若き天才、アンドレア・バッティストーニを迎え、いよいよ東京二期会オペラ劇場『ナブッコ』が開幕します。
オーケストラも深みと輝きのある、ヴェルディ・サウンドを実現、合唱もすばらしい仕上がりです。
パルマ歌劇場からやって来た衣裳や装置、来日中のイタリア人照明家アルフィエーリによる照明、ステージは奥行きと陰影に富み、夢のような劇場空間を生み出しています。
出演者からも、「すごい指揮者!」「歌っていて楽しい」「イタリアの血ですね」等など、皆バッティストーニに魅せられ、士気が高い。
鋭い耳で瞬時に聴き分け、切れ味のよいテンポでぐいぐいと引っ張るバッティストーニ。「でも、妥協しないですね」と、アブダッロ役の塚田裕之が教えてくれました。
期待のタイトルロールのバリトン上江隼人、ドラマティックソプラノの板波利加の迫力、イズマエーレ役のテノール松村英行、二期会オペラデビューとなる、司祭長ザッカーリア役ジョン・ハオ、フェネーナ役中島郁子も、素晴らしい声です。
舌を巻く完成度の高さ。
会う人すべてを虜にする類い稀なるバッティストーニの魅力。
彼が首席客演指揮者をつとめるパルマ王立歌劇場と日本の初の提携公演、日本側スタッフと一丸となって創り出す最高峰の芸術。
今、この瞬間、この才能あふれるマエストロと出会えた幸せ、イタリア・オペラの輝き、ヴェルディならではの音楽、どうぞお楽しみください。
総本山ミラノ・スカラ座では、本年3月、4月の『フィガロの結婚』でのデビューに続い
て、来年には同じくスカラ座で、ヴェルディ最初のオペラ『オベルト』の新制作の指揮も決定しました。
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バッティストーニが語る東京二期会オペラ劇場「ナブッコ」
▼ネットニュース記事もご覧ください
・「故郷を思う合唱に未来への希望を」新鋭イタリア人指揮者が日本デビュー - MSN産経ニュース
▼公演当日情報
・伝説が始まる。2月17日~19日 G.ヴェルディ『ナブッコ』公演当日のごあんない - 二期会blog(2012/2/16)
▼公演詳細はこちら
・『ナブッコ』公演詳細ページをみる - 東京二期会オペラ劇場