ご存知のようにこの作品はギリシャ神話「オルフェオとエウリディーチェ」をパロディー化した作品。原作では仲睦まじいカップルだったオルフェ(オルフェオ)とユリディス(エウリディーチェ)の2人が、このオペレッタでは倦怠期でお互いに別の愛人を持っています。
それでは日生劇場で始まった舞台稽古の様子から、物語の一部をご紹介いたします。
※稽古写真(画像処理しています)ですので、装置、衣裳、照明は本番とは異なります
登場時点ですぐに始まるオルフェとユリディスの夫婦喧嘩
地獄の王プルートの手引きで、ユリディスは原作通りに命を落とし、地獄に連れて行かれます。
命を落とした妻を取り戻しにいくことを「世論」に諭され、オルフェは嫌々天国に向かう。
オルフェが向かった天国では、主神のジュピターを始め様々な神様が変化のない天国の生活に退屈して暮らしています。
この神々が、皆非常に人間臭く、新しい刺激や恋模様に一喜一憂する様に親近感を持って楽しんで頂けると思います。
恋多きジュピターもユリディスを狙っています。
ドタバタの末、神々や世論と共にオルフェは地獄に向かうことに…
指揮の大植英次は2013年『こうもり』依頼となる二期会公演への登場。「楽しくなければオペレッタじゃない!」の言葉通りの沸き立つような音楽作りで、特に一度は耳にされたことのある”地獄のカンカン”は必聴!
演出の鵜山 仁により、登場人物ごとの性格付けが際立ち、各キャラクターの衣裳や、舞台装置も鮮やかで視覚的にも喜んで頂けること請け合いです。
歌あり、踊りありで笑顔の絶えないオペレッタ。どうぞお見逃しなく!
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▼オペレッタ『天国と地獄』公演情報ページはこちら
・2019年11月公演 J.オッフェンバック オペレッタ『天国と地獄』 - 東京二期会オペラ劇場
2019年11月21日(木)18:30、22日(金)14:00、23日(土・祝)14:00、24日(日)14:00 日生劇場
指揮:大植英次/演出:鵜山 仁/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益財団法人公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】
●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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