “後宮からの逃走 ~ オペラの東洋趣味” 日時:2018年7月31日(火) 19:00開演(18:30開場) 会場:日暮里サニーホール 出演:青島広志(お話とピアノ)、冨平安希子(ソプラノ)、山本耕平(テノール) 【演奏予定曲目決定しました!】 ・スカルラッティ 「日は既にガンジスから」(山本) ・トスティ 「遙かに」(冨平) ・シューマン 「蓮の花」(冨平&山本) ・メンデルスゾーン 「歌の翼に」(冨平&山本) ・モーツァルト 『後宮からの逃走』より “コンスタンツェ、君に再び会えるのか”(山本) “優しい言葉にお世辞をまぜて”(冨平) “何という喜びと楽しみが”(冨平) “おお愛よ、私はひたすらに”(山本) 料金:全自由席 一般3,000円、学生1,000円 (※二期会オペラ愛好会価格あり) |
▼2018年11月公演『後宮からの逃走』公演情報ページはこちら
・日生劇場開場55周年記念モーツァルト・シリーズ 『後宮からの逃走』 - 東京二期会オペラ劇場
指揮:下野竜也、演出:ギー・ヨーステン、管弦楽:東京交響楽団
2018年11月22日(木)18:30、23日(金・祝)14:00、24日(土)14:00、25日(日)14:00
日生劇場
●「二期会オペラ講座」&『後宮からの逃走』のお問合せ・ご予約は
・二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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