2012年12月 アーカイブ

“ゆく年くる年” 二期会創立60周年の感謝とともに

2012年も残すところ僅かとなりました。今年も多くのお客様に二期会のオペラやコンサートへ足をお運びいただき、誠にありがとうございました。
年末年始クラシック音楽番組の放送情報からご案内いたします。
◆◆2012年の印象的な音楽シーンを振り返る特別番組◆◆
「ららら♪クラシック 年末スペシャル」
~クラシック・ハイライト2012~

チャンネル:NHK-Eテレ
放送日時:2012年12月31日(月) 午後9:15~午後11:55
二期会については、NHKで全編放送され好評を博した、7月公演『カヴァレリア・ルスティカーナ』(パオロ・カリニャーニ指揮/東京フィルハーモニー交響楽団、田尾下哲演出)からのシーンが紹介される予定です。
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サントゥッツァ:清水華澄(写真前)、トゥリッドゥ:大澤一彰 <撮影:三枝近志>
同公演の公演監督の多田羅迪夫が番組からインタビューを受けました。
東京二期会オペラ企画委員長の立場から、創立メンバーらが築いてきた偉業を引き継いでゆくことの意味と、二期会公演で心がけていること、さらに新しいものを創ってゆく二期会の未来について語りました。
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インタビューを受ける多田羅迪夫(東京藝大にて)
▼詳細は番組ホームページをご覧ください
ららら♪クラシック - NHK

◆◆年始の特別番組◆◆
第56回 NHKニューイヤーオペラコンサート
チャンネル:NHK-Eテレ・NHK-FMラジオ
放送日時:2013年1月3日(木) 午後7:00~午後9:00(NHKホールより生中継)
年頭恒例のNHKニューイヤーオペラコンサート。
今年のテーマは「人間賛歌、歌、思いをつなぐ力」
海外や国内の第一線で活躍する豪華ソリスト陣が揃い、華やかな演奏で新春を寿ぎます。ぜひご覧ください!
<二期会からの出演者>
江口順子、大村博美、木下美穂子、並河寿美、平井香織(以上ソプラノ)、金子美香、清水華澄、田村由貴絵、林 美智子、平舘直子、増田弥生(以上メゾソプラノ)、大澤一彰、福井 敬、望月哲也(以上テノール)、黒田 博(バリトン)、二期会合唱団
▼そのほかの出演者等の情報はこちらをご覧ください
第56回 NHKニューイヤーオペラコンサート - NHKプロモーション
▼予定曲目も発表されました
第56回NHKニューイヤーオペラコンサート 出演者と曲目のお知らせ - NHKクラシックトピックス|NHK

2013年の二期会は、白井 晃の新演出『こうもり』(中山悌一による訳詞、白井 晃による日本語台詞)を幕開けに、ヴェルディ生誕200周年・ライプツィヒ歌劇場との共同制作/P.コンヴィチュニー演出『マクベス』、巨匠ミシェル・プラッソンがタクトを振る『ホフマン物語』、A.ライマン作曲『リア』の日本初演と、期待の公演が続きます。

今後とも二期会をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
2013年が皆さまにとってますます充実したよき年となりますように。

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==【二期会事務局】年末年始の営業のごあんない==
「二期会事務局」および「二期会チケットセンター」は、12月29日(土)~1月4日(金)の間、年末年始の休業とさせていただきます。
年内の業務は、12月28日(金)18時まで。 新年は、1月5日(土)10時より通常業務となります。

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今週はランチタイムコンサートが目白押しです!

今週はランチタイムコンサートが目白押し!
どこも入場無料ですので、お近くをお通りの際はぜひお立ち寄りください。
まずは17日(月)の東京オペラシティランチタイムコンサート。
ソプラノ石上朋美とバリトン今井俊輔が登場します。ピアノは湯浅加奈子。
ふたりは5月『マクベス』にてマクベス夫妻役で共演。
今回のランチタイムでも、熱い熱いオール・ヴェルディ・プログラムをお届けいたします!
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☆東京オペラシティランチタイム・コンサート
■日時:12月17日(月) 11:45開演 (11:30開場・12:30終演予定)
■会場:東京オペラシティコンサートホール
■料金:入場無料、全自由席
■出演:石上朋美(ソプラノ)、今井俊輔(バリトン)、湯浅加奈子(ピアノ)
■曲目:オール・ヴェルディ・プログラム
 1.『アイーダ』より"勝ちて帰れ"
 2.『椿姫』より"プロヴァンスの海と陸" 
 3.『トロヴァトーレ』より"ご覧ください、私は涙を"
 4.『マクベス』より"野望に充ちて"
 5.『マクベス』より"死と復讐の時"
 6.『マクベス』より"憐れみも、誉も、愛も" (以上予定)
▼お問合せはこちら
ランチタイム・コンサート - 東京オペラシティ

19日(水)12時からは、アグネスホテル東京。
テノール小貫岩夫が、2月に出演するオペレッタ『こうもり』のメドレーやクリスマスシーズンにちなんだレパートリーを披露します。ピアノは平塚洋子。アグネスホテルのランチはお手軽にフレンチのコースが味わえると評判。コンサートは12時半で終わるので、そのあとのお食事にぴったりです。
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☆アグネスホテル東京 第93回ランチタイムコンサート
■日時:12月19日(水) 12:00開演 (11:30開場・12:30終演予定)
■会場:アグネスホテル東京 アグネスホール
■料金:入場無料 全自由席
■出演:小貫岩夫(テノール)、平塚洋子(ピアノ)
■曲目:
 1.バーリン〈ホワイトクリスマス〉
 2.フランク〈天使の糧〉
 3.J.シュトラウス『こうもり』メドレー
 4.レハール『微笑みの国』より "君こそわが心のすべて" (以上予定)
▼お問合せはこちら
アグネス ホテル アンド アパートメンツ東京

21日(金)は丸の内トラストシティランチタイムコンサート。
毎週金曜日に開催されている、二期会でもおなじみのコンサートですが、
今回はクリスマス☆スペシャル!2月『こうもり』キャストによる豪華メンバーで、
Merry Christmas and Happy New Yearのメッセージをこめたプログラムをお贈りします。
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☆丸の内トラストシティ ランチタイムコンサート
 クリスマス☆スペシャル トラストシティ・クリスマスオペレッタ
■日時:12月21日(金)12:10開演 (13:00終演予定)
■会場:丸の内トラストタワーN館 1Fロビー
■料金:無料、ロビースペースに座席あり(数に限りがあります)
■出演:青木エマ、坂井田真実子(以上ソプラノ)、高田正人(テノール)、三戸大久(バスバリトン)、平塚洋子(ピアノ)
■曲目:
 1.J.シュトラウス『こうもり』より "歌え、踊れ"
 2.J.シュトラウス『こうもり』より "私は客を招くのが好き"
 3.J.シュトラウス『こうもり』より "公爵様、あなたのようなお方は"
 4.レハール『微笑みの国』より "君こそわが心のすべて"
 5.レハール『メリー・ウィドー』より 〈メリー・ウィドー・ワルツ〉
 6.バーナード〈ウィンター・ワンダーランド〉 編曲:加賀清孝
 7.ウェルズ〈ザ・クリスマスソング〉 編曲:加賀清孝
 8.グルーバー〈きよしこの夜〉 (以上予定)
▼お問合せはこちら
丸の内トラストシティ/演奏スケジュール|ランチタイムコンサート - 森トラスト株式会社

▼東京二期会オペラ劇場公演詳細はこちら
東京二期会ホームページのイラストをリニューアルしました! - 東京二期会
※12月15日(土)から一般発売を開始しました『マクベス』は、5月1日(水)、3日(金・祝)のD席が残席僅少となりました。2日(木)、4日(土)も多くのご予約をいただいております。ご希望の方はお早目にご予約されますことをおすすめいたします。
二期会チケットセンター

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12/15(土)、NHK-Eテレで1997年にライブ収録された朝比奈隆指揮・新日本フィルのベートーヴェン「第九」が放送されます

NHK-Eテレ「Eテレ アーカイブス」にて、生涯現役指揮者として活躍し、現在もカリスマ的な人気を誇る20世紀を代表する巨匠・朝比奈隆氏が、亡くなる3年前に指揮したベートーベン交響曲「第九」公演の貴重なライブ映像が再放送されます。ぜひご覧ください。
◆◆番組情報◆◆
Eテレアーカイブス「年末にふさわしい過去の名演奏」
~芸術劇場「朝比奈隆・90歳の“第9”」~
放送日時:12月15日(土) 午前0:00~1:27(12月14日(金)の深夜24:00~です)
放送局:NHK-Eテレ
《収録された公演の概要》
新日本フィルハーモニー交響楽団 第256回定期演奏会
ベートーヴェン「交響曲第9番ニ短調『合唱付き』op.125(全曲)」
公演日:1997年12月5日(金)
会場:すみだトリフォニーホール
<出演>
指揮:朝比奈 隆
ソプラノ:澤畑恵美 アルト:竹本節子 テノール:若本明志 バリトン:多田羅迪夫  
合唱:晋友会合唱団、すみだトリフォニーホール・オープニング記念合唱団
合唱指揮:関谷 晋
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
▼放送についての詳細はこちらをご覧ください
Eテレアーカイブス「年末にふさわしい過去の名演奏」 - NHK番組表
▼新日本フィルの同放送に関するリリース
【12月メディア情報】12/15(土)NHK-Eテレで朝比奈隆指揮「第九」放送、ほか - 新日本フィルハーモニー交響楽団
※放送局の都合により放送日時・内容は変更になる場合があります。

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声の魅力、ソプラノ半田美和子の『ルル組曲』を東京シティ・フィルと聴く

来る12月14日(金)午後7時開演、東京オペラシティ コンサートホールにおいて下野竜也指揮、東京シティ・フィルハーモニーの第264回定期公演のソリストとして、ソプラノ半田美和子が出演します。
二期会では宮本亜門演出『フィガロの結婚』スザンナ、新国立劇場ではジョナサン・ミラー演出『ファルスタッフ』のナンネッタ等で活躍。サントリーホール音楽財団創立40周年記念サマーフェスティバル2009にて、細川俊夫作曲オペラ「班女Hanjo」の花子役を日本初演、非常に高い評価を受けた半田美和子。
高いテクニックと表現力あふれる歌声、そして深い洞察力と楽曲への共感が、エネルギッシュで独特な世界を生み出す、稀有な歌手です。
▼東京シティ・フィルの公演情報はこちら
第264回定期演奏会 - 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
handa_miwako_DSC2320.jpg (c)Itaru Hirama
そして、半田の初CD『Khora-Niemandslied - ソプラノ名曲集』のお知らせも。
声楽家との共演も多く、厚い信頼を得ている日本を代表するピアニスト、山田武彦との共演で、半田が大切にし、高い評価を受けてきたオーケストラ作品や現代曲を含む、聴きごたえのあるラインアップ。
マーラー「私はこの世の人ではなくなった(『リュッケルトの詩による5つの歌』より)」に始まり、細川俊夫「五木の子守唄」で終わる、これまでの歩みを静かにまた激しく。
―――
バッハから現代曲、また、ドイツ、フランス、イタリア、ノルウェー、ロシアそして日本と、様々な国の作曲家の作品が収録されています。
(中略)どれも聴いていただきたい名曲ばかりですが、特にLigetiの録音に挑戦できたことは、大変嬉しく楽しいことでした。(半田のブログから)
―――
その情熱の奥底にある人間の非常に複雑な面と、あくまでもシンプルなもの。年末の慌ただしいひととき、手にとって、この一年を思いながら聴いてみたいと思います。
『Khora-Niemandslied-ソプラノ名曲集』
ソプラノ半田美和子、ピアノ山田武彦
2012年12月19日(水)発売予定 ¥3,000(税込) Octavia Exton
【収録曲】
・マーラー:私はこの世の人ではなくなった(『リュッケルトの詩による5つの歌』より)
・マーラー:天上の生活~交響曲第4番第4楽章(『少年の魔法の角笛』より)
・バッハ:アリア「愛ゆえに私の救い主は死のうとしておられます」(マタイ受難曲BWV244より)
・ヴェーベルン:シュテファン・ゲオルゲの「第七の環」による5つの歌 Op.3
・ベルク:ルルの歌(歌劇『ルル』より)
・リゲティ:マカーブルの秘密(オペラ『ル・グラン・マカーブル』よりゲポポの3つのアリア)
・ヘンデル:アリア「さあ、私を嘆くままにさせて!」(オペラ『リナルド』より)
・グリーグ:ソルヴェイグの歌(『ペール・ギュント』より)
・グリーグ:ソルヴェイグの子守唄(『ペール・ギュント』より)
・ラヴェル:シェエラザード
・ストラヴィンスキー:ナイチンゲールの歌(歌劇『ナイチンゲール』より)
・細川俊夫:花子のアリア(オペラ『班女』より)
・細川俊夫:五木の子守唄(細川俊夫 編曲)
▼CDの情報およびご予約はこちらからご覧いただけます。
『Khora-Niemandslied-ソプラノ名曲集』 半田美和子、山田武彦 - HMV
他、全国のCDショップ、Amazon等のネットショップでお求めいただけます。

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大分二期会初のオペラ公演、成功裡に終わる

 去る11月23日、大分市のいいちこ総合文化センター「グランシアター」において、大分二期会制作による初のオペラ公演『魔笛』(中村敬一氏演出)が1,500名の観客を集めて大成功を収めた。大分県民芸術文化祭の閉幕行事として行われ、大蛇には庄内神楽の伝承に努める県立由布高校郷土芸能部の生徒が特別参加で大分らしさを演出した。遠方から参加した県出身歌手達が稽古に不参加の際には、県内在住者がカヴァーを務めるなど、様々な困難を克服しての成功だった。
ooita_zauberflote_DSC_1960.jpg カーテンコールから
 今回の特筆すべき点は、殆どのキャスト、合唱、オーケストラが大分県に関係のある人であるという点で、特に大分県立芸術文化短期大学の存在が大きな力となった。つまり、ピットに入ったのは同短大の現役学生を中心に、卒業生に数名の教員が加わったオーケストラで、ピットでのオペラ演奏も、休憩を挟んだ3時間の長丁場も初めての経験。そんなオケを支えたのが、東京のプロオーケストラでコンサートミストレスを務めた経歴を持つヴァイオリンの川瀬真由美教授と、東京二期会のオペラ制作でも長く活躍し、オペラの演奏に精通した指揮者の森口真司准教授だった。制作費に限界があり、セットの代わりに芸短大美術科の学生達による各場面の背景画を映像で投影したのも好評だった。
ooita_zauberflote_DSC_1528.jpg パパゲーノを演じた安藤常光(左)
 東京二期会会員では侍女役の愛甲久美、上田雅美、モノスタトスの中村弘人が大分在住。ザラストロを歌った伊藤 純(芸短大卒・東京在住)、パパゲーノの安藤常光(大分市出身・金沢在住)、弁者役の原 尚志(福岡在住)。武士2役の秋吉一央(芸短大卒)は、数年前にオペラ研修所を修了した準会員だ。合唱には芸短大の学生に加え、一般募集で4月から稽古を積んできたメンバー達で、堂々たる演奏を聴かせた。(中山欽吾)

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朗報 昨年ドイツ宮廷歌手の称号を得た小森輝彦が日本に完全帰国

日本の音楽界に旋風を巻き起こします!
この度、バリトンの小森輝彦が17年のドイツ生活にピリオドを打ち、日本に完全帰国致しました。
東京二期会では2013年5月の『マクベス』にも主演致します。
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小森は、文化庁在外派遣研修員として2年研修、その後、五島記念文化財団オペラ新人賞の受賞者としての研修をベルリンで行った後、2000年よりドイツ、テューリンゲン州のアルテンブルク・ゲラ市立歌劇場と専属ソリスト契約を結び、第一バリトンを12シーズンにわたって務め、この間、ゲラ劇場で歌った役は33役、公演数は378に及びます。(アルテンブルク・ゲラ市立歌劇場以外のプロダクションも含めて今まで歌った役の数は62役)に及びます。
この数字は、歌ってきたレパートリーの殆どが、主役級(ドイツ語圏でFachpartieと呼ばれ、グローヴオペラ辞典で定義されている)である事を考えると驚異的な数字であり、事実小森は、「アルテンブルク・ゲラ市立歌劇場を引っ張るスターバリトン(中部ドイツ放送)」としてこの劇場を12年の間、牽引して参りました。
リゴレットのタイトルロールに始まり、ドン・ジョヴァンニ、オランダ人、ナブッコ、ヴォツェックなどのタイトルロールの他、スカルピア、ヤーゴ、ジェルモン、テルラムント、エスカミリオなど、ありとあらゆるバリトンの主要な役を歌い尽くしたと言っても過言ではありません。
日本人の歌手がヨーロッパのオペラハウスで12年の長きに渡り、主役を張り続けたというのは例がないことで、徐々に予算が削られつつあるドイツの文化行政の中で、通常1年ごととなる専属歌手の契約をこれだけの期間に渡って更新し続けた事は驚異的といえましょう。それにも増して難しいのは、同じ劇場の聴衆に飽きられることなく、同じ歌手が様々なオペラの主役を歌い続けたということでした。
イタリア、ドイツ、フランスのどんなジャンルのものもこなせる懐の深さ、技術の確かさ、そして常に進歩し続ける芸術家としての高邁な姿勢無くしては決してあり得ない事で、オペラの本場ドイツで、日本人の歌手がこれだけの業績を残したのは正に前人未踏であり、投票によって選ばれた最優秀歌手に送られる「テアター・オスカー」も「名誉オスカー」を含めて5回受賞しています。
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そして、その劇場の「看板歌手」としての業績が評価されて、2011年4月、日本人初のドイツ宮廷歌手(Kammersänger)の称号を授与されました。この宮廷歌手という称号は、「その歌手の芸術家としての業績とパーソナリティーによって劇場のレベルアップに寄与したことに対して与えられる(ヨッヘン・コヴァルスキー談)」ものであり、単に長い期間その劇場の公演に参加した事で得られるものではありません。
この度の帰国で、ゲラの街の聴衆が、小森を失うことを悲しんだのは想像に難くない。劇場協会は3回にわたるお別れコンサートを企画。シューベルトの「美しき水車小屋の娘」とオペラアリアの夕べを開催して小森は長年尽くしてきたゲラ市の聴衆に別れを告げ、聴衆はスタンディングオベーションで小森の熱演に応えました。
ゲラに於けるオペラ最終公演での小森の舞台挨拶の様子がご覧いただけます。
 
日本のテレビ番組制作会社が小森のゲラでの最終公演の様子を取材したときの録画抜粋(映像提供:マグマ)

■帰国後の主な活動について
この秋に帰国して最初の舞台は、11月23日と25日開催された飯森範親指揮の山形交響楽団による「さまよえるオランダ人」(演奏会形式)でした。
続く29日には児玉宏指揮の大阪交響楽団によるプフィツナー、R.シュトラウスのオーケストラ歌曲の演奏会に出演。この大阪交響楽団の演奏会は昨年の演奏会の続編にあたり、昨年に続いてNHK-FM(2013年2月予定)で放送されます。
▼山形交響楽団「さまよえるオランダ人」の記事
冬本番、北国のオーケストラが熱い! 山形響と札幌響、ドイツ音楽で名演競う - 日本経済新聞(2102/12/4)
そして、来週にはピアノの服部容子さんと共に待望のデュオリサイタルを開催。
小森輝彦&服部容子 DUO RECITAL VOL.8 <日本語字幕付き>
日時:12月20日(木) 19:00開演
会場:東京文化会館小ホール
料金:S席¥5,000、A席¥4,000
   (S席A席とも学生料金¥2,500 ※学生証の提示が必要です)
ご予約:センターヴィレッジ 03-5367-8345
    e+(イープラス) http://eplus.jp(PC・携帯)
    東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
後援:公益財団法人東京二期会
▼デュオリサイタルの詳細はこちら
小森輝彦&服部容子DUO RECITAL VOL.8 - CENTER VILLAGE MUSIC FACTORY

オペラは、2013年1月の新国立劇場『タンホイザー』ビーテロルフにはじまり、5月に東京二期会『マクベス』タイトルロール、7月に同『ホフマン物語』悪役4役、さらに11月には日生劇場・読売日響・東京二期会共催のライマン作曲『リア』(日本初演)タイトルロール、宮城においてオペラ『遠い帆』支倉常長役にも主演予定など、大きな期待が寄せられています。
今後の小森輝彦の活躍にどうぞご期待ください。

▼小森輝彦の公式サイトより
日本へ帰国のお知らせ (2012年7月2日)
帰国についての新聞記事(2011年10月) (2012年7月3日)
5回目のテアターオスカー受賞 (2012年7月8日)
▼コンヴィチュニー演出の東京二期会『マクベス』は12月15日(土)から一般発売開始です!
2013年5月公演 G.ヴェルディ『マクベス』 - 東京二期会

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5月公演G.ヴェルディ『マクベス』チケット発売について

二期会創立60周年記念・東京二期会オペラ劇場2013年5月公演『マクベスのチケットを次の通り発売致します。

●発売日 愛好会発売 2012年12月6日(木)10:00~
   一般発売
 
2012年12月15日(土)10:00~
 
●ご予約・お問合せ 二期会チケットセンター 電話03-3796-1831 FAX03-3796-4710
銀行振込、郵便振替、各種クレジットカード取扱
受付時間:平日10:00~18:00、土曜10:00~15:00、日・祝休業
チケットゲッティ 24時間受付(※発売日の午前0時より受付開始 ※座席位置指定可能 ※セブンイレブン決済・受取可能)
 
●プレイガイド
[一般発売のみ]
チケットスペース:03-3234-9999
イープラス: http://eplus.jp/
  電子チケットぴあ:0570-02-9999[Pコード187-714]
          http://t.pia.co.jp/
ローソンチケット:0570-000-407(オペレーター対応10時~20時)
           0570-084-003(自動音声24時間[Lコード33208])
          全国ローソン店頭ロッピーで直接購入ができます。
          http://l-tike.com/
東京文化会館チケットサービス:03-5685-0650

macbeth2013_seat_thumb.jpg 座席表(PDF)    macbeth2013_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)
『マクベス』公演詳細
「二期会チケットセンター」

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「二期会クリスタルコンサート」
精鋭たちの熱のこもった演奏に満場の拍手!!

二期会ニューフェースのお披露目の「クリスタルコンサート」(公益財団法人東京二期会主催)が11月22日(木)、すみだトリフォニーホール小ホールで開催されました。
曽我榮子の和やかな司会でスタートした、二期会クリスタルコンサート。
今年は歌曲・アリアと、それぞれ2曲続けて演奏するという形式で進められましたが、二期会会員としてのお披露目コンサートだけに、出演者たちの気合は頂点に!
第1部終了後の休憩では、お客様から「もうお腹いっぱいになるぐらいの贅沢なプログラムですね!」
と嬉しい悲鳴が聞こえてきました。後半も精鋭たちの歌声は客席の隅々まで響き渡り、決して衰えることないパワーで、会場は拍手の嵐の中、無事終演を迎えました。
それぞれの個性をもった魅力的な8人の歌声を最大限に盛り立て、数々の難曲をしっかりと支えた多田聡子のピアノにも惜しみない拍手が送られました。
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終演後、楽屋前にて。達成感に包まれた出演者たち。
今後、二期会会員として活躍をみせる精鋭たちにどうぞご期待下さい!
ご来場ありがとうございました!
▼公演情報ページはこちら
二期会実力派のニューフェイスたちが歌う「二期会クリスタルコンサート」(2012年11月22日) - 東京二期会

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二期会『マクベス』先行予約直前!
「ヴェルディ&ワーグナー生誕200年祭」キックオフ記者会見、5日11時より生中継!

いよいよ明後日6日(木)より、東京二期会オペラ劇場5月公演ヴェルディ『マクベス』の二期会オペラ愛好会の先行予約が始まります。
ご存じのとおり、2013年はイタリアとドイツの偉大な作曲家ヴェルディとワーグナーの生誕200年にあたります。それを記念して、この度、新国立劇場、藤原歌劇団、METライブビューイングなどとオペラ業界横断で、「2013ヴェルディ&ワーグナー生誕200年祭」を開催することになりました。明日5日(水)午前11時から、そのキックオフ記者会見が新国立劇場にて開かれます。
今回、その様子がこちらのUSTREAMで生中継配信されることになりました!

Streaming live video by Ustream        ◆◆2012年12月5日(水) 11:00より生中継!◆◆
東京二期会は来年5月の『マクベス』と、3月にびわ湖・神奈川・京響・神奈川フィル共同制作公演『椿姫』をご紹介します!
▼5月『マクベス』詳細はこちら
・ドイツ/ライプツィヒ歌劇場との共同制作 東京二期会オペラ劇場『マクベス』 - 東京二期会
▼共同制作公演『椿姫』詳細はこちら
・イタリア/ボローニャ歌劇場との提携公演 5社共同制作公演『椿姫』 - 東京二期会

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東京ミッドタウンでサプライズ・コンサート!

連休のど真ん中の11月24日(土)、東京ミッドタウンで、2月公演『こうもり』出演者中心のメンバーによるサプライズ・コンサートを実施。『こうもり』の一幕、二幕を15分(!)に凝縮した超ハイライト版を上演しました。

時間場所は事前には未発表…ではありましたが、「開演」直前にはご覧のとおりの人だかり。
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冒頭は泉 良平・三戸大久のバリトン・デュオ・リサイタル(これはこれでサプライズなリサイタル…)だったのですが、アデーレ坂井田真実子が演奏会ジャックに成功!
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出演者はオペレッタの各役になりきりながら、さらに東京ミッドタウンのお客様に扮している体裁。次々とアクティングエリアに飛び込んでは、その間だけ「正体」をあらわし、歌い終わると、また通行人に戻っていきます。
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吹き抜けの上階にも、オルロフスキー青木エマ。ちょっとバレてます?
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ロザリンデ塩田美奈子はチャールダシュ「故郷のしらべ」を披露。
仮面のかわりにサングラスで変装です。
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ラストは全員で「シャンパンの歌」。上階にいた合唱も加わって大いに響き渡りました。
アンコールにはさらにお客様も巻き込んで「きよしこの夜」を斉唱しました。
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短い時間ではありましたが、オペレッタ『こうもり』に、こんなにもわくわく楽しいリズムやメロディが満ち溢れていて愉快なストーリーが展開するんだということを、東京ミッドタウンのお客様にお伝えできたのではないかと思います。
今度はぜひ本舞台をご覧いただきたいですね!
▼東京二期会オペラ劇場『こうもり』公演詳細はこちら
二期会創立60周年記念 2013年2月公演J.シュトラウス『こうもり』 - 東京二期会

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