今年で4年目になる“めぐろパーシモンホール”「これがオペラだ」シリーズも
通算12演目目となり、今年の最後をしめくくる公演は
フンパーディンク作曲『ヘンゼルとグレーテル』です。
7/19・20に本番を間近に控えた稽古場にお邪魔してきました。
お腹がすいたヘンデル(小泉詠子)とグレーテル(近藤幸江)は、
食べるものもなく、仕方がないので歌い踊り出します。
父ペーター(大沼徹)と、母ゲルトルート(立川かずさ)は
森にいちごを摘みに行ったヘンゼルとグレーテルが、
悪いお菓子の魔女にさらわれていないか心配し、森に捜しに出かけます。
家族は無事会うことができるのでしょうか・・?
ドイツではクリスマスの時期に必ず上演されるというこのオペラ、
子ども向けと思われがちですが、ワーグナーの弟子でもあった
フンパーディンクは親しみやすいドイツの民謡を取り入れながらも、
ライトモティーフを使用し重厚な音楽を創り出しています。
そのハーモニーの美しさは秀逸で、大人から子どもまで誰でも
素晴らしい音楽の世界に心躍らすことができること間違いなしです。
夏休み前のこの時期、ぜひお誘いあわせの上、ご来場ください!!
『ヘンゼルとグレーテル』(ハイライト・日本語訳詞上演)
■場所;めぐろパーシモンホール 小ホール
■日時;2008年7月19日(土)15:00開演
2008年7月20日(日)15:00開演
■出演者
・ヘンゼル 小泉詠子
・グレーテル 近藤幸江
・ゲルトルート(母) 立川かずさ
・ペーター(父) 大沼徹
・魔女 木下進
・眠りの精、露の精 田上千穂
・ピアノ 水戸見弥子
■進行・総合プロデューサー 松本宰二
■料金;全自由席 3,500円
■チケット取り扱い;めぐろパーシモンホール 03-5701-2904