いよいよ今週末7月4日(土)から、11月公演ヨハン・シュトラウスII世作曲 オペレッタ『ウィーン気質』公演のチケット一般発売です。
「ワルツ王」シュトラウス生涯最後のオペレッタで、集大成ともいえる名作『ウィーン気質』ですが、実は今回が二期会初制作の演目。もちろん新制作です。
この新制作を演出するのが、元宝塚歌劇団の専属演出家である荻田浩一。
宝塚を退団してすでに7年になるものの、その舞台に魅せられたファンの間ではいまだに「オギー」の愛称で呼ばれているほど、伝説的な存在になっています。今は活躍の範囲を大きくひろげ、ミュージカル、ストレート・プレイ、コンサート、ショー……とあらゆる舞台を彩っている演出家ですが、実際、クラシック音楽やオペラ界の間では、あまりご存じでない方も多いと思います。二期会も今回が初めての出会いとなりました。
そんな皆様に、ぜひお読みいただきたいのが、6月18日に発行された「ぶらあぼ+Danza」7月号です!
Danzaプレステージ・インタビューのコーナーで、荻田浩一が取り上げられました。彼の経歴、作風、そして彼自身初オペレッタに挑戦となる『ウィーン気質』への意気込みが伝わってくる、さらにはその人柄まで感じられる内容になっています。ぜひ公演のご参考にご覧ください!
▼「ぶらあぼ+Danza」のインタビュー記事はウェブでもご覧いただけます
・荻田浩一(演出家) - WEBぶらあぼ
記事によれば、『ウィーン気質』は、「遊び感、パズル感も楽しい作品なので、そのあたり、装置や衣裳でもうまく浮かび上がらせたい。ふわふわきらきらの中、一抹の喜びと悲しみが流れ、味わい深さを感じさせる、そんな舞台にしてきたいですね」
ミュージカルと比べて「音が絶対的なルール」なのがオペラ、オペレッタと言い、「今回の『ウィーン気質』の演出にあたっては、音を使うのではなく、音に使われるということを経験してみたい。演出家として、舞台に音が流れるとうことの根源を、今一度見つめ直すいい機会になると思っています」
二期会のアーティストともに、新しく紡ぎだす、古きよきウィーンの物語。
よいお席はお早めに!
▼東京二期会ウェブサイト「オペラを楽しむ」掲載記事から
・演出家・荻田浩一を探る-文・石井啓夫 - 東京二期会
▼公演詳細ページはこちら
・2015年11月公演J.シュトラウスII世 オペレッタ『ウィーン気質』 - 東京二期会
(2015年11月21・22・23・25日/日生劇場)
▼チケットのお求め・お申込みは
・二期会チケットセンター TEL:03-3796-1831
2015年07月02日のエントリー
アルテリーベ・フレッシュコンサート
~7月の二期会アーティスト出演回:「夏の夜のOpera」
新橋の音楽レストラン「アルテリーベ東京」では、《月曜日は新橋でオペラ》を合言葉に、今後の活躍が期待される若手歌手によるディナー企画「フレッシュ・コンサート」シリーズを開催し、既に50回を超える公演を行っています。
7月の二期会のフレッシュ・アーティスト出演日は13日(月)。
今回の主役であるソプラノの藤原 唯とメゾソプラノの松藤夢路が素敵な一夜をお届けします!
そんな二人からのメッセージをご紹介します。
「今回は“夏の夜のOpera”と題しまして、オペラの名曲を中心にお届けいたします。共演させていただく夢路さんと、ふたりで楽しくプログラムを考えました♪
ソプラノとメゾですと素敵な重唱がたくさんあるので、かなり華やかなメニューになりました。大好きな日本歌曲もちょこっと入れて、今からとても楽しみです!」
― ソプラノ 藤原 唯
「はじめまして!松藤夢路です。前半はフィガロの結婚やこうもりから二重唱など、後半はハバネラや日本語の夏らしい曲などをプログラムに入れました。
個人的には今年の秋からイタリアに留学するので、その前にたくさんの方にアルテリーべでお会いすることが出来ると幸せです!
暑い夏ですが、みなさまと熱く楽しい一夜にしたいと思います。それでは、13日にお会いしましょう♪」
― メゾ・ソプラノ 松藤夢路
今春、二期会オペラ研修所を共に優秀な成績で修了した二人の歌手の初々しく可憐な舞台姿を是非お楽しみください!
ソプラノ 藤原 唯 |
メゾソプラノ 松藤夢路 |
ピアノ 髙田恵子 |
■■■ 公演情報 ■■■
《アルテリーベ東京 第59回月曜フレッシュコンサート》
~夏の夜のOpera~
※当公演は、ご予約のお客様で《満席》となりました。(7/10追記)
日時:2015年7月13日(月) 18:00開店
第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:藤原 唯(ソプラノ)、松藤夢路(メゾソプラノ)、髙田恵子(ピアノ)
予定プログラム:
モーツァルト『フィガロの結婚』より
「自分で自分がわからない」(ケルビーノのアリア)
「さあ、ひざまずいて」(スザンナのアリア)
「早く扉を開けて」(二重唱) …ほか
さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!
▼お問合せ・ご予約は
・アルテリーベ東京 へ
TEL03-3519-7007