今年創立65周年を迎えた「国連合唱団」が親善大使としてニューヨークより来日し、先月後半に広島、長崎、沖縄で平和と慰霊のコンサートが東日本大震災と福島原発被害者支援のチャリティ事業を兼ねた催しとして盛大に行われました。
主催は国連合唱団東アジア公演実行委員会、共催NHKインターナショナル、NPO法人友好協会など。
写真左手前から5番目が多田羅
国際ソロプチミストや地域住民、地元合唱団などの協力と歌手の加藤登紀子さん(加藤さんは広島・長崎に出演、沖縄でのゲストは沖縄出身の新垣勉さん)、二期会バリトンで国連合唱団東アジア公演実行委員会実行副委員長の多田羅迪夫、古筝演奏の毛丫さん、久石譲さんの娘の麻衣さんなどの特別出演も話題を呼び、チケットはほぼ即座に完売。どの会場にも多くの聴衆がつめかけました。
民族衣装をまとった25カ国のメンバーは、第二次世界大戦の犠牲者と東日本大震災で命を落とした人々への慰霊や平和への祈りを込め世界で歌い継がれる歌を各国の言葉で熱唱、日本語の歌や地元合唱団とともに「大地讃頌」等も演奏し、会場中が観衆総立ちの拍手喝采の嵐に包まれました。
音楽を通じて参加者の心に直接訴えかけた文化交流が地域や日常の中にもっと根付いてゆくと日本はもっと元気になるのかもしれません。
▼多田羅のブログに演奏会のことが詳しく書かれています
・オペラ歌手 多田羅 迪夫 紹介ブログ
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