海外で大活躍の大村博美 近況報告

ソプラノの大村博美が、現在ロレーヌ国立歌劇場でヴェルディ『オテッロ』デズデモナのリハーサルに励んでいます。今回は現代風の演出で、オテッロやヤーゴたちは軍服姿、デズデモナは金髪で膝丈のワンピース姿となります。「金髪なんて似合わないのでは・・・」と心配をしていたそうですが、ウィグをつけてのリハーサルでは、演出陣はじめ関係者にも大好評だったようで、近々そちらの写真も届く予定です。
また、2010年3月には、モントリオール歌劇場でのヴェルディ『シモン・ボッカネグラ』アメーリアで絶賛を博し、4月には ポーランド・ワルシャワでの『蝶々夫人』にも主演し国際的評価を得ました。

今回はモントリオールでの活躍の様子をご紹介いたしましょう。
「バリトンのアルベルト・ガザレはレオ・ヌッチの後を継ぐ、現代最高の正統派イタリアのヴェルディ・バリトンと評されている素晴らしい歌手です。スカラ座でのリゴレット役を4回違う演出で主演していることからもいかに素晴らしい歌手か想像してもらえると思います(まだ43歳なのに!)テノールのデ・ビアージオは今イタリアでも引く手あまたの売り出し中の歌手で、すでにヨーロッパで何人ものイタリア人テノール、それも第1線で歌っている人たちと共演していますが、この人ほどの美声は聴いたことが無い、というくらい素晴らしかったです。」と大村談。
舞台写真と批評の抜粋をご覧ください。
3/13,17,20,22,25 - カナダ・モントリオ-ル
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タイトルロール(シモン役)のアルベルト・ガザレ(Alberto Gazale)と
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ガブリエレ役のロベルト・デ・ビアージオ(Robero de Biasio)と
公演評の抜粋
《Voir紙:Rejean・Beaucage氏》
どの場面においても素晴らしく、息(フレージング)の長いフレッシュで快い声)
《resmusica.com:Jacques・Hetu氏》
素晴らしい声の競演の中でも特に大村博美の声がアメリアの役で光っていた、そして舞台で息をのむ存在感を示した…
《Commandopera.com:Crew Mantle氏》
そしてこのアーティストのテクニック;トリル、レガート、見事なピアニッシモ。あるときはディミ
トローヴァ、ときにサザーランド、ときにカバリエを思わせた。素晴らしい!
●今後の出演予定
・ロレーヌ国立歌劇場(フランス)
 2010年6月13,16,18,20,22日
 G.Verdi『Otello』デズデモナ役
▼ロレーヌ国立歌劇場サイトの『Otello』公演情報
Otello - Opéra national de Lorraine
▼大村博美の公式サイトはこちら
ソプラノ オペラ歌手 大村博美 Soprano Opera Singer Hiromi Omura

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