昨年末のNHK交響楽団「第九」、そして年明けの「NHKニューイヤーオペラコンサート」と、いずれの公演も卓越した歌唱で際立つ存在感を示したメゾソプラノの加納悦子。
その加納が今年度3回に渡って川口のリリアホールからお届けする「加納悦子・三題~ドイツ・リートをめぐる風景」も、いよいよ最終夜を迎えます。
最後を飾る「第3夜」は《山田耕筰と「ジャポネスク」たち》と題し、日本歌曲の礎を築いた山田耕筰の作品と和歌を素材にしたドイツ・リートを、山田流筝の下野戸亜弓さんの朗読と共に紹介します。
本シリーズのプロデュサーである國土潤一氏曰く、「芸大時代、日本歌曲の大家である瀬山詠子先生に師事しながらも、そのジャンルと一線を画して今日のキャリアを築いてきた加納悦子が、瀬山先生の指導を受けずに自身の力でどのような音楽を構築するのかが見もの!」とのこと。
ドイツ・リートで聴かせる音楽の真髄をここではどのように披露するのか、是非その耳でお聴きください!
■■■ 公演情報 ■■■
『加納悦子・三題 ~ドイツ・リートをめぐる風景~』
第3夜《山田耕筰と「ジャポネスク」たち》
日時:2016年1月14日(木) 19:00開演
会場:リリア(1F)・催し広場
料金:全席自由 一般2,000円/学生1,000円
出演:
加納悦子(メゾ・ソプラノ)
石井里乃(ピアノ)
下野戸亜弓(朗読)
國土潤一(構成・お話)
予定プログラム:
山田耕筰
風ぞゆく/燕/異国/信仰と牢獄/さすらひの唄/ロシア人形の歌
ヴィルヘルム・グロース
『日本の春』から5つの歌
ゴットフリート・フォン・アイネム
日本詩篇
グレーテ・フォン・ツィーリッツ
日本の歌
▼公演詳細はこちら
・ リリア“歌の花束” 加納悦子・三題 ~ドイツ・リートをめぐる風景~ - 川口総合文化センター リリア
2016年01月08日のエントリー
二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォVol.9 プログラム決定!
Hakuju Hallのご協力を得て、二期会オペラ研修所マスタークラスの修了生から選ばれた2人がお届けする、モーニングコンサート・シリーズ「二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ」。
今年度の締めくくりとなる第9回は、ソプラノ宅和里美と富田沙緒里が出演します。
第58期マスタークラスの同じクラスで共に研鑽を積み、昨年3月に修了。何度も話し合い、2人が大好きな曲を選びました。
詩の魅力が凝縮された歌曲に、日本オペラの名作『夕鶴』つうのアリア、そして、コロラトゥーラの技巧を散りばめた『ホフマン物語』オランピアのアリアなど、彼女たちの多彩な魅力を感じて頂けるプログラムとなっております。どうぞお聴き逃しなく!
宅和里美 |
富田沙緒里 |
■■■ 公演情報 ■■■
二期会新星トップ6名による、ときめきのデビューコンサート!
二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ <第9回>
日時:2016年1月21日(木) 11:00開演(10:30開場) ※休憩なし約1時間
会場:Hakuju Hall (白寿ホール)
・小田急線「代々木八幡駅」南口より徒歩5分
・千代田線「代々木公園駅」出口1より徒歩5分
料金:全席自由 500円(税込)
出演:宅和里美(ソプラノ)、富田沙緒里(ソプラノ)、三澤志保(ピアノ)
<予定プログラム>
モーツァルト:モテット「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」K.165
I. Exsultate (富田)
III. Alleluja (宅和)
レスピーギ:「4つのトスカーナ地方のリスペット」より (宅和)
I. あなたたちが生まれたとき
II. 私の坊やを見に来てちょうだい
III. はるか彼方から風がきて
IV. 雌鶏たちが麦打ち場をひっかいて
R.シュトラウス:「3つの歌」op.29 より “ときめく心” (富田)
「8つの歌」op.10 より “夜” , “なにも” (富田)
R.シュトラウス:『ナクソス島のアリアドネ』より “偉大なる王女さま” (富田)
團 伊玖磨:『夕鶴』より “私の大事な与ひょう” (宅和)
オッフェンバック:『ホフマン物語』より “森の小鳥はあこがれを歌う” (富田)
マスネ:『マノン』より “彼らの声が甘い恋に誘うとき” (宅和)
※予定プログラムは、チラシに掲載されておりました曲目から一部変更となりました。
何卒ご了承くださいませ。
主催:Hakuju Hall
協賛:株式会社ドラジェ
協力:二期会オペラ研修所
後援:公益財団法人東京二期会
▼コンサートの詳細はこちらをご覧ください
・二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ - Hakuju Hall
お問い合わせ、ご予約は
・Hakuju Hall チケットセンター 03-5478-8700