去る7月16日に東京文化会館小ホールにおいて行われた、第54回日伊声楽コンコルソ2018(日伊音楽協会、読売新聞社 主催)本選の結果、二期会の新進ソプラノ、土屋優子が、見事1位入賞を果たしました!
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土屋優子(写真右)と本選でピアノ伴奏をつとめた谷川瑠美さん。会場の楽屋ロビーにて
このコンクールを終えて、今後の抱負を聞きました。
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この度、第54回日伊声楽コンコルソで1位をいただきました。
私一人の力ではなく、予選・本選で素晴らしいピアノを弾いてくださった伴奏者の方々、指導してくださった先生方、あたたかく応援してくださる私の周りの方々、そして両親のおかげです。本当にありがとうございます。
実は、このコンクールは、これまでにも何度か挑戦してきました。しかし、いつも一次予選を通過しても二次予選から先に進むことができませんでした。悔しい思いを重ねてきましたが、今回初めて二次予選を通過し、本選で歌うことができました。昨年5月からイタリアで勉強を始めたので、言葉の理解度や技術面で、少しずつでも成長することができた結果かもしれない、と思います。
また、二期会オペラ研修所在籍中に、アリア試験やコンサートで取り組んだマクベス夫人のアリアを、今回の本選で歌いました。審査員の先生から講評をいただく場で、厳しいお言葉もたくさんいただきましたが、イタリア語の捌き方、役の理解の深さや演じ方を褒めていただけたのは何よりも嬉しかったです。
これからも感謝の心を忘れず、この結果に驕ることなく、より良い音楽を演奏出来るよう精進して参ります。
今後とも、あたたかく見守ってくださいますよう、お願いいたします。
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土屋は今後、ミューザ川崎シンフォニーホールで8月10日(金)15:00開演の「フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2018 東京ニューシティ管弦楽団“センター争奪、灼熱のアリアバトル”」に出演。プッチーニのオペラからアリアと重唱を演奏します。ご来場、お待ちしています。
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・東京ニューシティ管弦楽団 センター争奪、灼熱のアリアバトル - フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2018