世界中の歌劇場で蝶々夫人を演じ、多くの人々を魅了してきたソプラノ大村博美。
10月6日(金)、栗山昌良演出の東京二期会の舞台に初めて立ちます。いよいよあと数日となりました!
去る9月16日に大村は日本の稽古場をいったん離れ、バルト三国のラトヴィア国立歌劇場にて『蝶々夫人』の舞台に立ちました。
ラトヴィア国立歌劇場の公演より
▼ラトヴィア国立歌劇場のウェブサイトの『蝶々夫人』公演ページ
・Production / Madama Butterfly - Latvian National Opera
今後も、11月にカナダのマニトバ・オペラ、12月にはふたたびラトヴィアを訪れて蝶々夫人を演じます。これまでに、大村は祖国を含め12カ国で同役を歌ってきました。
▼2014年シドニーハーバーオペラ『蝶々夫人(バタフライ)』公開映像
・ムービー|ピックアップ・アーティスト Vol.35 大村博美 - 二期会21
そして、今年、日本で大きな金字塔を打ち立てます。
来る10月15日(日)、東京での2度の舞台に立った後の佐賀県鳥栖市での公演で、ちょうど100公演目の蝶々夫人を迎えます。
◆大村博美からのメッセージ◆
「100回目の公演を蝶々夫人の舞台の長崎のある九州の佐賀県で迎える、という事がなんだかとても嬉しく、日本人である自分、という事に誇りを持ってこれからも歌っていこう、という決意を新たにしています。
これまでに色々な国々で現代風演出も 伝統的演出も、色々な演出家、指揮者の方々と歌ってきましたが、毎回、"蝶々さんの心がお客様に伝わりますように", "プッチーニが喜んでくれる舞台ができますように" と願いながら歌ってきました。毎回、初めて蝶々夫人を歌うように新鮮な気持ちでやっています。
今回の蝶々夫人の日本での舞台は、蝶々夫人をこよなく愛されている栗山昌良先生の、日本人の魂に迫る、蝶々夫人の魂の美しさを描く素晴らしい演出です。
100回目の公演をこの素晴らしい演出でさせていただけることに、感謝と喜びを感じながらつとめさせていただきたいと思います。」
東京交響楽団とのオーケストラ・リハーサルを終えて(大村博美出演組のキャストたちと)
▼大村博美の出演日は〔東京〕10月6日(金)・8日(日)&〔鳥栖〕15日(日)!
・〈二期会名作オペラ祭〉G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会オペラ劇場
2017年10月6日(金)・7日(土)・8日(日)・9日(月・祝) 東京文化会館大ホール
・〈二期会オペラ〉G.プッチーニ『蝶々夫人』<鳥栖公演> - 東京二期会
2017年10月15日(日) 鳥栖市民文化会館大ホール(佐賀県)
▼9月30日(土)~チケット一般発売!大村博美の『ノルマ』は3月17日(土)出演!
・〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉V.ベッリーニ『ノルマ』 - 東京二期会
2018年3月17日(土)・18日(日) Bunkamuraオーチャードホール
▼東京二期会オペラ劇場公演 ご予約・お問合せは
・二期会チケットセンター オンラインで座席予約可・登録不要
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