タグアーカイブ: 磯地美樹

11/11(月)、神楽坂ラリアンスで東京二期会『椿姫』プレ・ハイライト特別ディナー開催!~「第9回 ラリアンス・ワインとオペラを愛でる会」

神楽坂のフレンチ・レストラン「ラリアンス」でついに実現しました。
2月公演『椿姫』キャストによるプレ・ハイライトをラリアンスのフルコース料理、そして厳選のワインとともにお愉しみいただける特別なディナーが11月11日(月)に開催されます。

出演者は、2月公演『椿姫』の豪華キャストが揃いました。ヴィオレッタ谷原めぐみ、アルフレード前川健生は、本公演でも共演を果たすフレッシュなプリマ、プリモ。今回の公演で「主演デビュー」を果たす注目の二人の歌声をどこよりも早くお届けいたします。
長年、東京二期会とのコラボ・ディナーを開催してきたラリアンスだからこそ可能となった特別な一夜に、ぜひお越しください。

ヴィオレッタ 谷原めぐみ

アルフレード 前川健生

ジェルモン 米谷毅彦

アンニーナ 磯地美樹

医師グランヴィル 清水宏樹

ピアノ 三澤志保
■■■ イベント情報 ■■■
〈ラリアンス特別企画〉
第9回 ワインとオペラを愛でる会

日時:2019年11月11日(月) 19:00開宴(18:30開場)
会場:神楽坂「ラリアンス」メインダイニング
  (「飯田橋駅」JR西口より徒歩2分・地下鉄B3出口より徒歩1分)
料金:おひとり様 25,000円
   お料理フルコース・ワイン4杯・音楽料(消費税・サービス料込)
出演:
  ヴィオレッタ 谷原めぐみ
  アルフレード 前川健生
  ジェルモン 米谷毅彦
  アンニーナ 磯地美樹
  医師グランヴィル 清水宏樹
  (ピアノ)三澤志保

▼ラリアンス イベント情報はこちら
第9回 ワインとオペラを愛でる会|イベント・限定メニュ・お得情報 - 神楽坂 フレンチレストラン ラリアンス

●お問合せ・ご予約は
ラリアンス TEL03-3269-0007(フロント)まで

▼2020年2月公演 G.ヴェルディ『椿姫』本公演の情報はこちら
G.ヴェルディ『椿姫』|オペラ公演ラインアップ - 東京二期会オペラ劇場
 2020年2月19日(水)18:30、20日(木)14:00、22日(土)14:00、23日(日・祝)14:00 東京文化会館 大ホール
 《チケット好評発売中》良い席、ご予約はお早目に!

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「二期会サマーコンサート2018」豪華キャストによる2夜連続公演 公演迫る!

長年に亘り、好評を頂いている「二期会サマーコンサート」。
今年はヴァージョンアップして、二期会ならではの豪華キャストが勢ぞろい。わが国オペラ界を牽引してきた著名な歌手から次代を担う新星まで、2夜連続で公演します。

8月23日(木)第一夜は、イタリアオペラからアリアと重唱、8月24日(金)第二夜は、ドイツ・オペラとフランスオペラのプログラム。福井 敬が歌う「誰も寝てはならぬ」(オペラ『トゥーランドット』より)さながらに、重鎮たちの名演奏や重唱に酔いしれ、選ばれし旬の若手たちと出会える歌合戦の会場は、まるで歌の殿堂のよう。

今回の出演者の中から、三人のフレッシュなアーティストに、自身の演奏曲について解説していただきました。

【8月23日出演】 テノール 市川浩平
「ドニゼッティ『愛の妙薬』より “人知れぬ涙”」
ドニゼッティのオペラの中で、特に有名な『L'elisir d'amore(愛の妙薬)』。主人公のネモリーノが恋するアディーナの涙をみて歌う愛のアリア、「Una furtiva lagrima(人知れぬ涙)」は、珠玉のオペラアリアとして有名です。『愛の妙薬』という題名ですが、ネモリーノが、恋がかなう愛の妙薬(惚れ薬)と信じて、アディーナを射止めようと、高値で買った秘薬で、実は安ワイン。それでも結末はハッピーエンド!
そして、私はワインが大好き。中でも畑の個性、作り手の哲学を感じるワインは格別!最近醸造技術の進歩で最近は、味わいが均一化されつつあるようですが、昔の歌手は一声聴くだけで「この声はっ!」とわかる歌手も多かったですね。私も、この声・音楽は「市川浩平だ!」とわかっていただけるような演奏が出来るよう日々精進を重ねて参ります。
 
【8月24日出演】 ソプラノ 朝倉春菜
「J.シュトラウスII世『こうもり』より “田舎娘の姿で”」
オペレッタ『こうもり』の中で女優志望の女中アデーレによって歌われるアリアです。前日の舞踏会で、自分のパトロンになってくれると言った刑務所長のフランクの元へ、本当にパトロンになってくれるようフランクの仕事場まで押しかけます。「私にはこんなに女優の才能があるの!」と、アデーレは色々な役を演じてみせます。ある時は純朴な田舎娘、ある時は偉大な女王様、そしてある時はパリのマダムが若い男と浮気してるところへ突然ダンナが帰って来て見つかってしまう、でも最後には許してもらうの!という一場面まで。「私の才能を見たら女優にするしかないでしょう!?」と、フランクを口説きます。
アデーレはとても愛すべきキャラクター。そのちゃっかりさにいつも楽しまされる、私の大好きな役です。
 
【8月24日出演】 テノール 隠岐速人
「マスネ『ウェルテル』より 春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか」
マスネが2年の歳月をかけて制作したものの、ヒットまで時間のかかった名作オペラ《ウェルテル》は、ゲーテの実体験を基にした小説『若きウェルテルの悩み』が原作となっています。この小説は当時の若者たちを虜にし、主人公ウェルテルの生き様を模倣して失恋して自殺する若者が出るほど人気を博しました。
第3幕で歌われるこのアリア「春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか?」は、若く純粋な青年ウェルテルの悲痛な叫びです。ウェルテルはシャルロッテに一目惚れしたのですが彼女にはすでに婚約者がいました。その後結婚したシャルロッテと再会したウェルテルは再び思いを告げますが、断られてしまいます。ウェルテルはそれでも諦めきれずその思いをオシアンの詩に託します。

出演者一同、ご来場をお待ち申し上げております。
両日とも良いお席が少なくなっておりますので、ご予約はお急ぎください。

■■■ 公演情報 ■■■
二期会サマーコンサート2018 ☆2夜連続公演☆

<第一夜>イタオペ三昧パートII ~イタリアオペラよりアリア重唱~
日時:8月23日(木) 18:30開演(18:00開場)
出演:【ソプラノ】大倉由紀枝、大山亜紀子、清野友香莉、谷原めぐみ、中村真紀、山口清子、横山恵子、吉田愼知子/【メゾソプラノ】森永朝子/【テノール】市川浩平、城 宏憲、福井 敬、星 洋二、吉田 連/【バリトン/バス】大井哲也、佐藤泰弘、友清 崇、成田博之、増原英也/【ピアノ】鳥井俊之

<第二夜>重厚華麗な独仏オペラ ~ドイツ、フランスオペラよりアリア重唱~
日時:8月24日(金) 18:30開演(18:00開場)
出演:【ソプラノ】朝倉春菜、熊谷美奈子、品田昭子、田崎美香、橋爪ゆか、藤井玲南、増田のり子、松田昌恵/【メゾソプラノ】磯地美樹、押見朋子、杉山由紀/【テノール】隠岐速人、金山京介、菅野 敦、成田勝美/【バリトン/バス】青戸 知、石崎秀和、大塚博章、小森輝彦、鹿野由之/【ピアノ】山田武彦

司会:大野徹也(両日)
会場:渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
   (「渋谷駅」JR西口より徒歩5分)
料金:全席指定・各夜 A席4,500円、B席4,000円(税込)
   ※二期会オペラ愛好会会員割引あり

▼両日の演奏曲や順序はホームページでご確認いただけます
二期会サマーコンサート2018【2夜連続公演】 - 東京二期会

●ご予約・お問合せ
 二期会チケットセンター 03-3796-1831
 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」でもお求めいただけます!!

 
(8月22日:隠岐速人の演奏曲解説を追記しました)
 
 

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宮本亜門×W.A.モーツァルト『魔笛』東京公演、終幕!
7/29(水)鳥取県倉吉市での公演迫る!

宮本亜門演出、リンツ州立劇場(オーストリア)との共同制作、バルテック・マシアス率いるポーランドの映像チームによるプロジェクション・マッピング、「モーツァルトの魔笛」スマホゲームと連動、等など話題も多かった今回のプロダクション。
梅雨が明けて30℃を超える暑さにも関わらず4日公演中3日間が完売し、8,000人を超えるお客様を迎え、熱い公演となりました。その舞台の模様をお伝えします。
写真をクリックすると拡大表示します。
(☆16日、19日公演 ◆18日、21日公演 撮影:三枝近志)

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第一幕。タミーノ(鈴木 准)が、コンピューターゲームの世界に入り込む。
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リンツには世界的にユニークなデジタル・アートとニュー・メディアのためのArs Electonica Center(アルス・エレクトロニカ・センター)があります。
テクニカルな舞台装置と、18世紀のモーツァルトの音楽が交錯する、魅惑の世界。
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カラフルな頭と迫力のバスト(衣裳デザインは太田雅公)、3人の侍女(左から石井 藍、磯地美樹、日比野 幸)が現れ、タミーノは夜の女王の娘パミーナを救い出す旅に出ることになります。
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道案内をする3人の童子。本プロダクションでは少年合唱。ボーイソプラノの透明な歌声に癒されます。
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パミーナ(幸田浩子)と語り合うパパゲーノ(黒田 博)。
モーツァルトが描く人間に、完全無欠な人間はいない、と語った宮本亜門。誰だって弱点はあるし、何かにおびえたり怒ったりする。でも愛し、笑い、ユーモアを忘れない。人間らしい、ということは、未来でも、過去でも同じではないか。
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巨大な脳のカツラをかぶった、ザラストロ(妻屋秀和)とその使徒たち。ある権威に対する懐疑的な姿勢を表すための、風刺的な方法。
(ドラマトゥルク Wolfgang Haendeler(ヴォルフガング・ヘンデラー)氏によるプレ・トークより。通訳:多田羅迪夫)
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ザラストロ暗殺をパミーナに命じる夜の女王(森谷真理)。ニューヨーク、メトロポリタン歌劇場でデビュー、亜門演出リンツ公演で同役をプレミエから数多く歌っています。客席が息をのむ超絶技巧、超高音ハイFを軽やかに響かせ、娘を失った母の深い悲しみから、怒りにたぎる復讐心まで、声の表現力と存在感は圧巻です。
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ザラストロの神殿を逃げ出した、パミーナ(嘉目真木子)とパパゲーノ(萩原 潤)をモノスタトス(青栁素晴)が捕えます。
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タミーノ(金山京介)とパミーナ(嘉目真木子)は、試練を受けることになります。魔法の笛が二人を守るのです。
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人間とは矛盾に満ちているもの、そして愛を見つけ、共に生きていくもの。
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パパゲーノ(黒田 博)はついに、パミーナ(九嶋香奈枝)に出会います。息が合った二重唱、「パ、パ、パ」。

リンツ州立劇場音楽監督のデニス・ラッセル・デイヴィスと演出家、宮本亜門の幸運な出会いから、このプロダクションが生まれました。
▼詳しくはこちらのインタビュー記事をご覧ください
宮本亜門インタビュー~リンツとの共同制作『魔笛』を語る (聞き手・文:林田直樹)|オペラを楽しむ - 東京二期会

人類と生命の未来のために、技術革新の都市リンツから、東京へ贈られたオペラ『魔笛』。
そして当プロダクションは、まもなく7月29日(水)鳥取倉吉未来中心に向かいます!
東京公演を見逃してしまった方、この機会にどうぞ倉吉へ!
▼倉吉公演の配役はこちらから
2015年7月公演 W.A.モーツァルト『魔笛』 - 東京二期会オペラ劇場

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モーツァルトの音楽とウルトラ怪獣!
童心にかえる楽しさ、東京二期会オペラ劇場『魔笛』終幕

モーツァルトのオペラ『魔笛』。人間の真の愛と徳を問いかける不思議な物語。多くの人に愛された演出家、実相寺昭雄監督が遺したファンタジックな『魔笛』を二期会歌手たち、スタッフが一丸となって、再び新国立劇場に創り上げました。熟練のオペラ指揮者テオドール・グシュルバウアーと読売日本交響楽団の奏でる美しい調べが心に残ります。
4日間の公演の模様を、写真とともにお伝えします。
◇9,11日キャスト(撮影:鍔山英次)
■10,12日キャスト(撮影:三枝近志)

小貫岩夫が演じる王子タミーノ。2007年に続いての出演です。柔らかい安定した歌唱が魅力。

タミーノ:小貫岩夫 


嘘をついたために、轡(くつわ)をはめられてしまうパパゲーノ。3人の侍女は、息のあったアンサンブルを聴かせました。
左から
第1の侍女:桑田葉子、パパゲーノ:友清 崇、
第2の侍女:磯地美樹、第3の侍女:金子美香 


王子タミーノに、パミーナ姫を助け出すように命じる夜の女王。ソプラノきっての難役で、ザラストロと対立する美しい女王の貫禄を見せた演技、超高音も決まり、大きな拍手をいただきました。

夜の女王:針生美智子 


王子タミーノのお伴をすることになったパパゲーノ。王子タミーノには魔法の笛を、パパゲーノには魔法の鈴が与えられました。夜の女王の3人の侍女と記念撮影。
左から
第1の侍女:日比野 幸、タミーノ:鈴木 准、
第2の侍女:杣友恵子、パパゲーノ:大沼 徹、
第3の侍女:吉田理絵 


パパゲーノは、いつでも子どもたちの人気者。鳥を捕って暮らしています。パパゲーノの存在は聴く人の心を明るくします。

パパゲーノ:大沼 徹 


モノスタトスに捕らわれたパミーナ姫。

モノスタトス(左):羽山晃生、パミーナ:増田のり子 


王子タミーノの奏でる笛に誘われて踊るウルトラ怪獣たち。愛矯を振りまく姿に思わず笑みがこぼれます。
(ウルトラ怪獣 ©円谷プロダクション)

タミーノ:小貫岩夫 


パパゲーノとパミーナは、ザラストロの宮殿を抜けだします。モノスタトスとその手下に捕まってしまいますが、パパゲーノが鈴を鳴らすと、嬉しそうに踊り出しました。
(ウルトラ怪獣 ©円谷プロダクション)
舞台手前中央3人、左から
パミーナ:嘉目真木子、モノスタトス:栗原 剛、
パパゲーノ:大沼 徹 




三人の童子。モーツァルトは、この童子たちにとても可愛らしい旋律を与えています。

左から
第1の童子:青木雪子、第2の童子:金原智子、
第3の童子:北村典子 


王子タミーノとパミーナ姫に、真の愛と勇気の試練を与えるザラストロ。すべてを見通す智恵の人。

舞台中央
ザラストロ:小鉄和広 


夜の女王は復讐の刃をザラストロに向けるよう、娘パミーナに命じます。
この「復讐のアリア」もコロラトゥーラの高度なテクニックを要します。

夜の女王:安井陽子 


お喋りを禁じられて退屈したパパゲーノのところにやってきたパパゲーナ。
はじめは老婆の姿で現れますが、後にグロッケンシュピールの力で若い娘の姿に甦ります。

パパゲーナ(左):鷲尾麻衣、パパゲーノ:大沼 徹 


タミーノの愛が冷めたと絶望の縁で命を絶とうとするパミーナに、童子たちは彼の愛が消えていない事を告げ、立ち直らせます。
左から
第1の童子:岸 七美子、パミーナ:嘉目真木子、
第2の童子:小林久美子、第3の童子:志岐かさね 

■ 
「明太子チーズ揚げ(!?)」と「ワイン」
パパゲーノの願いをかなえてくれる僧侶。

第2の僧侶(左):大川信之、パパゲーノ:大沼 徹 


タミーノとパミーナは力を合わせて、「魔笛」と共に火の試練、水の試練に立ち向かいます。

パミーナ(左):嘉目真木子、タミーノ:鈴木 准 


パパゲーナに会えないパパゲーノは、世をはかなんで自殺しようとします。

パパゲーノ(左):友清 崇、魔木:寺田 農(特別出演) 


若い娘の姿に甦ったパパゲーナ。ついにパパゲーノの女房になる時がやってきました。

パパゲーナ(階段上):鈴木江美、パパゲーノ(舞台手前):友清 崇 


フィナーレ。ザラストロ(大塚博章)を中心に大円団で幕となります。 

9,11日キャスト カーテンコール
(撮影:堀 衛) 

10,12日キャスト カーテンコール
(撮影:堀 衛) 

多くのお客様のご来場、まことにありがとうございました。
(写真をクリックすると拡大してご覧いただけます)

▼公演詳細はこちらをご覧ください
2010年9月公演『魔笛』- 公演記録|東京二期会

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<公演間近>二期会サロンコンサートvol.155
~みき×みきコンサート~


チラシ(PDFダウンロード)
今年度の二期会サロンコンサート第1弾は、ソプラノ中島実紀、メゾ・ソプラノ磯地美樹による「みき×みきコンサート」!

みき&みきが織りなす素敵な世界をお届け致します。

アットホームな雰囲気で、心に響く素敵なナンバーを皆様、是非お聴きください!
完売間近です!!

<コンサート情報>
日時:2010年5月12日(水) 19:00開演 (18:30開場)
会場:カワイ表参道コンサートサロンパウゼ
料金:3,500円(全自由席・ドリンク付・税込)
チケットお取扱:二期会チケットセンター 03-3796-1831

<予定曲目>
♪メンデルスゾーン
 ・歌の翼に
 ・月
 ・新しい恋
♪シューマン
 ・くるみの木
 ・献呈
♪トゥルンク
 ・そりすべり
 ・花嫁さがし
♪ハビエル・モンサルバージェ
 ・「5つの黒人の歌」
  ・ピアノの中のキューバ ・ハバナの小唄 ・ドスが自慢の伊達者
  ・黒人の子守唄 ・黒人の歌
♪オッフェンバック
 ・『ホフマン物語』より “バルカローレ~舟歌”
♪グノー
 ・『ロミオとジュリエット』より “私は夢に生きたいの” 
♪ロッシーニ
 ・『アルジェのイタリア』より “むごい運命よ!” 
♪スッペ
 ・『ボッカチオ』より “あなたの胸に愛があれば”
♪ツェーラー
 ・『観光案内人』より “いとしい、美しきドナウの街”
♪ヒメネス
 ・『ラ・テンプラーニカ』より “サパテアード”
♪ルーナ
 ・『ユダヤの子』より “スペインの歌 私はスペインから来た”

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すべての登場人物を浮き彫りに
宮本亜門×アッレマンディ『ラ・トラヴィアータ(椿姫)』ついに始動

『ラ・トラヴィアータ(椿姫)』は人気オペラですから、映画などで観たことがある人も多いかも知れません。でも、あえて、この「宮本亜門×アッレマンディ」によるヴィオレッタの誕生を見届けることができる人は好運であると言えるでしょう。
総仕上げに入った稽古場から、最新ニュースをお伝えします。

018X1102.jpg宮本亜門演出では、周囲の人物を丁寧に描くことによって、中心人物がおかれた状況や、心の動きまでを、観客に納得させる強力な魔法がかかります。だからこそ、これまで多くは、まるで背景の一部であったかようなドゥフォール男爵(鹿又透、佐野正一)、それにガストン子爵(小原啓楼、高田正人)、ドビニー侯爵(村林徹也、福山出)、医師グランヴィル(鹿野由之、三戸大久)等の重要性が増すのです。彼らの一挙手一投足が、文字通り、パズルのように組みあがり、速いテンポのきっかけで次々と展開してゆく様に、きっと目を丸くすることでしょう。ここまで仕上げるのに、どれだけの稽古が行われたのか知る由もないですが、それこそ水面下の白鳥の足のような努力に違いないのです。

IMG_8930.jpgフローラからヴィオレッタに宛てた手紙
ヴィオレッタと同じ、夜の社交界の女友だち、フローラ・ベルヴォワ(小林由佳、渡邊史)。ドミ・モンドのイメージが沸かない・・・と、若い歌手たちは、本を読んだり、映画を見たり。「日本語で言う“娼婦”のイメージしかなかったけれど、大統領とか、外国の大使とか、と会話ができ、楽しませ、政治の場にも居合わせる高い教養がある人なのですね」と語ってくれましたが、知れば知るほど奥深い世界です。

Antonello_Allemandi.jpg指揮は、今回がウィーン国立歌劇場はじめ15プロダクション目の『ラ・トラヴィアータ』と語る、アントネッロ・アッレマンディ。背が高く、ダンディな指揮者です。
インタビューで、「難役ヴィオレッタを支えるのが私の仕事」(昨年12月ぶらあぼ)と語ったマエストロ・アッレマンディの指先と、舞台の上にいるヴィオレッタとは糸で結ばれているかのような絆を感じます。『ラ・トラヴィアータ』は名アリアが散りばめられている作品ですが、アッレマンディはアンサンブルの細かな調整にも余念がありません。アッレマンディの手になる『ラ・トラヴィアータ』は、ヨーロッパでも高い人気があり、今回東京でアッレマンディがこの作品を振るのはファンにとってはこの上もない幸せです。

ヴィオレッタは、二期会の名花・澤畑恵美、オーディションで抜擢された期待のソプラノ安藤赴美子。アルフレード(樋口達哉、井ノ上了吏)との出会いも別れも、すべて宿命だったかと思われるような、美しさです。愛を貫いた強さは、短い人生を慈しむかのようであり、また時代を問わず女性の強さかも知れません。もっともお側に仕えるアンニーナ(与田朝子、磯地美樹)は、「泣いてばかりでつらい」とも・・・。

IMG_8963.jpgヴィオレッタの手に咲く白い椿の花、シャンパンのグラス
ステージ脇に待機する舞台スタッフが、ヴィオレッタ役の歌の呼吸を読んで、一瞬の持ち替えを助けます。

多くのお客様のご来場をお待ち申し上げます。
2009年2月12日(木)〜15日(日)東京文化会館 大ホール
2009年2月公演『ラ・トラヴィアータ(椿姫)』公演情報−オペラ公演ラインアップ|東京二期会
スペシャルコンテンツ『ラ・トラヴィアータ(椿姫)』を楽しむ−オペラを楽しむ|東京二期会

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TBS人気テレビ番組「地球!ジオグラTV」に二期会会員が出演!

TBSテレビ系列で毎週土曜日19時56分から放送中の高視聴率番組「地球!ジオグラTV」に二期会会員が登場します!
この番組は世界各国の良質のテレビ番組を紹介する、知的エンターテインメントたっぷりの人気番組です。
11月24日(土)放送分のテーマは「コーラス」。
スタジオでは、合唱の世界大会を目指して悪戦苦闘しながらも人間的に成長していくイギリスの少年少女の様子がビデオで流れたあと、コーラスの素晴らしさを体験するために急遽、「即席ジオグラ合唱団」を結成することになりました。
冒頭、日比野 幸(ソプラノ)、磯地美樹(メゾ・ソプラノ)、高橋 淳(テノール)、石川直人(バリトン)、中川佳彦(ピアノ)がヴェルディの『椿姫』から「乾杯の歌」 を歌って華やかに登場します。
MCの生瀬勝久、ビビる大木、知花くららの各氏は、その圧倒的な声量とドラマチックな歌唱表現に感動し、「10分でわかる上手な歌い方のコツ」を石川直人から伝授してもらいます。
歌うときの姿勢や口の開け方、腹式呼吸などを完璧に(!?)マスターしたMCの皆さんと一緒に、最後は「聖しこの夜」を合唱。スタジオは温かさとアット・ホームな雰囲気に包まれながら収録は無事終了しました。
IMGP0602.JPG
写真左から 石川直人  日比野 幸  磯地美樹  高橋 淳
この模様は内容が素晴しかったため、放送予定が当初の放送日の予定が急遽繰り上がり、11月24日(土)19時56分から放映されることになりました。
皆さま、是非ご覧下さい!!
TBSテレビ - 地球!ジオグラTV 番組サイト

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