2019年04月03日のエントリー

4/6(土)「東京・春・音楽祭2019」 マラソン・コンサートvol.9「宮廷の時代」 鵜木絵里、三井清夏、小泉詠子らが出演します

桜の花びらが舞う、東京・上野で開催中の「東京・春・音楽祭2019」。
4月6日(土)に東京文化会館 小ホールで開催される公演は、マラソン・コンサートと題し、11時、13時、15時、17時、19時開演の5部構成でお贈りする文字通りの“マラソン”企画。
今年は「宮廷の時代――5つの“響き”~ヨーロッパの芸術と宮廷の歴史をひも解く」をテーマに、祝祭の響き、楽興の響き、祈願の響き、賛美の響き、支援の響き の5つの世界をお届けします。企画構成とお話は小宮正安さん(ヨーロッパ文化史研究家/横浜国立大学大学院都市イノベーション学府教授)。
本公演に二期会から、ソプラノ鵜木絵里、三井清夏、メゾソプラノ小泉詠子が出演。また合唱パートを、ソプラノ田崎美香、メゾソプラノ喜田美紀、テノール園山正孝、バリトン寺西一真が担当します。

ソプラノ 鵜木絵里

ソプラノ 三井清夏

メゾソプラノ 小泉詠子
このうち11時からの第I部「祝祭の響き」では、ラモー作曲(デュカス編)オペラ・バレ『優雅なインドの国々』より「平和な森のロンド」、グルック作曲の歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』より「フィナーレ」など、演奏される機会の少ない楽曲もお楽しみいただけます。ピアノは朴 令鈴さん。
ぜひこの機会に、お楽しみください。

■■■ 公演情報 ■■■
東京・春・音楽祭2019
東京春祭マラソン・コンサートvol.9
宮廷の時代――5つの”響き”~ヨーロッパの芸術と宮廷の歴史をひも解く
(日本・オーストリア国交樹立150年記念)

日時:2019年4月6日(土) (開場は各開演15分前)
   第I部「祝祭の響き」 11:00開演
   第II部「楽興の響き」 13:00開演
   第III部「祈願の響き」 15:00開演
   第IV部「賛美の響き」 17:00開演
   第V部「支援の響き」 19:00開演
会場:東京文化会館小ホール
企画構成・お話:小宮正安(ヨーロッパ文化史研究家/横浜国立大学大学院都市イノベーション学府教授)

▼出演者、演奏曲等、公演の詳細・チケットのお求めは公式サイトをご覧ください
東京春祭マラソン・コンサート vol.9 宮廷の時代――5つの”響き” ~ヨーロッパの芸術と宮廷の歴史をひも解く(日本・オーストリア国交樹立150年記念) - 東京・春・音楽祭

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期待の若手歌手による「アルテリーベ・月曜フレッシュコンサート」~4/15(月)【二期会NewFace】川田桜香&藤村佐和子 〈歌の花束をあなたに〉

期待の若手歌手の演奏と、美味しいお料理でおもてなしする、新橋の音楽レストラン・アルテリーベ東京の「月曜フレッシュコンサート」。
次の二期会アーティスト登場回は4月15日(月)。川田桜香&藤村佐和子、二人のソプラノがフレッシュな歌声を披露します!

それではいつものようにコンサートに向けて、出演の二人からメッセージが届いておりますので、さっそくご紹介いたします。

      *     *     *


ソプラノ 川田桜香
――声楽の道を志すきっかけ等、自己紹介をお願いします

ソプラノの川田桜香(かわだ おうか)と申します。
小さい頃から歌を歌うことが好きでした。が、人前に立つことが全く好きではなく、ピアノの発表会の自分の出番の前、過度な緊張のために戻してしまったこともあるくらいでした。それでも歌もピアノも好きで、いつか音大に行きたいと思うようになりましたが、人前には出たくない自分との闘いでした。
大学のオペラサークルでも裏方をやっていました。延々と楽譜をコピーしたり、香盤表を作ったり、みんなでリノを敷いたり…とても大変でしたが、袖から見る舞台はなんとも言えない感動がありました。
もっと歌を勉強したいという思いから大学院に入ってからは、舞台に立つ回数が物理的に増え、緊張状態の自分にもだんだんと慣れていきました。
私の場合、声楽の道を決めたきっかけはこれ!というものがはっきりとあるわけではないのですが、もっとよりよい自分になりたくて、それを追い求めていくことが、声楽の道を進むことだったように思います。
――自身の声種、レパートリー、将来目指している役は?

声種はレッジェーロです。
声種柄、妖精や、うぐいす、炎など、人間ではない役を演じる機会が多くはありますが、研修所でも勉強させていただきました『リゴレット』のジルダは、一番自分が目指している役でもあります。
また、オペレッタやフランス歌曲も特に好きです。セリフだけでのお芝居も好きです。演じることが大好きです。

――今回のコンサートについて

今回のコンサートのタイトルはソプラノ藤村さんとも様々な案を出し合い、かなり悩んだのですが、4月の春のコンサートということで「歌の花束をあなたに」に決めました。
前半プログラムは春の訪れを感じられるような花・鳥・風に関する曲を集めてみました(月を入れれば良かったです)。後半は、それぞれキャラクターや表情の違うアリアをご用意しております。私たちの色とりどりの歌の花束を、お越し下さる方々にお楽しみいただけると幸いです。

――共演者をご紹介下さい

ご一緒するソプラノ藤村佐和子さんとは、今回のアルテリーベフレッシュコンサートで初めてご一緒します。
それぞれお互い、研修所のクラスも期も、出身大学も違うので、ご一緒できることをとても嬉しく、ご縁をありがたく思います。
先日とても驚いたことがありまして、彼女の出演する予定の舞台の、彼女の役の衣装案の写真に、私の写真が使われていたことがあったと知りました。(笑)
とてもしっかりされている方で、打ち合わせなど進めていく中でとても彼女に助けられております。
お会いできることがとても楽しみです。

     *     *     *


ソプラノ 藤村佐和子
――声楽の道に決めたきっかけはどんなものでしょうか?自己紹介をお願いします

はじめまして、ソプラノの藤村佐和子(ふじむら さわこ)と申します。
小さいときからピアノを習っており、また母校の中学校は合唱がとても盛んな学校だったこともあって、幼い頃から音楽が大好きでいつもすぐ近くにありました。
高校生になって進路を考え始めたとき、最初は声楽の道に進もうとはそんな発想すらありませんでした。
でも高校二年生の夏休み、あるミュージカルを偶然一番前の席で観ることができたとき、私もこの舞台に立ちたい、舞台に立つ人になりたいと衝動的に思いました。そして音楽の基礎を勉強しようと音大受験を決めました。それが声楽を勉強しようと思ったきっかけです。
一緒に観に行った母は、このとき連れて行かなければ…と今でも後悔しているようですが(笑)、でもいつも私のやりたいことをやらせてくれて一番近くで応援してくれる家族には本当に感謝しかありません。
――自身の声種、目指している役やステージは?

声種はソプラノです。
研修所では『フィガロの結婚』のスザンナや『ドン・パスクワーレ』のノリーナ、『ファウスト』のマルガレーテなどを勉強させて頂きました。
始まりがミュージカルだったこともあり今ももちろんミュージカルが大好きです。
今後はオペラに限らずオペレッタ、ミュージカルなど様々なジャンルの舞台に立ちたいと思っております。
そして今は亡き恩師に届けられるような歌を歌いたいです。

――今回のコンサートのプログラムついて

新年度の始まり、春真っ盛りのこの時期にコンサートをさせて頂けるということで第一部には春らしい曲を、第二部にはソプラノ二人のそれぞれ違った声音をお楽しみ頂けるようなオペラアリアを入れてみました。

――共演者をご紹介下さい

今回川田桜香さん、ピアニストの松原裕子さんとは初めてご一緒させて頂きます。
そしてアルテリーベ東京に初めて出演させて頂けるという初めてづくしでこのような機会を頂けたことをとても嬉しく思います。
皆さまにお楽しみ頂けますよう精一杯頑張ります!!

     *     *     *

■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
第237回【二期会New Face】歌の花束をあなたに

日時:2019年4月15日(月) 18:00開店
   第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,500円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:川田桜香(ソプラノ)、藤村佐和子(ソプラノ)、松原裕子(ピアノ)
演奏予定曲:
 朝岡真木子 「花のワルツ」
 木下牧子 「風をみたひと」
 バーンスタイン 『キャンディード』より 「着飾ってきらびやかに」
 プッチーニ 『ラ・ボエーム』より 「私の名はミミ」                           ほか

さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!

▼ご予約・アクセスはこちら
アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007



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