イタリア・トスカーナ州トッレ・デル・ラーゴ(Torre del Lago)の湖畔で開催されるオペラ祭、プッチーニ・フェスティバルの『蝶々夫人』の初日(7月20日)公演に、蝶々さん役でソプラノ大村博美が出演しました。
昨年、指揮者のアルベルト・ヴェロネー氏と、ラトヴィア国立歌劇場で『蝶々夫人』で共演したのをきっかけに、ヴェロネー氏が理事長を務めるプッチーニ・フェスティバルに蝶々さん役で招待。日本人のソプラノがプッチーニ・フェスティバル『蝶々夫人』の初日に出演するのは初めて、とのこと。「とても光栄です」と大村。
到着の日は快晴、トッレ・デル・ラーゴのビーチが見えました
トッレ・デル・ラーゴの街にはプッチーニゆかりの名前の通りや、お店も
街は花であふれていて、華やか
大村が出演する『蝶々夫人』は、演出ヴィヴィアン・ヘヴィット、舞台装置 安田 侃
これまでに、大村はフランスのオペラコミーク、シャンゼリゼ劇場、ローザンヌ国立歌劇場のほか、モントリオールオペラ『イル・トロヴァトーレ』レオノーラ、同『オテロ』デズデーモナ、ローザンヌ歌劇場『ノルマ』題名役とすでに国際的なキャリアを築いています。蝶々さんを、12カ国の歌劇場で歌ってきましたが、イタリア国内では初めて。世界中のオペラファンに、大村博美ならではの、可憐で凛とした蝶々さんを観ていただきました!
公演写真より(写真:Festival Puccini Torre del Lago)
ピンカートンと蝶々さんの二重唱(美しい装置にもご注目)
カーテンコールより 喝采の拍手を浴びて
▼プッチーニ・フェスティバルの公式サイト
・64° Festival Puccini - Luglio / Agosto 2018
▼イタリア政府観光局(ENIT)公式サイト
・プッチーニ・フェスティバル2018年 - イタリア政府観光局